JPH11106216A - 酸化亜鉛分散液及びこれを配合してなる化粧料 - Google Patents

酸化亜鉛分散液及びこれを配合してなる化粧料

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JPH11106216A
JPH11106216A JP26854397A JP26854397A JPH11106216A JP H11106216 A JPH11106216 A JP H11106216A JP 26854397 A JP26854397 A JP 26854397A JP 26854397 A JP26854397 A JP 26854397A JP H11106216 A JPH11106216 A JP H11106216A
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zinc oxide
dispersion
sol
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acid
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JP26854397A
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Yuzo Kawada
裕三 川田
Hiroko Uchida
裕子 内田
Seiji Yamazaki
誠司 山▲崎▼
Yukio Inomata
幸雄 猪股
Kazuo Taguchi
和男 田口
Tatsuya Horibata
達也 堀端
Yoshikazu Miyatake
良和 宮武
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 酸化亜鉛微粒子を5〜50重量%含有し、
厚さ1cmにおける可視光透過率が30%以上である酸化亜
鉛分散液及びこれを配合してなる化粧料。 【効果】 本発明の分散液は、高い透明性を有すると共
に紫外線防御能に優れ、各種化粧料の配合成分として有
用であり、本発明の化粧料は、使用時に皮膚上で白っぽ
くなったり発色を損なうことがなく、透明感の高い仕上
りが得られると共に、紫外線防御能に優れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透明性が高くかつ
紫外線防御能に優れる酸化亜鉛分散液、及び、これを配
合した、製品としての外観上の透明性が高く、使用した
際に皮膚上で白っぽくなったり発色を損なうことがな
く、透明感の高い仕上りが得られる、紫外線防御能に優
れた化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】酸化亜
鉛は紫外線防御能を有し、従来、紫外線による皮膚の炎
症等を防止する目的で化粧料に配合されている。しかし
ながら、酸化亜鉛の粒子径が大きい場合には化粧料が白
濁したり、塗膜の透明性や発色に問題があった。一般
に、粉体を分散させた系においては、分散した粉体の粒
径が光の波長よりも小さい場合、又は粉体の屈折率と分
散媒の屈折率が等しい場合に透明となる。そこで、従
来、酸化亜鉛を配合した透明性の高い化粧料を得るべ
く、酸化亜鉛の粒子径を光の波長よりも小さくした例
(特公平7-23294号公報)や、酸化亜鉛と分散媒との屈
折率を一致させて見た目の透明性を向上させた例(特開
平8-12961号公報)が報告されている。
【0003】前者のような微粒子酸化亜鉛の製造法とし
ては、湿式法にて酸化亜鉛粉末を製造後、界面活性剤を
添加して平均粒径70〜100オングストロームの親油性微
粒子酸化亜鉛を得る方法(特公平5-77644号公報)、機
械的に粉砕して微粒子化する方法(特開平6-239728号公
報)等が知られている。
【0004】しかしながら、実際には特公平7-23294号
公報に示される微粒子酸化亜鉛や特公平5-77644号公報
記載の方法により得られた親油性微粒子酸化亜鉛を用い
て分散液を調製しても、系は完全には透明にならなかっ
た。更に、特公平5-77644号公報の親油性微粒子酸化亜
鉛を化粧水等に配合する場合、分散剤として酸化亜鉛の
2倍程度の量の界面活性剤が必要となることから、高濃
度の酸化亜鉛を配合する場合の界面活性剤濃度の高さを
考慮すれば、皮膚への安全性の点で好ましくない。
