JP4006959B2 - 視認カメラ装着車 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車に設置したビデオカメラによって撮像して得た画像を用いて、自動車の走行方向の危険を運転者が察知して安全運転のできるようした視認カメラ装着車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の自動車としては、例えば特開昭63−54699号公報に開示されている方法は、自動車のフロントバンバやリヤバンパの両端にビデオカメラを設置し、各ビデオカメラの視野に鏡を配置し、この鏡を任意の角度に回動自在とし、車両周囲のうち所望する方向の状況が鏡に映される角度になるように鏡を回動して停止させ、鏡に映し出される状況を撮像したビデオカメラからの受像信号をモニタに伝送して運転者の安全確認を広範囲に亘りなし得るようにしたものである。また特開平1−281600号公報に開示されている方法は、自動車のボンネットの前方に設置したビデオカメラによって撮像して得た画像を用いて、車両の走行の際に他の車両又は障害物を検知し運転者に警告を与えて交通事故を防止するものである。また特開平5−238310号公報に開示されている方法は、自動車のフロントバンバの前部にビデオカメラを進退自在に格納し、通常時にはフロント部に格納され外部に露出していないが、見通しの悪い隘路から大通りに出るような場合にはフロント部の一部である蓋体を上方に回動し、ビデオカメラを突出するようにし、ビデオカメラの先端部に備えた回動自在な両面鏡に映しだされる車両の周囲の状況をビデオカメラにて撮像し、その映像信号をコントローラーと画像処理装置を経て伝送したモニタの画像を運転者が視認して安全走行をするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の車両用安全確認装置や走行車両認識装置や車両用周囲監視装置によって交通事故を防止することは、交差点(交差点内と交差点付近)部や一般単路部において、運転者の視線よりも高い車が前方に存在した場合に、それらの後方を見通すことができないという欠点があった。また前方車両との車間距離を測定して比較判断後に処置を取ることや、画像中から抽出したエッジを追跡して危険を比較判断する方法は、前方車両が高速で接近して来た場合に、運転者が比較判断している間に危険が迫るので、それに対して瞬時に安全操作する間がないといった課題を有していた。またその他に、これまで前方や後方の安全確認が、フロントウィンドの両側を取り付けたフロントピラーや、車の前部のボンネットやフロントフェンダー等による「前方左右視界の死角」によって、斜め前方の視界が遮られたり、ドライバーのアイポイントよりも高い車高の自動車が前方に駐・停車または走行している場合に生ずる「上方視界の死角」により、前車のルーフ越しに前方を視認できないことや、リァピラーやリァウインドの輪郭や後部乗客によって生ずる「後方視界の死角」によって、リヤミラーでの後方視認が妨げられる等により、しばしば交通事故発生の原因になるという問題があった。
【0004】
即ち、走行中に車高の略同じ自動車が前を走行している場合に、その車の前方の交通状況が明確に視認できないため、前の車が事故や障害物を回避するために急に減速や停止をした場合や、一般単路部や交差点等で駐・停車している自動車を見逃して追突事故を起こしたり、或いは交差点(交差点内と交差点付近)部において、右折する際に対向車線に車高の略同じ右折車が停止している場合、その右折車の後方の交通状況が視認できないため、右折進行時に右折車の左側を高速で直進して来る自動車や二輪車(自動二輪車、原動機付自転車)等との衝突の危険にさらされて、ヒャリハットした経験者は極めて多く、その内、何パーセントかは衝突事故を発生し、中には衝突における直撃力の大きいことから相互の車の大破と共に人身事故を発生することも少なくなかった。
【0005】
また発車する時や、走行中に、道路脇から歩行者や自転車や二輪車や自動車等が突然前面に出てきた場合に、とっさに対応できずに前方不注意による事故を起こしたり、対向車線のみが渋滞して車が縦列停車している時に、対向車線の車の間から人や自転車が急に出てきた場合に、とっさに対応できずに前方不注意による事故を起こしたり、或いは前車を追越し追抜く時や、進路変更時や、すれ違い時に、対向車線の前方の交通状況や障害物が明確に視認できていないため、しばしば衝突や接触等になりかけてヒヤリハットする場合も多く、その不安全行動の数パーセントは人身事故や物損事故に至るものであった。
【0006】
本発明は、以上のような不安全状態に際して、人間が持つ危険を察知したら、瞬時に避けようとする人間の危険回避本能を最大限に活用させるために、自動車の四周の360度範囲の視界を容易に確保し、かつ自動車のフロントピラーや、ボンネットや、フロントフェンダーによる「前方左右視界の死角」や、ドライバーのアイポイントの低さによる「上方視界の死角」や、リャウインドの輪郭や後部乗客によるリヤミラーの視界が妨げられる「後方視界の死角」等を無くした360度視界の確認により、車の周囲の危険性を明確に視認できるようにして、交通事故を未然防止できるような自動車を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、自動車のルーフ上にビデオカメラを配置し、自車室内の天井や前部にモニタを多数設けて、ビデオカメラにより高所から撮像した映像信号を各モニタに伝送して、運転席にて車の周囲の映像を一望して運転者が視認できるようにする。
【0008】
第1視認カメラ装着車は、自動車のルーフ上に取付けられた枠状のビデオカメラ取付ベースと、前記ルーフ上面の中心をルーフ上基点とし、前記ビデオカメラ取付ベースの上面に、前記ルーフ上基点を中心にして形成された放射状のビデオカメラ取付溝と、前記ビデオカメラ取付ベースの前記ビデオカメラ取付溝上に外向きに取付けられた複数のビデオカメラと、前記ビデオカメラを取付けた前記ビデオカメラ取付ベースに覆設したガラス窓付きルーフとを備えた自動車であって、車室内の天井周縁部と天井中心部の間、または車室内前部のいずれかにモニタを設けたことを特徴とする視認カメラ装着車である。
【0009】
第2視認カメラ装着車は、自動車のルーフ上に取付けられた枠状のビデオカメラ取付ベースと、前記ルーフ上面に運転席に座った運転者の頭上に相当する点をルーフ上基点とし、前記ビデオカメラ取付ベースの上面に、前記ルーフ上基点を中心にして形成された放射状のビデオカメラ取付溝と、前記ビデオカメラ取付ベースの前記ビデオカメラ取付溝上に外向きに取付けられた複数のビデオカメラと、前記ビデオカメラを取付けた前記ビデオカメラ取付ベースに覆設したガラス窓付きルーフとを備えた自動車であって、車室内の天井周縁部と天井中心部の間、または車室内前部のいずれかにモニタを設けたことを特徴とする視認カメラ装着車である。
【0010】
第3視認カメラ装着車は、自動車のルーフ下に設けられたハウジングと、前記ハウジングの上面に取付けられたビデオカメラ取付ベースと、前記ビデオカメラ取付ベースの中心をルーフ上基点とし、前記ビデオカメラ取付ベースの外縁部の上面に、前記ルーフ上基点を中心にして形成された放射状のビデオカメラ取付溝と、前記ビデオカメラ取付ベースの前記ビデオカメラ取付溝上に外向きに取付けられた複数のビデオカメラと、前記ビデオカメラを取付けた前記ビデオカメラ取付ベースに覆設したガラス窓付きルーフと、を備えた自動車であって、車室内の天井周縁部と天井中心部の間、または車室内前部のいずれかに モニタを設けたことを特徴とする視認カメラ装着車である。
