JP7006469B2 - データ連携プログラム、データ連携システムおよびデータ連携方法 - Google Patents

データ連携プログラム、データ連携システムおよびデータ連携方法 Download PDF

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本発明は、データ連携プログラム、データ連携システムおよびデータ連携方法に関する。
従来、WEBページに直接入力するようなデータは、表示された画面または出力された帳票を参照して、ユーザが直接、WEBページにデータを入力している。
関連する先行技術としては、クライアントでのクッキー(Cookie)処理による異なるドメイン間データ受け渡しに関する技術がある(たとえば、下記特許文献1を参照。)。
特開2002-373152公報
しかしながら、従来技術にあっては、ユーザの入力の手間がかかるという問題点がある。また、従来技術にあっては、人手で直接入力をすることから、入力ミスが発生する虞れがあるという問題点がある。
一つの側面では、本発明は、入力作業を軽減することを目的とする。
一つの実施態様では、URL(Uniform Resource Locator)によって特定される画面の情報と、当該画面を表示する際に用いられるブラウザに関するブラウザ情報と、当該画面への入力対象となっている入力情報と、に基づいて、第1のクッキー情報を生成し、前記第1のクッキー情報を記憶部に記憶し、サーバに対して、前記記憶部に記憶された前記第1のクッキー情報を送信して、前記画面を要求し、前記サーバから、前記第1のクッキー情報に基づいて前記画面に前記入力情報を反映させた反映画面の情報、および、当該サーバによって生成された第2のクッキー情報を受信し、受信した情報にかかる反映画面を前記ブラウザを用いて表示する、データ連携プログラム、データ連携システムおよびデータ連携方法が提供される。
本発明の一側面によれば、入力作業を軽減することができる。
図1は、実施の形態にかかるデータ連携プログラム、データ連携システムおよびデータ連携方法におけるデータ連携処理の概要の一例を示す説明図である。 図2は、データ連携システムのシステム構成の一例を示すブロック図である。 図3は、WEBサーバ・パッケージサーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図4は、クライアント装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図5は、クッキーファイル生成用テンプレートDBのデータ構成の一例を示す説明図である。 図6は、パッケージサーバの機能的構成の一例を示すブロック図である。 図7は、クライアント装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。 図8は、WEBサーバの機能的構成の一例を示すブロック図である。 図9は、パッケージサーバの処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図10は、クライアント装置の処理の手順の一例(その1)を示すフローチャートである。 図11は、クライアント装置の処理の手順の一例(その2)を示すフローチャートである。 図12は、WEBサーバの処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図13は、パッケージサーバにおけるアプリケーションのメニュー画面の一例を示す説明図である。 図14は、パッケージサーバに表示される画面の一例を示す説明図である。 図15は、URL画面の一例を示す説明図である。
以下に図面を参照して、本発明にかかるデータ連携プログラム、データ連携システムおよびデータ連携方法の実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
(データ連携処理の概要)
図1は、実施の形態にかかるデータ連携プログラム、データ連携システムおよびデータ連携方法におけるデータ連携処理の概要の一例を示す説明図である。
図1において、符号100は帳票である。この帳票100には、『(項目)A=1000(円)』、『(項目)B=10000(円)』、『(項目)C=5000(円)』、・・・のデータからなり、その帳票100が画面に表示されていたり、あるいは、その帳票100のデータが出力されていたりする。
また、符号110はURL画面である。このURL画面110は、具体的には、たとえば、インターネットを用いた申請をおこなうための申請書(「○○申請書」)に関する画像であってもよい。通常は、このURL画面110の空欄の項目1~8に、ユーザが直接データを入力することによって、申請処理をおこなうことができる。
クッキー情報生成にかかる工程101において、帳票100のデータに基づいて、URL画面110用のクッキー情報を生成する。具体的には、URL画面110のレイアウトにあわせて、『1←A=1000(「A」のデータを「項目1」に設定(入力)する)』、『5←B=10000(「B」のデータを「項目5」に設定(入力)する)』、『8←C=5000(「C」のデータを「項目8」に設定(入力)する)』、・・・というクッキー情報(クッキーファイル)を生成する。そして、クッキー情報記憶にかかる工程102において、このクッキー情報(『1=1000(「1000」を「項目1」に設定する)』、『5=10000(「10000」を「項目5」に設定する)』、『8=5000(「8000」を「項目8」に設定する)』、・・・)を記憶しておく。
通常、クッキーはURL画面を要求したWEBサーバ(たとえば、後述する図2に示すWEBサーバ201)とのやりとりにおいて使用されるものであることから、クッキーの生成は、そのWEBサーバによっておこなわれるのが一般的である。これに対して、本実施の形態では、WEBサーバとは別のサーバ(たとえば、後述する図2に示すパッケージサーバ204など)、あるいは、クライアント装置において、クッキーを生成する。
ここで、WEBサーバとは別のサーバあるいはクライアント装置によって生成されるクッキーは、WEBサーバにおいて生成される「『真性』クッキー」に対する、真性ではない、いわゆる「『偽』クッキー」である。以下、WEBサーバにおいて生成されるクッキーを「真性クッキー」と称し、WEBサーバとは別のサーバ(たとえば、図2に示すパッケージサーバ204)あるいはクライアント装置(たとえば、図2に示すクライアント装置202)において生成されるクッキーを「偽クッキー」と称して、それぞれのクッキーを区別して説明する。
しかし、この「偽クッキー」は、受け取ったWEBサーバにとっては、「真性クッキー」とは見分けがつかない。したがって、WEBサーバは、「偽クッキー」に基づいて、「真性クッキー」と同様の処理をすることができる。本実施の形態では、その仕組みを利用して、「偽クッキー」を用いた、効率のよいデータ連携を実現する。