【0005】また特開平8-53568号公報等において、透
明性の高さが示されているものもあるが、これらは薄膜
状態での透明性であり、より厚みのある状態で同様な透
明性を保てるとは限らず、むしろ開示された透過率と膜
厚から物理的に判断すれば、膜厚を厚くした場合の透明
性の低さがわかる。更に、反射光の測定から透明性を示
すもの(特開平3-183620号公報)もあるが、これは分光
的に可視光領域に吸収が無いことを意味するもので、透
過光での透明性とは意味が異なる。
【0006】従って、本発明は、透明性が高くかつ紫外
線防御能に優れる酸化亜鉛分散液、及び、これを配合し
た、使用した際に皮膚上で白っぽくなったり発色を損な
うことがなく、透明感の高い仕上りが得られる、紫外線
防御能に優れた化粧料を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる実情において本発
明者らは、特公平7-23294号公報記載の酸化亜鉛の分散
液中における状態を観察したところ、酸化亜鉛自体は平
均粒径10〜60nmの一次粒子であるものの、分散液中にお
いてはそれらが凝集し二次粒子を形成する結果、粉体と
しての実質的な粒径は光の波長より大きくなってしま
い、分散液の透明性が低下することが判明した。また特
公平5-77644号公報記載の親油性微粒子酸化亜鉛も二次
粒子として凝集してしまっており、酸化亜鉛を固体とし
て系から取り出すと、酸化亜鉛粒子が二次凝集し、透明
性が失われることが判明した。
【0008】そこで、本発明者らは微粒子酸化亜鉛を一
次粒子のまま分散せしめ、外観上の透明性の高い分散液
及び化粧料を得るべく更に研究した結果、酸化亜鉛ゾル
を調製し、親油化・可溶化し、分散媒へ混合する操作を
全てエタノール中で行うことにより、所期の分散液を得
ることに成功した。そしてこのようにして得られた分散
液は、外観が透明であるのみならず、特公平7-23294号
公報や特公平5-77644号公報に基づいて得られた分散液
に比べて紫外線防御能にも優れることを見出し、本発明
を完成した。
【0009】すなわち本発明は、酸化亜鉛微粒子を5〜
50重量%含有し、厚さ1cmにおける可視光透過率が30%
以上であることを特徴とする酸化亜鉛分散液、及びこれ
を配合してなる化粧料を提供するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の酸化亜鉛分散液中の微粒
子酸化亜鉛の含有量は、5〜50重量%であり、5〜45重
量%であることが好ましい。含有量が5重量%未満では
紫外線吸収作用が弱く、また50重量%を超えると、表面
処理に使用する界面活性剤等の必要量も増大し、感触を
損ねる。また本発明の化粧料への酸化亜鉛分散液の配合
量は、微粒子酸化亜鉛として0.01〜50重量%、特に0.1
〜45重量%が好ましい。
【0011】本発明の酸化亜鉛分散液の分散媒として
は、化粧料用油剤、シリコーン油、ポリオール類、エタ
ノール及び水から選ばれるものが挙げられる。
【0012】化粧料用油剤としては、例えば固体状又は
液体状パラフィン、クリスタルオイル、セレシン、オゾ
ケライト、モンタンロウ、スクワラン、スクワレン等の
炭化水素類;オリーブ油、カルナウバロウ、ラノリン、
ホホバ油、グリセリンモノステアリン酸エステル、グリ
セリンジステアリン酸エステル、グリセリンモノオレイ
ン酸エステル、イソプロピルステアリン酸エステル、ジ
カプリン酸ネオペンチルグリコール、コレステロールイ
ソステアレート等のエステル油;ステアリン酸、パルミ
チン酸等の高級脂肪酸;セタノール、ステアリルアルコ
ール等の高級アルコール;天然抽出のスフィンゴシン誘
導体、次の一般式;
【0013】
【化1】
【0014】〔式中、R1は炭素数10〜26の直鎖又は分
岐鎖の飽和又は不飽和のアルキル基を示し、R2は炭素
数9〜25の直鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和のアルキル
基を示し、A及びBは水素原子又は糖類残基を示す。〕
で表される合成スフィンゴシン誘導体などを挙げること
ができる。
【0015】シリコーン油としては、通常化粧料に配合
されるものであれば特に制限されず、例えばオクタメチ
ルポリシロキサン、テトラデカメチルポリシロキサン、
メチルポリシロキサン、高重合メチルポリシロキサン、
メチルフェニルポリシロキサン等のほか、オクタメチル
シクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロ
キサン等のメチルポリシクロシロキサン、トリメチルシ
ロキシケイ酸、更には、ポリエーテル・アルキル変性シ
リコーン、アルキルグリセリルエーテル変性シリコーン
等の変性シリコーンなどを挙げることができる。
【0016】ポリオール類としては、通常化粧料に配合
されるものであれば特に制限されず、例えばエチレング
リコール、プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコ
ール、1,4-ブチレングリコール、ジプロピレングリコー
ル、グリセリン;ジグリセリン、トリグリセリン、テト
ラグリセリン等のポリグリセリン;グルコース、マルト
ース、マルチトール、ショ糖、フラクトース、キシリト
ール、ソルビトール、マルトトリオース、スレイトー
ル、エリスリトール、デンプン分解糖還元アルコールを
挙げることができる。
【0017】以上の分散媒は、いずれかを単独で、又は
2種以上を組合せて使用することができる。
【0018】本発明の酸化亜鉛分散液は、例えば亜鉛塩
をエタノールに分散ないし溶解させた後アルカリを添加
し、得られる酸化亜鉛ゾルに疎水性酸を吸着させて親油
性ゾルとした後、ポリマー又は界面活性剤で処理して可
溶化し分散媒中に分散することにより得られる。
【0019】上記製造法に用いられる亜鉛塩としては、
酢酸亜鉛、塩化亜鉛、硫酸亜鉛等が挙げられる。またア
ルカリとしては、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム等
のアルカリ金属水酸化物、アンモニア等が挙げられ、特
に水酸化カリウム、水酸化ナトリウムが好ましい。
【0020】アルカリの添加に際しては、分散液又は溶
液中の亜鉛塩及びアルカリの濃度は、それぞれ0.01〜5
M、特に0.05〜1Mが好ましく、これらのモル比は1:
99〜99:1、特に1:10〜50:1が好ましい。
【0021】このようにして得られたゾルの親油化に使
用される疎水性酸としては、脂肪酸類、アルキルリン酸
類、アルキル硫酸類が挙げられる。
【0022】脂肪酸類としては、炭素数3〜40の直鎖又
は分岐鎖のもの、例えばラウリン酸、イソステアリン
酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレ
イン酸、ベヘニン酸、ウンデシレン酸、ラノリン脂肪
酸、硬質ラノリン脂肪酸、軟質ラノリン脂肪酸、イソス
テアリン酸、カプロン酸、エナント酸、カプリル酸、ペ
ラルゴン酸、カプリン酸、ウンデカン酸、マルガリン
酸、アラキン酸、ベヘン酸、リグノセリン酸、セロチニ
酸、モンタン酸等が挙げられ、特にラウリン酸、ミリス
チン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン
酸等が好ましい。
【0023】アルキルリン酸類としては、総炭素数8〜
40のモノエステル、ジエステル及びトリエステルが挙げ
られ、なかでもモノエステル及びジエステルが好まし
い。
【0024】より具体的には、好適なモノアルキルリン
酸エステルとして、下記一般式(1)又は(2)で表されるも
のが挙げられる。
【0025】
【化2】
【0026】〔式中、R3は炭素数8〜16の直鎖の炭化
水素基又はR4−CH(CH3)CH2−(R4は炭素数5〜
12の直鎖の炭化水素基)で表される基を示す。〕
【0027】一般式(1)において、R3の炭化水素基とし
てはアルキル基及びアルケニル基が挙げられ、特にウン
デシル基、ドデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル
基等のアルキル基が好ましい。またR4の炭化水素基と
してはアルキル基及びアルケニル基が挙げられ、特にペ
ンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニ
ル基、デシル基、ウンデシル基及びドデシル基、すなわ
ちアルキル基が好ましい。
【0028】
【化3】
【0029】〔式中、R5は炭素数5〜13の直鎖又は分
岐鎖の炭化水素基を示し、R6は炭素数5〜11の直鎖又
は分岐鎖の炭化水素基を示し、R5とR6の炭素数の和は
12〜22である。〕
【0030】一般式(2)において、R5の炭化水素基とし
てはアルキル基が挙げられ、直鎖アルキル基の好ましい
