JPH1185868A - 電子取引システムおよび電子取引方法 - Google Patents

電子取引システムおよび電子取引方法

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JPH1185868A
JPH1185868A JP10188277A JP18827798A JPH1185868A JP H1185868 A JPH1185868 A JP H1185868A JP 10188277 A JP10188277 A JP 10188277A JP 18827798 A JP18827798 A JP 18827798A JP H1185868 A JPH1185868 A JP H1185868A
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JP
Japan
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transaction
computer
information
user
provider
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Pending
Application number
JP10188277A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Tazaki
央 田崎
Yasuaki Kishiooji
泰明 岸大路
Atsushi Kuno
敦司 久野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP10188277A priority Critical patent/JPH1185868A/ja
Publication of JPH1185868A publication Critical patent/JPH1185868A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データ提供者が提供しているデータの有効性
を判断できる電子取引システムを提供する。 【構成】 ネットワークを通じて送られてきた地図を表
示し、地図中の店舗データを参照して、所望の店舗を特
定予約を行なう。予約終了すると、当該店舗までの地図
及び当該店舗で使用できる優待券が発行される。これに
より、所望の店舗に対する予約が簡単に行なうことがで
きる。目的地に確実にたどり着ける地図データを得るこ
とができる。また、さらに、データ提供者が提供してい
るデータの有効性を判断できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子取引システムに
関し、特に、簡易かつ的確な電子取引に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】従来、観光名所を画面に表示
する観光案内装置が知られている。使用者は、当該観光
案内装置に表示された画面に基づき、どのような名所が
あるのかを知ることができる。
【0003】また、特定の店舗に関する情報等をビデオ
に収録しておき、一方的に案内を行なうデータ提供装置
も知られている。使用者は、当該データ提供装置に表示
された店舗情報に基づき、所望の店舗に関するデータを
取得することができる。
【0004】また、このような装置を用いることなく、
駅構内の観光案内所等で割引券等を配付して顧客確保す
る方法もある。
【0005】しかしながら、前記観光案内装置において
は、どのような名所があるのかを知ることができるが、
現在位置から目的地までの道のりについては知ることが
できなかった。したがって、別途地図を準備し、現在位
置から目的地までの道のりを自分で判断していく必要が
あった。この場合、目的地にたどり着けなかったり、ま
た、たどり着けたとしても非常に時間がかかることもあ
る。とくに、周囲の状況との関係で、前記案内装置で見
た時の様子と現地の様子が異なる場合は、現地の近くま
で来ているにもかかわらず、結局目的地にたどり着くこ
とができないおそれがある。
【0006】一方、前記データ提供装置においては、所
望の店舗に関するデータをビデオで得られたとしても、
実際の雰囲気や、その時点での混み具合などは実際に当
該店舗に行ってみないとわからないという問題があっ
た。特に、与えられる店舗データは、当該データ提供装
置にデータを提供している店舗が一方的に与えるもので
ある。したがって、所望のデータを取得するまでに時間
がかかったり、所望のデータを結局取得できない場合も
ある。
【0007】また、前記データ提供装置においては、当
該ビデオデータを作成した時点におけるデータが記憶さ
れている。したがって、実際当該店舗へ行ってみると臨
時休業中であったり、すでに満員で入れなかったりする
場合もある。このようなことを防止する為、当該店舗に
電話で予約したり、予め営業しているか否か確認するこ
とも考えられる。しかし、このような作業は煩雑であ
る。
【0008】さらに、前記観光案内装置に案内を出して
いる店舗、観光地、または前記データ提供装置にデータ
を提供している店舗、すなわちデータ提供者にとって、
提供しているデータの有効性について知る術がなかっ
た。
【0009】また、駅構内の観光案内所等で割引券等を
配付しても、配付する場所が限られる為、希望する者全
てに配付することができない。また、このような配付を
行なったとしても、顧客を確保する上で果たしてどの程
度効果があるのか分からなかった。
【0010】この発明は上記問題を解決し、簡易な取引
を可能とする電子取引システムを提供することを目的と
する。さらに、データ提供者が提供しているデータの有
効性を判断できる電子取引システムを提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の電子取引シス
テムにおいては、図25に示すように、提供者側コンピ
ュータ400は、a1)取引の希望を示す情報を使用者側
コンピュータ410から通信システムを介して受信する
第1の受信手段401と、a2)前記第1の受信手段40
1で受信した取引の希望を示す情報に基づいて、取引の
可否判断をする判断手段402と、a3)前記判断手段4
02が取引可能と判断した場合には、前記使用者側コン
ピュータ410に対して前記通信システムを介して取引
可能とするとの情報を送信する送信手段403と、a4)
前記使用者側コンピュータ410から送信された取引成
立の実績情報を受信する第2の受信手段404を備えて
いる。また、前記使用者側コンピュータ410は、b1)
取引の希望を示す情報を通信システムを介して送信する
第1の送信手段411と、b2)前記提供者側コンピュー
タ400から取引可能とするとの情報を受信する受信手
段412と、b3)前記取引可能とするとの情報を表示す
る表示手段413、b4)取引成立の実績情報を生成して
前記提供者側コンピュータ400に送信する第2の送信
手段414を備えている。
【0012】請求項2の電子取引システムにおいては、
前記使用者側コンピュータは、前記生成した実績情報を
媒体に出力することを特徴とする。
【0013】請求項3の提供者側コンピュータにおいて
は、図26に示すように、取引の希望を示す情報を発信
元440から通信システムを介して受信する第1の受信
手段401と、前記第1の受信手段401で受信した取
引の希望を示す情報に基づいて、取引の可否判断をする
判断手段402と、前記判断手段402が取引可能と判
断した場合には、前記発信元440に対して前記通信シ
ステムを介して取引可能とするとの情報を送信する送信
手段403と、前記発信元400から送信される取引成
立の実績情報を受信する第2の受信手段404とを備え
たことを特徴とする。
【0014】請求項4の提供者側コンピュータにおいて
は、前記発信元から送信される取引成立の実績情報は、
前記使用者側コンピュータで媒体に出力されたものであ
ることを特徴とする。
【0015】請求項5の使用者側コンピュータにおいて
は、図27に示すように、取引の希望を示す情報を通信
システムを介して送信する第1の送信手段410と、提
供者側コンピュータ400から取引可能とするとの情報
を受信する受信手段412と、前記受信した情報を表示
する表示手段413と、前記受信した情報に基づいて取
引成立の実績情報を生成して、前記提供者側コンピュー
タ400に送信する第2の送信手段414とを備えたこ
とを特徴とする。
【0016】請求項6の電子取引システムにおいては、
提供者側コンピュータは、a1)店舗データを通信システ
ムを介して送信する第1の送信手段と、a2)前記第1の
送信手段で送信した店舗データに基づいた取引希望を示
す情報を前記使用者側コンピュータから通信システムを
介して受信する第1の受信手段と、a3)前記第1の受信
手段で受信した取引の希望を示す情報に基づいて、取引
の可否判断をする判断手段と、a4)前記判断手段が取引
可能と判断した場合には、前記使用者側コンピュータに
対して前記通信システムを介して取引可能とするとの情
報を送信する第2の送信手段と、a5)前記使用者側コン
ピュータから送信される取引成立の実績情報を受信する
第2の受信手段とを備えている。また、前記使用者側コ
ンピュータは、b1)前記提供者側コンピュータから送信
される店舗データを通信システムを介して受信する第1
の受信手段と、b2)前記受信した店舗データを表示する
店舗データ表示手段、b3)取引希望を示す情報が入力さ
れると、発信元に通信システムを介して送信する第1の
送信手段と、b4)前記提供者側コンピュータから送信さ
れる取引可能とするとの情報を受信する第2の受信手段
と、b5)前記取引可能とするとの情報を表示する取引可
情報表示手段、取引成立の実績情報を生成して前記提供
者側コンピュータに送信する第2の送信手段とを備えて
いる。請求項7の提供者側コンピュータにおいては、図
28に示すように、店舗データを通信システムを介して
送信する第1の送信手段501と、前記第1の送信手段
501で送信した店舗データに基づいた取引希望を示す
情報を発信元から通信システムを介して受信する第1の
受信手段502と、前記第1の受信手段502で受信し
た取引の希望を示す情報に基づいて、取引の可否判断を
する判断手段503と、前記判断手段503が取引可能
