JPH1110126A - 建設廃棄物処理に関するデータ管理方法 - Google Patents

建設廃棄物処理に関するデータ管理方法

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JPH1110126A
JPH1110126A JP16131197A JP16131197A JPH1110126A JP H1110126 A JPH1110126 A JP H1110126A JP 16131197 A JP16131197 A JP 16131197A JP 16131197 A JP16131197 A JP 16131197A JP H1110126 A JPH1110126 A JP H1110126A
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JP
Japan
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waste
construction
disposal
construction waste
company
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JP16131197A
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English (en)
Inventor
Yutaka Beniya
裕 紅谷
Shinsuke Kashiwagi
伸介 柏木
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Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 汚でい以外の各種建設廃棄物を混合状態で運
搬、処分した場合でも、各種建設廃棄物の概略の処分量
を把握できる建設廃棄物処理に関するデータ管理方法を
提供すること。 【解決手段】 汚でいを除く廃プラスチック類、木く
ず、金属くず、ガラス及び陶磁器くず、コンクリート破
片等の5種類の建設廃棄物が混合された混合廃棄物を建
設廃棄物伝票に記載可能な建設廃棄物の1つの種類と定
めるとともに、予め収集したデータに基づいて上記混合
廃棄物中に上記5種類の建設廃棄物の各々が占める混合
比率を求めてコンピュータに記憶させておき、建設廃棄
物の処分完了後に上記伝票の記載に基づいて各種建設廃
棄物の処分量をコンピュータに入力して記憶させるよう
にし、上記混合廃棄物の処分量をコンピュータに入力し
た際には、上記混合比率に基づいてコンピュータが上記
5種類の各建設廃棄物の概略の処分量を算出して記憶す
るようにしたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建設廃棄物マニフェス
ト(建設廃棄物伝票)に記載されたデータをコンピュー
タに記憶させて管理するようにした建設廃棄物処理に関
するデータ管理方法に係るものである。
【0002】
【従来の技術】産業廃棄物の一種である建設廃棄物は、
汚でい、廃プラスチック類、木くず、金属くず、ガラス
及び陶磁器くず、コンクリート破片等の6種類に分類さ
れる。このような建設廃棄物は、建物の新築、解体等を
行う工事現場で収集運搬業者が収集して処分業者の有す
る処分施設まで運搬し、処分業者が焼却、埋め立て等の
処理を行うのが通例である。
【0003】そして、建設廃棄物の不法投棄等を防止し
て業者間での建設廃棄物の受渡し状況を正確に把握する
ため、建設廃棄物の種類及び処分量等のデータの記入欄
を有する複数枚綴りの建設廃棄物伝票(以下、単に伝票
という)を建設廃棄物と共に排出事業者から収集運搬業
者、処分業者へと順次受け渡し、各業者が上記伝票を保
管するとともに、処分完了後に処分量を記載した伝票を
排出事業者に返却することが法令で義務付けられてい
る。
【0004】ところで、建設廃棄物を排出する排出事業
者は、各工事現場毎に収集運搬業者と処分業者の組合せ
を選択する必要があるが、周知のように、収集運搬業及
び処分業は共に許可制であるため、選択すべき収集運搬
業者及び処分業者は、各々当該工事現場で発生する全て
の種類の建設廃棄物を取り扱う認可を受けた業者でなけ
ればならない。更に、当該工事現場の属する行政地域及
び処分施設の属する行政地域が異なる場合、双方の行政
地域で許可を受けた収集運搬業者を選択しなければなら
ないので、各種条件を満たす収集運搬業者と処分業者と
の組合せを選択する作業は極めて面倒なものである。
【0005】そこで、予め、コンピュータ等の電子情報
処理組織に収集運搬業者名及び処分業者名を許可を受け
