JP2004265296A - 電子チケットシステム - Google Patents

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和俊 長尾
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Abstract

【課題】電子チケットを使用する者が該電子チケットを購入したチケット購入者であることを確認することができるようにして、電子チケットの不適切な使用やなりすましを防止することができるようにする。
【解決手段】電子チケットの申込情報及び顔画像を送信する送信手段、並びに、電子チケット画面を表示する表示手段を備えるチケット購入者10の携帯端末と、前記電子チケットの申込情報及び顔画像を登録する顧客情報ファイル、前記電子チケットを発券するチケット発券手段、並びに、前記電子チケットの有効性評価結果を作成する有効性評価手段を備える発券サーバ21と、前記電子チケット画面を読み取るリーダ32、並びに、前記顔画像及び電子チケットの有効性評価結果を表示する表示手段を備え、チケット使用場所に配設される受付端末31とを有する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子チケットシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、劇場、映画館、競技場、展示場、遊園地、駅、飛行場等の施設への入場、電車、バス、船等の乗物への搭乗、ゲーム機、遊具等の装置の利用、食堂における食事や商店における商品やサービスなどの提供を受けるに際して、顧客は、チケット販売所、商店、窓口等においてあらかじめ購入した入場券、切符、食券、前売券、割引券等のチケットを提示する必要がある。
【0003】
しかし、紙等の媒体に印刷されたチケットを使用するチケットシステムにおいては、顧客は購入したチケットを盗まれたり、紛失したりする問題がある。また、サービス等を提供する事業者にとっては、偽造されたチケットが使用されてしまうという問題がある。さらに、近年では、環境問題への配慮から、森林資源を消費する紙の使用をできる限り控えることが望まれるようになっている。
【0004】
そこで、インターネット等の通信ネットワーク(回線網)の発達に伴い、電子媒体を利用した電子チケットシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。この場合、顧客であるチケット購入者が携帯電話機等の端末機器を操作し、インターネット等の通信ネットワークを介して、チケットを発券する事業者としての発券者のコンピュータシステムにアクセスして、所望のチケットの購入を申し込むようになっている。そして、前記発券者のコンピュータシステムは、前記チケットの購入を申し込むための申込情報を受信すると、該申込情報に基づいて、チケットに関する情報を格納した二次元コードを含むチケット画面を作成して、前記チケット購入者の端末機器に送信する。そして、前記チケット購入者は、商品やサービスなどの提供を受けるに際してチケットを提示する場合、前記発券者のコンピュータシステムから受信したチケット画面を前記端末機器の表示装置に表示させ、チケット画面に含まれる二次元コードを読取装置(リーダ)に読み取らせる。これにより、前記チケット購入者は、紙等の媒体に印刷されたチケットを使用することなく、商品やサービスなどの提供を受けることができる。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−183769号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の電子チケットシステムにおいては、二次元コードを含むチケット画面自体の有効性を確認することはできるが、チケット画面を端末機器の表示装置に表示させた者がチケット購入者であるか否かを確認することができない。そのため、例えば、あるチケット購入者が大量にチケットを購入して、他のチケット購入希望者に対して高額で配信するような電子チケットの不適切な使用に対して、対処することができなかった。また、他人がチケット購入者になりすまして前記チケット画面を端末機器の表示装置に表示させる、いわゆる、なりすましを防止することもできなかった。
【0007】
