JPH11107083A - 糸用加熱装置 - Google Patents
糸用加熱装置Info
- Publication number
- JPH11107083A JPH11107083A JP9263632A JP26363297A JPH11107083A JP H11107083 A JPH11107083 A JP H11107083A JP 9263632 A JP9263632 A JP 9263632A JP 26363297 A JP26363297 A JP 26363297A JP H11107083 A JPH11107083 A JP H11107083A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating
- yarn
- spaces
- heater
- heating spaces
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D02—YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
- D02G—CRIMPING OR CURLING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, OR YARNS; YARNS OR THREADS
- D02G1/00—Producing crimped or curled fibres, filaments, yarns, or threads, giving them latent characteristics
- D02G1/02—Producing crimped or curled fibres, filaments, yarns, or threads, giving them latent characteristics by twisting, fixing the twist and backtwisting, i.e. by imparting false twist
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D02—YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
- D02J—FINISHING OR DRESSING OF FILAMENTS, YARNS, THREADS, CORDS, ROPES OR THE LIKE
- D02J13/00—Heating or cooling the yarn, thread, cord, rope, or the like, not specific to any one of the processes provided for in this subclass
- D02J13/003—Heating or cooling the yarn, thread, cord, rope, or the like, not specific to any one of the processes provided for in this subclass by contact with at least one stationary surface, e.g. a plate
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D02—YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
- D02J—FINISHING OR DRESSING OF FILAMENTS, YARNS, THREADS, CORDS, ROPES OR THE LIKE
- D02J13/00—Heating or cooling the yarn, thread, cord, rope, or the like, not specific to any one of the processes provided for in this subclass
- D02J13/001—Heating or cooling the yarn, thread, cord, rope, or the like, not specific to any one of the processes provided for in this subclass in a tube or vessel
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】加熱効率が良く、且つ製作がし易い加熱装置を
提供する。 【解決手段】糸が通る加熱空間を2つ備え、2つの加熱
空間10a及び10bの間に設けられた加熱体部分13
aを他の部分13から着脱自在とする。これにより、糸
の十分な加熱を行うことができ、しかも加熱体の製作が
容易となる。また2本の糸が通る加熱空間10a及び1
