JP6693045B2 - 個人情報表示プログラム、個人情報表示方法、および表示制御装置 - Google Patents

個人情報表示プログラム、個人情報表示方法、および表示制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、個人情報表示プログラム、個人情報表示方法、および表示制御装置に関する。
今後、マイナンバー(社会保障・税番号)制度が施行される予定である。マイナンバー制度は、住民票を有する国民一人一人に固有の個人番号(マイナンバー)を割り振り、社会保障や納税に関する個人情報を管理するためのものである。個人番号は、申請により交付される個人番号カードに印字され、住民票の氏名、住所、生年月日、性別の基本4情報と関連付けられる。
マイナンバー制度に関し、各自治体は情報提供等記録開示システムを設置することが義務付けられている。情報提供等記録開示システムは、情報提供等記録表示を一つの業務としている。この業務は、個人の特定個人情報を、いつ、誰が、何故情報提供したのかを確認するものである。
また、マイナンバー制度の施行後は、例えば、既存の業務システムで個人を特定する宛名番号と関連付けて、個人の個人番号や基本4情報が業務システム上で管理される。先行技術としては、例えば、データ提供者の公開情報と秘密情報とを対応付けて格納するデータベースへのアクセスを制御する技術がある。
特開2005−182707号公報
しかしながら、従来技術では、自治体の職員が、宛名番号に基づく業務を行う際に、業務システム上で個人番号が表示されると、職員への過分な個人情報の情報提供が発生してしまう場合がある。
一つの側面では、本発明は、無用な個人番号の表示を抑止する個人情報表示プログラム、個人情報表示方法、および表示制御装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面によれば、宛名情報の表示制御を行うにあたり、個人番号の表示に先立って、宛名情報の一部である氏名情報の表示と、前記個人番号を表示しない状態での個人番号表示欄の表示とを行うとともに、前記個人番号の表示指示を受け付ける操作部品を表示し、前記操作部品に対する操作による前記個人番号の表示指示に応じて、該操作ログを記録するとともに、前記個人番号表示欄への前記個人番号の表示を行う個人情報表示プログラム、個人情報表示方法、および表示制御装置が提案される。
また、本発明の一側面によれば、個人情報の検索依頼を受け付け、個人番号を含む個人情報を記憶した記憶部を参照して、前記検索依頼に対応する個人情報を読み出し、読み出した前記個人情報の内の、少なくとも個人番号の情報を除く情報を検索結果として出力する個人情報表示プログラム、個人情報表示方法、および表示制御装置が提案される。
本発明の一態様によれば、無用な個人番号の表示を抑止することができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態にかかる個人情報表示方法の一実施例を示す説明図である。 図2は、業務支援システム200のシステム構成例を示す説明図である。 図3は、表示制御装置101のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図4は、クライアント端末102のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図5は、宛名情報DB220の記憶内容の一例を示す説明図である。 図6は、宛名検索画面の画面例を示す説明図である。 図7は、表示制御装置101の機能的構成例を示すブロック図である。 図8は、検索条件ファイルの具体例を示す説明図である。 図9は、個人番号表示欄130への個人番号の表示例を示す説明図である。 図10は、操作ログの具体例を示す説明図(その1)である。 図11は、操作ログの具体例を示す説明図(その2)である。 図12は、表示制御装置101の個人情報表示処理手順の一例を示すフローチャートである。
以下に図面を参照して、本発明にかかる個人情報表示プログラム、個人情報表示方法、および表示制御装置の実施の形態を詳細に説明する。
(個人情報表示方法の一実施例)
図1は、実施の形態にかかる個人情報表示方法の一実施例を示す説明図である。図1において、表示制御装置101は、宛名情報の表示制御を行うコンピュータである。表示制御装置101は、例えば、自治体向けに設置されるサーバである。自治体は、例えば、市区町村などの地方公共団体である。クライアント端末102は、自治体の職員が使用するコンピュータである。クライアント端末102は、例えば、PC(パーソナル・コンピュータ)、ノートPCなどである。
ここで、宛名情報とは、自治体の業務において管理対象となっている個人の宛名番号に対して、個人番号、基本4情報(住所、氏名、生年月日、性別)などの個人情報を対応付けた情報である。宛名番号は、業務システムにおいて個人を特定するための番号であり、例えば、各業務システムで独自の番号が個人に割り振られる。
個人番号は、マイナンバー制度において住民票を有する国民一人一人に割り振られる固有の番号であり、各自治体の住民票記録システムで管理されている住民票コードをもとに採番される。個人番号は、行政手続における特定の個人を識別するための番号となり、取り扱いに細心の注意を要する特定個人情報である。
また、マイナンバー制度の導入にともなって、例えば、自治体の職員が、行政手続を行う者から口頭あるいは申告書等の紙媒体で個人番号の提供を受けた場合、本人確認に加えて、個人番号の真正性を確認するための事務を行う。真正性の確認は、他人の個人番号を利用することによる成りすましを防ぐために行われ、個人番号の提供を受ける都度実施する必要がある。
ここで、個人の個人番号は、例えば、基本4情報、住民票コード等を検索キーとして住基ネット(住民基本台帳ネットワークシステム)に問い合わせることにより確認することができる。このため、自治体の職員は、例えば、提供された個人番号と住基ネットから得られる個人番号とを照合することにより、真正性の確認を行うことができる。
