JPH11289584A - 情報処理装置および方法、情報処理システム、並びに提供媒体 - Google Patents

情報処理装置および方法、情報処理システム、並びに提供媒体

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JPH11289584A
JPH11289584A JP10091259A JP9125998A JPH11289584A JP H11289584 A JPH11289584 A JP H11289584A JP 10091259 A JP10091259 A JP 10091259A JP 9125998 A JP9125998 A JP 9125998A JP H11289584 A JPH11289584 A JP H11289584A
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information
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JP10091259A
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Katashi Nagao
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各ユーザに合った情報を提供できるようにす
る。 【解決手段】 ユーザはカスタマホスト1から、例え
ば、本のリストが欲しいというリクエストを、図書館の
サービスホスト2−4に対して送信する。このリクエス
トは、モバイルエージェントとして、インターネット1
0を介してネットワーク15に受信される。受信された
モバイルエージェントは、エージェントホスト3を介し
てサービスホスト2−4に伝送される。サービスホスト
2−4は、伝送されたモバイルエージェントに従って、
本のリストを作成する。作成されたリストは、エージェ
ントホスト3に伝送され、記憶される。カスタマホスト
1とサービスホスト2−4が通信を行うことにより、ユ
ーザが図書館に来たことが判断された時に、記憶されて
いるリストは、エージェントホスト3からカスタマホス
ト1にダウンロードされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置およ
び方法、情報処理システム、および提供媒体に関し、特
に、携帯型のパーソナルコンピュータの現在位置を検出
し、その検出した位置のパーソナルコンピュータに情報
を提供するようにした情報処理装置および方法、情報処
理システム、および提供媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯型のパーソナルコンピュータ
は、小型化が進み、鞄などに入れて常に持ち運べる位の
大きさ、軽さになりつつある。この携帯型のパーソナル
コンピュータに通信機器を備え付けることにより、イン
ターネットなどのネットワークに接続し、情報の授受を
行うことができる。
【0003】また、カーナビゲーションシステムなどに
用いられているGPS(Global Positioning System)を小
型化し、携帯可能にすることにより、ユーザが地図帳代
わりに持ち歩いて用いることも実用化されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように携帯型のパーソナルコンピュータでデータの授
受が行なわれている時に、パーソナルコンピュータが移
動された場合、ネットワークとの接続が切断される場合
がある。このような場合、授受を行っていたデータに関
しては、始めからその授受をやり直さなくてはならない
場合があった。
【0005】また携帯型のパーソナルコンピュータを用
いてネットワークに接続している所定のユーザに対し
て、あるシステムが、ユーザの存在位置をも考慮にいれ
て、そのユーザに適した情報を提供するといったサービ
スは存在していなかった。
【0006】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、携帯型のパーソナルコンピュータの存在位
置を検出し、その検出した位置のパーソナルコンピュー
タに情報を提供するようにし、もって、それぞれのユー
ザに合った情報を、確実に伝送できるようにするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の情報処
理装置は、他の情報処理装置に、情報と、それを処理す
る処理手順とを送信する送信手段と、現在位置を検出す
る検出手段と、検出手段により検出された現在位置を他
の情報処理装置に報告する報告手段と、他の情報処理装
置により処理された結果を受信する受信手段とを備える
ことを特徴とする。
【0008】請求項4に記載の情報処理方法は、他の情
報処理装置に、情報と、それを処理する処理手順とを送
信する送信ステップと、現在位置を検出する検出ステッ
プと、 検出ステップで検出された現在位置を他の情報
処理装置に報告する報告ステップと、他の情報処理装置
で処理された結果を受信する受信ステップとを備えるこ
とを特徴とする。
【0009】請求項5に記載の提供媒体は、他の情報処
理装置に、情報と、それを処理する処理手順とを送信す
る送信ステップと、現在位置を検出する検出ステップ
と、検出ステップで検出された現在位置を他の情報処理
装置に報告する報告ステップと、他の情報処理装置で処
理された結果を受信する受信ステップとを含む処理を実
行させるコンピュータが読み取り可能なプログラムを提
供することを特徴とする。
【0010】請求項6に記載の情報処理装置は、他の情
報処理装置から送信された情報を受信する受信手段と、
受信手段により受信された情報に応じたデータを処理す
る処理手段と、処理手段により処理されたデータを記憶
する記憶手段と、他の情報処理装置の位置を検出する検
出手段と、検出手段により検出された位置の他の情報処
理装置に、記憶手段により記憶されたデータを送信する
送信手段とを備えることを特徴とする。
【0011】請求項7に記載の情報処理方法は、他の情
報処理装置から送信された情報を受信する受信ステップ
と、受信ステップで受信された情報に応じたデータを処
理する処理ステップと、処理ステップで処理されたデー
タを記憶する記憶ステップと、他の情報処理装置の位置
を検出する検出ステップと、検出ステップで検出された
位置の他の情報処理装置に、記憶ステップで記憶された
データを送信する送信ステップとを備えることを特徴と
する。
【0012】請求項8に記載の提供媒体は、他の情報処
理装置から送信された情報を受信する受信ステップと、
受信ステップで受信された情報に応じたデータを処理す
る処理ステップと、処理ステップで処理されたデータを
記憶する記憶ステップと、他の情報処理装置の位置を検
出する検出ステップと、検出ステップで検出された位置
の他の情報処理装置に、記憶ステップで記憶されたデー
タを送信する送信ステップとを含む処理を実行させるコ
ンピュータが読み取り可能なプログラムを提供すること
を特徴とする。
【0013】請求項9に記載の情報処理システムは、第
1の情報処理装置は、第2の情報処理装置に、情報と、
それを処理する処理手順とを送信する第1の送信手段
と、現在位置を検出する検出手段と、検出手段により検
出された現在位置を第2の情報処理装置に報告する報告
手段と、第2の情報処理装置により処理された結果を受
信する第1の受信手段とを備え、第2の情報処理装置
は、第1の送信手段から送信された情報を受信する第2
