JP3269056B2 - 監視システム - Google Patents

監視システム

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JP3269056B2
JP3269056B2 JP2000201948A JP2000201948A JP3269056B2 JP 3269056 B2 JP3269056 B2 JP 3269056B2 JP 2000201948 A JP2000201948 A JP 2000201948A JP 2000201948 A JP2000201948 A JP 2000201948A JP 3269056 B2 JP3269056 B2 JP 3269056B2
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    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のカメラによ
って撮影された画像を変形・統合等の処理によって合成
する画像処理技術に関するものであり、特に、車両の運
転操作などを支援する監視システムに有効な技術に属す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、車載用のディスプレイ装置の普及
やカメラなどの映像機器の低価格化に伴い、カメラによ
って車両周辺を監視することによって安全運転を支援す
る装置が実用化され、普及しつつある。
【0003】このような車両周辺監視装置の例として、
車両に設置された複数のカメラからの画像を利用し、車
両の真上に設置されたカメラであたかも撮像されたかの
ような画像を合成し、運転者に表示するシステムが提案
されている(例えば特願平10−217261参照)。
【0004】図19はこのシステムの構成例を示す図で
ある。カメラ部40内の複数のカメラ401から1フィ
ールドまたは1フレームの画像信号が出力され、出力さ
れた画像信号は伝送線45を介して伝送され、画像処理
部50のバッファメモリ501に記憶される。画像合成
部503は、仮想視点からみた合成画像と実際の各カメ
ラ401の画像との関係を記述したマッピングテーブル
502のデータに従って、バッファメモリ501に記憶
された画像信号から合成画像を生成し、表示装置60に
表示する。図19に示すシステムを利用することによっ
て、運転者は、実際のカメラ設置位置を考慮することな
く、合成画像によって自車と周囲の位置関係を的確に把
握することができ、例えば駐車操作などを安全に行うこ
とができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たシステムでは、次のような問題がある。
【0006】図19から分かるように、伝送線45はカ
メラ毎に設けられており、各カメラ401と画像処理部
50との間にそれぞれ配される。各カメラ401は通
常、合成画像の生成のために車両周囲の様々な箇所に設
置されるので、伝送線45も、車両の各部に張り巡らせ
る必要がある。このため、このシステムを車両に設置す
るために煩雑な作業が必要になり、また、故障などに対
する保守作業も多大なものとなる。
【0007】システムの設置や保守を容易にするために
は、伝送線をカメラ同士で共有化し、その本数を削減す
ることが望ましい。ところが、各カメラの画像データを
全て伝送するためには大きな伝送容量が必要になり、こ
のため、伝送線の本数の削減が困難になっている。すな
わち、伝送線の本数を減らすためには、伝送される画像
データ量を低減することが必須となる。
【0008】また、画像処理部50においても、各カメ
ラからの1フィールドや1フレームの画像データを記憶
する必要があるので、バッファメモリ501として多く
のメモリ容量を必要とする。
【0009】一方、カメラ画像は、画像合成のために全
ての領域が利用されるわけでなく、画像合成に不必要な
部分も含んでいる。また、画像合成に必要な領域内で
も、合成画像の生成に必要となる解像度は、部分ごとに
異なっている。したがって、カメラ画像の画像データを
そのまま全て画像処理部に伝送する必要は、必ずしもな
い。
【0010】前記の問題に鑑み、本発明は、複数のカメ
ラと、これらのカメラの撮像画像から合成画像を生成す
る画像処理部とを備えた監視システムとして、合成画像
の品質を下げることなく、伝送されるカメラ画像のデー
タ量を大幅に削減することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1の発明が講じた解決手段は、監視システ
ムとして、複数のカメラを有するカメラ部と、前記カメ
ラ部から出力されたカメラ画像の画像データを伝送する
伝送経路と、前記伝送経路を介して伝送された各カメラ
画像の画像データを入力とし、これらの画像データから
合成画像を生成する画像処理部とを備え、前記カメラ部
は、前記伝送経路に出力する画像データ量を削減するた
めの画像データ削減手段を備え、前記カメラ部または画
像処理部は、前記画像データ削減手段に対し、前記合成
画像と各カメラ画像との対応関係に従って、画像合成に
用いるカメラ画像のデータ量削減態様を指定する削減態
様指定手段を備えているものである。
【0012】請求項1の発明によると、カメラ部に設け
られた画像データ削減手段は、削減態様指定手段によっ
て指定されたカメラ画像のデータ量削減態様に応じて、
伝送経路に出力する画像データ量を削減する。そして、
削減態様指定手段は、合成画像とカメラ画像との対応関
係に従って、画像合成に用いるカメラ画像のデータ量削
減態様を指定する。このため、伝送経路には、合成画像
とカメラ画像との対応関係に従って指定された態様に応
じて削減されたカメラ画像の画像データが、伝送される
ことになる。これにより、伝送されるカメラ画像のデー
タ量が大幅に削減され、しかも、合成画像の品質が低下
することはない。この結果、伝送経路の伝送容量が少な
くてすむので、安価で本数の少ない伝送線や無線によっ
て伝送経路を実現することが可能になり、車両への設置
や保守の作業が大幅に簡易化される。また、画像処理部
に必要となるバッファメモリの記憶容量を大幅に削減す
ることができる。
【0013】そして、請求項2の発明では、前記請求項
1の監視システムにおいて、前記画像処理部は、複数種
類の合成画像が生成可能でありかつ生成する合成画像の
種類を切り替え可能に構成されており、前記削減態様指
定手段は、前記画像処理部が生成する合成画像の種類に
応じて、指定するデータ量削減態様を切り替えるものと
する。
【0014】また、請求項3の発明では、前記請求項1
の監視システムにおいて、前記削減態様指定手段は、画
像合成に用いるカメラ画像の各領域について、合成画像
生成のために必要と想定される解像度をそれぞれ指定す
る解像度指定部を有し、前記画像データ削減手段は、画
像合成に用いるカメラ画像の画像データを前記解像度指
定部によって指定された解像度に従って圧縮するものと
する。
【0015】請求項3の発明によると、伝送されるカメ
ラ画像のデータ量が、画像合成に必要となる解像度に応
じた圧縮によって、大幅に削減されるので、伝送経路の
伝送容量が少なくてすむ。また、折り返し歪みの発生も
抑えることができ、合成画像の画質を良好にすることが
できる。
【0016】そして、請求項4の発明では、前記請求項
3の監視システムにおける画像データ削減手段は、DC
T変換を用いて画像データの圧縮を行うものとする。
