JP2002074244A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JP2002074244A
JP2002074244A JP2000266122A JP2000266122A JP2002074244A JP 2002074244 A JP2002074244 A JP 2002074244A JP 2000266122 A JP2000266122 A JP 2000266122A JP 2000266122 A JP2000266122 A JP 2000266122A JP 2002074244 A JP2002074244 A JP 2002074244A
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Tetsushi Sakaguchi
哲史 阪口
Norio Kusakabe
則男 日下部
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Panasonic Holdings Corp
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SAN SOFT KK
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オペレータに多大な負担をかけずとも、各業
者が必要とする産業廃棄物の官庁報告書を作成するデー
タ処理装置及びデータ処理プログラムを記録した記録媒
体を提供することを目的とする。 【解決手段】 官庁報告書作成装置100は、ID、年
度、交付年月日、運搬年月日、処分年月日、排出事業者
の業者コード、収集運搬業者の業者コード、処理業者の
業者コード、処分業者の業者コード、運搬再委託先の業
者コード、処分再委託先の業者コードなどのデータフィ
ールドからなるマニフェストデータ300を、官庁報告
書作成部110により、いずれかの業者コードから、特
定の業者のみを抽出し集計する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、産業廃棄物の官庁
報告書の作成などを行うデータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、マニフェスト制度に基づいて、産
業廃棄物を排出した事業者(以下、排出事業者と略す)
は、産業廃棄物管理票(以下、マニフェストと略す)
を、産業廃棄物の収集運搬を委託した業者(以下、収集
運搬業者と略す)、処分を委託した業者(以下、処分業
者と略す)に交付しなければならない。また、排出事業
者は、交付したマニフェストの控えを、収集運搬業者、
処分業者は、排出事業者から交付されたマニフェストを
一定の期間保管しなければならない。
【0003】ここで、マニフェスト制度とは、工場や建
設現場から排出される産業廃棄物の処理を処理業者に委
託する事業者が、産業廃棄物の収集・運搬、処分の流れ
を自ら把握し、不法投棄の防止など、適正な処理を確保
することを目的とする制度を指す。そして、従来、各業
者は、各業者毎に機能を特化した官庁報告書作成装置に
より、毎年、交付されたマニフェストを集計して、都道
府県や市へ提出する義務のある報告書を作成する。排出
事業者は、管理票交付等状況報告書、管理票未回収報告
書、産業廃棄物の処理実績報告書、特別管理産業廃棄物
処理実績報告書などを提出する。収集運搬業者は、産業
廃棄物の運搬実績報告書などを提出する。処分業者は、
産業廃棄物の処理実績報告書、産業廃棄物の処分実績報
告書、産業廃棄物の処理施設における処分実績報告書な
どを提出する。なお、数県に跨り産業廃棄物を運搬処分
する業者や、他県の業者に処分を委託する業者は、各県
毎に、産業廃棄物の運搬実績報告書を提出する必要があ
る。
【0004】図8は、各業者毎の官庁報告書作成装置の
一例を示す概要図である。同図にみられるように、官庁
報告書作成装置801は、排出事業者が保管しているマ
ニフェストのデータ(マニフェストに記載の内容)を蓄
積管理し、蓄積されたデータから排出事業者に係わる官
庁報告書(管理票交付等状況報告書、管理票未回収報告
書、産業廃棄物の処理実績報告書、特別管理産業廃棄物
処理実績報告書)を作成する装置である。
【0005】官庁報告書作成装置802は、収集運搬業
者が保管しているマニフェストのデータ(マニフェスト
に記載の内容)を蓄積管理し、蓄積されたデータから収
集運搬業者に係わる官庁報告書(産業廃棄物の運搬実績
報告書)を作成する装置である。官庁報告書作成装置8
03は、処分業者が保管しているマニフェストのデータ
(マニフェストに記載の内容)を蓄積管理し、蓄積され
たデータから処分業者に係わる官庁報告書(産業廃棄物
の処理実績報告書、産業廃棄物の処分実績報告書、産業
廃棄物の処理施設における処分実績報告書)を作成する
装置である。
【0006】ところが、産業廃棄物に係わる業者の中に
