JP2002092236A

JP2002092236A - 情報配信システム

Info

Publication number: JP2002092236A
Application number: JP2000284933A
Authority: JP
Inventors: Masaharu Arakage; 雅治荒蔭
Original assignee: Victor Company of Japan Ltd
Current assignee: Victor Company of Japan Ltd
Priority date: 2000-09-20
Filing date: 2000-09-20
Publication date: 2002-03-29
Anticipated expiration: 2020-09-20
Also published as: JP3747759B2

Abstract

(57)【要約】【課題】ユーザが施設内の設備に到達し、楽しむため
に必要な案内情報又はそれぞれのユーザの趣向に合った
個別の案内情報などをユーザに提供できるようにする。【解決手段】情報管理センタ２と施設３、情報管理セ
ンタとユーザの携帯端末１とをそれぞれ接続して情報の
伝送を可能とし、あらかじめユーザの携帯端末から情報
管理センタに施設又は施設内の利用設備に関するキーワ
ードと携帯端末の識別情報とを送信し、情報管理センタ
の判断手段８がそのキーワードからユーザに必要な案内
情報を判断し、必要な情報と携帯端末の識別情報とを施
設側の情報配信装置４に送信し、施設側の格納手段に格
納する。ユーザが施設を利用する際、施設内にて携帯端
末と施設側に設置された情報配信装置とを接続し、情報
配信装置から所定のユーザの携帯端末に所定のユーザが
必要とする案内情報として、施設内の格納手段に格納さ
れている案内情報を送信する

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、視覚・聴覚障害者
又はあらかじめ目的を持って施設などを利用する人に案
内情報などを提供するための情報配信システムに関し、
特に、施設内においてユーザが所望する設備まで誘導す
る情報配信システムに関する。

【０００２】

【従来の技術】特開平１１−２３０７７９号公報には、
利用者が目的位置に到達するための案内情報を利用者に
送信するため、ＧＰＳ信号を基に利用者の現在位置を特
定し、現在位置から目的位置までの案内経路を決定し
て、その案内経路を利用者の携帯機器に送信する案内情
報提供システムが開示されている。

【０００３】また、従来の視覚・聴覚障害者への案内シ
ステムとしては、特定のセンサなどで自動的に案内をス
ピーカーなどで流したり、ＡＭ／ＦＭ波や赤外線などを
使用したりして、音声や文字情報を携帯端末に提供する
送受信案内システムがある。例えば特開平１１−２４６
１９号公報には、送信機のセンサがエリア内に入ったユ
ーザを感知すると、電子音・音声合成音などの基点音が
作動すると同時に電波もしくは赤外線などによってあら
かじめ録音された案内情報が受信機に送信される赤外線
等送信式音声案内システムが開示されている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の技術で
は、携帯端末はＧＰＳ信号の利用が可能となるような手
段を有している必要があり、従来の携帯電話などの携帯
端末を用いることはできない。また、従来の技術では地
図データを読み出して案内経路を決定し、その案内経路
をユーザの携帯機器に送信することが可能になるだけ
で、ユーザは、例えば観光案内や利用施設の案内情報
（例えば施設の混み具合などの利用状況、映画の上映時
間やプール施設などの利用時間など）を知ることができ
ない。さらに、例えば外国など使用言語が異なる場所で
携帯端末を使用する場合、ユーザが理解できない言語
（文字や音声など）で案内情報を指示されても、その案
内情報を利用することが不可能であり、ユーザが必要な
情報を見つけることができないこともある。

【０００５】また、案内情報が有料である場合、この有
料の案内情報に対してユーザがその対価を支払うための
決済を行うことが不可能である。個々の利用者に必要な
特定の情報を提供するシステムや、健常者が有料サービ
スとして利用できる課金システムを備えた案内システム
はない。また、視覚・聴覚障害者やあらかじめ目的をも
っている利用者が施設などを利用しようとしたとき、利
用施設内で案内される情報、例えばＡＭ／ＦＭ波を使用
した音声情報は、送信エリアが広く情報が大まかになっ
てしまう。