た行政地域別、或いは取扱い可能な建設廃棄物の種類別
に記憶させた後、上記行政地域及び建設廃棄物の種類に
基づいて、上記電子情報処理組織に収集運搬業者と処分
業者との全ての可能な組合せ(当該組合せを収集運搬業
者から処分業者に至る「ルート」と呼ぶ)を作成させて
記憶させておき、上記建設廃棄物伝票の発行時に、上記
ルート情報を電子情報処理組織の表示部に表示させるこ
とにより、業者の選択を容易に行えるようにした建設廃
棄物処理システムが提案されている(特開平6-49992 号
公報参照) 。
【0006】一方、建設廃棄物は工事現場で汚でい、廃
プラスチック類等の各種類別に分別した上で処分場へ運
搬するのが望ましいが、実際にはスペース上及び労力上
の制約等により、汚でい以外の5種類の建設廃棄物は未
分別のまま混合状態で工事現場から搬出し、処分施設へ
運搬せざるを得ない場合もある。そこで、上記建設廃棄
物処理システムでは、上記5種類の建設廃棄物を混合し
てなる混合廃棄物を伝票に記載可能な建設廃棄物の1つ
の種類として定めるとともに、係る混合廃棄物を収集運
搬業者、処分業者の取扱い可能な建設廃棄物の1つの種
類と見なして上記電子情報処理組織に記憶させることに
より、上記5種類の建設廃棄物を混合状態で処分施設へ
運搬する場合の業者の選択を容易に行えるようにしてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、汚でい以外
の5種類の建設廃棄物を混合状態で工事現場から運搬、
処分した場合、混合廃棄物全体としての処分量は伝票の
記載に基づいて把握可能であるものの、個々の建設廃棄
物の処分量は把握できなくなる問題を有していた。ま
た、従来、建設廃棄物伝票は工事現場別に発行している
が、これにより、伝票の発行枚数が多くなる問題を有し
ていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決し、汚でい以外の各種建設廃棄物を混合状態で運
搬、処分した場合でも、各種建設廃棄物の概略の処分量
を把握できる建設廃棄物処理に関するデータ管理方法を
提供することを目的とする。そのため、請求項1の建設
廃棄物処理に関するデータ管理方法は、工事現場で発生
する建設廃棄物を汚でい、廃プラスチック類、木くず、
金属くず、ガラス及び陶磁器くず、コンクリート破片等
の6種類に分類し、建設廃棄物の種類と処分量等の記載
欄を有する複数枚綴りの伝票を建設廃棄物と共に排出事
業者から順次収集運搬業者、処分業者へと受け渡して各
々上記伝票を保管する一方、処分終了後に処分量の記載
済の伝票を排出事業者に返却するようにした建設廃棄物
処理に関するデータ管理方法において、上記汚でいを除
く5種類の建設廃棄物が混合された混合廃棄物を上記伝
票に記載可能な建設廃棄物の1つの種類と定めるととも
に、予め収集したデータに基づいて上記混合廃棄物中に
上記5種類の建設廃棄物の各々が占める混合比率を求め
てコンピュータに記憶させておき、建設廃棄物の処分完
了後に上記伝票の記載に基づいて各種建設廃棄物の処分
量をコンピュータに入力して記憶させるようにし、上記
混合廃棄物の処分量をコンピュータに入力した際には、
上記混合比率に基づいてコンピュータが上記5種類の各
建設廃棄物の概略の処分量を算出して記憶するようにし
たことを特徴とするものである。
【0009】すなわち、建設廃棄物の処分後に建設廃棄
物伝票を保管するばかりでなく、この伝票に記載された
各種建設廃棄物の処分量をコンピュータに記憶させるよ
うにしたので、必要により、各種建設廃棄物の処分量を
時期別、行政地域別、業者別等に分類して参照したり、
このような分類状態で印刷することが容易に行える。
【0010】また、汚でい以外の5種類の建設廃棄物を
混合廃棄物として取り扱った場合でも、予め求めた混合
比率により、各種建設廃棄物毎の概略の処分量を知るこ
とができる。この各種建設廃棄物毎の概略の処分量の算
出は、混合廃棄物の処分量に基づいてコンピュータが行
うものであり、作業員が一々建設廃棄物毎の処分量を算
出する手間は不要である。
【0011】請求項2の建設廃棄物処理に関するデータ
管理方法は、請求項1の方法において、上記混合比率
は、少なくとも新築及び解体の工事種別の各々に対応し
て個別に求められることを特徴とするものである。
【0012】すなわち、混合比率は新築または解体の工
事種別によって異なるものであるから、ここでは、各工
事種別毎に混合比率を求めてコンピュータに記憶させる
ようにしたものである。
【0013】請求項3の建設廃棄物処理に関するデータ
管理方法は、工事現場で発生する建設廃棄物を汚でい、
廃プラスチック類、木くず、金属くず、ガラス及び陶磁
器くず、コンクリート破片等の6種類に分類し、建設廃