【0017】また、請求項5の発明では、前記請求項1
の監視システムにおいて、前記削減態様指定手段は、画
像合成に用いるカメラ画像について合成画像生成のため
に必要と想定される領域を指定する領域指定部を有し、
前記画像データ削減手段は、画像合成に用いるカメラ画
像の画像データから、前記領域指定部によって指定され
た領域以外の領域の画像データを削除するものとする。
【0018】請求項5の発明によると、伝送されるカメ
ラ画像のデータ量が、画像合成に必要となる領域以外の
領域の画像データの削除によって、大幅に削減されるの
で、伝送経路の伝送容量が少なくてすむ。
【0019】また、請求項6の発明では、前記請求項1
の監視システムにおいて、前記各カメラは、画像データ
の読み出し順序がその外部から制御可能に構成されてお
り、前記カメラ部または画像処理部は、画像合成に用い
るカメラの画像データの読み出し順序を、前記削減態様
指定手段によって指定されたデータ量削減態様に応じて
制御する読出制御部を備えているものとする。
【0020】請求項6の発明によると、画像合成に用い
るカメラの画像データの読み出し順序が、指定されたデ
ータ量削減態様に応じて制御されるので、伝送経路を伝
送されるデータ量の時間的集中を防ぐことができ、逆
に、データ量の時間的な分散が可能になる。
【0021】また、請求項7の発明では、前記請求項1
の監視システムにおける複数のカメラは、車両に設置さ
れ、当該車両の周囲を撮影するものとする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0023】(第1の実施形態)図1は本発明の第1の
実施形態に係る監視システムの構成を示すブロック図で
ある。図1に示す監視システムは、車両に搭載され、駐
車時等の運転操作の補助を用途とするものとして想定さ
れている。すなわち、このシステムは、車両に設置され
た複数のカメラからの画像を利用して、例えば、車両上
方に設置されたカメラで撮像されたかのような合成画像
を生成し、運転者に表示する。運転者は、表示された合
成画像を見ることによって、自分の車両と周囲の状況と
の関係を的確に把握することができるので、駐車操作等
を安全に行うことができる。
【0024】図1において、カメラ部10はX台のカメ
ラ(カメラ1〜カメラX)110を有しており、各カメ
ラ110には、カメラ画像を圧縮するための圧縮部12
0および伝送アダプタ130が一体化されている。カメ
ラ部10から出力された各カメラ画像の画像データは、
カメラ部10と画像処理部20とをつなぐ伝送経路とし
ての伝送線15を介して、画像処理部20に入力され
る。画像処理部20は各カメラ画像の画像データに対し
て変形・統合等の処理を行い、合成画像を生成し、表示
装置30に表示する。
【0025】図2は本実施形態に係るカメラ設置位置の
一例である。図2の例では、6台のカメラ1〜カメラ6
が車両の周囲に配置されている。また、図3は合成画像
の仮想視点の位置の一例である。画像処理部20は例え
ば、カメラ1〜カメラ6の撮像画像から図3に示すよう
な仮想視点から見た合成画像を生成する。
【0026】画像処理部20は、合成画像と各カメラ画
像との対応関係を記述したマッピングテーブル220
と、マッピングテーブル220を用いて合成画像の生成
を行う画像合成部210と、伝送アダプタ250を介し
て入力された,圧縮された画像データを復元する復元部
240と、復元した画像データを一時記憶するバッファ
メモリ230とを備えている。また、マッピングテーブ
ル220に記述された合成画像と各カメラ画像との対応
関係に従って、各カメラ画像の各領域について、合成画
像生成のために必要と想定される解像度をそれぞれ指定
する,削減態様指定手段としての解像度指定部260も
備えている。
【0027】図4はカメラ画像と合成画像との対応関係
の一例を示す図であり、図2のように設置された6台の
カメラ1〜カメラ6の撮像画像から、図3に示す仮想視
点1からみた合成画像を生成する場合を想定している。
図4(a)において、CA1〜CA6はそれぞれ、合成
画像上においてカメラ1〜カメラ6の撮像画像が占める
領域である。また、図4(b)において、CA1’〜C
A6’はそれぞれ、合成画像上の領域CA1〜CA6に
対応する、各カメラ画像上の領域である。
【0028】マッピングテーブル220には、図4
(a)に示すような合成画像と各カメラ画像との対応関
係がデータ化されている。すなわち、マッピングテーブ
ル220には、仮想視点からみた合成画像の全ての座標
について、対応するカメラ画像のデータが記述されてい
る。画像合成部210は、マッピングテーブル220の
データに従って、仮想視点からみた合成画像を生成す
る。
【0029】例えば、合成画像上の点P1については、
カメラ1,6の撮影領域CA1,CA6がオーバーラッ
プした領域OAにあるので、カメラ1の画像上の領域C
A1’内の点P1に対応する画素データとカメラ6の画
像上の領域CA6’内の点P1に対応する画素データと
を用いて、画素データを得る。また、合成画像上の点P
2については、カメラ1の撮影領域CA1にあるので、
カメラ1の画像上の領域CA1’内の点P2に対応する
画素データを用いて、画素データを得る。
【0030】また、解像度指定部260は、マッピング
テーブル220に記述された合成画像と各カメラ画像と
の対応関係に従って、各カメラ画像の各領域について、
画像合成に必要な解像度を求める。求めた解像度のデー
タは、伝送アダプタ250から伝送線15を介して、各
圧縮部120に伝送される。各圧縮部120は、伝送さ
れた解像度のデータに従って、各カメラ画像の画像デー
タを圧縮する。圧縮された画像データは、伝送アダプタ
130から伝送線15を介して画像処理部20に伝送さ
れ、復元部240によって復元されてバッファメモリ2
30に記憶される。
【0031】また、マッピングテーブル220は、図3
に示すような複数の仮想視点に対応したマッピングテー
ブルデータをそれぞれ記憶しており、外部から与えられ
る切替信号によって、画像合成に用いるマッピングテー
ブルデータが切替可能に構成されている。これにより、
画像処理部20は、複数種類の合成画像が生成可能であ
り、生成する合成画像の種類を切り替えることができ
る。切替信号は、例えば車両のギアの状態や走行速度等
に応じて与えられる。
【0032】切替信号が入力されると、マッピングテー
ブル220が出力するマッピングテーブルデータが切り
替わり、これによって、生成される合成画像の種類が切
り替えられる。解像度指定部260は、切り替えられた
新たなマッピングテーブルデータに応じて、各カメラ画
像の各領域について、画像合成に必要な解像度を改めて
求める。求めた解像度のデータは、伝送線15を介して
各圧縮部120に伝送され、各圧縮部120は伝送され
た解像度データに応じて、圧縮処理の内容を切り替え
る。
【0033】<圧縮処理>ここでは、各圧縮部120
は、DCT変換を用いてカメラ画像データの圧縮を行う
ものとする。
【0034】まず、カメラ画像(480x720)を
(8x8)画素のブロックに分割する。この分割によっ
て、カメラ画像の座標(i,j)のデータは(i=1〜
480,j=1〜720)、S1(K,L,i’,
j’)と表すことができる。ここで、K,Lは各ブロッ
クを示す水平・垂直のアドレス番号であり、K=1〜6
0、L=1〜90である。また、i’=1〜8,j’=
1〜8である。
【0035】そして、各画素データS1(K,L,
