JPH11102119A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11102119A
JPH11102119A JP26141797A JP26141797A JPH11102119A JP H11102119 A JPH11102119 A JP H11102119A JP 26141797 A JP26141797 A JP 26141797A JP 26141797 A JP26141797 A JP 26141797A JP H11102119 A JPH11102119 A JP H11102119A
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JP
Japan
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image forming
forming apparatus
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JP26141797A
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Hiroya Hirose
寛哉 廣瀬
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Copyer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】現像スリーブの長手方向両端部から現像剤が漏
れ出ることを長期間にわたって防止できる画像形成装置
を提供する。 【解決手段】円筒状の現像スリーブ60の長手方向両端
部62,64の外周面にそれぞれ、幅W1の溝62a,
64aを周方向に形成した。この溝62a,64aの深
さは、1mm程度である。一方、現像容器のうち、現像
スリーブ60の長手方向両端部62,64にそれぞれ向
き合う部分にそれぞれ、フェルトや発泡ウレタンなどか
らなる半月状のシール部材70を接着剤などで固定し
た。このシール部材70の幅W2は8〜12mm程度で
あり、溝62a,64aの幅W1よりも広い。シール部
材70は、溝62a,64aを含む長手方向両端部6
2,64に所定の当接圧で当接している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トナーなどの現像
剤を用いる電子写真複写機や電子写真プリンタなどの画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から電子写真方式を利用した画像形
成装置が広く使用されている。この電子写真方式の画像
形成装置を、図5を参照して説明する。
【0003】図5は、電子写真方式を利用した従来の画
像形成装置の一例の概略構成を示す模式図である。
【0004】画像形成装置10は、モータ(図示せず)
によって矢印A方向に回転される感光ドラム12を備え
ている。この感光ドラム12に対向して一次帯電器14
が配置されており、この一次帯電器14によるコロナ放
電によって感光ドラム12が一様に帯電される。一様に
帯電された感光ドラム12に、原稿(図示せず)に記載
された画像の情報を担持する光(原稿反射光)16が照
射されて、感光ドラム12に静電潜像が形成される。感
光ドラム12が原稿反射光16に照射される位置よりも
感光ドラム12の回転方向下流側には、静電潜像を現像
する現像機18が配置されている。
【0005】この現像機18は、モータ(図示せず)に
よって矢印B方向に回転する現像スリーブ20を有して
おり、この現像スリーブ20から感光ドラム12にトナ
ー(現像剤)が供給される。感光ドラム12に形成され
た静電潜像が現像スリーブ20に対向する位置にくる
と、この静電潜像に現像スリーブ20からトナーが供給
され、感光ドラム12にトナー像(現像像)が形成され
る。
【0006】感光ドラム12に形成されたトナー像の移
動速度に同期したタイミングでレジストローラ22,2
2’が矢印C,C’方向に回転して、被転写材(図示せ
ず)が転写領域24に向けて搬送される。レジストロー
ラ22,22’から送り出された被転写材は、転写上ガ
イド板26と転写下ガイド板28との間を通過して感光
ドラム12に到達する。
