JP2001209741A - 移動体通信装置およびその使用方法 - Google Patents

移動体通信装置およびその使用方法

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JP2001209741A
JP2001209741A JP2000017920A JP2000017920A JP2001209741A JP 2001209741 A JP2001209741 A JP 2001209741A JP 2000017920 A JP2000017920 A JP 2000017920A JP 2000017920 A JP2000017920 A JP 2000017920A JP 2001209741 A JP2001209741 A JP 2001209741A
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JP2000017920A
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English (en)
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Tomohito Tagusari
田鎖智人
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Nippon Shinpan Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shinpan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】携帯している移動体通信装置に格納されたバリ
ュー情報を表示させることによりバリュー情報が持つ権
利の行使を行うことが出来るなど利便性が高くかつコス
トパフォーマンスの高い移動体通信装置を提供する。 【解決手段】他のシステムからバリュー情報を受信する
手段と、受信したバリュー情報を記憶する際に、電話番
号または入力したパスワードと関係づけて記憶する手段
と、記憶手段のバリュー情報を表示する際に、電話番号
または入力したパスワードと記憶されているバリュー情
報と関係づけて記憶されている電話番号またはパスワー
ドとを比較し、一致していた場合にバリュー情報をバー
コードまたは、文字列として表示する手段を有する移動
体通信装置を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話、自動車
電話、PHS、電話機能を有する通信装置(以下、これ
らを「移動体通信装置」という)などを用いて、航空券
・乗車券・乗船券や、観劇・コンサート・博物館・美術
館など様々なチケットおよび、優待券、割引券、商品券
および、保険、身分証明、免許、パスポートなどの身分
・資格を証明する情報等、などの権利価値をデータ化
し、これらのデータ化された権利価値をバリュー情報と
して受信、記憶し、利用する際に読取り可能なバーコー
ド、文字列、図、絵、イラスト、画像、標章等の形式で
移動体通信装置の表示部に表示させることを可能とす
る、移動体通信の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、航空券、乗車券、コンサート、ミ
ュージカル、映画、野球、相撲、サッカーなどのチケッ
トを購入しようとする場合、購入者はチケット販売窓口
へ直接出向いて希望するチケットを購入するか、あらか
じめチケット予約センターへ電話してチケットの購入予
約を行い、予約が取れた時にチケット予約センターが通
知する予約番号を受け取り、指定期間内にチケット販売
窓口で前記予約番号を告げ、チケット代金の支払と引き
換えにチケットを受け取るか、チケット予約センターか
ら郵送によってチケットを受け取る方法がある。
【0003】このような従来の方法によれば、紙もしく
はそれに類する券様式の媒体(これを一般的に「チケッ
ト」と呼んでいる)を購入者個々に発行することによっ
て、チケットが有する権利価値を証明するようになって
おり、第三者がたとえ不当に入手したとしてもチケット
自体には購入者情報が一般的には記載されていないた
め、当該チケットが有する権利価値はチケットを所持し
ている者に帰属するようになっている。
【0004】したがって、媒体としてのチケットを発行
する従来のチケット販売方式において、媒体としてのチ
ケットを購入した購入者は当該チケットの利用日まで紛
失、破損、盗難、汚損等がないよう長期間管理しなけれ
ばならないうえ、利用場所でのチケット確認において
も、主催者側は購入者が提示するチケットが正当である
かどうかを目視によって見極めなければならないなど、
チケット発行後のチケットの保管やチケットの利用の場
面においても、さまざまな改善余地を含んでいる。
【0005】一方、インターネットやFAX情報サービ
スなどを利用して、百貨店、スーパーマーケット、ディ
スカウントショップ、アウトレットモール、ショッピン
グセンター、商店会、専門店、アミューズメントパー
ク、ヘアーサロン、エステティックサロン、スポーツク
ラブ、レストラン、ファーストフード店、ホテル、レン
タカー、旅行、などの商品販売や有料サービス提供を行
う様々な企業・団体・組織から、商品購入もしくはサー
ビスの利用に対して、これらの企業・団体・組織が自社
の販売促進のため、希望者に割引券・優待券等のサービ
ス券を発行するサービスも提供されるようになってお
り、希望者はパソコンや電話を利用して割引券・優待券
等をインターネット上のホームページから取得すること
ができるようになったが、これらの割引券や優待券等
は、前記のチケット媒体と同様に、パソコンに接続され
たプリンターもしくは指定したFAXを用いて、紙また
は紙に類する媒体に印字出力して保持し、店頭にて提示
して割引・優待を受けるようになっている。
【0006】以上のように、従来のチケットの発行・管
理・利用および、割引券・優待券等の運用は、全て媒体
としてのチケットもしくは割引券・優待券を利用者に発
行し、これらの媒体を保管し、利用時にその媒体を提示
することによってのみ、チケットおよび割引券・優待券
等が持つ権利価値を認定し、利用者はその権利価値を行
使することができる。
【0007】しかしながら、媒体としてチケット・割引
券・優待券等を発行してそれらの権利価値を認定する方
式では、第一に発行者にとって、媒体および発行にかか
る費用を負担しなければならない、第二に購入者にとっ
て、購入または取得したチケット・割引券・優待券等の
媒体を利用時まで紛失・破損・汚損・盗難がないよう管
理しなければならないし、第三に利用場所においては、
これらの媒体が正当なものであるかどうかを目視によっ
て確認しなければならないなど、発行者・購入者・利用
場所のいずれにとっても多くの問題点があり、利便性が
高く、安全性で、経済的で、合理的なチケット類の発行
・管理・利用ができるシステムおよび装置の提供が望ま
れている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来型のチ
ケット類の購入方法における、チケットの発行処理、チ
ケットの受取、購入したチケットの保管管理、チケット
利用時のチェックなど、媒体としてのチケットがもつ不
便さを解決するため、利用者が携帯電話などの移動体通
信装置を用いてチケット類の持つ権利価値情報をバリュ
ー情報としてデータ化したものを直接受信し、受信した
バリュー情報を直接利用することを可能とするもので、
チケット類の発行者側は、別途チケットを発行する必要
がなくなることによるチケット発行処理の廃止と、利用
