JPH11112679A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JPH11112679A
JPH11112679A JP26446097A JP26446097A JPH11112679A JP H11112679 A JPH11112679 A JP H11112679A JP 26446097 A JP26446097 A JP 26446097A JP 26446097 A JP26446097 A JP 26446097A JP H11112679 A JPH11112679 A JP H11112679A
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JP
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unit
data
call
slave
line
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Application number
JP26446097A
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English (en)
Inventor
Tadashi Adachi
直史 安達
Akira Otake
旭 大竹
Teru Saito
輝 齊藤
Hideo Yoshizumi
秀夫 吉住
Yoshito Takeshima
義人 竹島
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Sony Group Corp
Original Assignee
Aiwa Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】用件確認が遅れることを防止し、かつメッセー
ジに関するプライバシーを保つようにする。 【解決手段】留守録モードで、転送設定されていると
き、親機200は発信側より送信されてくる文字メッセ
ージデータを受信してメモリに記憶する(ST41,ST4
2)。そして、例えばメッセージデータに付加されてい
る子機番号データに対応した移動端末としての子機10
0に対して発呼する(ST43)。この発呼に対して子機1
00が応答することで回線が接続され(ST51)、親機2
00と子機100との間は外線で通話可能状態となる。
この状態で、親機200はメモリに記憶されている文字
メッセージデータを子機100に送る。子機100は、
親機200より送られてくる文字メッセージデータを受
信し、メモリに記憶し、それによる文字メッセージを表
示部に表示する(ST52〜ST54)。これにより、子機1
00の所有者は文字メッセージを即座に確認できるよう
になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば簡易型携
帯電話機(PHS:personal handyphone system)をデ
ィジタルコードレス電話の子機としても使用する電話シ
ステム等に適用して好適な通信端末装置に関する。詳し
くは、親機は回線を通して送られてくるメッセージを移
動端末としての子機に自動転送することによって、用件
確認が遅れることを防止すると共に、メッセージに関す
るプライバシーを保つようにした通信端末装置に係るも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、転送機能を有する電話機が周知で
ある。この種の電話機では、留守録モードで転送設定さ
れている場合、着信があると自動的に応答して通話状態
となり、回線によって送られてくるメッセージを記憶手
段に記憶し、その後に予め登録しておいた転送先に自動
的に電話をかけてそのメッセージを送るようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した転送機能を有
する電話機においては、予め登録した転送先に自動的に
電話をかけた場合、その電話には誰がでるかわからな
い。そのため、メッセージに関するプライバシーを保つ
ことが困難であった。一方、メッセージのプライバシー
を保つために転送をしないとすれば、用件確認が遅れる
等の不都合がある。そこで、この発明では、用件確認が
遅れることを防止すると共に、メッセージに関するプラ
イバシーを保つことができる通信端末装置を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明に係る通信端末
装置は、着信があったことを検出して自動的に応答し、
発信側との回線を接続する回線制御手段と、回線によっ
て発信側より送られてくるメッセージデータを記憶する
データ記憶手段と、移動端末としての子機に対して発呼
する発呼制御手段と、発呼に対して子機の応答があって
この子機との回線が接続された後に、その回線を介して
子機にデータ記憶手段に記憶されたメッセージデータを
送信するメッセージデータ送信手段とを備えるものであ
る。
【0005】また、この発明に係る通信端末装置は、電
話回線に接続される親機と、発呼者の電話番号を送出可
能な交換機に無線回線を介して接続され、移動端末とし
て発着呼可能な1若しくは複数の子機を備えた通信端末
装置であって、親機は、着信があったことを検出して自
動的に応答し、発信側との回線を接続する回線制御手段
と、回線によって発信側より送られてくるメッセージデ
ータを記憶するデータ記憶手段と、移動端末としての子
機に対して発呼する発呼制御手段と、発呼に対して子機
の応答があってこの子機との回線が接続された後に、そ
の回線を介して子機にデータ記憶手段に記憶されたメッ
セージデータを送信するメッセージデータ送信手段とを
備え、子機は、親機より送られてくるメッセージデータ
を受信するメッセージデータ受信手段と、メッセージデ
ータを記憶しておくデータ記憶手段と、メッセージデー
