JPH11101212A - スタッド・ボルト - Google Patents
スタッド・ボルトInfo
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- JPH11101212A JPH11101212A JP28292697A JP28292697A JPH11101212A JP H11101212 A JPH11101212 A JP H11101212A JP 28292697 A JP28292697 A JP 28292697A JP 28292697 A JP28292697 A JP 28292697A JP H11101212 A JPH11101212 A JP H11101212A
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- seat
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- stud bolt
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 溶接によらずに支持部材に強固に固定可能に
する。 【解決手段】 ボディ11が、一端にボルト・ヘッド1
2を一体的に形成し、他端にねじ部分13を伸長し、そ
して、支持部材24,25のボルト穴28の内径よりも
僅かに大きい外径に形成され、そして、そのボルト・ヘ
ッド12が、座面14にリング歯15,16を突き出す
ところにある。
する。 【解決手段】 ボディ11が、一端にボルト・ヘッド1
2を一体的に形成し、他端にねじ部分13を伸長し、そ
して、支持部材24,25のボルト穴28の内径よりも
僅かに大きい外径に形成され、そして、そのボルト・ヘ
ッド12が、座面14にリング歯15,16を突き出す
ところにある。
Description
【0001】
【発明の関係する分野】この発明は、スタッド・ボルト
に関する。
に関する。
【0002】
【背景技術】普通のボルトをスタッド・ボルトに活用す
る場合、ヘッドが支持部材に溶接されるのが一般であ
る。その支持部材には熱による溶接歪みが起き易く、そ
の結果、その支持部材は締付け部材に不具合を与え易
い。例えば、乗用車シートに組み込まれるシート・ラッ
クは、スライド・レールのシート・フランジにそのシー
トを載せ、そして、スタッド・ボルトにナットで締め付
けてそのスライド・レールにそのシートを支持する。そ
のスタッド・ボルトは、そのシート・フランジに溶接さ
れるので、熱による溶接歪みがそのシート・フランジに
起き易く、そして、スパッタが飛散される不具合がある
に加えて排煙対策が必要になる。
る場合、ヘッドが支持部材に溶接されるのが一般であ
る。その支持部材には熱による溶接歪みが起き易く、そ
の結果、その支持部材は締付け部材に不具合を与え易
い。例えば、乗用車シートに組み込まれるシート・ラッ
クは、スライド・レールのシート・フランジにそのシー
トを載せ、そして、スタッド・ボルトにナットで締め付
けてそのスライド・レールにそのシートを支持する。そ
のスタッド・ボルトは、そのシート・フランジに溶接さ
れるので、熱による溶接歪みがそのシート・フランジに
起き易く、そして、スパッタが飛散される不具合がある
に加えて排煙対策が必要になる。
【0003】
【発明の課題】この発明の課題は、溶接によらずに支持
部材に強固に固定可能にするところのスタッド・ボルト
の提供にある。
部材に強固に固定可能にするところのスタッド・ボルト
の提供にある。
【0004】
【課題に相応する手段およびそれの作用】この発明は、
ボディが一端にボルト・ヘッドを一体的に形成し、他端
にねじ部分を伸長し、そして、支持部材のボルト穴の内
径よりも僅かに大きい外径に形成され、そして、そのボ
ルト・ヘッドが座面にリング歯を突き出し、そして、そ
のボルト穴にそのボディを圧入し、そのボルト穴のまわ
りのその支持部材の部分にそのリング歯を食い込ませて
その支持部材にかしめ止めされる。
ボディが一端にボルト・ヘッドを一体的に形成し、他端
にねじ部分を伸長し、そして、支持部材のボルト穴の内
径よりも僅かに大きい外径に形成され、そして、そのボ
ルト・ヘッドが座面にリング歯を突き出し、そして、そ
のボルト穴にそのボディを圧入し、そのボルト穴のまわ
りのその支持部材の部分にそのリング歯を食い込ませて
その支持部材にかしめ止めされる。
【0005】
