JP2003167972A - チケット予約管理方法とその装置、そのためのプログラム、およびチケット予約確認方法 - Google Patents

チケット予約管理方法とその装置、そのためのプログラム、およびチケット予約確認方法

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JP2003167972A
JP2003167972A JP2001367970A JP2001367970A JP2003167972A JP 2003167972 A JP2003167972 A JP 2003167972A JP 2001367970 A JP2001367970 A JP 2001367970A JP 2001367970 A JP2001367970 A JP 2001367970A JP 2003167972 A JP2003167972 A JP 2003167972A
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ticket
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ticket reservation
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Yoko Tanno
陽子 丹野
Tsuneo Watanabe
経夫 渡辺
Kenji Hasebe
憲次 長谷部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 場所と時間に制限されることなしにイベント
の直前までチケット予約が可能であり、しかも予約時に
座席位置を指定可能とする。 【解決手段】 通信ネットワークNを通じてユーザ端末
Tからのアクセスを受けた場合に、サーバSの表示デー
タ作成部14は、予約受付部13からの指示により、記
憶部11から複数の座席の配置を示す配置情報とチケッ
ト予約に関する予約情報を受け取り、座席の配置と現時
点での予約状況をグラフィック画像で示す予約用入力画
面を表示する画面表示データを作成し、送受信部12を
通じてユーザ端末Tに送信する。予約受付部13は、予
約用入力画面上で指定された座席を判別し、空席の場合
にはチケット予約の受付を可能にし、予約済み座席の場
合にはキャンセル待ちの受付を可能にし、予約対象外座
席の場合には表示データ作成部14により他の予約方法
に関する情報を表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種のイベント等
のチケット予約システムに関するものであり、特に、イ
ンターネット等を利用してチケット予約を行うための方
法や装置、プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図15は、従来のチケット予約システム
の概要を示すブロック図である。この図15に示すよう
に、従来のチケット予約システムは、チケット予約状況
を一元管理するホストコンピュータ1と、それに接続さ
れた業務端末2、コンビニエンスストアや旅行代理店等
のチケット交換所3、チケット販売の委託先であるチケ
ット販売センタ4、等から構成されている。ホストコン
ピュータ1は、座席種別と種別ごとの座席数、予約枚数
を記憶する記憶部5、チケットの予約枚数を記憶部5に
登録する登録部6、空席情報を検索する検索部7、デー
タの送受信を行う送受信部7、等から構成されている。
このチケット予約システムにおける基本的なチケット予
約方法は次の通りである。
【0003】チケットの予約を希望する予約希望者A
が、指定された電話番号により業務端末2を操作するオ
ペレータBに電話をかけ、オペレータBに対し、「希望
する日時」、「座席種別」、「座席数」、等の希望する
条件を提示した場合に、オペレータBは、その提示され
た条件を検索条件として業務端末2からホストコンピュ
ータ1へ送信する。ホストコンピュータ1の送受信部6
で検索条件を受信すると、検索部8は、その検索条件に
基づいて記憶部5に記憶されたデータから空席情報を検
索し、検索結果を送受信部7から業務端末2に通知す
る。
【0004】検索条件を満足する座席種別、座席数の空
席があった場合、オペレータBはその空席に対する予約
枚数を業務端末2からホストコンピュータ1に対して送
信して登録部6により記憶部5に登録させた後、予約希
望者に予約の成立を報告すると共に、チケット受け取り
方法を確認する。この場合、チケット予約者となった予
約希望者Aがチケットを入手するまでの流れは、チケッ
ト受け取り方法の指定内容に応じて異なる。
【0005】まず、チケット予約者Aが、チケット受け
取り方法として「郵送」を指定した場合、オペレータB
はチケット予約者Aから「住所」、「氏名」、「電話番
号」、等の個人情報を取得すると共に、振込等のチケッ
ト代金支払方法を指示し、予約の電話を終了する。その
後、チケット予約者Aからのチケット代金の支払を確認
した時点で、オペレータBはチケット郵送手続を行う。
また、チケット代金支払方法としてクレジットカードで
の支払を受け付ける場合には、オペレータBはチケット
予約者Aからクレジットカード番号や有効期限等の情報
を取得して予約の電話を終了した後、クレジットカード
会社に支払の確認を行った時点で、チケット郵送手続を
行う。この場合、チケット予約者Aは、郵送されてきた
チケットを入手することになる。
【0006】また、チケット予約者Aが、チケット受け
取り方法として、コンビニエンスストアや旅行代理店等
のチケット交換所3での受け取りを指定した場合、オペ
レータBは予約受付番号をチケット予約者に通知し、予
約の電話を終了する。この場合、チケット予約者Aは、
チケット交換所3に行って予約受付番号を提示し、チケ
ット代金を支払うことにより、チケットを入手する。
【0007】一方、電話予約を行わずにチケット販売セ
ンタ4に直接行ってチケットを入手する方法もある。す
なわち、チケットの購入希望者は、チケット販売センタ
4に直接行き、「希望する日時」、「座席種別」、「座
席数」、等の希望する条件を提示して条件に合ったチケ
ットの有無をその場で確認することもできる。この場
合、チケット販売センタ4には、予めホストコンピュー
タ1から委託された数のチケットが割り当てられている
ので、希望に合うチケットがあれば、購入希望者はその
チケットをその場で入手することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のチケット予約システムには、次のような問
題点がある。まず、オペレータを通して電話予約する方
法については、ほとんど全ての環境の人が予約できると
いう利便性がある一方で、予約時間帯が限定されている
ため夜間や早朝における予約が不可能であり、また、座
席位置が当日会場に行くまで分からないといった問題が
あった。
【0009】また、キャンセル待ちができないため、希
望する種別の座席が空いていなかった場合には、他の種
別の座席にするか、予約そのものをあきらめざるを得な
いといった問題があった。また、イベントの直前にチケ
ットを予約しようとしても、数日の猶予がなければチケ
ットが入手不可能なため、当日券で購入するしかないと
いった問題が生じていた。逆に、イベントの直前に都合
が悪くなった場合でも、キャンセルによる払い戻しがで
きないといった問題もあった。
【0010】さらに、チケット販売センタで直接チケッ
トを購入・入手する方法についても、チケット枚数が限
られることや、チケット販売センタが近くにないなどの
問題があった。また、チケット販売センタで余った販売
チケットがある場合でも、そのチケットをホストコンピ
ュータに登録し直し、予約受付ができるようになるまで
時間がかかるという不便さがあった。
【0011】本発明は、上記のような従来技術の問題点
を解消するために提案されたものであり、その目的は、
場所と時間に制限されることなしにイベントの直前まで
チケット予約が可能であり、しかも予約時に座席位置を
指定可能な利便性の高いチケット予約システムを実現す
