JP2008062563A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザーが文書名の指定を省略した場合でも、蓄積文書一覧画面において自分の蓄積した文書が特定しやすい文書名を自動生成すること。
【解決手段】ホストコンピュータ3からのデータを印字出力する画像形成装置であって、蓄積指定コマンドによって文書を機器内に蓄積する文書蓄積手段101と、ホストコンピュータ3が送信してくるデータからジョブ名を抽出するジョブ名抽出手段102と、ジョブ名から特定のキーワードを抽出するキーワード抽出手段103と、この検出したキーワードを前記ジョブ名から削除して蓄積文書名として登録する文書名登録手段104と、を備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ホストコンピュータ(PC)からドキュメントボックスへ蓄積指示する際に、文書名としての名称入力が省略された場合における機器側での文書名生成を行う画像形成装置に関するものである。
従来、ドキュメントボックスへPCからプリンタドライバを用いて文書を蓄積する際、ユーザーがプリンタドライバ上で『文書名』の入力欄に文字列を入力すればその文字列が蓄積文書の一覧画面に表示されるが、『文書名』の入力を省略した場合は「PRINT0001」のように機器側で一定の規則にしたがって生成した名称を文書名として蓄積する方法が用いられている。
たとえば、特許文献1には、蓄積文書一覧上でソートしたとき、希望の文書への到達を容易にする。複数のユーザーが使う装置において、ユーザー毎に使用した文書の使用頻度を計測し、文書選択時に使用ユーザーを指定させることによってそのユーザーの使用頻度の高い順にソートした文書一覧を表示する画像形成装置について開示されている。
また、上記公報では特に触れられていないが、蓄積文書の文書名として登録される名称としては、以下のような情報から取得されたものが既存の装置では使われている。
(1)送信側のユーティリティより文書名として送信された文字列
(2)「PRINT0001」のように装置側で自動生成した文字列
(3)送信側のユーティリティよりジョブ名として送信されたファイル名を基本とした文字列(たとえば、アプリケーション名とファイル名を連結させたものなど)
特開2004−102705号公報
しかしながら、上記に示されるような従来の技術にあっては、機器側で生成する「PRINT0001」のような名称では他の文書との区別がつかず、登録日時やユーザーIDなどの詳細情報を参照しないとどれが自分の文書かわからないという問題があった。
また、プリンタドライバがジョブ名(ファイル名)として送信してくる文字列には作成したアプリケーションの名称や拡張子も含むため文字数が多く、それを文書名として使用すると表示可能文字数の少ない表示部を持つ装置では送信された全ての文字列を表示できないため、やはり他の文書との区別がつきにくいという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザーが文書名の指定を省略した場合でも、蓄積文書一覧画面において自分の蓄積した文書が特定しやすい文書名を自動生成することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、ホストコンピュータからのデータを印字出力する画像形成装置であって、蓄積指定コマンドによって文書を機器内に蓄積する文書蓄積手段と、前記ホストコンピュータが送信してくるデータからジョブ名を抽出するジョブ名抽出手段と、前記ジョブ名から特定のキーワードを抽出するキーワード抽出手段と、前記キーワード抽出手段で検出したキーワードを前記ジョブ名から削除して蓄積文書名として登録する文書名登録手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項2にかかる発明は、さらに、複数のキーワードを保持することが可能なキーワードリストと、ジョブ名からキーワードリストに記載されているキーワードを選択するキーワード選択手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項3にかかる発明は、前記キーワード選択手段は、ジョブ名の先頭部分がキーワードリストに記載されているキーワードと一致していることで選択することを特徴とする。
また、請求項4にかかる発明は、前記キーワード選択手段は、ジョブ名の末尾部分がキーワードリストに記載されているキーワードと一致していることで選択することを特徴とする。
