JP2021068023A - 印刷制御システム及び印刷制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】保護すべき情報を効果的に検出する。【解決手段】印刷システム1は、ホストコンピュータ2とサーバ3とを設け、ホストコンピュータ2は、文書データの文書フォーマットに対応付けられた、文書データ内において墨消しを行うべき情報の項目であるフォーマット別墨消し項目と、文書データの用途に対応付けられた、文書データ内において墨消しを行うべき情報の項目である用途別墨消し項目とを抽出する項目抽出部34と、項目抽出部34が抽出したフォーマット別墨消し項目又は用途別墨消し項目の少なくとも何れか一方に対応する項目の情報を、サーバ3が有する患者データベースDBから検索し、墨消しリストLST4を生成する検索部36とを具え、サーバ3は、患者データベースDBを保持するデータ記憶部46を具える。【選択図】図3

Description

本発明は印刷制御システム及び印刷制御方法に関し、プリンタドライバにおいて文書の墨消しを行う情報処理装置に適用して好適なものである。
従来、フォーマットに紐付く領域指定及びユーザに入力されたキーワードと照会することで墨消し領域を決定し、該領域の情報を削除することにより、個人情報や社外秘情報のように守秘したい情報を隠す、墨消しを行うものがあった(例えば、特許文献1参照)。
特開2017−90997号公報
フォーマットの定まった文書に対して墨消し処理を行う場合、フォーマットのレイアウトに応じて、又はユーザの設定した固定領域を対象に墨消し処理を行うことが多い。一方、文書内にコメント欄や自由記述欄がある文書は、該コメント欄や該自由記述欄に外部に知らせたい情報を記載することがあるため全てを固定領域で墨消し対象とすることはできない。そのため、墨消し対象の固定領域内のキーワードが墨消し対象の固定領域外に存在した場合、秘匿情報が漏れてしまう可能性がある。これに対し固定領域による墨消し指定ができない場合は、ユーザが設定したキーワードに基づく指定をすることが一般的であるが、この場合ユーザが手動で墨消し対象のキーワードを入力する必要があり、ヒューマンエラーによる墨消し漏れが起こる可能性がある。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、保護すべき情報を効果的に検出し得る印刷制御システム及び印刷制御方法を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明の印刷制御システムにおいては、情報処理装置とサーバとを設け、情報処理装置は、文書データの文書フォーマットに対応付けられた、文書データ内においてマスクを行うべき情報の項目であるフォーマット別墨消し項目と、文書データの用途に対応付けられた、文書データ内においてマスクを行うべき情報の項目である用途別墨消し項目とを抽出する項目抽出部と、項目抽出部が抽出したフォーマット別墨消し項目又は用途別墨消し項目の少なくとも何れか一方に対応する項目の情報を、サーバが有するデータベースから検索し、情報リストを生成する検索部とを具え、サーバは、データベースを保持するデータ記憶部を具えるようにした。
また本発明の印刷制御方法においては、文書データの文書フォーマットに対応付けられた、文書データ内においてマスクを行うべき情報の項目であるフォーマット別墨消し項目と、文書データの用途に対応付けられた、文書データ内においてマスクを行うべき情報の項目である用途別墨消し項目とを抽出する項目抽出ステップと、項目抽出ステップにおいて抽出したフォーマット別墨消し項目又は用途別墨消し項目の少なくとも何れか一方に対応する項目の情報を、データベースから検索し、情報リストを生成する検索ステップとを設けるようにした。
これにより本発明は、文書データ内に外部に知らせるべき情報が含まれており該文書データ内の全ての領域をマスク指定領域内としては設定できない場合であっても、ユーザにマスク対象となる単語を入力させることなく、文書フォーマットに対応したマスクすべき項目のキーワードと、用途に対応したマスクすべき項目のキーワードとを用いて、文書データ内の単語を検索できる。
本発明によれば、保護すべき情報を効果的に検出し得る印刷制御システム及び印刷制御方法を実現できる。
印刷システムの全体構成を示す図ある。 印刷システムの機能構成を示すブロック図である。 墨消し処理手順を示すフローチャートである。 墨消し処理前の文書データを示す図である。 墨消し処理後の文書データを示す図である。 フォーマット別抽出済単語一覧リストを示す図である。 フォーマット別抽出済墨消し項目一覧リストを示す図である。 用途別抽出済墨消し項目一覧リストを示す図である。 墨消しリストを示す図である。 フォーマット別墨消し項目リストを示す図である。 用途別墨消し項目リストを示す図である。 患者データベースを示す図である。 他の実施の形態による印刷システムの機能構成を示すブロック図である。
以下、発明を実施するための形態(以下実施の形態とする)について、図面を用いて説明する。
[1.印刷システムの全体構成]