者側は購入予約を行った後にあらためてチケットを受取
る必要および、購入したチケットの破損・紛失防止等の
管理や、利用のためにチケットを携行することなく、通
常携帯している移動体通信装置に格納されたバリュー情
報を表示させることによりバリュー情報が持つ権利の行
使を行うことが出来るなど、チケット発行者およびチケ
ット購入者の双方にとって利便性が高くかつコストパフ
ォーマンスの高い移動体通信装置および移動体通信装置
の利用方法を提供することを課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明が示す課題を解決
するための手段は、特許請求の範囲の請求項1に記載し
た、他のシステムとの通信手段と、他のシステムからバ
リュー情報を受信するバリュー情報受信手段と、前記バ
リュー情報受信手段が受信したバリュー情報を記憶する
バリュー情報記憶手段と、バリュー情報記憶手段から読
み出したバリュー情報を表示するバリュー情報表示手段
とを有する移動体通信装置および、請求項2に記載の前
記バリュー情報表示手段が、バリュー情報記憶手段から
読み出したバリュー情報を所定の読み取り装置で読み取
り可能な態様で表示する移動体通信装置および、請求項
3に記載のバリュー情報をバリュー情報表示手段に表示
することを禁止する所定の保護手段と、この保護手段に
よる禁止状態を解除する手段とを設ける請求項1又は2
記載の移動体通信装置および、請求項4に記載の他のシ
ステムとの通信手段と、他のシステムからバリュー情報
を受信するバリュー情報受信手段と、加入者に固有の識
別情報を記憶する加入者識別情報記憶手段と、加入者識
別情報記憶手段から加入者識別情報を読取る加入者識別
情報読取手段と、前記バリュー情報受信手段が受信した
バリュー情報と前記加入者識別情報読取手段によって読
取られた加入者識別情報とを関係づけて記憶するバリュ
ー情報記憶手段と、バリュー情報記憶手段からバリュー
情報を読み出して表示すべきことを指定するバリュー情
報表示指定手段と、前記バリュー情報表示指定手段によ
る指定があった際に加入者識別情報読取手段によって加
入者識別情報を読取り前記加入者識別情報読取手段によ
って読取った加入者識別情報と当該バリュー情報と関係
づけて記憶されている加入者識別情報とを比較する加入
者識別情報比較手段と、前記加入者識別情報比較手段に
よる比較の結果が一致していた場合に前記指定があった
バリュー情報を表示するバリュー情報表示手段とを有す
る移動体通信装置および、請求項5に記載の他のシステ
ムとの通信手段と、他のシステムからバリュー情報を受
信するバリュー情報受信手段と、移動体通信装置に固有
の識別情報を記憶する移動体通信装置識別情報記憶手段
と、移動体通信装置識別情報記憶手段から移動体通信装
置識別情報を読取る移動体通信装置識別情報読取手段
と、前記バリュー情報受信手段が受信したバリュー情報
と前記移動体通信装置識別情報読取手段によって読取ら
れた当該移動体通信装置の移動体通信装置識別情報とを
関係づけて記憶するバリュー情報記憶手段と、バリュー
情報記憶手段からバリュー情報を読み出して表示すべき
ことを指定するバリュー情報表示指定手段と、前記バリ
ュー情報表示指定手段による指定があった際に、移動体
通信装置識別情報読取手段によって移動体通信装置識別
情報を読取り、前記移動体通信装置識別情報読取手段に
よって読取った移動体通信装置識別情報と当該バリュー
情報と関係づけて記憶されている移動体通信装置識別情
報とを比較する移動体通信装置識別情報比較手段と、前
記移動体通信装置識別情報比較手段による比較の結果が
一致していた場合に前記指定があったバリュー情報を表
示するバリュー情報表示手段とを有する移動体通信装置
および、請求項6に記載の他のシステムとの通信手段
と、他のシステムからバリュー情報を受信するバリュー
情報受信手段と、受信したバリュー情報に対応して受信
者が任意に決定した文字列を入力する文字列入力手段
と、前記入力された文字列と前記バリュー情報受信手段
が受信したバリュー情報とを関係づけて記憶するバリュ
ー情報記憶手段と、バリュー情報記憶手段からバリュー
情報を読み出して表示すべきことを指定するバリュー情
報表示指定手段と、前記バリュー情報表示指定手段によ
る指定があった際に、前記指定があったバリュー情報に
対応する文字列の入力を要求する文字列入力要求手段
と、前記文字列の入力要求にもとづき文字列入力手段に
よって入力された文字列と当該指定されたバリュー情報
と関係づけて記憶されている文字列とを比較する文字列
比較手段と、前記文字列比較手段による比較の結果が一
致していた場合に前記指定があったバリュー情報を表示
するバリュー情報表示手段とを有する移動体通信装置お
よび、請求項7に記載の他のシステムとの通信手段と、
他のシステムからバリュー情報を受信するバリュー情報
受信手段と、前記バリュー情報受信手段が受信したバリ
ュー情報を記憶するバリュー情報記憶手段と、あらかじ
めバリュー情報記憶手段の記憶を読取る際に用いるため
の当該移動体通信装置の所有者が決定した任意の文字列
を記憶する文字列記憶手段と、バリュー情報記憶手段か
らバリュー情報を読み出して表示すべきことを指定する
バリュー情報表示指定手段と、前記バリュー情報表示指
定手段による指定があった際に、バリュー情報記憶手段
の記憶の読取可否を判断するための文字列の入力を要求
する文字列入力要求手段と、前記文字列入力要求手段に
よって要求された文字列を入力する文字列入力手段と、
前記文字列入力手段によって入力された文字列と当該移
動体通信装置の文字列記憶手段に記憶されている文字列
とを比較する文字列比較手段と、前記文字列比較手段の
比較の結果が一致していた場合に前記指定があったバリ
ュー情報を表示するバリュー情報表示手段とを有する移
動体通信装置および、請求項8に記載の他のシステムと
の通信手段と、他のシステムからバリュー情報を受信す
るバリュー情報受信手段と、加入者に固有の識別情報を
記憶する加入者識別情報記憶手段と、加入者識別情報記
憶手段から加入者識別情報を読取る加入者識別情報読取
手段と、前記バリュー情報受信手段が受信したバリュー
情報と前記加入者識別情報読取手段によって読取られた
加入者識別情報とを関係づけて記憶するバリュー情報記
憶手段と、バリュー情報記憶手段からバリュー情報を読
み出して表示すべきことを指定するバリュー情報表示指
定手段と、前記バリュー情報表示指定手段による指定が
あった際に、加入者識別情報読取手段によって加入者識
別情報を読取り前記加入者識別情報読取手段によって読
取った加入者識別情報と当該バリュー情報と関係づけて
記憶されている加入者識別情報とを比較する加入者識別
情報比較手段と、前記加入者識別情報比較手段による比
較の結果が一致していた場合に前記指定があったバリュ
ー情報を表示するバリュー情報表示手段とを有すること
を特徴とする移動体通信装置の使用方法であって、他の
システムとの通信手段によって他のシステムから受信し
たバリュー情報を記憶する際に、バリュー情報を受信し
た当該移動体通信装置の加入者識別情報記憶手段から加
入者識別情報を読取り、前記受信したバリュー情報と前
記読取った加入者識別情報とを関係づけて当該移動体通
信装置の記憶手段に記憶しておき、前記記憶したバリュ
ー情報を使用するため表示させようとするバリュー情報
の指定があった際、当該移動体通信装置の記憶部から加
入者識別情報を読取り、当該指定があったバリュー情報
と関係づけて記憶されている加入者識別情報と前記読取
った当該移動体通信装置の加入者識別情報とを比較し、
比較の結果が一致していた場合にバリュー情報を当該移
動体通信装置の表示部に表示させる移動体通信装置の使
用方法および、請求項9に記載の他のシステムとの通信
