JPH11105557A - 自動車用燃料タンク - Google Patents

自動車用燃料タンク

Info

Publication number
JPH11105557A
JPH11105557A JP9274203A JP27420397A JPH11105557A JP H11105557 A JPH11105557 A JP H11105557A JP 9274203 A JP9274203 A JP 9274203A JP 27420397 A JP27420397 A JP 27420397A JP H11105557 A JPH11105557 A JP H11105557A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel tank
chamber
baffle
constituent member
adhesive resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9274203A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Shirakawa
年寛 白川
Mitsuhiro Takeda
充弘 武田
Tamiya Kikawa
民也 木川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Unipres Corp
Original Assignee
Unipres Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Unipres Corp filed Critical Unipres Corp
Priority to JP9274203A priority Critical patent/JPH11105557A/ja
Publication of JPH11105557A publication Critical patent/JPH11105557A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶接にかわる新規な接合手段を採用すること
で、燃料タンク本体のチャンバーとの接合面の組織を全
く変化させることのない自動車用燃料タンクを提供する
こと。 【解決手段】 金属製燃料タンク内の底部に、燃料を溜
めるチャンバーとタンク内の燃料の動きを抑制するバッ
フルの少なくとも一方が設けられた自動車用燃料タンク
において、チャンバー構成部材20もしくはバッフル構
成部材25を、ロアシェル12の底部上面とチャンバー
構成部材20(バッフル構成部材25)間に介装した、
金属および樹脂に対し接着性をもつ接着性樹脂層30A
を介して接合一体化するようにして、金属製ロアシェル
12のチャンバー構成部材20(バッフル構成部材2
5)との接合部が溶接した時のように脆弱とならず、燃
料タンクの気密性が保証される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内部にチャンバー
が設けられた自動車用燃料タンクに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車用燃料タンクは、図13に
示すように、金属(スチ−ル)製のロアシェル1と金属
(スチ−ル)製のアッパシェル2とがそれぞれの周縁部
をつきあわせた形態に一体化された構造で、タンク内に
は、ロアシェル1に溶接固定されたチャンバー3と、ア
ッパシェル2に溶接固定されたバッフル4とが設けられ
ている。符号6はスポット溶接部、符号Lはガソリンの
液面を示す。チャンバー3は、燃料であるガソリンをポ
ンプで吸い上げる際のガソリンを溜めるためのケース、
バッフル4は、タンク内をガソリンが移動する際の音や
衝撃を吸収するためのものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の燃料タ
ンクでは、スポット溶接によりチャンバー3をロアシェ
ル1に固定しており、溶接固定部はスポット溶接により
組織が脆弱となり、スポット溶接の際に、ロアシェル1
に微小の孔が開き、燃料タンクの気密性が低下するおそ
れがあった。
【0004】また、溶接の際にロアシェル1に孔が開か
ないまでも、組織が脆弱となった溶接固定部には、車両
走行による振動やタンク内のガソリンの移動や車両走行
時の加速度等といった種々の負荷が作用するため、脆弱
な溶接固定部が破断されてロアシェルに亀裂が生じ、こ