と判断した場合には、前記発信元に対して前記通信シス
テムを介して取引可能とするとの情報を送信する第2の
送信手段504と、前記発信元から送信される取引成立
の実績情報を受信する第2の受信手段505とを備えた
ことを特徴とする。
【0017】請求項8の使用者側コンピュータにおいて
は、前記生成した実績情報を媒体に出力することを特徴
とする。
【0018】請求項9の使用者側コンピュータにおいて
は、図29に示すように、前記提供者側コンピュータ5
00から送信される店舗データを通信システムを介して
受信する第1の受信手段611と、前記受信した店舗デ
ータを表示する店舗データ表示手段612と、取引希望
を示す情報が入力されると、前記提供者側コンピュータ
500に通信システムを介して送信する第1の送信手段
613と、前記提供者側コンピュータ500から送信さ
れる取引可能とするとの情報を受信する第2の受信手段
614と、前記取引可能とするとの情報を表示する取引
可情報表示手段615と、取引成立の実績情報を生成し
て前記提供者側コンピュータに送信する第2の送信手段
616とを備えたことを特徴とする。
【0019】請求項10の電子取引システムにおいて
は、図30に示すように、提供者側コンピュータ530
は、a1)複数の店舗の店舗営業情報を記憶する記憶手段
531、a2)使用者側コンピュータ730から送信され
た取得命令を受信すると、対応する店舗営業情報を前記
通信システムを介して前記使用者側コンピュータ730
に送信する店舗営業情報送信手段532、a3)前記使用
者側コンピュータ730から送信される取引希望指令を
受信する取引希望指令受信手段533、a4)前記取引希
望指令に応じて返信情報を生成して送信する返信情報送
信手段534を備えている。また、使用者側コンピュー
タ730は、b1)複数の店舗特定情報を表示する店舗特
定情報表示手段731、b2)前記表示された複数の店舗
特定情報のうちいずれかが特定されると、対応する店舗
営業情報を取得する取得命令を前記通信システムを介し
て前記提供者側コンピュータ530に送信する取得命令
送信手段732、b3)前記取得命令に応じて前記提供者
側コンピュータ530から送信された店舗営業情報を受
信して表示する店舗営業情報受信表示手段733、b4)
操作者が、前記店舗営業情報が表示された店舗と取引を
希望する場合に、取引希望指令を入力する希望指令入力
手段735、b5)前記取引希望指令を、前記通信システ
ムを介して前記提供者側コンピュータ530に送信する
取引希望指令送信手段734、b6)前記取引希望指令送
信手段734からの取引希望指令に対して前記提供者側
コンピュータ530から送信された返信情報を受信し表
示する返信情報表示手段736を備えている。
【0020】請求項11の使用者側コンピュータは、図
31に示すように、複数の店舗の店舗営業情報を記憶し
た記憶装置を有する提供者側コンピュータと通信システ
ムで接続可能な使用者側コンピュータ710であって、
提供者側コンピュータ500から送信された複数の店舗
特定情報を受信してこれを表示する店舗特定情報表示手
段711、前記表示された複数の店舗特定情報のうちい
ずれかが特定されると、対応する店舗営業情報を取得す
る取得命令を前記通信システムを介して前記提供者側コ
ンピュータ500に送信する取得命令送信手段712、
前記取得命令に応じて前記提供者側コンピュータ500
から送信された対応する店舗営業情報を受信して表示す
る店舗営業情報受信表示手段713、操作者が、前記店
舗営業情報が表示された店舗と取引を希望する場合に、
取引希望指令を入力する希望指令入力手段715、前記
取引希望指令を、前記通信システムを介して前記提供者
側コンピュータ500に送信する取引希望指令送信手段
714、前記取引希望指令送信手段714からの取引希
望指令に対して前記提供者側コンピュータ500から送
信された返信情報を受信し表示する返信情報表示手段7
16を備えたことを特徴とする。
【0021】請求項12の使用者側コンピュータにおい
ては、前記返信情報は、予約不能であることを示す情報
であり、前記返信情報表示手段は、予約不能であること
を表示することを特徴とする。
【0022】請求項13の使用者側コンピュータにおい
ては、前記返信情報は、予約可能であることを示す情報
であり、前記返信情報表示手段は、予約可能であること
を表示することを特徴とする。
【0023】請求項14の使用者側コンピュータにおい
ては、前記店舗営業情報は、当該店舗が提供できるサー
ビスまたは商品のメニュー情報であることを特徴とす
る。
【0024】請求項15の提供者側コンピュータにおい
ては、複数の店舗の店舗営業情報を記憶する記憶手段、
使用者側コンピュータから送信された取得命令を受信す
ると、対応する店舗営業情報を前記通信システムを介し
て前記使用者側コンピュータに送信する店舗営業情報送
信手段、前記使用者側コンピュータから送信される取引
希望指令を受信する取引希望指令受信手段、前記取引希
望指令に応じて返信情報を生成して送信する返信情報送
信手段を備えたことを特徴とする。
【0025】請求項16の電子取引方法においては、提
供者側コンピュータと使用者側コンピュータを通信シス
テムを介して接続して取引をする電子取引方法であっ
て、使用者側コンピュータから取引の希望を示す情報を
提供者側コンピュータに送信し、提供者側コンピュータ
は、前記取引の希望を示す情報を受信すると、取引の可
否を判断し、取引可能と判断した場合には、前記使用者
側コンピュータに対して取引可能とするとの情報を送信
し、使用者側コンピュータは、前記提供者側コンピュー
タから取引可能とするとの情報を受信するとこれを表示
するとともに、取引成立の実績情報を生成して前記提供
者側コンピュータに送信することを特徴とする。
【0026】請求項17の電子取引方法においては、提
供者側コンピュータと使用者側コンピュータを通信シス
テムを介して接続して取引をする電子取引方法であっ
て、提供者側コンピュータから店舗データを使用者側コ
ンピュータに送信し、使用者側コンピュータは、前記店
舗データを受信すると、この店舗データを表示し、取引
希望を示す情報が入力されると、これを送信し、提供者
側コンピュータは、前記取引希望を示す情報を受信する
と、取引の可否を判断して、取引可能と判断した場合に
は、取引可能とするとの情報を送信し、使用者側コンピ
ュータは前記取引可能とするとの情報を受信すると、こ
れを表示するとともに、取引成立の実績情報を生成して
前記提供者側コンピュータに送信することを特徴とす
る。
【0027】請求項18の電子取引方法においては、提
供者側コンピュータと使用者側コンピュータを通信シス
テムを介して接続して取引をする電子取引方法であっ
て、提供者側コンピュータは、使用者側コンピュータか
ら送信された取得命令を受信すると、あらかじめ記憶す
る店舗特定情報の前記通信システムを介して前記使用者
側コンピュータに送信し、使用者側コンピュータは前記
店舗特定情報を受信して表示し、このうちいずれかが特
定されると、対応する店舗営業情報を取得する取得命令
を前記提供者側コンピュータに送信し、提供者側コンピ
ュータは、前記取得命令を受信すると、対応する店舗営
業情報を前記通信システムを介して前記使用者側コンピ
ュータに送信し、使用者側コンピュータは、前記取得命
令に応じて前記提供者側コンピュータから送信された対
応する店舗営業情報を受信して表示するとともに、操作
者が、表示されたいずれかの店舗と取引を希望する取引
希望指令を入力すると、この取引希望指令を、前記通信
システムを介して前記提供者側コンピュータに送信し、
提供者側コンピュータは前記使用者側コンピュータから
送信される取引希望指令を受信すると、この取引希望指
令に応じて返信情報を生成して送信し、使用者側コンピ
ュータは、前記返信情報を受信し表示することを特徴と
する。
【0028】特許請求の範囲に用いた用語と実施例で用
いた用語との対応関係について説明する。
【0029】「第1の受信手段」:図3に示す親機通信
手段における処理が該当し、具体的には、CPUの図1
7ステップST32における予約命令の送信処理に対応
して、これを受信する処理が該当する。
【0030】「判断手段」:図3に示す親機制御手段に
おける判断処理であり、具体的には、図17ステップS
T33のCPUの判断処理が該当する。
【0031】「送信手段」:図18のステップST35
のCPUの処理に該当する。
【0032】「第2の受信手段」:図3に示す親機通信
手段における処理が該当し、具体的には、CPUの図2
1ステップST53における発行データ送信処理に対応
して、これを受信する処理が該当する。
【0033】「取引成立の実績情報」:実施例では図2
1のステップST53において送信される「発行デー
タ」に該当する。この例では、図23に示すように、発
行月日、使用者用子機番号および店番号から構成されて
いる。
【0034】「取引の成立」:この実施例では「予約」
が取引に該当する。なお、この例では、取引が成立する
のは、図18ステップST35で予約完了の情報を送信
した時点としている。
【0035】「生成した実績情報を媒体に出力する」:
図21のステップST52における処理が該当する。
【0036】「店舗データ」:図12に示すデータをい
う。
【0037】「店舗営業情報」:店舗に関する営業情報
をいい、実施例においては、図15に示す情報が該当す
る。
【0038】「店舗特定情報」:店舗を特定するための
情報であり、実施例では、図13に示す地図データが該
当する。
【0039】
【作用および発明の効果】請求項1の電子取引システ
ム、請求項16の電子取引方法においては、使用者側コ
ンピュータから取引の希望を示す情報を提供者側コンピ
ュータに送信し、提供者側コンピュータは、前記取引の
希望を示す情報を受信すると、取引の可否を判断し、取
引可能と判断した場合には、前記使用者側コンピュータ
に対して取引可能とするとの情報を送信し、使用者側コ
ンピュータは、前記提供者側コンピュータから取引可能
とするとの情報を受信するとこれを表示するとともに、
取引成立の実績情報を生成して前記提供者側コンピュー
タに送信する。したがって、取引成立の実績情報を前記
提供者側コンピュータが取得することができる。これに
より、客層の分析や適切な加盟料の請求など、電子取引
システムの運営が容易になる。
【0040】請求項2の電子取引システムにおいては、
