JPH07278990A - 糸条熱処理装置 - Google Patents
糸条熱処理装置Info
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- JPH07278990A JPH07278990A JP6376894A JP6376894A JPH07278990A JP H07278990 A JPH07278990 A JP H07278990A JP 6376894 A JP6376894 A JP 6376894A JP 6376894 A JP6376894 A JP 6376894A JP H07278990 A JPH07278990 A JP H07278990A
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- Japan
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- heat treatment
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- heat
- treatment apparatus
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- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 加熱ローラにより単糸デニールが太い糸条を
熱処理する場合であっても、糸断面全体を均一に熱処理
可能にする糸条熱処理装置の提供。 【構成】 加熱ローラ１の外周面の少なくとも走行糸条
Ｙが巻き付く領域に、隙間を介して熱輻射板３を覆うよ
うに配置し、この隙間を前記走行糸条の太さよりも大き
く、かつ３０mm以下の範囲にした糸条熱処理装置。
熱処理する場合であっても、糸断面全体を均一に熱処理
可能にする糸条熱処理装置の提供。 【構成】 加熱ローラ１の外周面の少なくとも走行糸条
Ｙが巻き付く領域に、隙間を介して熱輻射板３を覆うよ
うに配置し、この隙間を前記走行糸条の太さよりも大き
く、かつ３０mm以下の範囲にした糸条熱処理装置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、合成繊維糸条の熱処理
装置に関し、さらに詳しくは、特に太単糸デニールの合
成繊維フィラメント糸条を均一に熱処理可能にする熱処
理装置に関する。
装置に関し、さらに詳しくは、特に太単糸デニールの合
成繊維フィラメント糸条を均一に熱処理可能にする熱処
理装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】合成繊維の製造工程において、フィラメ
ント糸条を連続的に熱処理する手段の一つとして加熱ロ
ーラがある。この加熱ローラはセパレートローラをネル
ソン式に並設すれば、走行糸条を複数回にわたって巻き
付けて熱処理できるため、コンパトクトな構成で熱処理
ができるという利点がある。
ント糸条を連続的に熱処理する手段の一つとして加熱ロ
ーラがある。この加熱ローラはセパレートローラをネル
ソン式に並設すれば、走行糸条を複数回にわたって巻き
付けて熱処理できるため、コンパトクトな構成で熱処理
ができるという利点がある。
【０００３】しかし、この加熱ローラにより糸条を熱処
理する場合は、特に単糸デニールが大きく、糸断面積の
大きい糸条の場合には、加熱ローラの表面に直接接する
内面側と反対の非接触の外側とで異なった熱履歴を受け
るため、糸条全体を均一に熱処理することが難しくな
る。すなわち、糸条は糸断面において加熱ローラに近い
内側と遠い外側とでは不均一な熱処理を受けるため、こ
の不均一な熱処理状態で延伸すると糸斑や糸切れを生じ
たり、また染色すると染色斑を生じたりする問題が発生
する。
理する場合は、特に単糸デニールが大きく、糸断面積の
大きい糸条の場合には、加熱ローラの表面に直接接する
内面側と反対の非接触の外側とで異なった熱履歴を受け
るため、糸条全体を均一に熱処理することが難しくな
る。すなわち、糸条は糸断面において加熱ローラに近い
内側と遠い外側とでは不均一な熱処理を受けるため、こ
の不均一な熱処理状態で延伸すると糸斑や糸切れを生じ
たり、また染色すると染色斑を生じたりする問題が発生
する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、加熱
ローラにより単糸デニールが太い糸条を熱処理する場合
であっても、糸断面全体を均一に熱処理可能にする糸条
熱処理装置を提供することにある。
ローラにより単糸デニールが太い糸条を熱処理する場合
であっても、糸断面全体を均一に熱処理可能にする糸条
