JP2001195512A - 排出・廃棄物の処理管理方法 - Google Patents

排出・廃棄物の処理管理方法

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JP2001195512A
JP2001195512A JP2000339206A JP2000339206A JP2001195512A JP 2001195512 A JP2001195512 A JP 2001195512A JP 2000339206 A JP2000339206 A JP 2000339206A JP 2000339206 A JP2000339206 A JP 2000339206A JP 2001195512 A JP2001195512 A JP 2001195512A
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Shigehiro Yabu
重洋 藪
Yasuto Izeki
康人 井関
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 役務の価格を適正化することができる排出・
廃棄物の処理管理方法を得る。 【解決手段】 排出・廃棄物の収集、運搬、処理の依頼
役務履行に関し、依頼役務を履行する履行業者の入力す
る役務依頼物の請け負い予定単価を得るステップと、得
られた請け負い予定単価から、役務依頼物の種類毎の平
均予定単価データを得るステップとを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃棄物や排出物の
処理もしくはリサイクルに関し、特に、役務依頼物の請
け負い価格を適正化する排出・廃棄物の処理管理方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の廃棄物処理委託はほとんどの場合
が、排出者の入札により処理業者を選定する方法で処理
費用を含んで決定され、その廃棄物が誰の責任でどう処
理されたかをマニフェスト伝票にて明らかにする方法が
取られてきた。また法律上廃棄物として扱われない専ら
再生利用の目的となる古紙、屑鉄、空缶、古繊維など、
もしくは費用を支払わない排出物については、経済原則
によって、廃棄物になる場合も、他の産業の原材料とな
ることもある。そのため、廃棄物は市況の変化により不
法に放置されて環境汚染のもとになる可能性があり、そ
の場合に廃棄物処理を巡っての責任の所在が不明確なも
のになる。
【0003】図28は、従来のマニフェスト伝票による
データ管理および提供方法の一例を示した説明図であ
る。AないしD票の4枚つづりのマニフェスト伝票は、
排出者が役務依頼物の種類、名称、形状、数量、有害物
の有無などのデータを記載し、役務依頼物とともに収集
・運搬業者に引き渡される。収集・運搬業者は、排出者
から役務依頼を受けた時点でAないしD票にその日時を
記入し、A票を排出者に戻す。
【0004】排出者はA票を控えとして保管する。B票
ないしD票は役務依頼物と共に、有用物の選別及び回
収、エネルギーの回収、無害化、減容化、原材料への還
元、埋立、海洋投棄などの最終処分に係る処理業者に引
き渡される。処理業者は、収集・運搬業者から役務依頼
物を引き受けた時点でBないしD票に引き受け日時を記
載し、収集・運搬業者にB票を戻す。
【0005】収集・運搬業者はB票を控えとして保管す
る。処理業者は処理完了時点でCおよびD票にその日時
を記載し、C票を控えとして保管し、D票を排出者に送
付する。排出者は、D票を受け取った時点で処理依頼物
の処理が完了したことを確認できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の廃棄物処理にあ
たっては、現状の法律によって定義される廃棄物は排出
者側の意識の問題、不法投棄に対する罰則の程度の軽
さ、不法投棄されたゴミの責任所在追及の難しさなどか
ら、一部では不法投棄が横行している。そのため、特別
管理廃棄物に法律で義務づけられているマニフェスト制
度は、図28に示すように排出者は公的な免許を保持す
る業者に処理を委託した。現行では、マニフェスト制度
は廃棄物が誰によって処理されたかの責任関係を最小限
に証明するものである。
【0007】近年、大企業等ではこのマニフェスト制度
を一般の産業廃棄物にも拡大し、不法投棄の発生を極力
押さえる努力が為されているが、せっかくのマニフェス
ト制度も処理の役務依頼物がいつどのような処理によっ
て、どれだけの量が材料的還元もしくは、無害化処理、
最終処分されたのかを記録証明するものではなく、たと
えば監査などを行うとしても、現在のマニフェスト制度
における伝票に残る記録だけでは正確で有効な監査結果
が期待できないばかりでなく、監査による不適切な処理
への抑止力も大きくは期待できないという問題点があっ
た。
【0008】また、現行のマニフェスト制度ではその役
務依頼物(廃棄物)についての費用情報がなく、その役
務依頼物に適正な費用が支払われていたかどうかを、確
認することができない。すなわち行き過ぎた受注競争が
不適切な請け負い価格での役務依頼を横行させ、それが
不法投棄を誘因していたとしても、それを外部に明らか
にする手段がないという問題点があった。
【0009】また逆の視点から見ると、適正に処理する
ことを理由に、高い処理費用が請求されても、それが妥
当なのか不当なのか、処理内容とそのコストの詳細が明
らかにならない以上、それを判断することができず処理
費用請求の不透明が解消できないという問題点があっ
た。
【0010】従来のマニフェスト伝票によるデータ管理
および提供方法では、役務依頼者は、全ての処理が完了
してD票が戻ってくるまでの間、依頼した役務の処理経
過を確認することができず、また、処理が複数の有用物
の選別及び回収、エネルギーの回収、無害化、減容化、
原材料への還元、埋立、海洋投棄などの最終処分に係る
処理業者ならびにそれに係わる複数の役務依頼物の収集
・運搬業者により行われる場合に、全ての処理段階のデ
ータを管理および提供することができないという問題点
があった。
【0011】また、複数の排出者からの処理物をまとめ
て1つの処理を行なったり、1つの排出物を処理した結
果、排出された複数の処理物を各々別の処理業者で処理
する場合については、最終処分に至るまでの経緯を示す
データ管理およびデータを提供することができないとい