本発明は、前記従来の問題点を解決して、電子チケットを使用する者が該電子チケットを購入したチケット購入者であることを確認することができるようにして、電子チケットの不適切な使用やなりすましを防止することができる電子チケットシステムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そのために、本発明の電子チケットシステムにおいては、電子チケットの申込情報及び顔画像を送信する送信手段、並びに、電子チケット画面を表示する表示手段を備えるチケット購入者の携帯端末と、前記電子チケットの申込情報及び顔画像を登録する顧客情報ファイル、前記電子チケットを発券するチケット発券手段、並びに、前記電子チケットの有効性評価結果を作成する有効性評価手段を備える発券サーバと、前記電子チケット画面を読み取るリーダ、並びに、前記顔画像及び電子チケットの有効性評価結果を表示する表示手段を備え、チケット使用場所に配設される受付端末とを有する。
【0009】
本発明の他の電子チケットシステムにおいては、さらに、前記発券サーバは、前記顔画像が顧客情報ファイルに登録されたチケット購入者に対してID番号を付与するID番号付与手段を備え、前記携帯端末は、前記ID番号を格納する記憶手段を備え、前記送信手段は前記顔画像に代えて前記ID番号を送信する。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0011】
図1は本発明の第1の実施の形態における電子チケットシステムの構成を示す図である。
【0012】
図において、11は携帯電話機、12は携帯型コンピュータ、13は電子チケット購入機能が付加されたチケット購入端末であり、それぞれ、画像を取得する手段及び画像を送信することができる送信手段を有している。本実施の形態において、電子チケットを購入する顧客としてのチケット購入者10は、前記携帯電話機11、携帯型コンピュータ12及びチケット購入端末13の少なくとも一つを保持している。
【0013】
ここで、前記電子チケットは、従来における紙等の媒体に印刷されたチケットと同等の機能を有する電子的に発券されたチケットであり、飛行機、電車、バス、船等の乗物へ搭乗するための搭乗券、劇場、映画館、コンサート会場、競技場、展示場、遊園地、駅、飛行場等の施設へ入場するための入場券、ゲーム機、遊具等の装置を利用するための利用券、旅館、ホテル等の宿泊施設に宿泊するための宿泊券、デパート、スーパーマーケット、コンビニエンスストア等の商店における商品を購入するための商品券、レンタルショップ、貸本屋等の商店においてビデオ、DVD、本等を借りるための引換券等として機能するものであるが、その他、いかなる形態の入場券、切符、利用券、食券、割引券等として機能するものであってもよい。
【0014】
また、前記携帯電話機11は、CPU、MPU等の演算手段、半導体メモリ等の記憶手段、CRT、液晶ディスプレイ、LED(Light Emitting Diode)ディスプレイ等の表示手段、数字キー、文字キー等の入力手段、送信手段、受信手段等を備えるものであり、音声通話機能の他に、データ処理機能、データ通信機能を備えるものであればいかなるものであってもよく、例えば、PHS(Personal Handy−phone System)電話機であってもよいし、音声通話機能付きのPDA(Personal Digital Assistant)や電子手帳であってもよい。そして、前記携帯電話機11は、デジタルカメラ等によって撮影されたチケット購入者10の顔画像を取得して記憶手段に格納することができ、また、前記顔画像を送信することができる。なお、前記顔画像の取得は、顔画像が格納されたメモリカード等の記憶媒体を前記携帯電話機11のカードスロット等の記憶媒体受容装置に受容して、前記記憶媒体に格納された顔画像を前記記憶手段に転送することによって行われてもよいし、通信手段によって顔画像をデジタルカメラから受信することによって行われてもよい。また、前記携帯電話機11はデジタルカメラが一体的に付属するものであってもよく、この場合、該デジタルカメラによって撮影された顔画像が自動的に取得される。
【0015】
そして、前記携帯型コンピュータ12は、CPU、MPU等の演算手段、半導体メモリ、磁気ディスク等の記憶手段、CRT、液晶ディスプレイ、LEDディスプレイ等の表示手段、キーボード、マウス等の入力手段、通信手段等を備えるものであり、データ処理機能、データ通信機能を備えるものであればいかなるものであってもよく、例えば、ラップトップ型パーソナルコンピュータであってもよいし、通信手段付きのPDA、電子手帳、ゲーム機等であってもよい。そして、前記携帯型コンピュータ12は、デジタルカメラ等によって撮影されたチケット購入者10の顔画像を取得することができ、取得した該顔画像を送信することができる。なお、前記顔画像の取得は、前記携帯電話機11の場合と同様に、顔画像が格納されたメモリカード等の記憶媒体を前記携帯型コンピュータ12のカードスロット等の記憶媒体受容装置に受容して、前記記憶媒体に格納された顔画像を前記記憶手段に転送することによって行われてもよいし、通信手段によって顔画像をデジタルカメラから受信することによって行われてもよい。また、前記携帯型コンピュータ12はデジタルカメラが一体的に付属するものであってもよく、この場合、該デジタルカメラによって撮影された顔画像が自動的に取得される。
