JPH11110777A - 光学ピックアップ装置 - Google Patents
光学ピックアップ装置Info
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- JPH11110777A JPH11110777A JP9271368A JP27136897A JPH11110777A JP H11110777 A JPH11110777 A JP H11110777A JP 9271368 A JP9271368 A JP 9271368A JP 27136897 A JP27136897 A JP 27136897A JP H11110777 A JPH11110777 A JP H11110777A
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Abstract
のスキュー調整後の位置ずれ、スキューの発生を極小化
する。 【解決手段】 対物レンズ47が保持されたレンズホル
ダー70をばねワイヤ80を介して対物レンズ47のフ
ォーカス方向及びトラッキング方向に稼動可能に支持す
る2軸支持体79の調整プレート78と、基板側のヨー
クベース74とにレンズホルダー70の稼動側に位置し
て前後方向に互いに対向して立上面部78aと74aを
形成し、この立上面部78aと74aの間隙においてス
キュー調整後に半田sにより固定する。
Description
気ディスク等のディスク状光学記録媒体である光学ディ
スクを記録及び/又は再生する光学ディスク装置に備え
る光学ピックアップ装置に関する。
クアップ装置は、コンパクトディスク(CD)等の光デ
ィスクを再生する光ディスク装置においては単独で備え
られ、また、光磁気ディスクを記録及び/又は再生する
光磁気ディスク装置においてはオーバーライトヘッドと
しての磁気ヘッド装置と組合せて備えられている。
装置は、図8に示すように、光学ピックアップ装置1と
磁気ヘッド装置2から成る記録再生機構3と、スピンド
ルモータ4とターンテーブル5から成るディスク回転駆
動機構6とを備えて構成されている。
平箱状のスライドベース7内に光源としてレーザビーム
を発生する半導体レーザ及びディスク反射ビームを受光
検出する受光検出素子を備えた図示しない光学系が内蔵
されて、この光学系の光路がスライドベース7の表面側
に表出する対物レンズ8側に導通されており、対物レン
ズ8は図9及び図10に示す対物レンズ駆動機構である
2軸アクチュエーター23によりフォーカス方向及びト
ラッキング方向に移動可能に支持され、この2軸アクチ
ュエーター23はアクチュエーターカバー9により覆わ
れ、このカバー9の上面部には対物レンズ8が臨む窓孔
9aが設けられて、対物レンズ8を外方に臨ませてレー
ザビームを射出するようにしてある。
ッドすなわち、オーバーライトヘッド10をヘッドスラ
イダ11に装着し、このヘッドスライダ11を支持プレ
ート12に基端において固定された片持板ばね13の先
端に取付けて構成されている。
装置2とを回転駆動機構6のターンテーブル5に載置チ
ャッキングされる光磁気ディスクDM をディスク面と直
交方向に挟んで対向するように側面視略コ字状に形成さ
れたブラケット14により連結する。この連結は、ブラ
ケット14の下側水平面部14aに光学ピックアップ装
置1をスライドベース7の基端部において固定し、上側
水平面部14bに磁気ヘッド装置2を支持プレート12
の基端部において固定することにより、記録再生機構3
を構成している。
装置1のスライドベースの基端側に設けられた一対のガ
イド軸孔15と先端側の一側部寄りに設けられた略コ字
状のガイド溝16とがそれぞれ図示しないシャーシ側に
横架固定されたガイド軸17と18に嵌挿係合されて回
転駆動機構6のターンテーブル5に対して接離方向、す
なわち、ターンテーブル5にチャッキングされる光磁気
ディスクDM の半径方向に移動可能に支持されている。
また、ブラケット14には、ねじ受体19が取付けられ
てシャーシ側にモータブラケット20により支持された
ステッピングモータ21の回転ねじ軸22に螺合されて
いる。
回転ねじ軸22の回転により記録再生機構3は、ターン
テーブル5上の光磁気ディスクDM に対し半径方向に移
動され、この移動により、磁気ヘッド装置2のオーバー
ライトヘッド10は、ヘッドスライダ11が片持板ばね
13の荷重に抗して光磁気ディスクDM のディスク面か
ら浮上することによりディスク面に対し所要の間隙をも
って移動され、光磁気ディスクDM の記録再生が行われ
る。
ク装置としての光磁気ディスク装置に備えられる光学ピ
ックアップ装置1は、光磁気ディスクDM の記録面上
に、ほぼ同心円状をなして螺旋状に形成される記録トラ
ックに沿って記録信号を正確に記録し、また、この記録
トラックに沿って記録データを正確に読み取るために、
光源である半導体レーザーから発射される光ビームをデ
ィスク記録面上に正しく集光、すなわち、光ビームが光
磁気ディスクDM の記録面上に合焦して記録トラック上
にビームスポットが正確に位置するように、ディスク記
録面に対して光ビームが垂直に入射して反射する構成と
する必要がある。
ンズ8は図9及び図10に示すように2軸アクチュエー
ター23により、光磁気ディスクDM に対してフォーカ
ス方向及びトラッキング方向に移動可能に支持されてい
る。この対物レンズ8を支持する2軸アクチュエーター
23は、対物レンズ8が保持される可動側部材としての
レンズホルダー24にフォーカスコイル25とトラッキ
ングコイル26を巻装したボビン27が取付けられて、
このボビン27をアクチュエーター基板としてのヨーク
ベース28から立上げ形成されてマグネット29が接合
されたヨーク30に軸方向の移動及び軸方向に対して回
動可能に嵌挿されている。また、レンズホルダー24
は、ヨークベース28の後端部に調整プレート31を介
して固定された固定側部材としての2軸支持体32に基
端部のダイヤフラムばね部33aにおいて固定されてい
る上下方向及び横方向に平行の4本のばねワイヤ33、
すなわち、2軸サスペンションにより上下方向及び横方
向に移動可能に支持されて、このレンズホルダー24に
保持される対物レンズ8が光磁気ディスクDM にたいし
てフォーカス方向及びトラッキング方向に稼動制御され
るように構成されている。
ディスクDM の記録面に対して垂直に入射させて反射さ
せるために左右及び前後方向(XY方向)の位置ずれや
スキュー(傾き)を調整する必要があり、この対物レン
ズ8のスキュー等の調整は、レンズホルダー24をばね
ワイヤ33を介して支持した2軸支持体32をアクチュ
エーター基板としてのヨークベース28に調整プレート
31を介して固定する前の状態で所要の治具を用いて行
い、このスキュー調整を行った後、ヨークベース28に
対して調整プレート31を半田sを用いて固定すること
により、対物レンズ駆動機構としての2軸アクチュエー
ター23を構成している。
装置1は、コンパクトディスク(CD)等の再生専用の
光ディスクを再生する光ディスク装置にも光学ピックア
ップ装置として用いられている。
光学ピックアップ装置においては、対物レンズ8を支持
する2軸アクチュエーター23は、対物レンズ8のスキ
ュー(傾き)調整のために、レンズホルダー24がばね
ワイヤ33を介して支持された2軸支持体32を、調整
プレート31を介してアクチュエーター基板としてのヨ
ークベース28にスキュー調整後、半田を用いて固定し
ているが、この固定部は、2軸アクチュエーター23の
後端部である対物レンズ8と前後に相反する側に設けら
れている。
2軸アクチュエーター23のヨークベース28は、平面
視略コ字状態で両側辺部が後方に延長されて、この両側
辺部の後端部に内側に対向して立上面部28a,28a
を折曲形成してあり、一方、2軸支持体32が固定され
た調整プレート31には、後部両側に、ヨークベース2
8の立上面部28a,28a間の間隔より狭い間隔で立
上面部31a,31bを折曲形成してある。このヨーク
ベース28の両側辺部の後端間に調整プレート31を位
置させて、この調整プレート31の両立上面部31a,
31aをヨークベース28の立上面部28a,28aに
所要間隙を置いて横方向に対面させた状態で調整プレー
ト31を2軸支持体32と一体に所要方向に揺動して対
物レンズ8のスキューを調整した後、調整プレート31
をヨークベース28に対して両立上面部28a,28a
と31a,31aの間の間隙において半田sを用いて固
定している。
ー24とばねワイヤ33を介して支持する2軸支持体3
2は、調整プレート31を介してアクチュエーター基板
であるヨークベース28の後端部に、横方向に対面する
前述の立上面部28a,28aと31a,31aの間の