図1に示すように印刷システム1は、ホストコンピュータ2、サーバ3及び印刷装置4が、インターネットや社内LAN(Local Area Network)等であるネットワークNTにより互いに接続されている。
[2.印刷システムの機能構成]
[2−1.ホストコンピュータの構成]
図2に示すようにホストコンピュータ2は、制御部10により全体を統轄制御する。この制御部10は、図示しないCPU(Central Processing Unit)を中心に構成されており、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)やフラッシュメモリ等でなる記憶領域(図示せず)から所定のプログラムを読み出して実行することにより、アプリケーション20及びプリンタドライバ22の各機能ブロックを実現する。印刷装置4は、電子写真方式のプリンタとして構成されており、用紙に対し、所望のカラー画像を印刷する。
[2−1−1.アプリケーションの構成]
アプリケーション20は、ホストコンピュータ2上の文書データを表示し印刷が可能なアプリケーションである。このアプリケーション20は、プリンタドライバ22をUI(User Interface)上から起動する。アプリケーション20は、フォーマット識別部30、用途識別部31、墨消し抽出部32、単語抽出部33、項目抽出部34、墨消し項目リスト生成部35、検索部36及び墨消し処理部37の機能ブロックを有している。
フォーマット識別部30は、印刷対象の文書データに含まれる文書フォーマットと、サーバ3のフォーマット記憶部41に格納されているフォーマット別墨消し項目リストLST10(図10)とを比較し、印刷対象の文書データに含まれる文書フォーマットと合致する文書フォーマットが、フォーマット別墨消し項目リストLST10に存在するか否かを確認する。合致する文書フォーマットが存在する場合、フォーマット識別部30は、墨消し抽出部32へ墨消し抽出要求を送信すると共に、用途識別部31へ印刷対象の文書データに含まれる用途情報を識別する用途識別要求を送信する。一方、合致する文書フォーマットが存在しない場合、フォーマット識別部30は、用途識別部31へ文書フォーマットの用途識別要求を送信する。
ここで、文書フォーマットとは、文書データに含まれる情報であり、文書データにおいてページ内に各項目がどのように配置されているかを示しており、フォーマット1やフォーマット2等がある。また用途とは、文書データに含まれる情報であり、文書データが、診察、受付、学会、診療明細や処方せん等、どのような用途で使用されるかを示している。
用途識別部31は、印刷対象の文書データに含まれる用途情報と、サーバ3の用途別リスト記憶部40に格納されている用途別墨消し項目リストLST11(図11)とを比較し、印刷対象の文書データに含まれる用途情報と合致する用途が用途別墨消し項目リストLST11に存在するか確認する。合致する用途が存在する場合、用途識別部31は、項目抽出部34へ項目抽出要求を送信する。一方合致する用途が存在しない場合、用途識別部31は、項目抽出部34へ該当用途無を通知する。
墨消し抽出部32は、サーバ3の墨消し指定領域記憶部42から、印刷対象の文書データの文書フォーマットに紐付けられたマスク指定領域情報としての墨消し指定領域情報を読み出し、該墨消し指定領域情報により示される墨消し指定領域を参照する。続いて墨消し抽出部32は、印刷対象の文書データの墨消し指定領域内の文字列を文字列情報としてサーバ3の文字列記憶部43へ格納し、単語抽出部33へ墨消し指定領域文字列抽出完了を通知する。ここで、墨消し指定領域とは、例えばX及びYの座標で指定された、墨消しを行うべき位置及び範囲である。
単語抽出部33は、墨消し抽出部32によりサーバ3の文字列記憶部43に格納された文字列から、形態素解析やパターンマッチングを用いて単語を抽出し、該単語を単語情報としてサーバ3の単語記憶部44のフォーマット別抽出済単語一覧リストLST1(図6)に格納する。単語の抽出完了後、単語抽出部33は、項目抽出部34へ単語抽出完了を通知する。具体的に単語抽出部33は、文字列記憶部43に格納された文字列を単語毎に区切り、その複数の単語から、例えば助詞や副詞を除外した品詞を抽出する。
項目抽出部34は、単語抽出部33によりサーバ3の単語記憶部44のフォーマット別抽出済単語一覧リストLST1(図6)に格納された単語から、印刷対象の文書データの文書フォーマットに予め対応付けられた墨消し指定領域内の項目であるフォーマット別墨消し項目を、フォーマット別抽出済墨消し項目として抽出し、該フォーマット別抽出済墨消し項目をサーバ3の項目記憶部45のフォーマット別抽出済墨消し項目一覧リストLST2(図7)に格納する。また項目抽出部34は、サーバ3の用途別リスト記憶部40に格納されている用途別墨消し項目リストLST11(図11)から、印刷対象の文書データの用途に予め対応付けられた項目である用途別墨消し項目を、用途別抽出済墨消し項目として抽出し、該用途別抽出済墨消し項目をサーバ3の項目記憶部45の用途別抽出済墨消し項目一覧リストLST3(図8)に格納する。フォーマット別抽出済墨消し項目及び用途別抽出済墨消し項目の抽出完了後、項目抽出部34は、墨消し項目リスト生成部35へ項目抽出完了を通知する。
