JPH11104346A - パチンコ玉計数装置 - Google Patents

パチンコ玉計数装置

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JPH11104346A
JPH11104346A JP26868297A JP26868297A JPH11104346A JP H11104346 A JPH11104346 A JP H11104346A JP 26868297 A JP26868297 A JP 26868297A JP 26868297 A JP26868297 A JP 26868297A JP H11104346 A JPH11104346 A JP H11104346A
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JP
Japan
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pachinko ball
pachinko
pachinko balls
bogie
ball
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JP26868297A
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Yoshihiro Sakurai
義浩 櫻井
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Glory Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単かつ安価な構成により、パチンコ玉Pを
受け入れてから計数するまでのタイムラグを少なくす
る。 【解決手段】 パチンコ玉Pを受け入れる受入部42を設
ける。受入部42の底面に傾斜状態に複数列の整列手段46
を設け、複数列の整列手段46により最下層のパチンコ玉
Pを傾斜方向に整列させるとともにその傾斜に沿って転
動させる。複数列の整列手段46との間にパチンコ玉P1
個が通過し得る間隔をあけて逆転ローラ47を設け、逆転
ローラ47を整列手段46に対向する側がパチンコ玉Pの転
動方向と逆方向へ移動して回転させる。逆転ローラ47の
下流位置で複数列の整列手段46毎にパチンコ玉計数セン
サ51を設け、パチンコ玉計数センサ51により転動するパ
チンコ玉Pの通過を検知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数のパチンコ玉
を計数するパチンコ玉計数機に使用されるパチンコ玉計
数装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ玉計数機はパチンコホー
ルのカウンター等に設置され、所定の高さを有するカウ
ンター等の上に載置されていた。そして、遊技者が獲得
したパチンコ玉をそのホールに設置されているパチンコ
玉収容箱(以下、玉箱という)に入れてカウンター等に
持参し、そこに設置されているパチンコ玉計数機のホッ
パへパチンコ玉を流し込むようになっている。パチンコ
玉計数機の中に流し込まれたパチンコ玉は傾斜状に設け
られたレール上を自重により転動しつつ複数列に整列さ
れた状態でフォトセンサにより計数されるようになって
いる。
【0003】また、例えば、実開昭61−54885号
公報または特開平8−215412号に記載されている
ように、玉箱とパチンコ玉計数機に工夫をし、パチンコ
玉が入った玉箱をパチンコ玉計数機のホッパの上に載せ
るだけで、玉箱の底面または側面が開口され、玉箱をひ
っくり返さなくともパチンコ玉計数機のホッパの中へパ
チンコ玉が流出するようにしたものも提案されている。
【0004】一方、最近では遊技者が獲得するパチンコ
玉の量が多くなり、一度に複数の玉箱をカウンター等の
計数機が載置されている場所まで運搬しなければならな
くなったために、玉箱の運搬に玉箱を重ねて載置できる
台車が使用されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来のパチンコ玉計数機と玉箱および台車を使用した
運用方法では、台車で運搬してきた玉箱を手作業により
パチンコ玉計数機のホッパの位置まで持ち上げなければ
ならず、多大な労力が必要であり、操作性が悪いといっ
た問題がある。
【0006】そこで、本出願人が特願平8−13031
6号(公知ではない)に出願しているように、台車で運
搬してきた玉箱を台車ごと装填するだけで自動的に玉箱
内のパチンコ玉を排出させて揚送装置によって上方へ揚
送し、従来のパチンコ玉計数機へ供給することができる
