JP2009163455A - 帳票システム、帳票サーバ、情報処理装置、帳票サーバの制御方法、情報処理装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

帳票システム、帳票サーバ、情報処理装置、帳票サーバの制御方法、情報処理装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】元の帳票印刷データを変更することなく、エンドユーザが必要な帳票だけ簡易にマスタテーブルに記憶される情報(例えば漢字)に表示変更すること。
【解決手段】帳票サーバ100が、受信した帳票印刷データから変換された電子帳票データと、予め指定された帳票上のキー文字列抽出領域に配置されるキー文字列を用いてマスタテーブルから取得された表示文字列と該表示文字列を表示するための領域情報とを含む付加情報とを記憶しておき、クライアントPC200からの要求に応じて、記憶される電子帳票データと付加情報とをクライアントPC200に送信し、クライアントPC200では、帳票サーバ100から受信した電子帳票データを表示するとともに、付加情報に含まれる表示文字列を、付加情報に含まれる領域情報に基づく電子帳票データ上の領域に表示するように制御する構成を特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子帳票システムにおいて可読性を向上させることに関する技術。
図20は、従来の電子帳票システムの一例を示す図である。
図21は、従来の電子帳票システムで表示される帳票イメージの一例を示す図である。
図20に示すように、従来は、帳票サーバが、ホストの基幹業務システムから出力される帳票印刷データを取り込み、帳票変換(電子化)モジュールにより電子帳票データに変換して、帳票サーバ内に保存する電子帳票システムがあった。
また、従来の電子帳票システムでは、電子帳票クライアントが、帳票サーバへアクセスして、画面で帳票の印刷イメージを表示したり、表示した帳票データを検索したり、ファイル出力等の二次利用をしたりすることで、登録した電子帳票が利用されていた。
しかし、電子帳票システムでは、ホストが漢字データを扱えなかった時代に作成した帳票資産(基幹業務システム内の帳票出力アプリケーション、帳票フォームなど)を流用しているため、図21に示すように、日本語部分が半角カタカナで表記されている帳票も多く、読みにくいという問題があった。
そこで、帳票を読みやすくするために、元の帳票設計を修正し、漢字が出力されるようにする方法もあるが以下の(1)〜(3)のような問題点があった。
(1)作業時間、コストがかかる。
(2)ホスト側帳票出力アプリケーションのプログラム変更、帳票フォーム等のレイアウトの変更が必要となり、またテストも必要となる。
(3)カタカナから漢字へ変更することで帳票データの印字位置と内容が変わることによりレイアウト上の不都合や過去に電子化した帳票との串刺し検索ができなくなる。
特許文献1には、ボタン機能を設定する(文字列に対して、選択されると対応して予め用意された対応データが表示される設定を行うことをいう。)文字列の全てについて、ボタン機能を設定する作業を実施する必要のない、文字列をキーとする情報検索装置を提供する技術が開示されている。
特開平5−334376号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術によれば、表示装置に表示された文字列を指定することにより、この文字列に対応して予め用意された内容の対応データを表示装置に表示することが可能となるが、電子帳票システムのように、ホストから出力される帳票印刷データの中でカタカナ表記される文字を漢字表示させるような技術ではない。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、本発明の目的は、元の帳票印刷データを変更することなく、エンドユーザが必要な帳票だけ簡易にマスタテーブルに記憶される情報に表示変更する(例えば、漢字表示に変更する)する仕組みを提供することである。
本発明は、帳票上における文字列を変換して表示させるためのキー文字列が配列されるキー文字列抽出領域を記憶する領域記憶手段と、前記記憶手段により記憶されるキー文字列抽出領域から抽出されるキー文字列に対応する文字列が記憶されるマスタテーブルの指定を記憶するマスタテーブル情報記憶手段と、帳票印刷データを受信する帳票印刷データ受信手段と、前記受信手段により受信した帳票印刷データを電子帳票データに変換する変換手段と、前記変換された電子帳票データに対応する帳票に対して前記領域記憶手段により前記キー文字列抽出領域が記憶されている場合、該キー文字列抽出領域に配置されるキー文字列を取得して、該取得したキー文字列を用いて前記マスタテーブル情報記憶手段により指定されたマスタテーブルから表示文字列を取得する表示文字列取得手段と、前記変換手段により変換された電子帳票データと、前記表示文字列取得手段により取得された表示文字列と該表示文字列を表示するための前記電子帳票データ上の領域情報とを含む付加情報とを、記憶する帳票データ記憶手段と、情報処理手段からの要求に応じて、前記帳票データ記憶手段に記憶される、前記電子帳票データと前記付加情報とを前記情報処理装置に送信する送信手段と、を有する帳票サーバと、前記帳票サーバに記憶される電子帳票データの表示を要求する要求手段と、前記要求手段による要求に応じて前記帳票サーバから送信される前記電子帳票データと前記付加情報とを受信する電子帳票データ受信手段と、前記電子帳票データ受信手段で受信した電子帳票データを表示するとともに、前記付加情報に含まれる表示文字列を、前記付加情報に含まれる領域情報に基づく前記表示される電子帳票データ上の領域に、表示するように制御する表示制御手段と、を有する情報処理装置と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、元の帳票印刷データを変更することなく、エンドユーザが必要な帳票だけ簡易にマスタテーブルに記憶される情報に表示変更することが可能となる。
図1は、本発明の一実施形態に係る帳票サーバ(帳票処理装置)100を含む電子帳票システムの概略構成図である。
図1に示す電子帳票システムは、ネットワーク300を介して、ホストコンピュータ300、本実施形態に係る帳票サーバ100と、複数のクライアントPC200とが接続された構成となっている。
