JP4662364B2 - インターネットサービス照会プログラム、インターネットサービス照会方法および、インターネットサービス照会機能を備えたクライアントコンピュータ - Google Patents
インターネットサービス照会プログラム、インターネットサービス照会方法および、インターネットサービス照会機能を備えたクライアントコンピュータ Download PDFInfo
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Description
(1)インターネット上のウェブサーバ(例えば後述のA銀行のウェブサイト20,Bバンクのウェブサイト30)に対するユーザの一連の操作出力を記録したシナリオを実行することで、ウェブサーバからのデータを受信するクライアントコンピュータ(例えば後述のパソコン10)が、
前記シナリオを実行してウェブサーバから受信したウェブページデータを記憶手段(例えば後述の記憶手段15)に保持する記憶ステップと、
前記記憶ステップで保持した内容をサムネイルの形で画面表示する表示ステップと、
前記表示ステップでサムネイル表示された中からユーザが選択する画面のウェブページへの入力データに基づきウェブサーバに出力されるリクエストに対する応答がエラー情報であるかどうかを判別し、エラー情報である場合には先に実行した前記シナリオを当該操作画面まで再実行して当該リクエストをウェブサーバに再度送信する再送信ステップと
を実行することを特徴とするインターネットサービス照会方法。
(2)インターネット上のウェブサーバに対するユーザの一連の操作出力を記録したシナリオを保持するシナリオ記憶手段(例えば後述の記憶手段15)と、
前記シナリオ記憶手段に保持されたシナリオを実行してウェブサーバからウェブページデータを取得するシナリオ実行手段(例えば後述のシナリオ実行部11c)と、
前記シナリオ実行手段が取得したデータを保持する記憶手段(例えば後述の記憶手段15)と、
前記記憶手段に保持されたデータをサムネイルの形で画面表示する表示手段(例えば後述の表示手段14)と、
前記表示手段でサムネイル表示された中からユーザが選択する画面のウェブページへの入力データに基づきウェブサーバに出力されるリクエストに対する応答がエラー情報であるかどうかを判別し、エラー情報である場合には先に実行した前記シナリオを当該操作画面まで再実行して当該リクエストをウェブサーバに再度送信するリクエスト応答処理手段(例えば後述のリクエスト応答処理部11e)と
を備えていることを特徴とするインターネットサービス照会機能を備えたクライアントコンピュータ。
10は後述のインターネットなどを経由し、A銀行のウェブサイト20,Bバンクのウェブサイト30を介して金融サービスを受ける(取引を実行する)パソコン,
11は後述のブラウザ,シナリオ作成,シナリオ実行(サムネイル画面設定),ウェブページデータのHTML文書中の画像参照情報変更(リンク先変更),リクエスト応答などのための各種演算を実行して後述のメモリ12や入力手段13,表示手段14,記憶手段15などを制御するCPU,
11aは当該CPUのプログラム走行内容に対応し、後述のA銀行のウェブサイト20、Bバンクのウェブサイト30からHTMLファイルや画像ファイルなどのウェブページデータをダウンロードし、そのレイアウトを解析して画面表示するブラウザ,
11bは当該CPUのプログラム走行内容に対応し、一連の操作画面に対するユーザの操作結果の出力電文からなるシナリオファイルを生成するシナリオ作成部(図4参照),
11cは当該CPUのプログラム走行内容に対応し、ユーザの入力指示やサムネイル画面からの続行処理によりシナリオを実行し、また、シナリオ中のサムネイルフラグに基づいて所定の画面からなるサムネイル画面を設定するシナリオ実行部(図6,図9参照),
11dは当該CPUのプログラム走行内容に対応し、シナリオ実行によりA銀行のウェブサイト20、Bバンクのウェブサイト30から取得したウェブページデータのHTML文書中の画像データへのリンク文をパソコン10側の保存先(ディレクトリ,ファイル名など)を指すリンク文に変更する参照情報変更部,
11eは当該CPUのプログラム走行内容に対応し、シナリオ実行にともなうパソコン10のあるウェブページからのリクエスト(出力電文)に対する応答(A銀行のウェブサイト20、Bバンクのウェブサイト30からの入力電文)がエラー情報であるかどうかを判別し、エラー情報である場合には先に実行したシナリオを当該操作画面まで再実行して当該リクエストをA銀行のウェブサイト20、Bバンクのウェブサイト30に再度送信するリクエスト応答処理部(図9参照),
