JPH11102314A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH11102314A
JPH11102314A JP26155897A JP26155897A JPH11102314A JP H11102314 A JPH11102314 A JP H11102314A JP 26155897 A JP26155897 A JP 26155897A JP 26155897 A JP26155897 A JP 26155897A JP H11102314 A JPH11102314 A JP H11102314A
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Japan
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JP26155897A
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Inventor
Hideki Hayamizu
秀樹 速水
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 過去に参照した情報の履歴をよりわかりやす
く、かつ操作しやすくするようなインターフェイスをも
った情報処理装置を提供する。 【解決手段】 画面141では、取込まれた情報の内容
がノード情報表示領域132に表示されると該情報が取
込まれるまでに取込まれた(参照された)情報の内容を
示すイメージデータが履歴情報として履歴情報表示領域
133に同時表示されて、ユーザに対して領域132に
表示される情報を得るまでに参照された情報の履歴を一
目で明確に理解させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は情報処理装置に関
し、特に、相互に関連する情報の中から所望される情報
と、これに関連する情報とを容易に把握できる態様で提
供できる情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりハイパーメディアが提供され
る。ハイパーメディアは、意味的に関連するマルチメデ
ィア情報(文字、静止画、動画、音などで表現された情
報)を所定手順に従って関連づけられた構造に従って所
望される情報を提供できるような環境をいう。
【0003】図23は、従来より提供されるハイパーメ
ディアの概念を説明する図である。図においてハイパー
メディアは個々のマルチメディア情報を表現するため
に、個々のマルチメディア情報を格納するためのページ
であるノード101〜108、ノード間の関連づけ情報
を表現するためのリンク116〜122、および各ノー
ド内に格納される情報の一部分であり、他の関連するノ
ードとのリンクに関する情報を示すアンカ109〜11
5を含む。
【0004】図においてノード101には、イメージ情
報と箇条書きによって3つの項目に分類された文字列情
報が格納される。3項目の文字列情報のそれぞれは、他
のノード102、104および108のそれぞれにリン
ク116、117および118を張る(設定する)ため
にアンカ109、110および111が設定される。
【0005】ノード102には、タイトルと、それに続
く4つの項目に分類された文字列情報が格納される。3
段目の項目の文字列情報には、リンク119により該ノ
ードとノード103とを関連づけるためにアンカ112
が設定される。
【0006】同様にしてノード104にはアンカ113
および114が設定され、各アンカはリンク120およ
び121のそれぞれを用いて該ノードとノード105お
よび107のそれぞれを関連づける。
【0007】以上のように、ハイパーメディアではノー
ド内の情報の一部にアンカが設定されて、他のノードへ
のリンクが張られることにより、あるノードと別のノー
ドが関連づけられるので、リンクを辿ってその先に関連
づけられたノードの情報を順に取込むことによって、関
連情報を次々と検索していくことができる。
【0008】上述したハイパーメディアはたとえばイン
ターネット上に構築されている。この場合、HTML
(Hyper Text Markup Languageの略)が用いられること
によって、ネットワークに接続された各コンピュータお
よび各ワークステーションに保管されている情報は相互
に関連づけられる。たとえば図23のノード101は日
本国内の大学のワークステーションに存在し、ノード1
02は外国の研究機関のコンピュータに存在するという
状況を設定できる。
【0009】図24は、従来のハイパーメディア情報処
理装置のシステム構成図である。図においてハイパーメ
ディア情報処理装置は、指定された位置情報に基づき、
その指し示す場所からノードの内部に格納されている情
報を取込む処理を行なうノード情報取込部201、取込
まれた情報を内部に保持しておくためのノード情報保持
部202、取込まれた情報から画面上でのレイアウトを
計算する画面レイアウト部203、レイアウトの計算結
果を保持しておくためのレイアウト情報保持部204、
利用者からの操作指示を受取って次に取込むべきノード
を決定し、その指示を取込部201に与える処理を行な
う入力部205、レイアウト結果とノード情報を参照し
ながら、画面上への情報表示を行なう画面表示部20
6、過去に辿ってきたノードの履歴に関する情報(以
下、ノード履歴情報という)を生成または操作する履歴
情報操作部207、およびノード履歴情報を保持するた
めの履歴情報保持部208を含む。
【0010】図25(a)〜(c)は、従来のハイパー
メディア情報処理装置の表示画面例を入力操作とともに
説明する図である。図25(a)では表示画面301と
画面301内の特定の領域を指示して座標情報を与える
ために用いられる指示装置304が示される。
【0011】また、表示画面301上にはノード履歴を
後戻りさせるために操作されるボタン302、ノード内
の情報を表示するための領域303、およびノード履歴
情報の表示を指示するために操作されるコマンドボタン
305が表示される。指示装置304によりボタン30
2を操作すると、それまでに辿ってきたノード履歴を1
つ遡って領域303に表示できる。このとき、図24の
ノード情報取込部201によって取込まれた情報はレイ
アウト処理を経て最終的に画面表示部206によって領
域303に表示される。
【0012】図25(b)および(c)では、リンクを
辿って別のノードを表示する場合の画面例が示される。
図24および25を参照して、はじめに図25(b)の
ようにノード101が表示領域303に表示される。こ
のとき、表示されるアンカ109を指示装置304によ
り指示すると、入力部205は指示されて入力される座
標情報から、指示された位置に対応づけられて保存して
あったリンク116を読出し、さらにリンク116によ
り関連づけられたノード102を特定する。そして、ノ
ード情報取込部201に対してノード102の情報を取
込むような指示を与え、履歴情報操作部207に対して
それまで画面表示されていたノード101についてノー
ド履歴情報を追加するよう指示を与える。
【0013】情報取込部201は指定されたノード10
2の情報を取込んでノード情報保持部202に取込んだ
情報を保持するように依頼する。取込んだ情報の保持が
終了すると、画面レイアウト部203が、取込まれた情
報に基づいて表示領域303に画面表示する際のレイア
ウト計算を行ない、結果をレイアウト情報保持部204
へ与える。
【0014】レイアウト計算が終了し、その結果が保持
されると、画面表示部206が保持部202内に保持さ
れたノード102の情報と保持部204内に保持された
レイアウト情報に基づいて表示画面301の領域303
にノード102内の情報を描画する。このときの画面例
が図25(c)に示される。
【0015】図26(a)〜(d)は、図23のハイパ
ーメディアにおいてノードの履歴を遡る処理を説明する
図である。ここでは図26(a)のようにノード101
→102→103→102→101→104→105→
104→107と遷移した時点で、ノード103の情報
に戻る必要が生じた場合について、図26(b)〜
(d)の表示画面301を参照しながら説明する。
【0016】このような場合、表示画面301の履歴後
戻りのためのボタン302を指示装置304で操作する
ことによってノード107→104→105→104→
101→102→103と、それまでに経てきた経路を
1ノードずつ戻る方法も考えられるが、次の履歴機能を
用いる方が操作が短くて済む。
【0017】図26(b)はノード107が表示してい
る画面例である。この状態から履歴機能を用いてノード
103に戻るまでの操作の流れは次のとおりになる。
【0018】まず図26(b)の状態で履歴情報表示の
ためのボタン305を操作すると図26(c)のように
履歴情報領域402が表示画面301に表示される。領
域402には、ノード107に至るまでに経過してきた
ノード101、102、103、104および105が
リスト表示されている。
【0019】履歴表示領域402内のリストにおいて、
ノード103の項目を指示装置304で指示すると、入
力部205は指示された座標値から、ノード103へ立
