JP2002024460A - 観光案内方法および観光案内装置 - Google Patents

観光案内方法および観光案内装置

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JP2002024460A
JP2002024460A JP2000211888A JP2000211888A JP2002024460A JP 2002024460 A JP2002024460 A JP 2002024460A JP 2000211888 A JP2000211888 A JP 2000211888A JP 2000211888 A JP2000211888 A JP 2000211888A JP 2002024460 A JP2002024460 A JP 2002024460A
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Shigetaka Hosaka
重孝 穂坂
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 観光案内をおこなう際に、ユーザに希望見学
先の最適な順路情報を提供し、混雑を解消してユーザが
効率よく見学先を回ることを可能にすること。 【解決手段】 ユーザに携帯させる携帯情報端末1、携
帯情報端末1に観光案内情報や主要な見学地等までの行
き方等の誘導情報を提供する情報提供装置4を有するサ
ービスセンタ、各見学地等の入口ゲート6および出口ゲ
ート7により構成される。ユーザが携帯情報端末1に希
望見学先を入力すると、情報提供装置4は、ユーザが効
率よく希望見学先を回ることができる順路を決定し、そ
の順路に基づいて、携帯情報端末1に誘導情報や観光案
内情報を提供する。情報提供装置4は、ある見学地の入
口ゲート6のIDおよび出口ゲート7のIDを携帯情報
端末1を介して無線通信により取得することによって、
ユーザがその見学地を訪れたことを認識し、つぎの見学
先への誘導をおこなう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、観光地などにおい
て、観光者であるユーザが希望した複数の見学先を回る
順路を決め、その順路にしたがってユーザを誘導する観
光案内方法および観光案内装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、観光地や遊園地などでは、人気の
ある見学先や施設などに人が集中し、希望する見学先な
どに入場するまでに長時間並ぶのが当たり前となってい
る。あるいは、並ぶのに要する時間の有効活用のため、
希望する見学先の入口に並ぶ代わりに、整理券などを発
行する場合もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来は、どの見学先が
どの程度混んでいて、その混み具合が今後どのように変
化しそうであるかという情報がユーザに提供されない。
そのため、ユーザは、希望する見学先が複数ある場合、
どのような順路で回れば効率よく見学することができる
かわからなかった。また、複数の見学地において、日常
的にもっとも混む時間帯にずれがあり、各見学地の混む
時間帯を避けるように不特定多数のユーザを誘導するこ
とができれば混雑を緩和または解消させることができる
ような場合でも、従来はそのようにユーザを誘導するこ
とはできなかった。また、整理券を発行する場合、実際
に見学先に入場しようとしている本人が前もって整理券
を受け取っているとは限らず、身代わりなどの不正がお
こなわれていた。
【0004】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、ユーザに希望見学先の最適な順路の情報
を提供し、それによって混雑を解消してユーザが効率よ
く見学先を回ることを可能とする観光案内方法および観
光案内装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明にかかる観光案内方法は、ユ
ーザが携帯情報端末を用いて希望の見学先情報を入力す
る工程と、入力された希望見学先情報を前記携帯情報端
末からサービスセンタに送信し、その送信されてきた希
望見学先情報をサービスセンタの情報提供装置で受信す
る工程と、その受信した希望見学先情報に基づいて、前
記情報提供装置によりユーザの希望見学先の順路を決定
する工程と、その決定した順路にしたがってユーザを誘
導するための誘導情報を、前記サービスセンタから前記
携帯情報端末に送信し、その送信されてきた誘導情報を
前記携帯情報端末で受信する工程と、その受信した誘導
情報を前記携帯情報端末に出力する工程と、を含むこと
を特徴とする。
【0006】この請求項1に記載の発明によれば、ユー
ザが携帯情報端末に希望見学先を入力すると、サービス
センタにおいてその希望見学先を効率よく回ることがで
きる順路が決定され、その順路にしたがい、携帯情報端
末を介してユーザの誘導がおこなわれる。
【0007】また、請求項2に記載の発明にかかる観光
案内方法は、請求項1に記載の発明において、ユーザが
携帯情報端末を用いて、ユーザの認証をおこなう際に必
要な個人認証情報を入力する工程と、入力された個人認
証情報を前記携帯情報端末からサービスセンタに送信
し、その送信されてきた個人認証情報を前記情報提供装
置で受信する工程と、その受信した個人認証情報を前記
情報提供装置に登録する工程と、ユーザが見学先に入場
する際に、ユーザが携帯情報端末を用いて新たに個人認
証情報を入力する工程と、入力された個人認証情報を前
記携帯情報端末からサービスセンタに送信し、その送信
されてきた個人認証情報を前記情報提供装置で受信する
工程と、その受信した個人認証情報を、前記情報提供装
置に登録されている個人認証情報と照合する工程と、そ
の照合結果に基づいて、ユーザの入場を許可または不許
可にするための判定をおこなう工程と、をさらに含むこ
とを特徴とする。
【0008】この請求項2に記載の発明によれば、見学
先の入口でユーザが携帯情報端末に個人認証情報を入力
すると、サービスセンタにおいて、その入力された個人
認証情報と、サービスセンタにあらかじめ登録されてい
る個人認証情報との照合がおこなわれ、それによって本
人であることが確認される。
【0009】また、請求項3に記載の発明にかかる観光
案内方法は、請求項1または2に記載の発明において、
前記サービスセンタが、前記誘導情報に基づいて行われ
た見学にかかる実績データを収集して処理し、当該処理
結果に基づき見学誘導判定を行う工程を、さらに含むこ
とを特徴とする。
【0010】この請求項3に記載の発明によれば、誘導
情報に基づいて行われた見学にかかる実績データが順次
収集処理され当該処理結果が、つぎの観光案内のための
見学誘導判定の際し、フィードバックされるので、情報
の蓄積により適切な観光案内が実現する。
【0011】また、請求項4に記載の発明にかかる観光
案内方法は、請求項1〜3のいずれか一つに記載の発明
において、前記携帯情報端末に、ユーザが見学に割り当
てる時間を、それぞれ予め入力する工程と、予め入力さ
れた時間を制約条件として、前記誘導情報に反映させる
工程と、をさらに含むことを特徴とする。
【0012】この請求項4に記載の発明によれば、見学