つぎに、URL画面要求にかかる工程103において、WEBサーバに対して、URL画面110の要求をする。その要求の際に、上記サーバに対して、工程102において記憶しておいたクッキー情報をあわせて送信する。
その後、クッキー情報反映にかかる工程104において、上記サーバは、URL画面110を抽出し、受信したクッキー情報を、抽出したURL画面110に反映する。具体的には、URL画面110の「項目1」欄に『1000』を、「項目5」欄に『10000』を、「項目8」欄に『5000』を、・・・、というように、それぞれ配置(入力)する。
つぎに、クッキー情報生成にかかる工程105において、上記サーバは、クッキーが反映されて配置されたURL画面110の内容、より具体的には、URL画面110に入力されたデータに基づいて、クッキー情報(『1=1000』、『5=10000』、『8=5000』、・・・)を生成する。このクッキー情報は、WEBサーバ201が生成する「真性」のクッキー情報である。
そして、工程104においてクッキー情報が反映されてレイアウトされたURL画面110の情報、および、工程105において生成されたクッキー情報が、クライアント装置(たとえば、後述する図2に示すクライアント装置202)へ送信される。
つぎに、工程106において、上記クライアント装置のブラウザ120に、クッキー情報が反映されてレイアウトされたURL画像130が表示される。その後、工程107においては、ブラウザ120に表示されたURL画像130において、すでに、入力が完了している項目があるので、ユーザは、それ以外の空欄の項目のみを入力するようにすればよい。
このように、実施の形態にかかるデータ連携プログラム、データ連携システムおよびデータ連携方法にあっては、すでに作成され、表示されている画面または出力された帳票データを用いて、URL画面110に対応するクッキー情報を生成し、そのクッキー情報を利用して、URL画面110を管理するWEBサーバとのデータ連携を図ることができる。
したがって、ユーザは、すでに作成され、表示されている画面または出力された帳票データに関しては、URL画面110の入力欄に、そのデータを直接、入力する必要がなく、その分、ユーザの入力作業を軽減することができる。以下、その詳細な仕組みについて説明する。
(データ連携システムのシステム構成)
図2は、データ連携システム200のシステム構成の一例を示すブロック図である。図2において、データ連携システム200は、WEBサーバ201と、クライアント装置202とが、ネットワーク203によって接続されている。したがって、データ連携システム200は、WEBサーバ201と、クライアント装置202と、によって構成されていてもよい。
また、データ連携システム200は、パッケージサーバ204と、クライアント装置202とが、ネットワーク203によって、接続されていてもよい。したがって、データ連携システム200は、WEBサーバ201と、クライアント装置202と、パッケージサーバ204と、によって構成されていてもよい。
また、クッキーファイル生成用テンプレートDB205が、パッケージサーバ204にアクセス可能に接続されている。クッキーファイル生成用テンプレートDB205は、パッケージサーバ204が有してもよいし、パッケージサーバ204とは別のサーバが有していてもよい。その際、パッケージサーバ204は、API(Application Programming Interface)などを用いて、必要なテンプレートを当該別のサーバのクッキーファイル生成用テンプレートDB205から取得するようにしてもよい。
クライアント装置202が、クッキー情報の一例であるクッキーファイルを生成する場合には、クライアント装置202にクッキーファイル生成用テンプレートDB205がアクセス可能に接続されていてもよい。クライアント装置202も、パッケージサーバ204と同様に、クッキーファイル生成用テンプレートDB205を有していてもよく、また、必要なテンプレートを当該別のサーバのクッキーファイル生成用テンプレートDB205から取得するようにしてもよい。
クライアント装置202は、ユーザが利用する情報処理装置である。クライアント装置202は、具体的には、たとえば、パーソナルコンピュータ(PC)、タブレット端末装置、スマートフォンなどの、ネットワーク203を介してWEBサーバ201に接続可能な情報処理装置であればよい。
また、パッケージサーバ204は、ユーザが利用するデータを管理するサーバである。データの管理は、独自のアプリケーション(たとえば、後述する図13において示した会計業務アプリケーションなど)を用いておこなうことができる。
(WEBサーバ・パッケージサーバのハードウェア構成例)
図3は、WEBサーバ・パッケージサーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図3において、WEBサーバ201およびパッケージサーバ204は、CPU(Central Processing Unit)301と、メモリ302と、ネットワークI/F(Interface)303と、記録媒体I/F304と、記録媒体305と、を有する。また、各構成部301~304は、バス300によってそれぞれ接続される。
ここで、CPU301は、サーバ(WEBサーバ201・パッケージサーバ204)の全体の制御を司る。メモリ302は、たとえば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびフラッシュROMなどを有する。具体的には、たとえば、フラッシュROMやROMが各種プログラムを記憶し、RAMがCPU301のワークエリアとして使用される。メモリ302に記憶されるプログラムは、CPU301にロードされることで、コーディングされている処理をCPU301に実行させる。
ネットワークI/F303は、通信回線を通じてネットワーク203に接続され、ネットワーク203を介して他の装置に接続される。そして、ネットワークI/F303は、ネットワーク203と自装置内部とのインターフェースを司り、他の装置(たとえば、クライアント装置202など)からのデータの入出力を制御する。ネットワークI/F303には、たとえば、モデムやLANアダプタなどを採用することができる。
記録媒体I/F304は、CPU301の制御にしたがって記録媒体305に対するデータのリード/ライトを制御する。記録媒体305は、記録媒体I/F304の制御で書き込まれたデータを記憶する。記録媒体305としては、たとえば、磁気ディスク、光ディスクなどが挙げられる。
