JPH11115633A - ルーフ左右前方に電動格納式ルーフミラーを装着した自動車。 - Google Patents

ルーフ左右前方に電動格納式ルーフミラーを装着した自動車。

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JPH11115633A
JPH11115633A JP31760697A JP31760697A JPH11115633A JP H11115633 A JPH11115633 A JP H11115633A JP 31760697 A JP31760697 A JP 31760697A JP 31760697 A JP31760697 A JP 31760697A JP H11115633 A JPH11115633 A JP H11115633A
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JP
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mirror
roof
rotating body
door
vehicle
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JP31760697A
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Setsuo Kuroki
節男 黒木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 前方視界の死角に妨げられない車体前端部付
近の状況や前方交通状況の映像をドアミラーに大きく写
して、ドライバーが容易に確認できるようにすることに
より前方不注意による交通事故を防止する。 【構成】 ルーフ取付ベースをルーフ左右前方に取付
け、ルーフミラー面を回転する複数の回転体を備えた電
動格納式ルーフミラーと、ドア取付ベースを運転席横の
左右のドアに取付け、ドアミラー面を回転する複数の回
転体を備えた電動格納式ドアミラーを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、前方視界の死角の影響
を無くする電動格納式リヤミラーをルーフ上に備えた自
動車に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の自動車にあっては、アウトサイド
ミラーとして電動格納式ドアミラーや手動操作式ドアミ
ラーが運転席付近の車側に標準装備化されている。これ
らのドアミラーは、従来のフェンダミラーに比して長大
化した平面ミラーや複合曲面ミラーが、ドライバーの視
点と近い位置に配置されて、ルームミラーと共に車側後
方全般を視認できるようになっており、前方交通状況や
車体前端部付近の状況はドライバーが運転席から直接フ
ロントウインド越しに視認しながら運転するものであっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ドライ
バーが運転席からフロントウインド越しに前方交通状況
や車体前端部付近の状況を視認しながら運転する際に、
車体前端部と対面する他の車両や建造物との間隔が、フ
ロントボンネットやフロントフェンダーにより視認困難
なため、狭い通路ですれ違う際や、或は狭い駐車場や駐
車指定場に入る場合に車の前端部を、他の車両や建造物
に接触する等の事故が少なくなく、また、フロントウイ
ンドの両側を取付けたフロントピラーにより、前方視界
が一部遮られる左右視界の死角のため、左右から接近す
る車や人を見逃して衝突事故や接触事故を発生したり、
また、ドライバーのアイポイントよりも高い車高の前車
や対向車により、その後方が見えなくなる上方視界の死
角のため、これまでしばしば重大事故を発生しているも
のであった。これらの視死角により見難くなる視界の範
囲は、停車時の場合よりも走行中の場合の方がアイポイ
ントのブレの関係から更に広範囲にわたるものである。
これらにより例えば、交差点を右折する際に対向車線に
右折車が停止している場合、対面する右折車によって前
方視界が遮られているため、その右折車の左側を高速で
直進してくる対面車を確認できないまま、右折進行して
重大な衝突事故を発生することが多く、その直撃力の大
きいことから相互の車の大破と共に人身事故を発生する
ものであった。またこれらの重大災害の陰には多くのヒ
ヤリハットする不安全状態も数多くまた物損事故の発生
も少なくないものであった。
【0004】本発明は、これまで長い間自動車業界にお
いて実現されなかったドライバーのアイポイントの高さ
による上方視界の死角や、フロントピラーやフロントボ
ンネットやフロントフェンダーによる左右視界の死角等
による前方視界の死角によって妨げられない車体前端部
付近の状況や前方交通状況の映像をドアミラーに大きく
写して、ドライバーが先ず安全性を確認してから進行す
ることにより前方不注意による交通事故を防止し易くす
ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第一は、電動格納式リヤミラーのルーフ取付ベース
を、自動車のルーフ左右の中央より前方(ルーフ左右前
方)に取付け、リヤミラーとドアミラーとの間隔を短縮
して、リヤミラーに写した車体前端部付近の状況や前方
交通状況の映像をドアミラーに中に大きく写して見易く
することが必要である。また第二は、前記によりルーフ
上の電動格納式リヤミラーが、電動格納式ドアミラーの
上方に近接して取付けられるので、通常走行中において
車側後方の交通状況を写していたドアミラー面の映像
を、リヤミラー面に写された車体前端部付近の状況や前
方交通状況の映像に切り替えるために、ドアミラー面を
大きく上方に回転できることが必要である。また第三は
補助的にリヤミラーの使用中に視認方向を車体前端部付
近の状況と前方交通状況間の切り替えを望む場合に、電
動格納式リヤミラーや電動格納式ドアミラーのミラー駆
動ユニットのみにて調整できることが必要である。
【0006】第一発明は、まず前方視界の死角に妨げら
れない複数の回転体を備えた電動格納式リヤミラーとし
て、ルーフ取付ベースを車体のルーフ左右の中央より前
方(ルーフ左右前方)に水平に取付け、ルーフ取付ベー
スに立設した第二枢支軸を中心に回動する第二回転体
と、第二回転体の第二側壁に立設した第一枢支軸を中心
に回転する第一回転体と、第一回転体の第一側壁に固定
した第一サポートフレームと、第一サポートフレームに
取付けた第一リヤミラーボデーやリヤミラーを嵌着した
ミラー駆動ユニットとより成り、格納位置においてリヤ
ミラー面が下向きであった第一リヤミラーボデーを第二
回転体にて使用位置に回動し、第一回転体を回動してリ
ヤミラー面が所望の車体前端部付近の状況や前方交通状
況を写せるように第一リヤミラーボデーを位置決めす
る。
【0007】次に、リヤミラーの映像をドアミラーに写
してドライバーが運転席から視認するために使用する電
動格納式ドアミラーは、前記複数の回転体を備えた電動
格納式リヤミラーと同様な構成にする。ドア取付ベース
は運転席横の左右のドアに取付け、ドア取付ベースに立
設した第五枢支軸を中心に回動する第五回転体と、第五
回転体の第五側壁に立設した第四枢支軸を中心に回動す
る第四回転体と、第四回転体に固定した第三サポートフ
レームと、第三サポートフレームに取付けたドアミラー
ボデーやドアミラーを嵌着したドアミラー駆動ユニット
とより成り、ドアミラーの使用に際しては、第五回転体
にてドアミラーボデーを格納位置から使用位置に回動
し、上方のリヤミラー面に写された車体前端部付近の状
況や前方交通状況の映像を、ドアミラーボデー内に装着
されたドアミラー面に写せるように、ドアミラーボデー
を第四回転体にて大きく回転してリヤミラーに対面さ
せ、ドライバーが運転席にて所望の車体前端部の付近の
状況や前方交通状況を視認できるようにする。
【0008】第二発明は、単数の回転体を備えた電動格
納式リヤミラーのルーフ取付ベースを、ルーフレールの
前方内部のルーフ上に水平に取付け、ルーフ取付ベース
に立設した第三枢支軸を中心に回動する第三回転体と、
第三回転体の第三側壁に取付けた第二サポートフレーム
と、第二サポートフレームに取付けた第二リヤミラーボ
デーとリヤミラーを嵌着したリヤミラー駆動ユニットと
より成り、使用位置にて第二リヤミラーボデー内に装着
されたリヤミラー面が、所望の車体前端部付近の状況や
前方交通状況を写せるように、予め第五サポートフレー
ムを車種に応じて適当な角度に傾けて第三回転体の第三
側壁に取付けておき、使用に際して、車体前端部付近の
状況や前方交通状況をリヤミラーに容易に写せるように
する。
【0009】次に、電動格納式ドアミラーは、ドアミラ
ーの上方に近接していリヤミラーに対面するため、前記
第一発明の複数回転体を備えた電動格納式リヤミラーと