【0007】感光ドラム12に到達した被転写材は転写
領域24に搬送される。転写領域24では、転写帯電器
30によって感光ドラム12上のトナー像が被転写材に
転写される。その後、分離帯電器32によって被転写材
が感光ドラム12から分離される。
【0008】転写領域24よりも感光ドラム12の回転
方向下流側には、クリーナ装置34が配置されている。
このクリーナ装置34によって、転写後に感光ドラム1
2に残留したトナーが掻き落とされる。
【0009】また、クリーナ装置34よりも感光ドラム
12の回転方向下流側にはイレーサ36が配置されてお
り、このイレーサ36によって感光ドラム12上の残電
位が除電される。一方、トナー像が転写された被転写材
は矢印D方向に搬送されて定着器38に到達する。この
定着器38によって被転写材にトナー像が定着され、そ
の後、被転写材が機外に排出され、複写の1サイクルが
終了する。
【0010】図6を参照して、静電潜像を現像する現像
機18の一例を説明する。
【0011】図6は、従来の現像機18の一例を概略的
に示す模式図である。
【0012】現像機18は、現像剤を収容する現像容器
40を有しており、この現像容器40には、矢印B方向
に回転しながら現像剤を担持して感光ドラム12に供給
する現像スリーブ20が回転自在に固定されている。現
像スリーブ20の上方には、この現像スリーブ20に現
像剤の層を薄く形成するドクターブレード42が固定さ
れている。また、現像容器40の内部には、現像スリー
ブ20に現像剤を補充する羽根44,46がそれぞれ矢
印E,F方向に回転自在に固定されている。
【0013】現像スリーブ20は円筒状のものであり、
その外周面に担持された現像剤が長手方向両端部から漏
れ出ることがある。現像スリーブ20の周囲には、現像
スリーブ20を回転させるための軸受等が配置されてお
り、現像剤が漏れ出て軸受等に侵入すると現像スリーブ
20の回転に支障がでる。また、現像剤が漏れ出ると画
像形成装置10(図5参照)の本体内部が汚される。
【0014】そこで、現像剤の漏れを防止するために、
現像容器40のうち、現像スリーブ20の長手方向両端
部に向き合う部分にそれぞれ、フェルトや発泡ウレタン
などからなるシール部材48を接着しておき、このシー
ル部材48を現像スリーブ20の長手方向両端部の外周
面に当接させている。このシール部材48は、現像容器
40の壁50などと現像スリーブ20の長手方向両端部
との隙間を埋めるために、この隙間よりも厚く、しか
も、適度な当接圧が現像スリーブ20に作用するように
構成されている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところが、フェルトや
発泡ウレタンなどの材料の厚さを管理することは難し
く、その厚さが薄過ぎたり厚過ぎたりすることがある。
また、現像スリーブ20はアルミニウムやステンレスな
どから製造される円筒状のものであるので偏心すること
があり、現像スリーブ20に対するシール部材48の当
接圧が大き過ぎたり小さ過ぎたりすることがある。
【0016】例えばシール部材48が薄くて現像スリー
ブ20への当接圧が小さい場合、現像容器40の壁50
などと現像スリーブ20の長手方向両端部との間に微小
な隙間が形成され、この隙間から現像剤が漏れ出ること
がある。一方、シール部材48が厚くて現像スリーブ2
0への当接圧が大きい場合、現像剤の漏れは防止される
ものの、回転している現像スリーブ20の負荷トルクが
上昇し、現像スリーブ20の回転にむらが生じる。さら
に、現像スリーブ20とシール部材48との摩擦熱によ
って温度が上昇し、現像スリーブ20の近傍にある樹脂
製の現像剤が軟化することもある。現像剤が軟化する
と、現像スリーブ20が汚損する。また、軟化した現像
剤がシール部材48に固着すると現像スリーブ20の回
転が停止して、周囲の部品が損傷したり、画像を形成で
きなかったりするおそれがある。
【0017】ところで、現像スリーブ20に適度な当接
圧が作用するようにシール部材48が構成されていると
しても、長期間の使用によってシール部材48が変形す
ることがある。この場合、当接圧が低下し、現像剤が漏
れ出るおそれがある。このため、定期的にシール部材4
8が交換されている。
【0018】本発明は、上記事情に鑑み、現像スリーブ