の受信手段と、第2の受信手段により受信された情報に
応じたデータを処理する処理手段と、処理手段により処
理された結果得られたデータを記憶する記憶手段と、報
告手段により報告された位置の第1の情報処理装置に、
記憶手段により記憶されたデータを送信する第2の送信
手段とを備えることを特徴とする。
【0014】請求項10に記載の情報処理方法は、第1
の情報処理装置の情報処理方法は、第2の情報処理装置
に、情報と、それを処理する処理手順とを送信する第1
の送信ステップと、現在位置を検出する検出ステップ
と、検出ステップで検出された現在位置を第2の情報処
理装置に報告する報告ステップと、第2の情報処理装置
で処理された結果を受信する第1の受信ステップとを含
み、第2の情報処理装置の情報処理方法は、第1の送信
ステップから送信された情報を受信する第2の受信ステ
ップと、第2の受信ステップで受信された情報に応じた
データを処理する処理手段と、処理ステップで処理され
た結果得られたデータを記憶する記憶ステップと、報告
ステップで報告された位置の第1の情報処理装置に、記
憶ステップで記憶されたデータを送信する第2の送信ス
テップとを含むことを特徴とする。
【0015】請求項11に記載の提供媒体は、第1の情
報処理装置に、第2の情報処理装置に、情報と、それを
処理する処理手順とを送信する第1の送信ステップと、
現在位置を検出する検出ステップと、検出ステップで検
出された現在位置を第2の情報処理装置に報告する報告
ステップと、第2の情報処理装置で処理された結果を受
信する第1の受信ステップとを含み、第2の情報処理装
置の情報処理方法は、第1の送信ステップから送信され
た情報を受信する第2の受信ステップと、第2の受信ス
テップで受信された情報に応じたデータを処理する処理
手段と、処理ステップで処理された結果得られたデータ
を記憶する記憶ステップと、報告ステップで報告された
位置の第1の情報処理装置に、記憶ステップで記憶され
たデータを送信する第2の送信ステップとをを含む処理
を実行させるコンピュータが読み取り可能なプログラム
を提供することを特徴とする。
【0016】請求項12に記載の情報処理装置は、情報
処理装置に固有のIDを他の情報処理装置と交換する交
換手段と、交換手段により交換された他の情報処理装置
のIDに対応するデータを受信する受信手段と、受信手
段で受信したデータに基づいて、他の情報処理装置のユ
ーザの個人情報を要求する要求手段とを備えることを特
徴とする。
【0017】請求項14に記載の情報処理方法は、情報
処理装置に固有のIDを他の情報処理装置と交換する交
換ステップと、交換ステップで交換された他の情報処理
装置のIDに対応するデータを受信する受信ステップ
と、受信ステップで受信したデータに基づいて、他の情
報処理装置のユーザの個人情報を要求する要求ステップ
とを備えることを特徴とする。
【0018】請求項15に記載の提供媒体は、情報処理
装置に固有のIDを他の情報処理装置と交換する交換ス
テップと、交換ステップで交換された他の情報処理装置
のIDに対応するデータを受信する受信ステップと、受
信ステップで受信したデータに基づいて、他の情報処理
装置のユーザの個人情報を要求する要求ステップとを含
む処理を実行させるコンピュータが読み取り可能なプロ
グラムを提供することを特徴とする。
【0019】請求項16に記載の情報処理装置は、公開
鍵を取得し、記憶する記憶手段と、秘密鍵で暗号化され
たデータを取得する取得手段と、公開鍵を用いて、取得
手段により取得されたデータを復号する復号手段と、復
号手段による復号結果を、秘密鍵で暗号化されたデータ
の送出者に提供する提供手段とを備えることを特徴とす
る。
【0020】請求項18に記載の情報処理方法は、公開
鍵を取得し、記憶する記憶ステップと、秘密鍵で暗号化
されたデータを取得する取得ステップと、公開鍵を用い
て、取得ステップで取得されたデータを復号する復号ス
テップと、復号ステップでの復号結果を、秘密鍵で暗号
化されたデータの送出者に提供する提供ステップとを備
えることを特徴とする。
【0021】請求項19に記載の提供媒体は、公開鍵を
取得し、記憶する記憶ステップと、秘密鍵で暗号化され
たデータを取得する取得ステップと、公開鍵を用いて、
取得ステップで取得されたデータを復号する復号ステッ
プと、復号ステップでの復号結果を、秘密鍵で暗号化さ
れたデータの送出者に提供する提供ステップとを含む処
理を実行させるコンピュータが読み取り可能なプログラ
ムを提供することを特徴とする。
【0022】請求項1に記載の情報処理装置、請求項4
に記載の情報処理方法、および請求項5に記載の提供媒
体においては、他の情報処理装置に、情報と、それを処
理する処理手順とが送信され、現在位置が検出され、検
出された現在位置が他の情報処理装置に報告され、他の
情報処理装置で処理された結果が受信される。
【0023】請求項6に記載の情報処理装置、請求項7
に記載の情報処理方法、および請求項8に記載の提供媒
体においては、他の情報処理装置から送信された情報が
受信され、受信された情報に応じたデータが処理され、
処理されたデータが記憶され、他の情報処理装置の位置
が検出され、検出された位置の他の情報処理装置に、記
憶されたデータが送信される。
【0024】請求項9に記載の情報処理システム、請求
項10に記載の情報処理方法、請求項11に記載の提供
媒体においては、第1の情報処理装置は、第2の情報処
理装置に、情報と、それを処理する処理手順とが送信さ
れ、現在位置が検出され、検出された現在位置が第2の
情報処理装置に報告され、第2の情報処理装置により処
理された結果が受信され、第2の情報処理装置は、第1
の情報処理装置から送信された情報が受信され、受信さ
れた情報に応じたデータが処理され、処理された結果得
られたデータが記憶され、報告された位置の第1の情報
処理装置に、記憶されたデータが送信される。
【0025】請求項12に記載の情報処理装置、請求項
14に記載の情報処理方法、請求項15に記載の提供媒
体においては、情報処理装置に固有のIDが他の情報処
理装置と交換され、交換された他の情報処理装置のID
に対応するデータが受信され、受信されたデータに基づ
いて、他の情報処理装置のユーザの個人情報が要求され
る。
【0026】請求項16に記載の情報処理装置、請求項
18に記載の情報処理方法、請求項19に記載の提供媒
体においては、公開鍵が取得され、記憶され、秘密鍵で
暗号化されたデータが取得され、公開鍵を用いて、取得
されたデータが復号され、その復号結果が、秘密鍵で暗
号化されたデータの送出者に提供される。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
するが、特許請求の範囲に記載の発明の各手段と以下の
実施の形態との対応関係を明らかにするために、各手段
の後の括弧内に、対応する実施の形態(但し一例)を付
加して本発明の特徴を記述すると、次のようになる。但
し勿論この記載は、各手段を記載したものに限定するこ
とを意味するものではない。
【0028】請求項1に記載の情報処理装置は、他の情
報処理装置に、情報と、それを処理する処理手順とを送
信する送信手段(例えば、図2のネットワーク用通信装
置23)と、現在位置を検出する検出手段(例えば、図
2のGPS受信装置22)と、検出手段により検出され
た現在位置を他の情報処理装置に報告する報告手段(例
えば、図2のネットワーク用通信装置23)と、他の情
報処理装置により処理された結果を受信する受信手段
(例えば、図2のネットワーク用通信装置23)とを備
えることを特徴とする。
【0029】請求項6に記載の情報処理装置は、他の情