同様な構成にする。ドア取付ベースは運転席横の左右の
ドアに取付け、ドア取付ベースに立設した第五枢支軸を
中心に回動する第五回転体と、第五回転体の第五側壁に
立設した第四枢支軸を中心に回動する第四回転体と、第
四回転体に固定した第三サポートフレームと、第三サポ
ートフレームに取付けたドアミラーボデーやドアミラー
を嵌着したドアミラー駆動ユニットとより成り、ドアミ
ラーの使用に際しては、第五回転体にてドアミラーボデ
ーを格納位置から使用位置に回動し、上方のリヤミラー
面に写された車体前端部付近の状況や前方交通状況の映
像を、ドアミラーボデー内に装着されたドアミラー面に
写せるように、ドアミラーボデーを第四回転体にて大き
く回転してリヤミラーに対面させ、ドライバーが運転席
にて所望の車体前端部の付近の状況や前方交通状況を視
認できるようにする。
【0010】
【作用】上記のように構成されたルーフ左右前方の電動
格納式リヤミラーと運転席横の左右のドアに複数の回転
体を備えた電動格納式ドアミラーを装着した自動車は、
運転席から操作される遠隔スイッチ又はコントローラー
によって、第一発明においては、電動格納式リヤミラー
の第二回転体に配置された第二モータを回転すると、第
二枢支軸に固定された第二Uプレートに第二圧縮スプリ
ングにて摩擦固定された第二ウォームホィールの周り
を、第二回転体に配置された第二ウォームや第二減速歯
車群や第二モータ等が公転して、第一回転体の第一側壁
の第一サポートフレームに取付けられた第一リヤミラー
ボデーを使用位置と格納位置に回動し位置決め機構にて
確実に所定の位置に止められる。
【0011】第一リヤミラーボデー内にて第一サポート
フレームに取付けられているリヤミラー駆動ユニットの
ピボットに嵌着されているリヤミラーは、格納位置にお
いてはリヤミラー面が水平に下向きに位置決めされてい
るが、リヤミラーを使用する際は、第一リヤミラーボデ
ーを第二回転体により格納位置から使用位置に回動した
後、リヤミラー面が車体前端部方向や前方視認方向とド
アミラー方向との中間線に対面して略直角になるよう
に、第一枢支軸を中心に第一回転体を回転して位置決め
する。そして車の走行中にどこでも必要に応じて第一回
転体やリヤミラー駆動ユニットにより、リヤミラー面を
車体前端部方向や前方視認方向に対面させて、前方視界
の死角に妨げられずに所望の車体前端部付近の状況や前
方交通状況を写すことができるが、更に両ミラー間の間
隔が小さいことによりリヤミラーの映像はドアミラーの
中に比較的大きく写すことにより、ドライバーが運転席
から容易に視認して運転できるため交通事故を未然に防
止することができる。
【0012】また第二発明においては、第三回転体に配
置された第三モータを回動すると、第三枢支軸に固定さ
れた第三Uプレートに第三圧縮スプリングにて摩擦固定
された第三ウォームホィールの周りを、第三回転体に配
置された第三ウォームや第三減速歯車群や第三モータと
共に公転することにより、第三回転体の第三側壁に固定
された第二サポートフレームに取付けた第二リヤミラー
ボデーを、第三枢支軸を中心に格納位置から使用位置に
回動する。第二ミラーボデーは、使用位置においてリヤ
ミラー面に車体前端部付近の状況や前方交通状況をすぐ
に視認できるように予め仰角に設定されているため、使
用に際しては、ルーフ上より見下ろした車体前端部付近
の状況や、ルーフ上から見渡した前方交通状況を写した
リヤミラーの映像は、前方視界の死角に妨げられない映
像をドアミラーの中に大きく写し、そのドアミラーの映
像をドライバーが運転席より視認して安全に運転するこ
とができる。このようにドライバーはあらゆる走行時に
おいて、車の構造上避けられない左右視界の死角や上方
視界の死角等による前方視界の死角に妨げられることな
く運転操作ができるので、不確実な前方視認による交通
事故を未然に防止することができる。
【0013】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。第一実施例としては、図1はドライバーのアイポイ
ントPの高さによる上方視界の死角や、フロントピラー
93やフロントボンネット95やフロントフェンダー9
6による左右視界の死角等による前方視界の死角に妨げ
られない車体前端部付近の状況や前方交通状況の映像を
電動格納式リヤミラーMの第一リヤミラーボデー30内
のリヤミラー39に写し、かつドアミラー40にその映
像を大きく反射して写すために、電動格納式リヤミラー
Mを運転席横の左右のドアに取付けた電動格納式ドアミ
ラーSに近接したルーフ1左右前方に取付けたレジャー
用多目的車(以下RVとする)の正面図、図2は図1の
平面図である。図示するように車長方向をx軸、車高方
向をy軸、車横方向をz軸として、正面図をx・y面に
投影された図、平面図をx・z面に投影された図とすれ
ば、図1におけるリヤミラー39面を前方視認x・y方
向Aとドアミラーx・y方向Bとの中心の前方x・y中
間線Cに略直角に対面するようにし、またドアミラー4
0面をリヤミラーx・y方向Bとアイポイントx・y方
向Dとの中心の後方x・y中間線Eに略直角に対面する
ようにする。かつ図2におけるリヤミラー39面を前方
視認x・z方向Fとドアミラーx・z方向Gとの中心の
前方x・z中間線Hに略直角に対面するようにし、また
ドアミラー40面をリヤミラーx・z方向Gとアイポイ
ントx・z方向Jとの中心の後方x・z中間線Kに略直
角に対面するようにすることによって、前方視界の死角
に妨げられない映像をドライバーが運転席にて容易に視
認することができる。
【0014】電動格納式リヤミラーMとしては、図6は
複数の回転体を備えた電動格納式リヤミラーMの一部破
断した正面図、図7はリヤミラーボデー部分にて切断し
た図6のX−X線に沿う断面を示す横断側面図である。
図示するように、車体のルーフ1左右前方に水平に取付
けたルーフ取付ベース3に第二枢支軸6を立設し、第二
枢支軸6に第二回転体16の第二ボス21を挿通し、第
二回転体16の第二側壁26に第一枢支軸5を立設す
る。かつ第一枢支軸5に第一回転体15の第一ボス20
を挿通し、第一回転体15の第一側壁25に第一サポー
トフレーム33のサポートフレーム取付部36を取付
け、第一サポートフレーム33にリヤミラー39をピボ
ット92にて嵌着したリヤミラー駆動ユニット41と第
一リヤミラーボデー30を取付ける。第二ウォームホィ
ール59は前記第二回転体16内に挿入された第二枢支
軸6に緩挿し、かつ第二圧縮スプリング74の付勢力に
て第二枢支軸6に摩擦固定され、前記第二回転体16に
配設した第二モータ44及び第二減速歯車群54と連結
し、前記第二モータ44を駆動させて第二回転体16に
配設した第二ウォーム49及び第二減速歯車群54とを
第二ウォームホィール59の周りに公転させ、前記第一
リヤミラーボデー30を使用位置と格納位置に回動する
ようにする。また第一ウォームホィール58は前記第一
回転体15内に挿入された第一枢支軸5に緩挿し、かつ
第一圧縮スプリング73の付勢力にて第一枢支軸5に摩
擦固定され、前記第一回転体15に配設した第一モータ
43及び第一減速歯車群53と連結し、前記第一モータ
43を駆動させて第一回転体15に配設した第一ウォー
ム48及び第一減速歯車群53とを第一ウォームホィー
ル58の周りに公転させ、前記第一リヤミラーボデー3
0を回転させてリヤミラー39面を所望の車体前端部方
向や前方視認方向に向けることができる。
【0015】リヤミラー39による使用に際しては、第
二回転体16により第一リヤミラーボデー30を格納位
置より使用位置に回動して、リヤミラー39面を図1に
示すように前方視認x・y方向Aとドアミラーx・y方
向Bとの中心の前方x・y中間線Cに略直角に対面する
ように第一回転体にて回動すると共に、図2に示すよう
に前方視認x・z方向Fとドアミラーx・z方向Gとの
中心の前方x・z中間線Hに略直角に対面するように第
二回転体にて回動して位置決めし、ルーフ1上より見下
ろした車体前端部付近の状況や前方交通状況をリヤミラ
ー39に写すようにする。なお乗用車は一般に車の高さ
が比較的低く前方視界の死角による前方不注意による交
通事故が多いため、図5に示すように乗用車に電動格納
式リヤミラーMと電動格納式ドアミラーSを設けること
により乗用車の安全性に貢献するすることができる。
【0016】電動格納式リヤミラーMの第一回転体15
と第二回転体16は、作動面で円滑な回転を必要とする
部位の摩擦抵抗を少なくし、一方摩擦固定を必要とする
部位の摩擦抵抗のみを活用したものである。図6に示す
ように第一回転体15は、第一枢支軸5に固定された第
一Uプレート83に、第一ウォームホィール58の上面
を第一クラッチプレート68や第一クラッチガイド63
を経た第一圧縮スプリング73の付勢力によって、第一
枢支軸5に固定された第一Uプレート83に第一上部ワ
ッシャ78を経て摩擦固定されるが、第一ウォームホィ
