JPH1111421A - 自動箱詰めシステムに於ける長尺果菜の整列装置及び長尺果菜の整列方法 - Google Patents

自動箱詰めシステムに於ける長尺果菜の整列装置及び長尺果菜の整列方法

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JPH1111421A
JPH1111421A JP18173297A JP18173297A JPH1111421A JP H1111421 A JPH1111421 A JP H1111421A JP 18173297 A JP18173297 A JP 18173297A JP 18173297 A JP18173297 A JP 18173297A JP H1111421 A JPH1111421 A JP H1111421A
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vegetables
long
roller conveyor
long fruit
fruits
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JP18173297A
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Hideo Akutsu
英夫 阿久津
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SHIMAKURA SYSTEC KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動ローラコンベヤ上の所定位置に長尺果菜
を確実に停止でき、長尺果菜を斜状態に支持でき、軸曲
り状態にある長尺果菜の曲り向きを下方にスムーズに且
つ確実に揃えられ、曲り向きを下方に揃えた状態の長尺
果菜を略水平状態に安定的に支持でき、構成が簡素で、
製造が容易となり、メンテナンスも容易で、取扱い易
く、自動箱詰めシステムに最適な整列装置を提供する。 【解決手段】 駆動ローラコンベヤと、ストッパー板1
2と、押上げ板17と、一対の昇降板15を備えた昇降
フレーム14と、作動手段とを有し、ストッパー板12
は、所定位置に長尺果菜1を停止せしめ、押上げ板17
は、長尺果菜1を斜状態に支持し、昇降フレーム14
は、一対の昇降板15で曲り向きを下方に揃えた状態の
長尺果菜1を略水平状態に支持できるよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に、胡瓜選果場
に於いて等級別に選別された胡瓜の如き軸曲り長尺果菜
を、段ボール箱に箱詰めする前処理として、長尺果菜の
軸曲り向きを下方に揃えて整列できるようにした自動箱
詰めシステムに於ける長尺果菜の整列装置及び長尺果菜
の整列方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、胡瓜等の長尺果菜を箱詰めする場
合、胡瓜を等級別に選別した後、ベルトコンベヤで搬送
し、これを手作業によって行うようにしていたが、最近
では、これを自動化できるような手段が開発されるよう
になってきており、例えば、本願出願人が既に出願して
いる特開平7−291216号公報に開示されているよ
うな手段がある。これは、選別された長尺果菜を区画し
た果菜受け体に順次落下させ、果菜受け体に一列に並ん
だ長尺果菜の長手方向両端を支持具により支持すると共
に、支持した長尺果菜をピッチ詰め具にセットし、ピッ
チ詰め具で長尺果菜の配列方向の間隔を詰め、その後、
フォークでピッチ詰めされた長尺果菜をすくい取ると共
に、すくい取った長尺果菜をトレーに載せ、このトレー
をキャリヤローラコンベヤで箱詰め装置に送り出し、箱
詰め装置で長尺果菜が箱詰めされるようにしたものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、胡瓜等の長
尺果菜にあっては、その軸曲り状態が大きいものから小
さいものまであり、特に、軸曲り状態が小さい長尺果菜
