JPH11112963A - 画像情報提供システムおよび画像情報利用システム - Google Patents

画像情報提供システムおよび画像情報利用システム

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JPH11112963A
JPH11112963A JP10170289A JP17028998A JPH11112963A JP H11112963 A JPH11112963 A JP H11112963A JP 10170289 A JP10170289 A JP 10170289A JP 17028998 A JP17028998 A JP 17028998A JP H11112963 A JPH11112963 A JP H11112963A
Authority
JP
Japan
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image information
data
video camera
command
camera system
Prior art date
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Pending
Application number
JP10170289A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Tazaki
央 田崎
Yasuaki Kishiooji
泰明 岸大路
Atsushi Kuno
敦司 久野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP10170289A priority Critical patent/JPH11112963A/ja
Publication of JPH11112963A publication Critical patent/JPH11112963A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被使用者用子機7が配置されている店舗にお
ける現在の店舗状況を簡易かつ迅速に提供する。 【構成】 操作者が、ジョイステックを操作すると、当
該操作量が親機に送信される(ステップST23)。親
機は、当該操作量を被使用者用子機に送信する(ステッ
プST24)。被使用者用子機は、当該操作量に基づい
て、ビデオカメラのズーム機構および首振り機構を制御
する(図14ステップST25)。これにより撮像対象
が変更される。この画像データ、親機に送信され、親機
はこれを使用者用子機に送信する。使用者用子機は、当
該画像データ及び音声データをモニタテレビから報知す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、画像情報提供/利用
システムに関し、特に、簡易かつ的確な画像情報の提供
又は取得に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】従来、観光名所を画面に表示
する観光案内装置が知られている。使用者は、当該観光
案内装置に表示された画面に基づき、どのような名所が
あるのかを知ることができる。
【0003】また、特定の店舗に関する情報等をビデオ
に収録しておき、一方的に案内を行なうデータ提供装置
も知られている。使用者は、当該データ提供装置に表示
された店舗情報に基づき、所望の店舗に関するデータを
取得することができる。
【0004】しかしながら、前記データ提供装置におい
ては、所望の店舗に関するデータをビデオで得られたと
しても、実際の雰囲気や、その時点での混み具合などは
実際に当該店舗に行ってみないとわからないという問題
があった。特に、与えられる店舗データは、当該データ
提供装置にデータを提供している店舗が一方的に与える
ものである。したがって、所望のデータを取得するまで
に時間がかかったり、所望のデータを結局取得できない
場合もある。
【0005】また、前記データ提供装置においては、当
該ビデオデータを作成した時点におけるデータが記憶さ
れている。したがって、実際当該店舗へ行ってみると臨
時休業中であったり、すでに満員で入れなかったりする
場合もある。このようなことを防止する為、当該店舗に
電話で予約したり、予め営業しているか否か確認するこ
とも考えられる。しかし、このような作業は煩雑であ
る。
【0006】さらに、前記観光案内装置に案内を出して
いる店舗、観光地、または前記データ提供装置にデータ
を提供している店舗、すなわちデータ提供者にとって、
提供しているデータの有効性について知る術がなかっ
た。
【0007】上記の様な問題は観光案内装置以外に目的
地の情報を報知する場合にも発生する。
【0008】この発明は上記問題を解決し、目的地の情
報をリアルタイムで提供又は利用が可能な画像情報提供
システムまたは画像情報利用システムを提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の画像情報提供
システムにおいては、図25に示すように、ビデオカメ
ラシステム430からの画像情報を通信路を介して画像
情報利用システム400に提供する画像情報提供システ
ム410であって、前記画像情報利用システム400に
対する操作者の操作に基づいて前記画像情報利用システ
ム400から送信されるビデオカメラシステム430の
制御情報を受信する第1の受信手段411と、前記第1
の受信手段411が受信した前記制御情報を、前記ビデ
オカメラシステム430に送信する第1の送信手段41
2と、前記第1の送信手段412が送信した前記制御情
報に基づいて前記ビデオカメラシステム430が取得し
て送信した画像情報を受信する第2の受信手段413
と、前記第2の受信手段413が受信した画像情報を前
記画像情報利用システム400に送信する第2の送信手
段414、を備えたことを特徴とする。
【0010】請求項2記載の画像情報提供システムは、
前記制御情報が、ビデオカメラのズーム、首振り機構の
いずれか又は双方を制御する情報であることを特徴とす
る。
【0011】請求項3記載の画像情報提供システムは、
図26に示すように、ビデオカメラシステム430から
の画像情報を通信路を介して画像情報利用システム40
0に提供する画像情報提供システム420であって、前
記画像情報利用システム400に配置図データを送信す
る第1の送信手段421と、前記画像情報利用システム
400の操作者から、前記配置図上の箇所に対応する画
像情報を取得するための画像情報取得指令が与えられる
と、前記ビデオカメラシステム430に、前記画像情報
取得指令を送信する第1の送受信手段421と、前記ビ
デオカメラシステム430から送信された画像情報を受
信して、前記画像情報利用システム400に送信する第
2の送受信手段423、を備えたことを特徴とする。
【0012】請求項4記載の画像情報提供システムは、
画像情報取得指令が与えられると、対応する画像を送信
するビデオカメラシステムと、画像情報利用システムに
配置図データを送信する第1の送信手段と、前記画像情
報利用システムの操作者から、前記配置図上の箇所に対
応する画像情報を取得するための画像情報取得指令が与
えられると、前記ビデオカメラシステムに、前記画像情
報取得指令を送信する第1の送受信手段と、前記ビデオ
カメラシステムから送信された画像情報を受信して、前
記画像情報利用システムに送信する第2の送受信手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0013】請求項5記載の画像情報提供システムは、
前記配置図データは、配置図の描画データおよび前記配
置図上の箇所の指定用データを含み、前記画像情報取得
指令は、前記描画データと前記指定用データを用いて前
記画像情報利用システムの操作者が配置図上の箇所を指
定したことに起因して、前記画像情報利用システムが当
該被指定箇所の画像情報を取得すべく発信した指令であ
ることを特徴とする。