るための方法や装置、プログラム等を提供することであ
る。
【0012】本発明の別の目的は、希望する範囲の座席
が予約済みの場合でも、キャンセル待ちが可能であり、
希望する範囲の座席に対するチケット予約の可能性やチ
ケット予約全体の流動性を高めた、より利便性の高いチ
ケット予約システムを実現するための方法や装置、プロ
グラム等を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、通信ネットワーク上でアクセスしてきた
ユーザに対して、現時点での予約状況を示す予約用入力
画面を提供し、チケット予約を受け付けることにより、
チケット予約を希望するユーザが場所と時間に制限され
ることなしにリアルタイムで空席状況を確認し、イベン
トの直前までチケット予約を行うことができ、しかも予
約時に座席位置を指定できるようにしたものである。
【0014】なお、本発明において重要な用語の定義は
次の通りである。「利用位置」は、座席位置の他、テー
ブル位置や利用ブース、利用区画など、各位置が個々に
特定可能であり、その位置を利用するための権利が利用
者に提供される位置一般を広く意味する。「対象場所」
は、コンサート、映画、演劇、ミュージカル、オペラ、
美術展示、商品見本市、フェスティバル、その他の各種
のイベントを行うイベント会場の他、貸しスタジオ、貸
し倉庫、ビジネススペース、等の各種のスペース提供場
所、ホテルや旅館などの宿泊施設、電車や船、飛行機な
どの交通機関、等、複数の「利用位置」が存在する場所
を広く包含する概念である。
【0015】「チケット」は、「利用位置」を利用する
ための権利を示す手段であり、用紙やカード等の物品に
限らず、電子的に記憶されたデータを含む広い概念であ
る。「チケット予約に関する予約情報」は、イベント
名、日時、会場名、座席位置などの予約内容だけでな
く、予約したユーザの氏名や連絡先などのユーザ情報、
ユーザを照合するためのクレジットカード番号等の照合
番号や、予約に対して付された予約番号等を含む広い概
念である。
【0016】「ユーザ端末」は、チケット予約を希望す
るユーザが使用する端末であり、パソコン、携帯情報端
末、携帯電話等の、端末として使用可能な各種の機器を
含む広い概念である。「グラフィック画像」は、対象を
グラフィックに表現する各種の画像を含む概念であり、
色分けや塗りつぶし効果、点滅等の各種の視覚効果を含
み、また、2次元画像および3次元画像を含む広い概念
である。
【0017】「個人識別手段」は、チケット代金支払に
使用されるクレジットカードやデビットカードだけでな
く、各種のサービスの対象として登録された会員を識別
する会員カード、あるいは、各種の免許証や保険証等を
も含む、個人を識別可能なカード一般を含む広い概念で
あり、また、情報の記録手法についても、単なる印刷
物、磁気カードやICカード、光学ディスク等、各種の
記録手法を用いた記憶媒体一般を含む広い概念である。
「個人識別情報」は、「個人識別手段」に記録された識
別番号等の、個人を識別可能な情報を意味する。
【0018】請求項1の発明は、複数の利用位置が存在
する対象場所内の各利用位置に対するチケット予約の受
付を行うチケット予約管理方法において、表示データ作
成・送信ステップ、予約受付ステップ、予約情報登録ス
テップ、を含むことを特徴としている。ここで、表示デ
ータ作成・送信ステップは、通信ネットワークを通じて
ユーザ端末からのアクセスを受けた場合に、複数の利用
位置の配置を示す配置情報とチケット予約に関する予約
情報を関連付けて保存している記憶部から配置情報と予
約情報を受け取り、利用位置の配置と現時点での予約状
況をグラフィック画像で示す予約用入力画面を表示する
画面表示データを作成し、ユーザ端末に送信するステッ
プである。また、予約受付ステップは、ユーザ端末から
予約の入っていない1つ以上の「空き」利用位置の指定
を含むチケット予約要求を受信した場合に、そのチケッ
ト予約要求に応じて指定された利用位置に対するチケッ
ト予約の受付を行うステップであり、予約情報登録ステ
ップは、チケット予約の受付時に、そのチケット予約に
関する予約情報を記憶部に登録するステップである。
【0019】請求項11の発明は、請求項1の発明を装
置の観点から把握したものであり、複数の利用位置が存
在する対象場所内の各利用位置に対するチケット予約の
受付を行うチケット予約管理装置において、記憶部、送
受信部、表示データ作成部、予約受付部、予約情報登録
部、を備えたことを特徴としている。ここで、記憶部は
請求項1の発明における記憶部に対応し、送受信部は、
ユーザ端末との間で通信ネットワークを通じてデータの
送受信を行う部分である。また、表示データ作成部、予
約受付部、予約情報登録部は、請求項1の発明における
表示データ作成・送信ステップ、予約受付ステップ、予
約情報登録ステップに対応する機能を持つ部分である。
【0020】請求項12の発明は、請求項1、11の発
明をプログラムの観点から把握したものであり、複数の
利用位置が存在する対象場所内の各利用位置に対するチ
ケット予約の受付を行うためのプログラムにおいて、請
求項1の発明における各ステップに対応する各機能、す
なわち、表示データ作成・送信機能、予約受付機能、予
約情報登録機能、をコンピュータに実現させることを特
徴としている。
【0021】この発明によれば、通信ネットワークを通
じてユーザ端末からのアクセスを受けた場合に、記憶さ
れた情報に基づき、利用位置の配置と現時点での予約状
況をグラフィック画像で示す予約用入力画面をユーザ端
末上にリアルタイム表示させることができる。そのた
め、ユーザは、この予約用入力画面上でグラフィック画
像を利用して希望する利用位置の予約の有無を容易に確
認できると共に、希望する利用位置が空いている場合に
はその利用位置の指定を含む簡単な入力操作を行うこと
により、座席位置等の位置指定を含むチケット予約を容
易に行うことができる。したがって、チケット予約を希
望するユーザは、Webページ等を利用して、場所と時
間に制限されることなしに、イベントの直前までチケッ
ト予約を容易に行うことができ、しかも予約時に座席位
置等の位置指定を行うことができるため、利便性の高い
チケット予約システムを実現することができる。
【0022】請求項2の発明は、請求項1のチケット予
約管理方法において、キャンセル待ち受付ステップとキ
ャンセル待ち情報登録ステップを含むことを特徴として
いる。ここで、キャンセル待ち受付ステップは、ユーザ
端末から予約の入っている1つ以上の「予約済み」利用
位置の指定を含むキャンセル待ち要求を受信した場合
に、そのキャンセル待ち要求に応じて指定された利用位
置に対するキャンセル待ちの受付を行うステップであ
る。そして、キャンセル待ち情報登録ステップは、指定
された利用位置に対するキャンセル待ちの受付時に、そ
の利用位置に対するキャンセル待ちがあることを示すキ
ャンセル待ち情報を記憶部に登録するステップである。
【0023】この発明によれば、特定の範囲の利用位置
についてのみチケット予約を希望するユーザは、希望す
る範囲の利用位置が予約済みである場合にも、希望する
範囲の利用位置についてキャンセル待ちの登録を行うこ
とができ、希望する範囲の利用位置にキャンセルが発生
した場合には、そのまま自動的にチケット予約を行うこ
とができる。したがって、希望しない利用位置のチケッ
ト予約を不本意に行う必要なしに、希望する利用位置の
みを対象としてキャンセル待ちを行うことができるた
め、ユーザのニーズにより適合可能な、より利便性の高
いチケット予約システムを実現することができる。
【0024】請求項3の発明は、請求項1または2のチ
ケット予約管理方法において、予約用入力画面の構成に
特徴を有すると共に、予約管理方法表示ステップを含む
ことを特徴としている。すなわち、予約用入力画面は、
この予約用入力画面上では予約できない対象外の利用位
置が存在する場合に、その対象外の利用位置を予約対象
となる利用位置とは区別して表示するように構成され
る。また、予約管理方法表示ステップは、対象外の利用
位置に対して別の予約管理方法で予約が可能である場合