にあっては、その長手方向両端部分を支持具で単に支持
しただけでは、重力を利用してその曲り向きを下方に確
実に揃えることが難しい難点があった。すると、長尺果
菜を綺麗に箱詰めできなくなる虞れがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、前述
の如き難点等を解消すべく創出されたもので、請求項1
記載の自動箱詰めシステムに於ける長尺果菜の整列装置
は、予め選別された複数の長尺果菜1を箱に詰められる
ようにした自動箱詰めシステムで利用される長尺果菜1
の整列装置Aであって、選別済み長尺果菜1を搬送する
駆動ローラコンベヤと、この駆動ローラコンベヤのキャ
リヤローラ11相互の隙間から上方に突出可能なストッ
パー板12と、キャリヤローラ11相互の隙間から上方
に突出可能な一対の昇降板15を備えた昇降フレーム1
4と、キャリヤローラ11相互の隙間から上方に突出可
能な押上げ板17と、これらストッパー板12、昇降フ
レーム14、押上げ板17夫々に連繋される作動手段と
を有し、ストッパー板12は、駆動ローラコンベヤ上を
搬送されてきた長尺果菜1の長手方向前端が当接して、
駆動ローラコンベヤ上の所定位置に長尺果菜1を停止せ
しめておけるように形成され、押上げ板17は、所定位
置に停止している長尺果菜1の長手方向後端寄り部分に
下方から当接すると共に、長尺果菜1の後端がわを駆動
ローラコンベヤ上方に浮揚げて、長尺果菜1を斜状態に
支持すると共に、軸曲り状態にある長尺果菜1の曲り向
きを下方に揃えられるように形成され、昇降フレーム1
4は、一対の昇降板15の上端縁で長尺果菜1の両端近
傍部分を支持すると共に、駆動ローラコンベヤ上方に浮
揚げられるように形成され、昇降フレーム14の一対の
昇降板15で、曲り向きを下方に揃えた状態の長尺果菜
1を略水平状態に支持できるよう構成する手段を採用し
た。
【0005】また、請求項2記載の自動箱詰めシステム
に於ける長尺果菜の整列方法は、予め選別された複数の
長尺果菜1を箱に詰められるようにした自動箱詰めシス
テムで利用される長尺果菜1の整列方法であって、選別
済み長尺果菜1を駆動ローラコンベヤによって搬送し、
駆動ローラコンベヤのキャリヤローラ11相互の隙間か
らストッパー板12を上方に突出させ、駆動ローラコン
ベヤ上を搬送されてきた長尺果菜1の長手方向前端をス
トッパー板12に当接させて、駆動ローラコンベヤ上の
所定位置に長尺果菜1を停止せしめる第一工程と、キャ
リヤローラ11相互の隙間から押上げ板17を上方に突
出させ、所定位置に停止している長尺果菜1の長手方向
後端寄り部分を、駆動ローラコンベヤ上方に浮揚げて、
長尺果菜1を斜状態に支持すると共に、軸曲り状態にあ
る長尺果菜1の曲り向きを下方に揃える第二工程と、キ
ャリヤローラ11相互の隙間から一対の昇降板15を上
方に突出させ、一対の昇降板15で長尺果菜1の両端近
傍部分を支持すると共に、曲り向きを下方に揃えた状態
の長尺果菜1を駆動ローラコンベヤ上方に浮揚げた略水
平状態に支持する第三工程とを有する手段を採用した。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示例に基づいて
説明する。図中Aは、主に、胡瓜選果場に於いて等級別
に選別された胡瓜の如き軸曲り長尺果菜1を、段ボール
箱に箱詰めする自動箱詰めシステムに利用される本発明
の整列装置を示し、この整列装置Aは、軸曲り長尺果菜
1を段ボール箱に箱詰めする前処理として、長尺果菜1
の軸曲り向きを下方に揃えて整列できるようにしたもの
である。
【0007】前記自動箱詰めシステムは、主に、胡瓜等
の軸曲り状態の長尺果菜1を、品質、色、形状、寸法等
により等級別に選別した後、所望の整列状態に配置する
と共に、これを段ボール箱等の任意の箱に自動的に箱詰
めできるようにしたもので、具体的には、例えば、複数
列のコンベヤ5(例えば、ベルトコンベヤ)から駆動ロ
ーラコンベヤ上に搬送される複数の選別済み長尺果菜1
を、後述する整列装置Aによって駆動ローラコンベヤ上
方に整列状態で支持し、整列状態にある長尺果菜1を、