【０００６】さらに、専用受信機を利用し、微弱電波な
どを用いて狭い範囲で情報の提供を行う場合でも、情報
受信側が希望する情報以外の情報を含むため、情報受信
側が必要な情報を瞬時に取得することができない。これ
は全ての利用者に同じ案内情報が提供されているため
で、あらかじめ録音、記録された情報のみしか流せない
という問題、また、海外などでは利用者の母国語との違
いによる言葉の問題があった。

【０００７】本発明は上記問題に鑑み、ユーザが施設内
の設備に到達し、楽しむために必要な案内情報又はそれ
ぞれのユーザの趣向に合った個別の案内情報などをユー
ザに提供できるようにすることを目的とする。

【０００８】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、それぞれのユーザが希望する情報を提供
するため、情報管理センタと施設、情報管理センタとユ
ーザの携帯端末とをそれぞれ接続して情報の伝送を可能
とし、あらかじめユーザの携帯端末から情報管理センタ
に施設又は施設内の利用設備に関するキーワードと携帯
端末の識別情報とを送信し、情報管理センタの判断手段
がキーワードからユーザに必要な案内情報を判断し、必
要と判断された案内情報と携帯端末の識別情報とを施設
側の情報配信装置に送信し、施設側の格納手段に格納す
る。ユーザが施設を利用する際、施設内にて携帯端末と
施設側に設置された情報配信装置とを接続し、情報配信
装置から所定のユーザの携帯端末に所定のユーザが必要
とする案内情報として、施設内の格納手段に格納されて
いる案内情報を送信する。

【０００９】すなわち、本発明によれば、施設を利用す
るユーザの携帯端末に前記施設内の設備に関する情報を
配信する情報配信システムであって、通信回線を介して
前記ユーザの携帯端末と接続可能な情報管理センタと、
前記ユーザが利用する前記施設側に設置され、通信回線
を介して前記情報管理センタと接続可能な情報配信装置
とにより構成され、前記情報管理センタは、あらかじめ
前記ユーザの前記携帯端末の識別情報と前記ユーザが利
用を希望する前記施設内の前記設備を特定する利用希望
情報とを前記携帯端末から受信し、前記利用希望情報を
基にして前記ユーザが必要とする可能性のある情報を判
断し、前記識別情報と前記ユーザが必要とする可能性の
ある情報とを前記情報配信装置に送信し、前記情報配信
装置は、受信した前記識別情報と前記ユーザが必要とす
る可能性のある情報とを関連付けて前記施設側に配置さ
れた格納手段に格納し、前記ユーザが前記施設を利用す
る際、前記情報配信装置は、前記ユーザの前記携帯端末
の前記識別情報を前記携帯端末から受信し、前記識別情
報と一致した識別情報に関連付けられて前記格納手段に
格納されている前記情報を前記携帯端末に配信する情報
配信システムが提供される。

【００１０】

【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明に係る実施の形態を説明する。まず、本発明の第１の
実施の形態に関して説明する。図１は、本発明のシステ
ム全体に係る第１の実施の形態の構成図である。情報配
信システムは、ユーザが有する携帯端末１、情報配信の
管理を行う情報管理センタ２、プールや映画館、美術館
などの施設３により構成されている。情報管理センタ２
は、あるキーワードを基にして、そのキーワードと関連
のある情報を判断する判断手段８を有している。また、
施設３は、ユーザの有する携帯端末１に情報を配信する
機能を有する情報配信装置４（図１では不図示）と、情
報配信装置４により配信される各施設３に関する情報が
蓄積されているデータベース５とをそれぞれ有してい
る。