例として、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニ
ル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基等が挙げら
れ、分岐アルキル基の好ましい例として、3-メチルヘキ
シル基、5-メチルヘキシル基、2-エチルヘキシル基、5-
メチルオクチル基、3,5,5-トリメチルヘキシル基、3,7-
ジメチルオクチル基等が挙げられ、特に3,5,5-トリメチ
ルヘキシル基、3,7-ジメチルオクチル基等の側鎖に2個
以上のメチル基を有するものが好ましい。またR6の炭
化水素基としてはアルキル基が挙げられ、直鎖アルキル
基の好ましい例として、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプ
チル基、オクチル基、ノニル基等が挙げられ、分岐アル
キル基の好ましい例として、1-メチルブチル基、3-メチ
ルブチル基、3-メチルヘキシル基、1,3,3-トリメチルブ
チル基、1,5-ジメチルヘキシル基等が挙げられ、特に1,
3,3-トリメチルブチル基、1,5-ジメチルヘキシル基等の
側鎖に2個以上のメチル基を有するものが好ましい。な
お、R5とR6の炭素数の和は12〜22であるが、特に12〜
20が好ましい。
【0031】好適なジアルキルリン酸エステルの例とし
て、下記一般式(3)で表されるものが挙げられる。
【0032】
【化4】
【0033】〔式中、R7及びR8は炭素数8〜16の直鎖
又は分岐鎖の炭化水素基を示し、p及びqはそれぞれ0
〜10の数を示す。〕
【0034】一般式(3)において、R7及びR8の炭化水
素基としてはアルキル基又はアルケニル基が挙げられ、
特にオクチル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデ
シル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基等の直鎖アル
キル基が好ましい。
【0035】アルキル硫酸類としては、直鎖又は分岐の
アルキル基を有するものが好ましく、具体的にはラウリ
ル硫酸、ポリオキシエチレンアルキル硫酸、ポリオキシ
エチレンアルキルフェニルエーテル硫酸、酸化ヤシ油脂
肪酸グリセリン硫酸等が挙げられる。
【0036】これら疎水性酸の使用量は、酸化亜鉛に対
して0.01〜1.99重量%、特に0.1〜1.5重量%が好まし
い。疎水性酸による親油化は、例えば適当な溶媒に溶解
した疎水性酸の溶液に上記ゾルを滴下し、混合すること
により行われる。
【0037】このようにして得られた親油性ゾルの可溶
化に用いられるポリマー及び界面活性剤としては、例え
ば以下のものが挙げられる。
【0038】ポリマーとしては、カゼイン、デキストリ
ン、ゼラチン、ペクチン、ペクチン酸ナトリウム、デン
プン、アルギン酸ナトリウム、メチルセルロース、エチ
ルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウ
ム、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピル
セルロース、ニトロセルロース、結晶セルロース、ポリ
ビニルアルコール、ポリビニルメチルエーテル、ポリビ
ニルピロリドン、ポリアクリル酸ナトリウム、カルボキ
シビニルポリマー、ポリエチレンイミン等が挙げられ、
特にカルボキシビニルポリマー、ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルピロリドン、ヒドロキシエチルセルロー
スが好ましい。
【0039】界面活性剤としては、非イオン性、陰イオ
ン性、陽イオン性及び両性のいずれも使用することがで
きる。
【0040】非イオン性界面活性剤としては、例えばポ
リオキシエチレンモノステアレート、ポリオキシエチレ
ンモノオレエート等のポリオキシエチレン脂肪酸エステ
ル;ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン
硬化ヒマシ油、ラウリン酸ポリオキシエチレン硬化ヒマ
シ油、イソステアリン酸ポリオキシエチレン硬化ヒマシ
油等のポリオキシエチレンヒマシ油もしくは硬化ヒマシ
油又はその誘導体;ポリオキシエチレンソルビタンモノ
ステアレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウ
レート、ポリオキシエチレンソルビタンテトラオレエー
ト等のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル;
ポリオキシエチレングリセリルモノステアレート、ポリ
オキシエチレングリセリルモノイソステアレート、ポリ
オキシエチレングリセリルトリイソステアレート等のポ
リオキシエチレングリコールの脂肪酸エステル;ポリオ
キシエチレンオクチルドデシルエーテル、ポリオキシエ
チレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエ
ーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリ
オキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエ
チレンベヘニルエーテル、ポリオキシエチレンヘキシル
デシルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピ
レンデシルテトラデシルエーテル等のポリオキシエチレ
ンアルキルエーテルなどのポリオキシエチレン付加型界
面活性剤のほか、ポリグリセリンアルキルエーテル、ポ
リグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、
硬化ヒマシ油ピログルタミン酸イソステアリン酸ジエス
テル等が挙げられる。
【0041】陰イオン性界面活性剤としては、例えばポ
リオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポ
リオキシエチレンラウリルエーテル硫酸トリエタノール
アミン等のポリオキシエチレンアルキル硫酸塩;ラウロ
イルサルコシンナトリウム、ラウロイルメチルアラニン
ナトリウム等のN-アシルアミノ酸塩;ポリオキシエチレ
ンラウリルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチ
レンセチルエーテルリン酸ナトリウム、ジポリオキシエ
チレンアルキルエーテルリン酸ナトリウム、トリポリオ
キシエチレンアルキルエーテルリン酸ナトリウム、ジポ
リオキシエチレンノニルフェニルエーテルリン酸ナトリ
ウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテルリン酸ナト
リウム、ジポリオキシエチレンラウリルエーテルリン酸
ナトリウム等のポリオキシエチレンアルキルエーテルリ
ン酸塩のほか、アルキル硫酸塩、アルキルリン酸塩、脂
肪酸塩などが挙げられる。
【0042】陽イオン性界面活性剤としては、例えばジ
長鎖アルキル四級アンモニウム塩、モノ長鎖アルキル四
級アンモニウム塩、ジ長鎖アルキルポリオキシエチレン
四級アンモニウム塩、ビス(ヒドロキシアルキル)四級
アンモニウム塩、アミド/エステル結合を有する四級ア
ンモニウム塩等が挙げられる。
【0043】両性界面活性剤としては、例えばアルキル
ベタイン、アルキルアミドベタインなどが挙げられる。
【0044】これらのうち、酸化エチレンの付加モル数
が2〜60のポリオキシエチレン付加型非イオン性界面活
性剤、硬化ヒマシ油ピログルタミン酸イソステアリン酸
ジエステルが好ましい。また、上記界面活性剤は、単独
で又は2種以上を組合せて使用することができる。
【0045】これらポリマー又は界面活性剤の使用量
は、酸化亜鉛に対して0.01〜1.99重量%、特に0.1〜1.5
重量%が好ましい。ポリマー又は界面活性剤による可溶
化処理は、例えば前段階で得られた親油性ゾルを必要に
応じて濃縮した後、ポリマー又は界面活性剤の溶液に滴
下し、混合することにより行われる。ここで、ポリマー
又は界面活性剤の溶液の溶媒として前述した分散媒を用
いれば、可溶化と同時に目的とする酸化亜鉛分散液が得
られる。
【0046】かくして得られた本発明の酸化亜鉛分散液
は、微粒子酸化亜鉛が一次粒子で分散しており、厚さ1
cmにおける可視光透過率が30%以上という高い透明性を
有するものである。
【0047】また、本発明の酸化亜鉛分散液は紫外線防
御能にも優れ、具体的には、石英ガラス上に分散液をキ
ャストして得られた被膜において、下記式で表されるA
が3以上の値を有する。ここで、このA値は、厚さ1000
nm当たりの紫外線防御能を意味する〔B. L. Diffet, J.
