JP2008155786A5 - - Google Patents

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フロントフェンダーカメラ機構付き視認カメラ装着車
本発明は、自動車に標準装備化されているドアミラーやフロントフェンダーミラーに関する。
従来の自動車には、特許文献1として周囲360度の全方位にわたる視野領域の映像が得られ、該映像に対して中心射影の変換が可能な光学系と、該光学系を通して得られる光学像を第1の画像データに変換する撮像手段とからなる全方位視覚センサーと、該第1の画像データを極座標から直交座標へと座標交換することにより、パノラマ画像および透視画像に変換して第2の画像データを得る画像処理手段と、該第2の画像データを表示する表示手段と、該第2の画像データを選択および制御する表示制御手段とを備え、該表示手段は車両周辺の安全性を高めるべく、該表示制御手段の選択および制御により、パノラマ画像と透視画像を同時に表示すると共に、該第2の画像データの周囲360度の視野領域における前方視覚、後方視覚および左右視覚のうち、少なくとも前方視覚の透視画像データと左右視覚の透視画像データを同時に表示する全方位視覚システムを搭載した車両の周囲監視システムが提案されている。
そして、その全方位視覚システムを搭載した車両の周囲監視システムにおける全方位監視センサーの設置位置は、車が衝突などのショックをやわらげボデーの損傷を防ぐ緩衝作用と装飾用として、車の前端・後端に横に装置されている保護装置のダンパーに設けることが提案されて、自動車のルーフ上や自動車の前後のバンバー上や、前後バンパーの左端部および右端部のいずれか一方の上に設置されると共に、後方バンパーでは該前方バンバーの設置位置と対角位置の端部上に設置した車が発明されている。(例えば、特許文献1参照。)。
また、車両の前端又は後端から、わずかに内側に後退した位置に孔部を設け、この孔部に対して、所定の駆動機構により昇降自在に配置されたカメラ取付部材と、カメラ取付部材の先端に取付けられた撮像手段とで構成して、ビデオカメラとしての使用時には、孔部から伸縮自在な取付部材に取付けられた撮像手段が伸びて、車両の周囲を撮像することができ、駆動機構により撮像手段が昇降する方向は、車両の垂直方向に対して所定の角度を持って傾斜した方向とし、駆動機構により、伸ばした状態の場合に、孔部よりも外側に突出した位置に撮像手段が位置するように発明された車がある。(例えば、特許文献2参照。)。
また、路上にある車両の前方および交通状況を、自動車のフロントガラスの上端部の高さに取り付けられたビデオカメラからの画像信号のエレクトロニックス処理、解析によって光学的に検知するシステムで一台のビデオカメラを使用して、良好な画像の位置分解能が得られるシステムを提供する発明がある。(例えば、特許文献3参照。)。
特許第3627914号公報 特開2003−158649号公報 特開平10−117343号公報
以上に述べた従来の視認カメラ装着車では、特許文献1は自動車のバンバー上から視認するものであり、また特許文献2はフロントボンネットの下から視認するもので、人の足元を見て安全確認するようなものであるから、左右から進行してくる自動車とほぼ同一高さのフロントボンネットやトランクリッドの高さにビデオカメラ機構を設置した方がはるかに優れている。また、特許文献2は、フロントガラスの上端部から前方の交通状況や道路状況を一台のビデオカメラで視認するものであることから、左右から進行してくる車両や人を素早く視認して出会い頭事故を防止することが極めて困難であるという問題があり、また、ドアミラーやフロントフェンダーミラーが併設されていても、車側後方の安全を確認するための視認はできるが、車側前方や横方向の安全確認ができないという問題や、横道から大通りに出る際などに車の先端部における左右の交通状況と道路状況が容易に視認できないという問題や左右から走行してくる自動車が敏速に視認できないという問題があった。
また、従来の自動車に取付けられる車の周辺に突出するフロントボンネットカメラ機構は、使用しない時や使用中に、車側を通過する通行人や他の車両がフロントボンネットカメラ機構に接触して人身事故や物損事故を発生することを防止できないという安全に関する問題があった。
また、従来のフロントボンネットカメラ機構付き自動車では、フロントボンネットカメラ機構に取付けられたビデオカメラの撮像光線が、フロントフェンダーエプロンの周縁部や、フロントボンネットの前縁部にて遮られて車の直近の道路状況や交通状況を視認することが困難という視界の死角に関する問題があった。
また、従来の自動車のフロントボンネットカメラ機構は、車の両側先端部を中心とした各方面を同時に視認することができないため、交通事故発生要因や路上犯罪発生状況の発見が遅れることに関する問題があった。
また、従来の自動車のフロントボンネットカメラ機構は、透明保護具ボデー内に撮像方向を異にした三台以上のビデオカメラを撮像範囲を分担して取り付ける場合に、小さな空間に正確に取付けることが困難なため品質管理面や製造原価面に問題があった。
また、交通事故を効果的に防止するには、ビデオカメラを3台以上使用して走行中の多方面に亘る安全性を確認する必要があるが、透明保護具ボデーの内面に形成した取付リブにビデオカメラを取付ける従来の方法では、ビデオカメラを3台以上透明保護具ボデー内に組み付ける作業が極めて困難なため、電動回動式複数カメラ透明保護具の製作について品質管理や製造費について大きな問題があった。
本発明は、これらの問題を解決することを課題として、車体固有の視界の死角に邪魔されずに、車の先端部から前方や後方や左右の交通状況や道路状況を安全確認できるようにすることを目的とするものである。
そして、本発明は上記目的を達成するために、各種のカメラ透明保護具よりなるビデオカメラ機構を創出して、それらのビデオカメラ機構をフロントフェンダーエプロン上に取付けて前後左右方向の交通状況や道路状況などを撮像して、その映像信号を車室内に設置されたモニタ機構に伝送して映像を視認できるようにする。
第1の課題解決手段は、ビデオカメラ機構において、撮像方向が運転席から容易に目視できる長さの円筒状保護具ボデーをビデオカメラに覆設した単数カメラ透明保護具と、前記単数カメラ透明保護具を取付ける上部に横型取付具を上部に設けたビデオカメラ保持体と、回転体外殻の回転体基盤を貫通して上部を回転体上部蓋にて軸支された枢支軸を立設した枢支軸基盤と、前記枢支軸に圧縮スプリングの押圧力でクラッチガイド、クラッチプレートにて摩擦固定された主ウォームホィールと、前記回転体上部蓋に取付けられた回転体モータに直結した主ウォームと、前記回転体外殻の内壁に取付けた外殻軸受で両端を支持した遊星軸と、前記主ウォームと歯合する前記遊星軸の一端に取付けた中間ウォームホィール、または、減速歯車群のいずれかと、前記主ウォームホィールと歯合する前記遊星軸の他端に取付けた遊星ウォームと、前記回転体モータで回動する前記遊星軸に取付けた前記遊星ウォームを前記主ウォームホィールの周りに同期回転して前記枢支軸を中心に回動する回転体と、を備え、前記単数カメラ透明保護具のビデオカメラの撮像光線が、近接するフロントフェンダーエプロンの周縁部や、フロントボンネットの前縁部にて遮られない高さに形成された、前記単数カメラ透明保護具を上部に取付けたビデオカメラ保持体の下部に前記回転体を取付けた電動回動式ビデオカメラ保持体の下面を、自動車のフロントフェンダーエプロン上に取付け、前記ビデオカメラ機構のビデオカメラにて撮像された映像信号を車室内に設置されたモニタに伝送して視認するフロントフェンダーカメラ機構付き視認カメラ装着車である。
第2の課題解決手段は、外周にオスネジ部を削成したビデオカメラ取付ベースと、内周にメスネジ部を削成し、上部に透明保護具ボデーを覆設した透明保護具基台と、前記ビデオカメラ取付ベースの上面に撮像範囲を分担して取付けた複数ビデオカメラと、前記複数ビデオカメラを取付けた前記ビデオカメラ取付ベースのオスネジ部と、前記透明保護具基台のメスネジ部を螺合した複数カメラ透明保護具と、を備え、電動回動式ビデオカメラ保持体の上部に前記複数カメラ透明保護具を取付けた複数カメラ透明保護具付き電動回動式ビデオカメラ保持体の下面を、自動車のフロントフェンダーエプロン上に取付け、前記ビデオカメラ機構のビデオカメラにて撮像された映像信号を車室内に設置されたモニタに伝送して視認するフロントフェンダーカメラ機構付き視認カメラ装着車である。
第3の課題解決手段は、内周にメスネジ部を削成し、上部に透明保護具ボデーを覆設した透明保護具基台と、前記透明保護具基台のメスネジ部と螺合するオスネジ部を外周に削成したビデオカメラ取付ベースと、前記ビデオカメラ取付ベースの上面に形成した回転体外殻と、前記回転体外殻の内壁に取付けた外殻軸受で両端を支持した遊星軸と、前記主ウォームと歯合する前記遊星軸の一端に取付けた中間ウォームホィール、または、減速歯車群のいずれかと、前記主ウォームホィールと歯合する前記遊星軸の他端に取付けた遊星ウォームと、前記回転体モータで回動する前記遊星軸に取付けた前記遊星ウォームを、前記主ウォームホィールの周りに同期回転して前記枢支軸を中心に回動する回転体と、前記ビデオカメラ取付ベースの上面に撮像方向を分担して取付けた複数ビデオカメラと、前記ビデオカメラ取付ベースのオスネジ部と前記透明保護具基台のメスネジ部を螺合してなる電動回動式複数カメラ透明保護具と、を備え、前記電動回動式複数カメラ透明保護具を上部に取付けたビデオカメラ保持体、または、前記ビデオカメラ保持体の下部に前記回転体を取付けた電動回動式ビデオカメラ保持体のいずれかの下面を、自動車のフロントフェンダーエプロン上に取付け、前記ビデオカメラ機構のビデオカメラにて撮像された映像信号を車室内に設置されたモニタに伝送して視認することを特徴とするフロントフェンダーカメラ機構付き視認カメラ装着車である。