ただし、2回目以降の真正性の確認は、初回の確認時に得られた個人番号と照合する形で実施してもよいことが規定されている。すなわち、初回の確認事務を行った後は、業務システム上の宛名情報として管理されている個人番号を用いて、真正性の確認を行うことができる。また、人口が30万人以上の大規模な自治体では、例えば、個人住民税等で毎年何万件の申告書が発生するため、税務システムの中で真正性の確認を行えることが望ましい。
ところが、業務にかかる全ての事務において個人番号を確認する必要があるわけではなく、個人番号の確認を行わなくてもよい事務もある。したがって、自治体の職員が、宛名番号に基づく業務を行う際に、業務システム上で個人番号が表示されると、職員への過分な個人情報の情報提供が発生してしまう場合がある。
また、個人番号の情報提供が発生した場合には、いつ、誰が、どのような理由で個人番号を参照したのかを記録に取ることが義務づけられている。このため、宛名番号に基づく業務を行う際に、職員が意図せずに個人番号が表示されたとしても、その記録が取られることになる。
そこで、本実施の形態では、自治体の職員が業務を行う際の無用な個人番号の表示を抑止する個人情報表示方法について説明する。以下、表示制御装置101の表示制御例について説明する。
(1)表示制御装置101は、クライアント端末102から宛名検索依頼を受け付ける。ここで、宛名検索依頼とは、宛名情報の検索依頼である。また、宛名情報は、上述したように、宛名番号と、個人番号、基本4情報などを含む個人情報とを対応付けた情報である。宛名検索依頼には、例えば、検索条件として、個人番号の指定が含まれていてもよく、また、氏名の指定が含まれていてもよい。
(2)表示制御装置101は、受け付けた宛名検索依頼に応じて、記憶部110を参照して、宛名検索依頼に対応する宛名情報を読み出す。ここで、記憶部110は、宛名情報を記憶する記憶装置である。例えば、宛名検索依頼に個人番号の指定が含まれる場合、表示制御装置101は、指定された個人番号に対応する宛名情報を記憶部110から読み出す。
(3)表示制御装置101は、読み出した宛名情報のうちの、少なくとも個人番号の情報を除く情報を検索結果として出力する。具体的には、例えば、表示制御装置101は、個人番号の表示に先立って、宛名情報の一部である氏名情報の表示と、個人番号を表示しない状態での個人番号表示欄の表示とを行うとともに、個人番号の表示指示を受け付ける操作部品をクライアント端末102に表示させる。
図1の例では、クライアント端末102の表示画面(例えば、後述の図4に示すディスプレイ406)に宛名照会画面120が表示される。宛名照会画面120は、宛名検索依頼に応じた検索結果を示す初期画面である。宛名照会画面120では、宛名情報の一部であるカナ氏名、漢字氏名、住所等が表示されている。また、宛名照会画面120では、個人番号を表示しない状態での個人番号表示欄130と、操作部品140とが表示されている。操作部品140は、個人番号の表示指示を受け付ける受け付け部である。
宛名照会画面120によれば、自治体の職員は、宛名番号「12600004981」により特定される個人のカナ氏名、漢字氏名、住所等を確認することができる。また、初期画面では個人番号表示欄130に個人番号が表示されておらず、職員への過分な個人情報の情報提供が行われていない。
このように、表示制御装置101によれば、自治体の職員が業務システム上で何らかの事務(図1の例では、宛名照会)を行う際に、宛名検索依頼に応じた検索結果を示す初期画面における無用な個人番号の表示を抑止することができる。
また、表示制御装置101は、操作部品に対する操作による個人番号の表示指示を受け付けた場合には、当該表示指示に応じて、操作ログを記録するとともに、個人番号表示欄への個人番号の表示を行う。操作ログは、いつ、誰が、どのような理由で個人番号を参照したのかを特定可能な情報である。
例えば、宛名照会画面120において、職員の操作入力により、操作部品140がクリックされると、操作ログが記録されるとともに、個人番号表示欄130に個人番号が表示される。すなわち、職員は、真正性の確認などで、個人番号の表示が必要なときは、操作部品140をクリックすることで、個人番号を確認することができる。
(業務支援システム200のシステム構成例)
つぎに、実施の形態にかかる業務支援システム200のシステム構成例について説明する。
図2は、業務支援システム200のシステム構成例を示す説明図である。図2において、業務支援システム200は、表示制御装置101と、複数のクライアント端末102と、を含む。業務支援システム200において、表示制御装置101および複数のクライアント端末102は、有線または無線のネットワーク210を介して接続される。ネットワーク210は、例えば、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネットなどである。
ここで、表示制御装置101は、宛名情報DB(データベース)220および操作ログDB230を有する。表示制御装置101は、例えば、自治体の税務システム、国民健康保険システム、国民年金システムなどの業務システムに適用される業務サーバである。宛名情報DB220は、例えば、図1に示した記憶部110に対応する。クライアント端末102は、上述したように、自治体の職員が使用するPC、ノートPCなどである。
なお、宛名情報DB220の記憶内容については、図5を用いて後述する。また、操作ログDB230の記憶内容については、図10および図11を用いて後述する。
(表示制御装置101のハードウェア構成例)
図3は、表示制御装置101のハードウェア構成例を示すブロック図である。図3において、表示制御装置101は、CPU(Central Processing Unit)301と、メモリ302と、I/F(Interface)303と、ディスクドライブ304と、ディスク305と、を有する。また、各構成部は、バス300によってそれぞれ接続される。
ここで、CPU301は、表示制御装置101の全体の制御を司る。メモリ302は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびフラッシュROMなどを有する。具体的には、例えば、フラッシュROMやROMが各種プログラムを記憶し、RAMがCPU301のワークエリアとして使用される。メモリ302に記憶されるプログラムは、CPU301にロードされることで、コーディングされている処理をCPU301に実行させる。
