JPH10283639A - フォーカスオフセット調整用光学素子の取り付け機構 - Google Patents

フォーカスオフセット調整用光学素子の取り付け機構

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JPH10283639A
JPH10283639A JP9087885A JP8788597A JPH10283639A JP H10283639 A JPH10283639 A JP H10283639A JP 9087885 A JP9087885 A JP 9087885A JP 8788597 A JP8788597 A JP 8788597A JP H10283639 A JPH10283639 A JP H10283639A
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JP
Japan
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optical element
focus offset
offset adjusting
plane
frame
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JP9087885A
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Katsushige Yanagisawa
克重 柳澤
Hisao Isobe
尚夫 磯部
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Nidec Sankyo Corp
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Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フォーカスオフセット調整用光学素子の取り
付け機構において、姿勢ずれ等を伴うことなく簡単に光
学素子の光軸方向の位置決めを行えるようにすること。 【解決手段】 フォーカスオフセット調整用光学素子で
あるセンサーレンズの取り付け機構40は、センサーレ
ンズ50に形成した光軸50Lと平行に延びる第1およ
び第2の平面53R、53L、並びに平面53Rに直交
する第3の平面と、センサーレンズ装着部63を備えた
フレーム60と、装着部63に形成された光ピックアッ
プのシステム光軸に平行に延びる第1および第2の案内
用平面68R、68L並びに第1の案内用平面68Rに
直交する第3の案内用平面69と、センサーレンズ50
を装着部63に落とし込むための開口61とを有してい
る。これらの平面同士の接触によって、センサーレンズ
50を光軸方向に移動させてその位置決めを行うことが
できるので、円筒状のフレーム内にセンサーレンズが挿
入されている従来の取り付け機構とは異なり、姿勢ずれ
を伴うことなく、しかも簡単な操作でセンサーレンズの
光軸方向の位置決めを行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD等の記録媒体
の再生、記録を行う光ピックアップの光学系に関するも
のである。更に詳しくは、フォーカスオフセットを調整
する光学素子の取り付け機構に関するものであり、特
に、非点収差法により光ピックアップのフォーカシング
エラーを検出するために用いる非点収差発生用光学素子
の取り付け機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CD、DVD等の記録媒体の再生、記録
を行うための光ピックアップの光学系としては、フォー
カスオフセット調整用に光学素子を備え、フォーカシン
グエラーを非点収差法により検出する構成のものが知ら
れている。
【0003】図3には、この形式の光ピックアップの光
学系の概略構成を示してある。この図に示すように、光
ピックアップの光学系1は、半導体レーザー2からのレ
ーザ光をグレーティング3を介して回折して3ビームと
し、これらの光ビームを偏光ビームスプリッタ4、1/
4波長板5、全反射ミラー6を介してコリメータレンズ
7に導き、当該コリメータレンズ7を介して平行光と
し、しかる後に、対物レンズ8を介して記録媒体9の記
録面上に光スポットとして集光させるようになってい
る。
【0004】記録媒体9の記録面で反射した戻り光は、
同一の光学経路を経て偏光ビームスプリッタ4に戻り、
ここの偏光分離膜で反射されてセンサーレンズ10を介