【具体例の説明】以下、特定されて図示された具体例に
基づいて、この発明のスタッド・ボルトを説明するに、
図1ないし図7は、乗用車のフロント・シートに組み込
まれるシート・トラックに適用されるところのこの発明
のスタッド・ボルトの具体例10,10を示し、そし
て、それらスタッド・ボルト10,10のそれぞれで
は、ボディ11が、一端にボルト・ヘッド12を一体的
に形成し、他端にねじ部分13を伸長し、そして、支持
部材のボルト穴の内径よりも僅かに大きい外径に形成さ
れ、また、そのボルト・ヘッド12が、座面14に複数
のリング歯15,16を突き出すところの構造に作られ
る。
基づいて、この発明のスタッド・ボルトを説明するに、
図1ないし図7は、乗用車のフロント・シートに組み込
まれるシート・トラックに適用されるところのこの発明
のスタッド・ボルトの具体例10,10を示し、そし
て、それらスタッド・ボルト10,10のそれぞれで
は、ボディ11が、一端にボルト・ヘッド12を一体的
に形成し、他端にねじ部分13を伸長し、そして、支持
部材のボルト穴の内径よりも僅かに大きい外径に形成さ
れ、また、そのボルト・ヘッド12が、座面14に複数
のリング歯15,16を突き出すところの構造に作られ
る。
【0006】そのスタッド・ボルト10,10が取り付
けられるところのその支持部材24,25はそのシート
・トラック20においてスライド・レール22のフロン
ト・シート・フランジ24およびリア・シート・フラン
ジ25である。
けられるところのその支持部材24,25はそのシート
・トラック20においてスライド・レール22のフロン
ト・シート・フランジ24およびリア・シート・フラン
ジ25である。
【0007】また、そのスタッド・ボルト10,10を
用いるそのシート・トラック20において、21はガイ
ド・レール、23はレール・ウエブ、26はフロント・
ローラ・ピン、27はリア・ローラ・ピン、29はロー
ラ、30はフロント・ブラケット、31はリア・ブラケ
ット、32は樹脂キャップ、33はボルト・ピン、34
はナット、35はスライド・ストッパ、36は操作レバ
ー、37はゴム・プレート、そして、38はナットであ
る。
用いるそのシート・トラック20において、21はガイ
ド・レール、23はレール・ウエブ、26はフロント・
ローラ・ピン、27はリア・ローラ・ピン、29はロー
ラ、30はフロント・ブラケット、31はリア・ブラケ
ット、32は樹脂キャップ、33はボルト・ピン、34
はナット、35はスライド・ストッパ、36は操作レバ
ー、37はゴム・プレート、そして、38はナットであ
る。
【0008】また、そのシート・トラック20を組み込
むそのフロント・シート40において、41はシート・
クッション・フレーム、42はパッド、そして、43は
表皮である。
むそのフロント・シート40において、41はシート・
クッション・フレーム、42はパッド、そして、43は
表皮である。
【0009】したがって、そのスタッド・ボルト10,
10は、そのフロントおよびリア・シート・フランジ2
4,25の裏面側からそのボルト穴28,28にそのボ
ディ11,11を圧入しながらその裏面にそのリング歯
15,16を食い込ませてそのフロントおよびリア・シ
ート・フランジ24,25にかしめ止めされる。曲げ荷
重を含む大きな引張り荷重がそのスタッド・ボルト1
0,10に作用する際、そのボルト穴28,28の伸び
変形がそのリング歯15,16で阻止されてそのスタッ
ド・ボルト10,10はそのフロントおよびリア・シー
ト・フランジ24,25に強固に固定的に結合される。
10は、そのフロントおよびリア・シート・フランジ2
4,25の裏面側からそのボルト穴28,28にそのボ
ディ11,11を圧入しながらその裏面にそのリング歯
15,16を食い込ませてそのフロントおよびリア・シ
ート・フランジ24,25にかしめ止めされる。曲げ荷
重を含む大きな引張り荷重がそのスタッド・ボルト1
0,10に作用する際、そのボルト穴28,28の伸び
変形がそのリング歯15,16で阻止されてそのスタッ
ド・ボルト10,10はそのフロントおよびリア・シー
ト・フランジ24,25に強固に固定的に結合される。
【0010】そのように、そのボディ11,11の圧入
とそのリング歯15,16の食い込みを含むかしめ止め
によってそのスタッド・ボルト10,10とそのフロン
トおよびリア・シート・フランジ24,25との結合が