熱処理装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、加熱ローラに走行糸条を巻き付けて熱処理する糸
条熱処理装置において、前記加熱ローラの外周面の少な
くとも前記走行糸条が巻き付く領域に、隙間を介して熱
輻射板を覆うように配置し、この隙間を前記走行糸条の
太さよりも大きく、かつ３０mm以下の範囲にしたことを
特徴とするものである。
明は、加熱ローラに走行糸条を巻き付けて熱処理する糸
条熱処理装置において、前記加熱ローラの外周面の少な
くとも前記走行糸条が巻き付く領域に、隙間を介して熱
輻射板を覆うように配置し、この隙間を前記走行糸条の
太さよりも大きく、かつ３０mm以下の範囲にしたことを
特徴とするものである。
【０００６】上述のように加熱ローラに近接して配置し
た熱輻射板は、加熱ローラから放射した熱線を反射し、
その反射した輻射熱によって、加熱ローラに直接接して
いない外側の糸条表面を加熱する。したがって、単糸デ
ニールが太い糸条であっても糸断面全体を均一に熱処理
可能になる。このような輻射熱による外側からの加熱効
果は、隙間の大きさを走行糸条の太さよりも大きく、か
つ３０mm以下の範囲、さらに好ましくは１０mm以下にす
ることによって効率よく得ることができる。
た熱輻射板は、加熱ローラから放射した熱線を反射し、
その反射した輻射熱によって、加熱ローラに直接接して
いない外側の糸条表面を加熱する。したがって、単糸デ
ニールが太い糸条であっても糸断面全体を均一に熱処理
可能になる。このような輻射熱による外側からの加熱効
果は、隙間の大きさを走行糸条の太さよりも大きく、か
つ３０mm以下の範囲、さらに好ましくは１０mm以下にす
ることによって効率よく得ることができる。
【０００７】このような熱処理装置は、加熱ローラに従
動式のセパレートローラを並設し、走行糸条を所定ピッ
チづつずらせて複数回巻き付けるようにするとよく、一
層均一な熱処理が可能になる。熱輻射板としては、加熱
ローラに対向する内面側の輻射率が０．３〜１．０であ
るような特性をもつものがよい。このように熱輻射板が
高い輻射率を有することにより熱処理効果を一層均一に
する。
動式のセパレートローラを並設し、走行糸条を所定ピッ
チづつずらせて複数回巻き付けるようにするとよく、一
層均一な熱処理が可能になる。熱輻射板としては、加熱
ローラに対向する内面側の輻射率が０．３〜１．０であ
るような特性をもつものがよい。このように熱輻射板が
高い輻射率を有することにより熱処理効果を一層均一に
する。
【０００８】ここで輻射率とは、学術用語で放射率又は
黒度ともいい、任意物体の放射能と完全黒体面の放射能
との比をいう（日本機械学会編「機械工学便覧」改訂第
４版，第１１編第１３頁参照）。また、物体はその温度
が絶対零度でないかぎり、たえず放射によって熱を失う
性質を有するが、放射能とは単位面積より単位時間に出
す放射熱量（輻射熱量）のことをいう。また、完全黒体
面とは、入射するいかなる波長の放射もすべて吸収する
物体をいう。この完全黒体面では反射率は０である。
黒度ともいい、任意物体の放射能と完全黒体面の放射能
との比をいう（日本機械学会編「機械工学便覧」改訂第
４版，第１１編第１３頁参照）。また、物体はその温度
が絶対零度でないかぎり、たえず放射によって熱を失う
性質を有するが、放射能とは単位面積より単位時間に出
す放射熱量（輻射熱量）のことをいう。また、完全黒体
面とは、入射するいかなる波長の放射もすべて吸収する
物体をいう。この完全黒体面では反射率は０である。
【０００９】本発明の熱処理装置で熱処理可能な糸条
は、合成繊維一般に適用可能であるが、好ましくは単糸
デニール３ｄ以上、特に加熱ローラによっては均一な熱
処理が難しい単糸デニール１５〜３０ｄの太単糸デニー
ル糸の場合に有効である。以下、図に示す実施例によっ
て、本発明の熱処理装置を説明する。図１(A),(B) に示
す実施例において、１は加熱ローラ１であり、この加熱
ローラ１に対し非加熱のセパレートローラ２が、その軸
方向を僅かの角度だけ傾けてネルソン式構造にして並設
されている。加熱ローラ１は内部加熱され、その加熱手
段としては、電気ヒータ又は電磁誘導手段、或いは蒸
気、液体などの熱媒強制循環手段などいずれも使用可能
である。
は、合成繊維一般に適用可能であるが、好ましくは単糸
デニール３ｄ以上、特に加熱ローラによっては均一な熱
処理が難しい単糸デニール１５〜３０ｄの太単糸デニー
ル糸の場合に有効である。以下、図に示す実施例によっ
て、本発明の熱処理装置を説明する。図１(A),(B) に示
す実施例において、１は加熱ローラ１であり、この加熱
ローラ１に対し非加熱のセパレートローラ２が、その軸
方向を僅かの角度だけ傾けてネルソン式構造にして並設
されている。加熱ローラ１は内部加熱され、その加熱手