の亀裂が進行して燃料タンクの気密性が低下するおそれ
もあった。
【0005】また、バッフル4は、その機能からすると
ロアシェル1に固定した方が好ましいものの、チャンバ
ー3と同様にロアシェル1に溶接固定した場合には、燃
料タンクの気密性をさらに低下させるおそれがあるた
め、やむを得ずアッパシェル2に取り付けられている。
【0006】本発明は前記従来技術の問題点に鑑みなさ
れたもので、その目的は、溶接に代わる新規な接合手段
を採用することで、燃料タンク本体のチャンバーもしく
はバッフルとの接合面の組織を全く変化させることのな
い自動車用燃料タンクを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に係わる自動車用燃料タンクにおいては、
金属製燃料タンク内の底部に、燃料を溜めるチャンバー
とタンク内の燃料の動きを抑制するバッフルの少なくと
もいずれか一方が設けられた自動車用燃料タンクにおい
て、前記チャンバー構成部材または/およびバッフル構
成部材を、燃料タンク本体の底部上面とチャンバー構成
部材または/およびバッフル構成部材間に介装した、金
属および樹脂に対し接着性をもつ接着性樹脂層を介して
接合一体化するようにしたもので、金属製燃料タンクの
チャンバー構成部材または/およびバッフル構成部材と
の接合部における組織上の変化は全くない。また、バッ
フルが燃料タンクの底部に設けられることで、タンク内
の燃料の移動を抑制する作用に優れたものとなる。請求
項2においては、請求項1記載の自動車用燃料タンクに
おいて、前記接着性樹脂層を、燃料タンク本体の底部上
面とチャンバー構成部材または/およびバッフル構成部
材間に介装した接着性樹脂フィルムを熱溶融させること
で構成するようにしたものである。チャンバー構成部材
または/およびバッフル構成部材と燃料タンク本体間に
接着性樹脂フィルムを挟んだ状態に保持し、燃料タンク
本体を介して接着性樹脂フィルムに熱を加えることで、
接着性樹脂フィルムを溶融させて、チャンバー構成部材
または/およびバッフル構成部材を燃料タンク本体に接
合一体化できる。請求項3においては、請求項1記載の
自動車用燃料タンクにおいて、前記接着性樹脂層は、チ
ャンバー構成部材または/およびバッフル構成部材の燃
料タンク本体との接合面に形成された凹部内に充填され
ており、チャンバー構成部材または/およびバッフル構
成部材を燃料タンク本体に密着させた形態で、前記凹部
内に接着性樹脂を射出し成形することで構成するように
したものである。金型内にチャンバー構成部材または/
およびバッフル構成部材と燃料タンク本体とをインサー
トし、チャンバー構成部材または/およびバッフル構成
部材の凹部に接着性樹脂を射出し成形することで、チャ
ンバー構成部材または/およびバッフル構成部材を燃料
タンク本体に接合一体化できる。請求項4に係わる自動
車用燃料タンクにおいては、金属製燃料タンク内の底部
に、燃料を溜めるチャンバーとタンク内の燃料の動きを
抑制するバッフルの少なくともいずれか一方が設けられ
た自動車用燃料タンクにおいて、チャンバー構成部材成
形用のキャビティまたは/およびバッフル構成部材成形
用のキャビティに臨むように燃料タンク本体を金型内に
インサートし、前記キャビティ内に接着性樹脂を射出し
成形することで、燃料タンク本体に接合一体化された接
着性樹脂の成形体により前記チャンバー構成部材または
/およびバッフル構成部材を構成するようにしたもので
ある。金型内に燃料タンク本体をインサートし、チャン
バー構成部材または/およびバッフル構成部材成形用の
キャビティに接着性樹脂を射出し成形することで、燃料
タンク本体に接合一体化された接着性樹脂の成形体から
なるチャンバー構成部材または/およびバッフル構成部
材を形成できる。請求項5においては、請求項1〜4の
いずれかに記載の自動車用燃料タンクにおいて、前記チ
ャンバー構成部材と、バッフル構成部材とを一体に形成
するように構成したものである。チャンバー構成部材と
バッフル構成部材が一体化されており、チャンバー構成
部材とバッフル構成部材がそれぞれ独立して構成されて
いる場合に比べて、部品点数が少なく、これらの部材の
取付作業も容易である。請求項6においては、請求項1
〜5のいずれかに記載の自動車用燃料タンクにおいて、
前記チャンバー構成部材を、渦巻状に延びて側面の一部
が開口する立壁で構成するようにしたもので、車体が如
何なる方向に傾いたとしても、チャンバー内のガソリン
