JP2655171B2 - 水密電線製造法 - Google Patents
水密電線製造法Info
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- JP2655171B2 JP2655171B2 JP63163223A JP16322388A JP2655171B2 JP 2655171 B2 JP2655171 B2 JP 2655171B2 JP 63163223 A JP63163223 A JP 63163223A JP 16322388 A JP16322388 A JP 16322388A JP 2655171 B2 JP2655171 B2 JP 2655171B2
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- JP
- Japan
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- watertight
- electric wire
- wire
- twisting
- manufacturing
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Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 13
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 19
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 6
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 4
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 238000002845 discoloration Methods 0.000 description 2
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
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- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)
- Manufacturing Of Electric Cables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は心線の撚合に際して、撚合と同時に心線間に
水密材を充填する水密電線製造法に係る。
水密材を充填する水密電線製造法に係る。
[従来の技術] 従来の水密電線製造法においては、第2図に示すよう
に6ケ撚の第1の撚線機1の入口側に第1の水密材押出
機2を配置して6ケ撚される素線間に水密材を充填し、
前記撚線機1と直列に設けた12ケ撚の第2の撚線機3の
入口側に第2の水密材押出機4を配置して同じく素線間
に水密材を充填するようにしている。第1、第2の各撚
線機1、3の出口側には超硬合金製および木製の撚口ダ
イス5、6がそれぞれ撚線機出口側から順に設けられ、
撚線の成形を行なうようになっている。
に6ケ撚の第1の撚線機1の入口側に第1の水密材押出
機2を配置して6ケ撚される素線間に水密材を充填し、
前記撚線機1と直列に設けた12ケ撚の第2の撚線機3の
入口側に第2の水密材押出機4を配置して同じく素線間
に水密材を充填するようにしている。第1、第2の各撚
線機1、3の出口側には超硬合金製および木製の撚口ダ
イス5、6がそれぞれ撚線機出口側から順に設けられ、
撚線の成形を行なうようになっている。
[発明が解決しようとする課題] しかして、従来の水密電線製造法においては、第1、
2の各撚線機1、3の出口側にそれぞれバーナ7を配置
し撚線の撚りをよく緊密にするため水密材をガス加熱し
軟化させるようにしている。
2の各撚線機1、3の出口側にそれぞれバーナ7を配置
し撚線の撚りをよく緊密にするため水密材をガス加熱し
軟化させるようにしている。
しかしこのガス加熱の方法では温度にばらつきがあ
り、また炎が直接銅線、水密材の当ることから銅線の変
色、水密材の劣化等が生じ易く、さらにガスの点火、消
化等の作業性がよくないという不都合が生じている。
り、また炎が直接銅線、水密材の当ることから銅線の変
色、水密材の劣化等が生じ易く、さらにガスの点火、消
化等の作業性がよくないという不都合が生じている。
なお、符号8は熱風機を示しており、各撚線機1およ
び3内に向って熱風を送り込むものである。
び3内に向って熱風を送り込むものである。
本発明は上記の事情に基づきなされたもので、水密材
を一定の温度で加熱でき、かつ作業性の良好な水密電線
製造法を提供する。
を一定の温度で加熱でき、かつ作業性の良好な水密電線
製造法を提供する。
[課題を解決するための手段] 本発明の水密電線製造法は、水密材を充填しながら素
線を撚り合わせて形成した内層上に、さらに水密材を充
填しながら素線を撚り付けて外層を形成する水密電線製
造法において、内層を形成する素線および外層を形成す
る素線をそれぞれ木製の撚り口ダイスにより集合させ、
さらに100〜200℃の温油により加熱された超硬合金製撚
り口ダイスにより外観成形することを特徴とする。
線を撚り合わせて形成した内層上に、さらに水密材を充
填しながら素線を撚り付けて外層を形成する水密電線製
造法において、内層を形成する素線および外層を形成す
る素線をそれぞれ木製の撚り口ダイスにより集合させ、
