JP2000246226A - 産業廃棄物管理システム及びコンピュータで駆動させることができる産業廃棄物管理用プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

産業廃棄物管理システム及びコンピュータで駆動させることができる産業廃棄物管理用プログラムを記録した記録媒体

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JP2000246226A
JP2000246226A JP5057499A JP5057499A JP2000246226A JP 2000246226 A JP2000246226 A JP 2000246226A JP 5057499 A JP5057499 A JP 5057499A JP 5057499 A JP5057499 A JP 5057499A JP 2000246226 A JP2000246226 A JP 2000246226A
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waste
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management
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Ryosuke Kondo
亮介 近藤
Toshiyuki Kito
俊之 鬼頭
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Toda Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】建設現場で発生する産業廃棄物の円滑な処理及
び処分を施工側でも管理できるようにして不法投棄を未
然に防止すると共に不法投棄した場合の追跡調査が容易
に行うことができる産業廃棄物管理システムを提供す
る。 【解決手段】種類別に分別した夫々の産業廃棄物を処理
するための処理計画データを作成し、管理部門におい
て、この処理計画データに基づいて、廃棄物処理部門に
おける過去に行った不法投棄の有無を審査し、この不法
投棄がない場合には処理計画書及びマニフェスト番号を
発行し、廃棄物処理部門は、このマニフェスト番号のつ
いたマニフェストに記載されている事項に基づいて選別
されている産業廃棄物を処分すると共に、処分したこと
を証するマニフェストを廃棄物選別部門に返納し、この
返納されたマニフエストに基づいて処分されているはず
の産業廃棄物の追跡調査及び廃棄物処理部門の管理を行
うようにしたことである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、産業廃棄物管理シ
ステム及びコンピュータで駆動させることができる産業
廃棄物管理用プログラムを記録した記録媒体に関するも
のである。詳しくは種類毎に分別された産業廃棄物の管
理を施工側で行うようにすると共に、不法投棄の追跡調
査及び産業廃棄物に関する危機管理を建設施工側でも行
うことが可能にした産業廃棄物管理システム並びにこの
システムを実際に駆動させる複数のプログラムを記録し
た記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術における建設現場で発生する産
業廃棄物は、部材の種別、例えば、木材、プラスチッ
ク、金属等に分別して、所定量たまった段階で建設廃棄
物マニフェストに基づいて、産業廃棄物処理業者が所定
場所にて処理又は処分するという作業の繰り返しであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術に示すように、産業廃棄物を処理するには、建設現場
から収集運搬業者(処理業者)により搬出され、予め決
まっている処理施設にて処分されるようになっている
が、これらの処理に携わる業者においては、所謂、不法
投棄等が跡を絶たずマニフェストのみの現場での管理で
は限界が生じているという問題がある。
【0004】又、産業廃棄物の処理は、建設現場を中心
にして行う業務であるとの位置付けが一般的であり、実
際の建設の施工側とはかけ離れており、産業廃棄物を減
少させるとか実際に不法投棄がなされても、その追跡調
査が困難であるという問題もある。
【0005】従って、従来からのマニフェストを使用し
て産業廃棄物の処分を明確にすること、並びに排出され
る産業廃棄物の量を減少させることに解決しなければな
らない課題を有している。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る産業廃棄物管理システムは、建設現場
で発生する産業廃棄物の適正処分を管理運営することが