は、自家処理施設を所持する排出事業者、中間処理(焼
却、破砕、脱水等の処理)後の産業廃棄物を他の業者に
委託する処分業者なども存在する。例えば、自家処理施
設を所持する排出事業者にとっては、官庁報告書作成装
置801と、官庁報告書作成装置803とに、保管して
いるマニフェストに基づいて、データを入力し、都道府
県や市へ、提出する官庁報告書を作成することになる。
即ち、各業者毎に特化した官庁報告書作成装置では、同
一のデータを複数の装置に入力するという作業が発生す
る。そして、この作業を軽減する方法として、全業者に
対応した官庁報告書作成装置が考えられる。
【0007】ここで、全業者に対応した官庁報告書作成
装置とは、単一の装置により、官庁報告書作成装置80
1、官庁報告書作成装置802、官庁報告書作成装置8
03の機能を統合し、保管しているマニフェストに基づ
いて、入力されたデータ(マニフェストに記載の内容)
を蓄積管理し、蓄積されたデータから、排出事業者、収
集運搬業者、処分業者に係わる官庁報告書を作成する装
置を指す。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、全業者
に対応した官庁報告書作成装置に蓄積されたデータは、
全業種を扱うことにより、排出した産業廃棄物に係わる
データ、収集運搬した産業廃棄物に係わるデータ、処分
した産業廃棄物に係わるデータとが入り混じり、各業者
毎に機能を特化した官庁報告書作成装置と比べ、多量で
ある。これにより、官庁報告書を作成する際には、オペ
レータにより、入り混じった多量のデータから、特定の
業者(例えば、自社)が排出した産業廃棄物に係わるデ
ータ、特定の業者が収集運搬した産業廃棄物に係わるデ
ータ、特定の業者が処分した産業廃棄物に係わるデー
タ、夫々を個別に抽出する必要があり、全業者に対応し
た官庁報告書作成装置では、オペレータにかかる負担が
大きくなるという問題がある。
【0009】本発明は上記問題に鑑みてなされたもので
あり、オペレータに多大な負担をかけずとも、各業者が
必要とする産業廃棄物の官庁報告書を作成するデータ処
理装置及びデータ処理プログラムを記録した記録媒体を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明のデータ処理装置は、業者コードを含むデー
タを記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶されたデータ
に含まれる業者コードが自社を表すコードであるか他社
を表すコードであるかを判定する判定手段と、前記デー
タに対して、判定結果に応じて異なるデータ処理を行う
データ処理手段とを備える。
【0011】または、産業廃棄物の積荷目録を表すデー
タであって、排出事業者を表す第1業者コードと、収集
運搬業者を表す第2業者コードと、処理業者を表す第3
業者コードと、処分業者を表す第4業者コードとを含む
マニフェストデータを複数記憶する記憶手段と、マニフ
ェストデータ毎に、それに含まれる第1乃至第4のいず
れかの業者コードが自社を表すコードであるか他社を表
すコードであるかを判定する判定手段と、マニフェスト
データに対して、判定結果に応じて異なるデータ集処理
を行うデータ処理手段とを備えるとしてもよい。
【0012】さらに、前記データ処理手段は、自社を表
すコードと判定されたマニフェストデータを累計し、累
計した結果に基づいて、排出報告書、運搬報告書、処理
報告書、処分報告書のいずれかを作成するとしてもよ
い。上記問題を解決するため、マニフェストデータを記
録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、産業廃
棄物の積荷目録を表すマニフェストデータを記録するコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、排出事業
者を表す第1業者コードと、収集運搬業者を表す第2業
者コードと、処理業者を表す第3業者コードと、処分業
者を表す第4業者コードとを含むマニフェストデータを
記録する。
【0013】上記問題を解決するため、データ処理プロ
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
は、産業廃棄物の積荷目録を表すデータであって、排出
事業者を表す第1業者コードと、収集運搬業者を表す第
2業者コードと、処理業者を表す第3業者コードと、処
分業者を表す第4業者コードとを含む複数のマニフェス
トデータを処理するプログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体であって、マニフェストデータ
毎に、それに含まれる第1乃至第4のいずれかの業者コ
ードが自社を表すコードであるか他社を表すコードであ
るかを判定する判定ステップと、マニフェストデータに
対して、判定結果に応じて異なるデータ処理を行うデー
タ処理ステップとをコンピュータに実行させるプログラ
ムを記録する。
【0014】