図2は、図1に示した帳票サーバ100、クライアントPC200のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、帳票サーバ100、クライアントPC200は、コンピュータ(パーソナルコンピュータ)等の情報処理装置で構成されており、CPU101、RAM102、ROM103、入力部104、入力コントローラ105、表示部106、表示コントローラ107、外部メモリ108、外部メモリコントローラ109、通信インタフェース(I/F)コントローラ110及びシステムバス111等を有する。
CPU101は、外部メモリ108に格納されるプログラムをRAM102にロードして実行することにより各種処理を実行する。RAM102は、CPU101の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
ROM103には、CPU101の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)等が格納されている。
また、外部メモリ108には、オペレーティングシステムプログラム(OS)や後述するフローチャートに示す処理を実行するために必要なプログラム等が記憶されている。なお、外部メモリ108には、必要に応じて各種のファイルや各種のデータ等が記憶される。
入力コントローラ105は、キーボードやマウスなどで構成される入力部104からの入力を制御する。表示コントローラ107は、CRTや液晶ディスプレイなどで構成される表示部106への表示を制御する。
外部メモリコントローラ109は、例えば、ハードディスク(HD)やフレキシブルディスク(FD)などで構成される外部メモリ108への情報の書き込み(記憶)や、外部メモリ108からの情報の読み出しを制御する。
通信I/Fコントローラ110は、図1に示すネットワーク300を介して、ホストコンピュータ400、クライアントPC201及び202等と通信するための制御をする。
システムバス111は、CPU101、RAM102、ROM103、入力コントローラ105、表示コントローラ107、外部メモリコントローラ109及び通信I/Fコントローラ110を相互に通信可能に接続するためのものである。
以下、図3〜図18を参照して、本発明の帳票システムの動作について説明する。
なお、本発明の帳票データ100は、図20に示した従来の帳票システムの構成に加えて、以下のような構成を有する。
まず、図3,図4を用いて、本発明の帳票システムの実装イメージについて説明する。
図3,図4は、本発明の帳票システムの実装イメージを示す図である。
本発明の帳票システムの第1の実装イメージは、図3に示すように、本発明の帳票システムでは、帳票の一部領域を指定し、そこから取得したデータをキーにしてDBのマスタテーブルを参照して、DBのマスタテーブルから取得した漢字名所をバルーン表示する。
また、本発明の帳票システムの第2の実装イメージは、図4に示すように、DBのマスタテーブルから取得した漢字名称を一括して指定した領域に上書き表示する。
以下、図3,図4に示した実装イメージを実現するための処理について説明する。
図5は、本発明の帳票システムにおける処理の概要を示すフローチャートである。なお、このフローチャートにおいて、帳票サーバ100の処理は、帳票サーバ100のCPU101が外部メモリ108に格納されるプログラムをRAM102にロードして実行することにより実現される。
また、クライアントPC200処理は、クライアントPC200のCPU101が外部メモリ108に格納されるプログラムをRAM102にロードして実行することにより実現される。
まず、帳票サーバ100のCPU101は、キー文字列抽出領域(帳票上における文字列を変換して表示させるためのキー文字列が配列される領域)の指定の入力を受け付け(S101)、さらに、表示文字列格納テーブルの指定を受け付けると(S102)、帳票サーバ100のCPU101は、ステップS103に処理を進める。ここで図6を用いて具体的に示す。
図6は、図5のS101,S102の処理を具体的に説明するための図である。
図6に示すように、予め、運用管理者が、帳票上で商品コードや部門コード等が表示される領域(漢字表示させたい領域に対応するキーが表示される領域)を、キー文字列抽出領域として指定しおき、さらに、キー文字列抽出領域と関連する社内基幹システム300のDBのマスタテーブルも指定しておく。
以下、図5のフローチャートの説明に戻る。
ステップS103では、帳票サーバ100のCPU101は、ステップS101,S102の指定に基づいて、社内基幹システム300のDBのマスタテーブルを参照して帳票管理情報(図7)を生成する。
図7は、本発明の帳票システムにおける帳票管理情報の一例を示す図である。
図7に示すように、帳票管理情報は、帳票マスタテーブル700と付加情報作成マスタテーブル710から構成される。
帳票マスタテーブル700は、帳票ID701と、帳票名称702を含む。付加情報作成マスタテーブル710は、帳票ID711、付加情報識別情報712、キー文字抽出矩形情報713、マスタテーブル情報714を含み、帳票IDで帳票マスタテーブル700内のレコードと紐付けられている。
なお、キー文字抽出矩形情報713には、図5のステップS101で指定されたキー文字列抽出領域が記憶される。また、マスタテーブル情報714には、図5のステップS102で指定された表示文字列格納テーブルの情報が記憶される。
以下、図5のフローチャートの説明に戻る。
次に、ホストコンピュータ400から帳票印刷データが出力されると(S104)、帳票サーバ100のCPU101は、図20に示した従来の帳票システムと同様に、ホストコンピュータ300から出力される帳票印刷データを受信し(S105)、帳票印刷データを電子帳票データに変換電子化し(S106)、電子帳票データを帳票サーバ100の外部メモリ108に出力する(S107)。
さらに、帳票サーバ100のCPU101は、帳票管理情報(図7)内に該当する帳票の情報があるか判定し、該当する帳票の付加情報作成情報がないと判定した場合には、そのまま処理を終了する。
一方、帳票管理情報(図7)内に該当する帳票の付加情報作成情報があると判定した場合には、帳票サーバ100のCPU101は、ステップS109に処理を進める。
ステップS109では、帳票サーバ100のCPU101は、帳票付加情報作成処理を行い、作成した付加情報を保存する(S110)。ここで図8を用いて具体的に示す。
図8は、図5のS104〜S110の処理を具体的に説明するための図である。
