JP4843323B2 - 現像ローラのシール構造 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に用いられる現像ローラの端部からトナーが漏出することを防止するためのシール構造に関するものである。
電子写真方式による複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置では、帯電、露光により像担持体である感光ドラム上に潜像を形成し、この潜像をトナーにより現像してトナー画像とする方式が採用されている。このトナー画像は、引き続き転写材(被記録体)である記録紙に転写されたのち、これに熱と圧力を加えて記録紙に定着される。
上記トナーによる現像は、回転する感光体に臨ませて設けた現像剤担持体である現像ローラの表面に現像剤を担持させ、当該現像剤のトナーを前記感光体に付着させることにより行われる。
現像剤担持体である現像ローラの外周面の長手方向における両端部付近にはそれぞれシール部材が設けられていて、これらシール部材で挟まれた中央部が現像剤を担持する現像領域となっている。現像剤としては、微細な粒子のトナーとキャリヤとからなる2成分現像剤が使用されるのが一般的であり、現像ローラの外周面の現像領域には、現像剤を担持するに適した微細な凹凸パターンが形成されている。この凹凸パターンについては、例えば特許文献1に記載されている。また、現像ローラの両端部付近には、現像剤が漏出するのを防止するため、当該現像ローラの外周面に摺接するシール部材が設けられている。
近年、この種の画像形成装置は、小型化が進んでおり、その構成部品である現像ローラも小径化する傾向にあるが、現像ローラを小径化すると、両端部のシール部でも曲率が大きくなり、これにともなって現像ローラに摺接させるシール部材の曲率も大きくせざるを得ないので、構造的に十分なシール性を確保するのが困難となっている。なお、シール性を向上させるため、シール部材と現像ローラとの接触圧を高くすると、現像ローラのトルクが大きくなるという問題点が生じる。一方、現像剤で構成される磁気ブラシを感光体にソフトに接触させることにより、該磁気ブラシによる掃きムラを低減するために、現像剤を構成するキャリヤの粒径を小さくするなどの手段が採用されているので、この点でも現像剤が漏出しやすくなっている。
このような事情のため、画像形成装置に設けられている現像装置では、現像剤担持体(現像ローラ)のシール部におけるシール性を高める手段として、種々の工夫がなされている(例えば下記特許文献2参照)。
特開2003−316146号公報 特開2000−242073号公報
上記特許文献2に開示されているシール構造は、現像剤が現像剤担持体とシール部材との間に侵入して、回転トルクの増大や摩擦熱による融着を防止することを目的とするもので、円筒状の現像剤担持体の両端部近傍の外周面に、当該外周面の母線に対し傾斜角を有する斜線状の複数の溝部からなる凹凸部を形成している。同文献の図示例では、この凹凸部は、現像剤担持体の現像領域の端部からシール部材が接触する部分の一部にかけて形成されていて、現像剤担持体の回転時に現像機本体内に収容された現像剤のシール部材側への侵入を阻止するとされている。
ところで、上記特許文献2に記載の技術は、シール部材の手前に形成された斜めの溝によって回転時に現像剤に中央側へ向かう力を作用させることにより、シール部材内部側への侵入を阻止するものであるから、それなりの効果は期待できるが、現像剤の移動を直接阻止するものではないので、現像剤の侵入を阻止する力は低く、シール部からの現像剤の漏出を効果的に防止できるとは考えられない。また、現像ローラの両端部で互いの向きが異なる斜線状の溝を形成するのは製作上煩雑となるおそれがある。
そこで本願発明は、比較的簡単な構成で、現像ローラの端部からの現像剤の漏出を防止できるシール構造を提供することを課題としている。
の本発明は、現像領域内に現像剤を担持して回転する現像ローラと、
前記現像ローラの両端部の外周部に接触して現像剤の端部側への漏出を防止するシール部材とを備え、
前記現像ローラにおける前記シール部材が接触する所よりも現像領域側及び/又は端部側の位置に、前記現像ローラの周方向に平行な凸条が設けられており、