【発明の実施の形態】(官庁報告書作成装置の構成)図
1は、官庁報告書作成装置の構成を示すブロック図であ
る。同図にみられるように、官庁報告書作成装置100
は、表示部101、入力部102、印刷部103、テン
プレートデータ記憶部104、取引先データ記憶部10
5、マニフェストデータ記憶部106、官庁報告書作成
部110から構成される。
【0015】表示部101は、官庁報告書作成部110
から渡される出力結果を表示する。入力部102は、ユ
ーザーにより入力される官庁報告書に係わるデータやプ
ログラムの処理要求等を受付ける。そして、官庁報告書
作成部110に、報告書作成要求を出し、作成する報告
書を指示する。印刷部103は、官庁報告書作成部11
0から渡される官庁報告書の出力イメージを印刷する。
【0016】テンプレートデータ記憶部104は、官庁
報告書の形式データ、例えば、産業廃棄物管理票交付等
状況報告書、管理票未回収報告書、産業廃棄物の処理実
績報告書、特別管理産業廃棄物処理実績報告書、産業廃
棄物の運搬実績報告書、産業廃棄物の処分実績報告書、
産業廃棄物の処理施設における処分実績報告書などの形
式データを記憶している。
【0017】取引先データ記憶部105は、業者データ
を記憶している。マニフェストデータ記憶部106は、
マニフェストデータを記憶している。図2に、業者デー
タと、マニフェストデータとのデータ構造図を示す。同
図にみられるように、業者データ201は、業者コー
ド、業者名、住所、郵便番号、電話番号などのデータフ
ィールドからなる。マニフェストデータ202は、I
D、年度、交付年月日、運搬年月日、処分年月日、排出
事業者の業者コード、収集運搬業者の業者コード、処理
業者の業者コード、処分業者の業者コード、運搬再委託
先の業者コード、処分再委託先の業者コードなどのデー
タフィールドからなる。なお、マニフェストデータの具
体例を図3に示す。
【0018】官庁報告書作成部110は、入力部102
から報告書作成要求を受けて、官庁報告書を作成する。
そして、作成した官庁報告書から出力イメージを作成
し、印刷部103に渡す。 (官庁報告書作成部110の詳細構成)図4乃至7は、
官庁報告書作成部110において、官庁報告書を作成、
印刷する処理のフローチャート図を示している。
【0019】図4にみられるように、官庁報告書作成部
110は、入力部102から作成要求と、作成する報告
書の種類を受け取り(ステップS401)、受け取った
報告書の種類により、排出事業者が提出する報告書を作
成する場合、収集運搬業者が提出する報告書を作成する
場合、処分業者が提出する報告書作成する場合と、処理
の場合分けをする(ステップS402)。
【0020】(排出事業者が提出する報告書を作成する
場合)図5にみられるように、官庁報告書作成部110
は、報告者(排出事業者)のコードを設定し、集計デー
タと、自家処理データと、委託処理データとを初期化す
る(ステップS501)。マニフェストデータ記憶部1
06から、マニフェストデータを読み込み(ステップS
502)、読み込んだマニフェストデータの排出事業者
コードと、報告者(排出事業者)のコードとが一致する
かを判定する(ステップS503)。判定の結果、一致
する場合は、読み込んだマニフェストデータを抽出し、
集計データとして累計する(ステップS504)。
【0021】さらに、抽出したマニフェストデータの処
理事業者コードと、報告者(排出事業者)のコードとが
一致するかを判定し(ステップS505)、一致する場
合は、抽出したマニフェストデータを、自家処理データ
として累計する(ステップS506)。一致しない場合
は、抽出したマニフェストデータを、委託処理データと
して累計する(ステップS507)。
【0022】以上、マニフェストデータを全て読み込む
まで、ステップS502に戻り、処理を繰返す。マニフ
ェストデータが全て読み込まれると、官庁報告書作成部
110は、テンプレートデータ記憶部104から、産業
廃棄物管理票交付等状況報告書、管理票未回収報告書、
産業廃棄物の処理実績報告書、特別管理産業廃棄物処理
実績報告書の形式データを読み込む(ステップS50
8)。そして、集計データと、産業廃棄物管理票交付等
状況報告書の形式データと、管理票未回収報告書の形式
データとから、産業廃棄物管理票交付等状況報告書と、
管理票未回収報告書との出力イメージを作成し、集計デ
ータと、自家処理データと、委託処理データと、産業廃
棄物の処理実績報告書の形式データと、特別管理産業廃
棄物処理実績報告書の形式データとから、産業廃棄物の
処理実績報告書と、特別管理産業廃棄物処理実績報告書
との出力イメージを作成する(ステップS509)。
【0023】以上、排出事業者が提出する報告書を作成
する場合である。 (収集運搬業者が提出する報告書を作成する場合)図6
にみられるように、官庁報告書作成部110は、報告者
(収集運搬業者)のコードを設定し、集計データと、運
搬先毎に設けられる運搬先集計データとを初期化する
(ステップS601)。