棄物の種類と処分量等の記載欄を有する複数枚綴りの伝
票を建設廃棄物と共に排出事業者から順次収集運搬業
者、処分業者へと受け渡して各々上記伝票を保管する一
方、処分終了後に処分量の記載済の伝票を排出事業者に
返却するようにした建設廃棄物処理に関するデータ管理
方法において、収集運搬業者が複数の工事現場で順次建
設廃棄物を収集して処分業者の処分施設に運搬する場合
に、上記各工事現場で収集した建設廃棄物の種類と処分
量を同一の伝票に記載するとともに、建設廃棄物の処分
完了後に上記伝票の記載に基づいて各工事現場毎の各種
建設廃棄物の処分量をコンピュータに入力して記憶させ
るようにしたことを特徴とするものである。
【0014】ここでは、収集運搬業者の運搬車輛が、該
収集運搬業者が許可を受けている行政地域内の複数の工
事現場で建設廃棄物を比較的少量ずつ順次収集して特定
の処分業者の処分施設に運搬する場合に、上記収集運搬
業者はこれら複数の工事現場名及び各工事現場で収集し
た建設廃棄物の種類等の情報を共通の建設廃棄物伝票に
記載する一方、処分業者は各工事現場別の建設廃棄物の
処分量を上記共通の建設廃棄物伝票に記入する。そし
て、排出事業者は処分完了後に返却された建設廃棄物伝
票の記載に基づいて、コンピュータに各工事現場毎の各
種建設廃棄物の処分量を入力する。
【0015】請求項4の建設廃棄物処理のデータ管理方
法は、請求項3の方法において、上記複数の工事現場に
おいて複数の排出事業者が建設廃棄物を排出する一方、
上記建設廃棄物の処分完了後に各工事現場毎の各種建設
廃棄物の処分量を排出事業者別にコンピュータに入力し
て記憶させるようにしたことを特徴としている。
【0016】ここでは、複数の排出事業者が互いに提携
関係にあり(例えば、同一の建設会社の隣接する複数の
営業所)、且つこれら複数の排出事業者の工事現場が特
定の収集運搬業者が許可を受けている行政地域内に含ま
れる場合に、上記複数の排出事業者の内の一の排出事業
者が建設廃棄物伝票を発行して上記収集運搬業者に交付
する。この収集運搬業者は上記複数の排出事業者の工事
現場で順次建設廃棄物を収集して処分業者の処分施設に
運搬する。その場合、上記収集運搬業者は上記複数の排
出事業者名、各工事現場名、建設廃棄物の種類等に関す
る情報を共通の建設廃棄物伝票に記載するとともに、処
分業者は当該建設廃棄物伝票に処分量を各排出事業者
別、工事現場別に記入する。
【0017】そして、処分完了後に建設廃棄物伝票が一
の排出事業者に返却されると、この一の排出事業者は自
らが担当する各工事現場から排出された建設廃棄物の処
分量をコンピュータに入力して記憶させるとともに、他
の排出事業者に上記建設廃棄物伝票の記載内容を連絡
し、他の排出事業者は連絡内容に基づいて自らのコンピ
ュータに担当する各工事現場から排出された建設廃棄物
の処分量を入力して記憶させる。なお、上記複数の排出
事業者のコンピュータ同士がオンラインで互いに連結さ
れている場合、上記一の排出事業者が上記複数の排出事
業者の各工事現場から排出された建設廃棄物の処分量を
自らのコンピュータに入力した後、この内容をオンライ
ンで他の排出事業者のコンピュータに送信すればよい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。まず、建設廃棄物伝票(建設廃棄
物マニフェスト)Mについて説明すると、図1に示すよ
うに、この建設廃棄物伝票は互いに分離可能な複数枚、
例えば、5枚綴りの構成であり、最も上方のA票Ma以
外の各票Mb乃至Meは炭酸紙等の複写紙で形成されて
いて、最も上方の伝票に印刷または手書き等で記入され
た内容が下方の各票に複写されるようになっている。
【0019】図2に建設廃棄物伝票Mをより詳細に示
す。この建設廃棄物伝票Mの各票には、伝票作成(発
行)年月日及び伝票番号N1(図12等参照)を記載す
る記載欄X1、排出事業者の所在地、名称等を記載する
記載欄X2、工事現場の所在地、名称等を記載する記載
欄X3、建設廃棄物の種類別の処分量を記載する記載欄
X4、工事種別を記載する記載欄X5、収集運搬業者の
所在地、名称等を記載する記載欄X6、処分業者の処分
施設の所在地及び処分業者の名称等を記載する記載欄X
7、取扱上の注意事項等を記載する記載欄X8等が設け
られている。
【0020】排出事業者が収集運搬業者と処分業者の組
合せを選択した上で建設廃棄物伝票を発行する際には、
上記の各記載欄X1乃至X8に予め所定の事項を、いわ
ゆるパーソナルコンピュータ(コンピュータ)の印刷部
で印刷しておく。その場合、上記記載欄X4には、法令
で規定された汚でい、廃プラスチック類、木くず、金属
くず、ガラス及び陶磁器くず、コンクリート破片等の6