図8に示すように、帳票サーバ100のCPU101は、ホストコンピュータ300から出力される帳票印刷データを受信して、電子帳票データに変換電子化し、電子帳票データを帳票サーバ100の外部メモリ108に保存する。ここでは、帳票データは、オリジナルの状態で保存される(例えば、半角カタカナ等はそのまま保存される)。さらに、帳票サーバ100のCPU101は、帳票管理情報(図7)内に該当する帳票の付加情報作成情報に基づいて、キー文字列抽出矩形領域713に該等する、電子帳票データ上の領域に配置されるキー文字列(コード等)を抽出する。さらに、帳票サーバ100のCPU101は、マスタテーブル情報714に基づいてDBのマスタテーブルを参照して、抽出したキー文字列に対応する表示文字列(漢字名称当)を取得し、帳票データの付加情報として外部メモリ108に保存する。
図9は、本発明の帳票システムにおける付加情報の一例を示す図である。
図9に示すように、付加情報900は、キー文字列情報901、表示文字列情報910から構成される。
キー文字列情報901は、キー文字列を抽出したページ902、ページ内の印字開始位置903,印刷終了位置904、抽出したキー文字列905から構成される。
また、表示文字列情報910は、定義されたマスタテーブルにキー文字列に該等するレコードが存在したか否かを示すN/Aフラグ911、定義されたマスタテーブルからキー文字列に基づいて取得した表示文字列912から構成される。
なお、N/Aフラグ911には、定義されたマスタテーブルにキー文字列に該等するレコードが存在した場合「0」、存在しなかった場合「1」が格納される。
以下、図5のフローチャートの説明に戻る。
次に、クライアントPC200から帳票表示要求がなされると(S111)、帳票サーバ100のCPU101は、表示要求がなされた電子帳票データ(ステップS107で保存した電子帳票データ)をクライアントに送信する(S112)。
クライアントPC200のCPU201は、帳票サーバ100から送信された電子帳票データを受信して表示部106に表示する(S113)。
また、帳票サーバ100のCPU101は、S112で送信した電子帳票データに対応する付加情報が外部メモリ108内に存在するか判定し、存在しないと判定した場合には、そのまま処理を終了する。
一方、S112で送信した電子帳票データに対応する付加情報が外部メモリ108内に存在すると判定した場合には、ステップS115に処理を進める。
ステップS115では、帳票サーバ100のCPU101は、S112で送信した電子帳票データに対応する付加情報をクライアントに送信する(S115)。
クライアントPC200のCPU201は、帳票サーバ100から送信された付加情報を受信して、該付加情報の表示方法を選択させるための画面を表示部106に表示する(S116)。
そして、クライアントPC200のCPU201は、付加情報の表示方法として、バルーン表示が選択された場合、受信した付加情報を図3に示したようなバルーン表示で表示するように制御する(S117)。
一方、クライアントPC200のCPU201は、付加情報の表示方法として、固定表示が選択された場合、受信した付加情報を図4に示したような固定表示で表示するように制御する(S118)。
次に、図10を参照して、図5のS106〜S110の処理の詳細について説明する。
図10は、図5のS106〜S110の処理を詳細に示すフローチャートである。
まず、帳票サーバ100のCPU101は、図20に示したように、ホストコンピュータ300から受信した帳票印刷データを電子帳票データに変換電子化し、帳票ファイル(イメージ)と帳票ファイル(検索用データ)を生成し、帳票サーバ100の外部メモリ108に出力する(S201)。
さらに、帳票サーバ100のCPU101は、帳票管理情報(図7)内に該当する帳票の情報があるか判定し(S202)、該当する帳票の付加情報作成情報がないと判定した場合には、そのまま処理を終了する。
一方、S202において、帳票管理情報(図7)内に該当する帳票の付加情報作成情報があると判定した場合には、帳票サーバ100のCPU101は、ステップS203に処理を進める。
ステップS203では、帳票サーバ100のCPU101は、S201で出力した電子帳票データの全ページ数だけステップS204〜S207の処理を繰り返し実行するように制御する。
次に、ステップS204では、帳票サーバ100のCPU101は、付加情報作成情報内のキー文字列抽出矩形領域713の上端から下端までステップS205〜S207の処理を繰り返し実行するように制御する。
ステップS205では、帳票サーバ100のCPU101は、キー文字列抽出矩形領域713内の処理対象領域に配置されるキー文字列(コード等)を取得する。
次に、ステップS206において、帳票サーバ100のCPU101は、マスタテーブル情報714で指定される表示文字列格納テーブルを、S205で取得したキー文字列で検索し、表示文字列(漢字名称当)を取得する。
次に、ステップS207において、帳票サーバ100のCPU101は、付加情報ファイルに、処理対象のページ番号、処理対象領域の印字開始位置、印刷終了位置、キー文字列、表示文字列の取得結果(N/Aフラグ)、取得した表示文字列を格納する。そして、ステップS204に処理を戻す。
そして、帳票サーバ100のCPU101は、S205〜S207の処理を付加情報作成情報内のキー文字列抽出矩形領域713の上端から下端まで全て終了すると、ステップS203に処理を戻す。
そして、帳票サーバ100のCPU101は、S204〜S207の処理をS201で出力した電子帳票データの全ページ数だけ終了すると、本フローチャートの処理を終了する。
次に、図11を参照して、図5のS114〜S118の処理の詳細について説明する。
図11は、図5のS114〜S118の処理を詳細に示すフローチャートである。
まず、ステップS301において、帳票サーバ100のCPU101は、クライアントPC200に送信した電子帳票データに対応する付加情報が外部メモリ108内に存在するか判定し、存在しないと判定した場合には、そのまま処理を終了する。
一方、S301で送信した電子帳票データに対応する付加情報が外部メモリ108内に存在すると判定した場合には、帳票サーバ100のCPU101は、クライアントPC200に送信した電子帳票データに対応する付加情報(図9)をクライアントに送信する。
以下、クライアントPC200の処理を説明する。
クライアントPC200のCPU201は、帳票サーバ100から電子帳票データを受信すると、該付加情報の表示方法を選択させるための画面を表示部106に表示し、選択される付加情報の表示方法を判定する(S302)。