パチンコ玉運搬用台車およびパチンコ玉計数機を提案
し、操作性を改善するようにした。しかし、玉箱から排
出されたパチンコ玉を揚送装置によって一旦上方へ揚送
した後に従来の自重により整列させて計数するパチンコ
玉計数装置へ供給して計数するため、玉箱から排出され
てから計数されるまでの時間が長くかかり、全てのパチ
ンコ玉が玉箱から排出されても計数がなかなか終了しな
いというタイムラグが大きい問題がある。
【0007】そこで、本発明は、このような点に鑑みな
されたもので、簡単かつ安価な構成により、パチンコ玉
を受け入れてから計数するまでのタイムラグを少なくで
きるパチンコ玉計数装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のパチンコ玉計数
装置は、パチンコ玉を受け入れる受入部と、この受入部
の底面に傾斜状態に設けられ、最下層のパチンコ玉を傾
斜方向に整列させるとともにその傾斜に沿って転動させ
る複数列の整列手段と、この複数列の整列手段との間に
パチンコ玉1個が通過し得る間隔をあけて設けられ、前
記整列手段に対向する側がパチンコ玉の転動方向と逆方
向へ移動して回転する逆転ローラと、この逆転ローラの
下流位置で前記複数列の整列手段毎に設けられ、転動す
るパチンコ玉の通過を検知するパチンコ玉計数センサと
を具備しているものである。
【0009】受入部に受け入れたパチンコ玉を、複数列
の整列手段の傾斜方向に沿って整列させるとともにその
傾斜に沿って転動させ、複数列の整列手段との間にパチ
ンコ玉1個が通過し得る間隔をあけた逆転ローラによっ
て複数列の整列手段の傾斜に沿って転動するパチンコ玉
を1層1列状態にして通過させ、逆転ローラの下流にお
いて複数列の整列手段毎に設けられたパチンコ玉計数セ
ンサによってパチンコ玉を検知し、計数する。したっが
って、このような簡単かつ安価な構成により、パチンコ
玉を受入部に受け入れてから計数するまでのタイムラグ
が少なくなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0011】図1はパチンコ玉計数装置を用いたパチン
コ玉計数機にパチンコ玉運搬用台車を装填した状態の断
面図、図2はパチンコ玉計数機およびパチンコ玉運搬用
台車の斜視図、図3はパチンコ玉計数装置の一部の断面
図、図4は図3のA矢視図である。
【0012】図1において、1はパチンコ玉収容箱(以
下、玉箱という)で、この玉箱1は、上面を開口した横
長箱状に形成され、内部にパチンコ玉Pが多数収容され
る。玉箱1の底部には、排出孔2が形成されているとと
もに、この排出孔2を開閉するシャッタ板3が配設され
ている。シャッタ板3は、図示しないスプリングによっ
て排出孔2を閉塞する方向に付勢されているとともに、
玉箱1の外部に臨む駆動受部4を上昇移動させることに
よって開放可能に構成されている。
【0013】なお、玉箱1は上下方向に積み重ねた際に
互いに重なり合うように構成され、玉箱1の内壁面には
上側に重なった玉箱1の駆動受部4を相対的に上昇させ
る図示しないリブ状の作動部(後述する作動部21と同
様)が形成されている。
【0014】図1および図2において、11はパチンコ玉
運搬用台車(以下、台車という)で、この台車11は、玉
箱1を搭載する台車本体12を有している。この台車本体
12は、前後方向に縦長に形成され、玉箱1の幅より広い
間隔でほぼ平行に離間対向された両側の側枠部13、およ
びこの両側の側枠部13の上面に固定された上面板14を有
し、これら両側の側枠部13間でかつ上面板14の下側に前
後方向および下方に開口する台車空間15が形成されてい
る。各側枠部13の前後部には走行用の車輪16,17がそれ
ぞれ取り付けられ、上面板14の後端にはハンドル18が立
設されている。
【0015】上面板14の上方は玉箱1を搭載する玉箱搭
載部19として構成され、この玉箱搭載部19の両側位置
に、一対の保持部材20が立設されている。この各保持部
材20は、玉箱1の下部側が進入可能な間隔でほぼ平行に
配設され、玉箱1の両側部分が載置されることにより、
その玉箱1を玉箱搭載部19の所定位置に位置決め保持す
るように構成されている。
【0016】両側の保持部材20の相対する内側には、両
側の保持部材20上に搭載される玉箱1の駆動受部4に係
合するとともにその駆動受部4を相対的に上昇移動させ
てシャッタ板3を開放させるリブ状の作動部21が突設さ
れている。
【0017】上面板14の両側の保持部材20間には、これ
ら保持部材20によって所定位置に保持された玉箱1の排
出孔2の下方域に対応して台車側排出孔22が開放形成さ
れている。
【0018】上面板14の下側には、台車側排出孔22を開