手段と、他のシステムからバリュー情報を受信するバリ
ュー情報受信手段と、移動体通信装置に固有の識別情報
を記憶する移動体通信装置識別情報記憶手段と、移動体
通信装置識別情報記憶手段から移動体通信装置識別情報
を読取る移動体通信装置識別情報読取手段と、前記バリ
ュー情報受信手段が受信したバリュー情報と前記移動体
通信装置識別情報読取手段によって読取られた当該移動
体通信装置の移動体通信装置識別情報とを関係づけて記
憶するバリュー情報記憶手段と、バリュー情報記憶手段
からバリュー情報を読み出して表示すべきことを指定す
るバリュー情報表示指定手段と、前記バリュー情報表示
指定手段による指定があった際に、移動体通信装置識別
情報読取手段によって移動体通信装置識別情報を読取
り、前記移動体通信装置識別情報読取手段によって読取
った移動体通信装置識別情報と当該バリュー情報と関係
づけて記憶されている移動体通信装置識別情報とを比較
する移動体通信装置識別情報比較手段と、前記移動体通
信装置識別情報比較手段による比較の結果が一致してい
た場合に前記指定があったバリュー情報を表示するバリ
ュー情報表示手段とを有することを特徴とする移動体通
信装置の使用方法であって、他のシステムとの通信手段
によって他のシステムから受信したバリュー情報を記憶
する際に、バリュー情報を受信した当該移動体通信装置
の移動体通信装置識別情報記憶手段から移動体通信装置
識別情報を読取り、前記受信したバリュー情報と前記読
取った移動体通信装置識別情報とを関係づけて当該移動
体通信装置の記憶手段に記憶しておき、前記記憶したバ
リュー情報を使用するためにバリュー情報を表示するこ
とを指定した際、当該移動体通信装置の記憶部から移動
体通信装置識別情報を読取り、当該指定があったバリュ
ー情報と関係づけて記憶されている移動体通信装置識別
情報と前記読取った当該移動体通信装置の移動体通信装
置識別情報とを比較し、比較の結果が一致していた場合
にバリュー情報を当該移動体通信装置の表示部に表示さ
せることを特徴とする移動体通信装置の使用方法およ
び、請求項10に記載の他のシステムとの通信手段と、
他のシステムからバリュー情報を受信するバリュー情報
受信手段と、受信したバリュー情報に対応して受信者が
任意に決定した文字列を入力する文字列入力手段と、前
記入力された文字列と前記バリュー情報受信手段が受信
したバリュー情報とを関係づけて記憶するバリュー情報
記憶手段と、バリュー情報記憶手段からバリュー情報を
読み出して表示すべきことを指定するバリュー情報表示
指定手段と、前記バリュー情報表示指定手段による指定
があった際に、前記指定があったバリュー情報に対応す
る文字列の入力を要求する文字列入力要求手段と、前記
文字列の入力要求にもとづき文字列入力手段によって入
力された文字列と当該されたバリュー情報と関係づけて
記憶されている文字列とを比較する文字列比較手段と、
前記文字列比較手段による比較の結果が一致していた場
合に前記指定があったバリュー情報を表示するバリュー
情報表示手段とを有することを特徴とする移動体通信装
置の使用方法であって、他のシステムとの通信手段によ
って他のシステムから受信したバリュー情報を記憶する
際に、前記受信したバリュー情報に対応して受信者が任
意に決定した文字列を入力させ、前記入力された文字列
と前記受信したバリュー情報とを関係づけて当該移動体
通信装置の記憶手段に記憶しておき、前記記憶したバリ
ュー情報に対して表示の指定をした際、前記指定があっ
たバリュー情報に対応する文字列の入力を要求し、入力
要求にもとづいて入力された文字列と当該指定があった
バリュー情報と関係づけて記憶されている文字列とを比
較し、比較の結果が一致していた場合にバリュー情報を
当該移動体通信装置の表示部に表示させる移動体通信装
置の使用方法および、請求項11に記載の他のシステム
との通信手段と、他のシステムからバリュー情報を受信
するバリュー情報受信手段と、前記バリュー情報受信手
段が受信したバリュー情報を記憶するバリュー情報記憶
手段と、あらかじめバリュー情報記憶手段の記憶を読取
る際に用いるための当該移動体通信装置の所有者が決定
した任意の文字列を記憶する文字列記憶手段と、バリュ
ー情報記憶手段からバリュー情報を読み出して表示すべ
きことを指定するバリュー情報表示指定手段と、前記バ
リュー情報表示指定手段による指定があった際に、バリ
ュー情報記憶手段の記憶の読取可否を判断するための文
字列の入力を要求する文字列入力要求手段と、前記文字
列入力要求手段によって要求された文字列を入力する文
字列入力手段と、前記文字列入力手段によって入力され
た文字列と当該移動体通信装置の文字列記憶手段に記憶
されている文字列とを比較する文字列比較手段と、前記
文字列比較手段の比較の結果が一致していた場合に前記
指定があったバリュー情報を表示するバリュー情報表示
手段とを有することを特徴とする移動体通信装置の使用
方法であって、他のシステムとの通信手段によって他の
システムから受信したバリュー情報をバリュー情報記憶
手段に記憶しておき、前記記憶したバリュー情報に対し
て表示指定をした際、バリュー情報記憶手段の記憶の読
取可否を判断するための文字列の入力を要求し、入力要
求にもとづいて入力された文字列と当該移動体通信装置
の文字列記憶手段に記憶されている文字列とを比較し、
前記比較の結果が一致していた場合にバリュー情報記憶
手段からバリュー情報の読取りを許可し、前記バリュー
情報記憶手段から指定があったバリュー情報を読取って
当該移動体通信装置の表示部に表示させる移動体通信装
置の使用方法および、請求項12に記載の請求項1から
7いずれか1項に記載の移動体通信装置のバリュー情報
表示手段に表示されたバリュー情報を機械的に読み取る
読み取り機構を有する装置によって、バリュー情報表示
手段に表示されているバリュー情報の検証を行い、その
移動体通信装置の所有者に関する権利価値、資格、又は
身分をチェックする移動体通信装置の使用方法および、
請求項13に記載の加入者に固有の加入者識別情報が電
話番号である請求項4または請求項8記載の移動体通信
装置または移動体通信装置の使用方法および、請求項1
4に記載の移動体通信装置に固有の移動体通信装置識別
情報が製造番号またはシリアル番号である請求項5また
は請求項9記載の移動体通信装置または移動体通信装置
の使用方法および、請求項15に記載の他のシステムか
らバリュー情報受信手段が受信するバリュー情報がバー
コード形式である請求項1項から請求項14項のいずれ
かの移動体通信装置または移動体通信装置の使用方法お
よび、請求項16に記載のバリュー情報表示手段の表示
形態がバーコードである請求項1項から請求項15項の
いずれかの移動体通信装置または移動体通信装置の使用
方法および、請求項17に記載のバリュー情報表示手段
の表示形態が文字列および/または図および/またはイ
ラストおよび/または絵および/または画像および/ま
たは標章である請求項1項から請求項15項のいずれか
の移動体通信装置または移動体通信装置の使用方法など
による。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明による実施の形態は、移動
体通信装置の一つである携帯電話を用いてバリュー情報
であるコンサート等の公演チケットの購入と、チケット
の受領が同時に完了し、購入したチケットを携帯電話の
表示装置にバーコードとして表示させたものを読取っ
て、入場のチェックを行うチケットシステムの場合の例
を示す。
【0011】図1が携帯電話の構造を示す図で、10は
携帯電話機本体で、11はアンテナで、12は表示部
で、13は通信・通話部で、14は処理部、15aは第