また、請求項5にかかる発明は、ホストコンピュータからのデータを印字出力する画像形成装置であって、蓄積指定コマンドによって文書を機器内に蓄積する文書蓄積手段と、前記ホストコンピュータが送信してくるデータからジョブ名を抽出するジョブ名抽出手段と、前記ジョブ名から拡張子を抽出するジョブ名抽出手段と、前記ジョブ名から拡張子を削除して蓄積文書名として登録する文書名登録手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項6にかかる発明は、さらに、ユーザーが任意の文字列をキーワードリストに登録するキーワードリスト登録手段を備えることを特徴とする。
また、請求項7にかかる発明は、キーワードリストに登録されているキーワードを検索の対象にするかを個別に有効/無効に設定する設定手段を備えることを特徴とする。
また、請求項8にかかる発明は、キーワードリストに登録されているキーワードから任意のキーワードを削除する削除手段を備えることを特徴とする。
本発明(請求項1)にかかる画像形成装置は、プリンタドライバが送信してくるデータに含まれるジョブ情報から特定の文字列を削除し、文書毎に固有な文字列のみを残して文書名として登録するので。ユーザーが文書名の指定を省略した場合でも、蓄積文書一覧画面において自分の蓄積した文書を簡単に特定することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像形成装置の最良な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
本発明は、ユーザーが文書名の指定を省略したときは、プリンタドライバが送信してくるジョブ名(ファイル名)から固有な文字列を抽出して文書名を生成し、蓄積文書一覧画面に表示するものである。以下、プリンタに対してPCのプリンタドライバからデータを送信する場合を例にとって説明する。なお、この実施の形態では、「Microsoft Word」、「Microsoft Power Point」、(いずれも米国マイクロソフト社の登録商標)による文書例について説明する。
図1は、画像形成装置のコントローラの構成を示すブロック図である。この図2において、符号1はプリンタ、符号2はコントローラ、符号3はホストコンピュータ(以下、ホストコンピュータ、以下、ホストと記述する)、符号4は操作パネル、符号5はホストI/F(インターフェイス)、符号6はプログラムROM、符号7はフォントROM、符号8はパネルI/F(インターフェイス)、符号9はCPU、符号10はRAM、符号11はNV−RAM、符号12はエンジンI/F(インターフェイス)、符号13はプリンタエンジン、符号14はオプションRAMである。
コントローラ2は、そのとき設定されている制御モードおよびホスト3もしくはネットワーク15からの制御コードにしたがって、ホスト3からの印字データを、ビデオデータに変換してプリンタエンジン13へ出力する制御機構の総称で、以下のようなモジュールで構成される。
ホストI/F5は、ホスト3からプリンタへの制御信号およびデータ、およびプリンタからホスト3へのステータス信号のインターフェイスである。ネットワークI/F16は、ネットワーク15からプリンタへの制御信号およびデータ、およびプリンタからネットワーク15へのステータス信号のインターフェイスである。
CPU9は、プログラムROM6にしたがってホストからのデータ(印字データ,制御データ)を処理する。RAM10は、CPU9が処理する時のワークメモリ、ホスト3からのデータをページ単位に管理して一時記憶するバッファ、およびバッファに記憶されたデータを実際の印字パターンに変換し、ビデオデータを記憶するビットマップメモリ等に使われる。
HDD(大容量記憶装置)17は、大容量のデータを記憶する。ホスト3から受信した印刷文書を蓄積して後で印刷する蓄積文書印刷機能の文書を蓄積する場所としても使われる。NV−RAM11は、電源を切っても保持したいデータを格納しておく為の不揮発性RAMである。プログラムROM6は、コントロー2ラ内でのデータの処理、管理や、周辺モジュールを制御するためのプログラムが格納されている。フォントROM7は、印字に使用されるさまざまな種類のフォントを有する。
エンジンI/F12は、コントローラ2からプリンタエンジン13への制御信号やビデオ信号、およびプリンタ1からコントローラ2へのステータス信号のインターフェイスである。プリンタエンジン13は、コントローラ2からのビデオ信号および制御信号により感光体上に静電潜像を作り、現像し、また給紙部より転写紙を給紙し、転写および定着し、画像を形成する。