【００１１】ユーザが有する携帯端末１は、情報の管理
を行う情報管理センタ２及び施設３の情報配信装置４
と、電話回線やインターネット、さらには通信衛星を経
由する衛星回線などの通信回線６を介して接続可能であ
る。この携帯端末１は、通信を行うための通信手段を有
し、さらに、画像及び／又は音声などのコンテンツをユ
ーザに表示するための出力手段を有することが好ましい
が、従来の携帯電話でもよい。また、情報管理センタ２
と各施設３が有する情報配信装置４とは、電話回線やイ
ンターネット、専用線などの通信回線を介して接続可能
である。なお、図１では、情報管理センタ２が１つのデ
ータベース５のみに接続しているが、データベース５が
複数個存在してもよい。

【００１２】次に、本発明の第２の実施の形態に関して
説明する。図２は、本発明の第２の実施の形態を示す構
成図である。第１の実施の形態と同様、情報配信システ
ムは、携帯端末１、情報管理センタ２、施設３、データ
ベース５により構成されている。施設３は、ユーザの有
する携帯端末１に情報を配信する機能を有する情報配信
装置４（図２では不図示）を有している。また、情報管
理センタ２は、あるキーワードを基にして、そのキーワ
ードと関連のある情報を判断する判断手段８を有してお
り、各施設３に関する情報が蓄積されているデータベー
ス５と接続可能である。

【００１３】なお、図１に示す情報配信システムの第１
の実施の形態は、各施設３に関するデータが情報管理セ
ンタ２に集中している集中型データベースの形態であ
る。集中型データベースの形態の場合、各施設３にデー
タベース５を設置する必要がなく、各施設３にデータベ
ース５の更新などの能力を有するオペレータがいなくて
も、データベース５を更新することが可能となる。

【００１４】また、図２に示す情報配信システムの第２
の実施の形態は、各施設３がそれぞれ自らの施設３に関
するデータを蓄積するためのデータベース５を有する分
散型データベースの形態である。分散型データベースの
形態の場合、各施設３のオペレータがデータベース５を
管理できるため、詳細なデータの蓄積、データの随時更
新などが容易に行える。また、各施設３の状況に応じ
て、分散型データベースと集中型データベースを使い分
けることも可能であり、分散型データベースと集中型デ
ータベースが混在した情報配信システムとすることも可
能である。さらに、こうした集中型データベースと分散
型データベースとが混在した情報配信システムにするこ
とも可能である。

【００１５】次に、施設３内の装置の構成に関して説明
する。図３は、本発明に係る施設内の装置の構成図であ
る。施設３は、情報配信装置４と複数の端末インターフ
ェイス６とを有する。情報配信装置４は、ユーザに配信
するための情報を格納する格納手段７を有する。複数の
端末インターフェイス６は施設３内の所定の場所に設置
されており、ユーザの携帯端末１と無線又は有線により
接続可能である。端末インターフェイス６はキオスク端
末のようなものでもよく、また、単純にアンテナでもよ
い。情報配信装置４は、双方向通信の可能な専用線によ
って接続された端末インターフェイス６を介して、格納
手段７に格納された情報をユーザの携帯端末１に配信す
る。なお、本実施の形態では複数の端末インターフェイ
ス６が設置されているが、端末インターフェイス６は１
つのみでもよい。

【００１６】次に本発明に係る実施の形態の動作に関し
て説明する。図４は、本発明の第１及び第２の実施の形
態において、ユーザが施設３を利用する前までの各装置
の動作を説明するフローチャートである。ステップＳ１
０１において、利用者は、施設３を利用する前に通信回
線を介して、利用する施設３、施設３を利用するための
目的、行動のキーワード（例えば、「○月×日」などの
利用日、「スポーツ施設」などの利用する施設３、「プ
ール」などの施設３内の詳細な目的設備などのキーワー
ド）などの利用希望情報を情報管理センタ２に送信す
る。