【0011】
第4視認カメラ装着車は、自動車のルーフ下に設けられたハウジングと、前記ハウジングの上面に取付けられたビデオカメラ取付ベースと、前記ビデオカメラ取付ベースの上面に運転席に座った運転者の頭上に相当する点を設定してルーフ上基点とし、前記ビデオカメラ取付ベースの外縁部の上面に、前記ルーフ上基点を中心にして形成された放射状のビデオカメラ取付溝と、前記ビデオカメラ取付ベースの前記ビデオカメラ取付溝上に外向きに取付けられた複数のビデオカメラと前記ビデオカメラを取付けた前記ビデオカメラ取付ベースに覆設したガラス窓付きルーフと、を備えた自動車であって、車室内の天井周縁部と天井中心部の間、または車室内前部のいずれかにモニタを設けたことを特徴とする視認カメラ装着車である。
【0012】
第5視認カメラ装着車は、車室前方上部に一台のモニタを装着した単体モニタボデーを個別に多数並べて設けた視認カメラ装着車である。視認カメラ装着車において、モニタは、ルーフ上に配置されたビデオカメラから、所望とする状況の映像信号が伝送された映像を、運転者が直接視認する関係上、その性能や視認性や便宜性は、極めて重要である。単体モニタボデーは、運転席に座った運転者が視線を大きく動かすことなく各モニタの映像が見れるように、各モニタ面を運転者の方向に向けて自由に調節できることである。また左右のモニタに並んで映示される映像から、局所的な狭い範囲の視界判断ではなく、全体的な判断が可能なため安全運転を可能とするものである。モニタを装着したモニタボデーの設置位置は、車中の人が容易に接触できないようにするが、フロントウィンドの内側下部に適当な保護枠を設けてその中に設置してもよい。
【0013】
第6視認カメラ装着車は、二台のモニタを一台のモニタボデーに装着した連合モニタボデーを、車室前方上部に複数台設けたもので、正面視認用モニタと背面視認用モニタを並べて映示したり、或いはルーフ前縁部のモニタとルーフ後縁部のモニタをそれぞれ1組としたり、或いは、1台の連合モニタボデーに、左車側前方視認用モニタと右車側前方視認用モニタを配置したり、左車側後方視認用モニタと右車側後方視認用モニタを配置して使用してもよい。また連合モニタボデーは使用しない時は、車室前方の天井の格納位置に上方向に回動し、使用する時には運転者の視認できる使用位置に下方向に回動するが、サン・バイザーとしても使用できる。
【0014】
第7視認カメラ装着車は、単体モニタボデーと連合モニタボデーとを組み合わせて、車室前方上部に複数台設けたもので、重点とする視認方向と補足的な視認方向の映像を確認するために、左右の映像を層別して視認できるように使用すると便利である。
【0015】
第8視認カメラ装着車は、多数のモニタを長大な一台のモニタボデーに横に並べて装着し、車室前方上部に設けたもので、モニタボデーを数箇所で支持する方式が採用される。第8視認カメラ装着車は、モニタ数を多く装着できるので、ルーフ上に配置するビデオカメラの数に制約がなく、視認性を自由に増減できると共に、組立が容易で設備費用も安価にできる点が優れている。また回転体式回動具は摩擦駆動のため複数台で長大モニタボデーを回動する構成は、回転体の摩擦回転機構により複数台の回転体の集合力が有効に使えるので、回動するモニタボデーの必要な回動モーメントに応じて設置できるので便利である。
【0016】
第9視認カメラ装着車は、ルーフ上の複数のビデオカメラから映像信号を伝送されるモニタを、長大な一台のモニタボデーに横に並べて装着して車室内前方上部に設け、車室内の天井周縁部と天井中心部との間に多数のモニタを設けたものである。
【0017】
第10視認カメラ装着車は、ルーフ上の複数のビデオカメラから映像信号をそれぞれ伝 送されるモニタを装着したモニタボデーにおいて、モニタボデーの回動具をユニット化して使用するもので、モニタボデーの装備重量に制限がなく安価に制作できるので便利である。第10視認カメラ装着車に使用する圧力シリンダー式回動具は、回動具ボデーを覆設する回動具基台の両側の軸受に、ボデー回動軸を軸支し、ボデー回動軸の中間に欠歯歯車を取り付け、回動具基台シリンダーチューブを設け、シリンダーチューブのピストンロッドの先端部にラックを取り付け、欠歯歯車と圧力シリンダーのラックとを歯合し、ピストンロッドの前進後退により欠歯歯車を揺動し、欠歯歯車を取り付けたボデー回動軸の端部に取り付けられたモニタボデーを回動可能にした視認カメラ装着車である。この圧力シリンダー式回動具を使用したモニタボデーを傾動する場合は、遠隔操作される電磁バルブの開閉によって圧力シリンダーを前進後退させて、欠歯歯車を左右に揺動させることにより、モニタボデーを格納位置より使用位置に回動して視認できるようにするもので、小さな据付容積にて大きな回動力を発揮し、速度を容易に無段階に変化することができて速応性が高い。
【0018】
第11視認カメラ装着車は、ルーフ上の複数のビデオカメラから映像信号をそれぞれ伝送されるモニタを装着したモニタボデーにおいて、モニタボデーの回動具をユニット化して使用するもので、回転体式モニタボデー回動具は、回動具ボデーの両側にサポートフレームを取り付け、サポートフレームに回転体の側壁を取り付け、回転体の回転体基盤に枢支軸を挿入して枢支軸基盤に回転体を取り付ける。回転体基盤に緩挿された枢支軸には、ウォームホイール、クラッチガイド、クラッチプレート、圧縮スプリング、上部ワッシャ等を順次挿入し、上部ワッシャの上面位置にUプレートを配置して枢支軸に設けた係止溝に係止され、モータに直結されたウォームや減速歯車群を経て回動される遊星ウォームと歯合するウォームホイールを枢支軸に摩擦結合し、枢支軸に緩挿したウォームホイールと連結する回転体側に配設したモータ及び減速機構とより構成され、前記モータを駆動させて、ウォームホイールの周りを公転する遊星ウォームにより、モニタボデーを回動させるために、この回転体の回転体基盤を緩挿した枢支軸基盤を取付ベースを取り付け、取付ベースをモニタボデーの長縁部に取り付けて使用した視認カメラ装着車である。この回転体式モニタボデー回動具は、電気操作が容易で、回転体が摩擦駆動であるため、回動力の片寄りがなくモニタボデーの回動が円滑にでき、車内で人体が接触してもその位置で空転するので衝撃も小さく安全である。また前記圧力シリンダー型と同様にユリット化できるので、回動具の数を増減することにより視認カメラ装着車の機種の多様化や製造組立てが容易である。
【0019】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態を実施例にもとづき図面を参照して説明する。第1視認カメラ装着車は、自動車のルーフ12上に取付けられた枠状のビデオカメラ取付ベース1と、前記ルーフ12上面の中心をルーフ上基点2とし、前記ビデオカメラ取付ベース1の上面に、前記ルーフ上基点2を中心にして形成された放射状のビデオカメラ取付溝3と、前記ビデオカメラ取付ベース1の前記ビデオカメラ取付溝3上に外向きに取付けられた複数のビデオカメラ4と、前記ビデオカメラ4を取付けた前記ビデオカメラ取付ベース1に覆設したガラス窓付きルーフ6とを備えた自動車であって、車室内の天井周縁部178と天井中心部179の間、または車室内前部のいずれかにモニタ9を設けたことを特徴とする視認カメラ装着車である。図1は第1視認カメラ装着車の左側面図、図2はビデオカメラ取付ベース1の一部切断側面図、図3はその正面図、図4は視認カメラ装着車の一部切断平面図における第1視認カメラ装着車に使用するビデオカメラ取付ベース1の説明図である。第1視認カメラ装着車は、図示するように、枠状に形成されたビデオカメラ取付ベース1の中心を、ルーフ上基点2として、そのルーフ上基点2を中心に、放射線を20度または30度間隔に引き、ビデオカメラ取付ベース1上にビデオカメラ取付溝3を20度の場合18条を、30度の場合12条を設けて、各ビデオカメラ取付溝3に筒状のビデオカメラ4を、レンズ側を外向にして横置きして、このレンズに対面するようにガラス窓5を側面に設けたガラス窓付ルーフ6を、ビデオカメラ取付ベース1に被せた車である。ビデオカメラ4のシステムケーブル7は、映像処理装置等(図示せず)を経て、車室内前方上部に取付けられたモニタボデー8のモニタ9に連結される。モニタボデー8は、運転者がフロントウィンド10越しにも前方の交通状況が容易に見られるように、その下端を従来のルームミラーの位置より高く設定する。従来のルームミラーは撤去して、専用のモニタ9にて「後方視界の死角」に煩わされない視認ができるようにする。