Robinson, J. Soc. Cosmet., 40, 127-133(May/June19
89),Richard L. Sellers and Franklin G. Carpenter,
Cosmetic & Toiletries, 107, 119-123(1992)〕。
【0048】
【数2】
【0049】上記酸化亜鉛分散液被膜は、例えば、分散
液をバーコーター等で石英ガラス板上に塗工し、乾燥さ
せることにより作製され、この被膜のSPF及び膜厚の測
定値から、上記式に従ってA値を算出することができ
る。
【0050】本発明の酸化亜鉛分散液は、化粧水、乳
液、クリーム等のスキンケア製品、ファンデーション、
口紅等のポイントメイク製品などの化粧料の配合成分と
して好適に使用することができるが、そのまま化粧料と
して使用することも可能である。
【0051】本発明の酸化亜鉛分散液を化粧料の配合成
分として使用する場合、分散液の配合量は、酸化亜鉛と
して0.01〜50重量%、特に0.1〜45重量%が好ましい。
【0052】本発明の化粧料は、本発明の分散液を他の
成分と共に配合することにより調製することができる
が、酸化亜鉛のみの分散液として独立して調製すること
なく、分散液の調製に用いる成分と共に他の成分をも同
時に使用して、前述の分散液調製法に準じ調製すること
もできる。
【0053】本発明の化粧料に配合できる他の成分とし
ては、分散液の分散媒として挙げたものと同様の化粧料
用油剤、シリコーン油、ポリオール類、エタノール、水
のほか、粉体、無機塩、粘度調整剤、防腐剤、pH調整
剤、湿潤剤、色素、薬効成分、香料、酸化亜鉛以外の紫
外線吸収剤等が挙げられる。
【0054】かかる粉体としては、例えばマイカ、タル
ク、セリサイト、カオリン、ナイロンパウダー、ポリメ
チルシルセスキオキサン等の体質顔料、パールなどの無
機顔料;赤色202号、赤色226号、黄色4号、アルミニウ
ムレーキ等の有機顔料;酸化亜鉛、酸化チタン、酸化ジ
ルコニウム、酸化鉄等の紫外線防御用の無機粉体などを
挙げることができる。また、これらの粉体に、メチルハ
イドロジェンメチルポリシロキサン、トリメチルシロキ
シケイ酸、メチルポリシロキサン等によるシリコーン処
理、パーフルオロアルキルリン酸エステル、パーフルオ
ロアルコール等によるフッ素処理、N-アシルグルタミン
酸等によるアミノ酸処理、その他レシチン処理、金属石
鹸処理、脂肪酸処理、アルキルリン酸エステル処理等を
施したものを用いることもできる。
【0055】また、無機塩としては、例えば硫酸マグネ
シウム、硫酸カリウム、硫酸ナトリウム、塩化マグネシ
ウム、塩化ナトリウム等が挙げられ、粘度調整剤として
は、ポリビニルアルコール、カルボキシビニルポリマ
ー、カルボキシメチルセルロース、ゼラチン、トラガン
トガム、キサンタンガム、ヒアルロン酸、チューベロー
ス抽出液、アガロース、アルギン酸ナトリウム等が挙げ
られ、防腐剤としてはパラベン等が挙げられる。
【0056】本発明の化粧料は、酸化亜鉛分散液自体の
透明性が高いため、これ以外の上記配合成分及び剤型を
選択することにより、その外観を透明性の高いものとす
ることができる。
【0057】なお、本発明の化粧料のpHは2〜11とする
のが好ましく、特に3〜8であると、皮膚の正常な生理
機能を保持できるので好ましい。
【0058】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
なお、以下でいう酸化亜鉛分散液の濃度は、分散液を乾
燥し500℃で焼成したときのアクティブ量から重量換算
にて算出したものである。
【0059】実施例1 酢酸亜鉛5gのエタノール分散液200gにエタノール性
の0.5N水酸化カリウム80mlを滴下して酸化亜鉛ゾルを
調製した。この酸化亜鉛ゾルをセチルリン酸2gのエタ
ノール溶液100gに滴下して親油性の酸化亜鉛ゾルを得
た。この親油性ゾルを減圧にて濃縮し、更に低極性油剤
(スクワラン;日光ケミカル社製)100gと低HLBの非イ