さらに100〜200℃の温油により加熱された超硬合金製撚
り口ダイスにより外観成形することを特徴とする。
第1図は本発明一実施例の模式図で、第2図と同一部
分には同一符号を付している。この図において、第1、
第2の各撚線機1、3の出口側には木製ダイス6、超硬
合金製ダイス5の順に設けられている。
分には同一符号を付している。この図において、第1、
第2の各撚線機1、3の出口側には木製ダイス6、超硬
合金製ダイス5の順に設けられている。
2ケ所の超硬合金製ダイス5は100〜200℃、好ましく
は160℃の温油により加熱される。この温油は温油循環
装置9により配管10を介して循環供給される。
は160℃の温油により加熱される。この温油は温油循環
装置9により配管10を介して循環供給される。
本発明においては、第1および第2の撚線機3で撚り
付けられた素線を木製ダイス6で集合し、常時、100〜2
00℃の温油で加熱された超硬合金製ダイス5で外観成形
を行う。
付けられた素線を木製ダイス6で集合し、常時、100〜2
00℃の温油で加熱された超硬合金製ダイス5で外観成形
を行う。
このようにすることにより、従来の製造法によるより
も水密材が一定温度で加熱されることから、内外両層間
の密着がよくなり、素線同士が緊密に接触するので、水
密材が均一に充填され水密性の優れた水密電線を得るこ
とができる。また温油を使用することにより水密材の加
熱温度を±5℃の範囲でコントロールできる。
も水密材が一定温度で加熱されることから、内外両層間
の密着がよくなり、素線同士が緊密に接触するので、水
密材が均一に充填され水密性の優れた水密電線を得るこ
とができる。また温油を使用することにより水密材の加
熱温度を±5℃の範囲でコントロールできる。
[発明の効果] 上記から明らかなように本発明の製造法によれば、水
密材を温油で加熱することにより、水密材の加熱温度を
±5℃の範囲でコントロールすることができ、銅線の変
色、水密材の劣化等がなく水密性の優れた水密電線を得
ることができる。また温油循環方式であることから、操
作が簡単で作業が良い。
密材を温油で加熱することにより、水密材の加熱温度を
±5℃の範囲でコントロールすることができ、銅線の変
色、水密材の劣化等がなく水密性の優れた水密電線を得
ることができる。また温油循環方式であることから、操
作が簡単で作業が良い。
第1図は本発明一実施例の模式的説明図、第2図は従来
の製造法の模式的説明図である。 1……第1の撚線機 2,4……水密押出機 3……第2の撚線機 5……超硬合金製ダイス 6……木製ダイス 9……温油循環装置
の製造法の模式的説明図である。 1……第1の撚線機 2,4……水密押出機 3……第2の撚線機 5……超硬合金製ダイス 6……木製ダイス 9……温油循環装置
Claims (1)
- 【請求項1】水密材を充填しながら素線を撚り合わせて
形成した内層上に、さらに水密材を充填しながら素線を
撚り付けて外層を形成する水密電線製造法において、前
記内層を形成する素線および前記外層を形成する素線を
それぞれ木製の撚り口ダイスにより集合させ、さらに10
0〜200℃の温油により加熱された超硬合金製撚り口ダイ
スにより外観成形することを特徴とする水密電線製造
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63163223A JP2655171B2 (ja) | 1988-06-30 | 1988-06-30 | 水密電線製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63163223A JP2655171B2 (ja) | 1988-06-30 | 1988-06-30 | 水密電線製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0212712A JPH0212712A (ja) | 1990-01-17 |
JP2655171B2 true JP2655171B2 (ja) | 1997-09-17 |
Family
ID=15769658
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63163223A Expired - Lifetime JP2655171B2 (ja) | 1988-06-30 | 1988-06-30 | 水密電線製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2655171B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB9305688D0 (en) * | 1993-03-19 | 1993-05-19 | British Aerospace | A fibre optic gyroscope sensing coil |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0657844B2 (ja) * | 1985-06-30 | 1994-08-03 | 株式会社島津製作所 | 真空熱処理炉の安全装置 |
-
1988
- 1988-06-30 JP JP63163223A patent/JP2655171B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0212712A (ja) | 1990-01-17 |
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