前記使用者側コンピュータは、前記生成した実績情報を
媒体に出力する。したがって、使用者側コンピュータの
操作者は前記実績情報を取得することができる。
【0041】請求項3の提供者側コンピュータにおいて
は、取引の希望を示す情報を発信元から通信システムを
介して受信すると、この取引の希望を示す情報に基づい
て、取引の可否判断し、取引可能と判断した場合には、
前記発信元に対して前記通信システムを介して取引可能
とするとの情報を送信し、前記発信元から送信される取
引成立の実績情報を受信する。したがって、取引成立の
実績情報を取得することができる。これにより、客層の
分析や適切な加盟料の請求など、電子取引システムの運
営が容易になる。
【0042】請求項4の提供者側コンピュータにおいて
は、前記発信元から送信される取引成立の実績情報は、
前記発信元で媒体に出力されたものである。したがっ
て、発信元で媒体に出力された実績情報を前記取得する
ことができる。
【0043】請求項5の使用者側コンピュータにおいて
は、取引の希望を示す情報を通信システムを介して送信
し、前記提供者側コンピュータから取引可能とするとの
情報を受信するとこれを表示するとともに、前記受信し
た情報に基づいて取引成立の実績情報を生成して、前記
提供者側コンピュータに送信する。したがって、前記提
供者側コンピュータとの間で電子取引を行い、取引成立
の実績情報を提供者側で取得することができる。
【0044】請求項6の電子取引システム、請求項17
の電子取引方法においては、提供者側コンピュータから
店舗データを使用者側コンピュータに送信し、使用者側
コンピュータは、前記店舗データを受信すると、この店
舗データを表示し、取引希望を示す情報が入力される
と、これを送信し、提供者側コンピュータは、前記取引
希望を示す情報を受信すると、取引の可否を判断して、
取引可能と判断した場合には、取引可能とするとの情報
を送信し、使用者側コンピュータは前記取引可能とする
との情報を受信すると、これを表示するとともに、取引
成立の実績情報を生成して前記提供者側コンピュータに
送信する。したがって、使用者側コンピュータは店舗デ
ータを記憶することなく、必要な場合にだけ店舗データ
を受けとることができる。使用者側コンピュータの操作
者はこの店舗データを参照して、取引を取引をするか否
かを決定できる。また、前記提供者側コンピュータは取
引成立の実績情報を取得することができる。これによ
り、客層の分析や適切な加盟料の請求など、電子取引シ
ステムの運営が容易になる。
【0045】請求項7の提供者側コンピュータにおいて
は、店舗データを通信システムを介して送信し、前記送
信した店舗データに基づいた取引希望を示す情報を発信
元から通信システムを介して受信し、この取引の希望を
示す情報に基づいて、取引の可否判断をし取引可能と判
断した場合には、前記発信元に対して前記通信システム
を介して取引可能とするとの情報を送信する。そして、
前記発信元から送信される取引成立の実績情報を受信す
る。したがって、前記発信元は店舗データを記憶するこ
となく、必要な場合にだけ店舗データを受けとることが
できる。発信元はこの店舗データを参照して、取引を取
引をするか否かを決定できる。また、前記提供者側コン
ピュータは取引成立の実績情報を受け取ることができ
る。これにより、客層の分析や適切な加盟料の請求な
ど、電子取引システムの運営が容易になる。
【0046】請求項8の使用者側コンピュータにおいて
は、前記生成した実績情報を媒体に出力する。したがっ
て、使用者側コンピュータの操作者は実績情報を取得す
ることができる。
【0047】請求項9の使用者側コンピュータにおいて
は、前記提供者側コンピュータから送信される店舗デー
タを通信システムを介して受信すると、この店舗データ
を表示し、取引希望を示す情報が入力されると、前記提
供者側コンピュータに送信する。前記提供者側コンピュ
ータから送信される取引可能とするとの情報を受信する
と、これを表示するとともに、取引成立の実績情報を生
成して前記提供者側コンピュータに送信する。したがっ
て、前記使用者側コンピュータは店舗データを記憶する
ことなく、必要な場合にだけ店舗データを受けとること
ができる。前記使用者側コンピュータはこの店舗データ
を参照して、取引を取引をするか否かを決定できる。ま
た、前記提供者側コンピュータは取引成立の実績情報を
受け取ることができる。これにより、提供者側コンピュ
ータにて客層の分析や適切な加盟料の請求など、電子取
引システムの運営が容易になる。
【0048】請求項10の電子取引システムにおいて
は、使用者側コンピュータは店舗特定情報を表示し、こ
のうちいずれかが特定されると、対応する店舗営業情報
を取得する取得命令を前記提供者側コンピュータに送信
する。提供者側コンピュータは、前記取得命令を受信す
ると、対応する店舗営業情報を前記通信システムを介し
て前記使用者側コンピュータに送信する。使用者側コン
ピュータは、この対応する店舗営業情報を受信して表示
するとともに、操作者が、表示されたいずれかの店舗と
取引を希望する取引希望指令を入力すると、この取引希
望指令を前記提供者側コンピュータに送信する。提供者
側コンピュータは送信された取引希望指令を受信する
と、この取引希望指令に応じて返信情報を生成して送信
する。使用者側コンピュータは、前記返信情報を受信し
表示する。したがって、使用者側コンピュータの操作者
は、店舗営業情報を参照して、取引をするか否かを決定
できる。また、前記取引希望指令の返答を提供者側コン
ピュータから受取り、これを表示することができる。こ
れにより、簡易に電子取引ができ、かつその確認ができ
る。
【0049】請求項11の使用者側コンピュータは、提
供者側コンピュータから送信された複数の店舗特定情報
を受信してこれを表示し、表示された複数の店舗特定情
報のうちいずれかが特定されると、対応する店舗営業情
報を取得する取得命令を前記提供者側コンピュータに送
信する。前記提供者側コンピュータから送信された対応
する店舗営業情報を受信すると、これを表示する。操作
者が、取引希望指令を入力すると、この指令を前記提供
者側コンピュータに送信する。この指令に対して前記提
供者側コンピュータから送信された返信情報を受信する
と、これを表示する。したがって、使用者側コンピュー
タは、店舗毎に店舗営業情報を記憶していなくても、店
舗特定情報に基づいて店舗を特定するだけで、必要な場
合にだけ対応する店舗営業情報を取得することができ
る。使用者側コンピュータの操作者は、この店舗営業情
報を参照して、取引をするか否かを決定できる。また、
前記取引希望指令の返答を提供者側コンピュータから受
取り、これを表示することができる。これにより、簡易
に電子取引ができ、かつその確認ができる。
【0050】請求項12の使用者側コンピュータにおい
ては、前記返信情報は、予約不能であることを示す情報
であり、前記返信情報表示手段は、予約不能であること
を表示する。したがって、取引希望指令に対する返答が
予約不能であった場合に、これを表示することができ
る。
【0051】請求項13の使用者側コンピュータにおい
ては、前記返信情報は、予約可能であることを示す情報
であり、前記返信情報表示手段は、予約可能であること
を表示する。したがって、取引希望指令に対する返答が
予約可能であった場合に、これを表示することができ
る。
【0052】請求項14の使用者側コンピュータにおい
ては、前記店舗営業情報は、当該店舗が提供できるサー
ビスまたは商品のメニュー情報である。したがって、使
用者側コンピュータの操作者は、提供できるサービスま
たは商品のメニュー情報を参照しつつ、前記取引をする
か否かを決定することができる。
【0053】請求項15の提供者側コンピュータにおい
ては、使用者側コンピュータから送信された取得命令を
受信すると、対応する店舗営業情報を前記使用者側コン
ピュータに送信する。前記使用者側コンピュータから送
信される取引希望指令を受信すると、この取引希望指令
に応じて返信情報を生成して送信する。したがって、使
用者側コンピュータに、店舗毎に店舗営業情報を記憶し
ていなくても、必要な場合にだけ対応する店舗営業情報
を送信することができる。使用者側コンピュータから取
引希望指令を受け取ると、その返信情報を送信する。こ
れにより、簡易に電子取引ができ、かつその確認ができ
る。
【0054】請求項18の電子取引方法においては、提
供者側コンピュータは、使用者側コンピュータから送信
された取得命令を受信すると、あらかじめ記憶する店舗
特定情報の前記通信システムを介して前記使用者側コン
ピュータに送信する。使用者側コンピュータはこの店舗
特定情報を受信して表示し、このうちいずれかが特定さ
れると、対応する店舗営業情報を取得する取得命令を前
記提供者側コンピュータに送信する。提供者側コンピュ
ータは、前記取得命令を受信すると、対応する店舗営業
情報を前記通信システムを介して前記使用者側コンピュ
ータに送信する。使用者側コンピュータは、この対応す
る店舗営業情報を受信して表示するとともに、操作者
が、表示されたいずれかの店舗と取引を希望する取引希
望指令を入力すると、この取引希望指令を前記提供者側
コンピュータに送信する。提供者側コンピュータは送信
された取引希望指令を受信すると、この取引希望指令に
応じて返信情報を生成して送信する。使用者側コンピュ
ータは、前記返信情報を受信し表示する。したがって、
使用者側コンピュータは、店舗毎に店舗営業情報を記憶
していなくても、店舗特定情報に基づいて店舗を特定す
るだけで、必要な場合にだけ対応する店舗営業情報を取
得することができる。使用者側コンピュータの操作者
は、この店舗営業情報を参照して、取引をするか否かを
決定できる。また、前記取引希望指令の返答を提供者側
コンピュータから受取り、これを表示することができ
る。これにより、簡易に電子取引ができ、かつその確認
ができる。
【0055】
【実施例】[問い合せ応答システム1]本発明の一実施
例である問い合せ応答システム1の全体構成図を図1に
示す。問い合せ応答システム1は、1台の親機3、使用
者用子機5a〜使用者用子機5n、および被使用者用子
機7a〜使用者用子機7nを備えている。親機3、使用
者用子機5a〜使用者用子機5n、および被使用者用子
機7a〜使用者用子機7nは、各々異なる位置に配置さ
れており、親機3と使用者用子機5a〜使用者用子機5