【0016】
さらに、前記チケット購入端末13は、CPU、MPU等の演算手段、半導体メモリ等の記憶手段、CRT、液晶ディスプレイ、LEDディスプレイ等の表示手段、数字キー、文字キー等の入力手段、通信手段等を備え、データ処理機能、データ通信機能を備える一種のコンピュータである。そして、前記チケット購入端末13は、あらかじめ電子チケットを購入するために必要なソフトウェア的及びハードウェア的な機能が付加された専用機である。そのため、前記チケット購入端末13には、デジタルカメラが一体的に付属し、該デジタルカメラによって撮影された顔画像が自動的に取得されることが望ましい。なお、前記携帯電話機11、携帯型コンピュータ12及びチケット購入端末13は、通信ネットワーク40に通信可能に接続される。また、前記携帯電話機11、携帯型コンピュータ12及びチケット購入端末13を統合的に説明する場合には、携帯端末16として説明する。
【0017】
そして、20は電子チケットを発券する発券者であり、発券用のコンピュータシステムとしての発券サーバ21を運営・管理する。該発券サーバ21はCPU、MPU等の演算手段、半導体メモリ、磁気ディスク等の記憶手段、CRT、液晶ディスプレイ等の表示手段、キーボード等の入力手段、通信手段等を備え、通信ネットワーク40に通信可能に接続される。ここで、前記発券者20は、個人、法人、団体等いかなるものであってもよい。また、前記発券者20は、前記乗物、施設、装置、宿泊施設、商店等を運営する者であってもよいし、契約に従って前記乗物、施設、装置、宿泊施設、商店等を運営する者のために電子チケットを発券する業務を遂行する者であってもよい。なお、前記発券サーバ21は、後述される発券許可判断手段22、顧客情報ファイル23、チケット発券手段24、チケット情報ファイル25及び有効性評価手段26を有する。
【0018】
また、前記通信ネットワーク40は、無線又は有線の専用通信回線網又は公衆通信回線網、公衆電話回線網、インターネット、LAN(Local AreaNetwork)、WAN(Wide Area Network)等いかなるもであってもよい。
【0019】
そして、30は受付者であり、31はチケット使用場所に配設された前記受付者30が使用する受付端末、32は電子チケットを読み取るためのリーダ(読取装置)であり、バーコード、二次元コード等を読み取ることができる。ここで、受付者30は、チケット使用場所、例えば、飛行機、電車、バス、船等の乗物への塔乗口、劇場、映画館、コンサート会場、競技場、展示場、遊園地、駅、飛行場等の施設への入場口、ゲーム機、遊具等の装置の利用申込窓口、旅館、ホテル等宿泊施設の受付、デパート、スーパーマーケット、コンビニエンスストア等の商店のレジ、レンタルショップ、貸本屋等のレジにおいて、前記チケット購入者10の提示する電子チケットを確認して、前記チケット購入者10の乗物への塔乗、施設への入場、装置の利用、宿泊施設への宿泊、商品の販売や引き渡し等の業務を遂行する担当者である。
【0020】
また、前記受付端末31は、CPU、MPU等の演算手段、半導体メモリ、磁気ディスク等の記憶手段、CRT、液晶ディスプレイ、LEDディスプレイ等の表示手段、キーボード、マウス等の入力手段、通信手段等を備えるものであり、データ処理機能、データ通信機能を備えるものであればいかなるものであってもよく、例えば、パーソナルコンピュータであってもよいし、サーバ、PDA、電子手帳、ゲーム機等であってもよい。さらに、前記受付端末31は、商店のレジに配設されるPOS(Point of Sale)端末のようなレジスタ機能を備える装置であってもよい。そして、前記受付端末31はリーダ32を備え、該リーダ32が読み取った電子チケットの情報は前記受付端末31に送信される。また、該受付端末31は、前記通信ネットワーク40に通信可能に接続される。
【0021】