段としては、電気ヒータ又は電磁誘導手段、或いは蒸
気、液体などの熱媒強制循環手段などいずれも使用可能
である。
【００１０】さらに加熱ローラ１の外周面には、糸条Ｙ
が巻き付けられる領域を覆うように、半円筒形をした熱
輻射板３が隙間を介して設けられている。この熱輻射板
３は着脱自在になっており、糸掛け時に、この熱輻射板
３を取り外すことにより糸掛け作業を容易にするように
なっている。このように構成された熱処理装置に対し、
糸条Ｙは加熱ローラ１とセパレートローラ２の周囲に、
軸方向に僅かのピッチづつずらせながら複数回にわたり
巻き付けられる。このように糸条Ｙが加熱ローラ１の表
面に複数回にわたり接触することにより、図２に示すよ
うに、加熱ローラ１に直接接接する糸条内側を加熱され
ると共に、加熱ローラ１に糸条外側の表面も、加熱ロー
ラ１から放射したのち熱輻射板３で反射した輻射熱ｑに
よって加熱される。
が巻き付けられる領域を覆うように、半円筒形をした熱
輻射板３が隙間を介して設けられている。この熱輻射板
３は着脱自在になっており、糸掛け時に、この熱輻射板
３を取り外すことにより糸掛け作業を容易にするように
なっている。このように構成された熱処理装置に対し、
糸条Ｙは加熱ローラ１とセパレートローラ２の周囲に、
軸方向に僅かのピッチづつずらせながら複数回にわたり
巻き付けられる。このように糸条Ｙが加熱ローラ１の表
面に複数回にわたり接触することにより、図２に示すよ
うに、加熱ローラ１に直接接接する糸条内側を加熱され
ると共に、加熱ローラ１に糸条外側の表面も、加熱ロー
ラ１から放射したのち熱輻射板３で反射した輻射熱ｑに
よって加熱される。
【００１１】すなわち、走行糸条Ｙは内外両面から同時
加熱されるため、単糸デニールが大きな糸条の場合であ
っても、糸断面全体を径方向の温度差が極めて小さくな
るように均一熱処理されるのである。つまり、図３の熱
処理モデル図に示すように、加熱ローラ１に直接接する
糸条Ｙの内側面ｄ0 の温度をＴ0 とすると、熱輻射板を
設けない図４のような従来の加熱ローラ２では、糸条Ｙ
の外側面ｄ1 の温度は、Ｔ1 まで低下していくが、熱輻
射板３を設けた本発明の装置では、温度Ｔ2 に上昇し、
糸断面の径方向の温度分布をより平滑にするのである。
加熱されるため、単糸デニールが大きな糸条の場合であ
っても、糸断面全体を径方向の温度差が極めて小さくな
るように均一熱処理されるのである。つまり、図３の熱
処理モデル図に示すように、加熱ローラ１に直接接する
糸条Ｙの内側面ｄ0 の温度をＴ0 とすると、熱輻射板を
設けない図４のような従来の加熱ローラ２では、糸条Ｙ
の外側面ｄ1 の温度は、Ｔ1 まで低下していくが、熱輻
射板３を設けた本発明の装置では、温度Ｔ2 に上昇し、
糸断面の径方向の温度分布をより平滑にするのである。
【００１２】このような熱輻射板による輻射熱の作用を
効率よく得るためには、加熱ローラと熱輻射板との間の
隙間ａを出来るだけ小さくほどよい。すなわち、隙間ａ
の大きさは、走行糸条Ｙの太さよりも大きく、かつ３０
mm以下の範囲にすべきである。さらに好ましくは、隙間
ａの大きさは１０mm以下にするのがよい。また、熱輻射
板の内側面の熱輻射特性は輻射率を０．３〜１．０にす
るのがよい。熱輻射板の表面を、このような高い輻射率
にする素材としては、クロームメッキした鏡面、或いは
鏡面仕上げしたステンレスを使用するのがよい。
効率よく得るためには、加熱ローラと熱輻射板との間の
隙間ａを出来るだけ小さくほどよい。すなわち、隙間ａ
の大きさは、走行糸条Ｙの太さよりも大きく、かつ３０
mm以下の範囲にすべきである。さらに好ましくは、隙間
ａの大きさは１０mm以下にするのがよい。また、熱輻射
板の内側面の熱輻射特性は輻射率を０．３〜１．０にす
るのがよい。熱輻射板の表面を、このような高い輻射率
にする素材としては、クロームメッキした鏡面、或いは
鏡面仕上げしたステンレスを使用するのがよい。
【００１３】本発明の熱処理装置は、合成繊維一般の熱
処理に適用できるが、特に単糸デニール１５〜３０ｄの
極太デニールのフィラメントの熱処理に有効である。さ
らにこの極太デニールフィラメントを均一予熱延伸する
場合に極めて有効である。また、本発明において加熱ロ
ーラに並設するセパレートローラとしては加熱ローラに
比べて小径化したものが好ましい。さらに具体的には、
セパレータローラの径は加熱ローラの径の１／４以下に
するのがよい。また、このセパレートローラは、駆動手
段によって積極駆動するよりも、走行糸条の摩擦によっ
て追従回転する従動式にした方が均一な熱処理効果を高
める上で優れている。しかも、この従動式セパレートロ
ーラの軸受としては、圧空を利用したエアベアリングを
使用することが好ましい。