はチャンバー外に流出しにくい。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を、実
施例に基づいて説明する。
【0009】図1〜図5は、本発明の第1実施例を示
し、図1は第1実施例である自動車用燃料タンクの縦断
面図、図2は同燃料タンク内部の斜視図、図3は同燃料
タンクの要部であるチャンバーおよびバッフルとの接合
部の断面図、図4はチャンバー構成部材の背面図、図5
はチャンバー構成部材およびバッフル構成部材を燃料タ
ンク本体に取り付ける方法を説明する説明図である。
【0010】これらの図において、自動車用燃料タンク
10は、金属製(スチール製)のロアシェル12とアッ
パシェル14とがそれぞれの周縁部をつきあわせた形態
に一体化された構造で、タンク10内には、金属および
樹脂に対し接着性をもつ接着性樹脂層30(図3参照)
を介してロアシェル12に接合一体化されたチャンバー
20およびバッフル24が設けられている。
【0011】チャンバー20は、平面視渦巻き状の立壁
から構成された高密度ポリエチレン樹脂等の樹脂からな
るチャンバー構成部材22が接着性樹脂層30によりロ
アシェル12の上面に固定されることで、側方の一部の
開口する容器状に構成されている。
【0012】チャンバー構成部材22は、5枚の矩形状
プレートが直交して渦巻き状に連続する立壁で構成され
ているが、立壁基端部22aは巾広に外向きフランジ状
に形成されて、接着性樹脂層30による大きな接合面積
が得られ、チャンバー構成部材22とロアシェル12間
の接合強度が確保されている。
【0013】また、チャンバー20には、チャンバー構
成部材22で画成された渦巻き状の流路が形成されてお
り、車体が如何なる方向に傾いたとしても、チャンバー
20内のガソリンはこの渦巻き状の流路により流出が阻
止されるため、チャンバー20外に流出しにくい構造と
なっている。
【0014】一方、バッフル24は、高密度ポリエチレ
ン樹脂等の樹脂からなる立壁状の一対のバッフル構成部
材25が接着性樹脂層30によりロアシェル12の上面
に固定されて、チャンバー20を挟んで対向するように
設けられた構造で、バッフル構成部材25の基端部25
aも巾広の外向きフランジ状に形成されて、バッフル2
4の接合強度が確保されている。
【0015】なお、チャンバー20およびバッフル24
をロアシェル12に接合固定する接着性樹脂層30とし
ては、例えば、日本ポリオレフィン株式会社の商標「ア
ドテックス」なる接着性ポリオレフィン樹脂の層を挙げ
ることができる。
【0016】次に、チャンバー構成部材22をロアシェ
ル12に接合一体化する手順について説明する。
【0017】まず、開口部を上に向けたロアシェル12
の底部上面所定位置に、それぞれ接着性樹脂フィルム3
0Aを介してチャンバー構成部材22とバッフル構成部
材25とを載置する。次に、チャンバー構成部材22お
よびバッフル構成部材25をロアシェル12に押圧した
形態で、図5に示すように、ヒータ等の所定の加熱手段
32を用いて、ロアシェル12の下方から加熱する。加
熱されて溶融温度以上になった接着性樹脂フィルム30
Aは、チャンバー構成部材22(バッフル構成部材2
5)とロアシェル12間で溶融し、冷えて固化すること
で接着性樹脂層30となり、チャンバー構成部材22
(バッフル構成部材25)とロアシェル12とを強固に
接合する。
【0018】なお、前記したチャンバー構成部材22お
よびバッフル構成部材25は樹脂製であったが、スチー
ル等の金属製であってもよい。
【0019】図6〜図8は、本発明の第2の実施例の自
動車用燃料タンクの要部を示し、図6はチャンバーおよ
びバッフルとの接合部の断面図、図7はチャンバー構成
部材を底面側から見た斜視図、図8はチャンバー構成部
材およびバッフル構成部材を燃料タンク本体に取り付け
る方法を説明する説明図である。
【0020】チャンバー構成部材22Aの巾広の立壁基
端部22aのロアシェル12との接合面には、図7に示
すように、帯状に延びる連続した凹部23が形成され、
この凹部23に充填された金属および樹脂に対し接着性
をもつ接着性樹脂層30Bによって、高密度ポリエチレ
ン樹脂等の樹脂からなるチャンバー構成部材22Aがロ
アシェル12に接合一体化されている。
【0021】バッフル構成部材25Aの基端部25aの
底面にも、連結した凹部26が形成され、この凹部26
に接着剤樹脂層30Bが充填されて、高密度ポリエチレ
ン樹脂からなるバッフル構成部材25Aがロアシェル1