タによるメッセージを確認するためのメッセージ確認手
段とを備えるものである。
【0006】この発明において、親機は、着信がある
と、自動的に応答して発信側との回線を接続し、通話状
態となる。この状態で発信側より送られてくる音声や文
字等のメッセージデータは半導体メモリや磁気テープ等
のデータ記憶手段に記憶される。そして、移動端末とし
ての子機に対して発呼が行われ、その子機の応答によっ
て回線が接続された後、データ記憶手段に記憶されてい
るメッセージが回線を介して子機に送られる。移動端末
としての子機に対する発呼に対して、応答がないとき、
親機は所定時間毎に発呼を繰り返すようにしてもよい。
子機は、親機より送られてくるメッセージデータを受信
してデータ記憶手段に記憶する。そして、この子機で
は、メッセージデータによるメッセージの確認が可能と
なる。例えば、音声メッセージデータであるときは、音
声メッセージがスピーカより出力される。また例えば、
文字メッセージであるときは、文字メッセージが表示部
に表示される。
【0007】このように、親機は回線を通して送られて
くるメッセージを移動端末としての子機に自動転送する
ものであり、用件確認が遅れることが防止される。ま
た、移動端末としての子機に電話がかかってきたときに
でるのはほぼその子機の所有者であることから、メッセ
ージに関するプライバシーも保たれることとなる。
【0008】例えば、親機は発信側より送られてくる子
機を指定する子機指定データをデータ取得手段で取得
し、この取得された子機指定データで示される子機に対
して発呼するようにされる。この子機指定データは例え
ばメッセージデータに付加されて発信側より送られてく
る。この場合、転送先の子機の情報を予め記憶しておく
情報記憶手段を備え、データ取得手段で子機指定データ
が取得されないとき、あるいは取得された子機指定デー
タが不適切なものであるとき、情報記憶手段に記憶され
ている子機に対して発呼するようにしてもよい。
【0009】また例えば、親機は、1若しくは複数の発
信側とそれに対応する転送先の子機との情報を予め記憶
しておく情報記憶手段を備え、発信側がその情報記憶手
段に記憶されている発信側であるとき、その発信側に対
応した子機に対して発呼するようにされる。この場合、
メッセージデータを送ってきた発信側の電話番号データ
を検出する発信者番号検出手段を備え、この発信者番号
検出手段で検出された電話番号データに基づいて、発信
側が情報記憶手段に記憶されている発信側であるか否か
を判定するようにしてもよい。またこの場合、転送先の
子機を予め記憶しておく情報記憶手段を備え、発信側が
記憶手段に記憶されている発信側でないとき、発信者番
号検出手段で発信側の電話番号データを検出できないと
き、情報記憶手段に記憶されている子機に対して発呼す
るようにしてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施の形態について説明する。図1は、複数の簡
易型携帯電話機(PHS)100-1〜100-Nを子機と
して使用するディジタルコードレス電話システムを示し
ている。このディジタルコードレス電話システムの親機
200は、公衆電話回線300に接続されている。
【0011】まず、簡易型携帯電話機100-1〜100
-Nについて説明する。図2は簡易型携帯電話機100を
示している。この電話機100は、マイクロコンピュー
タを有して構成され、システム全体を制御するための制
御部101と、送受信用のアンテナ102と、このアン
テナ102で捕らえられた所定周波数の受信信号をダウ
ンコンバートしてπ/4シフトQPSK(Quadrature P
hase Shift Keying)信号を得ると共に、後述するディ
ジタル変復調部より出力されるπ/4シフトQPSK信
号をアップコンバートして所定周波数の送信信号を得る
ための無線部103と、この無線部103より出力され
るπ/4シフトQPSK信号に復調処理をして受信デー
タを得ると共に、後述するTDMA(Time Division Mu
ltiple Access)処理部より出力される送信データに変
調処理をしてπ/4QPSK信号を得るディジタル変復
調部104とを有している。
【0012】また、電話機100は、ディジタル変復調
部104より出力される受信データ(複数スロットの時
分割多重データ)より予め設定された下りスロットのデ
ータを選択し、制御データおよび圧縮音声データに分離
すると共に、後述する音声コーデック部より出力される
圧縮音声データや、制御部101より出力される制御デ
ータを予め設定された上りスロットに多重するTDMA
処理部105を有している。
【0013】また、電話機100は、TDMA処理部1
05より出力される圧縮音声データに対して復号化処理
(誤り訂正処理を含む)をして受信音声信号を得ると共
に、送信音声信号に対して圧縮符号化処理(誤り訂正符
号の付加処理も含む)をして圧縮音声データを得るため
の音声コーデック部106と、この音声コーデック部1
06より出力される受信音声信号を増幅する低周波アン
プ107と、このアンプ107の出力音声信号による音
声を出力する受話器としてのスピーカ108と、音声コ
ーデック部106より出力される受信音声信号がDTM
F(Dual ToneMultiple Frequency)信号である場合、
このDTMF信号を復調して4ビット(1ニブル)のD
TMF信号コードを得るDTMF復調器109とを有し
ている。この場合、DTMF復調器109で得られるD
TMF信号コードは制御部101に供給される。
【0014】また、電話機100は、送話器としてのマ
イクロホン111と、このマイクロホン111より出力
される音声信号を増幅する低周波アンプ112と、制御
部101より供給されるDTMF信号コードをDTMF
信号に変換するDTMF変調器113と、アンプ112
の出力音声信号またはDTMF変調器113の出力DT