報処理装置から送信された情報を受信する受信手段(例
えば、図6のステップS11)と、受信手段により受信
された情報に応じたデータを処理する処理手段(例え
ば、図6のステップS12)と、処理手段により処理さ
れたデータを記憶する記憶手段(例えば、図6のステッ
プS13)と、他の情報処理装置の位置を検出する検出
手段(例えば、図6のステップS14)と、検出手段に
より検出された位置の他の情報処理装置に、記憶手段に
より記憶されたデータを送信する送信手段(例えば、図
6のステップS15)とを備えることを特徴とする。
【0030】請求項9に記載の情報処理システムは、第
1の情報処理装置は、第2の情報処理装置に、情報と、
それを処理する処理手順とを送信する第1の送信手段
(例えば、図2のネットワーク用通信装置23)と、現
在位置を検出する検出手段(例えば、図2のGPS受信
装置22)と、検出手段により検出された現在位置を第
2の情報処理装置に報告する報告手段(例えば、図2の
ネットワーク用通信装置23)と、第2の情報処理装置
により処理された結果を受信する第1の受信手段(例え
ば、図2のネットワーク用通信装置23)とを備え、第
2の情報処理装置は、第1の送信手段から送信された情
報を受信する第2の受信手段(例えば、図6のステップ
S11)と、第2の受信手段により受信された情報に応
じたデータを処理する処理手段(例えば、図6のステッ
プS12)と、処理手段により処理された結果得られた
データを記憶する記憶手段(例えば、図6のステップS
13)と、報告手段により報告された位置の第1の情報
処理装置に、記憶手段により記憶されたデータを送信す
る第2の送信手段(例えば、図6のステップS15)と
を備えることを特徴とする。
【0031】請求項12に記載の情報処理装置は、情報
処理装置に固有のIDを他の情報処理装置と交換する交
換手段(例えば、図9のステップS23)と、交換手段
により交換された他の情報処理装置のIDに対応するデ
ータを受信する受信手段(例えば、図9のステップS2
4)と、受信手段で受信したデータに基づいて、他の情
報処理装置のユーザの個人情報を要求する要求手段(例
えば、図9のステップS25)とを備えることを特徴と
する。
【0032】請求項16に記載の情報処理装置は、公開
鍵を取得し、記憶する記憶手段(例えば、図13のステ
ップS31)と、秘密鍵で暗号化されたデータを取得す
る取得手段(例えば、図13のステップS32)と、公
開鍵を用いて、取得手段により取得されたデータを復号
する復号手段(例えば、図13のステップS33)と、
復号手段による復号結果を、秘密鍵で暗号化されたデー
タの送出者に提供する提供手段(例えば、図13のステ
ップS36)とを備えることを特徴とする。
【0033】図1は本発明の情報処理システムの一実施
の形態の構成例を示す図である。この情報処理システム
においては、カスタマホスト1がインターネット10を
介してネットワーク(イントラネット)15と接続さ
れ、互いにデータの授受を行うことができるようになさ
れている。ネットワーク15は、サービスホスト2−1
乃至2−4(以下、サービスホスト2−1乃至2−4を
個々に区別する必要がない場合、単にサービスホスト2
と記述する)と、エージェントホスト3から構成されて
おり、各サービスホスト2とエージェントホスト3は互
いに接続されている。
【0034】カスタマホスト1は、ユーザが持ち運び可
能な小型パーソナルコンピュータであり、インターネッ
ト10に接続され、無線により、データの授受を行う。
後述するようにユーザがカスタマホスト1を用いて所望
の処理をインターネット10を介してネットワーク15
に送信すると、ネットワーク15内のサービスホスト2
が、これに対応する処理を行う。エージェントホスト3
は、この処理の結果得られたデータを保存するととも
に、ユーザのプロフィールも保存する。そして、このエ
ージェントホスト3は、エージェントプログラムのテン
プレートとユーザインタフェースをも保存しており、こ
の保存されたデータは、ユーザがカスタマホスト1を用
いて、エージェントホスト3にアクセスし、ダウンロー
ドすることが可能とされている。
【0035】ユーザは、インターネット10を介してネ
ットワーク15にモバイルエージェントを送信する。こ
こで、モバイルエージェントとは、ユーザがカスタマホ
スト1からネットワーク15内のサービスホスト2に対
して、処理を行わせるために送信したプログラムのこと
を示す。
【0036】このモバイルエージェントの送信後、ユー
ザは、カスタマホスト1をインターネット10から切り
離しても良い。サービスホスト2−1(インターネット
10と接続されているファイアウォールとしてのサービ
スホストとする)に受信されたモバイルエージェント
は、所定のサービスホスト2において、処理、実行され
る。その処理された結果は、エージェントホスト3に伝
送され、保存される。そして、再びカスタマホスト1が
インターネット10に接続され、エージェントホスト3
と通信できる状態とされた時に、エージェントホスト3
に保存された処理結果が、インターネット10を介して
カスタマホスト1に返される。
【0037】このように、例えばユーザが、ある情報を
検索するように、カスタマホスト1を用いてモバイルエ
ージェントを送信すると、エージェントホスト3を通じ
てサービスホスト2に送られ、サービスホスト2が、そ
のモバイルエージェントが指示する情報を検索し、その
検索結果がエージェントホスト3に送信され記憶され
る。そして、その記憶された情報は、カスタマホスト1
が再びインターネット10と通信できる状態にされたと
き、エージェントホスト3から読み出され、カスタマホ
スト1に戻されことにより、ユーザは所望の情報を得る
ことができる。
【0038】この情報処理システムではAPSL(Agent Pr
ogramming System and Language)が用いられており、
このAPSLにおいては、プレイスエージェントと呼ばれる
エージェントプログラムが提供されている。このプレイ
スエージェントは、モバイルエージェントとは異なり、
ネットワーク内を動きまわるのではなく、各ホストに保
存され、処理を行うプログラムである。そして、プレイ
スエージェントとモバイルエージェントと相互にデータ
を授受することができるので、モバイルエージェントは
プレイスエージェントから、さまざまなサービスの提供
を受けることが可能とされている。
【0039】APSLには、また、モバイルエージェントと
プレイスエージェントとのデータの授受を補助するコミ
ュニケーションパッケージも提供されている。このコミ
ュニケーションパッケージは、コミュニケーションプロ
トコルを提供する。APSLにおいて、プレイスエージェン
トとモバイルエージェントのコミュニケーションは、受
け取り側のエージェントにコミュニケーションパッケー
ジを供給することにより行われる。
【0040】サービスホスト2に保持されているデータ
の資源とそのデータへのアクセス許諾のリストは、それ
ぞれのコミュニケーションが行われる前にチェックさ
れ、チェック後、サービスを要求するモバイルエージェ
ントが最も適したコミュニケーションパッケージを選択
する。上述したエージェントは、全てのメッセージの交
換に対してコミュニケーションパッケージを用いる。
【0041】プレイスエージェントは、パブリックプレ
イスエージェントとパーソナルプレイスエージェントと
に分けられる。カスタマホスト1のパーソナルプレイス
エージェントは、いかなる個人情報(例えば、クレジッ
トカードの番号)に対してもアクセス可能である。一方