オン性界面活性剤(HLB4.7,モノステアリン酸ソルビタ
ン;花王社製)2.5gを添加し、その後、残存するエタ
ノールを除去して低極性油剤を分散媒とする酸化亜鉛分
散液(本発明品1;酸化亜鉛35重量%含有)を調製し
た。
【0060】実施例2 酢酸亜鉛5gのエタノール分散液200gにエタノール性
の0.5N水酸化カリウム80mlを滴下して酸化亜鉛ゾルを
調製した。この酸化亜鉛ゾルをイソステアリル硫酸エス
テル2gのエタノール溶液100gに滴下して親油性の酸
化亜鉛ゾルを得た。この親油性ゾルを減圧にて濃縮し、
更に高HLBの非イオン性界面活性剤〔HLB14.9,モノステ
アリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.)〕3g
の水溶液を添加し、その後、残存するエタノールを除去
して水を分散媒とする酸化亜鉛分散液(本発明品2;酸
化亜鉛40重量%含有)を調製した。
【0061】実施例3 酢酸亜鉛5gのエタノール分散液200gにエタノール性
の0.5N水酸化カリウム80mlを滴下して酸化亜鉛ゾルを
調製した。この酸化亜鉛ゾルをイソステアリン酸2gの
エタノール溶液100gに滴下して親油性の酸化亜鉛ゾル
を得た。この親油性ゾルを減圧にて濃縮し、更にシリコ
ーン系の非イオン性界面活性剤(SH3775M,東レ・ダウ
コーニング社製)2.5gとシリコーン油(KF96A,6cs,
信越化学社製)500gを添加し、その後、残存するエタ
ノールを除去してシリコーン油を分散媒とする酸化亜鉛
分散液(本発明品3;酸化亜鉛28重量%含有)を調製し
た。
【0062】実施例4 酢酸亜鉛5gのエタノール分散液200gにエタノール性
の0.5N水酸化カリウム80mlを滴下して酸化亜鉛ゾルを
調製した。この酸化亜鉛ゾルをラウリン酸2gのエタノ
ール溶液100gに滴下して親油性の酸化亜鉛ゾルを得
た。この親油性ゾルを減圧にて濃縮し、更にカルボキシ
ビニルポリマー(カーボポール940;グッドリッチ社
製)2gの水溶液を添加し、その後、残存するエタノー
ルを除去して水を分散媒とするポリマー被覆酸化亜鉛分
散液(本発明品4;酸化亜鉛23重量%)を調製した。
【0063】比較例1 特公平5-77644号公報記載の酸化亜鉛の調製 同公報中の製造例1に従って調製した。すなわち、1M
塩化亜鉛水溶液中に0.1M炭酸ナトリウム水溶液を1:
1の重量比で添加し、30分間攪拌を続け白色のヒドロゾ
ルを得た。これにアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ムを0.15M加えてゾルを親油化し、次いでキシレンを25
ml加えてフラッシングし、白色のオルガノゾルを得た。
このものを減圧下で乾燥してキシレンを留去し、微粒子
酸化亜鉛粉末(比較品1)1gを得た。
【0064】試験例1 実施例1〜4で得られた酸化亜鉛分散液及び比較例1で
得られた酸化亜鉛粉末を用いて調製された酸化亜鉛分散
液について、可視光透過率及び紫外線防御能を比較し
た。
【0065】(試験用分散液及びキャストフィルムの調
製)各試験液は20重量%酸化亜鉛分散液とし、実施例1
〜4の分散液については各分散液の分散媒で希釈するこ
とにより、比較例1の粉末については特公平5-77644号
公報の製造例1における分散媒(キシレン)に再分散さ
せることにより濃度調整した。上記各分散液をバーコー
ターにて石英ガラス板上に塗工し、乾燥させることによ
りキャストフィルムを作製した。
【0066】(測定) (1)可視光透過率の測定 酸化亜鉛20重量%分散液の厚さ1cm当たりの可視光(50
0nm)の透過率を測定した。
【0067】(2)紫外線防御能の測定 上記キャストフィルムのSPFを三洋貿易社製SPFアナライ
ザーで測定し、各フィルムの膜厚をLesertec社製のレー
ザー顕微鏡で測定し、前述した計算式に従って厚さ1000
nm当たりの紫外線防御能A値を算出した。これらの結果
を表1に示す。
【0068】
【表1】
【0069】また、分散液中の酸化亜鉛の状態の透過型