I/F303は、通信回線を通じてネットワーク210に接続され、ネットワーク210を介して他の装置(例えば、図2に示したクライアント端末102)に接続される。そして、I/F303は、ネットワーク210と自装置内部とのインターフェースを司り、他の装置からのデータの入出力を制御する。I/F303には、例えば、モデムやLANアダプタなどを採用することができる。
ディスクドライブ304は、CPU301の制御に従ってディスク305に対するデータのリード/ライトを制御する。ディスク305は、ディスクドライブ304の制御で書き込まれたデータを記憶する。ディスク305としては、例えば、磁気ディスク、光ディスクなどが挙げられる。
なお、表示制御装置101は、上述した構成部のほか、例えば、SSD(Solid State Drive)、キーボード、マウス、ディスプレイなどを有することにしてもよい。
(クライアント端末102のハードウェア構成例)
図4は、クライアント端末102のハードウェア構成例を示すブロック図である。図4において、クライアント端末102は、CPU401と、メモリ402と、ディスクドライブ403と、ディスク404と、I/F405と、ディスプレイ406と、入力装置407と、を有する。また、各構成部はバス400によってそれぞれ接続される。
ここで、CPU401は、クライアント端末102の全体の制御を司る。メモリ402は、例えば、ROM、RAMおよびフラッシュROMなどを有する。具体的には、例えば、フラッシュROMやROMが各種プログラムを記憶し、RAMがCPU401のワークエリアとして使用される。メモリ402に記憶されるプログラムは、CPU401にロードされることで、コーディングされている処理をCPU401に実行させる。
ディスクドライブ403は、CPU401の制御に従ってディスク404に対するデータのリード/ライトを制御する。ディスク404は、ディスクドライブ403の制御で書き込まれたデータを記憶する。ディスク404としては、例えば、磁気ディスク、光ディスクなどが挙げられる。
I/F405は、通信回線を通じてネットワーク210に接続され、ネットワーク210を介して他の装置(例えば、図2に示した表示制御装置101)に接続される。そして、I/F405は、ネットワーク210と自装置内部とのインターフェースを司り、他の装置からのデータの入出力を制御する。
ディスプレイ406は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示する。ディスプレイ406は、例えば、液晶ディスプレイ、CRT(Cathode Ray Tube)などを採用することができる。
入力装置407は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを有し、データの入力を行う。入力装置407は、キーボードやマウスなどであってもよく、また、タッチパネル式の入力パッドやテンキーなどであってもよい。
(宛名情報DB220の記憶内容)
つぎに、表示制御装置101が有する宛名情報DB220の記憶内容について説明する。宛名情報DB220は、例えば、図3に示したメモリ302、ディスク305などの記憶装置により実現される。
図5は、宛名情報DB220の記憶内容の一例を示す説明図である。図5において、宛名情報DB220は、宛名番号、個人番号、氏名(カナ)、氏名(漢字)、生年月日、性別、住所および市町村コードのフィールドを有する。各フィールドに情報を設定することにより、宛名情報(例えば、宛名情報500−1,500−2)がレコードとして記憶される。
ここで、宛名番号は、業務システムにおいて管理対象となる個人を特定する番号である。例えば、税務システムに表示制御装置101が適用された場合、宛名番号は、税務システムにおいて管理対象となる個人を一意に識別する番号となる。なお、管理対象となる個人には、自治体に住民票を登録している者(いわゆる、住登者)だけでなく、自治体に住民票を登録していない者(いわゆる、住登外者)も含まれる。
個人番号は、業務システムにおいて管理対象となる個人に割り振られた固有の番号(マイナンバー)である。氏名(カナ)は、業務システムにおいて管理対象となる個人のカナ表記された氏名である。氏名(漢字)は、業務システムにおいて管理対象となる個人の漢字表記された氏名である。
生年月日は、業務システムにおいて管理対象となる個人の生年月日である。性別は、業務システムにおいて管理対象となる個人の性別である。住所は、業務システムにおいて管理対象となる個人の日本語表記された住所である。市町村コードは、業務システムにおいて管理対象となる個人の住所が属する市区町村を一意に識別するコード番号である。
なお、図示は省略するが、宛名情報DB220には、例えば、宛名番号と対応付けて、世帯情報(世帯番号、続柄等)、異動事由、異動日などの情報が記憶されていてもよい。
(宛名検索画面の画面例)
つぎに、クライアント端末102のディスプレイ406に表示される宛名検索画面の画面例について説明する。
図6は、宛名検索画面の画面例を示す説明図である。図6において、宛名検索画面600は、宛名検索依頼を行う操作画面である。
宛名検索画面600において、例えば、図4に示した入力装置407を用いたユーザの操作入力により、ボックス601をクリックすると、宛名番号を検索条件として入力することができる。また、宛名検索画面600において、例えば、ユーザの操作入力により、ボックス602をクリックすると、個人番号を検索条件として入力することができる。
また、宛名検索画面600において、例えば、ユーザの操作入力により、ボックス603をクリックすると、カナ氏名を検索条件として入力することができる。また、宛名検索画面600において、例えば、ユーザの操作入力により、ボックス604をクリックすると、漢字氏名を検索条件として入力することができる。