MF信号を選択的に取り出して音声コーデック部106
に送信音声信号として供給する切換スイッチ114とを
有している。
【0015】この場合、切換スイッチ114のa側の固
定端子にはアンプ112の出力側が接続され、そのb側
の固定端子にはDTMF変調器113の出力側が接続さ
れる。切換スイッチ114は、制御部101によって制
御され、DTMF信号を送信する場合はb側に接続さ
れ、その他の通話等を行う場合はa側に接続される。
【0016】また、電話機100は、ユーザが各種のキ
ー操作を行うための操作部115と、液晶表示器等で構
成される表示部116と、文字データとしてのDTMF
信号コード等を記憶しておく不揮発性メモリ117と、
着信時に制御部101の制御によって呼出音を出力する
呼出音出力部118とを有している。これら操作部11
5、表示部116、不揮発性メモリ117および呼出音
出力部118は、それぞれ制御部101に接続されてい
る。
【0017】ここで、操作部115には、発呼を指示し
たり、着信時に応答するための通話キー、通話を終了す
るための終話キー、電話番号、文字メッセージ等を入力
するためのテンキー、親機への内線発呼を行うためのキ
ー等が配されている。表示部116には、システムの状
態の他に、テンキーで入力される電話番号や文字メッセ
ージ、相手側端末機より送られてくる文字メッセージ等
が表示される。
【0018】また、制御部101は、上述せずもマイク
ロコンピュータの動作プログラム、DTMF信号コード
をキャラクタコードに変換するための変換フォーマット
等が書き込まれているROM(read only memory)11
9と、データを一時的に記憶するための作業用のRAM
120とを備えている。
【0019】図2に示す簡易型携帯電話機100が携帯
電話機として使用される場合の動作を説明する。
【0020】電源オン時には、制御チャネルとの同期が
はずれた状態にあるので、基地局より送信される制御チ
ャネルを受信して制御チャネルとの同期確立が行われ
る。そしてその後に、その基地局のエリアにいるという
位置登録が行われる。この位置登録は通話チャネルを使
用して行われ、位置登録が終了した後に制御チャネルの
受信状態に戻って待ち受け状態となる。
【0021】まず、通話を行う場合の動作について説明
する。この場合、例えば操作部115のキー操作で相手
側の電話番号を入力した後に、通話キーを操作すると、
発呼処理が行われる。すなわち、制御部101より制御
データとして電話番号データ等がTDMA処理部105
に供給されて制御チャネルで基地局に送信される。これ
により、相手側との回線接続が行われて通話可能状態と
なる。
【0022】ここで、通話は通話チャネルを使用して行
われるが、回線接続処理時に制御チャネルを使用して基
地局より通話チャネルの通信周波数およびスロット位置
のデータが制御データとして送信されてTDMA処理部
105より制御部101に供給される。制御部101
は、通信周波数データに基づいて無線部103を制御し
て送受信周波数が通話チャネルの通信周波数と一致する
ようにすると共に、スロット位置データに基づいてTD
MA処理部105で選択されるスロットを設定する。よ
って、通話は基地局より通知された通話チャネルを使用
して行われる。
【0023】また、制御チャネルを使用して基地局より
制御データとして呼出データが送信され、この呼出デー
タがTDMA処理部105より制御部101に供給され
て着信が検出されると、制御部101によって呼出音出
力部118が制御されて呼出音が出力される。
【0024】この呼び出し動作が行われている状態で、
通話キーが操作されて応答があると、制御部101より
制御データとして応答データがTDMA処理部105に
供給されて基地局に制御チャネルで送信される。これに
より、相手側との回線接続が行われて通話可能状態とな
る。この場合も、通話は基地局より通知された通話チャ
ネルを使用して行われる。
【0025】通話状態では、通話チャネルで送信されて
きた圧縮音声データがTDMA処理部105より出力さ
れる。この圧縮音声データは音声コーデック部106に
供給されて復号化処理が行われた後にアナログ信号に変
換される。そして、音声コーデック部106より出力さ
れる受信音声信号がアンプ107を介してスピーカ10
8に供給され、このスピーカ108より受信音声信号に
よる音声が出力される。
【0026】また、マイクロホン111より出力される
送信音声信号はアンプ112で増幅された後に音声コー
デック部106に供給されてディジタル信号に変換され
た後に圧縮符号化処理されて圧縮音声データが形成され
る。そして、音声コーデック部106より出力される圧
縮音声データがTDMA処理部105に供給され、通話
チャネルで相手側に送信される。
【0027】また、通話状態で、相手側に文字メッセー
ジを送る場合、制御部101より文字メッセージに対応
したDTMF信号コードが出力され、このDTMF信号
コードがDTMF変調器113でDTMF信号に変換さ
れる。そして、このDTMF信号が音声コーデック部1
06に供給され、これにより文字メッセージがDTMF
信号として回線に送出される。
【0028】次に、ディジタルコードレス電話の親機2
00について説明する。図3は親機200を示してい
る。この親機200は、マイクロコンピュータを備え、
システム全体の動作を制御するための制御部201を有
している。この制御部201は、マイクロコンピュータ
の動作プログラム、DTMF信号コードをキャラクタコ
ードに変換するための変換フォーマット、応答メッセー
ジデータ等が書き込まれているROM202と、データ
を一時的に記憶する作業用のRAM203とを備えてい
る。
【0029】また、親機200は、電話回線接続用の端
子204a,204bと、この端子204a,204b
に、直流カット用のコンデンサ205を介して接続され
る着信検出部206、回線切断検出部207およびモデ