0bの両側面に加熱体17,17を配置する。これによ
り、加熱空間10a及び10bの両側面から糸に対して
放射加熱が行われるので、加熱空間の全体を均一加熱す
ることができる。更に、糸が通る加熱空間10a及び1
0bを糸挿入口に向かって細く形成し、その加熱空間1
3a及び13bに面する壁面を平面にすることにより、
壁面の製作が容易である。
提供する。 【解決手段】糸が通る加熱空間を2つ備え、2つの加熱
空間10a及び10bの間に設けられた加熱体部分13
aを他の部分13から着脱自在とする。これにより、糸
の十分な加熱を行うことができ、しかも加熱体の製作が
容易となる。また2本の糸が通る加熱空間10a及び1
0bの両側面に加熱体17,17を配置する。これによ
り、加熱空間10a及び10bの両側面から糸に対して
放射加熱が行われるので、加熱空間の全体を均一加熱す
ることができる。更に、糸が通る加熱空間10a及び1
0bを糸挿入口に向かって細く形成し、その加熱空間1
3a及び13bに面する壁面を平面にすることにより、
壁面の製作が容易である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、延伸仮撚機等に用
いられる糸用加熱装置に関するもので、特に合糸用加熱
装置に関するものである。
いられる糸用加熱装置に関するもので、特に合糸用加熱
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、延伸仮撚機において、複数本の糸
を合糸するような場合は、各糸をそれぞれ別々の加熱空
間に通すようにしている。最近、機台の省スペース化の
要求から、複数本の糸を同じ加熱空間に通すようにした
糸用加熱装置が開発された。
を合糸するような場合は、各糸をそれぞれ別々の加熱空
間に通すようにしている。最近、機台の省スペース化の
要求から、複数本の糸を同じ加熱空間に通すようにした
糸用加熱装置が開発された。
【0003】而して、この加熱装置3は、図6の断面図
に示すように、アウターケース7内に第1の断熱材8を
充填し、更にその中にインナーケース9を配設し、イン
ナーケース9内に加熱空間10を備えた第2の断熱材1
1を配設している。加熱空間10及び第2の断熱材11
の下面側は開口して外部へ臨んでいる。また加熱空間1
0内には、2つのシーズヒーター12を埋設してなる加
熱体13が配設されており、この加熱体13の下面側に
は加熱空間10を左右2つの加熱空間10a及び10b
に分割する中央の断熱材14が設けられている。そし
て、二つの加熱空間10a及び10b内には、それぞれ
糸ガイド15が適当な間隔をおいて複数個配設されてい
る。糸ガイド15は、加熱空間の両側部の第2の断熱材
11に取り付けられている。
に示すように、アウターケース7内に第1の断熱材8を
充填し、更にその中にインナーケース9を配設し、イン
ナーケース9内に加熱空間10を備えた第2の断熱材1
1を配設している。加熱空間10及び第2の断熱材11
の下面側は開口して外部へ臨んでいる。また加熱空間1
0内には、2つのシーズヒーター12を埋設してなる加
熱体13が配設されており、この加熱体13の下面側に
は加熱空間10を左右2つの加熱空間10a及び10b
に分割する中央の断熱材14が設けられている。そし
て、二つの加熱空間10a及び10b内には、それぞれ
糸ガイド15が適当な間隔をおいて複数個配設されてい
る。糸ガイド15は、加熱空間の両側部の第2の断熱材
11に取り付けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記加熱装
置3では、加熱体13から糸ガイド15の内側溝15a
又は外側溝15bにかけわたされる糸までの距離が遠
く、糸を十分に加熱できないという欠点があった。
置3では、加熱体13から糸ガイド15の内側溝15a
又は外側溝15bにかけわたされる糸までの距離が遠
く、糸を十分に加熱できないという欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は従来の前記課題
に鑑みてこれを改良除去したものであって、加熱効率が
良く、且つ製作し易い加熱装置を提供せんとするもので
ある。
に鑑みてこれを改良除去したものであって、加熱効率が
良く、且つ製作し易い加熱装置を提供せんとするもので
ある。
【0006】而して、前記課題を解決するために本発明
が採用した請求項1の手段は、糸が通る加熱空間を2つ
備え、2つの加熱空間の間に設けられた加熱体部分を他
の部分から着脱自在としたことを特徴とする糸用加熱装
置である。この装置は、従来装置と比較して糸を十分に
加熱することが可能である。また加熱体部分を一体的に
設けたものと比較して加熱体が製作し易く、加熱体の反
りを抑えることができる。
が採用した請求項1の手段は、糸が通る加熱空間を2つ
備え、2つの加熱空間の間に設けられた加熱体部分を他
の部分から着脱自在としたことを特徴とする糸用加熱装
置である。この装置は、従来装置と比較して糸を十分に