の長手方向両端部から現像剤が漏れ出ることを長期間に
わたって防止できる画像形成装置を提供することを目的
とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の第1の画像形成装置は、像担持体に静電潜像
を形成し、現像剤を収容した現像機から前記像担持体に
現像剤を供給して前記静電潜像を現像し、現像像を被転
写材に転写する画像形成装置において、 (1)前記現像機に配置されて回転しながら前記像担持
体に現像剤を供給する、長手方向両端部の外周面に周方
向の溝が形成された円筒状の現像剤担持体 (2)前記溝に当接して現像剤の漏れを防止する、前記
現像機に固定されたシール部材 を備えたことを特徴とするものである。
【0020】また、上記目的を達成するための本発明の
第2の画像形成装置は、像担持体に静電潜像を形成し、
現像剤を収容した現像機から前記像担持体に現像剤を供
給して前記静電潜像を現像し、現像像を被転写材に転写
する画像形成装置において、 (3)前記現像機に配置されて回転しながら前記像担持
体に現像剤を供給する、長手方向両端部の外周面に周方
向に延びる突起部が形成された円筒状の現像剤担持体 (4)前記突起部に当接して現像剤の漏れを防止する、
前記現像機に固定されたシール部材 を備えたことを特徴とするものである。
【0021】また、上記目的を達成するための本発明の
第3の画像形成装置は、像担持体に静電潜像を形成し、
現像剤を収容した現像機から前記像担持体に現像剤を供
給して前記静電潜像を現像し、現像像を被転写材に転写
する画像形成装置において、 (5)前記現像機に配置されて回転しながら前記像担持
体に現像剤を供給する、長手方向両端部の外周面に周方
向に延びる凹凸が形成された円筒状の現像剤担持体 (6)前記凹凸に当接して現像剤の漏れを防止する、前
記現像機に固定されたシール部材 を備えたことを特徴とするものである。
【0022】また、上記目的を達成するための本発明の
第4の画像形成装置は、像担持体に静電潜像を形成し、
現像剤を収容した現像機から前記像担持体に現像剤を供
給して前記静電潜像を現像し、現像像を被転写材に転写
する画像形成装置において、 (7)前記現像機に配置されて回転しながら前記像担持
体に現像剤を供給する、長手方向両端部の外周面に螺旋
状に延びる凹部もしくは凸部が形成された円筒状の現像
剤担持体 (8)前記凹部もしくは凸部に当接して現像剤の漏れを
防止する、前記現像機に固定されたシール部材 を備えたことを特徴とするものである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の画
像形成装置の実施形態を説明する。
【0024】本発明の画像形成装置の基本的構成は、図
5に示した画像形成装置と同様である。本発明の画像形
成装置の特徴は現像スリーブ(本発明にいう現像剤担持
体の一例である)にあるので、ここでは、図面を参照し
て現像スリーブを説明する。図1は、本発明の画像形成
装置の第1実施形態が有する現像スリーブを模式的に示
す正面図である。
【0025】現像スリーブ60は、アルミニウム製もし
くはステンレス製の円筒状のものである。現像スリーブ
60の長手方向両端部62,64よりも内側の中央部6
6は、感光ドラム12の画像形成領域に対向する部分で
ある。長手方向両端部62,64の外周面にはそれぞ
れ、幅W1の溝62a,64aが周方向に形成されてい
る。この溝62a,64aの深さは、1mm程度であ
る。
【0026】一方、現像容器40(図6参照)のうち、
現像スリーブ60の長手方向両端部62,64にそれぞ
れ向き合う部分にはそれぞれ、フェルトや発泡ウレタン
などからなる半月状のシール部材70が接着剤などで固
定されている。このシール部材70の幅W2は8〜12
mm程度であり、溝62a,64aの幅W1よりも広
い。シール部材70は、溝62a,64aを含む長手方
向両端部62,64に所定の当接圧で当接している。
【0027】このように、シール部材70が、現像スリ
ーブ60の溝62a,64aを含む長手方向両端部6
2,64に当接しているので、中央部66に付着してい
る現像剤がシール部材70をすり抜けて漏れ出ようとし
ても、溝62a,64aに堰き止められる。従って、シ
ール部材70の当接圧に大小の差があっても、現像スリ
ーブ60の長手方向両端部62,64から現像剤が漏れ