なお、WEBサーバ201・パッケージサーバ204は、上述した構成部301~305のほかに、たとえば、図示を省略する、SSD(Solid State Drive)、キーボード、ポインティングデバイス、ディスプレイなどを有することにしてもよい。
(クライアント装置のハードウェア構成例)
図4は、クライアント装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図4において、クライアント装置202は、CPU401と、メモリ402と、ネットワークI/F403と、ディスプレイ404と、入力装置405と、を有する。また、各構成部401~405はバス400によってそれぞれ接続される。
ここで、CPU401は、クライアント装置202の全体の制御を司る。メモリ402は、たとえば、ROM、RAMおよびフラッシュROMなどを有する。具体的には、たとえば、フラッシュROMやROMが各種プログラムを記憶し、RAMがCPU401のワークエリアとして使用される。メモリ402に記憶されるプログラムは、CPU401にロードされることで、コーディングされている処理をCPU401に実行させる。
ネットワークI/F403は、通信回線を通じてネットワーク203に接続され、ネットワーク203を介して他の装置(図2に示したWEBサーバ201やパッケージサーバ204など)に接続される。そして、ネットワークI/F403は、ネットワーク203と自装置内部とのインターフェースを司り、他の装置からのデータの入出力を制御する。
ディスプレイ404は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示する。ディスプレイ404は、たとえば、液晶ディスプレイ、有機EL(Electroluminescence)ディスプレイなどを採用することができる。また、ディスプレイ404は、ヘッドマウントディスプレイなどであってもよい。
入力装置405は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを有し、データの入力をおこなう。入力装置405は、キーボードやポインティングデバイスなどであってもよく、また、タッチパネル式の入力パッドやテンキーなどであってもよい。
(クッキーファイル生成用テンプレートDB205の内容)
図5は、クッキーファイル生成用テンプレートDBのデータ構成の一例を示す説明図である。図5において、クッキーファイル生成用テンプレートDB205は、クッキーファイル生成用テンプレート500のデータベース(テーブル)である。
クッキーファイル生成用テンプレート500を検索する際の検索キーは、サイト名称、ページ名称、WEBブラウザであり、サイトのページごとにクッキーファイル生成用テンプレート500が記憶されている。さらに、それらのクッキーファイル生成用テンプレート500が、WEBブラウザごとにそれぞれ記憶されている。
図5に示す、一番手前のクッキーファイル生成用テンプレート500において、上側に示された最初の『BBB』はサイト名称を、つぎの『CCC』はページ名称を、そのつぎの『Internet Explorer(登録商標)』はWEBブラウザを、それぞれ示している。
また、3番目のクッキーファイル生成用テンプレート500は、サイト名称は『AAA』であり、ページ名称は『BBB』であり、WEBブラウザが『Google Chrome(登録商標)』である。また、4番目のクッキーファイル生成用テンプレート500は、サイト名称は『AAA』であり、ページ名称は『BBB』であり、WEBブラウザが『Microsoft Edge』である。
また、2番目のクッキーファイル生成用テンプレート500は、サイト名称は『BBB』であり、ページ名称は『CCC』であり、一番手前のクッキーファイル生成用テンプレート500と同じである。しかし、WEBブラウザが『Microsoft Edge(登録商標)』であり、一番手前のクッキーファイル生成用テンプレート500とは異なる。このように、同じサイト・ページであっても、WEBブラウザごとに、それぞれ別のテンプレートが用意されている。
また、クッキーファイル生成用テンプレート500の本文には、該当ページにおけるクッキーファイルの内容が記載されており、その内容に基づいて、印刷した帳票または表示画面から入力値を設定することによって、クッキーファイルを作成することができる。
また、クッキー生成APIを用いて、クッキーファイルを生成するようにしてもよい。その場合は、印刷した帳票または表示画面から、クッキー生成APIの入力値にデータを設定して、クッキー生成APIを呼び出す。その際の引数は、(1)サイト名称、(2)ページ名称、(3)WEBブラウザ、(4)入力値1、入力値2、入力値3、入力値4、・・・とする。
そして、サイト名称、ページ名称、WEBブラウザから、クッキーファイル生成用テンプレートDB(テーブル)を検索して、該当したクッキーファイル生成用テンプレートにそれぞれ入力値を設定後に、クッキーファイルを生成する。このようにすることによって、より簡単に、クッキーファイルを生成することができる。
(パッケージサーバの機能的構成)
図6は、パッケージサーバの機能的構成の一例を示すブロック図である。図6において、パッケージサーバ204は、サイト名称・ページ名称取得部601と、ブラウザ情報取得部602と、クッキーファイル生成用テンプレート取得部603と、データ抽出部604と、クッキーファイル生成部605と、クッキーファイル送信部606と、を備える構成となっている。
サイト名称・ページ名称取得部601は、データ連携の対象となる、URLによって特定される画面の情報として、当該画面にかかるサイト名称とページ名称とを取得する。この画面の情報(サイト名称・ページ名称)については、たとえば、WEBサーバ201から取得することができる。サイト名称・ページ名称取得部601は、具体的には、たとえば、図3に示した、メモリ302などに記憶されたプログラムをCPU301に実行させることによって、また、ネットワークI/F303などによって、その機能を実現することができる。
ブラウザ情報取得部602は、クライアント装置202が画面を表示する際に用いるブラウザに関するブラウザ情報を取得する。ブラウザ情報には、ブラウザの種類やそのバージョンなどに関する情報が含まれる。ブラウザ情報取得部602は、具体的には、たとえば、図3に示した、メモリ302などに記憶されたプログラムをCPU301に実行させることによって、また、ネットワークI/F303などによって、その機能を実現することができる。
クッキーファイル生成用テンプレート取得部603は、サイト名称・ページ名称取得部601によって取得された画面の情報(サイト名称・ページ名称)と、ブラウザ情報取得部602によって取得されたブラウザ情報と、に基づいて、当該サイトのページを当該ブラウザで表示する際のクッキーファイル生成用テンプレート500を、クッキーファイル生成用テンプレートDB205から取得する。