ム回路208とを有している。着信検出部206では交
換機より断続的に供給される16Hzの呼出信号を検出
することで着信が検出され、この着信検出部206より
出力される着信検出信号は制御部201に供給される。
【0030】上述せずも、電話回線を介して送信されて
くる呼出信号に発信側の電話番号データを示すモデム信
号が挿入されてくる。モデム回路208はそのモデム信
号を復調するためのものであり、復調データは制御部2
01に供給される。なお、この電話番号データを示すモ
デム信号を送信するか否かは発信側で設定でき、従って
呼出信号に発信側の電話番号データを示すモデムが挿入
されていないこともある。
【0031】発信側による回線切断の場合、交換機より
400Hzの連続信号(ダイヤルトーン信号)、あるい
は400Hzの断続信号(ビジートーン信号)が送られ
てくるか、または無音状態となる。回線切断検出部20
7では上述した各状態のいずれかを検出することで回線
切断が検出され、この回線切断検出部207より出力さ
れる回線切断検出信号は制御部201に供給される。
【0032】また、親機200は、回線側とのインピー
ダンス整合をとりながら、2線/4線変換を行う2線/
4線変換回路209と、端子204a,204bと変換
回路209との間に挿入接続されるフックスイッチ21
0と、このフックスイッチ210に並列に接続された接
続スイッチ211と、フック状態検出部212とを有し
ている。
【0033】周知のように、後述するハンドセット(送
受話器)がオフフック状態にあるとき、フックスイッチ
210はオン状態となり、回線が直流閉結(直流ループ
閉成)の状態となると共に、一方ハンドセットがオンフ
ック状態にあるとき、フックスイッチ210はオフ状態
となり、回線が直流開放(直流ループ開放)の状態とな
る。フック状態検出部212は図示せずもフックスイッ
チ210と連動してオンオフ動作する接続スイッチを有
して構成され、このフック状態検出部212より出力さ
れるフック状態検出信号は制御部201に供給される。
【0034】接続スイッチ211のオンオフは制御部2
01によって制御される。例えば、後述する操作部のス
ピーカキーが押圧されてスピーカの使用モードとされる
ときは接続スイッチ211はオン状態とされ、ハンドセ
ットがオンフック状態にあっても回線は直流閉結の状態
とされる。なお、スピーカの使用モードで接続スイッチ
211がオン状態とされて回線が直流閉結の状態にある
とき、操作部のスピーカキーが押圧されると、接続スイ
ッチ211はオフ状態とされて回線は直流開放の状態と
なる。
【0035】また、親機200は、変換回路209の4
線側(受信)に接続され、回線によって送られてくる受
信音声信号を増幅する低周波アンプ213と、この低周
波アンプ213より出力される受信音声信号をスピーカ
214またはハンドセット215の受話器(スピーカ)
に選択的に供給するための切換スイッチ216とを有し
ている。この場合、切換スイッチ216のa側の固定端
子はスピーカ214に接続され、そのb側の固定端子は
ハンドセット215の受話器に接続され、その可動端子
は低周波アンプ213の出力側に接続されている。
【0036】また、親機200は、マイクロホン217
からの音声信号またはハンドセット215の送話器(マ
イクロホン)からの音声信号を選択的に取り出すための
切換スイッチ218と、この切換スイッチ218で取り
出された音声信号を増幅する低周波アンプ219とを有
している。この場合、切換スイッチ218のa側の固定
端子はマイクロホン217に接続され、そのb側の固定
端子はハンドセット215の送話器に接続され、その可
動端子は低周波アンプ219の入力側に接続されてい
る。切換スイッチ216,218の切り換えは制御部2
01によって制御され、スピーカ214およびマイクロ
ホン217の使用時にはa側に接続され、ハンドセット
215の使用時にはb側に接続される。
【0037】また、親機200は、変換回路209の4
線側(受信)に接続され、回線によって送られてくるD
TMF信号を復調して4ビット(1ニブル)のDTMF
信号コードを得て制御部201に供給するDTMF復調
器220と、制御部201より供給されるDTMF信号
コードをDTMF信号に変換するDTMF変調器221
と、制御部201より供給される音声データを合成音声
信号に変換する音声合成器222と、DTMF変調器2
21より出力されるDTMF信号と音声合成器222よ
り出力される音声信号とを加算する加算器223とを有
している。
【0038】また、親機200は、低周波アンプ219
の出力音声信号と加算器223の出力信号とを選択的に
取り出して変換回路209の4線側(送信)に供給する
切換スイッチ224を有している。この場合、切換スイ
ッチ224のe側の固定端子は低周波アンプ219の出
力側に接続され、そのf側の固定端子は加算器223の
出力側に接続され、その可動端子は変換回路209の4
線側(送信)に接続されている。切換スイッチ224の
切り換えは制御部201によって制御される。
【0039】また、親機200は、ユーザが各種のキー
操作を行うための操作部226と、液晶表示器等で構成
される表示部227と、電話帳データや文字メッセージ
等を記憶しておく不揮発性メモリ228と、着信時に制
御部201の制御によって呼出音を出力する呼出音出力
部229とを有している。これら操作部226、表示部
227、不揮発性メモリ228および呼出音出力部22
9は、それぞれ制御部201に接続されている。
【0040】ここで、操作部226には、電話番号、文
字データ等を入力するためのテンキー、スピーカ214
の使用モードとするためのスピーカキー、電話帳データ
を登録するための操作キー、電話帳データを検索するた
めの操作キー、発呼を指示する操作キー、留守録モード
とすることや、さらに転送設定をするための操作キー、
転送条件設定モードとすることや、さらに転送条件を設