間隙において半田付けにより固定するが、この2軸支持
体32には対物レンズ8及びレンズホルダー24の自重
がばねワイヤ33を介して加わるので半田固化の際、位
置ずれが生じ、特に下方へ傾動する状態になり、この2
軸支持体32の固定部と対物レンズ8の中心間の距離L
が大であるため、大きく傾動、すなわち、対物レンズ8
がタンジェンシャル方向に大きく変化し、この状態で2
軸支持体32が固定されることになる。
スキューが生じることになって記録再生時にトラッキン
グ・エラー信号に直流オフセットが発生する原因にな
る。
で、対物レンズのスキュー調整後の2軸支持体の固定の
際の位置ずれ、スキューを極小化して対物レンズが正位
置に保持されるようにした光学ピックアップ装置を提供
することを目的とする。
に本発明は、光源より発せられた光ビームを光学記録媒
体の信号記録面上に集光させる対物レンズをフォーカス
方向及びトラッキング方向に移動調整可能に支持する対
物レンズ駆動機構を有し、この対物レンズ駆動機構は、
対物レンズを保持する可動側部材と、この可動側部材を
対物レンズのフォーカス方向及びトラッキング方向にサ
スペンション部材を介して稼動可能に支持する固定側部
材とから成り、固定側部材を対物レンズのスキュー調整
後、対物レンズ駆動機構の基板側に固定して成る光学ピ
ックアップ装置であって、上記固定側部材と上記基板側
に上記可動側部材の稼動部側に位置して互いに上記対物
レンズ方向に相対する固定部を設け、この固定部におい
て上記固定側部材を上記基板側に固定して構成したもの
である。
側との固定部は対物レンズ方向に相対する立上面部によ
り形成し、この両立上面部間を半田付けにより固定して
構成したものである。
板側との固定部は、上記固定側部材の調整プレートと上
記基板側のヨークベースに形成した立上面部により形成
したものである。
ックアップ装置は、対物レンズのスキュー調整後に、可
動側部材であるレンズホルダーを支持する固定側部材で
ある2軸支持体を基板側のヨークベースに固定する際、
特に半田固化の際の位置ずれ、スキューを極小化できて
対物レンズが正位置に確実に保持される。
ップ装置の実施の形態を図1〜図7を参照して説明す
る。
ックアップ装置の全体を示し、42は前述したブラケッ
ト等に取付けられてガイド軸17,18に沿ってターン
テーブル5に対して近接方向及び離隔方向に移動される
スライドベースで、後半部に対物レンズ収容部43が形
成され、前半部に光学系収容部44が形成されており、
後端部42a側にはメインガイド軸17に嵌挿されるメ
インガイド部45が、また前端面42bのほぼ中央部に
はサブガイド軸18に係合される側面視略コ字状のサブ
ガイド受け部46がそれぞれ形成されている。
部43は上面側に開放する凹筺状に形成されて、この対
物レンズ収容部43に対物レンズ47を保持した2軸ア
クチュエーター48が設置されている。
チュエーター48を収容する対物レンズ収容部43に
は、対物レンズ47が位置する側と相反する側の略半周
縁部を覆う平面視略U字状に形成されたアクチュエータ
ーカバー50が、その周縁に形成した係合爪片50aに
より着脱可能に嵌合されている。
される光学系収容部44は、図5に示すように、前述し
た対物レンズ収容部43とは逆に下面側に開放され、前
端面42bの内側から対物レンズ収容部43に連通して
形成されている。すなわち、この光学系収容部44は、
前端側はスライドベース42の前端面部42b1 により
閉塞された状態で形成されて、この前端面部42b1 の
外面である前端面42bのほぼ中央部には、前述したサ
ブガイド受け部46が形成されている。このサブガイド
受け部46の上下内面側には、スライドベース42の後
端部42a側のメインガイド部45が嵌挿されるメイン
ガイド軸17に直交し、対物レンズ47の中心を通る直
線上に位置してサブガイド軸18に摺接する摺接突部4
6aが形成されている。
に、光学系部材として、前端部、すてなわち、前端面部
42b1 の内側から対物レンズ収容部43側へ光源とし
ての半導体レーザ51、メニスカスレンズ(図示せ
ず)、グレーティング(図示せず)、ビームスプリッタ
板52及び対物レンズ47に対応するプリズムミラー
(立ち上げミラー)53を順次配して入射光路を形成
し、また、ビームスプリッタ板52からスライドベース
42の一側面に取付けられる光検出器54側へ偏向プリ
