JP2002163419A - 産業廃棄物処理データ登録システムおよび産業廃棄物処理データ登録方法 - Google Patents

産業廃棄物処理データ登録システムおよび産業廃棄物処理データ登録方法

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JP2002163419A
JP2002163419A JP2000356634A JP2000356634A JP2002163419A JP 2002163419 A JP2002163419 A JP 2002163419A JP 2000356634 A JP2000356634 A JP 2000356634A JP 2000356634 A JP2000356634 A JP 2000356634A JP 2002163419 A JP2002163419 A JP 2002163419A
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industrial waste
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waste processing
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JP2000356634A
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Natsumine Horiba
夏峰 堀場
Keiichi Miyazaki
啓一 宮崎
Yasuhiko Sato
靖彦 佐藤
Shinji Kiyota
伸治 清田
Tetsuji Yamaguchi
哲司 山口
Koichi Iwanami
光一 岩波
Masatoshi Handa
雅俊 半田
Makoto Taneda
誠 種田
Ryosuke Kondo
亮介 近藤
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Nishimatsu Construction Co Ltd
Toda Corp
Original Assignee
Nishimatsu Construction Co Ltd
Toda Corp
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    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/64Paper recycling

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  • Refuse Collection And Transfer (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 産業廃棄物処理データを即座にデータベース
に反映できる産業廃棄物処理データ登録システムおよび
産業廃棄物処理データ登録方法を提供する。 【解決手段】 産業廃棄物処理データ登録システム1
は、サーバ装置2と、サーバ装置2に通信回線網4によ
り接続されるモバイル端末3を備えている。サーバ装置
2は、マニフェスト番号を含む産業廃棄物処理データを
記憶するマニフェストデータベース231と、マニフェ
スト番号をデータとしてモバイル端末3に送信する伝送
制御部24を備えている。モバイル端末3は、送信され
たマニフェスト番号に対応する新規の産業廃棄物処理デ
ータを入力する入力装置34と、新規の産業廃棄物処理
データをサーバ装置2に送信する伝送制御部35を備え
ている。サーバ装置2は、送信された新規の産業廃棄物
処理データをマニフェストデータベース231に登録す
る産業廃棄物処理データ登録手段(CPU21)を備え
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、産業廃棄物処理に
関するデータを登録する産業廃棄物処理データ登録シス
テムおよび産業廃棄物処理データ登録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、産業廃棄物処理においては、排出
事業所(会社、工場など)から排出される産業廃棄物
が、収集運搬業者を経て、処理業者により処理処分され
るまでの流れを、マニフェスト(産業廃棄物管理票)に
より確認、記録、保管するマニフェスト制度が採用され
ている。そして、これまでに、排出事業者、収集運搬業
者、処理業者間で、産業廃棄物処理に関する情報を互い
に交換できるデータ管理システムが提案されている。
【0003】例えば、特開平11−282785号公報
に記載の産業廃棄物マニフェストデータ管理システム
は、産業廃棄物が収集運搬および処理される際の役務履
行データと該役務履行データを管理するシステム管理プ
ログラムとを有するサーバコンピュータと、このサーバ
コンピュータにネットワークで接続され、排出事業者、
収集運搬業者および処理業者が、役務履行データを入出
力および閲覧するクライアントコンピュータと、を備え
ている。この構成により、排出事業者、収集運搬業者お
よび処理業者が、役務の進捗状況を確認することができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
データ管理システムにおいては、収集運搬業者が産業廃
棄物回収作業をいくつか行った後、それぞれの回収作業
におけるマニフェスト帳票を元に、後でまとめて事務所
などでデータ登録処理をしていたため、産業廃棄物処理
に係るデータをデータベースへアップロードするのに時
間がかかってしまう、という問題が生じていた。
【0005】本発明の課題は、産業廃棄物処理に関する
データを即座にデータベースに反映させることができる