に、その予約管理方法に関する情報を表示するステップ
である。この発明によれば、チケット予約を希望するユ
ーザは、希望する利用位置が予約用入力画面上では予約
不可能でも、他のどのような予約方法で予約できるかに
ついての情報を予約用入力画面上で容易に確認すること
ができるため、その予約方法による予約の実現に向けた
次の行動を容易に開始することができる。
【0025】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
か1項のチケット予約管理方法において、データ変換ス
テップを含むことを特徴としている。ここで、データ変
換ステップは、チケット予約の受付時に、そのチケット
予約に関する予約情報の中から選択された情報を、暗
号、数字または英数字、バーコード、の中から選択され
た秘匿形式の変換データに変換するステップである。こ
の発明によれば、チケット予約に関する予約情報のう
ち、特に、ユーザ個人情報等の保護を要する情報を、暗
号、数字または英数字、バーコード、等の秘匿形式の変
換データに変換することにより、システムとしてのセキ
ュリティを高め、不都合な情報漏洩を防止することがで
きる。
【0026】請求項5の発明は、請求項4のチケット予
約管理方法において、選択された情報が個人識別手段に
記録された個人識別情報を含むことを特徴としている。
この発明によれば、クレジットカード番号情報等の個人
識別手段の個人識別情報を秘匿形式の変換データに変換
することにより、クレジットカード番号等の個人識別情
報の不都合な情報漏洩を防止することができる。
【0027】請求項6の発明は、請求項4または5のチ
ケット予約管理方法において、チケット用データ作成・
送信ステップを含むことを特徴としている。ここで、チ
ケット用データ作成・送信ステップは、チケット予約に
関する予約情報の中から、選択された情報の変換データ
を含む情報を用紙または記憶媒体に出力してチケット化
するためのチケット用データを作成し、ユーザ端末に送
信するステップである。
【0028】この発明によれば、ユーザは、受信したチ
ケット用データを用紙または記憶媒体に出力することに
より、それらの用紙または記憶媒体をチケットとして使
用できるため、チケットを郵送で受け取る場合の郵送料
を負担したり、チケットを交換所等に取りに行ったりす
る等の必要がなくなる上、イベントの直前でもチケット
予約可能である。また、チケット発行側にとっても、ユ
ーザにチケットを郵送する手間が省け、イベントの直前
までチケット予約の受付が可能であるため、急に開催が
決まったイベント等にも十分に対応可能である。
【0029】請求項7の発明は、請求項6のチケット予
約管理方法において、チケット用データがチケット予約
者の照合手段の種別と照合番号を含むことを特徴として
いる。請求項8の発明は、複数の利用位置が存在する対
象場所内への入場を希望する入場希望者のチケット予約
の正当性を確認するチケット予約確認方法において、読
み取りステップと正当性判定ステップとを含むことを特
徴としている。ここで、読み取りステップは、入場希望
者が持参したチケット用紙または記憶媒体に記録された
照合手段の種別と照合番号を読み取ると共に、その入場
希望者が持参した照合手段に記録された照合番号を読み
取るステップである。また、正当性判定ステップは、読
み取った照合番号を比較してその入場希望者のチケット
予約の正当性を判定するステップである。
【0030】この発明によれば、イベント会場等の現場
での入場を希望する入場希望者の持参したチケット用紙
または記憶媒体に記憶された照合手段の種別と照合番号
に基づき、その入場希望者からクレジットカード等の照
合手段を受け取り、その番号を照合することにより容易
に本人認証を行うことができるため、チケット用データ
の不正使用を防止することができる。
【0031】請求項9の発明は、請求項8に記載のチケ
ット予約確認方法において、読み取りステップが変換デ
ータ確認ステップを含むことを特徴としている。ここ
で、変換データ確認ステップは、入場希望者が持参した
チケット用紙または記憶媒体に記録された秘匿形式の変
換データを読み取り、読み取った変換データを元の情報
に復元してその内容を確認するステップである。この発
明によれば、入場希望者が持参したチケット用紙または
記憶媒体に記憶された秘匿形式の変換データの内容を確
認することにより、その確認した内容に応じてそのチケ
ット予約の正当性を容易に判定することができると共
に、予約者の来場状況を容易に判断することができる。
【0032】請求項10の発明は、複数の利用位置が存
在する対象場所内への入場を希望する入場希望者のチケ
ット予約の正当性を確認するチケット予約確認方法にお
いて、読み取りステップ、予約情報取得ステップ、正当
性判定ステップを含むことを特徴としている。ここで、
読み取りステップは、入場希望者が持参した個人識別手
段に記録された個人識別情報を読み取るステップであ
り、予約情報取得ステップは、読み取った個人識別情報
を用いて、チケット予約に関する情報を記憶した記憶部
から対応する予約情報を取得するステップである。ま
た、正当性判定ステップは、取得した予約情報に基づい
てその入場希望者のチケット予約の正当性を判定するス
テップである。
【0033】この発明によれば、チケット予約時の支払
方法や照合手段としてクレジットカード等の個人識別手
段が指定されている場合に、入場希望者が持参した個人
識別カードに記録されたカード情報を読み取り、このカ
ード情報に対応する予約情報に基づいてその入場希望者
のチケット予約の正当性を容易に確認することができる
と同時に本人認証を行うことができる。したがって、入
場希望者がチケットやチケット用データを記憶した用紙
または記憶媒体を持参していない場合でも、クレジット
カード等の個人識別手段のみで本人認証を行いチケット
予約の内容を確認できるため、その入場希望者に入場を
許可できると共に、予約した利用位置を通知することが
できる。このことは、チケットレスシステムの実現にも
つながり、幅広い応用が可能である。
【0034】
【発明の実施の形態】以下には、本発明の実施の形態を
図面に沿って具体的に説明する。ただし、ここで記載す
る実施の形態は、本発明を何ら限定するものではなく、
本発明の一態様を例示するものにすぎない。
【0035】本発明は、典型的には、コンピュータをソ
フトウェアで制御することにより実現される。この場合
のソフトウェアは、コンピュータのハードウェアを物理
的に活用することで本発明の作用効果を実現するもので
あり、また、従来技術を適用可能な部分には好適な従来
技術が適用される。
【0036】また、本発明を実現するハードウェアやソ
フトウェアの具体的な種類や構成、ソフトウェアで処理
する範囲などは自由に変更可能であり、例えば、本発明
を実現するプログラムは本発明の一態様である。このた
め、以下の説明では、本発明および実施形態の各機能を
実現する仮想的回路ブロックを用いる。
【0037】[第1の実施の形態]図1は、本発明を適
用した第1の実施の形態に係るチケット予約システムを
示すブロック構成図である。この図1に示すように、イ
ンターネットを含む通信ネットワークNを介して、チケ
ット予約管理側に設置されたサーバSと、チケット予約
を行うユーザ側に設置されたユーザ端末Tとが接続され
ている。図中では、1台のユーザ端末Tのみが示されて
いるが、実際には、多数のユーザ端末Tが接続されてい
る。サーバSは、記憶部11、送受信部12、予約受付
部13、表示データ作成部14、予約情報登録部15、
キャンセル待ち情報登録部16、等を備えている。各部
の機能は次の通りである。
【0038】記憶部11は、イベント会場内における複
数の座席の配置を示す配置情報を予め保存すると共に、
チケット予約に関する予約情報を座席の配置情報に関連
付けて登録するようになっている。送受信部12は、ユ
ーザ端末Tとの間で通信ネットワークNを通じてデータ
の送受信を行うようになっている。
【0039】予約受付部13は、ユーザ端末からのアク
セスを受けた場合に、表示データ作成部14によって予