i’,j’)は、次式に示すDCT変換によって、各周
波数成分の信号g1(K,L,m,n)に変換される。
【0036】
【数1】
【0037】上式において、mまたはnの値が大きい成
分は、それぞれ、ブロック内における水平方向または垂
直方向の高周波成分を表している。高周波成分のデータ
を削除することによって、低解像度のデータを容易に生
成することができ、カメラ画像を少ないデータ量で送る
ことができる。また、合成画像の種類によっては、水平
方向と垂直方向とで必要となる解像度が異なる場合があ
るが、この場合でも、データを削除するmまたはnの値
を個別に設定することによって、水平方向と垂直方向と
でそれぞれ独立に、必要となる解像度を制御することが
できる。
【0038】図5は合成画像とカメラ1の画像との対応
関係を概念的に示す図である。同図中、(a)は合成画
像上におけるカメラ1のマップテーブルを、(b)はカ
メラ1の画像上における合成画像のマップテーブルを、
それぞれ示しており、点Aと点A’、点Bと点B’がそ
れぞれ対応している。図5(a)において、カメラ1の
マップテーブルの格子が密の部分(例えば点A)では、
カメラ1の画像データにさほど高い解像度は要求されな
いが、格子が粗の部分(例えば点B)では、高い解像度
の画像データが必要になる。すなわち図5(b)におい
て、合成画像のマップテーブルの格子が密の部分(例え
ば点Bに対応する点B’)では、高い解像度の画像デー
タが必要になるが、粗の部分(例えば点Aに対応する点
A’)では、低い解像度の画像データで済む。また、合
成画像のマップテーブルの格子が形成されていない部分
の画像データは、合成画像を生成するためには必要な
い。
【0039】すなわち、カメラ1の画像データは例えば
図6に示すように、3種類のブロックBL1,BL2,
BL3に分けられる。BL1は合成画像の生成に不必要
な部分のブロック、BL2は高い解像度の画像データが
必要となる部分のブロック、そしてBL3は低い解像度
の画像データですむ部分のブロックである。
【0040】解像度指定部260はマッピングテーブル
220のデータから、各ブロックについて、必要となる
解像度のデータRxv(K,L),Rxh(K,L)を
算出する。ここで、xはカメラ番号(1≦x≦X)、添
字h,vは水平または垂直方向を示す。解像度データR
xv(K,L),Rxh(K,L)の算出方法につい
て、その一例を図7を用いて具体的に説明する。
【0041】まず、マッピングテーブル220のデータ
から、各カメラ画像の各ブロックについて、合成画像の
座標のいずれかに対応する点があるか否かを判定する。
合成画像の座標に対応する点を含まないブロックすなわ
ちブロックBL1は、合成画像の生成には不必要である
ので、解像度データRxv(K,L),Rxh(K,
L)はそれぞれ“0”とする。
【0042】合成画像の座標(i,j)(図7(a))
に対応する点(i’,j’)がブロック内に存在すると
き、さらに、合成画像上の3個の点(i+1,j),
(i+1,j+1),(i+1,j)に対応する点をそ
れぞれ求める。そして、この3点と点(i’,j’)と
で囲まれた領域IM1(図7(b))を定める。そし
て、図7(c)に示すような領域IM1の垂直・水平方
向の大きさLv,Lh(ただし整数とする)を用いて、
次式に従って、解像度データRxv(K,L),Rxh
(K,L)をそれぞれ算出する。ただし、余りは切り上
げる。 Rxv(K,L) = 8/Lv Rxh(K,L) = 8/Lh 解像度指定部260は、このようにして算出した解像度
データR1v(K,L),R1h(K,L)〜RXv
(K,L),RXh(K,L)を、伝送線15を介して
各カメラの圧縮部120に伝送する。
【0043】なお、厳密には、合成画像の座標(i,
j)の画素がカメラ画像上で占める領域は、領域IM1
ではなく、合成画像の座標(i−0.5,j−0.
5),(i−0.5,j+0.5),(i+0.5,j
−0.5),(i+0.5,j+0.5)にそれぞれ対
応する4個の点で囲まれた領域に相当する。ただし、こ
の領域と上述した領域IM1とはほぼ同一形状であり、
また、合成画像上の点(i,j),(i+1,j),
(i+1,j+1),(i+1,j)に対応する点はマ
ッピングテーブル220から容易に求めることができ
る。このため、ここでは、解像度データRxv(K,
L),Rxh(K,L)を領域IM1の大きさから算出
している。
【0044】各圧縮部120は、伝送された解像度デー
タRxv(K,L),Rxh(K,L)に従って、各カ
メラの各ブロックについて各周波数の信号gx(K,
L,m,n)のうち不必要な成分を削除し、必要な成分
のみを画像処理部20に伝送する。具体的には、mの値
がRxv(K,L)よりも大きい成分と、nの値がRx
h(K,L)よりも大きい成分とを削除する。このと
き、ブロックBL1については、解像度データRxv
(K,L),Rxh(K,L)はともに“0”であるの
で、全ての成分が削除される。
【0045】図8は圧縮部120の内部構成の一例を示
す図である。図8では、カメラ1に対して設けられた圧
縮部120を示している。圧縮部120には3個の8ラ
インメモリ121a,121b,121cが設けられて
おり、計24(=8・3)ライン分の画像信号が記憶可
能になっている。
【0046】解像度データR1v(K,L),R1h
(K,L)〜RXv(K,L),RXh(K,L)が伝
送線15を介して伝送されると、伝送アダプタ130
は、対応するカメラに関する解像度データ(この例では
カメラ1に対応する解像度データR1v(K,L),R
1h(K,L))を受け取り、解像度データメモリ12
4に記憶する。
【0047】一方、カメラ110からは、画像信号がテ
レビジョン信号のように走査線に従って時系列で送られ
てくる。したがって、画面中のある座標(i,j)の信
号が入力される時間tは次式のように定まる。ただし、
Tpix は1画素当たりの時間、Bhは水平のブランキン
グ画素数である。 t=Tpix ・(i・(720+Bh)+j) カメラ110から送られた画像信号は、各8ラインメモ
リ121a,121b,121cに順次記憶される。こ
のとき、第iラインの画像信号はmod(i,24)番
目のラインに記憶される(mod(K,L)はKをLで
除したときの余りを表す。)。
【0048】第1の8ラインメモリ121aに第8ライ
ンまで画像信号が記憶されると、第9ライン以降の画像
信号は第2の8ラインメモリ121bに記憶され始め
る。その一方で、DSP122は第1の8ラインメモリ
121aから、(8x720)画素の画像信号を90個
の8x8画素ブロック信号S1(1,L,i’j’)
(L=1〜90,i’=1〜8,j’=1〜8)として
読み込み、各ブロックについて、上述のようにDCT変
換を行い、g1(1,L,m,n)を算出する。DSP
122はさらに、解像度データメモリ124に記憶され
たデータR1v(1,L),R1h(1,L)を用い、
g1(1,L,m,n)から、mがR1v(1,L)よ
りも大きい成分と、nがR1h(1,L)よりも大きい
成分とを削除する。
【0049】したがって、第1の8ラインメモリ121
aに記憶された画像信号S1(i,j)(i=1〜8,
j=1〜720)は、この時点で、次のようなブロック
毎にデータ数の異なるデータ列になる。 g1(K=1,L=1〜90) (L=1) :d1,d2,…,dmn (L=2) :d1,d2,…,dmn’ ・ ・ ・ (L=90):d1,d2,…,dmn” (mn =R1v(1,1)・R1h(1,1) mn’=R1v(1,2)・R1h(1,2) mn”=R1v(1,90)・R1h(1,90)) すなわち、第1の8ラインメモリ121aに記憶された
画像信号は、各ブロックについて(R1v(1,L)・
R1h(1,L))個のデータをそれぞれ有するデータ
列に変換される。このデータ列は、DCTデータバッフ
ァメモリ123に一旦記憶され、伝送アダプタ130は
DCTデータバッファメモリ123に記憶されたデータ
列を、伝送線15を介して画像処理部20に伝送する。
【0050】復元部240は、伝送されたデータ列を逆
DCT変換して画像信号S1’(1,L,i’,j’)
を復元し、バッファメモリ230に記憶する。復元され
た信号S1’(1,L,i’,j’)は、DCT変換時
に高周波成分が削除されているので、元の信号S1
(1,L,i’,j’)にLPF処理がなされた信号に
相当する。
【0051】次に、第2の8ラインメモリ121bに第
16ラインまで画像信号が記憶されると、第17ライン
以降の画像信号は第3の8ラインメモリ121cに記憶
され始める。その一方で、DSP122は第2の8ライ
ンメモリ121bから、(8x720)画素の画像信号
を90個の8x8画素ブロック信号S1(2,L,i’
j’)(L=1〜90,i’=1〜8,j’=1〜8)
として読み込み、各ブロックについて、上述のようにD
CT変換を行い、g1(2,L,m,n)を算出する。
DSP122はさらに、解像度データメモリ124に記
憶されたデータR1v(2,L),R1h(2,L)を
用い、g1(2,L,m,n)から、mがR1v(2,
L)よりも大きい成分と、nがR1h(2,L)よりも
大きい成分とを削除する。
【0052】したがって、第2の8ラインメモリ121
bに記憶された画像信号は、この時点で、次のようなブ
ロック毎にデータ数の異なるデータ列になる。 g1(K=2,L=1〜90) (L=1) :d1,d2,…,dmn (L=2) :d1,d2,…,dmn’ ・ ・ ・ (L=90):d1,d2,…,dmn” (mn =R1v(2,1)・R1h(2,1) mn’=R1v(2,2)・R1h(2,2) mn”=R1v(2,90)・R1h(2,90)) すなわち、第2の8ラインメモリ121bに記憶された
画像信号は、各ブロックについて(R1v(2,L)・
R1h(2,L))個のデータをそれぞれ有するデータ
列に変換される。このデータ列は、上述したのと同様に
伝送線15を介して画像処理部20に伝送され、復元部
240によって画像信号S1’(2,L,i’,j’)
に復元される。
【0053】同様の動作がK=60まで繰り返され、こ
れにより1画面分の画像信号S1’(K,L,i’,
j’)が復元され、バッファメモリ230に記憶され
る。
【0054】また、他のカメラ110の圧縮部120か
らも同様に、圧縮された画像データが復元部240に伝
送され、画像信号Sx’(K,L,i’,j’)(x=
2〜X)が復元され、バッファメモリ230に記憶され
る。バッファメモリ230に記憶された各カメラ画像デ
ータから、従来と同様に、合成画像が生成される。
【0055】以上のように本実施形態によると、マッピ
ングテーブル220に記述された合成画像と各カメラ画
像との対応関係に従って、各カメラの画像信号のうち必
要な解像度のデータのみを圧縮して伝送するので、伝送
線15の伝送容量は、従来よりも少なくてすむ。このた
め、より安定して伝送できる装置が実現でき、かつ、よ
り安価な伝送線を用いることも可能になる。
【0056】すなわち、図2に示すように、伝送線15
を1本に統合することが容易になり、伝送線15の車両
への設置や保守が大幅に簡素化できる。あるいは、図9
に示すように、カメラ設置位置によっては、伝送線15
を2本に分けるなどフレキシブルな対応が可能になり、
車両への設置や保守がさらに簡素化できる。
【0057】なお、伝送線15の代わりに、伝送経路を
無線によって構成してもかまわない。この場合でも、本
実施形態によって得られる,伝送容量が少なくてすむと
いう効果は大きく、より安価な部品による伝送経路の実
現が可能になる。また、有線に比べて、車両への設置や
保守の作業がさらに大幅に削減できる。
【0058】また、図6(b)のブロックBL1に示す
ような合成画像の生成に不必要な部分については、必要
となる解像度のデータRxv(K,L),Rxh(K,
L)は(0,0)であるので、この部分のブロックのデ
ータ数は0となる。したがって、伝送線15を介して伝
送するデータ量を大幅に削減することができる。
【0059】また、画像処理部20では、各カメラ画像
のうち必要な解像度のデータのみがバッファメモリ23
0に格納されるので、従来よりも、メモリ容量を大幅に
削減することができる。
【0060】また、圧縮部120において、各8ライン
メモリ121a,121b,121cにカメラ画像信号
が記憶された直後から、DCT変換と伝送が行われるの
で、圧縮伝送に伴う信号遅延は、最小限度に抑えること
ができる。
【0061】また、画像処理部20が生成する合成画像
の種類に応じて、各カメラ画像の圧縮動作を切り替える
ことも可能である。この場合、画像合成に用いるマッピ
ングテーブルが切り替えられる毎に、解像度指定部26
0が、解像度データRxv(K,L),Rxh(K,
L)を算出し、このデータを伝送線15を介して各カメ
ラの圧縮部120に伝送するように構成すればよい。
【0062】あるいは、各マッピングテーブルに対応し
た解像度データを、解像度指定部260に予めROMな
どによって保持させておいてもよい。この場合には、切
替信号を解像度指定部260にも入力させ、マッピング
テーブルの切替とともに、解像度データの切替を解像度
指定部260に実行させればよい。これにより、マッピ
ングテーブルの切替のたびに解像度データを算出する処
理が不要になる。
【0063】さらに、圧縮部120にメモリを設けて、
このメモリに、各マッピングテーブルに対応した解像度
データを予め記憶させておいてもよい。この場合には、
画像処理部20は、マッピングテーブルの切替の毎に、
そのマッピングテーブルを表すIDのみを各圧縮部12
0に伝送するだけですむ。あるいは、マッピングテーブ
ルを表すIDを画像処理部20から伝送する代わりに、
切替信号をカメラ部10の各圧縮部120にも入力させ
て、マッピングテーブルの切替とともに、解像度データ
の切替を各圧縮部120に実行させればよい。
【0064】なお、本実施形態では、画像データの圧縮
のためにDCT変換を用いるものとしたが、JPEGの
ように、DCT変換後のデータにさらに量子化を行って
もよい。また、DCT変換以外でも、ウェーブレット変
換やフーリエ変換等によって同様な効果を得ることがで
きる。
【0065】<折り返し歪み解消の効果>また、本実施
形態によると、折り返し歪みに起因する合成画像の画質
劣化を容易に回避することができる。
【0066】例えば図7において、合成画像の座標
(i,j)に対応するカメラ画像上の領域IM1は、カ
メラ画像の1画素よりもサイズが大きく、複数個の画素
を含んでいる。光学的に正確な合成画像を得るために
は、領域IM1に含まれる複数画素のデータの加重平均
値を、座標(i,j)に対応する画素データとして得な
ければならない。すなわち、次式のように、合成画像の
画素データS(i,j)を求める必要がある。 S(i,j)=Σγp ・(S1(ip ,jp )) ただし、S1(ip ,jp )はカメラの画素データ、p
はカメラ画素の番号、γ p は領域IM1に含まれる割合
を加味した係数である。ところがこの場合、合成画像の
1画素の信号を得るために、複数画素の信号をバッファ
メモリ230から読み出して計算を行う必要がある。こ
れは、画像合成部210で必要となる計算処理が膨大に
なり、実用的ではない。
【0067】そこで、上記の計算を近似的に省略したも
のとして、従来からニアレスト法が用いられている。ニ
アレスト法とは、座標(i,j)に対応する領域IM1
の中心に最も近い1個の画素の信号のみを用いるもので
ある。
【0068】ところが、ニアレスト法を用いた場合に
は、高いサンプリング周波数の信号を、高周波成分をカ
ットせずに、低いサンプリング周波数でサブサンプリン
グした場合に特有の折り返し歪みが発生する。すなわ
ち、高解像度の画像信号をそのまま用いて、ニアレスト
法による簡単な画像合成を行った場合には、解像度が低
くてよい部分に周波数的に折り返し歪みが生じ、合成画
像の画質が劣化するおそれがある。
【0069】このような折り返し歪みを防ぐために、例
えば図10に示すように、各カメラの画像信号に対し予
めローパスフィルタ(LPF)51による処理を行い、
不要な高周波成分をカットするという方法が考えられ
る。
【0070】ただしこの場合、カメラ画像において必要
となる解像度は部分毎に異なるので、LPFとして、そ
の周波数特性が画像の部分毎に適応的に設定可能に構成
されたものが必要になる。このため、回路構成が相当に
複雑になるという問題がある。また、周波数特性が均一
のLPFを用いる場合には、回路構成は簡易になるもの
の、高い解像度を必要とする部分についても高周波成分
がカットされてしまうので、合成画像において十分に必
要な解像度が得られない。
【0071】これに対して本実施形態によると、圧縮部
120によって、折り返し歪みが発生しやすい低解像度
の画像部分については、領域IM1の大きさに対応した
特性ですでに高周波成分が除去されているので、折り返
し歪みが発生しにくくなる。すなわち、復元部240に
よって復元されたカメラ画像信号は、元の信号に対し
て、必要な解像度に応じて適応的にLPF処理を施した
ものに相当する。したがって、複雑な構成のLPFを設
けなくても、折り返し歪みの発生を抑制することがで
き、この結果、合成画像の画質を大幅に改善することが
できる。
【0072】ここではニアレスト法を用いた実施例を述
べたが、これ以外の方法でも適用できる。例えば、バイ
リニア法(座標(i,j)に対応する領域IM1の中心
を囲む4点の画素の信号を用い、線形補間する方法)に
も明らかに適用できる。
【0073】<圧縮処理の他の例>また上述の説明で
は、解像度指定部260は解像度データRxv(K,
L),Rxh(K,L)を図7に示す領域IM1の水平
・垂直方向の大きさLh,Lvから算出するものとした
が、これらを他の方法によって求めてもかまわない。
【0074】図11(a)は図7(b)と同様に、合成
画像の1画素がカメラ画像上で占める領域IM1を示し
ている。ここでは図11(b)に示すように、(8x
8)ブロックの中心に領域IM1をおき、各画素につい
て、領域IM1に含まれる割合を加味した係数γp を求
める。この係数γp は、光学的に正確な合成画像を得る
ために、カメラ画像の複数画素の加重平均値を用いる場
合に、各画素の重み付けのために用いられる係数に相当
する。
【0075】係数r(i’,j’)を、領域IM1の中
心を(i’,j’)=(1,1)として、8x8ブロッ
クの係数に展開する。そして、画像信号と同様にDCT
変換し、変換係数h(K,L,m,n)を得る。この変
換係数h(K,L,m,n)は、係数γp が示すLPF
特性をDCT変換係数で示したものとなり、高域成分が
小さくなる。
【0076】そこで、変換係数h(k,L,m,n)が
所定の閾値以上の値を持つm、nの上限を、解像度デー
タRxv(K,L),Rxh(K,L)の値として定め
るものとする。解像度指定部260は解像度データRx
v(K,L),Rxh(K,L)を伝送するとともに、
所定の閾値以上の値を持つ変換係数h(K,L,m,
n)もこれに併せて圧縮部120に伝送する。
【0077】圧縮部120は、画像信号のDCT変換デ
ータgx(K,L,m,n)について、解像度データR
xv(K,L),Rxh(K,L)を用いて高周波成分
を削除する。そして、残ったDCT変換データgx
(K,L,m,n)に変換係数hx(K,L,m,n)
を乗じて、復元部240に送る。
【0078】この方法の場合、復元部240が逆DCT
処理によって復元した信号は、近似的に、元の信号に対
して係数γp を用いてLPF処理を施したものが得られ
る。したがって、上述した実施形態に比べて、光学的に
より正確な合成画像を得ることができる。
【0079】なお、領域IM1を用いないで、解像度デ
ータRxv(K,L),Rxh(K,L)を定めること
も可能である。例えば、画像合成に用いない部分のブロ
ックについては解像度データRxv(K,L),Rxh
(K,L)を“0”とし、画像合成に用いる部分のブロ
ックについては、解像度データRxv(K,L),Rx
h(K,L)を“0”以外の均一の値に設定してもよ
い。
【0080】(第2の実施形態)図12は本発明の第2
の実施形態に係る監視システムの構成を示すブロック図
である。図12に示す監視システムは、基本的には、図
1に示す第1の実施形態に係る構成と同様である。図1
と共通の構成要素には、図1と同一の符号を付してお
り、ここではその詳細な説明を省略する。
【0081】図12において、図1の構成と異なるの
は、画像処理部20Aが、各カメラ110Aの読み出し
制御信号を解像度指定部260の出力に応じて生成する
読出制御部270と、各カメラ110Aの同期信号を生
成する同期信号生成部280とを備えた点である。読出
制御部270および同期信号生成部280から出力され
た読み出し制御信号と同期信号は、伝送アダプタ250
から伝送線15を介してカメラ部10Aに伝送される。
伝送された読み出し制御信号および同期信号は、伝送ア
ダプタ130を介して圧縮部120Aとカメラ110A
に送られる。
【0082】各カメラ110Aは、伝送された同期信号
に従って同一のタイミングでフレーム画像を撮影する。
ここでは、各カメラ110Aは、(720x480)画
素の画像データを1/60秒毎に撮影するものとする。
【0083】図13はカメラ110Aおよび圧縮部12
0Aの内部構成の一例を示す図である。図13に示すよ
うに、カメラ110Aは主に、撮像素子(ここではCC
D)111、光学系レンズ112、読出・同期制御部1
13、および撮像素子111の出力をAD変換した後に
色分離などの信号処理を行うAD変換処理部114によ
って構成される。
【0084】撮像素子111は、1画面分の撮像面と1
画面分の蓄積系を有している。まず、光学系レンズ11
2を通して撮像面に光強度信号が得られ、各画素のフォ
トトランジスタがこの光強度信号を電荷信号に変換す
る。変換された電荷信号は、1フレーム期間(ここでは
1/60秒)蓄積された後、画像信号として蓄積系に伝
送される。
【0085】通常のCCDでは、蓄積系に蓄積された画
像信号は、画面の左上端から走査線に従って読み出され
る。その間、撮像面では、新たな光強度信号が電荷信号
に変換され、次フレームの画像信号として蓄積されてい
る。ただし、本実施形態ではこれとは異なり、撮像素子
111は、画像信号が、画面の左上端からでも左下端か
らでも読み出し可能なように構成されているものとす
る。そして、いずれの順序で画像信号を読み出すかは、
読出・同期制御部113によって制御されるものとす
る。
【0086】本実施形態では、画像処理部20Aが、合
成画像と各カメラ画像との対応関係に従って、各カメラ
110Aの画像データの読み出し順序を制御する。
【0087】図14は各カメラ110Aからの画像信号
の読み出し順序の一例を示す図である。図14におい
て、各カメラ画像の領域CA1’〜CA6’は図4
(b)で示したものと同一であり、合成画像の生成のた
めに必要な領域である。図14から分かるように、各カ
メラ画像とも、画像合成に必要な領域は画面の下部を占
めており、画面の上部は画像合成に必要な領域から外れ
ている。
【0088】ここでは、読出制御部270は、図14に
おいて矢印で示すように、カメラ1,3,5については
画面左上端から画像信号が読み出され、カメラ2,4,
6については画面左下端から画像信号が読み出されるよ
うに、読み出し制御信号を生成するものとする。各カメ
ラ110Aの読出・同期制御部113は、伝送された読
み出し制御信号に従って撮像素子111を制御する。撮
像素子111の出力はAD変換処理部114によってA
D変換された後、色分離などの信号処理を施され、画像
信号として圧縮部120Aの8ラインメモリ121に順
次送られる。
【0089】カメラ1,3,5については、第1の実施
形態と同様に、画面中のある座標(i,j)の信号は、
次式の時刻tに送られる。 t=Tpix ・(i・(720+Bh)+j) 一方、カメラ2,4,6については、画面中左下から走
査されるので、第1の実施形態とは異なり、画面中のあ
る座標(i,j)の信号は、次式の時刻tに送られる。 t=Tpix ・((480−i)・(720+Bh)+
j) ただし、Tpix は1画素当たりの時間、Bhは水平のブ
ランキング画素数である。
【0090】したがって、カメラ1については、最初の
画像信号は、第1の実施形態と同様に、次のようなブロ
ック毎にデータ数の異なるデータ列に変換され伝送され
るのに対し、 g1(K=1,L=1〜90) (L=1) :d1,d2,…,dmn (L=2) :d1,d2,…,dmn’ ・ ・ ・ (L=90):d1,d2,…,dmn” (mn =R1v(1,1)・R1h(1,1) mn’=R1v(1,2)・R1h(1,2) mn”=R1v(1,90)・R1h(1,90)) カメラ2については、最初の画像信号は、次のようなブ
ロック毎にデータ数の異なるデータ列に変換され伝送さ
れる。 g2(K=60,L=1〜90) (L=1) :d1,d2,…,dmn (L=2) :d1,d2,…,dmn’ ・ ・ ・ (L=90):d1,d2,…,dmn” (mn =R2v(60,1)・R2h(60,1) mn’=R2v(60,2)・R2h(60,2) mn”=R2v(60,90)・R2h(60,90))
【0091】ここで、各カメラ110Aから圧縮された
画像信号が伝送されるときの、伝送線15における伝送
データ量について、考える。
【0092】画面の最初の8ラインの画像信号について
は、カメラ1,3,5からは、mn〜mn”がほとんど
0になり、データ量がほとんどないに等しいデータしか
伝送されないが、一方、カメラ2,4,6からは、画像
合成に必要な相当量のデータが伝送される。逆に、画面
の最後の8ラインの画像信号については、カメラ2,
4,6からは、mn〜mn”がほとんど0になり、デー
タ量がほとんどないに等しいデータしか伝送されない
が、一方、カメラ1,3,5からは、画像合成に必要な
相当量のデータが伝送される。
【0093】このように、カメラ1,3,5とカメラ
2,4,6からの画像信号の読み出し順序を逆にするこ
とによって、伝送線15における伝送データ量を、時間
的に分散することができる。これにより、伝送線15と
して、伝送容量がより小さいものを利用することが可能
になる。
【0094】なお、第1の実施形態の場合でも、伝送線
15における伝送データ量を時間的に分散することは可
能である。例えば、圧縮部120のDCTデータバッフ
ァメモリ123の容量を十分大きなものにしておき、デ
ータ伝送を、DCTデータバッファメモリ123の出力
側で制御すれば、伝送データ量を時間的に分散させるこ
とができる。
【0095】ところがこの場合、DCTデータバッファ
メモリ123に一時的に大量のデータを格納する必要が
あるため、カメラ110から画像処理部20へのデータ
伝送における遅延時間が長くなる。運転者は合成画像を
見ながら車両を運転するので、合成画像出力のレスポン
スを考慮すると、このような遅延時間は短い方が好まし
い。この点で、本実施形態の方がより有効である。
【0096】以上のように本実施形態によると、各カメ
ラの画像信号の読み出し順序を、合成画像と各カメラ画
像との対応関係に応じて制御することによって、合成画
像出力のレスポンスを下げることなく、伝送データ量を
時間的に分散することができる。
【0097】なお、図14に示す画像信号の読み出し順
序の制御はあくまでも一例であり、例えば、カメラ1,
2,3については画面の左上端から、カメラ4,5,6
については画面の左下端から、画像信号を読み出すよう
に制御してもかまわない。また、合成画像とカメラ画像
との対応関係が変われば、それに応じて画像信号の読み
出し順序も変更すればよい。さらに、ここでは撮像素子
111は2種類の読み出し順序を実現可能に構成されて
いるものとしたが、3種類以上の読み出し順序を実現可
能に構成されていれば、合成画像と各カメラ画像との対
応関係に応じて、適当な読み出し順序を選択すればよ
い。
【0098】なお、ここでは、撮像素子としてCCDを
用いるものとしたが、この代わりに、CMOS素子を用
いてもかまわない。CCD素子を用いたカメラが画面全
体の信号を走査線に従って出力するのに対し、CMOS
素子を用いたカメラでは、画面の一部(例えば矩形領
域)の信号のみを出力することができる。このため、各
カメラの画像信号の読み出し順序をきめ細かく制御する
ことができるので、より効率よく、伝送データ量を時間
的に分散させることができる。
【0099】(第3の実施形態)図15は本発明の第3
の実施形態に係る監視システムの構成を示すブロック図
である。図15に示す監視システムは、基本的には、図
1に示す第1の実施形態に係る構成と同様である。
【0100】本実施形態が第1の実施形態と異なるの
は、各カメラ画像の画像データを削減するために、画像
データを圧縮する代わりに、合成画像生成のために不要
と想定される領域の画像データを削除する点である。す
なわち、画像処理部20Bは、解像度指定部260の代
わりに、各カメラ画像について合成画像生成のために必
要と想定される領域を指定する領域指定部290を削減
態様指定手段として備えており、カメラ部10Bは、圧
縮部120の代わりに、領域指定部290によって指定
された領域以外の領域の画像データを削除する選択部1
40を備えている。また、画像圧縮を行わないので、画
像処理部20Bでは復元部240が省かれている。
【0101】領域指定部290は、マッピングテーブル
220にデータ化された合成画像と各カメラ画像との対
応関係に従って、各カメラ画像のうち画像合成に必要な
領域を指定する。指定された領域の情報は、伝送アダプ
タ250から伝送線15を介してカメラ部10Bの各選
択部140に伝送される。
【0102】選択部140は伝送された領域情報に応じ
て、各カメラ画像のうち必要な領域のデータのみを出力
する。出力された画像データは、伝送アダプタ130か
ら伝送線15を介して画像処理部20Bに伝送される。
画像処理部20Bでは、伝送された画像データがバッフ
ァメモリ230に格納され、画像合成部210は、マッ
ピングテーブル220のデータに従って、バッファメモ
リ230に格納された画像データから合成画像を生成す
る。
【0103】図16はカメラ1の画像と画像合成に必要
な領域ANEとの関係を概念的に示す図である。すなわ
ち、図16(a)に示すカメラ1の画像上の合成画像の
マップテーブルの位置から、図16(b)に示すよう
に、合成画像の生成に必要な領域ANEを得ることがで
きる。領域指定部290は例えば図17(a)に示すよ
うに、この領域ANEを含む矩形の領域AN1を求め、
領域AN1を示す情報として、矩形の左上端の座標(I
s,Js)および右下端の座標(Ie,Je)を出力す
る。領域指定部290は、他のカメラについても同様
に、合成画像の生成に必要な領域を含む矩形領域を決定
し、その左上端および右下端の座標を出力する。
【0104】図18は選択部140の内部構成の一例を
示す図である。図18を参照して、選択部140の動作
を説明する。
【0105】カメラ110から出力された画像信号は、
3個のラインメモリ141に順次書き込まれる。一方、
伝送アダプタ130は、伝送線15を介して送られる領
域データのうち自己のカメラに対応した領域データのみ
を読み込み、領域データメモリ144に記憶させる。
【0106】DSP142は、あるラインメモリに画像
データが書き込まれると、そのラインメモリから画像デ
ータを読み出し、その中から領域データメモリ144に
記憶された矩形領域に含まれる画像データのみを選択
し、データバッファメモリ143に記憶させる。データ
バッファメモリ143に記憶された画像データは、次の
ようにカメラ番号、ライン番号およびデータ数を示すヘ
ッダが付加され、伝送アダプタ130から伝送線15を
介して画像処理部20Bに伝送される。 (カメラ番号1)(ライン番号1)(データ数M1):d1,…,dM1 (カメラ番号1)(ライン番号2)(データ数M2):d1,…,dM2 ・ ・ ・ (カメラ番号1)(ライン番号480)(データ数M480):d1,…,dM480
【0107】ラインiのデータ数Miは、次のようにな
る。 Is≦i≦Ieのとき Mi=Je−Js+1 これ以外のとき Mi=0 すなわち、伝送線を介して伝送されるデータ量は、画像
データを全て伝送する従来例に比べて、大幅に削減され
る。
【0108】なおここでは、領域指定部290は、合成
画像生成に必要な領域ANEを含む矩形領域AN1を決
定し、この矩形領域AN1を示す座標情報を各選択部1
40に伝送するものとしたが、本発明はこれに限られる
ものではない。例えば、図17(b)に示すように、画
像合成に必要な領域ANEを“1”、不必要な領域AU
Nを“0”として2値化し、これを水平走査線に従って
スキャンしたランレングスデータを伝送してもかまわな
い。この場合、各選択部140は、伝送されたランレン
グスデータに応じて、各カメラ画像のうち領域ANEの
画像データのみを画像処理部20Bに伝送する。
【0109】また、第1の実施形態と同様に、画像処理
部20Bが生成する合成画像の種類に応じて、各カメラ
画像の選択動作を切り替えることも可能である。この場
合、画像合成に用いるマッピングテーブルが切り替えら
れる毎に、領域指定部260が、画像合成に必要な領域
を示す領域データを算出し、このデータを伝送線15を
介して各カメラの選択部140に伝送するように構成す
ればよい。
【0110】あるいは、各マッピングテーブルに対応し
た領域データを、領域指定部290に予めROMなどに
よって保持させておいてもよい。この場合には、切替信
号を解像度指定部290にも入力させ、マッピングテー
ブルの切替とともに、領域データの切替を領域指定部2
90に実行させればよい。これにより、マッピングテー
ブルの切替のたびに領域データを求める処理が不要にな
る。
【0111】さらに、選択部140にメモリを設けて、
このメモリに、各マッピングテーブルに対応した領域デ
ータを予め記憶させておいてもよい。この場合には、画
像処理部20Bは、マッピングテーブルの切替の毎に、
そのマッピングテーブルを表すIDのみを各選択部14
0に伝送するだけですむ。あるいは、マッピングテーブ
ルを表すIDを画像処理部20Bから伝送する代わり
に、切替信号をカメラ部10Bの各選択部140にも入
力させて、マッピングテーブルの切替とともに、領域デ
ータの切替を各選択部140に実行させればよい。
【0112】なお、第2の実施形態を第3の実施形態と
併せて実現してもよい。すなわち、図15に示す画像処
理部20Bに、第2の実施形態に係る読出制御部270
および同期信号生成部280を設けて、カメラ画像の読
み出し順序を同様に制御してもかまわない。
【0113】なお、第1〜3の実施形態では、解像度指
定部260または領域指定部290を画像処理部20,
20A,20Bに設ける構成としたが、この代わりに、
解像度指定部260と同等の手段をカメラ部10,10
Aに設けたり、領域指定部290と同等の手段をカメラ
部10Bに設けたりしてもよい。
【0114】この場合、画像処理部20,20A,20
Bは、合成画像の種類を切り替える毎に、マッピングテ
ーブル220のデータを伝送アダプタ250から伝送線
15を介してカメラ部10,10A,10Bに伝送すれ
ばよい。あるいは、カメラ部10,10A,10Bにメ
モリを設けて、このメモリに、各マッピングテーブルに
対応した解像度データまたは領域データを予め記憶させ
ておけば、画像処理部20,20A,20Bは、合成画
像の種類を切り替える毎に、用いるマッピングテーブル
を表すIDのみをカメラ部10,10A,10Bに伝送
するだけですむ。またこのとき、マッピングテーブルを
表すIDを画像処理部20,20A,20Bから伝送す
る代わりに、切替信号をカメラ部10,10A,10B
にも入力させて、解像度データまたは領域データの切替
を実行させてもよい。
【0115】さらに、第2の実施形態に係る読出制御部
270および同期信号生成部280も、解像度指定部2
60や領域指定部290と同様に、カメラ部10Aに設
けてもかまわない。
【0116】また、第1〜第3の実施形態では、画像合
成のために全てのカメラのカメラ画像が用いられるもの
としたが、一部のカメラのみが画像合成に用いられる場
合もあり得る。このような場合には、解像度指定や領域
指定のようなデータ量削減態様の指定は、画像合成に用
いるその一部のカメラについてのみ行えばよい。
【0117】また、第1〜第3の実施形態では、画像デ
ータ削減手段としての圧縮部120や選択部140は、
全てのカメラについて設けられているものとしたが、一
部のカメラにのみ設けた構成としてもかまわない。すな
わち、圧縮部120や選択部140を有するカメラと、
圧縮部120や選択部140を有しないカメラとを併せ
て設けてもかまわない。この場合には、解像度指定や領
域指定のようなデータ量削減態様の指定は、圧縮部12
0や選択部140を有し、かつ画像合成に用いるカメラ
についてのみ、行えばよい。
【0118】なお、以上の説明では、本発明に係る監視
システムは車両に適用するものとしたが、車両以外の移
動体、例えば飛行機や船舶などであっても、同様に適用
することができる。また、移動体以外の監視対象、例え
ば店舗、住居、ショールームなどにカメラを設置しても
よい。また、複数のカメラの設置位置や台数は、ここで
示したものに限られるものではない。
【0119】また、本発明に係る監視システムの機能
は、その全部または一部を、専用のハードウェアを用い
て実現してもかまわないし、ソフトウェアによって実現
してもかまわない。また、本発明に係る画像処理装置の
機能の全部または一部をコンピュータに実行させるため
のプログラムを格納した記録媒体や伝送媒体を、利用す
ることも可能である。
【0120】
【発明の効果】以上のように本発明によると、複数のカ
メラと画像処理部との間の伝送経路には、合成画像と各
カメラ画像との対応関係に従って指定された態様に応じ
て削減されたカメラ画像の画像データが、伝送される。
したがって、合成画像の品質を下げることなく、伝送さ
れるカメラ画像のデータ量を大幅に削減することができ
る。これにより、安価で本数の少ない伝送線や無線によ
って伝送経路を実現することが可能になり、車両への設
置や保守の作業が大幅に簡易化される。また、画像処理
部に必要となるバッファメモリの記憶容量も大幅に削減
される。画像データの削減は、画像合成に必要となる解
像度に応じた圧縮や、画像合成に必要となる領域以外の
画像データの削除によって、実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る監視システムの
構成を示すブロック図である。
【図2】カメラ設置位置の一例を示す図である。
【図3】合成画像の仮想視点の位置の一例である。
【図4】カメラ画像と合成画像との対応関係の一例を示
す図である。
【図5】合成画像とカメラ画像との対応関係を概念的に
示す図である。
【図6】カメラ画像領域の解像度による分類の一例を示
す図である。
【図7】解像度データの算出手法の一例を説明するため
の図である。
【図8】本発明の第1の実施形態における圧縮部の内部
構成の一例を示す図である。
【図9】カメラ設置位置の他の例を示す図である。
【図10】比較例として、LPFを有する画像処理部を
備えた構成を示す図である。
【図11】解像度データの算出手法の他の例を説明する
ための図である。
【図12】本発明の第2の実施形態に係る監視システム
の構成を示すブロック図である。
【図13】本発明の第2の実施形態におけるカメラおよ
び圧縮部の内部構成の一例を示す図である。
【図14】各カメラからの画像信号の読み出し順序の一
例を示す図である。
【図15】本発明の第3の実施形態に係る監視システム
の構成を示すブロック図である。
【図16】画像合成に必要な領域を示す図である。
【図17】画像合成に必要な領域を指定する方法を示す
図である。
【図18】本発明の第3の実施形態における選択部の内
部構成の一例を示す図である。
【図19】従来の監視システムの構成を示す図である。
【符号の説明】
10,10A,10B カメラ部 15 伝送経路 20,20A,20B 画像処理部 110,110A カメラ 120,120A 圧縮部(画像データ削減手段) 140 選択部(画像データ削減手段) 260 解像度指定部(削減態様指定手段) 270 読出制御部 290 領域指定部(削減態様指定手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 登 一生 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 森村 淳 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−138057(JP,A) 国際公開00/7373(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/18 B60R 1/00 B60R 21/00 G08G 1/16 G06T 1/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のカメラを有するカメラ部と、 前記カメラ部から出力されたカメラ画像の画像データを
    伝送する伝送経路と、 前記伝送経路を介して伝送されたカメラ画像の画像デー
    タを入力とし、これらの画像データから、合成画像を生
    成する画像処理部とを備え、 前記カメラ部は、 前記伝送経路に出力する画像データ量を削減するための
    画像データ削減手段を備え、 前記カメラ部または画像処理部は、 前記画像データ削減手段に対し、前記合成画像とカメラ
    画像との対応関係に従って、画像合成に用いるカメラ画
    像のデータ量削減態様を、指定する削減態様指定手段を
    備えていることを特徴とする監視システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の監視システムにおいて、 前記画像処理部は、 複数種類の合成画像が生成可能であり、かつ、生成する
    合成画像の種類を切り替え可能に構成されており、 前記削減態様指定手段は、 前記画像処理部が生成する合成画像の種類に応じて、指
    定するデータ量削減態様を、切り替えるものであること
    を特徴とする監視システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の監視システムにおいて、 前記削減態様指定手段は、 画像合成に用いるカメラ画像の各領域について、合成画
    像生成のために必要と想定される解像度をそれぞれ指定
    する解像度指定部を有し、 前記画像データ削減手段は、 画像合成に用いるカメラ画像の画像データを、前記解像
    度指定部によって指定された解像度に従って、圧縮する
    ことを特徴とする監視システム。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の監視システムにおいて、 前記画像データ削減手段は、 DCT変換を用いて、画像データの圧縮を行うものであ
    ることを特徴とする監視システム。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の監視システムにおいて、 前記削減態様指定手段は、 画像合成に用いるカメラ画像について、合成画像生成の
    ために必要と想定される領域を指定する領域指定部を有
    し、 前記画像データ削減手段は、 画像合成に用いるカメラ画像の画像データから、前記領
    域指定部によって指定された領域以外の領域の画像デー
    タを、削除することを特徴とする監視システム。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の監視システムにおいて、 前記各カメラは、画像データの読み出し順序が、制御可
    能に構成されており、 前記カメラ部または画像処理部は、 画像合成に用いるカメラの画像データの読み出し順序
    を、前記削減態様指定手段によって指定されたデータ量
    削減態様に応じて、制御する読出制御部を備えているこ
    とを特徴とする監視システム。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の監視システムにおいて、 前記複数のカメラは、 車両に設置され、当該車両の周囲を撮影するものである
    ことを特徴とする監視システム。
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