JPH11112369A - Fm多重放送データ受信方法 - Google Patents

Fm多重放送データ受信方法

Info

Publication number
JPH11112369A
JPH11112369A JP26941497A JP26941497A JPH11112369A JP H11112369 A JPH11112369 A JP H11112369A JP 26941497 A JP26941497 A JP 26941497A JP 26941497 A JP26941497 A JP 26941497A JP H11112369 A JPH11112369 A JP H11112369A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
vics
dgps
multiplex
station
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP26941497A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3588236B2 (ja
Inventor
Hiroyuki Miyama
博之 見山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alpine Electronics Inc filed Critical Alpine Electronics Inc
Priority to JP26941497A priority Critical patent/JP3588236B2/ja
Publication of JPH11112369A publication Critical patent/JPH11112369A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3588236B2 publication Critical patent/JP3588236B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 DGPS情報とVICS情報を1つの受信機
で受信する場合であっても、DGPS情報の受信により
欠落したVICS情報を誤り訂正処理で回復できるよう
にする。 【解決手段】 DGPS情報のフレーム同期タイミング
とVICS情報のフレーム同期タイミングの時間差を測
定して遅延回路10cに設定する。フレーム同期タイミ
ングが早い方のFM多重放送データを遅延回路を通して
遅延してフレーム同期タイミングを一致させる。VIC
S情報の受信中にフレーム同期が検出されると、受信局
をDGPS情報放送局に切り替え、フレーム先頭2パケ
ット分のDGPS情報を受信し、しかる後、VICS情
報放送局に受信局を切り替え、1フレーム受信後、誤り
訂正により欠落したVICS情報を復元する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はFM多重放送データ
受信方法に係わり、特にDGPS情報とVICS情報を
1つの受信機で受信するFM多重放送データ受信方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】自動車を目的地に向けて案内するナビゲ
ーションシステムにおいては、正確に自動車位置を把握
すること及び道路交通情報(渋滞、事故、規制等)を正
しく認識することが重要になっている。現在、自動車位
置は、(1) 距離センサー(例えば車速センサー)や方向
センサー(例えばジャイロ)を用いた自立航法と、(2)
衛星から位置情報を受信するGPS(Global Positionin
g System)航法が併用されている。GPSの位置精度は
悪く数百m以上に及ぶ場合がある。このため、GPSの
位置精度を向上することが求められており、DGPS
(Differential Global Positioning System)が提案さ
れ実用に供されるようになっている。DGPSは、(1)
正確な位置が既知の場所においてGPS衛星電波を受信
して測位し、(2) 既知の位置と測位位置間の誤差を決定
し、(3) 同じ地域で同じ測位システムのユーザに、決定
したその誤差または補正係数を送信することによって測
位システムの位置精度や信頼性を向上、確保するもの
で、(4) ユーザに上記情報を送信する手段とし、FM多
重放送電波が利用されている。
【0003】又、道路交通情報(渋滞、事故、規制等)
は、道路交通情報通信システム(VICS)が提供して
おり、車載のナビゲーションシステムは道路交通情報
(VICS情報)を受信してリアルタイムに地図上に表
示するようになっている。VICS情報の表示法として
はレベル1〜レベル3が利用でき、状況や目的に応じて
所望のレベルで道路交通情報を表示できるようになって
いる。レベル1は文字情報表示モードであり、ディスプ