定するための操作キー、子機への内線発呼を行うための
キー、文字メッセージを表示して確認するための操作キ
ー等が配されている。表示部227には、システムの状
態の他に、文字メッセージ、電話帳データの検索で選択
された電話帳データ、テンキーで入力された電話番号等
が表示される。
【0041】また、親機200は、内線通信を行うため
の無線変復調部231、無線部232および送受信用の
アンテナ233とを有している。無線変復調部231
は、変換回路209の4線側(送信および受信)に接続
されている。詳細説明は省略するが、無線部232およ
び無線変復調部231は、上述した簡易型携帯電話機1
00における無線部103、ディジタル変復調部10
4、TDMA処理部105および音声コーデック部10
6に対応した構成とされている。そして、無線部232
および無線変復調部231の動作は制御部201によっ
て制御される。
【0042】図3に示す親機200やその子機としての
電話機100の動作を説明する。
【0043】ハンドセット215をオフフック状態とす
るか、あるいは操作部226のスピーカキーを押圧して
回線を直流閉結の状態とした後に、操作部226のキー
操作で相手側の電話番号を入力するか、あるいは電話帳
データを検索して所望の電話帳データが表示部227に
表示された状態で発呼操作をすると、発呼動作が行われ
る。
【0044】すなわち、制御部201の制御により切換
スイッチ224がf側に接続される。また、制御部20
1よりDTMF変調器221に相手側の電話番号データ
に対応したDTMF信号コードが供給され、このDTM
F変調器221より相手側の電話番号データに対応した
DTMF信号が出力される。そして、このDTMF信号
が切換スイッチ224のf側を通じて変換回路209の
4線側(送信)に供給され、さらに電話回線を通じて交
換機(図示せず)に送信される。これにより、相手側と
の回線が接続されて通話可能状態となる。
【0045】なお、電話機100が親機200のエリア
内にあって子機として機能する場合、電話機100の操
作部115のキー操作で相手側の電話番号が入力されて
発呼動作が行われると、親機200には電話機100側
より電話番号データが送られてきて無線変復調部231
より制御部201に供給される。この場合、制御部20
1による制御により、切換スイッチ224がf側に接続
されると共に、DTMF変調器221より相手側の電話
番号データに対応したDTMF信号が出力され、このD
TMF信号が変換回路209の4線側(送信)に供給さ
れ、電話回線を通じて交換機に送信される。これによ
り、相手側との回線が接続され、子機としての電話機1
00による通話が可能な状態となる。
【0046】また、待ち受けの状態で、電話回線を通じ
て呼出信号が送信されてくると、着信検出部206で着
信が検出され、親機200の呼出音出力部229および
子機としての電話機100の呼出音出力部118より呼
出音が出力される。親機200では、呼出音が出力され
ている状態で、ハンドセット215をオフフック状態と
するか、あるいは操作部226のスピーカキーを押圧す
ることで応答することができる。一方、子機としての電
話機100では、呼出音が出力されている状態で操作部
115の通話キーを押圧して応答することができる。こ
の応答操作によって、フックスイッチ210または接続
スイッチ211がオン状態となって回線が直流閉結の状
態となる。これにより、相手側との回線が接続されて通
話が可能な状態となる。
【0047】なお、回線が接続されて通話可能状態にあ
る場合、親機200の使用時にはハンドセット215を
オンフック状態とするか、あるいは操作部226のスピ
ーカキーを押圧して、一方電話機100の使用時には操
作部115の終話キーを押圧して回線を直流開放の状態
とすることで回線が切断される。
【0048】ここで、親機200と、子機としての電話
機100との通信動作を簡単に説明する。外線の相手側
より電話がかかってきた場合は、例えば以下のような通
信動作となる。まず、親機200は、制御チャネルを通
じて電話機100に対して着信があったことを通知す
る。このとき、互いにペアであることを確認するため
に、IDコードを送信する。このIDコードを受信した
電話機100では、IDコードが一致しているか否かを
確認し、一致しているときはIDコードを親機200に
送り返す。
【0049】次に、親機200は通話をするための空い
ているチャネルを探し、電話機100に通知する。電話
機100でもそのチャネルが空いているかどうか検出
し、空いているときはその通話チャネルを通じて確認信
号を親機200に送る。これで通話できる状態となった
ので、親機200は通話チャネルを通じて電話機100
に対して呼出音出力の指示データを送る。子機100
は、呼出音出力の指示データを受け取るときは、呼出音
出力部118より呼出音を出力する。呼出音が出力され
ている状態で操作部115の通話キーが押圧されると、
応答信号が親機200に送られ、親機200の接続スイ
ッチ211がオン状態とされて回線が接続され、これに
より子機としての電話機100を使用しての通話状態と
なる。
【0050】子機としての電話機100より相手側に電
話をかける場合は、例えば以下のような通信動作とな
る。まず、電話機100の操作部115の通話キー(発
呼ボタン)を押圧し、制御チャネルを通じて通信チャネ
ルに移行したい旨の通知を親機200側に送る。これを
受信した親機200では、その通知に含まれるIDに基
づいて自分の子機であることを確認して、通話をするた
めの空いている通信チャネルを探し、電話機100にそ
の通信チャネルを通知する。電話機100では、その通
信チャネルが空いているかどうか確認し、空いていると
きはその通信チャネル(通話チャネル)を通じて、親機
200に通話したい旨の通知をする。
【0051】そして、この通話したい旨の通知を受信し
た親機200では、接続スイッチ211をオン状態とし
て交換機に接続する回線閉結の動作をして、ダイヤル入
力待ちの状態となる。この状態で電話機100より親機
200に電話番号データを送信し、この電話番号データ
を受信した親機200はその電話番号データによる発呼
動作をする。なお、電話機100から親機200への上
述した通話をしたい旨の通知に電話番号データが含まれ
ているとき、親機200は回線閉結の後に直ちにその電
話番号データによる発呼動作をする。
【0052】上述したように親機200と子機としての
電話機100の通信は制御チャネルや所定の通話チャネ
ルを使用して行われるが、親機200および電話機10
0の制御部101,201はそれぞれ使用される制御チ
ャネルや通話チャネルに応じて無線部103,232の
送受信周波数を切り換えるように制御する。
【0053】さて、次に、図4および図5のフローチャ
ートを使用して、親機200が留守録モードで、かつ転
送設定されている場合の制御部201の制御動作を説明
する。この場合、電話機100は外出先で携帯端末とし
て使用されているものとする。
【0054】まず、ステップST11で、着信があるか
否かを判定する。着信があるときは、ステップST12
で、発信者番号通知があるか否かを判定する。すなわ
ち、呼出信号に発信側の電話番号データを示すモデム信
号が挿入されており、モデム回路208の出力データよ
り発信側の電話番号データが検出されるときは、発信者
番号通知があると判定する。発信者番号通知があるとき
は、ステップST13で、検出した発信側の電話番号デ
ータをRAM203に記憶し、ステップST14に進
む。一方、発信者番号通知がないときは、直ちにステッ
プST14に進む。
【0055】ステップST14では、接続スイッチ21
1をオン状態、つまりオフフック状態として応答して発
信側との回線を接続する。そして、ステップST15
で、切換スイッチ224をf側に接続し、またROM2
02より文字メッセージの入力を促す応答メッセージデ
ータを読み出して音声合成器222に供給する。これに
より、音声合成器222より応答メッセージに対応した
音声信号が出力され、この音声信号が変換回路209を
介して回線に送出される。
【0056】次いで、ステップST16で、応答メッセ
ージを送出してから所定時間が経過したか、あるいは回
線切断検出部207によって回線の切断が検出されたか
否かを判定し、ステップST17で、文字メッセージを
受信したか否かを判定する。DTMF復調器220の出
力データより文字メッセージデータとしてのDTMF信
号コードが得られるときは、文字メッセージを受信した
と判定する。
【0057】ステップST17で、文字メッセージを受
信したときは、ステップST18で、子機指定データと
しての子機番号の入力があるか否かを判定する。文字メ
ッセージデータに子機番号データが付加されており、そ
の子機番号データが不適切なものでないときは、子機番
号があると判定する。子機番号データが不適切なもので
あるとは、親機200に登録されている子機の番号に対
応しない子機番号データを意味している。子機番号の入
力があるときは、ステップST19で、子機番号データ
をRAM203に記憶し、ステップST20に進む。一
方、子機番号の入力がないときは、直ちにステップST
20に進む。なお、子機指定データとしては、子機番号
データに限定されるものでなく、子機の電話番号データ
や、子機を特定し得る暗証番号データ等であってもよ
い。
【0058】ステップST20では、不揮発性メモリ2
28のメッセージ記憶領域に文字メッセージデータを記
憶する。つまり、文字メッセージを受信した場合、制御
部201はDTMF復調器220より出力されるDTM
F信号コードを文字メッセージデータとしてメモリ22
8に書き込む。そして、文字メッセージデータをメモリ
228に記憶した後、ステップST21で、接続スイッ
チ211をオフ状態、つまりオンフック状態として発信
側との回線を切断する。
【0059】次いで、ステップST22で、子機番号の
入力があってRAM203に子機番号データが記憶され
ているか否かを判定する。RAM203に子機番号デー
タが記憶されているときは、メッセージデータを転送す
べき子機が特定されるので、ステップST23に進む。
一方、RAM203に子機番号データが記憶されていな
いときは、ステップST24で、発信者番号通知があっ
てRAM203に発信側の電話番号データが記憶されて
いるか否かを判定する。
【0060】上述せずも、親機200では、操作部22
6の操作によって転送条件設定モードとでき、このモー
ドで、以下の,の設定が可能とされている。1若
しくは複数の発信側とそれに対応する転送先の子機の設
定。発信側によらない転送先の子機の設定。このよう
な設定情報は、不揮発性メモリ228に記憶される。
【0061】ステップST24で発信側の電話番号デー
タが記憶されているときは、ステップST25で、不揮
発性メモリ228に上述したの設定情報があり、かつ
電話番号データで特定される発信側に対応した転送子機
の設定があるか否かを判定する。転送子機の設定がある
ときは、メッセージを転送すべき子機が特定されるの
で、ステップST23に進む。また、ステップST24
で発信側の電話番号データがないとき、あるいはステッ
プST25で転送子機の設定がないときは、ステップS
T26で、不揮発性メモリ228に上述したの設定情
報があるか否かを判定する。設定情報があるときは、転
送すべき子機が特定されるので、ステップST23に進
む。
【0062】ステップST23では、発呼回数Nを0に
リセットし、ステップST27で、上述した子機番号デ
ータ等で特定された移動端末としての子機(転送先)に
対して発呼をする。すなわち、接続スイッチ211をオ
ン状態として回線を直流閉結とした後に、DTMF変調
器221より子機の電話番号データに対応したDTMF
信号を出力させ、それを電話回線を通じて交換機に送信
する。そして、ステップST28で、発呼回数Nをイン
クリメントする。
【0063】次いで、ステップST29で、転送先の子
機が応答したか否かを判定し、ステップST30で、発
呼してから所定時間が経過したか否かを判定する。ステ
ップST29で子機の応答があるときは、子機との回線
が接続された状態となる。そのため、ステップST31
で、不揮発性メモリ228に記憶されている文字メッセ
ージデータを子機に送信する。この場合、制御部201
によって不揮発性メモリ228より文字メッセージデー
タ(DTMF信号コード)が読み出され、それがDTM
F変調器221に供給されてDTMF信号に変換され
る。そして、このDTMF信号が変換回路209の4線
側(送信)に供給され、回線に送出される。
【0064】文字メッセージデータの子機への送信が終
わると、ステップST32で、接続スイッチ211をオ
フ状態、つまりオンフック状態として発信側との回線を
切断し、ステップST33で待ち受け状態とする。ま
た、ステップST30で所定時間が経過したときは、ス
テップST34で、接続スイッチ211をオフ状態、つ
まりオンフック状態として発呼を停止し、ステップST
35に進む。
【0065】ステップST35では、発呼回数Nが所定
回数Nmaxに達したか否かを判定する。発呼回数Nが所
定回数Nmaxに達しているときは、ステップST33に
進んで待ち受け状態とする。一方、発呼回数Nが所定回
数Nmaxに達していないときは、ステップST36で所
定の時間経過をみた後にステップST27に戻り、再度
転送すべき子機に対して発呼をして、以下上述したと同
様の動作を繰り返すように制御する。
【0066】また、上述したステップST16で文字メ
ッセージを受信することなく所定時間が経過し、あるい
は発信側の回線切断が検出されるときは、ステップST
37で、接続スイッチ21をオフ状態、つまりオンフッ
ク状態として発信側との回線を切断し、ステップST3
3で待ち受け状態とする。また、上述したステップST
26での設定情報がないときは、転送すべき子機が特
定されないので、直ちにステップST33に進んで待ち
受け状態とする。
【0067】次に、図6に示す制御シーケンス図を使用
して、親機200から電話機(子機)100への文字メ
ッセージデータの転送動作についてさらに説明する。親
機200は、ステップST41で発信側からの文字メッ
セージデータを受信し、ステップST42で受信した文
字メッセージデータを不揮発性メモリ228に記憶す
る。そして、ステップST43で、転送すべき電話機
(移動端末)100に対して外線発呼する。
【0068】この発呼に対して、電話機100が、ステ
ップST51で操作部115の通話キーを押圧して応答
操作をすると、親機200と電話機100との間は回線
が接続されて通話可能状態となる。この状態で、親機2
00が、ステップST44で不揮発性メモリ228に記
憶されている文字メッセージデータ(DTMF信号コー
ド)を電話機100に送信する。これに対して、電話機
100は、ステップST52で親機200より送られて
くる文字メッセージデータを受信し、ステップST53
でRAM120(図2参照)に記憶する。この場合、D
TMF復調器109より出力される文字メッセージデー
タとしてのDTMF信号コードをRAM120に記憶す
る。
【0069】そして、電話機100では、ステップST
54で、受信した文字メッセージデータによる文字メッ
セージを表示部116に表示する。この場合、RAM1
20より文字メッセージデータが順次読み出され、これ
がROM119に記憶されている変換フォーマットを使
用してキャラクタコードに変換され、制御部101の制
御によって表示部116に文字メッセージが表示され
る。
【0070】また、親機200は、文字メッセージデー
タの送信を終了すると、ステップST45で回線を切断
し、ステップST46で待ち受け状態となる。一方、子
機100は、親機200の回線切断に対応して、ステッ
プST55で回線を切断し、ステップST56で待ち受
け状態となる。
【0071】以上説明した本実施の形態においては、留
守録モードで、かつ転送設定されている場合、親機20
0に発信側より送られてきて不揮発性メモリ228に記
憶された文字メッセージデータは、直ちに移動端末とし
ての電話機100に送られる。したがって、文字メッセ
ージの用件確認が遅れることがない。また、移動端末と
しての電話機100に電話がかかってきた場合ほぼその
電話機100の所有者が応答操作をすることから、メッ
セージに関するプライバシーも保たれることとなる。ま
た、発信側は文字メッセージデータに子機番号データを
付加して送信することで、転送すべき子機を任意に指定
できる利益がある。
【0072】なお、上述実施の形態においては、文字メ
ッセージデータを転送するものであるが、この発明は音
声メッセージ、画像メッセージ等のその他のデータ形態
のメッセージデータを取り扱う通信端末装置にも同様に
適用できる。
【0073】
【発明の効果】この発明によれば、親機に回線を通して
送られてくるメッセージを移動端末としての子機に自動
転送するものであり、用件確認が遅れることを防止で
き、またメッセージはほぼ子機の所有者よって確認され
ることからメッセージに関するプライバシーを保つこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態としてのディジタルコードレス電話
システムを示すブロック図である。
【図2】ディジタルコードレス電話システムの子機とし
ても使用される簡易型携帯電話機の構成を示すブロック
図である。
【図3】ディジタルコードレス電話システムの親機の構
成を示すブロック図である。
【図4】親機が留守録モードで転送設定されている場合
の動作を示すフローチャート(1/2)である。
【図5】親機が留守録モードで転送設定されている場合
の動作を示すフローチャート(2/2)である。
【図6】親機より移動端末としての子機へのメッセージ