前記凸条は、前記シール部材の近傍に設けられている、現像ローラのシール構造であ
第2の本発明は、前記凸条は、前記シール部材から、前記凸条と前記シール部材との間の摩擦力が作用しない距離の内で最も小さい距離を隔てて設けられている、第1の本発明の現像ローラのシール構造である。
第3の本発明は、前記凸条の高さが、現像剤に含まれるキャリヤの体積平均粒径の1/2以上である、第1の本発明の現像ローラのシール構造である。
本願発明によれば、比較的簡単な構造でありながら、現像ローラの端部からの現像剤の漏出を効果的に防止することが可能となった。
以下、本発明に係るシール構造の実施形態について具体的に説明する。図1は画像形成装置の1例としての複写機の構成を例示するものである。この複写機1は、像担持体である感光ドラム2を備え、その下側に記録紙(転写材)Sを搬送する転写ベルト3が設けられている。感光ドラム2は、金属ドラムの表面に感光体の層を被覆したもので、例えばA−SI感光体を使用した直径40mmのドラムであり、図の矢印A方向に回転する。
感光体である感光ドラム2の外周部には、当該感光ドラム2の表面を一様に帯電させる主帯電器4と、感光用のレーザ光を照射するレーザ照射装置5と、現像装置7とが回転方向に沿って順に配置されている。なお、感光ドラム2とベルト3で搬送される記録紙Sとが接する位置(転写部)Tよりも感光ドラム2の回転方向下流側には、ドラムクリーナ9と感光ドラム2用の除電器10が設けられている。
レーザ照射装置5は、レーザ発光部と、ミラー、レンズ等の光学装置を備え、図示を省略したCCDセンサからの画像信号に応じて感光ドラム2の表面にレーザ光を照射し、当該感光ドラム表面上に静電潜像を形成するものである。
現像装置7は、感光ドラム(感光体)2の表面に形成されている潜像にトナーを付着させてトナー像とするためのもので、トナー容器内のトナーを適量ずつ感光ドラム表面に供給し、このトナーで現像ローラ外周面に磁気ブラシを形成する。現像装置7の構造の詳細については、後述する。
なお、本実施の形態においては、例えば、感光体ドラムの帯電をプラスとし、プラス帯電のトナーを使用する反転現像方式を行っている。より具体的には、感光ドラムの帯電を+400Vとして、露光された部分は帯電が+50Vまで落ちるとする。そして、現像ローラに+300Vの電圧を印加して、プラス帯電のトナーを露光されて電荷が落ちた潜像部分に付着させ、トナー像を形成させる。現像ローラには、必要に応じて直流電圧に交流電圧を重畳させて印加してもよい。
転写ベルト3は、駆動ローラ12と従動ローラ13との間に張架された無端ベルトであり、抵抗制御されたNBRの基材を備え、表面の記録紙吸着性を向上させるとともに、表面のトナー離型性を確保するために、高抵抗のウレタンバインダに分散されたPTFEのコーティングが施されている。
上記駆動ローラ12と従動ローラ13とは、回転軸が互いに平行に支持されるとともに、感光ドラム2の軸とも平行に設けられている。駆動ローラ12を回転駆動すると、転写ベルト3が所定速度で所定方向(図の矢印B方向)に循環走行する。感光ドラム2の回転速度(周速V2)と駆動ローラ12の回転速度(周速V12)、及び転写ベルト3の移動速度(V3)と当該転写ベルト3上に吸着保持されている転写材Sの移動速度(Vs)は、全て等しくなるように設計されている(V2=V12=V3=Vs)。なお、これら駆動ローラ12と従動ローラ13の他にも、転写ベルト3に付着する余計なトナーを除去するためのベルトクリーナ14が駆動ローラ12よりもベルト移動方向下流側に設けられている。また、転写ベルト3の転写部Tよりも移動方向上流側には、当該ベルトに帯電させて記録紙Sを静電吸着させるためのベルト帯電器18が設けられ、転写位置よりも下流側の、駆動ローラ12の直前部には、転写ベルトの帯電を除去するための除電器19が設けられている。
前記転写ベルト3を挟んで感光ドラム2と対向する位置には、バイアス印加用転写ローラ15が設けられている。この転写ローラは、感光ドラム2表面のトナーと逆極性の電荷を転写ベルト3に与え、この電荷によって感光ドラム2上のトナー像を転写ベルト3表面の記録紙Sに転写させるためのもので、高圧電源16から高電圧が印加されるとともに、バネ17で転写ベルト3裏面に押し付けられるようになっている。