できる施工側に設けた管理部門と、建設現場で発生する
産業廃棄物を特定の種類別に分別することができる作業
所からなる廃棄物選別部門と、該種類別に分別された産
業廃棄物を処理及び処分するための複数の処理業者から
なる廃棄物処理部門とからなり、前記廃棄物選別部門に
おいて、種類別に分別した夫々の産業廃棄物を処理する
ための廃棄物処理計画書を作成し、前記管理部門におい
て、該作成された廃棄物処理計画書に記載されているデ
ータに基づいて、適正な産業廃棄物の処理の有無を審査
し、該審査の証に審査証と共に産業廃棄物を処理するた
めのマニフェストを発行し、前記廃棄物処理部門は、該
マニフェストに記載されている事項に基づいて前記選別
されている産業廃棄物を処分すると共に、処分したこと
を証するマニフェストを前記廃棄物選別部門に返納し、
前記管理部門は、該廃棄物選別部門に返納されたマニフ
エストに基づいて産業廃棄物処理費の請求伝票を発行す
るようにしたことである。
【0007】又、前記特定の種類別に分別する産業廃棄
物は、混合廃棄物、リサイクル物、木屑、金属屑、汚泥
であること;前記管理部門は、前記廃棄物処理計画書及
び返納されたマニフェストに記載されているデータに基
づいて、処分された産業廃棄物の処理ルートの検証を行
うようにしたこと;前記管理部門は、前記廃棄物処理計
画書及び返納されたマニフェストに記載されているデー
タに基づいて、処分する産業廃棄物の廃棄量を建設工程
順に予測し、前記廃棄物選別部門は、該予測を参酌して
前記産業廃棄物を排出するようにしたこと;前記管理部
門は、発行したマニフェストに対して返納されたマニフ
ェストから未返納マニフェストを抽出し、該抽出した未
返納マニフェストによる産業廃棄物が適正に廃棄された
か否かの追跡調査を行うようにすると共に、不法投棄が
発生した場合には、発行したマニフェストのリストを過
去と現在のものに分けて出力できるようにしたこと;前
記マニフェストの発行に基づいて産業廃棄物の種別毎に
対する排出量から処理累積量を算出し、該算出された処
理累積量から得られた予測曲線と比較検討し、該予測曲
線以下で排出するように産業廃棄物の排出量を制御する
ようにすること;前記予測曲線は、用途別に分けた複数
種類の建物に対する建設工事の建物面積が10000m
2で分け、該建設工事が60%完成した時点での混合廃
棄物の排出量から作成するようにしたことである。
【0008】更に、コンピュータで駆動させることがで
きる産業廃棄物管理用プログラムを記録した記録媒体
は、産業廃棄物を処理するために、マニフェストを中心
にして作成する廃棄物処理計画書並びにこれに関連する
種々の事項を処理することができる複数のプログラム
と、該複数のプログラムを記録することができ且つコン
ピュータに装着して該記録してあるプログラムを読み出
して駆動させることができる携帯自在な記録媒体と、か
らなり、前記複数のプログラムは、少なくとも産業廃棄
物処理業者に関するデータベースをアクセスして入力し
たデータとの照合を行うと共に、返納されたマニフェス
トに基づくデータの入力により請求伝票を作成して発行
できるようにしたプログラムと、返納されたマニフェス
トに記載されているデータに基づいて、処分された産業
廃棄物の処理ルートの検証を行うことができるようにし
たプログラムと、前記廃棄物処理計画書並びに返納され
たマニフェストに記載されているデータに基づいて、処
分する産業廃棄物の廃棄量を建設工程順に予測すること
ができるようにしたプログラムと、未返納マニフェスト
を検索し且つ不法投棄が発生した場合の追跡調査が行え
ると共に現在と過去のリストを分けて出力することがで
きるようにしたプログラムと、発行するマニフェストに
記載されているデータに基づいて産業廃棄物の種別毎の
排出量から処理累積量を計算し、この計算された処理累
積量と予測曲線とを比較できるように表示することがで
きるようにしたプログラムと、建設建物の面積を100
00m2で分け、建設工事が60%完成した時点で混合
廃棄物の排出量を表示することができるよにしたプログ
ラムと、から構築されていることである。
【0009】このように、廃棄物処理部門で行う産業廃
棄物の管理を建設現場のみに任せることなく建設施工側
でも管理できるようにしたことにより、産業廃棄物の処
分の管理が一元的に行えると共に不法投棄が発生した場
合でも、その追跡調査を迅速に行うことができるように
なる。又、建設現場において産業廃棄物を発生を抑制す
ることがトータル的にできるようになり、排出される産
業廃棄物の量を減らすことが可能になる。
【0010】又、上述した産業廃棄物管理システムを実
際に処理する複数のプログラムを携帯自在な記録媒体に
記録して適宜コンピュータで駆動することができるよう
にしたことにより、建設現場との場所的な問題や地理的