レイ画面の上方エリアに文字で、区間旅行時間情報、障
害情報、サービス情報、一般FM文字情報等を表示する
ものである。レベル2は簡易図形表示モードであり、混
雑監視道路の簡易図形を描画し、該簡易図形上に渋滞・
障害情報などを表示するものである。レベル3は地図情
報表示モードであり、渋滞・事故・規制などの情報を、
地図上にリアルタイムに表示するものである。VICS
道路交通情報を利用することにより、運転者は渋滞道
路、通行規制道路、事故発生道路を回避して目的地に短
時間で到達できるようになる。かかるVICS情報を通
信する手段としては、現在、光ビーコン、電波ビーコン
及びFM多重放送電波が利用されている。各通信手段の
通信エリアはFM多重放送が1局につき10〜50k
m、電波ビーコンが1基につき60〜70m、光ビーコ
ンが1基につき3.5mである。このため、通信エリア
の広いFM多重放送は高域の交通情報を流し、電波ビー
コンと光ビーコンは限られた地域の交通情報を流すよう
になっている。
【0004】図3はFM放送に多重されるFM多重デー
タの構成図であり、1フレーム当たり272ブロック
(パケット)からなり、272ブロックのうち190ブ
ロックがデータブロック、82ブロックがパリティのみ
を伝送するパリティブロックで、パリティブロックはデ
ータブロック内に分散して配置されている。1フレーム
は4.896秒、1ブロックは18msecである。各
データブロックは、16ビットのブロック識別符号BI
C(Block IdentifyCode)と、176ビットのデータ
と、14ビットのCRC符号と、82ビットの誤り検出
訂正用のパリティ(横符号)で構成されている。又、パ
リティブロックは、16ビットのブロック識別符号BI
Cと、190ビットのパリティ(縦符号)と、82ビッ
トの誤り検出訂正用のパリティ(横符号)とで構成され
ている。最初の13ブロックのうちデータブロックの識
別符号はBIC1であり、次の123ブロックのうちデ
ータブロックの識別符号はBIC3であり、次の13ブ
ロックのうちデータブロックの識別符号はBIC2であ
り、最後の123ブロックのうちデータブロックの識別
符号はBIC3であり、パリティブロックの識別符号は
BIC4である。
【0005】ブロック識別符号を1ブロック毎に検出す
ることによりブロック同期をとることができ、又、27
2ブロック毎に(ブロック識別符号BIC4の次にBI
C1を検出することにより)フレーム同期をとることが
できる。又、データブロックにはCRC符号が含まれて
いるから1ブロック毎にCRCチェックを行うことがで
きる。更に、誤り検出訂正用のパリティ(縦符号、横符
号)が含まれているから、これらパリティを用いて誤り
検出及び誤り訂正処理(縦訂正、横訂正)を行うことが
できる。VICS情報は情報量が多いため、フレームの
全ブロックを用いて送信されるが、DGPS情報は情報
量が少ないため、フレーム先頭の2ブロックのみを用い
て送信される。
【0006】図4(a)はDGPSデータのブロック構
成であり、176ビットのデータブロック(図3の19
0ビットのデータブロックから14ビットのCRCブロ
ックを除いたもの)のフォーマットを示しており、16
ビットのプリフィックス51と160ビットあるいは1
44ビットのDGPSセグメント52,53と16ビッ
トのCRC54で構成されている。プリフィックス51
は、図4(b)に示すように、 サービス識別部51a、 復号識別フラグ(”1”は横方向のみ復号、”0”横
縦横復号)51b、 データグループの終了を示す情報終了フラグ(”1”
は終了)51c、 データグループが更新されていることを示す更新フラ
グ51d、 データグループ番号部51e、 データパケット番号部51fで構成されている。
【0007】DGPS情報のプリフィックス51は、 (1) サービス識別 :1011 (2) 復号識別フラグ :1 (3) データグループ番号:1100 である。図5はDGPS情報のセグメント構成であり、
DGPSセグメントは160+144ビットの304ビ
ットから構成され、先頭の16ビットは以下の内容 (1) セグメント識別 :1101(D) (2) セグメント長 :1111(F) (3) 拡張セグメント長:00100100 となっている。以上より、プリフィックス51と次の1
6ビットを参照することによりDGPS情報を識別する
ことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】現在、DGPS情報は
JFN系列のFM多重局が送信し、VICS情報はNH
K系列のFM多重局が送信するようになっている。この
ため、FM多重放送受信機としては、2つの受信機を使
用する構成及び1つの受信機を切り替えて利用する構成
が考えられている。VICS情報とDGPS情報を受信
するために2つの受信機を使うのはコスト、スペースの
点で問題がある。そこで、1つの受信機を切り替えて使
用することになるが、図6に示すようにNHK系列のF
M多重局とJFN系列のFM多重局の間でフレーム同期
タイミングが一致していない。このため、VICS情報
を受信している時にDGPS情報を取得するためには、
以下の手順を踏まなければならない。すなわち、タイ
ミング(a)で受信周波数をJFN系列のFM多重局の周
波数に変更する。ついで、JFN系列のFM多重局か
らFM多重データを受信してフレーム/ブロック同期を
確立し、同期確立後に2パケットのDGPS情報を取得
する。DGPS情報取得後、タイミング(b)で受信周
波数をNHK系列のFM多重局の周波数に変更する。
ついで、NHK系列のFM多重局からFM多重データを
受信してフレーム/ブロック同期を確立し、VICS情
報の受信を再開する。以後、上記手順を繰り返して、D
GPS情報及びVICS情報を受信する。
【0009】しかし、かかる方法ではDGPS情報受信
に切り替えた後再びVICS情報を受信できるようにな
るまでの期間が長くなる。このため、パリティ(縦符
号、横符号)による誤り訂正能力を越えてVICS情報
が欠落し、VICSフレーム情報が失われ、次の再送出
まで数分間待つ必要があり、VICS情報表示が遅れる
問題がある。以上から、本発明の目的はVICS情報を
失うことなく、DGPS情報の受信が可能なFM多重放
送の受信方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明によれ
ば、別々の放送局よりFM多重で放送されるDGPS情
報とVICS情報を1つの受信機で受信するFM多重放
送データ受信方法において、(1) DGPS情報を放送す
るFM多重放送局からのFM多重放送データのフレーム
同期タイミングとVICS情報を放送するFM多重放送
局からのFM多重放送データのフレーム同期タイミング
の時間差を測定すること、(2) フレーム同期タイミング
が早い方のFM多重放送データを前記時間差分遅延して
フレーム同期タイミングを一致させること、(3) VIC
S情報を放送するFM多重放送局からのFM多重放送デ
ータの受信中においてフレーム同期が検出された時、受
信局をDGPS情報を放送するFM多重放送局に切り替
えること、(4) DGPS情報の受信完了後、VICS情
報を放送するFM多重放送局に受信局を切り替えるこ
と、により達成される。
【0011】
【発明の実施の形態】
(a)実施例のFM多重放送受信機の構成 図1は本発明の実施例のFM多重放送受信機の構成図で
ある。FM多重放送受信機は、FM放送信号を受信し、
該FM放送信号に多重されて送られてくるVICS情
報、DGPS情報、文字情報等のFM多重放送データを
分離、復調してナビゲーションシステムに渡し、あるい
はディスプレイ装置に表示する。図中、1はアンテナ、
4はフロントエンド(F/E)であり図示しないがアン
テナ同調回路や高周波増幅回路、局部発振器、混合器等
を有している。5はPLL回路、6はローパスフィル
タ、7は中間周波増幅/FM検波器(IF/DET)で
ある。PLL回路5、ローパスフィルタ6及びフロント
エンド4内蔵の局部発振器は電子選局装置を構成し、局
部発振器を受信周波数(選局操作で選択されたFM放送
局の周波数)に応じた周波数で発振させ、フロントエン
ド4内の混合器により中間周波数信号を出力するように
なっている。
【0012】8はFM検波信号からL−MSK変調信号
成分を取り出すフィルタ回路(バンドパスフィルタ)、
9はL−MSK変調信号よりビットクロックCLの再生
とビットデータDT列の復調を行うL−MSK復調回
路、10はフレームタイミング一致回路であり、データ
の方路を切り替えるスイッチ10a,10bと、VIC
S情報とDGPS情報のフレーム同期タイミングの時間
差d(図6参照)が設定される遅延回路10cを有して
いる。図6に示すように、VICS情報のフレーム同期
タイミングがDGPS情報のフレーム同期タイミングよ
り時間d早いものとすると、時間dが遅延回路10cに
設定される。又、VICS受信時にスイッチ10a,1
0bはA側に接続し、DGPS情報受信時にB側に接続
する。これにより、VICS情報は遅延回路10cで時
間d遅延し、フレームタイミング一致回路10の出力側
で、VICS情報とDGPS情報のフレーム同期タイミ
ングが一致するようになる。
【0013】11はブロック同期とフレーム同期の検出
を行う同期回路、12は訂正処理部、13はVICS情
報及びDGPS情報を記憶するRAMである。訂正処理
部12は、CRCチェック部12aと、VICS情報に
対して横訂正/縦訂正を行うと共に、DGPS情報に対
して横訂正を行う誤り検出訂正部12bを備えている。
CRCチェック部12aは1ブロック毎のCRCチェッ
クを行い、誤り検出訂正部12bは同期回路から入力し
たブロック同期とフレーム同期の検出信号に基づいてV
ICS情報及びDGPS情報をRAM13に一時記憶
し、しかる後、パリティ符号を用いてVICS情報には