約用入力画面をユーザ端末に表示させると共に、予約用
入力画面上での入力操作によって指定された座席の予約
の有無を判断し、その判断結果に応じて、表示データ作
成部14によって、チケット予約の指定を可能にする入
力支援表示と、キャンセル待ちの指定を可能にする入力
支援表示のいずれかを行わせるようになっている。そし
て、それらの入力支援表示を利用した入力操作によって
チケット予約またはキャンセル待ちが指定された場合に
は、その指定内容に応じてチケット予約やキャンセル待
ちの受付を行うようになっている。
【0040】表示データ作成部14は、ユーザ端末から
のアクセスを受けた場合に、予約受付部13の指示に応
じて予約用入力画面をユーザ端末Tに表示させるように
なっている。すなわち、表示データ作成部14は、記憶
部11から配置情報と予約情報を受け取り、座席の配置
と予約対象座席と予約対象外座席の別、および現時点で
の予約状況、をグラフィック画像で示す予約用入力画面
を表示する画面表示データを作成し、送受信部12を通
じてユーザ端末Tに送信するようになっている。
【0041】また、表示データ作成部14は、予約用入
力画面上で空席が指定された場合には、予約受付部13
の指示に応じて、予約用入力画面上でチケット予約の指
定を可能にする入力支援表示を行い、予約済みの座席が
指定された場合には、予約受付部13の指示に応じて、
予約用入力画面上でキャンセル待ちの指定を可能にする
入力支援表示を行うようになっている。さらに、予約用
入力画面上で予約対象外座席が指定された場合には、予
約受付部13の指示に応じて、その座席が予約用入力画
面上で予約できないことを示すインフォメーション表示
を行うようになっている。
【0042】予約情報登録部15は、予約受付部13に
よるチケット予約の受付時に、そのチケット予約に関す
る予約情報を座席の配置情報に関連付けて記憶部11に
登録するようになっている。キャンセル待ち登録部16
は、予約受付部13によるキャンセル待ちの受付時に、
そのキャンセル待ちに関するキャンセル待ち情報を座席
の配置情報に関連付けて記憶部11に登録するようにな
っている。
【0043】図2は、本実施の形態に係るサーバSによ
るチケット予約の処理手順の概要を示すフローチャート
であり、図3〜図5は、具体的な予約用入力画面の表示
例を示す画面表示図である。以下には、これらの図2〜
図5を参照して、チケット予約の処理手順の流れについ
て具体的に説明する。
【0044】図2に示すように、まず、ユーザ端末Tか
らのアクセスを受けた場合(S201のYES)には、
予約受付部13は、表示データ作成部14により予約用
入力画面の画面表示データを作成させ、送受信部12を
通じてユーザ端末Tに送信させる(S202)。これに
より、ユーザ端末Tにおいては、画面表示データから、
座席位置の配置と現時点での予約状況をグラフィック画
像で示す予約用入力画面が表示される。
【0045】図3〜図5の例において、ブラウザ画面1
00中にWebページとして示された座席指定入力画面
(予約用入力画面)101は、会場内の座席の配置を示
す座席マップ図102を表示している。この座標マップ
図102は、個々の座席を示す四角を配列したものであ
り、予約対象座席のうち、予約されていない空席103
を示す四角は白抜きで示され、予約済み座席104を示
す四角にはX印が付され、また、Web画面上で予約で
きない予約対象外座席105は、薄く塗りつぶされてい
る。白黒の図面上では座席の別をこのように示している
が、実際の画面では、空席103、予約済み座席10
4、予約対象外座席105を色替え表示するようになっ
ている。また、座標マップ図102と併せて予約登録ボ
タン106とキャンセル待ちボタン107が表示されて
いる。
【0046】ユーザ端末Tにおいて、予約用入力画面の
グラフィック画像を利用して座席の範囲が選択される
(S203のYES)と、予約受付部13は、選択され
た座席を判定して、空席、予約済み座席、予約対象外座
席、の別に応じた処理を行う。例えば、図3に示すよう
に、ユーザ端末Tにおいて、カーソルポインタ108に
より、予約指定可能な空席103が選択された場合(S
204のYES)には、予約受付部13は、表示データ
作成部14により、チケット予約の指定を可能にする入
力支援表示を行わせる(S205)。図3の例では、こ
の入力支援表示として、予約登録ボタン106が選択可
能として点灯すると共に、キャンセル待ち登録ボタン1
07が選択不可能としてマスク表示され、さらに、選択
された空席103が選択座席111として色替え表示さ
れるようになっており、これらの表示により、誤選択の
回避が図られている。
【0047】そして、ユーザ端末Tにおいて、予約登録
ボタン106がクリックされた場合(S206のYE
S)には、予約受付部13は、表示データ作成部14に
より、予約登録入力画面を表示させる(S207)。こ
の予約登録入力画面上でユーザの氏名や連絡先等の必要
な情報が入力され、OKボタン等により内容確認が行わ
れる(S208のYES)と、予約受付部13は、それ
らの情報を、選択された座席に関する情報と共に、チケ
ット予約に関する予約情報として受け付け(S20
9)、予約情報登録部15により記憶部11に登録させ
る(S210)。
【0048】また、図4に示すように、ユーザ端末Tに
おいて、カーソルポインタ108により、予約済み座席
104が選択された場合(S211のYES)には、予
約受付部13は、表示データ作成部14により、キャン
セル待ちの指定を可能にする入力支援表示を行わせる
(S212)。図4の例では、この入力支援表示とし
て、キャンセル待ち登録ボタン107が選択可能として
点灯すると共に、予約登録ボタン106が選択不可能と
してマスク表示される。さらに、予約済み座席104の
うち、キャンセル待ち登録可能な複数のブロック範囲を
示すブロック線121が表示されると共に、選択された
予約済み座席104を含むブロック範囲については選択
ブロック線122で色替え表示される。なお、図中で
は、ブロック線121を破線で示し、選択ブロック線1
22を実線で示して区別している。
【0049】そして、ユーザ端末Tにおいて、キャンセ
ル待ち登録ボタン107がクリックされた場合(S21
3のYES)には、予約受付部13は、表示データ作成
部14により、キャンセル待ち登録入力画面を表示させ
る(S214)。このキャンセル待ち登録入力画面上で
ユーザの氏名や連絡先等の必要な情報が入力され、OK
ボタン等により内容確認が行われる(S215のYE
S)と、予約受付部13は、それらの情報を、選択され
たブロック範囲に関する情報と共に、キャンセル待ちに
関するキャンセル待ち情報として受け付け(S21
6)、キャンセル待ち情報登録部16により記憶部11
に登録させる(S217)。
【0050】一方、図5に示すように、ユーザ端末Tに
おいて、カーソルポインタ108により、予約対象外座
席105が選択された場合(S218のYES)には、
予約受付部13は、表示データ作成部14により、その
座席が予約用入力画面上で予約できないことを示すイン
フォメーション表示を行わせる(S219)。図5の例
では、このインフォメーション表示として、予約登録ボ
タン106とキャンセル待ち登録ボタン107が共に選
択不可能としてマスク表示されると共に、「この座席は
この画面では予約できません。XXXXXで購入するこ
とが出来ます。」というインフォメーション表示ウィン
ドウ131が表示される。
【0051】また、空席103、予約済み座席104、
予約対象外座席105のうち複数種類の座席が一度に選
択された場合(S218のNO)には、再選択を促すた
めの表示を行い(S220)、次の座席選択に待機す
る。ユーザ端末Tにおいて、図3〜図5に示すような予
約用入力画面を表示している間(S221のNO)は、
座席選択S203が可能であるが、ユーザ端末Tにおい
て、別のWebページへの切替やブラウザの終了等によ
り、予約用入力画面の表示を終了した場合には(S22
1のYES)、サーバSは、チケット予約の処理を終了
し、次のアクセスに備えることになる。
【0052】以上述べてきたように、本実施の形態にお
