JPH11115299A - 押印装置 - Google Patents

押印装置

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JPH11115299A
JPH11115299A JP29957697A JP29957697A JPH11115299A JP H11115299 A JPH11115299 A JP H11115299A JP 29957697 A JP29957697 A JP 29957697A JP 29957697 A JP29957697 A JP 29957697A JP H11115299 A JPH11115299 A JP H11115299A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像記録装置等の本機100に対して着脱可
能なオプション機器としての押印装置200について、
ユーザーが簡単・容易に所定に正しく装着して使用出来
るようにする、装置使用時の操作性を向上させるととも
に、電源投入忘れによる搬送シートのジャムトラブルの
発生を厳に防止するようにする。 【解決手段】 本機100に着脱可能で、本機に装着さ
れ、本機と独立した駆動源207・209により駆動さ
れ、本機側から搬入されるシートPに押印を施す押印装
置200であり、本機側からの搬入シートの有無を検知
するシート検知手段203と、シート搬送路のシート検
知手段よりもシート搬送方向下流側に配設されたシート
搬送手段205と、シート搬送手段により搬送されるシ
ートに押印を施す押印手段208と、シート検知手段に
よるシート検知信号に基づいて、シート搬送手段と押印
手段を駆動制御する駆動制御手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像記録装置等の
本機に対してオプション機器として着脱可能で、本機に
装着され、本機側から搬入されるシート(枚葉紙、単票
紙、カットシート)に所定情報を押印する押印装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば、銀行・証券会社等の
金融機関においては、手形・小切手・株券等のシート状
原稿の画像情報は、マイクロフィルマーやイメージスキ
ャナー等の画像記録装置によって、保存記録処理されて
いる。
【0003】また、これらの原稿には各々の金融機関に
おいて、所定の処理がなされたことを証明するために、
記録済みの原稿の主として裏面には、受入・処理機関の
名称、支店番号、処理コード、日付等の内容を明記する
ための押印(エンドースメント)が施されるのが一般的
である。
【0004】このため、上述の画像記録装置には、該装
置に導入され記録部を通過した記録済みの原稿に対し
て、上記内容が記載された押印を自動的に施す押印装置
を具備させ、記録済み原稿に必要に応じて記録済み印や
付加情報を付して、排出させるようにしたものがある。
【0005】図10に、このような画像記録装置の一例
の概略構成を示す。10は画像記録装置である。13は
押印装置である。この押印装置13はユーザーが必要に
応じて任意選択で画像記録装置に対して装着して使用す
る、画像記録装置に着脱可能なオプション機器であり、
画像記録装置10の排紙口19側に画像記録装置側と機
械的・電気的に所定に接続して装着具備させてある。画
像記録装置10に押印装置13が装着された状態におい
て画像記録装置10側の排紙口19に押印装置13側の
給紙口20が対応位置して両装置10・13は連通して
いる。
【0006】画像記録装置10において、1は給紙トレ
イであり、このトレイ1上に手形・小切手・株券等のシ
ート状原稿(以下、シートと記す)Pが積載セットされ
る。記録スタートキー(不図示)が押されると、トレイ
1上の原稿である積載シートPは給紙ローラ2と分離ロ
ーラ3により1枚ずつ分離されて装置内に順次に給送さ
れ、搬送ローラ対4・5・7・8、ガイド部材等から構
成される、画像記録装置内のシート搬送路を所定の速度
で搬送される。
【0007】そして、1枚分離給送シートPが搬送ロー
ラ対5・7の間を搬送される過程において記録部6によ
り該シートPの画像情報が記録処理される。記録部6
は、縮小投影光学系や光電変換読取系等であり、搬送さ
れたシートPの画像情報をマイクロフィルムあるいは光
磁気ディスク等の電気的記録媒体に記録処理する。
【0008】記録部6を通過した記録済みシートPは搬
送ローラ対7・8を通過して、画像記録装置10の原稿
排紙口側に接続して装着具備させた押印装置13内に導
入される。押印装置13内に導入された記録済みシート
Pは、搬送ローラ対14・17、ガイド部材等から構成
される、押印装置13内のシート搬送路を引き続き所定
の速度で搬送される。
【0009】そして、シートPが搬送ローラ対14・1
7の間を搬送される過程において該ローラ対14・17
間に配設した押印部15とこれに対向のプラテンローラ
16の間を通過する過程において、押印部15の作動で
搬送シートP面に押印が施される。押印部15は例えば
押印ドラムやインクジェットヘッド等による押印印字機
構である。
【0010】このようにして記録済み・押印済みのシー
トP′が押印装置13の排紙口21から排紙トレイ18
へ順次に排出される。
【0011】画像記録装置10において、シート搬送路
の記録部6よりもシート搬送方向上流側の搬送ローラ対
4・5間にはシート検知センサ9が配設されており、こ
のセンサ9による搬送シート先端検知信号が画像記録装
置10内の制御回路11へ入力される。制御回路11は
該入力信号に基づいて、画像形成装置側の記録部6の記
録開始タイミングや、押印装置13側の押印部15の押
印動作開始タイミング等を制御する。
【0012】画像記録装置10側の各ローラ2・3・4
・5・7・8は画像記録装置10内の駆動モータ12に
より不図示のベルトやギア等の駆動伝達手段によって駆
動される。また押印装置13側の各ローラ14・16・
17も画像記録装置10内の駆動モータ12に不図示の
ベルトやギア等の駆動伝達手段を介して接続され、画像
記録装置10側の駆動モータ12により画像記録装置側
の各ローラのシート搬送速度に同期した速度で駆動され
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例のようなオ
プション機器としての押印装置13は、本機である画像
記録装置10に対してユーザーが容易に着脱出来、所定
に正しく装着して使用出来ることが望ましいが、画像記
録装置10との専門的な機械的および電気的な接続操作
が必要となるので、サービスマンによる作業が不可欠で
あった。
【0014】即ち、従来例の押印装置13では、画像記
録装置10側に設けられたシート検知センサ9によるシ
ート検知信号に基づいて、押印動作開始タイミングが制
御されるので、画像記録装置10側との電気的接続を無
くすことは困難であった。
【0015】画像記録装置10に対してオプション機器
としての押印装置13をサービスマンによらずユーザー
が容易に着脱出来るようにするためには、画像記録装置
10側から押印装置13側への駆動の供給や信号のやり
取りを行なうための専門的な機械的および電気的接続や
設定をなしにする必要があり、そのためには、押印装置
13側にも駆動源を具備させ、画像形成装置10とは別
電源により駆動する装置構成とすることが望ましい。
【0016】しかしながら、押印装置13の電源および
電源スイッチを画像記録装置10とは別に独立させて設
けると、装置の使用に際して、画像記録装置10の電源
スイッチをON操作し、さらに押印装置13の電源スイ
ッチも忘れずにON操作する必要があり、操作が煩雑に
なるし、また押印装置13の電源スイッチのON操作を
失念し勝ちである。
【0017】押印装置13の電源スイッチをOFFにし
たまま、画像記録装置10のみを駆動させてシートPを
搬送させてしまうと、画像記録装置10側から押印装置
13側に導入される記録済みのシートPは、押印装置1
3内の搬送ローラが駆動されないので画像記録装置10
と押印装置13との連結部分のシート搬送路で必ずジャ
ムが発生する。この場合、原稿であるシートPは、手形
・小切手等の重要書類であるため、ジャムによって折れ
たり、破損したりすることは好ましくない。
【0018】そこで本発明の目的は、画像記録装置等の
本機に対して着脱可能なオプション機器としての押印装
置について、既存の画像記録装置等の本機に対して、専
門的な機械的および電気的接続操作を必要とせず、した
がってサービスマンによらずユーザーが容易に着脱可能
で所定に正しく装着して使用出来るようにした押印装置
を提供することにある。
【0019】また、その他の目的としては、装置使用時
の操作性を向上させるとともに、電源投入忘れによる搬
送シートのジャムトラブルの発生を厳に防止するように
した押印装置を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とする押印装置である。
【0021】(1)画像記録装置等の本機に着脱可能
で、本機に装着され、本機と独立した駆動源により駆動
され、本機側から搬入されるシートに押印を施す押印装
置であり、本機側からの搬入シートの有無を検知するシ
ート検知手段と、シート搬送路の前記シート検知手段よ
りもシート搬送方向下流側に配設されたシート搬送手段
と、前記シート搬送手段により搬送されるシートに押印
を施す押印手段と、前記シート検知手段によるシート検
知信号に基づいて、前記シート搬送手段と前記押印手段
を駆動制御する駆動制御手段とを備えたことを特徴とす
る押印装置。
【0022】(2)前記押印装置は、電源供給状態にお
いて、前記駆動制御手段が駆動制御を停止する駆動停止
モードと、駆動制御可能な駆動待機モードとを有するこ
とを特徴とする(1)に記載の押印装置。
【0023】(3)前記押印装置は、電源供給状態にお
いて、前記駆動制御手段が駆動制御を停止する駆動停止
モードと、駆動制御可能な駆動待機モードとを有し、前
記画像記録装置等の本機の電源スイッチに連動して本機
側電源のON状態を表示する発光表示手段により発光表
示された光を受光する受光手段を備え、該受光手段によ
る受光信号に基づき、前記駆動制御手段が自動的に前記
駆動待機モードとなること、また前記押印装置に配設さ
れた発光表示手段が発光表示状態となることを特徴とす
る(1)に記載の押印装置。
【0024】〈作 用〉即ち本発明に係る、画像記録装
置等の本機に対して着脱可能なオプション機器としての
押印装置は、画像記録装置等の本機と独立した駆動源に
より駆動され、かつ押印装置側に設けた、本機側からの
搬入シートの有無を検知するシート検知手段によるシー
ト検知信号に基づいて押印装置のシート搬送手段と押印
手段を駆動制御するので、画像記録装置等の本機側から
押印装置側への駆動の供給や信号のやり取りを行なうた
めの専門的な機械的および電気的接続や設定を無くすこ
とが可能であり、したがってサービスマンによらなくと
も、ユーザーが簡単・容易に画像記録装置等の本機に対
して着脱して所定に正しく装着し使用することが可能と
なる。
【0025】押印装置の電源(電源回路)は、画像記録
装置等の本機の電源のON/OFF状態に追従して自動
的にON(駆動待機モード)/OFF(駆動停止モー
ド)切り替え制御され、押印装置の電源を手動でON/
OFFする操作はないので、操作性が向上するととも
に、押印装置の電源の入れ忘れによる該押印装置の不作
動で、画像記録装置等の本機側から押印装置側に搬入さ
れたシートがジャムする事態の発生を厳に防止出来る。
【0026】また作業の終了後に、画像記録装置等の本
機の電源はOFF操作しても押印装置の電源は切り忘れ
することによる電力の無駄消費も防止出来る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施例に基
づいて説明する。
【0028】(1)画像記録装置100 図1は画像記録装置100の外観斜視図、図4は横断側
面図である。
【0029】画像記録装置100は不図示のコード等に
より商用電源と接続されて電力供給を受ける。119は
電源スイッチであり、この電源スイッチがONされるこ
とで画像記録装置100は使用可能状態になる。電源ス
イッチ119がONされると、画像記録装置100の本
体上部中央部に配設された電源表示部120が点灯して
画像記録装置100の電源がON状態にあることが表示
される。この電源表示部120は、LEDランプ121
と、これをカバーする装置本体上部カバー123に設け
られた透明窓部材122より構成される。
【0030】110は画像記録装置100の前面部に設
けた原稿給紙台、112・112は該原稿給紙台110
の左右側に設けたガイド規制板(サイドガイド)であ
り、シート搬送方向に直交する方向にスライド移動操作
自由である。
【0031】111は給紙トレイであり、画像記録装置
100の前面部に装置手前側に張り出させて設けてあ
る。不使用時は画像記録装置100から取り外すことも
できる。111aは給紙トレイ111を延長拡張する補
助トレイであり、給紙トレイ111に引き出し・押し込
み格納自由に具備させてある。
【0032】原稿としての手形・小切手等のシートPは
原稿給紙台110上に積載され、左右のガイド規制板1
12・112により両サイドを規制整列されてセットさ
れる。シートPが大サイズであれば原稿給紙台110と
給紙トレイ111にまたがらせて積載セットされる。更
に大サイズのシートであれば補助トレイ111aを引き
出して給紙トレイ111を延長拡張する。
【0033】記録スタートキー(不図示)が押される
と、上記の積載セットシートPの最上位のシートが給紙
ローラ101の駆動によって繰り出され、送りローラ1
02と分離ローラ103とのローラ対により上記の最上
位のシートのみが次位以下のシートから1枚分離されて
給送される。
【0034】このように1枚分離給送されたシートは、
レジストローラ104、第1ニップローラ105、第2
ニップローラ106、搬送ローラ107、排紙ローラ1
08、搬送ガイド117等から構成される、画像記録装
置100内のシート搬送路を所定の速度で搬送される。
このシート搬送路は第2ニップローラ106以降からは
画像記録装置100の本体上面部に配設した排紙部11
3へ向かうUターン(U字状)搬送路としてあり、した
がってシート搬送路を搬送されたシートは排紙ローラ1
08から排紙部113へ排紙される。
【0035】114は開閉自在の排紙トレイであり、排
紙部113の上に畳み込むことができ、また排紙部11
3上から図示のように開き回動させて排紙部113を延
長拡張することで大サイズシートの排紙に対処できる。
【0036】上記のシート搬送路の第1と第2のニップ
ローラ105・106間にはシート搬送路を中にして上
側と下側とに第1と第2の画像読取部115・116を
配設してある。したがってシート搬送路を搬送されるシ
ートはこの第1と第2の画像読取部115・116の間
を通過していく過程において表裏の画像が読み取られ
る。本実施例の装置においては第1と第2の画像読取部
115・116は光電読取ユニットであり、シートの表
裏の画像は光電変換読取され、光磁気ディスク等の記録
装置(不図示)に記録される。
【0037】この画像記録装置100内の上記の各ロー
ラは、駆動源であるモータ118によって不図示の動力
伝達系を介して駆動される。またシート搬送路の送りロ
ーラ・分離ローラ対102,103と、レジストローラ
104との間にはシート検知センサ109を配設してあ
り、このセンサ109によるシート検知信号が制御回路
(不図示)に入力される。制御回路は該入力信号に基づ
いてレジストローラ104の駆動開始タイミングや画像
読取部115・116での読取開始タイミング等を制御
する。
【0038】かくして、画像記録装置100に積載セッ
トしたシートPが順次に1枚分離給送され、積載セット
の全てのシートの画像読取・記録処理が順次に実行さ
れ、記録済みシートが排紙部113・排紙トレイ114
上に順次に排出される。
【0039】(2)押印装置200 図2は押印装置200の外観斜視図、図3及び図5はそ
れぞれ該押印装置200を装着した状態の画像記録装置
100の外観斜視図と横断側面図である。
【0040】a)装置の装着本実施例の押印装置200
は、図3のように、排紙口252を有する装置前面側を
前向きして画像記録装置100の上面部の排紙部113
上に画像記録装置の左右側面板124・124の上縁部
間を跨がらせて、かつ装置後部を画像記録装置100の
左右側面板124・124と装置本体上部カバー123
との段差部に突き当てて受け止めさせた状態(図5)に
して載置することで画像記録装置100に対して装着さ
れる。
【0041】より具体的には、本実施例の押印装置20
0の左右の側面板250・250の下縁部にはその長手
に沿って、画像記録装置100の左右の側面板120・
120の上縁部の上面部と内側面部の直角2面に対応す
る直角2面を有する係合凹溝部250a・250aを具
備させてあり、この係合凹溝部250a・250aをそ
れぞれ画像記録装置100の左右の側面板124・12
4の上縁部に係合させて押印装置200を画像記録装置
100の本体上面部の排紙部113上に装置の左右側面
板124・124の上縁部間を跨がらせ、かつ装置後部
を画像記録装置の左右側面板124・124と装置本体
上部カバー123との段差部に受け止めさせて載置する
ことで画像記録装置100に対して安定に装着される。
【0042】上述のような押印装置200の画像記録装
置100に対する装着操作は、専門的な機械的および電
気的接続操作を必要とせず、したがってサービスマンに
よらなくともユーザーが簡単・容易に着脱可能であり、
所定に正しく装着操作することが出来るものである。
【0043】なお、押印装置200の画像記録装置10
0に対する上記の装着状態をより安定に維持させるため
に、適当な掛け止め部材を具備させて該部材で押印装置
200の画像記録装置100に対する装着状態をロック
する構成にすることもできる。
【0044】上述のような要領にて押印装置200が画
像記録装置100上に所定に載置装着された状態におい
ては、図5の横断側面図のように、該押印装置200の
後面側下部に開口させたシート受け口251が画像記録
装置100側の排紙ローラ108に対応位置している。
【0045】押印装置200の上記のシート受け口25
1は本実施例では上下2枚の搬送ガイド板201・20
2により構成させたV字状開口部である。画像記録装置
100側から排紙ローラ108で排出される記録済みシ
ートは上記のシート受け口251から押印装置200内
に進入することになる。
【0046】また、押印装置200の後部カバー221
の下面中央部には開口孔221a(図5・図6)を形成
してあり、この開口孔221aの近傍にフォトトランジ
スタ等の受光センサ222を配設してある。
【0047】そして該押印装置200が画像記録装置1
00上に所定に載置装着された状態においては、該押印
装置200の後部カバー221の下面中央部に形成した
開口孔221aが、画像記録装置100の本体上部中央
部に配設された前述の電源表示部120に対向位置す
る。したがって、画像記録装置100の電源スイッチ1
19がONされて電源表示部120が点灯すると、その
点灯光が開口孔221aを通過して押印装置200内に
入射し、該開口孔221aの近傍に配設の押印装置側の
受光センサ222に入光することになる。
【0048】b)電源系統 押印装置200は画像記録装置100とは別に不図示の
コード等により商用電源と接続されて電力供給を受け
る。画像記録装置100側にオプション機器用の電源コ
ンセントを具備させ、この電源コンセントに押印装置2
00側のプラグを差し込むことで押印装置200に電力
供給する構成とすることもできる。
【0049】ここで、押印装置200の前記受光センサ
222を含む所定の回路部分には押印装置200が商用
電源と接続されている状態にある限り常に電力供給(電
源供給)を受けているが、その消費電力はごく少ない。
【0050】.画像記録装置100の電源スイッチ1
19がOFFにされているときは、画像記録装置100
側の電源表示部120は消灯しているので、該電源表示
部120から、押印装置200側の受光センサ222へ
の光入射がないことで、該受光センサ222による所定
光量の検知がなされず、画像記録装置100の電源(電
源回路)がOFFであるとともに、押印装置200の電
源(電源回路)もOFF(駆動停止モード)の状態に保
持されている。
【0051】.画像記録装置100の電源スイッチ1
19がONにされると、画像記録装置100側の電源表
示部120が点灯し、その点灯光が開口孔221aを通
過して押印装置200内に入射し、該開口孔221aの
近傍に配設の押印装置側の受光センサ222に入光し検
知される。
【0052】該受光センサ222によって所定の光量が
検知されることで、押印装置200側の電源が、自動的
に、OFF(駆動停止モード)の状態からON(駆動待
機モード)の状態になる。
【0053】そして押印装置200側の操作部230の
電源表示ランプ(LED)231が点灯状態になる。
【0054】本実施例の装置100・200において
は、画像記録装置100の電源表示部120が押印装置
200を装着すると隠れて見えない位置に存在するた
め、押印装置200の操作部230に配設された上記の
電源表示ランプ231は画像記録装置100の電源のO
N/OFF状態を中継する役割を兼ねている。
【0055】即ち押印装置200の上記の電源表示ラン
プ231が消灯していれば、画像記録装置100も押印
装置200も共に電源がOFFの状態にあり、点灯して
いれば、画像記録装置100も押印装置200も共に電
源がONの状態にあることを示している。押印装置20
0の電源のON状態は、画像記録装置100側の電源ス
イッチ119がONにされていて電源表示部120が点
灯している限り保持される。
【0056】.画像記録装置100の電源スイッチ1
19が再びOFFにされると、画像記録装置100の電
源はOFFになり、これに伴い電源表示部120が消灯
して該電源表示部120から押印装置200側の受光セ
ンサ222への光入射がなくなることで、該受光センサ
222による所定光量の検知がなされず、押印装置20
0の電源も再びOFFの状態に保持される。これに伴
い、押印装置200の電源表示ランプ231も消灯す
る。
【0057】かくして、該押印装置200の電源(電源
回路)は、上記のように、画像記録装置100の電源の
ON/OFF状態に追従して自動的にON(駆動待機モ
ード)/OFF(駆動停止モード)切り替え制御され、
押印装置200の電源を手動でON/OFFする操作は
ないので、操作性が向上するとともに、押印装置200
の電源の入れ忘れによる該押印装置200の不作動で、
画像記録装置100側から押印装置200側に搬入され
たシートがジャムする事態の発生を厳に防止出来る。
【0058】また作業の終了後に、画像記録装置100
の電源はOFF操作しても押印装置200の電源は切り
忘れすることによる電力の無駄消費も防止出来る。
【0059】c)押印動作 画像記録装置100に対して押印装置200が所定に装
着され、画像記録装置100の電源スイッチ119がO
Nされ、したがって押印装置200の電源も上述のよう
に自動的にONの状態に保持されている状態において、
前述したように、画像記録装置100の給紙部110・
111に原稿としての手形・小切手等のシートPを所定
に積載セットし、記録スタートキーを押すことにより、
積載セットしたシートPが画像記録装置100内に順次
に1枚分離給送され、画像記録装置100においてその
各給送シートの画像読取・記録処理が順次に実行され、
記録済みシートが順次に排紙ローラ108から押印装置
200のシート受け口251に進入する。
【0060】押印装置200のシート受け口251に記
録済みシートが進入すると、シート受け口251を構成
している上下の搬送ガイド板201・202のV字状の
開口部の近傍に配設されたシート検知センサ203によ
って上記進入の記録済みシートの先端検知が行なわれ、
その先端検知信号が押印装置200の制御手段(CP
U)232(図9)に入力する。
【0061】制御手段232は入力した上記の先端検知
信号に基づいて第1のパルスモータ207を駆動させて
搬送ローラ205およびプラテンローラ206をそれぞ
れシート搬送方向に順方向に回転駆動させる。このとき
の、搬送ローラ205およびプラテンローラ206の駆
動速度は、画像記録装置100の排紙ローラ108より
排出される記録済みシートPの排出速度に同期した速度
である。
【0062】そして画像記録装置100側から押印装置
200内に進入した記録済みシートは回転駆動が開始さ
れた搬送ローラ205に中継ぎされて押印装置200内
を搬送され、回転駆動が開始されたプラテンローラ20
6上を通る。
【0063】一方、制御手段232は前記入力の先端検
知信号に基づいて所定の制御タイミング時点で第2のパ
ルスモータ209を駆動させて、プラテンローラ206
の上方に対向配置された押印ドラム208をシート搬送
方向に順方向に回転駆動させる。押印ドラム208の回
転駆動速度は、搬送ローラ205およびプラテンローラ
206によって搬送されるシートPの搬送速度に同期し
た速度である。
【0064】押印ドラム208の外周面上には押印判2
10が貼付されており、この押印判210の面が、押印
ドラム208が回転したときに該押印ドラム208の上
方に対向配置されていてインクを含浸させたインクロー
ラ211に接触して、該押印判210の面に対するイン
ク塗布がなされる。そして回転する押印ドラム208の
押印判210の面と回転するプラテンローラ206との
間に記録済みシートが挟持搬送されることで、該シート
に記録済みを示す押印が施される。
【0065】押印の施された記録済みシートは、押印装
置200の排紙口252より押印装置外に排出され、画
像記録装置100の排紙部113および排紙トレイ11
4上に積載される。
【0066】図7は押印装置200の内部機構の斜視模
型図、図8の(a)・(b)は押印ドラム208の動作
説明図である第1のパルスモータ207には駆動ギア2
12が連結されており、該駆動ギア212による回転駆
動力はアイドラギア213を介してギア214および2
15に伝達され、搬送ローラ205およびプラテンロー
ラ206が画像記録装置100の排紙ローラ108より
排出されるシートPの排出速度に同期した速度で駆動さ
れる。
【0067】一方、押印ドラム208の軸216にはギ
ア217およびエンコーダ218が固定されている。第
2のパルスモータ209には駆動ギア220が連結され
ており、該駆動ギア220による回転駆動力はギア21
7を介して押印ドラム軸216に伝達され、押印ドラム
208が搬送ローラ205およびプラテンローラ206
によって搬送されるシートPの搬送速度に同期した速度
で回転駆動される。
【0068】押印ドラム208は、外周面上の180度
対向位置に2枚の押印判210と切欠部208a・20
8bを有す。該切欠部208aまたは208bがプラテ
ンローラ206に対面して停止している状態(図8の
(a))が押印ドラム208の待機状態(ホームポジシ
ョン)である。この状態では、上記両者間に隙間があ
り、シートPは隙間を通り、押印されない。
【0069】押印ドラム208が半回転駆動されること
により、押印ドラム208の押印判210の面と回転す
るプラテンローラ206との間に記録済みシートが挟持
搬送されて一つのシートPに対して一つの押印がなされ
る(図8の(b))。
【0070】押印ドラム208の待機状態(ホームポジ
ション)の検出は、待機位置に合わせて設定されたエン
コーダ218とフォトインタラプタ219によって行な
われる。
【0071】シートPに対する押印の位置(シート搬送
方向の位置)は、シート検知センサ203がシートPの
先端を検知してから、押印ドラム208が回転駆動開始
するタイミングを調整することによって、変更可能であ
る。
【0072】図9は上記押印装置200の制御系のブロ
ック図である。押印装置200の制御手段(CPU)2
32は、前述の受光センサ222の光量検知検知信号の
入力を受けることで画像記録装置100の電源のON状
態を検知し、押印装置200の電源をOFF(駆動停止
モード)からON(駆動待機モード)に切り替え、発光
表示手段(電源表示ランプ(LED))231を点灯さ
せる。また、制御手段232は、シート検知手段(シー
ト検知センサ)203のシート先端検知信号の入力を受
けることで、搬送駆動手段(第1のパルスモータ)20
7および押印駆動手段(第2のパルスモータ)209の
駆動制御をして、搬送手段(搬送ローラおよびプラテン
ローラ)205・206、及び押印手段(押印ドラム)
208のを所定に制御する。
【0073】本実施例においては、押印手段および押印
駆動手段として、押印ドラム208およびパルスモータ
209を用いたが、これに限らず、インクジェットヘッ
ド等による押印印字機構であってもよい。
【0074】画像記録装置はマイクロフィルマーであっ
てもよいし、またファクシミリ装置等であってもよい。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像記録装置等の本機に対して着脱可能なオプション機
器としての押印装置について、既存の画像記録装置等の
本機に対して、専門的な機械的および電気的接続操作を
必要とせず、したがってサービスマンによらずユーザー
が容易に着脱可能で所定に正しく装着して使用出来るよ
うにした押印装置を提供することができる。
【0076】また、装置使用時の操作性を向上させると
ともに、搬送シートのジャムトラブルの発生を厳に防止
するようにした押印装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の画像記録装置の外観斜視図
【図2】実施例の押印装置の外観斜視図
【図3】押印装置を装着させた画像形成装置の外観斜視
【図4】画像記録装置の横断側面図
【図5】押印装置を装着させた画像形成装置の横断側面
【図6】図5の部分的拡大図
【図7】押印装置の内部機構の斜視模型図
【図8】押印ドラムの動作説明図
【図9】押印装置の制御系のブロック図
【図10】従来例としての、押印装置を備えた画像記録
装置の概略構成図
【符号の説明】
100 画像記録装置 119 電源スイッチ 120 電源表示部 200 押印装置 203 シート検知センサ 205 搬送ローラ 206 プラテンローラ 207・209 パルスモータ 208 押印ドラム 222 受光センサ 231 電源表示ランプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像記録装置等の本機に着脱可能で、本
    機に装着され、本機と独立した駆動源により駆動され、
    本機側から搬入されるシートに押印を施す押印装置であ
    り、 本機側からの搬入シートの有無を検知するシート検知手
    段と、 シート搬送路の前記シート検知手段よりもシート搬送方
    向下流側に配設されたシート搬送手段と、 前記シート搬送手段により搬送されるシートに押印を施
    す押印手段と、 前記シート検知手段によるシート検知信号に基づいて、
    前記シート搬送手段と前記押印手段を駆動制御する駆動
    制御手段とを備えたことを特徴とする押印装置。
  2. 【請求項2】 前記押印装置は、電源供給状態におい
    て、前記駆動制御手段が駆動制御を停止する駆動停止モ
    ードと、駆動制御可能な駆動待機モードとを有すること
    を特徴とする請求項1に記載の押印装置。
  3. 【請求項3】 前記押印装置は、電源供給状態におい
    て、前記駆動制御手段が駆動制御を停止する駆動停止モ
    ードと、駆動制御可能な駆動待機モードとを有し、前記
    画像記録装置等の本機の電源スイッチに連動して本機側
    電源のON状態を表示する発光表示手段により発光表示
    された光を受光する受光手段を備え、該受光手段による
    受光信号に基づき、前記駆動制御手段が自動的に前記駆
    動待機モードとなること、また前記押印装置に配設され
    た発光表示手段が発光表示状態となることを特徴とする
    請求項1に記載の押印装置。
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CN103481686A (zh) * 2013-09-29 2014-01-01 桂林理工大学 一种盖章方法

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