全体にかかる時間を制約条件として入力することで、時
間的要素を遵守した観光案内が実現する。
【0013】また、請求項5に記載の発明にかかる観光
案内方法は、請求項4に記載の発明において、予め入力
された時間を制約条件として、前記誘導情報に反映させ
る工程には、少なくとも、一部見学の見送り、見学時間
の短縮、あるいは、見学の中止を報知する工程を含むこ
とを特徴とする。
【0014】この請求項5に記載の発明によれば、見学
全体にかかる時間を制約条件として入力することで、少
なくとも、一部見学の見送り、見学時間の短縮、あるい
は、見学の中止を具体的に報知することにより、より時
間的要素を遵守した観光案内が実現する。
【0015】また、請求項6に記載の発明にかかる観光
案内方法は、請求項1〜5のいずれか一つに記載の発明
において、前記誘導情報は、土産物屋、レストラン等に
かかる付加的情報を含み、入力された見学先情報に基づ
き、該当するところに誘導することを特徴とする。
【0016】この請求項6に記載の発明によれば、ユー
ザに対する誘導情報に土産物屋、レストラン等にかかる
付加的情報を含ませることで、観光以外に、その観光に
付随するショッピング、食事等の付加価値を観光に包含
させることができる。
【0017】また、請求項7に記載の発明にかかる観光
案内方法は、請求項6に記載の発明において、前記付加
的情報として誘導情報に含ませる、提携済みの土産物
屋、レストラン等からは、所定の紹介料金を徴収するこ
とを特徴とする。
【0018】この請求項7に記載の発明によれば、情報
提供する側と、提携ショップとの間でのバランスのとれ
た利益誘導が可能となる。
【0019】また、請求項8に記載の発明にかかる観光
案内方法は、請求項1〜7のいずれか一つに記載の発明
において、前記携帯情報端末は、ユーザより保証金と引
き換えに貸し出し、回収時に保証金を返却することを特
徴とする。
【0020】この請求項8に記載の発明によれば、携帯
情報端末を提供する側と、ユーザーとの間でバランスの
とれた利益誘導が可能となる。
【0021】また、請求項9に記載の発明にかかる観光
案内装置は、希望の見学先情報を入力するための入力手
段、その入力情報を送信する無線送信手段、希望見学先
へユーザを導くための誘導情報を受信する無線受信手
段、およびその受信した誘導情報を出力する出力手段を
備え、かつユーザにより携行される携帯情報端末と、前
記携帯情報端末から送信されてきたユーザの希望見学先
情報を受信する無線受信手段、その受信した希望見学先
情報に基づいて希望見学先の順路を決定する順路判定手
段、およびその決定した順路にしたがって前記ユーザを
誘導するための誘導情報を、前記携帯情報端末に送信す
る無線送信手段を備えた情報提供装置と、を具備するこ
とを特徴とする。
【0022】この請求項9に記載の発明によれば、ユー
ザが携帯情報端末に希望見学先を入力すると、情報提供
装置は、その希望見学先を効率よく回ることができる順
路を決定し、その順路にしたがい、携帯情報端末を介し
てユーザを誘導する。
【0023】また、請求項10に記載の発明にかかる観
光案内装置は、請求項3に記載の発明において、前記携
帯情報端末は、ユーザの認証をおこなう際に必要な個人
認証情報を入力するための入力手段、およびその入力情
報を前記情報提供装置に送信する無線送信手段をさらに
具備し、また、前記情報提供装置は、前記携帯情報端末
から送信されてきた個人認証情報を受信する無線受信手
段、その受信した個人認証情報を記憶して登録する記憶
手段、ユーザが見学先に入場する際に新たに入力した個
人認証情報を、前記記憶手段に登録されている個人認証
情報と照合する照合手段、およびその照合結果に基づい
て、ユーザの入場を許可または不許可にするための判定
をおこなう判定手段をさらに具備することを特徴とす
る。
【0024】この請求項10に記載の発明によれば、見
学先の入口でユーザが携帯情報端末に個人認証情報を入
力すると、情報提供装置は、その入力された個人認証情
報と、情報提供装置にあらかじめ登録されている個人認
証情報とを照合して、本人であることを確認する。
【0025】また、請求項11に記載の発明によれば、
請求項9または10に記載の発明において、前記携帯情
報端末は、ユーザより保証金と引き換えに貸し出し、回
収時に保証金を返却することを特徴とする。
【0026】この請求項11に記載の発明によれば、携
帯情報端末を提供する側と、ユーザーとの間でバランス
のとれた利益誘導が可能となる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる観光案内方
法および観光案内装置の実施の形態について、添付図面
を参照して詳細に説明する。
【0028】図1は、本発明の実施の形態にかかる観光
案内装置の全体の構成を示す概略図である。この観光案
内装置は、ユーザに携帯させる携帯情報端末1、携帯情
報端末1に観光案内情報や主要な見学地等までの行き方
等の誘導情報を提供する情報提供装置4を有するサービ
スセンタ、各見学地等の入口ゲート6および出口ゲート
7により構成される。そして、ユーザが携帯情報端末1
に希望見学先を入力すると、情報提供装置4は、ユーザ
が効率よく希望見学先を回ることができる順路を決定
し、その順路に基づいて、携帯情報端末1に誘導情報や
観光案内情報を提供する。
【0029】ここで、各入口ゲート6および各出口ゲー
ト7には、他との識別のための固有情報(以下、IDと
する)が設けられている。そして、情報提供装置4は、
ある見学地の入口ゲート6のIDおよび出口ゲート7の
ID(以下、それぞれ入口ゲートIDおよび出口ゲート
IDとする)を携帯情報端末1を介して無線通信により
取得することによって、ユーザがその見学地を訪れたこ
とを認識する。
【0030】また、情報提供装置4(サービスセンタ)
は、ユーザが、情報提供装置4より提供された誘導情報
や観光案内情報に基づいて行った見学等の行動にかかる
実績データを収集して処理し、当該処理結果をデータベ
ースとして蓄積し、蓄積されたデータベースからの情報
を、つぎの見学誘導判定を行う際に活用する。これによ
り、情報提供装置4(サービスセンタ)が提供する誘導
情報や観光案内情報が、ユーザが望む適切な理想形へと
変化していくことになる。
【0031】以下に、各構成要素について詳細に説明す
る。まず、携帯情報端末1について説明するが、そのハ
ードウェア構成は、一般に市販されている携帯情報端末
に携帯電話等によるデータ通信機能を組み合わせたもの
であるため、図示および説明を省略する。図2は、携帯
情報端末1の外観を示す正面図である。携帯情報端末1
は、特に限定しないが、たとえば市販の携帯情報端末と
同様に手のひらサイズの大きさの端末であり、無線通信
機能を備えている。
【0032】携帯情報端末1は、誘導情報や観光案内情
報を文字や図形などで表示するための表示部11、誘導
情報や観光案内情報を音声で出力するためのスピーカ1
2、表示部11に表示されるカーソルやポインタを移動
させるための移動ボタン13、電源スイッチ14、スピ
ーカ12から出力される音声の音量を調整するボリュー
ムダイアル15、アンテナ16、入力用のペン17、デ
ータ送信時に点灯する送信ランプ18、およびデータ受
信時に点灯する受信ランプ19を備えている。
【0033】表示部11は、たとえば液晶パネルにより