そして、クライアントPC200のCPU201は、付加情報の表示方法として、バルーン表示が選択された場合、ステップS303に処理を進める。
ステップS303では、クライアントPC200のCPU201は、キー文字列抽出領域(印字開始位置903,印字終了位置904)の上端から下端までステップS304,S305の処理を繰り返し実行するように制御する。
ステップS304では、クライアントPC200のCPU201は、処理対象の文字列抽出領域のキー文字列の印字位置(印字開始位置903,印字終了位置904)にマウスポインタ検出矩形を設定する。
次に、ステップS305において、クライアントPC200のCPU201は、S304で設定されたマウスポインタ検出矩形に対応する表示文字列912をメモリ(RAM102)に保存する。そして、ステップS303に処理を戻す。
そして、クライアントPC200のCPU201は、キー文字列抽出領域713の上端から下端までステップS304,S305の処理を終了したと判定した場合には、ステップS306において、マウス移動検出に応じて、図12に示すマウス移動によるバルーン表示処理(図12)を起動するように設定し、本フローチャートの処理を終了する。
一方、ステップS302において、クライアントPC200のCPU201が、付加情報の表示方法として、固定表示が選択されたと判定した場合には、ステップS307に処理を進める。
ステップS307では、クライアントPC200のCPU201は、キー文字列抽出領域713の上端から下端までステップS308〜S310の処理を繰り返し実行するように制御する。
ステップS308では、クライアントPC200のCPU201は、処理対象の文字列抽出領域に対応する表示文字列912が存在するか否かを判定し、存在する(N/Aが「0」)と判定した場合には、ステップS309に処理を進める。
ステップS309において、クライアントPC200のCPU201は、処理対象の文字列抽出領域のキー文字列の印字位置(印字開始位置903,印字終了位置904)に対応する表示文字列912を表示し、ステップS307に処理を戻す。
一方、ステップS308において、クライアントPC200のCPU201が、処理対象の文字列抽出領域に対応する表示文字列912が存在しない(N/Aが「1」)と判定した場合には、ステップS310に処理を進める。
ステップS310において、クライアントPC200のCPU201は、処理対象の文字列抽出領域のキー文字列の印字位置(印字開始位置903,印字終了位置904)に"N/A"を表示し、ステップS307に処理を戻す。
そして、クライアントPC200のCPU201は、キー文字列抽出領域713の上端から下端までステップS307〜S310の処理を終了したと判定した場合には、本フローチャートの処理を終了する。
次に、図12を参照して、図11のS306で起動設定されたマウス移動によるバルーン表示処理の詳細について説明する。
図12は、図11のS306で起動設定されたマウス移動によるバルーン表示処理を詳細に示すフローチャートである。
まず、マウス移動を検出すると、クライアントPC200のCPU201は、本フローチャートの処理を開始する。
まず、ステップS401において、クライアントPC200のCPU201は、マウスポインタがマウスポインタ検出矩形(図11の304で設定)内に入ったか否かを判定する。
そして、マウスポインタがマウスポインタ検出矩形内に入ったと判定した場合には、クライアントPC200のCPU201は、ステップS402に処理を進める。
ステップS402では、クライアントPC200のCPU201は、S401でマウスポインタを検出したマウスポインタ検出矩形の右上にバルーン表示領域を作成し、前記マウスポインタ検出矩形に対応する表示文字列(S305でメモリ内に保存)を表示する。そして、本フローチャートの処理を終了する。
一方、ステップS401において、クライアントPC200のCPU201が、マウスポインタがマウスポインタ検出矩形内に入っていないと判定した場合には、ステップS403に処理を進める。
ステップS403では、クライアントPC200のCPU201は、マウスポインタがマウスポインタ検出矩形外に出たか否かを判定する。
そして、マウスポインタがマウスポインタ検出矩形外に出たと判定した場合には、クライアントPC200のCPU201は、ステップS404に処理を進める。
ステップS404では、クライアントPC200のCPU201は、S402で表示したバルーン表示領域を非表示にする。そして、本フローチャートの処理を終了する。
一方、ステップS403において、マウスポインタがマウスポインタ検出矩形外に出ていないと判定した場合には、クライアントPC200のCPU201は、そのまま本フローチャートの処理を終了する。
上述の図11のS311では、表示文字列がマスタテーブルから取得できない場合にキー文字列の印字位置に"N/A"を表示する処理について説明した。この場合、クライアントPC200の入力部104から手入力処理で文字列を入力可能に構成する。以下、図13,図14を参照して、その手入力処理について説明する。
図13は、表示文字列がマスタテーブルから取得できない場合の手入力処理を説明するフローチャートである。
まず、マスタテーブルから表示文字列が取得できず、帳票イメージ上で"N/A"と表示されている箇所がクリックされると、クライアントPC200のCPU101は、本フローチャートの処理を開始する。
ステップS401において、クライアントPC200のCPU101は、クライアントPC200の入力部104で入力された文字列を受け取り、該入力された文字列を帳票サーバ100に送信する。この際、文字列と共に、文字列の入力位置,帳票ID等も送信される。
以下、帳票サーバ100の処理を説明する。
クライアントPC200から送信される文字列,文字列の入力位置,帳票IDを受信すると、帳票サーバ100のCPU201は、ステップS502に処理を進める。
ステップS502では、帳票サーバ100のCPU201は、受信した帳票IDに該当する付加情報ファイルを外部メモリ108から取得し、該付加情報ファイルから、表示文字列の入力位置に対応するキー文字列を取得する。
次に、ステップS503において、帳票サーバ100のCPU201は、付加情報ファイルの先頭レコードから終端レコードまで、ステップS504〜S506の処理を繰り返すように制御する。
ステップS504では、帳票サーバ100のCPU201は、処理対象のレコードのN/Aフラグ911が「1」か否か判定し、「1」でない(即ち、マスタテーブルから表示文字列を取得できたレコード)と判定した場合には、そのままステップS501に処理を戻し、処理対象を次のレコードに移す。