なお、電子チケットの代金決済をする手段としては、いかなる手段を利用してもよく、例えば、クレジットカードを利用してもよいし、電子財布(サ−バウォレット)を利用してもよいし、ネット決済システムを利用してもよい。クレジットカードを利用する場合、チケットの購入を申し込む際に、チケット購入者10は、決済情報としてクレジットカード番号等を発券サーバ21に送信する。また、電子財布を利用する場合、前記発券サーバ21の記憶手段内にあらかじめ電子財布が開設され、前記チケット購入者10の登録識別情報、該登録識別情報に付随する決済情報(本人氏名、金融機関における口座番号等)等が格納される。さらに、ネット決済システムを利用する場合、前記チケット購入者10と発券者20とが、通信ネットワーク40を経由して、実際の金銭のやり取りをせず、銀行、信用金庫等の金融機関に開設した口座を介して電子的に行うことができる。
【0022】
次に、前記構成の電子チケットシステムにおける電子チケット発券方法について説明する。
【0023】
図2は本発明の第1の実施の形態における電子チケットを発券する場合のデータの流れを示す図、図3は本発明の第1の実施の形態における電子チケット発券の動作を示すフローチャートである。
【0024】
まず、チケット購入者10は、電子チケットを購入する際に、デジタルカメラを操作して自分の顔を撮影し、撮影された自分の顔の電子データとしての顔画像15を前記デジタルカメラから携帯電話機11、携帯型コンピュータ12又はチケット購入端末13である携帯端末16の記憶手段に一時的に格納する。また、前記チケット購入者10は、所望のチケットの購入を申し込むために必要な情報、すなわち、申込情報14を携帯端末16に入力する。
【0025】
続いて、前記チケット購入者10は、前記携帯端末16を操作して、該携帯端末16の送信手段によって前記顔画像15と申込情報14とを通信ネットワーク40を介して発券者20の発券サーバ21に送信する。ここで、該発券サーバ21は、電子チケットの発券を許可するか否かを判断する発券許可判断手段22、及び、電子チケットを購入する顧客としてのチケット購入者10に関する情報を登録して格納する顧客情報ファイル23を有する。そして、前記発券サーバ21が前記顔画像15及び申込情報14を受信すると、前記発券許可判断手段22は、前記顔画像15及び申込情報14、並びに、電子チケットの代金決済に関する情報に基づいて、前記申込情報14に対応する電子チケットの発券を許可するか否かを判断する。そして、電子チケットの発券が許可されると、前記顔画像15、申込情報14、電子チケットの代金決済に関する情報等が前記チケット購入者10の購入情報として顧客情報ファイル23に登録される。
【0026】
また、前記発券サーバ21は、電子チケットの発券を行うチケット発券手段24、及び、電子チケットに関する情報を格納するチケット情報ファイル25を有する。そして、電子チケットの発券が許可されると、前記チケット発券手段24は、チケット情報ファイル25に格納されている前記申込情報14に該当する電子チケットの情報に基づいて、電子チケット画面を作成する。該電子チケット画面には、前記リーダ32によって読取可能なバーコード、二次元コード等の情報コードが含まれる。なお、該情報コードは、チケット番号等の電子チケットを識別する情報を含むものである。続いて、前記チケット発券手段24は電子チケットとして電子チケット画面の電子データを通信ネットワーク40を介して携帯端末16に送信する。そして、該携帯端末16は、前記電子チケット画面の電子データを受信すると記憶手段に格納する。このようにして、チケット購入者10は、発券された電子チケットを購入することができる。
【0027】
次に、フローチャ−トについて説明する。
ステップS1 顔画像15と申込情報14とを発券者20の発券サーバ21に送信する。
ステップS2 発券許可判断手段22は発券許可を判断し、購入情報を顧客情報ファイル23に登録する。
ステップS3 チケット発券手段24は電子チケットを作成し、チケット購入者10の携帯端末16に送信する。
ステップS4 携帯端末16は電子チケットを受信する。
【0028】
次に、電子チケットシステムにおける電子チケットの使用方法について説明する。
【0029】
図4は本発明の第1の実施の形態における電子チケットを使用する場合のデータの流れを示す図、図5は本発明の第1の実施の形態における電子チケット使用の動作を示すフローチャートである。
【0030】
まず、チケット購入者10は、チケット使用場所、すなわち、飛行機、電車、バス、船等の乗物への塔乗口、劇場、映画館、コンサート会場、競技場、展示場、遊園地、駅、飛行場等の施設への入場口、ゲーム機、遊具等の装置の利用申込窓口、旅館、ホテル等宿泊施設の受付、デパート、スーパーマーケット、コンビニエンスストア等の商店のレジ、レンタルショップ、貸本屋等のレジ等の場所において、携帯端末16を操作して表示手段に電子チケット画面を表示させ、受付者30に提示する。なお、前記電子チケット画面は、あらかじめ発券サーバ21から受信して記憶手段に格納されている電子チケット画面の電子データに基づいて表示される。