操作パネル4は、プリンタ1の状態を示す表示部,およびプリンタ1のモード、フォント等を切替えるスイッチ部からなる。また、蓄積された文書の一覧画面を表示し、選択した文書の印刷や消去を指示する。パネルI/F8は、コントローラ2と操作パネル4とのインターフェイスである。
つぎにデータ処理の概要を説明する。ホストインター6フェイス5を通してホスト3から送られてきた印刷データは、CPU8がプログラムROM6上のデータ解析プログラムにしたがって解析し、印字データおよび印字制御データ(SP,CR,LF,HT,VT,・・など)とその他に分けられる。印字データおよび印字制御データはRAM10上の受信バッファに一旦記憶される。ここまでを受信処理して一旦記憶された受信データは、プログラムROM6上の制御プログラムが一つずつ取り出して、その処理を行う。
たとえば、取り出したデータが文字コードであれば、印字位置、印字サイズ、文字コード、フォント情報等を備えた中間コードを作成し、RAM10上に設けられた中間バッファに収納する。制御コードや、エスケープシーケンス等のコマンドであった場合、それらに予め定義された処理を行う。それは、たとえば、印字位置の指定であったら、つぎにきた文字コードの位置を指定された位置にするとか、フォントの変更であった場合は、つぎにきた文字コードのフォント情報を指定されたフォントにするといった具合に処理を行う。こうして、ホスト3からのプリント命令の処理を行うか、または処理を行ったデータが1ページ分を超えたら、つぎに中間バッファに貯えられた中間コードを、制御プログラムにしたがって、ビデオデータに変換する処理を行う。
ここまでの描画処理する変換が終了したら、コントローラ2はエンジンI/F12を通してプリンタエンジン13にプリントスタートの命令を出し、それに同期してビデオデータを転送する。以上のような一連の流れで、ホスト3からの印字データがプリンタエンジン13を介して印字される。
文書の蓄積を指定された場合は、変換されたビデオデータをHDD17に蓄積するとともに、その蓄積文書の文書情報テーブル(作成者、作成日、文書名、HDDに蓄積したファイルID等の書誌情報)を作成し、HDD17へ保存する(図3参照)。
操作パネル4より蓄積文書印刷を選択すると、文書情報テーブルより文書名を取り出しその一覧を画面に表示する。その一覧より文書が選択され印刷実行が指示されると、該当する文書情報テーブルよりHDD17に蓄積された文書が特定され、そのビデオデータがエンジンに転送され印字される。
図2は、本発明の画像形成装置にかかる機能構成を示すブロック図である。この図に示すように、蓄積指定コマンドによって文書を機器内に蓄積する文書蓄積手段101と、ホストコンピュータ3が送信してくるデータからジョブ名を抽出するジョブ名抽出手段102と、このジョブ名から特定のキーワードを抽出するキーワード抽出手段103と、検出したキーワードをジョブ名から削除して蓄積文書名として登録する文書名登録手段104と、を備え、ホストコンピュータからのデータを印字出力する。さらに、複数のキーワードを保持することが可能なキーワードリストと、ジョブ名からキーワードリストに記載されているキーワードを選択するキーワード選択手段105と、を備えている。さらに、図示しないがユーザーが任意の文字列をキーワードリストに登録するキーワードリスト登録手段を備えている。
図3は、蓄積文書情報テーブルの一例を示す図表である。つぎにこの蓄積文書情報テーブルの各項目についての説明を以下に記述する。
No.は蓄積文書一覧に表示される文書番号である。作成者は、プリンタドライバから送信されるユーザー名(PCへのログインユーザー名)である。文書名は、プリンタドライバからユーザーが文書名として任意に入力した文字列(省略可能)である。ジョブ名は、文書を作成したアプリケーションやPC上でのファイル名によってプリンタドライバが生成して送信してくる文字列(省略されることはない情報)である。ファイルIDは、蓄積された画像ファイルはファイルIDにて管理される。
