JPH11110800A

JPH11110800A - 光学ピックアップ装置

Info

Publication number: JPH11110800A
Application number: JP9271370A
Authority: JP
Inventors: Yoshimune Katou; 工宗加藤
Original assignee: Sony Corp
Current assignee: Sony Corp
Priority date: 1997-10-03
Filing date: 1997-10-03
Publication date: 1999-04-23

Abstract

(57)【要約】【課題】光学ピックアップ装置において、レンズミラ
ー等の光学部品を取付部に確実に安定して接着剤により
固定できるようにする。【解決手段】光学部品４１の取付部材４２に形成した
取付開口部４３の内周面に、この取付開口部４３の厚み
方向の中間に対応する深さの接着剤充填部４５を形成
し、この充填部４５に接着剤４４を充填することによ
り、取付開口部４３に嵌挿した光学部品４１の側面にの
み接着剤４４が付着するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクの如き
光学記録媒体に対し情報信号の記録及び／又は再生を行
う光学ピックアップ装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、光ディスクの如き光学記録媒体が
提案され、また、このような光学記録媒体より情報信号
の読み出しを行う光学ピックアップ装置が提案されてい
る。この光学ピックアップ装置は、半導体レーザの如き
光源と、この光源より発せられる光ビームを光学記録媒
体の信号記録面上に導き集光させるための対物レンズや
グレーティングレンズ、ビームスプリッタ等の光学部品
とを有して構成されている。この光学ピックアップ装置
は、上記光源より発せられた光ビームを光学記録媒体の
信号記録面上に集光させて照射し、この信号記録面によ
り反射された光束の反射光束を光検出器によって検出す
ることにより、信号記録面上に記録された情報信号の読
み出しを行う。

【０００３】光学記録媒体である光ディスクは、光学ピ
ックアップ装置を備えて構成されたディスク装置におい
て、中心部分をディスクテーブルにより保持され、スピ
ンドルモータにより回転操作される。そして、このディ
スクプレーヤ装置において、光学ピックアップ装置は、
回転操作される光ディスクの信号記録面に対物レンズを
対向させる状態に配設されている。また、この光学ピッ
クアップ装置は、光ディスクの内外周に亘って移動操作
可能に支持されている。

【０００４】そして光ディスクが回転操作されることに
より、光学ピックアップ装置は、この光ディスクの信号
記録面上に略々同心円状をなして螺旋状に形成された記
録トラックに沿って情報信号を記録し又は記録トラック
に沿って記録された情報信号を読み出す。

【０００５】ところで、光ディスクが回転操作されると
き、記録トラックは、この記録トラックの曲率中心の、
この光ディスクの回転中心（上記スピンドルモータの駆
動軸の中心軸）に対する偏芯によって、上記光学ピック
アップ装置による記録又は読み出し位置において、この
光ディスクの径方向に周期的に往復移動する。また、こ
の光ディスクが回転操作されるとき、上記信号記録面
は、この光ディスクのディスク基板の歪み（平面性の誤
差）によって、光学ピックアップ装置による読み出し位
置において、該信号記録面に垂直な方向に周期的に往復
移動する。

【０００６】このような、光ディスクにおける偏芯やい
わゆる面振れに対応するため、光学ピックアップ装置
は、対物レンズ駆動機構（２軸アクチュエータ）を備え
ている。この対物レンズ駆動機構は、対物レンズをこの
対物レンズの光軸方向及びこの光軸に直交する方向（上
記光ディスクの径方向）に移動操作可能に支持してい
る。この対物レンズ駆動機構は、対物レンズによる光ビ
ームの集光点と記録トラックとの光ディスクの径方向及
び信号記録面に垂直な方向についてのずれ量（距離）を
検出した信号（トラッキングエラー信号及びフォーカス
エラー信号）に基づいて、対物レンズを移動操作する。

【０００７】また、この光学ピックアップ装置の対物レ
ンズに半導体レーザの如き光源より発せられる光束を導
く導光機構は、対物レンズの光軸方向に対応して光学ユ
ニット部のハウジングに形成された空洞部にグレーティ
ングレンズ、ビームスプリッタ等の光学部品を内蔵して
構成されている。