駆動ローラ12から外れた記録紙Sの搬送方向下流側には定着装置30が設けられている。定着装置30は、環状の定着ベルト32と加圧部材である加圧ローラ33とを備え、前記定着ベルト32の内側には、バックアップ部材が配置されている。
定着ベルト32は、概略円周状の軌跡上を循環移動するようになっており、その内部に加熱用のヒータが設置されている。ヒータは、記録紙S上のトナーを溶融して当該記録紙に確実に付着させるためのもので、例えばハロゲンランプ等が用いられる。
加圧ローラ(加圧部材)33は、図示を省略した駆動装置により、回転軸を中心に矢印X方向へ所定速度で回転駆動される。この加圧ローラ33が回転すると、これに接触する定着ベルト32が連れ回り式に矢印Y方向へ回転する。記録紙Sは、画像が転写された記録媒体であり、加圧ローラ33と定着ベルト32との間の定着ニップ部40の手前側から該ニップ部に送り込まれて画像の定着が行われ、矢印Z方向に搬送される。
つぎに、上記現像装置7についてより詳しく説明する。現像装置7は、現像装置の断面図(a)、及び現像ローラ支持部の断面図(b)である図2に示すように、トナーとキャリヤとからなる二成分現像剤50を入れるトナー容器(ハウジング)51を備えている。このトナー容器51の前面の前記感光ドラム2と対向する位置には開口部52が設けられていて、当該開口部52の位置に円筒状の現像ローラ55が設けられている。図示例の現像ローラ55は、直径20mmの円筒であり、内部に磁石54を内蔵していて、その断面の前面側半分が開口部52から突出して感光ドラム2に臨み、背面側半分は容器51内に嵌り込んだ状態となっている。なお、現像ローラ55は、図示を省略した駆動装置により、図の矢印方向に回転させられる。
図中の57は、現像ローラ55の両端部付近に設けられたシール部材であり、その上部は容器51の内壁に貼着され、現像ローラ55の外周面に接触した状態で当該外周面に沿って配置され、その下端部は、現像ローラ55と容器51の隙間(約2mm)に挟み込まれた状態で、開口部52から外側に延出している。現像ローラ55の、両シール部材57,57で挟まれた部分(長手方向中央部)には、シール部材は設けられておらず、容器51内でその外周面が現像剤50に接触し、当該現像剤50を外周面に付着させて磁気ブラシを形成しながら感光ドラム2側へ回転移動する。この中央部分は現像領域55aであり、シール部材57が接する部分及びそれよりも外側(端部側)の部分は、トナーが付着しない非現像領域となっている。
上記現像剤50としては、体積平均粒径が2〜8μmで、表面形状係数SF−1が100〜140であるトナーと、重量平均粒径が25〜80μm、低磁化(1キロエルステッドでの飽和磁化が30〜55emu/g)であるキャリヤからなる二成分現像剤を使用した。また、シール部材57の材質は、適度の耐摩耗性と弾性を備えたもので、具体的には、例えば厚さ0.1mmのPETフィルムと、厚さ1.2mmのスポンジと、フッ素繊維系の不織布(テフロン(登録商標)フェルト)を重ね合わせたものである。このシール部材57としては、従来公知のものを使用することができる。
なお、前記容器51の内部には2個所に凹部58,58が設けられ、この部分に矢印方向に回転してトナーを攪拌均質化する攪拌装置59,59が設けられている。
より具体的に述べると、凹部58と58の間の仕切壁は、攪拌装置59の軸方向に長くて、両端部では仕切壁が無く左右の凹部58と58とが連通している。そして、攪拌装置59は、回転することによって軸方向に現像剤を搬送する。このため、左右の攪拌装置は、それぞれ逆方向に搬送し、仕切壁の両端部の連通部を通って現像剤は循環される。左側の攪拌装置では、現像剤が現像ローラの内部の磁力によって引き付けられて現像ローラ上を搬送されるわけである。したがって、図2では、現像ローラの付近では、現像剤が上部のほうまで磁力で引き付けられるが、攪拌装置の部分では、現像剤は仕切壁よりも下側で循環される。