また、宛名検索画面600において、例えば、ユーザの操作入力により、ボックス605をクリックすると、生年月日を検索条件として入力することができる。また、宛名検索画面600において、例えば、ユーザの操作入力により、ボックス606をクリックすると、住所を検索条件として入力することができる。
図6の例では、ボックス603がクリックされて、カナ氏名「アンシン タロウ」が入力されている。また、ボックス604がクリックされて、漢字氏名「安心 太郎」が入力されている。また、ボックス606がクリックされて、住所「118−0071 あんしん市上区文月町1番」が入力されている。
また、宛名検索画面600において、例えば、ユーザの操作入力により、検索ボタン610がクリックされると、入力された検索条件を指定した宛名検索依頼が、クライアント端末102から表示制御装置101に送信される。
図6の例では、検索条件として、カナ氏名、漢字氏名および住所が指定された宛名検索依頼が表示制御装置101に送信される。この結果、宛名検索画面600の表示が終了し、宛名検索依頼に対応する検索結果を示す初期画面(例えば、図1に示した宛名照会画面120)がディスプレイ406に表示される。
なお、宛名検索依頼に対応する検索結果が複数存在する場合は、例えば、複数の検索結果をリスト化した一覧表を宛名検索画面600内に表示することにしてもよい。ただし、個人番号については一覧表に表示しない。この場合、一覧表からいずれかの検索結果が選択された場合に、当該検索結果を示す初期画面がディスプレイ406に表示される。
また、宛名検索画面600において、例えば、ユーザの操作入力により、引き継ぎボタン620がクリックされると、検索条件の繰り返し入力の指定を含む宛名検索依頼が、クライアント端末102から表示制御装置101に送信される。これにより、前回の宛名検索依頼時と同じ検索条件を繰り返し指定することが可能となり、職員が同一人物について異なる事務を行う場合などに、同じ検索条件を繰り返し入力する手間を省略することができる。
なお、前回の宛名検索依頼時に指定された検索条件は、例えば、後述の図8に示す検索条件ファイル800に記録されている。また、宛名検索画面600のような宛名検索依頼を行う操作画面は、例えば、業務システム上で行う業務ごとに用意される。同様に、宛名検索依頼に対応する検索結果を示す初期画面についても、業務システム上で行う業務ごとに用意される。
(表示制御装置101の機能的構成例)
図7は、表示制御装置101の機能的構成例を示すブロック図である。図7において、表示制御装置101は、受付部701と、抽出部702と、表示制御部703と、記録部704と、を含む構成である。受付部701〜記録部704は制御部となる機能であり、具体的には、例えば、図3に示したメモリ302、ディスク305などの記憶装置に記憶されたプログラムをCPU301に実行させることにより、または、I/F303により、その機能を実現する。各機能部の処理結果は、例えば、メモリ302、ディスク305などの記憶装置に記憶される。
受付部701は、宛名検索依頼を受け付ける。ここで、宛名検索依頼は、宛名情報の検索依頼であり、検索条件の指定を含む。検索条件としては、例えば、個人番号、宛名番号、氏名、住所、生年月日、性別、および、これらの組み合わせなどが指定される。具体的には、例えば、受付部701は、クライアント端末102から受信された宛名検索依頼を受け付ける。
抽出部702は、宛名検索依頼を受け付けたことに応じて、宛名情報DB220(例えば、図5参照)から、宛名検索依頼に対応する宛名情報を抽出する。例えば、宛名検索依頼に個人番号の指定が含まれる場合、抽出部702は、指定された個人番号に対応する宛名情報を宛名情報DB220から抽出する。また、例えば、宛名検索依頼に宛名番号の指定が含まれる場合、抽出部702は、指定された宛名番号に対応する宛名情報を宛名情報DB220から抽出する。
また、例えば、宛名検索依頼に氏名の指定が含まれる場合、抽出部702は、指定された氏名に対応する宛名情報を宛名情報DB220から抽出する。また、例えば、宛名検索依頼に住所の指定が含まれる場合、抽出部702は、指定された住所に対応する宛名情報を宛名情報DB220から抽出する。また、例えば、宛名検索依頼に生年月日の指定が含まれる場合、抽出部702は、指定された生年月日に対応する宛名情報を宛名情報DB220から抽出する。
また、複数の検索条件が指定されている場合には、複数の検索条件の組み合わせに対応する宛名情報を宛名情報DB220から抽出する。例えば、検索条件として、図6に示したように、カナ氏名「アンシン タロウ」、漢字氏名「安心 太郎」および住所「118−0071 あんしん市上区文月町1番」が指定された宛名検索依頼を受け付けた場合を想定する。この場合、抽出部702は、宛名情報DB220から、複数の検索条件の組み合わせに対応する宛名情報500−1を抽出する。
表示制御部703は、抽出された宛名情報のうちの、少なくとも個人番号の情報を除く情報を検索結果として出力する。具体的には、例えば、表示制御部703は、宛名検索依頼に応じた検索結果を示す初期画面において、宛名情報に含まれる氏名の表示と、個人番号を表示しない状態での個人番号表示欄の表示とを行うとともに、個人番号の表示指示を受け付ける操作部品を表示する制御を行う。この際、表示制御部703は、宛名情報に含まれる宛名番号、生年月日、性別、住所、市町村コードなどの、個人番号以外の情報を、氏名とともに表示する制御を行うことにしてもよい。
より具体的には、例えば、表示制御部703は、抽出された宛名情報500−1に基づいて、図1に示したような宛名照会画面120の画面情報を生成する。そして、表示制御部703は、生成した宛名照会画面120の画面情報をクライアント端末102に送信することにより、クライアント端末102のディスプレイ406に宛名照会画面120を表示させる。
宛名照会画面120は、カナ氏名「アンシン タロウ」、漢字氏名「安心 太郎」および住所「118−0071 あんしん市上区文月町1番」が指定された宛名検索依頼に応じた検索結果を示す初期画面である。宛名照会画面120では、宛名情報500−1に含まれる宛名番号、氏名(カナ)、氏名(漢字)、生年月日、性別、住所などの、個人番号以外の情報が表示される。また、宛名照会画面120では、個人番号を表示しない状態での個人番号表示欄130と、操作部品140とが表示される。