ール58の下面と第一回転体15の第一ボス20の上面
との間の円滑な擦動を阻害する摩擦抵抗や、第一圧縮ス
プリング73の付勢力による第一回転体15の第一ボス
20の下面と第一枢支軸5の第一基部10の上面との接
触部に発生する摩擦抵抗(円滑な回転を阻害する)を極
減するために、第一ウォームホィール58と第一回転体
15の第一ボス20の各内面下端部にマグネト球軸受、
アンギュラ球軸受、深みぞ球軸受等の転がり軸受91を
嵌入し第一枢支軸5に挿通したものである。
【0017】また第二回転体16は、第二枢支軸6に固
定された第二Uプレート84に、第二ウォームホィール
59の上面を第二クラッチプレート69や第二クラッチ
ガイド64を経た第二圧縮スプリング74の付勢力によ
って、第二枢支軸6に固定された第二Uプレート84に
第二上部ワッシャ79を経て摩擦固定されるが、第二ウ
ォームホィール59の下面と第二回転体16の第二ボス
21の上面との間の円滑な擦動を阻害する摩擦抵抗や、
第二圧縮スプリング74の付勢力による第二回転体16
の第二ボス21の下面と第二枢支軸6の第二基部11の
上面との接触部に発生する摩擦抵抗(円滑な回転を阻害
する)を極減するために、第二ウォームホィール59と
第二回転体16の第二ボス21の各内面下端部にマグネ
ト球軸受、アンギュラ球軸受、深みぞ球軸受等の転がり
軸受91を嵌入し第二枢支軸6に挿通して、各回転体の
使用命数を増大することができる。
【0018】電動格納式ドアミラーSとしては、図10
は複数の回転体を備えた電動格納式ドアミラーSの一部
破断した正面図、図11はドアミラーボデー部分にて切
断した図10のZ−Z線に沿う断面を示す横断側面図で
ある。図示するように、運転席横の左右のドアに取付け
たドア取付ベース4に第五枢支軸9を立設し、第五枢支
軸9に第五回転体19の第五ボス24を挿通し、第五回
転体19の第五側壁29に第四枢支軸8を立設する。か
つ第四枢支軸8に第四回転体18の第四ボス23を挿通
し、第四回転体18の第四側壁28に第三サポートフレ
ーム35の第三サポートフレーム取付部38を取付け、
第三サポートフレーム35にドアミラー40をピボット
92にて嵌着したドアミラー駆動ユニット42と横向き
のドアミラーボデー32を取付ける。第五ウォームホィ
ール62は前記第五回転体19内に挿入された第五枢支
軸9に緩挿し、かつ第五圧縮スプリング77の付勢力に
て第五枢支軸9に摩擦固定され、前記第五回転体19に
配設した第五モータ47及び第五減速歯車群57と連結
し、前記第五モータ47を駆動させて第五回転体19に
配設した第五ウォーム52及び第五減速歯車群57とを
第五ウォームホィール62の周りに公転させ、前記横向
きにしたドアミラーボデー32を使用位置と格納位置に
回動するようにする。
【0019】使用に際しては、通常は横向きにして車側
後方全般の交通状況を写して使用していた電動格納式ド
アミラーSのドアミラー40面を、上方向に切り替えル
ーフ1上に取付けられた電動格納式リヤミラーMのリヤ
ミラー19に対面するようにする。すなわちリヤミラー
39を、図1に示すようにリヤミラーx・y方向Bとア
イポイントx・y方向Dとの中心の後方x・y中間線E
に略直角に対面するように第四回転体で回転すると共
に、図2に示すようにリヤミラーx・z方向Gとアイポ
イントx・z方向Jとの中心の後方x・z中間線Kに略
直角に対面するるように第五回転体を回動して位置決め
し、ルーフ1上より見下ろした車体前端部付近の状況や
前方交通状況の写されたリヤミラー39の映像を、ドア
ミラー40の中に恰もフェンダーミラーを見るように写
してドライバーが運転席から容易に視認できるようにす
る。
【0020】図10に示す電動格納式ドアミラーSの第
四回転体18と第五回転体19は、電動格納式リヤミラ
ーMと同様に作動面で特に円滑な回転を必要とする部位
の摩擦抵抗を極減し、摩擦固定を必要とする部位の摩擦
抵抗のみを活用するものである。第四回転体18は、第
四枢支軸8に固定された第四Uプレート86に、第四ウ
ォームホィール61の上面を第四クラッチプレート71
や第四クラッチガイド66を経た第四圧縮スプリング7
6の付勢力によって、第四ウォームホィール61は第四
枢支軸8に固定された第四Uプレート86に摩擦固定さ
れるが、第四ウォームホィール61の下面と第四回転体
18の第四ボス23の上面との間の円滑な擦動を阻害す
る摩擦抵抗や、第四圧縮スプリング76の付勢力による
第四回転体18の第四ボス23の下面と第四枢支軸8の
第四基部13の上面との接触部に発生する摩擦抵抗(円
滑な回転を阻害する)を極減するために、第四ウォーム
ホィール61と第四回転体18の第四ボス23の各内面
下端部にマグネト球軸受、アンギュラ球軸受、深みぞ球
軸受等の転がり軸受91を嵌入し第四枢支軸8に挿通す
る。
【0021】また第五回転体19は、第五枢支軸9に固
定された第五Uプレート87に、第五ウォームホィール
62の上面を第五クラッチプレート72や第五クラッチ
ガイド67を経た第五圧縮スプリング77の付勢力によ
って、第五枢支軸9に固定された第五Uプレート87に
摩擦固定されるが、第五ウォームホィール62の下面と
第五回転体19の第五ボス24の上面との間の円滑な擦
動を阻害する摩擦抵抗や、第五圧縮スプリング77の付
勢力による第五回転体19の第五ボス24の下面と第五
枢支軸9の第五基部14の上面との接触部に発生する摩
擦抵抗(円滑な回転を阻害する)を極減するために、第
五ウォームホィール62と第五回転体19の第五ボス2
4の各内面下端部にマグネト球軸受、アンギュラ球軸
受、深みぞ球軸受等の転がり軸受91を嵌入し第五枢支
軸9に挿通することにより、第四回転体18と共に使用
命数を増大することができる。
【0022】第二実施例としては、図3はドライバーの
アイポイントPの高さによる上方視界の死角や、フロン
トピラー93やフロントボンネット95やフロントフェ
ンダー96による左右視界の死角等による前方視界の死
角に妨げられない車体前端部付近の状況や前方交通状況
の映像を、第二リヤミラーボデーが使用位置に回動した
ら直ぐに写せるように、リヤミラー39を仰角に設定し
た単数の回転体を備えた電動格納式リヤミラーNと、運
転席横の左右のドアにドアミラーボデー32を回転でき
る複数の回転体を備えた電動格納式ドアミラーSを設け
たRVの正面図、図4は図3の平面図である。また図8
は単数の回転体を備えた電動格納式リヤミラーNの一部
破断した正面図、図9はリヤミラーボデー部分にて切断
した図8のY−Y線に沿う断面を示す横断側面図であ
る。電動格納式ドアミラーSの構成は第一実施例と同様
である。
【0023】電動格納式リヤミラーNは、第二リヤミラ
ボデー31のリヤミラー39面を予め前方交通状況を直
ぐに写せるように仰角に設定して取付けておき、使用中
にリヤミラー39の視認方向を車体前端部付近の状況に
切り替えたり前方交通状況に戻すために、リヤミラー駆
動ユニット41やドアミラー駆動ユニット42にて調整
できるようにしたものである。そのためリヤミラー39
が前方交通状況を視認できるように、リヤミラー39を
ピボット92にて嵌着したリヤミラー駆動ユニット41
を第二リヤミラーボデー31と共に取付けた第二サポー
トフレーム34を、第二サポートフレーム取付部37に
て第三回転体17の第三側壁27に予め製造時に取付け
たことを特徴とする単数の第三回転体17のみを備えた
ものである。図示するように、車体のルーフ1左右前方
にてルーフレール2の前方内部のルーフ1上に水平に取
付けたルーフ取付ベース3に立設した第三枢支軸7を中
心に回動する第三回転体17と、第三回転体17の第三
側壁27に第二サポートフレーム取付部37を取付けた
第二サポートフレーム34と、第二サポートフレーム3
4に取付けた第二リヤミラーボデー31とリヤミラー3
9を装着したリヤミラー駆動ユニット41とより成り、
第二リヤミラーボデー31の取付は基準として主に前方
交通状況を視認するように第二サポートフレーム34に
よるリヤミラー39面を前方視認方向に対面する仰角に
設定し、車体前端部付近の状況を視認する場合は、リヤ
ミラー駆動ユニット41にてリヤミラー39面の仰角を
下向きに調整することによって視認できるようにする。
【0024】この第二サポートフレーム34によるリヤ
ミラー39面の仰角の設定は、図3に示すようにリヤミ
ラー39面を前方視認x・y方向Aとドアミラーx・y
方向Bとの中心の前方x・y中間線Cに略直角に対面す
るようにし、かつ図4に示すようにリヤミラー39面を
前方視認x・z方向Fとドアミラーx・z方向Gとの中
心の前方x・z中間線Hに略直角に対面するように、予
め本発明を適用する自動車の車種に応じて第二サポート
フレーム34の仰角を設定して、第二サポートフレーム
取付部37によって取付ける。
【0025】電動格納式ドアミラーSのドアミラー40
面は、図3に示すようにリヤミラーx・y方向Bとアイ