【0020】
図4は、ビデオカメラ取付ベース1上に、ルーフ上基点2を中心に20度間隔に放射線を引いて形成したビデオカメラ取付溝3に設けたビデオカメラで、分担する撮像方向により、背面左斜方向視認用ビデオカメラ(「背面左斜」)4A、左車側後方視認用ビデオカメラ(「左後」)4B、車側左横後方視認用ビデオカメラ(「左横後」)4C、車側左横中央後方視認用ビデオカメラ(「左横中後」)4D、車側左横中央前方視認用ビデオカメラ(「左横中前」)4F、車側左横前方視認用ビデオカメラ(「左横前」)4G、左車側前方視認用ビデオカメラ(「左前」)4H、正面左方向視認用ビデオカメラ(「正面左」)4I、背面視認用ビデオカメラ(「背面」)4J、正面視認用ビデオカメラ(「正面」)4K、正面右方向視認用ビデオカメラ(「正面右」)4L、右車側前方視認用ビデオカメラ(「右前」)4M、車側右横前方視認用ビデオカメラ(「右横前」)4N、車側右横中央前方視認用ビデオカメラ(「右横中前」)4O、車側右横中央後方視認用ビデオカメラ(「右横中後」)4Q、車側右横後方視認用ビデオカメラ(「右横後」)4R、右車側後方視認用ビデオカメラ(「右後」)4S、背面斜右方向視認用ビデオカメラ(「背面斜右」4Tの順にビデオカメラ4を取り付け、車室内に設けたモニタ9にて所望とする方向の交通状況を視認できるようにする。
【0021】
第2視認カメラ装着車は、自動車のルーフ12上に取付けられた枠状のビデオカメラ取付ベース1と、前記ルーフ12上面に運転席198に座った運転者の頭上に相当する点をルーフ上基点2とし、前記ビデオカメラ取付ベース1の上面に、前記ルーフ上基点2を中心にして形成された放射状のビデオカメラ取付溝3と、前記ビデオカメラ取付ベース1の前記ビデオカメラ取付溝3上に外向きに取付けられた複数のビデオカメラ4と、前記ビデオカメラ4を取付けた前記ビデオカメラ取付ベース1に覆設したガラス窓付きルーフ6とを備えた自動車であって、車室内の天井周縁部178と天井中心部179の間、または車室内前部のいずれかにモニタを設けたことを特徴とする視認カメラ装着車である。例えば、図5に示すように、ルーフ12上に設けた枠状のビデオカメラ取付ベース1に、30度間隔の放射状のビデオカメラ取付溝3を、ビデオカメラ取付ベース1に削成して、各ビデオカメラ取付溝3に筒状のビデオカメラ4をレンズ側を外向にして横置きし、そのレンズに対面するようにガラス窓5を側面に設けたガラス窓付きルーフ6を、ビデオカメラ取付ベース1に被せた車である。この車は、運転者を中心としているために、ビデオカメラ取付ベース1上に削成される放射線状のビデオカメラ取付溝3は、図示するように運転席側に偏った配置になっている。そのため車室内前方上部11に取付けられたモニタ9の映像は、恰も運転者が頭をルーフ12上に出して、四方を見渡しているような映像として視認することができる。この点本発明の意図する人間が危険を感じたらそれから退避する本能が発揮し易いため、交通事故を未然に防止することに効果がある。
【0022】
第3視認カメラ装着車は、自動車のルーフ12下に設けられたハウジング122と、前記ハウジング122の上面に取付けられたビデオカメラ取付ベース1と、前記ビデオカメラ取付ベース1の中心をルーフ上基点2とし、前記ビデオカメラ取付ベース1の外縁部の上面に、前記ルーフ上基点2を中心にして形成された放射状のビデオカメラ取付溝3と、前記ビデオカメラ取付ベース1の前記ビデオカメラ取付溝3上に外向きに取付けられた複数のビデオカメラ4と、前記ビデオカメラ4を取付けた前記ビデオカメラ取付ベース1に覆設したガラス窓付きルーフ6と、を備えた自動車であって、車室内の天井周縁部178と天井中心部179の間、または車室内前部のいずれかにモニタを設けたことを特徴と する視認カメラ装着車である。例えば、図4に示すように、ビデオカメラ取付ベース1上に、ルーフ上基点2を中心に20度間隔に放射線を引いて形成したビデオカメラ取付溝3に設けたビデオカメラで、分担する撮像方向により、背面左斜方向視認用ビデオカメラ(「背面左斜」)4A、左車側後方視認用ビデオカメラ(「左後」)4B、車側左横後方視認用ビデオカメラ(「左横後」)4C、車側左横中央後方視認用ビデオカメラ(「左横中後」)4D、車側左横中央前方視認用ビデオカメラ(「左横中前」)4F、車側左横前方視認用ビデオカメラ(「左横前」)4G、左車側前方視認用ビデオカメラ(「左前」)4H、正面左方向視認用ビデオカメラ(「正面左」)4I、背面視認用ビデオカメラ(「背面」)4J、正面視認用ビデオカメラ(「正面」)4K、正面右方向視認用ビデオカメラ(「正面右」)4L、右車側前方視認用ビデオカメラ(「右前」)4M、車側右横前方視認用ビデオカメラ(「右横前」)4N、車側右横中央前方視認用ビデオカメラ(「右横中前」)4O、車側右横中央後方視認用ビデオカメラ(「右横中後」)4Q、車側右横後方視認用ビデオカメラ(「右横後」)4R、右車側後方視認用ビデオカメラ(「右後」)4S、背面斜右方向視認用ビデオカメラ(「背面斜右」4Tの順にビデオカメラ4を取り付け、車室内に設けたモニタ9にて所望とする方向の交通状況を視認できるようにする。
【0023】
第4視認カメラ装着車は、自動車のルーフ12下に設けられたハウジング122と、前記ハウジング122の上面に取付けられたビデオカメラ取付ベース1と、前記ビデオカメラ取付ベース1の上面に運転席198に座った運転者の頭上に相当する点を設定してルーフ上基点2とし、前記ビデオカメラ取付ベース1の外縁部の上面に、前記ルーフ上基点2を中心にして形成された放射状のビデオカメラ取付溝3と、前記ビデオカメラ取付ベース1の前記ビデオカメラ取付溝3上に外向きに取付けられた複数のビデオカメラ4と前記ビデオカメラ4を取付けた前記ビデオカメラ取付ベース1に覆設したガラス窓付きルーフ6と、を備えた自動車であって、車室内の天井周縁部178と天井中心部179の間、または車室内前部のいずれかにモニタ9を設けたことを特徴とする視認カメラ装着車である。図5は第4視認カメラ装着車の一部切断平面図におけるビデオカメラ取付ベースの説明図である。図示するように、ルーフ12下のハウジング122の上に設けたビデオカメラ取付ベース1に、その下の運転席198に座った運転者の頭上に相当する点を、ビデオカメラ取付ベース1に設定して、その点をルーフ上基点2とし、そのルーフ上基点2を中心に、ビデオカメラ取付ベース1上に放射状線を引くが、例えば、図5では30度間隔の放射線のビデオカメラ取付溝3を、ビデオカメラ取付ベース1に削成して、各ビデオカメラ取付溝3に筒状のビデオカメラ4をレンズ側を外向にして横置きし、そのレンズに対面するようにガラス窓5を側面に設けたガラス窓付きルーフ6を、ビデオカメラ取付ベース1に被せた車である。この車は、運転者を中心としているために、ビデオカメラ取付ベース1上に削成される放射線状のビデオカメラ取付溝3は、図示するように運転席側に偏った配置になっている。そのため車室内前方上部11に取付けられたモニタ9の映像は、恰も運転者が頭をルーフ12上に出して、四方を見渡しているような映像として視認することができる。この点本発明の意図する人間が危険を感じたらそれから退避する本能が発揮し易いため、交通事故を未然に防止することに効果がある。