その両端部分にハンガーを係止させて移載装置Cで支持
すると共に、移載装置Cの移動によってこれら長尺果菜
1を所定位置に移動させ、次に、長尺果菜1を整列状態
のままピッチ詰め装置Bに載置させ、隣設する長尺果菜
1相互の配置ピッチをピッチ詰め装置Bによって縮め、
更に、配置ピッチが縮められた長尺果菜1を、その両端
部分にハンガーを係止させて移載装置Cで支持すると共
に、移載装置Cの移動によってこれら長尺果菜1を所定
位置に移動させ、そして、長尺果菜1を反転装置Dに載
置させ、第一列部に載置される長尺果菜1と第二列部に
載置される長尺果菜1との間隔調節を行い、反転装置D
によって、これら長尺果菜1がエアーで吸着せしめられ
るようにすると共に、これら長尺果菜1が下方に位置す
るよう反転せしめ、それから、昇降装置Eによって所定
の箱を反転装置Dで保持されている長尺果菜1に向って
上昇せしめると共に、箱内に整列状態の長尺果菜1が収
まるように構成されている(図1参照)。
【0008】そして、本発明の長尺果菜1の整列装置A
は、複数列のコンベヤ5に対応して選別済み長尺果菜1
を搬送すべく、長尺果菜1の太さ(幅)に応じて配置さ
れる複数のガイド10で区画されると共に、所定間隔で
配置される複数のキャリヤローラ11夫々が適宜駆動機
構によって所定向きに駆動回転するように形成された駆
動ローラコンベヤと、この駆動ローラコンベヤのキャリ
ヤローラ11相互の隙間から上方に突出可能な複数のス
トッパー板12と、キャリヤローラ11相互の隙間から
上方に突出可能な一対の昇降板15を複数組備えた昇降
フレーム14と、キャリヤローラ11相互の隙間から上
方に突出可能な複数の押上げ板17と、これらストッパ
ー板12、昇降フレーム14、押上げ板17夫々に連繋
される作動手段(例えば、エアシリンダ13,16,1
8)とを有し、ストッパー板12、昇降フレーム14、
押上げ板17夫々を作動(昇降動作)できるように構成
してある。尚、一つのストッパー板12と、一対の昇降
板15を備えた昇降フレーム14と、一つの押上げ板1
7とが一組となって、一本の長尺果菜1を駆動ローラコ
ンベヤ上方に支持するようになるが、これらは、駆動ロ
ーラコンベヤの搬送方向や、搬送方向に対して直交する
方向に夫々複数組配設することによって実施される。
【0009】ストッパー板12は、駆動ローラコンベヤ
上を搬送されてきた長尺果菜1の長手方向前端が当接し
て、駆動ローラコンベヤ上の所定位置に長尺果菜1を停
止せしめておけるように形成されている。
【0010】押上げ板17は、所定位置に停止している
長尺果菜1の長手方向後端寄り部分にその上端縁部分が
下方から当接すると共に、長尺果菜1の後端がわを駆動
ローラコンベヤ上方に浮揚げて、長尺果菜1を斜状態に
支持すると共に、軸曲り状態にある長尺果菜1の曲り向
きを下方に揃えられるように形成されている。しかも、
押上げ板17の上端縁部分は、その上部が側方に向って
拡開するような略U字状に切設され(或いは、その他の
形状でも良い)、長尺果菜1の長手方向後端寄り部分が
押上げ板17の上端縁中央部分に確実に収まると共に安
定的に支持でき、加えて、所定位置に停止している長尺
果菜1の長手方向後端寄り部分を押上げて、長尺果菜1
を斜状態に支持したときに、軸曲り状態にある長尺果菜
1の重心が重力によって下方に位置するよう(軸回りに
スムーズに回転するよう)構成してある。
【0011】昇降フレーム14は、一対の昇降板15の
上端縁で長尺果菜1の両端近傍部分を支持すると共に、
駆動ローラコンベヤ上方に浮揚げられるように形成さ
れ、一対の昇降板15で、曲り向きを下方に揃えた状態
の長尺果菜1を略水平状態に安定的に支持できるよう形
成されている。そして、一対の昇降板15上端縁は、上
方が開放されている略コ字溝状、或いは、略V字状、或
いは、その他の適宜形状に切設され、長尺果菜1が脱落
しないように形成してある。
【0012】尚、ストッパー板12と、昇降フレーム1
4と、押上げ板17とを昇降せしめる適宜作動手段は、
図示例のようなエアシリンダ13,16,18でも良い