種類の建設廃棄物の他に、第7の種類として、汚でい以
外の5種類の建設廃棄物(廃プラスチック類、木くず、
金属くず、ガラス及び陶磁器くず、コンクリート破片
等)が混合された混合廃棄物を表記しておく。
【0021】記載欄X4における建設廃棄物の各種類別
の処分量は、収集運搬業者または処分業者が記入するも
のであるから、排出事業者が伝票を発行する際には空欄
にしておく。記載欄X5の工事種別としては、1.新
築、2.解体、3.その他(増改築等)のいずれかを記
入する。また、記載欄X8には、処分量は容積(m3)で
記入すべき旨のコメントと共に、同一の伝票を用いて複
数の工事現場で建設廃棄物の収集を行った場合、記載欄
X3に記載された以外の各工事現場の名称等を記入する
ための欄を設けておく。
【0022】次に、図3により、排出事業者、収集運搬
業者、処分業者間での建設廃棄物伝票の受渡し手順を説
明する。排出事業者は、新築工事であれば、例えば、毎
月1回程度、定期的に所定枚数(ここでは、5枚綴りの
伝票全体を1枚と数えている)の建設廃棄物伝票を発行
して収集運搬業者に交付し、解体工事であれば、工事開
始時に所定枚数の建設廃棄物伝票を収集運搬業者に交付
する(矢印Y1)。
【0023】収集運搬業者は、工事現場から処分業者の
処分施設に建設廃棄物を自らの運搬車輛で運搬する度に
1枚の建設廃棄物伝票を使用し、この伝票に建設廃棄物
の各種類別の容量と総容量を記入した上で、A票のみを
自らが保管する一方、B1票、B2票、C票、D票を建
設廃棄物と共に処分業者に引き渡す(矢印Y2)。な
お、建設廃棄物の種類別の容量は、処分業者が記入する
ようにしてもよい。
【0024】処分業者は、処分完了後、必要により処分
完了日の日付等を記載した後、C票を自らが保管する一
方、B1票、B2票、D票を収集運搬業者に返却する
(矢印Y3)。収集運搬業者は、返却されたB1票、B
2票を自らが保管する一方、それまで保管していたA票
とD票とを、排出事業者の指定する期日に排出事業者に
返却する(矢印Y4)。排出事業者はA票とD票とを照
合した後、これらを所定期間保管する。
【0025】図4に示すように、建設廃棄物伝票に関す
るデータ管理に用いるパーソナルコンピュータPCは、
キーボード及び/またはマウス等からなる入力部1と、
制御部2と、記憶部3と、表示部4と、印刷部5とを備
えた一般的な構成である。このパーソナルコンピュータ
PCによる各種処理項目を図5に示す。情報の登録とし
ては、P1の行政地域の登録、P2の業者の許可情報の
登録、P3のルート情報の登録、つまり、収集運搬業者
と処分業者との可能な組合せに関する情報の登録等を行
う。また、通常運用では、Q1の伝票発行、Q2の実績
値入力、Q3の伝票区分の更新等を行う。更に、管理帳
票印刷としては、R1の伝票管理資料の印刷、R2の実
績報告資料の印刷、R3の邸別管理資料の印刷等を行
う。
【0026】以下、各処理項目毎に説明する。P1の行
政地域の登録は、図示しないが、パーソナルコンピュー
タの入力部1と表示部4とを用いて、都道府県別、市町
村別等、各行政地域毎に地域番号N2(図9等参照)を
付与して記憶部3に登録しておくものである。P2の業
者の許可情報の登録は、図6に示すように、表示部4に
許可情報登録画面G1aを表示させ、入力部1を用い
て、収集運搬業者の業者番号N3、名称(例えば、収集
運搬業者A)、郵便番号、電話番号、住所(所在地)等
の情報を入力するとともに、図7に示す次頁の許可情報
登録画面G1bに、収集運搬の許可を受けている行政地
域を上記地域番号N2を用いて入力し、これらの内容を
記憶部3に登録するものである。
【0027】なお、上記収集運搬業者Aは、全ての種類
の建設廃棄物の収集運搬の許可を受けた業者であり、こ
の場合、取扱可能な建設廃棄物の種類については特記し
ないが、一部の建設廃棄物の取扱の許可のみを受けた業
者の場合は、図6の名称欄(業者名)等に取扱の可能な
建設廃棄物の種類を記入する。図8及び図9は処分業者
について上記と同様の入力を行った例であり、処分業者
に関しては、図9の混合比率欄に、予め排出事業者と各
処分業者との間で取り決めた混合比率(混合廃棄物比
率)を記入しておく。
【0028】上記混合比率は、汚でい以外の5種類の建
設廃棄物を未分別のまま混合廃棄物として排出する場合
の、混合廃棄物全体の容積中に占める各種建設廃棄物の
容積比率を工事種別毎に予め規定したものであり、ここ
では、新築工事の場合、廃プラスチック類が40%、金
属くずが5%等となっている。
【0029】上記混合比率は、住宅等の建物の新築工事
または解体工事に際して、実際に各種建設廃棄物の容積
を測定して得たデータに基づいて定めたもので、新築時
の各種建設廃棄物の容積を測定したデータの一例を表1