いては、チケット予約を希望するユーザは、ブラウザを
利用してユーザ端末TからサーバSにアクセスすること
により、予約しようとする会場の予約状況を色替え表示
する座席マップ図102がブラウザ画面100上にリア
ルタイム表示される。そのため、ユーザは、この座席マ
ップ図102上の予約したい座席を単数または複数選択
することにより、予約登録またはキャンセル待ちの登録
を容易に行うことができる。また、Webページでの予
約対象外座席を選択した場合でも、それらの座席の予約
方法がウィンドウ表示されるため、表示された予約方法
を容易に確認することができる。
【0053】したがって、チケット予約を希望するユー
ザは、Webページを利用して、場所と時間に制限され
ることなしに、イベントの直前までチケット予約を容易
に行うことができ、しかも予約時に座席指定を行うこと
ができるため、利便性の高いチケット予約システムを実
現することができる。
【0054】また、座席のブロック指定を含むキャンセ
ル待ちが可能であるため、希望しない座席のチケット予
約を不本意に行う必要なしに、希望する座席のみを対象
としてキャンセル待ちを行い、希望する範囲の座席に対
するチケット予約の可能性を高めることができるため、
ユーザのニーズにより適合可能な、より利便性の高いチ
ケット予約システムを実現することができる。さらに、
キャンセル待ちが多い場合などに、イベントの直前まで
予約のキャンセルを受け付け、キャンセル待ちのユーザ
のチケット予約を可能にする等の柔軟な運用により、キ
ャンセル待ち中のユーザは、イベントの直前までチケッ
ト予約の可能性に期待が持てると共に、イベントの直前
に都合が悪くなったユーザについてもキャンセルによる
払い戻しが可能となり、チケット予約全体の流動性を高
めることができる。
【0055】さらに、希望する座席が予約用入力画面上
では予約不可能でも、他のどのような予約方法で予約で
きるかについての情報を予約用入力画面上で容易に確認
することができるため、その予約方法による予約の実現
に向けた次の行動を容易に開始することができる。
【0056】[第2の実施の形態]図6は、本発明を適
用した第2の実施の形態に係るチケット予約システムを
示すブロック構成図である。この図6に示すように、本
実施の形態においては、第1の実施の形態に係るシステ
ム構成に加えて、サーバS内に、登録情報変換部21、
チケット用データ作成部22、予約情報取得部23、が
追加されている。また、イベント会場入口に配置された
予約確認装置Uを備えており、この予約確認装置Uは、
チケット読み取り部24、登録情報復元部25、照合手
段読み取り部26、正当性判定部27、を備えている。
追加された各部の機能は次の通りである。
【0057】登録情報変換部21は、チケット予約に関
する予約情報が登録された際に、予約受付部13の指示
に応じて、その登録された予約情報を、暗号、数字また
は英数字、バーコード、の中から選択された秘匿形式の
変換データに変換するようになっている。
【0058】チケット用データ作成部22は、チケット
予約に関する予約情報が登録された際に、予約受付部1
3の指示に応じて、登録情報変換部21によって変換さ
れた秘匿形式の変換データを用紙または記憶媒体に出力
してチケット化するためのチケット用データを作成し、
送受信部12を通じてユーザ端末Tに送信するようにな
っている。
【0059】予約情報取得部23は、予約確認装置Uか
らチケットの読み取り情報を受け取った場合に、その中
に含まれるイベント名、日時、会場名、座席位置などの
「予約内容」や「ユーザの氏名」等に応じた予約情報を
記憶部11から取得して予約確認装置Uに送信するよう
になっている。
【0060】また、予約確認装置Uのチケット読み取り
部24は、入場希望者が持参したチケット用紙または記
憶媒体に記録された情報を読み取るようになっている。
この場合、秘匿形式の変換データについては、登録情報
変換部21の変換規則に対応する復元規則を用いた登録
情報復元部25によって元のデータである予約情報に復
元させ、それらの情報を読み取るようになっている。照
合手段読み取り部26は、入場希望者が持参したクレジ
ットカード等の照合手段(個人識別手段)に記録された
カード情報などの照合情報を読み取るようになってい
る。
【0061】正当性判定部27は、チケット読み取り部
24からチケット読み取り情報を受け取り、サーバSに
送信すると共に、サーバSからそのチケット読み取り情
報に対応する予約情報を受け取り、それらを比較してそ
のチケット予約の正当性を判定するようになっている。
正当性判定部27はまた、照合手段読み取り部26から
カード情報などの照合情報を受け取り、対応するチケッ
ト読み取り情報中の照合情報と比較して本人認証を行う
ようになっている。
【0062】図7は、本実施の形態に係るサーバSとユ
ーザ端末Uによるチケット用データ作成からチケット化
までの処理手順の概要を示すフローチャートである。
【0063】図7に示すように、まず、サーバSにおい
て、前述したようなチケット予約の処理が行われ、ユー
ザ端末Tからの予約情報を登録した場合(S701のY
ES)には、予約受付部13は、その登録された予約情
報、すなわち、イベント名、日時、会場名、座席位置な
どの「予約内容」と、ユーザの氏名や連絡先などの「ユ
ーザ登録情報」、ユーザを照合するための照合手段の種
別と照合番号を含む「照合情報」、を取得する(S70
2)。そして、「予約内容」、「ユーザ登録情報」、
「照合情報」を登録情報変換部21に渡して、暗号、数
字または英数字、バーコード、の中から選択された秘匿
形式の変換データに変換させる(S703)。
【0064】予約受付部13は、続いて、チケット用デ
ータ作成部22に、「予約内容」と「ユーザの氏名」を
渡して、その「予約内容」、「ユーザの氏名」と、登録
情報変換部21で変換された予約情報の変換データとに
より、用紙または記憶媒体に出力してチケット化するた
めのチケット用データを作成させ、送受信部12を通じ
てユーザ端末Tに送信させる(S704)。ユーザ端末
Tでは、サーバSからのチケット用データを受信する
(S711のYES)と、そのチケット用データを、用
紙、または磁気カード、ICカード、光学ディスク等の
各種の記憶媒体に出力してチケット化する(S71
2)。
【0065】図8〜図10は、具体的な予約情報表示画
面とチケット用紙に出力されたチケット用データを示す
データ表示図である。図8〜図10の例において、ブラ
ウザ画面100中にWebページとして示された予約情
報表示画面201は、イベント名、日時、会場名、座席
位置などの「予約内容」202と、ユーザの氏名や連絡
先などの「ユーザ登録情報」203、ユーザを照合する
ための照合手段の種別と照合番号に関する「照合情報」
204、を表示している。
【0066】このうち、図8の例において、チケット用
紙210には、イベント名、日時、会場名、座席位置な
どの「予約内容」211と「使用者氏名(ユーザの氏
名)」212がそのままの情報として表示されると共
に、「予約内容」と「ユーザ登録情報」を暗号化してな
る暗号情報221と、「照合情報」を暗号化してなる暗
号情報222が表示されている。
【0067】また、図9の例において、チケット用紙2
10には、イベント名、日時、会場名、座席位置などの
「予約内容」211と「使用者氏名(ユーザの氏名)」
212がそのままの情報として表示されると共に、「予
約内容」と「ユーザ登録情報」を英数字化してなる英数
字情報231と、「照合情報」を英数字化してなる英数
字情報232が表示されている。
【0068】さらに、図10の例において、チケット用
紙210には、イベント名、日時、会場名、座席位置な
どの「予約内容」211と「使用者氏名(ユーザの氏
名)」212がそのままの情報として表示されると共
に、「予約内容」と「ユーザ登録情報」をバーコード化
してなるバーコード情報241と、「照合情報」をバー
コード化してなるバーコード情報242が表示されてい
る。
【0069】図11は、本実施の形態に係る予約確認装
置UとサーバSによるチケット予約確認の処理手順の概