【0024】
第1視認カメラ装着車〜第4視認カメラ装着車は、モニタ9に液晶ディスプレーを採用し、車室の天井周縁部178にモニタ9を多数嵌着して連設し、各モニタ9をルーフ12上のルーフ周縁部17に配置した各ビデオカメラの下方の天井周縁部178に連携して設け、車の周囲の状況を分担して撮像したビデオカメラ4の映像信号を連携するモニタに伝送して、運転者が恰もオープンカーに乗ったように、車の四周の状況が視認できるようにした視認カメラ装着車である。また、車室前方上部11にもモニタ9を複数嵌着するが、その他に後述する各種モニタボデーを設けてもよい。ルーフ12上にビデオカメラを多数配置する第1視認カメラ装着車〜第4視認カメラ装着車は、運転席の横に配置したモニタ9の映像を一々切り替えて視認する方法が考えられるが、車室の天井周縁部178にモニタ9を多数連設する方式を採用した方が視認効果が大きい。なおモニタ9は見易くするため、運転席よりの距離に応じて大きくし、運転者の視力を配慮して大型画像を視認できるようにしてもよい。
【0025】
車室の天井周縁部178にモニタ9を連設する方式において、図21は視認カメラ装着車の天井周縁部178の四周と天井中央部179の間に、多数のモニタ9を嵌着して連設した視認カメラ装着車の車室内前方上部11の斜視図である。この視認カメラ装着車の特徴は、車を中心にビデオカメラ4の撮像する方向とモニタの映像との関係を明確にするために、ルーフ12上のビデオカメラ4の下方の車室の天井周縁部178と天井中央部179の間にモニタ9を嵌装したもので、モニタ9の大きさは配置するモニタ数から割り出され、天井周縁部178から天井中央部179に亘る範囲を限度として、運転者の視力と便宜性を配慮して特別に装着するが、運転者は単に天井周縁部178のモニタを振り向いて見渡しただけで、車の周辺の状況が恰も車体が存在しないかの如くに視認できる。モニタ9の使用方法は、ルーフ12上のビデオカメラ取付ベース1のビデオカメラ取付溝3に、ビデオカメラ4を、例えば、18台取り付けて使用される場合には、車室の天井周縁部178と天井中央部179の間に左後方より背面左斜方向視認用モニタ(モニタ表示「背面左斜」)9A、左車側後方視認用モニタ(モニタ表示「左後」)9B、車側左横後方視認用モニタ(モニタ表示「左横後」)9C、車側左横中央後方視認用モニタ(モニタ表示「左横中後」)9D、車側左横中央前方視認用モニタ(モニタ表示「左横中前」)9F、車側左横前方視認用モニタ(モニタ表示「左横前」)9Gを配置して、フロントウィンド10の左上端に達し、左車側前方視認用モニタ(モニタ表示「左前」)9H、正面左方向視認用モニタ(モニタ表示「正面左」)9I、背面視認用モニタ(モニタ表示「背面」)9J、正面視認用モニタ(モニタ表示「正面」)9K、正面右方向視認用モニタ(モニタ表示「正面右」)9L、右車側前方視認用モニタ(モニタ表示「右前」)9Mにてフロントウィンド10の右上端に達し、それから右回りに右後方まで、車側右横前方視認用モニタ(モニタ表示「右横前」)9N、車側右横中央前方視認用モニタ(モニタ表示「右横中前」)9O、車側右横中央後方視認用モニタ(モニタ表示「右横中後」)9Q、車側右横後方視認用モニタ(モニタ表示「右横後」)9R、右車側後方視認用モニタ(モニタ表示「右後」)9S、背面斜右方向視認用モニタ(モニタ表示「背面斜右」)9Tの順に、車室天井周縁部178と天井中心部179の間に配置して取り付ける。またルーフ上の車側の中央から左右方向に撮像すべく、車側左方向視認用ビデオカメラ(「左横」)4Eと、車側右方向視認用ビデオカメラ(「右横」)4Pが設置された場合は、それに対して車側左方向視認用モニタ(モニタ表示「左横」)9Eと、車側右方向視認用モニタ(モニタ表示「右横」)9Pを配置して取り付ける。このように視認カメラ装着車のルーフ上に位置決めされた18台のビデオカメラ4から、映像信号を伝送されてくる18台のモニタ9は、設置位置が一定しているので、習慣化されると容易に視認できる。このように、予めルーフ12上のビデオカメラ4の下方の天井に配置した各モニタ9に、視認カメラ装着車のルーフ12上に配置されたビデオカメラ4から映像信号を伝送して、運転席198より車の周囲の状況が各モニタ9の映像にて一望できるので確実に状況判断ができるという利点がある。
【0026】
図6は第5視認カメラ装着車の単体モニタボデー140を使用位置に回動した車室内前方上部11の斜視図である。図7はスラストワッシャー141を利用した単体モニタボデー140の一部切断正面図、図8はスラストベヤリング160を利用した単体モニタボデー140の一部切断正面図、図9はスプリング147を利用した単体モニタボデー140の一部切断平面図、図10は図9の一部切断側面図である。物に対する価値観は、観る人の必要性に大きく影響されるものである。視認カメラ装着車については、運転者の立場からは、身近でいつも対面するモニタ9の機能や便宜性も重要である。本発明は、そのためモニタ9とモニタボデー8の組み合わせを工夫し、視認カメラ装着車の作用効果を増進する使用方法を提供するものである。
【0027】
図7のスラストワッシャー141を利用した単体モニタボデー140は、取付ベース152に吊具取付アーム157を形成し、吊具取付ベース152を車室前方上部11に取り付け、吊具取付アーム157の先端部に吊具基部153を吊具軸154にて軸支し、吊具枢支軸155の吊具枢支軸基部156に単体モニタボデー140のモニタボデー基部158を緩挿し、吊具枢支軸 155にスラストワッシャー141を緩挿し、吊具枢支軸155に吊具ナット159を螺嵌して組み立てたものである。
【0028】
図8のスラストベヤリング160を利用した単体モニタボデー140は、吊具取付ベース152に吊具取付アーム157を形成し、吊具取付ベース152を車室前方上部11に取り付け、モニタボデー基部158にモニタボデー軸受161を形成し、モニタボデー軸受161にスラストベアリング160を嵌着し、吊具取付アーム157の先端部に吊具基部153を吊具軸154にて軸支し、単体モニタボデー140のスラストベアリング160を吊具枢支軸155に緩挿し、ワッシャー162を介して吊具ナット159を螺嵌して組み立てたものである。
【0029】
図9と図10に示すスプリング147を利用した単体モニタボデー140は、吊具取付ベース152と吊具基部153と単体モニタボデー140より成り、吊具取付ベース152に吊具取付アーム157を形成し、吊具取付ベース152を車室前方上部11に取り付け、吊具取付アーム157の先端部と吊具基部153の間にスラストワッシャー141を介在して吊具軸 154を貫装し、吊具軸 154の端部に抜脱防止のUプレート149を嵌着する。吊具基部153に吊具枢支軸155を取付け、単体モニタボデー140にサポートフレーム164を取り付け、吊具枢支軸155にサポートフレーム164を介して単体モニタボデー140のモニタボデー基部158を緩挿し、次に吊具枢支軸155に圧縮スプリング147、サポートワッシャー148を挿入して吊具枢支軸155にUプレート149を嵌着して組み立てる。単体モニタボデー140に装着する液晶ディスプレーは軽量であるため、前記スラストワッシャー141を利用した単体モニタボデー140や、前記スラストベヤリング160を利用した単体モニタボデー140と同様に、手動にて上下水平方向に回動できるので便利である。