して光検出器11の受光面上に集光する。ここで、セン
サーレンズ10は戻り光を光検出器11の受光面上に集
光させるためのフォーカスオフセット調整用の光学素子
であると共に、戻り光に非点収差を発生させるための非
点収差発生用光学素子である。光検出器11は、非点収
差法によりフォーカシングエラー信号を発生させ、ま
た、本例では3ビーム法によりトラッキングエラー信号
を発生させている。
【0005】ここで、センサーレンズ10は、他の光学
素子が組み付けられた後に、戻り光の光スポットが光検
出器11の受光面に適切な状態で形成されるように、そ
のシステム光軸Lの方向の取り付け位置が微調整され、
フォーカスオフセットを調整する。このフォーカスオフ
セット調整後に紫外線硬化型接着剤等を用いてレンズフ
レームの側に固着される。
【0006】図4には、従来のセンサーレンズ10の取
り付け機構を示してある。センサーレンズ10は円柱形
であり、円筒状のレンズフレーム20に挿入されてい
る。レンズフレーム20には開口21が形成されてお
り、この開口21から臨むことのできるセンサーレンズ
10の外周面にはレンズ光軸10Lに直交する方向に延
びるピン溝10aが形成されている。センサーレンズ1
0はレンズフレーム20に挿入された状態で、そのレン
ズ光軸10Lがシステム光軸Lに一致するように配置さ
れ、しかる後に、その光軸方向の位置調整が行われる。
【0007】この位置調整においては、偏心回転するピ
ン23をレンズフレーム20の開口21からセンサーレ
ンズ10のピン溝10aに差し込み、この状態で、ピン
23を偏心回転させる。この結果、ピン23の偏心回転
に応じてセンサーレンズ10は光軸方向に沿って前後に
微小移動する。適切な位置が決まると、センサーレンズ
10とレンズフレーム20の間に紫外線硬化型接着剤を
流し込み、紫外線を照射して、センサーレンズ10をレ
ンズフレーム20に固着する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このようなセンサーレ
ンズの取り付け機構においては次のような解決すべき課
題がある。第1に、センサーレンズの円周面がレンズホ
ルダーの内周面に沿って案内される構造となっているの
で、センサーレンズを移動させる際にセンサーレンズの
姿勢が僅かに変化して、その光軸がシステム光軸から外
れるおそれがある。すなわち、センサーレンズは20ミ
クロン程度の挿入公差でレンズフレームに挿入されてい
るので、センサーレンズを前後に移動させると、挿入公
差分、がた付きが発生するおそれがある。
【0009】第2に、センサーレンズは紫外線硬化型接
着剤でレンズフレームに固着される場合が多いが、セン
サーレンズの外周は円筒状のレンズフレームで覆われて
おり、これらの間の接着部分には紫外線が届かずに未硬
化状態のまま残ってしまう部分が発生し易い。これで
は、センサーレンズ取り付け機構の信頼性を確保できな
い。
【0010】第3に、円筒状のレンズフレームの外周面
に開けた開口を通して偏心回転させるピンをセンサーレ
ンズに差し込み当該センサーレンズの位置調整を行う作
業は簡単ではなく、また、ピン回転量を光軸方向の移動
量に変換しているので、その位置決め作業には熟練が必
要である。
【0011】本発明の課題は、このような従来の問題点
を解消可能なフォーカスオフセット調整用光学素子の取
り付け機構を提案することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、非点収差法に
より光ピックアップのフォーカシングエラーを検出する
ために用いるフォーカスオフセット調整用光学素子の取
り付け機構において、前記フォーカスオフセット調整用
光学素子に形成された当該光学素子の光軸と平行に延び
る平面と、前記フォーカスオフセット調整用光学素子の
装着部を備えたフレームと、当該装着部に形成された前
記光ピックアップのシステム光軸に平行に延びる案内用
平面と、当該案内用平面に前記平面が接触した状態とな
るように前記装着部に取り付けられた前記フォーカスオ
フセット調整用光学素子を前記フレームの外側から前記
案内用平面に沿って移動させるために、当該フレームに
形成した開口とを有する構成を採用している。
【0013】このように構成した本発明のフォーカスオ
フセット調整用光学素子の取り付け機構においては、光
学素子およびフレームに平面を形成し、これらの平面に
沿って光学素子を光軸方向に案内するようにしている。
従って、従来のように光学素子の円形外周面とフレーム
の円形内周面を案内面として利用する場合とは異なり、