加熱することが可能である。また加熱体部分を一体的に
設けたものと比較して加熱体が製作し易く、加熱体の反
りを抑えることができる。
【0007】また本発明が採用した請求項2の手段は、
2本の糸が通る加熱空間の両側面に加熱体を配置したこ
とを特徴とする糸用加熱装置である。この場合は、2本
の糸を十分に、且つ均一に加熱することが可能である。
2本の糸が通る加熱空間の両側面に加熱体を配置したこ
とを特徴とする糸用加熱装置である。この場合は、2本
の糸を十分に、且つ均一に加熱することが可能である。
【0008】更に本発明が採用した請求項3の手段は、
糸が通る加熱空間を糸挿入口に向かって細く形成し、そ
の加熱空間に面する壁面を平面に形成した糸用加熱装置
である。壁面が直線的な平面であり、その製作が容易で
ある。
糸が通る加熱空間を糸挿入口に向かって細く形成し、そ
の加熱空間に面する壁面を平面に形成した糸用加熱装置
である。壁面が直線的な平面であり、その製作が容易で
ある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の構成を図面に示
す発明の実施の形態に基づいて説明すると次の通りであ
る。なお、従来の場合と同一符号は同一部材である。図
1は本発明の第1の実施の形態に係る加熱装置16の縦
断面図である。同図に示す如く、この加熱装置16は、
2つの加熱空間10a及び10bを有し、各加熱空間1
0a及び10bにはそれぞれ2本の糸が通されるように
なっている。そして、加熱空間10a及び10bの外側
にそれぞれ設けた断熱部材11の内面側に、加熱体13
と同じ材質の真鍮等で成形された加熱体17,17を取
り付けている。
す発明の実施の形態に基づいて説明すると次の通りであ
る。なお、従来の場合と同一符号は同一部材である。図
1は本発明の第1の実施の形態に係る加熱装置16の縦
断面図である。同図に示す如く、この加熱装置16は、
2つの加熱空間10a及び10bを有し、各加熱空間1
0a及び10bにはそれぞれ2本の糸が通されるように
なっている。そして、加熱空間10a及び10bの外側
にそれぞれ設けた断熱部材11の内面側に、加熱体13
と同じ材質の真鍮等で成形された加熱体17,17を取
り付けている。
【0010】また加熱空間10a及び10bを区画する
加熱体13のうちの中央の加熱体部分13aを分割可能
とし、ボルト18により加熱体13へ脱着自在としてい
る。この加熱体部分13aには、糸ガイド15が螺子込
み方式等により脱着自在に取り付けられている。そし
て、2つの加熱空間10a及び10b内に位置する糸ガ
イド15,15の内側溝15a又は外側溝15bにかけ
られる各糸は、それぞれシーズヒーター12,12から
等距離になるようにシーズヒーター12,12との位置
関係が設定されている。更に、加熱空間10a及び10
bを形成する断熱材11及び14の内面は直線状に形成
されている。このように、中央の加熱体部分13aをボ
ルト18で脱着自在とすることにより、その取付作業が
容易であり、またこの加熱体部分13aへ糸ガイド15
を取り付けることで、糸ガイド15のメンテナンスも容
易である。しかも、糸ガイド15を中央の加熱体部分1
3aへ取り付けることにより、糸ガイド15を効率良く
加熱することも可能である。更にまた断熱材11及び1
4の内面側を直線状に形成することで、その加工が容易
である。
加熱体13のうちの中央の加熱体部分13aを分割可能
とし、ボルト18により加熱体13へ脱着自在としてい
る。この加熱体部分13aには、糸ガイド15が螺子込
み方式等により脱着自在に取り付けられている。そし
て、2つの加熱空間10a及び10b内に位置する糸ガ
イド15,15の内側溝15a又は外側溝15bにかけ
られる各糸は、それぞれシーズヒーター12,12から
等距離になるようにシーズヒーター12,12との位置
関係が設定されている。更に、加熱空間10a及び10
bを形成する断熱材11及び14の内面は直線状に形成
されている。このように、中央の加熱体部分13aをボ
ルト18で脱着自在とすることにより、その取付作業が
容易であり、またこの加熱体部分13aへ糸ガイド15
を取り付けることで、糸ガイド15のメンテナンスも容
易である。しかも、糸ガイド15を中央の加熱体部分1
3aへ取り付けることにより、糸ガイド15を効率良く
加熱することも可能である。更にまた断熱材11及び1
4の内面側を直線状に形成することで、その加工が容易
である。
【0011】このように構成された加熱装置16では、
2つの加熱空間10a及び10bに加熱体17,17を
設けることで、下面側を除く、シーズヒーター12,1
2側の上面と、両側面との三面から加熱することがで
き、加熱効率に優れ、高温度の加熱が可能となり、また
加熱空間10a及び10bの雰囲気温度を均一に加熱す
ることが可能である。
2つの加熱空間10a及び10bに加熱体17,17を
設けることで、下面側を除く、シーズヒーター12,1