【０００８】このように、対物レンズ駆動機構により対
物レンズが移動操作されることにより、この対物レンズ
による光ビームの集光点は、記録トラックの周期的な移
動に追従して、常に、該記録トラック上に形成されるこ
ととなる。

【０００９】

【発明が解決しようとする課題】前述のような光学ピッ
クアップ装置においては、光ディスクに対して光ビーム
を常に正確に安定して集光させるために光学部品は取付
部に対して不動状態に確実に取付ける必要があるので、
従来は、図６及び図７に示すように、光学部品１の取付
部２に形成した取付開口部３の内周面に接着剤充填部４
を取付開口部３と平行に裏面側まで貫通して形成してお
き、取付開口部３に光学部品１を嵌挿した状態で、接着
剤充填部４に例えば紫外線硬化系の接着剤５を充填し、
この接着剤の硬化により光学部品１を取付部２に対して
固定していた。

【００１０】しかし、この従来の光学部品１を固定する
構成では、接着剤充填部４は、取付開口部３と平行で、
裏面側まで貫通して形成されているため、光学部品１を
取付開口部３に嵌挿した状態で接着剤充填部４１に接着
剤５を注入充填すると、図８に示すように、接着剤５が
光学部品１の裏面側に回り込み光学部品１は取付開口部
３内において傾斜浮上状態になると共に他方側の接着剤
充填部４１に充填した接着剤５が光学部品１の表面側に
回り込み易くなる。このため、この状態で接着剤５が硬
化することにより、光学部品１は傾いた状態で固定さ
れ、また、表裏面が接着剤１５により汚損されることに
なって光ビームの所定方向への透過、反射等が行えなく
なり、また透過率、反射率等が低下することになって、
光学ピックアップ装置が不良品になるおそれがあり、歩
留りの低下の一因になっていた。

【００１１】本発明はかかる点に鑑みて提案されたもの
であって、光学部品を所定状態で正確にかつ安定して固
定できて、歩留りの向上を図る光学ピックアップ装置を
提供することを目的とするものである。

【００１２】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、光学記録媒体に対向されてこの光学記録媒
体の記録面に対して光源から発せられた光ビームを光学
部品を通して集光させて情報信号の記録再生を行う光学
ピックアップ装置であって、光学部品が取付けられる取
付開口部の内周面に光学部品を接着する接着剤の充填部
を取付開口部の厚み方向の中間に対応する深さに形成し
て構成したものである。

【００１３】また、本発明は、上記接着剤充填部は段状
に形成して構成したものである。

【００１４】また、本発明は、上記接着剤充填部は湾曲
状に形成して構成したものである。

【００１５】そして、本発明は上記構成において、充填
部の上記取付開口部に対向する内面を内側方向に傾斜す
る傾斜面に形成したものである。

【００１６】さらに、本発明は、上記構成に加え取付開
口部の上記接着剤充填部を含む表面側周面部を、上記取
付開口部に取付けられる光学部品の表面より低い段差面
に形成して構成したものである。

【００１７】また、本発明は、上記取付開口部の表面側
周面部に、上記取付開口部に取付けられる光学部品の表
面より高い突部を形成して構成したものである。

【００１８】このように構成される本発明による光学ピ
ックアップ装置は、光学部品が取付開口部に接着剤によ
り所定状態で確実にかつ安定して接着固定されると共に
表裏面の接着剤により汚損されるおそれもなく、光ビー
ムの所定方向への正確な透過、反射等を確保できて歩留
りが著しく向上される。

【００１９】

【発明の実施の形態】以下、本発明による光学ピックア
ップ装置の実施の形態を図面を参照して説明する。

【００２０】図１において１１は一例の光学ピックアッ
プ装置の全体を示し、１２は前述したブラケット等に取
付けられてガイド軸７，８に沿ってターンテーブルに対
して近接方向及び離隔方向に移動されるスライドベース
で、後半部に対物レンズ収容部１３が形成され、前半部
に光学系収容部１４が形成されており、後端部１２ａ側
にはメインガイド軸７に嵌挿されるメインガイド部１５
が、また前端面１２ｂのほぼ中央部にはサブガイド軸８
に係合される側面視略コ字状のサブガイド受け部１６が
それぞれ形成されている。