光学素子をがた付きを伴わずに光軸方向に移動可能とな
る。また、偏心回転するピンを光学素子の溝に差し込
み、当該光学素子を移動させる場合とは異なり、単に開
口から移動用の治具を光学素子に当てがい、前後に移動
させるだけでよいので、操作も簡単になる。
【0014】また、本発明においては、前記フォーカス
オフセット調整用光学素子を前記フレームの前記装着部
に対して、紫外線硬化型接着剤等の感光性接着剤によっ
て接着固定するようにしていると共に、この接着固定さ
れている部分を、前記フレームに形成した前記開口を介
して前記フレームの外側から臨むことのできる位置とな
るようにしてある。このようにすれば、接着固定部分に
対して確実に光照射を行うことができるので、接着剤未
硬化部分が残って、取り付け機構の信頼性が低下すると
いう弊害は発生しない。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、図1を参照して本発明を
適用したフォーカスオフセット調整および非点収差発生
用の光学素子として機能するセンサーレンズの取り付け
機構を説明する。図に示すセンサーレンズの取り付け機
構40は、図3に示す構成の光ピックアップ1のセンサ
ーレンズ10の取り付け機構として用いることができる
ものである。
【0016】図1(A)、(B)は、本例のセンサーレ
ンズの取り付け機構の斜視図および断面図である。この
取り付け機構40は以下に説明する構成のセンサーレン
ズ50およびレンズフレーム60から構成されている。
【0017】まず、図1(C)、(D)を参照してセン
サーレンズ50の構造を説明する。センサーレンズ50
は、円柱状のレンズ本体51と、このレンズ本体51と
同一の長さで、左右がレンズ光軸51Lに直交する方向
に突出している板状フランジ52とが一体成形された樹
脂成形品である。板状フランジ52におけるレンズ本体
51の両側に突出した部分には、レンズ光軸51Lに平
行に延びる一定幅の第1および第2の平面53R、53
Lが形成されている。これらの平面53R、53Lは同
一平面上に位置している。勿論、段違い状態に形成して
もよい。また、板状フランジ52には平面53Rに連続
してこれに直交する側面が形成されており、この側面も
レンズ光軸51Lに平行に延びる第3の平面54とされ
ている。
【0018】次に、図1(E)、(F)を参照してレン
ズフレーム60を説明する。これらの図に示すように、
レンズフレーム60は、センサーレンズ50の板状フラ
ンジ52よりも一回り大きな矩形の開口61がフレーム
上面62に形成されている。この開口61に連続するレ
ンズフレーム60の内部には、センサーレンズ50の装
着部である凹部63が形成されている。この装着用の凹
部62は、その前後の内端面64、65はフレーム上面
62から垂直に延びる面となっているが、左右の内側面
66、67は、その途中位置で内側に迫り出した段差形
状をしている。
【0019】この段差形状によって形成されている左右
の段面は、当該レンズフレーム60をシステム光軸L
(図2参照)に一致するように設置した場合に、当該シ
ステム光軸Lに平行となる第1および第2の案内面68
R、68Lである。これらの第1および第2の案内面
は、センサーレンズ50の側に形成した第1および第2
の平面に対応させて同一平面上(同一高さ位置)に形成
されている。また、第1の案内面68Rに連続してこれ
に直交する側面が形成されており、この側面もシステム
光軸Lに平行に延びる第3の案内面69とされている。
【0020】レンズフレーム60における左右の内側面
66、67には、半円形の接着剤充填溝71、72が形
成されている。これらの溝71、72は、フレーム上面
62から第1および第2の案内用平面68R、68Lま
で延びている。本例では左右に1箇所づつ接着剤充填溝
を形成してあるが、2箇所以上形成してもよいし、その
形状は半円形でなくてもよい。また、このような接着剤
充填溝は、センサーレンズ50の板状フランジ52の側
面に形成することも可能である。
【0021】なお、レンズフレーム60の前後の内端面
64、65には、同軸状態となる位置にそれぞれ光路用
の円形開口64a、65aが開いている。これらの円形
開口は、センサーレンズ50を装着した場合に、当該セ
ンサーレンズ50の光軸50Lに一致するようになって
いる。
【0022】このように構成したセンサーレンズの取り
付け機構40においては次のようにしてセンサーレンズ
50の取り付け作業が行われる。まず、レンズフレーム
60の上面62の開口61の上側から、センサーレンズ
50をレンズ装着用の凹部63に落とし込む。この結
果、センサーレンズ50の板状フランジ52の両側の第
1および第2の平面53R、53Lがセンサーフレーム
60の側の左右の第1および第2の案内用平面68R、
68Lに乗った状態になる。
【0023】この後は、図1(B)に示すように、セン
サーレンズ50の第3の平面54をレンズフレーム側の
第3の案内用平面69に密着するように押し当てる。こ
の結果、第1ないし第3の平面と第1ないし第3の案内
用平面との係合によってセンサーレンズ50のレンズ光
軸50Lがシステム光軸Lに一致した状態が形成され
る。すなわち、図1(B)において基準面A、B、Cに
よってセンサーレンズ50が位置決めされる。
【0024】しかる後は、この状態のままで、センサー
レンズ50をレンズ光軸50Lの方向に向けて前後に移
動させて、その光軸方向の位置を調整する。この移動操
作は、センサーレンズ50よりも大きな開口61を介し
て簡単に行うことができる。また、位置調整時にセンサ
ーレンズ50を前後に移動しても、基準面A、B、Cに
よってセンサーレンズ50の位置が決定されているの
で、従来のように挿入公差を持って円筒状のレンズフレ
ーム内にセンサーレンズが挿入されている場合とは異な
り、がた付きが無く、センサーレンズ50の光軸50L
がシステム光軸Lから外れてしまうこともない。
【0025】センサーレンズ50の光軸方向の位置を決
定した後は、図1(A)に示すように、接着剤充填溝7
1、72に紫外線硬化型接着剤73を充填し、紫外線を
開口61の側から照射して硬化させる。紫外線照射に当
たっては、紫外線照射を遮るものが無いので、充填した
紫外線硬化型接着剤73に対する紫外線照射を充分に行
うことができ、従って、未硬化部分が残って取り付け機
構の信頼性が低下するという弊害は発生しない。
【0026】なお、本例では、センサーレンズ50を装
着用の凹部63に装着した後に、その第3の平面54を
対応するレンズフレーム60の側の第3の案内用平面6
9に押しつけようにしている。自動的にこれらの双方の
平面の密着状態を形成するためには、例えば,図2に示
すように、センサーレンズ50の板状フランジ52の側
面55に板ばね部分80を形成すればよい。レンズフレ
ーム60への装着時には、図2(B)に示す板ばね部分
80を想像線で示すように圧縮した状態にしておき、装
着後に板ばね部分80を開放すると、図2(A)に示す
ように、板ばね部分80が弾性復帰して、その反対側の
平面54がレンズフレーム側の第3の案内用平面69に
密着した状態が自動的に形成される。
【0027】また、本例の取り付け機構40において
は、レンズフレーム60に装着したセンサーレンズ50
を上方に移動させることができる。従って、必要に応じ
て、センサーレンズ50を光軸方向のみでなく、これに
直交する方向の位置調整も可能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のフォーカ
スオフセット調整用光学素子の取り付け機構において
は、光学素子およびフレームに形成した平面同士の接触
により、光学素子を光軸方向に案内してその位置決めを
行うことが可能となっている。従って、従来のように光
学素子の円形外周面とフレーム側の円形内周面の間の接
触により光学素子を光軸方向に案内する場合のような弊
害を伴うことなく光学素子の位置決めを行うことができ
る。
【0029】また、本発明の取り付け機構においては、
フレームに形成した開口から臨むことのできる位置に光
学素子をフレーム側に固着する感光性接着剤が充填され
ている。従って、感光性接着剤を完全に硬化させること
ができ、取り付け機構の信頼性を維持することができ
る。
【0030】さらに、本発明の取り付け機構において
は、フレームに形成した開口を、光学素子を装着部に対
して落とし込み可能な大きさにしてあるので、光学素子
の装着作業、その光軸方向の位置決め作業を簡単に行う
ことが可能である。
【0031】さらにまた、本発明の取り付け機構におい
ては、光学素子に、装着部に落とし込んだ状態において
当該光学素子の第3の平面をフレーム側の第3の案内用
平面に押しつけ可能な板ばね部分を形成してあるので、
光軸方向以外の方向における光学素子の位置決めをワン
タッチで行うことができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したセンサーレンズの取り付け機
構を示す図であり、(A)はその斜視図、(B)はその
断面図、(C)はセンサーレンズの斜視図、(D)はセ
ンサーレンズの側面図、(E)はレンズフレームの部分
斜視図、(F)はレンズフレームの断面図である。
【図2】図1の取り付け機構の変形例を示す平面図およ
びセンサーレンズの平面図である。
【図3】非点収差法によりフォーカシングエラー信号を
検出する光ピックアップの光学系の概略構成図である。
【図4】従来のセンサーレンズの取り付け機構を示す図
である。
【符号の説明】
40 センサーレンズの取り付け機構 50 センサーレンズ(フォーカスオフセット調整用お
よび非点収差発生用の光学素子) 51 レンズ本体 52 板状フランジ 53R 第1の平面 53L 第2の平面 54 第3の平面 60 フレーム 61 開口 62 フレーム上面 63 装着用の凹部 68R 第1の案内用平面 68L 第2の案内用平面 69 第3の案内用平面 71、72 接着剤充填溝 73 接着剤 80 板ばね部分

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非点収差法により光ピックアップのフォ
    ーカシングエラーを検出するために用いるフォーカスオ
    フセット調整用光学素子の取り付け機構であって、前記
    フォーカスオフセット調整用光学素子に形成された当該
    光学素子の光軸と平行に延びる平面と、前記フォーカス
    オフセット調整用光学素子の装着部を備えたフレーム
    と、当該装着部に形成された前記光ピックアップのシス
    テム光軸に平行に延びる案内用平面と、当該案内用平面
    に前記平面が接触した状態となるように前記装着部に取
    り付けられた前記フォーカスオフセット調整用光学素子
    を前記フレームの外側から前記案内用平面に沿って移動
    させるために、当該フレームに形成した開口とを有する
    ことを特徴とするフォーカスオフセット調整用光学素子
    の取り付け機構。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記フォーカスオフ
    セット調整用光学素子は前記フレームの前記装着部に対
    して感光性接着剤によって接着固定されており、この接
    着固定されている部分は、前記開口を介して前記フレー
    ムの外側から臨むことのできる位置に形成されているこ
    とを特徴とするフォーカスオフセット調整用光学素子の
    取り付け機構。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記フォー
    カスオフセット調整用光学素子に形成された前記平面
    は、当該フォーカスオフセット調整用光学素子の両側に
    形成された平行な第1および第2の平面と、これら第1
    および第2の平面の一方に連続して直交している第3の
    平面とを含み、前記フレームの側の前記案内用平面は、
    前記第1ないし第3の平面がそれぞれ接触する第1ない
    し第3の案内用平面を含んでいることを特徴とするフォ
    ーカスオフセット調整用光学素子の取り付け機構。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記開口は、前記フ
    ォーカスオフセット調整光学素子を前記装着部に対して
    前記平面に直交する方向から落とし込み可能な大きさと
    なっていることを特徴とするフォーカスオフセット調整
    用光学素子の取り付け機構。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記フォーカスオフ
    セット調整用光学素子は、前記装着部に落とし込んだ状
    態において前記フォーカスオフセット調整用光学素子の
    前記第3の平面を前記第3の案内用平面に押しつけ可能
    な板ばね部分を備えていることを特徴とするフォーカス
    オフセット調整用光学素子の取り付け機構。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のうちの何れかの項に
    おいて、前記フォーカスオフセット調整光学素子は非点
    収差発生用光学素子であることを特徴とするフォーカス
    オフセット調整用光学素子の取り付け機構。
JP9087885A 1997-04-07 1997-04-07 フォーカスオフセット調整用光学素子の取り付け機構 Pending JPH10283639A (ja)

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