【0030】
前記第5視認カメラ装着車は、1台のモニタ9を装着した単体モニタボデー140を車室前方上部11に多数並べて吊り下げて使用する。この場合に運転者が、モニタ9に映像信号を伝送するルーフ12上のビデオカメラ4の所在位置を見誤ることのないように、ルーフ12上に配置されるビデオカメラ4には、その場所を明確にするモニタ9用の表示を、予め各レンズに印字して、その表示がモニタ9面にて視認できるようにする。第5視認カメラ装着車は、新しいモニタ9の使用方法により、運転を安全確実にできるものである。単体モニタボデー140は、図6に示すように、車室前方上部11に個別に多数並べて設けられるが、単体モニタボデー140の数を8台とした使用方法は、車室前方上部11に左より左車側後方視認用モニタ(モニタ表示「左後」)9B、車側左方向視認用モニタ(モニタ表示「左横」)9E、左車側前方視認用モニタ(モニタ表示「左前」)9H、背面視認用モニタ(モニタ表示「背面」)9J、正面視認用モニタ(モニタ表示「正面」)9K、右車側前方視認用モニタ(モニタ表示「右前」)9M、車側右方向視認用モニタ(モニタ表示「右横」)9P、右車側後方視認用モニタ(モニタ表示「右後」)9Sとなるように設けて、ルーフ上に配置した左車側後方視認用ビデオカメラ(「左後」)4B、車側カ方向視認用ビデオカメラ(「左横」)4E、左車側前方視認用ビデオカメラ(「左前」)4H、背面視認用ビデオカメラ(「背面」)4J、正面視認用ビデオカメラ(「正面」)4K、右車側前方視認用ビデオカメラ(「右前」)4M、車側右方向視認用ビデオカメラ(「右横」)4P、右車側後方視認用ビデオカメラ(「右後」)4S等と、それぞれを予め組合わせて配線して、各ビデオカメラ4で撮像した映像信号を前記各モニタ9に伝送されるようにする。また6台のモニタ9を使用する場合は、同様にビデオカメラ4のシステムケーブル7で、それぞれ組合せの決まった各モニタ8に、各映像信号を伝送するようにし、例えば、正面視認用モニタ(モニタ表示「正面」)9Kと背面視認用モニタ(モニタ表示「背面」)9Jは、常時視認できるように中央部に配置し、運転席から見て左側から順番に、車側左方向視認用モニタ(モニタ表示「左横」)9E、左車側前方視認用モニタ(モニタ表示「左前」)9H、背面視認用モニタ(モニタ表示「背面」)9J、正面視認用モニタ(モニタ表示「正面」)9K、右車側前方視認用モニタ(モニタ表示「右前」)9M、車側右方向視認用モニタ(モニタ表示「右横」)9Pの前方重点組と、車側左方向視認用モニタ(モニタ表示「左横」)9E、左車側後方視認用モニタ(モニタ表示「左後」)9B、背面視認用モニタ(モニタ表示「背面」)9J、正面視認用モニタ(モニタ表示「正面」)9K、右車側後方視認用モニタ(モニタ表示「右後」)9S、車側右方向視認用モニタ(モニタ表示「右横」)9Pの後方重点組として、随時切り替えて視認できるようにする等種々の使用方法がある。この第5視認カメラ装着車の利点は、運転席に座った運転者が、視線を大きく動かすことなく、各モニタ9の映像が見れるように、各モニタ9面を運転者の方向に向けて自由に調整できることと、左右のモニタ9に並んで映示される映像から、部分的な狭い範囲の状況判断でなく全体的な状況判断が可能で安全な運転を可能とする。
【0031】
図11第6視認カメラ装着車に使用された連合モニタボデー165の側面図、図12はその正面図、図13はその平面図、図14は単体モニタボデー140の1台と連合モニターボデー165の2台が使用位置に回動した車室前方上部11の斜視図、図15は単体モニタボデー140は使用位置で連合モニタボデー165が格納位置に回動した車室前方上部11の斜視図である。連合モニタボデー165は図11〜図13に示すように、1台の連合モニタボデー165に第一モニタ166と第二モニタ167を装着し、
連合モニタボデー165の長縁部に形成した凹部にモニタボデー回動具169を嵌装し、モニタボデー回動具169の両端のキー溝付回動軸端部176を、ボデー軸止部171にキーにて固定し、ボデー軸止部171を連合モニタボデー165に取付けたものである。
【0032】
第6視認カメラ装着車における連合モニタボデー165の使用方法は、前後、左右、隣接などと関連のある映像を映すモニタ9を一組とすると便利である。例えば、ルーフ前縁部13の中央に取り付けられた正面視認用ビデオカメラ(「正面」)4Kから、映像信号を伝送される正面視認用モニタ(モニタ表示「正面」)4Kと、ルーフ後縁部の中央に取り付けられた背面視認用ビデオカメラ(「背面」)4Jから、映像信号を伝送される背面視認用モニタ(モニタ表示「背面」)9Jを1組とし、またルーフ左側中央に取り付けた車側左方向視認用ビデオカメラ(「左横」)4Eから映像信号が伝送される車側左方向視認用モニタ(モニタ表示「左横」)9Eと、ルーフ前縁部に取付けた左車側前方視認用ビデオカメラ(「左前」)4Hから映像信号が伝送される左車側前方視認用モニタ(モニタ表示「左前」)9Hを1組とし、また右車側前方視認用ビデオカメラ(「右前」)4Mから映像信号を伝送される右車側前方視認用モニタ(モニタ表示「右前」)9Mと、ルーフ右側中央に取り付けた車側右方向視認用ビデオカメラ(「右横」)4Pから映像信号が伝送される車側右方向視認用モニタ(モニタ表示「右横」)9Pを1組とし、また ルーフ後縁部に取付けた左車側後方視認用ビデオカメラ(「左後」)4Bから映像信号を伝送される左車側後方視認用モニタ(モニタ表示「左後」)9Bと、ルーフ左側中央に取り付けた車側左方向視認用ビデオカメラ(「左横」)4Eから映像信号を伝送される車側左方向視認用モニタ(モニタ表示「左横」)9Eを1組とし、ルーフ右側中央に取り付けた車側右方向視認用ビデオカメラ(「右横」)4Pから映像信号を伝送される車側右方向視認用モニタ(モニタ表示「右横」)9Pと、右車側後方視認用ビデオカメラ(「右後」)4Sから映像信号を伝送される右車側後方視認用モニタ(モニタ表示「右後」)9Sとを1組とするなどして、各組の映像が車室内前方上部に設けられた複数の連合モニタボデー165に装着された1組のモニタ9にて視認できるようにする。連合モニタボデー165は、所望する状況の映像を層別して視認できるために安全運転に便利である。
【0033】
図14に示す第7視認カメラ装着車は、単体モニタボデー140を1台と連合モニタボデー165の2台とを組み合わせ使用位置に回動した車室前方上部11の斜視図、図15は連合モニタボデー165の2台だけを格納位置に回動し、単体モニタボデー1401台だけを使用位置に回動している第7視認カメラ装着車の車室前方上部11の斜視図である。この第7視認カメラ装着車は、重点とする視認方向と補足的な視認方向の映像を層別して使う場合に便利である。第7視認カメラ装着車を使用する場合は、左側の連合モニタボデー165には、第二モニタ169に左車側後方視認用モニタ(モニタ表示「左後」)9Bと、第一モニタ166に左車側前方視認用モニタ(モニタ表示「左前」)9Hを装着し、真ん中の単体モニタホデーには、背面視認用モニタ(モニタ表示「背面」)9Jを装着し、右側の連合モニタボデー165には、第二モニタ169に右車側前方視認用モニタ(モニタ表示「右前」)9Mと、第一モニタ166に右車側後方視認用モニタ(モニタ表示「右後」)9S用のモニタ9を装着して、ルーフ12上の定位置に配置された、各ビデオカメラ4から所望の状況の映像信号を、各モニタ9に伝送して、運転席にてそのモニタ9の映像を視認する。また真ん中の単体モニタホデー140に装着する背面視認用モニタ(モニタ表示「背面」)9Jの代わりに、正面視認用モニタ(モニタ表示「正面」)9Kとなるように切り替えて映像信号を伝送して使用してもよい。このようにモニタ9とモニタボデー8を組み合わせて使用することにより、第7視認カメラ装着車の便宜性を一段と向上することができる。