ポイントx・y方向Dとの中心の後方x・y中間線Eに
略直面するように第四回転体18を回転すると共に、図
4に示すようにリヤミラーx・z方向Gとアイポイント
x・z方向Jとの中心の後方x・z中間線Kに略直角に
対面するように第五回転体を回動して位置決めし、ルー
フ1上より見下ろした車体前端部付近の状況や前方交通
状況の写されたリヤミラー39の映像を、ドアミラー4
0の中に恰もフェンダーミラーを見るように反射してド
ライバーが運転席から容易に視認できるようにする。
【0026】第三回転体17においては、ルーフ取付ベ
ース3に立設した第三枢支軸7に、第三回転体17の第
三ボス22を挿通し、第三ウォームホィール60を前記
第三回転体17内に挿入された第三枢支軸7に緩挿し、
かつ第三圧縮スプリング75の付勢力にて第三枢支軸7
に摩擦固定し、前記第三回転体17に配設した第三モー
タ45及び第三減速歯車群55と第三ウォームホィール
60を連結し、前記第三モータ45を駆動させて第三回
転体17に配設した第三ウォーム50及び第三減速歯車
群55とを第三ウォームホィール60の周りに公転さ
せ、第二リヤミラーボデーを格納位置と使用位置に回動
する。リヤミラー39の使用に際しては、前記リヤミラ
ー39の設定された仰角と所望の視認方向の微差は、リ
ヤミラー駆動ユニット41によって微調整されるが、最
終的には前述のように図3におけるリヤミラー39面が
前方視認x・y方向Aとドアミラーx・y方向Bとの中
心の前方x・y中間線Cに直角に対面し、また図4にお
けるリヤミラー39面が前方視認x・z方向Fとドアミ
ラーx・z方向Gとの中心の前方x・z中間線Hに略直
角に対面して三次元的に位置決めされることになる。
【0027】図示する第三回転体17は、第二リヤミラ
ーボデー31が回動中や使用位置に停止中に障害物に接
触した場合に破壊されることや人に被害を与えないない
ようにするために第三ウォームホィール60は第三枢支
軸に摩擦固定されるが、その場合作動面で特に円滑な回
転を必要とする部位の摩擦抵抗は極減し、一方摩擦固定
を必要とする部位の摩擦抵抗のみを活用するものであ
る。すなわち、第三枢支軸7に固定された第三Uプレー
ト85に、第三ウォームホィール60の上面を第三クラ
ッチプレート70や第三クラッチガイド65を経た第三
圧縮スプリング75の付勢力によって、第三枢支軸7に
固定された第三Uプレート85に摩擦固定されるが、第
三ウォームホィール60の下面と第三回転体17の第三
ボス22の上面との間の円滑な擦動を阻害する摩擦抵抗
や、第三圧縮スプリング75の付勢力による第三回転体
17の第三ボス22の下面と第三枢支軸7の第三基部1
2の上面との接触部に発生する摩擦抵抗(円滑な回転を
阻害する)を極減するために、第三ウォームホィール6
0と第三回転体17の第三ボス22の各内面下端部にマ
グネト球軸受、アンギュラ球軸受、深みぞ球軸受等の転
がり軸受91を嵌入し第三枢支軸7に挿通したものとし
て回転体の使用命数を増大することができる。
【0028】以上のように本発明は、多種多様なボデイ
タイプのRVや普通車のルーフ左右前方に電動格納式リ
ヤミラーMや電動格納式リヤミラーNと運転席横の左右
のドアに電動格納式ドアミラーSとを装備して、自動車
が本来構造上有する左右視界の死角や上方視界の死角等
による前方視界の死角の影響を受けないようにしたこと
により、恰も潜望鏡や望遠鏡のようにこれまで視認不可
能な前方視界がフェンダーミラーを見るように確認され
る結果、車のアクティブ・セフティを向上して事前に交
通事故を防止することができる。なお本発明の主要な構
成は、電動格納式リヤミラーのルーフ取付ベースを前方
視界の死角の影響の無いルーフ左右前方に取付け、かつ
第一リヤミラーボデーや第二リヤミラーボデーを格納位
置と使用位置の間や、使用位置にて上下左右に回動する
機能を有するものであるから、その機能を活用してリヤ
ミラーボデー内部に高感度のCCDカメラを設置して、
前方交通状況を写した映像を車内に設置したマルチAV
ステーションの画面に表示するようにしてもよい。また
本発明の説明では電動格納式ドアミラーのドアミラーは
一面しか例示しなかったが、例えばドア取付ベース部の
第五回転体に、リヤミラー専用の小形なドアミラーを嵌
着したドアミラー駆動ユニットを内蔵した小型ドアミラ
ーボデーを併設してもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に示すような効果を奏する。
【0030】自動車の構造上有する左右視界の死角や上
方視界の死角等による前方視界の死角によって妨げられ
ていた前方視界を視認することができるので、全方位の
視界の確認により、前方不注意による交通事故を未然に
防止することができる。
【0031】そして、ルーフ上から左右前方を見渡した
前方交通状況をリヤミラーに写せるので、たとえ対向車
線に右折車が停止しておっても、左右視界の死角や上方
視界の死角等による前方視界の死角に妨害されることな
く、前方交通状況を写したリヤミラーの映像をドアミラ
ーに写して確認できるため、交差点を右折する際のドラ
イバーの前方視界の盲点を解消し、対向車線の右折車の
左側を高速で直進する車と衝突する危険を未然に防止す
ることができる。
【0032】さらに、ルーフ上から広い視界を展望した
リヤミラーの映像を視認できため、前方にて発生した事
故を早く発見して追突事故等の災害を未然に防止するこ
とができるばかりか、道路上が渋滞している場合に、渋
滞の状況不明から生ずるイライラが防止でき、ローギヤ
のアイドリング走行を余裕をもって行うことができる。
【0033】また、走行中に前車がトラックやバス等の
車高の大きい場合に、リヤミラーボデーの長さ程度に車
を左右に寄せ、前の車の側面から前方交通状況を写した
リヤミラーの映像をドアミラーに写して確認できるので
安全な運転ができる。
【0034】さらに、片側一車線で片側渋滞の反対車線
を走行する場合に、前方側方の渋滞車間の状況を視認で
きるので、渋滞車の間から急に飛び出して横断する人や
自転車等を事前に発見できるため、人身事故の発生を未
然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の電動格納式リヤミラーMと
電動格納式ドアミラーSを装着したRVの正面図であ
る。
【図2】図1の平面図である。
【図3】本発明の実施例2の電動格納式リヤミラーNと
電動格納式ドアミラーSを装着したRVの正面図であ
る。
【図4】図3の平面図である。
【図5】本発明の実施例3の電動格納式リヤミラーMと
電動格納式ドアミラーSを装着した普通車の正面図であ
る。
【図6】図1と図5に装着する電動格納式リヤミラーM
の一部破断した正面図である。
【図7】図6のX−X線に沿う断面を示す横断側面図で
ある。
【図8】図3に装着する電動格納式リヤミラーNの一部
破断した正面図である。
【図9】図8のY−Y線に沿う断面を示す横断側面図で
ある。
【図10】図1、図3に装着する電動格納式リヤミラー
Sの一部破断した正面図である。
【図11】図10のZ−Z線に沿う断面を示す横断側面
図である。
【符号の説明】
M 電動格納式リヤミラーM N 電動格納式リヤミラーN S 電動格納式ドアミラーS A 前方視認x・y方向 B ドアミラーx・y方向またはリヤミラーx・y方
向 C 前方x・y中間線 D アイポイントx・y方向 E 後方x・y中間線 F 前方視認x・z方向 G ドアミラーx・z方向またはリヤミラーx・y方
向 H 前方x・z中間線 J アイポイントx・z方向 K 後方x・z中間線 P アイポイント 1 ルーフ 2 ルーフレール 3 ルーフ取付ベース 4 ドア取付ベース 5 第一枢支軸 6 第二枢支軸 7 第三枢支軸 8 第四枢支軸 9 第五枢支軸 15 第一回転体 16 第二回転体 17 第三回転体 18 第四回転体 19 第五回転体 25 第一側壁 26 第二側壁 27 第三側壁 28 第四側壁 29 第五側壁 30 第一リヤミラーボデー 31 第二リヤミラーボデー 32 ドアミラーボデー 33 第一サポートフレーム 34 第二サポートフレーム 35 第三サポートフレーム 36 第一サポートフレーム取付部 37 第二サポートフレーム取付部 38 第三サポートフレーム取付部 39 リヤミラー 40 ドアミラー 41 リヤミラー駆動ユニット 42 ドアミラー駆動ユニット 58 第一ウォームホイール 59 第二ウォームホイール 60 第三ウォームホイール 61 第四ウォームホイール 62 第五ウォームホイール 88 第二回転体カバー 89 第三回転体カバー 90 第五回転体カバー 92 ピボット 93 フロントピラー 94 フロントウインド 95 フロントボンネット 96 フロントフェンダー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年11月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年10月28日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 ルーフ左右前方に電動格納式ルーフ