閉する台車側シャッタ23が配設されている。台車側シャ
ッタ23には、両側の縁部から支持片24が下方折曲され、
この両側の支持片24に複数のガイドローラ25が回転自在
に軸支されている。この両側の支持片24の複数のガイド
ローラ25が両側の側枠部13の相対する内面に前後方向に
沿って配設されるスライドガイド26に転動可能に係合さ
れることにより、台車側シャッタ23が台車本体12に対し
て前後方向にスライド可能すなわち台車側排出孔22を開
閉可能に構成されている。台車側シャッタ23の下面には
断面ほぼL字形の係合部27が取り付けられている。
【0019】台車側シャッタ23は図示しないスプリング
によって前方へ引っ張り付勢されており、台車11を後述
するパチンコ玉計数機31の台車装填部34に装填していな
い状態では、図2に示すように、台車側シャッタ23が前
方へ移動して台車側排出孔22が閉塞され、また、詳細は
後述するが、図1に示すように、台車11の台車装填部34
への装填動作に連動して、台車側シャッタ23が後方へ移
動して台車側排出孔22が開放される。
【0020】図1および図2において、31はパチンコ玉
計数機で、このパチンコ玉計数機31は、縦形の計数機本
体32を有し、この計数機本体32の両側から前方に両側の
台車ガイド33が突出され、この両側の台車ガイド33間に
前方から台車11を装填可能とする台車装填部34が形成さ
れている。両側の台車ガイド33の対向間隔は、台車11の
台車本体12の幅より少し広い程度に形成されており、台
車11の台車本体12の装填を許容するとともに台車11の台
車本体12の幅方向を位置決め規制するように構成されて
いる。
【0021】計数機本体32の前面下部には、台車装填部
34に装填される台車11の台車本体12の前面が当接して、
その台車11の装填方向の位置を位置決め規制する規制面
35が形成されている。この規制面35からは前方の台車装
填部34内に突出して台車11の台車空間15内に相対的に進
入されるパチンコ玉受入台部36が形成されている。パチ
ンコ玉受入台部36の前端面には、台車装填部34への台車
11の装填によって台車側シャッタ23の係合部27が当接す
るシャッタ開放手段としての当接部37が形成されてい
る。このパチンコ玉受入台部36の上面には、台車11の台
車側排出孔22の下方域に対応してその台車側排出孔22か
ら放出されるパチンコ玉Pを受け入れる受入口38が形成
されている。
【0022】また、パチンコ玉受入台部36内には、パチ
ンコ玉計数装置41が配設されている。パチンコ玉計数装
置41は、受入口38を通じて落下するパチンコ玉Pを受け
入れる受入部42を有し、この受入部42の底面に後方へ向
けて下降傾斜するシュート43が配設されている。
【0023】シュート43は、図3および図4に示すよう
に、傾斜板44を有し、この傾斜板44の上面には傾斜方向
に沿って延びるとともに傾斜方向と交差する傾斜板44の
幅方向に並列に複数のガイドリブ45が突設され、これら
隣接するガイドリブ45間にパチンコ玉Pを1個ずつ受け
入れる間隔を有する複数列の整列手段としての溝部46が
形成されている。したがって、シュート43の複数列の溝
部46によって、受入部42内の最下層のパチンコ玉Pを受
け入れて傾斜方向に整列させるとともに、その傾斜に沿
って後方へ転動させることができる。
【0024】シュート43の下流側上方には、シュート43
の傾斜方向と交差する幅方向に沿って回転軸が配設され
る逆転ローラ47が回転可能に配設されている。この逆転
ローラ47は、シュート43の幅方向全域にわたって対向さ
れるとともに、溝部46内を転動するパチンコ玉P1個が
通過し得る間隔をあけて対向されており、シュート43に
対向する周面がパチンコ玉Pの転動方向と逆方向(図3
矢印方向)へ移動すべく図示しない駆動手段で回転駆動
される。
【0025】逆転ローラ47の下流位置において、溝部46
内を転動するパチンコ玉P1個が通過し得る間隔をあけ
てシュート43の上方に対向されるガイド板48が配設さ
れ、さらに、シュート43の各溝部46内に底面に検知孔49
が形成されているとともに、この検知孔49に対向するガ
イド板48の位置に検知孔50が対応して形成されている。
対となる各検知孔49,50の溝部46毎に対応して、各溝部
46内を転動するパチンコ玉Pの通過を検知する複数のパ
チンコ玉計数センサ51が配設されている。このパチンコ
玉計数センサ51は、シュート43の検知孔49の下面に配設
される投光器52、およびガイド板48の検知孔50の上面に
配設される受光器53を有するフォトインタラプタによっ
て構成されている。複数の投光器52および複数の受光器
53はそれぞれセンサブロック54,55として一体的に構成