クッキーファイル生成用テンプレート取得部603は、具体的には、たとえば、図3に示した、メモリ302などに記憶されたプログラムをCPU301に実行させることによって、また、ネットワークI/F303などによって、その機能を実現することができる。
データ抽出部604は、画面の情報(サイト名称・ページ名称)にかかる画面への入力対象となっている入力情報(データ)を抽出する。抽出される入力情報は、たとえば、パッケージサーバ204によって表示される画面のデータや、パッケージサーバ204によって出力される帳票のデータなどであってもよい。
データ抽出部604は、具体的には、たとえば、図3に示した、メモリ302などに記憶されたプログラムをCPU301に実行させることによって、また、ネットワークI/F303などによって、その機能を実現することができる。
クッキーファイル生成部605は、画面の情報(サイト名称・ページ名称)と、ブラウザ情報取得部602によって取得されたブラウザ情報と、データ抽出部604によって抽出された画面への入力対象となっている入力情報(データ)と、に基づいて、クッキーファイルを生成する。具体的には、クッキーファイル生成用テンプレート取得部603によって取得されたテンプレートを用いて、当該テンプレートに入力値を設定することによって、入力情報にかかるクッキーファイルを生成する。
クッキーファイル生成部605は、具体的には、たとえば、図3に示した、メモリ302などに記憶されたプログラムをCPU301に実行させることによって、その機能を実現することができる。
クッキーファイル送信部606は、クッキーファイル生成部605によって生成されたクッキーファイルを、クライアント装置202へ送信する。クッキーファイル送信部606は、具体的には、たとえば、図3に示した、ネットワークI/F303などによって、その機能を実現することができる。
このように、パッケージサーバ204が、通常は、WEBサーバ201が生成するクッキー情報を生成し、クライアント装置202へ送信する。これにより、たとえば、パッケージサーバ204によって表示される画面のデータまたはパッケージサーバ204によって出力される帳票のデータなどを、ユーザが入力することなしに、クッキー情報を用いて、URL画面に入力することができ、有効なデータ連携を図ることができる。
(クライアント装置の機能的構成)
図7は、クライアント装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。図7において、クライアント装置202は、クッキーファイル受信部701と、クッキーファイル記憶部702と、データ入力部703と、ページリクエスト・クッキーファイル・入力データ送信部704と、ページ・クッキーファイル受信部705と、ページ表示部706と、を備える構成となっている。
クッキーファイル受信部701は、パッケージサーバ204から送信されたクッキーファイルを受信する。クッキーファイル受信部701は、具体的には、たとえば、図4に示した、ネットワークI/F403などによって、その機能を実現することができる。
クッキーファイル記憶部702は、クッキーファイル受信部701によって受信されたクッキーファイルを、所定の記憶領域に記憶する。このクッキーファイルは、パッケージサーバ204が生成した、いわゆる「偽クッキーファイル」であるが、クッキーファイル記憶部702は、クッキーファイルを『真性』なのか『偽』なのかを区別して記憶することはない。したがって、「真性クッキー」ファイルも、「偽クッキー」ファイルも、すべて、クッキーファイルとして記憶する。クッキーファイル記憶部702は、具体的には、たとえば、図4に示した、メモリ402などによって、その機能を実現することができる。
データ入力部703は、ページ表示部706によって表示されたURL画面の入力欄に、ユーザが所望のデータを入力する。データ入力部703は、具体的には、たとえば、図4に示した、入力装置405などによって、その機能を実現することができる。
ページリクエスト・クッキーファイル・入力データ送信部704は、WEBサーバ201に対して、所望のページ(URL画面)を要求(ページリクエスト)する。また、ページリクエスト・クッキーファイル・入力データ送信部704は、ページリクエストの際に、クッキー要求、すなわち、所定の記憶領域に記憶されたクッキーファイルをあわせて送信する。また、ページリクエスト・クッキーファイル・入力データ送信部704は、表示されているURL画面の入力欄にユーザが所望のデータを入力した場合に、そのデータもあわせて送信する。
ページリクエスト・クッキーファイル・入力データ送信部704は、具体的には、たとえば、図4に示した、ネットワークI/F403などによって、その機能を実現することができる。
ページ・クッキーファイル受信部705は、WEBサーバ201から送信されてきたページ(URL画面)と、クッキーファイルを受信する。このクッキーファイルは、WEBサーバ201が生成した、真性のクッキーファイルである。ページ・クッキーファイル受信部705は、具体的には、たとえば、図4に示した、ネットワークI/F403などによって、その機能を実現することができる。
ページ表示部706は、ページ・クッキーファイル受信部705において受信したページ(URL画面)を表示する。ページ表示部706は、具体的には、たとえば、図4に示した、ディスプレイ404などによって、その機能を実現することができる。
また、クッキーファイル記憶部702は、ページ・クッキーファイル受信部705によって受信された(真性の)クッキーファイルを、所定の記憶領域に記憶するようにしてもよい。
このように、クライアント装置202は、パッケージサーバ204が生成した、真性ではないクッキー(「偽クッキー」)ファイルを記憶しておく。そして、WEBサーバ201に対して、URL画面を要求する際に、その「偽クッキー」ファイルを送信する。そうすることで、WEBサーバ201から受け取るURL画面には、「偽クッキー」ファイルに基づいた、入力情報が反映されたURL画面を受信し、そのURL画面を表示することができる。したがって、入力情報がすでに反映(入力)された入力欄については、あらためてデータを直接入力する必要がない。その分、あらためて入力する手間を省くことができる。
図6および図7における説明では、いわゆる「偽クッキー」ファイルは、パッケージサーバ204において生成をおこない、クライアント装置202は、パッケージサーバ204において生成された「偽クッキー」ファイルを、パッケージサーバ204から受信し、所定の記憶領域に記憶する構成としている。しかしながら、本実施の形態は、この構成に限定されるものではない。