ズム(ウオラストンプリズム)とシリンドリカルレンズ
から成るマルチレンズ55を配して反射光路を入射光路
に対して直交方向に形成してある。また、光検出器54
は、スライドベース42に対し、光検出器54をXY方
向に位置調整するPDホルダー56とZ方向(フォーカ
ス方向)に位置調整するZホルダー57を介して取付け
られている。
板金製の蓋板58により閉塞して前述した光学系部材を
押さえることにより脱落を防止するようになされてお
り、また、ビームスプリッタ板52は挟圧部材59によ
りスライドベース42に対して挟圧保持されて固定され
ている。
する貫通穴42cが形成されて、フレキシブルプリント
配線板Pに装着した半固定抵抗のボリュームVRを没入
収容するようにしてあり、またスライドベースの光学系
収容部44の表面側には、メカデッキシャーシ(図示せ
ず)の開口部に形成した橋渡し部の逃げ部としての薄肉
部42dが段差状に前述したメインガイド部45と平行
に形成されている。
形態の光学ピックアップ装置41における対物レンズ4
7を保持する2軸アクチュエーター48は、図1〜図3
に示すように構成されている。
ンズ47が保持される可動側部材としてのレンズホルダ
ー70にフォーカスコイル71とトラッキングコイル7
2を巻装したボビン73が取付けられている。このボビ
ン73をアクチュエーター基板としてのヨークベース7
4から立上げ形成されてマグネット75が接合された一
対のヨーク76,76間に軸方向に移動及び軸方向に対
して回動可能に嵌挿され、ヨーク76,76の上端間に
はヨークプレート77が嵌合固定されて閉磁路が形成さ
れている。
ス74に後述するように半田sにより固定される調整プ
レート78に固定された固定側部材としての2軸支持体
79に基端部のダイヤフラムばね部80aにおいて固定
された上下方向及び横方向にほぼ平行の4本のばねワイ
ヤ80、すなわち、2軸サスペンションにより上下方向
及び横方向に稼動可能に支持されて、このレンズホルダ
ー70に保持される対物レンズ47が光学ディスクDに
対してフォーカス方向及びトラッキング方向に移動制御
されるように構成されている。
ー48は、対物レンズ47が前述した光学系から発せら
れる光ビームを光学ディスクDに対して垂直に入射させ
て反射させるために、前述のように対物レンズ47のX
Y方向の位置ずれ及びスキュー(傾き)を調整する必要
があり、この調整はアクチュエーター基板としてのヨー
クベース74に調整プレート78を固定する前に行う
が、この実施の形態は、この対物レンズ47のスキュー
等の調整と調整プレート78のヨークベース74に対す
る固定の際の位置ずれ、スキューを極小化できるように
構成したものである。
エーター48においては、図1〜図3に示すように、ヨ
ークベース74に対する調整プレート78の固定位置
を、対物レンズ47が保持されたレンズホルダー70の
2軸稼動部側に設定してこの固定部と対物レンズ47の
光軸との距離lを小にすると共に固定部の半田付け部の
形状を対物レンズ47のタンジェンシャルスキュー方向
の変化に対抗できる形状に形成している。
を、レンズホルダー70の2軸稼動部であるばねワイヤ
80の2軸支持体79に対する固定基端部のダイヤフラ
ムばね部80aより前方の側部に対応するように形成し
てその端部に前後方向(図3に示すY方向)に対面する
立上面部74aを立上げ形成してある。一方、調整プレ
ート78は、両側部をヨークベース74の両側辺部に対
応近接するように前方に延出形成してその側縁部から前
側に屈曲し平面視略L字状の立上面部78aを立上げ形
成してあり、この立上面部78aは前端面が前述したヨ
ークベース74の立上面部74aの後面に所要間隙を置
いて前後方向(Y方向)に対向し、この両立上面部74
aと78aにより平面視略T字状の半田付け部が形成さ
れている。
ト78を形成することにより、ヨークベース74に対す
る調整プレート78の半田付けによる固定位置は、レン
ズホルダー70の2軸稼動部側に設定されて、レンズホ
ルダー70に保持される対物レンズ47に近づくことに
なって図2及び図3に示すように、この固定部と対物レ
ンズ47の光軸との距離lが小になる。
の調整後、ヨークベース74に対する調整プレート78
の半田sによる固定において、半田付け固定部、すなわ
ち、両立上面部74aと78aの対向による間隙に溶融