な不都合が合っても正確且つ確実にマニフェストを中心
にした産業廃棄物の管理を行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る産業廃棄物管
理システムの実施の形態について図面を参照して説明す
る。
【0012】本発明に係る産業廃棄物管理システムを構
築する前提として、図1に示すように、建設を受注し設
計企画運営を行う施工側に設けた管理部門、即ち、セン
トラルセンターとして機能する建設設計企画運営部10
と、建設する種々の建設現場の作業所11〜14、即
ち、廃棄物選別部門と、産業廃棄物を所定の処理ルート
にしたがって運搬処分する廃棄物処理部門15とから構
成されている。この内、建設設計企画運営部10と夫々
の建設現場の作業所11〜14とは個々の連携を持って
維持運営されている。又、建設現場においては、特にリ
サイクル可能な産業廃棄物を含む建設副産物を中心にし
てみると、この産業廃棄物を種類別に分別する作業所1
1〜14と、この分別した産業廃棄物を実際に処理又は
処分するための廃棄物処理部門15とからなる。廃棄物
処理部門15は、実際に産業廃棄物を搬出する施工/協
力業者16〜19と、施工/協力業者16〜19の要請
に基づいて産業廃棄物を搬出運搬する処理業者21〜2
3と、処理業者21〜23により搬出された産業廃棄物
を処理処分する処理施設24〜27とから構成されてい
る。
【0013】このような構成において、例えば東京都に
本拠地がある建設施工主が同じ東京都の地域で建築を請
け負い、この建設現場で発生した産業廃棄物、特に混合
廃棄物が、神奈川県に本拠地がある処理業者が搬出運搬
して、千葉県にある処理施設まで運び処分するという段
取りで行われたとする。この産業廃棄物に関するマニフ
ェストは行政監督のもとで作成され、産業廃棄物の種類
は混合廃棄物、処理ルートは東京都から千葉県、廃棄物
処理業者は神奈川県所属の業者と特定される。
【0014】このように産業廃棄物をセントラルセンタ
ー側で管理する為の産業廃棄物管理システムは、図2に
示すように、三段階から構成されている。第一段階は、
産業廃棄物処理計画書を作成、管理部門であるセントラ
ルセンター側での審査、そして審査によりマニフェスト
を発行して産業廃棄物の処理を行う、所謂、産業廃棄物
適正処理及びデータの蓄積である。
【0015】第二段階は、実際に産業廃棄物を処理し、
そのデータを入力して建設工程順の予測をして、60%
以上工事が進行したならば実績を基にした予測曲線と比
較検討し、対策が必要な場合は作業所に知らせ対策を実
行し実際にゴミの量を管理する、所謂、混合廃棄物減量
化目標管理である。
【0016】第三段階は、工事及びこの工事から排出さ
れる産業廃棄物全体を通しての危機管理、即ち、産業廃
棄物処理業者が不法投棄した時は速やかな対応ができる
ようにすることである。
【0017】以下、上記三段階について、順を追って図
を参照して詳細に説明する
【0018】第一段階の産業廃棄物適正処理要領及びデ
ータの蓄積フローは、図3に示すように、先ず各建設現
場の作業所において、産業廃棄物を出すときには産業廃
棄物処理計画書を作成して企画運営部であるセントラル
センターに提出する(ステップST10)。
【0019】この産業廃棄物処理計画書は、図4に示す
ように、A:混合廃棄物、B:分別リサイクル品搬出計
画、C:単品廃棄物、D:建設発生土の種類毎に分別し
て、夫々の場外搬出量を入力する。又、収集運搬業者、
Cコード、処理処分する施設をも入力する。
【0020】例えば、混合廃棄物であれば場外搬出量が
100.3m3、今回投棄するために必要なマニフェス
トの枚数、施工等を行う協力会社、収集運搬業者、処理
処分する処理施設を入力する。この特定により建設現場
で発生した産業廃棄物を処理処分する処理業者及び処理
施設が一応特定する。
【0021】図3に戻って、この作成された建設副産物
処理計画書は、管理部門(セントラルセンター)に送ら
れ、指定した処理業者が適正処理をしている処理業者で
あるかの審査を、法律で必要とされている産業廃棄物処
理委託契約が適切に交わされているかをチエックするこ
とは勿論のこと、セントラルセンターで持っている情報
(処理業者データベース)を用いてから判断する(ステ
ップST11)。もし、不法投棄等の不適正処理をして
いる処理業者の場合には訂正指示して再度建設現場での
処理業者の選定が行われる(ステップST12)。
【0022】審査の結果、処理業者に問題がなければ産
業廃棄物処理計画書のデータを入力して処理計画書審査
票を作成する(ステップST13、ST14)。処理計
画書審査票は、図5に示すように、審査済みの証として
発行されるものであり、建設現場で作成した産業廃棄物
処理計画書に基づいて作成され、施工/協力会社と、収
