JP3588236B2 - Fm多重放送データ受信方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はFM多重放送データ受信方法に係わり、特にDGPS情報とVICS情報を1つの受信機で受信するFM多重放送データ受信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車を目的地に向けて案内するナビゲーションシステムにおいては、正確に自動車位置を把握すること及び道路交通情報(渋滞、事故、規制等)を正しく認識することが重要になっている。
現在、自動車位置は、(1) 距離センサー(例えば車速センサー)や方向センサー(例えばジャイロ)を用いた自立航法と、(2) 衛星から位置情報を受信する GPS(Global Positioning System)航法が併用されている。GPSの位置精度は悪く数百m以上に及ぶ場合がある。このため、GPSの位置精度を向上することが求められており、DGPS(Differential Global Positioning System)が提案され実用に供されるようになっている。DGPSは、(1) 正確な位置が既知の場所においてGPS衛星電波を受信して測位し、(2) 既知の位置と測位位置間の誤差を決定し、(3) 同じ地域で同じ測位システムのユーザに、決定したその誤差または補正係数を送信することによって測位システムの位置精度や信頼性を向上、確保するもので、(4) ユーザに上記情報を送信する手段とし、FM多重放送電波が利用されている。
【0003】
又、道路交通情報(渋滞、事故、規制等)は、道路交通情報通信システム(VICS)が提供しており、車載のナビゲーションシステムは道路交通情報(VICS情報)を受信してリアルタイムに地図上に表示するようになっている。VICS情報の表示法としてはレベル1〜レベル3が利用でき、状況や目的に応じて所望のレベルで道路交通情報を表示できるようになっている。レベル1は文字情報表示モードであり、ディスプレイ画面の上方エリアに文字で、区間旅行時間情報、障害情報、サービス情報、一般FM文字情報等を表示するものである。レベル2は簡易図形表示モードであり、混雑監視道路の簡易図形を描画し、該簡易図形上に渋滞・障害情報などを表示するものである。レベル3は地図情報表示モードであり、渋滞・事故・規制などの情報を、地図上にリアルタイムに表示するものである。VICS道路交通情報を利用することにより、運転者は渋滞道路、通行規制道路、事故発生道路を回避して目的地に短時間で到達できるようになる。かかるVICS情報を通信する手段としては、現在、光ビーコン、電波ビーコン及びFM多重放送電波が利用されている。各通信手段の通信エリアはFM多重放送が1局につき10〜50km、電波ビーコンが1基につき60〜70m、光ビーコンが1基につき3.5mである。このため、通信エリアの広いFM多重放送は高域の交通情報を流し、電波ビーコンと光ビーコンは限られた地域の交通情報を流すようになっている。
【0004】
図3はFM放送に多重されるFM多重データの構成図であり、1フレーム当たり272ブロック(パケット)からなり、272ブロックのうち190ブロックがデータブロック、82ブロックがパリティのみを伝送するパリティブロックで、パリティブロックはデータブロック内に分散して配置されている。1フレームは4.896秒、1ブロックは18msecである。
各データブロックは、16ビットのブロック識別符号BIC(Block Identify Code)と、176ビットのデータと、14ビットのCRC符号と、82ビットの誤り検出訂正用のパリティ(横符号)で構成されている。又、パリティブロックは、16ビットのブロック識別符号BICと、190ビットのパリティ(縦符号)と、82ビットの誤り検出訂正用のパリティ(横符号)とで構成されている。最初の13ブロックのうちデータブロックの識別符号はBIC1であり、次の123ブロックのうちデータブロックの識別符号はBIC3であり、次の13ブロックのうちデータブロックの識別符号はBIC2であり、最後の123ブロックのうちデータブロックの識別符号はBIC3であり、パリティブロックの識別符号はBIC4である。
【0005】