サービスホスト2に保持されているパブリックプレイス
エージェントは、個人情報にはアクセスできないが、あ
る種のパブリック情報(例えば、製品カタログ)にはア
クセスすることが可能である。
【0042】プレイスエージェントは、物理的な環境
(現実社会)からユーザ、物体、およびそれらの存在位
置のIDを取得するとともに、それらのIDと、顧客デ
ータベース、製品カタログ、特定地域の地図、Webペ
ージなどの特有の情報資源とを関連付ける。仮に、情報
資源が離れた位置に存在するサービスホスト2にある場
合、モバイルエージェントは、そのサービスホスト2に
伝送される。その伝送は、モバイルエージェントのテン
プレートの値を、プレイスエージェントが設定すること
により行われる。従って、プレイスエージェントは、モ
バイルエージェントとデータの授受を行う能力だけでな
く、新たなモバイルエージェントを作り出す能力も兼ね
備えている。
【0043】上述した情報処理システムを大学構内に適
用した場合(以後、適用された大学を総称してハイパー
キャンパスと記述する)を例として、説明する。
【0044】まずユーザが用いるカスタマホスト1につ
いて説明する。図2は、ユーザが用いるカスタマホスト
1の外観の構成を示している。カスタマホスト1は、情
報を入力する際に操作される複数のキーから構成される
キーボード30と、情報が表示されるディスプレイ35
とから構成されている。また、このカスタマホスト1に
は、赤外線通信を行う赤外線通信装置21と、GPS
(Global Positioning System)受信装置22が備え付
けられ、さらに例えば、PHS(Personal Handy phone Sy
stem)などで構成され、ネットワークと接続し、通信す
る際に用いられるネットワーク用通信装置23が備え付
けられている。
【0045】なお、この赤外線通信装置21、GPS受
信装置22、およびネットワーク用通信装置23の設置
場所および形状は、図示したものに限定されるものでは
ない。例えば、この赤外線通信装置21やGPS受信装
置22をユーザの体の一部に取り付けたり、鞄などに取
り付けたりしても良い。
【0046】図3は、カスタマホスト1の内部の構成例
を表している。CPU(Central Processing Unit)41
は、ROM(Read Only Memory)42に記憶されている各
種のプログラムに従って、各種の動作を実行するように
なされている。RAM(Random Access Memory)43は、C
PU41が各種の処理を実行する上において必要な各種の
データを適宜記憶する。インタフェース46は、キーボ
ード30、ディスプレイ35、赤外線通信装置21、G
PS受信装置22、およびネットワーク用通信装置23
と接続され、CPU41との間の動作をインターフェース
するようになされている。さらにインターフェース46
には、ハードディスクドライブ(HDD)45とフロッ
ピディスクドライブ(FDD)44が接続されている。
【0047】ここで、ハイパーキャンパスにおいて提供
される主な情報とは、例えば、キャンパスの地図、校舎
の配置地図、構内外のサービスなどのキャンパス情報、
校舎の外観図、建築の歴史、その校舎に関わる出来事な
どの建造物に関する情報、各校舎の階数毎の見取り図、
研究室の情報、教室の情報、室内での行事などの室内情
報、授業の時間割やその授業の行われる教室などの授業
情報、他の大学に関する情報、およびユーザが訪れた場
所のリストやアクセスした情報のリストなどのユーザの
行動の履歴、などである。
【0048】サービスホスト2−i(i=1,2,3,
4)は、各教室毎、各校舎毎などにそれぞれ設置され、
設置された場所に適したデータが保存されている。例え
ば、図書館に設置されたサービスホスト2には、その図
書館に貯蔵されている本に関するデータが保存されてい
る。エージェントホスト3は、ハイパーキャンパス内に
1つ設置され、記憶しているデータを、カスタマホスト
1にインターネット10を介して送信する。
【0049】次に、ユーザの位置の検出について説明す
る。ユーザが室外にいるとき、GPS受信装置22は、
図示していない衛星と通信を行い、地球上の位置(緯度
と経度)を算出し、その算出した位置を基に、特定地域
(大学キャンパス)の地図に投影することにより、ユー
ザの位置を確定する。
【0050】ユーザが室内にいる場合の位置の検出につ
いて、図4を参照して説明する。各教室の出入口のとこ
ろには、その教室に固有のIDを保持している赤外線端
末器50が設置されている。ユーザが教室の出入口を通
過する際、カスタマホスト1の赤外線通信装置21から
教室に取り付けられた赤外線端末器50にユーザIDが
送信される。赤外線端末器50は、受信したユーザID
と、教室のIDとを、サービスホスト2に伝送する。サ
ービスホスト2は、これらのIDを解析することによ
り、どのユーザが、どの部屋に存在しているのかを、検
出する。この情報は、エージェントホスト3に伝送さ
れ、ユーザのプロフィールに追加される。
【0051】ユーザに送信される情報は、現時刻に依存
し、時間経過とともに変化していく。例えば、ユーザが
講義室に近づいたとき、ユーザに送信される情報として
は、その時に、その講義室で講義されている授業の情報
などである。勿論、ユーザは、時刻に関係なく、さまざ
まな情報を検索することも可能である。
【0052】ここで、情報処理システムがユーザに適し
た情報を提供する際の動作について図5のフローチャー
トを参照して、説明する。まずステップS1において、
カスタマホスト1を用いるユーザID、そのユーザの研
究課題や興味を持っていることなどのユーザ固有の情報
(プロフィール)が、エージェントホスト3に記憶され
る。また、そのユーザの行動、例えば、訪れた場所やア
クセスした情報などの情報も記憶される。これらのプロ
フィールや行動情報は、各ユーザに適した情報を提供す
るために用いられる。
【0053】ステップS2において、ユーザの位置の検
出が行われる。ユーザが用いているカスタマホスト1の
位置は、上述したように、赤外線通信装置21から赤外
線端末機50を介してサービスホスト2により、常に把
握されている。カスタマホスト1が構外にとき、GPS
受信装置22が演算した位置情報がネットワーク用通信
装置23、インターネット10を介して、エージェント
ホスト3に伝送されている。この伝送された位置情報に
よりエージェントホスト3は、ユーザの位置を検出し、
その検出された位置とステップS1において記憶された
個人情報(プロフィール)をサービスホスト2に伝送
し、サービスホスト2は、ステップS3において、デー
タの検索を行う。
【0054】この検索されるデータとしては、例えば、
位置情報が、ある講義室の近くであり、その講義室で行
われる講義が、ユーザの興味がある分野である場合、そ
のことを知らせるデータである。この検索されたデータ
は、ステップS4において、サービスホスト2から、ネ
ットワーク15、エージェントホスト3、インターネッ
ト10、ネットワーク用通信装置23を介してカスタマ
ホスト1に送信される。
【0055】このようにして、ハイパーキャンパス内に
おいて、ユーザが存在する位置において、役に立つであ
ろう、各ユーザに適した情報が提供される。
【0056】次に、ユーザがエージェントホスト3経由
でサービスホスト2に対して、リクエストを送信し、そ
のリクエストに対する情報を提供する場合のネットワー
ク15の動作について、図6のフローチャートを参照し
て説明する。このハイパーキャンパスにおいて、上述し
たように、カスタマホスト1とインターネット10との