n間、および親機3と被使用者用子機7a〜使用者用子
機7n間は通信路を介して各種の命令またはデータのや
りとりを行なう。
【0056】[使用者用子機5の機能ブロック図説明]
使用者用子機5について、図2を用いて説明する。使用
者用子機5は、命令入力手段13、使用者用子機通信手
段15、使用者用子機報知手段17、使用者用子機位置
データ記憶手段19、印字手段21、および使用者用子
機制御手段11を備えている。
【0057】命令入力手段13には、地図データ取得命
令、予約命令、または、店舗状況データ取得命令等の各
種の命令が入力される。使用者用子機通信手段15は、
通信路を介して親機との間で、命令またはデータを送受
信する。使用者用子機報知手段17は、報知命令を受け
るとデータを報知する。使用者用子機位置データ記憶手
段19は、当該使用者用子機の位置データを記憶する。
印字手段21は、印字命令を受けてデータを印字する。
【0058】使用者用子機制御手段11は、[地図表示
モード]においては、つぎのような制御を行なう。命令
入力手段13に地図データ取得命令が入力されると、当
該地図データ取得命令を送信する送信命令を、使用者用
子機通信手段15に出力する。また、使用者用子機通信
手段15から地図データが与えられると、使用者用子機
位置データ記憶手段19に記憶された位置データを読み
出し、当該位置データおよび前記地図データに基づい
て、当該位置データを含む目的地図データを、使用者用
子機報知手段17に報知させる報知命令を出力する。
【0059】使用者用子機制御手段11は、[店舗デー
タ表示モード]においては、つぎのような制御を行な
う。命令入力手段13に店舗状況データ取得命令が入力
されると、当該店舗状況データ取得命令を送信する送信
命令を、使用者用子機通信手段15に出力する。また、
使用者用子機通信手段15から店舗状況データが与えら
れると、当該店舗状況データを、使用者用子機報知手段
17に報知させる報知命令を出力する。
【0060】使用者用子機制御手段11は[予約モー
ド]においては、つぎのような制御を行なう。命令入力
手段13に、特定の店舗に対して予約を行なう予約命令
が入力されると、当該予約命令を送信する送信命令を、
使用者用子機通信手段15に出力する。そして、使用者
用子機通信手段15から、予約を行なう店舗に設置され
た被使用者用子機7に対する予約が完了したことを示す
予約完了データを受け取った場合は、当該予約完了デー
タを使用者用子機報知手段17に報知させる報知命令を
出力する。また、使用者用子機通信手段15から、予約
が不可能であることを示す予約不能データを受け取った
場合は、当該予約不能データを使用者用子機報知手段1
7に報知させる報知命令を出力する。
【0061】また、使用者用子機制御手段11は[地
図,割引券発行モード]においては、つぎのような制御
を行なう。予約完了データが与えられると、当該目的地
図を発行する印字命令および当該目的地で使用できる優
待券を発行する優待券印字命令を出力する。また、前記
優待券印字命令を出力する際、前記親機に向けて当該優
待券発行命令を送信させる送信命令を、使用者用子機通
信手段に出力する。
【0062】[親機3の機能ブロック図説明]つぎに、
親機3について、図3を用いて説明する。親機3は、親
機通信手段25、地図データ記憶手段23、混雑度記憶
手段29、親機制御手段31、および優待券発行目的地
記憶手段27を備えている。
【0063】親機通信手段25は、通信路を介して各使
用者用子機5との間、および各被使用者用子機7との間
で命令またはデータを送受信する。地図データ記憶手段
23は、地図データを記憶する。
【0064】混雑度データ記憶手段29は、被使用者用
子機が配置された店舗の混雑度データを記憶する。優待
券発行目的地記憶手段27は、優待券が使用される目的
地を優待券発行目的地データとして記憶する。
【0065】親機制御手段21は、[地図表示モード]
においては、つぎのような制御を行なう。親機通信手段
25から地図データ取得命令が与えられると、当該地図
データ取得命令に基づき、地図データ記憶手段23から
地図データを取得する。つぎに、当該地図データを使用
者用子機5に向けて送信させる送信命令を、親機通信手
段25に出力する。
【0066】親機制御手段21は、[店舗データ表示モ
ード]においては、つぎのような制御を行なう。親機通
信手段25から店舗状況データ取得命令が与えられる
と、店舗状況データを取得したい店舗に設置された被使
用者用子機7に向けて前記店舗状況データ取得命令を送
信させる送信命令を、親機通信手段25に出力する。ま
た、親機通信手段25から前記店舗状況データが与えら
れると、前記店舗状況データ取得命令が入力された使用
者用子機5に向けて、当該店舗状況データを送信させる
送信命令を、前記親機通信手段25に出力する。
【0067】親機制御手段21は[予約モード]におい
ては、つぎのような制御を行なう。親機通信手段25か
ら特定の店舗に関する混雑度データが与えられると、混
雑度データ記憶手段29に、当該混雑度データを記憶す
る。親機通信手段25から特定の店舗に対して予約を行
なう予約命令が与えられると、当該予約命令に基づき、
混雑度データ記憶手段29から混雑度データを取得し、
この混雑度データに基づき、前記予約命令で示される予
約データを予約可能か否か判断する。
【0068】前記予約データを予約可能と判断した場合
は、当該予約データを混雑度データとして混雑度データ
記憶手段29に記憶するとともに、前記予約命令を送信
した使用者用子機および予約を行なう店舗に設置された
被使用者用子機に向けて、予約が完了したことを示す予
約完了データを送信させる送信命令を、親機通信手段2
5に出力する。
【0069】前記予約データを予約不可能と判断した場
合は、前記予約命令を送信した使用者用子機5に向け
て、予約が不可能であることを示す予約不能データ出力
命令を送信させる送信命令を親機通信手段25に出力す
る。
【0070】親機制御手段21は[地図、割引券発行モ
ード]においては、親機通信手段25から与えられた優
待券発行命令に基づき、優待券発行目的地データを優待
券発行目的地記憶手段27に記憶させる。
【0071】[被使用者用子機7の機能ブロック図説
明]つぎに、被使用者用子機3について、図4を用いて
説明する。被使用者用子機7は、混雑度データ入力手段
33、被使用者用子機通信手段35、予約データ出力手
段37、店舗状況データ取得手段39および被使用者用
子機制御手段41を備えている。
【0072】混雑度データ入力手段33には、当該被使
用者用子機が配置された店舗の混雑度データを入力す
る。被使用者用子機通信手段35は、通信路を介して前
記親機との間でデータを送受信する。予約データ出力手
段37は、予約完了データ出力命令が与えられると、当
該予約完了命令で示される予約データを出力する。
【0073】被使用者用子機制御手段41は、[店舗デ
ータ表示モード]においては、つぎのような制御を行な
う。
【0074】被使用者用子機通信手段35から店舗状況
データ取得命令が与えられると、店舗状況データ取得手
段39に当該店舗状況データ取得命令を出力し、店舗状
況データ取得手段39から店舗状況データが与えられる
と、当該店舗状況データを親機3に向けて送信する送信
命令を、被使用者用子機通信手段35に出力する。
【0075】なお、本実施例においては、店舗状況デー
タ取得手段は、撮像手段および音声取得手段の双方を備
えている。また、前記撮像手段および音声取得手段は、
取得対象変更命令を受けると取得対象を変更する取得対
象変更手段を有している。
【0076】被使用者用子機制御手段41は[予約モー
ド]においては、つぎのような制御を行なう。混雑度デ
ータ入力手段33から混雑度データが与えられると、当
該混雑度データを親機3に向けて送信する送信命令を、
前記被使用者用子機通信手段35に出力する。また、被
使用者用子機通信手段35から予約完了データが与えら
れると、当該予約完了データを予約完了データ出力命令
として、前記予約データ出力手段37に出力する。
【0077】[ハードウェア構成]図5に、使用者用子
機5をCPUを用いて実現したハードウェア構成を示
す。使用者用子機5は、CPU53、ROM55、RA
M57、ハードディスク61、キーボード63、プリン
タ59、モデム69、コイン受け取り部68、マウス6
6、入出力I/F71およびバスライン50を備えてい
る。
【0078】ROM55には、CPU53の制御プログ
ラム等が記憶されており、CPU53は、この制御プロ
グラムにしたがいバスライン50を介して、各部を制御
する。 DCU69(デジタル・コントロール・ユニッ
ト)は、各種の命令またはデータをデジタル回線を用い
て伝送を行なうものであり、これにより、使用者用子機
5と親機3間で各種の命令またはデータを伝送すること
ができる。すなわち、本実施例においては、DCU69
が使用者用子機通信手段を構成している。
【0079】キーボード63は、地図データ取得命令、
予約命令、または、店舗状況データ取得命令等が入力さ
れる命令入力手段であり、入力されたデータはRAM5
7に憶される。ハードディスク61は、前記位置データ
または与えられた地図データ等を記憶する。入出力I/
F71には、モニタテレビ73、スピーカ75およびジ
ョイステック74が接続されている。本実施例において
は、モニタテレビ73およびスピーカ75で報知手段を
構成している。またプリンタ59が印字手段を構成して
いる。
【0080】コイン受け取り部68は、当該使用者用子
機を使用するための利用料を受け取る部分である。本実
施例においては、プリンタ59で印字する際に、コイン
を投入させるようにしている。
【0081】図6に、親機3をCPUを用いて実現した
ハードウェア構成を示す。親機3は、CPU153、R
OM155、RAM157、ハードディスク161、キ
ーボード163、プリンタ159、DCU169、I/
F171およびバスライン150を備えており、使用者
用子機5とほぼ同様の構成している。なお、親機3にお
いては、ハードディスク161は、地図データ、混雑度
データ、および優待券発行目的地データ等を記憶する。
【0082】図7に、被使用者用子機7をCPUを用い
て実現したハードウェア構成を示す。被使用者用子機7
は、CPU253、ROM255、RAM257、ハー
ドディスク261、キーボード263、CRT265、