2側の上面と、両側面との三面から加熱することがで
き、加熱効率に優れ、高温度の加熱が可能となり、また
加熱空間10a及び10bの雰囲気温度を均一に加熱す
ることが可能である。
【0012】また本実施の形態に係る加熱装置16で
は、糸の捲縮性と、ヒーター12の加熱温度とが、図2
に示すような関係を有している。すなわち、同じ加熱温
度に対して糸ガイド15の内外溝15a及び15bにお
ける糸の捲縮性の差はほとんどない。このことから、加
熱空間10a及び10bの雰囲気温度がほぼ一定に加熱
されていることが明らかである。これは、両側の加熱体
17,17を取り除いた加熱装置(中央の加熱体部分1
3aは設けている)の同じ特性を示す図5と比較すれば
明らかである。更に、図3は、糸の捲縮性と、ヒーター
12の加熱温度との関係を、比較装置と対比した場合を
示すものであり、同図の図(A)は600m/分で糸を
搬送した場合のもの、図(B)は800m/分で糸を搬
送した場合のものである。なお、捲縮性は、糸ガイド1
5の内外溝15a及び15bにおける糸の平均値を示し
ている。この図3から明らかなように、本実施の形態に
係る加熱装置16では、比較装置の場合よりも、糸の捲
縮性に優れており、糸が加熱空間10a及び10bにお
いて、比較装置よりも多く加熱されている。
は、糸の捲縮性と、ヒーター12の加熱温度とが、図2
に示すような関係を有している。すなわち、同じ加熱温
度に対して糸ガイド15の内外溝15a及び15bにお
ける糸の捲縮性の差はほとんどない。このことから、加
熱空間10a及び10bの雰囲気温度がほぼ一定に加熱
されていることが明らかである。これは、両側の加熱体
17,17を取り除いた加熱装置(中央の加熱体部分1
3aは設けている)の同じ特性を示す図5と比較すれば
明らかである。更に、図3は、糸の捲縮性と、ヒーター
12の加熱温度との関係を、比較装置と対比した場合を
示すものであり、同図の図(A)は600m/分で糸を
搬送した場合のもの、図(B)は800m/分で糸を搬
送した場合のものである。なお、捲縮性は、糸ガイド1
5の内外溝15a及び15bにおける糸の平均値を示し
ている。この図3から明らかなように、本実施の形態に
係る加熱装置16では、比較装置の場合よりも、糸の捲
縮性に優れており、糸が加熱空間10a及び10bにお
いて、比較装置よりも多く加熱されている。
【0013】図4は、本発明の第2の実施の形態に係る
加熱装置19の断面図である。この加熱装置19は、ア
ウターケース7内に第1の断熱材8を充填し、更にその
中にインナーケース9を配設し、インナーケース9内に
加熱空間10を備えた第2の断熱材11を配設してい
る。加熱空間10及び第2の断熱材11の下面側は開口
して外部へ臨んでいる。また加熱空間10内には、2つ
のシーズヒーター12を埋設してなる加熱体13が配設
されており、この加熱体13の下面側には加熱空間10
を左右2つの加熱空間10a及び10bに分割する中央
の加熱体部分13aが取り付けられている。更に、この
中央の加熱体部分13aの下面側には断熱材14が設け
られている。そして、二つの加熱空間10a及び10b
内には、それぞれ糸ガイド15が適当な間隔をおいて複
数個配設され、前記中央の加熱体部分13aに螺子込み
式等により脱着自在に取り付けられている。
加熱装置19の断面図である。この加熱装置19は、ア
ウターケース7内に第1の断熱材8を充填し、更にその
中にインナーケース9を配設し、インナーケース9内に
加熱空間10を備えた第2の断熱材11を配設してい
る。加熱空間10及び第2の断熱材11の下面側は開口
して外部へ臨んでいる。また加熱空間10内には、2つ
のシーズヒーター12を埋設してなる加熱体13が配設
されており、この加熱体13の下面側には加熱空間10
を左右2つの加熱空間10a及び10bに分割する中央
の加熱体部分13aが取り付けられている。更に、この
中央の加熱体部分13aの下面側には断熱材14が設け
られている。そして、二つの加熱空間10a及び10b
内には、それぞれ糸ガイド15が適当な間隔をおいて複
数個配設され、前記中央の加熱体部分13aに螺子込み
式等により脱着自在に取り付けられている。
【0014】この加熱装置19では、各糸ガイド15に
かけわたされた糸の加熱は、2つのシーズヒーター12
から加熱体13及び加熱体部分13aを通じて伝熱さ
れ、加熱空間10a及び10bへ放射される放射熱と加
熱体部分13aからの直接の伝熱によって行われる。そ
のため、従来の場合よりも図6に示す従来の加熱装置3
の場合よりも加熱効率に優れている。図5は、この第2
の実施の形態に係る加熱装置19における糸の捲縮性
と、ヒーター12の加熱温度との関係を示す特性図であ
る。なお、図5において、INはガイド15の内側の溝
15aに糸をかけた場合を示すものであり、OUTは外
側の溝15bに糸をかけた場合である。測定は、糸の搬
送速度を600m/分の場合と、800m/分の場合と
の二つの場合について行った。
かけわたされた糸の加熱は、2つのシーズヒーター12