ブロック識別符号を1ブロック毎に検出することによりブロック同期をとることができ、又、272ブロック毎に(ブロック識別符号BIC4の次にBIC1を検出することにより)フレーム同期をとることができる。又、データブロックにはCRC符号が含まれているから1ブロック毎にCRCチェックを行うことができる。更に、誤り検出訂正用のパリティ(縦符号、横符号)が含まれているから、これらパリティを用いて誤り検出及び誤り訂正処理(縦訂正、横訂正)を行うことができる。
VICS情報は情報量が多いため、フレームの全ブロックを用いて送信されるが、DGPS情報は情報量が少ないため、フレーム先頭の2ブロックのみを用いて送信される。
【0006】
図4(a)はDGPSデータのブロック構成であり、176ビットのデータブロック(図3の190ビットのデータブロックから14ビットのCRCブロックを除いたもの)のフォーマットを示しており、16ビットのプリフィックス51と160ビットあるいは144ビットのDGPSセグメント52,53と16ビットのCRC54で構成されている。プリフィックス51は、図4(b)に示すように、
▲1▼サービス識別部51a、
▲2▼復号識別フラグ(”1”は横方向のみ復号、”0”横縦横復号)51b、
▲3▼データグループの終了を示す情報終了フラグ(”1”は終了)51c、
▲4▼データグループが更新されていることを示す更新フラグ51d、
▲5▼データグループ番号部51e、
▲6▼データパケット番号部51fで構成されている。
【0007】
DGPS情報のプリフィックス51は、
(1) サービス識別 :1011
(2) 復号識別フラグ :1
(3) データグループ番号:1100
である。
図5はDGPS情報のセグメント構成であり、DGPSセグメントは160+144ビットの304ビットから構成され、先頭の16ビットは以下の内容
(1) セグメント識別 :1101(D)
(2) セグメント長 :1111(F)
(3) 拡張セグメント長:00100100
となっている。
以上より、プリフィックス51と次の16ビットを参照することによりDGPS情報を識別することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
現在、DGPS情報はJFN系列のFM多重局が送信し、VICS情報はNHK系列のFM多重局が送信するようになっている。このため、FM多重放送受信機としては、2つの受信機を使用する構成及び1つの受信機を切り替えて利用する構成が考えられている。VICS情報とDGPS情報を受信するために2つの受信機を使うのはコスト、スペースの点で問題がある。そこで、1つの受信機を切り替えて使用することになるが、図6に示すようにNHK系列のFM多重局とJFN系列のFM多重局の間でフレーム同期タイミングが一致していない。このため、VICS情報を受信している時にDGPS情報を取得するためには、以下の手順を踏まなければならない。すなわち、▲1▼タイミング(a)で受信周波数をJFN系列のFM多重局の周波数に変更する。▲2▼ついで、JFN系列のFM多重局からFM多重データを受信してフレーム/ブロック同期を確立し、同期確立後に2パケットのDGPS情報を取得する。▲3▼DGPS情報取得後、タイミング(b)で受信周波数をNHK系列のFM多重局の周波数に変更する。▲4▼ついで、NHK系列のFM多重局からFM多重データを受信してフレーム/ブロック同期を確立し、VICS情報の受信を再開する。以後、上記手順を繰り返して、DGPS情報及びVICS情報を受信する。
【0009】
しかし、かかる方法ではDGPS情報受信に切り替えた後再びVICS情報を受信できるようになるまでの期間が長くなる。このため、パリティ(縦符号、横符号)による誤り訂正能力を越えてVICS情報が欠落し、VICSフレーム情報が失われ、次の再送出まで数分間待つ必要があり、VICS情報表示が遅れる問題がある。