要を示すフローチャートである。
【0070】図11に示すように、まず、予約確認装置
Uにおいては、チケット読み取り部24により、入場希
望者が持参したチケット用紙または記憶媒体に記録され
た情報を読み取り、秘匿形式の変換データについては、
登録情報復元部25によって元のデータである予約情報
に復元させ、それらの情報を読み取る。その一方で、照
合手段読み取り部26により、その入場希望者が持参し
たクレジットカード等の照合手段の照合情報を読み取る
(S1101)。
【0071】正当性判定部27は、チケット読み取り部
24からチケット読み取り情報を受け取り、サーバSの
予約情報取得部23に送信する(S1102)。サーバ
Sの予約情報取得部23は、予約確認装置Uからチケッ
ト読み取り情報を受け取った場合(S1111のYE
S)に、その中に含まれるイベント名、日時、会場名、
座席位置などの「予約内容」や「ユーザの氏名」等に応
じて、対応する予約情報を記憶部11から取得し、予約
確認装置Uに送信する(S1112)。
【0072】正当性判定部27は、サーバSの予約情報
取得部23からそのチケット読み取り情報に対応する予
約情報を受け取る(S1103のYES)と、その予約
情報と、チケット読み取り部24から受け取ったチケッ
ト読み取り情報とが一致するか否かを判定し、一致する
場合(S1104のYES)には、そのチケットが正当
であると判定し(S1105)、一致しない場合(S1
104のNO)には、そのチケットが不正であると判定
する(S1106)。
【0073】正当性判定部27は、チケットが正当であ
ると判定した(S1105)場合には、さらに、照合手
段読み取り部26から受け取った照合情報とチケット読
み取り部24から受け取ったチケット読み取り情報中の
照合情報とが一致するか否かを判定し、一致する場合
(S1107のYES)には、その入場希望者が正当な
チケット使用者本人であると判定して入場を許可し(S
1108)、一致しない場合(S1107のNO)に
は、その入場希望者が不正なチケット使用者であると判
定して入場を不許可とする(S1109)。
【0074】図12は、図10に示すような、バーコー
ド情報241,242を含むチケット用データを表示し
たチケット用紙210のバーコード情報241,242
を光学リーダ251(チケット読み取り部24)で読み
取ってから照合情報を比較するまでの流れを概念的に示
す説明図である。この図12においては、一方のバーコ
ード情報241から、イベント名、日時、会場名、座席
位置などの「予約内容」252と、ユーザの氏名や連絡
先などの「ユーザ登録情報」253が復元されると共
に、他方のバーコード情報242から、ユーザを照合す
るための照合手段の種別と照合番号を含む「照合情報」
254が復元された状態が示されている。また、読み取
った照合情報254中の照合番号と、クレジットカード
等の照合手段255から読み取った照合番号256とを
比較する様子が概念的に示されている。
【0075】以上述べてきたように、本実施の形態にお
いては、第1の実施の形態と同様の作用効果が得られる
ことに加えて、さらに次のような作用効果が得られる。
まず、ユーザは、受信したチケット用データを用紙また
は記憶媒体に出力することにより、それらの用紙または
記憶媒体をチケットとして使用できるため、チケットを
郵送で受け取る場合の郵送料を負担したり、チケットを
交換所等に取りに行ったりする等の必要がなくなる上、
イベントの直前でもチケット予約可能である。また、チ
ケット発行側にとっても、ユーザにチケットを郵送する
手間が省け、イベントの直前までチケット予約の受付が
可能であるため、急に開催が決まったイベント等にも十
分に対応可能である。
【0076】また、イベント会場等の現場での入場を希
望する入場希望者の持参したチケット用紙または記憶媒
体に記憶された照合手段の種別と照合番号に基づき、そ
の入場希望者からクレジットカード等の照合手段を受け
取り、その番号を照合することにより容易に本人認証を
行うことができるため、チケット用データの不正使用を
防止することができる。
【0077】また、チケット予約に関する予約情報のう
ち、特に、クレジットカード番号情報といった個人識別
情報等の保護を要する情報を、暗号、数字または英数
字、バーコード、等の秘匿形式の変換データに変換する
ことにより、システムとしてのセキュリティを高め、不
都合な情報漏洩を防止することができる。そして、入場
希望者が持参したチケット用紙または記憶媒体に記憶さ
れた秘匿形式の変換データの内容を確認することによ
り、その確認した内容に応じてそのチケット予約の正当
性を容易に判定することができると共に、予約者の来場
状況を容易に判断することができる。
【0078】[応用例]第2の実施の形態における変形
例として、サーバSの予約情報取得部23や予約確認装
置Uの正当性判定部27に付加的な機能を加えることに
より、チケット予約時の支払方法や照合手段としてクレ
ジットカード等の個人識別手段が指定されている場合
に、予約確認装置Uで入場希望者が持参した個人識別手
段の情報を読み取り、その情報に基づいて会場入口でチ
ケットを発行するといった応用も可能である。以下に
は、この応用例について説明する。
【0079】まず、図6に示すサーバSの予約情報取得
部23には、チケット予約時に代金の支払方法や照合手
段として指定されたクレジットカード番号のリストを予
め予約確認装置Uに送信する機能と、予約確認装置Uか
らクレジットカード番号を受け取った場合に、そのクレ
ジットカード番号を含む予約情報を記憶部11から取得
して予約確認装置Uに送信する機能が追加される。
【0080】また、予約確認装置Uの正当性判定部27
には、照合手段読み取り部26からクレジットカード番
号を受け取り、チケット予約時に指定されたクレジット
カード番号のリストに基づいて、そのクレジットカード
がチケット予約時に指定されたクレジットカードである
か否かを判定する機能が追加される。さらに、正当性判
定部27は、サーバSにクレジットカード番号を送信し
てサーバSからそのクレジットカード番号を含む予約情
報を受け取り、その予約情報に基づいて、その入場希望
者のチケット予約の正当性を判定する機能を有する。
【0081】図13は、予約確認装置UとサーバSによ
りクレジットカードのみで本人認証を行い、会場入口で
チケットを発行する場合の処理手順の概要を示すフロー
チャートである。
【0082】図13に示すように、まず、クレジットカ
ード読み取り装置(照合手段読み取り部26)により、
入場希望者が持参したクレジットカードのカード番号や
ユーザ個人情報を含むカード情報を読み取り(S130
1)、正当性判定部27により、予めサーバSから入手
したクレジットカード番号リストに基づいて、その読み
取ったクレジットカード番号に係るクレジットカード
が、チケット予約時に指定されたクレジットカードであ
るか否かを判定する(S1302)。
【0083】チケット予約時に指定されたクレジットカ
ードである場合(S1302のYES)には、正当性判
定部27は、読み取ったクレジットカード番号をサーバ
Sの予約情報取得部23に送信する(S1303)。サ
ーバSの予約情報取得部23は、予約確認装置Uからク
レジットカード番号を受け取った場合(S1311のY
ES)に、そのクレジットカード番号に対応する予約情
報を記憶部11から取得して予約確認装置Uに送信する
(S1312)。
【0084】正当性判定部27は、サーバSの予約情報
取得部23からそのクレジットカード番号に対応する予
約情報を受け取る(S1304のYES)と、その予約
情報と読み取ったカード情報とが一致するか否かを判定
する(S1305)。そして、予約情報とカード情報と
が一致する場合(S1305のYES)には、その入場
希望者が正当なチケット使用者本人であると判定して入
場を許可し(S1306)、予約情報の中からイベント
名、日時、会場名、座席位置などの「予約内容」と「使
用者氏名(ユーザの氏名)」を取得し、それらのデータ
を用紙または記憶媒体に出力してチケット化する(S1
307)。