第4の課題解決手段は、撮像方向を設定してビデオカメラを取付けた複数カメラ取付プレートと、前記複数カメラ取付プレートを第二回転体外殻側壁と一体に形成、または、別体に製作した前記複数カメラ取付プレートを第二回転体外殻側壁にボルト締着のいずれかにした第二回転体外殻と、前記第二回転体外殻の外周に透明保護具基部を嵌着した複数カメラ取付プレート付き透明保護具ボデーと、前記複数カメラ取付プレート付き透明保護具ボデーを上下方向に回動する第二回転体と、前記第二回転体を水平方向に回動する第一回転体と、前記複数カメラ取付プレートに取付けた複数のビデオカメラの撮像光線が、近接するフロントフェンダーエプロンの周縁部や、フロントボンネットの前縁部にて遮られない高さ、または、近接する他車両の全容を判別できる高さのいずれかに形成されたビデオカメラ保持体と、前記ビデオカメラ保持体の上部に取り付けた前記第一回転体の第一枢支軸基盤と、を備え、前記複数カメラ取付プレート付き透明保護具ボデーを上下方向と水平方向に回動する電動回動式複数カメラ取付プレート付き透明保護具の前記ビデオカメラ保持体の下面を、自動車のフロントフェンダーエプロン上に取付け、前記ビデオカメラ機構のビデオカメラにて撮像された映像信号を車室内に設置されたモニタに伝送して視認することを特徴としたフロントフェンダーカメラ機構付き視認カメラ装着車である。
上記したように本発明のフロントフェンダーエプロン上にビデオカメラ機構を設けた視認カメラ装着車は、従来、車のボデイタイプがロングノーズの場合に、横道から大道路に出て右左折する際や、車庫から表道路に出て右左折する際に、左右から進行してくる車両や人を視認し難いことから、しばしば出会い頭事故にヒヤリハットして肝を冷やし、或いは、出会い頭事故による物損事故や人身事故を確率的に発生していたが本発明にて創出されたビデオカメラ機構を、車の先端部に活用してフロントフェンダーエプロン上に設置することによって、車の先端部における前後左右の安全確認を向上することができる。
また、システム効果の多様性としては、フロントフェンダーエプロン上に設置した電動回動式ビデオカメラ保持体の上部に単数カメラ透明保護具や複数カメラ透明保護具等を、取り付けた単数カメラ透明保護具付き電動回動式ビデオカメラ保持体や、複数カメラ透明保護具付き電動回動式ビデオカメラ保持体を電動で回動して、単数カメラ透明保護具や複数カメラ透明保護具内に装備したビデオカメラで視認する方式は、本発明で創出されたカメラ透明保護具を電動回動式ビデオカメラ保持体の上部にボルト締めして固定するだけで容易にできるので、多種多様な視認カメラ装着車を創出してユーザーの好みを満足して交通事故を減少することができる。
また、電動回動式複数カメラ透明保護具を、簡単な構造のビデオカメラ保持体の上部に取り付けた電動回動式複数カメラ透明保護具付きビデオカメラ保持体をフロントフェンダーエプロン上に設置し、電動回動式複数カメラ透明保護具だけを、ビデオカメラ保持体の上部で電動回転して、電動回動式複数カメラ透明保護具内の複数のビデオカメラで、車の先端部における周囲の交通状況や道路状況を視認する方式は、透明保護具を回動することによる任意自由な撮像方向の視認情報が得られることから、前後方向の視認性と左右方向の視認性を向上して安全確認と安全運転を容易にできるので、交差点や横道から大道路に出る際に多い出会い頭事故を防止する効果は極めて大きい。
また、電動回動式複数カメラ取付プレート付き透明保護具のビデオカメラ保持体を、フロントフェンダーエプロン上に設置したフロントフェンダーカメラ機構付き視認カメラ装着車は、複数カメラ取付プレート付き透明保護具ボデーを水平方向と垂直方向にそれぞれ360度往復回動できるという優れた機能によって、車の先端部における車側の至近な路面上から遠方の状況を容易に視認することができる。
また、電動回動式複数カメラ取付プレート付き透明保護具の複数カメラ取付プレートは、3台以上のビデオカメラを取付ける場合に、各ビデオカメラの撮像方向を正確に設定する冶具を使用してマウントリング取付ボルト孔を穿孔してマウントリング取付ボルトでマウントリングを複数カメラ取付プレートに締着し、前記マウントリングにビデオカメラを収納して、各ビデオカメラの上からカバーを被せてカバー取付ボルトでマウントリングに締着して、ビデオカメラを固定する取付方法であるため、電動回動式複数カメラ取付プレート付き透明保護具の多量生産における品質管理に優れ、かつ、従来の複数カメラ透明保護具ボデー内に形成したリブに取り付ける方法よりも、3台以上のビデオカメラの取付作業が極めて容易で能率よく正確にできるため、電動回動式複数カメラ取付プレート付き透明保護具の製造費を低減することができる。
本発明は、視認カメラ装着車のフロントボンネットカメラ機構を使用しない時は、ビデオカメラ透明保護具ボデーを電動回動式ビデオカメラ保持体にてフロントボンネットの上部に回動して格納することにより、車側を通過する通行人や他の車両の衝突を未然に回避し、また、ビデオカメラの使用中に、車の周辺に突出するビデオカメラ透明保護具ボデーに車側を通過する通行人や他の車両が衝突して発生する衝撃力を、枢支軸に摩擦固定されていた主ウォームホィールが回転して、ビデオカメラ透明保護具ボデーを取付けた回転体の空転により衝撃力が緩和されるので、ビデオカメラ透明保護具の破損や人身事故や物損事故を防止することができる。
また、車のフロントフェンダーエプロン上に取付けたビデオカメラ機構のビデオカメラの撮像光線が、近接するフロントフェンダーエプロンの周縁部や、フロントボンネットの前縁部にて遮られない高さに形成されたビデオカメラ保持体、または、前記ビデオカメラ保持体の下部に回転体を取付けた電動回動式ビデオカメラ保持体のいずれかの上部に取り付けられたことにより、フロントフェンダーエプロンの周縁部や、フロントボンネットの前縁部による視界の死角に遮られて、車の直近の道路状況や交通状況を視認し難い視界の死角を解消して安全確認を容易にすることができる。
このように従来の自動車のドアミラーやフェンダーミラーでは達成困難な前方向視認性と左右前方視認性を向上して、安全確認と安全運転を容易にできるので、路上の危険箇所や危険場所を容易に避けられることから、側溝に車輪を落したり、崖下に車体を落して生ずる物損事故や人身事故を防止したり、或いは、車側に近接する子供や二輪車等の接触事故を有効に防止する効果がある。
また、本発明は、運転者が運転席に座ったままで自動車の全方位の交通状況や道路状況を、ルーフ上のビデオカメラとフロントフェンダーエプロン上のビデオカメラで視界を邪魔する何らの死角もなく、同時刻に撮像した映像信号を車室内のモニタに伝送して映された各映像が、同時視認できるという特性により、運転者が瞬時に、車周を一望して安全確認ができるので、街頭を歩行や走行している人が、自分の周囲を見回して安全確認をするよりも、時間や身体の動きが少なく、かつ、優れた全方位の視認性と方向感覚により交通事故の防止効果を奏することができる。
従って、本発明のシステム効果は、正確なモニタ視認運転を更に向上して、運転者が従来の自動車を運転する場合よりも速く危険回避本能を発揮できる結果、従来の自動車よりも交通事故を予防できると共に、将来に自動化される先進安全自動車の開発や、将来の予防交通安全技術の進歩に大きく貢献することができる。
以下本発明の実施形態を図1から図12に基づいて説明する。
第1実施形態において、図1は単数カメラ透明保護具を上部に取付け、下部に回転体を取付けた電動回動式ビデオカメラ保持体の一部切断側面図、図2は、単数カメラ透明保護具を上部に取付けた電動回動式ビデオカメラ保持体をフロントフェンダーエプロン上に設けた視認カメラ装着車の側面図である。
第1実施形態は、ビデオカメラ機構において、図1に示すように撮像方向が運転席198から容易に目視できる長さの円筒状保護具ボデー292をビデオカメラ4に覆設した単数カメラ透明保護具285と、ビデオカメラ保持体上端部393に横型取付具291を設けたビデオカメラ保持体293と、前記ビデオカメラ保持体293の下部に回転体84を取付けた電動回動式ビデオカメラ保持体395と、回転体外殻82の回転体基盤85を貫通して上部を回転体上部蓋83にて軸支された枢支軸88を立設した枢支軸基盤87と前記枢支軸88に圧縮スプリング103の押圧力でクラッチプレート107、クラッチガイド101にて前記枢支軸88に摩擦固定された主ウォームホィール89と、前記回転体上部蓋83に取付けられた回転体モータ90に直結した主ウォーム97と、前記回転体外殻82の内壁に取付けた外殻軸受100で両端を支持した遊星軸94と、前記主ウォーム97と歯合する前記遊星軸94の一端に取付けた中間ウォームホィール96、または減速歯車群91、のいずれかと前記主ウォームホィール89が歯合する前記遊星軸94の他端に取付けた遊星ウォーム95と、前記回転体モータ90で回動する前記遊星軸94に取付けた前記遊星ウォーム95を前記主ウォームホィール89の周りに同期回転して前記枢支軸88を中心に回動する回転体84と、を備え、図2に示すように、前記単数カメラ透明保護具285を上部に取付けたビデオカメラ保持体293の高さを、前記単数カメラ透明保護具285のビデオカメラ4の撮像光線が、近接するフロントフェンダーエプロン397の周縁部や、フロントボンネット282の前縁部にて遮られない高さに形成されたビデオカメラ保持体293の下部に前記回転体84を取付けた電動回動式ビデオカメラ保持体395の下面を、自動車のフロントフェンダーエプロン上に取付け、前記ビデオカメラ機構のビデオカメラにて撮像された映像信号を車室内に設置されたモニタに伝送して視認するフロントフェンダーカメラ機構付き視認カメラ装着車である。