う問題点があった。
【0012】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、不当に高い役務の価格や、不当
に安く不法投棄などの可能性のある見積を事前に排除で
き、役務依頼物の請け負い価格を適正化することができ
る排出・廃棄物の処理管理方法を得ることを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明に係る請求項1
の排出・廃棄物の処理管理方法は、排出・廃棄物の収
集、運搬、処理の依頼役務履行に関し、依頼役務を履行
する履行業者の入力する役務依頼物の請け負い予定単価
を得るステップと、得られた請け負い予定単価から、役
務依頼物の種類毎の平均予定単価データを得るステップ
とを備えている。
【0014】この発明に係る請求項2の排出・廃棄物の
処理管理方法は、平均予定単価データに基づいて役務依
頼物の処理価格を変更するステップをさらに備えてい
る。
【0015】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、本発明の実
施の形態1による排出・廃棄物の処理管理システムにつ
いて説明する。図1は本実施の形態に係る排出・廃棄物
の処理管理システムの構成図である。本システムは、排
出・廃棄物の収集運搬および処理(分解、粉砕、脱水、
減容、焼却、中和、無害化)等の役務を依頼する役務依
頼者側、役務依頼内容に応じて排出・廃棄物の収集運搬
を履行する収集運搬機能側、収集運搬された排出・廃棄
物の処理を行う処理の機能側、役務依頼者側より役務依
頼内容に応じて適性な収集運搬機能及び処理の機能を収
集運搬機能側及び処理の機能側より選択し役務依頼者側
よりの役務を依頼すると共に、依頼役務の履行状況デー
タを役務依頼者より入力し、役務依頼が閲覧可能なデー
タベースを作成して管理するシステム管理機能1Aより
構成されている。
【0016】役務依頼者側における各役務依頼者1・・
・Nは、役務依頼時にシステム管理機能1Aへ役務依頼
用のデータを入出力する役務依頼者側データ入出部D1
0・・・DNを備えている。役務依頼者側データ入出部
D10・・・DNは、役務依頼時にシステム管理機能1
Aに役務の見積依頼データ(役務依頼人、役務依頼物引
き渡し場所、役務依頼物の種類、役務依頼物の量、役務
依頼物の形態)A1、役務発注データG1を出力する。
【0017】また、役務依頼後は、システム管理機能1
Aより処理計画、見積データ(見積価格、収集可能時
刻)F1、依頼役務の履行状況データ(収集運搬:収
集、保管、搬入、処理:保管、処理、有用物の保管、有
用物の売却、残さの排出)V1を入力する。
【0018】システム管理機能1Aは、役務の見積依頼
データA1を入力すると、役務の見積依頼データA1を検
討して役務に最適な収集運搬機能Dmを選択して収集、
運搬見積依頼作成処理に入り役務の見積依頼データ(役
務依頼物引き渡し場所、役務依頼物の種類、役務依頼物
の量、役務依頼物の形態)Bmを出力する。更に、役務
の見積依頼データA1を検討して役務に最適な処理の機
能Dkを選択して中間処理見積依頼作成処理に入り役務
の見積依頼データ(役務依頼物の種類、役務依頼物の
量、役務依頼物の形態)Ckを出力する。
【0019】システム管理機能1Aは各機能へ役務の見
積依頼データBm、Ckを出力後に、各収集運搬機能
m、収集運搬計画、見積データ(見積価格、収集可能
時刻、搬入可能時刻)Dm、処理の機能Dkより見積デー
タ(見積価格、受入可能時刻、処理運転計画)Ekを入
力すると見積集計に入り処理計画、見積データ(見積価
格、収集可能時刻)F1を役務依頼者側データ入出力部
D10に出力する。役務依頼者側は、処理計画、見積デ
ータ(見積価格、収集可能時刻)F1を検証して収集運
搬機能m、処理の機能kの選択に同意したならば、役務発
注データG1をシステム管理機能1Aに出力する。
【0020】この結果、システム管理機能1Aは役務の
受注処理を行い収集運搬機能mへ役務発注データ(役務
依頼物引き渡し場所、役務依頼物引き渡し可能時間、役
務依頼物の種類、役務依頼物の量、役務依頼物の形態、
搬入指定場所、搬入予定時刻)Hmを出力し、また処理
の機能kには役務発注データ(役務依頼物搬入予定時
刻、役務依頼物の種類、役務依頼物の量、役務依頼物の
形態)Jkを出力する。
【0021】役務依頼後に、収集運搬機能mより依頼役
務の履行状況データ(収集運搬、収集、保管、搬入状
況)Lmが、そして処理の機能kから依頼役務の履行状
況データ(収集運搬:保管、処理、有用物の保管、有用
物の売却、残さの排出)Pkがシステム機能1Aに入力
される。システム機能1Aは各依頼役務の履行状況デー
タLm、Pkを処理状況・結果データベースに編集し、役
務依頼者側データ入出部D10で読み出し可能な依頼役
務の履行状況データ(閲覧データ)V1にて保管する。
【0022】次に、本実施の形態の詳細な動作について
説明する。尚、以降、全ての実施の形態においてシステ
ム管理機能は役務依頼者側データ入出部D10,DN、
収集運搬機能側データ入出部D20,Dm,DM、処理
の機能側データ入出力部D30,Dk,DKを通して各
データの入出を行うものとする。役務依頼者1がシステ
ム管理機能1Aに役務依頼を実行すると、システム管理
機能1Aは登録された収集運搬機能群1・・・m・・・
Mから最も適する収集運搬機能mを選択する。またシス
テム管理機能1Aは登録された処理の機能群K・・・k
・・・1から最も適する処理の機能kを選択して それ
ぞれに役務の見積依頼データBm、Ckを送信して、それ
ぞれの機能m,kから、処理計画及び見積データDm
kを受け取る。
【0023】更に、システム管理機能1Aは計画及び見
積データDm、Ekに基づき、役務依頼者1に、計画及び
見積データDm、Ekを集計した計画及び見積データF1
を送信する。役務依頼者1は計画及び見積データF1
基づいて最終的に役務の実行を依頼するか中止するかを
判断し、実行を選択した場合、役務依頼者1はシステム
管理機能1Aに対して役務発注データG1を送付する。
【0024】システム管理機能1Aは役務発注データG
1に基づき、選択されたそれぞれの機能m,kに役務発
注データHm,Jkを送信する。それぞれの機能m,kは
役務の履行状態を依頼役務の履行状況データLm,Pk
随時システム管理機能1Aに送信する。システム管理機
能1Aは、これらの役務の履行状況データLm,Pkをデ