し、油圧シリンダでも良いし、モーターを利用したもの
でも良い。また、夫々一つのエアシリンダ13,16,
18で、複数のストッパー板12、昇降フレーム14、
押上げ板17を、夫々同時に昇降せしめるように構成し
ても良い。
【0013】ところで、整列装置Aの具体的構成、駆動
ローラコンベヤの具体的構成、ガイド10の具体的構
成、形状、寸法、配設位置、キャリヤローラ11の具体
的構成、形状、寸法、材質、数、配設間隔、ストッパー
板12の具体的構成、形状、寸法、数、材質、昇降フレ
ーム14の具体的構成、形状、寸法、昇降板15の具体
的構成、形状、寸法、材質、押上げ板17の具体的構
成、形状、寸法、材質、作動手段(エアシリンダ13,
16,18)の具体的構成、形状、数、配設位置等は、
図示例等に限定されることなく適宜自由に設定できるも
のである。
【0014】一方、本発明の自動箱詰めシステムに於け
る長尺果菜の整列方法は、先づ、選別済み長尺果菜1を
駆動ローラコンベヤによって搬送し、駆動ローラコンベ
ヤのキャリヤローラ11相互の隙間からストッパー板1
2を上方に突出させ、駆動ローラコンベヤ上を搬送され
てきた長尺果菜1の長手方向前端をストッパー板12に
当接させて、駆動ローラコンベヤ上の所定位置に長尺果
菜1を停止せしめる(第一工程)。
【0015】次に、キャリヤローラ11相互の隙間から
押上げ板17を上方に突出させ、所定位置に停止してい
る長尺果菜1の長手方向後端寄り部分を、駆動ローラコ
ンベヤ上方に浮揚げて、長尺果菜1を斜状態に支持する
と共に、軸曲り状態にある長尺果菜1の曲り向きを下方
に揃える(第二工程)。
【0016】更に、キャリヤローラ11相互の隙間から
一対の昇降板15を上方に突出させ、一対の昇降板15
で長尺果菜1の両端近傍部分を支持すると共に、曲り向
きを下方に揃えた状態の長尺果菜1を駆動ローラコンベ
ヤ上方に浮揚げた略水平状態に支持する(第三工程)。
【0017】それから、移載装置Cによって、整列装置
Aの複数の長尺果菜1をピッチ詰め装置Bに移動させ、
整列装置Aには、予め選別された複数の長尺果菜1が搬
送されて、前述の工程を繰り返し行う。
【0018】
【発明の効果】従って、請求項1記載の自動箱詰めシス
テムに於ける長尺果菜の整列装置Aは、予め選別された
複数の長尺果菜1を箱に詰められるようにした自動箱詰
めシステムで利用される長尺果菜1の整列装置Aであっ
て、選別済み長尺果菜1を搬送する駆動ローラコンベヤ
と、この駆動ローラコンベヤのキャリヤローラ11相互
の隙間から上方に突出可能なストッパー板12と、キャ
リヤローラ11相互の隙間から上方に突出可能な一対の
昇降板15を備えた昇降フレーム14と、キャリヤロー
ラ11相互の隙間から上方に突出可能な押上げ板17
と、これらストッパー板12、昇降フレーム14、押上
げ板17夫々に連繋される作動手段とを有し、ストッパ
ー板12は、駆動ローラコンベヤ上を搬送されてきた長
尺果菜1の長手方向前端が当接して、駆動ローラコンベ
ヤ上の所定位置に長尺果菜1を停止せしめておけるよう
に形成され、押上げ板17は、所定位置に停止している
長尺果菜1の長手方向後端寄り部分に下方から当接する
と共に、長尺果菜1の後端がわを駆動ローラコンベヤ上
方に浮揚げて、長尺果菜1を斜状態に支持すると共に、
軸曲り状態にある長尺果菜1の曲り向きを下方に揃えら
れるように形成され、昇降フレーム14は、一対の昇降
板15の上端縁で長尺果菜1の両端近傍部分を支持する
と共に、駆動ローラコンベヤ上方に浮揚げられるように
形成され、昇降フレーム14の一対の昇降板15で、曲
り向きを下方に揃えた状態の長尺果菜1を略水平状態に
支持できるよう構成したので、ストッパー板12によっ
て、駆動ローラコンベヤ上で長尺果菜1の長手方向前端
を正確に揃えられるようになると共に、駆動ローラコン
ベヤ上の所定位置に長尺果菜1を確実に停止せしめてお
けるようになる。更に、押上げ板17によって、所定位
置に停止している長尺果菜1の長手方向後端寄り部分を
下方から確実に押上げて、長尺果菜1を斜状態に支持で
きるようになり、このとき、軸曲り状態にある長尺果菜