から加熱体13及び加熱体部分13aを通じて伝熱さ
れ、加熱空間10a及び10bへ放射される放射熱と加
熱体部分13aからの直接の伝熱によって行われる。そ
のため、従来の場合よりも図6に示す従来の加熱装置3
の場合よりも加熱効率に優れている。図5は、この第2
の実施の形態に係る加熱装置19における糸の捲縮性
と、ヒーター12の加熱温度との関係を示す特性図であ
る。なお、図5において、INはガイド15の内側の溝
15aに糸をかけた場合を示すものであり、OUTは外
側の溝15bに糸をかけた場合である。測定は、糸の搬
送速度を600m/分の場合と、800m/分の場合と
の二つの場合について行った。
【0015】ところで、本発明は上述した実施の形態に
限定されるものではなく、適宜の変更が可能である。例
えば、合糸機は仮撚り加工の施されていない糸を対象と
し、仮撚りを与えると同時に本加熱装置で加熱し、合糸
するようなものであってもよい。
限定されるものではなく、適宜の変更が可能である。例
えば、合糸機は仮撚り加工の施されていない糸を対象と
し、仮撚りを与えると同時に本加熱装置で加熱し、合糸
するようなものであってもよい。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明にあっては、
糸が通る加熱空間を2つ備え、2つの加熱空間の間に設
けられた加熱体部分を他の部分から着脱自在としたか
ら、従来装置と比較して糸を十分に加熱することが可能
である。また加熱体部分を一体的に設けたものと比較し
て加熱体が製作し易く、加熱体の反りを抑えることがで
きる。
糸が通る加熱空間を2つ備え、2つの加熱空間の間に設
けられた加熱体部分を他の部分から着脱自在としたか
ら、従来装置と比較して糸を十分に加熱することが可能
である。また加熱体部分を一体的に設けたものと比較し
て加熱体が製作し易く、加熱体の反りを抑えることがで
きる。
【0017】また本発明にあっては、2本の糸が通る加
熱空間の両側面に加熱体を配置したから、2本の糸を十
分に、且つ均一に加熱することが可能である。
熱空間の両側面に加熱体を配置したから、2本の糸を十
分に、且つ均一に加熱することが可能である。
【0018】更に本発明にあっては、糸が通る加熱空間
を糸挿入口に向かって細く形成し、その加熱空間に面す
る壁面を平面に形成したから、壁面が直線的な平面であ
り、その製作が容易である。
を糸挿入口に向かって細く形成し、その加熱空間に面す
る壁面を平面に形成したから、壁面が直線的な平面であ
り、その製作が容易である。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る加熱装置を示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る装置における
糸の捲縮性とシーズヒーターの加熱温度との関係を示す
図面である。
糸の捲縮性とシーズヒーターの加熱温度との関係を示す
図面である。
【図3】本発明に係る装置と比較装置との加熱性能を比
較した図面である。
較した図面である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る加熱装置を示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る加熱装置にお
ける糸の捲縮性とシーズヒーターの加熱温度との関係を
示す図面である。
ける糸の捲縮性とシーズヒーターの加熱温度との関係を
示す図面である。
【図6】従来の加熱装置を示す縦断面図である。
10a…左側の加熱空間、10b…右側の加熱空間、1
2…シーズヒーター、13…加熱体、13a…中央の加
熱体部分、14…中央の断熱材、15…糸ガイド、16
…加熱装置、17…両側面の加熱体、18…ボルト
2…シーズヒーター、13…加熱体、13a…中央の加
熱体部分、14…中央の断熱材、15…糸ガイド、16
…加熱装置、17…両側面の加熱体、18…ボルト
Claims (3)
- 【請求項1】糸が通る加熱空間を2つ備え、2つの加熱
空間の間に設けられた加熱体部分を他の部分から着脱自
在としたことを特徴とする糸用加熱装置。 - 【請求項2】2本の糸が通る加熱空間の両側面に加熱体
を配置したことを特徴とする糸用加熱装置。 - 【請求項3】糸が通る加熱空間を糸挿入口に向かって細
く形成し、その加熱空間に面する壁面を平面に形成した
糸用加熱装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26363297A JP3358511B2 (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | 糸用加熱装置 |
TW089213406U TW500129U (en) | 1997-09-29 | 1998-08-10 | Yarn heating apparatus |