一の記憶部、15bは第二の記憶部、16は入力部、1
7は電源部であり、図2は表示部12を示す図で、12
aがバーコード表示部である。
【0012】図3はチケットシステムの全体を示す図
で、10は携帯電話、20は電話会社のシステムで、2
1は通信用アンテナ、22が加入者ファイル、23が通
信アダプター、24は通信回線で、30はチケット管理
会社のシステムで、31は公演情報管理ファイルを記憶
する記憶装置、32は公演チケット販売管理ファイルを
記憶する記憶装置、33は通信アダプター、34は通信
回線で、40は公演会場の改札システムで、41はバー
コードリーダー、42は入力装置、43は記憶装置、4
4は表示装置、45は通信アダプターである。
【0013】図4は電話会社のシステムが保有する加入
者ファイルの記憶情報を示す図で、22aは電話番号記
載欄、22bは加入者名記載欄、22cは基本料金記載
欄、22dは通話料金記載欄、22eは公演チケット購
入料金記載欄である。
【0014】図5はチケット管理会社のシステムが保有
する公演情報管理ファイルの記憶情報を示す図で、31
aが公演内容記載欄、31bが公演日記載欄、31cが
公演会場記載欄、31dが席種記載欄、31eが座席料
金記載欄、31fがチケット残数記載欄である。
【0015】図6は販売した公演チケットを管理するた
めの公演チケット販売管理ファイル32の図で、32a
が公演内容記載欄、32bが公演日記載欄、32cが公
演会場記載欄、32dが座席番号記載欄、32eが販売
日記載欄、32fが販売時間記載欄、32gが公演チケ
ット発行番号記載欄、32hが入場済みサイン記載欄で
ある。
【0016】
【実施例】例えば、電話番号「090−1111−22
22」の携帯電話10を所有する加入者が、平成12年
3月4日の両国国技館での大相撲公演のチケット1枚を
購入しようとしたとすると、最初に加入者(以下、購入
者という)は携帯電話10を用いて、チケット管理会社
のシステム30のアクセスポイントに電話をかけ公演チ
ケット購入サービスに接続する。
【0017】公演チケット購入サービスとの接続が成立
したのち、購入者は購入を希望する公演チケットを特定
するための公演チケット購入情報として、公演内容に
「大相撲公演」を、公演日に「平成12年3月4日」
を、公演会場に「両国国技館」を、席種に「桝席」を、
チケット枚数に「1枚」をそれぞれ公演チケット購入サ
ービスの指示に従って入力する。
【0018】購入者の携帯電話10から公演チケット購
入情報「大相撲公演・平成12年3月4日・両国国技館
・桝席・1枚」を受信したチケット管理会社のシステム
30は、購入者の指定した公演チケット購入情報に誤り
がないかどうかを、公演情報管理ファイル31と照合し
て公演チケット情報で指定された興行が存在することな
どを確認し、公演チケット購入情報に誤りがあれば、
「エラー」として購入者の携帯電話10にその旨を通知
し表示部12に表示させ、再度正しい公演チケット購入
情報を指定させるか、当該公演チケット購入サービスを
終了させ、公演チケット購入情報に誤りがなければ、希
望する公演内容、公演日、公演会場、指定席種を検索キ
ーとして、公演情報管理ファイル31を検索し、チケッ
ト残数記載欄31fのチケット残数を読取って空席があ
るかどうかをチェックする。
【0019】本実施例の場合、購入者は「平成12年3
月4日に両国国技館で開催される大相撲公演の桝席を1
枚」希望していることから、公演情報管理ファイル31
の公演内容記載欄31aが「大相撲公演」で、公演日記
載欄31bが「平成12年3月4日」で、公演会場記載
欄cが「両国国技館」で、席種記載欄31dが「桝席」
のデータのチケット残数記載欄31fを確認すると、
「10枚」となっているので、購入者に対して公演チケ
ットの発行を可能と判断し、残っているチケットの中か
ら所定の選択順序に従って座席番号を決定し、販売する
当該座席番号の公演チケットをバリュー情報として特定
するための公演チケット発行番号「SR120304M
1」を購入者の携帯電話10に送信し、公演情報管理フ
ァイル31のチケット残数記載欄31fのチケット残数
を「9枚」に更新しておく。
【0020】公演チケット発行番号「SR120304
M1」は後日当該公演チケット購入者が、公演会場で入
場する場合に、正当に発行された公演チケットであるか
どうかを確認するため、チケット管理会社のシステム3
0の公演チケット販売管理ファイル32の公演内容記載
欄32aに「大相撲公演」、公演日記載欄32bに「平
成12年3月4日」、公演会場記載欄32cに「両国国
技館」、座席番号記載欄32dに「桝席1」、販売日記
載欄32eに「平成11年12月9日」、販売時間記載
欄32fに「18:30」、公演チケット発行番号記載
欄32gに「SR120304M1」を記憶しておく
が、使用時の正当性を確認するために更に購入者の電話
番号を前記公演チケット販売管理ファイルに記憶してお
く方法もある。
【0021】尚、当該公演チケットの購入代金の請求に
ついては、公演情報管理ファイル31の座席料金記載欄
31eに記載されている「50,000円」を購入者の
携帯電話料金と一括にするため、公演チケット購入金額
「50,000円」を電話会社のシステム20に通知
し、電話会社のシステム20の加入者ファイル22の公
演チケット購入料金記載欄22eに書き込んでおく。
【0022】電話会社のシステム20では、チケット管
理会社のシステム30から受信した公演チケット購入料
金「50,000円」は加入者ファイル22の公演チケ
ット購入料金記載欄22eに記録してあるので、毎月の
電話料金を請求する際に、基本料金記載欄22cに記載
の「4,500円」と、通話料金記載欄22dに記載の
「1,500円」と、公演チケット購入料金記載欄22
eに記載の「50,000円」とを合計し、公演チケッ
ト購入料金を携帯電話10の電話料金と併せて加入者に
請求するようになっている。
【0023】前記のチケット残数チェックの結果、チケ
ット残数が「0」の場合は、完売である旨を加入者の携
帯電話10に通知して取引を終了するか、公演日や席種
などを変更して最初からやり直すようにする。
【0024】こうしてチケット管理会社のシステム30
から購入した公演チケットの発行番号「SR12030
4M1」をバリュー情報として受信した加入者の携帯電
話10は、第一の記憶部15aに記憶されている携帯電
話番号「090−1111−2222」を読取り、前記
受信した公演チケットの発行番号と携帯電話番号とを関
係づけて第二の記憶部15bに記憶し当該公演チケット
購入処理を終了する。
【0025】バリュー情報と携帯電話番号との関係づけ
は、バリュー情報と携帯電話番号を一つのレコードとし
て合成したり、バリュー情報と携帯電話番号情報にそれ
ぞれ同じキーを付与して記憶したり、バリュー情報の記
憶順序と携帯電話番号の記憶順序を同じ位置にしたりす
る方法などが考えられ、いずれにしてもバリュー情報が
指定された時、記憶時に取得した携帯電話番号情報が導
けるようになっていればよく、また本実施例では分かり
易く説明するため、携帯電話番号が記憶されている記憶
部15aと、バリュー情報を含む受信情報等を記憶する
ための記憶部15bの2つの記憶部がある場合を示した
が、記憶部は1つもしくは2つ以上ある場合であっても
本発明の効果には何ら影響するものではない。
【0026】このように携帯電話10を用いて、大相撲
公演のチケットを購入した加入者は、公演チケット発行
番号「SR120304M1」が記憶された携帯電話1
0を持って、公演日である平成12年3月4日に、公演
会場である両国国技館の入場ゲートで入場手続きを行
う。
【0027】両国国技館の入場ゲートでは、購入者は公