【００２１】このスライドベース１２の対物レンズ収容
部１３は上面側に開放する凹筺状に形成されて、この対
物レンズ収容部１３に対物レンズ１７を保持した２軸ア
クチュエーター１８が設置されている。

【００２２】また、対物レンズ１７を保持した２軸アク
チュエーター１８を収容する対物レンズ収容部１３に
は、対物レンズ１７が位置する側と相反する側の略半周
縁部を覆う平面視略Ｕ字状に形成されたアクチュエータ
ーカバー１９が、その周縁に形成した係合爪片１９ａに
より着脱可能に嵌合されている。

【００２３】また、スライドベース１２の前半部に形成
される光学系収容部１４は、図２に示すように、前述し
た対物レンズ収容部１３とは逆に下面側に開放され、前
端面１２ｂの内側から対物レンズ収容部１３に連通して
形成されている。すなわち、この光学系収容部１４は、
前端側はスライドベース１２の前端面部１２ｂ₁により
閉塞された状態で形成されて、この前端面部１２ｂ₁の
外面である前端面１２ｂのほぼ中央部には、前述したサ
ブガイド受け部１６が形成されている。このサブガイド
受け部１６の上下内面側には、スライドベース１２の後
端部１２ａ側のメインガイド軸７に嵌挿されるメインガ
イド部１５の軸方向の軸線ａに直交し、２軸アクチュエ
ーター１８の中心から対物レンズ１７の中心を通る直線
ｂ上に位置して図２に示すようにサブガイド軸８に摺接
する摺接突部１６ａが形成されている。

【００２４】この光学系収容部１４には図２に示すよう
に、光学系部材として、前端部、すてなわち、前端面部
１２ｂ₁の内側から対物レンズ収容部１３側へ光源とし
ての半導体レーザ２１、グレーティング（図示せず）、
ビームスプリッタ板２２及び対物レンズ１７に対応する
プリズムミラー（立ち上げミラー）２３を順次配して入
射光路を形成し、また、ビームスプリッタ板２２からス
ライドベース１２の一側面に取付けられる光検出器２４
側へ偏向プリズム（ウオラストンプリズム）とシリンド
リカルレンズから成るマルチレンズ２５を配して反射光
路を入射光路に対して直交方向に形成してある。また、
光検出器２４は、スライドベース１２に対し、光検出器
２４をＸＹ方向に位置調整するＰＤホルダー２６とＺ方
向（フォーカス方向）に位置調整するＺホルダー２７を
介して取付けられている。なお、半導体レーザ２１はホ
ルダー２１ａに取付けた後、光学系収容部１４の前端面
部１２ｂ₁の内側に裏面側から嵌合固定している。

【００２５】そして、この光学系収容部１４は開放部
を、図２に示すように板金製の蓋板２８により閉塞して
前述した光学系部材を押さえることにより脱落を防止す
るようになされており、また、ビームスプリッタ板２２
は挟圧部材２９によりスライドベース１２に対して挟圧
保持されて固定されている。

【００２６】また、スライドベース１２には上下に貫通
する貫通穴１２ｃが形成されて、フレキシブルプリント
配線板Ｐに装着した半固定抵抗のボリュームＶＲを没入
収容するようにしてあり、またスライドベースの光学系
収容部１４の表面側には、メカデッキシャーシ（図示せ
ず）の開口部に形成した橋渡し部の逃げ部としての薄肉
部１２ｄが段差状に前述したメインガイド部１５と平行
に形成されている。

【００２７】そして、このように構成されるこの実施の
形態の光学ピックアップ装置１１における対物レンズ１
７を保持する２軸アクチュエーター１８は、図３に示す
ように構成されている。

【００２８】この２軸アクチュエーター１８は、対物レ
ンズ１７が保持される可動側部材としてのレンズホルダ
ー３０にフォーカスコイル３１とトラッキングコイル３
２を巻装したボビン３３が取付けられている。このボビ
ン３３をアクチュエーター基板としてのヨークベース３
４から立上げ形成されてマグネット３５が接合された一
対のヨーク３６，３６間に軸方向に移動及び軸方向に対
して回動可能に嵌挿され、ヨーク３６，３６の上端間に
はヨークプレート３７が嵌合固定されて閉磁路が形成さ
れている。

【００２９】また、レンズホルダー３０は、ヨークベー
ス３４に半田ｓにより固定される調整プレート３８に固
定された固定側部材としての２軸支持体３９に基端部の
ダイヤフラムばね部４０ａにおいて固定された上下方向
及び横方向にほぼ平行の４本のばねワイヤ４０、すなわ
ち、２軸サスペンションにより上下方向及び横方向に稼
動可能に支持されて、このレンズホルダー３０に保持さ
れる対物レンズ１７が光学ディスクに対してフォーカス
方向及びトラッキング方向に移動制御されるように構成
されている。なお、ヨークベース３４に対する調整プレ
ート３８の固定は、スキュー調整後行うもので、ヨーク
ベース３４の後端部に立上げ形成された立上面部３４ａ
と、調整プレート３８の前端部に平面視略Ｌ字状に立上
げ形成された立上面部３８ａとの前後方向の対向間隙を
半田ｓより半田付けすることにより行っている。

【００３０】以上のように構成されるこの実施の形態の
光学ピックアップ装置１は光源である半導体レーザ２１
により発せられた光ビームが光学部品であるグレーティ
ング、ビームスプリッタ板２２、プリズムミラー（立ち
上げミラー）２３から対物レンズ１７を透過して光学記
録媒体である光学ディスクの記録面に対して集光されて
情報信号の記録再生が行われる。

【００３１】そして、この実施の形態の光学ピックアッ
プ装置においては、光学部品を所定状態で正確にかつ安
定して接着剤により固定できるようにしたものである。

【００３２】この実施の形態は、図４及び図５に示すよ
うに、レンズ、ミラー等の光学部品４１を取付部材４２
に形成された取付開口部４３の内周面に接着剤４４を充
填する接着剤充填部４５を、取付開口部４３の厚み方向
の中間に対応する深さの段状凹部として形成し、この接
着剤充填部４５は取付開口部４３に対向する内側面４５
ａが内側方向に傾斜する傾斜面に形成されている。この
実施の形態においては、接着剤充填部４５は互いに対向
して一対形成されている。

【００３３】また、この取付開口部４３の表面側の接着
剤充填部４５の形成部を含む周面部は取付開口部４３に
取付けられる光学部品４１の表面４１ａより低い段差ａ
の段差面４６に形成してあり、この段差面４６に光学部
品４１の表面４１ａより高い保護用の突部４７を突出形
成してある。

【００３４】このように形成した取付部材４２の取付開
口部４３に光学部品４１を取付けるには、先ず光学部品
４１を取付開口部４３に、この周縁底部４３ａに載置す
るように嵌挿し、所定治具により正位置に保持した状態
で互いに対向する接着剤充填部４５に例えば、紫外線硬
化系の接着剤４４を注入充填する。

【００３５】この接着剤充填部４５に注入充填された接
着剤４４は、接着剤充填部４５が取付開口部４３の厚み
方向の中間に対応する深さの段状凹部に形成されている
ことにより、光学部品４１の側面側にのみ付着し、裏面
側に回り込むことはない。また、接着剤４４が、充填部
４５から溢れる状態になった場合も、この充填部４５の
表面側周面部は光学部品４１の表面４１ａより低い段差
面４６に形成されていることにより、接着剤４４は光学
部品４１の表面４１ａ側に回り込むことなく、光学部品
４１の側面側にのみ付着され、光学部品１は取付開口部
４３内において傾動したり、汚損されることはない。

【００３６】そして、接着剤充填部４５は、取付開口部
４３に対向する内側面４５ａが内側方向に傾斜する傾斜
面に形成されていることにより、この充填部４５に注入
充填された接着剤４４は、この内側面４５ａの傾斜に沿
って取付開口部４３側、すなわち、この開口部４３に嵌
挿された光学部品４１の側面側に流れることになって、
この側面側に圧接される状態になり、この光学部品１の
側面にのみに確実に付着される。

【００３７】この状態で接着剤４４が硬化することによ
り光学部品１は取付部材４２の取付開口部４３内に正確
にかつ安定して固定される。

【００３８】このようにこの実施の形態においては、光
学部品４１は取付部材４２の取付開口部４３に正確にか
つ安定して堅牢に固定され、また、このように、取付開
口部４３に固定された光学部品４１は、表面４１ａ側が
取付開口部４３の周面部の段差面４６に形成された保護
用の突部４７ａにより保護されることにより損傷するお
それもなく、光源からの光ビームを所定方向に常に正確
に透過、反射させて光学ディスクの記録面に対して確実
に集光させることができる。

【００３９】また、光学部品４１は、取付開口部４３に
正確にかつ安定して取付け固定されることにより、光学
部品の取付け不良による不良品の発生が防止されて、信
頼性が向上すると共に光学ピックアップ装置の製造にお
ける歩留りも著しく向上される。

【００４０】以上、本発明の実施の形態を説明したが、
本発明は、この実施の形態に限定されるものではなく、
本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更できるもので
ある。例えば、取付開口部４３の形状は、光学部品４１
の形状に応じて変わるものであり、また、光学部品４１
の半周部のみが嵌合される形状でもよい。また、接着剤
充填部４５は段状凹部に限ることなく、湾曲状凹部、三
角状凹部等、他の形状に形成できるものである。

【００４１】また、光学ピックアップ装置も実施の形態
の構成のものに限定されるものではなく、他の構成の光
学ピックアップ装置にも本発明を適用できるものであ
る。なお、本発明は光学ピックアップ装置以外の装置、
部材に対する部品の取付けにも応用適用できるものであ
る。

【００４２】

【発明の効果】以上のように、本発明による光学ピック
アップ装置は、光学部品の取付開口部に対する接着剤に
よる取付け固定を正確にかつ安定して堅牢に行うことが
できて、光源からの光ビームの透過、反射等を正確に行
うことができ、信頼性が向上すると共に、製造における
歩留りも著しく向上される。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明による光学ピックアップ装置の一例の平
面図である。

【図２】図１に示す光学ピックアップ装置の一部省略し
た底面側斜視図である。

【図３】図１に示す光学ピックアップ装置における２軸
アクチュエーターの一例の斜視図である。

【図４】本発明による光学ピックアップ装置に適用する
光学部品取付部の一例の断面図である。

【図５】第４図に示す光学部品取付部の平面図である。

【図６】従来の光学ピックアップ装置における光学部品
取付部の断面図である。

【図７】図６に示す光学部品取付部の平面図である。

【図８】図６に示す光学部取付部における光学部品取付
状態を説明する断面図である。

【符号の説明】

１２‥‥スライダーベース、１７‥‥対物レンズ、１８
‥‥２軸アクチュエーター、２１‥‥半導体レーザ、３
０‥‥レンズホルダー、４１‥‥光学部品、４２‥‥取
付部材、４３‥‥取付開口部、４４‥‥接着剤、４５‥
‥接着剤充填部、４５ａ‥‥傾斜内側面、４６‥‥段差
面、４７‥‥突部

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】光学記録媒体に対向されてこの光学記録
媒体の記録面に対して光源から発せられた光ビームを光
学部品を通して集光させて情報信号の記録再生を行う光
学ピックアップ装置であって、上記光学部品が取付けられる取付開口部の内周面に上記
光学部品を接着する接着剤の充填部を上記取付開口部の
厚み方向の中間に対応する深さに形成したことを特徴と
する光学ピックアップ装置。
【請求項２】上記接着剤充填部は段状に形成されてい
ることを特徴とする請求項１に記載の光学ピックアップ
装置。
【請求項３】上記接着剤充填部は湾曲状に形成されて
いることを特徴とする請求項１に記載の光学ピックアッ
プ装置。
【請求項４】上記充填部の上記取付開口部に対向する
内面を内側方向に傾斜する傾斜面に形成したことを特徴
とする請求項１に記載の光学ピックアップ装置。
【請求項５】上記取付開口部の上記接着剤充填部を含
む表面側周面部を、上記取付開口部に取付けられる光学
部品の表面より低い段差面に形成したことを特徴とする
請求項１に記載の光学ピックアップ装置。
【請求項６】上記取付開口部の表面側周面部に、上記
取付開口部に取付けられる光学部品の表面より高い突部
を形成したことを特徴とする請求項１又は５に記載の光
学ピックアップ装置。