2に接合一体化されている。ロアシェル12にチャンバ
ー構成部材22Aおよびバッフル構成部材25Aを接合
するには、図8に示すように、金型42,44間に、ロ
アシェル12とチャンバー構成部材22とバッフル構成
部材25Aをインサートし、チャンバー構成部材22A
およびバッフル構成部材25Aとロアシェル12とによ
ってそれぞれ画成された凹部23,26内に接着性樹脂
を射出し、成形すればよい。符号43は、金型42に設
けられているホットランナである。
【0022】図9および図10は、本発明の第3の実施
例の自動車用燃料タンクの要部を示し、図9はチャンバ
ーおよびバッフルとの接合部の断面図、図10はチャン
バー構成部材およびバッフル構成部材を燃料タンク本体
に取り付ける方法を説明する説明図である。
【0023】この第3の実施例におけるチャンバーとバ
ッフルは、ロアシェル12にそれぞれ接合一体化された
接着性樹脂の成形体からなるチャンバー構成部材30
C,30Dによって構成されている。
【0024】即ち、上金型46にそれぞれ形成されたチ
ャンバー構成部材成形用のキャビティC1 およびバッフ
ル構成部材成形用のキャビティC2 に臨むように、ロア
シェル12を下金型48内にインサートし、キャビティ
1 ,C2 に接着性樹脂を射出し成形することで、ロア
シェル12に接合一体化された接着性樹脂の成形体(チ
ャンバー構成部材30Cおよびバッフル構成部材30
D)を形成できる。
【0025】また、前記した第1〜第3の実施例では、
チャンバー構成部材とバッフル構成部材が別々に設けら
れていたが、図11や図12に示すように、4枚の立壁
状のバッフル構成部材28を一体に形成したチャンバー
構成部材22を、接着性樹脂層を介してロアシェル12
に接合一体化するようにしてもよい。
【0026】図11に示す第4の実施例では、チャンバ
ー構成部材22だけが接着性樹脂層を介してロアシェル
12に接合一体化されている。
【0027】一方、図12に示す第5の実施例では、チ
ャンバー構成部材22からバッフル構成部材28までの
立壁下端部全域が接着性樹脂層を介してロアシェル12
に接合一体化されており、接着性樹脂層としては、前記
第1,第2の実施例に示したと同様の構造が適用でき、
さらにチャンバー構成部材22およびバッフル構成部材
28を、前記第3の実施例に示すように、接着性樹脂の
成形体により構成するようにしてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る自動車用燃料タンクによれば、金属製燃料タンク
に対し金属製チャンバーや金属製バッフルを溶接するこ
となく固定できるので、燃料タンクの気密性が低下する
という従来の問題点が解消される。また、燃料タンク内
底部にバッフルを固定することで、バッフルの機能が高
められる。また、金属製燃料タンクに対し金属製チャン
バーや金属製バッフルは勿論、樹脂製チャンバーや樹脂
製バッフルも固定することができるので、チャンバーや
バッフルとして利用できる素材選択の自由度が広がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の自動車用燃料タンクの
縦断面図
【図2】同燃料タンク内部の斜視図
【図3】同燃料タンクの要部であるチャンバーおよびバ
ッフルとの接合部の断面図
【図4】チャンバー構成部材を底面側から見た斜視図
【図5】チャンバー構成部材およびバッフル構成部材を
燃料タンク本体に取り付ける方法を説明する説明図
【図6】本発明の第2の実施例の自動車用燃料タンクの
要部であるチャンバーおよびバッフルとの接合部の断面
【図7】チャンバー構成部材を底面側から見た斜視図
【図8】チャンバー構成部材およびバッフル構成部材を
燃料タンク本体に取り付ける方法を説明する説明図
【図9】本発明の第3の実施例の自動車用燃料タンクの
要部であるチャンバーおよびバッフルとの接合部の断面
【図10】チャンバー構成部材およびバッフル構成部材
を燃料タンク本体に取り付ける方法を説明する説明図
【図11】本発明の第4の実施例の自動車用燃料タンク
の要部斜視図
【図12】本発明の第5の実施例の自動車用燃料タンク
の要部斜視図
【図13】従来の自動車用燃料タンクの縦断面図
【符号の説明】
10 燃料タンク 12 燃料タンク本体であるロアシェル 14 燃料タンク本体であるアッパシェル 20 チャンバー 22,22A チャンバー構成部材 23,26 凹部 24 バッフル 25,25A,28 バッフル構成部材 30,30B 接着性樹脂層 30A 接着性樹脂フィルム 30C 接着性樹脂の成形体であるチャンバーの構成部
