JPH11104182A - 昇降式担架 - Google Patents

昇降式担架

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JPH11104182A
JPH11104182A JP9271286A JP27128697A JPH11104182A JP H11104182 A JPH11104182 A JP H11104182A JP 9271286 A JP9271286 A JP 9271286A JP 27128697 A JP27128697 A JP 27128697A JP H11104182 A JPH11104182 A JP H11104182A
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Yasushi Yamamoto
靖 山本
Toshiya Matsumura
俊哉 松村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】低い位置における上昇操作荷重を低減し、より
小さい力でマット部を低位置から上昇させることができ
るX形リンクを用いた昇降式担架を提供する。 【解決手段】このせる昇降式担架は、キャスター4を設
けたベースフレーム1と、病人等を載せるマット部2
と、ベースフレーム1とマット部2間に取り付けられた
X形リンク3と、マット部側に回転可能に支持され、X
形リンクの上部の一端に連結された移動可能なめねじ部
材7に螺合するスクリューシャフト8と、を備え、スク
リューシャフト8の回転によりX形リンク3の傾斜角を
変えてマット部2を昇降させる。補助リンク5がベース
フレーム1とマット部2間に配設され、補助リンク5の
下端はベースフレーム1に枢支され、補助リンク5の上
端はマット部2に水平移動可能に設けられた移動軸5a
に連結され、めねじ部材7と移動軸5a間にコイルばね
9が掛け渡され、スクリューシャフト8の先端が移動軸
5aに回転可能に連結される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベースフレームと
マット部との間にX形リンクを有し、そのリンク端部を
スクリューシャフトの回転により水平移動させて、マッ
ト部を昇降させる昇降式の担架に関し、特に低い位置に
おける上昇時の荷重を低減し、より小さい力でマット部
を上昇させることができる昇降式担架に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、昇降式担架として、図8、図9に
示すように、ベースフレーム21とマット部22との間
にX形リンク23を用いた構造のものが一般に使用され
ている。
【0003】この昇降式担架は、キャスター24を取り
付けたベースフレーム21上に1対のX形リンク23を
設け、X形リンク23下部の一方の端部を軸23aでフ
レーム21上に位置固定で回動可能に軸支し、他方の端
部にローラ23bを軸支すると共に、ベースフレーム2
1に設けた水平レール21aにローラ23bを移動可能
に係合させ、同様にマット部22がX形リンク23上に
取り付けられる。更に、マット部22の下側に、スクリ
ューシャフト25が軸の回りで回転可能に水平に取り付
けられ、そのスクリューシャフト25に、X形リンク2
3の可動端部に連結されたナット26を螺合させて構成
される。
【0004】そして、この昇降式担架は、スクリューシ
ャフト25をハンドル等で回転することにより、ナット
26、端部のローラ23bを水平移動させてX形リンク
23の傾斜角度(高さ)を変え、ベースフレーム21に
対しマット部22の位置を昇降させるように使用され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種のX形
リンクを用いた昇降式担架は、比較的構造が簡単で、マ
ット部を安定して昇降させることができるものの、手動
でスクリューシャフトを回す場合、特に低い位置にある
マット部を上昇操作する際には、スクリューシャフトに
大きなトルクがかかる問題があった。
【0006】すなわち、図8に示すように、この昇降式
担架では、上昇操作をするために、スクリューシャフト
25を所定方向に回転させると、X形リンク23の可動
端部に水平方向の力Fが発生し、この力Fの分力として
リンクに沿った斜め下の分力F1と、上向きの分力F2
が発生する。
【0007】この上向きの分力F2がマット部を上昇さ
せる力となるが、X形リンク23の傾斜角θが小さくな
るほど、つまりマット部22の位置が低いほど、上向き
の分力F2は小さくなる。このため、マット部22の位
置が低い場合、必要な上昇力を発生させるためのスクリ
ューシャフト25の回転に、大きなトルクを必要とす
る。
【0008】一般に、昇降式担架は、傷病者をベッドか
ら乗せ替えて必要な部屋に運ぶ際に使用されるため、ベ
ッドの高さ(約450〜550mm)まで下げた状態で傷
病者を乗せ、その位置からマット部を上昇させて、搬送
する場合が多い。
【0009】このために従来では、コイルばね27をX
形リンク23上部可動端と固定枠28との間にかけ渡
し、X形リンク23上部可動端を上昇方向つまり図8の
右側に付勢するようにして、低い位置からの上昇回転ト
ルクを低減させるようにしている。
【0010】しかし、このようなコイルばね27を設け
た昇降式担架においても、図7のグラフ(トルク−高さ
を示す従来品の曲線)に示すように、マット部を約45
0〜550mmの低い位置まで下げて傷病者を乗せ、マッ
ト部を上昇させると、回し初めの回転トルクが3〜4k
gmと非常に大きくなり、操作する人は、腰を屈めて大
きな力でハンドルを回してスクリューシャフト25を回
転させる作業を必要とし、負担となっていた。
【0011】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、低い位置における上昇操作荷重を低減し、より小さ
い力でマット部を低位置から上昇させることができるX
形リンクを用いた昇降式担架を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の昇降式担架は、キャスターを設けたベース
フレームと、病人等を載せるマット部と、ベースフレー
ムとマット部間に取り付けられたX形リンクと、マット
部側に回転可能に支持され、該X形リンクの上部の一端
に連結された移動可能なめねじ部に螺合するスクリュー
シャフトと、を備え、スクリューシャフトの回転により
X形リンクの傾斜角を変えてマット部を昇降させる昇降
式担架において、補助リンクがベースフレームとマット
部間に配設され、補助リンクの下端はベースフレームに
枢支され、補助リンクの上端はマット部に水平移動可能
に設けられた移動軸に連結され、めねじ部と移動軸間に
コイルばねが掛け渡され、スクリューシャフトの先端が
移動軸に回転可能に連結されたことを特徴とする。
【0013】
【作用・効果】このような構成の昇降式担架では、最下
位にあるマット部を上昇させる場合、ハンドル等により
スクリューシャフトを所定の方向に回転させ、そこに螺
合するめねじ部を例えば前方に移動させると共に、移動
軸を後方に移動させる。
【0014】この時、めねじ部と移動軸間にコイルばね
がかけられているため、スクリューシャフトの回転に伴
う軸方向の力と共にコイルばねのばね力が、X形リンク
の上部後方端において前方に向けて発生すると共に、移
動軸に連結される補助リンクの上端ににおいて後方向に
発生する。
【0015】この前方への力により、X形リンクの傾斜
角が増大する方向に各リンクが回動し、同時に後方への
力により、補助リンクの傾斜角が増大する方向に動き、
それらの力によって、各々に生じる上方向への分力によ
りマット部は持ち上げられ、上昇する。
【0016】このような上方への分力は、スクリューシ
ャフトの回転力とコイルばねのばね力から生じるが、従
来の昇降式担架は、図8のように、上方への力F2のみ
によってマット部を上昇させるため、スクリューシャフ
トの回転に大きな回転トルクを必要とするが、本発明の
昇降式担架では、補助リンクによって生じる上方への力
が付加されるため、低い位置からの上昇操作であって
も、スクリューシャフトの回転トルクは非常に小さくな
り、スクリューシャフトを小さい力で楽に回転し、マッ
ト部を上昇させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は昇降式担架の側面図を示
し、図2はその平面図を、図3はその正面図を示してい
る。1は矩形の枠状に形成されたベースフレームであ
り、ベースフレーム1には4個のキャスター4が取り付
けられ、移動可能である。
【0018】また、ベースフレーム1上にはX形リンク
3が取り付けられる。X形リンク3は1対のX形のリン
クから形成され、X形のリンクは同じ長さの2本のリン
クをその中央軸で回動可能に連結して形成され、ベース
フレーム1の両側に位置するように配設される。X形リ
ンク3下部の前方側(図1の左側)の端部は、ベースフ
レーム1上に軸1aで枢支される。また、リンク下部の
後方側(図1の右側)の端部にはローラ3aが軸支さ
れ、このローラ3aはベースフレーム1に水平方向に形
成したレール1bに係合し、水平移動可能である。
【0019】更に、ベースフレーム1上のレール1bの
端部付近に、1対の補助リンク5の下端が軸1cにより
枢支される。1対の補助リンク5の各々は2本の摺動可
能(伸縮可能)なリンク部材(例えばテレスコピックパ
イプ)から形成され、1対の補助リンク5の上端には横
断方向に配設した水平な移動軸5aが連結され、その移
動軸5aの両端にローラ5bが取り付けられ、両側のロ
ーラ5bは後述のマット部2のフレームに設けたレール
2bに係合し、所定の範囲で移動可能である。
【0020】この補助リンク5は、X形リンク3の各リ
ンクより短く、X形リンク3の各リンクより傾斜角が大
きく、且つ伸縮可能に形成される。また、補助リンク5
は、最も短く収縮した時の長さがあらかじめ決められて
おり、マット部2の位置が最下位から中間部に位置する
時、補助リンク5はその最短長さの状態を保持しながら
傾動する。
【0021】マット部2は、病人等を載せるマットを水
平に載置可能な矩形フレーム状に形成され、X形リンク
3と補助リンク5の上に取り付けられる。すなわち、X
形リンク3の1対の前方側上端部が軸2aによりマット
部2の下側に枢支される。さらに、X形リンク3の1対
の後方側上端部にはローラ3bが取り付けられ、各ロー
ラ3bは、マット部2の下部両側に水平に設けたレール
2bに係合し、レール2b内を水平移動可能である。
【0022】更に、X形リンク3の後方側上端部のロー
ラ3b、3b間は連結部材6により連結され、その連結
部材6の中央にめねじ部材7(ここでは、ナットを内側
に取付けたパイプ)が固定される。めねじ部材7のねじ
孔は前後方向(図1の左右方向)に沿って形成され、ス
クリューシャフト8がそのめねじ部材7に螺合し回転可
能に支持される。このスクリューシャフト8の先端は、
回転を許容した形態で上記移動軸5aに連結され、シャ
フト8の末端にハンドル11が取り付けられる。
【0023】なお、補助リンク5の下端を枢支する軸1
cはベースフレーム1の後方寄りに設けられ、補助リン
ク5の上端(移動軸5aに連結される側)はマット部2
の中間位置より前方側に設けられ、これによって、補助
リンク5は、X形リンク3のめねじ部材7や連結部材6
に連結される側のリンクとは、逆方向に傾斜するように
配設される。
【0024】そして、連結部材6と上記移動軸5a間に
コイルばね9が掛け渡され、マット部2が最下位の状態
で、連結部材6と移動軸5a間は最も広がるため、コイ
ルばね9は最も引き伸ばされこの間を短くするように付
勢する。移動軸5aにおける後方(図1の左方向)への
移動を制限するために、ストッパ10がマット部下のレ
ール2b近傍に設けられる。マット部2が最下位から上
昇するとき、移動軸5aは図1の左方向に移動するが、
マット部2が中間位置まで上昇した時(マット部2の高
さが例えば約650mmになった時)、移動軸5aが当た
って停止する位置に、このストッパ10は設けられる。
【0025】なお、上記昇降式担架には、必要に応じ
て、キャスター4のブレーキ機構、マット部2の背上げ
機構を設けることができ、マット部2は取り外し式にす
ることもできる。
【0026】次に、上記構成の昇降式担架の動作を説明
する。図1に示すように、最下位にあるマット部2を上
昇させる場合、ハンドル11を操作してスクリューシャ
フト8を所定の方向に回転させ、そこに螺合するめねじ
部材7を前方(図1の右側)に移動させると共に、移動
軸5aを後方に移動させる。
【0027】この時、めねじ部材7が連結される連結部
材6にコイルばね9がかけられているため、スクリュー
シャフト8の回転に伴う軸方向の力と共にコイルばね9
のばね力が、連結部材6に連結されるX形リンク3の上
部後方端(ローラ3b)に、図6に示す力Fとして前方
向に発生する。また、同時に、スクリューシャフト8の
先端が回転を許容して連結される移動軸5aと連結部材
6間にコイルばね9が連結されているため、スクリュー
シャフト8の回転に伴う軸方向の力と共にコイルばね9
のばね力が、移動軸5aに連結される補助リンク5の上
端に、図6に示す力Fとして後方向に発生する。
【0028】この前方への力Fにより、X形リンク3の
傾斜角が増大する方向に各リンクが回動し、同時に後方
への力Fにより、補助リンク5の傾斜角が増大する方向
に動き、マット部2は上昇する。この時、図6のよう
に、X形リンク3の上部後方端に発生する力Fによっ
て、その分力F2が上方に生じ、且つ補助リンク5の上
端に発生する力Fによって、その分力F4が上方に生
じ、この力F2と力F4によりマット部2は持ち上げら
れる。
【0029】このような上方への力F2と力F4は、ス
クリューシャフト8の回転力とコイルばね9のばね力か
ら生じるが、従来の昇降式担架は、図8に示すように、
上方への力F2のみによってマット部を上昇させるた
め、スクリューシャフトの回転に大きな回転トルクを必
要としていた。しかし、本発明の昇降式担架では、補助
リンク5によって生じる上方への力F4が付加されるた
め、スクリューシャフト8の回転トルクは非常に小さく
なる。
【0030】実験によれば、図7のグラフに示すよう
に、マット部2に50kgの荷重をかけて、例えば高さ
約550mmからスクリューシャフト8を回してマット部
2を上昇させた場合、従来の昇降式担架ではスクリュー
シャフトに約3.5kgmのトルクがかかっていたのに
対し、本発明の昇降式担架では、約0.5kgmのトル
クがかかるだけで、非常に軽くハンドル11を回してマ
ット部2を上昇させることができた。
【0031】このようなスクリューシャフト8の回転に
より、X形リンク3と補助リンク5の傾斜角が増大して
マット部2が上昇し、図4に示すように、マット部2の