現像ローラ55の前記現像領域55a(シール部材57,57で挟まれた部分)には、公知のものと同様に、現像剤50を担持するに適した微細な凹凸パターン60が形成されている。さらに、本発明の現像ローラ55には、シール部材57に接するシール部55b,55b位置の近傍に、該現像ローラの周方向に平行な凸条62,62が形成されている。図3は、感光ドラム2側から見た現像ローラ55の外観を表すもので、図4は図3におけるG矢視図である。これらの図に示されているように、現像ローラ55の両端部には小径の軸56,56が突設されている。円筒状の現像ローラの両端部よりも内側(中央寄りの部分)は、現像領域の凹凸パターン60が形成されていないシール部55b,55bとなっていて、この部分がシール部材57に接触している。そして、これらシール部55b,55bの両側には、前記凸条62,62がそれぞれ設けられている。
前記凸条62の高さhは、現像剤50の端部側への移動を効果的に阻止できるものであればよく、現像剤50に含まれるキャリヤ50aの直径dの1/2以上とするのが現像剤の漏出を防ぐうえで好ましい(要部の拡大図である図5参照)。図3では、凸条62が、シール部材57を挟んで内側(中央側)と外側(端部側)の両方に設けられている。このため、内側の現像領域に付着している現像剤50は、内側の凸条62(A)によってシール部材57側への移動が規制されるとともに、何らかの原因で現像剤50がシール部材57と現像ローラ55外周面との間に侵入しても、外側の凸条62(B)によってそれよりも外側への漏出が防止される。
このように、凸条62は、シール部材57の内外両側に設けておくときわめて効果的であるが、場合によっては、内外いずれか一方に設けておくだけでも漏出防止には効果的である。凸条62とシール部材57との隙間は、大き過ぎると寸法的に無駄が生じるが、両者が接触する状態では、摩擦力が作用するので、現像ローラ55の回転トルクが大きくなるという問題がある。したがって、この隙間は、凸条62とシール部材57とが接触しない範囲で、できるだけ小さくするのが好ましい。
なお、この現像装置7における現像ローラ55のトルクを実測したところ、容器51に現像剤50を入れていない空の状態でのトルクは、0.6kgf・cmであり、容器51に現像剤50を充填した状態でのトルクは、1.0kgf・cmであった。この種の従来の装置のトルクは、空の状態で0.8kgf・cm程度であるから、トルクについては何ら問題はなかった。
つぎに、図6は、上記実施形態と若干異なる例を表すもので、この実施形態では、現像ローラ55のシール部55b,55bに該現像ローラ55の周方向に平行な凹凸パターン65が形成されている。この凹凸パターン65の複数の凸部が凸条66となっている。凸条66の高さ(凹部の深さと同じ)は、現像剤50の横移動を阻止する効果が得られる高さとする。通常は、凸条66の高さを上記凸条62の場合と同程度としておけばよい。このように、シール部材57と接触する外周面に周方向と平行な凹凸を形成しておくと、現像剤50の軸方向への移動に対し大きな抵抗力が生じるので、現像ローラ55の端部からの漏出を防止するうえで効果的である。また、シール部材57との接触面積も凹部の分だけ小さくなるので、摩擦力によるトルクも小さくなる。
なお、図6には、シール部55bにおける凹凸パターンが設けられた例が記載されているが、さらに異なる実施形態における現像ローラの模式的正面図である図7に示すように、このような凹凸パターンと共に、シール部55bの内側及び/又は外側に、図3の実施形態におけるような現像領域55aの外周面よりも高い凸条62を形成しておくと、より効果的であることは言うまでもない。
図8は、さらに異なる実施形態を表すもので、この実施形態では、シール部材57の内面(現像ローラ55との摺接面)に周方向に平行な(厳密に平行でなくても周方向に沿うものであればよい)凹凸が形成されていて、凸部が凸条67となっている。このように、シール部材57の摺接面に周方向に沿う凹凸を形成しておくと、現像剤50の横移動に対する抵抗力が生じるので、漏出防止上の効果が期待できるとともに、シール部材57と現像ローラ55との摩擦力が低減するので好ましい。図9は、さらに異なる実施形態を表すもので、上記図8に示されている凹凸とともに、図3に示す凸条62を設けた例を表している。このようにシール部材57の凹凸とともに、現像ローラ55に凸条62を設けておけば、さらに効果的である。