出ることを確実に防止できる。また、長期間の使用によ
りシール部材70が変形して当接圧が低下しても、漏れ
出ようとする現像剤が溝62a,64aに堰き止められ
るので、現像スリーブ60の長手方向両端部62,64
から現像剤が漏れ出ることを長期間にわたって確実に防
止できる。
【0028】図2を参照して、本発明の画像形成装置の
第2実施形態を説明する。
【0029】図2は、本発明の画像形成装置の第2実施
形態が有する現像スリーブを模式的に示す正面図であ
る。
【0030】現像スリーブ80は、アルミニウム製もし
くはステンレス製の円筒状のものである。現像スリーブ
80の長手方向両端部82,84よりも内側の中央部8
6は、感光ドラム12の画像形成領域に対向する部分で
ある。長手方向両端部82,84の外周面にはそれぞ
れ、幅W1の突起部82a,84aが周方向に形成され
ている。この突起部82a,84aの高さは、1mm程
度である。
【0031】一方、現像容器40(図6参照)のうち、
現像スリーブ80の長手方向両端部82,84にそれぞ
れ向き合う部分にはそれぞれ、フェルトや発泡ウレタン
などからなる半月状のシール部材70(図1参照)が接
着剤などで固定されている。このシール部材70の幅W
2は8〜12mm程度であり、突起部82a,84aの
幅W1よりも広い。シール部材70は、突起部82a,
84aを含む長手方向両端部82,84に所定の当接圧
で当接している。
【0032】このように、シール部材70が、現像スリ
ーブ80の突起部82a,84aを含む長手方向両端部
82,84に当接しているので、中央部86に付着して
いる現像剤がシール部材70をすり抜けて漏れ出ようと
しても突起部82a,84aに堰き止められる。従っ
て、シール部材70の当接圧に大小の差があっても現像
スリーブ80の長手方向両端部82,84から現像剤が
漏れ出ることを確実に防止できる。また、長期間の使用
によりシール部材70が変形して当接圧が低下しても、
漏れ出ようとする現像剤が突起部82a,84aに堰き
止められるので、現像スリーブ80の長手方向両端部8
2,84から現像剤が漏れ出ることを長期間にわたって
確実に防止できる。
【0033】図3を参照して、本発明の画像形成装置の
第3実施形態を説明する。
【0034】図3は、本発明の画像形成装置の第3実施
形態が有する現像スリーブを模式的に示す正面図であ
る。
【0035】現像スリーブ90は、アルミニウム製もし
くはステンレス製の円筒状のものである。現像スリーブ
90の長手方向両端部92,94よりも内側の中央部9
6は、感光ドラム12の画像形成領域に対向する部分で
ある。長手方向両端部92,94の外周面にはそれぞれ
周方向に幅W1の複数の凹凸92a,94aが形成され
ている。凹部の深さは外周面から1mm程度であり、凸
部の高さは外周面から1mm程度である。
【0036】一方、現像容器40(図6参照)のうち、
現像スリーブ90の長手方向両端部92,94にそれぞ
れ向き合う部分にはそれぞれ、フェルトなどの毛足の長
い半月状のシール部材70(図1参照)が接着剤などで
固定されている。このシール部材70の幅W2は8〜1
2mm程度であり、複数の凹凸92a,94aの幅W1
よりも広い。シール部材70は、複数の凹凸92a,9
4aを含む長手方向両端部92,94に所定の当接圧で
当接している。また、シール部材70の毛足は、複数の
凹凸92a,94aの凹部に充分に侵入している。
【0037】このように、シール部材70が、現像スリ
ーブ90の複数の凹凸92a,94aを含む長手方向両
端部92,94に当接すると同時に、シール部材70の
毛足が複数の凹凸92a,94aの凹部に充分に侵入し
ているので、シール部材70が当接している部分では、
上述した第1及び第2実施形態の場合よりもラビリンス
形状となる。このため、中央部96に付着している現像
剤がシール部材70をすり抜けて漏れ出ようとしても複
数の凹凸92a,94aにいっそう確実に堰き止められ
る。従って、シール部材70の当接圧に大小の差があっ
ても現像スリーブ90の長手方向両端部92,94から
現像剤が漏れ出ることをいっそう確実に防止できる。ま
た、長期間の使用によりシール部材70が変形して当接
圧が低下しても、漏れ出ようとする現像剤が複数の凹凸
92a,94aに堰き止められるので、現像スリーブ9
