JP2002208172A - 光学ヘッド装置及びその駆動装置 - Google Patents

光学ヘッド装置及びその駆動装置

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JP2002208172A JP2001375540A JP2001375540A JP2002208172A JP 2002208172 A JP2002208172 A JP 2002208172A JP 2001375540 A JP2001375540 A JP 2001375540A JP 2001375540 A JP2001375540 A JP 2001375540A JP 2002208172 A JP2002208172 A JP 2002208172A
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Kunio Yamamiya
国雄 山宮
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組み立てが容易にできると共に、埃の影響を
受け難くした光学ヘッド装置及びその駆動装置を提供す
る。 【解決手段】 半導体レーザ8と、半導体レーザ8から
の光ビームを記録媒体2上に集光する対物レンズ12
と、その戻り光を受光する光検出器9と、戻り光を光検
出器9へ導くための光分割素子15とを備えた光学ヘッ
ド装置1において、記録媒体2と平行な面及び該面と鋭
角を成す斜面を有する台形状の透明基板6と、その斜面
に形成された反射部7bと、対物レンズ12を保持する
対物レンズホルダ13と、対物レンズ12に関して記録
媒体2側とは反対側に位置するように対物レンズホルダ
13に保持した1/4波長板14とを有し、反射部7b
で反射された光ビームの光路上に対物レンズ12及び1
/4波長板14が位置するように、対物レンズホルダ1
3を透明基板6の記録媒体2と平行な面上に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体に対し光
学的に情報の記録または再生を行う情報記録再生装置に
おける光学ヘッド装置及びその駆動装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来技術】光ディスク装置等の光学式記録再生装置に
おいては、光ビームにより光学的に情報の記録或いは再
生等を行う光学ヘッド装置或いは光学式ピックアップが
使用される。例えば、特開平5−232321号公報に
は、放射光源からの光ビームを3ビーム用回折素子で反
射させて0次回折光と±1次回折光との3本の光ビーム
を得、これら3本の光ビームを反射型ブレーズ化ホログ
ラムで反射させた後、対物レンズを経て情報媒体に集光
させ、それらの反射光を対物レンズを経て反射型ブレー
ズ化ホログラムで反射させた後、反射ミラーで反射させ
て光検出器で受光するようにした光学ヘッド装置が開示
されている。
【0003】また、上記公報には、光学ヘッド装置の薄
型化を図るために、放射光源、光検出器、反射型ブレー
ズ化ホログラム、対物レンズなどの全ての光学部品をア
ルミ筐体などの全光学系保持手段によって一体化して一
体駆動するようにした光学ヘッド駆動装置が示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術を応用して、例えば記録媒体に円偏光を照射して情報
を読み出す場合には、反射型ブレーズ化ホログラムと対
物レンズとの間に1/4波長板を配置する必要がある。
【0005】しかしながら、1/4波長板を含む光学部
品の全てを全光学系保持手段に保持するには、その組み
立て作業が困難であると共に、全光学系保持手段は密封
構造とできないために、例えば1/4波長板上に埃が堆
積すると、記録媒体に照射する光量の低下を招き、記録
または再生ができなくなるおそれがある。
【0006】したがって、かかる点に鑑みてなされた本
発明の目的は、組み立てが容易にできると共に、埃の影
響を受け難くした光学ヘッド装置及びその駆動装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する請求
項1に係る発明は、光ビームを発生する半導体レーザ
と、該半導体レーザからの光ビームを記録媒体上に集光
する対物レンズと、前記記録媒体上で反射した光ビーム
を受光するための光検出器と、前記記録媒体上で反射し
た光ビームを前記光検出器へ導くための光分割素子とを
備えた光学ヘッド装置において、前記記録媒体と平行な
面及び該面と鋭角を成す斜面を有する台形状の透明基板
と、前記透明基板の斜面に形成され、光ビームの光路を
変更する反射部と、前記対物レンズを保持する対物レン
ズホルダと、前記対物レンズに関して前記記録媒体側と
は反対側に位置するように前記対物レンズホルダに保持
した1/4波長板とを有し、前記反射部で反射された光
ビームの光路上に前記対物レンズ及び前記1/4波長板
が位置するように、前記対物レンズホルダを前記透明基
板の前記記録媒体と平行な面上に配置したことを特徴と
するものである。
【0008】請求項1に係る光学ヘッド装置によると、
1/4波長板は、対物レンズとともに対物レンズホルダ
に保持されているので、組み立てが容易にできると共
に、対物レンズホルダ、対物レンズ及び透明基板で密封
されるので、埃の影響を受け難く、長期間に亘って安定
した記録または再生が可能となる。
【0009】さらに、上記目的を達成する請求項2に係
る発明は、請求項1に記載の光学ヘッド装置を駆動する
光学ヘッド駆動装置であって、非磁性体からなる可動部
と、該可動部に取り付けたフォーカシングコイル及びト
ラッキングコイルと、一端が前記可動部に固着され、他
端が固定部に固着されて前記可動部を記録媒体に対する
フォーカス方向及びトラッキング方向に移動可能に支持
する支持部材と、前記フォーカシングコイル及び前記ト
ラッキングコイルに磁界を印加する磁界発生部材とを有
し、前記可動部の記録媒体面側に凹部を形成して、該凹
部に前記光学ヘッド装置を保持したことを特徴とするも
のである。
【0010】請求項2に係る光学ヘッド駆動装置による
と、フォーカス方向及びトラッキング方向に駆動可能な
可動部の記録媒体面側に凹部を形成し、この凹部に光学
ヘッド装置を保持するので、容易に組み立てることが可
能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1実施の形態の
光学ヘッド装置の概略構成を示すものである。この光学
ヘッド装置1は、情報が記録される記録媒体2に対向し
て配置されるもので、光学ヘッド装置本体(以下、単に
本体とも言う)3はユニットホルダ5に保持され、この
ユニットホルダ5の周囲にアクチュエータ4が取り付け
られている。
【0012】ユニットホルダ5の内側の本体3は、上部
側に台形状の凹部を、半導体基板又は磁性或いは非磁性
の金属からなる基板等の部材で形成し、この凹部にガラ
スやPMMA、又はポリカーボネート等のプラスチック
等の透明な部材で形成された台形状の透明基板6が収納
され、接着剤等で固着されて(本体3が)形成されてい
る。透明基板6には本体3の凹部の斜面に対応する斜面
部が形成されている。本実施の形態ではその斜面部の角
度θ0を32.5度に設定している。この台形状の透明
基板6の斜面部には誘電体多層膜等からなる第1及び第
2のミラー反射部7a,7bが設けてある。
【0013】透明基板6における長手方向の一方の端部
側で、記録媒体2側となる表面には半導体レーザ(以
下、LDと略記)8と光検出器9とをパッケージ化した
LDユニット11が接着等で固着されており、LD8か
ら透明基板6に垂直に入射されるレーザ光を対向する第
1のミラー反射部7aで反射させるようにしている。
【0014】LD8の近傍に配置される光検出器9は複
数個の光検出素子に分割して形成され、複数個の光検出
素子の出力からビームサイズ法又はフーコー法によるフ
ォーカス制御、プッシュプル法によるトラッキング制御
を行うことができるようにしている。また、透明基板6
における長手方向の他方の端部側で、記録媒体2側とな
る表面には非球面の対物レンズ12が固着された対物レ
ンズホルダ(以下、単にレンズホルダと略記)13が位
置決めされて接着剤等で固着されている。
【0015】また、レンズホルダ13には、対物レンズ
12の光軸に中心が一致するように1/4波長板14
と、記録媒体2で反射された光を光検出器9側に導く回
折機能を有する偏光性ホログラム(あるいは偏光ホログ
ラム)15とが、対物レンズ12と偏光性ホログラム1
5との間に1/4波長板14が位置するように固着され
ている。
【0016】そして、上記第2のミラー反射部7bで反
射される光ビームは、このミラー反射部7bに対向する
対物レンズ12により集光されて記録媒体2に照射され
るようになっている。上記偏光性ホログラム15は、入
射光の偏光方向に応じて回折する特性を有し、例えばL
iNbO3 (ニオブ酸リチウム)の基板上にプロトン交
換エッチング法により形成される。この偏光性ホログラ
ム15は、具体的にはS偏光の光に対しては回折し、P
偏光の光に対しては透過する。
【0017】また、透明基板6における長手方向ほぼ中
央の記録媒体2側の表面で、全反射させるための光が当
たる部分には、この部分に埃が付着するのを防止するた
めに透明基板6の屈折率よりも小さい屈折率を有するシ
ール材16が接着剤等で固着されている。なお、このシ
ール材16は、全反射されるための光が当たる表面部分
での接着を避け、その周囲で接着剤で固着するようにし
ても良い。この場合には任意の接着剤を使用することが
できる。
【0018】本実施の形態では、本体3に台形状の透明
基板6を収納し、この透明基板6の2つの斜面部にミラ
ー反射部7a,7bを取付け、かつ記録媒体2と殆ど平
行となる上面でそれぞれミラー反射部7a,7bに対向
する位置にLDユニット11及びレンズホルダ13を取
付け、かつ透明基板6の上面の光を反射させる部分をシ
ール材16で覆う構造にしている。つまり、本実施の形
態の光学ヘッド装置1は、ミラー反射部7a,7bを除
く光学素子を透明基板6の記録媒体2側の上面に設ける
構造とすることで、組立て作業を行い易くしていること
が特徴の1つとなっている。
【0019】また、レンズホルダ13内に1/4波長板
14及び偏光性ホログラム15を密封するように収納し
て、埃の影響を受けないようにしていることも特徴の1
つとなっている。なお、図1において、透明基板6の底
面から対物レンズ12の記録媒体2側の凸面までの高さ
L1は例えば5.5mmであり、透明基板6の長手方向
の長さL2は例えば16mmである。また、図1の透明
基板6の幅(紙面に垂直な方向の長さ)は例えば6.5
mmである。
【0020】なお、上記本体3は台形状凹部を有する部
材に透明基板6を収納し、固着したもので構成されると
説明したが、本体3は透明基板6の底部側を単に底板部
材などで密封する構造にしても良いし、ミラー反射部7
a,7bが埃の影響を受けない多層膜構造の場合には底
部側は開口し、透明基板6の底部側が露出する状態の構
造でも良い。
【0021】次に本実施の形態の作用を説明する。LD
8から出射された光ビームは台形状の透明基板6に入射
され、この透明基板6の斜面に設けた誘電体多層膜によ
る第1のミラー反射部7aに入射角θi=32.5度で
入射し、反射され、斜め上方側に進行し、シール材16
で表面が保護された透明基板6の上面で全反射して斜め
下方に進行し、透明基板6の斜面に設けた誘電体多層膜
による第2のミラー反射部7bて反射され、上方側に進
行する。
【0022】そして、偏光性ホログラム15には例えば
P偏光で入射され、この偏光性ホログラム15を透過し
た光は1/4波長板14を透過して円偏光の光ビームに
なり、対物レンズ12により集光されて記録媒体2に照
射される。この記録媒体2で反射された光ビームは対物
レンズ12を介して1/4波長板14を透過することに
より円偏光の光ビームは直線偏光となり、往路とは偏光
方向が90度変換されるので、偏光性ホログラム15に
はS偏光の光ビームで入射される。
【0023】このS偏光の光ビームは偏光性ホログラム
15を透過すると回折され、往路光の光軸とずれてミラ
ー反射部7bに入射される。この回折光は透明基板6の
斜面の第2のミラー反射部7bで反射されて斜め上方に
進行し、透明基板6の上面で全反射して斜め下方に進行
し、透明基板6の斜面の第1のミラー反射部7aで反射
され、上方側に進行する。
【0024】そして、透明基板6を透過し、対向する光
検出器9で受光され、記録媒体2に記録された情報信
号、制御信号が検出される。この構成ではLD8への戻
り光の光量を少なくできるので、ノイズの影響を少なく
できる。また、本実施の形態によれば、以下の効果があ
る。 (1)透明基板6の記録媒体2側の表面に、ミラー反射
部7a,7bを除くすべての光学素子、即ちLD8及び
光検出器9を設けたLDホルダ11と、対物レンズ1
2、1/4波長板14及び偏光性ホログラム15を設け
たレンズホルダ13とを配置する構成であるので、一方
向即ち図1を参照すると上の方向から光学部品を組立て
ていくことができ、組立てを容易に且つ精度良く行うこ
とができる。 (2)同一面上に光学素子を配置することにより、従来
例における斜面に形成された反射型ホログラム面と入射
ビームの傾き調整が不要となり、組立てが容易となる。 (3)1/4波長板14及び偏光性ホログラム15は対
物レンズ12と透明基板6とで密封されるので埃の影響
を受けない。 (4)ミラー反射部7a,7bで2回反射させることに
より、LDユニット11とレンズホルダ13とを透明基
板6の記録媒体2側の一方の面に配置できるので、光学
ヘッド装置1を薄型化できる。 (5)ミラー反射部7a,7bが形成されている透明基
板6の斜面の角度θ0を45度よりも小さくし、透明基
板6の上面にて光を一回反射させることで、光路長を大
きくすることができ、対物レンズ12の瞳上での光スポ
ット径を大きくすることができる。また、透明基板6を
薄く形成することができ、光学ヘッド装置1の薄型化が
可能となる。
【0025】図2は本発明の第2実施の形態の光学ヘッ
ド駆動装置の概略構成を示すもので、第1実施の形態で
説明した光学ヘッド装置本体3をアクチュエータに組み
込んだ状態を斜視図で示してある。光学ヘッド装置本体
3は、ホルダ101の中央に形成された凹部に直接埋設
されている。ホルダ101のタンジェンシャル方向にお
いて、光学ヘッド装置本体3の両側にはフォーカス方向
に沿って貫通穴102が形成されている。ホルダ101
の外周にはフォーカスコイル103が巻回されており、
またタンジェンシャル方向における側面には巻回された
トラッキングコイル104が固着されている。
【0026】尚、ホルダ101の下面側中央にはバラン
サが設けられており、フォーカシング駆動及びトラッキ
ング駆動の際の駆動作用線とホルダ101の重心とを一
致させるようになっている。ホルダ101のトラッキン
グ方向両側には凸部が形成され、ワイヤ105の一端が
接着固定されている。このワイヤ105はフォーカスコ
イル103とトラッキングコイル104に半田付けさ
れ、電気的に導通がとられている。ワイヤ105の他端
はバネ受け106に固着されている。これによりホルダ
101はワイヤ105により図示しない記録媒体面に対
し垂直の方向(Fo:フォーカス方向)及び半径方向
(Tr:トラッキング方向)に移動可能に支持される。
バネ受け106には図示しないが電気基板が固定されて
おり、電気基板はワイヤ105と半田付けされ電気的に
導通されている。図示していないが、電気基板からはフ
レキシブル基板が出ており、本体(図示せず)の電気回
路と接続されている。即ち、本体の電気回路とフォーカ
スコイル103、トラッキングコイル104とは電気的
に接続されている。
【0027】また、LDユニット11内のLD8への駆
動信号、及び光検出器9からの出力信号については、図
示しないフレキシブルプリント基板によって本体の駆動
回路及び制御回路と接続されることで伝達可能とされて
いる。ベース107には外ヨーク108及び内ヨーク1
09が植設されており、外ヨーク108の内ヨーク10
9と対向する面に永久磁石110が固着されている。
【0028】バネ受け106は、ベース107に対しネ
ジでもって固定され、ホルダ101の貫通穴102に内
ヨーク109が挿通されて、フォーカシングコイル10
3及びトラッキングコイル104が永久磁石110と対
向するように位置づけられる。ベース107は、図示し
ない駆動手段により記録媒体の半径方向に移動可能とさ
れている。
【0029】本実施の形態の光学ヘッド駆動装置におい
て、光学ヘッド装置本体3からは第1実施の形態で説明
したように記録媒体に光ビームが照射され、その戻り光
が光学ヘッド装置1の光検出器9で受光されて、情報信
号及びフォーカシングエラー信号、トラッキングエラー
信号が検出される。ここで、フォーカシングエラーが検
出された場合には、これを補正するようにフォーカスコ
イル103に所要の駆動電流を給電してホルダ101を
フォーカシング方向に移動させる。またトラッキングエ
ラーが検出された場合には、これを補正するようにトラ
ッキングコイル104に所要の駆動電流を給電してホル
ダ101をトラッキング方向に移動させる。このように
して、フォーカシング制御及びトラッキング制御を行う
ことができる。
【0030】なお、本発明は上記実施の形態にのみ限定
されるものではなく、幾多の変形または変更が可能であ
る。例えば、第1実施の形態の光学ヘッド装置本体3で
は、斜面の角度θ0を45度よりも小さく(θ0=3
2.5度)し、透明基板6の上面で一回反射させている
が、斜面の角度θ0を45度とし、ミラー反射部7aで
反射した光をミラー反射部7bに直接入射させるように
構成することもできる。また、上述した光学ヘッド装置
本体3では、偏光性ホログラム15をレンズホルダ13
に保持するようにしたが、この偏光性ホログラム15は
透明基板6の上面に直接形成することもできる。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように本発明の光学ヘッド装
置によれば、光ビームを発生する半導体レーザと、該半
導体レーザからの光ビームを記録媒体上に集光する対物
レンズと、前記記録媒体上で反射した光ビームを受光す
るための光検出器と、前記記録媒体上で反射した光ビー
ムを前記光検出器へ導くための光分割素子とを備えた光
学ヘッド装置において、前記記録媒体と平行な面及び該
面と鋭角を成す斜面を有する台形状の透明基板と、前記
透明基板の斜面に形成され、光ビームの光路を変更する
反射部と、前記対物レンズを保持する対物レンズホルダ
と、前記対物レンズに関して前記記録媒体側とは反対側
に位置するように前記対物レンズホルダに保持した1/
4波長板とを有し、前記反射部で反射された光ビームの
光路上に前記対物レンズ及び前記1/4波長板が位置す
るように、前記対物レンズホルダを前記透明基板の前記
記録媒体と平行な面上に配置したので、組み立てが容易
にできると共に、1/4波長板は、対物レンズホルダ、
対物レンズ及び透明基板で密封されるので、埃の影響を
受け難くなり、長期間に亘って安定して記録または再生
を行なうことができる。
【0032】また、本発明の光学ヘッド駆動装置によれ
ば、フォーカス方向及びトラッキング方向に駆動可能な
可動部の記録媒体面側に凹部を形成し、この凹部に上記
の光学ヘッド装置を保持するようにしたので、組み立て
を容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の光学ヘッド装置の概略
の構成を示す断面図である。
【図2】 本発明の第2実施例の光学ヘッド駆動装置の
概略の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 光学ヘッド装置 2 記録媒体 3 本体 4 アクチュエータ 5 ユニットホルダ 6 透明基板 7a,7b ミラー反射部 8 半導体レーザ 9 光検出器 11 LDユニット 12 対物レンズ 13 レンズホルダ 14 1/4 波長板 15 偏光性ホログラム 16 シール材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ビームを発生する半導体レーザと、 該半導体レーザからの光ビームを記録媒体上に集光する
    対物レンズと、 前記記録媒体上で反射した光ビームを受光するための光
    検出器と、 前記記録媒体上で反射した光ビームを前記光検出器へ導
    くための光分割素子とを備えた光学ヘッド装置におい
    て、 前記記録媒体と平行な面及び該面と鋭角を成す斜面を有
    する台形状の透明基板と、 前記透明基板の斜面に形成され、光ビームの光路を変更
    する反射部と、 前記対物レンズを保持する対物レンズホルダと、 前記対物レンズに関して前記記録媒体側とは反対側に位
    置するように前記対物レンズホルダに保持した1/4波
    長板とを有し、 前記反射部で反射された光ビームの光路上に前記1/4
    波長板及び前記対物レンズが位置するように、前記対物
    レンズホルダを前記透明基板の前記記録媒体と平行な面
    上に配置したことを特徴とする光学ヘッド装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光学ヘッド装置を駆動
    する光学ヘッド駆動装置であって、 非磁性体からなる可動部と、 該可動部に取り付けたフォーカシングコイル及びトラッ
    キングコイルと、 一端が前記可動部に固着され、他端が固定部に固着され
    て前記可動部を記録媒体に対するフォーカス方向及びト
    ラッキング方向に移動可能に支持する支持部材と、 前記フォーカシングコイル及び前記トラッキングコイル
    に磁界を印加する磁界発生部材とを有し、 前記可動部の記録媒体面側に凹部を形成して、該凹部に
    前記光学ヘッド装置を保持したことを特徴とする光学ヘ
    ッド駆動装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1307616C (zh) * 2003-08-15 2007-03-28 日立环球储存科技荷兰有限公司 转盘存储装置和方法

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CN1307616C (zh) * 2003-08-15 2007-03-28 日立环球储存科技荷兰有限公司 转盘存储装置和方法

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