通信は、無線を用いて行なわれいる。カスタマホスト1
は、無線ネットワークに接続された状態で移動可能であ
るから、そのためにインターネット10との接続が切断
されることがあり、その通信は不安定である。そこで、
モバイルエージェントを用いることにより、この問題を
解決する。すなわちユーザは、ステップS11におい
て、カスタマホスト1を用いて、ネットワーク用通信装
置23から、所定のリクエスト(モバイルエージェン
ト)を伝送する。このリクエストは、インターネット1
0を介してネットワーク15のエージェントホスト3に
より受信される。
【0057】エージェントホスト3は、ユーザからのリ
クエストを受信した場合、適切なサービスホスト(この
場合、サービスホスト2−1)にリクエストを伝送す
る。サービスホスト2−1は、ステップS12に進み、
受信したリクエストに応じた処理を実行する。この処理
は、サービスホスト2−1のプレイスエージェントが、
リクエストであるモバイルエージェントと通信すること
で行われる。サービスホスト2−1に、所望のデータが
存在していない場合、サービスホスト2−1のプレイス
エージェントは、モバイルエージェントのパラメータを
書き換えて、他のサービスホスト2に伝送する。そし
て、伝送先のサービスホスト2にて、同様の処理が行わ
れる。そして、その処理は、所望の処理結果が得られる
まで行われる。このようにして処理の結果得られたデー
タは、ステップS13において、エージェントホスト3
に記憶される。
【0058】図7は、カスタマホスト1のディスプレイ
35上に表示されるユーザ登録画面、換言すると、リク
エストの入力や送信を行うための表示画面の例を示して
いる。ユーザが現在位置しているところより離れたとこ
ろに存在するサービスホスト2に対して、得たい情報を
予め表示画面上から入力し、送信しておくことにより、
後で、その結果を得ることができる。
【0059】例えば、図7に示したように、図書館(Li
brary)の欄に、Javaに関する本のリストを用意してお
いて欲しいと言うことで、”List Java Books”と入力
する。そして、このリクエストは、モバイルエージェン
トとして、図書館のサービスホスト2に送信される。そ
の際、このモバイルエージェントは、インターネット1
0を介して接続されているエージェントホスト3により
受信され、その後、図書館のサービスホスト2−iま
で、伝送される。そして、図書館のサービスホスト2−
iのプレイスエージェントは、データベースの中から、
Javaに関する本を選び出し、その結果を、エージェント
ホスト3に送信する。エージェントホスト3では、その
送信された結果を記憶する。
【0060】図7には、上述した以外にも、ユーザID
(UserID)、赤外線通信装置21のID(IrID)、ユー
ザ名、Emailアドレス、URL、およびハイパーキャン
パス内の施設(Cafeteria,Computer Room,Gymnasiu
m,Library)に立ち寄る予定がある場合に、その目的や
時間帯が記述される欄が設けられている。
【0061】このようにして記述された情報は、エージ
ェントホスト3にユーザのプロフィールとして、記憶さ
れる。このような情報を記憶させておくことにより、例
えば、食堂に12時30分にスペシャルランチを食べに
行くという情報を記憶させたユーザに対して、12時3
0分が近づいた時に、そのことを知らせる情報や、その
ユーザの現在位置と食堂までの道順を記した地図など
を、サービスホスト2からカスタマホスト1に対して、
エージェントホスト3、インターネット10、ネットワ
ーク用通信装置23を介して送信することが可能とな
る。
【0062】ユーザIDと図書館のIDとが、図書館の
サービスホスト2−i経由でエージェントホスト3に送
信され、これらのIDにより、エージェントホスト3
が、Javaに関する本のリストをリクエストしていたユー
ザが図書館に訪ねてきたと判断されたとき、エージェン
トホスト3は、ステップS14において、記憶されてい
るJavaに関する本のリストを、図書館に存在するユーザ
のカスタマホスト1にインターネット10を介して送信
する。または、図書館に設置された赤外線端末器50か
らカスタマホスト1の赤外線通信装置21に対して送信
されるようにしても良い。送信されたリストは、カスタ
マホスト1に受信され、ディスプレイ35上に表示され
る。この表示されたリストの表示例を図8に示す。
【0063】図8の表示例では、Javaに関する本とし
て、5冊の本の名前と、その本が利用可能な状態か否か
(Available/Not Available)が表示されている。例え
ば、他の人に貸し出されているために図書館には、現時
点では置いていない本には”Not Available”の表示が
されている。画面下方には、前の画面を表示させる時に
操作される”Preview”ボタン、表示されている本を借
りたいために予約したい場合に操作される”Reserve”
ボタン、次の画面を表示させる時に操作される”NEXT”
ボタンが備えられている。
【0064】ユーザが図書館内に存在する場合において
も、例えば、そのユーザの興味ある本が何処の本棚に置
かれているか、ユーザが存在するエリアには、どのよう
な本が存在しているかなどの情報がカスタマホスト1に
送信される。これらの情報は、予めエージェントホスト
3に記憶されているユーザのプロフィールに基づいて提
供されるとともに、ユーザの存在位置に依存して行われ
るために、各ユーザに適した情報提供を行うことができ
る。
【0065】次にパーティや会議に上述したシステムを
適用した場合を説明する。このパーティに出席する参加
者は、それぞれカスタマホスト1を所有する。そのカス
タマホスト1には、各参加者のe-mailアドレスやURL
(Uniform Resource Locator)などの情報が記憶されて
いる。これらの情報は、口頭や名刺などでやりとりする
よりも、電子的にやりとりした方が、書き取り、それを
入力する手間が省けて、有効であり、各参加者は、これ
らの情報を互いにカスタマホスト1を用いて交換するこ
とが可能である(後述)。
【0066】ここでは、ユーザがパーティに参加する場
合の処理について、図9のフローチャートを参照して、
説明する。まずステップS21において、参加者がパー
ティの招待状を受け取って、そのパーティに参加しよう
と思った場合、参加の申し込みが行なわれる。その参加
の申し込みは、参加者のカスタマホスト1を用いて行わ
れる。すなわち、ユーザ名、ユーザID、カスタマホス
トの名前(ID)、出席する時間、コメントなどの情報
を、パーティ主催のサービスホスト2に対して送信す
る。サービスホスト2のプレイスエージェントは、参加
する参加者の識別と、受け取った情報の管理を行う。
【0067】ステップS22において、参加者がパーテ
ィ会場についたとき、パーティ参加申し込みの際に各参
加者が送信した情報が、カスタマホスト1に、サービス
ホスト2からダウンロードされる。従って、どのような
人がパーティに参加しているのかがわかり、見知らぬ人
との会話のきっかけを得るのに役立つ。但し、ダウンロ
ードされる情報として、EmailアドレスやURLなどの
個人情報を無制限に他の参加者に配布することは、プラ
イバシの保護の観点から、あまり好ましいことではな
い。従って、このような個人情報は、当事者の許可がな
くては、他の参加者に配布されることがないようにす
る。以下にその個人情報の交換の仕方について説明す
る。
【0068】参加者がパーティ会場についた時に、例え
ばそのパーティに参加する参加者の数が100人の場