ータベースとして役務の発注者に対して随時閲覧できる
ようにするものである。
【0025】本実施の形態では収集運搬の機能と処理の
機能が分離されていた場合について、記しているが、収
集運搬の機能と処理の機能が同一の機能として存在する
場合にも同様に作用する。
【0026】さらに、例えば処理の機能Dkの通常の活
動によって処理の機能Dk自身がその残さの処理につい
て、役務依頼者となる場合も存在するが、これについて
も、その残さの処理について、役務の依頼者となり、役
務の依頼データをシステム管理機能1Aに送出すること
で、以降の処理については全く同様に作用する。
【0027】実施の形態2.以下、本発明の実施の形態
2による排出・廃棄物の処理管理システムについて説明
する。本実施の形態は、収集運搬の機能があらかじめ、
船舶や車両の容量や、移載のための機器、付帯器具、運
搬のためのコンテナ等、収集運搬にかかる手段の能力に
関するデータや、その手段の運行可能状況に関するデー
タ負荷状況データR1,Rm,RMとして収集運搬機能群
1・・・m・・・M、処理の機能群K・・・k・・・1
から入力して随時登録するようにしている。
【0028】図2は本発明の実施の形態2に係る排出・
廃棄物の処理管理システムの構成図である。尚、図中、
図1と同一符号は同一または相当部分を示す。図におい
て、1Bは本実施の形態に係るシステム管理機能であ
る。実施の形態1に係るシステム管理機能1Aの構成に
加えて収集運搬機能群1・・・m・・・M、処理の機能
群K・・・k・・・1よりデータ負荷状況データR1
m,RMを入力して登録する負荷状況DB(データベー
ス)備えている。
【0029】収集運搬機能群1・・・m・・・Mは収集
運転手段、相当期間の空車状況を負荷状況データR1
m,RMとして格納している。また、処理の機能群K・
・・k・・・1は処理のための機器、設備、相当期間の
運転状態情報を負荷状況データTK,Tk,T1として格
納している。
【0030】システム管理機能1Bは、依頼役務の遂行
に最適な収集運搬機能、処理の機能を選択する際に負荷
状況データを参照することで各機能を効率良く、簡便に
選択することができる。
【0031】実施の形態3.システム管理機能1A,1
Bが最適な収集運搬の機能を選択する場合に、運搬効率
と走行距離を、他の収集運搬の機能間との比較条件とす
る。図3は、収集運搬の機能がトラックによる例をあら
わしている。この場合、システム管理機能1A,1Bは
役務依頼部引き渡し場所までの予想走行距離が最短で、
かつ最大積載重量(運搬容量)に対する役務依頼物の重
量比率となる運搬効率の最も高い収集運搬機能mを選択
する例を示している。
【0032】本実施の形態では、トラックによる運輸の
例を記したが、船舶、航空機等による運搬についても同
様に作用する。また本実施の形態では最大積載重量に対
する役務依頼物の重量比率を運搬効率としたが、各運搬
手段の燃料消費率もしくはエネルギー消費率をもって運
搬効率としてもよい。
【0033】実施の形態4.上記実施の形態1、2では
システム管理機能1A,1Bでは収集運搬機能群1・・
・m・・・M、処理の機能群K・・・k・・・1より依
頼役務に最適と思われる収集運搬機能、処理の機能に役
務の見積依頼データを出力した。
【0034】本実施の形態は、システム管理機能1Cが
最適な収集運搬の機能を選択する場合に、複数の機能候
補を選択して役務依頼者1に提供し、役務依頼者1が複
数の候補から役務依頼者の価値観によって役務の依頼先
を、選択できるようにしたものである。
【0035】図4は本発明の実施の形態4に係る排出・
廃棄物の処理管理システムの構成図である。尚、図中、
図2と同一符号は同一または相当部分を示す。システム
管理機能1Cは収集運搬機能群1・・・m・・・Mに役
務の見積依頼データB1,Bm,BMを送出して、複数の
収集運搬計画、見積りデータD1,Dm,DMを得る。シ
ステム管理機能1Cは、収集運搬計画、見積りデータD
1,Dm,DMを見積集計して各収集運搬機能1・・・m
・・・Mの合理性をチェックし、依頼役務に最適と思わ
れる収集運搬の機能の候補を複数選択し、役務依頼者1
に処理計画、見積データF1として送出する。役務依頼
者1は最適な収集運搬の機能mを選択して役務発注デー
タG1をシステム管理機能1Cに送出する。システム管
理機能1Cが役務依頼者1の決定に基づき収集運搬の機
能mに役務の発注データHmを出力する。
【0036】実施の形態5.上記実施の形態2は収集運
搬機能群1・・・m・・・Mが予めデータ負荷状況デー
タR1,Rm,RMをシステム管理機能1Dに対して随時
登録するとして入力して随時登録するようにしていた。
本実施の形態は処理の機能群K・・・k・・・1が予め
処理のための機器の種類や特性、設備の受入能力、容量
に関するデータや、相当期間の設備の運転状況、負荷情
報に関するデータを負荷状況データT K,Tk,T1とし
てシステム管理機能1Dに対して随時登録する。
【0037】図5は本発明の実施の形態5に係る排出・
廃棄物の処理管理システムの構成図である。尚、図中、
図4と同一符号は同一または相当部分を示す。本実施の
形態は、処理の機能群K・・・k・・・1が予め処理の
ための機器の種類や特性、設備の受入能力、容量に関す
るデータや、相当期間の設備の運転状況、負荷情報に関
するデータを負荷状況データTK,Tk,T1としてシス
テム管理機能1Dに対して随時登録するようにしてい
る。その結果、システム管理機能1Dは、依頼役務の遂
行に最適な処理の機能を選択する際に、負荷状況データ
K,Tk,T1を参照することで処理の機能を効率良
く、簡便に選択できる。
【0038】実施の形態6.以下、本発明の実施の形態
6による排出・廃棄物の処理管理システムについて説明
する。本実施の形態は、システム管理機能が最適な処理
の機能を選択する場合に、処理能力と消費エネルギーを
各処理の機能間の比較の条件とするものであり、図6に
おいては、処理の機能が主として金属系の排出物のリサ
イクルもしくは処理の場合による例を示している。
【0039】この場合、システム管理機能は処理対象で
ある役務依頼物に最も適し、消費電力が比較的少ない、
処理の機能kを選択する例である。本実施の形態では、
消費電力を予想消費エネルギーとしたが、各処理機器、
設備の燃料消費率もしくは酸素消費量、あるいは炭酸ガ
ス排出量をもって予想消費エネルギーとしてもよい。