以上から、本発明の目的はVICS情報を失うことなく、DGPS情報の受信が可能なFM多重放送の受信方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題は本発明によれば、別々の放送局よりFM多重で放送されるDGPS情報とVICS情報を1つの受信機で受信するFM多重放送データ受信方法において、DGPS情報を放送するFM多重放送局からのFM多重放送データのフレーム同期タイミングとVICS情報を放送するFM多重放送局からのFM多重放送データのフレーム同期タイミングの時間差を測定し、VICS情報を放送するFM多重放送データを前記時間差分遅延してフレーム同期タイミングを一致させるフレームタイミング一致回路を設け、VICS情報を放送するFM多重放送局からのFM多重放送データの受信中において、前記フレームタイミング一致回路の出力よりVICS情報を取り出すと共に、該VICS情報のフレーム同期が検出された時、受信局をDGPS情報を放送するFM多重放送局に切り替え、前記フレームタイミング一致回路の出力よりDGPS情報を取り出し、該DGPS情報の受信完了後、VICS情報を放送するFM多重放送局に受信局を切り替えること、により達成される。
【0011】
【発明の実施の形態】
(a)実施例のFM多重放送受信機の構成
図1は本発明の実施例のFM多重放送受信機の構成図である。FM多重放送受信機は、FM放送信号を受信し、該FM放送信号に多重されて送られてくるVICS情報、DGPS情報、文字情報等のFM多重放送データを分離、復調してナビゲーションシステムに渡し、あるいはディスプレイ装置に表示する。
図中、1はアンテナ、4はフロントエンド(F/E)であり図示しないがアンテナ同調回路や高周波増幅回路、局部発振器、混合器等を有している。5はPLL回路、6はローパスフィルタ、7は中間周波増幅/FM検波器(IF/DET)である。PLL回路5、ローパスフィルタ6及びフロントエンド4内蔵の局部発振器は電子選局装置を構成し、局部発振器を受信周波数(選局操作で選択されたFM放送局の周波数)に応じた周波数で発振させ、フロントエンド4内の混合器により中間周波数信号を出力するようになっている。
【0012】
8はFM検波信号からL−MSK変調信号成分を取り出すフィルタ回路(バンドパスフィルタ)、9はL−MSK変調信号よりビットクロックCLの再生とビットデータDT列の復調を行うL−MSK復調回路、10はフレームタイミング一致回路であり、データの方路を切り替えるスイッチ10a,10bと、VICS情報とDGPS情報のフレーム同期タイミングの時間差d(図6参照)が設定される遅延回路10cを有している。図6に示すように、VICS情報のフレーム同期タイミングがDGPS情報のフレーム同期タイミングより時間d早いものとすると、時間dが遅延回路10cに設定される。又、VICS受信時にスイッチ10a,10bはA側に接続し、DGPS情報受信時にB側に接続する。これにより、VICS情報は遅延回路10cで時間d遅延し、フレームタイミング一致回路10の出力側で、VICS情報とDGPS情報のフレーム同期タイミングが一致するようになる。
【0013】
11はブロック同期とフレーム同期の検出を行う同期回路、12は訂正処理部、13はVICS情報及びDGPS情報を記憶するRAMである。訂正処理部12は、CRCチェック部12aと、VICS情報に対して横訂正/縦訂正を行うと共に、DGPS情報に対して横訂正を行う誤り検出訂正部12bを備えている。CRCチェック部12aは1ブロック毎のCRCチェックを行い、誤り検出訂正部12bは同期回路から入力したブロック同期とフレーム同期の検出信号に基づいてVICS情報及びDGPS情報をRAM13に一時記憶し、しかる後、パリティ符号を用いてVICS情報には横訂正→縦訂正→横訂正を行い、DGPS情報には横訂正を行う。
【0014】
21はプロセッサ(CPU)であり、遅延時間設定制御、VICS情報/DGPS情報の受信制御、文字情報表示制御、選局制御等を行うもの、22は基準クロック発生部、23はカウンタであり、遅延時間設定制御においてVICS情報のフレーム同期タイミングが検出された時に零にクリアされ、以後、基準クロックCrをカウントするものである。基準クロックCrは例えばビットクロック CLの周波数の8倍の周波数を有し、カウンタ23は1フレーム期間を計数し、例えば、最大288×272×8まで計数できるようになっている。
24は受信したFM多重データ(VICS情報、DGPS情報、文字放送番組情報等)を記憶するメモリ、25はユーザが選局操作を行ったり、所望の文字放送番組の選択等を行う操作部、26は文字情報(ニュース、天気予報、VICSレベル1表示等)を画面に表示するディスプレイ装置である。