既存の装置において、プリンタ1が受信するデータに文書名情報が存在する文書についてはその文書名が蓄積一覧画面に表示されるが、ユーザーが文書名の入力を省略したために文書名情報が存在しない文書については、たとえば“PRINT001”“PRINT002”のような名称を生成して文書名としたり、またはジョブ名として受信した文字列を文書名として蓄積文書情報テーブルに登録していた。しかし、画面の表示文字数の限度からたとえば16バイトまでしか文書名として表示できない装置においてはジョブ名の先頭16バイト以降は表示できないため、図3に示す蓄積文書の場合には、No.001,No.002の文書名はどちらも「Microsoft Word−」となり、No.005の文書名は「Microsoft Power Point」となってしまい、文書名だけでは目的の文書を特定することができない。
以下、以上のように構成された画像形成装置の動作例について説明する。本発明は、ユーザーが文書名の指定を省略したときは、プリンタドライバが送信してくるジョブ名(ファイル名)から固有な文字列を抽出して文書名を生成し、蓄積文書一覧画面に表示するものである。
図4は、本発明の実施の形態にかかる動作例(1)を示すフローチャートである。この動作はコントローラ2のCPU9によって統括的に実行される。この図4において、まず、印刷データにユーザーが指定した文書名情報が存在するか否かを判断する(ステップS101)。たとえばPJL等のコマンドによって文書名情報の設定を行うならば、そのコマンドを解析することで判定を行う。ここで、文書名情報が存在するならば、指定された文書名を蓄積文書情報テーブルの文書名に登録する(ステップS102)。一方、文書名が指定されていない場合はステップS103以降の処理によりジョブ名として送信された情報を元に文書名を生成する。文書名の元となる文字列としてジョブ名より文字列を複製し(ステップS103)、その中から特定文字列を検索する(ステップS104)。その後、特定文字列が含まれているか否かを判断する(ステップS105)。ここで特定文字列が含まれていると判断したならば、特定文字列を削除した仮文書名を文書名として登録する(ステップS106)。一方、特殊文字列が含まれていないと判断したならば、仮文書名を文書名として登録する(ステップS107)。
たとえば、図5−1に示すような類似するファイル名の文書を頻繁に蓄積するユーザーにおいて「Microsoft Word−受注伝票」を削除対象の文字列とした場合、図5−2に示す文書名が蓄積文書一覧画面に表示されることになる。
図6は、キーワードリストの一例を示す説明図である。このように、ジョブ名から削除対象とするキーワードの一覧をリストとして有し、たとえばテキストファイルで提供されたリストを起動時にメモリ(HDD17)上に配列として読み込む。この動作例について以下に説明する。
図7は、本発明の実施の形態にかかる動作例(2)を示すフローチャートである。この動作はコントローラ2のCPU9によって統括的に実行される。この図7において、まず、印刷データにユーザーが指定した文書名情報が存在するか否かを判断する(ステップS201)。ここで、文書名情報が存在するならば、指定された文書名を蓄積文書情報テーブルの文書名に登録する(ステップS202)。一方、文書名が指定されていない場合は、文書名の元となる文字列としてジョブ名より文字列を複製しこれをn=1とする(ステップS203)。続いて、キーワードリスト(図5参照)からn番目の文字列を特定文字列として読み込み(ステップS204)、仮文書名から特定文字列を検索する(ステップS205)。その後、特定文字列が含まれているかを判断し(ステップS206)、特定文字列が含まれている場合、特定文字列を仮文書名から削除する(ステップS207)。続いて、キーワードリストの終端か否かを判断し(ステップS208)、キーワードリストの終端であると判断した場合、特定文字列を削除した仮文書名を文書名として登録する(ステップS210)。一方、ステップS208においてキーワードリストの終端ではないと判断した場合、nを一つインクリメントし(ステップS209)、ステップS204に戻り、以降の動作を繰り返し実行する。また、ステップS206において特定文字列が含まれていないと判断した場合、ステップS207に進み、以降の動作を繰り返し実行する。
このように、キーワードリストから読み込むキーワードの位置をn番目とし、n=1からキーワードを読み込む。読み込んだキーワードがジョブ名から複製した仮文書名に含まれているかを検索し、そのキーワードと一致する文字列が見つかれば仮文書名から削除する。つぎにキーワードリストの終端に達したかを判定し、終端でなければnに1を加算してキーワードリストの次の文字列を検索する。終端の判定の例としては、キーワードリストの終端に“0”を記述することにして、読み込んだ文字が“0”だったら終端とする方法などが考えられる。上記の構成により、キーワードリストに記載されている文字列がジョブ名から削除されて文書名として蓄積文書情報テーブルへ登録されることになる。