【0040】実施の形態7.上記実施の形態4はシステ
管理機能1Cが最適な収集運搬の機能を選択する場合
に、複数の機能候補を選択して役務依頼者1に提供し、
役務依頼者1が複数の候補から役務依頼者の価値観によ
って役務の依頼先を、選択できるようにした。
【0041】本実施の形態は、システム管理機能が最適
な処理の機能を選択する場合に、複数の処理の機能候補
を選択して役務依頼者に提供し、役務依頼者が複数の候
補から役務依頼者の価値観によって役務の依頼先を、選
択できるようにしたものである。
【0042】図7は本発明の実施の形態7に係る排出・
廃棄物の処理管理システムの構成図である。尚、図中、
図4と同一符号は同一または相当部分を示す。図7にお
いては、システム管理機能1Eは複数の処理の機能K・
・・k・・・1からの役務の見積依頼データ(役務依頼
物の種類、役務依頼物の量、役務依頼物の形態)CK
k,C1を役務依頼者1に送出して、複数の処理の計
画、見積りデータ(見積価格、受入可能時間、処理運転
計画)EK,Ek,E1を処理の機能K・・・k・・・1
から得る。
【0043】その結果、システム管理機能1Eは依頼役
務に適する処理の機能の候補を複数選択して、役務依頼
者1に処理計画、見積データ(見積価格、収集可能時
刻)F 1として送出する。役務依頼者1は処理計画、見
積データF1をもとに最適な処理の機能kを選択して役
務発注データG1をシステム管理機能1Eに送出する。
システム管理機能1Eは役務依頼者1の決定に基づき、
処理の機能kに役務発注データ(役務依頼物搬入予定時
刻、役務依頼物の種類、役務依頼物の量、役務依頼物の
形態)Jkを出力する。
【0044】実施の形態8.以下、本発明の実施の形態
8による排出・廃棄物の処理管理システムについて説明
する。図8は本実施の形態に係る排出・廃棄物の処理管
理システムの構成図である。本実施の形態におけるシス
テム管理機能1Fは役務を発注した収集運搬機能m、処
理の機能kが格納する各データに役務依頼者対応の固有
の識別子を付与する。図8では、役務依頼者1に出力す
る処理計画、見積データF1、依頼役務の履行状況デー
タV1に固有の識別子XX−0123を付与している。
【0045】また、収集運搬機能mに格納されている役
務の見積依頼データBm、収集運搬計画、見積データ
m、役務発注データHm、依頼役務の履行状況データL
mにもそれぞれ固有の識別子XX−0123を付与す
る。さらに処理の機能kに格納されている役務の見積依
頼データCk、収集運搬計画、見積データEk、役務発注
データJk、依頼役務の履行状況データKkにもそれぞれ
固有の識別子XX−0123を付与する。
【0046】この結果、各機能とのデータの送受信時
に、データ内容を照会して確認することで、データ送受
信の信頼性を向上できるだけでなく、データベース化す
る際に、この識別子により一連の役務の処理記録をこの
識別子だけで、検索、統計処理、閲覧等のときに呼び出
すことができる。
【0047】実施の形態9.以下、本発明の実施の形態
9による排出・廃棄物の処理管理システムについて説明
する。本実施の形態は、役務依頼者1が役務の見積依頼
データA1に役務依頼物の収集希望日時を付加してシス
テム管理機能1Gに出力する。システム管理機能1Gは
役務の見積依頼データA1を入力すると、選択した収集
運搬機能mに対して収集希望日時を付加した役務の見積
依頼データBmを出力する。
【0048】図9は本実施の形態に係る排出・廃棄物の
処理管理システムの構成図である。尚、図中、図1と同
一符号は同一または相当部分を示す。本実施の形態によ
れば、システム管理機能1Gが役務依頼者1より収集希
望日時を付加した役務の見積依頼データDmを入力する
と、役務の見積依頼データDmに基づいて選択した収集
運搬機能mに対して収集希望日時を付加した役務の見積
依頼データBmを出力する。
【0049】その結果、システム管理機能1Gが、最適
な収集運搬の機能を選択する際に、役務依頼者の要望を
加えて的確に選択できるだけでなく、各収集運搬の機能
においても、通常の業務の範囲以外、たとえば時間外の
運営による引取などの努力を行なって、役務依頼者に対
する負荷的サービスを提供できる。
【0050】尚、本実施の形態では、システム管理機能
が最適な収集運搬機能を唯一選択しているが、実施の形
態4、実施の形態7などの様に、システム管理機能が適
当な収集運搬機能を複数選択する場合も同様に収集希望
日時を付加した役務の見積依頼データDmを出力する。
【0051】実施の形態10.以下、本発明の実施の形
態10による排出・廃棄物の処理管理システムについて
説明する。本実施の形態は、システム管理機能が役務依
頼者1より守秘義務履行依頼情報を付加した見積り依頼
データを入力すると、収集運搬機能、処理の機能を選択
する条件として守秘義務を尊守できる機能を選択条件と
するものである。
【0052】図10は本実施の形態に係る排出・廃棄物
の処理管理システムの構成図である。尚、図中、図1と
同一符号は同一または相当部分を示す。役務依頼者1が
役務の見積り依頼データA1、役務の発注データG1に守
秘義務履行依頼情報を加えてシステム管理機能1Hに出
力する。
【0053】システム管理機能1Hは役務の見積り依頼
データA1より守秘義務履行依頼情報を入力すると、最
適な収集運搬機能および処理の機能を選択時に、役務依
頼者1の守秘義務履行依頼を遵守できることを選択の条
件の一つとし、それぞれの機能に出力する役務の見積り
依頼データBm,Dkに役務依頼者1の守秘義務履行依頼
情報を加えて送信する。また、最適な収集運搬機能nお
よび処理の機能kを選択し、役務発注データHm,Jk
出力する際にも守秘義務履行依頼情報を送る。
【0054】選択された収集運搬機能mおよび処理の機
能kは守秘義務履行の条文を盛り込んだ収集運搬計画、
見積データDm,Ekをシステム管理機能1Hに出力す
る。また、依頼役務の履行時でも守秘義務履行状況を含
ませた依頼役務の履行状況データLm,Phをシステム管
理機能1Hにおける処理状況・結果データベースに登録
して役務依頼者1に閲覧させる。
【0055】本実施の形態では、システム管理機能1H
が、最適な収集運搬機能や処理の機能を唯一選択してい
るが、実施の形態4、実施の形態7などの様に、システ
ム管理機能が適当な収集運搬機能や処理の機能を複数選
択する場合も同様にである。
【0056】守秘義務履行を役務依頼者が依頼すると考