横訂正→縦訂正→横訂正を行い、DGPS情報には横訂
正を行う。
【0014】21はプロセッサ(CPU)であり、遅延
時間設定制御、VICS情報/DGPS情報の受信制
御、文字情報表示制御、選局制御等を行うもの、22は
基準クロック発生部、23はカウンタであり、遅延時間
設定制御においてVICS情報のフレーム同期タイミン
グが検出された時に零にクリアされ、以後、基準クロッ
クCrをカウントするものである。基準クロックCrは
例えばビットクロックCLの周波数の8倍の周波数を有
し、カウンタ23は1フレーム期間を計数し、例えば、
最大288×272×8まで計数できるようになっている。2
4は受信したFM多重データ(VICS情報、DGPS
情報、文字放送番組情報等)を記憶するメモリ、25は
ユーザが選局操作を行ったり、所望の文字放送番組の選
択等を行う操作部、26は文字情報(ニュース、天気予
報、VICSレベル1表示等)を画面に表示するディス
プレイ装置である。
【0015】(b)遅延時間設定及びVICS/DGP
S情報受信制御 図2は本発明の遅延時間設定及びVICS/DGPS情
報受信制御の処理フローである。まず、CPU21はV
ICS情報放送局が放送するFM多重データのフレーム
同期タイミングとDGPS情報放送局が放送するFM多
重データのフレーム同期タイミングの差dを測定して遅
延回路10cに設定する。すなわち、CPU21はフロ
ントエンド4がVICS情報放送局(NHK系列FM多
重局)に同調するように電子選局制御を行い、かつ、ス
イッチ10a,10bがB,B側を選択するよう制御す
る(ステップ101)。
【0016】この結果、同期回路11はVICS情報放
送局からのFM多重データを入力され、フレーム同期を
検出するとその旨をCPU21に通知すると共に、カウ
ンタ23を零にクリアする。以後、カウンタ23は基準
クロックCrを計数する(ステップ102)。CPU2
1はVICS情報放送局のフレーム同期検出通知によ
り、直ちに、フロントエンド4がDGPS情報放送局
(JFN系列FM多重局)に同調するように電子選局制
御を行う(ステップ103)。この結果、同期回路11
はDGPS情報放送局からのFM多重データを入力さ
れ、フレーム同期を検出するとその旨をCPU21に通
知すると共に、カウンタ23の計数動作を停止する。C
PU21はDGPS情報放送局のフレーム同期検出通知
により、直ちに、カウンタ23の計数値を読み取る(ス
テップ104)。この計数値は、VICS情報のフレー
ム同期検出からDGPS情報のフレーム同期検出するま
での時間dに相当する。
【0017】ついで、CPU21は計数値に応じた遅延
時間を遅延回路10cに設定する(ステップ105)。
例えば、遅延回路10cが288×272×8のシフトレジス
タであれば、計数値をそのままシフトレジスタにセット
し、あるいは、288×272のシフトレジスタであれば計数
値を1/8した値をシフトレジスタにセットする。かか
る状態において、CPU21はフロントエンド4がVI
CS情報放送局(NHK系列FM多重局)に同調するよ
うに電子選局制御を行い、かつ、スイッチ10a,10
bがA,A側を選択するよう制御する(ステップ10
6)。これにより、L−MSK復調回路9で復調された
FM多重データ(VICS情報)は遅延回路10cで時
間dだけ遅延して同期回路11及び訂正処理部12に入
力する。同期回路11はブロック同期、フレーム同期検
出を行い(同期確立)、訂正処理部12はフレーム同期
が検出されるまで受信したFM多重データ(VICS情
報)をRAM13のVICS情報記憶域に順次格納する
(ステップ107,108)。
【0018】同期回路11はフレーム同期を検出すると
CPU21に通知する。VICS情報のフレーム同期検
出により、CPU21はフロントエンド4がDGPS情
報放送局(JFN系列FM多重局)に同調するように電
子選局制御を行い、かつ、スイッチ10a,10bが
B,B側を選択するよう制御する(ステップ109)。
以後、L−MSK復調回路9で復調されたFM多重デー
タ(DGPS情報)は遅延することなく同期回路11及
び訂正処理部12に入力する。同期回路11は既にVI
CS情報の受信時に同期を確立しているから、ブロック
同期を検出すれば、直ちにブロック同期信号を訂正処理
部12に入力する。これにより、訂正処理部12は該ブ
ロック同期信号に同期してフレーム先頭2パケットのD
GPS情報の受信を開始し(ステップ110)、該2パ
ケットのDGPS情報をRAM12のDGPS情報記憶
域に格納し、しかる後、DGPS情報の受信完了をCP
U23に通知する(ステップ111)。
【0019】CPU21はDGPS情報の受信完了によ
り、ステップ106以降の処理を繰り返す。すなわち、
CPU21はJFN系列FM多重局よりNHK系列FM
多重局に受信局を切り替え、かつ、スイッチ10a、1
0bをA側に切り替え、VICS情報の受信を行わせ
る。この場合、同期回路11は既にVICS情報の受信