本発明で使用されるビデオカメラ4の構成は、撮像レンズ(各種倍率ズームレンズ)286、光学ローパスフィルタ287、赤外線カットフィルタ288、CCD289、電子回路290等を内蔵した外観が円筒型筐体のマイクロカメラヘッド部(以下ビデオカメラ4と略称する。)を、円筒状透明保護具ボデー292で覆設されて電動回動式ビデオカメラ保持体395の上部に取り付けられて、例えば、撮像画角が水平51度、垂直39度の交通状況や道路状況の映像を視認できるようになっている。図4はこの電動回動式ビデオカメラ保持体395をフロントフェンダーエプロン397上に取り付けた視認カメラ装着車である。
本発明におけるビデオカメラ4の利点は、ビデオカメラ4の撮像レンズ(各種倍率ズームレンズ)を、運転者が視認し易いように適当な大きさの映像に拡大して視認できることである。このフロントフェンダーエプロン397上の前部左右に取り付けて使用される電動回動式ビデオカメラ保持体295の回転体84は、図1に示すように、回転体外殻82の上部に固定された回転体上部蓋83の片面に、回転体モータ90を取り付けて、そのモータ軸に取付けた主ウォーム97と、回転体外殻82の内壁に外殻軸受100にて両端が支持された遊星軸94の一端にキー止めされた減速歯車群91、または中間ウォームホィール96のいずれかと歯合して減速された他端の遊星ウォーム95と噛み合う主ウォームホィール89を前記枢支軸88に摩擦固定するために、前記枢支軸88の上部に設けられた係止溝99に嵌着されたUプレート105にて上方の移動を阻止されたサポートワッシャ104を利用して圧縮スプリング103の圧縮力を、クラッチプレート102を経てクラッチガイド101にて下方に加えた主ウォームホィール89の下面を、回転体84の回転体基盤85の上面に接触させ、次に前記枢支軸の上方から前記回転体外殻82を被せ、前記枢支軸88の上部を前記回転体上部蓋83の孔に挿入して支持し、かつ前記回転体外殻82の上面に前記回転体上部蓋83をボルト締めした構成で、前記主ウォームホィール89によって前記回転体基盤85が前記枢支軸88に摩擦固定された摩擦駆動方式を特徴とする。
そして回転体ボス92を貫挿する枢支軸88の上部に、サポートワッシヤー104の上方移動を阻止するUプレート105が係止溝99に嵌着され、前記Uプレート105にて上方移動を阻止されたサポートワッシヤー104の下に、介在する圧縮スプリング103の作用にて、下方に押されるクラッチプレート102によりクラッチガイド101は反作用で枢支軸88と一体に摩擦固定されると共に、クラッチガイド145の押し圧力によって、ウォームホィール89の下側面は、回転体外殻82の底面に形成される回転体基盤85の上面に押されて、前記主ウォームホィール89も枢支軸に前記クラッチガイド145と共に摩擦で静止を保つようになっている。
枢支軸88の下端の枢支軸基盤87は、予め取付ベース86の裏面からボルト締めして取り付けた後で、枢支軸88を立設した状態で、回転体取付ベース86をフロントフェンダーエプロン397上の前部左右に取り付けて、回転体基盤85から被せて、Uプレート140にてキー止めして回転体84を取り付け、次に、ビデオカメラ保持体293の下部を、回転体84の外周に被せた単数カメラ透明保護具付き電動回動式ビデオカメラ保持体294である
図1に示すように、ビデオカメラ4に覆設した円筒状透明保護具ボデー292を、ビデオカメラ保持体293のビデオカメラ保持体上端部に横型取付具で取付けた単数カメラ透明保護具付き電動回動式ビデオカメラ保持体294は、使用しない時は、単数カメラ透明保護具285をフロントボンネット282の上方に回動して格納できるので、車側を通過する車両や、通行人が衝突して発生する物損事故や人身事故を未然に防止することができる。また、単数カメラ透明保護具285を車側の外に廻してビデオカメラ4で視認している時に、車側の外方に出ている単数カメラ透明保護具285に、車側を通過する車両や通行人が衝突しても、摩擦駆動方式であるため、人や車両が衝突した場合に、単数カメラ透明保護具付き電動回動式ビデオカメラ保持体294が、回転して衝撃力を逸らすので、衝突した人や車両の損傷ばかりか単数カメラ透明保護具292の損傷を防止することができる。
第1実施形態の使用方法として、走行中は運転者が運転席198に座ったままでフロントウィンド10越しに目視運転し、単数カメラ透明保護具285を後方に回動して後方視認用とし、ビデオカメラ4で撮像された後方の映像信号を車室内前方に設置された車室内前部に設置されたモニタ9に伝送して映像を視認する。また、家庭の駐車場から表道路に出る際や、横道から大通りに出る際は、単数カメラ透明保護具285を横方向に回動して視認し、左右の交通状況を安全確認してから右左折し、交差点を進行時は、車の前を横断する他の車両や通行人を素早く発見して容易に安全運転をすることができる。また、曲がり道の走行時には、単数カメラ透明保護具285を斜め前方に回動して、曲線道路のカーブ前方の交通状況と道路状況を視認して、出合い頭事故等を防止することができる。
第2実施形態において、図3は、電動回動式ビデオカメラ保持体395のビデオカメラ上端部に取付ける複数カメラ透明保護具398の一部切断側面図、図4は、図3の一部切断平面図である。
第2実施形態は、外周にオスネジ部58を削成したビデオカメラ取付ベース1と、内周にメスネジ部59を削成して上部に複数カメラ透明保護具ボデー335を覆設した透明保護具基台66と、前記ビデオカメラ取付ベース1の上面に撮像範囲を分担して取付けたビデオカメラ取付ベース1の斜上方視認ビデオカメラ5D、左方向視認用ビデオカメラ5E、右方向視認用ビデオカメラ5G、斜め下方向視認用ビデオカメラ5H、上水平方向視認用ビデオカメラ5J、正面視認用ビデオカメラ5K、斜め前方視認用ビデオカメラ5L、左方向視認用ビデオカメラ5M、斜め後方視認用ビデオカメラ5N、後方視認用ビデオカメラ5P、ビデオカメラ取付門形台の下部に取付けた一段水平ビデオカメラ5A、ビデオカメラ取付門形台の上部に取付けた二段水平ビデオカメラ5B等のいずれかの複数ビデオカメラと、前記複数ビデオカメラを取付けた前記ビデオカメラ取付ベース1のオスネジ部58と前記透明保護具基台66のメスネジ部59を螺合した複数カメラ透明保護具398と、を備え、電動回動式ビデオカメラ保持体395の上部に前記複数カメラ透明保護具398を取付けた複数カメラ透明保護具付き電動回動式ビデオカメラ保持体400の下面を、自動車のフロントフェンダーエプロン397上に取付け、前記ビデオカメラ機構のビデオカメラ4にて撮像された映像信号を車室内に設置されたモニタ9に伝送して視認するフロントフェンダーカメラ機構付き視認カメラ装着車である。
第2実施形態におけるビデオカメラ機構の第1例は、図3、図4に示すように、外周にオスネジ部58を削成したビデオカメラ取付ベース1に一台のビデオカメラ取付用L字形台383を取り付け、その側面に下から斜め下方向視認用ビデオカメラ5Hと上水平方向視認用ビデオカメラ5Jを、マウントリング取付ボルト329にて固定したマウントリング328の上に嵌着し、前記斜め下方向視認用ビデオカメラ5Hと前記上水平方向視認用ビデオカメラ5Jにカバー330を被せてカバー取付ボルト330で締め付けた複数ビデオカメラを設けたビデオカメラ取付ベース1と、内部側面にメスネジ部59を削成した透明保護具基台66と、前記透明保護具基台66の上部に半球形ガラス体390と前記半球形ガラス体390を防御する窓付き半球形ガラス体用プロテクター388よりなる複数カメラ透明保護具ボデー387を覆設した複数カメラ透明保護具398である。第1例は図4に示すようにビデオカメラ取付用L字形台383をL字形台取付ボルト392で固定された前記ビデオカメラ取付ベース1を使用してもよい。
また、第2実施形態におけるビデオカメラ機構の第2例として、回転体外殻82が形成されていないビデオカメラ取付ベース1に、図4、図5に示すような一台のビデオカメラ取付用門形台380を取り付けて、図示するように、前記ビデオカメラ取付ベース1の上面に正面視認用ビデオカメラ5K、斜め前方視認用ビデオカメラ5L、左方向視認用ビデオカメラ5M、斜め後方視認用ビデオカメラ5Nを取り付け、また、下面に後方視認用ビデオカメラ5Pを取付け、或いは、ビデオカメラ取付門形台の下部に取付けた一段水平ビデオカメラ5A、ビデオカメラ取付門形台の上部に取付けた二段水平ビデオカメラ5B等のいずれかの複数ビデオカメラを取付けた前記ビデオカメラ取付ベース1と、内部側面にメスネジ部59を削成した透明保護具基台66と、前記透明保護具基台66の上部に半球形ガラス体390と前記半球形ガラス体390を防御する半球形ガラス体用プロテクター388よりなる複数カメラ透明保護具ボデー387を覆設した複数カメラ透明保護具398を使用してもよい。なお、ビデオカメラ4の取付方法は、撮像方向位置決め溝332や、撮像方向中央線位置決め溝333をビデオカメラ取付ベース1の上面に削成して取り付ける方法もある。