演チケット発行番号を携帯電話10の表示部12にバー
コードとして表示させるため、入力部16を操作して第
二の記憶部15bに記憶されている公演チケット発行番
号「SR120304M1」の表示指示を行う。
【0028】購入者による公演チケット発行番号の表示
指示を受けた携帯電話10の処理部14は、まず第一の
記憶部15aに記憶されている携帯電話番号「090−
1111−2222」を読み取り、続いて第二の記憶部
15bに公演チケット発行番号と関係づけて記憶されて
いる携帯電話番号「090−1111−2222」を読
取って比較し、一致していた場合に携帯電話番号と関係
づけて記憶されている公演チケット発行番号「SR12
0304M1」を第二の記憶部15bから読取って、表
示部12aにバーコードとして表示し、前記携帯電話番
号の比較の結果が不一致の場合は、公演チケット発行番
号の表示を拒否する。
【0029】このように購入者が購入した公演チケット
発行番号を携帯電話10の表示部12aに表示されたバ
ーコードは、改札システム40のバーコードリーダー4
1によって読取り、通信回線34を通じてチケット管理
会社のシステム30に送信され、チケット管理会社のシ
ステム30の公演チケット販売管理ファイル32と照合
し、正当に発行された公演チケットであるかどうかをチ
ェックし、そのチェック結果を改札システム40に返信
する。
【0030】チケット管理会社のシステム30から公演
チケットの正当性のチェック結果の返信を受け取った改
札システム40では、チェック結果が不当であった場合
には、表示装置44にその旨を表示し当該公演会場での
入場を拒否し、チェック結果が正当であった場合は、当
該公演会場での入場を許可し、入場手続きが完了したら
チケット管理会社のシステム30に通知し、当該公演チ
ケットで使用されたことを示す情報「1」を公演チケッ
ト販売管理ファイル32の使用済みサイン記載欄32h
に書き込む。
【0031】尚、バーコード表示された公演チケットが
正当かどうかをチェックする方法として、本実施例のよ
うに通信回線を用いてチケット管理会社のシステムに問
い合わせる場合のほか、予め発行された公演チケットの
発行番号・販売日・販売時間等の情報を、改札システム
40の記憶装置43に記録しておき、通信回線を使用せ
ず前記記憶装置43の記憶情報と照合する方法であって
もよいが、改札システム40が複数ある場合は、それぞ
れの記憶装置43に公演チケットの発行番号・販売日・
販売時間等の情報を記憶させておくか、若しくは一つの
記憶装置43を複数の改札システム40で共有する必要
がある。
【0032】こうして、本発明の移動体通信装置の一つ
である携帯電話10を用いて公演チケットを購入し、携
帯電話10の第二の記憶部15bに公演チケットそのも
のをバリュー情報として記憶しておき、公演チケットを
使用する時に携帯電話10の表示部12aに公演チケッ
トをバーコードとして表示することにより、公演チケッ
トを別途発行することなく公演会場への入場が可能とな
る。
【0033】携帯電話10の第二の記憶部15bに記憶
した公演チケットのバリュー情報は特定の日に特定の公
演会場の特定の座席を利用することができる権利価値を
有している情報であることから、購入者以外に無断コピ
ーされたりすることがないようバリュー情報に保護措置
が必要で、前記の方法によれば加入者(公演チケットの
購入者)が所持する携帯電話の電話番号を利用して、バ
リュー情報と購入時に使用した携帯電話番号とを関係づ
けて記憶しておき、バリュー情報を表示させる時に当該
携帯電話の第一の記憶部15aから電話番号を読取って
バリュー情報と対で記憶されている携帯電話番号とを比
較する方法で、正当性を確認する方法を示したが、さら
にその他の方法として次に示す方法もある。
【0034】チケット管理会社のシステム30から購入
した公演チケットのバリュー情報を受信した携帯電話1
0では、バリュー情報を記憶する際に当該バリュー情報
に対応するパスワードを購入者に入力を求め、購入者は
バリュー情報毎に任意にパスワードを決定し入力部16
より入力する。
【0035】入力されたパスワードは、当該バリュー情
報と関係づけて第二の記憶部15bに記憶しておき、バ
リュー情報を表示させようとする場合に、指定したバリ
ュー情報に対応するパスワードを入力させ、バリュー情
報と関係づけて記憶されているパスワードとの照合を行
い、一致していた場合に正当な購入者であると判定し、
バリュー情報をバーコードとして表示部12aに表示さ
せるようにする。
【0036】また、前記バリュー情報の正当性確認の方
法として、携帯電話番号およびバリュー情報と対応する
パスワードを用いる例を説明したが、その他の方法とし
て携帯電話機に固有の番号である製造番号(シリアル番
号)を用いて、電話番号の場合と同様に、受信したバリ
ュー情報と関係づけて当該携帯電話機の記憶部に記憶し
ておき、バリュー情報を表示する際に、製造番号を読取
ってバリュー情報と関係づけられて記憶されている製造
番号と比較し、製造番号が一致した場合にバリュー情報
を表示するようにすることもできる。
【0037】さらに、バリュー情報のセキュリティ確保
の方法として、携帯電話の記憶部の情報を読取り可否を
判断させるため、記憶部の全ての情報に共通なパスワー
ドをあらかじめ登録しておき、受信したバリュー情報を
記憶部に記憶したのち、記憶部のバリュー情報を表示さ
せようとした際に、記憶部に対するパスワードを入力さ
せ、予め登録されているパスワードと比較し、一致して
いた場合に記憶部の情報を読み出すことができるように
することもできる。
【0038】また、バリュー情報をバーコードとして表
示することは、広く普及しているバーコードリーダーを
利用できる利点があり、新たな読取装置を用意する必要
がないことから、実施については非常に有効な方法であ
るが、バリュー情報をOCR読み取り可能な文字として
表示したり、イラスト、絵、図、画像、標章などとして
表示すれば、特殊な読取装置のない場面でも目視によっ
てバリュー情報を確認することもできるなど、バリュー
情報の性質や使用方法などによっては有効な方法であ
り、もちろんこれらの表示情報の読取装置を用いれば、
より正確かつ迅速に表示情報の確認ができる。
【0039】尚、本実施例では公演チケットをバリュー
情報として扱う場合の例を示したが、同様に、列車や乗
船、航空機などの交通に関する指定券・乗車券、搭乗券
をバリュー情報として処理する場合や、買物優待券や割
引券などの無償で入手できる券類、及び個人を識別する
ための認識証、競馬・競輪・競艇・サッカーくじ等の投
票券など、様々な分野における権利価値情報をバリュー
情報として携帯電話などの移動体通信装置に記憶させ、
これらのバリュー情報をバーコード、OCR文字、イラ
スト、図、絵、画像、標章などとして表示し、これらの
表示情報を読取って、権利を行使することなども本発明
の適用範囲に含まれるもので、権利価値毎に券類やカー
ド類としての媒体の発行および所持する必要がなく、利
用者及び権利価値の発行者にとって非常に利便性の高い
サービスを提供できることが可能となる優れた発明であ
る。
【0040】尚、ここまでは、移動体通信装置の代表例
として携帯電話を用いた場合について説明したが、デー
タの送受信機能を搭載したものであれば、本発明を活用
でき、携帯電話の他に、携帯可能な小型のデータ処理端
末等も本発明の移動体通信装置に含まれる。
【0041】また本発明の他の利用形態として、たとえ
ば百貨店、スーパーマーケット、および各種専門店など
の商品販売会社が、得意客を対象として、自社の店舗と
は別にイベント会場などを借りて年に数回程度の割合
で、入場制限のある特別販売を実施する場合に得意客に