ラーを装着した自動車。
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、前方視界の死角の影響
を無くする電動格納式ルーフミラーをルーフ上に備えた
自動車に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の自動車にあっては、アウトサイド
ミラーとして電動格納式ドアミラーや手動操作式ドアミ
ラーが運転席付近の車側に標準装備化されている。これ
らのドアミラーは、従来のフェンダミラーに比して長大
化した平面ミラーや複合曲面ミラーが、ドライバーの視
点と近い位置に配置されて、ルームミラーと共に車側後
方全般を視認できるようになっており、前方交通状況や
車体前端部付近の状況はドライバーが運転席から直接フ
ロントウインド越しに視認しながら運転するものであっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ドライ
バーが運転席からフロントウインド越しに前方交通状況
や車体前端部付近の状況を視認しながら運転する際に、
車体前端部と対面する他の車両や建造物との間隔が、フ
ロントボンネットやフロントフェンダーにより視認困難
なため、狭い通路ですれ違う際や、或は狭い駐車場や駐
車指定場に入る場合に車の前端部を、他の車両や建造物
に接触する等の事故が少なくなく、また、フロントウイ
ンドの両側を取付けたフロントピラーにより、前方視界
が一部遮られる左右視界の死角のため、左右から接近す
る車や人を見逃して衝突事故や接触事故を発生したり、
また、ドライバーのアイポイントよりも高い車高の前車
や対向車により、その後方が見えなくなる上方視界の死
角のため、これまでしばしば重大事故を発生しているも
のであった。これらの視死角により見難くなる視界の範
囲は、停車時の場合よりも走行中の場合の方がアイポイ
ントのブレの関係から更に広範囲にわたるものである。
これらにより例えば、交差点を右折する際に対向車線に
右折車が停止している場合、対面する右折車によって前
方視界が遮られているため、その右折車の左側を高速で
直進してくる対面車を確認できないまま、右折進行して
重大な衝突事故を発生することが多く、その直撃力の大
きいことから相互の車の大破と共に人身事故を発生する
ものであった。またこれらの重大災害の陰には多くのヒ
ヤリハットする不安全状態も数多くまた物損事故の発生
も少なくないものであった。
【0004】 本発明は、これまで長い間自動車業界に
おいて実現されなかったドライバーのアイポイントの高
さによる上方視界の死角や、フロントピラーやフロント
ボンネットやフロントフェンダーによる左右視界の死角
等による前方視界の死角によって妨げられない車体前端
部付近の状況や前方交通状況の映像をドアミラーに大き
く写して、ドライバーが先ず安全性を確認してから進行
することにより前方不注意による交通事故を防止し易く
することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第一は、電動格納式ルーフミラーのルーフ取付ベー
スを、自動車のルーフ左右の中央より前方(ルーフ左右
前方)に取付け、ルーフミラーとドアミラーとの間隔を
短縮して、ルーフミラーに写した車体前端部付近の状況
や前方交通状況の映像をドアミラーに中に大きく写して
見易くすることが必要である。また第二は、前記により
ルーフ上の電動格納式ルーフミラーが、電動格納式ドア
ミラーの上方に近接して取付けられるので、通常走行中
において車側後方の交通状況を写していたドアミラー面
の映像を、ルーフミラー面に写された車体前端部付近の
状況や前方交通状況の映像に切り替えるために、ドアミ
ラー面を大きく上方に回転できることが必要である。ま
た第三は補助的にルーフミラーの使用中に視認方向を車
体前端部付近の状況と前方交通状況間の切り替えを望む
場合に、電動格納式ルーフミラーや電動格納式ドアミラ
ーのミラー駆動ユニットのみにて調整できることか必要
である。
【0006】 第一発明は、まず前方視界の死角に妨げ
られない複数の回転体を備えた電動格納式ルーフミラー
として、ルーフ取付ベースを車体のルーフ左右の中央よ
り前方(ルーフ左右前方)に水平に取付け、ルーフ取付
ベースに立設した第二枢支軸を中心に回動する第二回転
体と、第二回転体の第二側壁に立設した第一枢支軸を中
心に回転する第一回転体と、第一回転体の第一側壁に固
定した第一サポートフレームと、第一サポートフレーム
に取付けた第一ルーフミラーボデーやルーフミラーを嵌
着したミラー駆動ユニットとより成り、格納位置におい
ルーフミラー面が下向きであった第一ルーフミラーボ
デーを第二回転体にて使用位置に回動し、第一回転体
て仰角に回動してルーフミラー面が所望の車体前端部付
近の状況や前方交通状況を写せるように第一ルーフミラ
ーボデーを位置決めする。
【0007】 次に、ルーフミラーの映像をドアミラー
に写してドライバーが運転席から視認するために使用す
る電動格納式ドアミラーは、前記複数の回転体を備えた
電動格納式ルーフミラーと同様な構成にする。ドア取付
ベースは運転席横の左右のドアに取付け、ドア取付ベー
スに立設した第五枢支軸を中心に回動する第五回転体
と、第五回転体の第五側壁に立設した第四枢支軸を中心
に回動する第四回転体と、第四回転体に固定した第三サ
ポートフレームと、第三サポートフレームに取付けたド
アミラーボデーやドアミラーを嵌着したドアミラー駆動
ユニットとより成り、ドアミラーの使用に際しては、第
五回転体にてドアミラーボデーを格納位置から使用位置
に回動し、上方のルーフミラー面に写された車体前端部
付近の状況や前方交通状況の映像を、ドアミラーボデー
内に装着されたドアミラー面に写せるように、ドアミラ
ーボデーを第四回転体にて大きく回転してルーフミラー
に対面させ、ドライバーが運転席にて所望の車体前端部
の付近の状況や前方交通状況を視認できるようにする。
【0008】 第二発明は、単数の回転体を備えた電動
格納式ルーフミラーのルーフ取付ベースを、ルーフレー
ルの前方内部のルーフ上に水平に取付け、ルーフ取付ベ
ースに立設した第三枢支軸を中心に回動する第三回転体
と、第三回転体の第三側壁に取付けた第二サポートフレ
ームと、第二サポートフレームに取付けた第二ルーフ
ラーボデーとルーフミラーを嵌着したルーフミラー駆動
ユニットとより成り、使用位置にて第二ルーフミラーボ
デー内に装着されたルーフミラー面が、所望の車体前端
部付近の状況や前方交通状況を写せるように、予め第五
サポートフレームを車種に応じて適当な角度に傾けて第
三回転体の第三側壁に取付けておき、使用に際して、車
体前端部付近の状況や前方交通状況をルーフミラーに容
易に写せるようにする。
【0009】 次に、電動格納式ドアミラーは、ドアミ
ラーの上方に近接していルーフミラーに対面するため、
前記第一発明の複数回転体を備えた電動格納式ルーフ
ラーと同様な構成にする。ドア取付ベースは運転席横の
左右のドアに取付け、ドア取付ベースに立設した第五枢
支軸を中心に回動する第五回転体と、第五回転体の第五
側壁に立設した第四枢支軸を中心に回動する第四回転体
と、第四回転体に固定した第三サポートフレームと、第
三サポートフレームに取付けたドアミラーボデーやドア
ミラーを嵌着したドアミラー駆動ユニットとより成り、
ドアミラーの使用に際しては、第五回転体にてドアミラ
ーボデーを格納位置から使用位置に回動し、上方のルー
ミラー面に写された車体前端部付近の状況や前方交通
状況の映像を、ドアミラーボデー内に装着されたドアミ
ラー面に写せるように、ドアミラーボデーを第四回転体
にて大きく回転してルーフミラーに対面させ、ドライバ
ーが運転席にて所望の車体前端部の付近の状況や前方交
通状況を視認できるようにする。
【0010】
【作用】上記のように構成されたルーフ左右前方の電動
格納式ルーフミラーと運転席横の左右のドアに複数の回
転体を備えた電動格納式ドアミラーを装着した自動車
は、運転席から操作される遠隔スイッチ又はコントロー
ラーによって、第一発明においては、電動格納式ルーフ
ミラーの第二回転体に配置された第二モータを回転する
と、第二枢支軸に固定された第二Uプレートに第二圧縮
スプリングにて摩擦固定された第二ウォームホィールの
周りを、第二回転体に配置された第二ウォームや第二減
速歯車群や第二モータ等が公転して、第一回転体の第一
側壁の第一サポートフレームに取付けられた第一ルーフ
ミラーボデーを使用位置と格納位置に回動し位置決め機
構にて確実に所定の位置に止められる。
【0011】 第一ルーフミラーボデー内にて第一サポ
ートフレームに取付けられているルーフミラー駆動ユニ