えられる主な例は、記憶機能を有するOA機器等の廃
却、リサイクルの役務を依頼するとき、顧客情報など顧
客のプライバシー情報を記録する紙を含む情報記録媒
体、企業の経営や財務情報、技術開発に係る情報を記録
する紙を含む情報記録媒体、技術開発、新製品開発に伴
う試作品、プロトタイプ等の廃却、リサイクルの役務を
依頼するとき等である。
【0057】実施の形態11.以下、本発明の実施の形
態11による排出・廃棄物の処理管理システムについて
説明する。本実施の形態は、役務依頼者が役務の見積り
依頼データ、役務の発注データに非定常役務依頼情報を
加えてシステム管理機能に出力すると、システム管理機
能は収集運搬機能、処理の機能に役務依頼者の非定常役
務依頼情報を役務の見積り依頼データに加えて送信す
る。そして、収集運搬機能、処理の機能に計画見積デー
タ中の見積価格を暫定見積り価格として設定させる。
【0058】図11は本実施の形態に係る排出・廃棄物
の処理管理システムの構成図である。尚、図中、図1と
同一符号は同一または相当部分を示す。役務依頼者1が
役務の見積り依頼データA1、役務の発注データG1に非
定常役務依頼情報を加えてシステム管理機能1Iに送信
すると、システム管理機能1Iは収集運搬機能m、処理
の機能kに役務依頼者1の非定常役務依頼情報を役務の
見積り依頼データDm,Ckに加えて送信する。そして、
収集運搬機能m、処理の機能kに計画見積データ中の見
積価格を暫定見積り価格とし設定させてシステム管理機
能1Iに送信させる。
【0059】システム管理機能1Iは各見積を暫定見積
として集計した後に、役務依頼者1に対して、計画見積
りデータの見積価格を暫定見積り価格として送信する。
収集運搬機能m、処理の機能kは役務の履行価格を確定
できる段階で役務の履行状況データLm,PKに確定役務
履行価格を含ませて随時システム管理機能1Hにおける
処理状況・結果データベースに登録して役務依頼者1に
閲覧させる。
【0060】このように役務依頼者1が役務の見積依頼
データA1に、当該役務依頼物が非定常役務の依頼であ
る情報を加えてその後の役務の履行を暫定見積とするこ
とにより、収集運搬や処理の機能のリスクを避け、当事
者間の不要な紛争を未然に防ぐ。
【0061】本実施の形態では、システム管理機能1H
が、最適な収集運搬機能や処理の機能を唯一選択してい
るが、実施の形態4、実施の形態7などの様に、システ
ム管理機能1Hが収集運搬機能、処理の機能を複数選択
する場合も同様に各機能に暫定見積価格を設定させるこ
とができる。
【0062】役務依頼者が非定常役務依頼を行う場合の
主な例は、定常的に排出されると考えられる排出物の初
回の役務依頼時、事業所や建造物の解体による廃棄物の
発生時、研究施設や設備等から排出される不要となった
試薬や試料等である。
【0063】実施の形態12.以下、本発明の実施の形
態12による排出・廃棄物の処理管理システムについて
説明する。本実施の形態は、収集運搬の機能があらかじ
め、役務依頼物の種類や特性毎に、単位重量もしくは単
位容量、単位輸送距離における請負い予定単価を、シス
テム管理機能に対して随時登録するようにしている。
【0064】図12は本実施の形態に係る排出・廃棄物
の処理管理システムの構成図である。尚、図中、図1と
同一符号は同一または相当部分を示す。本実施の形態に
係るシステム管理機能1Jは各収集運搬機能1・・・m
・・・Mが設定した請負い予定単価Q1,Qm,QMを請
負い予定単価データベースに随時登録する。
【0065】この結果、システム管理機能1Jが最適な
収集運搬機能を選択する際に、効率よく簡便に、選択で
きる。さらに収集運搬機能が自身の付加調整のため、役
務をより多く受注したいときには、予定単価を随時下
げ、役務をあまり多く受注したくないときには、予定単
価を随時上げる事により収集運搬業者の受注業務をより
効率的に、そして正当な経済競争によって進める事がで
きる。
【0066】実施の形態13.上記実施の形態12は収
集運搬機能1・・・m・・・Mが設定した請負い予定単
価Q1,Qm,QMを請負い予定単価データベースに随時
登録した例を説明したが、本実施の形態は処理の機能K
・・・k・・・1が設定した請負い予定単価T K,Tk
1を請負い予定単価データベースに随時登録させる。
【0067】図13は本実施の形態に係る排出・廃棄物
の処理管理システムの構成図である。尚、図中、図1と
同一符号は同一または相当部分を示す。本実施の形態に
係るシステム管理機能1Kは処理の機能K・・・k・・
・1が設定した請負い予定単価TK,Tk,T1を請負い
予定単価データベースに随時登録させる。
【0068】この結果、システム管理機能1Kが最適な
処理の機能を選択する際に、効率よく簡便に、選択でき
る。さらに処理の機能が自身の付加調整のため、役務を
より多く受注したいときには、予定単価を随時下げ、役
務をあまり多く受注したくないときには、予定単価を随
時上げる事により処理業者の受注業務をより効率的に、
そして正当な経済競争によって進める事ができる。
【0069】実施の形態14.上記実施の形態1〜13
ではシステム管理機能に作成した処理状況・結果データ
ベースのアクセスに関しては特に規制を設けていなかっ
たが、本実施の形態では処理状況・結果データベースの
アクセスを役務依頼者、依頼役務を履行する収集運搬機
能、処理の機能に限定する。
【0070】図14は本実施の形態に係る排出・廃棄物
の処理管理システムの構成図である。尚、図中、図2と
同一符号は同一または相当部分を示す。本実施の形態に
係るシステム管理機能1Lにおける処理状況・結果デー
タベースは役務依頼者1、依頼役務を実際に履行してい
る収集運搬の機能m、処理の機能kにのみアクセスを可
能にしている。
【0071】本実施の形態では、役務依頼物が一回の収
集運搬、処理のルーチンで完結している例を表わした
が、処理によって排出される粉砕物等が特定の役務依頼
物となり第2、第3等、複数の収集運搬、処理が繰り返
される場合、当該収集運搬、処理に従事した収集運搬の
機能、処理の機能にのみに自己の依頼役務の履行状況デ
ータに限ってアクセス可能とする。しかし、役務依頼者
は依頼役務が完了するまで処理状況・結果データベース
をアクセスできる。
【0072】このように、システム管理機能が役務の価
格を含む履行状態の情報を閲覧する権利を、当該役務依
頼物の依頼者、当該役務依頼物の収集運搬を実施する機
能、当該役務依頼物の処理を実施する機能にのみ与える