産業廃棄物処理データ登録システムおよび産業廃棄物処
理データ登録方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、産業廃棄物処理データを登
録する産業廃棄物処理データ登録システム(1)であっ
て、サーバ装置(2)と、このサーバ装置に通信回線網
(4)により接続される移動体通信端末装置(モバイル
端末3)と、を備え、前記サーバ装置は、マニフェスト
番号を含む産業廃棄物処理データを記憶する産業廃棄物
処理データベース(マニフェストデータベース231)
と、前記マニフェスト番号をデータとして前記移動体通
信端末装置に前記通信回線網を介して送信する第1の伝
送制御手段(伝送制御部24)と、を備え、前記移動体
通信端末装置は、前記第1の伝送制御手段により送信さ
れた前記マニフェスト番号に対応する新規の産業廃棄物
処理データを入力する入力手段(入力装置34)と、こ
の入力手段によって入力された前記新規の産業廃棄物処
理データを前記サーバ装置に前記通信回線網を介して送
信する第2の伝送制御手段(伝送制御部35)と、を備
え、さらに、前記サーバ装置は、前記第2の伝送制御手
段によって送信された前記新規の産業廃棄物処理データ
を、前記産業廃棄物処理データベースに登録する産業廃
棄物処理データ登録手段(例えば、CPU21)を備え
ていることを特徴とする。
【0007】ここで、移動体通信端末装置としては、例
えば、携帯電話、PHS(PersonalHandyphone Syste
m)、ハンドヘルドコンピュータ、PDA(Personal D
egital Assistant)、ノートパソコンなどが挙げられ
る。また、移動体通信端末装置には、株式会社エヌ・テ
ィ・ティ・ドコモ(NTT ドコモ)のサービスであるi
モードに対応可能な携帯端末などが挙げられる。なお、
上述の例に限らず、例えば、従来より周知の移動端末を
移動体通信端末装置に適用するものとしても良い。
【0008】また、産業廃棄物処理データとしては、例
えば、排出事業者名、収集運搬業者名、中間処理・最終
処分業者名や、これらの住所・電話番号、後述する産業
廃棄物の種類・数量、マニフェスト帳票の交付日など
の、産業廃棄物処理のマニフェスト制度において用いら
れるマニフェスト帳票に記載される事項や、その他産業
廃棄物処理に係る事項に関するデータが挙げられる。ま
た、マニフェスト番号とは、産業廃棄物処理において、
排出事業者によって交付されるマニフェスト帳票それぞ
れに固有の番号のことである。
【0009】また、入力手段による新規の産業廃棄物処
理データの入力は、具体的には、例えば、プルダウンメ
ニューの中から、入力すべきデータとなる項目をポイン
ティングデバイスにより選択したり、入力すべきデータ
となる数字や文字をキーボードにより入力したりするこ
とにより行われる。なお、これらの例に限らず、従来よ
り周知の入力手段により新規の産業廃棄物処理データが
入力されるものとしても良い。
【0010】請求項1記載の発明によれば、移動体通信
端末装置が入力手段と第2の伝送制御手段とを備えてい
るので、新規の産業廃棄物処理データを登録する登録者
(例えば、産業廃棄物を回収する収集運搬業者や、排出
事業者・処理業者の現場職員など)が、マニフェスト帳
票への書き込みをするとともに、移動体通信端末装置を
用いて、新規の産業廃棄物処理データをサーバ装置へ送
信できる。そして、送信された新規の産業廃棄物処理デ
ータが、サーバ装置に備えられた産業廃棄物処理データ
登録手段により産業廃棄物処理データベースに登録され
るので、後でまとめてデータ登録処理をしていた従来に
比べ、産業廃棄物処理に関するデータを即座に産業廃棄
物処理データベースに反映させることができる。
【0011】また、サーバ装置は第1の伝送制御手段を
備えているので、産業廃棄物処理データベースに記憶さ
れるマニフェスト番号が、データとして移動体通信端末
装置に送信される。したがって、送信されたマニフェス
ト番号に対応するよう、移動体通信端末装置の入力手段
により新規の産業廃棄物処理データを入力できるので、
入力された新規の産業廃棄物処理データを、マニフェス
ト番号と対応づけて産業廃棄物処理データベースに登録
させることができる。
【0012】近年では、マニフェスト帳票を用いない電
子マニフェスト制度の採用も行われているが、実際に
は、マニフェスト帳票を用いる紙マニフェスト制度が主
に採用されている。なぜなら、産業廃棄物が搬送された
証明として、紙であるマニフェスト帳票を用いる方がよ
り適しているためである。請求項1記載の発明は、産業
廃棄物処理データがマニフェスト番号と対応づけて登録
されるので、上述のような紙マニフェスト制度に適用で
き、新規の産業廃棄物処理データを体系的に管理するこ
とができる。
【0013】なお、二つ以上の装置を組み合わせて移動
体通信端末装置が構成されるものとしてもよく、例え
ば、移動体通信端末装置が、入力手段を備えた装置(例
えば、IBM社製のCrossPadなどのノートパッドや、ス
キャナなど)と、伝送制御手段を備えた装置(携帯電話
やPHSなど)とを備えて構成されるものとしてもよ
い。
【0014】また、上述した産業廃棄物処理データ登録
システムの、より具体的なイメージとしては、例えば、
産業廃棄物を回収する収集運搬業者や、排出事業者・処
理業者の現場職員が、マニフェスト帳票に記載される事
項(マニフェストデータ)を、携帯電話からデータベー
スへ登録する、といった構成が挙げられる。ただし、例
えば、登録者や、登録される新規の産業廃棄物処理デー
タ、移動体通信端末装置等の特定事項などは、特許請求
の範囲内で適宜変更可能であるのは勿論である。
【0015】請求項2記載の発明は、請求項1記載の産
業廃棄物処理データ登録システム(1)において、サー
バ装置(2)に備えられた第1の伝送制御手段(24)
は、産業廃棄物の排出場所となる現場名に対応づけられ