DCU269、入出力I/F271およびバスライン2
50を備えており、使用者用子機5とほぼ同様の構成し
ている。なお、被使用者用子機7においては、入出力I
/F271には、ビデオカメラ277、およびマイクロ
フォン279が接続されている。本実施例においては、
ビデオカメラ277が撮像手段を、マイクロフォン27
9が音声取得手段を構成している。ビデオカメラ277
は、ズーム機構および首振り機構を有しており、撮像対
象を変更することができる。なお、マイクロフォン27
9はビデオカメラ77に固定されており、ビデオカメラ
277が移動すると一緒に移動する。
【0083】[処理フローチャート]つぎに、図8のフ
ローチャートを用いて、全体の処理動作について説明す
る。まず、地図表示モード(図8ステップST1)につ
いて、図9を用いて説明する。地図表示モードでは、以
下の様にして、使用者用子機5のモニタテレビ73に所
望の地図を表示させることができる。
【0084】予め登録してある複数の候補地名がモニタ
テレビ73に表示されると、使用者様子機5の操作者
は、希望する目的地を表示させる地図表示命令を、キー
ボード63から入力する(図9ステップST11)。使
用者用子機5のCPU53は、DCU69を介して前記
地図表示命令を親機3に送信する(ステップST1
2)。
【0085】つぎに、親機3のCPU153はDCU1
69を介して前記地図表示命令に基づき、ハードディス
ク161から対応する地図データを読み出す。ハードデ
ィスク161に記憶されている地図データについて、図
11を用いて説明する。図に示すように、本実施例にお
いては、地図データは、目的地名、地図No、中心座
標、描画データおよび存在使用者用子機名から構成され
ている。地図データは、目的地名毎に地図Noが付与さ
れている。中心座標および存在使用者用子機名について
は後述する。なお、描画データはイメージデータとして
記憶している図9ステップST14において、CPU1
53は、当該地図データを使用者用子機5に向けて送信
させる送信命令を、DCU169に出力する。これによ
り、当該地図データが使用者用子機5に送られる。
【0086】使用者用子機5のCPU53は、かかる地
図データをDCU69を介して受け取ると、モニタテレ
ビ73に当該地図データの初期画面を表示する(図9ス
テップST15)。
【0087】本実施例においては、地図データが全体と
して表示されるのではなく、カーソル座標を中心として
一定の領域が画面に表示される。例えば、図11に示す
地図No1の地図データについては、イメージデータA
全体がモニタテレビ73に表示されるのではなく、図1
3に示すように、表示範囲100内だけがモニタテレビ
73に表示される。地図データの中心座標とは、当該地
図データが初期表示される場合のカーソル座標位置をい
う。なお、後述するように表示範囲100外の範囲につ
いては、画面を縦方向または横方向にスクロールさせる
ことによりモニタテレビ73に表示することができる。
本実施例においては、カーソル位置として人形の頭の位
置を採用した。
【0088】操作者は、表示された地図データを見て、
他の目的地を選択するか否かをキーボード63から入力
する。CPU53は、このような入力があった場合は
(図9ステップST16)、図9ステップST11以降
の処理を繰り返す。キーボード63からこのような入力
がない場合は図10ステップST18に進み、CPU5
3は、カーソルが移動したか否かを判断する。カーソル
が移動した場合は、ステップST19に進み、カーソル
位置に対応した画面を表示する(ステップST19)。
例えば、カーソルが点P1から点P2に移動すると、表
示範囲100から表示範囲101に変化する。
【0089】操作者は、カーソルを移動させることによ
りスクロールされる地図データを見ることができる。そ
して、地図表示モードを終了する場合は、終了命令をキ
ーボード63から入力する。CPU53は、ステップS
T20にて、当該終了命令が入力されたか否かを判断す
る。前記終了命令が入力された場合は、地図表示モード
は終了する。前記終了命令が入力されない場合は、CP
U53は、図9ステップST16以下の処理を繰り返
す。
【0090】このようにして、使用者用子機側にて、所
望の目的地の地図を容易に表示させることができる。
【0091】本実施例においては、モニタテレビ73に
目的地周辺の町並みを表示し、その地図上をあたかも歩
いていけるかのように操作できるようにしている。した
がって、目的地に着くまでにどのような店が並んでお
り、また、どの程度時間がかかるのかを知ることができ
る。これにより、目的地にいっても目的の店舗を的確に
把握することができる。
【0092】つぎに、店舗データ表示モードに移る(図
8ステップST3)。本実施例においては、図11に示
す地図データは、図12に示す様な店舗データを含んで
いる。したがって、以下に説明するように、目的地まで
の地図データだけでなく、当該地図データの中の店舗デ
ータについても地図データとしてモニタテレビ73に表
示することができる。
【0093】まず、図12の店舗データについて説明す
る。地図データ中に表示される店舗データについては、
表示する店舗毎に通し番号が付されている。これによ
り、店Noを特定するだけで、地図Noを特定しなくと
も店舗を特定することができる。本実施例においては、
(Xmin,Ymin),(Xmax,Ymax)の2
点で、当該店舗の地図上の店舗領域が決定される。例え
ば、図13のそば屋○△151は、座標(X101,Y
101),(X102,Y102)の2点で表される。
【0094】カーソル(人間印の頭部分)が座標P1か
ら座標P2に移動すると、カーソルが前記そば屋○△1
51の店舗領域に入った状態となる。なお、これにつれ
て、表示領域101が画面上に表示される。この状態
で、マウス66(図5参照)の左スイッチ(図示せず)
をクリックすると、CPU53は、図12の店舗データ
から該当する店Noのメッセージを表示する。例えば、
店No2の領域内でクリックされた場合、メッセージM
S2がモニタテレビ73に表示される。図15に、メッ
セージの一例を表示する。
【0095】なお、図12に示す店舗データのうち休業
フラグとは、休業日を日または曜日で記憶しておくもの
である。営業日とは異なる休業メッセージを予め記憶さ
せておき、店舗データの表示命令が入力された日が当該
休業フラグの記憶された日と同じであれば、CPU53
は、当該休業メッセージを表示する。休業日か否かは、
CPU53の有するカレンダー機構(図示せず)を用い
ればよい。休業日メッセージの一例を図16に示す。こ
れにより、現地に着いてから目的店舗が休業であるとい
うことを防止することができる。
【0096】なお、休業日フラグは、被使用者用子機7
から随時書換え・追加可能に構成することにより、店舗
側から臨時休業の表示も容易に行なうことができる。こ
れは、つぎの様に行なう。図7に示すキーボード263
から臨時休業日として、何月何日と入力すると、CPU
253は、当該追加命令をDCU269を介して親機3
に送信する。親機3のCPU153は、当該追加命令に
基づいてハードディスク161の店舗データの内容を変
更する。
【0097】メッセージ表示後(図14ステップST2
1)、使用者用子機5の操作者は、ジョイステック74
のレバー(図示せず)を操作することにより、以下の様
にして、現在の店舗状況を知ることができる。使用者用
子機5の操作者は、現在の店舗状況を見る場合は、メッ
セージ表示状態にてマウス66(図5参照)の左スイッ
チ(図示せず)を2回クリックする。CPU53は、こ
のような動作が行なわれたか否かを判断し(図14ステ
ップST22)、行なわれた場合は、ステップST23
に進む。操作者はジョイステック74を操作する。CP
U53は、この操作量を検出し、当該操作量を取得対象
変更命令として、DCU69を介して、親機3に送信す
る(ステップST23)。親機3は、当該取得対象変更
命令を被使用者用子機7に送信する(ステップST2
4)。
【0098】被使用者用子機7のCPU253は、当該
取得対象変更命令に基づいて、ビデオカメラ277のズ
ーム機構および首振り機構を制御する(図14ステップ
ST25)。これにより撮像対象が変更される。その
際、ビデオカメラ277に固定されているマイクロフォ
ン279も同様に移動する。この画像データ及び音声デ
ータは、DCU269を介して、親機3に送信され、親
機3は前記画像データ及び音声データを使用者用子機5
に送信する。
【0099】使用者用子機5は、当該画像データ及び音
声データをモニタテレビ73およびスピーカ75から報
知する。このようにして、使用者用子機5に被使用者用
子機7が配置されている店舗における現在の店舗状況を
知ることができる。
【0100】これにより、リアルタイムの店舗情報を得
ることができ、店舗を選択する際の有用情報を得ること
ができる。
【0101】つぎに、図8ステップST4の予約モード
について、図17及び図18を用いて説明する。図17
に示す様に、操作者は、使用者用子機5のキーボード6
3から、予約命令を入力する(図17ステップST3
1)。本実施例においては、予約命令は図19に示すよ
うなデータ構造とした。予約命令は予約する店No、予
約日、予約開始時刻、予約終了時刻、予約人数、予約者
名から構成した。
【0102】図17ステップST32において、CPU
53は、前記予約命令をDCU69を介して親機3に送
信する。親機3のCPU153は、当該予約命令を受け
ると、ハードディスク161に記憶されている混雑度デ
ータを読み出す。混雑度データとは、被使用者用子機7
の配置された店舗の混雑度を表すデータである。本実施
例においては、混雑度データとして図20に示すような
データ構造とし、店No毎に、定員、現在の客数、現在
の客数を入力した時刻、予約日、予約開始時刻、予約終
了時刻、予約人数、および予約者名を記憶するようにし
た。
【0103】図17に戻って、CPU153は前記混雑
度データに基づき、前記予約命令が予約可能か否か判断
する。この判断は、以下の様に行なわれる。CPU15
3は、前記予約命令で指定された店Noに関する店舗の
混雑度データから、前記予約命令の予約日における空席
数(空席状況)を求める。これは、定員から現在の客数
および前記予約命令の予約開始時刻から予約終了時刻ま