【0024】マニフェストデータ記憶部106から、マ
ニフェストデータを読み込み(ステップS602)、読
み込んだマニフェストデータの収集運搬業者コードと、
報告者(収集運搬業者)のコードとが一致するかを判定
する(ステップS603)。判定の結果、一致する場合
は、読み込んだマニフェストデータの運搬再委託先コー
ドが設定されていないかを判定し(ステップS60
4)、設定されていない場合は、読み込んだマニフェス
トデータを抽出し、集計データとして累計する(ステッ
プS605)。
【0025】さらに、抽出したマニフェストデータの処
分業者の業者コードに対応する業者データの郵便番号
(又は電話番号)に基づいて、抽出したマニフェストデ
ータを、運搬先の都道府県毎に運搬先集計データとして
累計する(ステップS606)。以上、マニフェストデ
ータを全て読み込むまで、ステップS602に戻り、処
理を繰返す。
【0026】マニフェストデータが全て読み込まれる
と、官庁報告書作成部110は、テンプレートデータ記
憶部104から、産業廃棄物の運搬実績報告書の形式デ
ータを読み込む(ステップS607)。そして、集計デ
ータと、産業廃棄物の運搬実績報告書の形式データとか
ら、産業廃棄物の運搬実績報告書の出力イメージを作成
し、運搬先集計データと、産業廃棄物の運搬実績報告書
の形式データとから、運搬先の都道府県毎に産業廃棄物
の運搬実績報告書の出力イメージを作成する(ステップ
S608)。
【0027】以上、収集運搬業者が提出する報告書を作
成する場合である。 (処分業者が提出する報告書を作成する場合)図7にみ
られるように、官庁報告書作成部110は、報告者(処
分業者)のコードを設定し、集計データと、自家処理デ
ータとを初期化する(ステップS701)。
【0028】マニフェストデータ記憶部106から、マ
ニフェストデータを読み込み(ステップS702)、読
み込んだマニフェストデータの処分業者コードと、報告
者(処分業者)のコードとが一致するかを判定する(ス
テップS703)。判定の結果、一致する場合は、読み
込んだマニフェストデータの処分再委託先コードが設定
されていないかを判定し(ステップS704)、設定さ
れていない場合は、読み込んだマニフェストデータを抽
出し、集計データとして累計する(ステップS70
5)。
【0029】さらに、抽出したマニフェストデータの処
理事業者コードと、報告者(処分事業者)のコードとが
一致するかを判定し(ステップS706)、一致する場
合は、抽出したマニフェストデータを、自家処理データ
として累計する(ステップS707)。以上、マニフェ
ストデータを全て読み込むまで、ステップS702に戻
り、処理を繰返す。
【0030】マニフェストデータを全て読み込まれる
と、官庁報告書作成部110は、テンプレートデータ記
憶部104から、産業廃棄物の処理実績報告書、産業廃
棄物の処分実績報告書、産業廃棄物の処理施設における
処分実績報告書の形式データを読み込む(ステップS7
08)。そして、集計データと、産業廃棄物の処分実績
報告書の形式データとから、産業廃棄物の処分実績報告
書の出力イメージを作成し、集計データと、自家処理デ
ータと、産業廃棄物の処理実績報告書の形式データと、
産業廃棄物の処理施設における処分実績報告書の形式デ
ータとから、産業廃棄物の処理実績報告書と、産業廃棄
物の処理施設における処分実績報告書との出力イメージ
を作成する(ステップS709)。
【0031】以上、処分業者が提出する報告書を作成す
る場合である。図3に戻り、同図にみられるように、作
成した出力イメージを、印刷部103に出力する(ステ
ップS403)。 (その他)以上、説明してきたように、排出した産業廃
棄物に係わるデータ、収集運搬した産業廃棄物に係わる
データ、処分した産業廃棄物に係わるデータとが入り混
じった多量のデータから、オペレータにより、抽出せず
とも、官庁報告書作成部110により、特定の業者(例
えば、自社)のデータであるかを判別し、報告者(自
社)のデータを特定し、報告者(自社)が必要とする官
庁報告書を作成することが可能である。
【0032】ここで、自社とは、自分が所属する会社や
業者以外に、さらに自分が所属する会社や業者に係わる
事業所や作業場所なども含むとする。そして、業者デー
タの業者名に、業者の作業場所名や、業者の事業所名な
どを含む業者名、例えば、”(株)○×建設 大阪作業
場”や、”(株)△□商事 大阪支社”などのように登録
するとしてもよい。これにより、作業場や、事業所毎
に、官庁報告書を作成することが可能である。また、”
(株)△▽△研究所 無機材料グループ”、”(株)△▽△
研究所 有機材料グループ”などと登録すれば、部署毎
に官庁報告書を作成することが可能である。
【0033】なお、官庁報告書作成部110に設定され
る報告者(自社)のコードをあらかじめ”0000”と
決めておき、コード”0000”に登録した業者を報告
者としてもよい。また、オペレータにより、報告者のコ
ードを指定するとしてもよい。指定されたコードは、入