送付する「招待券」や「入場券」を、会場への入場権利
価値を示すバリュー情報として、希望する顧客の携帯電
話に送信することもできる。
【0042】この場合のバリュー情報の送受信方法は、
あらかじめ販売会社のシステムにバリュー情報を受信す
るための顧客が所有する携帯電話番号を登録しておき、
販売会社が特別販売やその他のイベント企画をした場合
に、販売会社のシステムから登録されている顧客の携帯
電話に対して電話をかけて、「招待券」もしくは「入場
券」をバリュー情報として送信するようにすれば、顧客
はいちいち販売会社のシステムにアクセスして、特別販
売の企画があるかどうかを確認する必要がないので合理
的な方法と言えるが、もちろん前記の実施例に示すよう
に顧客が販売会社のシステムにアクセスして、希望する
特別販売の「入場券」だけをバリュー情報として受信す
る方法であってもよい。
【0043】このようにして、販売会社のシステムから
「招待券」もしくは「入場券」を受信した顧客の携帯電
話は、受信したバリュー情報と携帯電話の電話番号また
は顧客が任意に決定し入力したパスワードとを関係づけ
て記憶装置に記憶させておき、会場で利用する際にバリ
ュー情報と関係づけられて記憶している携帯電話の電話
番号と、当該携帯電話の電話番号とを比較して一致して
いた場合に、バリュー情報をバーコードまたは文字、イ
ラスト、絵、図、画像、標章等で表示し、表示された情
報をそれぞれの表示方法に対応する読取手段によって表
示情報を読取り、その正当性が確認された場合に入場す
ることができるようにする。
【0044】顧客に配信したバリュー情報としての「招
待券」や「入場券」に、販売店が顧客を管理するための
顧客番号などを同時に付与して配信しておくことによ
り、だれが、いつ来場したかを知ることができるうえ、
購入商品の支払カウンターにおいて精算時に「招待券」
を読取るようにすれば、顧客の購入商品・価格・数量な
ども同時に把握することができ、販売店にとって顧客毎
のきめこまかな販売管理や、今後の販売企画・商品仕入
れなどのマーケティング情報源としても利用することが
できる。
【0045】また、このように特定の得意客を対象とし
た特別販売企画のほかに、一般顧客に対して販売促進の
ための「割引券」を、前記販売店のシステムに登録され
た顧客の携帯電話に配信することもでき、入場制限のあ
る前記の特別販売用の「招待券」とは異なり、割引券の
ように配布の目的が集客にある場合は、「割引券」に対
して特段のセキュリティー保護をかけないようにしてお
き、「割引券」を受信した顧客は自由に友人・知人等に
コピーができるようにしておく。
【0046】さらに、たとえば映画会社が運営する映画
鑑賞クラブ会員に加入して、会員証の発行を受けた顧客
は、映画チケットを購入する際に当該会員証をチケット
販売窓口に提示することにより、一定の割引をうけるこ
とができる制度があるが、このような会員証を発行する
代わりに、本発明を利用して実施例で示した方法で、会
員証情報をバリュー情報として携帯電話で受信し電話番
号もしくはバリュー情報に対応するパスワードと関係づ
けて携帯電話の記憶装置に記憶しておき、映画館でチケ
ットを購入する際に会員証の代わりに顧客が所有する携
帯電話の表示部にバーコードとして表示させ、チケット
販売窓口のバーコードリーダーでこれを読取り、会員認
証ができた場合に会員としての割引をうけることもでき
る。
【0047】
【発明の効果】このように、本発明の移動体通信装置を
用いることにより、特定の権利価値・資格・身分等を示
す情報をバリュー情報として、通信手段を用いて提供者
のシステムから受信して移動体通信装置の記憶部に記憶
させておき、利用する際に記憶手段のバリュー情報を、
バーコード、OCR文字、イラスト、図、絵、画像、標
章として移動体通信装置の表示部に表示させ、表示形態
に対応した読取装置を用いて読取り、権利価値・資格・
身分等を確認することができるため、特定の権利価値・
資格・身分等を示すための証書・カード・券等を個別に
所有する必要がなく、しかも記憶するバリュー情報と移
動体通信装置の電話番号とを関係づけて記憶させたり、
任意に入力したパスワードとバリュー情報を関係づけて
記憶させたりしておくことにより、バリュー情報にセキ
ュリティーがかけられるので、利便性と安全性が高くさ
まざまな権利価値情報を扱うことができる発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】携帯電話の図
【図2】表示部の図
【図3】チケットシステムの図
【図4】加入者ファイル22の図
【図5】公演情報管理ファイル31の図
【図6】公演チケット販売管理ファイルの図
【図7】チケット購入処理の流れ図
【図8】チケット利用処理の流れ図
【符号の説明】
10.携帯電話本体 11.アンテナ 12.表示部 12a.バーコード表示部 13.通信・通話部 14.処理部 15a.記憶部1 15b.記憶部2 16.入力部 17.電源部 20.電話局のシステム 21.通信用アンテナ 22.加入者ファイル 22a.電話番号記載欄 22b.加入者名記載欄 22c.基本料金記載欄 22d.通話料金記載欄 22e.公演チケット購入料金記載欄 23.通信アダプター 24.通信回線 30.チケット管理会社のシステム 31.公演情報管理ファイル 31a.公演内容記載欄 31b.公演日記載欄 31c.公演会場記載欄 31d.席種記載欄 31e.座席料金記載欄 31f.チケット残数記載欄 32.公演チケット販売管理ファイル 32a.公演内容記載欄 32b.公演日記載欄 32c.公演会場記載欄 32d.座席番号記載欄 32e.販売日記載欄 32f.販売時刻記載欄 32g.公演チケット発行番号記載欄 32h.入場済サイン記載欄 33.通信アダプター 34.通信回線 40.改札システム 41.バーコードリーダー 42.入力装置 43.記憶装置 44.表示装置 45.通信アダプター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 7/26 109M 109T Fターム(参考) 5B049 AA01 BB00 EE21 FF04 FF07 GG06 GG10 5B055 BB10 BB12 EE02 EE03 HA01 HA17 HC01 PA05 5K067 AA32 AA34 AA41 BB04 BB21 DD17 DD51 DD52 DD53 EE02 EE16 FF01 FF23 HH05 HH23 KK15

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】他のシステムとの通信手段と、他のシステ
    ムからバリュー情報を受信するバリュー情報受信手段
    と、前記バリュー情報受信手段が受信したバリュー情報
    を記憶するバリュー情報記憶手段と、バリュー情報記憶
    手段から読み出したバリュー情報を表示するバリュー情
    報表示手段とを有することを特徴とする移動体通信装
    置。
  2. 【請求項2】前記バリュー情報表示手段が、バリュー情
    報記憶手段から読み出したバリュー情報を所定の読み取
    り装置で読み取り可能な態様で表示する請求項1記載の
    移動体通信装置。
  3. 【請求項3】バリュー情報をバリュー情報表示手段に表
    示することを禁止する所定の保護手段と、この保護手段
    による禁止状態を解除する手段とを設ける請求項1又は
    2記載の移動体通信装置。
  4. 【請求項4】他のシステムとの通信手段と、他のシステ
    ムからバリュー情報を受信するバリュー情報受信手段
    と、加入者に固有の識別情報を記憶する加入者識別情報