記録部704は、宛名検索依頼を受け付けた場合、検索条件として入力された個人番号以外の個人情報については検索条件の繰り返し入力の対象として記録し、検索条件として入力された個人番号については検索条件の繰り返し入力の対象として記録しない。繰り返し入力の対象となる検索条件は、例えば、自治体の職員が同一人物について異なる複数の事務を行う場合などに、繰り返し使用される検索条件である。
具体的には、例えば、記録部704は、宛名検索依頼に含まれる個人番号以外の検索条件を検索条件ファイルに記録する。検索条件ファイルは、繰り返し入力の対象となる検索条件を記憶するファイルであり、クライアント端末102のユーザ単位(例えば、自治体の職員単位)に作成される。
ここで、図8を用いて、検索条件ファイルの具体例について説明する。検索条件ファイルは、例えば、メモリ302、ディスク305などの記憶装置に記憶される。
図8は、検索条件ファイルの具体例を示す説明図である。ここでは、検索条件として、個人番号「111111111111」、漢字氏名「安心 太郎」、住所「118−0071 あんしん市上区文月町1番」および生年月日「19871228」が指定された宛名検索依頼を受け付けた場合を想定する。
記録部704は、検索条件として入力された個人番号以外の個人情報については検索条件の繰り返し入力の対象として記録し、検索条件として入力された個人番号については検索条件の繰り返し入力の対象として記録しない。繰り返し入力の対象となる検索条件は、例えば、自治体の職員が同一人物について異なる複数の事務を行う場合などに、繰り返し使用される検索条件である。
ここでは、記録部704は、宛名検索依頼に含まれる漢字氏名「安心 太郎」、住所「118−0071 あんしん市上区文月町1番」および生年月日「19871228」を、繰り返し入力の対象となる検索条件として検索条件ファイル800に記録する。一方で、記録部704は、宛名検索依頼に含まれる個人番号「111111111111」については、検索条件の繰り返し入力の対象として検索条件ファイル800に記録しない。
図7の説明に戻り、抽出部702は、宛名検索依頼が検索条件の繰り返し入力の指定を含む場合には、前回の宛名検索依頼時と同じ検索条件に合致する宛名情報を宛名情報DB220から抽出する。具体的には、例えば、抽出部702は、宛名検索依頼が検索条件の繰り返し入力の指定を含む場合には、図8に示した検索条件ファイル800に記録された検索条件に合致する宛名情報を抽出する。
また、受付部701は、操作部品に対する操作による個人番号の表示指示を受け付ける。ここで、個人番号の表示指示は、宛名検索依頼に応じた検索結果を示す初期画面において行われる。例えば、図1に示した宛名照会画面120は、宛名検索依頼に応じた検索結果を示す初期画面の一例である。
宛名照会画面120において、ユーザの操作入力により、操作部品140がクリックされると、クライアント端末102から表示制御装置101に個人番号の表示指示が送信される。そして、受付部701は、クライアント端末102から受信された個人番号の表示指示を受け付ける。
また、表示制御部703は、個人番号の表示指示に応じて、個人番号の表示を行う。具体的には、例えば、表示制御部703は、宛名照会画面120において、操作部品140に対する操作による個人番号の表示指示を受け付けたことに応じて、宛名照会画面120内の個人番号表示欄130へ、宛名情報500−1に含まれる個人番号を表示させる制御を行う。
なお、宛名照会画面120内の個人番号表示欄130への個人番号の表示例については、図9を用いて後述する。
また、記録部704は、個人番号の表示指示を受け付けた場合、操作ログを記録する。ここで、操作ログは、クライアント端末102で行われた操作の操作ログである。個人番号の表示指示を受け付けた場合に記録される操作ログには、例えば、いつ、誰が、どのような理由で個人番号を参照したのかを特定可能な情報が含まれる。
なお、操作ログの具体例については、図10および図11を用いて後述する。また、操作ログは、例えば、操作ログDB230(図2参照)に記録される。操作ログDB230は、例えば、図3に示したメモリ302、ディスク305などの記憶装置により実現される。
(個人番号の表示例)
つぎに、宛名照会画面120内の個人番号表示欄130への個人番号の表示例について説明する。
図9は、個人番号表示欄130への個人番号の表示例を示す説明図である。図9の(9−1)において、宛名照会画面120は、宛名検索依頼に応じた検索結果を示す初期画面である。宛名照会画面120は、個人番号を表示しない状態での個人番号表示欄130と、操作部品140とを含む。
ここでは、申告書により提供された住登外(住民登録外)の個人番号について、2回目以降の真正性の確認を行う場合を想定する。この場合、宛名照会画面120において、入力装置407を用いたユーザの操作入力により、操作部品140をクリックすると、操作ログ(例えば、図10に示す操作ログ1000)が記録されるとともに、個人番号表示欄130に個人番号が表示される。
図9の(9−2)において、宛名照会画面120内の個人番号表示欄130には、個人番号「111111111111」が表示されている。これにより、自治体の職員は、例えば、申告書により提供された個人番号と、個人番号表示欄130に表示された個人番号とを照合することにより、真正性の確認を行うことができる。
また、宛名照会画面120において、ユーザの操作入力により、閉じるボタン901をクリックすると、宛名照会画面120の表示終了指示がクライアント端末102から表示制御装置101に送信され、宛名照会画面120の表示を終了させることができる。
(操作ログの具体例)
つぎに、図10および図11を用いて、クライアント端末102で行われた操作の操作ログの具体例について説明する。
図10は、操作ログの具体例を示す説明図(その1)である。図10において、操作ログ1000は、クライアント端末102で行われた宛名検索についての操作の操作ログである。操作ログ1000には、宛名検索が行われた日時(作成日、作成時間)、宛名検索を行った職員(職員コード、職員名称等)、個人番号以外の宛名情報(氏名、生年月日、性別、住所等)、宛名情報を参照した事由(事由コード、事由名等)などを特定可能な情報が含まれる。