構成される。液晶パネルの表面には、抵抗膜などででき
たタッチパネルが積層されており、入力用ペン17によ
る入力がおこなえるようになっている。つまり、移動ボ
タン13の操作のほかに、入力用ペン17によってもカ
ーソルやポインタを移動させることができる。移動ボタ
ン13および入力用ペン17は、カーソルやポインタの
移動のほかに、選択事項の決定などをおこなうことがで
きる。
【0034】図3は、携帯情報端末1の要部の構成を機
能的に示すブロック図である。携帯情報端末1は、無線
送信部21、無線受信部22、アンテナ23、パスワー
ド入力部24、希望見学先入力部25、観光終了通知入
力部26、誘導情報出力部27、案内情報出力部28、
入口ゲートID・通過時刻記憶部29、出口ゲートID
・通過時刻記憶部30および時計31を備えている。
【0035】無線送信部21は、ユーザにより入力され
た個人認証情報であるパスワード、希望見学先および観
光終了通知、並びに入口ゲートIDおよび出口ゲートI
Dのそれぞれに関するデータに対して変調処理などをお
こなって送信データに変換し、アンテナ23より送信す
る。したがって、無線送信部21およびアンテナ23
は、希望の見学先情報および個人認証情報を送信する無
線送信手段としての機能を有する。アンテナ23は図2
に示すアンテナ16に相当する。なお、図3においては
アンテナ23が2個示されているが、これはデータ送信
とデータ受信とを機能上区別して示しているだけであ
り、実際には一つのアンテナで共用され得る。
【0036】前記希望見学先入力部25は、たとえば表
示部11に表示された複数の見学先名の中から任意の見
学先を移動ボタン13や入力用ペン17により選択する
ようになっている(図9参照)。したがって、移動ボタ
ン13、入力用ペン17および表示部11は、希望の見
学先情報を入力するための入力手段としての機能を有す
る。
【0037】前記パスワード入力部24は、たとえば表
示部11に表示された数字の中からたとえば4桁の任意
の数字を移動ボタン13や入力用ペン17により入力す
るようになっている(図8参照)。したがって、移動ボ
タン13、入力用ペン17および表示部11は、ユーザ
の個人認証情報を入力するための入力手段としての機能
を有する。前記観光終了通知入力部26も同様に、表示
部11に表示された全観光を終了するための選択ボタン
画像を移動ボタン13や入力用ペン17により選択する
ようになっている(図21参照)。
【0038】前記無線受信部22は、情報提供装置4か
ら送信されてきた誘導情報および観光案内情報、並びに
入口ゲート6および出口ゲート7からそれぞれ送信され
てきた入口ゲートIDおよび出口ゲートIDをアンテナ
23を介して受信し、それらの復調処理などをおこな
う。したがって、アンテナ23および無線受信部22
は、誘導情報を受信する無線受信手段としての機能を有
する。
【0039】前記誘導情報出力部27は、表示部11に
誘導情報を文字や画像で表示させる(図11〜図15参
照)。また、誘導情報出力部27は、スピーカ12から
誘導情報を音声で出力させる。誘導情報出力部27は、
それら文字や画像や音声の出力に必要な画像処理や音声
合成処理をおこなう。したがって、表示部11およびス
ピーカ12は、誘導情報を出力する出力手段としての機
能を有する。
【0040】前記案内情報出力部28は、表示部11に
観光案内情報を文字や画像で表示させる(図20参
照)。また、案内情報出力部28は、スピーカ12から
観光案内情報を音声で出力させる。案内情報出力部28
は、それら文字や画像や音声の出力に必要な画像処理や
音声合成処理をおこなう。
【0041】前記入口ゲートID・通過時刻記憶部29
は、たとえばEEPROM(電気的に消去・再書込が可
能なROM)などの不揮発性のメモリにより構成されて
いる。前記出口ゲートID・通過時刻記憶部30も同様
である。時計31は、入口ゲートID・通過時刻記憶部
29および出口ゲートID・通過時刻記憶部30に、ゲ
ートIDとともに書き込まれる通過時刻の情報を供給す
る。
【0042】つぎに、サービスセンタの情報提供装置4
について説明するが、そのハードウェア構成は、一般の
コンピュータおよびその周辺機器と携帯電話等によるデ
ータ通信機能とを組み合わせたものであるため、図示お
よび説明を省略する。図4は、情報提供装置4の要部の
構成を機能的に示すブロック図である。情報提供装置4
は、無線受信部41、無線送信部42、アンテナ43、
希望見学先記憶部44、入口ゲートID記憶部45、出
口ゲートID記憶部46、パスワード照合部47、パス
ワード記憶部48、見学地情報データベース49、地図
情報データベース50、観光案内情報データベース51
および判定部52を備えている。
【0043】無線受信部41は、携帯情報端末1から送
信されてきた希望見学先、パスワード、入口ゲートI
D、出口ゲートIDの各情報および観光継続情報(観光
終了通知)をアンテナ43を介して受信し、それらの復
調処理などをおこなう。したがって、アンテナ43およ
び無線受信部41は、ユーザの希望見学先情報および個
人認証情報を受信する無線受信手段としての機能を有す
る。なお、図4においてはアンテナ43が2個示されて
いるが、これはデータ送信とデータ受信とを機能上区別
して示しているだけであり、実際には一つのアンテナで
共用され得る。
【0044】前記希望見学先記憶部44、前記入口ゲー
トID記憶部45、前記出口ゲートID記憶部46およ
び前記パスワード記憶部48は、たとえばコンピュータ
に内蔵または外付けされたハードディスク装置により構
成される。パスワード記憶部48は、個人認証情報を記
憶して登録する記憶手段としての機能を有する。
【0045】前記見学地情報データベース49は、この
観光案内装置による観光案内サービスの提供対象として
登録されている見学地の見学可能な時間や人数などの情
報を蓄積したデータベースである。このデータベースに
は、不特定多数のユーザからの見学希望や混雑状況など
のリアルタイムの情報も蓄積される。前記地図情報デー
タベース50は、ユーザに誘導情報を提供するための情
報を蓄積したデータベースである。前記観光案内情報デ
ータベース51は、ユーザに観光案内情報を提供するた
めの情報を蓄積したデータベースである。これらのデー
タベースは、たとえばコンピュータに内蔵または外付け
されたハードディスク装置内に構築される。
【0046】前記パスワード照合部47は、たとえばユ
ーザが見学地への入場許可を得るために携帯情報端末1
にあらたに入力したパスワードと、パスワード記憶部4
8に登録されたパスワードとの照合をおこなう。したが
って、パスワード照合部47は新たに入力された個人認
証情報を、あらかじめ登録されている個人認証情報と照
合する照合手段としての機能を有する。
【0047】前記判定部52は、ユーザの希望見学先情
報、および見学地情報データベース49に蓄積された見
学地の見学可能な時間や人数などの情報に基づいて、効
率のよい見学順路を決定する。また、判定部52は、パ
スワード照合部47の照合結果に基づいて、ユーザが見
学地へ入場するのを許可するか、または不許可にするか
の判定をおこなう。したがって、判定部52は、希望見
学先の順路を決定する順路判定手段としての機能のほか
に、ユーザの入場の許可または不許可の判定をおこなう
判定手段としての機能を備えている。また、判定部52