時に同期を確立しているから、ブロック同期を検出すれ
ば、直ちにブロック同期信号を訂正処理部12に入力す
る。これにより、訂正処理部12は該ブロック同期信号
に同期してVICS情報をRAM13のVICS情報記
憶域に順次格納する。
【0020】以上により、1フレーム分のVICS情報
を取り込めば、誤り検出訂正部12bは、まず、RAM
13に記憶されている2ブロック分のDGPS情報に対
して横訂正を施し、訂正結果をCPU21に送信する。
ついで、誤り訂正部12bは、RAM13に記憶されて
いる1フレーム分のVICS情報に対し横訂正→縦訂正
→横訂正を行って、DGPS情報受信中に受信できなか
ったいくつかのパケットのVICS情報を復元し、VI
CS情報をCPU21に送信する。CPU21は受信し
たVICS情報及びDGPS情報をメモリ24に記憶
し、適宜、これら情報をナビゲーションコントローラに
送信する。
【0021】以上では、VICS情報のフレーム同期タ
イミング発生時刻からDGPS情報のフレーム同期タイ
ミング発生時刻までの時間を遅延時間として設定し、V
ICS情報を遅延したが、逆にしても良い。すなわち、
DGPS情報のフレーム同期タイミング発生時刻からV
ICS情報のフレーム同期タイミング発生時刻までの時
間を遅延時間として設定し、DGPS情報を遅延するよ
うに構成することもできる。以上、本発明を実施例によ
り説明したが、本発明は請求の範囲に記載した本発明の
主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明はこれらを
排除するものではない。
【0022】
【発明の効果】以上本発明によれば、DGPS情報の受
信により失われるVICS情報量を少なくできるため、
誤り訂正処理(横訂正/縦訂正/横訂正処理)により失
われたVICS情報を復元することができる。このた
め、VICS情報が失われて該VICS情報の表示が遅
延するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のFM多重放送受信機の構成図である。
【図2】遅延時間設定及びVICS/DGPS情報受信
制御フローである。
【図3】FM多重データのフレーム構成図である。
【図4】DGPSデータの構成図である。
【図5】DGPSセグメント内容説明図である。
【図6】VICS情報及びDGPS情報のフレーム同期
タイミング説明図である。
【符号の説明】
4・・フロントエンド(F/E) 5・・PLL回路 7・・中間周波増幅/FM検波器(IF/DET) 8・・フィルタ回路 9・・L−MSK復調回路 10・・フレーム同期タイミング一致回路 10a,10b・・スイッチ 10c・・遅延回路 11・・同期回路 12・・訂正処理部 13・・RAM 21・・プロセッサ(CPU) 22・・基準クロック発生部 23・・カウンタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 別々の放送局よりFM多重で放送される
    DGPS情報とVICS情報を1つの受信機で受信する
    FM多重放送データ受信方法において、 DGPS情報を放送するFM多重放送局からのFM多重
    放送データのフレーム同期タイミングとVICS情報を
    放送するFM多重放送局からのFM多重放送データのフ
    レーム同期タイミングの時間差を測定し、 フレーム同期タイミングが早い方のFM多重放送データ
    を前記時間差分遅延してフレーム同期タイミングを一致
    させ、 VICS情報を放送するFM多重放送局からのFM多重
    放送データの受信中においてフレーム同期が検出された
    時、受信局をDGPS情報を放送するFM多重放送局に
    切り替え、 DGPS情報の受信完了後、VICS情報を放送するF
    M多重放送局に受信局を切り替えることを特徴とするF
    M多重放送データ受信方法。
JP26941497A 1997-10-02 1997-10-02 Fm多重放送データ受信方法 Expired - Fee Related JP3588236B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26941497A JP3588236B2 (ja) 1997-10-02 1997-10-02 Fm多重放送データ受信方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26941497A JP3588236B2 (ja) 1997-10-02 1997-10-02 Fm多重放送データ受信方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11112369A true JPH11112369A (ja) 1999-04-23
JP3588236B2 JP3588236B2 (ja) 2004-11-10

Family

ID=17472093

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26941497A Expired - Fee Related JP3588236B2 (ja) 1997-10-02 1997-10-02 Fm多重放送データ受信方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3588236B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3588236B2 (ja) 2004-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3588236B2 (ja) Fm多重放送データ受信方法
JP3561124B2 (ja) Fm多重放送データ受信方法
JP3819563B2 (ja) Fm多重放送データ受信方法
JP3763961B2 (ja) ナビゲーション装置
JP3792863B2 (ja) Fm多重放送データ受信方法
JP3554644B2 (ja) Fm多重放送受信システム
JP3716881B2 (ja) 多重放送受信機
JPH11316269A (ja) Dgps測位方法
JP3679676B2 (ja) ナビゲーション装置
JP3640797B2 (ja) ナビゲーションシステムのfm多重放送データ受信方法
JP4248083B2 (ja) ナビゲーション装置
JP3579226B2 (ja) カーナビゲーション装置
JP3801777B2 (ja) Fm多重放送受信機
JPH06289115A (ja) 移動体位置検出装置
JP3736115B2 (ja) Fm多重放送受信機
JP2002368636A (ja) Fm多重放送受信装置
JP3590513B2 (ja) Fm多重放送受信機および該受信機を用いたカーナビゲーションシステム
JP3800270B2 (ja) 多重放送受信機
JPH10112667A (ja) Fm多重受信機
JP3712543B2 (ja) Dgps対応fm多重放送受信装置
JP3653440B2 (ja) ナビゲーション装置
JP2000337891A (ja) Fm多重放送受信方式
JP3490869B2 (ja) カーナビゲーション装置
JPH10190502A (ja) データ受信機
JPH1196495A (ja) 多重放送受信機

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040218

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20040309

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20040428

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040601

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040616

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20040621

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040810

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20040812

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 4

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080820

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090820

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100820

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100820

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110820

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees