JPH11102525A - レンズ位置調整固定装置及びレンズ位置調整固定方法 - Google Patents

レンズ位置調整固定装置及びレンズ位置調整固定方法

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JPH11102525A
JPH11102525A JP9265280A JP26528097A JPH11102525A JP H11102525 A JPH11102525 A JP H11102525A JP 9265280 A JP9265280 A JP 9265280A JP 26528097 A JP26528097 A JP 26528097A JP H11102525 A JPH11102525 A JP H11102525A
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holding
adjusting
lens frame
hole
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大剛 藤井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンズ位置の調整を行うことができると共
に、調整された後に、落下等の強い衝撃が加わった場合
にも調整位置が移動されないレンズ位置調整固定装置を
提供する。 【解決手段】 平面部(上底壁)13と平面部13に立
設された立壁15とから構成される支持体12のL字状
面に向かってレンズ枠10を当接し、支持体12に固定
された押さえ具28によりレンズ枠10を挟持して保持
すると共に、レンズ枠10を必要な方向に移動させる調
整部材20を備えたレンズ位置調整固定装置27であ
る。この押さえ具28は、弾性による付勢力を作用させ
てレンズ枠10をそれぞれ独立に保持する複数の保持部
32,33を有し、支持体12には、保持部32,33
の少なくとも一つが干渉する位置に配置された貫通孔2
9を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光学式情報記録・再
生装置などの光学装置に用いられ、レンズ枠の位置を微
調整できると共に位置を固定できる位置調整固定装置及
びレンズ位置調整固定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、図4に示すような光学式情報
記録再生装置が知られている。図4において、符号1は
固定光学部であり、この固定光学部1は、レーザー光を
可動光学部との間の光路2に向けて発するとともに、図
示してない光ディスクで反射されたレーザー反射光を光
路2を介して受光する。また、符号3は可動光学部であ
り、矢印A方向に移動自在に設けられ、光路2を介して
固定光学系1と光学的に連繋されている。また、符号4
は光ディスクを回転駆動するスピンドルモータであり、
符号5はスピンドルモータ4の回転を制御する回転制御
部である。
【0003】可動光学部3は、光路2と平行な一対の案
内レール6,6に摺動可能に保持され、リニアモータ機
構7によって案内レール6,6上を往復移動する。この
リニアーモータ機構7は、ヨーク7a,7a、マグネッ
ト7b,7b、コイル7c,7cから構成されている。
【0004】ところで、固定光学部1内には、図示して
ないが半導体レーザーからのレーザー光を光路2に導く
出射光学系、光ディスクなどの記録担体で反射し光路2
を介して入射したレーザー光を受光素子8に導く受光光
学系などが設けられている。そしてこの固定光学部1の
製造時には、記録担体と光ビームとの相対的な整列関係
を維持するために、この出射光学系や受光光学系に設け
られた各レンズの光軸、焦点位置などを移動させて正確
に整列関係を微調整しておく必要がある。このため、コ
リメートレンズ、検出レンズなどのレンズを装着した光
学部品としてのレンズ枠は、種々のレンズ位置調整固定
機構によってベース部材に微調整可能に取り付けられて
いる。
【0005】このような、レンズ位置調整固定機構9と
して、例えば図5に示す様なものが知られている。図5
において、符号10は、集光レンズ11を装着した円筒
状のレンズ枠であり、このレンズ枠10は、装置のベー
ス12の上底壁13と、このベース12の一部に立設し
た立設部14の内壁15とで形成されるL字状の面に接
するように載置されている。この立設部14の上平面1
6には、固定ネジ17によって板バネにより構成され、
先端部18aが傾斜された押さえ具18の基部18bが
固定されている。これにより、レンズ枠10の外周面
は、上底壁13及び内壁15に弾性的に押圧されてベー
ス12に保持される。
【0006】一方、レンズ枠10の外周面の一部には、
光軸と直交する方向に延びる凹溝19が形成されてい
る。この凹溝19には、立設部14に横方向から螺合さ
れた調整治具20の先端に設けられた偏心ピン20aが
嵌入されており、この調整治具20を回転させることで
偏心ピン20aと凹溝19とのカム機構によってレンズ
枠10は軸方向に移動可能とされている。
【0007】このレンズ位置調整機構9によれば、押さ
え具18が弾性体であるので、この押さえ具18により
レンズ枠10をベース12に保持した状態で調整治具2
0を回転させることで光軸方向の微調整が可能となる
が、調整後に落下等の強い衝撃があると、レンズ枠10
のベース12上の位置がずれることがあった。
【0008】これを補うためにレンズ枠10をベース1
2に接着剤により固定することも考えられるが、接着剤
などにより固定すると固定後に最終調整が必要な場合な
どの再調整が行えないという問題が生じるので、例え
ば、図6、図7に示すようなレンズ位置調整固定装置2
1が実開平5−21323号公報により提案されてい
る。
【0009】このものでは、押さえ具22を一枚の板バ
ネで構成し、その一端の基部22aを立設部14の上平
面16に固定ネジ23で固定している。この押さえ具2
2は、他端側を平行な3本の押圧片として構成し、中央
の片を固定片24として長く形成し、両側の片を半固定
片25として短く形成している。半固定片25は、基部
22aから延びる先端部25aが傾斜され、その先端部
25aは、レンズ枠10の外周面に当接され、自身の弾
性力で付勢して弾接している。また、固定片24は、基
部22aから傾斜した中間部24aと先端部24bとか
ら構成され、その先端部24bがレンズ枠10の前方に
延びて、係止ネジ26によって上底壁13に固定される
ことにより、中間部24aはレンズ枠10に強固に弾接
されて、レンズ枠10の外周面は強固にベース12に固
定される。
【0010】この構成によれば、係止ネジ26で固定片
24を固定していないときには、半固定片25がレンズ
枠10の外周面に弾接することで、レンズ枠10をベー
ス12に対して半固定状態とする。この半固定状態で
は、調整治具20を操作することで、偏心ピン20aが
凹溝19内で回転され、カム動作によってレンズ枠10
を光軸方向に移動させ、内蔵されているレンズの位置調
整を行うことができる。そして、レンズ枠10を固定片
24により強固に固定することにより、落下等の衝撃に
よる位置ズレが防止される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな実開平5−21323号公報に記載の技術では、固
定片24があるので、落下等の強い衝撃により、レンズ
枠の位置がずれることは改良されるものの、この固定片
24は、係止ネジ26により固定される必要があるの
で、レンズ枠10の前方には固定片24のためのスペー
スが必要となる。このため、このようなレンズ位置調整
固定装置は広いスペースを必要とし、装置の小型化に対
応しがたい。また、この固定には、係止ネジ26による
固定操作が必要となり、調整、固定操作が煩雑となる。
【0012】本発明の第1の目的は、レンズ位置の調整
を行うことができると共に、調整された後に、落下等の
強い衝撃が加わった場合にも調整位置が移動されないレ
ンズ位置調整固定装置を提供することである。また、本
発明の別の目的は、レンズ位置調整操作が容易なレンズ
位置調整固定装置を提供することである。また、本発明
の他の目的は、広いスペースを必要としないレンズ位置
調整固定装置を提供することである。また、本発明の他