墨消し項目リスト生成部35は、項目抽出部34により項目記憶部45における、フォーマット別抽出済墨消し項目一覧リストLST2(図7)に格納されたフォーマット別抽出済墨消し項目と、用途別抽出済墨消し項目一覧リストLST3(図8)に格納された用途別抽出済墨消し項目とから、墨消しリストLST4(図9)の項目列CL1を生成し、該墨消しリストLST4を検索部36へ供給する。墨消しリストLST4の項目列CL1の生成完了後、墨消し項目リスト生成部35は、検索部36へ墨消しリスト生成完了を通知する。
検索部36は、墨消し項目リスト生成部35により生成された墨消しリストLST4における項目列CL1の各項目を用いて、サーバ3のデータ記憶部46に予め格納されている患者データベースDB(図12)における、墨消しリストLST4の項目列CL1の各項目と同じ項目のデータから、墨消し対象のキーワードを取得する。続いて検索部36は、患者データベースDBから取得したキーワードを、墨消しリストLST4における、患者データベースDBに対応する項目のデータ列CL2に格納する。墨消しリストLST4のデータ列CL2にキーワードを格納後、検索部36は、墨消し処理部37へ検索完了を通知する。
マスク処理部としての墨消し処理部37は、検索部36によりサーバ3の墨消しリスト記憶部47の墨消しリストLST4(図9)に格納されたキーワードを用いて、印刷対象の文書データ内から墨消し対象となる該キーワードを検索し、該キーワードの文字を黒く塗り潰す墨消し処理を施す。
[2−1−2.プリンタドライバの構成]
プリンタドライバ22は、ユーザに印刷装置4の設定を行わせるプロパティ画面をホストコンピュータ2におけるLCD(Liquid Crystal Display)等の所定の表示部に表示する。またプリンタドライバ22は、文書データのプレビュー表示を行うと共に、プロパティ画面上で設定された項目の情報を、プリンタドライバ22における設定管理部に記憶する。
[2−2.サーバの構成]
サーバ3は、用途別リスト記憶部40、フォーマット記憶部41、墨消し指定領域記憶部42、文字列記憶部43、単語記憶部44、項目記憶部45、データ記憶部46及び墨消しリスト記憶部47の機能ブロックを有している。
用途別リスト記憶部40は、図11に示す用途別墨消し項目リストLST11を予め格納している。用途別墨消し項目リストLST11は、文書データの用途別に、項目毎に墨消しの要否がリスト化されている。また用途別墨消し項目リストLST11は、例えば、診察、受付、学会、診療明細、処方せんという用途情報が格納されている。また用途別墨消し項目リストLST11は、墨消しする項目を○で、墨消ししない項目を×で示している。このため用途が「学会」の場合は、用途に応じて墨消しを行う項目である用途別墨消し項目が、「氏名」、「生年月日」及び「処方薬」に設定されている。また用途別リスト記憶部40は、ユーザにより追加された新規用途情報を用途別墨消し項目リストLST11に格納することも可能である。
フォーマット記憶部41は、図10に示すフォーマット別墨消し項目リストLST10を予め格納している。フォーマット別墨消し項目リストLST10は、文書データのフォーマット別に、項目毎に墨消しの要否がリスト化されている。またフォーマット別墨消し項目リストLST10は、文書の形式毎に異なる固有のIDである、例えば、フォーマット1やフォーマット2等というフォーマット情報が格納されている。またフォーマット別墨消し項目リストLST10は、墨消しする項目を○で、墨消ししない項目を×で示している。このため文書フォーマットが「フォーマット1」の場合は、文書フォーマットに応じて墨消しを行う項目であるフォーマット別墨消し項目が、「氏名」及び「生年月日」に設定されている。またフォーマット記憶部41は、ユーザにより追加された新規文書フォーマット情報をフォーマット別墨消し項目リストLST10に格納することも可能である。
墨消し指定領域記憶部42は、文書フォーマットのID情報と墨消し指定領域情報とを紐付けて格納する。この墨消し指定領域記憶部42は、複数の墨消し指定領域情報を保持可能である。具体的に墨消し指定領域は、例えば、文書フォーマットが「フォーマット1」(図10)の場合、「氏名」の項目は(X:100、Y:100)〜(X:1000、Y:200)、「生年月日」の項目は(X:100、Y:300)〜(X:1000、Y:400)等のように設定されている。
文字列記憶部43は、ホストコンピュータ2の墨消し抽出部32から受信した文字列情報を格納する。単語記憶部44は、ホストコンピュータ2の単語抽出部33から受信した単語情報を、図6に示すフォーマット別抽出済単語一覧リストLST1に格納する。例えばフォーマット別抽出済単語一覧リストLST1は、文字列記憶部43に格納された文字列情報から抽出された、「氏名」、「沖 太郎」、「生年月日」及び「1994年10月1日」といった単語を格納する。
項目記憶部45は、ホストコンピュータ2の項目抽出部34から受信したフォーマット別抽出済墨消し項目を、図7に示すフォーマット別抽出済墨消し項目一覧リストLST2に格納する。例えばフォーマット別抽出済墨消し項目一覧リストLST2は、フォーマット別抽出済単語一覧リストLST1(図6)に格納された、「氏名」、「沖 太郎」、「生年月日」及び「1994年10月1日」といった単語から抽出された、印刷対象の文書フォーマット(例えば「フォーマット1」(図10))に予めフォーマット別墨消し項目として対応付けられている、「氏名」及び「生年月日」といった項目を格納する。