すなわち、クライアント装置202において、いわゆる「偽クッキー」ファイルの生成をおこなうようにしてもよい。その場合には、図示は省略するが、図6のパッケージサーバ204の構成部である、サイト名称・ベージ名称取得部601、ブラウザ情報取得部602、クッキーファイル生成用テンプレート取得部603、データ抽出部604、クッキーファイル生成部605について、パッケージサーバ204に代わって、クライアント装置202が備えていてもよい。このように構成することによって、パッケージサーバ204ではなく、クライアント装置202が有しているデータを入力情報としてデータ連携する際には、便利である。
また、これらの構成部601~605の一部をパッケージサーバ204が備え、残りの構成部をクライアント装置202が備えるようにしてもよい。具体的には、たとえば、クッキーファイル生成用テンプレート500の取得までの処理をパッケージサーバ204でおこない、その後の処理をクライアント装置202においておこなうようにしてもよい。また、反対に、たとえば、クッキーファイル生成用テンプレート500の取得までの処理をクライアント装置202においておこない、その後の処理をパッケージサーバ204においておこなうようにしてもよい。
パッケージサーバ204が、クッキーファイルを生成し始めるきっかけや、生成するタイミングについては、特に限定されない。クライアント装置202が、WEBサーバ201に対してURL画面の要求を開始するまでに、生成されたクッキーファイルがクッキーファイル記憶部702に記憶されていればよい。そのために、事前のどのタイミングで生成処理がおこなわれてもよい。
具体的には、URL画面の要求をする前に、事前にパッケージサーバ204に対して、たとえば、クライアント装置202を介して、クッキーファイルの生成を要求するようにしてもよい。また、あらかじめ定められたルールに基づいて、パッケージサーバ204において、自動的にクッキーファイルの生成がおこなわれるようにしてもよい。
(データ連携システムの構成)
図6に示した、サイト名称・ページ名称取得部601と、ブラウザ情報取得部602と、クッキーファイル生成用テンプレート取得部603と、データ抽出部604と、クッキーファイル生成部605によって、「生成部」を構成することができる。この生成部は、URLによって特定される画面の情報と、当該画面を表示する際に用いられるブラウザに関するブラウザ情報と、当該画面への入力対象となっている入力情報と、に基づいて、第1のクッキー情報を生成することができる。
また、図7に示した、クッキーファイル記憶部702によって、第1のクッキー情報を記憶する「記憶部」を構成することができる。
また、図7に示した、ページリクエスト・クッキーファイル・入力データ送信部704によって、「要求部」を構成することができる。この要求部は、サーバに対して、記憶部に記憶された第1のクッキー情報を送信して、画面を要求することができる。
また、図7に示した、ページ・クッキーファイル受信部705によって、「受信部」を構成することができる。この受信部は、サーバから、第1のクッキー情報に基づいて画面に入力情報を反映させた反映画面の情報と、当該サーバによって生成された第2のクッキー情報と、を受信することができる。
また、図7に示した、ページ表示部706によって、受信した情報にかかる反映画面を前記ブラウザを用いて表示する「表示部」を構成することができる。
このように、上述した生成部と、記憶部と、要求部と、受信部と、表示部と、を有することを特徴とするデータ連携システムであってもよい。このデータ連携システムによって、パッケージサーバ204およびクライアント装置202と同様の機能を実現するようにしてもよい。したがって、生成部と、記憶部と、要求部と、受信部と、表示部とが、データ連携システムのいずれに設けられていてもよい。
(WEBサーバの機能的構成)
図8は、WEBサーバの機能的構成の一例を示すブロック図である。図8において、WEBサーバ201は、ページリクエスト・クッキーファイル・入力データ受信部801と、ページ反映部802と、クッキーファイル生成部803と、ページ・クッキーファイル送信部804と、を備える構成となっている。
ページリクエスト・クッキーファイル・入力データ受信部801は、クライアント装置202からのページリクエストを受信する。また、クライアント装置202からのクッキーファイルを受信する。また、クライアント装置202からの入力データを受信する。
ページリクエスト・クッキーファイル・入力データ受信部801は、具体的には、たとえば、図3に示した、ネットワークI/F303などによって、その機能を実現することができる。
ページ反映部802は、ページリクエスト・クッキーファイル・入力データ受信部801によって受信したページ(URL画面)に対して、あわせて受信したクッキーファイルに基づいて、当該ページにクッキーファイルの内容を反映(設定)させてレイアウトする。また、ページ(URL画面)に対して、入力データの内容を反映(設定)させてレイアウトする。ページ反映部802は、具体的には、たとえば、図3に示した、メモリ302などに記憶されたプログラムをCPU301に実行させることによって、また、ネットワークI/F303などによって、その機能を実現することができる。
クッキーファイル生成部803は、ページ反映部802によって反映されたページ(URL画面)の内容、具体的には、たとえば、URL画面に入力されたデータなどに基づいて、(真性の)クッキーファイルを生成する。URL画面に入力されたデータは、「偽クッキー」ファイルに基づいて入力したデータや、ユーザが直接入力したデータなどが含まれる。
クッキーファイル生成部803は、具体的には、たとえば、図3に示した、メモリ302などに記憶されたプログラムをCPU301に実行させることによって、また、ネットワークI/F303などによって、その機能を実現することができる。
ページ・クッキーファイル送信部804は、ページ反映部802において反映されたページ(URL画面)の情報と、クッキーファイル生成部803によって生成されたクッキーファイルを、クライアント装置202へ送信する。ページ・クッキーファイル送信部804は、具体的には、たとえば、図3に示した、ネットワークI/F303などによって、その機能を実現することができる。
このように、WEBサーバ201の機能的構成は一般的なWEBサーバと同じであり、一般的なWEBサーバと同じ処理動作をおこなう。したがって、データ連携処理において、WEBサーバ201に対して、通常のクッキーを利用したページリクエスト処理をおこなうだけである。すなわち、WEBサーバ201に対して特別な処理や操作をおこなう必要はないので、より簡易にデータ連携処理を実行することができる。
(パッケージサーバの処理の手順)