【0031】
続いて、前記受付者30は提示された電子チケットとしての電子チケット画面をリーダ32に読み取らせる。この場合、該リーダ32は電子チケット画面に含まれる情報コードを読み取り、受付端末31に送信する。そして、該受付端末31は、情報コードが含む電子チケットを識別する情報を抽出し、通信ネットワーク40を介して発券者20の発券サーバ21に送信する。
【0032】
ここで、該発券サーバ21は、電子チケットが有効であるか否かを、すなわち、電子チケットの有効性を判断する有効性評価手段26を有する。そして、前記発券サーバ21が前記電子チケットを識別する情報を受信すると、前記有効性評価手段26は、顧客情報ファイル23にアクセスし、前記電子チケットを識別する情報に基づいて電子チケットの有効性を判断する。そして、電子チケットの有効性が確認されると、前記顧客情報ファイル23に登録されているチケット購入者10の顔画像15が、前記有効性評価手段26による電子チケットの有効性評価結果33とともに、通信ネットワーク40を介して受付端末31に送信される。
【0033】
続いて、該受付端末31は受信した前記顔画像15と有効性評価結果33とを表示手段に表示する。そして、前記受付者30は、前記顔画像15に基づいて前記チケット購入者10の本人確認を行い、有効性評価結果33に基づいて前記電子チケットの有効性確認を行う。これにより、前記電子チケットが有効であるとして、チケット購入者10が受け付けられる。
【0034】
次に、フローチャ−トについて説明する。
ステップS11 電子チケットの入力された携帯端末16を受付者30に提示する。
ステップS12 電子チケットをリーダ32で読み取る。
ステップS13 読み取った情報を発券者20のサーバ21に送信する。
ステップS14 電子チケットの有効性を判断する。
ステップS15 有効性評価結果33と顔画像15とを受付端末31に送信する。
ステップS16 有効性評価結果33が有効であり、かつ、チケット購入者10の顔画像15とチケット提示者の顔とを比較し、一致していれば、電子チケットを有効であるとしてチケット購入者10を受け付ける。
【0035】
このように、本実施の形態においては、電子チケットを購入する際に、チケット購入者10の顔画像15が発券サーバ21に送信され、該発券サーバ21の顧客情報ファイル23に登録される。そして、電子チケットを使用する際に、携帯端末16に表示された電子チケット画面がリーダ32に読み取られると、前記顧客情報ファイル23に登録された顔画像15が受付端末31に送信される。これにより、受付者30は前記顔画像15に基づいて前記チケット購入者10の本人確認を行うことができる。そのため、電子チケットの不正使用を防止することができ、電子チケットに対する信頼性の向上を期待することができる。また、なりすましを防止することもできる。
【0036】
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するもの及び同じ動作については、その説明を省略する。
【0037】
図6は本発明の第2の実施の形態における初回の電子チケットを発券する場合のデータの流れを示す図、図7は本発明の第2の実施の形態における初回の電子チケットを発券する動作を示すフローチャートである。
【0038】
本実施の形態においては、チケット購入者10が初回に電子チケットを購入する際に前記チケット購入者10に対してID番号17を付与し、二回目以降に電子チケットを購入する際には、携帯端末16から発券サーバ21への顔画像15の送信を省略することができるようにして、前記チケット購入者10の利便性を向上させるようになっている。
【0039】
まず、チケット購入者10が初回に電子チケットを購入する動作について説明する。
【0040】
この場合、前記第1の実施の形態と同様に、チケット購入者10は、電子チケットを購入する際に、デジタルカメラを操作して自分の顔を撮影し、顔画像15を前記デジタルカメラから携帯端末16の記憶手段に一時的に格納する。また、前記チケット購入者10は、申込情報14を携帯端末16に入力する。
【0041】