は、見学順路を決定する際、またはユーザに誘導情報や
観光案内情報を提供する際に、見学地情報データベース
49、地図情報データベース50および観光案内情報デ
ータベース51から抽出すべきデータの判定をおこな
う。
【0048】前記無線送信部42は、判定部52により
決定された見学順路にしたがって地図情報データベース
50から抽出された誘導情報を変調処理して送信データ
に変換し、アンテナ43より送信する。したがって、無
線送信部42およびアンテナ43は、携帯情報端末1に
誘導情報を送信する無線送信手段としての機能を有す
る。また、無線送信部42は、つぎの見学先をユーザに
知らせるための見学先指定情報、判定部52によるユー
ザの入場許可の判定結果を通知する見学許可通知、およ
び観光案内情報データベース51から抽出された観光案
内情報を変調処理して送信データに変換し、アンテナ4
3より送信する。
【0049】つぎに、入口ゲート6について説明する
が、そのハードウェア構成は公知であるので説明を省略
する。図5は、入口ゲート6の要部の構成を機能的に示
すブロック図である。入口ゲート6には、IDを記憶し
たID記憶部61、およびそのID情報を送信するため
の送信部62とアンテナ63が設けられている。
【0050】つぎに、出口ゲート7について説明する
が、そのハードウェア構成は公知であるので説明を省略
する。図6は、出口ゲート7の要部の構成を機能的に示
すブロック図である。出口ゲート7には、IDを記憶し
たID記憶部71、およびそのID情報を送信するため
の送信部72とアンテナ73が設けられている。
【0051】つぎに、本発明にかかる観光案内方法の実
施の形態について、フローチャートおよび携帯情報端末
1の画面表示例を用いて説明する。図7は、本発明の実
施の形態にかかる観光案内方法を示すフローチャートで
ある。図8〜図24は、携帯情報端末1の表示部11の
画面表示例を示す図である。ユーザは、たとえば観光地
に近い鉄道の駅で下車したときに、観光案内サービスの
受付窓口で、保証金を預けて携帯情報端末1を借りる。
そして、まず、ユーザは、その携帯情報端末1にパスワ
ードと一箇所以上の希望見学先を入力する。
【0052】図8は、パスワード入力画面の一例であ
る。図示例では、携帯情報端末1の表示部11には、
「0」〜「9」の10個のボタン画像101と、「入
力」のボタン画像102が表示されている。携帯情報端
末1の移動ボタン13を操作して「0」〜「9」のボタ
ン画像101のいずれかにカーソルを合わせ(図示して
いないが、反転表示される)、移動ボタン13を押し込
むことによって数字を選択することができる。あるい
は、「0」〜「9」のボタン画像101のいずれかを入
力用ペン17で軽くたたく(マウスのクリックに相当す
る)ことによって数字を選択することができる。そし
て、たとえば4桁の数字を選択したら、移動ボタン13
または入力用ペン17を同様に操作して「入力」のボタ
ン画像102を選択することによって、パスワードが入
力される。
【0053】図8に示す画面表示例では、確認のためパ
スワードを2回入力するようになっている。表示部11
の下端部には、他との識別のために個々の携帯情報端末
1に付された識別番号(図8において、「端末No.1
2345678」)が表示されている。この携帯情報端
末1の識別番号は、情報提供装置4への送信データに付
加されて一緒に送信される。情報提供装置4は、携帯情
報端末1の識別番号により個々の携帯情報端末1を識別
する。なお、移動ボタン13または入力用ペン17の操
作については、上述したパスワードの入力操作を含むす
べての操作において共通であるので、以下の説明では省
略する。
【0054】図9は、希望見学先入力画面の一例であ
る。図示例では、携帯情報端末1の表示部11に見学先
表示ウィンドウ103が表示されており、そのウィンド
ウ103内に観光案内サービス対象の見学地名が列挙さ
れている。見学先表示ウィンドウ103内に表示しきれ
ない見学先名については、移動ボタン13または入力用
ペン17の操作により順次ウィンドウ103内に表示さ
れる。移動ボタン13または入力用ペン17の操作によ
り、希望する見学先名を選択し(反転表示される)、
「追加」のボタン画像104を選択することによって、
その見学先を選択したことになる。また、選択した見学
先名を再び選択し(反転表示される)、「とりけし」の
ボタン画像105を選択することによって、その見学先
を取り消したことになる。希望する見学先をすべて選択
したら、「選択終了」のボタン画像106を選択する。
それによって、希望見学先の入力が終了する。
【0055】図10は、選択した希望見学先の確認画面
の一例である。図示例では、携帯情報端末1の表示部1
1に確認ウィンドウ107と「希望見学先を訂正します
か」というメッセージが表示されており、そのウィンド
ウ107内に選択した希望見学先名が列挙されている。
これを見て、希望見学先を訂正する場合には「はい」の
ボタン画像108を選択し、一方、訂正しない場合には
「いいえ」のボタン画像109を選択する。希望見学先
を訂正する場合には、図9に示す画面表示に戻り、希望
見学先の訂正がおこなえる。希望見学先を訂正しない場
合、あるいは訂正した後、確認が済んだら、入力された
パスワードおよび希望見学先の情報が携帯情報端末1か
らサービスセンタの情報提供装置4に無線通信により送
信される(ステップS1)。
【0056】図7に戻り、情報提供装置4は、携帯情報
端末1から送信されてきたパスワードおよび希望見学先
の情報を受信し、パスワードをパスワード記憶部48に
記憶し、登録するとともに、希望見学先の情報を希望見
学先記憶部44に記憶する(ステップS2)。これは、
従来の整理券方式に当てはめれば、各見学先でユーザが
整理券を受け取ったことに相当する。
【0057】つづいて、情報提供装置4は、ユーザの希
望見学先の情報と、見学情報データベース49から抽出
した各見学先の見学可能な時間、人数および混雑度など
の情報に基づいて、そのユーザがもっとも効率よく見学
先を回ることができる順路を決定する(ステップS
3)。情報提供装置4は、その順路に基づいて、希望見
学先記憶部44に記憶された希望見学先の順番を並べ替
える。そして、情報提供装置4はユーザの誘導を開始
し、まず決定した順路の1番目の見学先を指定する情報
(見学先指定情報)を携帯情報端末1に送信する。携帯
情報端末1はそれを受信して、表示部11に表示する。
【0058】図11は、最初の見学先の確認画面の一例
である。携帯情報端末1の表示部11には、最初の見学
先の名称(図11では、「○○寺」)が表示される。そ
れとともに、表示部11には、「道順を調べますか」と
いうメッセージが表示されており、調べる場合には「は
い」のボタン画像110を選択し、一方、調べない場合
には「いいえ」のボタン画像111を選択する。
【0059】図7に戻り、「はい」のボタン画像110
が選択され、そのことが携帯情報端末1から情報提供装
置4に送信されると、情報提供装置4は地図情報データ
ベース50からユーザを誘導するのに適した情報を抽出
し、それを携帯情報端末1に送信する(ステップS
4)。携帯情報端末1はその誘導情報を受信して内蔵メ
モリに記憶し、その記憶した誘導情報を必要に応じて逐
次、表示部11に表示する(ステップS5)。また、受