0の長手方向両端部92,94から現像剤が漏れ出るこ
とをさらに確実に長期間にわたって防止できる。
【0038】図4を参照して、本発明の画像形成装置の
第4実施形態を説明する。
【0039】図4は、本発明の画像形成装置の第4実施
形態が有する現像スリーブを模式的に示す正面図であ
る。
【0040】現像スリーブ100は、アルミニウム製も
しくはステンレス製の円筒状のものである。現像スリー
ブ100の長手方向両端部102,104よりも内側の
中央部106は、感光ドラム12の画像形成領域に対向
する部分である。長手方向両端部102,104の外周
面にはそれぞれ螺旋状に延びる凹部及び凸部102a,
104aが形成されている。凹部の深さは外周面から1
mm程度であり、凸部の高さは外周面から1mm程度で
ある。
【0041】一方、現像容器40(図6参照)のうち、
現像スリーブ100の長手方向両端部102,104に
それぞれ向き合う部分にはそれぞれ、フェルトなどの毛
足の長い半月状のシール部材70(図1参照)が接着剤
などで固定されている。このシール部材70の幅W2は
8〜12mm程度であり、螺旋状に延びる凹部及び凸部
102a,104aの幅W1よりも広い。シール部材7
0は、凹部及び凸部102a,104aを含む長手方向
両端部102,104に所定の当接圧で当接している。
また、シール部材70の毛足は、凹部及び凸部102
a,104aの凹部に充分に侵入している。
【0042】このように、シール部材70が、螺旋状に
延びる凹部及び凸部102a,104aを含む長手方向
両端部102,104に当接すると同時に、シール部材
70の毛足が凹部及び凸部102a,104aの凹部に
充分に侵入しているので、現像スリーブ100の矢印R
方向の回転に伴って、凹部に侵入した現像剤は凹部内を
移動して中央部106に戻されることとなる。このた
め、中央部106に付着している現像剤がシール部材7
0をすり抜けて漏れ出ることが確実に防止される。従っ
て、シール部材70の当接圧に大小の差があっても現像
スリーブ100の長手方向両端部102,104から現
像剤が漏れ出ることが確実に防止される。また、長期間
の使用によりシール部材70が変形して当接圧が低下し
ても、漏れ出ようとする現像剤は、現像スリーブ100
の矢印R方向の回転に伴って凹部内を移動して中央部1
06に戻されるので、現像スリーブ100の長手方向両
端部102,104から現像剤が漏れ出ることが長期間
にわたって確実に防止される。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の画
像形成装置によれば、シール部材が現像スリーブの溝に
当接しているので、現像剤がシール部材をすり抜けて漏
れ出ようとしても溝に堰き止められる。従って、シール
部材の当接圧に大小の差があっても現像スリーブの長手
方向両端部から現像剤が漏れ出ることを確実に防止でき
る。また、長期間の使用によってシール部材が変形して
当接圧が低下しても、漏れ出ようとする現像剤が溝に堰
き止められるので、現像スリーブの長手方向両端部から
現像剤が漏れ出ることを長期間にわたり確実に防止でき
る。
【0044】また、本発明の第2の画像形成装置によれ
ば、シール部材が現像スリーブの突起部に当接している
ので、現像剤がシール部材をすり抜けて漏れ出ようとし
ても突起部に堰き止められる。従って、シール部材の当
接圧に大小の差があっても現像スリーブの長手方向両端
部から現像剤が漏れ出ることを確実に防止できる。ま
た、長期間の使用によってシール部材が変形して当接圧
が低下しても、漏れ出ようとする現像剤が突起部に堰き
止められるので、現像スリーブの長手方向両端部から現
像剤が漏れ出ることを長期間にわたり確実に防止でき
る。
【0045】また、本発明の第3の画像形成装置によれ
ば、シール部材が現像スリーブの凹凸に当接するので、
現像剤がシール部材をすり抜けて漏れ出ようとしても凹
凸に確実に堰き止められる。従って、シール部材の当接
圧に大小の差があっても現像スリーブの長手方向両端部
から現像剤が漏れ出ることを確実に防止できる。また、
長期間の使用によりシール部材が変形して当接圧が低下
しても、漏れ出ようとする現像剤が凹凸に堰き止められ
るので、現像スリーブ90の長手方向両端部から現像剤
が漏れ出ることを長期間にわたり確実に防止できる。