この複写機1は、感光ドラム2の周速と転写ベルト3の移動速度が同じになるように同期させて駆動しつつ、主帯電器4で感光ドラム2の表面に均一に帯電させる。そして、レーザ照射装置5により、所定の画像に対応するようにON−OFFするレーザ光で感光ドラム表面を走査し、画像信号に対応した帯電状態の潜像を感光ドラム表面に形成する。
潜像を形成した部分は、感光ドラム2の回転とともに現像装置7の位置に達し、そこで現像ローラ55で担持された現像剤50のトナーが全面に供給されるが、このトナーは、帯電している部分では感光ドラム表面に静電付着し、帯電していない部分では付着しないので、潜像がトナー画像として顕像化するのである。
一方、転写材である記録紙Sは、上記動作と同期するように転写ベルト3上に供給される。この記録紙Sは、トナー像がその上にうまく転写されるように、ベルト帯電器18によって帯電されたベルト3に静電吸着された状態で、感光ドラム2の回転と同期させて送り込まれる、感光ドラム2と転写ベルト3に挟まれる転写部Tでは、当該記録紙Sの所定場所にトナー像が転写される。この転写部Tでは、上記バイアス印加用転写ローラ15によって逆極性の電荷が付与されるので、感光ドラム2上のトナー像は、当該感光ドラム2の表面から記録紙S表面に転写されるのである。
画像が転写された記録紙Sは、そのまま転写ベルト3により矢印B方向に送られるが、駆動ローラ12の手前で除電器19によって転写ベルト3が除電されるので、記録紙Sは転写ベルト3に吸着されなくなり、該転写ベルト3が下向きに移動方向を変える分離位置で該転写ベルト3から分離して、定着装置30に送られる。
定着装置30に供給される記録紙Sは、入口側の搬送ガイドを通って、定着ベルト32と加圧ローラ33で挟まれる定着ニップ部40に送り込まれ、圧力と熱が加えられて、画像が記録紙Sにしっかりと付着し、定着が完了して送り出される。
本発明は、電子写真方式による複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置の現像装置に効果的に利用することができる。
複写機(画像形成装置)の概略を模式的に表す正面図である。 現像装置の断面図(a)、及び現像ローラ支持部の断面図(b)である。 感光ドラム側から見た現像ローラの模式的正面図である。 図3におけるG矢視図である。 要部の拡大図である。 異なる実施形態における現像ローラの模式的正面図である。 さらに異なる実施形態における現像ローラの模式的正面図である。 さらに異なる実施形態におけるシール部の拡大模式図である。 さらに異なる実施形態におけるシール部の拡大模式図である。
符号の説明
1 複写機(画像形成装置)
2 感光ドラム(像担持体)
3 転写ベルト
4 主帯電器
5 レーザ照射装置
7 現像装置
15 バイアス印加用転写ローラ
50 現像剤
55 現像ローラ
55a 現像領域
55b シール部
57 シール部材
62 凸条
65 凹凸パターン
66 凸条
67 凸条

Claims (3)

  1. 現像領域内に現像剤を担持して回転する現像ローラと、
    前記現像ローラの両端部の外周部に接触して現像剤の端部側への漏出を防止するシール部材とを備え、
    前記現像ローラにおける前記シール部材が接触する所よりも現像領域側及び/又は端部側の位置に、前記現像ローラの周方向に平行な凸条が設けられており、
    前記凸条は、前記シール部材の近傍に設けられている、現像ローラのシール構造。
  2. 前記凸条は、前記シール部材から、前記凸条と前記シール部材との間の摩擦力が作用しない距離の内で最も小さい距離を隔てて設けられている、請求項1記載の現像ローラのシール構造。
  3. 前記凸条の高さが、現像剤に含まれるキャリヤの体積平均粒径の1/2以上である、請求項1記載の現像ローラのシール構造。
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