データの転送動作を説明するための制御シーケンス図で
ある。
【符号の説明】
100,100-1〜100-N 簡易型携帯電話機(子
機) 101,201 制御部 102,233 送受信用のアンテナ 103,232 無線部 104 ディジタル変復調部 105 TDMA処理部 106 音声コーデック部 108,214 スピーカ 109,220 DTMF復調器 111,217 マイクロホン 113,221 DTMF変調器 114,216,218,224 切換スイッチ 115,226 操作部 116,227 表示部 117,228 不揮発性メモリ 118,229 呼出音出力部 200 親機 204a,204b 電話回線接続用端子 206 着信検出部 207 回線切断検出部 208 モデム回路 209 2線/4線変換回路 210 フックスイッチ 211 接続スイッチ 212 フック状態検出部 215 ハンドセット 222 音声合成器 231 無線変復調部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉住 秀夫 東京都台東区池之端1丁目2番11号 アイ ワ株式会社内 (72)発明者 竹島 義人 東京都台東区池之端1丁目2番11号 アイ ワ株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着信があったことを検出して自動的に応
    答し、発信側との回線を接続する回線制御手段と、 上記回線によって上記発信側より送られてくるメッセー
    ジデータを記憶するデータ記憶手段と、 移動端末としての子機に対して発呼する発呼制御手段
    と、 上記発呼に対して上記子機の応答があってこの子機との
    回線が接続された後に、その回線を介して上記子機に上
    記データ記憶手段に記憶された上記メッセージデータを
    送信するメッセージデータ送信手段とを備えることを特
    徴とする通信端末装置。
  2. 【請求項2】 上記発呼制御手段は、上記子機の応答が
    ないとき、所定時間毎に繰り返し発呼することを特徴と
    する請求項1に記載の通信端末装置。
  3. 【請求項3】 上記発信側より送られてくる子機を指定
    する子機指定データを取得するデータ取得手段をさらに
    備え、 上記発呼制御手段は、上記データ取得手段で取得された
    子機指定データで示される子機に対して発呼することを
    特徴とする請求項1に記載の通信端末装置。
  4. 【請求項4】 上記子機指定データは、上記メッセージ
    データに付加されて上記発信側より送られてくることを
    特徴とする請求項3に記載の通信端末装置。
  5. 【請求項5】 転送先の子機の情報を予め記憶しておく
    情報記憶手段をさらに備え、 上記発呼制御手段は、上記データ取得手段で上記子機指
    定データが取得されないとき、あるいは取得された子機
    指定データが不適切なものであるとき、上記情報記憶手
    段に記憶されている子機に対して発呼することを特徴と
    する請求項3または4に記載の通信端末装置。
  6. 【請求項6】 1若しくは複数の発信側とそれに対応す
    る転送先の子機との情報を予め記憶しておく情報記憶手
    段をさらに備え、 上記発呼制御手段は、上記発信側が上記情報記憶手段に
    記憶されている発信側であるとき、その発信側に対応し
    た子機に対して発呼することを特徴とする請求項1に記
    載の通信端末装置。
  7. 【請求項7】 上記メッセージデータを送ってきた発信
    側の電話番号データを検出する発信者番号検出手段をさ
    らに備え、 上記発呼制御手段は、上記発信者番号検出手段で検出さ
    れた電話番号データに基づいて、上記発信側が上記情報
    記憶手段に記憶されている発信側であるか否かを判定す
    ることを特徴とする請求項6に記載の通信端末装置。
  8. 【請求項8】 転送先の子機の情報を予め記憶しておく
    情報記憶手段をさらに備え、 上記発呼制御手段は、上記発信側が上記記憶手段に記憶
    されている発信側でないとき、上記情報記憶手段に記憶
    されている子機に対して発呼することを特徴とする請求
    項6または7に記載の通信端末装置。
  9. 【請求項9】 転送先の子機の情報を予め記憶しておく
    情報記憶手段をさらに備え、 上記発呼制御手段は、上記発信者番号検出手段で上記発
    信側の電話番号データを検出できないとき、上記情報記
    憶手段に記憶されている子機に対して発呼することを特
    徴とする請求項7に記載の通信端末装置。
  10. 【請求項10】 電話回線に接続される親機と、発呼者
    の電話番号を送出可能な交換機に無線回線を介して接続
    され、移動端末として発着呼可能な1若しくは複数の子
    機を備えた通信端末装置であって、 上記親機は、 着信があったことを検出して自動的に応答し、発信側と
    の回線を接続する回線制御手段と、 上記回線によって上記発信側より送られてくるメッセー
    ジデータを記憶するデータ記憶手段と、 移動端末としての子機に対して発呼する発呼制御手段
    と、 上記発呼に対して上記子機の応答があってこの子機との
    回線が接続された後に、その回線を介して上記子機に上
    記データ記憶手段に記憶された上記メッセージデータを
    送信するメッセージデータ送信手段とを備え、 上記子機は、 上記親機より送られてくるメッセージデータを受信する
    メッセージデータ受信手段と、 上記メッセージデータを記憶しておくデータ記憶手段
    と、 上記メッセージデータによるメッセージを確認するため
    のメッセージ確認手段とを備えることを特徴とする通信
    端末装置。
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