ットのピボットに嵌着されているルーフミラーは、格納
位置においてはルーフミラー面が水平に下向きに位置決
めされているが、ルーフミラーを使用する際は、第一
ーフミラーボデーを第二回転体により格納位置から使用
位置に回動した後、ルーフミラー面が車体前端部方向や
前方視認方向とドアミラー方向との中間線に対面して略
直角になるように、第一枢支軸を中心に第一回転体を回
転して位置決めする。そして車の走行中にどこでも必要
に応じて第一回転体やルーフミラー駆動ユニットによ
り、ルーフミラー面を車体前端部方向や前方視認方向に
対面させて、前方視界の死角に妨げられずに所望の車体
前端部付近の状況や前方交通状況を写すことができる
が、更に両ミラー間の間隔が小さいことによりルーフ
ラーの映像はドアミラーの中に比較的大きく写すことに
より、ドライバーが運転席から容易に視認して運転でき
るため交通事故を未然に防止することができる。
【0012】 また第二発明においては、第三回転体に
配置された第三モータを回動すると、第三枢支軸に固定
された第三Uプレートに第三圧縮スプリングにて摩擦固
定された第三ウォームホィールの周りを、第三回転体に
配置された第三ウォームや第三減速歯車群や第三モータ
と共に公転することにより、第三回転体の第三側壁に固
定された第二サポートフレームに取付けた第二ルーフ
ラーボデーを、第三枢支軸を中心に格納位置から使用位
置に回動する。第二ルーフミラーボデーは、使用位置に
おいてルーフミラー面に車体前端部付近の状況や前方交
通状況をすぐに視認できるように予め仰角に設定されて
いるため、使用に際しては、ルーフ上より見下ろした車
体前端部付近の状況や、ルーフ上から見渡した前方交通
状況を写したルーフミラーの映像は、前方視界の死角に
妨げられない映像をドアミラーの中に大きく広く写し、
そのドアミラーの映像をドライバーが運転席より視認し
て安全に運転することができる。このようにドライバー
はあらゆる走行時において、車の構造上避けられない左
右視界の死角や上方視界の死角等による前方視界の死角
に妨げられることなく運転操作ができるので、不確実な
前方視認による交通事故を未然に防止することができ
る。
【0013】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。第一実施例としては、図1はドライバーのアイポイ
ントPの高さによる上方視界の死角や、フロントピラー
93やフロントボンネット95やフロントフェンダー9
6による左右視界の死角等による前方視界の死角に妨げ
られない車体前端部付近の状況や前方交通状況の映像を
電動格納式ルーフミラーMの第一ルーフミラーボデー3
0内のルーフミラー39に写し、かつドアミラー40に
その映像を大きく反射して写すために、電動格納式ルー
ミラーMを運転席横の左右のドアに取付けた電動格納
式ドアミラーSに近接したルーフ1左右前方に取付けた
レジャー用多目的車(以下RVとする)の正面図、図2
は図1の平面図である。図示するように車長方向をx
軸、車高方向をy軸、車横方向をz軸として、正面図を
x・y面に投影された図、平面図をx・z面に投影され
た図とすれば、図1におけるルーフミラー39面を前方
視認x・y方向Aとドアミラーx・y方向Bとの中心の
前方x・y中間線Cに略直角に対面するようにし、また
ドアミラー40面をルーフミラーx・y方向Bとアイポ
イントx・y方向Dとの中心の後方x・y中間線Eに略
直角に対面するようにする。かつ図2におけるルーフ
ラー39面を前方視認x・z方向Fとドアミラーx・z
方向Gとの中心の前方x・z中間線Hに略直角に対面す
るようにし、またドアミラー40面をルーフミラーx・
z方向Gとアイポイントx・z方向Jとの中心の後方x
・z中間線Kに略直角に対面するようにすることによっ
て、前方視界の死角に妨げられない映像をドライバーが
運転席にて容易に視認することができる。
【0014】 電動格納式ルーフミラーMとしては、図
6は複数の回転体を備えた電動格納式ルーフミラーMの
一部破断した正面図、図7はルーフミラーボデー部分に
て切断した図6のX−X線に沿う断面を示す横断側面図
である。図示するように、車体のルーフ1左右前方に水
平に取付けたルーフ取付ベース3に第二枢支軸6を立設
し、第二枢支軸6に第二回転体16の第二ボス21を挿
通し、第二回転体16の第二側壁26に第一枢支軸5を
立設する。かつ第一枢支軸5に第一回転体15の第一ボ
ス20を挿通し、第一回転体15の第一側壁25に第一
サポートフレーム33のサポートフレーム取付部36を
取付け、第一サポートフレーム33にルーフミラー39
をピボット92にて嵌着したルーフミラー駆動ユニット
41と第一ルーフミラーボデー30を取付ける。第二ウ
ォームホィール59は前記第二回転体16内に挿入され
た第二枢支軸6に緩挿し、かつ第二圧縮スプリング74
の付勢力にて第二枢支軸6に摩擦固定され、前記第二回
転体16に配設した第二モータ44及び第二減速歯車群
54と連結し、前記第二モータ44を駆動させて第二回
転体16に配設した第二ウォーム49及び第二減速歯車
群54とを第二ウォームホィール59の周りに公転さ
せ、前記第一ルーフミラーボデー30を使用位置と格納
位置に回動するようにする。また第一ウォームホィール
58は前記第一回転体15内に挿入された第一枢支軸5
に緩挿し、かつ第一圧縮スプリング73の付勢力にて第
一枢支軸5に摩擦固定され、前記第一回転体15に配設
した第一モータ43及び第一減速歯車群53と連結し、
前記第一モータ43を駆動させて第一回転体15に配設
した第一ウォーム48及び第一減速歯車群53とを第一
ウォームホィール58の周りに公転させ、前記第一ルー
ミラーボデー30を回転させてルーフミラー39面を
所望の車体前端部方向や前方視認方向に向けることがで
きる。なおルーフミラー39はドアミラー40の2〜4
倍等に倍増した面積にして、前方交通状況をドアミラー
40に更に大きく広く写すようにしてもよい。
【0015】 ルーフミラー39による使用に際して
は、第二回転体16により第一ルーフミラーボデー30
を格納位置より使用位置に回動して、ルーフミラー39
面を図1に示すように前方視認x・y方向Aとドアミラ
ーx・y方向Bとの中心の前方x・y中間線Cに略直角
に対面するように第一回転体にて回動すると共に、図2
に示すように前方視認x・z方向Fとドアミラーx・z
方向Gとの中心の前方x・z中間線Hに略直角に対面す
るように第二回転体にて回動して位置決めし、ルーフ1
上より見下ろした車体前端部付近の状況や前方交通状況
ルーフミラー39に写すようにする。なお乗用車は一
般に車の高さが比較的低く前方視界の死角による前方不
注意による交通事故が多いため、図5に示すように乗用
車に電動格納式ルーフミラーMと電動格納式ドアミラー
Sを設けることにより乗用車の安全性に貢献するするこ
とができる。
【0016】 電動格納式ルーフミラーMの第一回転体
15と第二回転体16は、作動面で円滑な回転を必要と
する部位の摩擦抵抗を少なくし、一方摩擦固定を必要と
する部位の摩擦抵抗のみを活用したものである。図6に
示すように第一回転体15は、第一枢支軸5に固定され
た第一Uプレート83に、第一ウォームホィール58の
上面を第一クラッチプレート68や第一クラッチガイド
63を経た第一圧縮スプリング73の付勢力によって、
第一枢支軸5に固定された第一Uプレート83に第一上
部ワッシャ78を経て摩擦固定されるが、第一ウォーム
ホィール58の下面と第一回転体15の第一ボス20の
上面との間の円滑な擦動を阻害する摩擦抵抗や、第一圧
縮スプリング73の付勢力による第一回転体15の第一
ボス20の下面と第一枢支軸5の第一基部10の上面と
の接触部に発生する摩擦抵抗(円滑な回転を阻害する)
を極減するために、第一ウォームホィール58と第一回
転体15の第一ボス20の各内面下端部にマグネト球軸
受、アンギュラ球軸受、深みぞ球軸受等の転がり軸受9
1を嵌入し第一枢支軸5に挿通したものである。
【0017】 また第二回転体16は、第二枢支軸6に
固定された第二Uプレート84に、第二ウォームホィー
ル59の上面を第二クラッチプレート69や第二クラッ
チガイド64を経た第二圧縮スプリング74の付勢力に
よって、第二枢支軸6に固定された第二Uプレート84
に第二上部ワッシャ79を経て摩擦固定されるが、第二
ウォームホィール59の下面と第二回転体16の第二ボ
ス21の上面との間の円滑な擦動を阻害する摩擦抵抗
や、第二圧縮スプリング74の付勢力による第二回転体
16の第二ボス21の下面と第二枢支軸6の第二基部1
1の上面との接触部に発生する摩擦抵抗(円滑な回転を
阻害する)を極減するために、第二ウォームホィール5
9と第二回転体16の第二ボス21の各内面下端部にマ
グネト球軸受、アンギュラ球軸受、深みぞ球軸受等の転
がり軸受91を嵌入し第二枢支軸6に挿通して、各回転
体の使用命数を増大することができる。