の目的は、調整が容易であり、かつ、調整後の位置ズレ
のないレンズ位置調整固定方法や広いスペースを必要と
しないレンズ位置調整固定方法を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、平面部と該平面部に立設された
立壁とから構成される支持体のL字状面に向かってレン
ズ枠を当接し、前記支持体に固定された押さえ具により
前記レンズ枠を挟持して保持すると共に、前記レンズ枠
を必要な方向に移動させる調整部材を備えたレンズ位置
調整固定装置において、前記押さえ具は、弾性による付
勢力を作用させて前記レンズ枠をそれぞれ独立に保持す
る複数の保持部を有し、前記支持体には、前記保持部の
少なくとも一つが干渉する位置に配置された貫通孔を有
することを特徴とするレンズ位置調整固定装置である。
【0014】請求項2の発明は、前記保持部は、前記調
整部材による位置調整可能な状態で前記レンズ枠を保持
する第1保持部と、弾性による強い付勢力を作用させて
前記レンズ枠を強固に保持する第2保持部とから構成さ
れ、前記貫通孔と干渉される位置に配置される保持部
は、前記第2保持部であることを特徴とする請求項1に
記載のレンズ位置調整固定装置である。
【0015】請求項3の発明は、前記調整部材が前記貫
通孔に正確に挿入されたときに前記調整部材が前記第2
保持部に当接することを特徴とする請求項2に記載のレ
ンズ位置調整固定装置である。
【0016】請求項4の発明は、前記第2保持部の強い
付勢力は、前記調整部材の撤去により再び作用されるこ
とを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のレンズ位
置調整固定装置である。
【0017】請求項5の発明は、前記押さえ具は、一端
が支持体に固定され、他端は弾性を有する3片の板バネ
から構成される押圧片として形成され、第2保持部は、
中央に形成され、第1保持部はその両側に形成されてい
ることを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれか1項
に記載のレンズ位置調整固定装置である。
【0018】請求項6の発明は、平面部と該平面部に立
設された立壁とから構成されるL字状面にレンズ枠を当
接して支持する支持体と、該支持体に固定される基部
と、該基部からレンズ枠側に延びる平行な複数の弾性押
圧片とを有し、該弾性押圧片の弾性による付勢力により
前記レンズ枠を挟持して保持する押さえ具と、前記支持
体に前記レンズ枠に連通する貫通孔を設け、前記押さえ
具により保持された状態で該貫通孔を貫通して前記レン
ズ枠を必要な方向に移動させる調整部材とを有するレン
ズ位置調整固定装置において、前記弾性押圧片は、前記
基部の両側から前記レンズ枠側に平行に延びて前記支持
体に弾性による付勢力を作用させて、前記調整部材によ
る位置調整可能な状態で前記レンズ枠を保持する第1保
持部と、前記基部の中央から前記レンズ枠側に延びて、
前記支持体に弾性による強い付勢力を作用させて、前記
レンズ枠を強固に保持する第2保持部とを有し、前記押
さえ具が固定された支持体のレンズ枠側に前記貫通孔へ
連通する凹所を設け、前記第2保持部は、屈曲されて前
記貫通孔へ延びて突出する突出部が形成され、前記調整
部材を前記貫通孔を貫通して装填することによって、前
記突出部が前記調整部材の一部と干渉して前記第2保持
部が弾性変形されて前記強い付勢力が解除または緩和さ
れることにより前記調整部材によるレンズ位置の調整が
可能とされることを特徴とするレンズ位置調整固定装置
である。
【0019】請求項7の発明は、前記調整部材は、先端
に偏心ピンを有し、回動させることにより前記レンズ枠
の移動が可能とされる調整棒を有すると共に、前記貫通
孔に前記調整棒を挿入・撤去する方向と、前記レンズ枠
の移動のために前記調整棒を回動させる回動方向とが異
なることを特徴とする請求項2〜6のいずれか1項に記
載のレンズ位置調整固定装置である。
【0020】請求項8の発明は、平面部と該平面部に立
設された立壁とから構成される支持体のL字状面に向か