【0014】請求項6記載の画像情報提供システムにお
いては、前記ビデオカメラシステムはマイクロフォン付
きであり、前記画像情報には音声情報が付加されている
ことを特徴とする。
【0015】請求項7記載の画像情報提供システムにお
いては、前記画像情報取得指令は、前記ビデオカメラシ
ステムによる撮像の対象を変更する指令を含むことを特
徴とする。
【0016】請求項8記載の画像情報提供方法において
は、ビデオカメラシステムからの画像情報を通信路を介
して画像情報利用システムに提供する画像情報提供方法
であって、前記画像情報利用システムに対する操作者の
操作に基づいて前記画像情報利用システムから伝送され
るビデオカメラシステムの制御情報を受けとると、この
制御情報を、前記ビデオカメラシステムに伝送し、前記
制御情報に基づいて前記ビデオカメラシステムが取得し
て伝送した画像情報を受けとると、この画像情報を前記
画像情報利用システムに伝送すること、を特徴とする。
【0017】請求項9記載の画像情報提供方法において
は、前記制御情報が、ビデオカメラのズーム、首振り機
構のいずれか又は双方を制御する情報であることを特徴
とする。
【0018】請求項10記載の画像情報提供方法におい
ては、ビデオカメラシステムからの画像情報を通信路を
介して画像情報利用システムに提供する画像情報提供方
法であって、前記画像情報利用システムに配置図データ
を伝送し、前記配置図データを伝送したことに起因し
て、前記画像情報利用システムの操作者が特定した前記
配置図上の箇所に対応する画像情報を取得するための画
像情報取得指令を、前記画像情報利用システムから受け
とり、前記ビデオカメラシステムに伝送し、この画像情
報取得指令に基づいた箇所の前記ビデオカメラシステム
が取得して伝送した画像情報を受けとると、この画像情
報を前記画像情報利用システムに伝送すること、を特徴
とする。
【0019】請求項11記載の画像情報提供方法におい
ては、前記配置図データは、配置図の描画データおよび
前記配置図上の箇所の指定用データを含み、前記画像情
報取得指令は、前記描画データと前記指定用データを用
いて前記画像情報利用システムの操作者が配置図上の箇
所を指定したことに起因して、前記画像情報利用システ
ムが当該被指定箇所の画像情報を取得すべく発信した指
令であることを特徴とする。
【0020】請求項12記載の画像情報提供システムに
おいては、前記ビデオカメラシステムはマイクロフォン
付きであり、前記画像情報には音声情報が付加されてい
ることを特徴とする。
【0021】請求項13記載の画像情報提供方法におい
ては、前記画像情報取得指令は、前記ビデオカメラシス
テムによる撮像の対象を変更する指令を含むことを特徴
とする。
【0022】請求項14記載の画像情報利用システムに
おいては、配置図の描図データおよびこの配置図上の複
数の指定用領域データを含む配置図データを記憶した記
憶装置を有し且つビデオカメラシステムと接続された画
像情報提供システムと、通信システムを介して接続可能
な画像情報利用システムであって、前記画像情報提供シ
ステムから送信された配置図データに基づいて、前記配
置図を表示する配置図表示手段、前記表示された配置図
上にて、操作者が前記配置図における画像情報の取得を
望む領域を指定する領域指定手段、前記ビデオカメラシ
ステムから画像情報を取得する画像情報取得指令を入力
する画像情報取得指令入力手段、前記指定された領域お
よび前記画像情報取得指令を前記画像情報提供システム
に送信する送信手段、前記送信手段が送信した画像情報
取得指令に応じて前記ビデオカメラシステムが取得した
画像情報を受信して、報知する画像情報報知手段、を備
えたことを特徴とする。
【0023】請求項15記載の画像情報利用システムに
おいては、前記ビデオカメラシステムはマイクロフォン
付きであり、前記画像情報には音声情報が付加されてお
り、前記画像情報報知手段は前記音声情報をも出力する
ことを特徴とする。
【0024】請求項16記載の画像情報利用システムに
おいては、前記画像情報取得指令は、前記ビデオカメラ
システムによる撮像の対象を変更する指令を含むことを
特徴とする。
【0025】
【作用および発明の効果】請求項1記載の画像情報提供
システムにおいては、第1の受信手段は、前記画像情報
利用システムに対する操作者の操作に基づいて前記画像
情報利用システムから送信されるビデオカメラシステム
の制御情報を受信する。第1の送信手段は、前記第1の
受信手段が受信した前記制御情報を、前記ビデオカメラ
システムに送信する。第2の受信手段は、前記第1の送
信手段が送信した前記制御情報に基づいて前記ビデオカ
メラシステムが取得して送信した画像情報を受信する。
第2の送信手段は、前記第2の受信手段が受信した画像
情報を前記画像情報利用システムに送信する。したがっ
て、目的地の情報をリアルタイムで提供できる画像情報
提供システムを得ることができる。
【0026】請求項2記載の画像情報提供システムまた
は請求項9記載の画像情報提供方法においては、前記制
御情報は、ビデオカメラのズーム、首振り機構のいずれ
か又は双方を制御する情報である。したがって、前記画
像情報利用システムの指令に応じて撮像状況を変更する
ことができる。
【0027】請求項3記載の画像情報提供システムにお
いては、第1の送信手段は、前記画像情報利用システム
に配置図データを送信する。前記第1の送受信手段は、
前記画像情報利用システムの操作者から、前記配置図上
の箇所に対応する画像情報を取得するための画像情報取
得指令が与えられると、前記ビデオカメラシステムに、
前記画像情報取得指令を送信する。また、第2の送受信
手段は、前記ビデオカメラシステムから送信された画像
情報を受信して、前記画像情報利用システムに送信す
る。したがって、前記画像情報利用システムの操作者の
特定に応じて、配置図上の箇所に対応する画像情報を提
供することができる。
【0028】請求項4記載の画像情報提供システムは、
第1の送信手段は、画像情報利用システムに配置図デー
タを送信する。第1の送受信手段は、前記画像情報利用
システムの操作者から、前記配置図上の箇所に対応する
画像情報を取得するための画像情報取得指令が与えられ
ると、前記ビデオカメラシステムに、前記画像情報取得
指令を送信する。ビデオカメラシステムは、画像情報取
得指令が与えられると、対応する画像を送信する。第2
の送受信手段は、前記ビデオカメラシステムから送信さ
れた画像情報を受信して、前記画像情報利用システムに
送信する。したがって、前記画像情報利用システムの操
作者の特定に応じて、配置図上の箇所に対応する画像情
報を提供することができる。
【0029】請求項5記載の画像情報提供システムまた
は請求項11記載の画像情報提供方法においては、前記
配置図データは、配置図の描画データおよび前記配置図
上の箇所の指定用データを含み、前記画像情報取得指令
は、前記描画データと前記指定用データを用いて前記画
像情報利用システムの操作者が配置図上の箇所を指定し
たことに起因して、前記画像情報利用システムが当該被
指定箇所の画像情報を取得すべく発信した指令である。
したがって、前記画像情報利用システムからの指定用領
域の指定に応じて、前記画像情報を提供することができ
る。
【0030】請求項6記載の画像情報提供システムまた
は請求項12記載の画像情報提供方法においては、前記
ビデオカメラシステムはマイクロフォン付きであり、前
記画像情報には音声情報が付加されている。したがっ
て、画像情報以外に音声情報をも提供することができ
る。
【0031】請求項7記載の画像情報提供システムまた
は請求項13記載の画像情報提供方法においては、前記
画像情報取得指令は、前記ビデオカメラシステムによる
撮像の対象を変更する指令を含む。したがって、前記画
像情報利用システムの指令に応じて撮像の対象を変更し
た画像情報を提供することができる。
【0032】請求項8記載の画像情報提供方法において
は、前記画像情報利用システムに対する操作者の操作に
基づいて前記画像情報利用システムから伝送されるビデ