EP98116227A EP0905295A1 (en) | 1997-09-29 | 1998-08-27 | Yarn heating apparatus |
US09/143,103 US6138448A (en) | 1997-09-29 | 1998-08-28 | Yarn heating apparatus |
KR10-1998-0039244A KR100360192B1 (ko) | 1997-09-29 | 1998-09-22 | 실가열장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26363297A JP3358511B2 (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | 糸用加熱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11107083A true JPH11107083A (ja) | 1999-04-20 |
JP3358511B2 JP3358511B2 (ja) | 2002-12-24 |
Family
ID=17392208
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26363297A Expired - Fee Related JP3358511B2 (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | 糸用加熱装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6138448A (ja) |
EP (1) | EP0905295A1 (ja) |
JP (1) | JP3358511B2 (ja) |
KR (1) | KR100360192B1 (ja) |
TW (1) | TW500129U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100354463C (zh) * | 1999-05-29 | 2007-12-12 | 苏拉有限及两合公司 | 加热装置 |
JP2016056494A (ja) * | 2014-09-04 | 2016-04-21 | Tmtマシナリー株式会社 | 仮撚加工機 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018007292A1 (de) * | 2016-07-05 | 2018-01-11 | Oerlikon Textile Gmbh & Co. Kg | Heizvorrichtung |
WO2018007294A1 (de) * | 2016-07-08 | 2018-01-11 | Oerlikon Textile Gmbh & Co. Kg | Heizvorrichtung |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB332227A (ja) * | ||||
BE567120A (ja) * | 1957-04-25 | |||
CH562895A5 (ja) * | 1972-11-15 | 1975-06-13 | Dienes Honeywell Gmbh | |
DE2933087C2 (de) * | 1979-08-16 | 1986-10-02 | Barmag Barmer Maschinenfabrik Ag, 5630 Remscheid | Falschzwirn-Kräuselmaschine |
DE3301510A1 (de) * | 1982-02-04 | 1983-08-04 | Barmag Barmer Maschinenfabrik Ag, 5630 Remscheid | Heizeinrichtung fuer die erwaermung laufender faeden |
US4641504A (en) * | 1984-06-12 | 1987-02-10 | Barmag Barmer Maschinenfabrik Ag | Yarn heating chamber |
DE59005008D1 (de) * | 1989-12-01 | 1994-04-21 | Barmag Barmer Maschf | Falschzwirnkräuselmaschine zum Kräuseln von synthetischen Fäden. |
JP2571180B2 (ja) * | 1992-12-08 | 1997-01-16 | 東洋電機株式会社 | 仮撚り加工用加熱装置 |
JPH079984A (ja) * | 1993-06-29 | 1995-01-13 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 車輌用ブレーキ液圧制御弁 |