ってレンズ枠を当接し、前記支持体に固定された押さえ
具により前記レンズ枠を挟持して保持すると共に、前記
レンズ枠を必要な方向に移動させる調整部材を備えたレ
ンズ位置調整固定装置において、前記支持体には、調整
部材挿入用の貫通孔が形成され、前記押さえ具は、弾性
による付勢力を作用させて前記レンズ枠をそれぞれ独立
に保持する複数の保持部を有するレンズ位置調整固定装
置を用い、前記調整部材を前記貫通孔へ装填した状態で
レンズ位置を調整し、前記調整部材を前記貫通孔から撤
去させることにより前記レンズ枠を強固に保持して固定
することを特徴とするレンズ位置調整固定方法である。
【0021】請求項9の発明は、請求項1〜請求項7の
いずれか1項に記載のレンズ位置調整固定装置を用い、
前記調整部材を前記貫通孔へ装填した状態でレンズ位置
を調整し、前記調整部材を前記貫通孔から撤去させるこ
とにより前記レンズ枠を強固に保持して固定することを
特徴とするレンズ位置調整固定方法である。
【0022】請求項1の発明のように構成すれば、支持
体には、調整部材挿入用の貫通孔が形成され、保持部の
少なくとも一つが、貫通孔と干渉する位置に配置される
ので、貫通孔に調整部材を挿入すると、保持部材の少な
くとも一つが調整部材と干渉してレンズ枠を保持する付
勢力が解除又は緩和される。
【0023】請求項2の発明のように構成すれば、第1
保持部の弾性力により保持された状態で、レンズ枠の位
置は調整部材により調整される。この調整された位置
は、第1保持部の弾性による付勢力により維持されてお
り、調整後第1保持部より付勢力の大きい第2保持部に
よっても固定される。これにより、微調整された位置
は、強い衝撃があっても位置ずれすることがない。
【0024】請求項3の発明のように構成すれば、調整
部材が貫通孔に正確に挿入されたときに調整部材が第2
保持部に当接して第2保持部の付勢力が緩和又は解除さ
れる。これにより調整部材が正確に挿入されたときだけ
位置調整が可能となり、調整不良となることはない。
【0025】請求項4の発明のように構成すれば、位置
調整のために調整工具を装填すると付勢力が働き第2保
持部のレンズ枠に対する付勢力は解除または緩和されて
位置調整が可能となり、調整後は調整工具の撤去により
第2保持部に作用されていた付勢力が解除または緩和さ
れて第2保持部の付勢力が再び働く。これらの動作は、
調整工具の装填、撤去に連動して行われるので、従来の
ネジ止め固定操作などの特別の操作が不要となる。これ
により、レンズ位置調整操作が容易となる。
【0026】請求項5の発明のように構成すれば、押さ
え具が一端で固定されるので、レンズ位置調整固定装置
は小さく構成でき、広いスペースを必要としない。
【0027】請求項6の発明のように構成すれば、レン
ズ位置調整操作が容易であり、広いスペースを必要とせ
ず、かつ、レンズ焦点位置の調整を行うことができると
共に、調整された後に、落下等の強い衝撃が加わった場
合にも調整位置が移動されないレンズ位置調整固定装置
が提供できる。
【0028】請求項7の発明のように構成すれば、第2
保持部の付勢を解除した状態で、調整を行うことができ
るレンズ位置調整固定装置が提供される。
【0029】請求項8の発明のように構成すれば、貫通
孔に調整部材を挿入すると、保持部材の少なくとも一つ
が調整部材と干渉してレンズ枠を保持する付勢力が解除
又は緩和され、この状態で、レンズ枠の位置が調整部材
により調整される。調整後に調整部材を撤去することに
より、付勢力の大きい保持部によって固定される。これ
により、レンズ焦点位置の調整を行うことができると共
に、調整後に、落下等の強い衝撃が加わった場合にも調
整位置が移動されないレンズ位置の調整固定方法が提供
される。
【0030】請求項9の発明のように構成すれば、操作
が容易であり、広いスペースを必要とせず、かつ、レン
ズ焦点位置の調整を行うことができると共に、調整され
た後に、落下等の強い衝撃が加わった場合にも調整位置
が移動されないレンズ位置の調整固定方法が提供され
る。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。なお、従来技術の説明と同一のものについ