で間の予約人数を減算すればよい。つぎに、前記予約命
令の予約人数が前記空席数よりも小さければ、予約可能
と判断し、前記予約人数が前記空席数よりも大きけれ
ば、予約不可能と判断する。
【0104】例えば、図19に示す予約命令が与えられ
た場合は、店No5の定員は「30」で、現在の客数は
「5」で、前記予約命令の予約開始時刻18:00から
予約終了時刻20:00までの間の予約人数は「8+1
0」である。したがって、前記予約命令の予約日におけ
る空席状況は、30−5−18=7となる。前記予約命
令の予約人数は「5」であるので、予約可能と判断す
る。
【0105】図17ステップST33において、CPU
153は、与えられた予約命令を予約可能と判断した場
合は、当該予約命令で示される予約データをハードディ
スク161に記憶する(ステップST34)。これによ
り、図20に示す混雑度データに、図19に示す予約デ
ータが追加される。
【0106】CPU153は、前記予約命令に基づい
て、予約が完了したこと示す予約完了データを使用者用
子機5に送信する(図18ステップST35)。
【0107】使用者用子機5のCPU53は、前記予約
完了データを受け取り、モニタテレビ73に表示する。
これにより、操作者は予約が完了したことを知ることが
できる。
【0108】一方、親機3のCPU153は、前記予約
完了した予約データを被使用者用子機7に送信する(図
18ステップST36)。被使用者用子機7のCPU2
53は、前記予約データを受け取り、モニタテレビ73
に表示する。これにより、店舗側は新たな予約があった
ことを知ることができる。
【0109】なお、被使用者用子機7側から、当該被用
者用子機を配置した店Noに関する予約データ請求命令
が送信されると、親機3は、前記混雑度データから予約
データを読み出し、当該予約データ請求命令を送信した
被使用者用子機7に送信する。被使用者用子機7のCP
U253は、送信された予約データをCRT265に表
示する。これにより、いつでも予約状況を知ることがで
きる。
【0110】一方、図17ステップST33において、
予約できないと判断した場合は、親機3のCPU153
は、DCU69を介して、予約不能データを使用者用子
機3に送信する。使用者用子機3のCPU53は、当該
予約不能データを受け取り、モニタテレビ73に表示す
る。これにより、使用者用子機5の操作者は予約ができ
なかったことを知ることができる。
【0111】これを受けて操作者は、予約開始時刻等を
変更して再予約する場合には、キーボード63から予約
命令を再入力する。CPU53は、かかる再入力があれ
ば、図17ステップST31以下の処理を行なう。かか
る再入力がなければ、予約モードを終了する。
【0112】なお、被使用者用子機7からは、割込み処
理がなされる。被使用者用子機7のCPU253は、キ
ーボード263から混雑度データが入力される(図17
ステップST42)と、当該混雑度データを親機3に送
信する(図17ステップST43)。親機3のCPU1
53は、送られてきた新たな混雑度データをハードディ
スク161に記憶する。このような割込み処理がなされ
ることにより、親機3の混雑度データには最新の混雑度
が記憶されることとなる。
【0113】このように、本システムにより、別途電話
を掛ける煩雑性もなく、簡単に予約できる。また、予約
する際、現在の店舗状況(混雑度、雰囲気等)を参照す
ることもできる。
【0114】つぎに、図8ステップST5に示す地図,
優待券発行モードについて、図21〜図23を用いて説
明する。
【0115】図21に示すように、使用者用子機5のC
PU53は、予約があったか否かを判断する(図21ス
テップST51)。本実施例においては、前記予約完了
データを受け取った場合は、予約があったと判断するよ
うにした。CPU53は、予約があったと判断した場合
は、ステップST52に進み、目的地図および優待券の
発行を行なう。
【0116】まず、目的地図の印字について説明する。
目的地図データの作成は図22に示す処理にて行なわれ
る。CPU53は、ハードディスク61に記憶されてい
る地図データ(図8ステップST1の地図表示モード参
照)を読み出す。つぎに、ハードディスク61に記憶さ
れている当該使用者用子機5の位置データを読み出す
(ステップST62)。CPU53は、この位置データ
が前記地図データの範囲内にあるか否かを判断する。本
実施例においては、前記地図データの存在使用者用子機
名(図11参照)を用いることにより、前記判断を行な
った。例えば、前記地図データの番号がNo2で、当該
使用者用子機が5fであれば、位置データは前記地図デ
ータの範囲内にあると判断する。
【0117】図22ステップST64において、CPU
53は、当該使用者用子機5の位置データで示される位
置に☆印をつけた目的地図データを作成し、当該目的地
図データをプリンタ59で印字する印字命令を出力す
る。これにより前記位置データを含む目的地図データが
プリンタ59にて印字される(ステップST64)。
【0118】一方、図22ステップST63において、
範囲外であると判断した場合は、CPU53は、当該地
図データの予め決められた場所、例えばバス停等に、☆
印をつけた目的地図データを作成し、プリンタ59にて
印字させる(ステップST65)。なお、この予め決め
られた場所は、図11に示す地図データに記憶しておく
ようにすればよい。
【0119】このようにして、前記位置データを含む目
的地図データを得ることができる。
【0120】さらに、CPU53は、当該店舗で使用で
きる優待券を発行する印字命令を出力する。これによ
り、簡易に予約できるとともに、地図および当該店舗で
使用できる優待券を自動的に発行することができる。
【0121】前記優待券の発行については、DCU63
を介して、親機3に送信される(図21ステップST5
3)。親機3は、当該発行データをハードディスク16
1に記憶する(ステップST54)。図23に優待券発
行データのデータ構造の一例を示す。本実施例において
は、発行年月日、使用者用子機No、および店Noを記
憶するようにした。これにより、本システムの利用状況
を的確に知ることができる。
【0122】例えば、被使用者用子機を配置した店舗に
とっては、使用者用子機Noを記憶することにより、ど
こに設置した使用者用子機からの予約が多いか知ること
ができる。これにより、客層の分析もすることができ
る。例えば、駅前のビジネスホテルAからの利用は多い
が、旅館Bからの利用は少ない等である。
【0123】また、被使用者用子機の予約頻度を知るこ
とができるので、システム提供者としては、加盟料等の
請求を適切に行なうことができる。端末の増設や広告料
請求を適切に行なうことができる。さらに、発行年月日
を記憶することにより、季節的な利用状況等を提供する
こともできる。
【0124】なお、図21ステップST51において、
予約がなされなかった場合は、このような地図,優待券
発行モードを終了する。
【0125】図8ステップST6にて、さらに続ける場
合は、ステップST1以下を繰り返す。
【0126】[他の応用例]なお、本実施例において
は、図8に示す全てのモードを実行するシステムとして
説明したが、そのうち必要なモードを実行するシステム
として構成してもよい。たとえば、地図表示モードの
み、予約モードのみ、店舗データ表示モードのみを実行
するシステムであってもよいし、これらを任意に組合わ
せるようにしてもよい。
【0127】また、予約モードにおいて、予約不能デー
タも記憶しておくことにより、需要データとして加盟店
に提供することも可能である。すなわち、店舗側として
は規模の拡大等を考える時、現在の定員では予約不能状
態を考慮することができるからである。
【0128】なお、親機3から使用者用子機5に予約不
能データを送信する時に、合せて予約を希望する店舗の
混雑度データを送信するようにしてもよい。この場合、
使用者用子機5のモニターテレビ73に当該混雑度デー
タを表示させ、操作者が予約時刻を変更して、再予約す
る場合に参照することができる。これにより、予約をよ
り容易に行なうことができる。
【0129】また、上記各実施例においては、使用者用
子機5、親機3、および被使用者用子機7を電話回線等
を用いて接続している。しかしこれに限られることな
く、無線や専用の回線を用いてもよい。
【0130】なお、本実施例においては、地図データを
一旦親機3から使用者用子機5に送信して、使用者用子
機5側で目的地図を作成するようにしたが、使用者用子
機5から目的地図の作成命令を親機3に送信し、親機3
が目的地図を作成し使用者用子機5に送信するようにし
てもよい。
【0131】この場合、つぎの様にして、行なわれる。
使用者用子機制御手段11は、命令入力手段13に地図
データ取得命令が入力されると、当該地図データ取得命
令を送信する送信命令を、使用者用子機通信手段15に
出力する。
【0132】親機3の親機通信手段25は、この地図デ
ータ取得命令を受け取る。親機制御手段31は、親機通
信手段25から地図データ取得命令が与えられると、当
該地図データ取得命令に基づき、地図データ記憶手段2
3から地図データを取得し、当該地図データを使用者用
子機5に向けて送信させる送信命令を、親機通信手段2
5に出力する。親機通信手段25はこの地図データを送
信する。
【0133】使用者用子機5の使用者用子機制御手段1
1は、使用者用子機通信手段15から地図データが与え
られると、使用者用子機報知手段17に当該地図データ
を報知させる報知命令を出力する。つぎに、命令入力手
段13に店舗データ報知命令が入力されると、使用者用
子機制御手段11は、前記地図データに含まれる店舗デ
ータを、使用者用子機報知手段17に報知させる報知命
令を出力する。つぎに、命令入力手段13から店舗選択
命令が入力されると、当該店舗選択命令を送信する送信
命令を、使用者用子機通信手段15に出力する。
【0134】親機3の親機制御手段31は、親機通信手
段25から店舗選択命令が与えられると、前記地図デー
タに基づき、目的地図データを作成する。さらに、前記
目的地図データを使用者用子機に向けて送信させる送信
命令を、親機通信手段25に出力する。
【0135】使用者用子機5の使用者用子機制御手段1
1は、使用者用子機通信手段15から目的地図データが
与えられると、当該目的地図データに基づき、目的地図