    記憶手段と、加入者識別情報記憶手段から加入者識別情
    報を読取る加入者識別情報読取手段と、前記バリュー情
    報受信手段が受信したバリュー情報と前記加入者識別情
    報読取手段によって読取られた加入者識別情報とを関係
    づけて記憶するバリュー情報記憶手段と、バリュー情報
    記憶手段からバリュー情報を読み出して表示すべきこと
    を指定するバリュー情報表示指定手段と、前記バリュー
    情報表示指定手段による指定があった際に加入者識別情
    報読取手段によって加入者識別情報を読取り前記加入者
    識別情報読取手段によって読取った加入者識別情報と当
    該バリュー情報と関係づけて記憶されている加入者識別
    情報とを比較する加入者識別情報比較手段と、前記加入
    者識別情報比較手段による比較の結果が一致していた場
    合に前記指定があったバリュー情報を表示するバリュー
    情報表示手段とを有することを特徴とする移動体通信装
    置。
  5. 【請求項5】他のシステムとの通信手段と、他のシステ
    ムからバリュー情報を受信するバリュー情報受信手段
    と、移動体通信装置に固有の識別情報を記憶する移動体
    通信装置識別情報記憶手段と、移動体通信装置識別情報
    記憶手段から移動体通信装置識別情報を読取る移動体通
    信装置識別情報読取手段と、前記バリュー情報受信手段
    が受信したバリュー情報と前記移動体通信装置識別情報
    読取手段によって読取られた当該移動体通信装置の移動
    体通信装置識別情報とを関係づけて記憶するバリュー情
    報記憶手段と、バリュー情報記憶手段からバリュー情報
    を読み出して表示すべきことを指定するバリュー情報表
    示指定手段と、前記バリュー情報表示指定手段による指
    定があった際に、移動体通信装置識別情報読取手段によ
    って移動体通信装置識別情報を読取り、前記移動体通信
    装置識別情報読取手段によって読取った移動体通信装置
    識別情報と当該バリュー情報と関係づけて記憶されてい
    る移動体通信装置識別情報とを比較する移動体通信装置
    識別情報比較手段と、前記移動体通信装置識別情報比較
    手段による比較の結果が一致していた場合に前記指定が
    あったバリュー情報を表示するバリュー情報表示手段と
    を有することを特徴とする移動体通信装置。
  6. 【請求項6】他のシステムとの通信手段と、他のシステ
    ムからバリュー情報を受信するバリュー情報受信手段
    と、受信したバリュー情報に対応して受信者が任意に決
    定した文字列を入力する文字列入力手段と、前記入力さ
    れた文字列と前記バリュー情報受信手段が受信したバリ
    ュー情報とを関係づけて記憶するバリュー情報記憶手段
    と、バリュー情報記憶手段からバリュー情報を読み出し
    て表示すべきことを指定するバリュー情報表示指定手段
    と、前記バリュー情報表示指定手段による指定があった
    際に、前記指定があったバリュー情報に対応する文字列
    の入力を要求する文字列入力要求手段と、前記文字列の
    入力要求にもとづき文字列入力手段によって入力された
    文字列と当該指定されたバリュー情報と関係づけて記憶
    されている文字列とを比較する文字列比較手段と、前記
    文字列比較手段による比較の結果が一致していた場合に
    前記指定があったバリュー情報を表示するバリュー情報
    表示手段とを有することを特徴とする移動体通信装置。
  7. 【請求項7】他のシステムとの通信手段と、他のシステ
    ムからバリュー情報を受信するバリュー情報受信手段
    と、前記バリュー情報受信手段が受信したバリュー情報
    を記憶するバリュー情報記憶手段と、あらかじめバリュ
    ー情報記憶手段の記憶を読取る際に用いるための当該移
    動体通信装置の所有者が決定した任意の文字列を記憶す
    る文字列記憶手段と、バリュー情報記憶手段からバリュ
    ー情報を読み出して表示すべきことを指定するバリュー
    情報表示指定手段と、前記バリュー情報表示指定手段に
    よる指定があった際に、バリュー情報記憶手段の記憶の
    読取可否を判断するための文字列の入力を要求する文字
    列入力要求手段と、前記文字列入力要求手段によって要
    求された文字列を入力する文字列入力手段と、前記文字
    列入力手段によって入力された文字列と当該移動体通信
    装置の文字列記憶手段に記憶されている文字列とを比較
    する文字列比較手段と、前記文字列比較手段の比較の結
    果が一致していた場合に前記指定があったバリュー情報
    を表示するバリュー情報表示手段とを有することを特徴
    とする移動体通信装置。
  8. 【請求項8】他のシステムとの通信手段と、他のシステ
    ムからバリュー情報を受信するバリュー情報受信手段
    と、加入者に固有の識別情報を記憶する加入者識別情報
    記憶手段と、加入者識別情報記憶手段から加入者識別情
    報を読取る加入者識別情報読取手段と、前記バリュー情
    報受信手段が受信したバリュー情報と前記加入者識別情
    報読取手段によって読取られた加入者識別情報とを関係
    づけて記憶するバリュー情報記憶手段と、バリュー情報
    記憶手段からバリュー情報を読み出して表示すべきこと
    を指定するバリュー情報表示指定手段と、前記バリュー
    情報表示指定手段による指定があった際に、加入者識別
    情報読取手段によって加入者識別情報を読取り前記加入
    者識別情報読取手段によって読取った加入者識別情報と
    当該バリュー情報と関係づけて記憶されている加入者識
    別情報とを比較する加入者識別情報比較手段と、前記加
    入者識別情報比較手段による比較の結果が一致していた
    場合に前記指定があったバリュー情報を表示するバリュ
    ー情報表示手段とを有することを特徴とする移動体通信
    装置の使用方法であって、他のシステムとの通信手段に
    よって他のシステムから受信したバリュー情報を記憶す
    る際に、バリュー情報を受信した当該移動体通信装置の
    加入者識別情報記憶手段から加入者識別情報を読取り、
    前記受信したバリュー情報と前記読取った加入者識別情
    報とを関係づけて当該移動体通信装置の記憶手段に記憶
    しておき、前記記憶したバリュー情報を使用するため表
    示させようとするバリュー情報の指定があった際、当該
    移動体通信装置の記憶部から加入者識別情報を読取り、
    当該指定があったバリュー情報と関係づけて記憶されて
    いる加入者識別情報と前記読取った当該移動体通信装置
    の加入者識別情報とを比較し、比較の結果が一致してい
    た場合にバリュー情報を当該移動体通信装置の表示部に
    表示させることを特徴とする移動体通信装置の使用方
    法。
  9. 【請求項9】他のシステムとの通信手段と、他のシステ
    ムからバリュー情報を受信するバリュー情報受信手段
    と、移動体通信装置に固有の識別情報を記憶する移動体
    通信装置識別情報記憶手段と、移動体通信装置識別情報
    記憶手段から移動体通信装置識別情報を読取る移動体通
    信装置識別情報読取手段と、前記バリュー情報受信手段
    が受信したバリュー情報と前記移動体通信装置識別情報
    読取手段によって読取られた当該移動体通信装置の移動
    体通信装置識別情報とを関係づけて記憶するバリュー情