ては同一符号を付して詳細な説明を省略し、異なる部分
についてのみ説明することとする。
【0032】この実施の形態のレンズ位置調整固定装置
27は、図4に示した固定光学部1の内部に設けられた
出射光学系や受光光学系のレンズ位置を調整し、固定す
るための治具である。このレンズ枠10の光軸延長方向
には受光素子8が配置されている。
【0033】このレンズ位置調整固定装置27は、図1
〜図3に示すように、レンズ枠10を載置するL字状の
ベース12と、レンズ枠10を保持する押さえ具28
と、レンズ枠10の位置を調整する調整治具20とから
大略構成されている。図1において、レンズ枠10は、
上底壁13と内壁15とで形成されるL字状のベース1
2に接して載置されている。立設部14には、調整治具
20を装着するための貫通孔29が形成されている。ま
た、上平面16のレンズ枠10側は、この貫通孔29に
連通する凹部30が形成されている。
【0034】調整治具20は、円柱状の調整棒20cと
その先端に偏心して設けられた偏心ピン20aとから構
成されており、調整棒20cの他端にはフランジ形態の
摘み部20bが設けられている。この調整棒20cの長
さは、図3に示すように、調整治具20を貫通孔29に
一杯に押し込んで装着した状態、すなわち、摘み部20
bを立設部14の外壁15aに当接した状態で、偏心ピ
ン20aの先端が、凹溝19の底辺とわずかに隙間を開
けて保持される程度である。この調整治具20は、装着
・脱着のために軸方向に移動可能であり、また、一杯に
押し込んだ装着状態で調整治具20は回動可能である。
調整治具20の回動により、偏心ピン20aと凹溝19
とはカム機構により、レンズ位置のスムースな微調整が
行える。
【0035】調整棒と摘み部とをブラケットによって調
整治具のベース材に固定し、調整棒の周囲とブラケット
との間に圧縮コイルスプリングを設けることにより、位
置調整する際の摘み部の操作感覚の向上を図ってもよ
い。
【0036】一方、押さえ具28は、板バネなどの弾性
体から構成され、その一端の基部28aは固定ネジ3
1、31により固定されている。この基部28aから連
続して他端側に向かって3本の押圧片32,33,32
が櫛歯状に延設されている。
【0037】両側の押圧片32、32は、基部28aか
らレンズ枠10の上方に延びる平坦面32a、32a
と、その平坦面32a、32aからレンズ枠10に接し
て延びる傾斜面32b、32bとから構成されている。
その傾斜面32b、32bはレンズ枠10の外周面と当
接された状態での傾斜角度が略45度であり、レンズ枠
10の光軸方向略中心を挟んで等距離に当接される。こ
れにより、上底壁13と内壁15との双方に平均的に安
定して当接される。
【0038】中央の押圧片33は、基部28aから凹部
30に向かって傾斜された第1傾斜面33aと、その第
1傾斜面33aからレンズ枠10の上方に延びる第2傾
斜面33bと、その第2傾斜面33bからレンズ枠10
に接して延びる第3傾斜面33cとから構成されてい
る。また、第1傾斜面33aと第2傾斜面33bとが交
差する部分は、貫通孔29に突出されて突出部34を形
成し、第3傾斜面33cはレンズ枠10が上底壁13と
内壁15との双方に平均的に安定して当接されるように
略45゜の角度で加圧されるような方向に折り曲げられ
ている。また、中央の押圧片33の付勢力(バネ力)
は、両側の押圧片32、32の付勢力より大きく、レン
ズ枠10を保持するに十分に強い。
【0039】以上のように構成されたレンズ位置調整固
定装置27の作用について説明する。
【0040】図2(b)に示すように、調整治具20が
脱着された状態で、傾斜面32bと第3傾斜面33cと
は、レンズ枠10の外周面に当接され、レンズ枠10を
上底壁13と内壁15との交線に向かって自身の弾性に
より付勢して弾接している。この状態では、レンズ枠1
0は、押圧片32,33により強固に保持されているの
で、強い衝撃があっても位置ずれを起こすことがない。
【0041】ついで、図3に示すように、貫通孔29に
調整治具20を一杯に挿入して、調整治具20を正確に
貫通孔29に装着することにより、凹溝19に偏心ピン