オカメラシステムの制御情報を受けとると、この制御情
報を、前記ビデオカメラシステムに伝送し、前記制御情
報に基づいて前記ビデオカメラシステムが取得して伝送
した画像情報を受けとると、この画像情報を前記画像情
報利用システムに伝送する。したがって、目的地の情報
をリアルタイムで提供できる画像情報提供システムを得
ることができる。
【0033】請求項10記載の画像情報提供方法におい
ては、前記画像情報利用システムに配置図データを伝送
し、前記配置図データを伝送したことに起因して、前記
画像情報利用システムの操作者が特定した前記配置図上
の箇所に対応する画像情報を取得するための画像情報取
得指令を、前記画像情報利用システムから受けとり、前
記ビデオカメラシステムに伝送し、この画像情報取得指
令に基づいた箇所の前記ビデオカメラシステムが取得し
て伝送した画像情報を受けとると、この画像情報を前記
画像情報利用システムに伝送する。したがって、前記画
像情報利用システムの操作者の特定に応じて、配置図上
の箇所に対応する画像情報を提供することができる。
【0034】請求項14記載の画像情報利用システムに
おいては、配置図表示手段は前記画像情報提供システム
から送信された配置図データに基づいて、前記配置図を
表示する。領域指定手段は、前記表示された配置図上に
て、操作者が前記配置図における画像情報の取得を望む
領域を指定する。画像情報取得指令入力手段は、前記ビ
デオカメラシステムから画像情報を取得する画像情報取
得指令を入力する。送信手段は、前記指定された領域お
よび前記画像情報取得指令を前記画像情報提供システム
に送信する。画像情報報知手段は、前記送信手段が送信
した画像情報取得指令に応じて前記ビデオカメラシステ
ムが取得した画像情報を受信して、報知する。したがっ
て、送信された配置図データに基づいて、表示された配
置図にて、操作者が画像情報の取得を望む領域の画像情
報を得ることができる。
【0035】請求項15記載の画像情報利用システムに
おいては、前記ビデオカメラシステムはマイクロフォン
付きであり、前記画像情報には音声情報が付加されてお
り、前記画像情報報知手段は前記音声情報をも出力す
る。したがって、画像情報以外に音声情報をも得ること
ができる。
【0036】請求項16記載の画像情報利用システムに
おいては、前記画像情報取得指令は、前記ビデオカメラ
システムによる撮像の対象を変更する指令を含む。した
がって、前記画像情報取得指令に応じて撮像の対象を変
更した画像情報を利用することができる。
【0037】
【実施例】
[問い合せ応答システム1]本発明の一実施例である地
図表示機能付使用者側コンピュータシステム1の全体構
成図を図1に示す。地図表示機能付使用者側コンピュー
タシステム1は、1台の親機3、使用者用子機5a〜使
用者用子機5n、および被使用者用子機7a〜使用者用
子機7nを備えている。親機3、使用者用子機5a〜使
用者用子機5n、および被使用者用子機7a〜使用者用
子機7nは、各々異なる位置に配置されており、親機3
と使用者用子機5a〜使用者用子機5n間、および親機
3と被使用者用子機7a〜使用者用子機7n間は通信路
を介して各種の命令またはデータのやりとりを行なう。
【0038】[使用者用子機5の機能ブロック図説明]
使用者用子機5について、図2を用いて説明する。使用
者用子機5は、命令入力手段13、使用者用子機通信手
段15、使用者用子機報知手段17、使用者用子機位置
データ記憶手段19、印字手段21、および使用者用子
機制御手段11を備えている。
【0039】命令入力手段13には、地図データ取得命
令、予約命令、または、店舗状況データ取得命令等の各
種の命令が入力される。使用者用子機通信手段15は、
通信路を介して親機との間で、命令またはデータを送受
信する。使用者用子機報知手段17は、報知命令を受け
るとデータを報知する。使用者用子機位置データ記憶手
段19は、当該使用者用子機の位置データを記憶する。
印字手段21は、印字命令を受けてデータを印字する。
【0040】使用者用子機制御手段11は、[地図表示
モード]においては、つぎのような制御を行なう。命令
入力手段13に地図データ取得命令が入力されると、当
該地図データ取得命令を送信する送信命令を、使用者用
子機通信手段15に出力する。また、使用者用子機通信
手段15から地図データが与えられると、使用者用子機
位置データ記憶手段19に記憶された位置データを読み
出し、当該位置データおよび前記地図データに基づい
て、当該位置データを含む目的地図データを、使用者用
子機報知手段17に報知させる報知命令を出力する。
【0041】使用者用子機制御手段11は、[店舗デー
タ表示モード]においては、つぎのような制御を行な
う。命令入力手段13に店舗状況データ取得命令が入力
されると、当該店舗状況データ取得命令を送信する送信
命令を、使用者用子機通信手段15に出力する。また、
使用者用子機通信手段15から店舗状況データが与えら
れると、当該店舗状況データを、使用者用子機報知手段
17に報知させる報知命令を出力する。
【0042】使用者用子機制御手段11は[予約モー
ド]においては、つぎのような制御を行なう。命令入力
手段13に、特定の店舗に対して予約を行なう予約命令
が入力されると、当該予約命令を送信する送信命令を、
使用者用子機通信手段15に出力する。そして、使用者
用子機通信手段15から、予約を行なう店舗に設置され
た被使用者用子機7に対する予約が完了したことを示す
予約完了データを受け取った場合は、当該予約完了デー
タを使用者用子機報知手段17に報知させる報知命令を
出力する。また、使用者用子機通信手段15から、予約
が不可能であることを示す予約不能データを受け取った
場合は、当該予約不能データを使用者用子機報知手段1
7に報知させる報知命令を出力する。
【0043】また、使用者用子機制御手段11は[地
図,割引券発行モード]においては、つぎのような制御
を行なう。予約完了データが与えられると、当該目的地
図を発行する印字命令および当該目的地で使用できる優
待券を発行する優待券印字命令を出力する。また、前記
優待券印字命令を出力する際、前記親機に向けて当該優
待券発行命令を送信させる送信命令を、使用者用子機通
信手段に出力する。
【0044】[親機3の機能ブロック図説明]つぎに、
親機3について、図3を用いて説明する。親機3は、親
機通信手段25、地図データ記憶手段23、混雑度記憶
手段29、親機制御手段31、および優待券発行目的地
記憶手段27を備えている。
【0045】親機通信手段25は、通信路を介して各使
用者用子機5との間、および各被使用者用子機7との間
で命令またはデータを送受信する。地図データ記憶手段
23は、地図データを記憶する。
【0046】混雑度データ記憶手段29は、被使用者用
子機が配置された店舗の混雑度データを記憶する。優待
券発行目的地記憶手段27は、優待券が使用される目的
地を優待券発行目的地データとして記憶する。
【0047】親機制御手段21は、[地図表示モード]
においては、つぎのような制御を行なう。親機通信手段
25から地図データ取得命令が与えられると、当該地図
データ取得命令に基づき、地図データ記憶手段23から
地図データを取得する。つぎに、当該地図データを使用
者用子機5に向けて送信させる送信命令を、親機通信手
段25に出力する。
【0048】親機制御手段21は、[店舗データ表示モ
ード]においては、つぎのような制御を行なう。親機通
信手段25から店舗状況データ取得命令が与えられる
と、店舗状況データを取得したい店舗に設置された被使
用者用子機7に向けて前記店舗状況データ取得命令を送
信させる送信命令を、親機通信手段25に出力する。ま
た、親機通信手段25から前記店舗状況データが与えら
れると、前記店舗状況データ取得命令が入力された使用
者用子機5に向けて、当該店舗状況データを送信させる
送信命令を、前記親機通信手段25に出力する。
【0049】親機制御手段21は[予約モード]におい
ては、つぎのような制御を行なう。親機通信手段25か