    報記憶手段と、バリュー情報記憶手段からバリュー情報
    を読み出して表示すべきことを指定するバリュー情報表
    示指定手段と、前記バリュー情報表示指定手段による指
    定があった際に、移動体通信装置識別情報読取手段によ
    って移動体通信装置識別情報を読取り、前記移動体通信
    装置識別情報読取手段によって読取った移動体通信装置
    識別情報と当該バリュー情報と関係づけて記憶されてい
    る移動体通信装置識別情報とを比較する移動体通信装置
    識別情報比較手段と、前記移動体通信装置識別情報比較
    手段による比較の結果が一致していた場合に前記指定が
    あったバリュー情報を表示するバリュー情報表示手段と
    を有することを特徴とする移動体通信装置の使用方法で
    あって、他のシステムとの通信手段によって他のシステ
    ムから受信したバリュー情報を記憶する際に、バリュー
    情報を受信した当該移動体通信装置の移動体通信装置識
    別情報記憶手段から移動体通信装置識別情報を読取り、
    前記受信したバリュー情報と前記読取った移動体通信装
    置識別情報とを関係づけて当該移動体通信装置の記憶手
    段に記憶しておき、前記記憶したバリュー情報を使用す
    るためにバリュー情報を表示することを指定した際、当
    該移動体通信装置の記憶部から移動体通信装置識別情報
    を読取り、当該指定があったバリュー情報と関係づけて
    記憶されている移動体通信装置識別情報と前記読取った
    当該移動体通信装置の移動体通信装置識別情報とを比較
    し、比較の結果が一致していた場合にバリュー情報を当
    該移動体通信装置の表示部に表示させることを特徴とす
    る移動体通信装置の使用方法。
  10. 【請求項10】他のシステムとの通信手段と、他のシス
    テムからバリュー情報を受信するバリュー情報受信手段
    と、受信したバリュー情報に対応して受信者が任意に決
    定した文字列を入力する文字列入力手段と、前記入力さ
    れた文字列と前記バリュー情報受信手段が受信したバリ
    ュー情報とを関係づけて記憶するバリュー情報記憶手段
    と、バリュー情報記憶手段からバリュー情報を読み出し
    て表示すべきことを指定するバリュー情報表示指定手段
    と、前記バリュー情報表示指定手段による指定があった
    際に、前記指定があったバリュー情報に対応する文字列
    の入力を要求する文字列入力要求手段と、前記文字列の
    入力要求にもとづき文字列入力手段によって入力された
    文字列と当該されたバリュー情報と関係づけて記憶され
    ている文字列とを比較する文字列比較手段と、前記文字
    列比較手段による比較の結果が一致していた場合に前記
    指定があったバリュー情報を表示するバリュー情報表示
    手段とを有することを特徴とする移動体通信装置の使用
    方法であって、他のシステムとの通信手段によって他の
    システムから受信したバリュー情報を記憶する際に、前
    記受信したバリュー情報に対応して受信者が任意に決定
    した文字列を入力させ、前記入力された文字列と前記受
    信したバリュー情報とを関係づけて当該移動体通信装置
    の記憶手段に記憶しておき、前記記憶したバリュー情報
    に対して表示の指定をした際、前記指定があったバリュ
    ー情報に対応する文字列の入力を要求し、入力要求にも
    とづいて入力された文字列と当該指定があったバリュー
    情報と関係づけて記憶されている文字列とを比較し、比
    較の結果が一致していた場合にバリュー情報を当該移動
    体通信装置の表示部に表示させることを特徴とする移動
    体通信装置の使用方法。
  11. 【請求項11】他のシステムとの通信手段と、他のシス
    テムからバリュー情報を受信するバリュー情報受信手段
    と、前記バリュー情報受信手段が受信したバリュー情報
    を記憶するバリュー情報記憶手段と、あらかじめバリュ
    ー情報記憶手段の記憶を読取る際に用いるための当該移
    動体通信装置の所有者が決定した任意の文字列を記憶す
    る文字列記憶手段と、バリュー情報記憶手段からバリュ
    ー情報を読み出して表示すべきことを指定するバリュー
    情報表示指定手段と、前記バリュー情報表示指定手段に
    よる指定があった際に、バリュー情報記憶手段の記憶の
    読取可否を判断するための文字列の入力を要求する文字
    列入力要求手段と、前記文字列入力要求手段によって要
    求された文字列を入力する文字列入力手段と、前記文字
    列入力手段によって入力された文字列と当該移動体通信
    装置の文字列記憶手段に記憶されている文字列とを比較
    する文字列比較手段と、前記文字列比較手段の比較の結
    果が一致していた場合に前記指定があったバリュー情報
    を表示するバリュー情報表示手段とを有することを特徴
    とする移動体通信装置の使用方法であって、他のシステ
    ムとの通信手段によって他のシステムから受信したバリ
    ュー情報をバリュー情報記憶手段に記憶しておき、前記
    記憶したバリュー情報に対して表示指定をした際、バリ
    ュー情報記憶手段の記憶の読取可否を判断するための文
    字列の入力を要求し、入力要求にもとづいて入力された
    文字列と当該移動体通信装置の文字列記憶手段に記憶さ
    れている文字列とを比較し、前記比較の結果が一致して
    いた場合にバリュー情報記憶手段からバリュー情報の読
    取りを許可し、前記バリュー情報記憶手段から指定があ
    ったバリュー情報を読取って当該移動体通信装置の表示
    部に表示させることを特徴とする移動体通信装置の使用
    方法。
  12. 【請求項12】請求項1から7いずれか1項に記載の移
    動体通信装置のバリュー情報表示手段に表示されたバリ
    ュー情報を機械的に読み取る読み取り機構を有する装置
    によって、バリュー情報表示手段に表示されているバリ
    ュー情報の検証を行い、その移動体通信装置の所有者に
    関する権利価値、資格、又は身分をチェックする移動体
    通信装置の使用方法。
  13. 【請求項13】加入者に固有の加入者識別情報が電話番
    号である請求項4または請求項8記載の移動体通信装置
    または移動体通信装置の使用方法。
  14. 【請求項14】移動体通信装置に固有の移動体通信装置
    識別情報が製造番号またはシリアル番号である請求項5
    または請求項9記載の移動体通信装置または移動体通信
    装置の使用方法。
  15. 【請求項15】他のシステムからバリュー情報受信手段
    が受信するバリュー情報がバーコード形式である請求項
    1項から請求項14項のいずれかの移動体通信装置また
    は移動体通信装置の使用方法。
  16. 【請求項16】バリュー情報表示手段の表示形態がバー
    コードである請求項1項から請求項15項のいずれかの
    移動体通信装置または移動体通信装置の使用方法。
  17. 【請求項17】バリュー情報表示手段の表示形態が文字
    列および/または図および/またはイラストおよび/ま
    たは絵および/または画像および/または標章である請
    求項1項から請求項15項のいずれかの移動体通信装置
    または移動体通信装置の使用方法。
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