続いて、前記チケット購入者10は、前記携帯端末16を操作して、前記顔画像15と申込情報14とを通信ネットワーク40を介して発券者20の発券サーバ21に送信する。ここで、該発券サーバ21は、発券許可判断手段22、顧客情報ファイル23、及び、前記チケット購入者10に対してID番号17を付与するID番号付与手段27を有する。そして、前記発券サーバ21が前記顔画像15及び申込情報14を受信すると、発券許可判断手段22は、前記顔画像15及び申込情報14、並びに、電子チケットの代金決済に関する情報に基づいて、前記申込情報14に対応する電子チケットの発券を許可するか否かを判断する。続いて、電子チケットの発券が許可されると、前記ID番号付与手段27が前記チケット購入者10に対してID番号17を付与する。そして、前記顔画像15、申込情報14、ID番号17、電子チケットの代金決済に関する情報等が前記チケット購入者10の購入情報として顧客情報ファイル23に登録される。
【0042】
続いて、前記発券サーバ21のチケット発券手段24は、チケット情報ファイル25に格納されている前記申込情報14に該当する電子チケットの情報に基づいて、バーコード、二次元コード等の情報コードを含む電子チケット画面を作成する。続いて、前記チケット発券手段24は電子チケットとして電子チケット画面の電子データ及びID番号17を通信ネットワーク40を介して携帯端末16に送信する。そして、該携帯端末16は、前記電子チケット画面の電子データ及びID番号17を受信すると記憶手段に格納する。
【0043】
次に、フローチャ−トについて説明する。
ステップS21 顔画像15と申込情報14とを発券者20の発券サーバ21に送信する。
ステップS22 発券許可判断手段22は発券許可を判断し、購入情報を顧客情報ファイル23に登録する。
ステップS23 ID番号付与手段27はチケット購入者10にID番号17を付与し、顧客情報ファイル23に登録する。
ステップS24 チケット発券手段24は電子チケットを作成し、チケット購入者10の携帯端末16にID番号17とともに送信する。
ステップS25 携帯端末16は電子チケットとID番号17とを受信する。
【0044】
次に、チケット購入者10が二回目以降に電子チケットを購入する動作について説明する。
【0045】
図8は本発明の第2の実施の形態における二回目以降の電子チケットを発券する場合のデータの流れを示す図、図9は本発明の第2の実施の形態における二回目以降の電子チケットを発券する動作を示すフローチャートである。
【0046】
この場合、前記チケット購入者10は、前記携帯端末16を操作して、申込情報14を携帯端末16に入力し、前記申込情報14及び前記顔画像15に代えて、記憶手段に格納されているID番号17を送信手段によって通信ネットワーク40を介して発券者20の発券サーバ21に送信する。そして、前記発券サーバ21が前記申込情報14及びID番号17を受信すると、発券許可判断手段22は、前記ID番号17に基づいて、顧客情報ファイル23にアクセスし、前記申込情報14に対応する電子チケットの発券を許可するか否かを判断する。続いて、電子チケットの発券が許可されると、今回の購入情報が前記顧客情報ファイル23に追加される。
【0047】
続いて、前記発券サーバ21のチケット発券手段24は、チケット情報ファイル25に格納されている前記申込情報14に該当する電子チケットの情報に基づいて、バーコード、二次元コード等の情報コードを含む電子チケット画面を作成する。続いて、前記チケット発券手段24は電子チケットとして電子チケット画面の電子データを通信ネットワーク40を介して携帯端末16に送信する。そして、該携帯端末16は、前記電子チケット画面の電子データを受信すると記憶手段に格納する。
【0048】
次に、フローチャ−トについて説明する。
ステップS31 申込情報14とID番号17とを発券者20の発券サーバ21に送信する。
ステップS32 発券許可判断手段22は発券許可を判断し、今回の購入情報を顧客情報ファイル23に登録する。
ステップS33 チケット発券手段24は電子チケットを作成し、チケット購入者10の携帯端末16に送信する。
ステップS34 携帯端末16は電子チケットを受信する。
【0049】
そして、本実施の形態において電子チケットを使用する場合の動作については、前記第1の実施の形態と同様であり、二回目以降に電子チケットを購入する載に、携帯端末16から顔画像15に代えてID番号17を発券サーバ21に送信しても、初回における電子チケットの購入時に顔画像15が顧客情報ファイル23に登録されているので、受付端末31は、電子チケットの有効性評価結果33とともにチケット購入者10の顔画像15を受信する。そのため、受付者30は、前記顔画像15に基づいて前記チケット購入者10の本人確認を行い、有効性評価結果33に基づいて前記電子チケットの有効性確認を行うことができる。