ら特定の店舗に関する混雑度データが与えられると、混
雑度データ記憶手段29に、当該混雑度データを記憶す
る。親機通信手段25から特定の店舗に対して予約を行
なう予約命令が与えられると、当該予約命令に基づき、
混雑度データ記憶手段29から混雑度データを取得し、
この混雑度データに基づき、前記予約命令で示される予
約データを予約可能か否か判断する。
【0050】前記予約データを予約可能と判断した場合
は、当該予約データを混雑度データとして混雑度データ
記憶手段29に記憶するとともに、前記予約命令を送信
した使用者用子機および予約を行なう店舗に設置された
被使用者用子機に向けて、予約が完了したことを示す予
約完了データを送信させる送信命令を、親機通信手段2
5に出力する。
【0051】前記予約データを予約不可能と判断した場
合は、前記予約命令を送信した使用者用子機5に向け
て、予約が不可能であることを示す予約不能データ出力
命令を送信させる送信命令を親機通信手段25に出力す
る。
【0052】親機制御手段21は[地図、割引券発行モ
ード]においては、親機通信手段25から与えられた優
待券発行命令に基づき、優待券発行目的地データを優待
券発行目的地記憶手段27に記憶させる。
【0053】[被使用者用子機7の機能ブロック図説
明]つぎに、被使用者用子機3について、図4を用いて
説明する。被使用者用子機7は、混雑度データ入力手段
33、被使用者用子機通信手段35、予約データ出力手
段37、店舗状況データ取得手段39および被使用者用
子機制御手段41を備えている。
【0054】混雑度データ入力手段33には、当該被使
用者用子機が配置された店舗の混雑度データを入力す
る。被使用者用子機通信手段35は、通信路を介して前
記親機との間でデータを送受信する。予約データ出力手
段37は、予約完了データ出力命令が与えられると、当
該予約完了命令で示される予約データを出力する。
【0055】被使用者用子機制御手段41は、[店舗デ
ータ表示モード]においては、つぎのような制御を行な
う。
【0056】被使用者用子機通信手段35から店舗状況
データ取得命令が与えられると、店舗状況データ取得手
段39に当該店舗状況データ取得命令を出力し、店舗状
況データ取得手段39から店舗状況データが与えられる
と、当該店舗状況データを親機3に向けて送信する送信
命令を、被使用者用子機通信手段35に出力する。
【0057】なお、本実施例においては、店舗状況デー
タ取得手段は、撮像手段および音声取得手段の双方を備
えている。また、前記撮像手段および音声取得手段は、
取得対象変更命令を受けると取得対象を変更する取得対
象変更手段を有している。
【0058】被使用者用子機制御手段41は[予約モー
ド]においては、つぎのような制御を行なう。混雑度デ
ータ入力手段33から混雑度データが与えられると、当
該混雑度データを親機3に向けて送信する送信命令を、
前記被使用者用子機通信手段35に出力する。また、被
使用者用子機通信手段35から予約完了データが与えら
れると、当該予約完了データを予約完了データ出力命令
として、前記予約データ出力手段37に出力する。
【0059】[ハードウェア構成]図5に、使用者用子
機5をCPUを用いて実現したハードウェア構成を示
す。使用者用子機5は、CPU53、ROM55、RA
M57、ハードディスク61、キーボード63、プリン
タ59、モデム69、コイン受け取り部68、マウス6
6、入出力I/F71およびバスライン50を備えてい
る。
【0060】ROM55には、CPU53の制御プログ
ラム等が記憶されており、CPU53は、この制御プロ
グラムにしたがいバスライン50を介して、各部を制御
する。 DCU69(デジタル・コントロール・ユニッ
ト)は、各種の命令またはデータをデジタル回線を用い
て伝送を行なうものであり、これにより、使用者用子機
5と親機3間で各種の命令またはデータを伝送すること
ができる。すなわち、本実施例においては、DCU69
が使用者用子機通信手段を構成している。
【0061】キーボード63は、地図データ取得命令、
予約命令、または、店舗状況データ取得命令等が入力さ
れる命令入力手段であり、入力されたデータはRAM5
7に憶される。ハードディスク61は、前記位置データ
または与えられた地図データ等を記憶する。入出力I/
F71には、モニタテレビ73、スピーカ75およびジ
ョイステック74が接続されている。本実施例において
は、モニタテレビ73およびスピーカ75で報知手段を
構成している。またプリンタ59が印字手段を構成して
いる。
【0062】コイン受け取り部68は、当該使用者用子
機を使用するための利用料を受け取る部分である。本実
施例においては、プリンタ59で印字する際に、コイン
を投入させるようにしている。
【0063】図6に、親機3をCPUを用いて実現した
ハードウェア構成を示す。親機3は、CPU153、R
OM155、RAM157、ハードディスク161、キ
ーボード163、プリンタ159、DCU169、I/
F171およびバスライン150を備えており、使用者
用子機5とほぼ同様の構成している。なお、親機3にお
いては、ハードディスク161は、地図データ、混雑度
データ、および優待券発行目的地データ等を記憶する。
【0064】図7に、被使用者用子機7をCPUを用い
て実現したハードウェア構成を示す。被使用者用子機7
は、CPU253、ROM255、RAM257、ハー
ドディスク261、キーボード263、CRT265、
DCU269、入出力I/F271およびバスライン2
50を備えており、使用者用子機5とほぼ同様の構成し
ている。なお、被使用者用子機7においては、入出力I
/F271には、ビデオカメラ277、およびマイクロ
フォン279が接続されている。本実施例においては、
ビデオカメラ277が撮像手段を、マイクロフォン27
9が音声取得手段を構成している。ビデオカメラ277
は、ズーム機構および首振り機構を有しており、撮像対
象を変更することができる。なお、マイクロフォン27
9はビデオカメラ77に固定されており、ビデオカメラ
277が移動すると一緒に移動する。
【0065】[処理フローチャート]つぎに、図8のフ
ローチャートを用いて、全体の処理動作について説明す
る。まず、地図表示モード(図8ステップST1)につ
いて、図9を用いて説明する。地図表示モードでは、以
下の様にして、使用者用子機5のモニタテレビ73に所
望の地図を表示させることができる。
【0066】予め登録してある複数の候補地名がモニタ
テレビ73に表示されると、使用者様子機5の操作者
は、希望する目的地を表示させる地図表示命令を、キー
ボード63から入力する(図9ステップST11)。使
用者用子機5のCPU53は、DCU69を介して前記
地図表示命令を親機3に送信する(ステップST1
2)。
【0067】つぎに、親機3のCPU153はDCU1
69を介して前記地図表示命令に基づき、ハードディス
ク161から対応する地図データを読み出す(ステップ
ST13)。ハードディスク161に記憶されている地
図データについて、図11を用いて説明する。図に示す
ように、本実施例においては、地図データは、目的地
名、地図No、中心座標、描画データおよび存在使用者
用子機名から構成されている。地図データは、目的地名
毎に地図Noが付与されている。中心座標および存在使
用者用子機名については後述する。なお、描画データは
イメージデータとして記憶している図9ステップST1
4において、CPU153は、当該地図データを使用者
用子機5に向けて送信させる送信命令を、DCU169
に出力する。これにより、当該地図データが使用者用子
機5に送られる。
【0068】使用者用子機5のCPU53は、かかる地
図データをDCU69を介して受け取ると、モニタテレ
ビ73に当該地図データの初期画面を表示する(図9ス
テップST15)。
【0069】本実施例においては、地図データが全体と
して表示されるのではなく、カーソル座標を中心として
一定の領域が画面に表示される。例えば、図11に示す
地図No1の地図データについては、イメージデータA