処理に適用できるが、特に単糸デニール１５〜３０ｄの
極太デニールのフィラメントの熱処理に有効である。さ
らにこの極太デニールフィラメントを均一予熱延伸する
場合に極めて有効である。また、本発明において加熱ロ
ーラに並設するセパレートローラとしては加熱ローラに
比べて小径化したものが好ましい。さらに具体的には、
セパレータローラの径は加熱ローラの径の１／４以下に
するのがよい。また、このセパレートローラは、駆動手
段によって積極駆動するよりも、走行糸条の摩擦によっ
て追従回転する従動式にした方が均一な熱処理効果を高
める上で優れている。しかも、この従動式セパレートロ
ーラの軸受としては、圧空を利用したエアベアリングを
使用することが好ましい。
【００１４】
【実施例】下記仕様を有する図１の構造からなる熱処理
装置を予熱手段とする延伸装置を使用し、単糸デニール
２０ｄ，１０糸条の未延伸ポリエステルフィラメントを
延伸した（本発明）。 加熱ローラ：直径２２０mm（電磁誘導加熱） セパレートローラ：直径５０mm、従動式（エアベアリン
グで軸受） 熱輻射板：加熱ローラの１／２周を覆う大きさで、クロ
ームメッキ鏡面 加熱ローラと熱輻射板との間の隙間：５mm 一方、比較例として、同じ未延伸ポリエステルフィラメ
ントを、熱輻射板を設けない以外は同一構造の熱処理装
置を予熱手段とする延伸装置を使用して延伸した。
装置を予熱手段とする延伸装置を使用し、単糸デニール
２０ｄ，１０糸条の未延伸ポリエステルフィラメントを
延伸した（本発明）。 加熱ローラ：直径２２０mm（電磁誘導加熱） セパレートローラ：直径５０mm、従動式（エアベアリン
グで軸受） 熱輻射板：加熱ローラの１／２周を覆う大きさで、クロ
ームメッキ鏡面 加熱ローラと熱輻射板との間の隙間：５mm 一方、比較例として、同じ未延伸ポリエステルフィラメ
ントを、熱輻射板を設けない以外は同一構造の熱処理装
置を予熱手段とする延伸装置を使用して延伸した。
【００１５】得られた両糸条について、それぞれウース
ター斑を測定したところ、表１の結果が得られ、本発明
で熱処理した糸条はウースター斑が低減していることが
わかる。
ター斑を測定したところ、表１の結果が得られ、本発明
で熱処理した糸条はウースター斑が低減していることが
わかる。
【００１６】
【発明の効果】上述したように本発明は、加熱ローラの
外周面の少なくとも走行糸条が巻き付けられる領域に、
隙間を介して熱輻射板が覆うように配置し、その隙間を
前記走行糸条の太さよりも大きく、かつ３０mm以下の範
囲にしたので、糸条を加熱ローラに直接接する内側で加
熱するばかりでなく、その加熱ローラから放射した熱線
を熱輻射板で反射した輻射熱によって、加熱ローラに直
接接していない外側の糸条表面も加熱するようにしたの
で、単糸デニールが太い糸条であっても糸断面全体を均
一に熱処理可能にする。したがって、延伸用に使用した
場合において、糸斑や糸切れを生じたり、或いは染色工
程において染色斑を生じたりしないようにすることがで
きる。
外周面の少なくとも走行糸条が巻き付けられる領域に、
隙間を介して熱輻射板が覆うように配置し、その隙間を
前記走行糸条の太さよりも大きく、かつ３０mm以下の範
囲にしたので、糸条を加熱ローラに直接接する内側で加
熱するばかりでなく、その加熱ローラから放射した熱線
を熱輻射板で反射した輻射熱によって、加熱ローラに直
接接していない外側の糸条表面も加熱するようにしたの
で、単糸デニールが太い糸条であっても糸断面全体を均
一に熱処理可能にする。したがって、延伸用に使用した
場合において、糸斑や糸切れを生じたり、或いは染色工
程において染色斑を生じたりしないようにすることがで
きる。
【図１】（Ａ），（Ｂ）は、それぞれ本発明の実施例か
らなる熱処理装置の正面図と側面図を示す。
らなる熱処理装置の正面図と側面図を示す。
【図２】図１の装置における熱処理部の詳細を示す拡大
図である。
図である。
【図３】加熱ローラに接する糸条の各部位の糸温度分布
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図４】従来の熱処理装置における熱処理部の詳細を示
す拡大図である。
す拡大図である。
１ 加熱ローラ ２ セパレー
トローラ ３ 熱輻射板 ａ 隙間 Ｙ 糸条
トローラ ３ 熱輻射板 ａ 隙間 Ｙ 糸条
Claims (7)
- 【請求項１】 加熱ローラに走行糸条を巻き付けて熱処
理する糸条熱処理装置において、前記加熱ローラの外周
面の少なくとも前記走行糸条が巻き付く領域に、隙間を
介して熱輻射板を覆うように配置し、この隙間を前記走
行糸条の太さよりも大きく、かつ３０mm以下の範囲にし
た糸条熱処理装置。 - 【請求項２】 前記加熱ローラに従動式のセパレートロ
ーラを並設し、該加熱ローラとセパレートローラとの間