【0046】また、本発明の第4の画像形成装置によれ
ば、シール部材が、螺旋状に延びる凹部もしくは凸部に
当接するので、現像スリーブの回転に伴って、凹部に侵
入した現像剤は凹部内を移動して中央部に戻されること
となる。このため、現像剤がシール部材をすり抜けて漏
れ出ることが確実に防止される。従って、シール部材の
当接圧に大小の差があっても現像スリーブの長手方向両
端部から現像剤が漏れ出ることが確実に防止される。ま
た、長期間の使用によりシール部材が変形して当接圧が
低下しても、漏れ出ようとする現像剤は、現像スリーブ
の回転に伴って凹部内を移動して中央部に戻されるの
で、現像スリーブの長手方向両端部から現像剤が漏れ出
ることが長期間にわたって確実に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の第1実施形態が有する
現像スリーブを模式的に示す正面図である。
【図2】本発明の画像形成装置の第2実施形態が有する
現像スリーブを模式的に示す正面図である。
【図3】本発明の画像形成装置の第3実施形態が有する
現像スリーブを模式的に示す正面図である。
【図4】本発明の画像形成装置の第4実施形態が有する
現像スリーブを模式的に示す正面図である。
【図5】電子写真方式を利用した従来の画像形成装置の
一例の概略構成を示す模式図である。
【図6】従来の現像機の一例を概略的に示す模式図であ
る。
【符号の説明】
12 感光ドラム 60,80,90,100 現像スリーブ 62,64,82,84,92,94,102,104
現像スリーブの長手方向両端部 62a,64a 溝 70 シール部材 82a,84a 突起部 92a,94a 複数の凹凸 102a,104a 螺旋状に延びる凹部及び凸部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体に静電潜像を形成し、現像剤を
    収容した現像機から前記像担持体に現像剤を供給して前
    記静電潜像を現像し、現像像を被転写材に転写する画像
    形成装置において、前記現像機に配置されて回転しなが
    ら前記像担持体に現像剤を供給する、長手方向両端部の
    外周面に周方向の溝が形成された円筒状の現像剤担持体
    と、 前記溝に当接して現像剤の漏れを防止する、前記現像機
    に固定されたシール部材とを備えたことを特徴とする画
    像形成装置。
  2. 【請求項2】 像担持体に静電潜像を形成し、現像剤を
    収容した現像機から前記像担持体に現像剤を供給して前
    記静電潜像を現像し、現像像を被転写材に転写する画像
    形成装置において、前記現像機に配置されて回転しなが
    ら前記像担持体に現像剤を供給する、長手方向両端部の
    外周面に周方向に延びる突起部が形成された円筒状の現
    像剤担持体と、 前記突起部に当接して現像剤の漏れを防止する、前記現
    像機に固定されたシール部材とを備えたことを特徴とす
    る画像形成装置。
  3. 【請求項3】 像担持体に静電潜像を形成し、現像剤を
    収容した現像機から前記像担持体に現像剤を供給して前
    記静電潜像を現像し、現像像を被転写材に転写する画像
    形成装置において、前記現像機に配置されて回転しなが
    ら前記像担持体に現像剤を供給する、長手方向両端部の
    外周面に周方向に延びる凹凸が形成された円筒状の現像
    剤担持体と、 前記凹凸に当接して現像剤の漏れを防止する、前記現像
    機に固定されたシール部材とを備えたことを特徴とする
    画像形成装置。
  4. 【請求項4】 像担持体に静電潜像を形成し、現像剤を
    収容した現像機から前記像担持体に現像剤を供給して前
    記静電潜像を現像し、現像像を被転写材に転写する画像
    形成装置において、前記現像機に配置されて回転しなが
    ら前記像担持体に現像剤を供給する、長手方向両端部の
    外周面に螺旋状に延びる凹部もしくは凸部が形成された
    円筒状の現像剤担持体と、 前記凹部もしくは凸部に当接して現像剤の漏れを防止す
    る、前記現像機に固定されたシール部材とを備えたこと
    を特徴とする画像形成装置。
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