図9は、パッケージサーバの処理の手順の一例を示すフローチャートである。図9のフローチャートにおいて、パッケージサーバ204は、まず、データ連携するサイト名称、ページ名称を取得する(ステップS901)。また、クライアント装置202のWEBブラウザ情報を取得する(ステップS902)。
そして、ステップS901において取得したサイト名称、ページ名称と、ステップS902において取得したWEBブラウザ情報に基づいて、クッキーファイル生成用テンプレートを検索する(ステップS903)。
検索の結果、該当するテンプレートがあったか否かを判断する(ステップS904)。ここで、該当するテンプレートがあった場合(ステップS904:Yes)は、当該テンプレートを取得する(ステップS905)。つぎに、入力の対象となっている入力情報(データ)を抽出する(ステップS906)。
ステップS905において取得したテンプレートを用いて、ステップS906において抽出したデータに基づいて、クッキーファイルを生成する(ステップS907)。
そして、ステップS907において生成したクッキーファイルを、クライアント装置202へ送信し、一連の処理を終了する。
ステップS904において、該当するテンプレートがなかった場合(ステップS904:No)は、クッキーファイルを生成することができないので、何もせずに、一連の処理を終了する。
(クライアント装置の処理の手順)
図10および図11は、クライアント装置の処理の手順の一例を示すフローチャートである。図10において、クライアント装置202は、クッキーファイルをパッケージサーバ204から受信したか否かを判断する(ステップS1001)。
ここで、クッキーファイルを受信するのを待って(ステップS1001:No)、受信した場合(ステップS1001:Yes)は、受信したクッキーファイルを所定の記憶領域に記憶(保存)し(ステップS1002)、一連の処理を終了する。この図10のフローチャートの処理を、クライアント装置202は、クッキーファイルを受信するたびに繰り返し実行する。
図11において、クライアント装置202は、たとえば、ユーザからの指示など、所定のタイミングにおいて、WEBサーバ201へページリクエストし、クッキーを要求する(ステップS1101)。すなわち、URL画面の要求をおこない、それにともない、図10のステップS1002において保存したクッキーファイルをWEBサーバ201へ送信する。
その後、リクエストしたページ(URL画面)と、WEBサーバ201において生成されたクッキーファイルを受信したか否かを判断する(ステップS1102)。ここで、ページと、クッキーファイルとを受信するのを待って(ステップS1102:No)、受信した場合(ステップS1102:Yes)は、受信したページ(URL画面)を表示する(ステップS1103)とともに、受信したクッキーファイルを所定の記憶領域に記憶(保存)する(ステップS1104)。これにより一連の処理を終了する。
(WEBサーバの処理の手順)
図12は、WEBサーバの処理の手順の一例を示すフローチャートである。図12のフローチャートにおいて、WEBサーバ201は、まず、クライアント装置202から、ページリクエスト・クッキー要求があったか否かを判断する(ステップS1201)。ここで、ページリクエスト・クッキー要求があるのを待って(ステップS1201:No)、あった場合(ステップS1201:Yes)は、要求があったクッキーの内容をページに反映する(ステップS1202)。
つぎに、データの入力があったか否かを判断する(ステップS1203)。ここで、データの入力があった場合(ステップS1203:Yes)は、入力があったデータをページに反映する(ステップS1204)。その後、ステップS1205へ移行する。一方、データの入力がなかった場合(ステップS1203:No)は、何もせずに、ステップS1205へ移行する。
その後、ステップS1205において、クッキーファイルを生成する(ステップS1205)。このクッキーファイルの生成は、WEBサーバにおいておこなわれる通常の処理であり、クッキー情報が反映されたURL画面の情報、たとえば、URL画面に入力されたデータに基づいて、クッキーファイルを生成する。
そして、ステップS1202およびステップS1204において反映したページと、ステップS1205において生成したクッキーファイルを、クライアント装置202へ送信し(ステップS1206)、一連の処理を終了する。WEBサーバ201は、クライアント装置202からのページリクエストがあるたびに、これらの処理を繰り返し実行する。
(パッケージサーバのアプリケーションの内容)
図13は、パッケージサーバにおけるアプリケーションのメニュー画面の一例を示す説明図である。図13において、表示画面1300には、会計業務アプリケーションのメニュー画面が示されている。
人事給与のアイコンから、左側の年末調整処理1301を選択すると、中央に、年末調整処理の一覧が表示され、その中から、帳票1302を選択する。そうすると、右側に帳票に関する一覧が表示される。その中から、源泉徴収票1303を選択すると、図14に示す源泉徴収票1400が表示される。
(パッケージサーバの表示画面の内容)
図14は、パッケージサーバに表示される画面の一例を示す説明図である。図14は、表示画面1300に表示された源泉徴収票1400を示している。図示を省略するが、源泉徴収票1400は、同じものが1枚のシートに複数表示される場合もある。源泉徴収票1400において、各種金額が記載されている。
具体的には、「支払金額」欄1401には、『6,570,000(円)』が記載されており、「給与所得控除後の金額」欄1402には、『4,714,400(円)』が記載されており、「社会保険料等の金額」欄1403には、『1,045,860(円)』が記載されており、「旧生命保険料の金額」欄1405には、『158,000(円)』が記載されている。
図14に示した源泉徴収票1400は、パッケージサーバ204によって表示される画面のデータの一例であり、パッケージサーバ204によって出力される帳票のデータの一例でもある。したがって、パッケージサーバ204において管理しているデータを入力情報として利用でき、効率的なデータ連携を実現することができる。
(URL画面の内容)
図15は、URL画面の一例を示す説明図である。図15は、ブラウザ1500に表示された国税電子申告画面であり、給与所得の源泉徴収票に関する情報の入力をする入力画面を示している。図15からもわかるように、この入力画面においても、図14の源泉徴収票1400と同様に、「支払金額」欄1501と、「給与所得控除後の金額」欄1502と、「社会保険料等の金額」欄1503と、「旧生命保険料の金額」欄1504とが、含まれていることがわかる。