たマニフェスト番号を、移動体通信端末装置(3)に通
信回線網(4)を介して送信し、前記移動体通信端末装
置は、表示装置(36)の表示画面に、前記第1の伝送
制御手段によって送信された前記現場名に対応づけられ
たマニフェスト番号を表示する表示制御手段(例えば、
CPU31)を備えていることを特徴とする。
【0016】請求項2記載の発明によれば、移動体通信
端末装置に備えられた表示制御手段により、表示装置の
表示画面に現場名および現場名に対応づけられたマニフ
ェスト番号が表示されるので、新規の産業廃棄物処理デ
ータを登録する登録者(例えば、収集運搬業者や、排出
事業者・処理業者の現場職員など)が、表示装置の表示
画面の表示によって、現場名に対応するマニフェスト番
号を確認することができる。
【0017】請求項3記載の発明は、産業廃棄物処理デ
ータを登録する産業廃棄物処理データ登録システム
(1)であって、サーバ装置(2)と、このサーバ装置
に通信回線網(4)により接続される移動体通信端末装
置(3)と、を備え、前記移動体通信端末装置は、マニ
フェスト帳票への書き込みを、新規の産業廃棄物処理デ
ータとして認識する書き込み認識手段(入力装置34な
ど)と、この書き込み認識手段によって認識された前記
新規の産業廃棄物処理データを前記サーバ装置に前記通
信回線網を介して送信する伝送制御手段(伝送制御部3
5)と、を備え、前記サーバ装置は、前記産業廃棄物処
理データを記憶する産業廃棄物処理データベース(23
1)と、前記伝送制御手段によって送信された前記新規
の産業廃棄物処理データを、前記産業廃棄物処理データ
ベースに登録する産業廃棄物処理データ登録手段(2
1)と、を備えていることを特徴とする。
【0018】ここで、書き込み認識手段としては、例え
ば、具体的には、IBM社製のCrossPadなどのノートパ
ッドや、スキャナおよびOCR(Optical character
reader)ソフトなどが挙げられる。
【0019】請求項3記載の発明によれば、移動体通信
端末装置が書き込み認識手段と伝送制御手段とを備えて
いるので、新規の産業廃棄物処理データを登録する登録
者(例えば、収集運搬業者や、排出事業者・処理業者の
現場職員など)が、マニフェスト帳票への書き込みをす
るとともに、移動体通信端末装置を用いて、新規の産業
廃棄物処理データをサーバ装置へ送信できる。そして、
送信された新規の産業廃棄物処理データが、サーバ装置
に備えられた産業廃棄物処理データ登録手段により産業
廃棄物処理データベースに登録されるので、後でまとめ
てデータ登録処理をしていた従来に比べ、産業廃棄物処
理に関するデータを即座に産業廃棄物処理データベース
に反映させることができる。
【0020】また、移動体通信端末装置が書き込み認識
手段を備えているので、マニフェスト帳票への書き込み
そのものから新規の産業廃棄物処理データを取得でき
る。したがって、例えば、キーボードやマウスなどの入
力装置を用いて、マニフェスト帳票を元に新規の産業廃
棄物処理データを入力する場合に比べて、データ入力時
の手違いをより防止できる。
【0021】請求項4記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれかに記載の産業廃棄物処理データ登録システム
(1)において、新規の産業廃棄物処理データは、産業
廃棄物の種類と、前記産業廃棄物の数量と、を含むこと
を特徴とする。
【0022】ここで、産業廃棄物の種類とは、例えば、
コンクリートがら、金属くず、廃油などの廃棄物の品目
を意味する。また、産業廃棄物の数量とは、例えば、産
業廃棄物の重量や体積などを表す数値およびその単位
(産業廃棄物の分量)などを意味する。
【0023】請求項4記載の発明によれば、新規の産業
廃棄物処理データが、産業廃棄物の種類および数量を含
むので、移動体通信端末装置を用いて、サーバ装置に備
えられた産業廃棄物処理データベースに、産業廃棄物の
種類および数量の情報を即座に登録することができる。
【0024】請求項5記載の発明は、産業廃棄物処理デ
ータを登録する産業廃棄物処理データ登録方法であっ
て、サーバ装置側で、産業廃棄物処理データベースに記
憶されるマニフェスト番号をデータとして移動体通信端
末装置に通信回線網を介して送信するステップと、前記
移動体通信端末装置側で、送信された前記マニフェスト
番号に対応する新規の産業廃棄物処理データを入力する
ステップと、入力された前記新規の産業廃棄物処理デー
タを前記サーバ装置に前記通信回線網を介して送信する
ステップと、前記サーバ装置側で、送信された前記新規
の産業廃棄物処理データを、前記産業廃棄物処理データ
ベースに登録するステップと、を含むことを特徴とす
る。請求項5記載の発明によれば、請求項1記載の発明
と同様の効果が得られる。
【0025】請求項6記載の発明は、産業廃棄物処理デ
ータを登録する産業廃棄物処理データ登録方法であっ
て、移動体通信端末装置側で、マニフェスト帳票への書
き込みを、新規の産業廃棄物処理データとして認識する
ステップと、認識された前記新規の産業廃棄物処理デー
タをサーバ装置に通信回線網を介して送信するステップ
と、前記サーバ装置側で、送信された前記新規の産業廃
棄物処理データを、産業廃棄物処理データベースに登録
するステップと、を含むことを特徴とする。請求項6記
載の発明によれば、請求項4記載の発明と同様の効果が
得られる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図1に示すように、本発明の
実施の形態例の産業廃棄物処理データ登録システム1
は、サーバ装置2と、移動体通信端末装置であるモバイ
ル端末3と、を備えて構成されている。サーバ装置2と
モバイル端末3は、インターネット、LAN、WAN、
電話網などの通信回線網4によって接続されている。