また項目記憶部45は、ホストコンピュータ2の項目抽出部34から受信した用途別抽出済墨消し項目を、図8に示す用途別抽出済墨消し項目一覧リストLST3に格納する。例えば用途別抽出済墨消し項目一覧リストLST3は、用途別墨消し項目リストLST11(図11)における「氏名」、「性別」、「生年月日」、「病名」、「経過状況」、「病歴」、「家族歴」及び「処方薬」といった項目から抽出された、印刷対象の文書データの用途である、例えば「学会」において用途別墨消し項目として設定されている、「氏名」、「生年月日」及び「処方薬」といった項目を格納する。
データ記憶部46は、図12に示す患者データベースDBを予め記憶している。患者データベースDBは、患者毎に固有の識別情報である患者IDと対応付けて、多くの患者毎の電子カルテ等のデータが項目毎に大量に格納されている。
墨消しリスト記憶部47は、ホストコンピュータ2の検索部36から受信した、墨消し対象の項目と、該墨消し対象の項目に紐付けられたキーワードとを、図9に示す墨消しリストLST4に格納する。墨消しリストLST4は、項目列CL1とデータ列CL2とにより構成されている。項目列CL1は、墨消しリストLST4における最も左側の列であり、各項目がリスト化されている。データ列CL2は、項目列CL1におけるそれぞれの項目に対応するデータ(キーワード)が格納される。墨消しリスト記憶部47は、墨消しリストLST4のデータ列CL2にキーワードを逐次追加していくことにより、墨消しリストLST4を更新する。
[3.文書データの構成]
図4に、文書データDCの一例の印刷プレビューを示す。この文書データDCは、学会に提出されるものであるため、該文書データDCに含まれる用途情報は「学会」となっている。文書データDCは、項目として、「氏名」、「性別」、「生年月日」、「病名」、「経過状況」及び「自由記入欄」を有している。
[4.墨消し処理]
次に、ホストコンピュータ2による墨消し処理の具体的な処理手順について、図3に示すフローチャートを用いて詳細に説明する。制御部10は、記憶部から処理プログラムを読み出して実行することにより墨消し処理手順RT1を開始する。ここでは、医療機関において学会等の外部提出用フォームに対して墨消し処理を行う例で説明する。
ステップSP1において制御部10は、フォーマット識別部30により、印刷対象の文書データの文書フォーマット情報とサーバ3のフォーマット記憶部41に格納されているフォーマット別墨消し項目リストLST10(図10)とを比較し、印刷対象の文書データの文書フォーマットと一致する文書フォーマットがフォーマット記憶部41に存在するか、すなわち文書フォーマットが合致するか否かを判定する。ここで肯定結果が得られると、このことは、印刷対象の文書データと合致する文書フォーマットがフォーマット別墨消し項目リストLST10(図10)に存在したことを表し、このとき制御部10はステップSP2へ移る。
ステップSP2において制御部10は、印刷対象の文書データにおける、文書フォーマットに紐付いた墨消し指定領域から、フォーマット別抽出済墨消し項目を抽出する。
具体的に、まず墨消し抽出部32は、サーバ3の墨消し指定領域記憶部42から、合致した文書フォーマットに紐付いている墨消し指定領域を取り出し、印刷対象の文書データにおける該墨消し指定領域内の文字列を抽出してサーバ3の文字列記憶部43に文字列情報として格納する。
ここで、図4に示すように、文書データDCの文書フォーマットである「フォーマット1」においては、「氏名」の項目と、該項目に対応するデータである「沖 太郎」とを含む範囲が、文書フォーマット別の墨消し指定領域50aとして予め指定されており、「生年月日」の項目と、該項目に対応するデータである「1994年10月1日」とを含む範囲が、文書フォーマット別の墨消し指定領域50bとして予め指定されているとする。以下では墨消し指定領域50a及び50bをまとめて墨消し指定領域50とも呼ぶ。このため、文字列記憶部43には、「氏名」、「沖 太郎」、「生年月日」及び「1994年10月1日」といった文字列が格納される。
次に、単語抽出部33は、サーバ3の文字列記憶部43に格納された文字列から、形態素解析やパターンマッチングを用いて単語を抽出し、得られた単語をサーバ3の単語記憶部44のフォーマット別抽出済単語一覧リストLST1(図6)に格納する。ここでフォーマット別抽出済単語一覧リストLST1は、文字列記憶部43に格納された文字列情報から抽出された、「氏名」、「沖 太郎」、「生年月日」及び「1994年10月1日」といった単語を格納する。
次に、項目抽出部34は、サーバ3の単語記憶部44のフォーマット別抽出済単語一覧リストLST1(図6)に格納された単語から、項目を抽出し、該項目をフォーマット別抽出済墨消し項目としてサーバ3の項目記憶部45のフォーマット別抽出済墨消し項目一覧リストLST2(図7)に格納する。ここでフォーマット別抽出済墨消し項目一覧リストLST2は、フォーマット別抽出済単語一覧リストLST1における、「氏名」、「沖 太郎」、「生年月日」及び「1994年10月1日」という単語から項目として抽出された「氏名」及び「生年月日」を格納する。
一方ステップSP1において否定結果が得られると、このことは、印刷対象の文書データと合致する文書フォーマットがサーバ3におけるフォーマット記憶部41のフォーマット別墨消し項目リストLST10(図10)に存在しなかったことを表し、このとき制御部10はステップSP3へ移る。ステップSP3において制御部10は、文書フォーマットの新規登録を行う。具体的に制御部10は、文書フォーマット新規登録画面(図示せず)をホストコンピュータ2の表示部に表示する。文書フォーマット新規登録画面は、例えば「フォーマット4」等の新たな名前の文書フォーマットとフォーマット別墨消し項目とをユーザに登録させる画面である。ユーザによって文書フォーマット及びフォーマット別墨消し項目の登録が完了すると、制御部10は、墨消し指定領域登録画面(図示せず)を表示する。墨消し指定領域登録画面は、文書フォーマット新規登録画面において登録された新たな名前の文書フォーマットに対応する墨消し指定領域をユーザに指定させる画面である。ユーザによって墨消し指定領域の登録が完了すると、制御部10は、新規文書フォーマット情報をサーバ3におけるフォーマット記憶部41のフォーマット別墨消し項目リストLST10に格納し、ステップSP4へ移る。
ステップSP4において制御部10は、文書フォーマットのID情報と墨消し指定領域情報とを紐付けてサーバ3の墨消し指定領域記憶部42に格納し、ステップSP1へ戻り、上述した処理を繰り返す。
一方ステップSP5において制御部10は、印刷対象の文書データの用途情報を用途識別部31により確認し、ステップSP6へ移る。ここで用途識別部31は、文書データDCの用途情報が「学会」であることを確認する。
ステップSP6において制御部10は、用途識別部31により、印刷対象の文書データの用途情報とサーバ3の用途別リスト記憶部40に格納されている用途別墨消し項目リストLST11(図11)とを比較し、印刷対象の文書データの用途と一致する用途が用途別墨消し項目リストLST11(図11)に存在するか、すなわち用途が合致するか否かを判定する。ここで肯定結果が得られると、このことは、印刷対象の文書データと合致する用途が用途別墨消し項目リストLST11(図11)に存在したことを表し、このとき制御部10はステップSP7へ移る。
ステップSP7において制御部10は、項目抽出部34により、サーバ3の用途別リスト記憶部40に格納された用途別墨消し項目リストLST11(図11)における、印刷対象の文書データの用途と同じ用途に紐付いた項目から用途別墨消し項目を抽出し、抽出した用途別墨消し項目をサーバ3の項目記憶部45の用途別抽出済墨消し項目一覧リストLST3(図8)に格納し、ステップSP9へ移る。
一方ステップSP6において否定結果が得られると、このことは、印刷対象の文書データと合致する用途がサーバ3における用途別リスト記憶部40の用途別墨消し項目リストLST11(図11)に存在しなかったことを表し、このとき制御部10はステップSP8へ移る。ステップSP8において制御部10は、用途情報の新規登録を行う。具体的に制御部10は、用途新規登録画面(図示せず)をホストコンピュータ2の表示部に表示する。用途新規登録画面は、例えば「院内勉強会」等の新たな名前の用途と用途別墨消し項目とをユーザに登録させる画面である。ユーザによって用途及び用途別墨消し項目の登録が完了すると、制御部10は、新規用途情報をサーバ3の用途別リスト記憶部40における用途別墨消し項目リストLST11に格納し、ステップSP6へ戻り、上述した処理を繰り返す。
一方ステップSP9において制御部10は、サーバ3の項目記憶部45における、フォーマット別抽出済墨消し項目一覧リストLST2(図7)に格納されたフォーマット別抽出済墨消し項目と、用途別抽出済墨消し項目一覧リストLST3(図8)に格納された用途別抽出済墨消し項目とを用いて、墨消し項目リスト生成部35により、フォーマット別抽出済墨消し項目と用途別抽出済墨消し項目と同様の項目がリスト化された、墨消しリストLST4(図9)の項目列CL1(墨消し対象の項目リスト)を作成し、ステップSP10へ移る。ここで、フォーマット別抽出済墨消し項目(図7)は「氏名」及び「生年月日」であり、用途別抽出済墨消し項目(図8)は「氏名」、「生年月日」及び「処方薬」である。このためフォーマット別抽出済墨消し項目(図7)と用途別抽出済墨消し項目(図8)とは、「氏名」及び「生年月日」は共通するものの、用途別抽出済墨消し項目(図8)にのみ「処方薬」が存在する。
ステップSP10において制御部10は、墨消しリストLST4(図9)の項目列CL1(墨消し対象の項目リスト)に基づき、検索部36により、サーバ3のデータ記憶部46の患者データベースDB(図12)における、墨消しリストLST4の項目列CL1の項目と一致する項目から、墨消し対象となるキーワードを検索し、墨消しリストLST4のデータ列CL2に追加していくことにより、墨消しリストLST4を作成し、ステップSP11へ移る。
具体的に検索部36は、まず、墨消しリストLST4(図9)の項目列CL1における「氏名」の項目と同じ、患者データベースDB(図12)の「氏名」の項目から、「沖 太郎」、「山田 花子」、「山田 太郎」……を抽出し、墨消しリストLST4における「氏名」の項目のデータ列CL2に、「沖 太郎」、「山田 花子」、「山田 太郎」……を追加する。
次に検索部36は、墨消しリストLST4の項目列CL1における「生年月日」の項目と同じ、患者データベースDBの「生年月日」の項目から、「1994年10月1日」、「1995年10月1日」、「1996年10月1日」……を抽出し、墨消しリストLST4における「生年月日」の項目のデータ列CL2に、「1994年10月1日」、「1995年10月1日」、「1996年10月1日」……を追加する。
次に検索部36は、墨消しリストLST4の項目列CL1における「処方薬」の項目と同じ、患者データベースDBの「処方薬」の項目から、「△△△5mg」、「□□□10mg」、「□□□10mg」……を抽出し、墨消しリストLST4における「処方薬」の項目のデータ列CL2に、「△△△5mg」、「□□□10mg」、「□□□10mg」……を追加する。
ステップSP11において制御部10は、図5に示すように、墨消し処理部37により、印刷対象の文書データ内において、墨消しリスト記憶部47の墨消しリストLST4(図9)のデータ列CL2に格納されたキーワードを検索し、発見したキーワードの文字に対し墨消し処理を施すことにより、墨消し処理済部70にして文書を視認できなくし、ステップSP12へ移り、墨消し処理手順RT1を終了する。
具体的に制御部10は、墨消しリストLST4に格納されているキーワードを、文書データDCにおける、墨消し指定領域50と、該墨消し指定領域50以外の領域である墨消し指定外領域とを含む、全面の領域で検索し、文書データDCにおいて「沖 太郎」、「1994年10月1日」及び「△△△5mg」を発見し、これら「沖 太郎」、「1994年10月1日」及び「△△△5mg」の文字に対し墨消し処理を行う。
その後制御部10は、墨消し処理済の文書データ(図5)をアプリケーション20からプリンタドライバ22へ送信し、該文書データをプリンタドライバ22から印刷装置4へ送信することにより、印刷を行う。
[5.効果等]
ここで仮に、文書フォーマットが「フォーマット1」且つ用途が「学会」である文書データに対して、フォーマット別抽出済墨消し項目(図7)のみに基づいて墨消し処理を行った場合、「氏名」及び「生年月日」に応じたキーワードは墨消しされるものの、用途別抽出済墨消し項目(図8)にのみ存在する「処方薬」に応じたキーワードは墨消しされず、墨消し漏れが発生してしまう。
これに対しホストコンピュータ2は、印刷対象の文書データの文書フォーマットに紐付けられた墨消し指定領域内の項目であるフォーマット別墨消し項目(図10)に加えて、印刷対象の文書データの用途に紐付けられた用途別墨消し項目(図11)の項目のキーワードを患者データベースDB(図12)から抽出して、該キーワードを墨消しリストLST4(図9)に蓄積するようにした。そしてホストコンピュータ2は、墨消しリストLST4のキーワードと合致するキーワードを文書データ内で発見した場合、該キーワードに墨消し処理を行うようにした。
このためホストコンピュータ2は、例えば上述した「処方薬」のような、フォーマット別抽出済墨消し項目においては設定されていない項目のキーワードを、用途別抽出済墨消し項目に基づき墨消しできる。
これによりホストコンピュータ2は、サーバ3に格納された膨大なデータ量のデータベースである患者データベースDBから、フォーマット別抽出済墨消し項目に対応する墨消し対象のキーワードと、用途別抽出済墨消し項目に対応する墨消し対象のキーワードとを抽出でき、該墨消し対象のキーワードを文書データにおいて墨消しできる。かくしてホストコンピュータ2は、文書データ内の墨消し対象のキーワードを漏れなく墨消しでき、秘匿情報漏えいを容易に防ぐことができる。
またホストコンピュータ2は、印刷対象の文書データの文書フォーマットが「フォーマット1」且つ用途が「学会」であった場合、例えば「フォーマット2」等の、別の文書フォーマットの文書データであっても、その別の文書フォーマットの文書データが、印刷対象の文書データの用途である「学会」と同じ用途であった場合、その別の文書フォーマットの文書データにおける、「学会」の項目のキーワードを、印刷対象の文書データ内において発見した場合、該キーワードを墨消しすることとなる。
さらにホストコンピュータ2は、上述したように、フォーマット別抽出済墨消し項目と用途別抽出済墨消し項目とで共通する項目が存在する可能性があるが、その場合はどちらか一方の項目を墨消しリストLST4(図9)へ追加する。
以上の構成において印刷システム1は、ホストコンピュータ2とサーバ3とを設け、ホストコンピュータ2は、文書データの文書フォーマットに対応付けられた、文書データ内においてマスクとしての墨消しを行うべき情報の項目であるフォーマット別墨消し項目と、文書データの用途に対応付けられた、文書データ内において墨消しを行うべき情報の項目である用途別墨消し項目とを抽出する項目抽出部34と、項目抽出部34が抽出したフォーマット別墨消し項目又は用途別墨消し項目の少なくとも何れか一方に対応する項目の情報を、サーバ3が有する患者データベースDBから検索し、情報リストとしての墨消しリストLST4を生成する検索部36とを具え、サーバ3は、患者データベースDBを保持するデータ記憶部46を具える。