合、100人分のデータが、各参加者のカスタマホスト
1にダウンロードされる。ダウンロードされたデータ
は、カスタマホスト1のRAM43(図3)に記憶され
る。このダウンロードされるデータには、当人の許可な
くして授受することができない個人情報は、含まれてい
ない。
【0069】そして、パーティ会場内において、個人情
報の交換を行う場合は、向かい合うユーザ同士でしか行
われないように限定される。すなわち、会話などを通し
て、個人情報の授受を行っても良いと判断された場合の
みに、その個人情報が交換されるようにするためであ
る。
【0070】個人情報の交換が行なわれる場合、ステッ
プS23において、まず互いのユーザIDが、各ユーザ
が自分のカスタマホスト1のキーボード30の所定のキ
ー、または専用に取り付けられたボタンなどを操作する
ことで、このユーザのIDの交換が行われる。また、こ
の交換は、ユーザが、赤外線通信装置21を相互に対向
させることにより行われる。赤外線は、その特徴から、
広範囲に拡がらない(指向性が高い)ので、向かい合う
ユーザ以外のユーザに、送信された情報が受信されるこ
とを防ぐことができる。
【0071】ステップS24において、カスタマホスト
1のCPUI41は、記憶している参加者全員のデータ
(ステップS22でダウンロードされたデータ)から、
その受信したIDに対応するデータを読み出し、ディス
プレイ35上に表示させる。ここで、個人情報の交換を
行う参加者を、参加者Aと参加者Bとする。
【0072】図10は、参加者Aのカスタマホスト1に
表示された参加者Bのデータの表示例を表している。こ
の表示例では、参加者の名前(UserName)、Emeilアド
レス、URL、コメント(Comment)、およびコマンド
ボタン60a乃至60cが表示されている。UserNameに
は、参加者Bの名前、Commentには参加者Bが予めパー
ティ出席前にパーティ主催者に送信しておいたコメント
が記述されている。しかしながら、個人情報であるEmei
lアドレスとURLの欄には”Secret”と表示されてお
り、具体的なアドレスの表示はされていない。すなわ
ち、参加者がパーティ会場内に入った時にダウンロード
される参加者全員のデータは、図10に示したような表
示画面を表示させるためのデータである。
【0073】また、図示はしないが、参加者Bのカスタ
マホスト1のディスプレイ35上にも同様の画面、但
し、UserNameは参加者Aの名前であり、そのコメントも
参加者Aのものである画面が表示されている。
【0074】そして、ステップS25において、参加者
Aが参加者B(話をしている相手)のEmailアドレスを
知りたいと思ったとき、その意志表示として、コマンド
ボタン60aの”Email”ボタンを操作する。この”Ema
il”ボタンが操作されると、図11に示したように、参
加者Bのカスタマホスト1のディスプレイ35上にウイ
ンドウ45が表示される。このウインド75には、参加
者AがEmailアドレスを知りたいと通知してきたことを
知らせるメッセージと、コマンドボタン70a,70b
が表示されている。参加者Bは、参加者Aに対して自分
のEmailアドレスを知らせても良いと思ったとき、コマ
ンドボタン70aの”OK”ボタンを操作する。
【0075】同様の処理により、参加者Aは参加者Bの
URLも得ることができる。図12は、ステップS26
において、EmailアドレスとURLの両方が、参加者B
の承諾を得た上で参加者Aに通知された場合の、参加者
Aのカスタマホスト1のディスプレイ35上の表示例を
示している。この表示例では、Emailアドレスの欄とU
RLの欄には、参加者Bの許諾により得られたそれぞれ
のアドレスが表示されている。
【0076】一方、参加者Bが参加者AにEmailアドレ
スやURLを知らせたくない場合には、コマンドボタン
40bの”NO”のボタンが操作される。このボタンが
操作された場合には、参加者Aのカスタマホスト1のデ
ィスプレイ35上には参加者Bの個人情報は、表示され
ない。すなわち、図10に示したように、EmailやUR
Lの欄は”Secret”のままである。この際、参加者Aの
ディスプレイ35上に、参加者Bが、”NO”ボタンを
操作したことを示すメッセージを表示させるようにして
も良い。
【0077】このように、個人情報の当事者である参加
者Bの許諾がない限り、参加者Aが参加者Bの個人情報
を入手することはできないので、個人情報を保護するた
めの安全性が高まる。さらに安全性を高めるために、パ
ーティに参加する人が、招待された参加者であるか否か
をチェックする。以下に、そのチェックの仕方につい
て、図13のフローチャートを参照して、説明する。
【0078】このチェックには、暗号化や復号などに用
いられる秘密鍵と公開鍵が用いられる。パーティ主催者
は、ステップS31において、参加者のリストを作成す
るとともに、予め招待する参加者全員の公開鍵を取得
し、保持する。参加者Aは、招待状を受け取った後、自
分の秘密鍵Ksaを用いて自分のモバイルエージェントを
暗号化する。このモバイルエージェントは、参加者のリ
ストが欲しいといったリクエストである。ここで、モバ
イルエージェントMAAは秘密鍵KSAで暗号化された参
加者Aのモバイルエージェントとする。
【0079】参加者Aは、この暗号化されたモバイルエ
ージェントMAAを、パーティ会場の受け付けで、サー
ビスホスト2に送信する。従って、パーティ会場のサー
ビスホスト2は、ステップS32で、参加者Aの秘密鍵
saで暗号化されたモバイルエージェントを取得するこ
とになる。サービスホスト2は、ステップS33におい
て、記憶している公開鍵を用いて、取得したモバイルエ
ージェントMAAを復号する。
【0080】ステップS34において、プレイスエージ
ェントにより正しく復号されたか否かが判断される。正
しく復号されたと判断された場合、換言すれば、参加者
Aが正規の参加者であり、サービスホスト2には、参加
者Aの公開鍵が記憶されているので、きちんと復号する
ことができたと判断された場合、ステップS35に進
む。ステップS35において、正しく復号されたモバイ
ルエージェントに従って処理が行われ(参加者リストが
作成され)、その結果として、ステップS36におい
て、参加者Aは、そのパーティの参加者のリストを得る
ことが出来る。
【0081】一方、参加者Aが不正な参加者であり、そ
の公開鍵がサービスホスト2に記憶されていないので、
送信されたモバイルエージェントは、きちんと復号され
なかったと場合、ステップS35,S36の処理はスキ
ップされる。この場合、モバイルエージェントMAA
送信した参加者は、不正な参加者であると見なされ、参
加者のリストを受け取ることができない。さらに進ん
で、パーティ会場への入場を禁止したりする事も出来
る。
【0082】上記実施の形態においては、大学構内やパ
ーティ会場などにおいて、システムを適用した例を説明
したが、他の場所に対しても用いることが可能なことは
言うまでもない。
【0083】なお、本明細書において、システムの用語
は、複数の装置、手段などにより構成される全体的な装
置を意味するものとする。
【0084】また、本明細書中において、上記処理を実
行するコンピュータプログラムをユーザに提供する提供
媒体には、磁気ディスク、CD-ROMなどの情報記録媒体の
他、インターネット、デジタル衛星などのネットワーク
による伝送媒体も含まれる。
【0085】
【発明の効果】以上の如く、請求項1に記載の情報処理
装置、請求項4に記載の情報処理方法、および請求項5
に記載の提供媒体によれば、他の情報処理装置に、情報