従来は、操作者(ユーザ)が、図14に示した源泉徴収票1400を見ながら、各金額および入力欄を間違わないように、いちいち確認しながら、図15に示したブラウザ1500に表示された入力画面に入力している。したがって、入力作業が繁雑で手間がかかっていた。また、入力ミスも多く発生していた。
本実施の形態においては、以下のようなクッキーファイルを生成する。
入力値1:『6,570,000』を「支払金額」欄1501に設定。
入力値2:『4,714,400』を「給与所得控除後の金額」欄1502に設定。
入力値3:『1,045,860』を「社会保険料等の金額」欄1503に設定。
入力値4:『158,000』を、「旧生命保険料の金額」欄1504に設定。
このようなクッキーファイルを生成して、クッキー要求をすることによって、各入力値がそれぞれ各欄に反映される。そして、図15の入力画面のように、すでに、「支払金額」欄1501に、『6,570,000(円)』が入力(設定)されており、「給与所得控除後の金額」欄1502に、『4,714,400(円)』が入力(設定)されており、「社会保険料等の金額」欄1503に、『1,045,860(円)』が入力(設定)されており、「旧生命保険料の金額」欄1504に、『158,000(円)』入力(設定)された状態で、表示される。
その後、操作者(ユーザ)は、未だ入力されていない欄に必要なデータを入力し、入力が完了後に、「作業完了」ボタン1505を押下する。「作業完了」ボタン1505が押下されることによって、入力されたデータがWEBサーバ201へ送信され、入力されたデータが反映されたURL画面が、キャッシュファイルとともに、WEBサーバ201から送信されてくる。このように、操作者の入力作業が軽減され、また、入力ミスの発生も抑制することができる。
なお、図15では、国税電子申告におけるデータ連携の内容について示したが、この内容には限定されない。URL画面に対するデータ連携が必要な多くの分野において広く活用することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、URLによって特定される画面(URL画面)の情報と、当該画面を表示する際に用いられるブラウザに関するブラウザ情報と、当該画面への入力対象となっている入力情報と、に基づいて、第1のクッキー情報(「偽クッキー」ファイル)を生成し、第1のクッキー情報をクッキーファイル記憶部702に記憶し、WEBサーバ201に対して、クッキーファイル記憶部702に記憶された第1のクッキー情報を送信して、URL画面を要求し、WEBサーバ201から、第1のクッキー情報に基づいてURL画面に入力情報を反映させた反映画面の情報、および、当該サーバによって生成された第2のクッキー情報(「真性クッキー」ファイル)を受信し、受信した情報にかかる反映画面をブラウザ1500を用いて表示する。
これにより、入力対象となっている入力情報を、直接入力しなくて済む。したがって、その分、ユーザの入力作業を軽減することができる。
また、本実施の形態によれば、第1のクッキー情報は、WEBサーバ201とは別のサーバ(パッケージサーバ204)によって生成され、クライアント装置202に記憶されるようにしてもよい。また、本実施の形態によれば、入力情報は、別のサーバ(パッケージサーバ204)によって表示される画面のデータであってもよい。また、入力情報は、別のサーバ(パッケージサーバ204)によって出力される帳票のデータであってもよい。したがって、パッケージサーバ204において管理しているデータを入力情報として利用でき、効率的なデータ連携を実現することができる。
また、本実施の形態によれば、第1のクッキー情報は、クライアント装置202によって生成され、クッキーファイル記憶部702に記憶されるようにしてもよい。これにより、クライアントが管理しているデータを入力情報として利用することができる。
また、本実施の形態によれば、第1のクッキー情報は、URLによって特定される画面の情報および当該画面を表示する際に用いられるブラウザに関する情報に基づいて作成された、クッキーファイル生成用テンプレート500を用いて生成されるようにしてもよい。これにより、効率よくかつ確実に第1のクッキー情報(「偽クッキー」ファイル)を生成することができる。
このように、本実施の形態によれば、データ連携をするにあたり、クッキー情報を生成するという処理以外に、複雑な処理や操作を必要とせず、これによって効率のよいデータ連携を図り、入力作業を軽減することができる。
なお、本実施の形態で説明したデータ連携方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。データ連携プログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD(Compact Disc)-ROM、MO(Magneto-Optical Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、フラッシュメモリ、USB(Universal Serial Bus)メモリなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また、データ連携プログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布してもよい。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)URL(Uniform Resource Locator)によって特定される画面の情報と、当該画面を表示する際に用いられるブラウザに関するブラウザ情報と、当該画面への入力対象となっている入力情報と、に基づいて、第1のクッキー情報を生成し、
前記第1のクッキー情報を記憶部に記憶し、
サーバに対して、前記記憶部に記憶された前記第1のクッキー情報を送信して、前記画面を要求し、
前記サーバから、前記第1のクッキー情報に基づいて前記画面に前記入力情報を反映させた反映画面の情報、および、当該サーバによって生成された第2のクッキー情報を受信し、
受信した情報にかかる反映画面を前記ブラウザを用いて表示する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とするデータ連携プログラム。
(付記2)前記第1のクッキー情報は、前記サーバとは別のサーバによって生成され、クライアント装置に記憶されることを特徴とする付記1に記載のデータ連携プログラム。
(付記3)前記入力情報は、前記別のサーバによって表示される画面のデータであることを特徴とする付記2に記載のデータ連携プログラム。
(付記4)前記入力情報は、前記別のサーバによって出力される帳票のデータであることを特徴とする付記2に記載のデータ連携プログラム。
(付記5)前記第1のクッキー情報は、クライアント装置によって生成され、記憶されることを特徴とする付記1に記載のデータ連携プログラム。