ち戻る利用者の指示を導き出し、ノード情報取込部20
1に対してノード103の情報を取込むよう指示を送
る。
【0020】以降、画面301の表示がノード107か
らノード103へ切換わるまでの処理は図26(b)お
よび(c)を用いての説明と同様であり、省略する。最
終的に図26(d)に示されるような画面となる。
【0021】ここで説明された情報処理を行なうソフト
ウェアは近年インターネットで用いられるものであり、
ワークステーションやパーソナルコンピュータ上で動作
するハイパーメディアに関する情報処理のアプリケーシ
ョンソフトウェアである。
【0022】また、同様な動作を行なうハイパーメディ
ア情報処理装置が特開平8−115250号公報に開示
される。ここに開示の技術はマルチウィンドウシステム
で実現されたハイパーメディア情報処理システムであ
り、所望画像データを得るのに、過去に参照された画像
データを経歴図形という形式で画像データとともに画面
の一部に並べて表示することによって辿ってきた関連情
報を視覚的に把握可能としている。また、経歴図形を選
択することによって該図形が示す関連情報を再表示する
ことを可能にしている。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術での履
歴操作には、利用者から見ると操作性の面で次のように
不便である。まず、従来は現在処理対象となっているノ
ードを該ノードの周囲の関連づけられたノードとの相対
的な関係の中で把握することを想定していないので、現
在参照しているノードの位置がわかりにくい。すなわ
ち、従来技術では通常の場合は、それまでに経過してき
たノードの履歴が常時表示されるわけではないので、他
のノードとの相対的な位置関係を捉えにくい。このため
に、操作の過程で現在参照しているノードがどれである
かを見失うことがあった。
【0024】また、履歴操作のための画面は過去のノー
ドに立ち戻るときのみ使用し、それ以外の目的では使用
することを想定していないし、ハイパーメディア情報処
理システムは、すべて、その情報提示に十分な大きさの
表示画面領域を有すると仮定している。したがって、履
歴操作のための表示画面が邪魔になったり、履歴操作の
ための表示画面から読取られる情報が少ないという問題
があった。すなわち、図26(c)の履歴情報表示領域
402は現在参照しているノードの表示領域303の上
に重なるように表示されるので、重なった部分の情報が
見えなくなってしまう。
【0025】これを解消するために、表示画面301が
ノードの表示領域303と履歴の表示領域402とを重
なり合うことなく並べて配置するだけの十分な広さがあ
れば、両者を同時に表示しておくことはできるが、表示
画面301の小さな装置では、履歴情報表示領域402
を必要のときのみ表示して、不要になったら消すという
操作が必要とされる。
【0026】また、過去のノードに立ち戻る場合、利用
者はそのノードに格納されている情報によってのみ過去
のノードの内容を思い出し、どのノードに戻るかを判断
すると考えている。つまり、履歴操作のための画面から
読取られる情報が少ない。これは、履歴情報領域402
には各ノードの内容を想起する材料となる情報に乏し
い。たとえば、そのノードがどのような表示画面を構成
したか、情報を取込むのにどのぐらいの時間を要した
か、その情報の大きさはどうであったかといった2次的
な情報も内容を想起する判断材料となり得る。
【0027】また、過去のノードへの切換操作が面倒で
ある。すなわち、過去のノードに切換えるためには、一
旦、履歴情報を表示するためのコマンドボタン305を
押下して領域402を表示させ、この中の一覧から所望
のノードを見つけ出して選択するという特別の操作が必
要となる。
【0028】この発明の目的は、ユーザは最新に取込ま
れた情報の内容を確認しながらそれまでに辿ってきた情
報の履歴が容易にかつ明確に把握できるような情報処理
装置を提供することである。
【0029】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の情報処
理装置は、入力手段と、表示手段と、入力手段から入力
される入力データが示す記憶場所から所望される情報を
取込むための情報取込手段と、情報取込手段により所望
情報が取込まれたとき、そのときまでに取込まれた各情
報の特徴を示す特徴データを用いて取込まれた情報の履
歴を示す履歴情報を作成する履歴情報作成手段とを備
え、表示手段は情報取込手段により所望情報が取込まれ
たとき、取込まれた所望情報の内容と作成された履歴情
報のそれぞれを独自の表示領域で同時表示するよう構成
される。
【0030】したがって、表示手段により表示される最
新に取込まれた所望情報の内容を確認しながら、該情報
を得るまでに過去に辿ってきた情報の履歴を容易に把握
できる。
【0031】また、表示される履歴情報は過去に取込ま
れた各情報の特徴を示す特徴データを用いて示されるの
で、ユーザは過去に取込まれた情報の内容を容易に想起
することができる。
【0032】請求項2に記載の情報処理装置において前
述の履歴情報作成手段は、特徴データを情報取込手段に
より取込まれた情報の順番に従って連結させることによ
り履歴情報を作成するよう構成される。
【0033】これにより、過去に辿った情報の順番に履
歴情報の表示が行なわれることになって、ユーザは過去
に辿ってきた情報の相互の相対関係を簡単に想起するこ
とができる。
【0034】また、ユーザは各情報間での相対的な参照
順番の位置関係を速やかに認識することができて、過去
の情報に1つずつ戻らなくても、戻るべき情報を簡単に
探すことができる。
【0035】請求項3に記載の情報処理装置は、請求項
1または2に記載の情報処理装置の表示手段が、履歴情
報中において、情報取込手段により最新に取込まれた所
望情報に該当する特徴データを他の特徴データとは区別
可能な態様で表示するよう構成される。
【0036】これにより、ユーザは表示されている最新
の所望情報が履歴情報中のどの情報に当たるかを簡単に
識別することができる。
【0037】請求項4に記載の情報処理装置は、請求項
1ないし3のいずれかに記載の情報処理装置において、
特徴データにより示される特徴は、対応する取込情報の
内容が画面表示されたときのイメージが加工されたもの
であるよう構成される。
【0038】したがって、ユーザは表示される履歴情報
において過去に見覚えのある表示画面イメージを得て、
呼出そうとする過去の情報を簡単に想起することができ
る。
【0039】請求項5に記載の情報処理装置は、請求項
1ないし3のいずれかに記載の情報処理装置において、
特徴データにより示される特徴は、対応する取込情報の
大きさ、種類および情報取込手段が情報を取込むのに要
した時間のうちの少なくとも1つであるよう構成され
る。
【0040】これにより、ユーザは表示される履歴情報
を参照しながら、過去に情報を参照したときの情報サイ
ズの記憶、情報種別の記憶および情報を取込んだときの
待ち時間などを手掛かりにして過去に取込まれた情報の
うちから所望する情報を簡単に想起して特定することが
できる。
【0041】請求項6に記載の情報処理装置は、請求項
1ないし5のいずれかに記載の情報処理装置において、
入力部は表示手段により表示される画面上の取込情報の
内容および履歴情報の一部を指示するための指示手段
と、指示手段により指示された部分情報に基づいて情報
を取込むための記憶場所を示す入力データを特定するた
めの特定手段とを備えて構成される。
【0042】したがって、ユーザは指示手段を用いて指
示するだけで履歴情報として示される過去に参照された
情報のうち再度、取込を所望する情報および最新に取込
まれた情報に関連して次に取込みを所望する情報を情報
取込手段に取込ませて表示手段に表示させることが容易
にできる。
【0043】このことにより現在取込まれている最新の
情報と履歴情報で示される過去に取込まれた情報との相
対関係が常に明確に表示されるので、指示手段を操作し
て情報間を移動する間に情報間における相互の位置関係
が不明になって操作性が低下するのが防止される。
【0044】請求項7に記載の情報処理装置は、請求項
1ないし6のいずれかに記載の情報処理装置において、
表示手段は履歴情報を特徴データのそれぞれの一部を重
ねるようにして表示するよう構成される。
【0045】これにより、より多くの情報による履歴情
報を表示することができるので小さな表示領域であって
も履歴情報の表示が可能となる。
【0046】前述した表示手段により最新に取込まれた
所望情報に該当する特徴データを他の特徴データとは区
別可能な態様で表示する場合、表示色または表示形状に
よって区別するようにしてもよい。
【0047】表示形状を異ならせた場合、電源容量が残
り少なくなったり、まわりの明るさにより色の識別が困
難な状況下でも、確実に最新に取込まれている所望情報
が、履歴情報中の特徴データのどれに当たるかを容易に
識別できる。また、色の識別が困難なユーザであっても
表示の形状により表示される最新に取込まれた所望情報
が、履歴情報の中のどれにあたるかを容易に確認でき
る。
【0048】また、履歴情報中で最新に取込まれた所望
情報のデータを大きく表示することで、最新に取込まれ
た所望情報についてのより詳しい付随情報をユーザに提
供できる。
【0049】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は、この発明の実施
の形態によるハイパーメディア情報処理装置のシステム
構成図であり、図2は図1の各処理部の関係をリクエス
トの流れとデータの流れとで示す図であり、図3は、こ
の発明の実施の形態によるハイパーメディア情報処理装
置のハードウェア構成図である。図4は、この発明の実
施の形態による画面の表示領域について説明する図であ
る。
【0050】図1においてハイパーメディア情報処理装
置はノード情報取込部21、ノード情報保持部22、画
面レイアウト処理部23、レイアウト情報保持部24、
入力部25、画面表示部26、履歴情報操作部27、履
歴情報保持部28、履歴レイアウト処理部51、履歴レ
イアウト情報保持部52、履歴描画情報操作部53およ
び履歴描画情報保持部54を備える。
【0051】入力部25はユーザからの操作指示38を
受取って、次に取込むべきノード情報を決定し、その指
示を取込むべきノードの他のノードとの相対的な位置を
示すノード位置情報45にしてノード情報取込部21に
与える。
【0052】ノード情報取込部21は与えられたノード
位置情報45に基づき、その指し示す記憶場所からノー
ドの内部に格納されている情報を取込み、ノード情報4
0にしてノード情報保持部22に与える。
【0053】また、これと同時に画面レイアウト処理部
23、履歴情報操作部27、履歴レイアウト処理部51
および履歴描画情報操作部53に対してノード情報着信
トリガ39による処理の開始リクエストを発行する。
【0054】ノード情報保持部22は、与えられるノー
ド情報40を内部に保持する。なお、ノード情報40は
該ハイパーメディア情報処理装置が登録されるネットワ
ーク上のサーバに格納される場合もある。
【0055】画面レイアウト処理部23はノード情報保
持部22に保持されたノード情報40から仮想的なペー
ジ画面上での文字列やイメージのレイアウト処理を計算
し、処理結果(レイアウトされる情報のうち、大きさお
よび種別など)をレイアウト情報42にしてレイアウト
情報保持部24に与える。
【0056】レイアウト情報保持部24は与えられるレ
イアウト情報42を保持するとともに、保持されたレイ
アウト情報42を画面レイアウト処理部23の要求に基
づいて追加または削除する。
【0057】画面表示部26は、保持されたノード情報
40とレイアウト情報42を参照しながら、画面上での
ノード情報40の表示を行なう。
【0058】履歴情報操作部27はノード情報保持部2
2に保持されているノード情報40に基づいて現在のノ
ード、すなわちノード情報取込部21により取込まれた
最新のノード情報に対応のノードに至るまでに過去に辿
ってきたノードを相互に関連づけた履歴情報41を生成
または操作し、履歴情報保持部28に与える。
【0059】履歴情報保持部28は、与えられる履歴情
報41を順次保持する。また、履歴情報41の提供要求
に応じて保持された履歴情報41を検索し、要求のあっ
たノードに対応の履歴情報41を提供する。
【0060】履歴レイアウト処理部51は、履歴情報保
持部28に保持された履歴情報41に基づいて、現在の
ノードに対応した履歴情報41の画面上でのレイアウト
を計算し、計算結果を履歴レイアウト情報43にして履
歴レイアウト情報保持部52に与える。
【0061】履歴レイアウト情報保持部52に与えられ
る履歴レイアウト情報43を順次内部に保持する。ま
た、履歴レイアウト情報43の提供要求に応じて、内部
に保持した情報43を検索し、要求のあった履歴情報4
1に対応の履歴レイアウト情報43を提供する。
【0062】履歴描画情報操作部53は、保持されてい
るノード情報40から画面表示部26が画面上に履歴情
報41を表示するときに用いる履歴描画情報44を生成
して、履歴描画情報保持部54に与える。
【0063】履歴描画情報保持部54は、与えられた履
歴描画情報44を、履歴情報41と対応づけて記憶し、
外部からの要求に応じて履歴描画情報44を出力する。
【0064】画面表示部26は、保持されているノード
情報40、レイアウト情報42、履歴情報41、履歴レ
イアウト情報43および履歴描画情報44に基づいて表
示画面上にノード情報40または履歴情報41の描画表
示を行なう。
【0065】上述した図1の各処理部の動作によって、
ノード情報40または履歴情報41が画面表示部26に
表示されるハイパーメディア情報処理装置において、ま
ずユーザは入力部25を操作して、所望する情報に該当
のノードが存在する記憶場所を直接に指定したり画面表
示部26に表示されているアンカまたは履歴情報41を
選択指定することで、入力部25にユーザ操作指示38
を与えるので、入力部25はこれをノード位置情報45
にしてノード情報取込部21に与え、所望のノード情報
40の記憶場所を指示する。
【0066】図3において、ハイパーメディア情報処理
装置は、ディスプレイ61、キーボード・ペン62、C
PU(中央処理装置の略)63、RAM(ランダムアク
セスメモリの略)64、ROM(リードオンリメモリの
略)65、該装置が接続されたネットワーク上の外部の
サーバ67と該装置との通信を制御する通信制御ユニッ
ト66およびバス68を含む。バス68は装置内の各部
の電気的な接続を行なうとともに相互にデータのやり取
りを行なうための通信路である。
【0067】ディスプレイ61は画面表示部26の一部
として使用されて、ユーザに対し、ノード情報40や履
歴情報41を表示したり、ユーザに対して問合せを行な
う場合のメッセージ表示などに用いられる。
【0068】キーボード・ペン62は入力部25の一部
として使用されるもので、ディスプレイ61上の表示画
面をペンなどで指示することによってユーザの意思をC
PU63に伝達するのに用いられる。なお、ペンの代わ
りにマウスなどの入力指示装置を用いてもよい。
【0069】CPU63はキーボード・ペン62によっ
て入力されたユーザの意思を解釈し実行する機能を有す
る。この実行時には、RAM64またはROM65から
処理に必要なデータや手続を読出して、その処理結果を
ディスプレイ61に表示しユーザに報知するとともにR
AM64に格納する。
【0070】RAM64は取込まれたノード情報40や
その画面レイアウト結果、システムの状態遷移を管理す
るデータを格納したり、処理の上での一時的な作業領域
として使用される。本実施の形態においてはノード情報
保持部22、レイアウト情報保持部24、履歴情報保持
部28、履歴レイアウト情報保持部52、履歴描画情報
保持部54の一部として使用される。
【0071】ROM65は各処理に使用される固定的な
データや処理手続を格納するために用いられる。本実施
の形態においてはノード情報取込部21、ノード情報保
持部22、画面レイアウト処理部23、レイアウト情報
保持部24、履歴情報操作部27、履歴情報保持部2
8、履歴レイアウト処理部51、および履歴レイアウト
情報保持部52の一部として用いられる。
【0072】図4において、画面表示部26のディスプ
レイ61の表示画面131はノード情報40の内容を表
示するための領域132と履歴情報41を表示するため
の領域133を含む。
【0073】図5(a)〜(c)は、図1のノード情報
保持部22の構成を説明する図である。ノード情報保持
部22はノード情報取込部21により取込まれた図5
(a)の構成を有したノード情報40を取込まれた順番
に従って連結したリストの構造で格納する。
【0074】図5(a)のノード情報40は複数のノー
ド情報40が保持される場合に各ノード情報40を順次
指定して連結するために各ノード情報の保持部22上で
の記憶場所(アドレス)を示すノード情報位置データN
D、実際のノード情報40の内容を示す実データND
A、実データNDAが示す情報種類を識別するための種
類識別コードNTY、該ノード情報40がノード情報取
込部21により取込まれたときの取込先である記憶場所
を示すノード位置データNU、ノード情報取込部21が
該ノード情報40を取込むのに要した時間を示す取込時
間データNTMおよびノード情報40の実情報NDAの
大きさを示す情報大きさデータNSを含む。
【0075】ノード情報位置データNDは次に連結され
るノード情報40のノード情報保持部22での記憶アド
レスを示す。なお、次に連結されるノード情報40が存
在しないときには不正値(たとえば0のような、通常で
はあり得ない値)を設定することによって、連結リスト
の終端を示す。
【0076】種類識別コードNTYは実情報NDAの情
報種別が「文字列」、「イメージ」、「動画」、「音
声」などのように異なる場合には、その値が文字列は
1、イメージは2、動画は3、および音声は4のように
異なるように設定されて、それぞれの種別が識別され
る。
【0077】ノード位置データNUはノードの情報の存
在位置を示すURL文字列で示される。URL文字列は
たとえば http://www.sharp.co.jp/in
dex.html というものである。その意味するところは、ノード情報
40のやり取りを行なう方式が「http」であり、ノ
ード情報40の提供元は「www.sharp.co.
jp」で一意に識別することのできるネットワーク上の
サーバマシン67であり、そのサーバマシン67上に登
録される「index.html」というファイルが求
めるノード情報40である、ということである。
【0078】取込時間データNTMはノード情報40の
取込に要した時間であり、サーバ67に対してノード情
報取込部21が情報転送のリクエストを発行してから、
該取込部21に指定のノード情報40がすべて到着する
までの時間である。なお、取込時間の計測には、CPU
63に提供されるクロックのカウント数を計算するなど
して行なわれる。これ以外にも、インターバルタイマや
リアルタイムクロックなどを利用することも可能であ
る。
【0079】図5(c)のように表示されるノード情報
40は、ノード情報保持部22では図5(b)のように
連結リスト構造でまとめて管理される。図5(c)にお
いては、図4の表示画面131のノード情報表示領域1
32における図5(b)のリスト構造のノード情報40
の表示例が示される。図5(c)の表示領域132では
2つのテキスト情報81、イメージ情報82および83
が表示される。2つのテキスト情報81、イメージ情報
82および83はそれぞれ異なるノード情報40に格納
された実情報NDAであり、これらノード情報40は図
5(b)のリスト構造においては、リスト構造の先頭
(図面左側)から順にノード別にノード情報位置データ
NDにより連結される。
【0080】なお、図5(b)のノード情報保持部22
にはリスト中の現在のノードに対応するノード情報40
を指示して管理するために現在ノード特定情報84が設
定される。
【0081】図6(a)と(b)は、図1のレイアウト
情報保持部の内容を説明する図である。図6(b)にお
いて、レイアウト情報保持部24は複数のレイアウト情
報42のそれぞれを順に保持部24上に存在するアドレ
スで結合したリスト構造を有する。
【0082】レイアウト情報42は、ノード情報40の
実情報NDA内の個々の部分情報が図4の表示画面13
1上のどの位置に表示されるかを示す情報である。詳細
には、レイアウト情報42自身を次々と連結してリスト
構造で管理するためのレイアウト情報位置データLD、
レイアウト時の基準位置(通常は画面の左上)から平面
的にどれだけ離れた位置に表示するかを示すための横お
よび縦変位量データLXおよびLY、表示したときに平
面的にどのだけの領域を占めるかを示す幅および高さデ
ータLWおよびLH、対応するノード情報の実情報ND
A内のどの部分の情報かを特定するための先頭アドレス
LDPおよびその情報のサイズを示す長さデータLDL
を含む。
【0083】レイアウト情報位置データLDは次のレイ
アウト情報42の保持部24における記憶アドレスを示
し、それが存在しないときには不正値(たとえば0のよ
うな、通常ではあり得ない値)が設定されることによっ
て、連結リストの終端を示す。
【0084】このように、単一ノード情報40につい
て、その実情報NDA中の部分情報の数に応じて1つ以
上存在するレイアウト情報42は図6(b)に示される
ようにレイアウト情報位置データLDで順番にリスト連
結されて管理される。
【0085】図7(a)および(b)は、図1の履歴情
報保持部28の内容を説明する図である。履歴情報保持
部28では図7(b)に示されるように、個々の履歴情
報41を順に保持部28上に存在するアドレスで結合し
たリスト構造を有する。
【0086】図7(a)の履歴情報41は、過去に辿っ
たノード情報40の軌跡(履歴)を記録するための情報
であり、詳細には履歴情報41自身を次々と連結してリ
スト構造で管理するための履歴情報位置データBD、履
歴情報41を一意に識別するための情報識別コードBI
D、以下はノード情報40と同様で、その実情報NDA
の種別を識別するための種類識別コードBTY、ノード
情報40を取込むときの取込位置である記憶場所を示す
ノード位置データBU、ノード情報40を取込むのに要
した時間を記録するための取込時間データBTMおよび
実情報NDAのサイズを格納するための情報大きさデー
タBSを含む。
【0087】履歴情報位置データBDは次の履歴情報4
1の履歴情報保持部28でのアドレスを示し、それが存
在しないときには不正値(たとえば0のような、通常で
はあり得ない値)が設定されることによって、リスト連
結の終端を示す。
【0088】情報識別コードBIDは複数存在する履歴
情報41の中から、特定の履歴情報41を一意に識別
し、またこれに対応する履歴レイアウト情報43および
履歴描画情報44を特定し、これらの対応関係を形成す
るのに用いられる。
【0089】履歴情報41の種類識別コードBTY、ノ
ード位置データBU、取込時間データBTMおよび情報
大きさデータBSはノード情報40で説明したものと同
様であり、ここでは説明を省略する。
【0090】履歴情報保持部28は、同時に複数のノー
ドに関する履歴情報41を管理するために、存在するす
べての履歴情報41を図7(b)に示されるように履歴
情報位置データBDで順番にリスト連結して管理する。
【0091】また、履歴情報保持部28では、現在ノー
ドに対応する履歴情報41が存在する場合には現在ノー
ド特定情報85を用いて対応の情報41を指示し管理す
る。
【0092】図8(a)と(b)は、図1の履歴レイア
ウト情報保持部52の内容を説明する図である。
【0093】履歴レイアウト情報保持部52は図8
(b)に示すようなリスト構造を採用する。個々の履歴
レイアウト情報43を順にその保持部52上に存在する
アドレスで結合した形式を有する。
【0094】履歴レイアウト情報43は、個々の履歴情
報41を図4の履歴情報表示領域133のどこに表示す
るかを記録した情報である。詳細には、履歴レイアウト
情報43を次々とリスト連結して管理するための履歴レ
イアウト情報位置データBLD、個々の情報43を一意
に識別し、かつ履歴情報41との対応関係を形成するた
めの情報識別コードBLID、図4の履歴情報表示領域
133内の基準位置(通常は領域の左上)から平面的に
どれだけ離れた位置に表示するかを示す横および縦変位
量データBLXおよびBLY、表示したときに平面的に
どれだけの領域を占めるかを示す幅および高さデータB
LWおよびBLHを含む。
【0095】履歴レイアウト情報位置データBLDは次
の履歴レイアウト情報43の保持部52での記憶アドレ
スを示し、それが存在しないときには不正値(たとえば
0のような、通常ではあり得ない値)が設定されること
によって、リスト連結の終端を示す。
【0096】情報識別コードBLIDは複数存在する履
歴レイアウト情報43の中から、特定の情報43を一意
に識別し、またこれに対応する履歴情報41および履歴
描画情報44との対応関係を形成するのに用いられる。
【0097】履歴レイアウト情報保持部52では同時に
複数のノードに関する履歴レイアウト情報43が管理さ
れる。この場合、存在するすべての履歴レイアウト情報
43は図8(b)に示されるように、履歴レイアウト情
報位置データBLDで順番にリスト連結して管理され
る。
【0098】また、現在ノードに対応する履歴レイアウ
ト情報43が存在する場合には、現在ノード特定情報8
6によりその情報43を指示し管理する。
【0099】図9(a)と(b)は、図1の履歴描画情
報保持部54の内容を説明する図である。履歴描画情報
保持部54は図9(b)に示されるようなリスト構造を
採用する。個々の履歴描画情報44を順に保持部52上
に存在するアドレスで結合した形式を有する。
【0100】履歴描画情報44は図4の履歴情報表示領
域133に履歴の表示を行なうための描画情報であり、
個々の履歴情報41に1対1に対応して存在する。
【0101】履歴描画情報44は情報44を次々とリス
ト連結して管理するための履歴描画情報位置データP
D、個々の履歴描画情報44を一意に識別し、かつ履歴
情報41との対応関係を形成するための情報識別コード
PID、履歴描画に使用される描画データ88の保持部
54での存在位置(アドレス)を示す先頭アドレスPD
P、および描画データ88の長さを示す長さデータPD
Lを含む。
【0102】履歴描画情報位置データPDは次の履歴描
画情報44の保持部54での記憶アドレスを示し、それ
が存在しないときには不正値(たとえば0のような、通
常ではあり得ない値)が設定されることによって、リス
ト連結の終端を示す。
【0103】情報識別コードPIDは複数存在する履歴
描画情報44の中から、特定の履歴描画情報44を一意
に識別し、またこれに対応する履歴情報41、履歴レイ
アウト情報43との対応関係を形成するのに用いられ
る。
【0104】履歴描画情報保持部54は同時に複数のノ
ードに関する履歴描画情報44を管理するので、存在す
るすべての履歴描画情報44は図9(b)に示されるよ
うに履歴描画情報位置データPDで順番にリスト連結さ
れて管理される。
【0105】また、履歴描画情報保持部54では、現在
ノードに対応する履歴描画情報44が存在する場合には
現在ノード特定情報87でその情報44を指し示して管
理する。
【0106】次に、図1に示された各処理部の処理の概
略フローを説明する。図10は、図1のノード情報取込
部21の概略処理フローチャートである。ノード情報取
込部21は入力部25から処理リクエストの到着を待
ち、リクエスト到着に応じて(S1でYES)、リクエ
スト内容が新規ノードに関するノード情報の取込リクエ
ストか判定し、新規ノードの取込リクエストならば(S
2でYES)、新規ノード情報の取込開始にあたり、ま
ずCPU63の内部タイマからノード情報取込開始時刻
を読出し(S3)、これを一旦、RAM64などに退避
させて(S4)、その後、サーバ67へリクエストされ
た新規ノードについてのノード情報転送リクエストを発
行して(S5)、サーバからの新規のノード情報の着信
を待つ。
【0107】新規ノード情報の着信があると(S6でY
ES)、CPU63の内部タイマからノード情報取込終
了時刻が読出され(S7)、これと待避させていたノー
ド情報を取込開始時刻とで新規ノード情報の取込に要し
た時間を計算して、その結果を取込時間データNTMと
する(S8)。その後、取込んだ新規ノード情報がノー
ド情報保持部22に新規のノード情報40として記録さ
れるとともにノード情報保持部22の現在ノード特定情
報84は記録された新規のノード情報40を指示するよ
うに更新される(S9、S10)。
【0108】なお、ノード情報保持部22に登録された
新規ノードのノード情報40の種類識別コードNTY、
ノード位置データNU、情報大きさデータNSおよび実
情報NDAはサーバ67から転送された情報から得て設
定され、ノード情報位置データNDは保持部22への記
録時に得られて設定され、取込時間データNTMは前述
の処理フローチャートに従う時間計算により得られて設
定される。
【0109】次に、ノード情報取込部21は取込リクエ
ストされた新規ノードについて画面レイアウト処理部2
3にはレイアウト処理の開始リクエストを発行し(S1
1)、履歴情報操作部27には履歴情報生成のリクエス
トを発行し(S12)、履歴レイアウト処理部51には
履歴レイアウト情報の生成リクエストを発行し(S1
3)、履歴描画情報操作部53には履歴描画情報の生成
リクエストを発行し(S14)、画面表示部26には画
面表示処理の実行リクエストを発行する(S15)。そ
の後、入力部25からの新たな処理リクエストの到着待
ち状態(S1)に移行する。なお、上述のステップS9
〜S11の処理よりも先にステップS12とS13の処
理を実行することによってカレントノードの1つ前の履
歴情報41の追加と履歴レイアウト情報43の生成が行
なわれることになり、現在ノード特定情報84に対応す
るノードの履歴情報41と履歴レイアウト情報43の追
加および生成を抑制できる。
【0110】図11は図1の画面レイアウト処理部23
の概略処理フローチャートである。画面レイアウト処理
部23はレイアウト処理開始リクエストが発行される
と、まずレイアウト終了位置を基準位置(0,0)に設
定し(S20)、ノード情報保持部22の現在ノード特
定情報84が示すノード情報40中の実情報NDAの次
の部分情報を取出す(S21)。取出に失敗すれば(S
22でYES)、一連の処理は終了するが、取出に成功
すれば(S22でNO)、取出された部分情報を表示画
面131に表示する際の平面的な大きさを対応するノー
ド情報40中の情報大きさデータNSから求める(S2
3)。求められた平面的な大きさはレイアウト情報42
の幅および高さデータLWおよびLHとなる。
【0111】次に、レイアウト終了位置のX座標値に求
めた幅データLWを加えてレイアウト情報42の横変位
量データLXを得て(S24)、求められた表示サイズ
(幅および高さデータLW、LH)および更新されたX
座標値(横変位量データLX)ならびに対応するノード
情報40から図6(a)で示されるようにレイアウト情
報42を生成して、レイアウト情報保持部24の連結リ
ストの末尾に追加する(S25)。
【0112】その後、部分情報が改行を必要とすればレ
イアウト終了位置のX座標値を0にし、Y座標値を部分
情報の縦変位量データLYで更新した後(S26)、次
の部分情報が読出されて(S21)、これについて同様
の処理が繰返される。
【0113】したがって、画面レイアウト処理部42は
レイアウト処理の開始リクエスト発行に応じて、現在ノ
ード特定情報84が示すノード情報40中の実情報ND
A中の各部分情報について図5(c)に示されるように
ノード情報表示領域132への画面表示時のレイアウト
を規定するレイアウト情報42を生成し、連結リストに
してレイアウト情報保持部24に格納する。
【0114】図12は、図1の履歴情報操作部の履歴情
報生成の概略処理フローチャートである。
【0115】履歴情報操作部27は履歴情報生成リクエ
ストが発行されると応じて、ノード情報保持部22から
現在ノード特定情報84が示す現在ノードのノード情報
40を取出し(S30)、新しい履歴情報識別コードB
IDを生成して(S31)、取出されたノード情報40
と生成された履歴情報識別コードBIDとで新しい履歴
情報41を生成して、履歴情報保持部28の連結リスト
の末尾に追加登録して、後述するように現在ノード特定
情報85を追加登録された新しい履歴情報41を指示す
るように更新する(S32〜S34)。
【0116】このように、履歴情報生成リクエストの発
行に応じて、言い換えると新規のノードの情報が取込ま
れたことに応じて新たに生成された履歴情報41は履歴
情報保持部28の連結リストの末尾に追加登録されるの
で、履歴情報41の連結リストの情報連結の順番は自動
的に過去に辿ったノードの順に並ぶことになる。これに
よって、後述するように、履歴情報41の連結リストの
順番に従って生成される履歴レイアウト情報保持部52
の履歴レイアウト情報43の連結リストも自動的に過去
に辿ったノードの順番に並ぶことになり、履歴の表示順
番も過去に辿ったノードの履歴の順番となる。
【0117】図13は、図1の履歴情報操作部による履
歴情報保持部における現在ノード特定情報更新の概略処
理フローチャートである。これは図12のステップS3
4の処理に相当する。
【0118】履歴情報保持部28に新しい履歴情報41
が追加登録されて現在ノード特定情報85の更新が行な
われるときには、まず、履歴情報保持部28の履歴情報
41の連結リストにおいて現在ノード特定情報85が示
す情報41の次に連結されている履歴情報41、すなわ
ち新しく追加登録された履歴情報41を取出し(S4
0)、取出に失敗すれば(S41でYES)、一連の処
理は終了する。
【0119】履歴情報を取出せたなら(S41でN
O)、取出された履歴情報41の情報識別コードPID
が指定された情報識別コード、すなわち図12のステッ
プS31で生成された識別コードPIDと比較する。
【0120】比較結果、異なる場合には(S42でYE
S)、次に連結されている履歴情報41を取出し(S4
0)、以下同様に処理する。一方、識別コード比較の結
果が一致すれば(S42でNO)、取出した履歴情報4
1は連結リストに新しく追加登録された履歴情報41で
あるから、これを指定するように現在ノード特定情報8
5を更新する(S43)。
【0121】図14は、図1の履歴レイアウト処理部の
概略処理フローチャートである。履歴レイアウト処理部
51は履歴レイアウト情報の生成リクエストの発行に応
じて、ディスプレイ61の履歴情報表示領域133の履
歴表示開始座標(X,Y)を初期値(0,0)に設定し
(S50)、履歴情報保持部28の連結リストの次の履
歴情報41を取出し(S51)、取出に失敗すれば(S
52でYES)、一連の処理を終了する。
【0122】取出せたら(S52でNO)、履歴表示開
始座標(X,Y)と取出された履歴情報41に基づいて
履歴レイアウト情報43を生成して、履歴レイアウト情
報保持部52の連結リストの末尾に追加登録する(S5
3)。
【0123】生成される履歴レイアウト情報43の識別
コードBLIDには履歴情報41の情報識別コードBI
Dがセットされ、同様に横および縦変位量データBLX
およびBLYには履歴表示開始座標(X,Y)がセット
され、同様に幅および高さデータBLWおよびBLHに
は情報大きさデータBSから求められるデータがセット
される。
【0124】その後、履歴表示開始座標(X,Y)は予
め定められた距離だけ進められるように更新されて(S
55)、履歴レイアウト情報保持部52の現在ノード特
定情報86を履歴情報保持部28の現在ノード特定情報
85が示す履歴情報41に対応の履歴レイアウト情報4
3を指示するように更新する(S56)。
【0125】上述した履歴表示開始座標(X,Y)の更
新に用いられる変位量は、履歴表示するときに隣り合っ
た履歴情報の表示が重ならないような値であってもよい
し、また隣り合う履歴情報の表示の一部が相互に重なる
ような値であってもよい。
【0126】なお、図14のステップS51〜S55の
処理を履歴情報保持部28内の現在ノード特定情報85
で示される現在ノードの近傍数個分の履歴情報41につ
いてのみ実行するようにしてもよい。
【0127】図15は図1の履歴描画情報操作部の概略
処理フローチャートである。履歴描画情報操作部53は
履歴描画情報の生成リクエストが発行されると、ノード
情報保持部22の現在ノード特定情報84が示す現在ノ
ードのノード情報40を取出し(S60)、履歴情報保
持部28の現在ノード特定情報85が示す現在ノードの
履歴情報41の情報識別コードBIDを取出す(S6
1)。
【0128】そして、取出された現在ノードのノード情
報40と情報識別コードBIDから新しい履歴描画情報
44および描画データ88を生成する(S62)。
【0129】生成された新しい履歴描画情報44と描画
データ88は履歴描画情報保持部54の履歴描画情報4
4の連結リストの末尾に追加登録されて(S63)、現
在ノード特定情報87は追加登録された履歴描画情報4
4を指示するように更新される。
【0130】上述の新しい履歴描画情報44の情報識別
コードBIDには取出された情報識別コードBIDがセ
ットされ、長さデータPDLには取出されたノード情報
40の情報大きさデータNSから求まる値がセットされ
る。また履歴描画情報位置データPDおよび先頭アドレ
スPDPは生成された履歴描画情報44の履歴描画情報
保持部54への登録時にセットされる。また、新しい描
画データ88は取出されたノード情報40の実情報ND
Aがセットされる。
【0131】上述したステップS62の処理は次のよう
な処理であってもよい。たとえば、レイアウト情報保持
部24内の対応のレイアウト情報42を順番に参照しな
がら、履歴表示領域133に収まるような一定の縮小率
でノード情報40の実情報NDAの縮小イメージを生成
して、これを描画データ88にしてセットしてもよい。
【0132】また、上述のステップS60で取出された
ノード情報40の取込時間データNTMから、ノード情
報40の取込に要した時間情報を取出し、これに基づい
て履歴描画イメージを生成して、描画データ88にセッ
トしてもよい。この場合、描画データ88に取込に要し
た時間情報が示される。
【0133】また、取出されたノード情報40の情報大
きさデータNSから、ノード情報40に関する情報サイ
ズを取出し、これに基づいて履歴描画イメージを生成
し、描画データ88にセットしてもよい。この場合、描
画データ88には情報大きさが示される。
【0134】また、取出されたノード情報40の種類識
別コードNTYから該ノード情報の情報の種別を取出
し、これに基づいて履歴描画イメージを生成し、描画デ
ータ88にセットしてもよい。この場合、描画データ8
8には情報の種別が示される。
【0135】図16は、図1の履歴描画情報操作部によ
る履歴描画情報保持部における現在ノード特定情報更新
の概略処理フローチャートであり、図15のステップS
64の処理に相当する。
【0136】履歴描画情報保持部54に新しい履歴描画
情報44が追加登録されて現在ノード特定情報87の更
新が行なわれるときには、まず、履歴描画情報保持部5
4の履歴描画情報44の連結リストにおいて現在ノード
特定情報87が示す情報44の次に連結されている情報
44、すなわち新しく追加登録されている情報44が取
出される(S70)。
【0137】取出に失敗すれば(S71でYES)、一
連の処理は終了するが、取出すことができれば(S71
でNO)、取出された履歴描画情報44の情報識別コー
ドPIDが指定の識別コード、すなわち図15のステッ
プS62で取出された情報識別コードPIDと比較して
異なれば(S72でYES)、次に連結される情報44
を取出し(S70)、以下同様に処理する。
【0138】一方、識別コードの比較結果が一致すれば
(S72でNO)、現在ノード特定情報87を取出され
た履歴描画情報44を指示するように更新する(S7
3)。
【0139】図17は、図1の入力部にノード情報存在
位置が直接入力された場合の概略処理フローチャートで
ある。
【0140】入力部25はディスプレイ61に文字列入
力画面を表示してユーザ操作指示38による入力待ち状
態にあり、指示38としてノード情報存在位置を特定す
るURL文字列がキーボード・ペン62などで直接に入
力された場合には(S80でYES)、入力文字列情報
をノード情報取込部21に引き渡して、ノード情報の取
込をリクエストする(S81)。
【0141】図18は、図1の入力部にアンカ押下によ
るユーザ操作指示が入力された場合の概略処理フローチ
ャートである。
【0142】ユーザがディスプレイ61に表示されるア
ンカをキーボード・ペン62で押下して、リンクされる
情報の取出を所望した場合には、入力部25はレイアウ
ト情報保持部24の連結リストの次のレイアウト情報4
2を取出す(S90)。
【0143】取出に失敗すると(S91でYES)、一
連の処理は終了する。取出に成功するれば(S91でN
O)、取出されたレイアウト情報42がステップS90
で指定されたノード情報表示領域132内のXY座標と
重なるか判別される(S92)。
【0144】重ならなければ(S93でNO)、指定さ
れる情報ではないので次のレイアウト情報42を取出し
て(S90)、以下同様に処理する。
【0145】一方、重なれば指定される情報42が取出
されたことになるので(S93でYES)、取出された
レイアウト情報42が示すノードの実情報NDA中の部
分ノード情報からアンカに設定されているURL文字列
によるノードの存在位置情報文字列を取出し(S9
4)、取出されたURL文字列をノード情報取込部21
に渡して、ノード情報の取込をリクエストする(S9
5)。
【0146】図19は、図1の入力部に履歴表示押下に
よるユーザの操作指示が入力された場合の概略処理フロ
ーチャートである。
【0147】ユーザがディスプレイ61の履歴情報表示
領域133をキーボード・ペン62で押下すると、入力
部25は履歴レイアウト情報保持部52の履歴レイアウ
ト情報43の連結リストの次に連結される情報43を取
出す(S100)。取出に失敗すれば(S101でYE
S)、一連の処理は終了する。
【0148】取出に成功すれば(S101でNO)、取
出した履歴レイアウト情報43の横および縦変位量デー
タBLXおよびBLYならびに幅および高さデータBL
WおよびBLHで示される座標領域と指示された座標位
置が重なるか否か判定され(S102)、重ならなけれ
ば(S103でNO)、次に履歴レイアウト情報43が
取出されて(S100)、以下同様に処理される。一
方、重なれば(S103でYES)、取出された履歴レ
イアウト情報43の情報識別コードBLIDが取出され
る(S104)。
【0149】次に、入力部25は履歴情報保持部28の
連結リストの次に連結されている履歴情報41を取出す
(S105)。取出に失敗すれば(S106でYE
S)、一連の処理は終了するが、取出に成功すれば(S
106でNO)、取出された履歴情報41の情報識別コ
ードBIDと先に取出された情報識別コードBLIDと
が異なるか否か判別する。異なれば(S107でYE
S)、次に連結される履歴情報41を取出し(S10
5)、以下に同様に処理が行なわれる。
【0150】一方、両識別コードが一致すれば(S10
7でNO)、先に取出された履歴情報41のノード位置
データBUが示すURL文字列による情報を取出し(S
108)、取出した文字列情報をノード情報取込部21
に渡して、ノード情報の取込みをリクエストする(S1
09)。
【0151】図20は、図1の画面表示部26の概略処
理フローチャートである。図21(a)〜(d)は図1
の画面表示部26による履歴情報表示領域133におけ
る第1〜第3の表示態様例を示す図である。
【0152】画面表示部26は画面表示処理の実行リク
エストが発行されると、応じてレイアウト情報保持部2
4の連結リストの次のレイアウト情報42を取出す(S
110)。
【0153】取出に失敗すれば(S111でYES)、
後述する処理に移行するが、成功すれば(S112でN
O)、取出されたレイアウト情報42と、その中の先頭
アドレスLDPおよび長さデータLDLが示すノードの
実情報NDAの部分情報の内容に基づいてノード情報表
示領域132に文字列情報やイメージ情報を表示し(S
112)、その後、次のレイアウト情報42を取出し
(S110)、以下、同様に表示処理が行なわれる。
【0154】このとき、文字列やイメージなど、情報種
別によって表示方法が異なる場合は、予め対応するノー
ド情報40の種類識別コードNTYによって情報の種別
を知って、どの表示方法が適当であるかを決めておく。
【0155】一方、前述のレイアウト情報42の取出に
失敗すれば(S111でYES)、履歴レイアウト情報
保持部52の履歴レイアウト情報43を取出すが(S1
13)、取出に失敗すれば(S114でYES)、一連
の処理は終了する。
【0156】取出に成功すれば(S114でNO)、取
出した履歴レイアウト情報43の情報識別コードBLI
Dを取出し(S115)、取出した識別コードBLID
と同じ値の識別コードBIDおよびPIDを有する履歴
情報41、履歴描画情報44および描画データ88を対
応する情報保持部から順次取出す(S116)。
【0157】そして、先に取出された履歴レイアウト情
報43と履歴情報41から履歴情報表示領域133に履
歴情報の表示をする(S117)。その後、次の履歴レ
イアウト情報43について取出し(S113)、同様に
処理する。
【0158】上述したステップS116において取出さ
れた履歴情報41と履歴情報保持部28の現在ノード特
定情報85が示す履歴情報41とが同一の場合には、ス
テップS117の処理で他の履歴情報とは異なる表示態
様、たとえば表示色または表示の形状などを異ならせ、
現在ノードの履歴情報を他のそれと区別して確認できる
ようにしてもよい。
【0159】また、上述のステップS117の処理にお
いて、ステップS116で取出された履歴描画情報44
および描画データ88から履歴情報表示領域133へ履
歴情報の表示も併せて実施してもよい。
【0160】上述の図20のフローチャートに従えば、
ディスプレイ61の画面では図21(a)のように、た
とえば表示領域132に現在ノードの情報である日記の
情報が表示されるときには、表示領域133には、現在
ノードの履歴である“日記”の表示が図21(b)のよ
うに、他のそれとは形状を異ならせることもでき、図2
1(c)のように他とは表示色を異ならせることもで
き、図21(d)のように履歴の各ノードについて、そ
のイメージを縮小表示することもできる。
【0161】図22は本実施の形態における履歴情報を
選択したときの画面変化の様子を示す図である。画面1
41は履歴選択前、画面142は履歴選択後である。
【0162】今、図26(a)に示すように、ノードを
101→102→103→102→101→104→1
05→104→107という順番に従う履歴で移動して
きたものとした場合、そのときの画面表示の様子は画面
141のようになる。
【0163】画面141で履歴情報表示領域133に対
応する領域には、ノードを移動していた順に合わせて、
左からノード102、101、104、105、104
および107のそれぞれの特徴を示すイメージを用いて
履歴表示が行なわれる。
【0164】最終的には、現在ノードがノード107と
なるので、それに対応する履歴情報表示領域133のノ
ード107に関する情報の表示形状または色が他のもの
とは異なる。またノード107のノード情報40の画面
表示時の縮小イメージが表示形状または色が他のものと
は異なって表示される。また、ノード情報表示領域13
2に対応する部分にはノード107の内部情報である実
情報NDAの画面表示が行なわれる。
【0165】このような状況で、画面141の履歴情報
表示領域133のノード101に関する履歴に対応する
部分をキーボード・ペン62などで選択すると、入力部
25に対して前述した履歴表示押下時の処理リクエスト
が発行される。
【0166】入力部25では、前述の処理フローで説明
したような履歴表示押下時の処理が実行され、その結
果、得られたURL文字列情報がノード情報取込部21
に引き渡されて、ノード情報の取込リクエストが発行さ
れる。
【0167】ノード情報取込部21では、前述した処理
フローに従って、新規ノード情報の取込リクエストに対
応する処理を実行し、サーバ67に対してノード情報の
転送リクエストを発行し、サーバ67からのデータ着信
を待つ。
【0168】ノード情報取込部21は、サーバ67から
ノード情報が着信すると、これを受信し、受信したノー
ド情報をノード情報保持部22に格納した後、画面レイ
アウト処理部23、履歴情報操作部27、履歴レイアウ
ト処理部51、履歴描画情報操作部53および画面表示
部26に対して順次処理リクエストを発行する。
【0169】画面レイアウト処理部23、履歴情報操作
部27、履歴レイアウト処理部51、履歴描画情報操作
部53はそれぞれ、先に説明した処理フローに従ってレ
イアウト情報42、履歴情報41、履歴レイアウト情報
43および履歴描画情報44を生成して、それぞれに対
応の保持部の状態を更新する。
【0170】画面表示部26は、先に示したような処理
フローに従ってノード情報表示領域132および履歴情
報表示領域133の表示内容を更新し、その結果として
図22の画面142に示されるような表示が得られる。
【0171】図22における画面141→画面142の
画面変化と図26(b)→図26(c)の画面変化を比
較すると、図22の方が、履歴情報の前後の相対関係と
合わせて現在ノードとの関係も一目で直感的に把握しや
すくなっているので、より操作しやすいインターフェイ
スとなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態によるハイパーメディア
情報処理装置のシステム構成図である。
【図2】図1の各処理部の関係をリクエストの流れとデ
ータの流れとで示す図である。
【図3】この発明の実施の形態によるハイパーメディア
情報処理装置のハードウェア構成図である。
【図4】この発明の実施の形態による画面の表示領域に
ついて説明する図である。
【図5】(a)〜(c)は、図1のノード情報保持部の
構成を説明する図である。
【図6】(a)と(b)は、図1のレイアウト情報保持
部の内容を説明する図である。
【図7】(a)および(b)は、図1の履歴情報保持部
の内容を説明する図である。
【図8】(a)と(b)は、図1の履歴レイアウト情報
保持部の内容を説明する図である。
【図9】(a)と(b)は、図1の履歴描画情報保持部
の内容を説明する図である。
【図10】図1のノード情報取込部の概略処理フローチ
ャートである。
【図11】図1の画面レイアウト処理部の概略処理フロ
ーチャートである。
【図12】図1の履歴情報操作部の履歴情報生成の概略
処理フローチャートである。
【図13】図1の履歴情報操作部による履歴情報保持部
における現在ノード特定情報更新の概略処理フローチャ
ートである。
【図14】図1の履歴レイアウト処理部の概略処理フロ
ーチャートである。
【図15】図1の履歴描画情報操作部の概略処理フロー
チャートである。
【図16】図1の履歴描画情報操作部による履歴描画情
報保持部における現在ノード特定情報更新の概略処理フ
ローチャートである。
【図17】図1の入力部にノード情報存在位置が直接入
力された場合の概略処理フローチャートである。
【図18】図1の入力部にアンカ押下によるユーザの操
作指示が入力された場合の概略処理フローチャートであ
る。
【図19】図1の入力部に履歴表示押下によるユーザの
操作指示が入力された場合の概略処理フローチャートで
ある。
【図20】図1の画面表示部26の概略処理フローチャ
ートである。
【図21】(a)〜(d)は、図1の画面表示部による
履歴情報表示領域における第1〜第3の表示態様例を示
す図である。
【図22】本実施の形態における履歴情報を選択したと
きの画面変化の様子を示す図である。
【図23】従来より提供されるハイパーメディアの概念
を説明する図である。
【図24】従来のハイパーメディア情報処理装置のシス
テム構成図である。
【図25】(a)〜(c)は、従来のハイパーメディア
情報処理装置の表示画面例を入力操作とともに説明する
ための図である。
【図26】(a)〜(d)は、図23のハイパーメディ
アにおいてノードの履歴を遡る処理を説明する図であ
る。
【符号の説明】
21 ノード情報取込部 22 ノード情報保持部 23 画面レイアウト処理部 24 レイアウト情報保持部 25 入力部 26 画面表示部 27 履歴情報操作部 28 履歴情報保持部 51 履歴レイアウト処理部 52 履歴レイアウト情報保持部 53 履歴描画情報操作部 54 履歴描画情報保持部 38 ユーザ操作指示 39 ノード情報着信トリガ 40 ノード情報 41 履歴情報 42 レイアウト情報 43 履歴レイアウト情報 44 履歴描画情報 45 ノード位置情報 131 表示画面 132 ノード情報表示領域 133 履歴情報表示領域 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G06F 15/403 370Z

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力手段と、 表示手段と、 前記入力手段から入力される入力データが示す記憶場所
    から所望される情報を取込むための情報取込手段と、 前記情報取込手段により前記所望情報が取込まれたと
    き、そのときまでに取込まれた各情報の特徴を示す特徴
    データを用いて取込まれた情報の履歴を示す履歴情報を
    作成する履歴情報作成手段とを備え、 前記表示手段は、前記情報取込手段により前記所望情報
    が取込まれたとき、取込まれた前記所望情報の内容と作
    成された前記履歴情報のそれぞれを、独自の表示領域で
    同時表示することを特徴とする、情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記履歴情報作成手段は、前記特徴デー
    タを前記情報取込手段により取込まれた情報の順番に従
    って連結させて前記履歴情報を作成することを特徴とす
    る、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記表示手段は、前記履歴情報中におい
    て、前記情報取込手段により最新に取込まれた所望情報
    に該当する前記特徴データを他の前記特徴データとは区
    別可能な態様で表示することを特徴とする、請求項1ま
    たは2に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記特徴データにより示される前記特徴
    は、対応する前記取込情報の内容が画面表示されたとき
    のイメージが加工されたものであることを特徴とする、
    請求項1ないし3のいずれかに記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記特徴データにより示される前記特徴
    は、対応する前記取込情報の大きさ、種類および前記情
    報取込手段が該情報を取込むのに要した時間のうちの少
    なくとも1つであることを特徴とする、請求項1ないし
    3のいずれかに記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記入力部は、 前記表示手段により表示される画面上の前記取込情報の
    内容または前記履歴情報の一部を指示するための指示手
    段と、 前記指示手段により指示された部分情報に基づいて前記
    記憶場所を示す入力データを特定するための特定手段と
    を備えた、請求項1ないし5のいずれかに記載の情報処
    理装置。
  7. 【請求項7】 前記表示手段は、前記履歴情報を前記特
    徴データのそれぞれの一部を重ねるようにして表示する
    ことを特徴とする、請求項1ないし6のいずれかに記載
    の情報処理装置。
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