材 30D 接着性樹脂の成形体であるバッフル構成部材 C1 チャンバー構成部材成形用のキャビティ C2 バッフル構成部材成形用のキャビティ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製燃料タンク内の底部に、燃料を溜
    めるチャンバーとタンク内の燃料の動きを抑制するバッ
    フルの少なくともいずれか一方が設けられた自動車用燃
    料タンクにおいて、 前記チャンバー構成部材または/およびバッフル構成部
    材は、燃料タンク本体の底部上面とチャンバー構成部材
    または/およびバッフル構成部材間に介装された、金属
    および樹脂に対し接着性をもつ接着性樹脂層を介して接
    合一体化されたことを特徴とする自動車用燃料タンク。
  2. 【請求項2】 前記接着性樹脂層は、燃料タンク本体の
    底部上面とチャンバー構成部材または/およびバッフル
    構成部材間に介装した接着性樹脂フィルムを熱溶融させ
    ることで構成されたことを特徴とする請求項1に記載の
    自動車用燃料タンク。
  3. 【請求項3】 前記接着性樹脂層は、チャンバー構成部
    材または/およびバッフル構成部材の燃料タンク本体と
    の接合面に形成された凹部内に充填されており、チャン
    バー構成部材または/およびバッフル構成部材を燃料タ
    ンク本体に密着させた形態で、前記凹部内に接着性樹脂
    を射出し成形することで構成されたことを特徴とする請
    求項1に記載の自動車用燃料タンク。
  4. 【請求項4】 金属製燃料タンク内の底部に、燃料を溜
    めるチャンバーとタンク内の燃料の動きを抑制するバッ
    フルの少なくともいずれか一方が設けられた自動車用燃
    料タンクにおいて、 前記チャンバー構成部材または/およびバッフル構成部
    材は、チャンバー構成部材成形用のキャビティまたは/
    およびバッフル構成部材成形用のキャビティに臨むよう
    に燃料タンク本体を金型内にインサートし、前記キャビ
    ティ内に接着性樹脂を射出し成形することで、燃料タン
    ク本体に接合一体化された接着性樹脂の成形体により構
    成されたことを特徴とする自動車用燃料タンク。
  5. 【請求項5】 前記チャンバー構成部材と、バッフル構
    成部材とが一体に形成されたことを特徴とする請求項1
    〜4のいずれかに記載の自動車用燃料タンク。
  6. 【請求項6】 前記チャンバー構成部材は、渦巻状に延
    びて側面の一部が開口する立壁で構成されたことを特徴
    とする請求項1から5のいずれかに記載の自動車用燃料
    タンク。
JP9274203A 1997-10-07 1997-10-07 自動車用燃料タンク Pending JPH11105557A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9274203A JPH11105557A (ja) 1997-10-07 1997-10-07 自動車用燃料タンク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9274203A JPH11105557A (ja) 1997-10-07 1997-10-07 自動車用燃料タンク

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11105557A true JPH11105557A (ja) 1999-04-20

Family

ID=17538481

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9274203A Pending JPH11105557A (ja) 1997-10-07 1997-10-07 自動車用燃料タンク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11105557A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003018699A3 (en) * 2001-08-23 2003-09-04 Dow Global Technologies Inc Fuel tanks