と、それを処理する処理手順とを送信し、現在位置を検
出し、検出された現在位置を他の情報処理装置に報告
し、他の情報処理装置で処理された結果を受信するよう
にしたので、各個人に合った情報を提供することが可能
となる。
【0086】請求項6に記載の情報処理装置、請求項7
に記載の情報処理方法、および請求項8に記載の提供媒
体によれば、他の情報処理装置から送信された情報を受
信うぃ、受信された情報に応じたデータを処理し、処理
されたデータを記憶し、他の情報処理装置の位置を検出
し、検出された位置の他の情報処理装置に、記憶された
データを送信するようにしたので、各個人に合った情報
を提供することが可能になる。
【0087】請求項9に記載の情報処理システム、請求
項10に記載の情報処理方法、請求項11に記載の提供
媒体によれば、第1の情報処理装置は、第2の情報処理
装置に、情報と、それを処理する処理手順とを送信し、
現在位置を検出し、検出された現在位置を第2の情報処
理装置に報告し、第2の情報処理装置により処理された
結果を受信し、第2の情報処理装置は、第1の情報処理
装置から送信された情報を受信し、受信された情報に応
じたデータを処理し、処理された結果得られたデータを
記憶し、報告された位置の第1の情報処理装置に、記憶
されたデータを送信するようにしたので、各個人に合っ
た情報を提供する事が可能となる。
【0088】請求項12に記載の情報処理装置、請求項
14に記載の情報処理方法、請求項15に記載の提供媒
体によれば、情報処理装置に固有のIDを他の情報処理
装置と交換し、交換された他の情報処理装置のIDに対
応するデータを受信し、受信されたデータに基づいて、
他の情報処理装置のユーザの個人情報を要求するように
したので、プライバシを守りつつ、個人情報の授受が行
われる事が可能となる。
【0089】請求項16に記載の情報処理装置、請求項
18に記載の情報処理方法、請求項19に記載の提供媒
体によれば、公開鍵を取得し、記憶し、秘密鍵で暗号化
されたデータを取得し、公開鍵を用いて、取得されたデ
ータを復号し、その復号結果を、秘密鍵で暗号化された
データの送出者に提供するようにしたので、不正に個人
情報を盗まれる事を防ぐことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理システムの一実施の形態の構
成例を示す図である。
【図2】図1のカスタマホスト1の外観の構成を示す図
である。
【図3】図1のカスタマホスト1の内部の構成を示す図
である。
【図4】部屋に取り付けられた赤外線端末器の説明をす
る図である。
【図5】図1の情報処理システムの動作を説明するフロ
ーチャートである。
【図6】図1の情報処理システムの他の動作を説明する
フローチャートである。
【図7】図2のディスプレイ35に表示されるユーザ登
録画面の一例を示す図である。
【図8】図2のディスプレイ35に表示される検索結果
の画面の一例を示す図である。
【図9】個人情報の交換の仕方を説明するフローチャー
トである。
【図10】参加者Aのディスプレイ35に表示される画
面の一例を示す図である。
【図11】参加者Bのディスプレイ35に表示される画
面の一例を示す図である。
【図12】参加者Aのディスプレイ35に表示される画
面の一例を示す図である。
【図13】参加者のチェックの仕方を説明するフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 カスタマホスト, 2 サービスホスト, 3 エ
ージェントホスト,21 赤外線通信装置, 22 G
PS受信装置, 23 ネットワーク用通信装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04L 11/00 310B

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯型の情報処理装置において、 他の情報処理装置に、情報と、それを処理する処理手順
    とを送信する送信手段と、 現在位置を検出する検出手段と、 前記検出手段により検出された現在位置を前記他の情報
    処理装置に報告する報告手段と、 前記他の情報処理装置により処理された結果を受信する
    受信手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、GPSを用いて存在位置
    を検出することを特徴とする請求項1に記載の情報処理
    装置。
  3. 【請求項3】 前記検出手段は、所定の位置で出力され
    る赤外線を用いて存在位置を検出することを特徴とする
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 携帯型の情報処理装置の情報処理方法に
    おいて、 他の情報処理装置に、情報と、それを処理する処理手順
    とを送信する送信ステップと、 現在位置を検出する検出ステップと、 前記検出ステップで検出された現在位置を前記他の情報
    処理装置に報告する報告ステップと、 前記他の情報処理装置で処理された結果を受信する受信
    ステップとを備えることを特徴とする情報処理装置。
  5. 【請求項5】 携帯型の情報処理装置に、 他の情報処理装置に、情報と、それを処理する処理手順
    とを送信する送信ステップと、 現在位置を検出する検出ステップと、 前記検出ステップで検出された現在位置を前記他の情報
    処理装置に報告する報告ステップと、 前記他の情報処理装置で処理された結果を受信する受信
    ステップとを含む処理を実行させるコンピュータが読み
    取り可能なプログラムを提供することを特徴とする提供
    媒体。
  6. 【請求項6】 他の情報処理装置から送信された情報を
    受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された情報に応じたデータを処
    理する処理手段と、 前記処理手段により処理されたデータを記憶する記憶手
    段と、 前記他の情報処理装置の位置を検出する検出手段と、 前記検出手段により検出された位置の前記他の情報処理
    装置に、前記記憶手段により記憶されたデータを送信す
    る送信手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  7. 【請求項7】 他の情報処理装置から送信された情報を
    受信する受信ステップと、 前記受信ステップで受信された情報に応じたデータを処
    理する処理ステップと、 前記処理ステップで処理されたデータを記憶する記憶ス
    テップと、 前記他の情報処理装置の位置を検出する検出ステップ
    と、 前記検出ステップで検出された位置の前記他の情報処理
    装置に、前記記憶ステップで記憶されたデータを送信す
    る送信ステップとを備えることを特徴とする情報処理装
    置。
  8. 【請求項8】 他の情報処理装置から送信された情報を
    受信する受信ステップと、 前記受信ステップで受信された情報に応じたデータを処
    理する処理ステップと、 前記処理ステップで処理されたデータを記憶する記憶ス
    テップと、 前記他の情報処理装置の位置を検出する検出ステップ
    と、 前記検出ステップで検出された位置の前記他の情報処理
    装置に、前記記憶ステップで記憶されたデータを送信す
    る送信ステップとを含む処理を実行させるコンピュータ
    が読み取り可能なプログラムを提供することを特徴とす
    る提供媒体。