操作ログ1000によれば、いつ、誰が、どのような理由で、個人番号以外の宛名情報を参照したのかを特定することができる。
図11は、操作ログの具体例を示す説明図(その2)である。図11において、操作ログ1100は、クライアント端末102で行われた個人番号表示についての操作の操作ログである。操作ログ1100には、個人番号表示が行われた日時(作成日、作成時間)、個人番号表示を行った職員(職員コード、職員名称等)、個人番号を参照した業務(業務コード、業務名、処理内容等)、個人番号の参照有無などを特定可能な情報が含まれる。
操作ログ1100によれば、いつ、誰が、どのような業務において、個人番号を参照したのかを特定することができる。また、操作ログ1100に個人番号を含まないことで、特定個人情報である個人番号を含む操作ログが記録されることを防ぐことができる。
(表示制御装置101の個人情報表示処理手順)
つぎに、表示制御装置101の個人情報表示処理手順について説明する。
図12は、表示制御装置101の個人情報表示処理手順の一例を示すフローチャートである。図12のフローチャートにおいて、まず、表示制御装置101は、クライアント端末102からの宛名検索依頼を受け付けたか否かを判断する(ステップS1201)。ここで、表示制御装置101は、宛名検索依頼を受け付けるのを待つ(ステップS1201:No)。
そして、表示制御装置101は、宛名検索依頼を受け付けた場合(ステップS1201:Yes)、検索条件として入力された個人番号以外の個人情報を検索条件の繰り返し入力の対象として検索条件ファイルに記録する(ステップS1202)。なお、表示制御装置101は、検索条件として入力された個人番号については検索条件の繰り返し入力の対象として記録しない。
つぎに、表示制御装置101は、宛名情報DB220(例えば、図5参照)から、宛名検索依頼に対応する宛名情報を抽出する(ステップS1203)。そして、表示制御装置101は、抽出した宛名情報に基づいて、個人番号を表示しない状態での個人番号表示欄と、個人番号の表示指示を受け付ける操作部品とを含む宛名照会画面の画面情報を生成する(ステップS1204)。宛名照会画面は、宛名情報に含まれる個人番号以外の個人情報、例えば、宛名番号、氏名、生年月日、性別、住所等を含む。
つぎに、表示制御装置101は、生成した宛名照会画面の画面情報をクライアント端末102に送信することにより、クライアント端末102のディスプレイ406に宛名照会画面を表示させる(ステップS1205)。そして、表示制御装置101は、クライアント端末102からの個人番号の表示指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS1206)。
ここで、個人番号の表示指示を受け付けていない場合(ステップS1206:No)、表示制御装置101は、クライアント端末102からの宛名照会画面の表示終了指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS1207)。
ここで、宛名照会画面の表示終了指示を受け付けていない場合(ステップS1207:No)、表示制御装置101は、ステップS1206に戻る。一方、宛名照会画面の表示終了指示を受け付けた場合(ステップS1207:Yes)、表示制御装置101は、ステップS1211に移行する。
また、ステップS1206において、個人番号の表示指示を受け付けた場合(ステップS1206:Yes)、表示制御装置101は、個人番号表示についての操作の操作ログを記録する(ステップS1208)。そして、表示制御装置101は、クライアント端末102のディスプレイ406に表示された宛名照会画面内の個人番号表示欄に、宛名情報に含まれる個人番号を表示させる(ステップS1209)。
つぎに、表示制御装置101は、クライアント端末102からの宛名照会画面の表示終了指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS1210)。
ここで、表示制御装置101は、宛名照会画面の表示終了指示を受け付けるのを待って(ステップS1210:No)、宛名照会画面の表示終了指示を受け付けた場合(ステップS1210:Yes)、宛名照会画面の表示を終了させて(ステップS1211)、本フローチャートによる一連の処理を終了する。
これにより、宛名検索依頼に応じた検索結果を示す初期画面において、個人番号を表示しない状態での個人番号表示欄の表示を行うとともに、操作部品に対する操作による個人番号の表示指示に応じて、個人番号表示欄に個人番号を表示させることができる。
以上説明したように、実施の形態にかかる表示制御装置101によれば、クライアント端末102からの宛名検索依頼を受け付けたことに応じて、宛名情報DB220から、宛名検索依頼に対応する宛名情報を抽出することができる。そして、表示制御装置101によれば、抽出した宛名情報のうちの、少なくとも個人番号の情報を除く情報を検索結果として出力することができる。
具体的には、例えば、表示制御装置101は、宛名検索依頼に応じた検索結果を示す初期画面において、宛名情報に含まれる氏名の表示と、個人番号を表示しない状態での個人番号表示欄の表示とを行うとともに、個人番号の表示指示を受け付ける操作部品を表示する制御を行うことができる。これにより、自治体の職員が業務システム上で業務を行う際の無用な個人番号の表示を抑止することができる。
また、表示制御装置101によれば、操作部品に対する操作による個人番号の表示指示に応じて、個人番号表示欄への個人番号の表示を行うことができる。これにより、職員による個人番号の参照が必要な場合には、宛名照会画面120などの初期画面での操作部品に対する操作に応じて個人番号を表示させることができる。