に示す。新築時には、コンクリート破片等は殆ど排出さ
れないので、コンクリート破片等の容積は測定されてい
ない。また、表1中の紙くずに関しては、上記建設廃棄
物の種類に含まれていないため、混合比率を定めるに当
たっては、紙くずの容積は考慮されていない。
【0030】
【表1】
【0031】次に、図5中P3のルート情報の登録は、
予め登録した収集運搬業者と処分業者との全ての可能な
組合せ(収集運搬業者から処分業者に至るルート)を記
憶部3に登録しておくものである。ある収集運搬業者と
ある処分業者とを組み合わせることが可能なためには、
これらの収集運搬業者と処分業者とが同一の行政地域内
で同一種類の建設廃棄物を取り扱う許可を受けている必
要がある。そのため、各収集運搬業者及び処分業者に関
する許可情報を登録した後、制御部2に収集運搬業者と
処分業者間の全ての可能なルートを求めさせ、図10に
示すように、表示部4に各ルートを構成する収集運搬業
者名と処分業者名をルート番号N4とともに表示させ
る。
【0032】そして、このルート情報登録画面G2にお
いて、当該ルートで取り扱うことのできる建設廃棄物の
種類、種類毎の処理方法(使用する処分施設により定ま
っている処理方法)、処分施設の所在地等を入力し、制
御部2に記憶させる。
【0033】次に、図5中の通常運用において、Q1の
伝票発行に際しては、新築工事、解体工事等の工事現場
の所在地に基づいて、使用すべきルートを選択する。こ
の場合、表示部4に使用可能なルートを一覧表示して、
それらの中から所望のルートを選択するようにしてもよ
い。ルートの選択が終了すると、続いて、図11の伝票
発行画面G3で、ルート番号N4を指定するか、或いは
収集運搬業者及び処分業者の各業者番号N3を指定する
ことにより、ルートを指定するとともに、工事現場の現
場名、工事種別、建設廃棄物の種類、処分業者の処分施
設が複数ある場合はその所在地、建設廃棄物伝票の発行
枚数等を入力すると、図2に示すように、印刷部5によ
って建設廃棄物伝票に上記伝票発行画面G3で入力され
た事項が印刷される。なお、この時、個々の建設廃棄物
伝票に伝票番号N1が付与されて、この伝票番号N1が
記憶部3に記憶される。
【0034】次に、建設廃棄物の処分終了後に上記建設
廃棄物伝票が排出事業者に返却された後、この建設廃棄
物伝票の記載内容に基づいて、各種類別の建設廃棄物の
処分量の実績値をパーソナルコンピュータPCに入力す
る。すなわち、図12の実績値入力画面G4aで実績値
を入力すべき建設廃棄物伝票の伝票番号N1を入力する
と、当該建設廃棄物伝票に印刷された内容が記憶部3か
ら読み出されて実績値入力画面G4aに表示される。図
12中の伝票区分は、実績値の入力が完了しているか否
か等を識別するためのものであるが、ここでは詳述しな
い。
【0035】続いて、図13に示す次頁の実績値入力画
面G4bで当該建設廃棄物伝票の発行日、収集運搬業者
による受領日等の日付データを西暦で入力するととも
に、建設廃棄物の種類別の処分量の実績値を容積(m3)
で入力する。ここでは、建設廃棄物の種類が混合廃棄物
であるので、混合廃棄物の欄に、処分量として、例え
ば、容積5.0(m3)を入力すると、前記混合比率に基
づいて、これが制御部2で5種類の建設廃棄物別の容積
に振り分けられ、更に、5種類の各建設廃棄物の比重
(予め、記憶部3に記憶されている)に基づいて、各建
設廃棄物別の重量が算出されて、換算後重量の欄に表示
されるとともに、各建設廃棄物別の重量が記憶部3に記
憶される。このように、本発明では、建設廃棄物を混合
廃棄物の形態で取り扱った場合でも、予め求めた混合比
率に基づいて、建設廃棄物の各種類別の概略の処分量を
把握できるようになる。
【0036】なお、建設廃棄物が混合廃棄物の形で取り
扱われるのではなく、廃プラスチック類等の各種建設廃
棄物に分別されて取り扱われた場合は、建設廃棄物伝票
の記載に基づいて、各種建設廃棄物の処分量を容積で実
績値入力画面G4bに入力すると、それが重量に換算さ
れて換算後重量の欄に表示されるとともに、記憶部3に
記憶される。
【0037】建設廃棄物の処分量を建設廃棄物伝票に容
積で記入するのは、以下の理由による。すなわち、処分
量を重量で記入した場合、実績t、つまり、実際の建設
廃棄物の重量であるか、積載t、つまり、当該建設廃棄
物を運搬する運搬車輛の許容積載重量を目安とした概略
の重量(例えば、4t車輛に建設廃棄物を満載した場合
は処分量4t等)であるかが不明確となりがちである。
そのため、本発明では、混合廃棄物の処分量を容積で記
入し、建設廃棄物の個々の種類毎に求めた比重に基づい
て、後に重量に換算することにより、処分量をより正確
に把握できるようにしている。なお、建設廃棄物伝票に