【００１７】ステップＳ１０３において、情報管理セン
タ２の判断手段８は、ユーザの携帯端末１から送信され
たキーワードを基にして、ユーザが必要とする情報を判
断する。これは、例えばユーザに与えるべき情報とユー
ザから送信されたキーワードとの対応をあらかじめ定め
ておき、その設定に従ってユーザに与える情報を判断す
ることで実現可能となる。また、ユーザが必要とする情
報の判断は、情報管理センタ２のオペレータによって行
われることも可能である。ステップＳ１０５において、
このユーザの携帯端末１の識別情報と、ステップＳ１０
３で判断された情報（ユーザが必要とする案内情報）と
をユーザから指定された施設３に送信する。このとき、
情報管理センタ２は、施設３の入り口から施設３内の詳
細な目的設備までの最短の案内経路に関する情報、例え
ばユーザが利用を希望する施設３の利用時間（プールの
利用時間や映画の上映時間など）に関する音声・文字・
画像などの情報を送信する。

【００１８】ステップＳ１０７において、ステップＳ１
０５で送信されたユーザの携帯端末１の識別情報とユー
ザが必要とする情報とが互いに関連付けられて、ユーザ
が利用を希望する施設３の情報配信装置４の格納手段７
にあらかじめ格納される。また、ユーザが入力したキー
ワードとは関係のない設備であって、施設３内の様々な
設備の情報が格納手段７に格納されることも可能であ
る。以上が、ユーザが施設３を利用する前に行われる一
連の動作である。

【００１９】また、この後、情報管理センタ２から携帯
端末１に、施設３側に情報が格納された旨の確認情報を
通知することが好ましい。さらに、情報管理センタ２か
ら携帯端末１に、例えば施設３までの道案内情報、施設
３内の各設備を紹介する紹介情報などを送信することも
可能であり、さらに、例えば施設３の利用予定の前日
に、当日の気象情報などを送信することも可能である。
これにより、ユーザは登録がきちんと行われたことが確
認可能となり、施設３に行く予定（場所や日付など）を
再確認でき、さらに、施設３に行く楽しみが増加すると
いう効果がある。

【００２０】次に、施設３内において、実際にユーザが
情報を利用する場合の動作を考える。図５は、本発明の
第１及び第２の実施の形態において、ユーザが施設を利
用する時の各装置の動作を説明するフローチャートであ
る。ユーザが所定の利用日に施設３を利用するために施
設３内に入ると、ステップＳ２０１において、利用者の
携帯端末１と施設３内の情報配信装置４とが端末インタ
ーフェイス６を介して接続する。この接続は、ユーザの
操作によって行われることも可能であり、ユーザが操作
しなくても自動的に行われるように設定することも可能
である。

【００２１】携帯端末１と端末インターフェイス６とが
接続した後、ステップＳ２０３において、情報配信装置
４は、ユーザの携帯端末１の識別情報を読み出し、ステ
ップＳ２０５において、読み出した携帯端末１の識別情
報に関連付けられて格納されている情報を格納手段７か
ら読み出す。このとき、ユーザの携帯端末１に情報を送
信する前に、ユーザが希望する目的設備までの誘導を可
能とする情報を判断して、特定の情報のみを読み出すこ
とも可能である。

【００２２】次に、ステップＳ２０７において、情報配
信装置４は、端末インターフェイス６を介してユーザの
携帯端末１に情報を送信する。これにより、例えば施設
３の入り口に入った直後、ユーザの情報端末１に「プー
ル」の場所や「プール利用の手引き」などの情報が送信
される。そして、ステップＳ２０９において、携帯端末
１はこれらの情報を受信し、文字や音声などによりこれ
らの情報をユーザに出力することによって、ユーザは、
例えば入り口からプールまでのルートやプールの利用可
能時間などの情報を得ることができ、希望する目的設備
まで迷わずに到達したり、その施設３に関する情報を手
に入れたりすることが可能となる。