これによりホストコンピュータ2は、文書データ内に外部に知らせるべき情報が含まれており該文書データ内の全ての領域を墨消し指定領域内としては設定できない場合であっても、ユーザに墨消し対象となる単語を入力させることなく、文書フォーマットに対応した墨消しすべき項目のキーワードと、用途に対応した墨消しすべき項目のキーワードとを用いて、文書データ内の単語を検索できる。
[6.他の実施の形態]
なお上述した実施の形態においては、文字を黒く塗りつぶす墨消し処理を施すことにより文書を視認できなくする場合について述べた。本発明はこれに限らず、例えば「*」等の記号やAAA等の文字を追加したり、種々のマスキングを施したりして、情報を隠す(マスク)すれば良い。
また図1と対応する機能に同一符号を付した図13に示す印刷システム101のように、アプリケーション20(図1)のフォーマット識別部30、用途識別部31、墨消し抽出部32、単語抽出部33、項目抽出部34、墨消し項目リスト生成部35及び検索部36の機能を中間プリンタドライバ60に設け、中間プリンタドライバ60において上述した処理を実行しても良い。
さらに上述した実施の形態におけるアプリケーション20の機能をプリンタドライバ22に設け、プリンタドライバ22においてアプリケーション20における上述した処理を実行しても良い。さらに上述した実施の形態におけるサーバ3の機能をホストコンピュータ2に設け、ホストコンピュータ2において上述したサーバ3における処理を実行しても良い。さらに上述した実施の形態におけるアプリケーション20の機能をサーバ3に設け、サーバ3において上述したアプリケーション20における処理を実行しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、ホストコンピュータ2、サーバ3及び印刷装置4をそれぞれ1台ずつネットワークNTにより互いに接続する場合について述べた。本発明はこれに限らず、任意の台数のホストコンピュータ2、サーバ3及び印刷装置4をネットワークNTにより互いに接続しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、印刷対象の文書データと合致する文書フォーマットがフォーマット記憶部41のフォーマット別墨消し項目リストLST10(図10)に存在しなかった場合、新規文書フォーマット情報をフォーマット別墨消し項目リストLST10に登録する場合について述べた。本発明はこれに限らず、印刷対象の文書データと合致する文書フォーマットがフォーマット別墨消し項目リストLST10(図10)に存在しなかった場合、新規文書フォーマット情報を登録せずに(すなわちステップSP3及びSP4を実行せずに)、ステップSP2をスキップしてステップSP5へ移っても良い。
さらに上述した実施の形態においては、印刷対象の文書データと合致する用途が用途別リスト記憶部40の用途別墨消し項目リストLST11(図11)に存在しなかった場合、新規用途情報を用途別墨消し項目リストLST11に登録する場合について述べた。本発明はこれに限らず、印刷対象の文書データと合致する用途が用途別墨消し項目リストLST11(図11)に存在しなかった場合、新規用途情報を登録せずに(すなわちステップSP8を実行せずに)、ステップSP7をスキップしてステップSP9へ移っても良い。
さらに上述した実施の形態においては、印刷対象の文書データ内の全面において発見された、墨消しリストLST4に格納されたキーワードと一致する単語を墨消し処理する場合について述べた。本発明はこれに限らず、印刷対象の文書データ内における、任意の領域だけを検索したり、墨消し指定領域50以外において、墨消しリストLST4に格納されたキーワードが記入される可能性がない領域を除外領域として除外して検索したりしても良い。
さらに上述した実施の形態においては、印刷対象の文書データ中において発見された、墨消しリストLST4に格納されたキーワードと一致する単語を自動的に墨消し処理する場合について述べた。本発明はこれに限らず、印刷対象の文書データ中において発見された、墨消しリストLST4に格納されたキーワードと一致する単語に、ユーザがひと目で視認可能な強調表示情報を付与し、ユーザにより該強調表示情報がクリックされると、該強調表示情報が付与されていた単語を墨消し処理しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、印刷対象の文書データを実際に用紙に印刷する際の墨消し処理を行うホストコンピュータ2に本発明を適用する場合について述べた。本発明はこれに限らず、例えばPDF(Portable Document Format)データ等、種々の電子データとして出力する際に墨消し処理を行う装置に本発明を適用しても良い。
さらに本発明は、上述した各実施の形態及び他の実施の形態に限定されるものではない。すなわち本発明は、上述した各実施の形態と上述した他の実施の形態の一部又は全部を任意に組み合わせた実施の形態や、一部を抽出した実施の形態にもその適用範囲が及ぶものである。
さらに上述した実施の形態においては、項目抽出部としての項目抽出部34と、検索部としての検索部36とを有する情報処理装置としてのホストコンピュータ2と、データ記憶部としてのデータ記憶部46を有するサーバとしてのサーバ3とによって、印刷制御システムとしての印刷システム1を構成する場合について述べた。本発明はこれに限らず、その他種々の構成でなる項目抽出部と、検索部とを有する情報処理装置と、データ記憶部を有するサーバとによって、印刷制御システムを構成しても良い。
本発明は、画像形成装置に画像を印刷させるコンピュータの他、イメージスキャナやファクシミリ装置、或いは複写機等、画像に関する種々の処理を行う種々の電子機器でも利用できる。
1……印刷システム、2……ホストコンピュータ、3……サーバ、NT……ネットワーク、4……印刷装置、10……制御部、20……アプリケーション、22……プリンタドライバ、30……フォーマット識別部、31……用途識別部、32……墨消し抽出部、33……単語抽出部、34……項目抽出部、35……墨消し項目リスト生成部、36……検索部、37……墨消し処理部、40……用途別リスト記憶部、41……フォーマット記憶部、42……墨消し指定領域記憶部、43……文字列記憶部、44……単語記憶部、45……項目記憶部、46……データ記憶部、47……墨消しリスト記憶部、50a、50b……墨消し指定領域、60……中間プリンタドライバ、70……墨消し処理済部、LST1……フォーマット別抽出済単語一覧リスト、LST2……フォーマット別抽出済墨消し項目一覧リスト、LST3……用途別抽出済墨消し項目一覧リスト、LST4……墨消しリスト、CL1……項目列、CL2……データ列、LST10……フォーマット別墨消し項目リスト、LST11……用途別墨消し項目リスト、DB……患者データベース、DC……文書データ。

Claims (10)

  1. 情報処理装置とサーバとを有し、
    前記情報処理装置は、
    文書データの文書フォーマットに対応付けられた、前記文書データ内においてマスクを行うべき情報の項目であるフォーマット別墨消し項目と、前記文書データの用途に対応付けられた、前記文書データ内においてマスクを行うべき情報の項目である用途別墨消し項目とを抽出する項目抽出部と、
    前記項目抽出部が抽出した前記フォーマット別墨消し項目又は前記用途別墨消し項目の少なくとも何れか一方に対応する項目の情報を、前記サーバが有するデータベースから検索し、情報リストを生成する検索部と
    を具え、
    前記サーバは、
    前記データベースを保持するデータ記憶部
    を具える印刷制御システム。
  2. 前記文書データにおいて前記情報リストにおける前記情報の有無を検索し、発見した前記情報にマスクを行うマスク処理部
    をさらに有する請求項1に記載の印刷制御システム。
  3. 前記項目抽出部は、予め登録された、前記文書データ毎の前記文書フォーマットに応じたマスク指定領域内に記載された前記フォーマット別墨消し項目を抽出する
    請求項1に記載の印刷制御システム。
  4. 前記項目抽出部は、前記マスク指定領域内の単語を抽出し、予め登録された、前記文書フォーマット毎の前記フォーマット別墨消し項目のリストに記載された前記フォーマット別墨消し項目を、前記単語から抽出する
    請求項3に記載の印刷制御システム。
  5. 前記項目抽出部は、予め登録された、前記用途毎の前記用途別墨消し項目のリストから、前記用途別墨消し項目を抽出する
    請求項1に記載の印刷制御システム。
  6. 前記マスク処理部は、
    前記文書データにおける全面の領域において前記情報の有無を検索する
    請求項2に記載の印刷制御システム。
  7. 前記マスク処理部は、
    前記文書データにおける所定の除外領域以外において前記情報の有無を検索する
    請求項2に記載の印刷制御システム。
  8. 前記データベースは、人毎に各項目の情報を蓄積している
    請求項1に記載の印刷制御システム。
  9. 前記マスク処理部は、前記文書データにおいて発見した前記情報である文書に墨消しを行う
    請求項2に記載の印刷制御システム。
  10. 文書データの文書フォーマットに対応付けられた、前記文書データ内においてマスクを行うべき情報の項目であるフォーマット別墨消し項目と、前記文書データの用途に対応付けられた、前記文書データ内においてマスクを行うべき情報の項目である用途別墨消し項目とを抽出する項目抽出ステップと、
    前記項目抽出ステップにおいて抽出した前記フォーマット別墨消し項目又は前記用途別墨消し項目の少なくとも何れか一方に対応する項目の情報をデータベースから検索し、情報リストを生成する検索ステップと
    を有する印刷制御方法。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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