JP2991100B2 (ja) * | 1996-01-09 | 1999-12-20 | 村田機械株式会社 | 延伸仮撚り機の第1ヒーター装置 |
JPH09188925A (ja) * | 1996-01-09 | 1997-07-22 | Murata Mach Ltd | 仮撚機の二次ヒータ |
-
1997
- 1997-09-29 JP JP26363297A patent/JP3358511B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-08-10 TW TW089213406U patent/TW500129U/zh not_active IP Right Cessation
- 1998-08-27 EP EP98116227A patent/EP0905295A1/en not_active Withdrawn
- 1998-08-28 US US09/143,103 patent/US6138448A/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-09-22 KR KR10-1998-0039244A patent/KR100360192B1/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100354463C (zh) * | 1999-05-29 | 2007-12-12 | 苏拉有限及两合公司 | 加热装置 |
JP2016056494A (ja) * | 2014-09-04 | 2016-04-21 | Tmtマシナリー株式会社 | 仮撚加工機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TW500129U (en) | 2002-08-21 |
EP0905295A1 (en) | 1999-03-31 |
JP3358511B2 (ja) | 2002-12-24 |
KR100360192B1 (ko) | 2003-02-11 |
KR19990030032A (ko) | 1999-04-26 |
US6138448A (en) | 2000-10-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3015872A (en) | Apparatus for the heat treatment of running yarns | |
DE3573205D1 (en) | Electrical heating unit with heating element and method for its manufacture | |
JPS6238450B2 (ja) | ||
JPH11107083A (ja) | 糸用加熱装置 | |
JP2571180B2 (ja) | 仮撚り加工用加熱装置 | |
US5487224A (en) | Device for the heat treatment of moving yarns | |
KR100200939B1 (ko) | 광 섬유 결합기 | |
JP2991100B2 (ja) | 延伸仮撚り機の第1ヒーター装置 | |
JP2006509111A (ja) | 糸を加熱するための加熱装置 | |
JPH09188925A (ja) | 仮撚機の二次ヒータ | |
JP3317238B2 (ja) | 断熱材及びその製造方法 | |
JPH071083U (ja) | 合成繊維糸条の熱処理装置 | |
JP2006022411A (ja) | 合糸加工機の糸加熱装置 | |
JPH1193027A (ja) | 仮撚り加工用加熱方法及び装置 | |
JPH07278990A (ja) | 糸条熱処理装置 | |
JP2002220755A (ja) | 繊維機械の加熱装置 | |
JPH09296330A (ja) | 仮撚機の接触式二次ヒータ | |
EP0926524A1 (en) | Optical-fiber cable and manufacturing method thereof | |
SU934162A2 (ru) | Устройство дл тепловой обработки нити из химического и натурального волокон | |
JPH06207334A (ja) | 熱板の溝に穴を開けた合繊仮撚機 | |
JPS629337Y2 (ja) | ||
JPH079984U (ja) | 糸条熱処理装置の断熱板保持構造 | |
JPH09111561A (ja) | 合成繊維糸条の熱処理装置 | |
JP2655171B2 (ja) | 水密電線製造法 | |
JPH10195726A (ja) | ポリエステル繊維糸条の熱処理装置およびポリエステル繊維糸条の熱処理方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |