JPH10240490A - 情報処理機器 - Google Patents

情報処理機器

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JPH10240490A
JPH10240490A JP4823497A JP4823497A JPH10240490A JP H10240490 A JPH10240490 A JP H10240490A JP 4823497 A JP4823497 A JP 4823497A JP 4823497 A JP4823497 A JP 4823497A JP H10240490 A JPH10240490 A JP H10240490A
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JP4823497A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Tsutsumitake
秀行 堤竹
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】メモリ容量が十分でなく、MMUなどの特別の
ハードウェアを持たなくても、疑似的なマルチタスク/
マルチウィンドウ操作環境の実現を図る。 【解決手段】文書切替装置107は、各文書に対応した
文書切替ボタンを、その文書の状態に応じて、「カレン
ト表示」、「アクティブ表示」、「非アクティブ表示」
のいずれかの形態で表示する。「アクティブ表示」また
は「非アクティブ表示」の文書切替ボタンが入力装置1
01により選択された場合、文書構造管理装置105は
表示中の文書の文書状態情報を生成して文書状態保存フ
ァイル106に保存し、「アクティブ表示」文書切替ボ
タン選択時であれば文書状態保存ファイル106内の対
応文書の文書状態情報をもとに以前に切り替えられた際
の文書表示状態を復元して文書切替装置107により表
示させ、「非アクティブ表示」文書切替ボタンの選択時
であれば対応文書を先頭位置から表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として複数のア
プリケーションプログラムを並行して実行する、或いは
アプリケーションを切り替えて実行する情報処理機器に
係り、特に文書を切り替えて表示するのに好適な情報処
理機器に関する。
【0002】
【従来の技術】ソフトウェア技術の進歩に伴い、一つの
情報処理機器の上で同時に複数のアプリケーションプロ
グラム(以下、単にアプリケーションと称する)を実行
することができるΟS(オペレーティングシステム)が
一般的になっている。例えば、一つのアプリケーション
として表計算(スプレッドシート)を立ち上げ、それを
終了させることなく別のアプリケーション、例えばメー
ルシステムを同時に立ち上げることができる。このよう
なアプリケーションを同時に使うことができるユーザイ
ンタフェースとしてはマルチウィンドウシステムが一般
的に用いられている。
【0003】これらの機能を情報処理機器上で実現する
ためには、十分な量のメモリと高速な処理装置が必要で
ある。例えば、複数のアプリケーションが同時にメモリ
に収まるためには、同時に走るアプリケーションの数と
そのアプリケーションが消費するメモリの量を予め想定
し、それに見合うだけのメモリを搭載する必要がある。
【0004】しかし、不特定のアプリケーションに対
し、必要なメモリ量を正確に見積もるのは困難である。
そこで、必要以上のメモリを搭載することになる。とこ
ろが、メモリは非常にコストが高いので、不用意にメモ
リを増やすことは経済的に妥当ではない。
【0005】そのため、コストの低いディスク装置など
の二次記憶装置にメモリの一部のデータを退避し、必要
に応じてメモリに取り込むことができる仮想記憶方式の
技術が広く利用されている。
【0006】しかし、仮想記憶方式の実装には、MMU
(Memory Management Unit:メモリ管理ユニット)と呼
ばれる特別なハードウェアが必要となる。一方、個人が
持ち運びして使うことが一般的な、低価格を目指した携
帯型の情報処理機器では、高価なメモリを多量に搭載し
たり、MMUを必要とする仮想記憶方式を実装すること
は、現実的ではない。更に携帯型の情報処理機器では、
表示画面が小さくマルチウインドウシステムのユーザイ
ンタフェースには適さない。そのため、この種の情報処
理機器では、同時に複数のアプリケーションを走らせる
のは不可能であるか、または同時に走ることができるア
プリケーションの数を限定している。
【0007】以上は、独立したアプリケーションに限ら
ず、文書構造中に設定されたアプリケーション(即ち部
品化されたアプリケーション)を走らせる場合にも同様
である。一般に、部品化されたアプリケーションを文書
構造中に有する文書は複合文書と呼ばれている。この複
合文書の文書構造中には、アプリケーションの他に、テ
キスト、画像等が設定可能である。複合文書の文書構造
中に設定されているアプリケーションは、当該文書構造
中に設定されているテキスト、画像等の表示状態、いわ
ゆる文書(ページ)表示状態において走行する。そこ
で、複合文書の文書構造中に設定されているアプリケー
ションを文書を表示するアプリケーションと呼ぶことに
する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の技
術においては、メモリが少ない、或いは仮想記憶方式が
実装されていない情報処理機器では、同時に複数のアプ
リケーションを走らせることは不可能であるか、或いは
同時に走ることができるアプリケーションの数が限定さ
れているため、ユーザが別のアプリケーションを新たに
走らせたいときには、既に走っているアプリケーション
の中から本来終了させる必要のないアプリケーションを
選んで、そのアプリケーションを終了した後に、目的と
する別のアプリケーションを走らせるといった方法を余
儀なくされていた。
【0009】そこで本発明者は、終了したアプリケーシ
ョンを再起動したとき、できるだけ終了時の状態に復元
できるように、当該アプリケーションの終了時に様々な
状態をファイル等の記憶装置に保存し、起動時にそれら
の情報に応じて復元することにより、疑似的に複数のア
プリケーションを同時に利用しているかのようにするこ
とを可能とした情報処理機器を特願平8−170449
号にて提案している。
【0010】しかしながら、このようなアプリケーショ
ンの疑似的なレジューム機能は、通常のマルチタスクに
よるレジュームとは異なり、アプリケーションの状態が
完全に復元できるわけではない。更に、マルチタスクを
ベースとしたマルチウインドウ機能は利用できないた
め、使い勝手が悪い。以上は、複合文書(の文書構造)
中に設定されている文書表示アプリケーションについて
も同様である。
【0011】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
でその目的は、メモリ容量が十分でなく、またマルチウ
インドウ機能がなく、MMUなどの特別のハードウェア
を持たなくても、疑似的なマルチタスク/マルチウィン
ドウ環境が実現できる情報処理機器を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の観点に係
る情報処理機器は、ユーザからの入力を受け付ける入力
手段と、アプリケーションプログラムを含む複合文書を
装置から独立した第1の形式(外部形式)で保存する文
書保存手段と、この文書保存手段に保存されている文書
(複合文書)を解析し、当該文書の形式を上記第1の形
式から装置内部で使用する画面表示に適した第2の形式
(内部形式)に変換する文書解析手段と、上記第2の形
式に変換された文書構造を管理する文書構造管理手段
と、この文書構造管理手段により管理されている文書構
造等をユーザに提示するのに用いられる表示手段と、上
記文書構造管理手段の管理対象となる第2の形式の情報
を再構成(復元)するのに必要な文書状態情報を保存し
ておくための文書状態保存手段と、表示の対象となり得
る各文書(複合文書)に対応付けて、その文書への切り
替え表示が入力手段から選択指定可能な文書切替指定パ
ターン(例えば文書切替ボタン)を、当該文書が表示中
であるか否か、表示中でない場合には当該文書の文書状
態情報が文書状態保存手段に保存されているか否かが識
別可能な表示形態で表示するための文書切替手段であっ
て、入力手段により選択指定された文書切替指定パター
ンに応じて対応する文書への表示に切り替える文書切替
手段とを備えており、上記文書構造管理手段は、上記文
書表示切替手段による表示文書の切り替えに際し、それ
までに表示されていた文書の文書状態情報を生成して上
記文書状態保存手段に保存する一方、新たに表示する文
書の文書状態情報が上記文書保存手段に保存されている
ならば、その文書状態情報に基づいて表示すべき文書を
復元して上記文書切替手段により切り替え表示させるこ
とを特徴とするここで、上記文書保存手段は、物理的に
必ずしも情報処理機器内部に存在している必要はなく、
ネットワークに接続されたサーバー装置などであっても
構わない。
【0013】このような情報処理機器においては、文書
を切り替えて表示する際に、その時点において表示中の
文書の状態を示す文書状態情報を生成して文書状態保存
手段に保存しておくことにより、ユーザが入力手段を通
して指定した文書を表示する際に、当該文書の文書状態
情報が既に文書状態保存手段に保存されている場合に
は、その文書状態情報をもとに当該文書が以前に切り替
えられた際の状態を再現することが可能となる。
【0014】このため、文書を切り替えて表示する際
に、その時点において表示されている文書の第2の形式
の文書構造を、後で再使用可能とするためにメモリ中に
保存しておく必要がなく、メモリを節約できる。
【0015】特に、文書状態情報として、表示文書が切
り替えられる際の表示中文書のスクロール位置並びにカ
ーソル位置の情報を持たせるならば、当該文書を再度表
示する際には、文書保存手段内の当該文書の第1の形式
から変換生成される第2の形式の文書構造と、その文書
状態情報中のスクロール位置並びにカーソル位置から、
以前に切り替えられた際の文書表示状態を確実に再現で
きる。
【0016】また上記の構成の情報処理機器において
は、表示の対象となり得る各文書(複合文書)に対応し
て用意され、ユーザから入力手段を介して選択可能な文
書切替指定パターン(文書切替ボタン)、即ちユーザと
のインタフェースをなす各文書切替指定パターン(文書
切替ボタン)が、対応する文書の状態に応じて表示形
態、或いは表示位置を変えて表示されることで、ユーザ
は現在表示されている文書がどの文書か、復元可能な文
書はどの文書かなどが即座に視認できる。これにより、
マルチウィンドウ機能を持たないシステムでもそれに相
当する操作環境をユーザに提供することができる。
【0017】次に、本発明の第2の観点に係る情報処理
機器は、上記1の観点に係る情報処理機器の構成に加え
て、上記文書切替手段により表示された文書の履歴を示
す文書表示履歴情報を保存する文書表示履歴保存手段
と、上記文書表示切替手段による表示文書の切り替えに
際し、新たに表示される文書の情報が上記文書表示履歴
保存手段に登録されていないならば当該文書の情報が最
新の表示文書を示すように上記文書表示履歴保存手段に
新規に登録し、既に登録されているならば、その既登録
の情報が最新の表示文書を示すように上記文書表示履歴
情報を更新する文書表示履歴管理手段とを設けたことを
特徴とする。
【0018】ここで、文書表示履歴情報のデータ構造と
しては、物理的な並び順、或いは論理的な並び順が文書
の表示の順番を表す線形リスト構造を適用するとよい。
また、文書表示履歴保存手段によって表示履歴、即ち表
示の順番が示されている文書に対応する文書切替指定パ
ターン(文書切替ボタン)については、その表示順と同
じ並び順に表示するとよい。
【0019】このような情報処理機器においては、マル
チウィンドウシステムにおけるウィンドウの重なりによ
るアプリケーション表示の順番と同等の操作環境をユー
ザに提供することができる。更に、上記文書表示履歴情
報(線形リスト構造)から、長時間表示されていない文
書(即ちあまり重要でない文書)が判別可能なため、
(文書状態保存手段が満杯となって)対応する文書状態
情報を文書状態保存手段から削除する必要がある場合の
判断情報として利用できる。
【0020】次に、本発明の第3の観点に係る情報処理
機器は、上記2の観点に係る情報処理機器の構成に加え
て、現在表示中の文書の終了要求を上記入力手段から受
け付けて、現在表示中の文書を終了し、上記文書状態保
存手段及び文書表示履歴管理手段から当該文書の情報を
削除する文書終了手段を設けたことを特徴とする。ここ
で、文書終了手段が入力手段から文書の終了要求を受け
付けるためのユーザとのインタフェースとして、上記表
示手段により表示される終了ボタン(終了アイコン)を
用いるとよい。
【0021】このような情報処理機器においては、文書
終了手段を設けたことにより、マルチウィンドウシステ
ムにおけるアプリケーシヨンの終了と同等の操作環境を
ユーザに提供することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につ
き、アプリケーションの種類として、複合文書の文書構
造中に設定されている部品化されたアプリケーションを
適用し、そのアプリケーションにより当該文書構造に従
う文書(ページ)の表示を行う場合を例に、図面を参照
して説明する。
【0023】図1は本発明の一実施形態に係る情報処理
機器の機能構成を示すブロック図である。同図におい
て、101はユーザからの入力を受け付けるキーボード
やマウスなどからなる入力装置、102は入力されたコ
マンドを処理し対応する操作を実行する制御装置、10
5は表示(操作)の対象となる文書(複合文書)の文書
構造を内部メモリ(図示せず)中で管理する文書構造管
理装置である。
【0024】104は各種の文書(複合文書)を保存し
ておくファイル(文書ファイル)、103は文書ファイ
ル104から文書を読み込んで、その構造を解析し、装
置内部で使用する画面表示に適した形式に変換して文書
構造管理装置105に渡す文書解析装置である。
【0025】文書ファイル104は、例えば磁気ディス
ク装置などの2次記憶装置により実現される。この文書
ファイル104には、各種の文書(ページ)がある形式
(第1の形式)で保存されている。この形式は、図1の
装置に固有のものではないため、外部形式と呼ぶことに
する。この文書の外部形式は、例えばSGML(Standa
rd Generalized Markup Language)やWWW(World Wi
de Web)で用いられるHTML(Hypertext Markup Lan
guage )などの形式である。図2にその一例を示す。文
書ファイル104に保存されている各文書は、ユニーク
に識別することができるIDを持つものとする。以下、
このIDを文書IDと呼ぶ。
【0026】文書解析装置103は、文書ファイル10
4に保存されている文書の外部形式の構文を解析し、文
書構造管理装置105で処理するための画面表示に適し
た形式(第2の形式)に変換する。この文書構造管理装
置105で処理するための形式を、装置内部で使用する
形式であることから、内部形式と呼ぶ。文書構造管理装
置105では、この内部形式で表示中の文書が保持・管
理されることになる。
【0027】図2の文書を内部形式の構造に変換した例
を図3に示す。この図3では、文字列部分や画像部分
が、ブロツク300単位でポインタ310の列からなる
線形リストで結合されている。各ポインタ310は、ブ
ロック300毎に設けられ、対応するブロック300を
指し示すポインタ情報と、次のブロック(300)のポ
インタ(310)を指し示すポインタ情報とを持つ。な
お、次のブロック(300)が存在しない場合、その旨
を示す情報がポインタ情報に代えて用いられる。
【0028】各ブロック300は、後述する表示装置1
09に表示するときの表示位置を示すx座標301並び
にy座標302と、文字列或いは画像などのデータ種類
を識別するタグ(識別タグ)303と、実際の文字列デ
ータ或いは画像データ(が格納されている画像ファイル
のファイル名)が設定されているデータ部304から構
成される。このような文書構造を文書ファイル104内
の文書から生成する処理はー般的に時間のかかる処理で
ある。
【0029】図3の文書構造(文書の内部形式)を表示
した場合の画面例を図4に示す。ここでは、画面上の指
定された座標位置に文字列や画像などの内容が表示され
ていることが分かる。与えられた文書の内部形式を表示
する処理は、図3の例のように、座標値やデータが既に
与えられているため高速に行える。
【0030】再び図1を参照すると、109は文書構造
管理装置105により管理されている内部形式の文書構
造等を表示するための表示装置、106は文書構造管理
装置105により管理されている文書構造の情報のう
ち、全てまたは一部を再構成(復元)するのに必要な情
報(以下、文書状態情報と称する)を文書単位で保存し
ておくための文書状態保存ファイルである。文書状態保
存ファイル106に保存される文書状態情報は文書ID
をキーとして検索できるようなデータ構造となってお
り、例えば文書IDと、その文書IDを持つ文書が表示
されていたときのスクロール位置並びにカーソル位置を
含む。
【0031】図5に、文書状態情報の一例を示す。図5
の例では、文書IDが“123”である文書のスクロー
ル位置が“25”であり、カーソル位置が“31”であ
ることが示されている。文書IDが“456”である文
書についても同様である。ここで、スクロール位置並び
にカーソル位置は、物理的な画面上の座標値であって
も、論理的な文字列での位置であっても構わない。
【0032】図1において、107は文書構造管理装置
105で管理されている文書の中からどの文書IDを持
つ文書を表示装置109に表示するかを選択する文書切
替装置である。文書切替装置107は、表示の対象とす
る文書IDをもつ文書が文書構造管理装置105で管理
されていなければ、制御装置102の制御のもとで文書
ファイル104から文書解析装置103を介して取り込
む。
【0033】108は文書切替装置107によって表示
された文書の履歴(文書表示履歴)を保存するための文
書表示履歴ファイルである。文書表示履歴ファイル10
8により表示履歴が示される文書の文書状態情報は文書
状態保存ファイル106に保存される。この文書状態保
存ファイル106及び文書表示履歴ファイル108は、
例えば磁気ディスク装置などの2次記憶装置、或いはD
RAMなどのメモリ(1次記憶装置)により実現され
る。
【0034】図6に、文書表示履歴ファイル108に保
存される文書表示履歴の構造を示す。図のように、この
ファイル108では、文書切替装置107によって表示
された文書の文書ΙDを双方向のポインタで連結したリ
スト構造が保存される。現在表示されている文書の文書
ΙDはこのリスト構造(文書表示履歴リスト)の先頭に
位置する。図6の例では、文書ID1がリストの先頭に
あることから、文書ID1を持つ文書が現在表示中であ
ることが分かる。また、文書ID1には文書ID2がポ
インタでリンクされていることから、文書ID1を持つ
文書が表示される前には、文書ID2を持つ文書が表示
されていたことが分かる。リストの途中にある文書ΙD
を持つ文書を表示する際には、その文書IDがリストか
ら一時的に削除されリストの先頭に追加される。即ちリ
ストの先頭に移動する。
【0035】図7に表示装置109に表示される表示画
面例を示す。図7の表示画面は、文書切替装置107に
ユーザの入力を伝えるための文書切替ボタン710の群
を表示する文書切替ボタン表示領域71と、現在表示中
の文書を表示する文書表示領域72と、現在表示中の文
書の表示を終了させる終了ボタン73から構成される。
【0036】各文書切替ボタン710は、文書ファイル
104に保存されている(表示装置109への表示対象
となり得る)各文書の文書IDに対応付けて表示され、
その並び順は例えば対応する文書IDの順(ここでは昇
順)である。但し、文書切替ボタン表示領域71に一度
に表示可能な文書切替ボタン710の数には限りがあ
る。このため本実施形態では、全ての文書切替ボタン7
10を一度に表示し切れない場合には、文書切替ボタン
表示領域71内のスクロール操作(図の例では左右スク
ロール操作)、或いは次候補または前候補の指定操作に
より、他の文書切替ボタン710の表示に切り替えるこ
とができるようになっている。
【0037】また本実施形態では、文書切替ボタン表示
領域71内の任意の文書切替ボタン710をユーザが入
力装置101(中のマウスなど)を操作してクリックす
ると、対応する文書が文書表示領域72に表示されるよ
うになっている。また、終了ボタン73をクリックする
と、現在表示されている文書が画面から消されるように
もなっている。表示中の文書が非表示となった場合に、
代わりにどの文書が表示されるかは、文書表示履歴ファ
イル108に保存されている文書表示履歴に依存する。
【0038】図8は上記文書切替ボタン表示領域71内
の文書切替ボタン710の群の表示例を示す。各文書切
替ボタン710には、対応する文書の文書IDが表示さ
れている。文書切替ボタン710の表示形態は、対応す
る文書IDを持つ文書の状態に応じて文書切替装置10
7により切り替えられる。
【0039】本実施形態において適用される文書切替ボ
タン710の表示形態には、「非アクティブ表示」、
「アクティブ表示」、及び「カレント表示」の3種類が
ある。文書切替ボタン710には文書登録マーク711
が付されており、例えば当該文書登録マーク711内だ
けを塗りつぶすことで、「アクティブ表示」状態が設定
される。図4の例では、文書3(文書ID3)の文書切
替ボタン710と文書4(=文書ID4)の文書切替ボ
タン710とが、これに当たる。また、文書登録マーク
711内を塗りつぶさないことで、「非アクティブ表
示」状態が設定される。図4の例では、文書1(文書I
D1)の文書切替ボタン710がこれに当たる。また、
文書登録マーク711を含む、文書IDの表示領域外を
塗りつぶすことで、「カレント表示」状態が設定され
る。文書2(文書ID2)の文書切替ボタン710がこ
れに当たる。
【0040】以上の表示例は、表示装置109がモノク
ロディスプレイであることを前提としているが、カラー
ディスプレイの場合には、文書登録マーク711は必ず
しも必要なく、「非アクティブ表示」、「アクティブ表
示」、及び「カレント表示」のそれぞれについて、固有
の色で表示すればよい。
【0041】さて本実施形態では、文書表示履歴ファイ
ル108に登録されていない文書ID(を持つ文書)に
対応した文書切替ボタン710は「非アクティブ表示」
状態に、文書表示履歴ファイル108(内の文書表示履
歴リスト)の先頭以外の位置に登録されている文書ID
(を持つ文書)に対応した文書切替ボタン710は「ア
クティブ表示」状態に、そして文書表示履歴ファイル1
08(内の文書表示履歴リスト)の先頭位置に登録され
ている文書ID(を持つ文書)に対応した文書切替ボタ
ン710は「カレント表示」状態に、それぞれ表示され
る。この「カレント表示」状態では、対応する文書が文
書表示領域72に表示される。
【0042】このように本実施形態では、文書の状態に
応じて文書切替ボタン710の表示形態を変えている。
このため、ユーザは、文書切替ボタン表示領域71内の
各文書切替ボタン710を一瞥するだけで、対応する各
文書の現在の状態を知ることができる。
【0043】例えば「非アクティブ表示」状態にある文
書切替ボタン710からは、そのボタン710に表示さ
れている文書IDが文書表示履歴ファイル108に登録
されていないことと、当該ボタン710をクリックする
と、対応する文書IDが文書表示履歴ファイル108
(内の文書表示履歴リスト)の先頭位置に新規登録さ
れ、その文書IDを持つ文書が読み込まれて内部形式に
変換されて文書表示領域72に表示されることが分か
る。
【0044】次に、「アクティブ表示」状態にある文書
切替ボタン710からは、そのボタン710に表示され
ている文書IDが文書表示履歴ファイル108に登録さ
れており、したがって文書状態保存ファイル106に当
該文書IDを持つ文書を再構成する情報(文書状態情
報)が保存されていることと、当該ボタン710をクリ
ックすると、文書状態情報をもとに対応する文書の状態
が復元されて表示されると共に、当該ボタン710が
「カレント表示」状態に切り替えられることが分かる。
【0045】次に、「カレント表示」状態にある文書切
替ボタン710からは、そのボタン710に表示されて
いる文書IDを持つ文書が現在表示されており、終了ボ
タン73をクリックすると、当該ボタン710が「アク
ティブ表示」状態に切り替えられると共に、表示文書が
前回表示されていた文書に切り替えられることが分か
る。
【0046】このように、文書切替ボタン710の群が
表示される文書切替ボタン表示領域71は、マルチウィ
ンドウによるアプリケーション切替と同様の操作環境を
ユーザに提供する。
【0047】次に、図1の構成における全体の処理の流
れを図9乃至図11のフローチャートを参照して説明す
る。まず、ユーザが、入力装置101を用いて何らかの
コマンドを入力する(ステップS1)。ここでのコマン
ド入力には、図7中の文書切替ボタン710、或いは終
了ボタン73をマウス等でクリックすることも含まれて
いる。
【0048】すると制御装置102は、その入力コマン
ドの種類を調べ、表示文書IDを切り替えるコマンド
(指定の文書IDを持つ文書への表示に切り替えるコマ
ンド)であるならば、即ち文書切替ボタン710がクリ
ックされたならば(ステップS2)、文書構造管理装置
105にその旨を通知する。
【0049】すると文書構造管理装置105は、自身が
内部(メモリ上)で保持・管理している現在表示中の文
書について、当該文書の状態を示す図5に示したような
文書状態情報(ここでは、現在表示中の文書の文書ID
と、現在のスクロール位置並びにカーソル位置とを含む
文書状態情報)を生成し、文書保存ファイル106に保
存する(ステップS3)。この際、同じ文書IDを持つ
文書状態情報が文書状態保存ファイル106に存在して
いないならば、上記生成した文書状態情報は、文書状態
保存ファイル106内に新規登録され、同じ文書IDを
持つ文書状態情報が既に登録されているならば、その既
登録文書状態情報が、上記生成した最新の文書状態情報
に更新される。
【0050】次に制御装置102は、文書切替装置10
7に対して現在表示中の文書の文書IDに対応する文書
切替ボタン710、即ち現在「カレント表示」状態にあ
る文書切替ボタン710の表示形態の切り替えを要求す
る。これを受けて文書切替装置107は、現在「カレン
ト表示」状態にある文書切替ボタン710を「アクティ
ブ表示」状態に切り替える(ステップS4)。
【0051】また制御装置102は、文書解析装置10
3に対し、入力コマンドの指定する文書、即ちクリック
された文書切替ボタン710に対応する文書IDを持つ
文書の解析を要求する。これを受けて文書解析装置10
3は、入力コマンドで指定された文書IDを持つ文書を
文書ファイル104から読み込んで、その文書構造を
(図2に示したような)外部形式から(図3に示したよ
うな)内部形式に変換し、文書構造管理装置105に渡
す(ステップS5)。
【0052】すると文書構造管理装置105は、文書解
析装置103によって内部形式に変換された文書を内部
のメモリに保持すると共に、当該文書に関する文書状態
情報、即ち入力コマンドで指定された文書IDを持つ文
書に関する文書状態情報が文書状態保存ファイル106
に既に登録されているか否かを調べる(ステップS
6)。
【0053】もし、指定の文書IDを持つ文書、即ち新
たに表示すべき文書の文書状態情報が既に登録されてい
るならば、文書構造管理装置105は、文書表示履歴フ
ァイル108に保存されている文書IDのリスト構造
(文書表示履歴リスト)上で、指定の文書IDに関する
情報を先頭位置に移動する操作を、文書切替装置107
を介して行う(ステップS7)。
【0054】文書構造管理装置105はまた、文書状態
保存ファイル106に登録されていた上記文書状態情
報、即ち指定文書IDを持つ文書の文書状態情報と、文
書解析装置103から渡されて内部メモリに保持した
(指定文書IDを持つ文書の)内部形式の文書構造とに
基づき、当該文書を以前に切り替えられた際の状態に再
構成(復元)する(ステップS8)。
【0055】即ち文書構造管理装置105は、指定文書
IDを持つ文書の(図5に示したような構造の)文書状
態情報からスクロール位置の情報を取り出し、その値を
文書解析装置103から渡された(図3に示したよう
な)内部形式の文書構造の各y座標値からそれぞれ差し
引く。ここで、文書の内部形式に従う文書表示は、y座
標値が0の部分から行われることから、上記の引き算の
結果、指定文書IDの文書が以前に切り替えられた際の
文書表示状態を再現することが可能となる。カーソル位
置も、上記文書状態情報から復元される。
【0056】一方、指定の文書IDを持つ文書の文書状
態情報が文書状態保存ファイル106に登録されていな
いならば、文書構造管理装置105は、文書表示履歴フ
ァイル108に保存されている文書IDのリスト構造
(文書表示履歴リスト)の先頭位置に当該文書状態情報
を新規に登録する操作を、文書切替装置107を介して
行う(ステップS9)。
【0057】文書切替装置107は、上記ステップS8
またはS9の後、新たに表示すべき文書の文書IDに対
応した文書切替ボタン710、即ちクリックされた文書
切替ボタン710を(「アクティブ表示」または「非ア
クティブ表示」状態から)「カレント表示」状態に切り
替える(ステップS10)。
【0058】そして文書切替装置107は、ステップS
8を実行した場合であれば、当該ステップS8で復元し
た状態で文書を表示装置109に表示し、ステップS9
を実行した場合であれば、文書解析装置105によって
内部形式に変換されて文書構造管理装置105内に保持
・管理されている文書構造に従う文書を表示装置109
に表示する(ステップS11)。
【0059】これにより、ステップS8を経てステップ
S11が行われた場合には、指定文書IDの文書が以前
に切り替えられた際の文書表示状態がカーソル位置を含
めて再現される。また、ステップS9を経てステップS
11が行われた場合には、指定文書IDの文書がその先
頭から表示され、カーソルも先頭位置(行)に表示され
る。
【0060】その後、制御装置102はステップS1に
戻ってユーザからのコマンド入力を待つ。一方、ステッ
プS1で入力されたコマンドが表示文書ID切替コマン
ドでない場合には(ステップS2)、制御装置102
は、それが終了コマンドであるか否か、即ち終了ボタン
73がクリックされたか否かを判断する(ステップS1
2)。
【0061】もし、終了コマンドでなければ、制御装置
102は該当する入力コマンドを実行し(ステップS1
3)、ステップS1に戻る。これに対し、終了コマンド
であれば、制御装置102は現在表示中の文書(に設定
されているアプリケーション)の終了が指定されたもの
と判断し、文書切替装置107と文書構造管理装置10
5を制御して、文書表示履歴ファイル108内の文書I
Dのリス卜構造(文書表示履歴リスト)から当該文書の
文書IDに関する情報を削除させると共に、文書状態保
存ファイル106から当該文書の文書状態情報を削除さ
せる(ステップS14)。
【0062】次に制御装置102は、終了が指定された
文書(の文書ID)に対応した文書切替ボタン710、
即ち現在「カレント表示」状態にある文書切替ボタン7
10を、文書切替装置107により「を非アクティブ表
示」状態に切り替えさせる(ステップS15)。
【0063】文書切替装置107は、「カレント表示」
状態にあった文書切替ボタン710を「非アクティブ表
示」状態にすると、(上記ステップS14での削除処理
の結果)文書表示履歴ファイル108が空となっている
か否か、即ち文書IDのリスト構造に要素が登録されて
いないかどうかを調べる(ステップS16)。
【0064】もし、文書表示履歴ファイル108が空と
なっているなら、文書切替装置107はその旨を制御装
置102に通知する。これにより制御装置102は処理
を終了する。
【0065】これに対して文書表示履歴ファイル108
が空でないならば、文書切替装置107は、現時点にお
いて文書表示履歴ファイル108内の文書IDリス卜構
造の先頭位置にある文書ID(即ち、終了が指定された
文書の文書IDに関する情報を文書IDリス卜構造から
削除した結果、新たに文書IDリス卜構造の先頭位置と
なった文書IDであり、終了が指定された文書の前に表
示されていた文書の文書ID)に関する情報を取り出し
て制御装置102に渡す(ステップS17)。この文書
IDを持つ文書の文書状態情報は文書状態保存ファイル
106に必ず登録されている。なぜなら、文書表示履歴
ファイル108には一度表示したことのある文書の文書
IDが登録され、当該文書の文書状態情報は文書状態保
存ファイル106に登録され、その文書IDが文書表示
履歴ファイル106から削除されない限り、対応する文
書状態情報も削除されないからである。
【0066】そこで制御装置102は、文書切替装置1
07により文書表示履歴ファイル108から取り出され
た文書IDに関する情報を文書構造管理装置105に渡
し、対応する文書を復元するように要求する。これによ
り文書構造管理装置105は、その文書IDに対応付け
て文書状態保存ファイル106に登録されている文書状
態情報に基づき、前記ステップS7の後の処理と同様に
して、当該文書を以前に切り替えられた際の状態に復元
する(ステップS8)そして、ステップS8の復元処理
の後、復元された文書の文書IDに対応した文書切替ボ
タン710が文書切替装置107により(「アクティブ
表示」状態から)「カレント表示」状態に切り替えられ
ると共に(ステップS10)、復元された文書が表示装
置109に表示され(ステップS11)、ステップS1
に戻る。
【0067】以上の説明では、文書表示履歴ファイル1
08に保存可能な情報量を越える場合の取り扱いについ
ては特に触れていないが、例えば文書IDリスト構造
(文書表示履歴リスト)の最後の位置にある文書IDの
情報、即ちリスト構造の中で最も以前に表示された文書
の文書IDの情報を削除すると共に、文書状態保存ファ
イル106から当該文書IDを持つ文書の状態情報を削
除すればよい。
【0068】また、以上の実施形態では、文書切替ボタ
ン710の群の並び順が対応する文書IDの順であるも
のとして説明したが、これに限るものではない。例え
ば、文書表示履歴ファイル108内のリスト構造に登録
されている文書IDに対応する文書切替ボタン710に
ついては、そのリストの並び順で、且つ当該リスト構造
に登録されていない文書IDに対応する文書切替ボタン
710より前になるように並び替えるようにしてもよ
い。この場合、表示装置109の表示画面上に、図12
に示すように、カレント・アクティブ文書切替ボタン表
示領域12aと非アクティブ文書切替ボタン表示領域1
2bとを設け、カレント・アクティブ文書切替ボタン表
示領域12aには、文書表示履歴ファイル108内のリ
スト構造に登録されている文書IDに対応する文書切替
ボタン121の群を、そのリストの並び順に配置し、非
アクティブ文書切替ボタン表示領域12bには、当該リ
スト構造に登録されていない文書IDに対応する文書切
替ボタン122を例えば文書ID順(ここでは昇順)に
配置すると、ユーザは各文書の状態をより簡単に確認で
きるようになる。
【0069】また、文書ファイル104は必ずしも情報
処理機器内部に位置する必要はなく、WWW(World Wi
de Web)のように文書IDをもとにネットワークを介し
て文書をダウンロードするようなものであってもよい。
【0070】なお、以上に述べた実施形態は、文書状態
情報に応じて文書を再構成し、疑似的なマルチタスク/
マルチウィンドウ環境をユーザに提供することを目的と
したものであるが、本発明は、WWWブラウザにおける
キャッシュ機構とそのときのユーザインタフェースなど
に応用可能である。この場合、図1中の文書ファイル1
04がWWWのぺージに相当し、文書状態保存ファイル
106がブラウザのローカルなページキャッシュに相当
し、文書切替装置107と文書表示履歴ファイル108
がブラウザのナビゲーション機能に相当するように構成
すればよい。
【0071】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、メ
モリ容量が十分でなく、またマルチウインドウ機能がな
く、MMUなどの特別のハードウェアを持たなくても、
疑似的なマルチタスク/マルチウィンドウ環境をユーザ
に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る情報処理機器の機能
構成を示すブロック図。
【図2】文書の外部形式の一例を示す図。
【図3】(図2中の外部形式に対する)文書の内部形式
の一例を示す図。
【図4】図3の内部形式に従って表示される文書の画面
例を示す図。
【図5】図1中の文書状態保存ファイル106に保存さ
れる文書状態情報の一例を示す図。
【図6】図1中の文書表示履歴ファイル108に保存さ
れる文書表示履歴のリスト構造例を示す図。
【図7】図1中の表示装置109に表示される表示画面
例を示す図。
【図8】図7中の文書切替ボタン表示領域71内の文書
切替ボタン710の群の表示例を示す図。
【図9】図1の構成の動作を説明するためのフローチャ
ートの一部を示す図。
【図10】図1の構成の動作を説明するためのフローチ
ャートの他の一部を示す図。
【図11】図1の構成の動作を説明するためのフローチ
ャートの残りを示す図。
【図12】文書切替ボタン表示領域の変形例を示す図。
【符号の説明】
101…入力装置 102…制御装置(文書終了手段) 103…文書解析装置(文書解析手段) 104…文書ファイル(文書保存手段) 105…文書構造管理装置(文書構造管理手段、文書終
了手段) 106…文書状態保存ファイル(文書状態保存手段) 107…文書切替装置(文書切替手段、文書表示履歴管
理手段、文書終了手段) 108…文書表示履歴ファイル(文書表示履歴保存手
段) 109…表示装置(表示手段) 71…文書切替ボタン表示領域 72…文書表示領域 73…終了ボタン 12a…カレント・アクティブ文書切替ボタン表示領域 12b…非アクティブ文書切替ボタン表示領域 121,122,710…文書切替ボタン(文書切替パ
ターン)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G06F 15/20 580J

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザからの入力を受け付ける入力手段
    と、 アプリケーションプログラムを含む複合文書を装置から
    独立した第1の形式で保存する文書保存手段と、 前記文書保存手段に保存されている文書を解析し、当該
    文書の形式を前記第1の形式から装置内部で使用する画
    面表示に適した第2の形式に変換する文書解析手段と、 前記文書解析手段により前記第2の形式に変換された文
    書構造を管理する文書構造管理手段と、 前記文書構造管理手段により管理されている文書構造等
    をユーザに提示するのに用いられる表示手段と、 前記文書構造管理手段の管理対象となる前記第2の形式
    の情報を再構成するのに必要な文書状態情報を保存して
    おくための文書状態保存手段と、 前記表示手段による表示の対象となり得る各文書に対応
    付けて、その文書への切り替え表示が前記入力手段から
    選択指定可能な文書切替指定パターンを、当該文書が表
    示中であるか否か、表示中でない場合には当該文書の文
    書状態情報が前記文書状態保存手段に保存されているか
    否かが識別可能な表示形態で前記表示手段に表示するた
    めの文書切替手段であって、前記入力手段により選択指
    定された前記文書切替指定パターンに応じて対応する文
    書への表示に切り替える文書切替手段とを具備し、 前記文書構造管理手段は、前記文書表示切替手段による
    表示文書の切り替えに際し、それまでに表示されていた
    文書の文書状態情報を生成して前記文書状態保存手段に
    保存する一方、新たに表示する文書の文書状態情報が前
    記文書保存手段に保存されているならば、その文書状態
    情報に基づいて表示すべき文書を復元して前記文書切替
    手段により切り替え表示させることを特徴とする情報処
    理機器。
  2. 【請求項2】 ユーザからの入力を受け付ける入力手段
    と、 アプリケーションプログラムを含む複合文書を装置から
    独立した第1の形式で保存する文書保存手段と、 前記文書保存手段に保存されている文書を解析し、当該