信した誘導情報を音声により出力させてもよい。
【0060】図12〜図15は、誘導情報の表示画面の
例である。図12に示す例では、携帯情報端末1の表示
部11に、利用するバスおよび下車するバス停の情報
と、「バス停までの地図を表示しますか」というメッセ
ージが表示されている。地図を表示する場合には「は
い」のボタン画像112を選択し、一方、表示しない場
合には「いいえ」のボタン画像113を選択する。
【0061】「はい」のボタン画像112が選択される
と、図13に示すように、ユーザを誘導するための地図
が携帯情報端末1の表示部11に表示される。図13に
示す例では、ユーザの現在地(図の●印)および目的と
するバス所(図の★印)を含む地図が表示されている。
ユーザは、この地図を見ながら迷うことなくバス停まで
行き、該当するバスに乗車することができる。
【0062】バスに乗車した段階でユーザにより携帯情
報端末1の電源が一旦オフにされる。あるいは、携帯情
報端末1に、入力等が所定の時間(たとえば、5分間)
ない場合に自動的に電源がオフになる機能が備わってお
り、それによって電源がオフにされる。携帯情報端末1
は、電源がオフになった時の状態を内蔵メモリに記憶し
ておき、再び電源がオンにされると、電源がオフになっ
た時の状態から再開するようになっている。したがっ
て、ユーザは、誘導情報で指定されたバス停(ここで
は、「□□□□」バス停)で下車し、再び携帯情報端末
1の電源をオンにすると、誘導サービスのつづきを受け
ることができる。
【0063】ユーザがさらにその先の誘導情報を得よう
とすれば、たとえば図14に示すように、携帯情報端末
1の表示部11に、下車した「□□□□」バス停から目
的地である○○寺までの地図を表示するか否かを問うメ
ッセージが表示される。地図を表示する場合には「は
い」のボタン画像114を選択し、一方、表示しない場
合には「いいえ」のボタン画像115を選択する。
【0064】地図の表示が選択されると、図15に示す
ように、ユーザを誘導するための地図が携帯情報端末1
の表示部11に表示される。図15に示す例では、ユー
ザの現在地(図の●印)、すなわち下車したバス停およ
び目的とする○○寺(図の★印)を含む地図が表示され
ている。ユーザは、この地図を見ながら下車したバス停
から○○寺に迷うことなく行くことができる。
【0065】図7に戻り、見学先の入口ゲートで、ユー
ザは入場するために携帯情報端末1にパスワードを入力
する。入力されたパスワードは情報提供装置4に送信さ
れる(ステップS6)。図16は、パスワード入力画面
の一例である。最初のパスワード入力画面と同様に、携
帯情報端末1の表示部11に、「0」〜「9」の10個
のボタン画像116と、「入力」のボタン画像117が
表示される。
【0066】図7に戻り、情報提供装置4は、送信され
てきたパスワードを受信し、それと、ステップS2にお
いてパスワード記憶部48に登録したパスワードとをパ
スワード照合部47において照合する(ステップS
7)。パスワードの照合中、たとえば図17に示すよう
に、携帯情報端末1の表示部11には「サービスセンタ
と交信中」というメッセージや「しばらくお待ちくださ
い」などのメッセージが表示される。
【0067】図7に戻り、照合の結果、パスワードが一
致すれば(ステップS8)、入場が許可される(ステッ
プS9)。情報提供装置4から携帯情報端末1には、見
学許可通知が送信される。携帯情報端末1は、見学許可
通知を受信すると、たとえば図18に示すように、表示
部11に「入場が許可されました」というメッセージを
表示する。
【0068】図7に戻り、照合の結果、パスワードが一
致しない場合には、パスワードを再入力することになる
(ステップS6〜S8、ステップS17)。その際、た
とえば合計で3回パスワードが一致しなければ(ステッ
プS17)、情報提供装置4および携帯情報端末1は、
今のユーザが、最初にパスワードおよび希望見学先を入
力したユーザではないと判断して、すべての観光案内を
終了する。これによって、従来の整理券発行方式におけ
る身代わりという不正を防ぐことができる。図19は、
パスワードの再入力画面の一例である。携帯情報端末1
の表示部11に、パスワードの再入力を促すメッセージ
と、最初のパスワード入力画面と同様に、「0」〜
「9」の10個のボタン画像118と、「入力」のボタ
ン画像119が表示される。
【0069】図7に戻り、入場が許可されると、携帯情
報端末1は入口ゲート6において入口ゲートIDを受信
し、それを入口ゲートID・通過時刻記憶部29に、時
計31から供給された時刻情報とともに記憶する。つま
り、入口ゲートID・通過時刻記憶部29には、ユーザ
がどの見学先の入口ゲートを何時に通過したかという情
報が蓄積されることになる。また、携帯情報端末1は情
報提供装置4に入口ゲートIDを送信する(ステップS
10)。
【0070】情報提供装置4は、送信されてきた入口ゲ
ートIDを受信すると、入口ゲートID記憶部45に記
憶する(ステップS11)。そして、情報提供装置4
は、その入口ゲートIDを有する見学地の観光案内情報
を観光案内情報データベース51から抽出して携帯情報
端末1に送信する(ステップS12)。携帯情報端末1
は、観光案内情報を受信すると、それを表示部11に表
示する(ステップS13)。観光案内情報を音声で出力
してもよい。図20は、観光案内情報の表示画面の一例
である。表示部11には、観光案内の説明の本文(図2
0では、一部省略)と、その一つ前の説明に戻るための
「前頁」のボタン画像120と、その一つ先の説明に進
むための「次頁」のボタン画像121が表示される。
【0071】図7に戻り、観光案内情報の表示につづい
て、ユーザは全見学を終了するか否かの選択をおこなう
ことができる(ステップS14)。これは、ユーザが急
用などにより観光を途中でやめる場合に有効である。図
21は、全見学終了の選択画面の一例である。表示部1
1には、全見学を終了することを問うメッセージと、
「はい」のボタン画像122および「いいえ」のボタン
画像123が表示される。
【0072】図7に戻り、全見学を終了する場合、ユー
ザが出口ゲート7へ進むと、そこで携帯情報端末1は出
口ゲートIDを受信し、それを出口ゲートID・通過時
刻記憶部30に、時計31から供給された時刻情報とと
もに記憶する。それによって、出口ゲートID・通過時
刻記憶部30には、ユーザがどの見学先の出口ゲートを
何時に通過したかという情報が蓄積される。また、携帯
情報端末1は情報提供装置4に出口ゲートIDを送信す
る(ステップS15)。情報提供装置4は、送信されて
きた出口ゲートIDを受信すると、出口ゲートID記憶
部46に記憶し(ステップS16)、すべての観光案内
を終了する。携帯情報端末1の表示部11には、図22
に示すように、観光案内終了のメッセージが表示され
る。
【0073】一方、全見学を終了しない場合、図7に戻
り、ユーザが出口ゲート7を出る前に、情報提供装置4
は携帯情報端末1につぎの見学先を指定する情報を送信
する。携帯情報端末1は、その見学先指定情報を受信
し、それを表示部11に表示する。ユーザは、これを見
てつぎの見学先を変更することができる(ステップS1
8)。図23は、つぎの見学先の確認画面の一例であ
る。携帯情報端末1の表示部11には、つぎの見学先の