20aを嵌合させる。この状態で貫通孔29に突出され
た突出部34は、調整治具20の外周部先端20dに当
接され、第1傾斜面33aは、レンズ枠10側に押し上
げられることにより押圧片33は移動させられる。これ
により、押圧片33のレンズ枠10に対する付勢力は解
除され、図3では、当接部である第3傾斜面33cは、
レンズ枠10と離間されている。
【0042】この状態では、光軸方向に平行に配列され
た一対の押圧片32、32(第1保持部)の弾性により
上底壁13、内壁15側に向いた付勢力が働いており、
レンズ枠10は押しつけられて挟持されているが、その
挟持力が弱いので、調整治具20を回動することによ
り、レンズ枠10は光軸方向に位置調整可能となる。こ
れにより、摘み部20bを手で回して調整治具20を回
動させることによって、レンズ枠10がその光軸方向に
僅かに移動して、集光レンズ11の焦点位置をスムーズ
に微調整することができる。
【0043】位置調整が完了され調整治具20を撤去す
ると、突出部34を付勢していた付勢力が解除されるの
で、図2に示すように、再び押圧片33は、自身の弾性
によりレンズ枠10を付勢して弾接することになる。こ
のとき、押圧片32の弾性による付勢力と押圧片33の
弾性による付勢力とが同方向に向けてレンズ枠10を付
勢しているので、調整後に押圧片33の付勢力を作用さ
せても位置ずれを起こすことがない。これにより、高精
度に微調整された状態が保たれると共に、強い衝撃があ
っても位置ずれすることがないレンズ位置調整固定装置
となる。
【0044】レンズ焦点位置の調整を再度行うときに
は、調整治具20を装着すれば、押圧片33は固定が解
除または緩和されるので、レンズ枠10は再調整でき
る。また、図3においては、調整治具20は、完全には
取り外していないが、調整後には不要となるので取り外
すことにより、重量の軽減が計れる。このように、調整
治具20による突出部34の押圧、解除により第2保持
部としての押圧片33は弾性変形範囲内で変形、復元を
繰り返すことにより、レンズ枠10に対する付勢力を変
更することができる。
【0045】なお、この実施の形態では、押圧片33は
ジグザグに屈曲された構成とされているが、この押圧片
の形状は自由である。突出部34が貫通孔29に突出さ
れて、調整治具20を装着することにより調整治具20
が突出部34と干渉して、この押圧片33の押圧力が解
除されればよいので、第2傾斜面33bはレンズ枠10
の外周面に沿った曲面とするなどして、コンパクトに設
計してもよい。
【0046】以上の説明では、光学式情報記録再生装置
について説明したが、光学式情報記録装置、光学式情報
再生装置はもちろんのこと、レンズの微妙な位置調整が
必要な他の光学装置にも本発明は利用できる。また、レ
ンズ光軸周りにレンズ枠を回動して調整を行うレンズ調
整固定装置にも応用可能である。
【0047】また、以上の説明でレンズ枠は、固定光学
系に装着された例で説明したが、可動光学系に配置して
もよい。このように可動部分に配置することにより、慣
性モーメントが大きく働いても、この発明の装置は位置
ずれを起こすことがない。また、調整治具20は調整後
は脱着されるので、部品の軽量化も計れるこの発明の装
置は駆動部分の摩耗を少なくできる。また、押さえ具2
8を含めた各部品をプラスチックとすることにより、軽
量化が図れることはもちろんである。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、レンズ焦点位置の調整を行うことができると共
に、調整された後に、落下等の強い衝撃が加わった場合
にも調整位置が移動されないレンズ位置調整固定装置が
提供できる。
【0049】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加え、第1保持部の弾性力により保持された状
態でレンズ枠の位置は調整部材により調整され、調整後
第1保持部より付勢力の大きい第2保持部によっても固
定できる。
【0050】請求項3の発明のによれば、請求項2の発
明の効果に加え、調整部材が正確に挿入されたときだけ
位置調整が可能となり、調整不良となることはない。
【0051】請求項4の発明によれば、請求項2又は請
求項3の発明の効果に加え、位置調整のために調整工具
を装填すると第2保持部に対する付勢力が働き第2保持
部のレンズ枠に対する付勢力は解除・緩和されて位置調
整が可能となり、調整後に調整工具の撤去により第2保
持部に対する付勢力が解除され、第2保持部の付勢力が
再び働くので、従来のネジ止め固定操作などの特別の操
作が不要となり、レンズ位置調整操作が容易となる。
【0052】請求項5の発明によれば、請求項2〜請求
項4のいずれかに記載の発明の効果に加え、押さえ具が
一端で固定されるので、レンズ位置調整固定装置は小さ
く構成でき、広いスペースを必要としない。
【0053】請求項6の発明のように構成すれば、レン
ズ位置調整操作が容易であり、広いスペースを必要とせ
ず、かつ、レンズ焦点位置の調整を行うことができると
共に、調整された後に、落下等の強い衝撃が加わった場
合にも調整位置が移動されないレンズ位置調整固定装置
が提供できる。
【0054】請求項7の発明によれば、請求項2〜請求
項6のいずれかに記載の発明の効果に加え、第2保持部
の付勢を解除した状態で、調整を行うことができる具体
的なレンズ位置調整固定装置が提供できる。
【0055】請求項8の発明によれば、レンズ焦点位置
の調整を行うことができると共に、調整された後に、落
下等の強い衝撃が加わった場合にも調整位置が移動され
ないレンズ位置調整固定方法が提供できる。
【0056】請求項9の発明によれば、操作が容易であ
り、広いスペースを必要とせず、また、レンズ焦点位置
の調整を行うことができると共に、調整された後に、落
下等の強い衝撃が加わった場合にも調整位置が移動され
ないレンズ位置の調整固定方法が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の位置調整固定装置の概略を説明す
るための組立図である。
【図2】図1の位置調整固定装置を説明するための調整
治具を脱着した場合の図であり、(a)は平面図、
(b)は断面図である。
【図3】図1の位置調整固定装置を説明するための調整
治具を装着した場合の図であり、(a)は平面図、
(b)は断面図である。
【図4】一般的な光学式情報記録再生装置の概略構成を
示した平面図である。
【図5】従来の位置調整固定装置を説明するための図で
あり、(a)は平面図、(b)は断面図である。
【図6】従来の位置調整固定装置を説明するための斜視
図である。
【図7】図6の位置調整装置を説明するための図であ
り、(a)は平面図、(b)は断面図である。
【符号の説明】
1 固定光学部 10 レンズ枠 11 集光レンズ 12 ベース(支持体) 13 上底壁(平面部) 15 内壁(立壁) 20 調整治具(調整部材) 28 押さえ具 32 押圧片(第1保持部) 33 押圧片(第2保持部) 34 突出部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面部と該平面部に立設された立壁とか
    ら構成される支持体のL字状面に向かってレンズ枠を当
    接し、前記支持体に固定された押さえ具により前記レン
    ズ枠を挟持して保持すると共に、前記レンズ枠を必要な
    方向に移動させる調整部材を備えたレンズ位置調整固定
    装置において、 前記押さえ具は、弾性による付勢力を作用させて前記レ
    ンズ枠をそれぞれ独立に保持する複数の保持部を有し、 前記支持体には、前記保持部の少なくとも一つが干渉す
    る位置に配置された貫通孔を有することを特徴とするレ
    ンズ位置調整固定装置。
  2. 【請求項2】 前記保持部は、前記調整部材による位置
    調整可能な状態で前記レンズ枠を保持する第1保持部
    と、弾性による強い付勢力を作用させて前記レンズ枠を
    強固に保持する第2保持部とから構成され、 前記貫通孔と干渉される位置に配置される保持部は、前
    記第2保持部であることを特徴とする請求項1に記載の
    レンズ位置調整固定装置。
  3. 【請求項3】 前記調整部材が前記貫通孔に正確に挿入