第2実施形態における前記複数カメラ透明保護具398をビデオカメラ保持体上端部393に取付けた複数カメラ透明保護具付き電動回動式ビデオカメラ保持体400は、回転体取付ベース86に取り付けた枢支軸基盤87に立設し、上部を回転体外殻82の回転体上部蓋83に貫通して支持された枢支軸88と、前記枢支軸88に第一圧縮スプリング147の押圧力で第一クラッチガイド145と第一クラッチプレート146にて前記枢支軸88に摩擦固定された主ウォームホィール89と、前記回転体外殻82の内壁に取付けた外殻軸受で両端を支持した遊星軸94の一端に取付けて、前記主ウォームホィール89と歯合する遊星ウォーム95(図示しない。)と、前記遊星軸94の他端に取付けた第一中間ウォームホィール144、または減速歯車群91のいずれかと歯合する第一主ウォーム151を直結した回転体モータ90と、前記回転体モータ90で回動する前記遊星軸94に取付けた前記遊星ウォーム95を前記主ウォームホィール89の周りに同期回転して前記枢支軸88を中心に回動する回転体84と、前記複数カメラ透明保護具398を、フロントフェンダーエプロン397の周縁部やフロントボンネット282の前縁部にて、ビデオカメラ4の撮像光線が遮られない高さの上部に取付けたビデオカメラ保持体293と、前記ビデオカメラ保持体293の下部に前記回転体84を取り付けた電動回動式ビデオカメラ保持体395と、を備え、電動回動式ビデオカメラ保持体395の前記回転体取付ベース86を、フロントフェンダーエプロン397の表面に取り付けるものである。
また、第2実施形態の安全効果としては、ビデオカメラ4を使用しない時は、前記複数カメラ透明保護具付き電動回動式ビデオカメラ保持体400の前記複数カメラ透明保護具398をフロントボンネット282の格納場所の上方に回動して車側を通過する通行人や車両が衝突して発生する人身事故や物損事故を事前に防止し、また、ビデオカメラ4を使用する時は、前記複数カメラ透明保護具付き電動回動式ビデオカメラ保持体400の前記複数カメラ透明保護具398を撮像方向に回動して、撮像範囲が分担された複数ビデオカメラで撮像された映像信号を車室内前方に設置された車室内前方上部用移動式モニタボデー295や車室内前方下部用移動式モニタボデー296等に取付けられた各モニタに伝送して視認し、また移動する車両や通行人の進行方向の安全性を、前記複数カメラ透明保護具付き電動回動式ビデオカメラ保持体400を回動してビデオカメラで追跡して確認できるので、車側を通過する通行人や車両が衝突して発生する人身事故や物損事故を防止する効果は極めて大きい。
なお、下方向視認用ビデオカメラ5Hをズームレンズの倍率を小さくし、或いは短焦点レンズ(広角レンズ)にし、また、上段の水平方向視認用ビデオカメラ5Jをズームレンズの倍率を大きくし、或は長焦点レンズ(狭角レンズ)にするなど多種多様なユーザーの好みを満足する視認カメラ装着車を市場に提供して、不安全状態や危険の発生を最小化できるので交通事故を効果的に少なくすることができる。
第3実施形態において、図5は、ビデオカメラ保持体上端部393に取付けた電動回動式複数カメラ透明保護具399の一部切断側面図、図6は、図5の一部切断平面図、図7は、上部に取付けた電動回動式複数カメラ透明保護具の中心が車幅の外端に位置するようにビデオカメラ保持体の下面をフロントフェンダーエプロン上に設けた視認カメラ装着車の側面図、図8は、図7の平面図、図9は、図7の正面図である。
第3実施形態は、内周にメスネジ部59を削成して上部に複数カメラ透明保護具ボデー387を覆設した透明保護具基台66と、前記透明保護具基台66のメスネジ部59と螺合するオスネジ部58を外周に削成したビデオカメラ取付ベース1と、前記ビデオカメラ取付ベース1の上面に形成した回転体外殻82と、前記回転体外殻82の内壁に取付けた外殻軸受100に支持された遊星軸94に取付けた遊星ウォーム95を前記主ウォームホィール89に歯合して、前記遊星ウォーム95を前記主ウォームホィール89の周りに同期回転して前記枢支軸88を中心に回動する回転体84と、前記ビデオカメラ取付ベース1の上面に撮像方向を分担して取付けた複数ビデオカメラと、前記ビデオカメラ取付ベース1のオスネジ部58と前記透明保護具基台66のメスネジ部59を螺合してなる電動回動式複数カメラ透明保護具399と、を備え、前記電動回動式複数カメラ透明保護具399を上部に取付けたビデオカメラ保持体293、または、前記ビデオカメラ保持体293の下部に前記回転体84を取付けた電動回動式ビデオカメラ保持体395のいずれかの下面を、自動車のフロントフェンダーエプロン上に取付け、前記ビデオカメラ機構のビデオカメラ4にて撮像された映像信号を車室内に設置されたモニタ9に伝送して視認するフロントフェンダーカメラ機構付き視認カメラ装着車である。
電動回動式複数カメラ透明保護具399の重要な摩擦回動機構は、図5に示すように、小型円形のビデオカメラ取付ベース1の上面に、回転体外殻82を形成して、前記回転体外殻82の上部に固定された回転体上部蓋83に回転体モータ90を取り付け、回転体外殻82の内側にて、前記回転体モータ90のモータ軸に直結された主ウォーム97を、回転体外殻82の内壁に取付けた外殻軸受100で両端支持された遊星軸94の一端にキー止めされた中間ウォームホィール96、または減速歯車群91のいずれかと歯合して減速された前記遊星軸94の他端に取付けた遊星ウォーム95を主ウォームホィール89と歯合し、前記主ウォームホィール89を貫通した枢支軸88は枢支軸基盤87に立設し、上部を前記回転体上部蓋83に貫通して支持され、その下に設けられた係止溝99にて固定されたUプレート105の下にサポートワッシャー104、圧縮スプリング103を配置して、クラッチプレート102、クラッチガイド101を経て前記圧縮スプリング103の押し圧力を下方向の前記主ウォームホィール89に加えて、前記主ウォームホィール89の下面が接触する回転体基盤85の反力によって、前記主ウォームホィール89は前記枢支軸88と一体に摩擦固定され、前記回転体外殻82を回動する際は、前記回転体モータ90で回動される前記主ウォーム97は歯合する中間ウォームホィール96、または減速歯車群91のいずれかによって前記前記遊星軸94の他端に取付けた前記遊星ウォーム95を減速して回動しながら前記主ウォームホィール89の周りを同期回動するが、その際に前記遊星ウォーム95のキー止めされた前記遊星軸94の軸支持された外殻軸受100の取付けられた前記回転体外殻82は、その際に前記主ウォームホィール89の上面と前記クラッチガイド101の下面や、前記回転体基盤85の下面と前記枢支軸基盤87の上面の両摩擦保持力が破れて前記回転体外殻82は滑り回動する。また、前記回転体84の回転体モータ90による回動を止めると、前記主ウォームホィール89の上方と前記クラッチガイド101の下面や、前記主ウォームホィール89の下方、前記回転体基盤85の下面と前記枢支軸基盤87の上面の両摩擦保持力によって回転体84は静止される。
ビデオカメラ取付ベース1に取付ける複数ビデオカメラとしては、前記電動回動式複数カメラ透明保護具399内の小型円形のビデオカメラ取付ベース1上に車側に沿って後方を視認する後方視認用ビデオカメ5Pをマウントリング328、マウントリング取付ボルト329、カバー330、カバー取付ボルト331にて取り付け、また後方視認用ビデオカメ5Pと回転体外殻82を跨いで、ビデオカメラ取付用門形台380を、門形台取付ボルト386で、小型円形のビデオカメラ取付ベース1上に締め付けて固定する。
次に、右側前方電動回動式複数カメラ透明保護具297は、ビデオカメラ取付用門形台380の上面に、車の進行方向から右回りに、正面視認用ビデオカメラ5Kと、斜め前方視認用ビデオカメラ5Lと、横方向視認用ビデオカメラ5Mをマウントリング328、マウントリング取付ボルト329、カバー330、カバー取付ボルト331で取り付け、小型円形のビデオカメラ取付ベース1は、回転体外殻82の外側の空所に後方視認用ビデオカメ5Pをマウントリング328、マウントリング取付ボルト329、カバー330、カバー取付ボルト331で取り付けて、上方から被せた透明保護具基台66を螺合して組み立てる
また、左側前方電動回動式複数カメラ透明保護具298は、ビデオカメラ取付用門形台380の上面に、車の進行方向から左回りに、正面視認用ビデオカメラ5Kと、斜め前方視認用ビデオカメラ5Lと、横方向視認用ビデオカメラ5Mを、マウントリング328、マウントリング取付ボルト329、カバー330、カバー取付ボルト331で取り付け、小型円形のビデオカメラ取付ベース1は、回転体外殻82の外側の空所に後方視認用ビデオカメ5Pをマウントリング328、マウントリング取付ボルト329、カバー330、カバー取付ボルト331で取り付けて、上方から被せた透明保護具基台66を螺合して組み立てる
なお、右側前方電動回動式複数カメラ透明保護具297と左側前方電動回動式複数カメラ透明保護具298における各マウントリング328の取付は、予め、前記ビデオカメラ取付ベース1や、前記ビデオカメラ取付用門形台380の上面に、撮像方向位置決め溝332(図示しない。)、撮像方向中央線位置決め溝333(図示しない。)を削成しておき、予め、マウントリング328の底面に設けた撮像方向フエザキー338(図示しない。)を、前記撮像方向位置決め溝332、撮像方向中央線位置決め溝333に嵌めてマウントリング328を点溶接して組み立てる方法でもよい。
なお、透明保護具基台66には、予め、半球形ガラス体390が嵌着されて風雨や塵埃を防止し、かつ、半球形ガラス体390に人や荷物が衝突するなど外部力による破壊を防止するために、窓付き半球形ガラス体用プロテクター388を着装した複数カメラ透明保護具ボデー335を嵌着し、更に脱落を防止するために窓付き半球形ガラス体用プロテクター取付ボルト403で前記ビデオカメラ取付ベース1に取付ける。
なお、ビデオカメラ取付用門形台280に取り付けられた正面視認用ビデオカメラ5K、斜め前方視認用ビデオカメラ5L、横方向視認用ビデオカメラ5Mと、ビデオカメラ取付ベース1に取付けられた後方視認用ビデオカメ5P等の撮像レンズ286が、半球形ガラス体390を通して対面する窓付き半球形ガラス体用プロテクター388には、複数ビデオカメラの撮像光線が通過するに充分な矩形状の窓389が設けてある
第3実施形態は、図7〜図9に示すように、電動回動式複数カメラ透明保護具399を上部に取付けたビデオカメラ保持体293や、図5〜図6に示すように電動回動式複数カメラ透明保護具399を上部に取付けた電動回動式ビデオカメラ保持体401のいずれかを使用した視認カメラ装着車で、撮像方向が前後上下左右に分担して配置された複数ビデオカメラで撮像された映像信号を車室内前方に設置された各モニタ9に伝送して、車の両側先端部を中心にした交通状況や道路状況を撮像して車内のモニタ9にて前方の路面や建物の側壁との間隙等の安全性を確認するが、家庭の駐車場から表道路に出る際や、横道から大通りに出る際や、曲がり道の走行時に左右の交通状況の安全確認や、交差点を進行時等に、前方を横断する車両や通行人をビデオカメラ4で追跡視認して安全運転をすることが極めて容易である。なお第3実施形態には、電動回動式複数カメラ透明保護具399をビデオカメラ保持体293の上部に取り付けた視認カメラ装着車と、電動回動式複数カメラ透明保護具399を電動回動式ビデオカメラ保持体395の上部に取り付けた視認カメラ装着車である。
第3実施形態の第1例において、図5、図6に示すように、ビデオカメラ保持体上端部393に枢支軸基盤取付ボルト403にて締着した枢支軸基盤87と、半球形ガラス390と窓付き半球形ガラス体用プロテクター388にて構成された複数カメラ透明保護具ボデー387を、複数カメラ透明保護具ボデー取付ボルト405でビデオカメラ取付ベース1に締着した電動回動式複数カメラ透明保護具399と、前記ビデオカメラ取付ベース1の中央部に形成された回転体外殻82と、前記回転体外殻82の内壁に取り付けた外殻軸受100と、前記外殻軸受100に両端部を支持された遊星軸94に取り付けた中間ウォームホィール96と遊星ウォーム95と、前記中間ウォームホィール96に歯合した主ウォーム97を回転体モータ90と、前記遊星軸94に固定された遊星ウォーム95と歯合する主ウォームホィール89と、前記主ウォームホィール89を圧縮スプリング103で摩擦固定されている枢支軸88を備え、前記遊星ウォーム95が前記主ウォームホィール89の周りを同期回動するようにしてあり、ビデオカメラ取付ベース1に取り付けた正面視認用ビデオカメラ5K、斜め前方視認用ビデオカメラ5L、横方向視認用ビデオカメラ5M、後方視認用ビデオカメ5P等で車の前部両端周辺の状況を視認するものである。
この第3実施形態の第1例の特色は、図8の上部に取付けた電動回動式複数カメラ透明保護具399の中心が車幅の外端に位置するようにビデオカメラ保持体293の下面をフロントフェンダーエプロン397上に設けた視認カメラ装着車の側面図や、図8の平面図、図9の正面図で示すように、電動回動式複数カメラ透明保護具399の中心を、車幅の外端に位置するようにビデオカメラ保持体293の下面をフロントフェンダーエプロン397上に設けたことにより、車の側面を通過する通行人や車両が、前記電動回動式複数カメラ透明保護具399に接触または衝突した場合に、前記電動回動式複数カメラ透明保護具399の中心が車幅の外端に位置するように取り付けてあるので、枢支軸88に摩擦固定されている主ウォームホィール89により複数カメラ透明保護具ボデー335が空転することから、前記電動回動式複数カメラ透明保護具399の破損が防止されると共に、衝突した通行人の人的事故や、車両の物損事故を防止できるという効果がある。
また、第3実施形態の第2例は、ビデオカメラ保持体293の下部に回転体43を設けた電動回動式ビデオカメラ保持体395の上部に前記電動回動式複数カメラ透明保護具399を取付けた電動回動式複数カメラ透明保護具付き電動回動式ビデオカメラ保持体402を、フロントフェンダーエプロン397上に設けた視認カメラ装着車である。
この視認カメラ装着車は、前記複数ビデオカメラを使用しない時は、電動回動式複数カメラ透明保護具付き電動回動式ビデオカメラ保持体402の下部に取り付けた回転体84を回動して、フロントボンネット282の上方に電動回動式複数カメラ透明保護具399を格納できるので、車側を通過する通行人や車両が衝突する危険が全くない。
また、前記電動回動式複数カメラ透明保護具399を車側の外方に出して、前記複数ビデオカメラで撮像したモニタ映像を視認している時に、車側を通過する通行人や車両が衝突した場合は、電動回動式複数カメラ透明保護具399や、電動回動式複数カメラ透明保護具付き電動回動式ビデオカメラ保持体402の回転体84により、各回転体外殻82の内壁に取り付けた外殻軸受100に両端部を支持された遊星軸94が、遊星ウォーム95の歯合する主ウォームホィール89と共に、枢支軸88の周りに空転するように構成されてあるので、通行人や車両が電動回動式複数カメラ透明保護具399に接触した場合に直撃力を逸らされて、通行人の人的事故や車両の物損事故や電動回動式複数カメラ透明保護具399の破損を防止することができる。
第4実施形態において、図10は、左側前方電動回動式複数カメラ取付プレート付き透明保護具をフロントフェンダーエプロン上に設けた視認カメラ装着車の側面図、図11は図10の平面図、図12は図10の正面図である。なお、第4実施形態の電動回動式複数カメラ取付プレート付き透明保護具に使用される回転体の構成は、図1の単数カメラ透明保護具を上部に取付けた電動回動式ビデオカメラ保持体の一部切断側面図、図5のビデオカメラ保持体上端部に取付けた電動回動式複数カメラ透明保護具の一部切断側面図等に示す回転体の構成と同一である。また、複数カメラ取付プレートに取付ける複数のビデオカメラの取付方法は、図3の電動回動式ビデオカメラ保持体の上部に取付ける複数カメラ透明保護具の一部切断側面図、図4の一部切断平面図、図5のビデオカメラ上端部に取付ける電動回動式複数カメラ透明保護具の一部切断側面図、図6の一部切断平面図等に示すビデオカメラの取付方法と同一である。
第4実施形態は、ビデオカメラ4を、撮像方向を設定して取付けた複数カメラ取付プレート373と、前記複数カメラ取付プレート373を第二回転体外殻側壁47と一体に形成、または、別体に製作した前記複数カメラ取付プレート373を第二回転体外殻側壁47にボルト締着したいずれかの第二回転体外殻39と、前記第二回転体外殻39の外周に透明保護具基部25を嵌着して透明保護具ボデー取付ボルト374で締着した複数カメラ取付プレート付き透明保護具ボデー358と、前記複数カメラ取付プレート付き透明保護具ボデー358を上下方向に回動する第二回転体23と、前記第二回転体23を水平方向に回動する第一回転体21と、前記複数カメラ取付プレート373に取付けた複数のビデオカメラの撮像光線が、近接するフロントフェンダーエプロン397の周縁部や、フロントボンネット282の前縁部にて遮られない高さ、または、近接する他車両の全容を判別できる高さのいずれかに形成されたビデオカメラ保持体18と、前記ビデオカメラ保持体18の上部に取り付けた前記第一回転体21の第一枢支軸基盤142と、を備え、前記複数カメラ取付プレート付き透明保護具ボデー358を上下方向と水平方向に回動する電動回動式複数カメラ取付プレート付き透明保護具357の前記ビデオカメラ保持体18の下面を、自動車のフロントフェンダーエプロン397上に取付け、前記ビデオカメラ機構のビデオカメラ4にて撮像された映像信号を車室内に設置されたモニタ9に伝送して視認するフロントフェンダーカメラ機構付き視認カメラ装着車である。
本発明の視認カメラ装着車は走行中に、実施形態の図11に示すように、フロントフェンダーエプロン397上に設置された左側前方電動回動式複数カメラ取付プレート付き透明保護具359と、右側前方電動回動式複数カメラ取付プレート付き透明保護具360の各複数カメラ取付プレート付き透明保護具ボデー358を、走行中は図11,図12に示すように車側に直角に廻して、正面視認用ビデオカメラ10Wで前方の安全確認を、後方視認用ビデオカメラ11Wで後方の安全確認を、横方向視認用ビデオカメラ13Wで左右方向の安全確認を行うことができる。また、必要とする視認情報を得る方向に複数カメラ取付プレート付き透明保護具ボデー358を任意自由に回動して広範な安全確認に使用することできる。