半田を盛り、この溶融半田が固化する際に位置ずれが生
じてもレンズホルダー70のタンジェンシャル方向の変
化が小さく、また、ヨークベース74側の立上面部74
aに対し調整プレート78側の立上面部78aとは前後
方向に直交状に対向するのでタンジェンシャルスキュー
に対し強い構造となっていることにより、対物レンズ4
7のスキューが抑止される。
調整及び支持が確実に行え、対物レンズ47は常に確実
に動作されて、光学ディスクDの記録面に対する光ビー
ムの入射及び反射が正確に行われ、直流オフセットが軽
減されて光ディスクDの記録再生を安定して確実に行う
ことができる。
ける2軸アクチュエーターを示すもので、前述した実施
の形態における2軸アクチュエーター48においてヨー
クベース74と調整プレート78との半田付け固定部の
構成を変えたものである。
ークベース74の両側辺部の後端に前後方向に対面して
形成された立上面部74aに対して調整プレート78の
両側部の前端に前後方向(図6に示すY方向)に対面し
て立上面部78bを立上げ形成してヨークベース74の
立上面部74aと前後に平行に所要間隙を置いて対向さ
せてこの両立上面部74aと78bとの間において半田
sにより固定するように構成したものである。
立上面部74aと調整プレート78の立上面部78bが
対向して構成される半田付固定部も前述の実施の形態と
同様にレンズホルダー70の2軸稼動部側に位置して、
レンズホルダー70に保持される対物レンズ47との距
離lが小になり、この半田付固定部、すなわち、両立上
面部74aと78bの対面による間隙において半田付け
し、この半田が固化する際の位置ずれによるレンズホル
ダー70のタンジェンシャル方向の変化が小さくなる。
ート78の半田付け固定部は両立上面部74aと78b
が前後に平行に対面することにより半田付け面が広く半
田付けが容易にかつ一層確実に行えると共に半田付け固
定後は、タンジェンシャルスキューに対して強い構造に
なり、対物レンズ47のスキューが抑止される。
キュー調整及び支持が確実に行え、対物レンズ47は常
に確実に動作されて光ディスクDの記録面に対する光ビ
ームの入射及び反射が正確に行われ、直流オフセットが
軽減されて光ディスクDの記録再生を安定して確実に行
うことができる。
が、本発明はこの例に限定されるものではなく、本発明
の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更できるものである。
78との固定部としての立上面部74aと78aは、立
下げ状に形成して立下面部として形成してもよく、ま
た、固定材としては半田に代えて接着剤を用いてもよ
い。
してのレンズホルダーを支持する支持手段としての2軸
サスペンション部材は、ダイヤフラムばね部を持つ4本
のばねワイヤに限ることなく、平行ヒンジアーム機構、
板ばね機構等により構成してもよく、また、他の部材の
形状等も図示のものに限定されるものではない。
ップ装置は、対物レンズ駆動機構の対物レンズを保持す
る可動側部材を対物レンズのフォーカス方向及びトラッ
キング方向にサスペンション部材を介して稼動可能に支
持する固定側部材を基板側に可動側部材の稼動部側にお
いて固定するようにしたことにより、この固定部と対物
レンズの光軸との距離が短縮されて、対物レンズのスキ
ュー調整後におけるスキュー発生が極小化され、特に、
半田付けによる固定においては半田固化の際の位置ず
れ、スキューの発生が極小化されて、対物レンズを正常
状態で確実にかつ安定して保持でき、光学ディスクの記
録面に対する光ビームの入射及び反射が正確に行われ、
情報信号を常に正確に記録及び/又は再生することがで
きて信頼性が著しく向上する。
軸アクチュエーターの一例の斜視図である。
る。
る。
明による光学ピックアップ装置の平面図である。
た下面側斜視図である。
軸アクチュエーターの他例の平面図である。
図である。
の斜視図である。
ある。
70‥‥レンズホルダー、74‥‥ヨークベース、74
a‥‥立上面部、78‥‥調整プレート、78a‥‥立
上面部、79‥‥2軸支持体、80‥‥ばねワイヤ、s
‥‥半田
Claims (5)
- 【請求項1】 光源より発せられた光ビームを光学記録
媒体の信号記録面上に集光させる対物レンズをフォーカ
ス方向及びトラッキング方向に移動調整可能に支持する
対物レンズ駆動機構を有し、 上記対物レンズ駆動機構は、対物レンズを保持する可動
側部材と、この可動側部材を上記対物レンズのフォーカ
ス方向及びトラッキング方向にサスペンション部材を介
して稼動可能に支持する固定側部材とから成り、上記固
定側部材を上記対物レンズのスキュー調整後、上記対物
レンズ駆動機構の基板側に固定して成る光学ピックアッ
プ装置であって、 上記固定側部材と上記基板側に上記可動側部材の稼動部
側に位置して互いに上記対物レンズ方向に相対する固定
部を設け、この固定部において上記固定側部材を上記基
板側に固定したことを特徴とする光学ピックアップ装
置。 - 【請求項2】 上記固定側部材と上記基板側との固定部
は上記対物レンズ方向に相対する立上面部により形成
し、この両立上面部間において固定するようにしたこと
を特徴とする請求項1記載の光学ピックアップ装置。 - 【請求項3】 上記固定側部材と上記基板側との固定部
は対物レンズ方向に相対する立上面部により形成し、こ
の両立上面部間を半田付けにより固定したことを特徴と
する請求項1記載の光学ピックアップ装置。 - 【請求項4】 上記固定側部材と上記基板板側との固定
部は上記対物レンズ方向に直交状に相対する立上面部に
より形成したことを特徴とする請求項1、2又は3記載
の光学ピックアップ装置。 - 【請求項5】 上記固定側部材と上記基板側との固定部
は、上記固定側部材の調整プレートと上記基板側のヨー
クベースに形成した立上面部により形成したことを特徴
とする請求項1、2、3又は4記載の光学ピックアップ
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9271368A JPH11110777A (ja) | 1997-10-03 | 1997-10-03 | 光学ピックアップ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9271368A JPH11110777A (ja) | 1997-10-03 | 1997-10-03 | 光学ピックアップ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11110777A true JPH11110777A (ja) | 1999-04-23 |
Family
ID=17499103
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9271368A Pending JPH11110777A (ja) | 1997-10-03 | 1997-10-03 | 光学ピックアップ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11110777A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100640565B1 (ko) * | 2000-01-18 | 2006-10-31 | 삼성전자주식회사 | 광픽업 조립체 및 그 조립방법 |
JP2007122808A (ja) * | 2005-10-28 | 2007-05-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光学部品の接合方法、および光ピックアップ |
-
1997
- 1997-10-03 JP JP9271368A patent/JPH11110777A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100640565B1 (ko) * | 2000-01-18 | 2006-10-31 | 삼성전자주식회사 | 광픽업 조립체 및 그 조립방법 |
JP2007122808A (ja) * | 2005-10-28 | 2007-05-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光学部品の接合方法、および光ピックアップ |
US7897892B2 (en) | 2005-10-28 | 2011-03-01 | Panasonic Corporation | Method of bonding an optical component |
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