また、表示制御装置101によれば、操作部品に対する操作による個人番号の表示指示に応じて、個人番号を表示させたことを示す操作ログを記録することができる。この際、表示制御装置101によれば、個人番号を含まない操作ログ(例えば、操作ログ1100)を記録することができる。これにより、いつ、誰が、どのような業務において、個人番号を参照したのかを特定することが可能となる。また、特定個人情報である個人番号を含む操作ログが記録されることを防ぐことができる。
また、表示制御装置101によれば、個人情報のいずれかを検索依頼の検索条件として受け付けることができる。例えば、表示制御装置101によれば、個人番号を指定した宛名検索依頼を受け付けた場合には、宛名情報DB220から、指定された個人番号に対応する宛名情報を抽出することができる。これにより、職員は、個人番号を検索条件として宛名情報を検索することができる。また、検索条件として個人番号が指定された場合であっても、宛名検索依頼に応じた検索結果を示す初期画面において個人番号の表示を抑止することができる。
また、例えば、表示制御装置101によれば、氏名を指定した宛名検索依頼を受け付けた場合には、宛名情報DB220から、指定された氏名に対応する宛名情報を抽出することができる。これにより、職員は、氏名を検索条件として宛名情報を検索することができる。
また、表示制御装置101によれば、検索条件として入力された個人番号以外の個人情報については検索条件の繰り返し入力の対象として記憶し、検索条件として入力された個人番号については検索条件の繰り返し入力の対象として記憶しない、制御を行うことができる。これにより、検索条件の繰り返し入力を可能にして業務を簡単化しつつ、特定個人情報である個人番号が、検索条件の繰り返し入力の対象として検索条件ファイル(例えば、検索条件ファイル800)に記録されることを防ぐことができる。また、検索条件ファイルへの個人番号の記録にともなう操作ログの発生を防ぐことができる。
なお、本実施の形態で説明した個人情報表示方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。本個人情報表示プログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また、本個人情報表示プログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布してもよい。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)宛名情報の表示制御を行う個人情報表示プログラムにおいて、
個人番号の表示に先立って、宛名情報の一部である氏名情報の表示と、前記個人番号を表示しない状態での個人番号表示欄の表示とを行うとともに、前記個人番号の表示指示を受け付ける操作部品を表示し、
前記操作部品に対する操作による前記個人番号の表示指示に応じて、該操作ログを記録するとともに、前記個人番号表示欄への前記個人番号の表示を行う、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする個人情報表示プログラム。
(付記2)前記氏名情報と、前記個人番号表示欄と、前記操作部品とを含む表示は、宛名検索依頼に応じた検索結果を示す初期画面で行われる、ことを特徴とする付記1に記載の個人情報表示プログラム。
(付記3)前記宛名検索依頼は、前記個人番号の指定を含むことを特徴とする付記2に記載の個人情報表示プログラム。
(付記4)前記宛名検索依頼は、前記氏名の指定を含むことを特徴とする付記2に記載の個人情報表示プログラム。
(付記5)前記操作ログは、前記個人番号を含まないことを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載の個人情報表示プログラム。
(付記6)宛名情報の表示制御を行う個人情報表示方法において、
個人番号の表示に先立って、宛名情報の一部である氏名情報の表示と、前記個人番号を表示しない状態での個人番号表示欄の表示とを行うとともに、前記個人番号の表示指示を受け付ける操作部品を表示し、
前記操作部品に対する操作による前記個人番号の表示指示に応じて、該操作ログを記録するとともに、前記個人番号表示欄への前記個人番号の表示を行う、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする個人情報表示方法。
(付記7)宛名情報の表示制御を行う表示制御装置において、
個人番号の表示に先立って、宛名情報の一部である氏名情報の表示と、前記個人番号を表示しない状態での個人番号表示欄の表示とを行うとともに、前記個人番号の表示指示を受け付ける操作部品を表示し、
前記操作部品に対する操作による前記個人番号の表示指示に応じて、該操作ログを記録するとともに、前記個人番号表示欄への前記個人番号の表示を行う、
制御部を有することを特徴とする表示制御装置。
(付記8)個人情報の検索依頼を受け付け、
個人番号を含む個人情報を記憶した記憶部を参照して、前記検索依頼に対応する個人情報を読み出し、
読み出した前記個人情報の内の、少なくとも個人番号の情報を除く情報を検索結果として出力する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする個人情報表示プログラム。
(付記9)前記検索結果に前記個人番号について表示させる指示を受け付ける受け付け部を含める処理を、さらに前記コンピュータに実行させることを特徴とする付記8に記載の個人情報表示プログラム。
(付記10)前記受け付け部において前記個人番号について表示させる指示を受け付けた場合に、前記個人番号を表示させるとともに、該個人番号を表示させたことを表示ログ記憶部に記憶する処理を、さらに前記コンピュータに実行させることを特徴とする付記9に記載の個人情報表示プログラム。
(付記11)前記個人情報の何れかを前記検索依頼の検索条件として受け付け、
前記検索条件として入力された前記個人番号以外の個人情報については検索条件の繰り返し入力の対象として記憶し、前記検索条件として入力された前記個人番号については検索条件の繰り返し入力の対象として記憶しない、制御を行う、
処理をさらに前記コンピュータに実行させることを特徴とする付記8に記載の個人情報表示プログラム。
(付記12)個人情報の検索依頼を受け付け、