高さが中間位置(例えば高さ約650mm)となった時、
移動軸5a又はその両端のローラ5bがストッパ10に
当接し停止する。この時点で、補助リンク5による上昇
力F4の発生は終了し、以後は、X形リンク3のみの作
用による上昇力F2によりマット部2は上昇する。
【0032】つまり、スクリューシャフト8の回転によ
り、めねじ部材7と連結部材6を介してX形リンク3の
上部後方端を前方に移動させ、それに伴い、X形リンク
3の傾斜角を増大させることによって、マット部2を更
に上昇させる。このような中間位置からの上昇では、X
形リンク3の傾斜角が、図4に示すように、図1に比較
して大きいため、上方向への分力F2はより大きくな
り、補助リンクの作用がなくても、スクリューシャフト
8の回転トルクは小さく、ハンドルを軽く回わすことが
できる。このようなスクリューシャフト8の回転に伴う
動作により、マット部2は図5に示すような最上位まで
上昇していく。
【0033】なお、図4に示す中間位置から上への上昇
動作中、補助リンク5は、そのテレスコピック構造によ
り、上端がストッパ10に当接したまま、従動的に伸長
していく。
【0034】一方、マット部2を下げる場合は、スクリ
ューシャフト8を上記とは逆方向に回転させ、めねじ部
材7と連結部材6を介してX形リンク3の上部後方端を
後方に移動させながら、X形リンク3の傾斜角を減少さ
せ、マット部2を徐々に下降させる。
【0035】このように、ベースフレーム1とマット部
2との間に、X形リンク3に加えて補助リンク5を連結
し、マット部2は所定位置より低い位置にある時、補助
リンク5の上端が連結される移動軸5aを、コイルばね
9の付勢力とスクリューシャフト8の回転による力によ
り、補助リンク5の傾斜角が増大する方向に付勢し、こ
れによって、上昇分力を生じさせるため、X形リンクの
作動のみでは大きな力を必要としていた低い位置での上
昇動作を、非常に小さい力で行うことができる。
【0036】このため、病院等で昇降式担架を使用する
場合、ベッドの高さまで下げたマッド部に傷病者を乗せ
替え、その後、楽にマット部を通常の高さまで上昇させ
て、担架を搬送することができる。
【0037】なお、スクリューシャフトはハンドル11
に代えてモータにより駆動することもでき、上記のよう
にスクリューシャフトの回転トルクを低減すれば、使用
するモータを小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す昇降式担架の左側面
図である。
【図2】同昇降式担架の平面図である。
【図3】同昇降式担架の正面図である。
【図4】マット部を中間位置まで上昇させた状態の左側
面図である。
【図5】マット部を最上位まで上昇させた状態の左側面
図である。
【図6】マット部を持ち上げる上昇力をX形リンクとの
関係で示す説明図である。
【図7】マット部の高さとスクリューシャフト回転時の
トルクとの関係を示すグラフである。
【図8】従来の昇降式担架の左側面図である。
【図9】従来の昇降式担架の平面図である。
【符号の説明】
1−ベースフレーム 2−マット部 3−X形リンク 4−キャスター 5−補助リンク 5a−移動軸 6−連結部材 7−めねじ部材 8−スクリューシャフト 9−コイルばね

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャスターを設けたベースフレームと、
    病人等を載せるマット部と、該ベースフレームと該マッ
    ト部間に取り付けられたX形リンクと、該マット部側に
    回転可能に支持され、該X形リンクの上部の一端に連結
    された移動可能なめねじ部に螺合するスクリューシャフ
    トと、を備え、該スクリューシャフトの回転により該X
    形リンクの傾斜角を変えて該マット部を昇降させる昇降
    式担架において、 補助リンクが該ベースフレームとマット部間に配設さ
    れ、該補助リンクの下端は該ベースフレームに枢支さ
    れ、該補助リンクの上端は該マット部に水平移動可能に
    設けられた移動軸に連結され、前記めねじ部と該移動軸
    間にコイルばねが掛け渡され、前記スクリューシャフト
    の先端が該移動軸に回転可能に連結されたことを特徴と
    する昇降式担架。
  2. 【請求項2】 前記補助リンクは前記X形リンクの各リ
    ンクより短く且つ伸縮可能に形成され、該マット部の高
    さが所定値より低い場合、該補助リンクは最小長さを保
    持して該マット部の荷重を支持し、該マット部の高さが
    所定値になった時、前記移動軸の移動を停止させるスト
    ッパが設けられ、該マット部の上昇時に、該移動軸が該
    ストッパに当接した後は該補助リンクが従動的に伸びて
    マット部の上昇を許容することを特徴とする請求項1記
    載の昇降式担架。
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