電子顕微鏡像(×50,000)を図1(本発明品1)及び図
2(比較品1)に示す。
【0070】表1から明らかなように、本発明の分散液
は特公平5-77644号公報に基づいて得られた分散液に比
べて透明性が高く、かつ紫外線防御能にも優れる。この
ように、本発明品が比較品に比べて透明性のみならず紫
外線防御能にも優れるのは、比較品は酸化亜鉛が二次粒
子の状態で分散しているため粒子のパッキング性が弱
く、被膜としての紫外線の遮蔽能力が低下するのに対
し、本発明品は微粒子酸化亜鉛が一次粒子の状態で分散
している結果、粒子が最密パッキング状となり緻密な被
膜を形成するためと考えられる。
【0071】以下、常法に従って、実施例5〜10に示す
化粧料を調製した。
【0072】
【0073】 *1:特開昭64-10997号公報の実施例1に準じて製造し
たチューベロースのカルス由来の酸性ヘテロ多糖類
【0074】
【0075】
【0076】
【0077】 *1:特開平8-319263号公報記載の方法に準じて製造し
た下記化合物
【0078】
【化5】
【0079】*2:シリコーンSH 3775M,東レ・ダウコ
ーニング社製 *3:ファルコレックスボタンピE,一丸ファルコス社
製 *4:特開昭64-10997号公報の実施例1に準じて製造し
たチューベロースのカルス由来の酸性ヘテロ多糖類
【0080】実施例5〜10に示す化粧料はいずれも、塗
布後に不自然な白浮きがなく、かつ紫外線遮蔽効果に優
れたものであった。また、実施例5の化粧水にあって
は、製品の外観上も高い透明性を有するものであった。
【0081】
【発明の効果】以上のように、本発明の酸化亜鉛分散液
は、高い透明性を有すると共に紫外線防御能に優れ、各
種化粧料の配合成分として有用である。本発明の化粧料
は、使用時に皮膚上で白っぽくなったり発色を損なうこ
とがなく、透明感の高い仕上りが得られると共に、紫外
線防御能に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明品1の酸化亜鉛分散液中の酸化亜鉛の状
態の透過型電子顕微鏡像である。
【図2】比較品1の酸化亜鉛分散液中の酸化亜鉛の状態
の透過型電子顕微鏡像である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 猪股 幸雄 東京都墨田区文花2−1−3 花王株式会 社研究所内 (72)発明者 田口 和男 和歌山県和歌山市湊1334 花王株式会社研 究所内 (72)発明者 堀端 達也 和歌山県和歌山市湊1334 花王株式会社研 究所内 (72)発明者 宮武 良和 和歌山県和歌山市湊1334 花王株式会社研 究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸化亜鉛微粒子を5〜50重量%含有し、
    厚さ1cmにおける可視光透過率が30%以上であることを
    特徴とする酸化亜鉛分散液。
  2. 【請求項2】 酸化亜鉛微粒子が一次粒子の状態で分散
    しているものである請求項1記載の酸化亜鉛分散液。
  3. 【請求項3】 分散媒が、化粧料用油剤、シリコーン
    油、ポリオール類、エタノール及び水から選ばれるもの
    である請求項1又は2記載の酸化亜鉛分散液。
  4. 【請求項4】 石英ガラス上に分散液をキャストして得
    られた被膜における下記式で表される厚さ1000nm当たり
    の紫外線防御能Aの値が3以上である請求項1〜3のい
    ずれかに記載の酸化亜鉛分散液。 【数1】
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の酸化亜
    鉛分散液を配合してなる化粧料。
  6. 【請求項6】 酸化亜鉛分散液の配合量が、酸化亜鉛と
    して0.01〜50重量%である請求項5記載の化粧料。
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