力部102により受け付けられ、官庁報告書作成部11
0に渡され、報告者のコードに設定される。
【0034】
【発明の効果】本発明のデータ処理装置は、業者コード
を含むデータを記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶さ
れたデータに含まれる業者コードが自社を表すコードで
あるか他社を表すコードであるかを判定する判定手段
と、前記データに対して、判定結果に応じて異なるデー
タ処理を行うデータ処理手段とを備える。
【0035】この構成によって、本発明のデータ処理装
置は、オペレータにより判別せずとも、入り混じった多
量のデータを、業者コードから、自社に係わるデータで
あるか、他社に係わるデータあるかを判別することによ
り、オペレータの負荷を小さくすることが可能という効
果がある。または、本発明のデータ処理装置は、産業廃
棄物の積荷目録を表すデータであって、排出事業者を表
す第1業者コードと、収集運搬業者を表す第2業者コー
ドと、処理業者を表す第3業者コードと、処分業者を表
す第4業者コードとを含むマニフェストデータを複数記
憶する記憶手段と、マニフェストデータ毎に、それに含
まれる第1乃至第4のいずれかの業者コードが自社を表
すコードであるか他社を表すコードであるかを判定する
判定手段と、マニフェストデータに対して、判定結果に
応じて異なるデータ集処理を行うデータ処理手段とを備
える。
【0036】この構成によって、本発明のデータ処理装
置は、オペレータにより判別せずとも、入り混じった多
量のデータを、マニフェストデータ毎に含まれる第1乃
至第4のいずれかの業者コードから、自社に係わるデー
タであるか、他社に係わるデータあるかを判別し、自社
にかかるデータのみを抽出し累計することにより、オペ
レータの負荷を小さくすることが可能という効果があ
る。
【0037】さらに、本発明のデータ処理装置は、前記
データ処理手段は、自社を表すコードと判定されたマニ
フェストデータを累計し、累計した結果に基づいて、排
出報告書、運搬報告書、処理報告書、処分報告書のいず
れかを作成するように構成してもよい。この構成によっ
て、本発明のデータ処理装置は、前記効果以外にも、さ
らに、自社に係わるマニフェストデータを累計した結果
から、各業者によって官庁へ提出する書類が異なる官庁
報告書を、各業者にあわせて作成することが可能という
効果がある。
【0038】本発明のマニフェストデータを記録したコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体は、産業廃棄物の積
荷目録を表すマニフェストデータを記録するコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体であって、排出事業者を表す
第1業者コードと、収集運搬業者を表す第2業者コード
と、処理業者を表す第3業者コードと、処分業者を表す
第4業者コードとを含むマニフェストデータを記録す
る。
【0039】この構成によって、本発明のマニフェスト
データを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
は、データ処理装置に読み込まれ、読み込まれたマニフ
ェストデータは、マニフェストデータ毎に含まれる第1
乃至第4のいずれかの業者コードから、特定の業者に係
わるデータであるかが判別されることにより、オペレー
タの負荷を小さくすることが可能という効果ある。
【0040】本発明のデータ処理プログラムを記録した
コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、産業廃棄物の
積荷目録を表すデータであって、排出事業者を表す第1
業者コードと、収集運搬業者を表す第2業者コードと、
処理業者を表す第3業者コードと、処分業者を表す第4
業者コードとを含む複数のマニフェストデータを処理す
るプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体であって、マニフェストデータ毎に、それに含ま
れる第1乃至第4のいずれかの業者コードが自社を表す
コードであるか他社を表すコードであるかを判定する判
定ステップと、マニフェストデータに対して、判定結果
に応じて異なるデータ処理を行うデータ処理ステップと
をコンピュータに実行させるプログラムを記録する。
【0041】この構成によって、本発明のデータ処理プ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体は、コンピュータ等の一般のハードウェアに読み込ま
れ、読み込まれたデータ処理プログラムを実行したハー
ドウェアは、オペレータにより判別せずとも、入り混じ
った多量のデータを、マニフェストデータ毎に含まれる
第1乃至第4のいずれかの業者コードから、自社に係わ
るデータであるか、他社に係わるデータあるかを判別
し、自社に係わるデータのみを抽出し累計することによ