1は、重力を利用してその重心が下方に位置するように
軸回りにスムーズに回転するようになり、長尺果菜1の
曲り向きを下方に確実に揃えられるようになる。すなわ
ち、その軸曲り状態が大きいものから小さいものまであ
る胡瓜等の長尺果菜1に於いて、特に、軸曲り状態が小
さい長尺果菜1であっても、重力を利用してその重心が
下方に位置するように長尺果菜1が軸回りにスムーズに
回転し、長尺果菜1の曲り向きを下方に確実に揃えら
れ、ひいては、長尺果菜1を綺麗に箱詰めできるように
なる。そして、昇降フレーム14の一対の昇降板15に
よって、長尺果菜1の両端近傍部分を駆動ローラコンベ
ヤ上方に浮揚げられるよう支持できるようになると共
に、曲り向きを下方に揃えた状態の長尺果菜1を略水平
状態に安定的に支持できるようになる。しかも、構成が
簡素で、製造が容易となり、メンテナンスも容易で、取
扱い易く、自動箱詰めシステムに最適な長尺果菜1の整
列装置Aとなる。
【0019】また、請求項2記載の自動箱詰めシステム
に於ける長尺果菜の整列方法は、予め選別された複数の
長尺果菜1を箱に詰められるようにした自動箱詰めシス
テムで利用される長尺果菜1の整列方法であって、選別
済み長尺果菜1を駆動ローラコンベヤによって搬送し、
駆動ローラコンベヤのキャリヤローラ11相互の隙間か
らストッパー板12を上方に突出させ、駆動ローラコン
ベヤ上を搬送されてきた長尺果菜1の長手方向前端をス
トッパー板12に当接させて、駆動ローラコンベヤ上の
所定位置に長尺果菜1を停止せしめる第一工程と、キャ
リヤローラ11相互の隙間から押上げ板17を上方に突
出させ、所定位置に停止している長尺果菜1の長手方向
後端寄り部分を、駆動ローラコンベヤ上方に浮揚げて、
長尺果菜1を斜状態に支持すると共に、軸曲り状態にあ
る長尺果菜1の曲り向きを下方に揃える第二工程と、キ
ャリヤローラ11相互の隙間から一対の昇降板15を上
方に突出させ、一対の昇降板15で長尺果菜1の両端近
傍部分を支持すると共に、曲り向きを下方に揃えた状態
の長尺果菜1を駆動ローラコンベヤ上方に浮揚げた略水
平状態に支持する第三工程とを有するので、第一工程に
よって、駆動ローラコンベヤ上で長尺果菜1の長手方向
前端をストッパー板12に当接せしめて揃えられ、長尺
果菜1を駆動ローラコンベヤ上の所定位置に停止できる
ようになる。更に、第二工程によって、所定位置に停止
している長尺果菜1の長手方向後端寄り部分を押上げ板
17で下方から押上げて、長尺果菜1を斜状態に支持で
きるようになる。すると、軸曲り状態にある長尺果菜1
は、重力を利用してその重心が下方に位置するよう軸回
りにスムーズに回転し、長尺果菜1の曲り向きが下方に
揃うようになる。すなわち、その軸曲り状態が大きいも
のから小さいものまである胡瓜等の長尺果菜1に於い
て、特に、軸曲り状態が小さい長尺果菜1であっても、
重力を利用してその重心が下方に位置するように長尺果
菜1が軸回りにスムーズに回転し、長尺果菜1の曲り向
きを下方に確実に揃えられ、ひいては、長尺果菜1を綺
麗に箱詰めできるようになる。そして、第三工程によっ
て、長尺果菜1の両端近傍部分を一対の昇降板15で駆
動ローラコンベヤ上方に浮揚げるよう支持でき、また、
曲り向きを下方に揃えた状態の長尺果菜1を略水平状態
に安定的に支持できるようになる。しかも、第一工程、
第二工程、第三工程がスムーズに且つ効率的に行われる
ようになり、自動箱詰めシステムに最適な長尺果菜1の
整列方法となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の整列装置を有する自動箱詰めシステム
を例示する概略正面図である。
【図2】本発明の整列装置を例示する概略正面図であ
る。
【図3】本発明の整列装置を例示する概略正面図であ
る。
【図4】本発明の整列装置を例示する概略側面図であ
る。
【図5】本発明の整列装置を例示する概略平面図であ
る。
【符号の説明】
1 長尺果菜 5 コンベヤ A 整列装置 10 ガイド 11 キャ
リヤローラ 12 ストッパー板 13 エア
シリンダ 14 昇降フレーム 15 昇降
板 16 エアシリンダ 17 押上
げ板 18 エアシリンダ B ピッチ詰め装置 C 移載
装置 D 反転装置 E 昇降
装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め選別された複数の長尺果菜を箱に詰
    められるようにした自動箱詰めシステムで利用される長
    尺果菜の整列装置であって、選別済み長尺果菜を搬送す
    る駆動ローラコンベヤと、この駆動ローラコンベヤのキ
    ャリヤローラ相互の隙間から上方に突出可能なストッパ
    ー板と、キャリヤローラ相互の隙間から上方に突出可能
    な一対の昇降板を備えた昇降フレームと、キャリヤロー
    ラ相互の隙間から上方に突出可能な押上げ板と、これら
    ストッパー板、昇降フレーム、押上げ板夫々に連繋され
    る作動手段とを有し、ストッパー板は、駆動ローラコン
    ベヤ上を搬送されてきた長尺果菜の長手方向前端が当接
    して、駆動ローラコンベヤ上の所定位置に長尺果菜を停
    止せしめておけるように形成され、押上げ板は、所定位
    置に停止している長尺果菜の長手方向後端寄り部分に下
    方から当接すると共に、長尺果菜の後端がわを駆動ロー
    ラコンベヤ上方に浮揚げて、長尺果菜を斜状態に支持す
    ると共に、軸曲り状態にある長尺果菜の曲り向きを下方
    に揃えられるように形成され、昇降フレームは、一対の
    昇降板の上端縁で長尺果菜の両端近傍部分を支持すると
    共に、駆動ローラコンベヤ上方に浮揚げられるように形
    成され、昇降フレームの一対の昇降板で、曲り向きを下
    方に揃えた状態の長尺果菜を略水平状態に支持できるよ
    う構成したことを特徴とする自動箱詰めシステムに於け
    る長尺果菜の整列装置。
  2. 【請求項2】 予め選別された複数の長尺果菜を箱に詰
    められるようにした自動箱詰めシステムで利用される長
    尺果菜の整列方法であって、選別済み長尺果菜を駆動ロ
    ーラコンベヤによって搬送し、駆動ローラコンベヤのキ
    ャリヤローラ相互の隙間からストッパー板を上方に突出
    させ、駆動ローラコンベヤ上を搬送されてきた長尺果菜
    の長手方向前端をストッパー板に当接させて、駆動ロー
    ラコンベヤ上の所定位置に長尺果菜を停止せしめる第一
    工程と、キャリヤローラ相互の隙間から押上げ板を上方
    に突出させ、所定位置に停止している長尺果菜の長手方
    向後端寄り部分を、駆動ローラコンベヤ上方に浮揚げ
    て、長尺果菜を斜状態に支持すると共に、軸曲り状態に
    ある長尺果菜の曲り向きを下方に揃える第二工程と、キ
    ャリヤローラ相互の隙間から一対の昇降板を上方に突出
    させ、一対の昇降板で長尺果菜の両端近傍部分を支持す
    ると共に、曲り向きを下方に揃えた状態の長尺果菜を駆
    動ローラコンベヤ上方に浮揚げた略水平状態に支持する
    第三工程とを有することを特徴とした自動箱詰めシステ
    ムに於ける長尺果菜の整列方法。
JP18173297A 1997-06-23 1997-06-23 自動箱詰めシステムに於ける長尺果菜の整列装置及び長尺果菜の整列方法 Pending JPH1111421A (ja)

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JP18173297A Pending JPH1111421A (ja) 1997-06-23 1997-06-23 自動箱詰めシステムに於ける長尺果菜の整列装置及び長尺果菜の整列方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023231135A1 (zh) * 2022-05-31 2023-12-07 玉环普天单向器有限公司 一种单向器上的齿轮输送线

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