  9. 【請求項9】 携帯型の第1の情報処理装置と、前記第
    1の情報処理装置とデータの授受を行う第2の情報処理
    装置から構成される情報処理システムにおいて、 前記第1の情報処理装置は、 前記第2の情報処理装置に、情報と、それを処理する処
    理手順とを送信する第1の送信手段と、 現在位置を検出する検出手段と、 前記検出手段により検出された現在位置を前記第2の情
    報処理装置に報告する報告手段と、 前記第2の情報処理装置により処理された結果を受信す
    る第1の受信手段とを備え、 前記第2の情報処理装置は、 前記第1の送信手段から送信された情報を受信する第2
    の受信手段と、 前記第2の受信手段により受信された情報に応じたデー
    タを処理する処理手段と、 前記処理手段により処理された結果得られたデータを記
    憶する記憶手段と、前記報告手段により報告された位置
    の前記第1の情報処理装置に、前記記憶手段により記憶
    されたデータを送信する第2の送信手段とを備えること
    を特徴とする情報処理システム。
  10. 【請求項10】 携帯型の第1の情報処理装置と、前記
    第1の情報処理装置とデータの授受を行う第2の情報処
    理装置から構成される情報処理システムの情報処理方法
    において、 前記第1の情報処理装置の情報処理方法は、 前記第2の情報処理装置に、情報と、それを処理する処
    理手順とを送信する第1の送信ステップと、 現在位置を検出する検出ステップと、 前記検出ステップで検出された現在位置を前記第2の情
    報処理装置に報告する報告ステップと、 前記第2の情報処理装置で処理された結果を受信する第
    1の受信ステップとを含み、 前記第2の情報処理装置の情報処理方法は、 前記第1の送信ステップから送信された情報を受信する
    第2の受信ステップと、 前記第2の受信ステップで受信された情報に応じたデー
    タを処理する処理手段と、 前記処理ステップで処理された結果得られたデータを記
    憶する記憶ステップと、 前記報告ステップで報告された位置の前記第1の情報処
    理装置に、前記記憶ステップで記憶されたデータを送信
    する第2の送信ステップとを含むことを特徴とする情報
    処理方法。
  11. 【請求項11】 携帯型の第1の情報処理装置と、前記
    第1の情報処理装置とデータの授受を行う第2の情報処
    理装置から構成される情報処理システムの、 前記第1の情報処理装置に、 前記第2の情報処理装置に、情報と、それを処理する処
    理手順とを送信する第1の送信ステップと、 現在位置を検出する検出ステップと、 前記検出ステップで検出された現在位置を前記第2の情
    報処理装置に報告する報告ステップと、 前記第2の情報処理装置で処理された結果を受信する第
    1の受信ステップとを含み、 前記第2の情報処理装置の情報処理方法は、 前記第1の送信ステップから送信された情報を受信する
    第2の受信ステップと、 前記第2の受信ステップで受信された情報に応じたデー
    タを処理する処理手段と、 前記処理ステップで処理された結果得られたデータを記
    憶する記憶ステップと、 前記報告ステップで報告された位置の前記第1の情報処
    理装置に、前記記憶ステップで記憶されたデータを送信
    する第2の送信ステップとを含む処理を実行させるコン
    ピュータが読み取り可能なプログラムを提供することを
    特徴とする提供媒体。
  12. 【請求項12】 情報処理装置に固有のIDを他の情報
    処理装置と交換する交換手段と、 前記交換手段により交換された他の情報処理装置のID
    に対応するデータを受信する受信手段と、 前記受信手段で受信したデータに基づいて、前記他の情
    報処理装置のユーザの個人情報を要求する要求手段とを
    備えることを特徴とする情報処理装置。
  13. 【請求項13】 前記交換手段は、赤外線を用いて前記
    IDの交換を行うことを特徴とする請求項13に記載の
    情報処理装置。
  14. 【請求項14】 情報処理装置に固有のIDを他の情報
    処理装置と交換する交換ステップと、 前記交換ステップで交換された他の情報処理装置のID
    に対応するデータを受信する受信ステップと、 前記受信ステップで受信したデータに基づいて、前記他
    の情報処理装置のユーザの個人情報を要求する要求ステ
    ップとを備えることを特徴とする情報処理方法。
  15. 【請求項15】 情報処理装置に固有のIDを他の情報
    処理装置と交換する交換ステップと、 前記交換ステップで交換された他の情報処理装置のID
    に対応するデータを受信する受信ステップと、 前記受信ステップで受信したデータに基づいて、前記他
    の情報処理装置のユーザの個人情報を要求する要求ステ
    ップとを含む処理を実行させるコンピュータが読み取り
    可能なプログラムを提供することを特徴とする提供媒
    体。
  16. 【請求項16】 公開鍵を取得し、記憶する記憶手段
    と、 秘密鍵で暗号化されたデータを取得する取得手段と、 前記公開鍵を用いて、前記取得手段により取得されたデ
    ータを復号する復号手段と、 前記復号手段による復号結果を、前記秘密鍵で暗号化さ
    れたデータの送出者に提供する提供手段とを備えること
    を特徴とする情報処理装置。
  17. 【請求項17】 前記暗号化されたデータは、モバイル
    エージェントであることを特徴とする請求項16に記載
    の情報処理装置。
  18. 【請求項18】 公開鍵を取得し、記憶する記憶ステッ
    プと、 秘密鍵で暗号化されたデータを取得する取得ステップ
    と、 前記公開鍵を用いて、前記取得ステップで取得されたデ
    ータを復号する復号ステップと、 前記復号ステップでの復号結果を、前記秘密鍵で暗号化
    されたデータの送出者に提供する提供ステップとを備え
    ることを特徴とする情報処理方法。
  19. 【請求項19】 公開鍵を取得し、記憶する記憶ステッ
    プと、 秘密鍵で暗号化されたデータを取得する取得ステップ
    と、 前記公開鍵を用いて、前記取得ステップで取得されたデ
    ータを復号する復号ステップと、 前記復号ステップでの復号結果を、前記秘密鍵で暗号化
    されたデータの送出者に提供する提供ステップとを含む
    処理を実行させるコンピュータが読み取り可能なプログ
    ラムを提供することを特徴とする提供媒体。
JP10091259A 1998-04-03 1998-04-03 情報処理装置および方法、情報処理システム、並びに提供媒体 Withdrawn JPH11289584A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001339358A (ja) * 2000-05-30 2001-12-07 Netyear Group Corp 移動通信端末に対する情報配信システム及び情報配信方法
JP2002092236A (ja) * 2000-09-20 2002-03-29 Victor Co Of Japan Ltd 情報配信システム
KR20030024234A (ko) * 2001-09-17 2003-03-26 엘지전자 주식회사 이동 휴대 단말기의 네트워크 접속 안정화 방법

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