JPH11117340A - スライド昇降型マンホール蓋受枠におけるジャッキ用ボルトの緊締装置及び緩み止め具 - Google Patents
スライド昇降型マンホール蓋受枠におけるジャッキ用ボルトの緊締装置及び緩み止め具Info
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- JPH11117340A JPH11117340A JP9317566A JP31756697A JPH11117340A JP H11117340 A JPH11117340 A JP H11117340A JP 9317566 A JP9317566 A JP 9317566A JP 31756697 A JP31756697 A JP 31756697A JP H11117340 A JPH11117340 A JP H11117340A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 スライド昇降型マンホール蓋受枠におけるジ
ャッキ用ボルトのジャッキ用ボルトの取付作業を容易に
する手段と、ジャッキ用ボルトの緩みを未然に防ぐ手段
と、緩み止め具を提供することを課題とする。 【解決手段】 内側下部に受座３と、ナット７を横穴収
納部６に挿入した適数のボルト市用バカ孔４を設けた外
筒体１と、該外筒体１の前記受座３上に内装する外径が
前記外筒体１の上部口縁の内径より若干小さい外径と
し、且つ内側の適数箇所にジャッキ用ボルト８の頭部係
合部１１を設けた蓋受枠体１０と、前記頭部係合部１１
とバカ孔４を通して前記ナット７に螺合し、且つ頭部係
合部１１の下面と係合するストッパー１２を取付けたジ
ャッキ用ボルト８を設ける。前記ジャッキ用ボルト８の
頭部係合部１１の上面とジャッキ用ボルト頭部８ａの間
に座金１５を設けると共に、その座金１５を面方向には
動かないように保持する係合部１１ａを設ける。
ャッキ用ボルトのジャッキ用ボルトの取付作業を容易に
する手段と、ジャッキ用ボルトの緩みを未然に防ぐ手段
と、緩み止め具を提供することを課題とする。 【解決手段】 内側下部に受座３と、ナット７を横穴収
納部６に挿入した適数のボルト市用バカ孔４を設けた外
筒体１と、該外筒体１の前記受座３上に内装する外径が
前記外筒体１の上部口縁の内径より若干小さい外径と
し、且つ内側の適数箇所にジャッキ用ボルト８の頭部係
合部１１を設けた蓋受枠体１０と、前記頭部係合部１１
とバカ孔４を通して前記ナット７に螺合し、且つ頭部係
合部１１の下面と係合するストッパー１２を取付けたジ
ャッキ用ボルト８を設ける。前記ジャッキ用ボルト８の
頭部係合部１１の上面とジャッキ用ボルト頭部８ａの間
に座金１５を設けると共に、その座金１５を面方向には
動かないように保持する係合部１１ａを設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、上下水道用マンホ
ールや消火栓用マンホール構築物等に用いられるスライ
ド昇降型マンホール蓋受枠におけるジャッキ用ボルトの
緩み止め金具と緩み止め装置に関するものである。
ールや消火栓用マンホール構築物等に用いられるスライ
ド昇降型マンホール蓋受枠におけるジャッキ用ボルトの
緩み止め金具と緩み止め装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】上下水道用マンホールや消化栓用マンホ
ール構築物等を構築する場合、マンホール蓋上面は路面
の傾斜と一致しないことが多い。このような場合、従来
は、マンホール蓋受枠とマンホール側塊との間に調整リ
ングを挿入したり、あるいはマンホール蓋受枠のフラン
ジに適数本の高さ調整ボルトを設けてマンホール蓋受枠
の上面を路面の傾斜に合わせた後、マンホール蓋受枠下
面とマンホール側塊間に速乾性の充填材を注入したりし
ており、マンホール蓋上面を路面の傾斜に合わせるため
の傾斜角調整作業は思いの外手間を要する作業であるた
め、短時間で調整作業を行うことができる構造、手段の
出現が望まれていた。
ール構築物等を構築する場合、マンホール蓋上面は路面
の傾斜と一致しないことが多い。このような場合、従来
は、マンホール蓋受枠とマンホール側塊との間に調整リ
ングを挿入したり、あるいはマンホール蓋受枠のフラン
ジに適数本の高さ調整ボルトを設けてマンホール蓋受枠
の上面を路面の傾斜に合わせた後、マンホール蓋受枠下
面とマンホール側塊間に速乾性の充填材を注入したりし
ており、マンホール蓋上面を路面の傾斜に合わせるため
の傾斜角調整作業は思いの外手間を要する作業であるた
め、短時間で調整作業を行うことができる構造、手段の
出現が望まれていた。
【０００３】この要望に応えるものとして、本発明者
は、内側下部に受座を設けた外筒体内に、外径を前記外
筒体の上部口縁の内径より若干小さい外径とした蓋受枠
体を内装し、該蓋受枠体を前記受座に設けたジャッキ用
ボルトで昇降するように構成したマンホール蓋受枠を実
用化したが、ジャッキ用ボルトを緊締ナットと螺合する
場合、ぐらついて取付作業に手間を取ることがあり、ま
たマンホール蓋受枠上を通過する車輌によって長時間に
亘って繰り返えして衝撃を受けた場合、ジャッキ用ボル
トが緩む虞れがあることが危惧される。
は、内側下部に受座を設けた外筒体内に、外径を前記外
筒体の上部口縁の内径より若干小さい外径とした蓋受枠
体を内装し、該蓋受枠体を前記受座に設けたジャッキ用
ボルトで昇降するように構成したマンホール蓋受枠を実
用化したが、ジャッキ用ボルトを緊締ナットと螺合する
場合、ぐらついて取付作業に手間を取ることがあり、ま
たマンホール蓋受枠上を通過する車輌によって長時間に
亘って繰り返えして衝撃を受けた場合、ジャッキ用ボル
トが緩む虞れがあることが危惧される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、ジャ
ッキ用ボルトの取付作業を容易にする手段と、ジャッキ
用ボルトの緩みを未然に防ぐ手段と緩み止め具を提供す
ることを課題とするものである。
ッキ用ボルトの取付作業を容易にする手段と、ジャッキ
用ボルトの緩みを未然に防ぐ手段と緩み止め具を提供す
ることを課題とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するためになされたもので、第１の発明は、内側下
部に受座と、ナットを横穴収納部に挿入した適数のボル
ト止用バカ孔を設けた外筒体と、該外筒体の前記受座上
に内装する外径が前記外筒体の上部口縁の内径より若干
小さい外径とし、且つ内側の適数箇所にジャッキ用ボル
トの頭部係合部を設けた蓋受枠体と、前記頭部係合部と
バカ孔を通して前記ナットに螺合し、且つ頭部係合部の
下面と係合するストッパーを取付けたジャッキ用ボルト
を具備したマンホール蓋受枠において、前記ジャッキ用
ボルトの頭部係合部の上面とジャッキ用ボルト頭部の間
に座金を設けると共に、その座金を面方向には動かない
ように保持する係合部を設けたことを特徴とするスライ
ド型マンホール蓋受枠におけるジャッキ用ボルトの緊締
装置である。
解決するためになされたもので、第１の発明は、内側下
部に受座と、ナットを横穴収納部に挿入した適数のボル
ト止用バカ孔を設けた外筒体と、該外筒体の前記受座上
に内装する外径が前記外筒体の上部口縁の内径より若干
小さい外径とし、且つ内側の適数箇所にジャッキ用ボル
トの頭部係合部を設けた蓋受枠体と、前記頭部係合部と
バカ孔を通して前記ナットに螺合し、且つ頭部係合部の
下面と係合するストッパーを取付けたジャッキ用ボルト
を具備したマンホール蓋受枠において、前記ジャッキ用
ボルトの頭部係合部の上面とジャッキ用ボルト頭部の間
に座金を設けると共に、その座金を面方向には動かない
ように保持する係合部を設けたことを特徴とするスライ
ド型マンホール蓋受枠におけるジャッキ用ボルトの緊締
装置である。
【０００６】また、第２の発明内側下部に受座と、ナッ
トを横穴収納部に挿入した適数のボルト止用バカ孔を設
けた外筒体と、該外筒体の前記受座上に内装する外径が
前記外筒体の上部口縁の内径より若干小さい外径とし、
且つ内側の適数箇所にジャッキ用ボルトの頭部係合部を
設けた蓋受枠体と、前記頭部係合部とバカ孔を通して前
記ナットに螺合し、且つ頭部係合部の下面と係合するス
トッパーを取付けたジャッキ用ボルトを具備したマンホ
ール蓋受枠において、前記マンホール蓋受枠のジャッキ
用ボルトを装着した付近に回転止用凹凸部を設け、この
凹凸部と係合する回転止用凹凸を外側に設け且つ中央部
にジャッキ用ボルトの頭と係合する係合孔を設けた緩み
止駒をジャッキ用ボルトの頭に係合させることを特徴と
するスライド昇降型マンホール蓋受枠におけるジャッキ
用ボルトの緊締装置である。
トを横穴収納部に挿入した適数のボルト止用バカ孔を設
けた外筒体と、該外筒体の前記受座上に内装する外径が
前記外筒体の上部口縁の内径より若干小さい外径とし、
且つ内側の適数箇所にジャッキ用ボルトの頭部係合部を
設けた蓋受枠体と、前記頭部係合部とバカ孔を通して前
記ナットに螺合し、且つ頭部係合部の下面と係合するス
トッパーを取付けたジャッキ用ボルトを具備したマンホ
ール蓋受枠において、前記マンホール蓋受枠のジャッキ
用ボルトを装着した付近に回転止用凹凸部を設け、この
凹凸部と係合する回転止用凹凸を外側に設け且つ中央部
にジャッキ用ボルトの頭と係合する係合孔を設けた緩み
止駒をジャッキ用ボルトの頭に係合させることを特徴と
するスライド昇降型マンホール蓋受枠におけるジャッキ
用ボルトの緊締装置である。
【０００７】また、第３の発明は、中央部にジャッキ用
ボルトの頭と係合部する頭部係合部を設け、外側にマッ
ホール蓋受枠の内壁又はジャッキ用ボルト取付部と係合
する回転市突起を設けたことを特徴とするスライド昇降
型マンホール蓋受枠におけるジャキ用ボルトの緩み止め
具である。
ボルトの頭と係合部する頭部係合部を設け、外側にマッ
ホール蓋受枠の内壁又はジャッキ用ボルト取付部と係合
する回転市突起を設けたことを特徴とするスライド昇降
型マンホール蓋受枠におけるジャキ用ボルトの緩み止め
具である。
【０００８】
【作用】本発明にかゝるスライド昇降型マンホール蓋受
枠は、外筒体内で昇降する蓋受体を傾斜させ得るように
するため、蓋受体に設けたジャッキ用ボルトの頭部係合
部を２股状としたり、所謂バカ孔としているため、外筒
体に設けたナットと螺合させる場合、ぐらついて装着に
手間取っていたが、第１の発明のように、ジャッキ用ボ
ルトの頭と頭部係合部間に座金を設け、その座金を面方
向には動かないようにすると、ジャッキ用ボルトの頭側
が位置決めされることになるので、装着作業が楽にな
る。
枠は、外筒体内で昇降する蓋受体を傾斜させ得るように
するため、蓋受体に設けたジャッキ用ボルトの頭部係合
部を２股状としたり、所謂バカ孔としているため、外筒
体に設けたナットと螺合させる場合、ぐらついて装着に
手間取っていたが、第１の発明のように、ジャッキ用ボ
ルトの頭と頭部係合部間に座金を設け、その座金を面方
向には動かないようにすると、ジャッキ用ボルトの頭側
が位置決めされることになるので、装着作業が楽にな
る。
【０００９】また、第２，第３の発明によると、緩み止
め具によってジャッキ用ボルトの著しい緩みが防止され
る。
め具によってジャッキ用ボルトの著しい緩みが防止され
る。
【００１０】
【発明の実施の形態】図１は本発明にかゝる緩み止め具
を使用しようとするスライド昇降型マンホール蓋受枠の
断面図で、１は外側にマンホール側塊取付用フランジ２
を設け、且つ内側下部に受座３と、３箇所にバカ孔４を
備えたジャッキ用ボルト取付部５を設けると共に、前記
バカ孔４を通して横穴収納部６に挿入したナット７にそ
れぞれジャッキ用ボルト８を螺合し、上部口縁９を内側
に突出させた外筒体である。
を使用しようとするスライド昇降型マンホール蓋受枠の
断面図で、１は外側にマンホール側塊取付用フランジ２
を設け、且つ内側下部に受座３と、３箇所にバカ孔４を
備えたジャッキ用ボルト取付部５を設けると共に、前記
バカ孔４を通して横穴収納部６に挿入したナット７にそ
れぞれジャッキ用ボルト８を螺合し、上部口縁９を内側
に突出させた外筒体である。
【００１１】１０は前記外筒体１内の受座３上に内装し
た外径が前記外筒体１の上部口縁９の内径より若干小さ
い外径とした蓋受枠体で、３箇所に前記ジャッキ用ボル
ト８を係合させる２股状の頭部係合部１１とベース部１
１’が２段に設けられている。
た外径が前記外筒体１の上部口縁９の内径より若干小さ
い外径とした蓋受枠体で、３箇所に前記ジャッキ用ボル
ト８を係合させる２股状の頭部係合部１１とベース部１
１’が２段に設けられている。
【００１２】１２は、座金１３とナット１４から成るス
トッパーで、座金１３とナット１４はジャッキ用ボルト
８を回動しても軸方向には移動しないようにジャッキ用
ボルト８にしっかりと緊締されていて、これらストッパ
ー１２を構成する部材は２段に設けた頭部係合部１１と
ベース部１１’の間に位置するように設けられる。なお
１５はボルト頭８ａの下に設けた座金である。
トッパーで、座金１３とナット１４はジャッキ用ボルト
８を回動しても軸方向には移動しないようにジャッキ用
ボルト８にしっかりと緊締されていて、これらストッパ
ー１２を構成する部材は２段に設けた頭部係合部１１と
ベース部１１’の間に位置するように設けられる。なお
１５はボルト頭８ａの下に設けた座金である。
【００１３】１６，１７は前記外筒体１の受座３と蓋受
枠体１０の間に挿入した嵩上げ張設用スペーサー、１
８，１９は可変勾配スペーサーで、球面から成る凹面Ｐ
と凸面Ｑで接合し、上面と下面とが成す角（勾配）が連
続的に変化する構造になっている。
枠体１０の間に挿入した嵩上げ張設用スペーサー、１
８，１９は可変勾配スペーサーで、球面から成る凹面Ｐ
と凸面Ｑで接合し、上面と下面とが成す角（勾配）が連
続的に変化する構造になっている。
【００１４】以上説明したスライド昇降型マンホール蓋
受枠は蓋受枠体１０を前後左右に傾斜可能とするため、
ジャッキ用ボルト８を係合させる頭部係合部１１は図１
に示すように２股状としたり、所謂バカ孔になっている
ため、ジャッキ用ボルト８をナット７と螺合させる場
合、ジャッキ用ボルト頭８ａがふらふらして螺合作業が
手間どるという問題があり、また、振動等でジャッキ用
ボルト８が緩む心配がある。
受枠は蓋受枠体１０を前後左右に傾斜可能とするため、
ジャッキ用ボルト８を係合させる頭部係合部１１は図１
に示すように２股状としたり、所謂バカ孔になっている
ため、ジャッキ用ボルト８をナット７と螺合させる場
合、ジャッキ用ボルト頭８ａがふらふらして螺合作業が
手間どるという問題があり、また、振動等でジャッキ用
ボルト８が緩む心配がある。
【００１５】図２はジャッキ用ボルト頭８を安定化させ
るための第１の発明の実施例を示すもので、図１と同一
部分は同一符号を付してあり、図１に示すスライド昇降
型マンホール蓋受枠と相違する点は、頭部係合部１１の
上面に座金１５を嵌合させる凹部１１ａ（係合部）を設
け、座金１５を介してジャッキ用ボルト８の上部を位置
決めし、ナット７に螺合させる場合にボルト頭８ａが動
かないようにして螺合操作時にふらつかないようにした
ものである。
るための第１の発明の実施例を示すもので、図１と同一
部分は同一符号を付してあり、図１に示すスライド昇降
型マンホール蓋受枠と相違する点は、頭部係合部１１の
上面に座金１５を嵌合させる凹部１１ａ（係合部）を設
け、座金１５を介してジャッキ用ボルト８の上部を位置
決めし、ナット７に螺合させる場合にボルト頭８ａが動
かないようにして螺合操作時にふらつかないようにした
ものである。
【００１６】図３はジャッキ用ボルト８の緩み止めにつ
いての第２の発明の実施例の平面図、図４はその正面図
で、図５に示すような中央部にジャッキ用ボルト頭８ａ
と係合する孔から成る係合部２１を設け、外側に歯車状
のストッパー２２ｃを設けた金属板製又は強化プラスチ
ック製の緩り止め駒２０をジャッキ用ボルト頭８ａに嵌
合させ、蓋受枠体の内壁１０ａに前記ストッパー２２ｃ
と係合する突部２３ａを設けたものである。
いての第２の発明の実施例の平面図、図４はその正面図
で、図５に示すような中央部にジャッキ用ボルト頭８ａ
と係合する孔から成る係合部２１を設け、外側に歯車状
のストッパー２２ｃを設けた金属板製又は強化プラスチ
ック製の緩り止め駒２０をジャッキ用ボルト頭８ａに嵌
合させ、蓋受枠体の内壁１０ａに前記ストッパー２２ｃ
と係合する突部２３ａを設けたものである。
【００１７】このように構成すると、ジャッキ用ボルト
８が振動等により緩む方向に回転すると、ストッパー２
２ｃが突部２３ａと掛合し、回転が阻止され、緩みを防
止する。なお、蓋受枠体は前後左右に傾く場合があるた
め、突部２３ａはストッパー２２ｃと完全に噛み合わな
いように構成されている。
８が振動等により緩む方向に回転すると、ストッパー２
２ｃが突部２３ａと掛合し、回転が阻止され、緩みを防
止する。なお、蓋受枠体は前後左右に傾く場合があるた
め、突部２３ａはストッパー２２ｃと完全に噛み合わな
いように構成されている。
【００１８】図６及び図７はそれぞれ第２の発明の異な
る実施例を示すもので、図６に示したものは前記ストッ
パー２２ｃと掛合する突部２３ｂを頭部係合部１１に設
けるようにしたものであり、図７に示すものは、突部２
３ｃを設けた止具２４を頭部係合部１１に装着するよう
にしたものである。
る実施例を示すもので、図６に示したものは前記ストッ
パー２２ｃと掛合する突部２３ｂを頭部係合部１１に設
けるようにしたものであり、図７に示すものは、突部２
３ｃを設けた止具２４を頭部係合部１１に装着するよう
にしたものである。
【００１９】図８は第３の発明にかゝる緩み止め具の実
施の一例を示すもので、緩み止め具２０’は金属板をプ
レス加工又は強化プラスチックで作り、中央部に図１の
ボルト頭８ａと係合する孔から成る係合部２１を設け、
外側には左右点対称にＬ字型のストッパー２２ａ，２２
ａを設けたものである。なお、ボルト頭８ａと係合する
係合部として孔ではなくキャップ状のものあるいは突起
を設けるようにしてもよい。
施の一例を示すもので、緩み止め具２０’は金属板をプ
レス加工又は強化プラスチックで作り、中央部に図１の
ボルト頭８ａと係合する孔から成る係合部２１を設け、
外側には左右点対称にＬ字型のストッパー２２ａ，２２
ａを設けたものである。なお、ボルト頭８ａと係合する
係合部として孔ではなくキャップ状のものあるいは突起
を設けるようにしてもよい。
【００２０】次にその使用法について説明すると、緩み
止め具２０’は図９のようにボルト頭部８ａに係合させ
て使用する。ボルトが緩む方向に回転するとＬ字型スト
ッパー２２ａが前述の頭部係合部１１に掛合し、回転が
阻止される。係合部２１はボルトの中心角３０゜の回転
に対応する構造となっているので少なくとも１／６回転
以上の緩みを抑止することができる。
止め具２０’は図９のようにボルト頭部８ａに係合させ
て使用する。ボルトが緩む方向に回転するとＬ字型スト
ッパー２２ａが前述の頭部係合部１１に掛合し、回転が
阻止される。係合部２１はボルトの中心角３０゜の回転
に対応する構造となっているので少なくとも１／６回転
以上の緩みを抑止することができる。
【００２１】図１０は第３の発明の他の実施例を示すも
ので、この場合は扇形状のストッパー２２ｂ，２２ｂを
両側に設け、このストッパー２２ｂが蓋受枠体の内璧１
０ａ（図９参照）に当るようにしてボルトの回転、すな
わち緩みを阻止させるようにしたものである。
ので、この場合は扇形状のストッパー２２ｂ，２２ｂを
両側に設け、このストッパー２２ｂが蓋受枠体の内璧１
０ａ（図９参照）に当るようにしてボルトの回転、すな
わち緩みを阻止させるようにしたものである。
【００２２】
【発明の効果】第１の発明によれば、ジャッキ用ボルト
８を緊締する場合の安定性が得られる効果があり、また
第２、第３の発明によれば蓋受枠体のスライドに影響な
くボルトの緩みを抑止することができ、コストもあまり
かからず容易に実施することができる。
８を緊締する場合の安定性が得られる効果があり、また
第２、第３の発明によれば蓋受枠体のスライドに影響な
くボルトの緩みを抑止することができ、コストもあまり
かからず容易に実施することができる。
【図１】本発明を適用するスライド昇降型マンホール蓋
受枠の縦断面図である。
受枠の縦断面図である。
【図２】第１の発明の実施例の縦断面図である。
【図３】第２の発明の実施例の平面図である。
【図４】図３の正面図である。
【図５】図３における緩み止め駒の平面図である。
【図６】本発明の第２の発明にかゝ他の実施例の突部の
構造を示す斜視図である。
構造を示す斜視図である。
【図７】本発明の第２の発明にかゝる異なる実施例の突
部の構造を示す斜視図である。
部の構造を示す斜視図である。
【図８】本発明の第３の発明にかゝる第１の実施例を示
すもので、（ａ）は平面図、（ｂ）は正面図である。
すもので、（ａ）は平面図、（ｂ）は正面図である。
【図９】図８に示す実施例の使用状態を示す平面図であ
る。
る。
【図１０】本発明の第３の発明にかゝる第２の実施例を
示すもので、（ａ）は平面図、（ｂ）は正面図である。
示すもので、（ａ）は平面図、（ｂ）は正面図である。
１ 外筒体 ２ フランジ ３ 受座 ４ バカ孔 ５ 取付部 ６ 横穴収納部 ７，１５ ナット ８ ジャッキ用ボルト ９ 上部口縁 １０ 蓋受枠体 １１ 頭部係合部 １１’ ベース部 １２ ストッパー １３，１５ 座金 １４ ナット １６ 嵩上げ調整用スペーサー １７ 嵩上げ微調整用スペーサー １８，１９ 可動勾配スペーサー ２０ 緩み止め駒 ２１ ボルト頭係合部 ２２ ストッパー ２３ 突部 ２４ 止具
Claims (3)
- 【請求項１】 内側下部に受座と、ナットを横穴収納部
に挿入した適数のボルト止用バカ孔を設けた外筒体と、
該外筒体の前記受座上に内装する外径が前記外筒体の上
部口縁の内径より若干小さい外径とし、且つ内側の適数
箇所にジャッキ用ボルトの頭部係合部を設けた蓋受枠体
と、前記頭部係合部とバカ孔を通して前記ナットに螺合
し、且つ頭部係合部の下面と係合するストッパーを取付
けたジャッキ用ボルトを具備したマンホール蓋受枠にお
いて、 前記ジャッキ用ボルトの頭部係合部の上面とジャッキ用
ボルト頭部の間に座金を設けると共に、その座金を面方
向には動かないように保持する係合部を設けたことを特
徴とするスライド型マンホール蓋受枠におけるジャッキ
用ボルトの緊締装置 - 【請求項２】 内側下部に受座と、ナットを横穴収納部
に挿入した適数のボルト止用バカ孔を設けた外筒体と、
該外筒体の前記受座上に内装する外径が前記外筒体の上
部口縁の内径より若干小さい外径とし、且つ内側の適数
箇所にジャッキ用ボルトの頭部係合部を設けた蓋受枠体
と、前記頭部係合部とバカ孔を通して前記ナットに螺合
し、且つ頭部係合部の下面と係合するストッパーを取付
けたジャッキ用ボルトを具備したマンホール蓋受枠にお
いて、 前記マンホール蓋受枠のジャッキ用ボルトを装着した付
近に回転止用凹凸部を設け、この凹凸部と係合する回転
止用凹凸を外側に設け且つ中央部にジャッキ用ボルトの
頭と係合する係合孔を設けた緩み止駒をジャッキ用ボル
トの頭に係合させることを特徴とするスライド昇降型マ
ンホール蓋受枠におけるジャッキ用ボルトの緊締装置 - 【請求項３】 中央部にジャッキ用ボルトの頭と係合部
する頭部係合部を設け、外側にマッホール蓋受枠の内壁
又はジャッキ用ボルト取付部と係合する回転止突起を設
けたことを特徴とするスライド昇降型マンホール蓋受枠
におけるジャキ用ボルトの緩み止め具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9317566A JPH11117340A (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | スライド昇降型マンホール蓋受枠におけるジャッキ用ボルトの緊締装置及び緩み止め具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9317566A JPH11117340A (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | スライド昇降型マンホール蓋受枠におけるジャッキ用ボルトの緊締装置及び緩み止め具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11117340A true JPH11117340A (ja) | 1999-04-27 |
Family
ID=18089690
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9317566A Pending JPH11117340A (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | スライド昇降型マンホール蓋受枠におけるジャッキ用ボルトの緊締装置及び緩み止め具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11117340A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6688806B2 (en) * | 2001-08-21 | 2004-02-10 | Huan-Chang Kuan | Jump-proof manhole-handhole |
| US11326321B2 (en) | 2020-02-28 | 2022-05-10 | Barrco, Inc. | Height-adjustable fixtures for buried tubulars and methods of adjusting the height-adjustable fixtures |
| USD956546S1 (en) | 2020-02-28 | 2022-07-05 | Barrco, Inc. | Slot nut |
-
1997
- 1997-10-15 JP JP9317566A patent/JPH11117340A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6688806B2 (en) * | 2001-08-21 | 2004-02-10 | Huan-Chang Kuan | Jump-proof manhole-handhole |
| US11326321B2 (en) | 2020-02-28 | 2022-05-10 | Barrco, Inc. | Height-adjustable fixtures for buried tubulars and methods of adjusting the height-adjustable fixtures |
| USD956546S1 (en) | 2020-02-28 | 2022-07-05 | Barrco, Inc. | Slot nut |
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