処分量が誤って重量で記入された場合には、例えば、そ
の重量を実績tとして取り扱い、その値をそのまま実績
値入力画面G4bに入力すればよく、混合廃棄物の処分
量が重量で記入された場合には、予め求めた重量配分比
率で上記5種類の各建設廃棄物の重量に振り分けること
ができる。
【0038】収集運搬業者が建設廃棄物を収集する際
に、1枚の建設廃棄物伝票を用いて複数の工事現場の建
設廃棄物を収集したり、1枚の建設廃棄物伝票を用い
て、複数種類の建設廃棄物を同一の運搬車輛に混載する
こともできる。その場合、本発明では、いずれも建設廃
棄物の種類を混載として取り扱い、パーソナルコンピュ
ータに実績値を入力することができる。
【0039】例えば、1枚の建設廃棄物伝票で2箇所の
工事現場の建設廃棄物を収集した場合、図14に示すよ
うに、実績値入力画面G4aの廃棄物種類の欄を8 混
載とする。そして、例えば、上記2箇所の工事現場で建
設廃棄物をいずれも混合廃棄物の形態で収集したものと
し、且つ合計の収集量が5.0(m3)であるものとする
と、2頁目の実績値入力画面G4bの表示及び入力内容
は図13と同様となり、実績値入力画面G4bにおける
種別は混合廃棄物となる。
【0040】更に、図15に示すように、3頁目の実績
値入力画面G4cにおいて、図11の伝票発行画面G3
で入力した工事現場名が表示されるが、伝票発行時に未
入力の工事現場名については、この実績値入力画面G4
cにおいて、予め定めた顧客番号N5等により入力す
る。ここでは、1の山田太郎邸は伝票発行時に入力して
いたものの、2の木津俊夫邸は伝票発行時には未入力で
あったものとすると、2の木津俊夫邸をこの実績値入力
画面G4cにおいて入力する。なお、追加の工事現場名
は、収集時に収集運搬業者が建設廃棄物伝票に記入して
おく。
【0041】そして、工事現場毎の収集量を、例えば、
各々山田太郎邸3.0(m3)、木津俊夫邸2.0(m3)
と入力欄Z1に入力すると、これに基づいて、制御部2
は各工事現場毎の建設廃棄物の収集量の比率(%)を算
出して表示欄Z2に表示するとともに、記憶部3に記憶
させる。
【0042】一方、例えば、1か所の工事現場で分別済
の複数種類の建設廃棄物を同一の運搬車輛に混載した場
合、図16に示すように、建設廃棄物の各種類別の収集
量を容積で実績値入力画面G4bに入力すると、制御部
2はこれらを各々重量に換算して換算後重量の欄に表示
するとともに記憶部3に記憶させる。
【0043】このように、本発明では、1枚の建設廃棄
物伝票を用いて、複数の工事現場の建設廃棄物を収集し
たり、複数種類の建設廃棄物を同一車輛に混載すること
ができるので、建設廃棄物伝票の発行枚数を減少させて
建設廃棄物の処分量の管理を容易に行えるようになる。
また、処分完了後には、処分量の実績値が各工事現場
別、建設廃棄物の各種類別に振り分けられて、パーソナ
ルコンピュータPCの記憶部3に記憶されるので、各工
事現場別、建設廃棄物の各種類別等の統計データが必要
な場合は、それらを表示部4に表示させたり、印刷部5
で印刷する作業を容易に行うことができる。
【0044】上述のように、1枚の建設廃棄物伝票を用
いて複数の工事現場の建設廃棄物を収集する場合、これ
らの工事現場で工事を担当する排出事業者(建設事業
者)は、必ずしも同一の排出事業者でなくても、互いに
提携関係にある複数の排出事業者であってもよい。すな
わち、排出事業者Aが建設廃棄物伝票を発行して、収集
運搬業者Bに特定の行政地域内で建設廃棄物を収集させ
る場合、排出事業者Aが担当する工事現場Iの他に、排
出事業者Aと提携関係にある排出事業者C(例えば、同
一の建設会社における隣接する営業所)が工事を担当す
る工事現場IIの建設廃棄物を収集させるようにしてもよ
い。
【0045】この場合、収集運搬業者Bは排出事業者A
が発行した建設廃棄物伝票に、工事現場IIの名称及び当
該工事現場IIが排出事業者Cの担当するものであること
を記載しておく。処分業者による処分完了後に、上記建
設廃棄物伝票が排出事業者Aに返却されると、排出事業
者Aは自らが担当する工事現場Iにおける各種建設廃棄
物の処分量をコンピュータに入力する一方、排出事業者
Cに当該排出事業者Cが担当する工事現場IIにおける各
種建設廃棄物の処分量を連絡し、排出事業者Cはこれを
自らのコンピュータに入力する。なお、排出事業者A及
びCのコンピュータ同士がオンラインで連結されている
場合は、排出事業者Aが上記工事現場I、IIにおける処
分量を自らのコンピュータに入力すると、このデータが
オンラインで排出事業者Cのコンピュータに送信されて
記憶される。
【0046】このように、複数の排出事業者が1枚の建