また、図10〜図12に示すように、ルーフ12の中心、または、運転席198に座った運転手の頭を運転席ヘッドレスト369に当てた状態の頭上に相当する位置のいずれかをルーフ上基点2とし、そのルーフ上基点2を中心とする放射状線が、ルーフ前縁部13、ルーフ後縁部14、ルーフ左側縁部15、ルーフ右側縁部16と交わる位置に、例えば、左車側後方視認用ビデオカメラ(「左後」)4B、車側左方向視認用ビデオカメラ(「左横」)4E、左車側前方視認用ビデオカメラ(「左前」)4H、正面視認用ビデオカメラ(「正面」)4K、右車側前方視認用ビデオカメラ(「右前」)4M、車側右方向視認用ビデオカメラ(「右横」)4P、右車側後方視認用ビデオカメラ(「右後」)4S、背面視認用ビデオカメラ(「背面」)4Jの8台が設置され、車内前方上部には車室内前方上部用移動式モニタボデー295と、車室内前方のインストルメントパネル319 には車室内前方下部用移動式モニタボデー296が設置され、このルーフ12上に設置されたビデオカメラ4群や、前記複数カメラ取付プレート付き透明保護具ボデー358内のビデオカメラ4群から撮像信号を前記各移動式モニタボデー295,296などに取付けられたモニタ9群に伝送して車の先端部両側やルーフ12のルーフ上基点2を中心にした車周全般の映像を視認することができる。
なお、本発明の視認カメラ装着車は、図10〜図12ではルーフ12上のルーフ周縁部17に、左車側後方視認用ビデオカメラ(「左後」)4B、車側左方向視認用ビデオカメラ(「左横」)4E、左車側前方視認用ビデオカメラ(「左前」)4H、正面視認用ビデオカメラ(「正面」)4K、右車側前方視認用ビデオカメラ(「右前」)4M、車側右方向視認用ビデオカメラ(「右横」)4P、 右車側後方視認用ビデオカメラ(「右後」)4S、背面視認用ビデオカメラ(「背面」)4Jを設けた視認カメラ装着車が示してあるが、従来の自動車のフロントフェンダーエプロン397上の前方両側に、電動回動複数カメラ取付プレート付き透明保護具357を取り付けたフロントフェンダーカメラ機構付き視認カメラ装着車であってもよい。
第4実施形態は、車庫から表道路に右左折して出る際や、横道から大道路に出て左折する際に、図10に示すように左側前方電動回動式複数カメラ取付プレート付き透明保護具359と、右側前方電動回動式複数カメラ取付プレート付き透明保護具360の各複数カメラ取付プレート付き透明保護具ボデー358を、車側に平行に回転して前方に突き出すようにした場合は、複数カメラ取付プレート付き透明保護具ボデー358内に装着された正面視認用ビデオカメラ10Wと後方視認用ビデオカメラ11Wで、車の最先端部における右左方向の安全確認を行うことができる。即ち、図10では、左側前方電動回動式複数カメラ取付プレート付き透明保護具359は、左側横方向の安全確認を、後方視認用ビデオカメラ11Wで行うことができる。
第4実施形態は、図10〜図12に示す電動回動複数カメラ取付プレート付き透明保護具357の複数カメラ取付プレート付き透明保護具ボデー358を、上下左右に任意自由に回動して、その複数カメラ取付プレート付き透明保護具ボデー358内の複数カメラ取付プレート373に取り付けた正面視認用ビデオカメラ10W,後方視認用ビデオカメラ11W,車側前方視認用ビデオカメラ12W,横方向視認用ビデオカメラ13等の複数ビデオカメラにて、車の前方両端部を中心に撮影範囲と撮像方向を分担して撮像された車の前後左右の交通状況や道路状況の映像信号を、車室内前方上部用移動式モニタボデー295や、インストルメント パネル319に設けられた車室内前方下部用移動式モニタボデー296などの車室内前部に設けたモニタ群に伝送して、同時撮像された映像を一望できるので、通常一般の人が、頭や身体を回して周囲の安全確認をする場合よりも、優れた視認性を発揮することできる。
また、図10〜図12に示すように、左側前方電動回動式複数カメラ取付プレート付き透明保護具359と,右側前方電動回動式複数カメラ取付プレート付き透明保護具360を使用した視認カメラ装着車は、複数カメラ取付プレート付き透明保護具ボデー358の内部の複数カメラ取付プレート373に、正面視認用ビデオカメラ10W、後方視認用ビデオカメラ11W、車側前方視認用ビデオカメラ12W、横方向視認用ビデオカメラ13W等の複数ビデオカメラの撮像方向を設定するマウントリング取付ボルト329の孔を冶具を使用して正確に穿孔して、マウントリング328をマウントリング取付ボルト329で取り付けて、前記複数ビデオカメラを、各マウントリング328に収納して後に、カバー330を被せてカバー取付ボルト331で取付けるので、電動回動式複数カメラ取付プレート付き透明保護具357の多量生産における品質管理に優れ、かつ、透明保護具ボデーの内面に形成されたリブにビデオカメラを取り付ける従来の方法では、極めて困難な小さな空間の複数カメラ透明保護具ボデー335の内部に多数のビデオカメラを正確に取付ける作業を容易に能率よく正確にできるので、電動回動式複数カメラ取付プレート付き透明保護具357の製造費を低減することができる。
複数カメラ取付プレート付き透明保護具ボデー358内の第二回転体23は、図1、図5に示すような構成で、第一回転体21の第一回転体側壁45に第二枢支軸22を立設した第二枢支軸基盤371が第二枢支軸基盤取付ボルト46にて取付けられ、第二回転体外殻39にボルト締めされた第二回転体上部蓋24に取付けられた第二回転体モータ370に直結された第二主ウォーム44は、第二回転体外殻39の内壁に取付けられた外殻軸受100に両端支持された第二遊星軸33にキー止された第二中間ウォームホイール41、または第二減速歯車群42のいずれかと歯合し、前記第二回転体モータ370によって回転する第二主ウォーム44は、第二中間ウォームホイール41や、または、第二減速歯車群42のいずれかによって第二遊星ウォーム43を回転する。
また、前記第二遊星ウォーム43の歯合する第二主ウォームホイール35は、前記第二枢支軸基盤371に立設された第二枢支軸22の上部を前記第二回転体外殻39に貫通して支持し、前記第二枢支軸22の上部に設けた第二係止溝157にて固定された第二Uプレート156にて上方の移動を阻止された第二サポートワッシャー155の下部に第二圧縮スプリング154を貫挿して、第二クラッチプレート153、第二クラッチガイド152にて第二主ウォームホイール35の上面に圧縮力を加え、前記第二主ウォームホイール35の下面を前記第二回転体外殻39の第二回転体基盤141の第二回転体ボス40の上面を介して第二枢支軸基盤371の上面に圧着されている。第二圧縮スプリング154、第二サポートワッシャー155、第二係止溝157に嵌めて固定された第二Uプレート156等により、第二枢支軸22に摩擦固定されている前記第二主ウォームホイール35は、前記第二遊星ウォーム43が歯合して前記第二遊星ウォーム43が前記第二主ウォームホイール35の周りを同期回転することにより、複数カメラ取付プレート付き透明保護具ボデー358を、前記第二枢支軸22を中心にして上下方向に回動するものである。
なお、第二回転体の摩擦回動方式は、第二主ウォームホイール35の上面と第二枢支軸22に貫挿する第二クラッチガイド152の下面、及び、第二主ウォームホイール35の下面と第二回転体基盤141の第二回転体ボス40の上面との間の摩擦と圧力によって、第二主ウォームホイール35は、第二枢支軸22に摩擦固定されることにより、第二回転体モータによって回転される前記第二遊星ウォーム43が第二主ウォームホイール35の周りを遊星回転し、同時に第二回転体外殻39の内壁に取付けられた外殻軸受100に両端支持された前記第二遊星軸33も第二主ウォームホイール35の周りを同期回転するが、前記第二枢支軸22に摩擦固定された前記第二主ウォームホイール35の下面に摩擦保持されている第二回転体ボス40の上面と、前記第二回転体ボス40の下面と第二枢支軸基盤371の上面の両摩擦力が破れて、前記第二回転体を上下方向に回転することができる。
また、ビデオカメラ保持体18は、電動回動式複数カメラ取付プレート付き透明保護具357の第一回転体21の第一枢支軸基盤143を第一枢支軸基盤取付ボルト26で上部に締着して、ビデオカメラ保持体18下面を、車のフロントフェンダーエプロン397の前部上面に溶着するが、前記複数カメラ取付プレート付き透明保護具ボデー358内のビデオカメラの撮像光線が、近接するフロントフェンダーエプロン397の周縁部や、フロントボンネット282の前縁部にて遮られない高さに形成して、視界に死角のない撮像ができる。
また、第一回転体カバー27の内部の第一回転体21は、前記第二回転体と同様に図1、図5に示すような構成で、前記ビデオカメラ保持体18の上部に第一枢支軸19を立設した第一枢支軸基盤142を第一枢支軸基盤取付ボルト26で取り付け、前記第一枢支軸19に第一主ウォームホイール30が貫通して摩擦保持されている。第一回転体外殻38にボルト締めされた第一回転体上部蓋20に取付けられた第一回転体モータ31に直結された第一主ウォーム28は、第一回転体外殻38の内壁に取付けられた外殻軸受100に両端支持された第一遊星軸32にキー止された第一中間ウォームホイール36、または第一減速歯車群37のいずれかと歯合し、第一回転体モータ31によって回動する第一主ウォーム28は、第一中間ウォームホイール36や、または、第一減速歯車群37のいずれかによって第一遊星ウォーム34を回転する。