また、ステップS205において、仮文書名の先頭から始まる文字列だけを比較することで、キーワードがジョブ名の先頭にある場合だけを削除することができ、その場合はジョブ名の中間部分だけを削除するようなことがなくなる。さらにステップS205において、仮文書名の末尾端部分だけを比較する構成にすると、ファイルの拡張子のように常に末尾にくる文字列をキーワードリストに登録することと合わせて、検索に要する処理時間を短縮することができる。
図8は、本発明の実施の形態にかかる動作例(3)を示すフローチャートであり、ジョブ名から拡張子を削除して文書名として登録する例を示している。なお、この動作はコントローラ2のCPU9によって統括的に実行される。この図7において、まず、印刷データにユーザーが指定した文書名情報が存在するか否かを判断する(ステップS301)。ここで、文書名情報が存在するならば、指定された文書名を蓄積文書情報テーブルの文書名に登録する(ステップS302)。一方、文書名が指定されていない場合は、文書名の元となる文字列としてジョブ名より文字列を複製する(ステップS303)。続いて、仮文書名の末尾から4文字以内に“.”が存在するか検索し(ステップS304)、“.”が含まれているか否かを判断する(ステップS305)。ここで、“.”が含まれている場合、仮文書名の末尾から“.”までを削除し(ステップS306)、拡張子部分を削除した仮文書名を文書名として登録する(ステップS307)。一方、ステップS305において“.”が含まれていないと判断した場合、仮文書名を文書名として登録する(ステップS308)。
このように、ジョブ名から拡張子を削除して文書名として登録する例では、印刷データに文書名が指定されている場合については前述と同じく、その指定された文書名がそのまま文書名として登録される。一方、文書名の指定がない場合は、以下の処理を行う。一般にファイルの拡張子は“.”の後に3文字の文字列で表される。そこで、ジョブ名から複製した文字列の末尾から4文字以内に“.”が現れるかを末尾より検索する。“.”が見つかった場合は仮文書名の末尾より“.”までを削除し、残った文字列を文書名として登録する。4文字以内に“.”が見つからなかった場合はジョブ名から複製した仮文書名をそのまま文書名として登録する。上記の構成により、ジョブ名として送られた文字列の末端の拡張子だけを削除することが可能となる。
図9は、キーワードリスト設定画面の一例を示す説明図である。この図8では操作パネル4からキーワードリストを登録する例を説明する。キーワードリストをメモリ(HDD17上に配列として保持し、それを操作パネル4に表示するものとする。上記図8では、初期設定画面20における設定項目として『キーワードリスト』という項目を持ち、そのキーワードリストボタン21が押下された場合にキーワードリスト設定画面22に遷移する例を示している。
また、操作パネル4には図示しないソフトキーボードやハードキー等の文字列入力手段を持ち、キーワードリストの任意の行を選択すると文字列の入力が可能となる構成とし、文字列入力後「登録」ボタンを押すことによって指定した行に対応するメモリ上の文字列情報を書き換える。キーワードリストを二次元の配列として保持し、キーワードの文字列と、有効/無効の状態(1or0)を関連付けて保持する構成もあり、図8の操作パネル4からボタンによって有効/無効が指定された場合はその状態も保持するものとする。
そして、キーワードリストから文字列を読み込むときに、この有効/無効設定を参照することにして、有効に設定されているものだけを削除対象とする。また、操作パネル4上で文字列を選択している状態で「削除」ボタンを押すことによって、メモリ上の配列から対象文字列を消去する。これらの構成によって、使用状況にあわせたキーワードの選択を容易にし、かつ不要となったキーワードの削除が可能となる。
ここでは操作パネル4からの設定方法を例に挙げたが、Web(World WideWeb)やプリンタドライバなどからネットワーク経由で設定内容を変更する方法も考えられる。
したがって、この実施の形態によれば、プリンタドライバが送信してくるデータに含まれるジョブ情報から特定の文字列を削除し、文書毎に固有な文字列のみを残して文書名として登録するので、ユーザーが文書名の指定を省略した場合でも、蓄積文書一覧画面において自分の蓄積した文書を簡単に特定することができる。