【0018】 電動格納式ドアミラーSとしては、図1
0は複数の回転体を備えた電動格納式ドアミラーSの一
部破断した正面図、図11はドアミラーボデー部分にて
切断した図10のZ−Z線に沿う断面を示す横断側面図
である。図示するように、運転席横の左右のドアに取付
けたドア取付ベース4に第五枢支軸9を立設し、第五枢
支軸9に第五回転体19の第五ボス24を挿通し、第五
回転体19の第五側壁29に第四枢支軸8を立設する。
かつ第四枢支軸8に第四回転体18の第四ボス23を挿
通し、第四回転体18の第四側壁28に第三サポートフ
レーム35の第三サポートフレーム取付部38を取付
け、第三サポートフレーム35にドアミラー40をビボ
ット92にて嵌着したドアミラー駆動ユニット42と横
向きのドアミラーボデー32を取付ける。第五ウォーム
ホィール62は前記第五回転体19内に挿入された第五
枢支軸9に緩挿し、かつ第五圧縮スプリング77の付勢
力にて第五枢支軸9に摩擦固定され、前記第五回転体1
9に配設した第五モータ47及び第五減速歯車群57と
連結し、前記第五モータ47を駆動させて第五回転体1
9に配設した第五ウォーム52及び第五減速歯車群57
とを第五ウォームホィール62の周りに公転させ、前記
横向きにしたドアミラーボデー32を使用位置と格納位
置に回動するようにする。
【0019】 使用に際しては、通常は横向きにして車
側後方全般の交通状況を写して使用していた電動格納式
ドアミラーSのドアミラー40面を、上方向に切り替え
ルーフ1上に取付けられた電動格納式ルーフミラーMの
ルーフミラー19に対面するようにする。すなわちルー
ミラー39を、図1に示すようにルーフミラーx・y
方向Bとアイポイントx・y方向Dとの中心の後方x・
y中間線Eに略直角に対面するように第四回転体で回転
すると共に、図2に示すようにルーフミラーx・z方向
Gとアイポイントx・z方向Jとの中心の後方x・z中
間線Kに略直角に対面するるように第五回転体を回動し
て位置決めし、ルーフ1上より見下ろした車体前端部付
近の状況や前方交通状況の写されたルーフミラー39の
映像を、ドアミラー40の中に恰もフェンダーミラーを
見るように写してドライバーが運転席から容易に視認で
きるようにする。
【0020】 図10に示す電動格納式ドアミラーSの
第四回転体18と第五回転体19は、電動格納式ルーフ
ミラーMと同様に作動面で特に円滑な回転を必要とする
部位の摩擦抵抗を極減し、摩擦固定を必要とする部位の
摩擦抵抗のみを活用するものである。第四回転体18
は、第四枢支軸8に固定された第四Uプレート86に、
第四ウォームホィール61の上面を第四クラッチプレー
ト71や第四クラッチガイド66を経た第四圧縮スプリ
ング76の付勢力によって、第四ウォームホィール61
は第四枢支軸8に固定された第四Uプレート86に摩擦
固定されるが、第四ウォームホィール61の下面と第四
回転体18の第四ボス23の上面との間の円滑な擦動を
阻害する摩擦抵抗や、第四圧縮スプリング76の付勢力
による第四回転体18の第四ボス23の下面と第四枢支
軸8の第四基部13の上面との接触部に発生する摩擦抵
抗(円滑な回転を阻害する)を極減するために、第四ウ
ォームホィール61と第四回転体18の第四ボス23の
各内面下端部にマグネト球軸受、アンギュラ球軸受、深
みぞ球軸受等の転がり軸受91を嵌入し第四枢支軸8に
挿通する。
【0021】 また第五回転体19は、第五枢支軸9に
固定された第五Uプレート87に、第五ウォームホィー
ル62の上面を第五クラッチプレート72や第五クラッ
チガイド67を経た第五圧縮スプリング77の付勢力に
よって、第五枢支軸9に固定された第五Uプレート87
に摩擦固定されるが、第五ウォームホィール62の下面
と第五回転体19の第五ボス24の上面との間の円滑な
擦動を阻害する摩擦抵抗や、第五圧縮スプリング77の
付勢力による第五回転体19の第五ボス24の下面と第
五枢支軸9の第五基部14の上面との接触部に発生する
摩擦抵抗(円滑な回転を阻害する)を極減するために、
第五ウォームホィール62と第五回転体19の第五ボス
24の各内面下端部にマグネト球軸受、アンギュラ球軸
受、深みぞ球軸受等の転がり軸受91を嵌入し第五枢支
軸9に挿通することにより、第四回転体18と共に使用
命数を増大することができる。
【0022】 第二実施例としては、図3はドライバー
のアイポイントPの高さによる上方視界の死角や、フロ
ントピラー93やフロントボンネット95やフロントフ
ェンダー96による左右視界の死角等による前方視界の
死角に妨げられない車体前端部付近の状況や前方交通状
況の映像を、第二ルーフミラーボデーが使用位置に回動
したら直ぐに写せるように、ルーフミラー39を仰角に
設定した単数の回転体を備えた電動格納式ルーフミラー
Nと、運転席横の左右のドアにドアミラーボデー32を
回転できる複数の回転体を備えた電動格納式ドアミラー
Sを設けたRVの正面図、図4は図3の平面図である。
また図8は単数の回転体を備えた電動格納式ルーフミラ
ーNの一部破断した正面図、図9はルーフミラーボデー
部分にて切断した図8のY−Y線に沿う断面を示す横断
側面図である。電動格納式ドアミラーSの構成は第一実
施例と同様である。
【0023】 電動格納式ルーフミラーNは、第二ルー
ミラボデー31のルーフミラー39面を予め前方交通
状況を直ぐに写せるように仰角に設定して取付けてお
き、使用中にルーフミラー39の視認方向を車体前端部
付近の状況に切り替えたり前方交通状況に戻すために、
ルーフミラー駆動ユニット41やドアミラー駆動ユニッ
ト42にて調整できるようにしたものである。そのため
ルーフミラー39が前方交通状況を視認できるように、
ルーフミラー39をピボット92にて嵌着したルーフ
ラー駆動ユニット41を第二ルーフミラーボデー31と
共に取付けた第二サポートフレーム34を、第二サポー
トフレーム取付部37にて第三回転体17の第三側壁2
7に予め製造時に取付けたことを特徴とする単数の第三
回転体17のみを備えたものである。図示するように、
車体のルーフ1左右前方にてルーフレール2の前方内部
のルーフ1上に水平に取付けたルーフ取付ベース3に立
設した第三枢支軸7を中心に回動する第三回転体17
と、第三回転体17の第三側壁27に第二サポートフレ
ーム取付部37を取付けた第二サポートフレーム34
と、第二サポートフレーム34に取付けた第二ルーフ
ラーボデー31とルーフミラー39を装着したルーフ
ラー駆動ユニット41とより成り、第二ルーフミラーボ
デー31の取付は基準として主に前方交通状況を視認す
るように第二サポートフレーム34によるルーフミラー
39面を前方視認方向に対面する仰角に設定し、車体前
端部付近の状況を視認する場合は、ルーフミラー駆動ユ
ニット41にてルーフミラー39面の仰角を下向きに調
整することによって視認できるようにする。
【0024】 この第二サポートフレーム34による
ーフミラー39面の仰角の設定は、図3に示すように
ーフミラー39面を前方視認x・y方向Aとドアミラー
x・y方向Bとの中心の前方x・y中間線Cに略直角に
対面するようにし、かつ図4に示すようにルーフミラー
39面を前方視認x・z方向Fとドアミラーx・z方向
Gとの中心の前方x・z中間線Hに略直角に対面するよ
うに、予め本発明を適用する自動車の車種に応じて第二
サポートフレーム34の仰角を設定して、第二サポート
フレーム取付部37によって取付ける。
【0025】 電動格納式ドアミラーSのドアミラー4
0面は、図3に示すようにルーフミラーx・y方向Bと
アイポイントx・y方向Dとの中心の後方x・y中間線
Eに略直面するように第四回転体18を回転すると共
に、図4に示すようにルーフミラーx・z方向Gとアイ
ポイントx・z方向Jとの中心の後方x・z中間線Kに
略直角に対面するように第五回転体を回動して位置決め
し、ルーフ1上より見下ろした車体前端部付近の状況や
前方交通状況の写されたルーフミラー39の映像を、ド
アミラー40の中に恰もフェンダーミラーを見るように
反射してドライバーが運転席から容易に視認できるよう
にする。
【0026】 第三回転体17においては、ルーフ取付
ベース3に立設した第三枢支軸7に、第三回転体17の
第三ボス22を挿通し、第三ウォームホィール60を前
記第三回転体17内に挿入された第三枢支軸7に緩挿
し、かつ第三圧縮スプリング75の付勢力にて第三枢支
軸7に摩擦固定し、前記第三回転体17に配設した第三
モータ45及び第三減速歯車群55と第三ウォームホィ
ール60を連結し、前記第三モータ45を駆動させて第
三回転体17に配設した第三ウォーム50及び第三減速
歯車群55とを第三ウォームホィール60の周りに公転
させ、第二ルーフミラーボデーを格納位置と使用位置に
回動する。ルーフミラー39の使用に際しては、前記
ーフミラー39の設定された仰角と所望の視認方向の微
差は、ルーフミラー駆動ユニット41によって微調整さ
れるが、最終的には前述のように図3におけるルーフ