また、複数カメラ取付プレート373の先端部に取り付けた横方向視認用ビデオカメラ13Wには、図示はされないが、横方向視認用ビデオカメラ13Wの横に取り付けた電球取付台372に電球98を併設して、進行方向を変換する場合に点滅し、また、夜間の視認性を向上して交通安全を図ることができる。
また、左側前方電動回動式複数カメラ取付プレート付き透明保護具359や、右側前方電動回動式複数カメラ取付プレート付き透明保護具360は、複数カメラ取付プレート付き透明保護具ボデー358を、第二回転体23に透明保護具ボデー取付ボルト374でネジ止めして取り外し自由にして、複数カメラ取付プレート付き透明保護具ボデー358に内装した視認装置のメンテナンスが便利にできるように配慮されている。
第4実施形態の特徴は、撮像範囲を分割して分担するビデオカメラの撮像方向を設定するマウントリング取付ボルト孔を冶具を使用して正確に穿孔した複数カメラ取付プレート373の表面に、正面視認用ビデオカメラ10W、後方視認用ビデオカメラ11W、車側前方視認用ビデオカメラ12W、横方向視認用ビデオカメラ13W、斜め前方視認用ビデオカメラ14W、斜め後方視認用前部ビデオカメラ15W等のいずれかの3台以上のビデオカメラを取り付けたことから方向感覚に優れた視認情報によって交通事故を防止することができると共に、電動回動式複数カメラ取付プレート付き透明保護具の多量生産における品質管理に優れ、かつ、複数カメラ透明保護具ボデーの内のリブに取り付ける他の方法よりも、小さな空間の複数カメラ透明保護具ボデーの内部に多数のビデオカメラの組立作業が極めて容易で能率よく正確にできるため製造費を低減することができる。
なお、図10〜図12では、電動回動式複数カメラ取付プレート付き透明保護具357内の複数カメラ取付プレート373に取付ける複数ビデオカメラは、正面視認用ビデオカメラ10W、後方視認用ビデオカメラ11W、車側前方視認用ビデオカメラ12W、横方向視認用ビデオカメラ13Wを一組としているが、符号の説明で記載したように、正面視認用ビデオカメラ10W、斜め前方視認用ビデオカメラ14W、車側後方視認用ビデオカメラ17Wを一組とし、また、正面視認用ビデオカメラ10W、斜め後方視認用ビデオカメラ15W、車側前方視認用ビデオカメラ12W、横方向視認用ビデオカメラ13Wを一組とし、また、正面視認用ビデオカメラ10W、斜め後方視認用ビデオカメラ15W、斜め前方視認用ビデオカメラ14W、横方向視認用ビデオカメラ13Wを一組とする等して差別化して使用してもよい。
また、電動回動式複数カメラ取付プレート付き透明保護具347のビデオカメラ保持体18の高さを、前記複数カメラ取付プレート373に取付けたビデオカメラ4の撮像光線が、近接するフロントフェンダーエプロン397の周縁部や、フロントボンネット282の前縁部にて遮られない高さに形成されて、運転席198に座った運転者の目線に近いことから、車の先端部周辺を走行する車両や通行人の全容が視認し易く、また、視界の死角のない交通状況や道路状況の映像が視認できるので、交通事故を効果的に防止することができる。
なお、本発明は、自動車のルーフ上基点2を中心にしてルーフ周縁部17にビデオカメラ4を設置して車周360度の景色を視認できるフロントフェンダーカメラ機構付き視認カメラ装着車の実施形態を図2、図7〜図12に示したが、ルーフ上基点2を中心にしてルーフ周縁部17にビデオカメラ4を設置したこの視認カメラ装着車に限定することなく、従来の自動車のフロントフェンダーエプロン397上にビデオカメラ機構を取付けて、前記フロントフェンダーカメラ機構のビデオカメラ4にて、車の前部両側を中心にした交通状況や道路状況を撮像して映像信号を、車室内に設置されたモニタ9に伝送して視認するフロントフェンダーカメラ機構付き視認カメラ装着車でもよい。
単数カメラ透明保護具を上部に取付けた電動回動式ビデオカメラ保持体の一部切断側面図である。 単数カメラ透明保護具を上部に取付けた電動回動式ビデオカメラ保持体をフロントフェンダーエプロン上に設けた視認カメラ装着車の側面図である。 電動回動式ビデオカメラ保持体の上部に取付ける複数カメラ透明保護具の一部切断側面図である。 図3の一部切断平面図である。 ビデオカメラ上端部に取付けた電動回動式複数カメラ透明保護具の一部切断側面図である。 図5の一部切断平面図である。 上部に取付けた電動回動式複数カメラ透明保護具の中心が車幅の外端に位置するようにビデオカメラ保持体の下面をフロントフェンダーエプロン上に設けた視認カメラ装着車の側面図である。 図7の平面図である。 図7の正面図である。 左側前方電動回動式複数カメラ取付プレート付き透明保護具をフロントフェンダーエプロン上に設けた視認カメラ装着車の側面図である。 図10の平面図である。 図10の正面図である。
符号の説明
4A 背面左斜方向視認用ビデオカメラ(「背面左斜」)
4B 左車側後方視認用ビデオカメラ(「左後」)
4C 車側左横後方視認用ビデオカメラ(「左横後」)
4D 車側左横中央後方視認用ビデオカメラ(「左横中後」)
4E 車側左方向視認用ビデオカメラ(「左横」)
4F 車側左横中央前方視認用ビデオカメラ(「左横中前」)
4G 車側左横前方視認用ビデオカメラ(「左横前」)
4H 左車側前方視認用ビデオカメラ(「左前」)
4I 正面左方向視認用ビデオカメラ(「正面左」)
4J 背面視認用ビデオカメラ(「背面」)
4K 正面視認用ビデオカメラ(「正面」)
4L 正面右方向視認用ビデオカメラ(「正面右」)
4M 右車側前方視認用ビデオカメラ(「右前」)
4N 車側右横前方視認用ビデオカメラ(「右横前」)
4O 車側右横中央前方視認用ビデオカメラ(「右横中前」)
4P 車側右方向視認用ビデオカメラ(「右横」)
4Q 車側右横中央後方視認用ビデオカメラ(「右横中後」)
4R 車側右横後方視認用ビデオカメラ(「右横後」)
4S 右車側後方視認用ビデオカメラ(「右後」)
4T 背面斜右方向視認用ビデオカメラ(「背面斜右」)
5A 一段水平ビデオカメラ
5B 二段水平ビデオカメラ
5C ルーフL形台用斜め下方視認用ビデオカメラ
5D 斜上方視認ビデオカメラ
5E 左方向視認用ビデオカメラ
5F ルーフ傾斜台用斜め下方向視認用ビデオカメラ
5G 右方向視認用ビデオカメラ
5H 斜め下方向視認用ビデオカメラ
5J 上水平方向視認用ビデオカメラ
5K 正面視認用ビデオカメラ
5L 斜め前方視認用ビデオカメラ
5M 横方向視認用ビデオカメラ
5N 斜め後方視認用ビデオカメラ
5P 後方視認用ビデオカメラ
10W 正面視認用ビデオカメラ
11W 後方視認用ビデオカメラ
12W 車側前方視認用ビデオカメラ
13W 横方向視認用ビデオカメラ
14W 斜め前方視認用ビデオカメラ
15W 斜め後方視認用前部ビデオカメラ
16W 背面視認用ビデオカメラ
17W 車側後方視認用ビデオカメラ
18W 斜め前方視認用後部ビデオカメラ
19W 右側担当ビデオカメラ
20W 左側担当ビデオカメラ
21W 中央担当ビデオカメラ
1 ビデオカメラ取付ベース
2 ルーフ上基点
4 ビデオカメラ
7 システムケーブル
8 モニタボデー
9 モニタ
10 フロントウィンド
11 車室内前方上部
12 ルーフ
13 ルーフ前縁部
14 ルーフ後縁部
15 ルーフ左側縁部
16 ルーフ右側縁部
17 ルーフ周縁部
18 ビデオカメラ保持体
19 第一枢支軸
20 第一回転体上部蓋
21 第一回転体
22 第二枢支軸
23 第二回転体
24 第二回転体上部蓋
25 透明保護具ボデー基部
26 第一枢支軸基盤取付ボルト
27 第一回転体カバー
28 第一主ウォーム
29 第一回転体ボス
30 第一主ウォームホィール
31 第一回転体モータ
32 第一遊星軸
33 第二遊星軸
34 第一遊星ウォーム
35 第二主ウォームホィール
36 第一中間ウォームホィール
37 第一減速歯車群
38 第一回転体外殻
39 第二回転体外殻
40 第二回転体ボス
41 第二中間ウォームホィール
42 第二減速歯車群
43 第二遊星ウォーム
44 第二主ウォーム
45 第一回転体側壁
46 第二枢支軸基盤取付ボルト
47 第二回転体外殻側壁
58 オスネジ部
59 メスネジ部
66 透明保護具基台
82 回転体外殻
83 回転体上部蓋
84 回転体
85 回転体基盤
86 回転体取付ベース
87 枢支軸基盤
88 枢支軸
89 ウォームホィール
90 回転体モータ
91 減速歯車群
92 回転体ボス
93 転がり軸受
94 遊星軸
95 遊星ウォーム
96 中間ウォームホィール
97 主ウォーム
98 枢支軸取付ボルト
99 係止溝
100 外殻軸受
101 クラッチガイド
102 クラッチプレート
103 圧縮スプリング
104 サポートワッシャー
105 Uプレート
141 第二回転体基盤
142 第一回転体基盤
143 第一枢支軸基盤
145 第一クラッチガイド
146 第一クラッチプレート
147 第一圧縮スプリング