り、オペレータの負荷を小さくすることが可能という効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】官庁報告書作成装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】業者データと、マニフェストデータとのデータ
のデータ構造図である。
【図3】マニフェストデータの具体例を示す図である。
【図4】官庁報告書を作成、印刷する処理のフローチャ
ート図その1である。
【図5】官庁報告書を作成、印刷する処理のフローチャ
ート図その2である。
【図6】官庁報告書を作成、印刷する処理のフローチャ
ート図その3である。
【図7】官庁報告書を作成、印刷する処理のフローチャ
ート図その4である。
【図8】各業者毎の官庁報告書作成装置の一例を示す概
要図である。
【符号の説明】
100 官庁報告書作成装置 101 表示部 102 入力部 103 印刷部 104 テンプレートデータ記憶部 105 取引先データ記憶部 106 マニフェストデータ記憶部 110 官庁報告書作成部 201 業者データのデータ構造 202 マニフェストデータのデータ構造 300 マニフェストデータの一例
フロントページの続き (72)発明者 日下部 則男 山口県岩国市海土路町2丁目54番17号 株 式会社サンソフト内 Fターム(参考) 4D004 AA46 AA50 CA44 CA50 CB50 DA01 DA04 DA16 5B049 BB07 BB31 CC03 CC21 DD01 EE01 FF02 FF03 FF04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 業者コードを含むデータを記憶する記憶
    手段と、 記憶手段に記憶されたデータに含まれる業者コードが自
    社を表すコードであるか他社を表すコードであるかを判
    定する判定手段と、 前記データに対して、判定結果に応じて異なるデータ処
    理を行うデータ処理手段と、 を備えることを特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 産業廃棄物の積荷目録を表すデータであ
    って、排出事業者を表す第1業者コードと、収集運搬業
    者を表す第2業者コードと、処理業者を表す第3業者コ
    ードと、処分業者を表す第4業者コードとを含むマニフ
    ェストデータを複数記憶する記憶手段と、 マニフェストデータ毎に、それに含まれる第1乃至第4
    のいずれかの業者コードが自社を表すコードであるか他
    社を表すコードであるかを判定する判定手段と、 マニフェストデータに対して、判定結果に応じて異なる
    データ処理を行うデータ処理手段と、 を備えることを特徴とするデータ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記データ処理手段は、 自社を表すコードと判定されたマニフェストデータを累
    計し、 累計した結果に基づいて、排出報告書、運搬報告書、処
    理報告書、処分報告書のいずれかを作成することを特徴
    とする請求項2記載のデータ処理装置。
  4. 【請求項4】 産業廃棄物の積荷目録を表すマニフェス
    トデータを記録するコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体であって、 排出事業者を表す第1業者コードと、収集運搬業者を表
    す第2業者コードと、処理業者を表す第3業者コード
    と、処分業者を表す第4業者コードとを含むマニフェス
    トデータを記録することを特徴とするコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体。
  5. 【請求項5】 産業廃棄物の積荷目録を表すデータであ
    って、排出事業者を表す第1業者コードと、収集運搬業
    者を表す第2業者コードと、処理業者を表す第3業者コ
    ードと、処分業者を表す第4業者コードとを含む複数の
    マニフェストデータを処理するプログラムを記録したコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、 マニフェストデータ毎に、それに含まれる第1乃至第4
    のいずれかの業者コードが自社を表すコードであるか他
    社を表すコードであるかを判定する判定ステップと、 マニフェストデータに対して、判定結果に応じて異なる
    データ処理を行うデータ処理ステップと、 をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011096434A1 (ja) * 2010-02-04 2011-08-11 株式会社西原商事 廃棄物処理管理システム

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