集運搬業者と、処理処分施設と、場外搬出量とから構成
されている。又、各建設現場にセンター側からの産業廃
棄物を排出する上でのポイントを記入することで、現場
への情報提供を行うことができるようになっている。こ
のような審査票を作成することにより管理部門において
産業廃棄物を取り扱う処理業者、処理施設等の廃棄処分
状態を管理部門で一括して維持管理する事が可能にな
る。
【0023】この処理計画書審査票は処理計画書を作成
した建設現場の作業所に返送される(ステップST1
5)。管理部門においては、審査済みの処理業者、即
ち、収集運搬業者と処分業者をセットにした処理ルート
への搬出に必要なマニフェストを印字する。このマニフ
ェストは管理部門の社内担当者が一括して販売団体から
購入し、その白紙のマニフェストに必要事項を印字す
る。
【0024】マニフェストは、図6に示すように、建設
を請け負った搬出事業者、工事種別、建設の施工/協力
会社、収集運搬業者、処理施設等を記載するようになっ
ている。このマニフェストは、例えば4枚綴りとなって
おり、図7に示すように、マニフェスト番号によって管
理できるようになっている。その内容は、産業廃棄物を
運搬する具体的な処理業者の名前が記載されている処理
ルート、マニフェストに付与された番号及び枚数からな
る。そして、このマニフェストに印字するためには、処
理ルート、計画データの入力、審査済みデータの入力が
なされない限り、その処理ルートのマニフェスト印字プ
ログラムを作動させることができないようになってい
る。管理部門の社内担当者は、1)どこの現場で、2)
どの処理ルートのものを、3)どの通し番号のマニフェ
ストを、5)何枚、5)いつ交付したかをプログラムに
入力して、現場に交付する(ステップST17)。
【0025】現場においては、幾つかの過程を経て入手
したマニフェストを使い、マニフェストに記載されてい
る事項にしたがった処理ルートで産業廃棄物の排出を行
う(ステップST18)。
【0026】このようにしてマニフェストに基づく産業
廃棄物の排出が行われる中で、現場においては一ヶ月に
一度月末に、産業廃棄物の種類別、処理ルート別に当該
月に搬出した産業廃棄物の量を集計し、産業廃棄物処理
実績報告書を作成し、管理部門の社内担当者に提出する
(ステップST19)。産業廃棄物処理実績報告書は、
図8に示すように、特に混合廃棄物の抑制に焦点がおか
れ、混合廃棄物排出抑制管理状況と、建設廃棄物及び指
定副産物の搬出状況がマニフェストに基づいて作成され
る。ルートセットは、確認メッセージ表示後、画面表示
中の実績報告書データを一旦削除して、計画書の搬出デ
ータから新しくルートをセットする。この時、場外搬出
量は”0”に設定されている。場外搬出量が”0”のま
まになっているデータは、この画面を閉じるときに自動
的に削除される。
【0027】また、現場においては一ヶ月に一度月末
に、運用したマニフェストのA票(排出時の排出事業者
控伝票)とB2票(収集運搬完了報告伝票)とD票(処
分完了報告伝票)の3枚を照合し、それらを合わせて社
内担当者に返納する(ステップST20、ST21)。
返納するタイミングは、当該マニフェストに基づく産業
廃棄物処理費の請求伝票作成時とする。産業廃棄物処理
費の請求伝票は、全て管理部門側の社内担当者が審査す
る。マニフェストと請求書が完全に一致していない請求
伝票は、一旦現場に戻し、是正されることになるため、
100%マニフェストを回収する仕組みにしている(ス
テップST22、ST23)。マニフェストがないと費
用が支払われないため、処理業者は必死になってマニフ
ェストを管理する。現場においても、マニフェストが完
全に管理できていないと支払いを起こすことができない
ので、マニフェストの管理は慎重且つ最善の注意を払っ
てなされる。そのため、マニフェストを請求伝票時に社
内担当者に返納させる仕組みは、非常に効果的である。
【0028】この現場から返送された運用完了後のマニ
フェストについては、図9に示すように、1)いつ、
2)いつ使用された、3)どこの現場で、4)どの処理
ルートマニフェストが、5)何枚返納されたかをプログ
ラムに入力し、5年間保管(法定)する(ステップST
24)。一方、返納されたマニフェストを管理すると共
に未返納マニフェストについても管理するようになって
いる。管理部門は、発行したマニフェストに対して返納
されたマニフェストから未返納マニフェストを抽出す
る。この抽出した未返納マニフェストによる産業廃棄物
が適正に廃棄されたか否かの追跡調査を行うようにする
と共に、不法投棄が発生した場合には、発行したマニフ
ェストのリストを過去と現在のものに分けて出力する。
【0029】このようにマニフェストの管理をすると共
に、上述した実績報告書が現場からくると、社内担当者
は実績報告書のデータをプログラムに入力する(ステッ
プST25)。入力の際、現場名を入力した後に「ルー
トセット」釦を押すと、当該現場において審査済みの処
理ルートが画面に表示される(ステップST26)。上
記の流れが確実に踏まれている、即ち、審査済み処理ル
ートと実績報告書での処理ルートが一致しているとする
と、実績報告書に記載されている処理ルートは、「ルー
トセット」釦を押したときに全て画面に表示されるよう
になっている(ステップST27)。もし、全て画面に
表示されない場合には、その流れが踏まれていない限
り、現場は排出に必要なマニフェストの交付を受けてい
ないといえる(ステップST28)。尚、ルートがセッ
トされていない実績データが万一上がってきた場合は、
そこには何らかの不適合があるはずなので、社内担当者
は調査をして適切な処置を構ずる。
【0030】次に、第二段階の混合廃棄物減量化目標管
理の手法及びこの手法を駆動させるためのプログラムに
ついて説明する。先ず、過去3年間の建設会社における
支店の新築、増築工事を対象とした完成工事の混合廃棄
物の排出実績を基に、工事規模別建物用途別に14種類
の混合廃棄物排出標準カーブ(経過率ー発生率プロッ
ト)を作成する。
【0031】目標管理の対象となる混合廃棄物は、新
築、増築工事における通常の工程から発生する混合廃棄
物が対象となっている。地中障害として排出されるもの
や、解体工事の廃材として排出されるものは、目標管理
の対象から除外する。現場の努力等で発生を抑制するこ
とができないからである。
【0032】数値による目標管理は、その数値に公平性
がないと、現場の意識を高揚させることができない。こ
の点を考慮して目標管理をしている。
【0033】産業廃棄物処理計画書に計画データ、実績
データを入力する際、図4に示すように、目標管理の対
象となる混合廃棄物には、Cコードを”5”と入力して
区別する。解体系は”9”、改修系は”3”、地中障害
などの特殊なものは”0”とすることで、管理対象外と
すると同時に別々のものとして取り扱い管理している。
【0034】産業廃棄物の減量化の中でも、特に混合廃
棄物だけを目標管理の対象としている理由は、ゴミは一
度混ぜてしまうと、分別することが難しく、リサイクル
しにくくなってしまうからである。排出段階で分別する
ことは、リサイクルを推進させたり、焼却量、最終処分
量を減らすのに非常に効果的なことであるので、混合廃
棄物を減らすことを目標に掲げるには有益なことであ
る。
【0035】混合廃棄物管理グラフ生成機能を実行する
と、図10に示すように、その時点で最新の全管理対象
現場の「混合廃棄物管理グラフ」が自動作成表示され
る。先ず、各現場の延床面積、建物用途から、どの標準
カーブを適用したらよいか、プログラムが判断する。図
11に示すように、抽出された各現場の「排出目標標準
カーブ」が作成され、それに対して実績がプロット(黒
点)されていく。
【0036】経過率が60%を超えた現場については、
排出実績カーブの延長線上に「最終予測排出量」からな
る予測曲線を作成する。最終予測排出量は、〔現時点で
の排出実績〕/〔現時点で標準カーブ上の目標値〕×
〔最終目標値〕という計算式で求める。ここで、経過率
があまりにも小さいときは、上記計算式中の分母があま
りにも小さいので、このような状態で最終予測量を求め
ても意味のある予測量は算出できないので求めないこと
とした。
【0037】目標標準カーブを実績が大きく超えてはず
れてしまった現場に対しては、施工側の社内担当者が各
現場に発生抑制の指導を行い、目標カーブに近づけてい
くように改善する。
【0038】各現場の管理者(工事施工部門の上長)に
対して、その管理対象現場全部の「混合廃棄物排出実績
一覧表」を配布して現場管理の資料として活用させる。
このようにして、管理部門側の社内担当者が作業所(現
場)に対して情報のフイードバックを行う。規模は10
000m2未満かそれ以上に分ける(図10参照)。用
途は、事務所系、住宅系、店舗系、病院系、学校系、倉
庫系、その他に分類され、これらのデータの信頼度は直
近3年間のデータにより一度修正しながら検討するよう
になっている。
【0039】次に第三段階の危機管理について説明す
る。そもそも計画書を出さないで廃棄処理しないように
するため、図12に示すように、月1回程度計画書の提
出状況を廃棄物の状況と一緒にチエックする。例えば、
ee総合区民施設(工事コード;1531042)の場
合は、「汚泥」が計画書においては23,865.5m
3であるのに対して実績量は15,093.2m3であ
る。従って当初の計画よりは少なく且つ許容範囲である
と認定できるから判定は”○”となる。tt病院増(工
事コード;1531425)の場合の”残土”は計画書
では残土はなかったにも拘わらず実績量が1,805.
1m3となっており、計画にない残土の発生があったこ
とを示しており、”☆”のマークになり、早急に対処す
る必要がある。”×”の場合は、計画もしなければ、実
際に排出されていないことを表し、これは、何ら変化が
ないことであり、工事の進捗状態に何らかの異常がある
ものと判断できるため、現場の早急に改善を求めるよう
にする。
【0040】不法投棄事件の多くは、産業廃棄物処理業
者が起こすことが多い。しかし、産業廃棄物処理業者は
零細企業が多いため、不法投棄物の撤去命令を出したと
ころで、現実的にはできないケースが殆どである。従っ
て、そのような場合は、排出事業者(施工側)が負担を
負うことになる。
【0041】不法投棄等の報道があった場合、当該不法
投棄物の中に、施工側の現場から発生した産業廃棄物が
あるかどうかをスピーデイに調査できると、対処に向け
ての初期動作へと素早く移ることができる。即ち、図3
に示すように、不法投棄があった場合には、発行したマ
ニフェストのリストを過去と現在のものに分けて出力す
る。そして、管理部門はこのリストを参照して現作業所
の調査を行う(ステップST30、ST31)。調査の
結果、指定処理業者を特定しブラックリストの作成、及
び他作業所経連絡して以後の取り引きを中止させるよう
にする(ステップST32、ST33)。
【0042】このような処置をするためのプログラム
は、返納されたマニフェスト及び実績報告書に基づいて
入力されている全現場の全排出実績データ及び全排出計
画のデータを利用して行う。このデータを使用して問題
となる業者名で検索すると、1)いつ、2)どこの現場
で、3)何を、4)何m3、この業者に委託したかがす
ぐに呼び起こすことができる。各施設毎の実績を表示す
ると、図13に示すように、各施設の工事を行った順に
出力表示することができる。例えば、工事名「住都koko
第二団地」であれば、作業所長名(oooo uuuu)、工事
長名(nnnn kkkk)、廃棄物種類名(建設汚泥)、実際
に搬出した量(実績搬出量;285.3)、協力会社
(aaa機工)、収集運搬業者名(kkk開発)、処分処
理名(kkk開発)、実績開始日(95/02/01)が
一覧となって表示することができる。
【0043】運悪く、そのような業者への委託実績があ
った場合、その事実を踏まえ、当該搬出におけるマニフ
ェストの使用実績や委託契約書などの関係書類を整え、
正直に公の機関にそれを伝えることで、その後の対応が
スムーズにゆく。呼出し命令がくる前に出頭するのと、
「物」が出てから出頭するのではその後の流れが大きく
違ってくる。不法投棄物を徹底的に調査され、それから
施工側の現場が割り出されたりすると最悪な状態とな
り、現在使用中の現場には産業廃棄物の排出を中止する
命令が発生することになる。
【0044】このような集計した一覧表は、上述したも
のに限定されることなく、公の機関に提出するデータ等
のデータ集計、帳票の自動作成を行うことができるよう
になっている
【0045】例えば、図14は、廃棄物種類別、収集運
搬、処理施設別に集計したもので、廃棄物の種類に分別
してその収集運搬業者、処理処分施設、委託量が一覧と
なって表示することができる。
【0046】図15においては、産業廃棄物の種類別に
して発生県、処理県別に集計して一覧表示したものであ
る。この一覧表をみれば、産業廃棄物を多く発生させる
県の特定が容易で、又、処理する施設能力のある県hあ
どこという具体的な情報を得ることが容易にできるよう
になる。
【0047】図16においては、建築系混合廃棄物にお
ける用途別、構造別、規模別にした一覧表示である。こ
の一覧表によれば、事務所、集合住宅等における原単位
毎の自動帳票の作成が可能になる。
【0048】このようにして、返納されたマニフェスト
及び実績報告書のデータを利用することにより、自動的
な帳票の作成、毎年、自治体に対して提出する排出事業
者報告書等の作成が容易になる。又、産業廃棄物に関す
る基本的な正確なデータが蓄積されていれば、その都度
編集することにより、所望の帳票の作成が行うことが極
めて容易に行うことができる。
【0049】次に、コンピュータで駆動させることがで
きる産業廃棄物管理用プログラムを記録した記録媒体に
ついて説明する。上記説明した産業廃棄物管理システム
は、管理部門を中心にして駆動するが、その駆動させる
ための道具は産業廃棄物を処理するために、マニフェス
トを中心にして作成する廃棄物処理計画書並びにこれに
関連する種々の事項を処理することができる複数のプロ
グラムによって管理運営されている。そして、この複数
のプログラムは、携帯自在な記録媒体、例えば、CD
(Conpact Disc)に記録されている。一
方、このCDに記録されているプログラムは、不特定の
コンピュータ、即ち、汎用性のあるパソコンに装着して
読み出して駆動させることができるようになっている。
尚、記録媒体は、CDに限定されることなく持ち運びで
きる媒体、即ち、携帯自在な記録媒体であればよく、例
えば、光デイスク、磁気テープ、ICカード、CDーR
OM等の記録媒体でもよいことは勿論のことである。
【0050】この複数のプログラムは、少なくとも産業
廃棄物処理業者に関するデータベースをアクセスして入
力したデータとの照合を行うと共に、返納されたマニフ
ェストに基づくデータの入力により請求伝票を作成して
発行するようにしたプログラムと、返納されたマニフェ
ストに記載されているデータに基づいて、処分された産
業廃棄物の処理ルートの検証が行えるようにしたプログ
ラムと、廃棄物処理計画書並びに返納されたマニフェス
トに記載されているデータに基づいて、処分する産業廃
棄物の廃棄量を建設工程順に予測することができるよう
にしたプログラムと、未返納マニフェストを検索し且つ
不法投棄が発生した場合の追跡調査が行えると共に現在
と過去のリストを分けて出力することができるようにし
たプログラムと、発行するマニフェストに記載されてい
るデータに基づいて産業廃棄物の種別毎の排出量から処
理累積量を計算し、この計算された処理累積量と予測曲
線とを比較できるように表示することができるようにし
たプログラムと、建設建物の面積を10000m2で分
け、建設工事が60%完成した時点で混合廃棄物の排出
量を表示することができるよにしたプログラムと、から
構築されている。
【0051】このような複数のプログラムを記録した記
録媒体は、市場に流通している汎用性のあるO/S、例
えば、WINDOWS95等によってアクセスすること
ができるようになっている。従って、特定された場所で
の管理運営に限定されることなく、所謂パソコンがあれ
ば場所的を制約を受けないで且つコンピュータの機種の
制約も受けないで管理運営することができるのである。
これは長期又は短期の工事現場に合わした場所におい
て、工事の大小に関わらず正確且つ合理的な管理運営す
ることが可能となり、極めて使い勝手のよいシステムを
構築することができるのである。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る産業
廃棄物管理システムは、建設現場の作業所の廃棄物選別
部門において、種類別に分別した夫々の産業廃棄物を処
理するための処理計画データを作成し、管理部門におい
て、この処理計画データに基づいて、処理業者等からな
る廃棄物処理部門における過去に行った不法投棄の有無
を審査し、この不法投棄がない場合には処理計画書及び
マニフェスト番号を発行し、処理業者等は、マニフェス
ト番号のついたマニフェストに記載されている事項に基
づいて選別されている産業廃棄物を処分すると共に、処
分したことを証するマニフェストを作業所に返納し、こ
の返納されたマニフエストに基づいて処分されているは
ずの産業廃棄物の追跡調査及び廃棄物処理部門の管理を
行うようにしたことにより、産業廃棄物の適正な処分を
促すことができると共に不法投棄が発生した場合でも、
その追跡調査を容易に行うことができるという効果あ
る。
【0053】又、返納されたマニフェストに基づいて、
廃棄処理した累積量を算出し予測曲線と比較検討できる
ようにしたことにより、産業廃棄物の廃棄量がオーバー
するという状態を未然に回避した管理が可能になり、建
設工程順における産業廃棄物の廃棄量を円滑に制御する
ことができるという効果がある。
【0054】更に、産業廃棄物管理システムを実現させ
る複数のプログラムを記録媒体に収容したことによっ
て、工事現場の地理的環境や場所的な制約があってもこ
のシステムを駆動させることができるようになり、工事
の長期化、大小に関わらず正確且つ確実にマニフェスト
に基づいた産業廃棄物の管理を行うことができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る建設副産物管理システムを構築
する複数の建設現場と管理部門との関係を示したブロッ
ク図である。
【図2】同建設副産物管理システムの構成を示した説明
図である。
【図3】同産業廃棄物適正処理フローのブロック図であ
る。
【図4】同産業廃棄物処理計画書の作成例である。
【図5】同処理計画書審査票の作成例である。
【図6】同マニフエストの作成例を示した説明図であ
る。
【図7】同マニフエストの番号管理に関する作成例であ
る。
【図8】同産業廃棄物処理実績報告書の作成例である。
【図9】同マニフェスト管理状況の一覧表である。
【図10】同産業廃棄物を排出するための進捗率をグラ
フに示したものである。
【図11】同産業廃棄物の進捗率の予測排出量をグラフ
に表したものである。
【図12】同産業廃棄物処理計画書の提出状況を示した
一覧表である。
【図13】同施設稼動実績を示した一覧表である。
【図14】同産業廃棄物種類別、集運搬、処理施設別の
集計表を一覧表示したものである。
【図15】同発生県、処理県別の産業廃棄物を集計した
一覧表である。
【図16】同建築系混合廃棄物の用途別、構造別、規模
別現単位を表した一覧表である。
【符号の説明】
10;建設設計企画運営部(管理部門)、11;作業所
(廃棄物選別部門)、12;作業所、13;作業所、1
4;作業所、15;廃棄物処理部門、16;施工協力業
者、17;施工/協力業者、18;施工/協力業者、1
9;施工/協力業者、20;処理業者、21;処理業
者、22;処理業者、23;処理業者、24;処理施
設、25;処理施設、26;処理施設、27;処理施設
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E025 CA01 EA10 EB10 4D004 AA02 AA12 AA31 AA43 AA46 DA16 DA17 5B049 AA05 BB05 CC11 DD05 EE02 EE05 EE12 FF02 FF03 FF04 GG04 GG07

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建設現場で発生する産業廃棄物の適正処分
    を管理運営することができる施工側に設けた管理部門
    と、建設現場で発生する産業廃棄物を特定の種類別に分
    別することができる作業所からなる廃棄物選別部門と、
    該種類別に分別された産業廃棄物を処理及び処分するた
    めの複数の処理業者からなる廃棄物処理部門とからな
    り、前記廃棄物選別部門において、種類別に分別した夫
    々の産業廃棄物を処理するための廃棄物処理計画書を作
    成し、前記管理部門において、該作成された廃棄物処理
    計画書に記載されているデータに基づいて、適正な産業
    廃棄物の処理の有無を審査し、該審査の証に審査証と共
    に産業廃棄物を処理するためのマニフェストを発行し、
    前記廃棄物処理部門は、該マニフェストに記載されてい
    る事項に基づいて前記選別されている産業廃棄物を処分
    すると共に、処分したことを証するマニフェストを前記
    廃棄物選別部門に返納し、前記管理部門は、該廃棄物選
    別部門に返納されたマニフエストに基づいて産業廃棄物
    処理費の請求伝票を発行するようにしたことを特徴とす
    る産業廃棄物管理システム。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記特定の種類別に分
    別する産業廃棄物は、混合廃棄物、リサイクル物、木
    屑、金属屑、汚泥であることを特徴とする産業廃棄物管
    理システム。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記管理部門は、前記
    廃棄物処理計画書及び返納されたマニフェストに記載さ
    れているデータに基づいて、処分された産業廃棄物の処
    理ルートの検証を行うようにしたことを特徴とする産業
    廃棄物管理システム。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記管理部門は、前記
    廃棄物処理計画書及び返納されたマニフェストに記載さ
    れているデータに基づいて、処分する産業廃棄物の廃棄
    量を建設工程順に予測し、前記廃棄物選別部門は、該予
    測を参酌して前記産業廃棄物を排出するようにしたこと
    を特徴とする産業廃棄物管理システム。
  5. 【請求項5】請求項1において、前記管理部門は、発行
    したマニフェストに対して返納されたマニフェストから
    未返納マニフェストを抽出し、該抽出した未返納マニフ
    ェストによる産業廃棄物が適正に廃棄されたか否かの追
    跡調査を行うようにすると共に、不法投棄が発生した場
    合には、発行したマニフェストのリストを過去と現在の
    ものに分けて出力できるようにしたことを特徴とする産
    業廃棄物管理システム。
  6. 【請求項6】請求項1において、前記マニフェストの発
    行に基づいて産業廃棄物の種別毎に対する排出量から処
    理累積量を算出し、該算出された処理累積量から得られ
    た予測曲線と比較検討し、該予測曲線以下で排出するよ
    うに産業廃棄物の排出量を制御するようにすることを特
    徴とする産業廃棄物管理システム。
  7. 【請求項7】請求項6において、前記予測曲線は、用途
    別に分けた複数種類の建物に対する建設工事の建物面積
    が10000m2で分け、該建設工事が60%完成した
    時点での混合廃棄物の排出量から作成するようにしたこ
    とを特徴とする産業廃棄物管理システム。
  8. 【請求項8】産業廃棄物を処理するために、マニフェス
    トを中心にして作成する廃棄物処理計画書並びにこれに
    関連する種々の事項を処理することができる複数のプロ
    グラムと、該複数のプログラムを記録することができ且
    つコンピュータに装着して該記録してあるプログラムを
    読み出して駆動させることができる携帯自在な記録媒体
    と、からなり、前記複数のプログラムは、少なくとも産
    業廃棄物処理業者に関するデータベースをアクセスして
    入力したデータとの照合を行うと共に、返納されたマニ
    フェストに基づくデータの入力により請求伝票を作成し
    て発行できるようにしたプログラムと、返納されたマニ
    フェストに記載されているデータに基づいて、処分され
    た産業廃棄物の処理ルートの検証を行うことができるよ
    うにしたプログラムと、前記廃棄物処理計画書並びに返
    納されたマニフェストに記載されているデータに基づい
    て、処分する産業廃棄物の廃棄量を建設工程順に予測す
    ることができるようにしたプログラムと、未返納マニフ
    ェストを検索し且つ不法投棄が発生した場合の追跡調査
    が行えると共に現在と過去のリストを分けて出力するこ
    とができるようにしたプログラムと、発行するマニフェ
    ストに記載されているデータに基づいて産業廃棄物の種
    別毎の排出量から処理累積量を計算し、この計算された
    処理累積量と予測曲線とを比較できるように表示するこ
    とができるようにしたプログラムと、建設建物の面積を
    10000m2で分け、建設工事が60%完成した時点
    で混合廃棄物の排出量を表示することができるよにした
    プログラムと、から構築されていることを特徴とするコ
    ンピュータで駆動させることができる産業廃棄物管理用
    プログラムを記録した記録媒体。
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