個人番号を含む個人情報を記憶した記憶部を参照して、前記検索依頼に対応する個人情報を読み出し、
読み出した前記個人情報の内の、少なくとも個人番号の情報を除く情報を検索結果として出力する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする個人情報表示方法。
(付記13)個人情報の検索依頼を受け付け、
個人番号を含む個人情報を記憶した記憶部を参照して、前記検索依頼に対応する個人情報を読み出し、
読み出した前記個人情報の内の、少なくとも個人番号の情報を除く情報を検索結果として出力する、
制御部を有することを特徴とする表示制御装置。
101 表示制御装置
102 クライアント端末
110 記憶部
120 宛名照会画面
130 個人番号表示欄
140 操作部品
200 業務支援システム
220 宛名情報DB
230 操作ログDB
600 宛名検索画面
701 受付部
702 抽出部
703 表示制御部
704 記録部
800 検索条件ファイル
1000,1100 操作ログ

Claims (10)

  1. 宛名情報の表示制御を行う個人情報表示プログラムにおいて、
    個人番号の表示に先立って、宛名情報の一部である氏名情報の表示と、前記個人番号を表示しない状態での個人番号表示欄の表示とを行うとともに、前記個人番号の表示指示を受け付ける操作部品を表示し、
    前記操作部品に対する操作による前記個人番号の表示指示に応じて、前記操作に関する、前記個人番号を含まない操作ログを記録するとともに、前記個人番号表示欄への前記個人番号の表示を行う、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする個人情報表示プログラム。
  2. 前記氏名情報と、前記個人番号表示欄と、前記操作部品とを含む表示は、宛名検索依頼に応じた検索結果を示す初期画面で行われる、ことを特徴とする請求項1に記載の個人情報表示プログラム。
  3. 前記宛名検索依頼は、前記個人番号の指定を含むことを特徴とする請求項2に記載の個人情報表示プログラム。
  4. 前記宛名検索依頼は、前記氏名の指定を含むことを特徴とする請求項2に記載の個人情報表示プログラム。
  5. 宛名情報の表示制御を行う個人情報表示方法において、
    個人番号の表示に先立って、宛名情報の一部である氏名情報の表示と、前記個人番号を表示しない状態での個人番号表示欄の表示とを行うとともに、前記個人番号の表示指示を受け付ける操作部品を表示し、
    前記操作部品に対する操作による前記個人番号の表示指示に応じて、前記操作に関する、前記個人番号を含まない操作ログを記録するとともに、前記個人番号表示欄への前記個人番号の表示を行う、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする個人情報表示方法。
  6. 宛名情報の表示制御を行う表示制御装置において、
    個人番号の表示に先立って、宛名情報の一部である氏名情報の表示と、前記個人番号を表示しない状態での個人番号表示欄の表示とを行うとともに、前記個人番号の表示指示を受け付ける操作部品を表示し、
    前記操作部品に対する操作による前記個人番号の表示指示に応じて、前記操作に関する、前記個人番号を含まない操作ログを記録するとともに、前記個人番号表示欄への前記個人番号の表示を行う、
    制御部を有することを特徴とする表示制御装置。
  7. 個人情報の検索依頼を受け付け、
    個人番号を含む個人情報を記憶した記憶部を参照して、前記検索依頼に対応する個人情報を読み出し、
    読み出した前記個人情報の内の少なくとも個人番号の情報を除く情報と、前記個人番号について表示させる指示を受け付ける受け付け部とを検索結果として出力し、
    前記受け付け部において前記個人番号について表示させる指示を受け付けた場合に、前記個人番号を表示させるとともに、該個人番号を表示させたことを示す、該個人番号を含まない操作ログを記憶部に記憶する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする個人情報表示プログラム。
  8. 前記個人情報の何れかを前記検索依頼の検索条件として受け付け、
    前記検索条件として入力された前記個人番号以外の個人情報については検索条件の繰り返し入力の対象として記憶し、前記検索条件として入力された前記個人番号については検索条件の繰り返し入力の対象として記憶しない、制御を行う、
    処理をさらに前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項7に記載の個人情報表示プログラム。
  9. 個人情報の検索依頼を受け付け、
    個人番号を含む個人情報を記憶した記憶部を参照して、前記検索依頼に対応する個人情報を読み出し、
    読み出した前記個人情報の内の少なくとも個人番号の情報を除く情報と、前記個人番号について表示させる指示を受け付ける受け付け部とを検索結果として出力し、
    前記受け付け部において前記個人番号について表示させる指示を受け付けた場合に、前記個人番号を表示させるとともに、該個人番号を表示させたことを示す、該個人番号を含まない操作ログを記憶部に記憶する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする個人情報表示方法。
  10. 個人情報の検索依頼を受け付け、
    個人番号を含む個人情報を記憶した記憶部を参照して、前記検索依頼に対応する個人情報を読み出し、
    読み出した前記個人情報の内の少なくとも個人番号の情報を除く情報と、前記個人番号について表示させる指示を受け付ける受け付け部とを検索結果として出力し、
    前記受け付け部において前記個人番号について表示させる指示を受け付けた場合に、前記個人番号を表示させるとともに、該個人番号を表示させたことを示す、該個人番号を含まない操作ログを記憶部に記憶する、
    制御部を有することを特徴とする表示制御装置。
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