一方、ステップS504で、処理対象のレコードのN/Aフラグ911が「1」である(即ち、マスタテーブルから表示文字列を取得できなかったレコード)と判定した場合には、帳票サーバ100のCPU201は、ステップS505に処理を進める。
ステップS505では、帳票サーバ100のCPU201は、処理対象のレコードのキー文字列905がS502で取得したキー文字列である(即ち、クライアントPC200で手入力された文字列に対応するレコード)か判定し、処理対象のレコードのキー文字列905がS502で取得したキー文字列でないと判定した場合には、そのままステップS501に処理を戻し、処理対象を次のレコードに移す。
一方、ステップS505において、処理対象のレコードのキー文字列905がS502で取得したキー文字列である(即ち、クライアントPC200で手入力された文字列に対応するレコード)と判定した場合には、帳票サーバ100のCPU201は、ステップS506に処理を移す。
ステップS506では、帳票サーバ100のCPU201は、付加情報ファイルの対象レコードの表示文字列912にS502でクライアントPCから受信した文字列を書き込む。そしてテップS501に処理を戻し、処理対象を次のレコードに移す。
そして、帳票サーバ100のCPU201は、付加情報ファイルの先頭レコードから終端レコードまで、ステップS504〜S506の処理を終了したと判定した場合には、本フローチャートの処理を終了する。なお、この後、
帳票サーバ100のCPU201は、更新した付加情報ファイルを、クライアントPC200に再送信して、クライアントPC200の表示を更新させるように構成してもよい。
これにより、図14に示すように、クライアントPC200で入力された文字列は、電子帳票データの別の行(別のページも含む)で同じキー文字列となっている箇所にも自動的に表示されることとなる。
図14は、図13に示した処理のイメージを示す図である。
以下、図15〜図17を参照して、電子帳票データ内の付加情報を含めた検索処理について説明する。
図15は、電子帳票データ内の付加情報を含めた検索処理を説明するフローチャートである。
まず、クライアントPC200上で表示される電子帳票イメージ内の検索処理が指定されると、本フローチャートの処理が開始される。
なお、本実施形態の帳票システムでは、検索条件を指定する際に、検索対象として帳票の付加情報を選択可能となるようにクライアントPC200のCPU201により制御されている。
図16は、本実施形態の帳票システムの検索指定イメージを示す図である。
図16の1601に示すように、クライアントPC200の表示部106に表示される電子帳票イメージ上で、検索したい領域を、入力部104を用いて指定すると、クライアントPC200のCPU201は、検索条件設定画面1602を表示部106に表示する。
なお、クライアントPC200のCPU201は、この検索条件設定画面1602では、帳票が付加情報を持っている場合は、検索条件として付加情報も選択候補としてリストするように制御する。
そして、検索条件設定画面1602で、検索条件が指定されて、「検索実行」ボタンが指示されると、クライアントPC200のCPU201は、図15に示すフローチャートの処理を開始する。
まず、ステップS601において、クライアントPC200のCPU201は、検索条件設定画面1602で指定された検索対象数だけ、ステップS602〜S610の処理を実行するように制御する。
ステップS602では、クライアントPC200のCPU201は、処理対象の検索対象は付加情報か否か判定し、付加情報でないと判定した場合には、ステップS603に処理を進める。
ステップS603では、クライアントPC200のCPU201は、通常の検索処理(従来の処理)を実行する。これにより、検索該当データの印字位置がメモリ(RAM102)に保存される。
そして、ステップS603の処理を終了すると、クライアントPC200のCPU201は、ステップS601に処理を戻し、処理対象を次の検索対象に移す。
一方、ステップS602において、処理対象の検索対象は付加情報であると判定した場合には、クライアントPC200のCPU201は、ステップS604に処理を進める。
ステップS604では、クライアントPC200のCPU201は、付加情報ファイルの先頭レコードから終端レコードまで、S605,S606の処理を実行するように制御する。
ステップS605では、クライアントPC200のCPU201は、処理対象のレコードの表示文字列910が検索条件設定画面1602で指定された検索条件に該当するか否かを判定し、該当すると判定した場合には、ステップS606に処理を進める。
ステップS606では、クライアントPC200のCPU201は、処理対象のレコードの表示文字列910と対となるキー文字列を、キー文字列検索条件としてメモリ(RAM102)に保存し、ステップS604に処理を戻し、処理対象を次のレコードに移す。
一方、ステップS605において、処理対象のレコードの表示文字列910が検索条件設定画面1602で指定された検索条件に該当しないと判定した場合には、クライアントPC200のCPU201は、ステップS604に処理を戻し、処理対象を次のレコードに移す。
そして、クライアントPC200のCPU201は、付加情報ファイルの先頭レコードから終端レコードまで、S605,S606の処理を終了したと判定した場合には、ステップS607に処理を進める。
ステップS607では、クライアントPC200のCPU201は、メモリに保存されたキー文字列検索条件の数だけ、S608〜S610の処理を実行するように制御する。
ステップS608では、クライアントPC200のCPU201は、付加情報ファイルの先頭レコードから終端レコードまで、S609,S610の処理を実行するように制御する。
ステップS609では、クライアントPC200のCPU201は、処理対象のレコードのキー文字列901が処理対象のキー検索文字列に該当するか否かを判定し、該当すると判定した場合には、ステップS610に処理を進める。
ステップS610では、クライアントPC200のCPU201は、処理対象のレコードのキー文字列901と、その印字開始位置903、印字終了位置904を検索該当データとしてメモリ(RAM102)に保存し、ステップS608に処理を戻し、処理対象を次のレコードに移す。