名称(図23では、「□□院」)と、「はい」のボタン
画像124および「いいえ」のボタン画像125が表示
される。
【0074】図7に戻り、つぎの見学先を変更する場
合、ユーザは携帯情報端末1につぎの見学先として希望
する見学地の選択をおこなう。その変更内容の情報は、
情報提供装置4に送信される(ステップS19)。 図
24は、見学先変更画面の一例である。図示例では、携
帯情報端末1の表示部11には、見学先選択ウィンドウ
126、「よろしいですか」というメッセージ、「は
い」のボタン画像127および「いいえ」のボタン画像
128が表示されている。
【0075】図7に戻り、情報提供装置4は、変更内容
の情報を受信すると、希望見学先記憶部44の記憶内容
を更新するとともに、地図情報データベース50からユ
ーザを誘導するのに適した情報を抽出し、それを携帯情
報端末1に送信する(ステップS20)。また、見学先
を変更しない場合には、希望見学先記憶部44に記憶さ
れた希望見学先の順番にしたがって、つぎの見学先への
誘導情報を地図情報データベース50から抽出し、それ
を携帯情報端末1に送信する(ステップS20)。携帯
情報端末1はその誘導情報を受信して内蔵メモリに記憶
し、その記憶した誘導情報を必要に応じて逐次、表示部
11に表示する(ステップS21)。
【0076】つづいて、ユーザが出口ゲート7へ進む
と、そこで携帯情報端末1は出口ゲートIDを受信し、
それを時刻情報とともに出口ゲートID・通過時刻記憶
部30に記憶するとともに、情報提供装置4に出口ゲー
トIDを送信する(ステップS22)。情報提供装置4
は、送信されてきた出口ゲートIDを受信すると、出口
ゲートID記憶部46に記憶し(ステップS23)、ユ
ーザが今いた見学地の見学を終了したと判断する。そし
て、ユーザが全見学の終了を選択するか、または希望し
た全見学先の見学が終了するまで、つぎの見学先におい
て上述したステップS6以降の処理を繰り返す。
【0077】全見学が終了したら、ユーザは所定の窓口
等で携帯情報端末1を返却し、保証金を返してもらう。
サービスセンタでは、返却された携帯情報端末1に記憶
された入口ゲートID・通過時刻データと出口ゲートI
D・通過時刻データを読み出し、それらのデータから各
見学地の見学に要する時間などのデータを割り出す。そ
して、そのデータを情報提供装置4の見学地情報データ
ベース49に反映させ、それ以降の誘導に利用する。
【0078】上述した実施の形態によれば、ユーザが携
帯情報端末1に希望見学先を入力することによって、サ
ービスセンタからユーザに効率よく希望見学先を回るこ
とができる誘導情報が提供されるため、ユーザは効率よ
く希望の見学先を見学することができる。また、ある見
学地に大勢の人が集中するのを回避することができるの
で、見学地の混雑を緩和または解消させることができ
る。また、見学地の入場に際してパスワードの照合をお
こない、あらかじめ希望見学先を入力した人と実際に入
場しようとしている人が同じであることを確認するの
で、従来の整理券を配布する方式においておこなわれて
いた身代わりなどの不正を防ぐことができる。
【0079】また、上述の実施の形態において、さらに
誘導情報に、たとえば、土産物屋、レストラン、喫茶
店、トイレ、駐車場等にかかる付加的情報を含ませてお
き、入力された見学先情報に基づいて、該当するところ
に誘導するようにしても良い。このようにユーザに対す
る誘導情報に土産物屋、レストラン等にかかる付加的情
報を含ませることで、第1目的である観光以外に、第2
目的とも言える観光に付随するショッピング、食事等の
付加価値や、さらに観光そのものを快適に行うためのト
イレや、駐車場等の付加価値を観光に包含させることが
できる。
【0080】また、付加的情報として誘導情報に含ませ
る、提携済みの土産物屋、レストラン等からは、所定の
紹介料金を徴収するようにしても良い。この場合、情報
提供する側と、提携ショップとの間でのバランスのとれ
た利益誘導が可能となる。
【0081】また、携帯情報端末は、ユーザより保証金
と引き換えに貸し出し、回収時に保証金を返却するよう
にする。この場合、携帯情報端末を提供する側と、ユー
ザーとの間でバランスのとれた利益誘導が可能となる。
なお、希望するユーザーには携帯情報端末を販売するよ
うにしても良いのは勿論である。
【0082】他の実施の形態として、図25に示すよう
に、携帯情報端末1Aに、ユーザが見学に割り当てる時
間を入力するための時間入力部81と、一部見学の見送
り、見学時間の短縮、あるいは、見学の中止を報知する
ための時間制約報知部82とを設けても良い。なお、携
帯情報端末1Aの他の構成は、図3に示した携帯情報端
末1と同様につき、説明を省略する。
【0083】このような携帯情報端末1Aの構成におい
て、時間入力部81(図26の表示部11の画面表示)
を介して、ユーザが携帯情報端末1Aに見学に割り当て
る時間を予め入力すると、携帯情報端末1Aから情報提
供装置4へ入力した時間が送信される。具体的には、図
26に示すように、表示部11に見学のための時間を入
力する画面を表示し、ユーザが選択ボタン画面132に
表示された数値、時間および分を選択すると、選択され
た値を確認ウィンドウ131に表示する。その後、確認
ウィンドウ131に表示されている時間でよい場合には
「はい」のボタン画像133を選択し、一方、訂正する
場合には「いいえ」のボタン画像134を選択する。
【0084】一方、情報提供装置4は携帯情報端末1A
から見学に割り当てる時間を受信すると、入力された時
間を制約条件として、誘導情報に反映させて、携帯情報
端末1Aへ送信する。誘導情報への具体的な反映の例と
しては、たとえば、図27に示すように、選択された希
望見学先の一覧を表示する際に、確認ウィンドウ141
に見学先と共にそれぞれの見学先の見学予定時間を表示
することができる。このとき、希望見学先の訂正や、見
学予定時間の訂正を行う場合には、「はい」のボタン画
像142を選択し、一方、訂正しない場合には「いい
え」のボタン画像143を選択する。
【0085】また、情報提供装置4側では、希望見学先
および見学予定時間が確定した後も、入力された時間を
制約条件として、見学の進行状況(残っている見学先と
見学時間)をチェックし、制約条件より時間が超過しそ
うな場合に、少なくとも、一部見学の見送り、見学時間
の短縮、あるいは、見学の中止を携帯情報端末1Aへ通
知(送信)する。
【0086】携帯情報端末1Aは、一部見学の見送り、
見学時間の短縮、あるいは、見学の中止を受信すると、
表示部11や、スピーカ12を介して一部見学の見送
り、見学時間の短縮、あるいは、見学の中止をユーザに
報知する(図28参照)。
【0087】この実施の形態によれば、見学全体にかか
る時間を制約条件として入力することで、時間的要素を
遵守した観光案内が実現する。また、入力された時間を
制約条件として誘導情報に反映させることにより、一部
見学の見送り、見学時間の短縮、あるいは、見学の中止
を具体的に報知することが可能であり、より時間的要素
を遵守した観光案内が実現する。
【0088】以上において本発明は、携帯情報端末1お
よび情報提供装置4の構成を種々変更してもよいし、携
帯情報端末1の表示部11の画面表示内容も種々変更可
能である。また、上述した実施の形態では、あらかじめ
希望見学先の順路を決定するとしたが、これに限らず、
あらかじめ順路を決めずに、その都度ユーザが待たずに
入場することができる見学地にユーザを誘導するように
してもよい。また、本発明は、観光地における誘導およ
び案内に限らず、展示会会場、イベント会場、遊園地な
ど、不特定多数の人が集まって混雑するような場所での
誘導および案内にも応用可能である。
【0089】
【発明の効果】以上、説明したとおり、請求項1に記載
の発明によれば、ユーザが携帯情報端末を用いて希望の
見学先情報を入力する工程と、入力された希望見学先情
報を前記携帯情報端末からサービスセンタに送信し、そ
の送信されてきた希望見学先情報をサービスセンタの情
報提供装置で受信する工程と、その受信した希望見学先
情報に基づいて、前記情報提供装置によりユーザの希望
見学先の順路を決定する工程と、その決定した順路にし
たがってユーザを誘導するための誘導情報を、前記サー
ビスセンタから前記携帯情報端末に送信し、その送信さ
れてきた誘導情報を前記携帯情報端末で受信する工程
と、その受信した誘導情報を前記携帯情報端末に出力す
る工程と、を含むため、ユーザが携帯情報端末に希望見
学先を入力すると、サービスセンタにおいてその希望見
学先を効率よく回ることができる順路が決定され、その
順路にしたがい、携帯情報端末を介してユーザの誘導が
おこなわれる。したがって、ユーザは効率よく希望の見
学先を見学することができる。また、見学地の混雑を緩
和または解消させることができる。
【0090】また、請求項2に記載の発明によれば、ユ
ーザが携帯情報端末を用いて、ユーザの認証をおこなう
際に必要な個人認証情報を入力する工程と、入力された
個人認証情報を前記携帯情報端末からサービスセンタに
送信し、その送信されてきた個人認証情報を前記情報提
供装置で受信する工程と、その受信した個人認証情報を
前記情報提供装置に登録する工程と、ユーザが見学先に
入場する際に、ユーザが携帯情報端末を用いて新たに個
人認証情報を入力する工程と、入力された個人認証情報
を前記携帯情報端末からサービスセンタに送信し、その
送信されてきた個人認証情報を前記情報提供装置で受信
する工程と、その受信した個人認証情報を、前記情報提
供装置に登録されている個人認証情報と照合する工程
と、その照合結果に基づいて、ユーザの入場を許可また
は不許可にするための判定をおこなう工程と、をさらに
含むため、見学先の入口でユーザが携帯情報端末に個人
認証情報を入力すると、サービスセンタにおいて、その
入力された個人認証情報と、サービスセンタにあらかじ
め登録されている個人認証情報との照合がおこなわれ、
それによって本人であることが確認される。したがっ
て、従来の整理券を配布する方式においておこなわれて
いた身代わりなどの不正を防ぐことができる。
【0091】また、請求項9に記載の発明によれば、希
望の見学先情報を入力するための入力手段、その入力情
報を送信する無線送信手段、希望見学先へユーザを導く
ための誘導情報を受信する無線受信手段、およびその受
信した誘導情報を出力する出力手段を備え、かつユーザ
により携行される携帯情報端末と、前記携帯情報端末か
ら送信されてきたユーザの希望見学先情報を受信する無
線受信手段、その受信した希望見学先情報に基づいて希
望見学先の順路を決定する順路判定手段、およびその決
定した順路にしたがって前記ユーザを誘導するための誘
導情報を、前記携帯情報端末に送信する無線送信手段を
備えた情報提供装置と、を具備するため、ユーザが携帯
情報端末に希望見学先を入力すると、情報提供装置がそ
の希望見学先を効率よく回ることができる順路を決定
し、その順路にしたがい、携帯情報端末を介してユーザ
を誘導する。したがって、ユーザは効率よく希望の見学
先を見学することができる。また、見学地の混雑を緩和
または解消させることができる。
【0092】また、請求項10に記載の発明によれば、
前記携帯情報端末は、ユーザの認証をおこなう際に必要
な個人認証情報を入力するための入力手段、およびその
入力情報を前記情報提供装置に送信する無線送信手段を
さらに具備し、また、前記情報提供装置は、前記携帯情
報端末から送信されてきた個人認証情報を受信する無線
受信手段、その受信した個人認証情報を記憶して登録す
る記憶手段、ユーザが見学先に入場する際に新たに入力
した個人認証情報を、前記記憶手段に登録されている個
人認証情報と照合する照合手段、およびその照合結果に
基づいて、ユーザの入場を許可または不許可にするため
の判定をおこなう判定手段をさらに具備するため、見学
先の入口でユーザが携帯情報端末に個人認証情報を入力
すると、情報提供装置は、その入力された個人認証情報
と、情報提供装置にあらかじめ登録されている個人認証
情報とを照合して、本人であることを確認する。したが
って、従来の整理券を配布する方式においておこなわれ
ていた身代わりなどの不正を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる観光案内装置の全
体の構成を示す概略図である。
【図2】その観光案内装置の携帯情報端末の外観を示す
正面図である。
【図3】その携帯情報端末の要部の構成を機能的に示す
ブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態にかかる観光案内装置の情
報提供装置の要部の構成を機能的に示すブロック図であ
る。
【図5】本発明の実施の形態にかかる観光案内装置の入
口ゲートの要部の構成を機能的に示すブロック図であ
る。
【図6】本発明の実施の形態にかかる観光案内装置の出
口ゲートの要部の構成を機能的に示すブロック図であ
る。
【図7】本発明の実施の形態にかかる観光案内方法を示
すフローチャートである。
【図8】携帯情報端末の表示部の画面表示例を示す図で
ある。
【図9】携帯情報端末の表示部の画面表示例を示す図で
ある。
【図10】携帯情報端末の表示部の画面表示例を示す図
である。
【図11】携帯情報端末の表示部の画面表示例を示す図
である。
【図12】携帯情報端末の表示部の画面表示例を示す図
である。
【図13】携帯情報端末の表示部の画面表示例を示す図
である。
【図14】携帯情報端末の表示部の画面表示例を示す図
である。
【図15】携帯情報端末の表示部の画面表示例を示す図
である。
【図16】携帯情報端末の表示部の画面表示例を示す図
である。
【図17】携帯情報端末の表示部の画面表示例を示す図
である。
【図18】携帯情報端末の表示部の画面表示例を示す図
である。
【図19】携帯情報端末の表示部の画面表示例を示す図
である。
【図20】携帯情報端末の表示部の画面表示例を示す図
である。
【図21】携帯情報端末の表示部の画面表示例を示す図
である。
【図22】携帯情報端末の表示部の画面表示例を示す図
である。
【図23】携帯情報端末の表示部の画面表示例を示す図
である。
【図24】携帯情報端末の表示部の画面表示例を示す図
である。
【図25】他の実施の形態の携帯情報端末の要部の構成
を機能的に示すブロック図である。
【図26】他の実施の形態における携帯情報端末の表示
部の画面表示例を示す図である。
【図27】他の実施の形態における携帯情報端末の表示
部の画面表示例を示す図である。
【図28】他の実施の形態における携帯情報端末の表示