を報知する報知命令を出力する。このようにして目的地
図データを得ることができる。
【0136】この場合、各使用者用子機ごとに位置デー
タを記憶するのではなく、親機3が各使用者用子機の位
置データを一括して記憶するようにしてもよい。そし
て、目的地図作成時に、当該位置データを参照するよう
にすればよい。この場合の、使用者様子機位置データの
データ構造の一例を図24に示す。このようなデータを
親機3が記憶することにより、データの一元管理が可能
となる。なお、図において、最寄の場所とは、地図No
ごとにあり、前述の様に当該使用者用子機が当該地図デ
ータの範囲外にある場合に☆印をつけるためのデータで
ある。
【0137】また、本実施例においては、親機3が被使
用者用子機7の混雑度を記憶するようにしている。しか
し、被使用者用子機7の混雑度を被使用者用子機側で記
憶するように混雑度データ記憶手段を設けるようにして
もよい。
【0138】この場合は、以下の様にして予約がなされ
る。被使用者用子機7の被使用者用子機制御手段41
は、混雑度データ入力手段33に混雑度データが入力さ
れると、前記混雑度データ記憶手段に当該混雑度データ
を記憶させる。
【0139】使用者用子機5の命令入力手段13に、特
定の店舗に対して予約を行なう予約命令が入力される
と、当該使用者用子機5の使用者用子機制御手段11
は、使用者用子機通信手段15によって、親機3に向け
て当該予約命令を送信させる。
【0140】親機制御手段31は親機通信手段25によ
って、予約を行なう店舗に設置された被使用者用子機7
の被使用者用子機通信手段35に向けて、前記予約命令
を送信させる。
【0141】被使用者用子機7の被使用者用子機制御手
段41は、前記予約命令を受けると、前記混雑度データ
記憶手段から混雑度データを取得し、この混雑度データ
に基づき、当該予約命令で示される予約データを予約可
能か否か判断する。なお、判断方法は、親機3と同様で
あるので説明は省略する。
【0142】この予約命令で示される予約データを予約
可能と判断した場合は、当該予約データを混雑度データ
として前記混雑度データ記憶手段に記憶し、当該予約デ
ータを予約データ出力手段に出力するとともに、被使用
者用子機通信手段35によって、親機3に向けて、予約
が完了したことを示す予約完了データを送信させる。親
機3の親機制御手段31は、親機通信手段25を介して
前記予約完了データを受け取ると、前記予約命令が入力
された使用者用子機5に向けて、親機通信手段25によ
って当該予約完了データを送信させる。当該使用者用子
機5の使用者用子機制御手段11は、使用者用子機通信
手段15を介して前記予約完了データを受け取ると、当
該予約完了データを使用者用子機報知手段17に報知さ
せる。
【0143】一方、被使用者用子機7の被使用者用子機
制御手段41は、前記予約データを予約不可能と判断し
た場合は、前記予約命令が入力された使用者用子機に向
けて、親機通信手段25によって、予約が不可能である
ことを示す予約不能データ出力命令を送信させる。親機
3の親機制御手段21は、親機通信手段25を介して前
記予約不能データを受け取ると、前記予約命令が入力さ
れた使用者用子機5に向けて、親機通信手段25によっ
て当該予約不能データを送信させる。当該使用者用子機
5の使用者用子機制御手段11は、使用者用子機通信手
段25を介して前記予約不能データを受け取ると、当該
予約不能データを使用者用子機報知手段に報知させる。
【0144】なお、上記実施例においては、相互に同期
をとって処理を実行しており、処理の流れを分かりやす
くする為、親機、使用者用子機、および被使用者用子機
の処理フローチャートを一体のものとして記載した。し
かし、親機、使用者用子機、被使用者用子機の各プロセ
ッサが異なることはいうまでもない。
【0145】また、本実施例においては、図2〜図4に
示す機能を実現する為に、CPUを用い、ソフトウェア
によってこれを実現している。しかし、その一部もしく
は全てを、ロジック回路等のハードウェアによって実現
してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる問い合せシステム1の全体構成
図である。
【図2】使用者用子機5の機能ブロック図である
【図3】親機3の機能ブロック図である
【図4】被使用者用子機7の機能ブロック図である
【図5】使用者用子機5をCPUで実現したハードウェ
アー構成を示す図である。
【図6】親機3をCPUで実現したハードウェアー構成
を示す図である。
【図7】被使用者用子機7をCPUで実現したハードウ
ェアー構成を示す図である。
【図8】問い合せシステムの全体フローチャートであ
る。
【図9】地図表示モードのフローチャートである。
【図10】地図表示モードのフローチャートである。
【図11】地図データのデータ構造の一例を示す図であ
【図12】店舗データのデータ構造の一例を示す図であ
【図13】地図を表示した画面の一例を示す図である。
【図14】店舗データ表示モードのフローチャートであ
る。
【図15】メッセージの表示例を示す図である。
【図16】店が休みの場合のメッセージの表示例を示す
図である。
【図17】予約モードのフローチャートである。
【図18】予約モードのフローチャートである。
【図19】予約命令のデータ構造の一例を示す図であ
る。
【図20】混雑度データのデータ構造の一例を示す図で
ある。
【図21】地図,優待券発行モードのフローチャートで
ある。
【図22】地図,優待券発行モードのフローチャートで
ある。
【図23】優待券発行データのデータ構造の一例を示す
図である。
【図24】使用者用子機位置データのデータ構造の一例
を示す図である。
【図25】本発明にかかる電子取引システムの機能ブロ
ック図である。
【図26】本発明にかかる提供者側コンピュータシステ
ムの機能ブロック図である。
【図27】本発明にかかる使用者側コンピュータシステ
ムの機能ブロック図である。
【図28】本発明にかかる提供者側コンピュータシステ
ムの機能ブロック図である。
【図29】本発明にかかる使用者側コンピュータシステ
ムの機能ブロック図である。
【図30】本発明にかかる電子取引システムの機能ブロ
ック図である。
【図31】本発明にかかる使用者側コンピュータシステ
ムの機能ブロック図である。
【符号の説明】
3・・・・・親機 5・・・・・使用者用子機 7・・・・・被使用者用子機

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】提供者側コンピュータと使用者側コンピュ
    ータを通信システムを介して接続した電子取引システ
    ム。 A)提供者側コンピュータは、以下の手段を備えてい
    る。 a1)取引の希望を示す情報を使用者側コンピュータから
    通信システムを介して受信する第1の受信手段と、 a2)前記第1の受信手段で受信した取引の希望を示す情
    報に基づいて、取引の可否判断をする判断手段と、 a3)前記判断手段が取引可能と判断した場合には、前記
    使用者側コンピュータに対して前記通信システムを介し
    て取引可能とするとの情報を送信する送信手段と、 a4)前記使用者側コンピュータから送信された取引成立
    の実績情報を受信する第2の受信手段。 B)前記使用者側コンピュータは、以下を備えている。 b1)取引の希望を示す情報を通信システムを介して送信
    する第1の送信手段と、 b2)前記提供者側コンピュータから取引可能とするとの
    情報を受信する受信手段と、 b3)前記取引可能とするとの情報を表示する表示手段、 b4)取引成立の実績情報を生成して前記提供者側コンピ
    ュータに送信する第2の送信手段。
  2. 【請求項2】請求項1の電子取引システムにおいて、 前記使用者側コンピュータは、前記生成した実績情報を
    媒体に出力すること、を特徴とするもの。
  3. 【請求項3】取引の希望を示す情報を発信元から通信シ
    ステムを介して受信する第1の受信手段と、 前記第1の受信手段で受信した取引の希望を示す情報に
    基づいて、取引の可否判断をする判断手段と、 前記判断手段が取引可能と判断した場合には、前記発信
    元に対して前記通信システムを介して取引可能とすると
    の情報を送信する送信手段と、 前記発信元から送信される取引成立の実績情報を受信す
    る第2の受信手段と、を備えたことを特徴とする提供者
    側コンピュータ。
  4. 【請求項4】請求項3の提供者側コンピュータにおい
    て、 前記発信元から送信される取引成立の実績情報は、前記
    発信元で媒体に出力されたものであること、 を特徴とするもの。
  5. 【請求項5】通信システムを介して提供者側コンピュー
    タと接続可能な使用者側コンピュータであって、 取引の希望を示す情報を通信システムを介して送信する
    第1の送信手段と、 前記提供者側コンピュータから取引可能とするとの情報
    を受信する受信手段、 前記受信した情報を表示する表示手段、 前記受信した情報に基づいて取引成立の実績情報を生成
    して、前記提供者側コンピュータに送信する第2の送信
    手段と、 を備えたことを特徴とする使用者側コンピュータ。
  6. 【請求項6】提供者側コンピュータと使用者側コンピュ
    ータを通信システムを介して接続した電子取引システ
    ム。 A)提供者側コンピュータは、以下の手段を備えてい
    る。 a1)店舗データを通信システムを介して送信する第1の
    送信手段と、 a2)前記第1の送信手段で送信した店舗データに基づい
    た取引希望を示す情報を前記使用者側コンピュータから
    通信システムを介して受信する第1の受信手段と、 a3)前記第1の受信手段で受信した取引の希望を示す情
    報に基づいて、取引の可否判断をする判断手段と、 a4)前記判断手段が取引可能と判断した場合には、前記
    使用者側コンピュータに対して前記通信システムを介し
    て取引可能とするとの情報を送信する第2の送信手段
    と、 a5)前記使用者側コンピュータから送信される取引成立
    の実績情報を受信する第2の受信手段と、 B)前記使用者側コンピュータは、以下を備えている。 b1)前記提供者側コンピュータから送信される店舗デー
    タを通信システムを介して受信する第1の受信手段と、 b2)前記受信した店舗データを表示する店舗データ表示