(付記6)前記第1のクッキー情報は、URLによって特定される画面の情報および当該画面を表示する際に用いられるブラウザに関する情報に基づいて作成されたテンプレートを用いて生成されることを特徴とする付記1~5のいずれか一つに記載のデータ連携プログラム。
(付記7)前記サーバから受信した第2のクッキー情報を前記記憶部に記憶することを特徴とする付記1~6のいずれか一つに記載のデータ連携プログラム。
(付記8)URL(Uniform Resource Locator)によって特定される画面の情報と、当該画面を表示する際に用いられるブラウザに関するブラウザ情報と、当該画面への入力対象となっている入力情報と、に基づいて、第1のクッキー情報を生成する生成部と、
前記第1のクッキー情報を記憶する記憶部と、
サーバに対して、前記記憶部に記憶された前記第1のクッキー情報を送信して、前記画面を要求する要求部と、
前記サーバから、前記第1のクッキー情報に基づいて前記画面に前記入力情報を反映させた反映画面の情報と、当該サーバによって生成された第2のクッキー情報と、を受信する受信部と、
受信した情報にかかる反映画面を前記ブラウザを用いて表示する表示部と、
を有することを特徴とするデータ連携システム。
(付記9)URL(Uniform Resource Locator)によって特定される画面の情報と、当該画面を表示する際に用いられるブラウザに関するブラウザ情報と、当該画面への入力対象となっている入力情報と、に基づいて、第1のクッキー情報を生成し、
前記第1のクッキー情報を記憶部に記憶し、
サーバに対して、前記記憶部に記憶された前記第1のクッキー情報を送信して、前記画面を要求し、
前記サーバから、前記第1のクッキー情報に基づいて前記画面に前記入力情報を反映させた反映画面の情報と、当該サーバによって生成された第2のクッキー情報と、を受信し、
受信した情報にかかる反映画面を前記ブラウザを用いて表示する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とするデータ連携方法。
100 帳票
110 URL画面
120、1500 ブラウザ
200 データ連携システム
201 WEBサーバ
202 クライアント装置
203 ネットワーク
204 パッケージサーバ
205 クッキーファイル生成用テンプレートDB
500 クッキーファイル生成用テンプレート
601 サイト名称・ページ名称取得部
602 ブラウザ情報取得部
603 クッキーファイル生成用テンプレート取得部
604 データ抽出部
605 クッキーファイル生成部
606 クッキーファイル送信部
701 クッキーファイル受信部
702 クッキーファイル記憶部
703 データ入力部
704 ページリクエスト・クッキーファイル・入力データ送信部
705 ページ・クッキーファイル受信部
706 ページ表示部
801 ページリクエスト・クッキーファイル・入力データ受信部
802 ページ反映部
803 クッキーファイル生成部
804 ページ・クッキーファイル送信部
1300 表示画面
1400 源泉徴収票

Claims (8)

  1. URL(Uniform Resource Locator)によって特定される画面の情報と、当該画面を表示する際に用いられるブラウザに関するブラウザ情報と、当該画面への入力対象となっている入力情報と、に基づいて、第1のクッキー情報を生成し、
    前記第1のクッキー情報を記憶部に記憶し、
    サーバに対して、前記記憶部に記憶された前記第1のクッキー情報を送信して、前記画面を要求し、
    前記サーバから、前記第1のクッキー情報に基づいて前記画面に前記入力情報を反映させた反映画面の情報、および、当該サーバによって生成された第2のクッキー情報を受信し、
    受信した情報にかかる反映画面を前記ブラウザを用いて表示する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とするデータ連携プログラム。
  2. 前記第1のクッキー情報は、前記サーバとは別のサーバによって生成され、クライアント装置に記憶されることを特徴とする請求項1に記載のデータ連携プログラム。
  3. 前記入力情報は、前記別のサーバによって表示される画面のデータであることを特徴とする請求項2に記載のデータ連携プログラム。
  4. 前記入力情報は、前記別のサーバによって出力される帳票のデータであることを特徴とする請求項2に記載のデータ連携プログラム。
  5. 前記第1のクッキー情報は、クライアント装置によって生成され、記憶されることを特徴とする請求項1に記載のデータ連携プログラム。
  6. 前記第1のクッキー情報は、URLによって特定される画面の情報および当該画面を表示する際に用いられるブラウザに関する情報に基づいて作成されたテンプレートを用いて生成されることを特徴とする請求項1~5のいずれか一つに記載のデータ連携プログラム。
  7. URL(Uniform Resource Locator)によって特定される画面の情報と、当該画面を表示する際に用いられるブラウザに関するブラウザ情報と、当該画面への入力対象となっている入力情報と、に基づいて、第1のクッキー情報を生成する生成部と、
    前記第1のクッキー情報を記憶する記憶部と、
    サーバに対して、前記記憶部に記憶された前記第1のクッキー情報を送信して、前記画面を要求する要求部と、
    前記サーバから、前記第1のクッキー情報に基づいて前記画面に前記入力情報を反映させた反映画面の情報と、当該サーバによって生成された第2のクッキー情報と、を受信する受信部と、
    受信した情報にかかる反映画面を前記ブラウザを用いて表示する表示部と、
    を有することを特徴とするデータ連携システム。
  8. URL(Uniform Resource Locator)によって特定される画面の情報と、当該画面を表示する際に用いられるブラウザに関するブラウザ情報と、当該画面への入力対象となっている入力情報と、に基づいて、第1のクッキー情報を生成し、
    前記第1のクッキー情報を記憶部に記憶し、
    サーバに対して、前記記憶部に記憶された前記第1のクッキー情報を送信して、前記画面を要求し、
    前記サーバから、前記第1のクッキー情報に基づいて前記画面に前記入力情報を反映させた反映画面の情報と、当該サーバによって生成された第2のクッキー情報と、を受信し、
    受信した情報にかかる反映画面を前記ブラウザを用いて表示する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とするデータ連携方法。
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