【００２３】ユーザが施設３の利用を終了した場合、ユ
ーザにその旨を携帯端末１から端末インターフェイス６
を介して情報配信装置４に送信してもらうことも可能で
ある。これにより、情報配信装置４は格納手段７に格納
されているそのユーザの携帯端末１の識別情報及びその
識別情報に関連付けられて格納されている情報を消去す
ることで、格納手段７内のデータ容量が必要以上に増え
ないように管理することが可能となる。また、ユーザが
あらかじめ指定した所定の日付を過ぎた場合も同様に、
そのユーザの携帯端末１の識別情報及びその識別情報に
関連付けられて格納されている情報を削除する削除手段
が存在することが好ましい。また、所定の日付からこの
情報が削除されるまでの期間に１週間などの猶予を持た
せて、例えば所定の日付に都合が悪くなり、予定を延期
したユーザも格納手段７に格納された情報を得られるよ
うにすることも可能である。

【００２４】施設３内の目的設備を利用するためにユー
ザが必要な情報に関しては、施設３内の情報配信装置４
から携帯端末１に自動的に供給されるが、一方、施設３
内のあらゆる情報に関して、施設３内の情報配信装置４
からそれらの情報を常時取得可能なようにしておくのが
好ましい。すなわち、ユーザが利用する予定がなかった
設備の情報に関しては、ユーザが携帯端末１を操作する
ことによって、その情報を情報配信装置４から取得でき
るようにすることが好ましい。

【００２５】また、情報管理センタ２から情報配信装置
４にユーザが必要とする情報が送信されるのではなく、
ユーザによって入力されたキーワードから判断されたユ
ーザに必要な情報又はキーワードのみが送信されてもよ
い。キーワードのみが送信される場合には、各施設３に
それぞれの施設３に関する情報が格納されている必要が
あり、情報配信装置４が各施設３内の情報配信装置４が
受信したキーワードからユーザが必要とする情報を判断
する判断手段８を有する必要がある。

【００２６】また、情報管理センタ２が決済センタと接
続し、携帯端末１からユーザのクレジットカードの番号
を入力してもらい、その番号に基づいて有料情報の対価
の決済を行い、ユーザに対して決済が行われた有料情報
を提供することは、本発明の好ましい態様である。これ
により、決済が完了した有料情報をユーザに提供するこ
とが可能となる。また、クレジットカードの番号の入力
をする代わりに、ネット接続サービス（例えば日本電信
電話株式会社のｉモードセンタ）を介して決済を行うこ
とも可能である。

【００２７】また、情報管理センタ２に、ユーザの携帯
端末１の識別情報などに含まれる国籍コードからユーザ
の母国語を判別する言語判別手段と、ある言語の音声や
文字などを別の言語の音声や文字などに変換（翻訳）す
る言語変換手段とを付加することも本発明の好ましい態
様である。これにより、ユーザの携帯端末１の識別情報
などに含まれる国籍コードからユーザの母国語を判別
し、ユーザの母国語で表記された情報を情報配信装置４
の格納手段７に格納させることで、ユーザは理解できる
言語によって表記された情報を受信することが可能とな
り、ユーザは言語の違いを越えて施設３の案内情報を得
ることができる。また、情報管理センタ２がインターネ
ットと接続して、インターネットに蓄積された情報を取
得して、ユーザの携帯端末１に提供することも可能であ
る。

【００２８】また、上記発明の実施の形態に記載されて
いるように、本発明によれば、前記情報管理センタが前
記施設側に前記ユーザが必要とする可能性のある情報を
格納したことを確認し、前記情報が格納された旨を前記
携帯端末に通知することを特徴とする請求項１記載の情
報配信装置も提供される。

【００２９】また、上記発明の実施の形態に記載されて
いるように、本発明によれば、前記情報配信装置が、前
記ユーザがあらかじめ指定した所定の日付を過ぎた場
合、前記携帯端末の前記識別情報及び前記識別情報に関
連付けられて格納されている情報を削除する削除手段を
有することを特徴とする請求項１記載の情報配信装置も
提供される。