    手段、 b3)取引希望を示す情報が入力されると、発信元に通信
    システムを介して送信する第1の送信手段と、 b4)前記提供者側コンピュータから送信される取引可能
    とするとの情報を受信する第2の受信手段と、 b5)前記取引可能とするとの情報を表示する取引可情報
    表示手段、 取引成立の実績情報を生成して前記提供者側コンピュー
    タに送信する第2の送信手段。
  7. 【請求項7】店舗データを通信システムを介して送信す
    る第1の送信手段と、 前記第1の送信手段で送信した店舗データに基づいた取
    引希望を示す情報を発信元から通信システムを介して受
    信する第1の受信手段と、 前記第1の受信手段で受信した取引の希望を示す情報に
    基づいて、取引の可否判断をする判断手段と、 前記判断手段が取引可能と判断した場合には、前記発信
    元に対して前記通信システムを介して取引可能とすると
    の情報を送信する第2の送信手段と、 前記発信元から送信される取引成立の実績情報を受信す
    る第2の受信手段と、 を備えたことを特徴とする提供者側コンピュータ。
  8. 【請求項8】請求項7の使用者側コンピュータにおい
    て、 前記生成した実績情報を媒体に出力すること、 を特徴とするもの。
  9. 【請求項9】通信システムを介して提供者側コンピュー
    タと接続可能な使用者側コンピュータであって、 前記提供者側コンピュータから送信される店舗データを
    通信システムを介して受信する第1の受信手段と、 前記受信した店舗データを表示する店舗データ表示手
    段、 取引希望を示す情報が入力されると、前記提供者側コン
    ピュータに通信システムを介して送信する第1の送信手
    段と、 前記提供者側コンピュータから送信される取引可能とす
    るとの情報を受信する第2の受信手段と、 前記取引可能とするとの情報を表示する取引可情報表示
    手段、 取引成立の実績情報を生成して前記提供者側コンピュー
    タに送信する第2の送信手段と、 を備えたことを特徴とする使用者側コンピュータ。
  10. 【請求項10】提供者側コンピュータと使用者側コンピ
    ュータを通信システムを介して接続して接続した電子取
    引システム。 A)提供者側コンピュータは、以下の手段を備えてい
    る。 a1)複数の店舗の店舗営業情報を記憶する記憶手段、 a2)使用者側コンピュータから送信された取得命令を受
    信すると、対応する店舗営業情報を前記通信システムを
    介して前記使用者側コンピュータに送信する店舗営業情
    報送信手段、 a3)前記使用者側コンピュータから送信される取引希望
    指令を受信する取引希望指令受信手段、 a4)前記取引希望指令に応じて返信情報を生成して送信
    する返信情報送信手段、 B)使用者側コンピュータは以下の手段を備えている。 b1)複数の店舗特定情報を表示する店舗特定情報表示手
    段、 b2)前記表示された複数の店舗特定情報のうちいずれか
    が特定されると、対応する店舗営業情報を取得する取得
    命令を前記通信システムを介して前記提供者側コンピュ
    ータに送信する取得命令送信手段、 b3)前記取得命令に応じて前記提供者側コンピュータか
    ら送信された店舗営業情報を受信して表示する店舗営業
    情報受信表示手段、 b4)操作者が、前記店舗営業情報が表示された店舗と取
    引を希望する場合に、取引希望指令を入力する希望指令
    入力手段、 b5)前記取引希望指令を、前記通信システムを介して前
    記提供者側コンピュータに送信する取引希望指令送信手
    段、 b6)前記取引希望指令送信手段からの取引希望指令に対
    して前記提供者側コンピュータから送信された返信情報
    を受信し表示する返信情報表示手段。
  11. 【請求項11】複数の店舗の店舗営業情報を記憶した記
    憶装置を有する提供者側コンピュータと通信システムで
    接続可能な使用者側コンピュータであって、 提供者側コンピュータから送信された複数の店舗特定情
    報を受信してこれを表示する店舗特定情報表示手段、 前記表示された複数の店舗特定情報のうちいずれかが特
    定されると、対応する店舗営業情報を取得する取得命令
    を前記通信システムを介して前記提供者側コンピュータ
    に送信する取得命令送信手段、 前記取得命令に応じて前記提供者側コンピュータから送
    信された対応する店舗営業情報を受信して表示する店舗
    営業情報受信表示手段、 操作者が、前記店舗営業情報が表示された店舗と取引を
    希望する場合に、取引希望指令を入力する希望指令入力
    手段、 前記取引希望指令を、前記通信システムを介して前記提
    供者側コンピュータに送信する取引希望指令送信手段、 前記取引希望指令送信手段からの取引希望指令に対して
    前記提供者側コンピュータから送信された返信情報を受
    信し表示する返信情報表示手段、 を備えたことを特徴とする使用者側コンピュータ。
  12. 【請求項12】請求項11の使用者側コンピュータにお
    いて、 前記返信情報は、予約不能であることを示す情報であ
    り、前記返信情報表示手段は、予約不能であることを表
    示すること、 を特徴とするもの。
  13. 【請求項13】請求項11の使用者側コンピュータにお
    いて、 前記返信情報は、予約可能であることを示す情報であ
    り、前記返信情報表示手段は、予約可能であることを表
    示すること、 を特徴とするもの。
  14. 【請求項14】請求項11〜請求項13のいずれかの使
    用者側コンピュータにおいて、 前記店舗営業情報は、当該店舗が提供できるサービスま
    たは商品のメニュー情報であること、 を特徴とするもの。
  15. 【請求項15】使用者用コンピュータと通信システムで
    接続可能な提供者側コンピュータであって、 複数の店舗の店舗営業情報を記憶する記憶手段、 使用者側コンピュータから送信された取得命令を受信す
    ると、対応する店舗営業情報を前記通信システムを介し
    て前記使用者側コンピュータに送信する店舗営業情報送
    信手段、 前記使用者側コンピュータから送信される取引希望指令
    を受信する取引希望指令受信手段、 前記取引希望指令に応じて返信情報を生成して送信する
    返信情報送信手段、 を備えたことを特徴とする提供者側コンピュータ。
  16. 【請求項16】提供者側コンピュータと使用者側コンピ
    ュータを通信システムを介して接続して取引をする電子
    取引方法であって、 使用者側コンピュータから取引の希望を示す情報を提供
    者側コンピュータに送信し、 提供者側コンピュータは、前記取引の希望を示す情報を
    受信すると、取引の可否を判断し、取引可能と判断した
    場合には、前記使用者側コンピュータに対して取引可能
    とするとの情報を送信し、 使用者側コンピュータは、前記提供者側コンピュータか
    ら取引可能とするとの情報を受信するとこれを表示する
    とともに、取引成立の実績情報を生成して前記提供者側
    コンピュータに送信すること、 を特徴とする電子取引方法。
  17. 【請求項17】提供者側コンピュータと使用者側コンピ
    ュータを通信システムを介して接続して取引をする電子
    取引方法であって、 提供者側コンピュータから店舗データを使用者側コンピ
    ュータに送信し、 使用者側コンピュータは、前記店舗データを受信する
    と、この店舗データを表示し、取引希望を示す情報が入
    力されると、これを送信し、 提供者側コンピュータは、前記取引希望を示す情報を受
    信すると、取引の可否を判断して、取引可能と判断した
    場合には、取引可能とするとの情報を送信し、 使用者側コンピュータは前記取引可能とするとの情報を
    受信すると、これを表示するとともに、取引成立の実績
    情報を生成して前記提供者側コンピュータに送信するこ
    と、 を特徴とする電子取引方法。
  18. 【請求項18】提供者側コンピュータと使用者側コンピ
    ュータを通信システムを介して接続して取引をする電子
    取引方法であって、 提供者側コンピュータは、使用者側コンピュータから送
    信された取得命令を受信すると、あらかじめ記憶する店
    舗特定情報の前記通信システムを介して前記使用者側コ
    ンピュータに送信し、 使用者側コンピュータは前記店舗特定情報を受信して表
    示し、このうちいずれかが特定されると、対応する店舗
    営業情報を取得する取得命令を前記提供者側コンピュー
    タに送信し、 提供者側コンピュータは、前記取得命令を受信すると、
    対応する店舗営業情報を前記通信システムを介して前記
    使用者側コンピュータに送信し、 使用者側コンピュータは、前記取得命令に応じて前記提
    供者側コンピュータから送信された対応する店舗営業情
    報を受信して表示するとともに、操作者が、表示された
    いずれかの店舗と取引を希望する取引希望指令を入力す
    ると、この取引希望指令を、前記通信システムを介して
    前記提供者側コンピュータに送信し、 提供者側コンピュータは前記使用者側コンピュータから
    送信される取引希望指令を受信すると、この取引希望指
    令に応じて返信情報を生成して送信し、 使用者側コンピュータは、前記返信情報を受信し表示す
    ること、 を特徴とする電子取引方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002163404A (ja) * 2000-11-29 2002-06-07 Sanyo Electric Co Ltd ネット案内所システム

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JP2002163404A (ja) * 2000-11-29 2002-06-07 Sanyo Electric Co Ltd ネット案内所システム

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