【0050】
なお、顧客情報として顧客情報ファイル23に登録された顔画像15が定期的に更新されるように、ID番号17に有効期限を設け、該有効期限が過ぎた場合には、再度、顔画像15を登録するように促してもよい。
【0051】
このように、本実施の形態においては、チケット購入者10が初回に電子チケットを購入する際に前記チケット購入者10に対してID番号17を付与し、二回目以降に電子チケットを購入する際には、携帯端末16から発券サーバ21への顔画像15の送信を省略することができるようになっている。
【0052】
そのため、前記チケット購入者10は二回目以降に電子チケットを購入する際に、デジタルカメラを操作して自分の顔を撮影する必要がない。したがって、チケット購入者10の利便性を向上させることができる。また、データ量の多い画像データである顔画像15の送信を省略することができるので、通信時間を短縮することができる。
【0053】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0054】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、電子チケットを使用する者が該電子チケットを購入したチケット購入者であることを確認することができるので、電子チケットの不適切な使用やなりすましを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における電子チケットシステムの構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における電子チケットを発券する場合のデータの流れを示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態における電子チケット発券の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施の形態における電子チケットを使用する場合のデータの流れを示す図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態における電子チケット使用の動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施の形態における初回の電子チケットを発券する場合のデータの流れを示す図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態における初回の電子チケットを発券する動作を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第2の実施の形態における二回目以降の電子チケットを発券する場合のデータの流れを示す図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態における二回目以降の電子チケットを発券する動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 チケット購入者
11 携帯電話機
12 携帯型コンピュータ
13 チケット購入端末
14 申込情報
15 顔画像
16 携帯端末
17 ID番号
21 発券サーバ
23 顧客情報ファイル
24 チケット発券手段
26 有効性評価手段
27 ID番号付与手段
31 受付端末
32 リーダ
33 有効性評価結果

Claims (2)

  1. (a)電子チケットの申込情報及び顔画像を送信する送信手段、並びに、電子チケット画面を表示する表示手段を備えるチケット購入者の携帯端末と、
    (b)前記電子チケットの申込情報及び顔画像を登録する顧客情報ファイル、前記電子チケットを発券するチケット発券手段、並びに、前記電子チケットの有効性評価結果を作成する有効性評価手段を備える発券サーバと、
    (c)前記電子チケット画面を読み取るリーダ、並びに、前記顔画像及び電子チケットの有効性評価結果を表示する表示手段を備え、チケット使用場所に配設される受付端末とを有することを特徴とする電子チケットシステム。
  2. (a)前記発券サーバは、前記顔画像が顧客情報ファイルに登録されたチケット購入者に対してID番号を付与するID番号付与手段を備え、
    (b)前記携帯端末は、前記ID番号を格納する記憶手段を備え、前記送信手段は前記顔画像に代えて前記ID番号を送信する請求項1に記載の電子チケットシステム。
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