【0085】これに対し、例えば、予約情報中のユーザ
登録情報と、カード情報中のユーザ個人情報とが一致し
ない場合等の、予約情報と読み取ったカード情報とが一
致しない場合(S1305のNO)には、その入場希望
者が不正なチケット使用者であると判定して入場を不許
可とする(S1308)。
【0086】図14は、入場希望者が持参したクレジッ
トカード261をクレジットカードリーダ262で読み
取ってからチケットを発行するまでの流れを概念的に示
す説明図である。この図14においては、読み取ったク
レジットカード番号を含む予約情報263をサーバSか
ら取得し、この取得した予約情報263の中から予約内
容と使用者氏名を取得し、それらのデータをチケット用
紙264に出力してチケット化するまでの流れが概念的
に示されている。
【0087】この応用例においては、チケット予約時の
支払方法や照合手段としてクレジットカードが指定され
ている場合に、入場希望者が持参したクレジットカード
のクレジットカード番号を読み取り、このクレジットカ
ード番号に対応する予約情報に基づいてその入場希望者
のチケット予約の正当性を容易に確認することができる
と同時に本人認証を行うことができる。
【0088】したがって、入場希望者がチケットやチケ
ット用データを記憶した用紙または記憶媒体を持参して
いない場合でも、クレジットカードのみで本人認証を行
いチケット予約の内容を確認できるため、その入場希望
者に入場を許可できると共に、予約した利用位置を通知
することができる。このことは、チケットレスシステム
の実現にもつながり、幅広い応用が可能である。
【0089】なお、変形例として、クレジットカード以
外にも、同様にチケット代金支払に使用されるデビット
カードや、チケット予約システムに登録された会員に発
行された会員カードや提携先システムの各種の会員カー
ド、あるいは、各種の免許証や保険証等、個人を識別可
能な各種の個人識別手段を利用して同様の本人認証やチ
ケット予約確認が可能である。多種類の個人識別手段に
対応可能な予約確認装置を使用することにより、入場希
望者は、日常的に携帯している個人識別手段をそのまま
チケットとして使用することができ、利便性に優れてい
る。
【0090】[他の実施の形態]なお、本発明は、前述
した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の範
囲内で他にも多種多様な形態が実施可能である。まず、
前記実施の形態で示したチケット予約システムの構成
は、機能面から把握した場合の一例にすぎず、具体的な
チケット予約システムの構成は自由に選択可能である。
【0091】また、前記実施の形態においては、用紙に
チケット用データを出力してチケット化した場合につい
て説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、磁気カードやICカード、光学ディスク等、各種の
記録手法を用いた記憶媒体にチケット用データを出力し
てそれらの記憶媒体をチケット化することも同様に可能
である。この場合には、予約確認装置として、それらの
記憶媒体を読み取り可能な予約確認装置を使用すること
により、チケット予約確認や会場入口での本人認証によ
るチケット発行を同様に行うことができる。
【0092】また、具体的に表示する画面の形式や複数
の画面の画面構成等は自由に選択可能であり、各部の具
体的な構成や具体的な処理手順、使用される予約情報や
チケット用データ等の各種のデータのデータ構造等は自
由に選択可能である。そしてまた、チケット予約の処理
手順や確認手順などについても、使用するデータの種類
に応じて自由に変更可能である。また、利用する通信ネ
ットワークについても、インターネットやLANに限ら
ず、携帯電話回線を含む各種の公衆回線、衛星通信、各
種の有線ネットワーク、等の多様な通信ネットワークや
その上で運用される多様なシステムを適宜利用可能であ
る。さらに、コンピュータに各機能を実現させるための
プログラムもまた、本発明の一態様である。
【0093】一方、前記実施の形態においては、イベン
ト会場内での座席に対するチケット予約を対象とした
が、本発明はこれに限定されるものではなく、各種の対
象場所における各種の利用位置に対するチケット予約に
同様に適用可能である。すなわち、対象場所としては、
各種のイベントを行うイベント会場の他、各種のスペー
ス提供場所、宿泊施設、交通機関等、複数の利用位置が
存在する場所であれば、いずれも適用対象となりうる。
また、利用位置としては、座席位置の他、テーブル位置
や利用ブース、利用区画など、各位置が個々に特定可能
であり、その位置を利用するための権利が利用者に提供
される位置であれば、いずれも適用対象となりうる。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
通信ネットワーク上でアクセスしてきたユーザに対し
て、現時点での予約状況を示す予約用入力画面を提供
し、チケット予約を受け付けることにより、場所と時間
に制限されることなしにリアルタイムで空席状況を確認
し、イベントの直前までチケット予約が可能であり、し
かも予約時に座席位置を指定可能な利便性の高いチケッ
ト予約システムを実現することができる。
【0095】また、リアルタイムでの空席状況に応じ
て、希望する範囲の座席が予約済みの場合でも、それら
の座席のキャンセル待ちを受け付けることにより、希望
する範囲の座席に対するチケット予約の可能性やチケッ
ト予約全体の流動性を高めた、より利便性の高いチケッ
ト予約システムを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1の実施の形態に係るチケ
ット予約システムを示すブロック構成図。
【図2】図1に示すサーバによるチケット予約の処理手
順の概要を示すフローチャート。
【図3】図1に示すサーバによって提供される具体的な
予約用入力画面の表示例において、空席を指定した状態
を示す画面表示図。
【図4】図1に示すサーバによって提供される具体的な
予約用入力画面の表示例において、予約済み座席を指定
した状態を示す画面表示図。
【図5】図1に示すサーバによって提供される具体的な
予約用入力画面の表示例において、予約対象外座席を指
定した状態を示す画面表示図。
【図6】本発明を適用した第2の実施の形態に係るチケ
ット予約システムを示すブロック構成図。
【図7】図6に示すサーバとユーザ端末によるチケット
用データ作成からチケット化までの処理手順の概要を示
すフローチャート。
【図8】図6に示すサーバによって提供される具体的な
予約情報表示画面とユーザ端末側でチケット用紙に出力
された暗号情報を含む具体的なチケット用データを示す
データ表示図。
【図9】図6に示すサーバによって提供される具体的な
予約情報表示画面とユーザ端末側でチケット用紙に出力
された英数字情報を含む具体的なチケット用データを示
すデータ表示図。
【図10】図6に示すサーバによって提供される具体的
な予約情報表示画面とユーザ端末側でチケット用紙に出
力されたバーコード情報を含む具体的なチケット用デー
タを示すデータ表示図。
【図11】図6に示す予約確認装置とサーバによるチケ
ット予約確認の処理手順の概要を示すフローチャート。
【図12】図11に示す処理手順により、図10に示す
チケット用紙のバーコード情報を読み取ってから照合情
報を比較するまでの流れを概念的に示す説明図。
【図13】図6に示す予約確認装置とサーバによりクレ
ジットカードのみで本人認証を行い、会場入口でチケッ
トを発行する場合の処理手順の概要を示すフローチャー
ト。
【図14】図13に示す処理手順により、入場希望者が
持参したクレジットカードをクレジットカードリーダで
読み取ってからチケットを発行するまでの流れを概念的
に示す説明図。
【図15】従来のチケット予約システムの概要を示すブ
ロック図。
【符号の説明】