148 第一サポートワッシャー
149 第一Uプレート
150 第一係止溝
151 第一主ウォーム
152 第二クラッチガイド
153 第二クラッチプレート
154 第二圧縮スプリング
155 第二サポートワッシャー
156 第二Uプレート
157 第二係止溝
198 運転席
236 リヤウィンド
282 フロントボンネット
283 トランクリッド
284 ガラス窓
285 単数カメラ透明保護具
286 撮像レンズ
287 光学ローバスフィルタ
288 赤外線カットフィルタ
289 CCD
290 電子回路
291 横型取付具
292 円筒状透明保護具ボデー
293 ビデオカメラ保持体
294 単数カメラ透明保護具付き電動回動式ビデオカメラ保持体
295 車室内前方上部用移動式モニタボデー
296 車室内前方下部用移動式モニタボデー
297 右側前方電動回動式複数カメラ透明保護具
298 左側前方電動回動式複数カメラ透明保護具
319 インストルメント パネル
328 マウントリング
329 マウントリング取付ボルト
330 カバー
331 カバー取付ボルト
332 撮像方向位置決め溝
333 撮像方向中央線位置決め溝
334 ビデオカメラ取付ベース取付ネジ
335 複数カメラ透明保護具ボデー
336 システムケーブル取出し孔
337 庇部
338 撮像方向フェザーキー
357 電動回動式複数カメラ取付プレート付き透明保護具
358 複数カメラ取付プレート付き透明保護具ボデー
359 左側前方電動回動式複数カメラ取付プレート付き透明保護具
360 右側前方電動回動式複数カメラ取付プレート付き透明保護具
369 運転席ヘッドレスト
370 第二回転体モータ
371 第二枢支軸基盤
372 電球取付台
373 複数カメラ取付プレート
374 透明保護具ボデー取付ボルト
379 フロントウィンドデフロスタ
380 ビデオカメラ取付用門形台
383 ビデオカメラ取付用L字形台
386 門形台取付ボルト
387 複数カメラ透明保護具ボデー
388 窓付き半球形ガラス体用プロテクター
389 窓
390 半球形ガラス体
391 電動回動式保持体上端部取付ボルト
392 L字形台取付ボルト
393 ビデオカメラ保持体上端部
394 システムケーブル孔
395 電動回動式ビデオカメラ保持体
396 電動回動式ビデオカメラ保持体上部
397 フロントフェンダーエプロン
398 複数カメラ透明保護具
399 電動回動式複数カメラ透明保護具
400 複数カメラ透明保護具付き電動回動式ビデオカメラ保持体
401 電動回動式複数カメラ透明保護具付きビデオカメラ保持体
402 電動回動式複数カメラ透明保護具付き電動回動式ビデオカメラ保持体
403 枢支軸基盤取付ボルト
404 保持体上部取付ボルト
405 半球形ガラス体用プロテクター取付ボルト

Claims (5)

  1. ビデオカメラを内部に取付けたビデオカメラ機構と、
    回転体外殻の回転体基盤を貫通して上部を回転体上部蓋にて軸支された枢支軸を立設した枢支軸基盤と、
    前記枢支軸に圧縮スプリングの押圧力でクラッチガイド、クラッチプレートにて摩擦固定された主ウォームホィールと、
    前記回転体上部蓋に取付けられた回転体モータに直結した主ウォームと、
    前記回転体外殻の内壁に取付けた外殻軸受で両端を支持した遊星軸と、
    前記主ウォームと歯合する前記遊星軸の一端に取付けた中間ウォームホィール、または、減速歯車群のいずれかと、
    前記主ウォームホィールと歯合する前記遊星軸の他端に取付けた遊星ウォームと、
    前記回転体モータで回動する前記遊星軸に取付けた前記遊星ウォームを、前記主ウォームホィールの周りに同期回転して前記枢支軸を中心に回動する回転体と、
    前記ビデオカメラ機構のビデオカメラの撮像光線が、近接するフロントフェンダーエプロンの周縁部や、フロントボンネットの前縁部にて遮られない高さに形成された前記ビデオカメラ機構を上部に取付けたビデオカメラ保持体、または、前記ビデオカメラ保持体の下部に前記回転体を取付けた電動回動式ビデオカメラ保持体のいずれかの下面を、自動車のフロントフェンダーエプロン上に取付け、前記ビデオカメラ機構のビデオカメラにて撮像された映像信号を車室内に設置されたモニタに伝送して視認することを特徴とするフロントフェンダーカメラ機構付き視認カメラ装着車。
  2. 請求項1に記載のビデオカメラ機構において、
    撮像方向が運転席から容易に目視できる長さの円筒状保護具ボデーをビデオカメラに覆設した単数カメラ透明保護具と
    上部に横型取付具を設けたビデオカメラ保持体と、
    前記ビデオカメラ保持体の下部に回転体を取付けた電動回動式ビデオカメラ保持体と、
    を備え、
    前記単数カメラ透明保護具を横型取付具で上部に取付けた前記電動回動式ビデオカメラ保持体の下面を、自動車のフロントフェンダーエプロン上に取付け、前記ビデオカメラ機構のビデオカメラにて撮像された映像信号を車室内に設置されたモニタに伝送して視認することを特徴とする請求項1記載のフロントフェンダーカメラ機構付き視認カメラ装着車。
  3. 請求項1に記載のビデオカメラ機構において、
    外周にオスネジ部を削成したビデオカメラ取付ベースと内周にメスネジ部を削成して上部に透明保護具ボデーを覆設した透明保護具基台と、
    前記ビデオカメラ取付ベースの上面に撮像範囲を分担して取付けた複数ビデオカメラと、
    前記複数ビデオカメラを取付けた前記ビデオカメラ取付ベースのオスネジ部と、前記透明保護具基台のメスネジ部を螺合した複数カメラ透明保護具と、
    を備え、
    電動回動式ビデオカメラ保持体の上部に前記複数カメラ透明保護具を取付けた複数カメラ透明保護具付き電動回動式ビデオカメラ保持体の下面を、自動車のフロントフェンダーエプロン上に取付け、前記ビデオカメラ機構のビデオカメラにて撮像された映像信号を車室内に設置されたモニタに伝送して視認することを特徴とする請求項1記載のフロントフェンダーカメラ機構付き視認カメラ装着車。
  4. 請求項1に記載のビデオカメラ機構において、
    内周にメスネジ部を削成し、上部に透明保護具ボデーを覆設した透明保護具基台と、
    前記透明保護具基台のメスネジ部と螺合するオスネジ部を外周に削成したビデオカメラ取付ベースと、
    前記ビデオカメラ取付ベースの上面に形成した回転体外殻と、
    前記回転体外殻の内壁に取付けた外殻軸受で両端を支持した遊星軸と、
    前記主ウォームと歯合する前記遊星軸の一端に取付けた中間ウォームホィール、または、減速歯車群のいずれかと、
    前記主ウォームホィールと歯合する前記遊星軸の他端に取付けた遊星ウォームと、
    前記回転体モータで回動する前記遊星軸に取付けた前記遊星ウォームを、前記主ウォームホィールの周りに同期回転して前記枢支軸を中心に回動する回転体と、
    前記ビデオカメラ取付ベースの上面に撮像方向を分担して取付けた複数ビデオカメラと、
    前記ビデオカメラ取付ベースのオスネジ部と前記透明保護具基台のメスネジ部を螺合してなる電動回動式複数カメラ透明保護具と、
    を備え、
    前記電動回動式複数カメラ透明保護具を上部に取付けたビデオカメラ保持体、または、前記ビデオカメラ保持体の下部に前記回転体を取付けた電動回動式ビデオカメラ保持体のいずれかの下面を、自動車のフロントフェンダーエプロン上に取付け、前記ビデオカメラ機構のビデオカメラにて撮像された映像信号を車室内に設置されたモニタに伝送して視認することを特徴とする請求項1記載のフロントフェンダーカメラ機構付き視認カメラ装着車。
  5. 請求項1に記載のビデオカメラ機構において、
    撮像方向を設定してビデオカメラを取付けた複数カメラ取付プレートと、
    前記複数カメラ取付プレートを第二回転体外殻側壁と一体に形成、または、別体に製作した前記複数カメラ取付プレートを第二回転体外殻側壁にボルト締着のいずれかにした第二回転体外殻と、
    前記第二回転体外殻の外周に透明保護具基部を締着した複数カメラ取付プレート付き透明保護具ボデーと、
    前記複数カメラ取付プレート付き透明保護具ボデーを、第二枢支軸を中心に上下方向に回動する第二回転体と、
    前記第二回転体を第一枢支軸を中心に水平方向に回動する第一回転体と、
    前記複数カメラ取付プレートに取付けた複数のビデオカメラの撮像光線が、近接するフロントフェンダーエプロンの周縁部や、フロントボンネットの前縁部にて遮られない高さ、または、近接する他車両の全容を判別できる高さのいずれかに形成されたビデオカメラ保持体と、
    前記ビデオカメラ保持体の上部に取り付けた前記第一回転体の第一枢支軸基盤と、
    を備え、
    前記複数カメラ取付プレート付き透明保護具ボデーを上下方向と水平方向に回動する電動回動式複数カメラ取付プレート付き透明保護具の前記ビデオカメラ保持体の下面を、自動車のフロントフェンダーエプロン上に取付け、前記ビデオカメラ機構のビデオカメラにて撮像された映像信号を車室内に設置されたモニタに伝送して視認することを特徴とする請求項1記載のフロントフェンダーカメラ機構付き視認カメラ装着車。
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