【0015】
(b)遅延時間設定及びVICS/DGPS情報受信制御
図2は本発明の遅延時間設定及びVICS/DGPS情報受信制御の処理フローである。
まず、CPU21はVICS情報放送局が放送するFM多重データのフレーム同期タイミングとDGPS情報放送局が放送するFM多重データのフレーム同期タイミングの差dを測定して遅延回路10cに設定する。すなわち、CPU21はフロントエンド4がVICS情報放送局(NHK系列FM多重局)に同調するように電子選局制御を行い、かつ、スイッチ10a,10bがB,B側を選択するよう制御する(ステップ101)。
【0016】
この結果、同期回路11はVICS情報放送局からのFM多重データを入力され、フレーム同期を検出するとその旨をCPU21に通知すると共に、カウンタ23を零にクリアする。以後、カウンタ23は基準クロックCrを計数する(ステップ102)。CPU21はVICS情報放送局のフレーム同期検出通知により、直ちに、フロントエンド4がDGPS情報放送局(JFN系列FM多重局)に同調するように電子選局制御を行う(ステップ103)。
この結果、同期回路11はDGPS情報放送局からのFM多重データを入力され、フレーム同期を検出するとその旨をCPU21に通知すると共に、カウンタ23の計数動作を停止する。CPU21はDGPS情報放送局のフレーム同期検出通知により、直ちに、カウンタ23の計数値を読み取る(ステップ104)。この計数値は、VICS情報のフレーム同期検出からDGPS情報のフレーム同期検出するまでの時間dに相当する。
【0017】
ついで、CPU21は計数値に応じた遅延時間を遅延回路10cに設定する(ステップ105)。例えば、遅延回路10cが288×272×8のシフトレジスタであれば、計数値をそのままシフトレジスタにセットし、あるいは、288×272のシフトレジスタであれば計数値を1/8した値をシフトレジスタにセットする。
かかる状態において、CPU21はフロントエンド4がVICS情報放送局(NHK系列FM多重局)に同調するように電子選局制御を行い、かつ、スイッチ10a,10bがA,A側を選択するよう制御する(ステップ106)。
これにより、L−MSK復調回路9で復調されたFM多重データ(VICS情報)は遅延回路10cで時間dだけ遅延して同期回路11及び訂正処理部12に入力する。同期回路11はブロック同期、フレーム同期検出を行い(同期確立)、訂正処理部12はフレーム同期が検出されるまで受信したFM多重データ(VICS情報)をRAM13のVICS情報記憶域に順次格納する(ステップ107,108)。
【0018】
同期回路11はフレーム同期を検出するとCPU21に通知する。VICS情報のフレーム同期検出により、CPU21はフロントエンド4がDGPS情報放送局(JFN系列FM多重局)に同調するように電子選局制御を行い、かつ、スイッチ10a,10bがB,B側を選択するよう制御する(ステップ109)。以後、L−MSK復調回路9で復調されたFM多重データ(DGPS情報)は遅延することなく同期回路11及び訂正処理部12に入力する。同期回路11は既にVICS情報の受信時に同期を確立しているから、ブロック同期を検出すれば、直ちにブロック同期信号を訂正処理部12に入力する。これにより、訂正処理部12は該ブロック同期信号に同期してフレーム先頭2パケットのDGPS情報の受信を開始し(ステップ110)、該2パケットのDGPS情報をRAM12のDGPS情報記憶域に格納し、しかる後、DGPS情報の受信完了をCPU23に通知する(ステップ111)。
【0019】
CPU21はDGPS情報の受信完了により、ステップ106以降の処理を繰り返す。すなわち、CPU21はJFN系列FM多重局よりNHK系列FM多重局に受信局を切り替え、かつ、スイッチ10a、10bをA側に切り替え、VICS情報の受信を行わせる。この場合、同期回路11は既にVICS情報の受信時に同期を確立しているから、ブロック同期を検出すれば、直ちにブロック同期信号を訂正処理部12に入力する。これにより、訂正処理部12は該ブロック同期信号に同期してVICS情報をRAM13のVICS情報記憶域に順次格納する。
【0020】