12はプログラム命令やデータを記憶するメモリ,
13は利用者がA銀行のウェブサイト20やBバンクのウェブサイト30のウェブページに対する入力,シナリオ作成の開始・終了の指定や、サムネイル用画面の指定などを実行する各種入力手段(キーボード,マウスなど),
14は入力手段13からの入力内容,A銀行のウェブサイト20やBバンクのウェブサイト30のウェブページデータやサムネイル画面を示す表示手段,
15は作成済みのシナリオや、シナリオ実行によりA銀行のウェブサイト20やBバンクのウェブサイト30から取得するHTML文書,画像データなどのウェブページデータを保持する記憶手段,
16はインターネット経由の通信処理を実行する通信インタフェース部,
をそれぞれ示している。
各ウェブページは文字情報や画像情報のほかに、操作指示用の文字入力枠やボタンを備えている。
通常、ユーザはブラウザに各ウェブサイトのホームページなどの所在であるURLを入力して、図2(b)または図3(g)の画面を呼び出し、口座番号(ID)や暗証番号(パスワード)を入力して利用を開始する。その後、ユーザの操作により必要な画面を表示させて手続を進めていく。
この処理は、この照会自動化プログラム導入の際にユーザが実行し、自動化のためのシナリオを作成するためのものである。
処理手順は以下の通りである。
(1).ユーザによるシナリオ作成開始ボタンの入力によって、シナリオ作成を開始する。この後、ユーザはブラウザを操作し、通常の通り各ウェブサイトを利用していく。
(2).ユーザのブラウザ操作によって、出力電文がブラウザからウェブサイトに送信されたら、シナリオにも出力電文を保存し、ステップに進む。
(3).サイトからの入力電文を受信し、この入力電文がウェブページデータであった場合にはウェブページデータを表示したのちに、サムネイル指定ボタンの入力があれば、このウェブページデータを記憶し(図5参照)、ステップに進む。
(4).ユーザのブラウザ操作によって、出力電文がブラウザからウェブサイトに送信されたら、シナリオにも出力電文を順番に追加保存し、ステップに進む。
(5).ステップ(3)と同様。
(6)〜(8).ユーザによるシナリオ作成終了ボタンの入力があるまで、上記ステップ(4)および(3)を交互に必要回数繰り返す。
(9).ユーザによるシナリオ作成終了ボタンの入力によって、シナリオ作成を終了する。
ユーザは、シナリオ作成時のブラウザ操作でサムネイル表示したいウェブページが表示された時に、サムネイル指定ボタンを押せばよい。サムネイル指定ボタンの入力結果は画面のURL等に関連付けられたかたちでサムネイル指定用テーブルなどに記憶されるか、または、出力電文と関連付けられたかたちでシナリオにサムネイル表示フラグとして記憶される。
複数のシナリオを作成し、選択して実行できるようにしてもよい。これによって、複数のユーザで共用したり、画面デザインの変更が著しいウェブサイトを別のシナリオで管理することができる。
この処理はシナリオが作成されているなら、サムネイル表示がされる前に自動的に一度実行されるか、もしくは、ユーザによって手動で実行開始させてもよいし、スケジュールを設定して定期的に自動実行させてもよい。
処理手順は以下の通りである。
(1)シナリオから最初の出力電文を取り出してウェブサイトに送信して、次のステップに進む。
(2)ウェブサイトからの入力電文を記憶手段15に記憶し、記憶した入力電文がウェブページデータの場合にはサムネイル画面用のサムネイルデータに変換する(図7参照)。そして、次のステップに進む。
(3)シナリオから次の出力電文を取り出してウェブサイトに送信する。ただし、隠し入力やクッキーで後続に引き継ぐパラメタがある場合は、前の入力電文の内容にて置き換える。そして、ステップに進む。
(4)上記ステップ(2)と同様。
(5)上記ステップ(3)および(4)を、残り全ての出力電文をシナリオから順番に一つずつ取り出して繰り返す。
上記手順が完了すると、サムネイル画面用のサムネイルデータが最新のものに更新される。
ウェブページデータのHTML文書内に記述されたタグにウェブサイト側の画像を参照しているものがあれば、(a)のように記憶手段15に保存した画像を指し示すように書換える。参照するデータの内容は同じなので(b)のようにブラウザによる表示の同一性を保つことができる。
(a)はサムネイルをウェブページとして表示する方式であって、縮小表示されたブラウザをウィンドウ内にサムネイルとして並べて表示する。サムネイルはブラウザそのものなので、文字入力やクリック入力などの操作を直接することができる。