    されたときに前記調整部材が前記第2保持部に当接する
    ことを特徴とする請求項2に記載のレンズ位置調整固定
    装置。
  4. 【請求項4】 前記第2保持部の強い付勢力は、前記調
    整部材の撤去により再び作用されることを特徴とする請
    求項2又は請求項3に記載のレンズ位置調整固定装置。
  5. 【請求項5】 前記押さえ具は、一端が支持体に固定さ
    れ、他端は弾性を有する3片の板バネから構成される押
    圧片として形成され、第2保持部は、中央に形成され、
    第1保持部はその両側に形成されていることを特徴とす
    る請求項2〜請求項4のいずれか1項に記載のレンズ位
    置調整固定装置。
  6. 【請求項6】 平面部と該平面部に立設された立壁とか
    ら構成されるL字状面にレンズ枠を当接して支持する支
    持体と、該支持体に固定される基部と、該基部からレン
    ズ枠側に延びる平行な複数の弾性押圧片とを有し、該弾
    性押圧片の弾性による付勢力により前記レンズ枠を挟持
    して保持する押さえ具と、前記支持体に前記レンズ枠に
    連通する貫通孔を設け、前記押さえ具により保持された
    状態で該貫通孔を貫通して前記レンズ枠を必要な方向に
    移動させる調整部材とを有するレンズ位置調整固定装置
    において、 前記弾性押圧片は、前記基部の両側から前記レンズ枠側
    に平行に延びて前記支持体に弾性による付勢力を作用さ
    せて、前記調整部材による位置調整可能な状態で前記レ
    ンズ枠を保持する第1保持部と、前記基部の中央から前
    記レンズ枠側に延びて、前記支持体に弾性による強い付
    勢力を作用させて、前記レンズ枠を強固に保持する第2
    保持部とを有し、 前記押さえ具が固定された支持体のレンズ枠側に前記貫
    通孔へ連通する凹所を設け、前記第2保持部は、屈曲さ
    れて前記貫通孔へ延びて突出する突出部が形成され、前
    記調整部材を前記貫通孔を貫通して装填することによっ
    て、前記突出部が前記調整部材の一部と干渉して前記第
    2保持部が弾性変形されて前記強い付勢力が解除または
    緩和されることにより前記調整部材によるレンズ位置の
    調整が可能とされることを特徴とするレンズ位置調整固
    定装置。
  7. 【請求項7】 前記調整部材は、先端に偏心ピンを有
    し、回動させることにより前記レンズ枠の移動が可能と
    される調整棒を有すると共に、前記貫通孔に前記調整棒
    を挿入・撤去する方向と、前記レンズ枠の移動のために
    前記調整棒を回動させる回動方向とが異なることを特徴
    とする請求項2〜6のいずれか1項に記載のレンズ位置
    調整固定装置。
  8. 【請求項8】 平面部と該平面部に立設された立壁とか
    ら構成される支持体のL字状面に向かってレンズ枠を当
    接し、前記支持体に固定された押さえ具により前記レン
    ズ枠を挟持して保持すると共に、前記レンズ枠を必要な
    方向に移動させる調整部材を備えたレンズ位置調整固定
    装置において、前記支持体には、調整部材挿入用の貫通
    孔が形成され、前記押さえ具は、弾性による付勢力を作
    用させて前記レンズ枠をそれぞれ独立に保持する複数の
    保持部を有するレンズ位置調整固定装置を用い、 前記調整部材を前記貫通孔へ装填した状態でレンズ位置
    を調整し、 前記調整部材を前記貫通孔から撤去させることにより前
    記レンズ枠を強固に保持して固定することを特徴とする
    レンズ位置調整固定方法。
  9. 【請求項9】 請求項1〜請求項7のいずれか1項に記
    載のレンズ位置調整固定装置を用い、 前記調整部材を前記貫通孔へ装填した状態でレンズ位置
    を調整し、 前記調整部材を前記貫通孔から撤去させることにより前
    記レンズ枠を強固に保持して固定することを特徴とする
    レンズ位置調整固定方法。
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