事により、当該役務依頼物の依頼者、当該役務依頼物の
収集運搬を実施する機能、当該役務依頼物の処理を実施
する機能の利害を守り、ダンピング等、不当な競争によ
る役務受注の独占を未然に防止し、ひいては不当に安い
価格で受注する事で、不法投棄を誘引してしまう事を未
然に防ぐことができる。
【0073】実施の形態15.処理状況・結果データベ
ースのアクセス方法について図15を参照して説明す
る。システム管理機能は役務依頼者、依頼役務を履行す
る収集運搬機能、処理の機能が決まると、依頼役務履行
前に役務依頼者・履行テーブルを作成してメモリに格納
する。本実施の形態では一例として役務依頼物の識別子
を12345、役務依頼者1、収集運搬機能m、処理機
能kというデータを含んだ役務依頼者・履行テーブルを
作成してメモリに格納する。
【0074】依頼役務が履行されると収集運搬機能m、
処理機能kより識別子12345で分類された依頼役務
の履行状況データが処理状況・結果データベースに登録
されていく。依頼役務履行の過程、あるいは依頼役務履
行後に役務依頼者1、収集運搬機能mあるいは処理機能
kより処理状況・結果データベースのアクセス要求がシ
ステム管理機能に入力されると、役務依頼者1、収集運
搬機能mあるいは処理機能kと役務依頼者・履行テーブ
ルとを照合し合い、例えばアクセス要求が役務依頼者1
であれば識別子12345で部類された依頼役務の履行
状況データのみのアクセスを許可して閲覧させる。
【0075】実施の形態16.上記実施の形態14、1
5では処理状況・結果データベースのアクセス権を特に
システム管理機能に与えなかったが、データの管理、メ
ンテナンスの関係で処理状況・結果データベースをアク
セスする必要が生じるため、図16に示すように処理状
況・結果データーベースに対してアクセスできる権利を
当該役務依頼物の依頼者、当該役務依頼物の収集運搬を
実施する機能、当該役務依頼物の処理を実施する機能に
加えてシステム管理機能にも与える。
【0076】本実施の形態では、役務依頼物が一回の収
集運搬、処理のルーチンで完結している例を表わした
が、処理によって排出される粉砕物等が特定の役務依頼
物となり第2、第3等、複数の収集運搬、処理が繰り返
される場合、当該収集運搬、処理に従事した収集運搬の
機能、処理の機能にのみに自己の依頼役務の履行状況デ
ータに限ってアクセス可能とする。しかし、役務依頼者
は依頼役務が完了するまで処理状況・結果データベース
をアクセスできる。
【0077】システム管理機能が役務の価格を含む履行
状態の情報を閲覧する権利をシステム管理機能自身にも
与える事により、役務履行の価格、環境負荷などに照ら
して、優れた処理の方法や、それぞれの機能等に効率的
な投資計画、あるいは新しい技術開発のためのニーズの
情報を広く提供できるようになる等の効果がある。
【0078】実施の形態17.以下、本発明の実施の形
態17による排出・廃棄物の処理管理システムについて
説明する。本実施の形態は、システム管理機能が役務依
頼物の種類、特性毎に統計処理を行い、さらにシステム
管理機能が、役務依頼物の種類、特性毎に平均予定単価
データーベースを作成して、特定の役務依頼物のそれぞ
れの機能からの見積集計後に、この平均予定単価データ
ーベースに紹介して、特定の役務依頼物の処理価格が、
不当な価格でないか、あるいは合理性かのチェックを実
施する。
【0079】図17は本実施の形態に係る排出・廃棄物
の処理管理システムの構成図である。尚、図中、図13
と同一符号は同一または相当部分を示す。本実施の形態
に係るシステム管理機能1Nは、収集運搬機能1・・・
m・・・Mが設定した請負い予定単価データQ1,Qm
M、処理の機能K・・・k・・・1が設定した請負い
予定単価SK,Sk,S1を請負い予定単価データベース
に登録した後に、役務依頼物の種類、特性毎に統計処理
を行い、さらにシステム管理機能が、役務依頼物の種
類、特性毎に平均予定単価データーベースを作成する。
【0080】システム管理機能1Nは、収集運搬機能1
・・・m・・・M、処理の機能K・・・k・・・1が出
力された収集運搬計画、見積データD1,Dm,DM
K,E k,E1を見積集計したならば平均予定単価デー
ターベースに登録した役務依頼物の種類、特性毎の平均
予定単価と比較し、提示された見積価格が合理的な処理
の機能および収集運搬機能を選択し、当該機能が提示さ
れた見積価格に基づく処理計画、見積データF1を役務
依頼者1に出力する。
【0081】このように、特定の役務依頼物のそれぞれ
の機能からの収集運搬計画、見積データD1,Dm
M、EK,Ek,E1を見積集計後に、平均予定単価デー
ターベースに紹介して特定の役務依頼物の処理価格の合
理性を確認することにより、不当に高い役務の価格や、
不当に安く不法投棄などの可能性のある見積を事前に排
除できる
【0082】本実施の形態では、役務依頼物が一回の収
集運搬、処理のルーチンで完結している例を表わした
が、処理によって排出される第2、第3等、複数の収集
運搬、処理が特定の役務依頼物に繰り返される場合にも
本実施の形態は適用できる。
【0083】実施の形態18.以下、本発明の実施の形
態18による排出・廃棄物の処理管理システムについて
説明する。図18は、本実施の形態18に係わり現実の
廃棄物あるいは排出物の処理もしくはリサイクルにおけ
る対象システムの一例を表現した模式図、図19は処理
段階に対する処理段階データ、図20は役務依頼物に対
する役務依頼物データの一例である。
【0084】図18において、1a,1b,1c,1
d,1e,1f,1g、1hは処理段階である。これら
の処理段階は、例えば1a,1b,1e,1fは業者
A、業者B、業者E、業者Fによる収集・運搬処理、1
c,1dは業者C、業者Dによる破砕・選別処理、1g
は業者Gによる埋め立て処理、1hは業者Hによる素材
再生処理という様に、廃棄物あるいは排出物の処理もし
くはリサイクルに関わる処理に対応する。
【0085】また、2a,2b,2c,2d,2eは、
場所1a,1b,1c,1d,1e,1f,1g,1h
の間を移動する処理役務依頼物である。この対象システ
ムには、1a〜1hの8つの処理段階が存在し、図18
に示した時刻には、処理段階1には役務依頼物2、処理
段階3には役務依頼物4、処理段階5には役務依頼物
3、処理段階7には役務依頼物1、処理段階8には役務
依頼物5が存在している。
【0086】例えば役務依頼物4は、ある一定時間前に