【0027】サーバ装置2は、WWW(World Wide W
eb)サーバとしての機能を有している。また、サーバ装
置2は、内部に、CPU(Central Processing Uni
t)21と、RAM(Random Access Memory)22
と、記憶装置23と、伝送制御部(第1の伝送制御手
段)24と、入力装置25と、表示装置26と、を備え
ており、これらは内部バス27を介して接続されてい
る。
【0028】記憶装置23は、プログラムやデータなど
があらかじめ記憶された記録媒体23aを有している。
記録媒体23aは、例えば、磁気的記録媒体、光学的記
録媒体、半導体メモリなどで構成されている。記録媒体
23aは、記憶装置23に対して、固定的に、あるい
は、着脱自在に設けられている。
【0029】記録媒体23aには、産業廃棄物処理デー
タを記憶するマニフェストデータベース(産業廃棄物処
理データベース)231が記憶されている。また、記録
媒体23aには、産業廃棄物処理データ登録システム1
のシステムプログラムや、産業廃棄物処理データ提供処
理や産業廃棄物処理データの登録処理などで使用される
各種アプリケーションプログラムなどが記憶されるプロ
グラム記憶部232、各種アプリケーションプログラム
の実行結果などが記憶される結果情報データベース23
3などが記憶されている。
【0030】なお、記録媒体23aに記憶されるプログ
ラム、データなどは、その一部または全部が、他のサー
バや端末装置などから、通信回線網4を介して、伝送制
御部24により受信されて記録される構成としても良
い。また、プログラムなどを、通信回線網4を介して、
他のサーバ装置に伝送して、インストールするように構
成しても良い。
【0031】マニフェストデータベース231には、マ
ニフェスト番号と、その他各種の産業廃棄物処理データ
とが、それぞれ互いに対応づけられて記憶されている。
ここで、マニフェスト番号とは、産業廃棄物処理におい
て、排出事業者によって交付されるマニフェスト帳票そ
れぞれに固有の番号のことである。また、その他各種の
産業廃棄物処理データとは、マニフェスト帳票に記載さ
れる事項のうち、マニフェスト番号以外の事項に係るデ
ータであり、産業廃棄物の排出場所となる現場名(作業
所名)、排出事業者名、収集・運搬業者名、中間処理・
最終処分業者名や、これらの住所・電話番号、廃棄物の
種類、廃棄物の数量、マニフェスト帳票の交付日などで
ある。
【0032】プログラム記憶部232には、産業廃棄物
処理データ登録に係わるプログラムや、産業廃棄物処理
データを編集する各種のアプリケーションプログラムが
記憶されている。
【0033】産業廃棄物処理データ登録に係わるプログ
ラムには、後述する新規の産業廃棄物処理データを、マ
ニフェストデータベース231に登録するために必要な
コンピュータが実行可能なプログラムコードや、現場名
および現場名に対応づけられたマニフェスト番号を、マ
ニフェストデータベース231から取得するために必要
なコンピュータが実行可能なプログラムコード、現場名
および現場名に対応づけられたマニフェスト番号をデー
タとしてモバイル端末3に通信回線網4を介して送信す
るために必要なコンピュータが実行可能なプログラムコ
ードなどが含まれている。
【0034】また、前記アプリケーションプログラムと
しては、例えば、ある現場名に対応づけられたマニフェ
スト番号や、あるマニフェスト番号に対応づけられた各
種産業廃棄物処理データなどを一覧表示するプログラ
ム、産業廃棄物の数量を種類毎にグラフとして表示する
プログラムなどがあげられる。
【0035】CPU21は、記憶装置23に格納されて
いるシステムプログラムや各種アプリケーションプログ
ラム、および、モバイル端末3などから送信される各種
指示信号に応じた各種データなどを、RAM22に格納
する。また、各種指示信号や入力データなどに応じて、
RAM22内に格納したアプリケーションプログラムに
従って、各種処理を実行する。また、処理結果を、一時
的にRAM22に格納するとともに、伝送制御部24を
介してモバイル端末3に送信する。また、一部あるいは
全部の処理結果情報を、結果情報データベース233に
記憶させる。
【0036】具体的に、CPU21は、産業廃棄物処理
データ登録手段として、モバイル端末3の伝送制御部3
5によって送信された新規の産業廃棄物処理データを、
マニフェストデータベース231に登録する処理、現場
名およびマニフェスト番号取得手段として、現場名およ
び現場名に対応づけられたマニフェスト番号を、マニフ
ェストデータベース231から取得する処理、解析編集
手段として、各種アプリケーションプログラムによる解
析及び編集処理などを実行する。
【0037】RAM22は、記憶装置23に格納された
プログラムをCPU21が実行する際に、各種データを
展開するプログラム格納領域を形成する。また、CPU
21が実行する処理に係わるデータが一時的に記憶され
る記憶領域を形成する。また、入力指示と入力データと
によって処理される作業領域などを形成する。
【0038】伝送制御部24は、モデム(MODEM:
MOdulator/DEModulator)、ターミナルアダプタ(T
A:Terminal Adapter)、ルータなどによって構成さ
れる。伝送制御部24は、電話回線、ISDN回線、専
用線などの通信回線を介して通信回線網4に接続され、
サーバ装置2とモバイル端末3との間で、マニフェスト
番号に対応づけられた新規の産業廃棄物処理データや、
現場名および現場名に対応づけられたマニフェスト番号
に係るデータなどの送受信を行う。
【0039】表示装置26は、例えば、CRT(Cathod
e Ray Tube)、LCD(LiquidCrystal Display)な
どにより構成されている。CPU21の表示制御によ
り、表示装置26の表示画面に、各種産業廃棄物処理デ