全体がモニタテレビ73に表示されるのではなく、図1
3に示すように、表示範囲100内だけがモニタテレビ
73に表示される。地図データの中心座標とは、当該地
図データが初期表示される場合のカーソル座標位置をい
う。なお、後述するように表示範囲100外の範囲につ
いては、画面を縦方向または横方向にスクロールさせる
ことによりモニタテレビ73に表示することができる。
本実施例においては、カーソル位置として人形の頭の位
置を採用した。
【0070】操作者は、表示された地図データを見て、
他の目的地を選択するか否かをキーボード63から入力
する。CPU53は、このような入力があった場合は
(図9ステップST16)、図9ステップST11以降
の処理を繰り返す。キーボード63からこのような入力
がない場合は図10ステップST18に進み、CPU5
3は、カーソルが移動したか否かを判断する。カーソル
が移動した場合は、ステップST19に進み、カーソル
位置に対応した画面を表示する(ステップST19)。
例えば、カーソルが点P1から点P2に移動すると、表
示範囲100から表示範囲101に変化する。
【0071】操作者は、カーソルを移動させることによ
りスクロールされる地図データを見ることができる。そ
して、地図表示モードを終了する場合は、終了命令をキ
ーボード63から入力する。CPU53は、ステップS
T20にて、当該終了命令が入力されたか否かを判断す
る。前記終了命令が入力された場合は、地図表示モード
は終了する。前記終了命令が入力されない場合は、CP
U53は、図9ステップST16以下の処理を繰り返
す。
【0072】このようにして、使用者用子機側にて、所
望の目的地の地図を容易に表示させることができる。
【0073】本実施例においては、モニタテレビ73に
目的地周辺の町並みを表示し、その地図上をあたかも歩
いていけるかのように操作できるようにしている。した
がって、目的地に着くまでにどのような店が並んでお
り、また、どの程度時間がかかるのかを知ることができ
る。これにより、目的地にいっても目的の店舗を的確に
把握することができる。
【0074】つぎに、店舗データ表示モードに移る(図
8ステップST3)。本実施例においては、図11に示
す地図データは、図12に示す様な店舗データを含んで
いる。したがって、以下に説明するように、目的地まで
の地図データだけでなく、当該地図データの中の店舗デ
ータについても地図データとしてモニタテレビ73に表
示することができる。
【0075】まず、図12の店舗データについて説明す
る。地図データ中に表示される店舗データについては、
表示する店舗毎に通し番号が付されている。これによ
り、店Noを特定するだけで、地図Noを特定しなくと
も店舗を特定することができる。本実施例においては、
(Xmin,Ymin),(Xmax,Ymax)の2
点で、当該店舗の地図上の店舗領域が決定される。例え
ば、図13のそば屋○△151は、座標(X101,Y
101),(X102,Y102)の2点で表される。
【0076】カーソル(人間印の頭部分)が座標P1か
ら座標P2に移動すると、カーソルが前記そば屋○△1
51の店舗領域に入った状態となる。なお、これにつれ
て、表示領域101が画面上に表示される。この状態
で、マウス66(図5参照)の左スイッチ(図示せず)
をクリックすると、CPU53は、図12の店舗データ
から該当する店Noのメッセージを表示する。例えば、
店No2の領域内でクリックされた場合、メッセージM
S2がモニタテレビ73に表示される。図15に、メッ
セージの一例を表示する。
【0077】なお、図12に示す店舗データのうち休業
フラグとは、休業日を日または曜日で記憶しておくもの
である。営業日とは異なる休業メッセージを予め記憶さ
せておき、店舗データの表示命令が入力された日が当該
休業フラグの記憶された日と同じであれば、CPU53
は、当該休業メッセージを表示する。休業日か否かは、
CPU53の有するカレンダー機構(図示せず)を用い
ればよい。休業日メッセージの一例を図16に示す。こ
れにより、現地に着いてから目的店舗が休業であるとい
うことを防止することができる。
【0078】なお、休業日フラグは、被使用者用子機7
から随時書換え・追加可能に構成することにより、店舗
側から臨時休業の表示も容易に行なうことができる。こ
れは、つぎの様に行なう。図7に示すキーボード263
から臨時休業日として、何月何日と入力すると、CPU
253は、当該追加命令をDCU269を介して親機3
に送信する。親機3のCPU153は、当該追加命令に
基づいてハードディスク161の店舗データの内容を変
更する。
【0079】メッセージ表示後(図14ステップST2
1)、使用者用子機5の操作者は、ジョイステック74
のレバー(図示せず)を操作することにより、以下の様
にして、現在の店舗状況を知ることができる。使用者用
子機5の操作者は、現在の店舗状況を見る場合は、メッ
セージ表示状態にてマウス66(図5参照)の左スイッ
チ(図示せず)を2回クリックする。CPU53は、こ
のような動作が行なわれたか否かを判断し(図14ステ
ップST22)、行なわれた場合は、ステップST23
に進む。操作者はジョイステック74を操作する。CP
U53は、この操作量を検出し、当該操作量を取得対象
変更命令として、DCU69を介して、親機3に送信す
る(ステップST23)。親機3は、当該取得対象変更
命令を被使用者用子機7に送信する(ステップST2
4)。
【0080】被使用者用子機7のCPU253は、当該
取得対象変更命令に基づいて、ビデオカメラ277のズ
ーム機構および首振り機構を制御する(図14ステップ
ST25)。これにより撮像対象が変更される。その
際、ビデオカメラ277に固定されているマイクロフォ
ン279も同様に移動する。この画像データ及び音声デ
ータは、DCU269を介して、親機3に送信され、親
機3は前記画像データ及び音声データを使用者用子機5
に送信する。
【0081】使用者用子機5は、当該画像データ及び音
声データをモニタテレビ73およびスピーカ75から報
知する。このようにして、使用者用子機5に被使用者用
子機7が配置されている店舗における現在の店舗状況を
知ることができる。
【0082】これにより、リアルタイムの店舗情報を得
ることができ、店舗を選択する際の有用情報を得ること
ができる。
【0083】つぎに、図8ステップST4の予約モード
について、図17及び図18を用いて説明する。図17
に示す様に、操作者は、使用者用子機5のキーボード6
3から、予約命令を入力する(図17ステップST3
1)。本実施例においては、予約命令は図19に示すよ
うなデータ構造とした。予約命令は予約する店No、予
約日、予約開始時刻、予約終了時刻、予約人数、予約者
名から構成した。
【0084】図17ステップST32において、CPU
53は、前記予約命令をDCU69を介して親機3に送
信する。親機3のCPU153は、当該予約命令を受け
ると、ハードディスク161に記憶されている混雑度デ
ータを読み出す。混雑度データとは、被使用者用子機7
の配置された店舗の混雑度を表すデータである。本実施
例においては、混雑度データとして図20に示すような
データ構造とし、店No毎に、定員、現在の客数、現在
の客数を入力した時刻、予約日、予約開始時刻、予約終
了時刻、予約人数、および予約者名を記憶するようにし
た。
【0085】図17に戻って、CPU153は前記混雑
度データに基づき、前記予約命令が予約可能か否か判断
する。この判断は、以下の様に行なわれる。CPU15
3は、前記予約命令で指定された店Noに関する店舗の
混雑度データから、前記予約命令の予約日における空席
数(空席状況)を求める。これは、定員から現在の客数
および前記予約命令の予約開始時刻から予約終了時刻ま
で間の予約人数を減算すればよい。つぎに、前記予約命
令の予約人数が前記空席数よりも小さければ、予約可能
と判断し、前記予約人数が前記空席数よりも大きけれ
ば、予約不可能と判断する。
【0086】例えば、図19に示す予約命令が与えられ
た場合は、店No5の定員は「30」で、現在の客数は
「5」で、前記予約命令の予約開始時刻18:00から
予約終了時刻20:00までの間の予約人数は「8+1
0」である。したがって、前記予約命令の予約日におけ
る空席状況は、30−5−18=7となる。前記予約命
令の予約人数は「5」であるので、予約可能と判断す
る。
【0087】図17ステップST33において、CPU
153は、与えられた予約命令を予約可能と判断した場
合は、当該予約命令で示される予約データをハードディ
スク161に記憶する(ステップST34)。これによ
り、図20に示す混雑度データに、図19に示す予約デ
ータが追加される。
【0088】CPU153は、前記予約命令に基づい
て、予約が完了したこと示す予約完了データを使用者用
子機5に送信する(図18ステップST35)。
【0089】使用者用子機5のCPU53は、前記予約
完了データを受け取り、モニタテレビ73に表示する。
これにより、操作者は予約が完了したことを知ることが
できる。
【0090】一方、親機3のCPU153は、前記予約
完了した予約データを被使用者用子機7に送信する(図
18ステップST36)。被使用者用子機7のCPU2
53は、前記予約データを受け取り、モニタテレビ73
に表示する。これにより、店舗側は新たな予約があった
ことを知ることができる。
【0091】なお、被使用者用子機7側から、当該被用
者用子機を配置した店Noに関する予約データ請求命令
が送信されると、親機3は、前記混雑度データから予約
データを読み出し、当該予約データ請求命令を送信した
被使用者用子機7に送信する。被使用者用子機7のCP
U253は、送信された予約データをCRT265に表
示する。これにより、いつでも予約状況を知ることがで
きる。
【0092】一方、図17ステップST33において、
予約できないと判断した場合は、親機3のCPU153
は、DCU69を介して、予約不能データを使用者用子
機3に送信する。使用者用子機3のCPU53は、当該
予約不能データを受け取り、モニタテレビ73に表示す
る。これにより、使用者用子機5の操作者は予約ができ
なかったことを知ることができる。
【0093】これを受けて操作者は、予約開始時刻等を
変更して再予約する場合には、キーボード63から予約
命令を再入力する。CPU53は、かかる再入力があれ
ば、図17ステップST31以下の処理を行なう。かか
る再入力がなければ、予約モードを終了する。
【0094】なお、被使用者用子機7からは、割込み処
理がなされる。被使用者用子機7のCPU253は、キ
ーボード263から混雑度データが入力される(図17
ステップST42)と、当該混雑度データを親機3に送
信する(図17ステップST43)。親機3のCPU1
53は、送られてきた新たな混雑度データをハードディ
スク161に記憶する。このような割込み処理がなされ
ることにより、親機3の混雑度データには最新の混雑度
が記憶されることとなる。
【0095】このように、本システムにより、別途電話
を掛ける煩雑性もなく、簡単に予約できる。また、予約
する際、現在の店舗状況(混雑度、雰囲気等)を参照す
ることもできる。
【0096】つぎに、図8ステップST5に示す地図,
優待券発行モードについて、図21〜図23を用いて説
明する。
【0097】図21に示すように、使用者用子機5のC
PU53は、予約があったか否かを判断する(図21ス
テップST51)。本実施例においては、前記予約完了
データを受け取った場合は、予約があったと判断するよ
うにした。CPU53は、予約があったと判断した場合
は、ステップST52に進み、目的地図および優待券の
発行を行なう。
【0098】まず、目的地図の印字について説明する。
目的地図データの作成は図22に示す処理にて行なわれ
る。CPU53は、ハードディスク61に記憶されてい
る地図データ(図8ステップST1の地図表示モード参
照)を読み出す。つぎに、ハードディスク61に記憶さ
れている当該使用者用子機5の位置データを読み出す
(ステップST62)。CPU53は、この位置データ
が前記地図データの範囲内にあるか否かを判断する。本
実施例においては、前記地図データの存在使用者用子機
名(図11参照)を用いることにより、前記判断を行な
った。例えば、前記地図データの番号がNo2で、当該
使用者用子機が5fであれば、位置データは前記地図デ
ータの範囲内にあると判断する。
【0099】図22ステップST64において、CPU
53は、当該使用者用子機5の位置データで示される位
置に☆印をつけた目的地図データを作成し、当該目的地
図データをプリンタ59で印字する印字命令を出力す
る。これにより前記位置データを含む目的地図データが
プリンタ59にて印字される(ステップST64)。
【0100】一方、図22ステップST63において、
範囲外であると判断した場合は、CPU53は、当該地
図データの予め決められた場所、例えばバス停等に、☆
印をつけた目的地図データを作成し、プリンタ59にて
印字させる(ステップST65)。なお、この予め決め
られた場所は、図11に示す地図データに記憶しておく
ようにすればよい。
【0101】このようにして、前記位置データを含む目
的地図データを得ることができる。
【0102】さらに、CPU53は、当該店舗で使用で
きる優待券を発行する印字命令を出力する。これによ
り、簡易に予約できるとともに、地図および当該店舗で
使用できる優待券を自動的に発行することができる。
【0103】前記優待券の発行については、DCU63
を介して、親機3に送信される(図21ステップST5
3)。親機3は、当該発行データをハードディスク16
1に記憶する(ステップST54)。図23に優待券発
行データのデータ構造の一例を示す。本実施例において
は、発行年月日、使用者用子機No、および店Noを記
憶するようにした。これにより、本システムの利用状況
を的確に知ることができる。
【0104】例えば、被使用者用子機を配置した店舗に
とっては、使用者用子機Noを記憶することにより、ど
こに設置した使用者用子機からの予約が多いか知ること
ができる。これにより、客層の分析もすることができ
る。例えば、駅前のビジネスホテルAからの利用は多い
が、旅館Bからの利用は少ない等である。
【0105】また、被使用者用子機の予約頻度を知るこ
とができるので、システム提供者としては、加盟料等の
請求を適切に行なうことができる。端末の増設や広告料
請求を適切に行なうことができる。さらに、発行年月日
を記憶することにより、季節的な利用状況等を提供する
こともできる。
【0106】なお、図21ステップST51において、
予約がなされなかった場合は、このような地図,優待券
発行モードを終了する。
【0107】図8ステップST6にて、さらに続ける場
合は、ステップST1以下を繰り返す。
【0108】[他の応用例]なお、本実施例において
は、図8に示す全てのモードを実行するシステムとして
説明したが、そのうち必要なモードを実行するシステム
として構成してもよい。たとえば、地図表示モードの
み、予約モードのみ、店舗データ表示モードのみを実行
するシステムであってもよいし、これらを任意に組合わ
せるようにしてもよい。
【0109】また、予約モードにおいて、予約不能デー
タも記憶しておくことにより、需要データとして加盟店
に提供することも可能である。すなわち、店舗側として
は規模の拡大等を考える時、現在の定員では予約不能状
態を考慮することができるからである。
【0110】なお、親機3から使用者用子機5に予約不
能データを送信する時に、合せて予約を希望する店舗の
混雑度データを送信するようにしてもよい。この場合、
使用者用子機5のモニターテレビ73に当該混雑度デー
タを表示させ、操作者が予約時刻を変更して、再予約す
る場合に参照することができる。これにより、予約をよ
り容易に行なうことができる。
【0111】また、上記各実施例においては、使用者用
子機5、親機3、および被使用者用子機7を電話回線等
を用いて接続している。しかしこれに限られることな
く、無線や専用の回線を用いてもよい。
【0112】なお、本実施例においては、地図データを
一旦親機3から使用者用子機5に送信して、使用者用子
機5側で目的地図を作成するようにしたが、使用者用子
機5から目的地図の作成命令を親機3に送信し、親機3
が目的地図を作成し使用者用子機5に送信するようにし
てもよい。
【0113】この場合、つぎの様にして、行なわれる。
使用者用子機制御手段11は、命令入力手段13に地図
データ取得命令が入力されると、当該地図データ取得命
令を送信する送信命令を、使用者用子機通信手段15に
出力する。
【0114】親機3の親機通信手段25は、この地図デ
ータ取得命令を受け取る。親機制御手段31は、親機通
信手段25から地図データ取得命令が与えられると、当
該地図データ取得命令に基づき、地図データ記憶手段2
3から地図データを取得し、当該地図データを使用者用
子機5に向けて送信させる送信命令を、親機通信手段2
5に出力する。親機通信手段25はこの地図データを送
信する。
【0115】使用者用子機5の使用者用子機制御手段1
1は、使用者用子機通信手段15から地図データが与え
られると、使用者用子機報知手段17に当該地図データ
を報知させる報知命令を出力する。つぎに、命令入力手
段13に店舗データ報知命令が入力されると、使用者用
子機制御手段11は、前記地図データに含まれる店舗デ
ータを、使用者用子機報知手段17に報知させる報知命
令を出力する。つぎに、命令入力手段13から店舗選択
命令が入力されると、当該店舗選択命令を送信する送信
命令を、使用者用子機通信手段15に出力する。
【0116】親機3の親機制御手段31は、親機通信手
段25から店舗選択命令が与えられると、前記地図デー
タに基づき、目的地図データを作成する。さらに、前記
目的地図データを使用者用子機に向けて送信させる送信
命令を、親機通信手段25に出力する。
【0117】使用者用子機5の使用者用子機制御手段1
1は、使用者用子機通信手段15から目的地図データが
与えられると、当該目的地図データに基づき、目的地図
を報知する報知命令を出力する。このようにして目的地
図データを得ることができる。
【0118】この場合、各使用者用子機ごとに位置デー
タを記憶するのではなく、親機3が各使用者用子機の位
置データを一括して記憶するようにしてもよい。そし
て、目的地図作成時に、当該位置データを参照するよう
にすればよい。この場合の、使用者様子機位置データの
データ構造の一例を図24に示す。このようなデータを
親機3が記憶することにより、データの一元管理が可能
となる。なお、図において、最寄の場所とは、地図No
ごとにあり、前述の様に当該使用者用子機が当該地図デ
ータの範囲外にある場合に☆印をつけるためのデータで
ある。
【0119】また、本実施例においては、親機3が被使
用者用子機7の混雑度を記憶するようにしている。しか
し、被使用者用子機7の混雑度を被使用者用子機側で記
憶するように混雑度データ記憶手段を設けるようにして
もよい。
【0120】この場合は、以下の様にして予約がなされ
る。被使用者用子機7の被使用者用子機制御手段41
は、混雑度データ入力手段33に混雑度データが入力さ
れると、前記混雑度データ記憶手段に当該混雑度データ
を記憶させる。
【0121】使用者用子機5の命令入力手段13に、特
定の店舗に対して予約を行なう予約命令が入力される
と、当該使用者用子機5の使用者用子機制御手段11
は、使用者用子機通信手段15によって、親機3に向け
て当該予約命令を送信させる。
【0122】親機制御手段31は親機通信手段25によ
って、予約を行なう店舗に設置された被使用者用子機7
の被使用者用子機通信手段35に向けて、前記予約命令
を送信させる。
【0123】被使用者用子機7の被使用者用子機制御手
段41は、前記予約命令を受けると、前記混雑度データ
記憶手段から混雑度データを取得し、この混雑度データ
に基づき、当該予約命令で示される予約データを予約可
能か否か判断する。なお、判断方法は、親機3と同様で
あるので説明は省略する。
【0124】この予約命令で示される予約データを予約
可能と判断した場合は、当該予約データを混雑度データ
として前記混雑度データ記憶手段に記憶し、当該予約デ
ータを予約データ出力手段に出力するとともに、被使用
者用子機通信手段35によって、親機3に向けて、予約
が完了したことを示す予約完了データを送信させる。親
機3の親機制御手段31は、親機通信手段25を介して
前記予約完了データを受け取ると、前記予約命令が入力
された使用者用子機5に向けて、親機通信手段25によ
って当該予約完了データを送信させる。当該使用者用子
機5の使用者用子機制御手段11は、使用者用子機通信
手段15を介して前記予約完了データを受け取ると、当
該予約完了データを使用者用子機報知手段17に報知さ
せる。
【0125】一方、被使用者用子機7の被使用者用子機
制御手段41は、前記予約データを予約不可能と判断し
た場合は、前記予約命令が入力された使用者用子機に向
けて、親機通信手段25によって、予約が不可能である
ことを示す予約不能データ出力命令を送信させる。親機
3の親機制御手段21は、親機通信手段25を介して前
記予約不能データを受け取ると、前記予約命令が入力さ
れた使用者用子機5に向けて、親機通信手段25によっ
て当該予約不能データを送信させる。当該使用者用子機
5の使用者用子機制御手段11は、使用者用子機通信手
段25を介して前記予約不能データを受け取ると、当該
予約不能データを使用者用子機報知手段に報知させる。
【0126】なお、上記実施例においては、相互に同期
をとって処理を実行しており、処理の流れを分かりやす
くする為、親機、使用者用子機、および被使用者用子機
の処理フローチャートを一体のものとして記載した。し
かし、親機、使用者用子機、被使用者用子機の各プロセ
ッサが異なることはいうまでもない。
【0127】また、本実施例においては、図2〜図4に
示す機能を実現する為に、CPUを用い、ソフトウェア
によってこれを実現している。しかし、その一部もしく
は全てを、ロジック回路等のハードウェアによって実現
してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】地図表示機能付コンピュータシステム1の全体
構成図である。
【図2】使用者用子機5の機能ブロック図である
【図3】親機3の機能ブロック図である
【図4】被使用者用子機7の機能ブロック図である
【図5】使用者用子機5をCPUで実現したハードウェ
アー構成を示す図である。
【図6】親機3をCPUで実現したハードウェアー構成
を示す図である。
【図7】被使用者用子機7をCPUで実現したハードウ
ェアー構成を示す図である。
【図8】問い合せシステムの全体フローチャートであ
る。
【図9】地図表示モードのフローチャートである。
【図10】地図表示モードのフローチャートである。
【図11】地図データのデータ構造の一例を示す図であ
【図12】店舗データのデータ構造の一例を示す図であ
【図13】地図を表示した画面の一例を示す図である。
【図14】店舗データ表示モードのフローチャートであ
る。
【図15】メッセージの表示例を示す図である。
【図16】店が休みの場合のメッセージの表示例を示す
図である。
【図17】予約モードのフローチャートである。
【図18】予約モードのフローチャートである。
【図19】予約命令のデータ構造の一例を示す図であ
る。
【図20】混雑度データのデータ構造の一例を示す図で
ある。
【図21】地図,優待券発行モードのフローチャートで
ある。
【図22】地図,優待券発行モードのフローチャートで
ある。
【図23】優待券発行データのデータ構造の一例を示す
図である。
【図24】使用者用子機位置データのデータ構造の一例
を示す図である。
【図25】本発明にかかる画像情報提供システムの機能
ブロック図である。
【図26】本発明にかかる画像情報提供システムの機能
ブロック図である。
【符号の説明】
3・・・・・親機 5・・・・・使用者用子機 7・・・・・被使用者用子機

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビデオカメラシステムからの画像情報を通
    信路を介して画像情報利用システムに提供する画像情報
    提供システムであって、 前記画像情報利用システムに対する操作者の操作に基づ
    いて前記画像情報利用システムから送信されるビデオカ
    メラシステムの制御情報を受信する第1の受信手段と、 前記第1の受信手段が受信した前記制御情報を、前記ビ
    デオカメラシステムに送信する第1の送信手段と、 前記第1の送信手段が送信した前記制御情報に基づいて
    前記ビデオカメラシステムが取得して送信した画像情報
    を受信する第2の受信手段と、 前記第2の受信手段が受信した画像情報を前記画像情報
    利用システムに送信する第2の送信手段と、 を備えたことを特徴とする画像情報提供システム。
  2. 【請求項2】前記制御情報が、ビデオカメラのズーム、
    首振り機構のいずれか又は双方を制御する情報であるこ
    と、 を特徴とする請求項1記載の画像情報提供システム。
  3. 【請求項3】ビデオカメラシステムからの画像情報を通
    信路を介して画像情報利用システムに提供する画像情報
    提供システムであって、 前記画像情報利用システムに配置図データを送信する第
    1の送信手段と、 前記画像情報利用システムの操作者から、前記配置図上
    の箇所に対応する画像情報を取得するための画像情報取
    得指令が与えられると、前記ビデオカメラシステムに、
    前記画像情報取得指令を送信する第1の送受信手段と、 前記ビデオカメラシステムから送信された画像情報を受
    信して、前記画像情報利用システムに送信する第2の送
    受信手段と、 を備えたことを特徴とする画像情報提供システム。
  4. 【請求項4】画像情報取得指令が与えられると、対応す
    る画像を送信するビデオカメラシステムと、 画像情報利用システムに配置図データを送信する第1の
    送信手段と、 前記画像情報利用システムの操作者から、前記配置図上
    の箇所に対応する画像情報を取得するための画像情報取
    得指令が与えられると、前記ビデオカメラシステムに、
    前記画像情報取得指令を送信する第1の送受信手段と、 前記ビデオカメラシステムから送信された画像情報を受
    信して、前記画像情報利用システムに送信する第2の送
    受信手段と、 を備えたことを特徴とする画像情報提供システム。
  5. 【請求項5】前記配置図データは、配置図の描画データ
    および前記配置図上の箇所の指定用データを含み、 前記画像情報取得指令は、前記描画データと前記指定用
    データを用いて前記画像情報利用システムの操作者が配
    置図上の箇所を指定したことに起因して、前記画像情報
    利用システムが当該被指定箇所の画像情報を取得すべく
    発信した指令であること、 を特徴とする請求項3または請求項4記載の画像情報提
    供システム。
  6. 【請求項6】請求項1〜請求項5のいずれかの画像情報
    提供システムにおいて、 前記ビデオカメラシステムはマイクロフォン付きであ
    り、 前記画像情報には音声情報が付加されていること、 を特徴とする画像情報提供システム。
  7. 【請求項7】請求項3から請求項6のいずれかの画像情
    報提供システムにおいて、 前記画像情報取得指令は、前記ビデオカメラシステムに
    よる撮像の対象を変更する指令を含むこと、 を特徴とする画像情報提供システム。
  8. 【請求項8】ビデオカメラシステムからの画像情報を通
    信路を介して画像情報利用システムに提供する画像情報
    提供方法であって、 前記画像情報利用システムに対する操作者の操作に基づ
    いて前記画像情報利用システムから伝送されるビデオカ
    メラシステムの制御情報を受けとると、この制御情報
    を、前記ビデオカメラシステムに伝送し、 前記制御情報に基づいて前記ビデオカメラシステムが取
    得して伝送した画像情報を受けとると、この画像情報を
    前記画像情報利用システムに伝送すること、 を特徴とする画像情報提供方法。
  9. 【請求項9】前記制御情報が、ビデオカメラのズーム、
    首振り機構のいずれか又は双方を制御する情報であるこ
    と、 を特徴とする請求項8に記載の画像情報提供方法。
  10. 【請求項10】ビデオカメラシステムからの画像情報を
    通信路を介して画像情報利用システムに提供する画像情
    報提供方法であって、 前記画像情報利用システムに配置図データを伝送し、 前記配置図データを伝送したことに起因して、前記画像
    情報利用システムの操作者が特定した前記配置図上の箇
    所に対応する画像情報を取得するための画像情報取得指
    令を、前記画像情報利用システムから受けとり、前記ビ
    デオカメラシステムに伝送し、 この画像情報取得指令に基づいた箇所の前記ビデオカメ
    ラシステムが取得して伝送した画像情報を受けとると、
    この画像情報を前記画像情報利用システムに伝送するこ
    と、 を特徴とする画像情報提供方法。
  11. 【請求項11】前記配置図データは、配置図の描画デー
    タおよび前記配置図上の箇所の指定用データを含み、 前記画像情報取得指令は、前記描画データと前記指定用
    データを用いて前記画像情報利用システムの操作者が配
    置図上の箇所を指定したことに起因して、前記画像情報
    利用システムが当該被指定箇所の画像情報を取得すべく
    発信した指令であること、 を特徴とする請求項10記載の画像情報提供方法。
  12. 【請求項12】請求項8〜請求項11のいずれかの画像
    情報提供方法において、 前記ビデオカメラシステムはマイクロフォン付きであ
    り、 前記画像情報には音声情報が付加されていること、 を特徴とする画像情報提供方法。
  13. 【請求項13】請求項10〜請求項12のいずれかの画
    像情報提供方法において、 前記画像情報取得指令は、前記ビデオカメラシステムに
    よる撮像の対象を変更する指令を含むこと、 を特徴とする画像情報提供方法。
  14. 【請求項14】配置図の描図データおよびこの配置図上
    の複数の指定用領域データを含む配置図データを記憶し
    た記憶装置を有し且つビデオカメラシステムと接続され
    た画像情報提供システムと、通信システムを介して接続
    可能な画像情報利用システムであって、 前記画像情報提供システムから送信された配置図データ
    に基づいて、前記配置図を表示する配置図表示手段、 前記表示された配置図上にて、操作者が前記配置図にお
    ける画像情報の取得を望む領域を指定する領域指定手
    段、 前記ビデオカメラシステムから画像情報を取得する画像
    情報取得指令を入力する画像情報取得指令入力手段、 前記指定された領域および前記画像情報取得指令を前記
    画像情報提供システムに送信する送信手段、 前記送信手段が送信した画像情報取得指令に応じて前記
    ビデオカメラシステムが取得した画像情報を受信して、
    報知する画像情報報知手段、 を備えたことを特徴とする画像情報利用システム。
  15. 【請求項15】請求項14の画像情報利用システムにお
    いて、 前記ビデオカメラシステムはマイクロフォン付きであ
    り、 前記画像情報には音声情報が付加されており、 前記画像情報報知手段は前記音声情報をも出力するこ
    と、 を特徴とする画像情報利用システム。
  16. 【請求項16】請求項14または請求項15の画像情報
    利用システムにおいて、 前記画像情報取得指令は、前記ビデオカメラシステムに
    よる撮像の対象を変更する指令を含むこと、 を特徴とする画像情報利用システム。
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