ラー39面が前方視認x・y方向Aとドアミラーx・y
方向Bとの中心の前方x・y中間線Cに直角に対面し、
また図4におけるルーフミラー39面が前方視認x・z
方向Fとドアミラーx・z方向Gとの中心の前方x・z
中間線Hに略直角に対面して三次元的に位置決めされる
ことになる。
【0027】 図示する第三回転体17は、第二ルーフ
ミラーボデー31が回動中や使用位置に停止中に障害物
に接触した場合に破壊されることや人に被害を与えない
ないようにするために第三ウォームホィール60は第三
枢支軸に摩擦固定されるが、その場合作動面で特に円滑
な回転を必要とする部位の摩擦抵抗は極減し、一方摩擦
固定を必要とする部位の摩擦抵抗のみを活用するもので
ある。すなわち、第三枢支軸7に固定された第三Uプレ
ート85に、第三ウォームホィール60の上面を第三ク
ラッチプレート70や第三クラッチガイド65を経た第
三圧縮スプリング75の付勢力によって、第三枢支軸7
に固定された第三Uプレート85に摩擦固定されるが、
第三ウォームホィール60の下面と第三回転体17の第
三ボス22の上面との間の円滑な擦動を阻害する摩擦抵
抗や、第三圧縮スプリング75の付勢力による第三回転
体17の第三ボス22の下面と第三枢支軸7の第三基部
12の上面との接触部に発生する摩擦抵抗(円滑な回転
を阻害する)を極減するために、第三ウォームホィール
60と第三回転体17の第三ボス22の各内面下端部に
マグネト球軸受、アンギュラ球軸受、深みぞ球軸受等の
転がり軸受91を嵌入し第三枢支軸7に挿通したものと
して回転体の使用命数を増大することができる。なおこ
れまでは転がり軸受91を使用した回転体の構成につい
て述べたが、本発明はこれに限定されることなく公知公
用の回転体を使用してよいことは勿論である。
【0028】 以上のように本発明は、多種多様なボデ
イタイプのRVや普通車のルーフ左右前方に電動格納式
ルーフミラーMや電動格納式ルーフミラーNと運転席横
の左右のドアに電動格納式ドアミラーSとを装備して、
自動車が本来構造上有する左右視界の死角や上方視界の
死角等による前方視界の死角の影響を受けないようにし
たことにより、恰も潜望鏡や望遠鏡のようにこれまで視
認不可能な前方視界がフェンダーミラーを見るように確
認される結果、車のアクティブ・セフティを向上して事
前に交通事故を防止することができる。なお本発明の主
要な構成は、電動格納式ルーフミラーのルーフ取付ベー
スを前方視界の死角の影響の無いルーフ左右前方に取付
け、かつ第一ルーフミラーボデーや第二ルーフミラーボ
デーを格納位置と使用位置の間や、使用位置にて上下左
右に回動する機能を有するものであるから、その機能を
活用してルーフミラーボデー内部に高感度のCCDカメ
ラを設置して、前方交通状況を写した映像を車内に設置
したマルチAVステーションの画面に表示するようにし
てもよい。また本発明の説明では電動格納式ドアミラー
のドアミラーは一面しか例示しなかったが、例えばドア
取付ベース部の第五回転体に、ルーフミラー専用の小形
なドアミラーを嵌着したドアミラー駆動ユニットを内蔵
した小型ドアミラーボデーを併設してもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に示すような効果を奏する。
【0030】 自動車の構造上有する左右視界の死角や
上方視界の死角等による前方視界の死角によって妨げら
れていた前方視界を視認することができるので、全方位
の視界の確認により、前方不注意による交通事故を未然
に防止することができる。
【0031】 そして、ルーフ上から左右前方を見渡し
た前方交通状況をルーフミラーに写せるので、たとえ対
向車線に右折車が停止しておっても、左右視界の死角や
上方視界の死角等による前方視界の死角に妨害されるこ
となく、前方交通状況を写したルーフミラーの映像をド
アミラーに写して確認できるため、交差点を右折する際
のドライバーの前方視界の盲点を解消し、対向車線の右
折車の左側を高速で直進する車と衝突する危険を未然に
防止することができる。
【0032】 さらに、ルーフ上から広い視界を展望し
ルーフミラーの映像を視認できため、前方にて発生し
た事故を早く発見して追突事故等の災害を未然に防止す
ることができるばかりか、道路上が渋滞している場合
に、渋滞の状況不明から生ずるイライラが防止でき、ロ
ーギヤのアイドリング走行を余裕をもって行うことがで
きる。
【0033】 また、走行中に前車がトラックやバス等
の車高の大きい場合に、ルーフミラーボデーの長さ程度
に車を左右に寄せ、前の車の側面から前方交通状況を写
したルーフミラーの映像をドアミラーに写して確認でき
るので安全な運転ができる。
【0034】 さらに、片側一車線で片側渋滞の反対車
線を走行する場合に、前方側方の渋滞車間の状況を視認
できるので、渋滞車の間から急に飛び出して横断する人
や自転車等を事前に発見できるため、人身事故の発生を
未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1の電動格納式ルーフミラー
Mと電動格納式ドアミラーSを装着したRVの正面図で
ある。
【図2】 図1の平面図である。
【図3】 本発明の実施例2の電動格納式ルーフミラー
Nと電動格納式ドアミラーSを装着したRVの正面図で
ある。
【図4】 図3の平面図である。
【図5】 本発明の実施例3の電動格納式ルーフミラー
Mと電動格納式ドアミラーSを装着した普通車の正面図
である。
【図6】 図1と図5に装着する電動格納式ルーフミラ
ーMの一部破断した正面図である。
【図7】 図6のX−X線に沿う断面を示す横断側面図
である。
【図8】 図3に装着する電動格納式ルーフミラーNの
一部破断した正面図である。
【図9】 図8のY−Y線に沿う断面を示す横断側面図
である。
【図10】 図1、図3に装着する電動格納式ルーフ
ラーSの一部破断した正面図である。
【図11】 図10のZ−Z線に沿う断面を示す横断側
面図である。
【符号の説明】 M 電動格納式ルーフミラーM N 電動格納式ルーフミラーN S 電動格納式ドアミラーS A 前方視認x・y方向 B ドアミラーx・y方向またはルーフミラーx・y
方向 C 前方x・y中間線 D アイポイントx・y方向 E 後方x・y中間線 F 前方視認x・z方向 G ドアミラーx・z方向またはルーフミラーx・y
方向 H 前方x・z中間線 J アイポイントx・z方向 K 後方x・z中間線 P アイポイント 1 ルーフ 2 ルーフレール 3 ルーフ取付ベース 4 ドア取付ベース 5 第一枢支軸 6 第二枢支軸 7 第三枢支軸 8 第四枢支軸 9 第五枢支軸 15 第一回転体 16 第二回転体 17 第三回転体 18 第四回転体 19 第五回転体 25 第一側壁 26 第二側壁 27 第三側壁 28 第四側壁 29 第五側壁 30 第一ルーフミラーボデー 31 第二ルーフミラーボデー 32 ドアミラーボデー 33 第一サポートフレーム 34 第二サポートフレーム 35 第三サポートフレーム 36 第一サポートフレーム取付部 37 第二サポートフレーム取付部 38 第三サポートフレーム取付部 39 ルーフミラー 40 ドアミラー 41 ルーフミラー駆動ユニット 42 ドアミラー駆動ユニット 58 第一ウォームホイール 59 第二ウォームホイール 60 第三ウォームホイール 61 第四ウォームホイール 62 第五ウォームホイール 88 第二回転体カバー 89 第三回転体カバー 90 第五回転体カバー 92 ピボット 93 フロントピラー 94 フロントウインド 95 フロントボンネット 96 フロントフェンダー
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ルーフ取付ベースをルーフ左右前方に取付
    け、リヤミラー面を回転する複数の回転体を備えた電動
    格納式リヤミラーと、ドア取付ベースを運転席横の左右
    のドアに取付け、ドアミラー面を回転する複数の回転体
    を備えた電動格納式ドアミラーを設けたことを特徴とす
    るルーフ左右前方に電動格納式リヤミラーを装着した自
    動車。
  2. 【請求項2】ルーフ取付ベースをルーフ左右前方に取付
    け、リヤミラー面を仰角に設定した単数の回転体を備え
    た電動格納式リヤミラーと、ドア取付ベースを運転席横
    の左右のドアに取付け、ドアミラー面を回転する複数の
    回転体を備えた電動格納式ドアミラーを設けたことを特
    徴とするルーフ左右前方に電動格納式リヤミラーを装着
    した自動車。
JP31760697A 1997-10-14 1997-10-14 ルーフ左右前方に電動格納式ルーフミラーを装着した自動車。 Pending JPH11115633A (ja)

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