ータの一覧や、グラフなどが表示可能とされている。
【0040】モバイル端末3は、内部に、CPU31、
RAM32、ハードディスク装置33、入力装置(入力
手段)34、伝送制御部(第2の伝送制御手段、伝送制
御手段)35、表示装置36などを備えており、これら
は内部バス37を介して接続されている。モバイル端末
3としては、例えば、携帯電話、PHS(PersonalHand
yphone System)、ハンドヘルドコンピュータ、PDA
(Personal Degital Assistant)、ノートパソコンな
どが挙げられる。
【0041】ハードディスク装置33には、例えば、O
S(オペレーティングシステム)などの制御プログラム
や、WWW用のブラウザなどのアプリケーションプログ
ラムなどが記憶されている。
【0042】また、ハードディスク装置33には、サー
バ装置2の伝送制御部24により送信されたマニフェス
ト番号に対応する新規の産業廃棄物処理データを入力す
るために必要なコンピュータが実行可能なプログラムコ
ードや、入力装置34によって入力された新規の産業廃
棄物処理データをサーバ装置2に通信回線網4を介して
送信するために必要なコンピュータが実行可能なプログ
ラムコード、表示装置36の表示画面に、サーバ装置2
の伝送制御部24によって送信された現場名および現場
名に対応づけられたマニフェスト番号を表示するために
必要なコンピュータが必要可能なプログラムコードなど
を含むプログラムが格納されている。なお、このプログ
ラムは、例えば、モバイル端末3に対して着脱自在に設
けられる記録媒体に格納されている構成としても良い。
【0043】CPU31は、ハードディスク装置33に
記憶されているプログラムに従って各種処理を行う。具
体的には、CPU31は、表示制御手段として、サーバ
装置2の伝送制御部24によって送信された現場名およ
び現場名に対応づけられたマニフェスト番号を、表示装
置36の表示画面に表示する処理などを実行する。
【0044】RAM32は、ハードディスク装置33に
格納されたプログラムをCPU31が実行する際に、各
種データを展開するプログラム格納領域を形成する。ま
た、CPU31が実行する処理に係わるデータが一時的
に記憶される記憶領域を形成する。また、入力指示と入
力データとによって処理される作業領域などを形成す
る。
【0045】入力装置34は、例えば、キーボードやテ
ンキー、マウス、タッチペンなどのポインティングデバ
イス、スキャナーなどを備えている。入力装置34によ
り、マニフェスト番号に対応する新規の産業廃棄物処理
データを入力できるようになっている。ここで、新規の
産業廃棄物処理データとは、例えば、収集運搬業者が、
排出業者から廃棄物の収集・運搬の委託を受けた際など
に生じる新規の情報のことであり、例としては、マニフ
ェスト番号に対応づけられた産業廃棄物の種類、数量
や、マニフェスト帳票の交付日などである。
【0046】伝送制御部35は、モデム、ターミナルア
ダプタ、ルータなどによって構成される。伝送制御部3
5は、電話回線、ISDN回線、専用線などの通信回線
や、基地局を介して、通信回線網4に接続し、サーバ装
置2との間で、マニフェスト番号に対応する新規の産業
廃棄物処理データや、現場名およびこの現場名に対応づ
けられたマニフェスト番号に係るデータなどの送受信を
行う。
【0047】表示装置36は、例えば、LCDなどによ
り構成されている。表示装置36の表示画面には、CP
U31の表示制御に従い、サーバ装置2の伝送制御部2
4によって送信された現場名および現場名に対応づけら
れたマニフェスト番号が表示される。
【0048】以上のように構成された産業廃棄物処理デ
ータ登録システムにおける産業廃棄物処理データの登録
処理について、図2に示すフローチャートに沿って説明
する。なお、ここでは、モバイル端末3が、株式会社エ
ヌ・ティ・ティ・ドコモ(NTT ドコモ)のサービスで
あるiモードに対応可能な携帯電話である例について説
明する。
【0049】まず、ステップS1に先立ち、通信回線網
4を介して、携帯電話を登録サイトに接続する。する
と、サーバ装置2側で、CPU21によりマニフェスト
データベース231から取得された複数の現場名が、i
モードに対応可能なCompact−HTML(HyperText Ma
rkup Language)データとしてサーバ装置2の伝送制御
部24により通信回線網4を介してモバイル端末3に送
信される。そして、モバイル端末3のCPU31の表示
制御に従い、表示装置36の表示画面に、送信された複
数の現場名が、ブラウザによりプルダウン形式で表示さ
れる。
【0050】次に、ステップS1において、表示された
複数の現場名の中から、登録したい新規の産業廃棄物処
理データに係る産業廃棄物の排出場所の名前を選択す
る。具体的には、例えば、携帯電話のカーソルキーを用
いて、画面上で選択したい現場名にカーソルを合わせて
クリック操作することで、現場名を選択する。
【0051】すると、サーバ装置2のCPU21によ
り、選択された現場名に対応づけられたマニフェスト番
号が、マニフェストデータベース231から複数取得さ
れる。そして、取得された複数の連番のマニフェスト番
号のうち、前回に登録されたマニフェスト番号の次に当
たる番号が選択され、サーバ装置2の伝送制御部24に
より、データとしてモバイル端末3へ送信される。
【0052】その後、ステップS2において、モバイル
端末3のCPU31の表示制御により、送信されたマニ
フェスト番号が表示装置36の表示画面に表示される。
【0053】次に、ステップS3で、表示されたマニフ
ェスト番号が、登録したい新規の産業廃棄物処理データ
に対応するマニフェスト番号とマッチしているかどうか
を確認する。具体的には、例えば、携帯電話の使用者
(収集運搬業者や、排出事業者・処理業者の現場職員な
ど)が、表示画面に表示されたマニフェスト番号と、交
付されたマニフェスト帳票に記載されているマニフェス
ト番号とが一致しているかどうかを判断する。
【0054】マニフェスト番号がマッチしている場合に
は、ステップS4において、モバイル端末3のCPU3
1の表示制御により表示画面に表示される産業廃棄物の
種類の一覧のうち、登録したい産業廃棄物の種類を選択
する。例えば、携帯電話の使用者が収集運搬業者である
場合には、排出事業者から収集・運搬の委託を受けた産
業廃棄物の種類を選択する。ここで、産業廃棄物の種類
とは、例えば、コンクリートがら、金属くず、廃油など
の廃棄物の品目のことである。
【0055】次に、ステップS5において、選択した種
類の産業廃棄物の数量を、例えば、携帯電話に設けられ
たテンキーなどを用いて入力する。ここで、産業廃棄物
の数量とは、例えば、産業廃棄物の重量や体積などを表
す数値およびその単位(産業廃棄物の分量)のことであ
る。入力する数量の単位(例えば、t、kg、m3、l
など)は、プルダウンメニューや、文字入力キーなどを
用いて入力する。
【0056】以上のようにして産業廃棄物の種類および
数量が、マニフェスト番号に対応するデータとして入力
されると、これらのデータは、伝送制御部35により通
信回線網4を介してサーバ装置2に送信される。送信さ
れた産業廃棄物の種類および数量に係るデータは、サー
バ装置2のCPU21により、マニフェストデータベー
ス231に登録される。
【0057】また、ステップS3で、マニフェスト番号
がマッチしていないと判断した場合には、ステップS6
へ進み、携帯電話のテンキーなどを用いて、登録したい
新規の産業廃棄物処理データに対応するマニフェスト番
号を入力する。入力されたマニフェスト番号は、伝送制
御部35によりサーバ装置2に送信され、サーバ装置2
のCPU21により、マニフェストデータベース231
に再登録される。
【0058】その後、ステップS2において、再登録し
たマニフェスト番号が表示され、ステップS3におい
て、再登録したマニフェスト番号がマッチしているかど
うかを再確認する。マッチしている場合には、上述と同
様に、産業廃棄物の種類選択と、数量入力とを行う。
【0059】以上のように、本実施の形態例の産業廃棄
物処理データ登録システムにおいては、新規の産業廃棄
物処理データである産業廃棄物の種類および数量を登録
する登録者(例えば、収集運搬業者や、排出事業者・処
理業者の現場職員など)が、マニフェスト帳票への書き
込みをする際、同時にモバイル端末3を用いて、産業廃
棄物の種類および数量を、サーバ装置2へ送信できる。
そして、送信された産業廃棄物の種類および数量が、サ
ーバ装置2のCPU21によりマニフェストデータベー
ス231に登録されるので、データの登録者が、後でま
とめて産業廃棄物の種類および数量のデータ登録処理を
していた従来に比べ、これらのデータを即座にマニフェ
ストデータベース231に反映させることができる。
【0060】また、サーバ装置2から送信されたマニフ
ェスト番号を確認した上で、産業廃棄物の種類および数
量を入力することにより、産業廃棄物の種類および数量
がマニフェスト番号に対応するデータとして入力され
る。これらのデータが、サーバ装置2へ送信されるの
で、入力された産業廃棄物の種類および数量を、マニフ
ェスト番号と対応づけて、マニフェストデータベース2
31に登録させることができる。したがって、産業廃棄
物処理における紙マニフェスト制度に、本実施の形態例
の産業廃棄物処理データ登録システムを適用でき、登録
される新規の産業廃棄物処理データを体系的に管理でき
る。
【0061】また、登録したい新規の産業廃棄物処理デ
ータに係る現場名を選択することにより、その現場名に
対応するマニフェスト番号を、表示装置36の表示画面
上で容易に確認することができる。
【0062】また、選択した現場名に対応づけられたマ
ニフェスト番号のうち、前回登録された番号の次の番号
が、モバイル端末3に表示されるので、モバイル端末3
の使用者が、手元のマニフェスト帳票に記載されている
マニフェスト番号を、複数のマニフェスト番号の中から
探し出すなどの作業が不要となる。したがって、産業廃
棄物の種類および数量を登録する際の手間を軽減でき
る。
【0063】また、マニフェスト番号がマッチしない場
合には、新規のマニフェスト番号を登録して、それに対
応する産業廃棄物処理データを登録できるので、入力し
たい産業廃棄物の種類および数量を確実に登録して、マ
ニフェストデータベース231に即座に反映させること
ができる。
【0064】なお、新規の産業廃棄物処理データの入力
において、サーバ装置2から現場名に対応するマニフェ
スト番号を一つだけ表示し、これを確認してからデータ
入力を行うものとしたが、これに限らず、例えば、現場
名に対応するマニフェスト番号を複数表示し、この中か
らマニフェスト番号を選択するものとしてもよい。
【0065】また、産業廃棄物の種類および数量を入力
してマニフェストデータベース231に登録するものと
したが、これに限らず、マニフェスト帳票に記載されて
いるその他の各種データや、その他産業廃棄物に係るデ
ータを、モバイル端末3を用いて入力してマニフェスト
データベース231に登録するものとしてもよい。
【0066】また、モバイル端末3を用いて新規の産業
廃棄物処理データを登録する者として、収集運搬業者を
例としたが、これに限らず、例えば、排出事業者のマニ
フェスト交付担当者や、中間処理・最終処分業者の各担
当者などがデータ登録を行うものとしてもよい。
【0067】また、モバイル端末3に携帯電話を用いる
例について説明したが、これに限らず、例えば、上述し
たPHS、ハンドヘルドコンピュータ、PDA、ノート
パソコンなど、各種の移動体通信端末装置を用いること
ができる。特に、モバイル端末3にペンパソコンを用い