    文書の形式を前記第1の形式から装置内部で使用する画
    面表示に適した第2の形式に変換する文書解析手段と、 前記文書解析手段により前記第2の形式に変換された文
    書構造を管理する文書構造管理手段と、 前記文書構造管理手段により管理されている文書構造等
    をユーザに提示するのに用いられる表示手段と、 前記文書構造管理手段の管理対象となる前記第2の形式
    の情報を再構成するのに必要な文書状態情報を保存して
    おくための文書状態保存手段と、 前記表示手段による表示の対象となり得る各文書に対応
    付けて、その文書への切り替え表示が前記入力手段から
    選択指定可能な文書切替指定パターンを、当該文書が表
    示中であるか否か、表示中でない場合には当該文書の文
    書状態情報が前記文書状態保存手段に保存されているか
    否かが識別可能な表示形態で前記表示手段に表示するた
    めの文書切替手段であって、前記入力手段により選択指
    定された前記文書切替指定パターンに応じて対応する文
    書への表示に切り替える文書切替手段と、 前記文書切替手段により表示された文書の履歴を示す文
    書表示履歴情報を保存する文書表示履歴保存手段と、 前記文書表示切替手段による表示文書の切り替えに際
    し、新たに表示される文書の情報が前記文書表示履歴保
    存手段に登録されていないならば当該文書の情報が最新
    の表示文書を示すように前記文書表示履歴保存手段に新
    規に登録し、既に登録されているならば、その既登録の
    情報が最新の表示文書を示すように前記文書表示履歴情
    報を更新する文書表示履歴管理手段とを具備し、 前記文書構造管理手段は、前記文書表示切替手段による
    表示文書の切り替えに際し、それまでに表示されていた
    文書の文書状態情報を生成して前記文書状態保存手段に
    保存する一方、新たに表示する文書の文書状態情報が前
    記文書保存手段に保存されているならば、その文書状態
    情報に基づいて表示すべき文書を復元して前記文書切替
    手段により切り替え表示させることを特徴とする情報処
    理機器。
  3. 【請求項3】 ユーザからの入力を受け付ける入力手段
    と、 アプリケーションプログラムを含む複合文書を装置から
    独立した第1の形式で保存する文書保存手段と、 前記文書保存手段に保存されている文書を解析し、当該
    文書の形式を前記第1の形式から装置内部で使用する画
    面表示に適した第2の形式に変換する文書解析手段と、 前記文書解析手段により前記第2の形式に変換された文
    書構造を管理する文書構造管理手段と、 前記文書構造管理手段により管理されている文書構造等
    をユーザに提示するのに用いられる表示手段と、 前記文書構造管理手段の管理対象となる前記第2の形式
    の情報を再構成するのに必要な文書状態情報を保存して
    おくための文書状態保存手段と、 前記表示手段による表示の対象となり得る各文書に対応
    付けて、その文書への切り替え表示が前記入力手段から
    選択指定可能な文書切替指定パターンを、当該文書が表
    示中であるか否か、表示中でない場合には当該文書の文
    書状態情報が前記文書状態保存手段に保存されているか
    否かが識別可能な表示形態で前記表示手段に表示するた
    めの文書切替手段であって、前記入力手段により選択指
    定された前記文書切替指定パターンに応じて対応する文
    書への表示に切り替える文書切替手段と、 前記文書切替手段により表示された文書の履歴を示す文
    書表示履歴情報を保存する文書表示履歴保存手段と、 前記文書表示切替手段による表示文書の切り替えに際
    し、新たに表示される文書の情報が前記文書表示履歴保
    存手段に登録されていないならば当該文書の情報が最新
    の表示文書を示すように前記文書表示履歴保存手段に新
    規に登録し、既に登録されているならば、その既登録の
    情報が最新の表示文書を示すように前記文書表示履歴情
    報を更新する文書表示履歴管理手段と、 現在表示中の文書の終了要求を前記入力手段から受け付
    けて、現在表示中の文書を終了し、前記文書状態保存手
    段及び前記文書表示履歴管理手段から当該文書の情報を
    削除する文書終了手段とを具備し、 前記文書構造管理手段は、前記文書表示切替手段による
    表示文書の切り替えに際し、それまでに表示されていた
    文書の文書状態情報を生成して前記文書状態保存手段に
    保存する一方、新たに表示する文書の文書状態情報が前
    記文書保存手段に保存されているならば、その文書状態
    情報に基づいて表示すべき文書を復元して前記文書切替
    手段により切り替え表示させることを特徴とする情報処
    理機器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11102314A (ja) * 1997-09-26 1999-04-13 Sharp Corp 情報処理装置
JP2007087399A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Sharp Corp 画像形成装置の表示調整方法
CN100370454C (zh) * 2005-05-20 2008-02-20 珠海金山软件股份有限公司 一种显示和操作电子表格中工作簿的装置
JP2010250512A (ja) * 2009-04-14 2010-11-04 Canon Inc 情報処理装置及びその制御方法、並びにコンピュータプログラム

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