に前記走行糸条を所定ピッチづつずらせて複数回巻き付
ける請求項１に記載の糸条熱処理装置。 - 【請求項３】 前記熱輻射板の少なくとも前記加熱ロー
ラに対向する内面側の輻射率を０．３〜１．０にした請
求項１に記載の糸条熱処理装置。 - 【請求項４】 前記熱輻射板の少なくとも前記加熱ロー
ラと対面する内面側をクロームメッキの鏡面にした請求
項３に記載の糸条熱処理装置。 - 【請求項５】 前記熱輻射板の少なくとも前記加熱ロー
ラに対向する内面側を鏡面仕上げされたステンレスにし
た請求項３に記載の糸条熱処理装置。 - 【請求項６】 熱処理用の糸条が単糸デニールが３ｄ以
上である請求項１に記載の糸条熱処理装置。 - 【請求項７】 熱処理用の糸条が単糸デニールが１５〜
３０ｄである請求項６に記載の糸条熱処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6376894A JPH07278990A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 糸条熱処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6376894A JPH07278990A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 糸条熱処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07278990A true JPH07278990A (ja) | 1995-10-24 |
Family
ID=13238888
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6376894A Pending JPH07278990A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 糸条熱処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07278990A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2518197A1 (en) | 2011-04-26 | 2012-10-31 | TMT Machinery, Inc. | Yarn heater |
| JP2018193631A (ja) * | 2017-05-16 | 2018-12-06 | Ｔｍｔマシナリー株式会社 | 糸処理装置及びローラカバー |
| WO2022179908A1 (de) * | 2021-02-24 | 2022-09-01 | Oerlikon Textile Gmbh & Co. Kg | Galetteneinrichtung |
-
1994
- 1994-03-31 JP JP6376894A patent/JPH07278990A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2518197A1 (en) | 2011-04-26 | 2012-10-31 | TMT Machinery, Inc. | Yarn heater |
| KR20120121349A (ko) | 2011-04-26 | 2012-11-05 | 티엠티 머시너리 가부시키가이샤 | 사조 가열 장치 |
| JP2012229504A (ja) * | 2011-04-26 | 2012-11-22 | Tmt Machinery Inc | 糸条加熱装置 |
| EP2574691A1 (en) | 2011-04-26 | 2013-04-03 | TMT Machinery, Inc. | Yarn heater |
| KR101635484B1 (ko) * | 2011-04-26 | 2016-07-01 | 티엠티 머시너리 가부시키가이샤 | 사조 가열 장치 |
| CN107012562A (zh) * | 2011-04-26 | 2017-08-04 | 日本Tmt机械株式会社 | 纱线加热装置 |
| JP2018193631A (ja) * | 2017-05-16 | 2018-12-06 | Ｔｍｔマシナリー株式会社 | 糸処理装置及びローラカバー |
| WO2022179908A1 (de) * | 2021-02-24 | 2022-09-01 | Oerlikon Textile Gmbh & Co. Kg | Galetteneinrichtung |
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