N…通信ネットワーク S…サーバ T…ユーザ端末 U…予約確認装置 11…記憶部 12…送受信部 13…予約受付部 14…表示データ作成部 15…予約情報登録部 16…キャンセル待ち情報登録部 21…登録情報変換部 22…チケット用データ作成部 23…予約情報取得部 24…チケット読み取り部 25…登録情報復元部 26…照合手段読み取り部 27…正当性判定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷部 憲次 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中事業所内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の利用位置が存在する対象場所内の
    各利用位置に対するチケット予約の受付を行うチケット
    予約管理方法において、 通信ネットワークを通じてユーザ端末からのアクセスを
    受けた場合に、前記複数の利用位置の配置を示す配置情
    報とチケット予約に関する予約情報を関連付けて保存し
    ている記憶部から配置情報と予約情報を受け取り、利用
    位置の配置と現時点での予約状況をグラフィック画像で
    示す予約用入力画面を表示する画面表示データを作成
    し、ユーザ端末に送信する表示データ作成・送信ステッ
    プと、 ユーザ端末から予約の入っていない1つ以上の「空き」
    利用位置の指定を含むチケット予約要求を受信した場合
    に、そのチケット予約要求に応じて指定された利用位置
    に対するチケット予約の受付を行う予約受付ステップ
    と、 チケット予約の受付時に、そのチケット予約に関する予
    約情報を前記記憶部に登録する予約情報登録ステップ
    と、を含むことを特徴とするチケット予約管理方法。
  2. 【請求項2】 ユーザ端末から予約の入っている1つ以
    上の「予約済み」利用位置の指定を含むキャンセル待ち
    要求を受信した場合に、そのキャンセル待ち要求に応じ
    て指定された利用位置に対するキャンセル待ちの受付を
    行うキャンセル待ち受付ステップと、 指定された利用位置に対するキャンセル待ちの受付時
    に、その利用位置に対するキャンセル待ちがあることを
    示すキャンセル待ち情報を前記記憶部に登録するキャン
    セル待ち情報登録ステップと、を含むことを特徴とする
    請求項1に記載のチケット予約管理方法。
  3. 【請求項3】 前記予約用入力画面は、この予約用入力
    画面上では予約できない対象外の利用位置が存在する場
    合に、その対象外の利用位置を予約対象となる利用位置
    とは区別して表示するように構成され、 前記対象外の利用位置に対して別の予約管理方法で予約
    が可能である場合に、その予約管理方法に関する情報を
    表示する予約管理方法表示ステップ、を含むことを特徴
    とする請求項1または2に記載のチケット予約管理方
    法。
  4. 【請求項4】 チケット予約の受付時に、そのチケット
    予約に関する予約情報の中から選択された情報を、暗
    号、数字または英数字、バーコード、の中から選択され
    た秘匿形式の変換データに変換するデータ変換ステッ
    プ、を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1
    項に記載のチケット予約管理方法。
  5. 【請求項5】 前記選択された情報は個人識別手段に記
    録された個人識別情報を含むことを特徴とする請求項4
    に記載のチケット予約管理方法。
  6. 【請求項6】 前記チケット予約に関する予約情報の中
    から、前記選択された情報の変換データを含む情報を用
    紙または記憶媒体に出力してチケット化するためのチケ
    ット用データを作成し、ユーザ端末に送信するチケット
    用データ作成・送信ステップ、を含むことを特徴とする
    請求項4または5に記載のチケット予約管理方法。
  7. 【請求項7】 前記チケット用データはチケット予約者
    の照合手段の種別と照合番号を含むことを特徴とする請
    求項6に記載のチケット予約管理方法。
  8. 【請求項8】 複数の利用位置が存在する対象場所内へ
    の入場を希望する入場希望者のチケット予約の正当性を
    確認するチケット予約確認方法において、 入場希望者が持参したチケット用紙または記憶媒体に記
    録された照合手段の種別と照合番号を読み取ると共に、
    その入場希望者が持参した照合手段に記録された照合番
    号を読み取る読み取りステップと、 読み取った照合番号を比較してその入場希望者のチケッ
    ト予約の正当性を判定する正当性判定ステップと、を含
    むことを特徴とするチケット予約確認方法。
  9. 【請求項9】 前記読み取りステップは、 入場希望者が持参したチケット用紙または記憶媒体に記
    録された秘匿形式の変換データを読み取り、読み取った
    変換データを元の情報に復元してその内容を確認する変
    換データ確認ステップ、を含むことを特徴とする請求項
    8に記載のチケット予約確認方法。
  10. 【請求項10】 複数の利用位置が存在する対象場所内
    への入場を希望する入場希望者のチケット予約の正当性
    を確認するチケット予約確認方法において、 入場希望者が持参した個人識別手段に記録された個人識
    別情報を読み取る読み取りステップと、 読み取った個人識別情報を用いて、チケット予約に関す
    る情報を記憶した記憶部から対応する予約情報を取得す
    る予約情報取得ステップと、 取得した予約情報に基づいてその入場希望者のチケット
    予約の正当性を判定する正当性判定ステップと、を含む
    ことを特徴とするチケット予約確認方法。
  11. 【請求項11】 複数の利用位置が存在する対象場所内
    の各利用位置に対するチケット予約の受付を行うチケッ
    ト予約管理装置において、 前記複数の利用位置の配置を示す配置情報とチケット予
    約に関する予約情報を関連付けて保存する記憶部と、 ユーザ端末との間で通信ネットワークを通じてデータの
    送受信を行う送受信部と、 ユーザ端末からのアクセスを受けた場合に、前記記憶部
    から配置情報と予約情報を受け取り、利用位置の配置と
    現時点での予約状況をグラフィック画像で示す予約用入
    力画面を表示する画面表示データを作成し、前記送受信
    部を通じてユーザ端末に送信する表示データ作成部と、 ユーザ端末から予約の入っていない1つ以上の利用位置
    の指定を含むチケット予約要求を受信した場合に、その
    チケット予約要求に応じて指定された利用位置に対する
    チケット予約の受付を行う予約受付部と、 チケット予約の受付時に、そのチケット予約に関する予
    約情報を前記記憶部に登録する予約情報登録部と、を備
    えたことを特徴とするチケット予約管理装置。
  12. 【請求項12】 複数の利用位置が存在する対象場所内
    の各利用位置に対するチケット予約の受付を行うための
    プログラムにおいて、 通信ネットワークを通じてユーザ端末からのアクセスを
    受けた場合に、前記複数の利用位置の配置を示す配置情
    報とチケット予約に関する予約情報を関連付けて保存し
    ている記憶部から配置情報と予約情報を受け取り、利用
    位置の配置と現時点での予約状況をグラフィック画像で
    示す予約用入力画面を表示する画面表示データを作成
    し、ユーザ端末に送信する表示データ作成・送信機能
    と、 ユーザ端末から予約の入っていない1つ以上の利用位置
    の指定を含むチケット予約要求を受信した場合に、その
    チケット予約要求に応じて指定された利用位置に対する
    チケット予約の受付を行う予約受付機能と、 チケット予約の受付時に、そのチケット予約に関する予
    約情報を前記記憶部に登録する予約情報登録機能と、を
    コンピュータに実現させることを特徴とするプログラ
    ム。
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