る場合には、新規の産業廃棄物処理データを入力する際
の操作性がよい。
【0068】また、サーバ装置2や、モバイル端末3
が、二つ以上の装置を組み合わせて構成されるものとし
てもよく、例えば、入力装置34と、伝送制御部35を
備えた装置と、を組み合わせて、モバイル端末3とみな
すものとしてもよい。
【0069】また、入力装置34に、マニフェスト帳票
への書き込みを新規の産業廃棄物処理データとして認識
する書き込み認識手段を備える装置を用いるものとして
もよい。書き込み認識手段を備える装置としては、例え
ば、IBM社製のCrossPadなどのノートパッドや、スキ
ャナ、OCR装置などが挙げられる。これらの装置を用
いる場合には、モバイル端末3は、ノートパッド、スキ
ャナなどの装置と、伝送制御部35を備える携帯電話や
PHSなどの装置とを組み合わせて構成される。
【0070】CrossPadを用いる場合には、まず、CrossP
adを下敷きにして、デジタルペンにより、図3に示すマ
ニフェスト帳票へ各産業廃棄物処理に係る事項を書き込
む。図3は、マニフェスト帳票の一例である。書き込み
は、例えば、建設系廃棄物の種類の前にある品目番号N
に丸印を付けたり、数量欄51に数値を、運搬者氏名欄
52に氏名を、各種日付欄53に日付を書き込むことな
どにより行う。これにより、デジタルペンで書いたもの
が、全てCrossPad内蔵のフラッシュメモリにデジタルデ
ータとして認識される。
【0071】その後、認識されたデジタルデータを、携
帯電話やPHSなどを介して、サーバ装置2へ送信す
る。すると、サーバ装置2側で、送信されたデジタルデ
ータに基づいて、廃棄物の種類、数量、運搬者氏名、各
種日付などがマニフェストデータ231へ登録される。
【0072】また、スキャナを用いる場合には、各欄に
書き込みされたマニフェスト帳票をスキャナにより読み
とる。これにより、マニフェスト帳票への書き込みが、
デジタルデータとして認識される。このデジタルデータ
を、携帯電話やPHSなどを介してサーバ装置2へ送信
し、サーバ装置2において、OCRソフトなどによりテ
キストデータに変換する。その後、各欄へ書き込まれた
各種産業廃棄物処理データが、マニフェストデータベー
ス231へ登録される。
【0073】以上のように、CrossPadや、スキャナおよ
びOCRソフトなどの書き込み認識手段を用いた場合に
は、マニフェスト帳票そのものから新規の産業廃棄物処
理データを取得できる。したがって、キーボードやマウ
スなどの入力装置を用いて、マニフェスト帳票を元にデ
ータを入力する場合に比べて、データ入力時の手違いを
より防止することができる。
【0074】
【発明の効果】請求項1、5記載の発明によれば、新規
の産業廃棄物処理データを登録する登録者が、マニフェ
スト帳票への書き込みをするとともに、移動体通信端末
装置を用いて、新規の産業廃棄物処理データをサーバ装
置へ送信できる。そして、送信された新規の産業廃棄物
処理データが産業廃棄物処理データベースに登録される
ので、後でまとめてデータ登録処理をしていた従来に比
べて、産業廃棄物処理に係るデータを、即座にデータベ
ースに反映させることができる。また、移動体通信端末
装置の入力手段により、送信されたマニフェスト番号に
対応するよう、新規の産業廃棄物処理データを入力でき
る。したがって、入力された新規の産業廃棄物処理デー
タを、マニフェスト番号と対応づけて産業廃棄物処理デ
ータベースに登録できる。また、請求項1記載の発明
を、紙マニフェスト制度に適用でき、新規の産業廃棄物
処理データを体系的に管理できる。
【0075】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、移動
体通信端末装置に備えられた表示装置の表示画面の表示
によって、現場名に対応するマニフェスト番号を確認で
きる。
【0076】請求項3、6記載の発明によれば、新規の
産業廃棄物処理データを登録する登録者が、マニフェス
ト帳票への書き込みをするとともに、移動体通信端末装
置を用いて、新規の産業廃棄物処理データをサーバ装置
へ送信できる。そして、送信された新規の産業廃棄物処
理データが産業廃棄物処理データベースに登録されるの
で、後でまとめてデータ登録処理をしていた従来に比べ
て、産業廃棄物処理に係るデータを、即座にデータベー
スに反映させることができる。また、キーボードやマウ
スなどの入力装置を用いて、マニフェスト帳票を元に新
規の産業廃棄物処理データを入力する場合に比べて、デ
ータ入力時の手違いをより防止できる。
【0077】請求項4記載の発明によれば、請求項1〜
3のいずれかに記載の発明と同様の効果が得られるのは
勿論のこと、産業廃棄物の種類および数量の情報を、産
業廃棄物処理データベースへ即座に登録することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一実施の形態の産業廃棄物処
理データ登録システムの構成を示す図である。
【図2】図1中の産業廃棄物処理データ登録システムの
動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】マニフェスト帳票の一例である。
【符号の説明】
1 産業廃棄物処理データ登録システム 2 サーバ装置 3 モバイル端末(移動体通信端末装置) 4 通信回線網 21 CPU(産業廃棄物処理データ登録手段) 24 伝送制御部(第1の伝送制御手段) 31 CPU(表示制御手段) 34 入力装置(入力手段、書き込み認識手段) 35 伝送制御部(第2の伝送制御手段、伝送制御手
段) 36 表示装置 231 マニフェストデータベース(産業廃棄物処理デ