設廃棄物伝票を共用して建設廃棄物の収集を行うように
すれば、収集の効率化を図ることができるとともに、建
設廃棄物伝票の発行枚数も減少させて、伝票管理を容易
にできる。また、処分完了後に、処分量を排出事業者別
にコンピュータに記憶させることにより、処分量は各排
出事業者毎に把握することができる。
【0047】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1の建設
廃棄物処理に関するデータ管理方法は、工事現場で発生
する建設廃棄物を汚でい、廃プラスチック類、木くず、
金属くず、ガラス及び陶磁器くず、コンクリート破片等
の6種類に分類し、建設廃棄物の種類と処分量等の記載
欄を有する複数枚綴りの伝票を建設廃棄物と共に排出事
業者から順次収集運搬業者、処分業者へと受け渡して各
々上記伝票を保管する一方、処分終了後に処分量の記載
済の伝票を排出事業者に返却するようにした建設廃棄物
処理に関するデータ管理方法において、上記汚でいを除
く5種類の建設廃棄物が混合された混合廃棄物を上記伝
票に記載可能な建設廃棄物の1つの種類と定めるととも
に、予め収集したデータに基づいて上記混合廃棄物中に
上記5種類の建設廃棄物の各々が占める混合比率を求め
てコンピュータに記憶させておき、建設廃棄物の処分完
了後に上記伝票の記載に基づいて各種建設廃棄物の処分
量をコンピュータに入力して記憶させるようにし、上記
混合廃棄物の処分量をコンピュータに入力した際には、
上記混合比率に基づいてコンピュータが上記5種類の各
建設廃棄物の概略の処分量を算出して記憶するようにし
たものであるから、汚でい以外の5種類の建設廃棄物を
混合廃棄物として取り扱った場合でも、予め求めた混合
比率により、各種建設廃棄物毎の概略の処分量を知るこ
とができ、且つこの各種建設廃棄物毎の概略の処分量の
算出は混合廃棄物の処分量に基づいてコンピュータが行
うものであるから、作業員が一々建設廃棄物毎の処分量
を算出する手間は不要である。
【0048】請求項2の建設廃棄物処理に関するデータ
管理方法は、請求項1の方法において、上記混合比率
は、少なくとも新築及び解体の工事種別の各々に対応し
て個別に求められるものであるから、各工事種別毎に混
合廃棄物中に占める各種建設廃棄物の概略の重量をより
正確に把握できるようになる。
【0049】請求項3の建設廃棄物処理に関するデータ
管理方法は、工事現場で発生する建設廃棄物を汚でい、
廃プラスチック類、木くず、金属くず、ガラス及び陶磁
器くず、コンクリート破片等の6種類に分類し、建設廃
棄物の種類と処分量等の記載欄を有する複数枚綴りの伝
票を建設廃棄物と共に排出事業者から順次収集運搬業
者、処分業者へと受け渡して各々上記伝票を保管する一
方、処分終了後に処分量の記載済の伝票を排出事業者に
返却するようにした建設廃棄物処理に関するデータ管理
方法において、収集運搬業者が複数の工事現場で順次建
設廃棄物を収集して処分業者の処分施設に運搬する場合
に、上記各工事現場で収集した建設廃棄物の種類と処分
量を同一の伝票に記載するとともに、建設廃棄物の処分
完了後に上記伝票の記載に基づいて各工事現場毎の各種
建設廃棄物の処分量をコンピュータに入力して記憶させ
るようにしたものであるから、従来のように、工事現場
毎に建設廃棄物伝票を発行するのに比べて建設廃棄物伝
票の発行枚数を減少させることができるとともに、処分
完了後に処分量を各工事現場毎にコンピュータに入力し
て記憶させるようにしたので、必要により、各工事現場
毎の処分量等のデータを上記コンピュータの表示部に表
示させたり、印刷する等の作業が容易に行えるようにな
る。
【0050】請求項4の建設廃棄物処理のデータ管理方
法は、請求項3の方法において、上記複数の工事現場に
おいて複数の排出事業者が建設廃棄物を排出する一方、
上記建設廃棄物の処分完了後に各工事現場毎の各種建設
廃棄物の処分量を排出事業者別にコンピュータに入力し
て記憶させるようにしたものであるから、特定の収集運
搬業者が許可を受けている行政地域内においては、互い
に提携関係にある複数の排出事業者(例えば、同一の建
設会社の隣接する複数の営業所等)の各工事現場から排
出される建設廃棄物を上記収集運搬業者が同一の運搬車
輛で順次収集することにより、収集運搬作業の効率化及
びコストダウンを図ることができるとともに、上記複数
の排出事業者が排出する建設廃棄物を同一の建設廃棄物
伝票で処理することにより、建設廃棄物伝票の発行枚数
を減少させることができる。
【0051】一方、処分完了後に各排出事業者別にデー
タをコンピュータに入力、記憶させることにより、各排
出事業者別、各工事現場別の建設廃棄物の処分量は正確
に把握することができ、必要により、各排出事業者が有