(b)はサムネイルを画像表示する方式であって、サイトから取得したウェブページデータから画面全体の画像を別途作成し、ウィンドウ内にサムネイルとして並べて表示する。画面に対して操作するときは、対応するサムネイルをクリックして選択すれば新しいウィンドウ作成した中にウェブページが表示されるので、それに対して行えばよい。
なお、新しいウィンドウ作成せずに、サムネイル表示からウェブページに直接切り換えたり、該当するサムネイルを(a)と同じくウェブページを表示するブラウザにしてもよい。
ここで示しているサムネイル表示は図8(a)の方式を使用しており、サムネイルの個々の画面は、ウェブページを表示したブラウザなので、そのまま操作を続行することができる。
ユーザがサムネイル表示されたブラウザのウェブページに対して操作をした場合には以下の処理がなされる。
(1)操作により、出力電文がブラウザから発生したら、そのままウェブサイトに送信して、次のステップに進む。
(2)応答電文(入力電文)が正常に受信できたかどうか判断して、「YES」ならステップ(6)へ進み、「NO」なら次のステップに進む。
(3)再取得の繰返しが、繰返し制限回数をオーバしたかどうか判断して、「YES」ならステップ(7)へ進み、「NO」なら次のステップに進む。
(4)ステップ(1)の画面を表示したシナリオを、ステップ(1)の画面と同一ドメインの先頭画面から再実行し、ステップ(1)のウェブページデータを再取得したら、ステップ(5)に進む。
(5)ステップ(1)の操作と同じ操作の出力電文を、再取得したウェブページデータより生成し、ウェブサイトにおくり、ステップ(2)に戻る。
(6)新しいブラウザを立上げステップ(1)またはステップ(5)の応答電文(入力電文)がウェブページデータであった場合、これを表示して終了する。以降、ユーザはこのブラウザ画面に対して通常の操作をすることができる。
(7)エラー画面を表示して終了する。
(d)の画面から発生したエラーの場合、同一ドメインの先頭である(a)の出力電文をウェブサイトに送信し(b)の画面から再実行となる。
(h)の画面から発生したエラーの場合、同一ドメインの先頭である(f)の出力電文をウェブサイトに送信し(g)の画面から再実行となる。
各金融機関のウェブサイトは表示形式や色などのデザインがまちまちであり、同じ種類の情報表示を並べてサムネイル表示しても、(a)のように情報の把握がしにくい。そこで複数のサムネイルデータから共通の特定項目を抽出し、一覧表示することにより把握を容易にすることができる。
(b)では、「口座番号」および「残高」の項目を抽出し、ウェブサイトごとに項目をまとめた一覧表示をする例を示している。抽出対象の項目は変更できるようにしても良い。
抽出対象は、サムネイル表示されているサムネイル用データに限定してもよいし、保存されている全てのサムネイル用データでもよい。このとき、項目が含まれていないサムネイル用データが含まれていても、抽出の過程で無視すればよいのでエラーになることはない。また、あらかじめユーザが特定した複数のウェブページのサムネイル用データのみを対象としてもよい。
(a)と(b)の表示は、ユーザの指示によって切り換えて表示してもよいし、また、同時に表示してもよい。
・プログラム提供者側のデータベース(DASDなどの回線先メモリ)
・各種形式の可搬型記録媒体
・コンピュータ本体部側のRAMやハードディスク
などのいずれでもよい。当該プログラムはコンピュータ本体部にローディングされてその主メモリ上で実行される。
前記シナリオを実行してウェブサーバから受信したウェブページデータを記憶手段に保持する記憶ステップと、
前記記憶ステップで保持した内容をサムネイルの形で画面表示する表示ステップと、
前記表示ステップでサムネイル表示された中からユーザが選択する画面への入力データに基づきウェブサーバに出力されるリクエストに対する応答がエラー情報であるかどうかを判別し、エラー情報である場合には先に実行した前記シナリオを当該ウェブページデータまで再実行して当該リクエストをウェブサーバに再度送信する再送信ステップと
を実行させることを特徴とするインターネットサービス照会プログラム。
前記ウェブページデータに含まれる画像データ参照情報を、当該画像データの前記記憶手段における保持先を示す形に変更した内容で保持する、
ことを特徴とする付記1記載のインターネットサービス照会プログラム。
ことを特徴とする付記1または付記2記載のインターネットサービス照会プログラム。
前記シナリオを実行してウェブサーバから受信したウェブページデータを記憶手段に保持する記憶ステップと、
前記記憶ステップで保持した内容をサムネイルの形で画面表示する表示ステップと、