ータベース)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮崎 啓一 東京都港区虎ノ門一丁目20番10号 西松建 設株式会社内 (72)発明者 佐藤 靖彦 東京都港区虎ノ門一丁目20番10号 西松建 設株式会社内 (72)発明者 清田 伸治 東京都港区虎ノ門一丁目20番10号 西松建 設株式会社内 (72)発明者 山口 哲司 東京都港区虎ノ門一丁目20番10号 西松建 設株式会社内 (72)発明者 岩波 光一 東京都中央区八丁堀4丁目6番1号 戸田 建設株式会社本社内 (72)発明者 半田 雅俊 東京都中央区八丁堀4丁目6番1号 戸田 建設株式会社本社内 (72)発明者 種田 誠 東京都中央区京橋1丁目3番3号 戸田建 設株式会社本社内 (72)発明者 近藤 亮介 東京都中央区京橋1丁目7番1号 戸田建 設株式会社東京支店内 Fターム(参考) 3E025 EA10 EB08 4D004 AA46 CA50 CB50 DA16

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 産業廃棄物処理データを登録する産業廃
    棄物処理データ登録システムであって、 サーバ装置と、このサーバ装置に通信回線網により接続
    される移動体通信端末装置と、を備え、 前記サーバ装置は、 マニフェスト番号を含む産業廃棄物処理データを記憶す
    る産業廃棄物処理データベースと、 前記マニフェスト番号をデータとして前記移動体通信端
    末装置に前記通信回線網を介して送信する第1の伝送制
    御手段と、を備え、 前記移動体通信端末装置は、 前記第1の伝送制御手段により送信された前記マニフェ
    スト番号に対応する新規の産業廃棄物処理データを入力
    する入力手段と、 この入力手段によって入力された前記新規の産業廃棄物
    処理データを前記サーバ装置に前記通信回線網を介して
    送信する第2の伝送制御手段と、を備え、 さらに、前記サーバ装置は、前記第2の伝送制御手段に
    よって送信された前記新規の産業廃棄物処理データを、
    前記産業廃棄物処理データベースに登録する産業廃棄物
    処理データ登録手段を備えていることを特徴とする産業
    廃棄物処理データ登録システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の産業廃棄物処理データ登
    録システムにおいて、 サーバ装置に備えられた第1の伝送制御手段は、産業廃
    棄物の排出場所となる現場名に対応づけられたマニフェ
    スト番号を、移動体通信端末装置に通信回線網を介して
    送信し、 前記移動体通信端末装置は、表示装置の表示画面に、前
    記第1の伝送制御手段によって送信された前記現場名に
    対応づけられたマニフェスト番号を表示する表示制御手
    段を備えていることを特徴とする産業廃棄物処理データ
    登録システム。
  3. 【請求項3】 産業廃棄物処理データを登録する産業廃
    棄物処理データ登録システムであって、 サーバ装置と、このサーバ装置に通信回線網により接続
    される移動体通信端末装置と、を備え、 前記移動体通信端末装置は、 マニフェスト帳票への書き込みを、新規の産業廃棄物処
    理データとして認識する書き込み認識手段と、 この書き込み認識手段によって認識された前記新規の産
    業廃棄物処理データを前記サーバ装置に前記通信回線網
    を介して送信する伝送制御手段と、を備え、 前記サーバ装置は、 前記産業廃棄物処理データを記憶する産業廃棄物処理デ
    ータベースと、 前記伝送制御手段によって送信された前記新規の産業廃
    棄物処理データを、前記産業廃棄物処理データベースに
    登録する産業廃棄物処理データ登録手段と、を備えてい
    ることを特徴とする産業廃棄物処理データ登録システ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の産業廃
    棄物処理データ登録システムにおいて、 新規の産業廃棄物処理データは、産業廃棄物の種類と、
    前記産業廃棄物の数量と、を含むことを特徴とする産業
    廃棄物処理データ登録システム。
  5. 【請求項5】 産業廃棄物処理データを登録する産業廃
    棄物処理データ登録方法であって、 サーバ装置側で、産業廃棄物処理データベースに記憶さ
    れるマニフェスト番号をデータとして移動体通信端末装
    置に通信回線網を介して送信するステップと、前記移動
    体通信端末装置側で、送信された前記マニフェスト番号
    に対応する新規の産業廃棄物処理データを入力するステ
    ップと、 入力された前記新規の産業廃棄物処理データを前記サー
    バ装置に前記通信回線網を介して送信するステップと、 前記サーバ装置側で、送信された前記新規の産業廃棄物
    処理データを、前記産業廃棄物処理データベースに登録
    するステップと、を含むことを特徴とする産業廃棄物処
    理データ登録方法。
  6. 【請求項6】 産業廃棄物処理データを登録する産業廃
    棄物処理データ登録方法であって、 移動体通信端末装置側で、マニフェスト帳票への書き込
    みを、新規の産業廃棄物処理データとして認識するステ
    ップと、 認識された前記新規の産業廃棄物処理データをサーバ装
    置に通信回線網を介して送信するステップと、 前記サーバ装置側で、送信された前記新規の産業廃棄物
    処理データを、産業廃棄物処理データベースに登録する
    ステップと、を含むことを特徴とする産業廃棄物処理デ
    ータ登録方法。
JP2000356634A 2000-11-22 2000-11-22 産業廃棄物処理データ登録システムおよび産業廃棄物処理データ登録方法 Pending JP2002163419A (ja)

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