は処理段階2に存在したものが移動して現在の処理段階
3に存在する。処理段階データとしては、処理段階に対
してその処理段階に存在していた役務依頼物名あるいは
その識別子などがその処理段階に存在していた時区間
(入時刻および出時刻)と共に時系列的に格納され、役
務依頼物データには、その役務依頼物データが存在して
いる処理段階名などがその役務依頼物がその処理段階に
存在していた時区間(入時刻および出時刻)と共に時系
列的に格納されている。この処理段階データおよび役務
依頼物データは、例えば役務依頼物が各処理段階に入っ
た時点でその時刻(入時刻)とともに格納され、また、
出た時点でその時刻(出時刻)とともに再度同じ位置に
格納される。
【0087】このようにデータ管理を行うと、例えば役
務依頼物と処理段階を指定したとき、役務依頼物データ
または処理段階データを検索することにより、その役務
依頼物がその処理段階に存在していた時区間を提示でき
る。また、時刻と役務依頼物が指定されたとき、役務依
頼物データを検索することにより、その役務依頼物がそ
の時刻に存在していた処理段階を提示できる。また、時
刻と処理段階が指定されたとき、処理段階データを検索
することにより、その時刻にその処理段階に存在してい
た役務依頼物を提示できる。
【0088】次に図21を用いて本実施の形態18にお
けるデータ提供方法を具体的に説明する。図21は、本
実施の形態によるデータ提供方法における要求データの
指定条件および提供データの一例である。図18ないし
図20のように処理段階データ、役務依頼物データが格
納されている状態で、処理段階として処理段階3および
役務依頼物として役務依頼物4が指定されたとき、その
処理段階への入時刻および出時刻を提示する。
【0089】また、時区間として開始時刻1997−3
−3;10:30と終了時刻1997−3−3;12:
00および処理段階として処理段階3が指定されたと
き、処理段階3に1997−3−3;10:30から1
997−3−3;12:00までに存在していた役務依
頼物である役務依頼物3と役務依頼物4と各役務依頼物
の処理段階3に存在していた時区間(入時刻および出時
刻)を提供する。
【0090】また、時区間として開始時刻1997−3
−3;9:30と終了時刻1997−3−3−;14:
00および役務依頼物として役務依頼物1が指定された
とき、役務依頼物1が1997−3−3;9:30から
1997−3−3−;14:00までに存在していた処
理段階である処理段階3と処理段階5と役務依頼物1の
各処理段階に存在していた時区間(入時刻および出時
刻)を提供する。
【0091】実施の形態19.以下、本発明の形態19
による排出・廃棄物の処理管理システムについて説明す
る。本実施の形態は、処理段階における処理内容、例え
ば、排出物の種類、数量、処理条件、処理方法、処理結
果などを役務依頼物データおよび処理段階データと関連
付けて格納することを可能にしたものである。
【0092】図22は、本実施の形態19に係わる模式
図である。図22の例では、役務依頼物1が処理段階1
で処理された時の処理内容は、データ名が処理内容1で
ある処理内容データに格納されるとともに、処理段階1
の処理段階データ中の役務依頼物1のデータおよび役務
依頼物1の役務依頼物データ中の処理段階1のデータ
に、それぞれ処理内容データ名として処理内容1を付加
することにより、処理段階データおよび役務依頼物デー
タと関連付けられる。
【0093】次に、図23を用いて実施の形態19にお
けるデータ提供方法をさらに具体的に示す。図23は、
本実施の形態によるデータ提供方法における要求データ
の指定条件および提供データの一例である。実施の形態
18と同様、図18ないし図20のように処理段階デー
タ、役務依頼物データが格納されている状態で、各処理
段階における各役務依頼物の処理内容を、処理内容デー
タとして役務依頼物データおよび処理段階データと関連
付けて格納する。
【0094】この状態で、時区間として開始時刻199
7−3−3;9:30と終了時刻1997−3−3;1
4:00および役務依頼物として役務依頼物1が指定さ
れたとき、役務依頼物1が1997−3−3;9:30
から1997−3−3;14:00までに存在していた
処理段階である処理段階3と処理段階5と役務依頼物1
の各処理段階に存在していた時区間(入時刻および出時
刻)を提供するとともにそれと関連付けられて格納され
た処理内容データも合わせて提示される。
【0095】実施の形態20.本実施の形態は、役務依
頼物が、分岐したり結合したりするモデルについての排
出・廃棄物の処理管理システムについて説明する。
【0096】図24は、1つの役務依頼物から複数の役
務依頼物が生成されたときをあらわす模式図(図24の
(a))と、それに対する処理段階データ構築例(図2
4の(b))である。役務依頼物1から処理段階2にお
いて役務依頼物2、および処理段階3において役務依頼
物3が生成されたとき、生成元の役務依頼物と生成先の
役務依頼物を格納する項目を役務依頼物中に設ける。こ
の場合は、役務依頼物1の生成先として役務依頼物2お
よび役務依頼物3を登録し、役務依頼物2および役務依
頼物3の生成元として役務依頼物1を登録する。
【0097】このように単一の役務依頼物1より2つ役
務依頼物2、3が派生する例として、大型冷蔵庫を分解
処理した際に単純に溶解あるいは焼却できる廃材と、大
気中に漏れては困る冷媒ガス用のロンガスとで役務依頼
物が異なり別々の処理段階を通す必要がある。
【0098】図25は、複数の役務依頼物から一つの役
務依頼物が生成されたときをあらわす模式図(図25の
(a))と、それに対する処理段階データ構築例(図2
5の(b))である。処理段階6において役務依頼物3
と役務依頼物4から役務依頼物5が生成された場合、役
務依頼物3および役務依頼物4の生成先として役務依頼
物5を登録し、役務依頼物5の生成元として役務依頼物
3および役務依頼物4を登録する。
【0099】このように、複数の役務依頼物3,4から
一つの役務依頼物5が生成される例として、処理段階
4、5のそれぞれ出された可燃物を、処理段階6で同一
の焼却所に収集運搬して焼却する。
【0100】次に、図26を用いて実施の形態19にお
けるデータ提供方法をさらに具体的に示す。図26は、
処理段階1ないし処理段階6の5つの処理段階を、役務
依頼物1および役務依頼物5が移動し、役務依頼物1か