US7360552B2 (en) 2004-04-23 2008-04-22 Dow Global Technologies Inc. Injectable structural adhesive
EP2174820A3 (de) * 2008-10-10 2011-06-22 Alutech Gesellschaft m.b.H. Innenwand für einen Fahrzeugtank
EP2404776A3 (de) * 2010-07-06 2013-03-13 Alutech Gesellschaft m.b.H. Verfahren zur Herstellung eines Behälters für Betriebsmittel von Fahrzeugen und Behälter hiefür
US9950616B2 (en) 2010-12-03 2018-04-24 Jeffrey Yager Deployable fuel tank baffle and fuel tank system

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003018699A3 (en) * 2001-08-23 2003-09-04 Dow Global Technologies Inc Fuel tanks
CN100389979C (zh) * 2001-08-23 2008-05-28 陶氏环球技术公司 燃料箱
US7360552B2 (en) 2004-04-23 2008-04-22 Dow Global Technologies Inc. Injectable structural adhesive
EP2174820A3 (de) * 2008-10-10 2011-06-22 Alutech Gesellschaft m.b.H. Innenwand für einen Fahrzeugtank
EP2404776A3 (de) * 2010-07-06 2013-03-13 Alutech Gesellschaft m.b.H. Verfahren zur Herstellung eines Behälters für Betriebsmittel von Fahrzeugen und Behälter hiefür
US9950616B2 (en) 2010-12-03 2018-04-24 Jeffrey Yager Deployable fuel tank baffle and fuel tank system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100589270B1 (ko) 글로브 박스용 니 볼스터 장착구조
JP3403050B2 (ja) 樹脂製リザーバータンク及びその製造方法
JPH11105557A (ja) 自動車用燃料タンク
JP2017087818A (ja) 車両用内装材
KR101566878B1 (ko) 이중 지지구조를 갖는 도어트림 융착구조
KR101031758B1 (ko) 자동차 도어트림의 열융착 조립구조
JPH10156555A (ja) 超音波溶接機用の超音波ホーンおよびこれを用いたブラケット部品の取付方法
JP5426143B2 (ja) 射出成形体の製造方法
JP6346678B2 (ja) 樹脂成形品
JP2586016B2 (ja) インク容器及びインク容器の製造方法
JPH0516241A (ja) プラスチツク部品の融着方法
JP2009023278A (ja) 樹脂成形品の振動溶着構造
JP6529891B2 (ja) 車両用内装材
JP3240272U (ja) 二重容器
JPWO2020170559A1 (ja) 電線用外装体及び外装体付きワイヤーハーネス
JP2024055484A (ja) 二重容器及び二重容器の接合方法
JPH05294258A (ja) 自動車の車体構造
JP3637791B2 (ja) 中空樹脂容器の製造方法
JP4627584B2 (ja) シフトレバー取り付け構造及びその製造方法
JPS5828317A (ja) 自動車用隔壁タンクの製造方法
JPH09133112A (ja) ブラケット部品の基材への取付方法
JPS63302023A (ja) 長繊維強化熱可塑性樹脂部材の溶着方法
JP3637832B2 (ja) 中空樹脂容器の製造方法
JP2000326413A (ja) 超音波溶着方法
JP4074913B2 (ja) 自動車用ウインドウモールディングおよび製造方法