部の画面表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 携帯情報端末11,13,17,24,25 入力
手段(表示部、移動ボタン、入力用ペン、パスワード入
力部、希望見学先入力部) 11,12,27 出力手段(表示部、スピーカ、誘導
情報出力部) 21,23 無線送信手段(無線送信部、アンテナ) 22,23 無線受信手段(無線受信部、アンテナ) 4 情報提供装置 41,43 無線受信手段(無線受信部、アンテナ) 47 照合手段(パスワード照合部) 48 記憶手段(パスワード記憶部) 52 順路判定手段、判定手段(判定部) 81 時間入力部 82 時間制約報知部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/38 H04Q 7/04 D

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザが携帯情報端末を用いて希望の見
    学先情報を入力する工程と、 入力された希望見学先情報を前記携帯情報端末からサー
    ビスセンタに送信し、その送信されてきた希望見学先情
    報をサービスセンタの情報提供装置で受信する工程と、 その受信した希望見学先情報に基づいて、前記情報提供
    装置によりユーザの希望見学先の順路を決定する工程
    と、 その決定した順路にしたがってユーザを誘導するための
    誘導情報を、前記サービスセンタから前記携帯情報端末
    に送信し、その送信されてきた誘導情報を前記携帯情報
    端末で受信する工程と、 その受信した誘導情報を前記携帯情報端末に出力する工
    程と、 を含むことを特徴とする観光案内方法。
  2. 【請求項2】 ユーザが携帯情報端末を用いて、ユーザ
    の認証をおこなう際に必要な個人認証情報を入力する工
    程と、 入力された個人認証情報を前記携帯情報端末からサービ
    スセンタに送信し、その送信されてきた個人認証情報を
    前記情報提供装置で受信する工程と、 その受信した個人認証情報を前記情報提供装置に登録す
    る工程と、 ユーザが見学先に入場する際に、ユーザが携帯情報端末
    を用いて新たに個人認証情報を入力する工程と、 入力された個人認証情報を前記携帯情報端末からサービ
    スセンタに送信し、その送信されてきた個人認証情報を
    前記情報提供装置で受信する工程と、 その受信した個人認証情報を、前記情報提供装置に登録
    されている個人認証情報と照合する工程と、 その照合結果に基づいて、ユーザの入場を許可または不
    許可にするための判定をおこなう工程と、 をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の観光案
    内方法。
  3. 【請求項3】 前記サービスセンタは、前記誘導情報に
    基づいて行われた見学にかかる実績データを収集して処
    理し、当該処理結果に基づき見学誘導判定を行う工程
    を、さらに含むことを特徴とする請求項1または2に記
    載の観光案内方法。
  4. 【請求項4】 前記携帯情報端末に、ユーザが見学に割
    り当てる時間を、それぞれ予め入力する工程と、 予め入力された時間を制約条件として、前記誘導情報に
    反映させる工程と、 をさらに含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    一つに記載の観光案内方法。
  5. 【請求項5】 予め入力された時間を制約条件として、
    前記誘導情報に反映させる工程には、少なくとも、一部
    見学の見送り、見学時間の短縮、あるいは、見学の中止
    を報知する工程を含むことを特徴とする請求項4に記載
    の観光案内方法。
  6. 【請求項6】 前記誘導情報は、土産物屋、レストラン
    等にかかる付加的情報を含み、入力された見学先情報に
    基づき、該当するところに誘導することを特徴とする請
    求項1〜5のいずれか一つに記載の観光案内方法。
  7. 【請求項7】 前記付加的情報として誘導情報に含ませ
    る、提携済みの土産物屋、レストラン等からは、所定の
    紹介料金を徴収することを特徴とする請求項6に記載の
    観光案内方法。
  8. 【請求項8】 前記携帯情報端末は、ユーザより保証金
    と引き換えに貸し出し、回収時に保証金を返却すること
    を特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の観光
    案内方法。
  9. 【請求項9】 希望の見学先情報を入力するための入力
    手段、その入力情報を送信する無線送信手段、希望見学
    先へユーザを導くための誘導情報を受信する無線受信手
    段、およびその受信した誘導情報を出力する出力手段を
    備え、かつユーザにより携行される携帯情報端末と、 前記携帯情報端末から送信されてきたユーザの希望見学
    先情報を受信する無線受信手段、その受信した希望見学
    先情報に基づいて希望見学先の順路を決定する順路判定
    手段、およびその決定した順路にしたがって前記ユーザ
    を誘導するための誘導情報を、前記携帯情報端末に送信
    する無線送信手段を備えた情報提供装置と、 を具備することを特徴とする観光案内装置。
  10. 【請求項10】 前記携帯情報端末は、ユーザの認証を
    おこなう際に必要な個人認証情報を入力するための入力
    手段、およびその入力情報を前記情報提供装置に送信す
    る無線送信手段をさらに具備し、 また、前記情報提供装置は、前記携帯情報端末から送信
    されてきた個人認証情報を受信する無線受信手段、その
    受信した個人認証情報を記憶して登録する記憶手段、ユ
    ーザが見学先に入場する際に新たに入力した個人認証情
    報を、前記記憶手段に登録されている個人認証情報と照
    合する照合手段、およびその照合結果に基づいて、ユー
    ザの入場を許可または不許可にするための判定をおこな
    う判定手段をさらに具備することを特徴とする請求項9
    に記載の観光案内装置。
  11. 【請求項11】 前記携帯情報端末は、ユーザより保証
    金と引き換えに貸し出し、回収時に保証金を返却するこ
    とを特徴とする請求項9または10に記載の観光案内方
    法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004088361A (ja) * 2002-08-26 2004-03-18 Toshiba Eng Co Ltd 見学情報提供システム
JP2006113678A (ja) * 2004-10-12 2006-04-27 Tama Tlo Kk 携帯電話を利用する案内音声再生システム
JP2008310577A (ja) * 2007-06-14 2008-12-25 Nec Corp 観光客の誘導方法、そのシステム及びそのプログラム
JP2016110331A (ja) * 2014-12-04 2016-06-20 富士通株式会社 サービス提供方法、患者支援プログラム及び患者支援装置

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