らは役務依頼物2と役務依頼物3が、役務依頼物4と役
務依頼物1から生成した役務依頼物3から役務依頼物5
が生成したときの模式図をあらわす。この時の処理段階
データが図24の(a)および図25の(a)のように
構築されているとする。
【0101】この状態で、時区間として開始時刻199
7−3−3;9:00と終了時刻1997−3−3−;
14:00および役務依頼物として役務依頼物3が指定
されたとき、図27に表わされるように、役務依頼物3
および役務依頼物3の生成元および生成先を含む関連役
務依頼物全体について指定の時区間に存在していた処理
段階およびその処理段階に存在していた時区間(入時刻
および出時刻)を提供する。
【0102】以上の各実施の形態に示したように、対象
システムを、複数の役務依頼物が複数の処理段階を時間
とともに移動するというモデルで表現し、現実世界を計
算機上で表現するために、役務依頼物の時系列的な動き
を役務依頼物データ、処理段階の時系列的な動きを処理
段階データとして表現し、処理内容関連付けて管理する
ことにより、対象システムを動的な視点で捉えることが
でき、役務依頼物の移動と各処理段階における処理内容
を、任意のタイミングで提供できる。
【0103】
【発明の効果】この発明に係る請求項1の排出・廃棄物
の処理管理方法は、排出・廃棄物の収集、運搬、処理の
依頼役務履行に関し、依頼役務を履行する履行業者の入
力する役務依頼物の請け負い予定単価を得るステップ
と、得られた請け負い予定単価から、役務依頼物の種類
毎の平均予定単価データを得るステップとを備えてい
る。そのため、不当に高い役務の価格や、不当に安く不
法投棄などの可能性のある見積を事前に排除でき、役務
依頼物の請け負い価格を適正化することができるなどの
効果がある。
【0104】この発明に係る請求項2の排出・廃棄物の
処理管理方法は、平均予定単価データに基づいて役務依
頼物の処理価格を変更するステップをさらに備えてい
る。そのため、役務依頼者が役務をより多く受注したい
ときには、予定単価を随時下げ、役務をあまり多く受注
したくないときには、予定単価を随時上げる事により、
処理業者の受注業務をより効率的に、そして正当な経済
競争によって進める事ができるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1による排出・廃棄物の
処理管理システムの構成図である。
【図2】 本発明の実施の形態2による排出・廃棄物の
処理管理システムの構成図である。
【図3】 本発明の実施の形態3による排出・廃棄物の
処理管理システムを説明する説明図である。
【図4】 本発明の実施の形態4による排出・廃棄物の
処理管理システムの構成図である。
【図5】 本発明の実施の形態5による排出・廃棄物の
処理管理システムの構成図である。
【図6】 本発明の実施の形態6による排出・廃棄物の
処理管理システムを説明する説明図である。
【図7】 本発明の実施の形態7による排出・廃棄物の
処理管理システムの構成図である。
【図8】 本発明の実施の形態8による排出・廃棄物の
処理管理システムの構成図である。
【図9】 本発明の実施の形態9による排出・廃棄物の
処理管理システムの構成図である。
【図10】 本発明の実施の形態10による排出・廃棄
物の処理管理システムの構成図である。
【図11】 本発明の実施の形態11による排出・廃棄
物の処理管理システムの構成図である。
【図12】 本発明の実施の形態12による排出・廃棄
物の処理管理システムの構成図である。
【図13】 本発明の実施の形態13による排出・廃棄
物の処理管理システムの構成図である。
【図14】 本発明の実施の形態14による排出・廃棄
物の処理管理システムの構成図である。
【図15】 本発明の実施の形態15による排出・廃棄
物の処理管理システムを説明する説明図である。
【図16】 本発明の実施の形態16による排出・廃棄
物の処理管理システムの構成図である。
【図17】 本発明の実施の形態17による排出・廃棄
物の処理管理システムの構成図である。
【図18】 本発明の実施の形態18による排出・廃棄
物の処理管理システムを説明する図である。
【図19】 本発明の実施の形態18による排出・廃棄
物の処理管理システムを説明する図である。
【図20】 本発明の実施の形態18による排出・廃棄
物の処理管理システムを説明する図である。
【図21】 本発明の実施の形態18による排出・廃棄
物の処理管理システムを説明する図である。
【図22】 本発明の実施の形態19による排出・廃棄
物の処理管理システムを説明する図である。
【図23】 本発明の実施の形態19による排出・廃棄
物の処理管理システムを説明する図である。
【図24】 本発明の実施の形態20による排出・廃棄
物の処理管理システムを説明する図である。
【図25】 本発明の実施の形態20による排出・廃棄
物の処理管理システムを説明する図である。
【図26】 本発明の実施の形態20による排出・廃棄
物の処理管理システムを説明する図である。
【図27】 本発明の実施の形態20による排出・廃棄
物の処理管理システムを説明する図である。
【図28】 従来のデータ管理および提供方法を説明す
る図である。
【符号の説明】
1A〜1N システム管理機能、D10・・・DN 依
頼者側データ入出部、D10,Dm,DM 収集機能側
データ入出部、DK,Dk,D30 処理の機能側デー
タ入出部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排出・廃棄物の収集、運搬、処理の依頼
    役務履行に関し、依頼役務を履行する履行業者の入力す
    る役務依頼物の請け負い予定単価を得るステップと、得
    られた該請け負い予定単価から、前記役務依頼物の種類
    毎の平均予定単価データを得るステップとを備えたこと
    を特徴とする排出・廃棄物の処理管理方法。
  2. 【請求項2】 前記平均予定単価データに基づいて前記
    役務依頼物の処理価格を変更するステップをさらに備え
    たことを特徴とする請求項1記載の排出・廃棄物の処理
    管理方法。
JP2000339206A 2000-11-07 2000-11-07 排出・廃棄物の処理管理方法 Pending JP2001195512A (ja)

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