以上のように、本発明にかかる画像形成装置は、ホストコンピュータと接続され、このホストコンピュータからのジョブデータを印字する画像形成装置に有用であり、特に、ユーザーが文書名の指定を省略した場合でも、蓄積文書一覧画面において自分の蓄積した文書が特定しやすい文書名を自動生成する装置などに適している。
本発明の実施の形態にかかる画像形成装置のコントローラの構成を示すブロック図である。 本発明の画像形成装置にかかる機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態にかかる蓄積文書情報テーブルの一例を示す図表である。 本発明の実施の形態にかかる動作例(1)を示すフローチャートである。 ジョブ名を文書名に代用した場合の蓄積文書一覧での表示内容の一例を示す図表である。 図5−1と同一のジョブに対し、本発明によりジョブ名より特定文字列を削除して生成した場合の文書名を示す図表である。 本発明の実施の形態にかかるキーワードリストの一例を示す説明図である。 本発明の実施の形態にかかる動作例(2)を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態にかかる動作例(3)を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態にかかるキーワードリスト設定画面の一例を示す説明図である。
符号の説明
1 プリンタ
2 コントローラ
3 ホストコンピュータ
4 操作パネル
13 プリンタエンジン
17 HDD
21 キーワードリストボタン
22 キーワードリスト設定画面
100 プリンタドライバ
101 文書蓄積手段
102 ジョブ名抽出手段
103 キーワード抽出手段
104 文書名登録手段
105 キーワード選択手段

Claims (8)

  1. ホストコンピュータからのデータを印字出力する画像形成装置であって、
    蓄積指定コマンドによって文書を機器内に蓄積する文書蓄積手段と、
    前記ホストコンピュータが送信してくるデータからジョブ名を抽出するジョブ名抽出手段と、
    前記ジョブ名から特定のキーワードを抽出するキーワード抽出手段と、
    前記キーワード抽出手段で検出したキーワードを前記ジョブ名から削除して蓄積文書名として登録する文書名登録手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. さらに、
    複数のキーワードを保持することが可能なキーワードリストと、
    ジョブ名からキーワードリストに記載されているキーワードを選択するキーワード選択手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記キーワード選択手段は、ジョブ名の先頭部分がキーワードリストに記載されているキーワードと一致していることで選択することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記キーワード選択手段は、ジョブ名の末尾部分がキーワードリストに記載されているキーワードと一致していることで選択することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. ホストコンピュータからのデータを印字出力する画像形成装置であって、
    蓄積指定コマンドによって文書を機器内に蓄積する文書蓄積手段と、
    前記ホストコンピュータが送信してくるデータからジョブ名を抽出するジョブ名抽出手段と、
    前記ジョブ名から拡張子を抽出するジョブ名抽出手段と、
    前記ジョブ名から拡張子を削除して蓄積文書名として登録する文書名登録手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  6. さらに、ユーザーが任意の文字列をキーワードリストに登録するキーワードリスト登録手段を備えることを特徴とする請求項2、3または4に記載の画像形成装置。
  7. キーワードリストに登録されているキーワードを検索の対象にするかを個別に有効/無効に設定する設定手段を備えることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. キーワードリストに登録されているキーワードから任意のキーワードを削除する削除手段を備えることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
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