されている。
【0026】このパチンコ玉計数センサ51の光軸は、パ
チンコ玉Pの中心から外れた位置を通るように構成する
ことにより、溝部46内を複数のパチンコ玉Pが連続して
転動してきた場合でも検知することができる。
【0027】シュート43の最下流部は後述するローラ66
の周面に沿って湾曲状とされる湾曲部56が形成されてい
る。
【0028】また、計数機本体32内には、シュート43で
導かれたパチンコ玉Pを揚送する揚送装置61が配設され
ている。この揚送装置61は、計数機本体32の前面に対し
てほぼ平行状にベルト面が配設される一対の平ベルト6
2,63を有し、これら各平ベルト62,63は上部のローラ6
4,65および下部のローラ66,67によってそれぞれ張設
されている。一対の平ベルト62,63の互いに対向するベ
ルト面の間隔はパチンコ玉Pの直径より小さい間隔とさ
れ、シュート43の湾曲部56を通じて導かれるパチンコ玉
Pを一対の平ベルト62,63間に挟持して揚送可能とす
る。
【0029】上部の各ローラ64,65には互いに噛合する
ギヤ68,69が固定され、一方のローラ64がモータ70から
回転駆動力を受けることにより、ギヤ68,69の噛合を介
して、一対の平ベルト62,63の互いに対向するベルト面
が同期して上昇移動するように回動される。
【0030】一対の平ベルト62,63の上端部間に臨んで
揚送されてきたパチンコ玉Pが放出される放出部71が形
成され、この放出部71には計数機本体32の後方に突出す
る排出シュート72が配設され、この排出シート72はパチ
ンコ玉Pを回収する図示しないパチンコ玉回収部に接続
されている。
【0031】また、計数機本体32の上部には操作パネル
81が配設され、この操作パネル81には、計数スタートを
指示するスタートボタン82、計数ストップを指示するス
トップボタン83、パチンコ玉Pの計数値などを表示する
表示部84が配設されている。
【0032】次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0033】玉箱1は、台車11に装填していない状態で
シャッタ板3が閉状態にあり、パチンコ玉Pを収容可能
とする。
【0034】台車11は、パチンコ玉計数機31の台車装填
部34に装填していない状態で台車側シャッタ23が閉状態
にある。
【0035】そして、パチンコ玉Pを収容した玉箱1を
台車11に搭載すると、玉箱1の駆動受部4が台車11の作
動部21で相対的に上昇移動し、玉箱1のシャッタ板3が
開放される。これにより、玉箱1の排出孔2から玉箱1
の底部のパチンコ玉Pの一部が台車11の台車側排出孔22
に排出されるが、台車側排出孔22は台車側シャッタ23に
よって閉塞されているため、台車側シャッタ23によって
パチンコ玉Pが止められる。
【0036】玉箱1を搭載した台車11を走行させてパチ
ンコ玉計数機31の台車装填部34に装填していくと、台車
装填部34のパチンコ玉受入台部36に対して台車本体12の
台車空間15が相対的に進入していき、その装填途中で台
車側シャッタ23の係合部27がパチンコ玉受入台部36の当
接部37に当接し、台車側シャッタ23の移動が規制され
る。
【0037】移動が規制された台車側シャッタ23を残し
て台車11が台車装填部34へ装填されていくと、相対的に
台車側シャッタ23が開放されて台車側排出孔22が開き始
め、台車11の装填完了時点で台車側シャッタ23が全開状
態となる。そのため、台車側シャッタ23の開放に伴っ
て、今まで止められていたパチンコ玉Pが台車側排出孔
22を通じてパチンコ玉受入台部36の受入口38に流出し、
パチンコ玉計数装置41の受入部42内に受け入れられる。
【0038】そして、パチンコ玉計数機31のスタートボ
タン82を操作すると、逆転ローラ47が回転されていると
ともに、モータ70によって一対の平ベルト62,63が回転
される。なお、図示しないセンサによって台車11が装填
される過程、つまりパチンコ玉Pが受入部42に受け入れ
られる前の時点で検知すると、計数処理を開始するよう
にしてもよい。
【0039】受入部42に受け入れられたパチンコ玉P
は、シュート43の複数列の溝部46に進入しながら傾斜方
向に整列されるとともに、その傾斜に沿って後方へ転動
される。溝部46内を転動されるパチンコ玉P上に重なっ
たパチンコ玉Pは逆転ローラ47によって受入部42内に戻
され、パチンコ玉Pが1層1列状態で各溝部46内を転動
されて逆転ローラ47の下を通過される。
【0040】逆転ローラ47の下を通過して各溝部46内を
転動するパチンコ玉Pは、各溝部46毎のパチンコ玉計数
センサ51に到達し、これらのパチンコ玉計数センサ51で