以上により、1フレーム分のVICS情報を取り込めば、誤り検出訂正部12bは、まず、RAM13に記憶されている2ブロック分のDGPS情報に対して横訂正を施し、訂正結果をCPU21に送信する。ついで、誤り訂正部12bは、RAM13に記憶されている1フレーム分のVICS情報に対し横訂正→縦訂正→横訂正を行って、DGPS情報受信中に受信できなかったいくつかのパケットのVICS情報を復元し、VICS情報をCPU21に送信する。CPU21は受信したVICS情報及びDGPS情報をメモリ24に記憶し、適宜、これら情報をナビゲーションコントローラに送信する。
【0021】
以上では、VICS情報のフレーム同期タイミング発生時刻からDGPS情報のフレーム同期タイミング発生時刻までの時間を遅延時間として設定し、VICS情報を遅延したが、逆にしても良い。すなわち、DGPS情報のフレーム同期タイミング発生時刻からVICS情報のフレーム同期タイミング発生時刻までの時間を遅延時間として設定し、DGPS情報を遅延するように構成することもできる。
以上、本発明を実施例により説明したが、本発明は請求の範囲に記載した本発明の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明はこれらを排除するものではない。
【0022】
【発明の効果】
以上本発明によれば、DGPS情報の受信により失われるVICS情報量を少なくできるため、誤り訂正処理(横訂正/縦訂正/横訂正処理)により失われたVICS情報を復元することができる。このため、VICS情報が失われて該VICS情報の表示が遅延するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のFM多重放送受信機の構成図である。
【図2】遅延時間設定及びVICS/DGPS情報受信制御フローである。
【図3】FM多重データのフレーム構成図である。
【図4】DGPSデータの構成図である。
【図5】DGPSセグメント内容説明図である。
【図6】VICS情報及びDGPS情報のフレーム同期タイミング説明図である。
【符号の説明】
4・・フロントエンド(F/E)
5・・PLL回路
7・・中間周波増幅/FM検波器(IF/DET)
8・・フィルタ回路
9・・L−MSK復調回路
10・・フレーム同期タイミング一致回路
10a,10b・・スイッチ
10c・・遅延回路
11・・同期回路
12・・訂正処理部
13・・RAM
21・・プロセッサ(CPU)
22・・基準クロック発生部
23・・カウンタ
Claims (1)
- 別々の放送局よりFM多重で放送されるDGPS情報とVICS情報を1つの受信機で受信するFM多重放送データ受信方法において、
DGPS情報を放送するFM多重放送局からのFM多重放送データのフレーム同期タイミングとVICS情報を放送するFM多重放送局からのFM多重放送データのフレーム同期タイミングの時間差を測定し、VICS情報を放送するFM多重放送データを前記時間差分遅延してフレーム同期タイミングを一致させるフレームタイミング一致回路を設け、
VICS情報を放送するFM多重放送局からのFM多重放送データの受信中において、前記フレームタイミング一致回路の出力よりVICS情報を取り出すと共に、該VICS情報のフレーム同期が検出された時、受信局をDGPS情報を放送するFM多重放送局に切り替え、
前記フレームタイミング一致回路の出力よりDGPS情報を取り出し、該DGPS情報の受信完了後、VICS情報を放送するFM多重放送局に受信局を切り替えることを特徴とするFM多重放送データ受信方法。
Priority Applications (1)
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JP26941497A JP3588236B2 (ja) | 1997-10-02 | 1997-10-02 | Fm多重放送データ受信方法 |
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JPH11112369A JPH11112369A (ja) | 1999-04-23 |
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