【0034】
図20第8視認カメラ装着車の車室前方上部11の斜視図である。第8視認カメラ装着車に使用されるモニタ9は、多数のモニタ9を一台の長大モニタボデー181に装着したものである。このようにモニタ9を多数台横に配列して使用すると、各モニタ9に伝送された各映像の相互関係が一目で視認できるので、進行方向に危険が発生した場合に、その危険場所付近の状況全般が把握されるので適切な対策が速くできて便利である。また多数のモニタ9を一台の長大モニタボデー181に装着するので、単体モニタボデー140を多数取り付けるよりは、据付が容易で設備費も安価にできる。第8視認カメラ装着車は、例えば、図示するように6台のモニタ9を使用する場合、左より左車側後方視認用モニタ(モニタ表示「左後」)9B、車側左方向視認用モニタ(モニタ表示「左横」)9E、左車側前方視認用モニタ(モニタ表示「左前」)9H、右車側前方視認用モニタ(モニタ表示「右前」)9M、車側右方向視認用モニタ(モニタ表示「右横」)9P、右車側後方視認用モニタ(モニタ表示「右後」)9Sとして、第8視認カメラ装着車のルーフ12上に配置した6台のビデオカメラ4から映像信号を伝送するようにし、また5台のモニタ9の場合は、左から左車側後方視認用モニタ(モニタ表示「左後」)9B、左車側前方視認用モニタ(モニタ表示「左前」)9H、正面視認用モニタ(モニタ表示「正面」)9K、右車側前方視認用モニタ(モニタ表示「右前」)9M、右車側後方視認用モニタ(モニタ表示「右後」)9Sの順に配置し、ルーフ12上に配置された5台のビデオカメラ4から映像信号が伝送されることにより、各モニタの映像を運転席より一望できるので、車の周囲の状況判断が確実にできる。第8視認カメラ装着車は、このようなモニタ9の使用方法により、大局的全体的な視界の把握が図られるので、運転操作上の便益は極めて大きい。
【0035】
図22第9視認カメラ装着車に使用される車室前方上部11の長大モニタボデー181と、車室の天井側縁部180の両側に配置した多数のモニタ9との複合型の使用状態を示す斜視図である。図22は長大モニタボデー181を車室前方上部11に設け、車室の左右の天井周縁部178と天井中央部179の間に、モニタ9を天井面に多数嵌着して配置したもので、正面と背面を中心とする主要方向の視認用モニタ9を車室前方上部11の長大モニタボデー181や、単体モニタボデー140や、連合モニタボデー165にて視認するようにし、車体の側部や斜め後方等の状況を撮像したモニタ9は、車室の左右の天井週縁部178と天井中心部179の間に配置したモニタ9にて視認するようにし、運転者が運転席198より見易いように運転席198からの距離に応じて、図22に示すようにモニタ9の寸法を大きくする。特に運転者の視力や好みに応じてモニタ9の大きさを特設してもよい。要は敏速明確に車の周囲の交通状況や道路状況が運転者に視認できるようにすることで、そのことが交通事故を未然に防止できるために有益である。
【0036】
第10視認カメラ装着車に使用されるモニタボデーを使用位置と格納位置間を回動するモニタボデー回動具169として、図16は、圧力シリンダ式のモニタボデー回動具169の切断側面図、図17は1台の圧力シリンダ111を使用した圧力シリンダ式のモニタボデー回動具169の一部切断平面図、図18は複数の圧力シリンダ111を使用した圧力シリンダ式のモニタボデー回動具169の一部切断平面図である。圧力シリンダ式のモニタボデー回動具169は、回動具ボデー172を回動具基台に取り付け、回動具基台168にて車室内前方上部11に取り付けられる。モニタボデー回動具169は、回動具ボデー172の両側軸受173にてボデー回動軸170を支承し、ボデー回動軸170の中間に欠歯歯車174を軸支し、欠歯歯車174の両側を回動具基台168に取り付けた歯車用軸受285を両側に配して取り付ける。回動具基台168に取り付けた保持台177に圧力シリンダ111を取り付け、圧力シリンダ111のピストンロッド113の先端部にラック175を取り付け、欠歯歯車174を圧力シリンダ111のラック175と歯合し、ピストンロッド113の前進後退にて欠歯歯車174を回動させるようにしたモニタボデー回動具169のボデー回動軸170のキー付き回動軸端部176を、モニタボデー8の両端部に連結して、モニタボデー8を格納位置と使用位置に回動するようにした視認カメラ装着車である。この圧力シリンダ式のモニタボデー回動具169の特徴は、モニタボデー8に多数のモニタ9を装着して、モニタボデー8の重量が大きくなる場合に、モニタボデー回動具169のボデー回動軸170の回転力を倍増するために、図18に示すようにボデー回動軸170に複数の欠歯歯車174をキーにて固定し、各欠歯歯車174に歯合するラック175を取り付けた圧力シリンダ111をそれぞれ保持台177に取り付け増設して対応できることである。
【0037】
第11視認カメラ装着車に使用されるモニタボデーを使用位置と格納位置間を回動するモニタボデー回動具169として、図19は回転体式のモニタボデー回動具169の切断平面図である。このモニタボデー回動具169は、回動具ボデー172の両側モニタボデーの回動具取付部に嵌挿して取付ベース86を取付けて使用するものである。回動具ボデー172の両側にサポートフレーム164を取り付け、サポートフレーム164に回転体20の回転体側板21を取り付け、回転体20の回転体基盤142に枢支軸19を挿入して枢支軸基盤143に回転体20を取り付け、枢支軸19に緩挿された回転体基盤142はウォームホイール30、クラッチガイド145、クラッチプレート146、圧縮スプリング147、サポートワッシャ148等を順次挿入し、サポートワッシャ148の側面にUプレート149を配置して枢支軸19に設けた係止溝150に係止され、モータ31に直結されたウォーム151や減速歯車群144を経て回動される遊星ウォームが公転するウォームホイール30摩擦結合する枢支軸が立設された枢支軸基盤143に取付ベース86を取り付ける。第11視認カメラ装着車のモニタボデー8に使用する場合は、回動具ボデー172の両側にある取付ベース86を、モニタボデー8の長縁部に嵌装し、モニタボデー8の内部にて螺設して、車室内前方上部11にモニタボデー回動具169の回動具ボデー172を取り付けて使用するものである。この回転体20を使用したモニタボデー回動具169の特徴は、回転体20と枢支軸19の摩擦接合機構によるので、人や物がモニタボデー8に触れた場合にも衝撃がなく損傷の恐れがないことである。
【0038】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0039】
自動車のルーフ上に配置された複数のビデオカメラで、車の四周の視界を分担して撮像した映像信号を伝送した映像を、車内の複数モニタで一望にして見れるので、ビデオカメラやモニタの新しい使用方法にて、これまで視認できなかった車の周辺の広範囲な交通状況や道路状況を左E関連して視認できるので、運転者の安全意識を促進し危険状態を回避することができる。
【0040】