前記表示ステップでサムネイル表示された中からユーザが選択する画面への入力データに基づきウェブサーバに出力されるリクエストに対する応答がエラー情報であるかどうかを判別し、エラー情報である場合には先に実行した前記シナリオを当該ウェブページまで再実行して当該リクエストをウェブサーバに再度送信する再送信ステップと、
を実行することを特徴とするインターネットサービス照会方法。
前記ウェブページデータに含まれる画像データ参照情報を、当該画像データの前記記憶手段における保持先を示す形で保持する、
ことを特徴とする付記3記載のインターネットサービス照会方法。
ことを特徴とする付記4または付記5記載のインターネットサービス照会方法。
前記シナリオ記憶手段に保持されたシナリオを実行してウェブサーバからウェブページデータを取得するシナリオ実行手段と、
前記シナリオ実行手段が取得したデータを保持する記憶手段と、
前記記憶手段に保持されたデータをサムネイルの形で画面表示する表示手段と、
前記表示手段でサムネイル表示された中からユーザが選択する画面への入力データに基づきウェブサーバに出力されるリクエストに対する応答がエラー情報であるかどうかを判別し、エラー情報である場合には先に実行した前記シナリオを当該ウェブページデータまで再実行して当該リクエストをウェブサーバに再度送信するリクエスト応答処理手段と
を備えていることを特徴とするインターネットサービス照会機能を備えたクライアントコンピュータ。
前記参照情報変更手段で変更された画像データ参照情報が前記記憶手段に保持される、
ことを特徴とする付記7記載のインターネットサービス照会機能を備えたクライアントコンピュータ。
11:CPU
11a:ブラウザ
11b:シナリオ作成部(図4参照)
11c:シナリオ実行部(図6,図9参照)
11d:参照情報変更部
11e:リクエスト応答処理部(図9参照)
12:メモリ
13:入力手段(キーボード,マウスなど)
14:表示手段
15:記憶手段
16:通信インタフェース部
20:A銀行のウェブサイト
30:Bバンクのウェブサイト
Claims (3)
- インターネット上のウェブサーバに対するユーザの一連の操作出力を記録したシナリオを実行することで、ウェブサーバからのデータを受信するクライアントコンピュータに、
前記シナリオを実行してウェブサーバから受信したウェブページデータを記憶手段に保持する記憶ステップと、
前記記憶ステップで保持した内容をサムネイルの形で画面表示する表示ステップと、
前記表示ステップでサムネイル表示された中からユーザが選択する画面のウェブページへの入力データに基づきウェブサーバに出力されるリクエストに対する応答がエラー情報であるかどうかを判別し、エラー情報である場合には先に実行した前記シナリオを当該ウェブページまで再実行して当該リクエストをウェブサーバに再度送信する再送信ステップと
を実行させることを特徴とするインターネットサービス照会プログラム。 - インターネット上のウェブサーバに対するユーザの一連の操作出力を記録したシナリオを実行することで、ウェブサーバからのデータを受信するクライアントコンピュータが、
前記シナリオを実行してウェブサーバから受信したウェブページデータを記憶手段に保持する記憶ステップと、
前記記憶ステップで保持した内容をサムネイルの形で画面表示する表示ステップと、
前記表示ステップでサムネイル表示された中からユーザが選択する画面のウェブページへの入力データに基づきウェブサーバに出力されるリクエストに対する応答がエラー情報であるかどうかを判別し、エラー情報である場合には先に実行した前記シナリオを当該ウェブページまで再実行して当該リクエストをウェブサーバに再度送信する再送信ステップと
を実行することを特徴とするインターネットサービス照会方法。 - インターネット上のウェブサーバに対するユーザの一連の操作出力を記録したシナリオを保持するシナリオ記憶手段と、
前記シナリオ記憶手段に保持されたシナリオを実行してウェブサーバからウェブページデータを取得するシナリオ実行手段と、
前記シナリオ実行手段が取得したデータを保持する記憶手段と、
前記記憶手段に保持されたデータをサムネイルの形で画面表示する表示手段と、
前記表示手段でサムネイル表示された中からユーザが選択する画面のウェブページへの入力データに基づきウェブサーバに出力されるリクエストに対する応答がエラー情報であるかどうかを判別し、エラー情報である場合には先に実行した前記シナリオを当該ウェブページまで再実行して当該リクエストをウェブサーバに再度送信するリクエスト応答処理手段と
を備えていることを特徴とするインターネットサービス照会機能を備えたクライアントコンピュータ。
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