【００３０】また、上記発明の実施の形態に記載されて
いるように、本発明によれば、前記情報管理センタが、
前記携帯端末の前記識別情報に含まれる国籍コードから
ユーザの母国語を判別する判別手段と、音声情報又は文
字情報に含まれるある言語を別の言語に変換する言語変
換手段とを有することを特徴とする請求項１記載の情報
配信装置も提供される。

【００３１】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
情報管理センタがユーザの携帯端末の識別情報とユーザ
が利用を希望する施設の利用に関するキーワードを受信
し、そのキーワードからユーザに必要な情報を判断し
て、その情報とユーザの携帯端末の識別情報とを関連付
けて施設側に配置された格納手段に格納し、ユーザが施
設を利用する際にユーザが格納手段に格納された情報を
得ることができるようにしたので、ユーザが目的地に到
達するのに必要な案内情報及びユーザの趣向に合った案
内情報などを個別に受信することができる。

【００３２】また、情報管理センタが決済センタと接続
し、携帯端末に提供する有料情報の対価の決済を行うの
で、ユーザは有料情報を受信することが可能となる。ま
た、ユーザの携帯端末の識別情報からユーザの属する国
やユーザの母国語に関する情報を得て、情報をユーザが
理解可能な言語に翻訳して提供するので、ユーザが言語
の違いを越えて、世界各国で理解可能な案内情報を得ら
れるようになる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の実施の形態を示す構成図であ
る。

【図２】本発明の第２の実施の形態を示す構成図であ
る。

【図３】本発明に係る施設内の装置の構成図である。

【図４】本発明の第１及び第２の実施の形態において、
ユーザが施設を利用する前までの各装置の動作を説明す
るフローチャートである。

【図５】本発明の第１及び第２の実施の形態において、
ユーザが施設を利用する時の各装置の動作を説明するフ
ローチャートである。

【符号の説明】

１携帯端末２情報管理センタ３施設４情報配信装置５データベース６端末インターフェイス７格納手段８判断手段

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号ＦＩテーマコート゛(参考）Ｇ０６Ｆ 17/30 １１０Ｇ０６Ｆ 17/30 １１０ＧＨ０４Ｍ 11/00 ３０１Ｈ０４Ｍ 11/00 ３０１Ｈ０４Ｑ 7/38 Ｈ０４Ｑ 7/04 ＤＦターム(参考） 5B049 AA06 CC02 FF01 FF06 GG03 GG06 5B075 NK02 PQ02 PQ04 5K067 AA34 BB04 BB21 DD17 EE02 EE10 EE16 FF02 GG01 GG11 HH05 HH23 5K101 KK16 LL12

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】施設を利用するユーザの携帯端末に前記
施設内の設備に関する情報を配信する情報配信システム
であって、通信回線を介して前記ユーザの携帯端末と接続可能な情
報管理センタと、前記ユーザが利用する前記施設側に設
置され、通信回線を介して前記情報管理センタと接続可
能な情報配信装置とにより構成され、前記情報管理センタは、あらかじめ前記ユーザの前記携
帯端末の識別情報と前記ユーザが利用を希望する前記施
設内の前記設備を特定する利用希望情報とを前記携帯端
末から受信し、前記利用希望情報を基にして前記ユーザ
が必要とする可能性のある情報を判断し、前記識別情報
と前記ユーザが必要とする可能性のある情報とを前記情
報配信装置に送信し、前記情報配信装置は、受信した前記識別情報と前記ユー
ザが必要とする可能性のある情報とを関連付けて前記施
設側に配置された格納手段に格納し、前記ユーザが前記施設を利用する際、前記情報配信装置は、前記ユーザの前記携帯端末の前記
識別情報を前記携帯端末から受信し、前記識別情報と一
致した識別情報に関連付けられて前記格納手段に格納さ
れている前記情報を前記携帯端末に配信する情報配信シ
ステム。