ビデオカメラをルーフ上に設けたことにより、フロントピラー、ボンネット、フロントフェンダー等による「前方左右視界の死角」や、アイポイントの低さによる「上方視界の死角」等の影響を無くした視界が確保できるので、安全確認に見落とす視界がなく走行中の危険性を速やかに視認できる。またルームミラーの欠点である「リヤミラーの後方視界の死角」により、 リヤピラーによる後方視認の阻害や、後部座席に人が乗っている際に、その体によって後方視界が妨げられることがなくなり、後方視認不注意による交通事故も未然に防止することができる。
【0041】
片側一車線で片側渋滞の反対車線を走行する場合に、渋滞車の間から急に飛び出して横断する人や自転車や二輪車(自動二輪車、原動機付自転車)等を事前に発見できるため人身事故を未然に防止することができる。また車体前部側面と近接する他車両や建造物との間隔が容易に確認できるために、狭い通路で他車両や建造物とすれ違う場合や、狭い駐車場や車の間隙に駐車する場合に車を接触する等の物損事故を防止することができる。
【0042】
周囲の交通状況を広範囲に俯瞰して写した明確な映像をモニタで視認できるため、縦列走行中に前車が急に速度を落としたり、急停車するような状況が発生した場合や、前車を追越し追抜く時や、進路変更時や、すれ違い時に、対向車線の前方に問題が発生した場合等に、事前に問題を察知出ることから追突事故や接触事故や衝突事故を未然に防止することができる。
【0043】
交差点を右折する際に対向車線に右折車が停止している場合、その対向車線に停止している右折車の左側を高速で直進して来る自動車や、原動機付自転車等を容易に発見できるため、安易に危険を犯してまで右折進行することがなくなるので、それらと衝突する交通事故を未然に防止することができる。
【0044】
圧力シリンダーを使用したモニタボデー回動具は、構造簡単で単位体積当りの馬力が大きくできるので、設置面積を小さくでき、また制作費も安価にできる。また圧力シリンダーの数毎にユリット化できるので、視認カメラ装着車の機種を簡単に多くできる。またその製造組立てが容易である。
【0045】
回転体を使用したモニタボデー回動具は、電気操作が容易で、回転体が摩擦駆動であるため、回動力の片寄りがなくモニタボデーの回動が円滑にできる。また車内で人体が接触してもその位置で空転するので、衝撃も小さく安全である。また回転体の数毎にユリット化できるので、視認カメラ装着車の機種の多様化や製造組立てが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】視認カメラ装着車の実施例を示す左側面図である。
【図2】ビデオカメラ取付ベースの実施例を示す一部切断側面図である。
【図3】ビデオカメラ取付ベースの実施例を示す一部切断正面図である。
【図4】視認カメラ装着車のルーフ上に取り付けたビデオカメラ取付ベースの説明図である。
【図5】視認カメラ装着車の一部切断平面図におけるビデオカメラ取付ベースの説明図である。
【図6】視認カメラ装着車の単体モニタボデーを使用位置に回動した車室内前方上部の斜視図である。
【図7】スラストワッシャーを利用した単体モニタボデーの一部切断正面図である。
【図8】スラストベアリングを利用した単体モニタボデーの一部切断正面図である。
【図9】スプリングを利用した単体モニタボデーの一部切断平面図である。
【図10】図9の一部切断側面図である。
【図11】視認カメラ装着車に使用される連合モニタボデーの側面図である。
【図12】図11の正面図である。
【図13】図11の平面図である。
【図14】視認カメラ装着車に使用される単体モニタボデー1台と連合モニタボデー2台を使用位置に回動した車室内前方上部の斜視図
【図15】連合モニタボデー2台が格納位置に回動し、単体モニタボデー1台だけを使用位置に回動した車室内前方上部の斜視図である。
【図16】視認カメラ装着車に使用される圧力シリンダ式モニタボデー回動具の切断側面図である。
【図17】1台の圧力シリンダを使用した圧力シリンダ式モニタボデー回動具の一部切断平面図である。
【図18】複数の圧力シリンダを使用した圧力シリンダ式モニタボデー回動具の一部切断平面図である。
【図19】視認カメラ装着車に使用される回転体式モニタボデー回動具の切断平面図である。
【図20】視認カメラ装着車の車室内前方上部の斜視図である。
【図21】視認カメラ装着車の天井周縁部の四周と天井中央部の間に、多数のモニタを嵌着して連設した車室内前方上部の斜視図である。
【図22】視認カメラ装着車に使用される車室内前方上部の長大モニタボデーと、天井側縁部の両側に配置した多数のモニタとの複合型の使用状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
4A 背面左斜方向視認用ビデオカメラ(「背面左斜」)
4B 左車側後方視認用ビデオカメラ(「左後」)
4C 車側左横後方視認用ビデオカメラ(「左横後」)
4D 車側左横中央後方視認用ビデオカメラ(「左横中後」)
4E 車側左方向視認用ビデオカメラ(「左横」)
4F 車側左横中央前方視認用ビデオカメラ(「左横中前」)
4G 車側左横前方視認用ビデオカメラ(「左横前」)
4H 左車側前方視認用ビデオカメラ(「左前」)
4I 正面左方向視認用ビデオカメラ(「正面左」)
4J 背面視認用ビデオカメラ(「背面」)
4K 正面視認用ビデオカメラ(「正面」)
4L 正面右方向視認用ビデオカメラ(「正面右」)
4M 右車側前方視認用ビデオカメラ(「右前」)
4N 車側右横前方視認用ビデオカメラ(「右横前」)
4O 車側右横中央前方視認用ビデオカメラ(「右横中前」)
4P 車側右方向視認用ビデオカメラ(「右横」)
4Q 車側右横中央後方視認用ビデオカメラ(「右横中後」)
4R 車側右横後方視認用ビデオカメラ(「右横後」)
4S 右車側後方視認用ビデオカメラ(「右後」)
4T 背面斜右方向視認用ビデオカメラ(「背面斜右」)
9A 背面左斜方向視認用モニタ(モニタ表示「背面左斜」)
9B 左車側後方視認用モニタ(モニタ表示「左後」)
9C 車側左横後方視認用モニタ(モニタ表示「左横後」)
9D 車側左横中央後方視認用モニタ(モニタ表示「左横中後」)
9E 車側左方向視認用モニタ(モニタ表示「左横」)
9F 車側左横中央前方視認用モニタ(モニタ表示「左横中前」)
9G 車側左横前方視認用モニタ(モニタ表示「左横前」)
9H 左車側前方視認用モニタ(モニタ表示「左前」)
9I 正面左方向視認用モニタ(モニタ表示「正面左」)
9J 背面視認用モニタ(モニタ表示「背面」)
9K 正面視認用モニタ(モニタ表示「正面」)
9L 正面右方向視認用モニタ(モニタ表示「正面右」)
9M 右車側前方視認用モニタ(モニタ表示「右前」)
9N 車側右横前方視認用モニタ(モニタ表示「右横前」)
9O 車側右横中央前方視認用モニタ(モニタ表示「右横中前」)
9P 車側右方向視認用モニタ(モニタ表示「右横」)
9Q 車側右横中央後方視認用モニタ(モニタ表示「右横中後」)
9R 車側右横後方視認用モニタ(モニタ表示「右横後」)
9S 右車側後方視認用モニタ(モニタ表示「右後」)
9T 背面斜右方向視認用モニタ(モニタ表示「背面斜
1 ビデオカメラ取付ベース
2 ルーフ上基点
3 ビデオカメラ取付溝
4 ビデオカメラ
5 ガラス窓
ガラス窓付きルーフ
7 システムケーブル
8 モニタボデー
9 モニタ
10 フロントウィンド
11 車室内前方上部
12 ルーフ
13 ルーフ前縁部
14 ルーフ後縁部
15 ルーフ左側縁部
16 ルーフ右側縁部
17 ルーフ周縁部
18 取付ベース
19 枢支軸
20 回転体
30 ウォームホィール
31 モータ
111 圧力シリンダー
112 ヘッドカバー
113 ピストンロッド
114 ロッドナット
115 シリンダーチューブ
116 押え板
117 ロッドカバー
118 ピストン
・ ピストンナット
122 ハウジング