一方、ステップS609において、処理対象のレコードのキー文字列901が処理対象のキー検索文字列に該当しないと判定した場合には、クライアントPC200のCPU201は、そのままステップS608に処理を戻し、処理対象を次のレコードに移す。
そして、クライアントPC200のCPU201は、付加情報ファイルの先頭レコードから終端レコードまで、S609,S610の処理を終了したと判定した場合には、ステップS607に処理を戻し、処理対象を次のキー検索文字列に移す。
そして、クライアントPC200のCPU201は、メモリに保存されたキー文字列検索条件の数だけ、S608〜S610の処理を終了したと判定した場合には、ステップS601に処理を戻し、処理対象を次の検索対象に移す。
そして、クライアントPC200のCPU201は、検索条件設定画面1602で指定された検索対象数だけ、ステップS602〜S610の処理を終了したと判定した場合には、ステップS611に処理を進める。
ステップS611では、クライアントPC200のCPU201は、S603又はS610でメモリに保存される、検索該当データの印字位置をハイライト表示(図17)して、本フローチャートの処理を終了する。
図17は、電子帳票データ内の付加情報を含めた検索処理結果の一例を示す図である。
図17に示すように、本実施形態の帳票システムにおける検索結果表示では、条件に該当するデータを含む行全体が(付加情報を含めて)、1701に示すようにハイライト表示される。
以下、図18を参照して、電子帳票データのファイル出力処理について説明する。
図18は、電子帳票データのファイル出力処理を説明するフローチャートである。
まず、クライアントPC200上で表示される電子帳票イメージ内のファイル出力処理が指定されると、本フローチャートの処理が開始される。
なお、本実施形態の帳票システムでは、ファイル出力対象として帳票の付加情報を選択可能となるようにクライアントPC200のCPU201により制御されている。
例えば、図16の1601に示した検索対象の領域入力の場合と同様に、クライアントPC200の表示部106に表示される電子帳票イメージ上で、ファイル出力したい領域を、入力部104を用いて指定し、ファイル出力を指示すると、クライアントPC200のCPU201は、図18に示すフローチャートの処理を開始する。
まず、ステップS701において、クライアントPC200のCPU201は、ファイル出力として指定されたファイル出力対象数だけ、ステップS702〜S705の処理を実行するように制御する。
ステップS702では、クライアントPC200のCPU201は、処理対象のファイル出力対象は付加情報か否か判定し、付加情報でないと判定した場合には、ステップS703に処理を進める。
ステップS703では、クライアントPC200のCPU201は、通常のファイル出力処理(従来の処理)を実行する。これにより、処理対象のファイル出力対象の文字列が出力ファイルに書き込まれる。そして、ステップS703の処理を終了すると、クライアントPC200のCPU201は、ステップS701に処理を戻し、処理対象を次のファイル出力対象に移す。
一方、ステップS702において、処理対象のファイル出力対象は付加情報であると判定した場合には、クライアントPC200のCPU201は、ステップS704に処理を進める。
ステップS704では、処理対象のファイル出力対象に対応する付加情報にある表示文字列910を抽出し、ステップS705に処理を移す。
ステップS705では、S704で抽出した表示文字列910を出力ファイルに書き込む。そして、ステップS705の処理を終了すると、クライアントPC200のCPU201は、ステップS701に処理を戻し、処理対象を次のファイル出力対象に移す。
そして、クライアントPC200のCPU201は、ファイル出力として指定されたファイル出力対象数だけ、ステップS702〜S705の処理を終了すると、本フローチャートの処理を終了する。
以上示した図18の処理によれば、本実施形態の帳票システムでは、ファイル出力対象として選択されたデータが付加情報を含む場合であっても、該付加情報を含めてファイルに出力することができる。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
以上示したように、本実施形態の帳票システムによれば、元の帳票印刷データを変更することなく、エンドユーザが必要な帳票だけ簡易にマスタテーブル上のデータに置き換えて表示することが可能となる。よって、カタカナ表示された帳票印刷データを変更することなく、マスタテーブルに記憶されている漢字データに置き換えて表示することができる。
以下、図19に示すメモリマップを参照して本発明に係る帳票システムを構成する各装置(帳票サーバ100、クライアントPC200等)で読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
図19は、本発明に係る帳票システムを構成する各装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記録媒体(記憶媒体)のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記録媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、インストールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図5,図10,図11,図12,図13,図15,図18に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記録媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記録媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリコンディスク等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムをネットワーク上のサーバ,データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
本発明の一実施形態に係る帳票サーバ(帳票処理装置)100を含む電子帳票システムの概略構成図である。 図1に示した帳票サーバ100、クライアントPC200のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 本発明の帳票システムの実装イメージを示す図である。 本発明の帳票システムの実装イメージを示す図である。 本発明の帳票システムにおける処理の概要を示すフローチャートである。 図5のS101,S102の処理を具体的に説明するための図である。 本発明の帳票システムにおける帳票管理情報の一例を示す図である。 図5のS104〜S110の処理を具体的に説明するための図である。 本発明の帳票システムにおける付加情報の一例を示す図である。 図5のS106〜S110の処理を詳細に示すフローチャートである。 図5のS114〜S118の処理を詳細に示すフローチャートである。 図11のS306で起動設定されたマウス移動によるバルーン表示処理を詳細に示すフローチャートである。 表示文字列がマスタテーブルから取得できない場合の手入力処理を説明するフローチャートである。 図13に示した処理のイメージを示す図である。 電子帳票データ内の付加情報を含めた検索処理を説明するフローチャートである。 本実施形態の帳票システムの検索指定イメージを示す図である。 電子帳票データ内の付加情報を含めた検索処理結果の一例を示す図である。 電子帳票データのファイル出力処理を説明するフローチャートである。 本発明に係る帳票システムを構成する各装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記録媒体(記憶媒体)のメモリマップを説明する図である。 従来の電子帳票システムの一例を示す図である。 従来の電子帳票システムで表示される帳票イメージの一例を示す図である。
符号の説明
100 帳票サーバ
200 クライアントPC
300 社内基幹システム
400 ホストコンピュータ
500 ネットワーク

Claims (12)

  1. 帳票上における文字列を変換して表示させるためのキー文字列が配列されるキー文字列抽出領域を記憶する領域記憶手段と、
    前記記憶手段により記憶されるキー文字列抽出領域から抽出されるキー文字列に対応する文字列が記憶されるマスタテーブルの指定を記憶するマスタテーブル情報記憶手段と、
    帳票印刷データを受信する帳票印刷データ受信手段と、
    前記受信手段により受信した帳票印刷データを電子帳票データに変換する変換手段と、
    前記変換された電子帳票データに対応する帳票に対して前記領域記憶手段により前記キー文字列抽出領域が記憶されている場合、該キー文字列抽出領域に配置されるキー文字列を取得して、該取得したキー文字列を用いて前記マスタテーブル情報記憶手段により指定されたマスタテーブルから表示文字列を取得する表示文字列取得手段と、
    前記変換手段により変換された電子帳票データと、前記表示文字列取得手段により取得された表示文字列と該表示文字列を表示するための前記電子帳票データ上の領域情報とを含む付加情報とを、記憶する帳票データ記憶手段と、
    情報処理手段からの要求に応じて、前記帳票データ記憶手段に記憶される、前記電子帳票データと前記付加情報とを前記情報処理装置に送信する送信手段と、を有する帳票サーバと、
    前記帳票サーバに記憶される電子帳票データの表示を要求する要求手段と、
    前記要求手段による要求に応じて前記帳票サーバから送信される前記電子帳票データと前記付加情報とを受信する電子帳票データ受信手段と、
    前記電子帳票データ受信手段で受信した電子帳票データを表示するとともに、前記付加情報に含まれる表示文字列を、前記付加情報に含まれる領域情報に基づく前記表示される電子帳票データ上の領域に、表示するように制御する表示制御手段と、を有する情報処理装置と、
    を備えることを特徴とする帳票システム。
  2. 帳票上における文字列を変換して表示させるためのキー文字列が配列されるキー文字列抽出領域を記憶する領域記憶手段と、
    前記記憶手段により記憶されるキー文字列抽出領域から抽出されるキー文字列に対応する文字列が記憶されるマスタテーブルの指定を記憶するマスタテーブル情報記憶手段と、
    帳票印刷データを受信する帳票印刷データ受信手段と、
    前記受信手段により受信した帳票印刷データを電子帳票データに変換する変換手段と、
    前記変換された電子帳票データに対応する帳票に対して前記領域記憶手段により前記キー文字列抽出領域が記憶されている場合、該キー文字列抽出領域に配置されるキー文字列を取得して、該取得したキー文字列を用いて前記マスタテーブル情報記憶手段により指定されたマスタテーブルから表示文字列を取得する表示文字列取得手段と、
    前記変換手段により変換された電子帳票データと、前記表示文字列取得手段により取得された表示文字列と該表示文字列を表示するための前記電子帳票データ上の領域情報とを含む付加情報とを、記憶する帳票データ記憶手段と、
    情報処理手段からの要求に応じて、前記帳票データ記憶手段に記憶される、前記電子帳票データと前記付加情報とを前記情報処理装置に送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする帳票サーバ。
  3. 前記帳票データ記憶手段は、前記表示文字列取得手段により表示文字列が取得されなかった場合、表示文字列が取得されなかった旨を示す情報を前記付加情報に記憶させる、ことを特徴とする請求項2に記載の帳票サーバ。
  4. 前記付加情報には、表示文字列に対応するキー文字列も含まれるものであり、
    前記情報処理装置から表示文字列が取得されなかった旨を示す情報に対応する表示文字列として入力された文字列を受け取った場合、該入力された文字列に対応する前記付加情報内の表示文字列に対応する前記付加情報内のキー文字列を取得し、該キー文字列に対応する前記付加情報内の表示文字列の全てを、前記入力された表示文字列に変更して、前記帳票データ記憶手段に記憶させる、ことを特徴とする請求項3に記載の帳票サーバ。
  5. 受信した帳票印刷データから変換された電子帳票データと、予め指定された帳票上のキー文字列抽出領域に配置されるキー文字列を用いてマスタテーブルから取得された表示文字列と該表示文字列を表示するための領域情報とを含む付加情報とを記憶する帳票サーバと通信可能な情報処理装置であって、
    前記帳票サーバに記憶される電子帳票データの表示を要求する要求手段と、
    前記要求手段による要求に応じて前記帳票サーバから送信される前記電子帳票データと前記付加情報とを受信する電子帳票データ受信手段と、
    前記電子帳票データ受信手段で受信した電子帳票データを表示するとともに、前記付加情報に含まれる表示文字列を、前記付加情報に含まれる領域情報に基づく前記表示される電子帳票データ上の領域に、表示するように制御する表示制御手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  6. 前記表示制御手段により表示される前記電子帳票データ及び前記付加情報に含まれる表示文字列を、検索対象として検索指示する検索指示手段と、
    前記検索指示手段による検索指示に応じて、前記前記電子帳票データ及び前記付加情報に含まれる表示文字列を検索対象とした検索処理を行う検索手段と、
    を有することを特徴請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記マスタテーブルから表示文字列が取得されなかった場合、前記付加情報は前記表示文字列が取得されなかった旨を示す情報が記憶されるものであり、
    前記表示制御手段は、前記付加情報に前記マスタテーブルから表示文字列が取得されなかった旨を示す情報含まれる場合、該情報に対応して前記付加情報に含まれる領域情報に基づく前記表示される電子帳票データ上の領域に、前記マスタテーブルから表示文字列が取得されなかった旨を示す情報を、表示するように制御する、ことを特徴とする請求項5又は6に記載の情報処理装置。
  8. 前記マスタテーブルから表示文字列が取得されなかった旨を示す情報に対応する表示文字列に対応する文字列の入力を行う入力手段と、
    前記入力手段により入力された文字列を、前記帳票サーバに送信して、前記帳票データ記憶手段に記憶される、前記入力された文字列に対応する表示文字列に対応する前記付加情報内のキー文字列に対応する前記付加情報内の表示文字列の全てを、前記入力された文字列に変更させる、ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 帳票上における文字列を変換して表示させるためのキー文字列が配列されるキー文字列抽出領域を記憶する領域記憶手段と、前記記憶手段により記憶されるキー文字列抽出領域から抽出されるキー文字列に対応する文字列が記憶されるマスタテーブルの指定を記憶するマスタテーブル情報記憶手段とを有する帳票サーバの制御方法であって、
    帳票印刷データ受信手段が、帳票印刷データを受信する帳票印刷データ受信ステップと、
    変換手段が、前記受信手段により受信した帳票印刷データを電子帳票データに変換する変換ステップと、
    表示文字列取得手段が、前記変換された電子帳票データに対応する帳票に対して前記領域記憶手段により前記キー文字列抽出領域が記憶されている場合、該キー文字列抽出領域に配置されるキー文字列を取得して、該取得したキー文字列を用いて前記指定手段により指定されたマスタテーブルから表示文字列を取得する表示文字列取得ステップと、
    帳票データ記憶手段に、前記変換手段により変換された電子帳票データと、前記表示文字列取得手段により取得された表示文字列と該表示文字列を表示するための前記電子帳票データ上の領域情報とを含む付加情報とを記憶させる帳票データ記憶ステップと、
    送信手段が、情報処理手段からの要求に応じて、前記帳票データ記憶手段に記憶される、前記電子帳票データと前記付加情報とを前記情報処理装置に送信する送信ステップと、
    を有することを特徴とする帳票サーバの制御方法。
  10. 受信した帳票印刷データから変換された電子帳票データと、予め指定された帳票上のキー文字列抽出領域に配置されるキー文字列を用いてマスタテーブルから取得された表示文字列と該表示文字列を表示するための領域情報とを含む付加情報とを記憶する帳票サーバと通信可能な情報処理装置の制御方法であって、
    要求手段が、前記帳票サーバに記憶される電子帳票データの表示を要求する要求ステップと、
    電子帳票データ受信手段が、前記要求手段による要求に応じて前記帳票サーバから送信される前記電子帳票データと前記付加情報とを受信する電子帳票データ受信ステップと、
    表示制御手段が、前記電子帳票データ受信手段で受信した電子帳票データを表示するとともに、前記付加情報に含まれる表示文字列を、前記付加情報に含まれる領域情報に基づく前記表示される電子帳票データ上の領域に、表示するように制御する表示制御ステップと、
    を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  11. 帳票サーバを、
    帳票上における文字列を変換して表示させるためのキー文字列が配列されるキー文字列抽出領域を記憶する領域記憶手段と、
    前記記憶手段により記憶されるキー文字列抽出領域から抽出されるキー文字列に対応する文字列が記憶されるマスタテーブルを指定する指定手段と、
    帳票印刷データを受信する帳票印刷データ受信手段と、
    前記受信手段により受信した帳票印刷データを電子帳票データに変換する変換手段と、
    前記変換された電子帳票データに対応する帳票に対して前記領域記憶手段により前記キー文字列抽出領域が記憶されている場合、該キー文字列抽出領域に配置されるキー文字列を取得して、該取得したキー文字列を用いて前記指定手段により指定されたマスタテーブルから表示文字列を取得する表示文字列取得手段と、
    前記変換手段により変換された電子帳票データと、前記表示文字列取得手段により取得された表示文字列と該表示文字列を表示するための前記電子帳票データ上の領域情報とを含む付加情報とを、記憶する帳票データ記憶手段と、
    情報処理手段からの要求に応じて、前記帳票データ記憶手段に記憶される、前記電子帳票データと前記付加情報とを前記情報処理装置に送信する送信手段と、してき機能させるためのプログラム。
  12. 受信した帳票印刷データから変換された電子帳票データと、予め指定された帳票上のキー文字列抽出領域に配置されるキー文字列を用いてマスタテーブルから取得された表示文字列と該表示文字列を表示するための領域情報とを含む付加情報とを記憶する帳票サーバと通信可能な情報処理装置を、
    前記帳票サーバに記憶される電子帳票データの表示を要求する要求手段と、
    は、
    前記要求手段による要求に応じて前記帳票サーバから送信される前記電子帳票データと前記付加情報とを受信する電子帳票データ受信手段と、
    前記電子帳票データ受信手段で受信した電子帳票データを表示するとともに、前記付加情報に含まれる表示文字列を、前記付加情報に含まれる領域情報に基づく前記表示される電子帳票データ上の領域に、表示するように制御する表示制御手段として機能させるためのプログラム。
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