パチンコ玉Pの通過を検知して計数する。
【0041】計数後のパチンコ玉Pは、シュート43の最
下流の湾曲部56を通じて一対の平ベルト62,63間に導か
れ、一対の平ベルト62,63間に挟持されて揚送され、放
出部71に放出されて回収される。
【0042】また、パチンコ玉Pを流出させて計数した
後、台車11をパチンコ玉計数機31の台車装填部34から後
退させていくと、スプリング28の付勢で台車側シャッタ
23が閉じられ、台車側排出孔22が閉塞される。
【0043】以上のように、台車11で運搬してきた玉箱
1を台車11ごとパチンコ玉計数機31に装填するだけで、
自動的に玉箱1内のパチンコ玉Pをパチンコ玉計数機31
へ排出させることができ、重い玉箱1を台車11から移し
換えるために持ち上げる必要がなく、パチンコ玉量が多
量であっても容易に計数処理できるとともに、パチンコ
玉Pの計数に要する処理時間を短時間にできる。
【0044】しかも、台車本体12に玉箱1を載置するこ
とによって玉箱1のシャッタ板3を開放するとともに台
車側シャッタ23によって玉箱1から流出するパチンコ玉
Pを台車11内に止めることができるので、玉箱1のシャ
ッタ板3を開放するための駆動源を不要にでき、簡単か
つ安価に構成できる。さらに、台車11をパチンコ玉計数
機31の台車装填部34へ装填する動作に連動して台車側シ
ャッタ23を開放することができるので、台車側シャッタ
23を開放するための駆動源を不要にでき、簡単かつ安価
に構成できる。
【0045】また、受入部42に受け入れたパチンコ玉P
を複数列の溝部46の傾斜方向に沿って整列させるととも
にその傾斜に沿って転動させ、複数列の溝部46との間に
パチンコ玉P1個が通過し得る間隔をあけた逆転ローラ
47によって複数列の溝部46の傾斜に沿って転動するパチ
ンコ玉Pを1層1列状態にして通過させ、逆転ローラ47
の下流において複数列の溝部46毎のパチンコ玉計数セン
サ51でパチンコ玉Pを検知するため、簡単かつ安価な構
成により、パチンコ玉Pを受入部42に受け入れてから計
数するまでのタイムラグを少なくできる。
【0046】なお、複数列の整列手段は、シュート43に
形成した溝部46に限らず、例えば、傾斜方向に延びる複
数の板を並列に並べて、隣接する板の上縁高さの高低を
交互に変えることで、低い板の部分にパチンコ玉Pを整
列させるように構成してもよく、パチンコ玉Pを整列で
きる構造であれば、前記実施の形態と同様の作用効果を
奏する。
【0047】
【発明の効果】本発明のパチンコ玉計数装置によれば、
受入部に受け入れたパチンコ玉を複数列の整列手段の傾
斜方向に沿って整列させるとともにその傾斜に沿って転
動させ、複数列の整列手段との間にパチンコ玉1個が通
過し得る間隔をあけた逆転ローラによって複数列の整列
手段の傾斜に沿って転動するパチンコ玉を1層1列状態
にして通過させ、逆転ローラの下流において複数列の整
列手段毎のパチンコ玉計数センサでパチンコ玉を検知す
るため、簡単かつ安価な構成により、パチンコ玉を受入
部に受け入れてから計数するまでのタイムラグを少なく
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すパチンコ玉計数装
置を用いたパチンコ玉計数機にパチンコ玉運搬用台車を
装填した状態の断面図である。
【図2】同上パチンコ玉計数機およびパチンコ玉運搬用
台車の斜視図である。
【図3】同上パチンコ玉計数装置の一部の断面図であ
る。
【図4】同上図3のA矢視図である。
【符号の説明】
41 パチンコ玉計数装置 42 受入部 46 整列手段としての溝部 47 逆転ローラ 51 パチンコ玉計数センサ P パチンコ玉

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ玉を受け入れる受入部と、 この受入部の底面に傾斜状態に設けられ、最下層のパチ
    ンコ玉を傾斜方向に整列させるとともにその傾斜に沿っ
    て転動させる複数列の整列手段と、 この複数列の整列手段との間にパチンコ玉1個が通過し
    得る間隔をあけて設けられ、前記整列手段に対向する側
    がパチンコ玉の転動方向と逆方向へ移動して回転する逆
    転ローラと、 この逆転ローラの下流位置で前記複数列の整列手段毎に
    設けられ、転動するパチンコ玉の通過を検知するパチン
    コ玉計数センサとを具備していることを特徴とするパチ
    ンコ玉計数装置。
JP26868297A 1997-10-01 1997-10-01 パチンコ玉計数装置 Pending JPH11104346A (ja)

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