139 単体モニタ
140 単体モニタボデー
141 スラストワッシヤ
142 回転体基盤
143 枢支軸基盤
144 減速歯車群
145 クラッチガイド
146 クラッチプレート
147 圧縮スプリング
148 サポートワッシヤ
149 Uプレート
150 係止溝
151 ウォーム
152 吊具取付ベース
153 吊具基部
154 吊具軸
155 吊具枢支軸
156 吊具枢支軸基部
157 吊具取付アーム
158 モニタボデー基部
159 吊具ナット
160 スラストベアリング
161 モニタボデー軸受
162 ワッシヤ
163 枢支軸取付基部
164 サポートフレーム
165 連合モニタボデー
166 第一モニタ
167 第二モニタ
168 回動具基台
169 モニタボデー回動具
170 ボデー回動軸
171 ボデー軸止部
172 回動具ボデー
173 両側軸受
174 欠歯歯車
175 ラック
176 キー付回動軸端部
177 保持台
178 天井周縁部
179 天井中心部
180 天井側縁部
181 長大モニタボデー
・ 車室前方天井
198 運転席
285 歯車用軸受

Claims (11)

  1. 自動車のルーフ上に取付けられた枠状のビデオカメラ取付ベースと、
    前記ルーフ上面の中心をルーフ上基点とし、
    前記ビデオカメラ取付ベースの上面に、
    前記ルーフ上基点を中心にして形成された放射状のビデオカメラ取付溝と、
    前記ビデオカメラ取付ベースの前記ビデオカメラ取付溝上に外向きに取付けられた複数のビデオカメラと、
    前記ビデオカメラを取付けた前記ビデオカメラ取付ベースに覆設したガラス窓付きルーフとを備えた自動車であって、
    車室内の天井周縁部と天井中心部の間、または車室内前部のいずれかにモニタを設けたことを特徴とする視認カメラ装着車。
  2. 自動車のルーフ上に取付けられた枠状のビデオカメラ取付ベースと、
    前記ルーフ上面に運転席に座った運転者の頭上に相当する点をルーフ上基点とし、
    前記ビデオカメラ取付ベースの上面に、
    前記ルーフ上基点を中心にして形成された放射状のビデオカメラ取付溝と、
    前記ビデオカメラ取付ベースの前記ビデオカメラ取付溝上に外向きに取付けられた複数のビデオカメラと、
    前記ビデオカメラを取付けた前記ビデオカメラ取付ベースに覆設したガラス窓付きルーフとを備えた自動車であって、
    車室内の天井周縁部と天井中心部の間、または車室内前部のいずれかにモニタを設けたことを特徴とする視認カメラ装着車。
  3. 自動車のルーフ下に設けられたハウジングと、
    前記ハウジングの上面に取付けられたビデオカメラ取付ベースと、
    前記ビデオカメラ取付ベースの中心をルーフ上基点とし、
    前記ビデオカメラ取付ベースの外縁部の上面に、前記ルーフ上基点を中心にして形成された放射状のビデオカメラ取付溝と、
    前記ビデオカメラ取付ベースの前記ビデオカメラ取付溝上に外向きに取付けられた複数のビデオカメラと、
    前記ビデオカメラを取付けた前記ビデオカメラ取付ベースに覆設したガラス窓付きルーフと、
    を備えた自動車であって、
    車室内の天井周縁部と天井中心部の間、または車室内前部のいずれかにモニタを設けたことを特徴とする視認カメラ装着車。
  4. 自動車のルーフ下に設けられたハウジングと、
    前記ハウジングの上面に取付けられたビデオカメラ取付ベースと、
    前記ビデオカメラ取付ベースの上面に運転席に座った運転者の頭上に相当する点を設定してルーフ上基点とし、
    前記ビデオカメラ取付ベースの外縁部の上面に、前記ルーフ上基点を中心にして形成された放射状のビデオカメラ取付溝と、
    前記ビデオカメラ取付ベースの前記ビデオカメラ取付溝上に外向きに取付けられた複数のビデオカメラと、
    前記ビデオカメラを取付けた前記ビデオカメラ取付ベースに覆設したガラス窓付きルーフと、
    を備えた自動車であって、
    車室内の天井周縁部と天井中心部の間、または車室内前部のいずれかにモニタを設けたことを特徴とする視認カメラ装着車。
  5. ルーフ上の複数のビデオカメラから映像信号を伝送されるモニタを一台装着した単体モニタボデーを、車室内前方上部に複数設けた請求項1ないし4のいずれかに記載の視認カメラ装着車。
  6. ルーフ上の複数のビデオカメラから映像信号を伝送されるモニタを二台装着した連合モニタボデーを複数、車室内前方上部に設けた請求項1ないし4のいずれかに記載の視認カメラ装着車。
  7. ルーフ上の複数のビデオカメラから映像信号を伝送されるモニタを装着した単体モニタボデーと連合モニタボデーを組み合わせて、車室内前方上部に設けた請求項1ないし4のいずれかに記載の視認カメラ装着車。
  8. ルーフ上の複数のビデオカメラから映像信号を伝送されるモニタを三台以上設けた長大モニタボデーを、車室内前方上部に設けた請求項1ないし4のいずれかに記載の視認カメラ装着車。
  9. ルーフ上の複数のビデオカメラから映像信号を伝送されるモニタを装着したモニタボデーを車室内前方上部に設けると共に、車室内の天井周縁部と天井中心部との間にモニタを連設した請求項1ないし4のいずれかに記載の視認カメラ装着車。
  10. 請求項1ないし4のいずれかに記載の視認カメラ装着車であって、
    前記モニタは、モニタボデー回動具により、モニタボデーを格納位置と使用位置に回動されるものであって、
    前記モニタボデー回動具は、車室内前方上部に取付けられる回動具基台と、
    前記回動具基台の両側の軸受にて支承されるボデー回動具と、
    前記ボデー回動軸の中間に取り付けられる欠歯歯車と、
    前記回動具基台に設けられるシリンダーチューブと、
    前記シリンダーチューブのピストンロッドの先端部に取り付けられたラックと、
    前記欠歯歯車を前記ラックと歯合して、
    前記ピストンロッドの前進後退にて前記欠歯歯車を回動させるようにし、
    前記回動具基台を覆設する回動具ボデーを備え、
    前記モニタボデー回動具の前記ボデー回動軸の両端部を前記モニタボデーの長縁部に連結したことを特徴とする視認カメラ装着車。
  11. 請求項1ないし4のいずれかに記載の視認カメラ装着車であって、
    前記モニタは、モニタボデー回動具により、モニタボデーを格納位置と使用位置に回動されるものであって、
    前記モニタボデー回動具は、車室内前方上部に取付けられた回動具ボデーと、
    前記回動具ボデーの両側に取り付けられたサポートフレームと、
    前記サポートフレームに側壁を取り付けられた回転体と、
    前記回転体の底部に形成された回転体基盤に挿入された枢支軸とを備え、
    前記枢支軸を立設した枢支軸基盤を前記回動具ボデーの両側にある取付ベースに取付け、
    前記枢支軸に緩挿された前記回転体基盤の上面にウォームホイール、クラッチガイド、
    クラッチプレート、圧縮スプリング、上部ワッシャ等を順次挿入し、
    前記上部ワッシャの上面位置にUプレートを配置して前記枢支軸の上部に設けた係止溝に係止し、
    前記回転体に取付けたモータと、
    前記モータに直結されたウォームや減速歯車群を経て回動される遊星ウォームと、
    前記枢支軸に摩擦結合された前記ウォームホイールとを歯合し、
    前記回動具ボデーの両側にある取付ベースを前記モニタボデーの長縁部に螺設していることを特徴とする視認カメラ装着車。
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