するコンピュータの表示部に表示させたり、印刷させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態で使用する建設廃棄物伝票
を示す概略説明図である。
【図2】上記建設廃棄物伝票を詳細に示す説明図であ
る。
【図3】上記建設廃棄物伝票の受渡し手順を示す説明図
である。
【図4】本実施の形態で使用するパーソナルコンピュー
タの構成を示す説明図である。
【図5】上記パーソナルコンピュータによる各種処理項
目を示す説明図である。
【図6】上記パーソナルコンピュータの表示部に表示さ
れる許可情報登録画面を示す説明図である。
【図7】上記許可情報登録画面の2頁目を示す説明図で
ある。
【図8】他の許可情報登録画面を示す説明図である。
【図9】他の許可情報登録画面の2頁目を示す説明図で
ある。
【図10】上記表示部に表示されるルート情報登録画面
を示す説明図である。
【図11】上記表示部に表示される伝票発行画面を示す
説明図である。
【図12】上記表示部に表示される実績値入力画面を示
す説明図である。
【図13】上記実績値入力画面の2頁目を示す説明図で
ある。
【図14】他の実績値入力画面を示す説明図である。
【図15】他の実績値入力画面の3頁目を示す説明図で
ある。
【図16】別の実績値入力画面の2頁目を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
PC パーソナルコンピュータ(コンピュータ)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工事現場で発生する建設廃棄物を汚で
    い、廃プラスチック類、木くず、金属くず、ガラス及び
    陶磁器くず、コンクリート破片等の6種類に分類し、建
    設廃棄物の種類と処分量等の記載欄を有する複数枚綴り
    の伝票を建設廃棄物と共に排出事業者から順次収集運搬
    業者、処分業者へと受け渡して各々上記伝票を保管する
    一方、処分終了後に処分量の記載済の伝票を排出事業者
    に返却するようにした建設廃棄物処理に関するデータ管
    理方法において、 上記汚でいを除く5種類の建設廃棄物が混合された混合
    廃棄物を上記伝票に記載可能な建設廃棄物の1つの種類
    と定めるとともに、予め収集したデータに基づいて上記
    混合廃棄物中に上記5種類の建設廃棄物の各々が占める
    混合比率を求めてコンピュータに記憶させておき、建設
    廃棄物の処分完了後に上記伝票の記載に基づいて各種建
    設廃棄物の処分量をコンピュータに入力して記憶させる
    ようにし、上記混合廃棄物の処分量をコンピュータに入
    力した際には、上記混合比率に基づいてコンピュータが
    上記5種類の各建設廃棄物の概略の処分量を算出して記
    憶するようにしたことを特徴とする建設廃棄物処理に関
    するデータ管理方法。
  2. 【請求項2】 上記混合比率は、少なくとも新築及び解
    体の工事種別の各々に対応して個別に求められることを
    特徴とする請求項1記載の建設廃棄物処理に関するデー
    タ管理方法。
  3. 【請求項3】 工事現場で発生する建設廃棄物を汚で
    い、廃プラスチック類、木くず、金属くず、ガラス及び
    陶磁器くず、コンクリート破片等の6種類に分類し、建
    設廃棄物の種類と処分量等の記載欄を有する複数枚綴り
    の伝票を建設廃棄物と共に排出事業者から順次収集運搬
    業者、処分業者へと受け渡して各々上記伝票を保管する
    一方、処分終了後に処分量の記載済の伝票を排出事業者
    に返却するようにした建設廃棄物処理に関するデータ管
    理方法において、 収集運搬業者が複数の工事現場で順次建設廃棄物を収集
    して処分業者の処分施設に運搬する場合に、上記各工事
    現場で収集した建設廃棄物の種類と処分量を同一の伝票
    に記載するとともに、建設廃棄物の処分完了後に上記伝
    票の記載に基づいて各工事現場毎の各種建設廃棄物の処
    分量をコンピュータに入力して記憶させるようにしたこ
    とを特徴とする建設廃棄物処理に関するデータ管理方
    法。
  4. 【請求項4】 上記複数の工事現場において複数の排出
    事業者が建設廃棄物を排出する一方、上記建設廃棄物の
    処分完了後に各工事現場毎の各種建設廃棄物の処分量を
    排出事業者別にコンピュータに入力して記憶させるよう
    にしたことを特徴とする請求項3記載の建設廃棄物処理
    に関するデータ管理方法。
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