強固になるに加えて溶接作業が省かれ、そのフロントお
よびリア・シート・フランジ24,25が熱による溶接
歪から解放され、そして、スパッタの問題もなくなって
排煙設備が省かれる。
とそのリング歯15,16の食い込みを含むかしめ止め
によってそのスタッド・ボルト10,10とそのフロン
トおよびリア・シート・フランジ24,25との結合が
強固になるに加えて溶接作業が省かれ、そのフロントお
よびリア・シート・フランジ24,25が熱による溶接
歪から解放され、そして、スパッタの問題もなくなって
排煙設備が省かれる。
【0011】図8は、その乗用車のフロント・シート4
0に組み込まれるそのシート・トラック20に適用され
るところのこの発明のスタッド・ボルトの具体例50を
示し、そして、そのスタッド・ボルト50では、ボディ
51が、一端にボルト・ヘッド52を一体的に形成し、
他端にねじ部分53を伸長し、その支持部材24,25
のそのボルト穴28の内径よりも僅かに大きい外径に形
成され、そして、その一端で外周にくびれ54を形成
し、また、そのボルト・ヘッド52が、座面55に複数
のリング歯56,57を突き出すところの構造に作られ
る。
0に組み込まれるそのシート・トラック20に適用され
るところのこの発明のスタッド・ボルトの具体例50を
示し、そして、そのスタッド・ボルト50では、ボディ
51が、一端にボルト・ヘッド52を一体的に形成し、
他端にねじ部分53を伸長し、その支持部材24,25
のそのボルト穴28の内径よりも僅かに大きい外径に形
成され、そして、その一端で外周にくびれ54を形成
し、また、そのボルト・ヘッド52が、座面55に複数
のリング歯56,57を突き出すところの構造に作られ
る。
【0012】したがって、そのスタッド・ボルト50
は、その前述されたスタッド・ボルト10,10のよう
にそのフロントおよびリア・シート・フランジ24,2
5にかしめ止めされる。このかしめ止めでは、そのフロ
ントおよびリア・シート・フランジ24,25がそのボ
ルト穴28の部分で変形されてそのくびれ54に食い込
む。
は、その前述されたスタッド・ボルト10,10のよう
にそのフロントおよびリア・シート・フランジ24,2
5にかしめ止めされる。このかしめ止めでは、そのフロ
ントおよびリア・シート・フランジ24,25がそのボ
ルト穴28の部分で変形されてそのくびれ54に食い込
む。
【0013】図9および図10は、その乗用車のフロン
ト・シート40に組み込まれるそのシート・トラック2
0に適用されるところのこの発明のスタッド・ボルトの
具体例60を示し、そして、そのスタッド・ボルト60
では、ボディ61が、一端にボルト・ヘッド62を一体
的に形成し、他端にねじ部分63を伸長し、そして、外
周面にセレーション64を付け、また、そのボルト・ヘ
ッド62が、座面65に複数のリング歯66,67を突
き出すところの構造に作られる。
ト・シート40に組み込まれるそのシート・トラック2
0に適用されるところのこの発明のスタッド・ボルトの
具体例60を示し、そして、そのスタッド・ボルト60
では、ボディ61が、一端にボルト・ヘッド62を一体
的に形成し、他端にねじ部分63を伸長し、そして、外
周面にセレーション64を付け、また、そのボルト・ヘ
ッド62が、座面65に複数のリング歯66,67を突
き出すところの構造に作られる。
【0014】したがって、そのスタッド・ボルト60
は、その前述されたスタッド・ボルト10,10のよう
にそのフロントおよびリア・シート・フランジ24,2
5にかしめ止めされる。このかしめ止めでは、そのフロ
ントおよびリア・シート・フランジ24,25がそのボ
ルト穴28の部分で変形されてそのセレーション64に
食い込む。
は、その前述されたスタッド・ボルト10,10のよう
にそのフロントおよびリア・シート・フランジ24,2
5にかしめ止めされる。このかしめ止めでは、そのフロ
ントおよびリア・シート・フランジ24,25がそのボ
ルト穴28の部分で変形されてそのセレーション64に
食い込む。
【0015】図11ないし図13は、その乗用車のフロ
ント・シート40に組み込まれるそのシート・トラック
20に適用されるところのこの発明のスタッド・ボルト
の具体例70を示し、そして、そのスタッド・ボルト7
0では、ボディ71が、一端にボルト・ヘッド72を一
体的に形成し、他端にねじ部分73を伸長し、その一端
で外周にくびれ74を形成し、そして、外周面にセレー
ション75を付け、また、そのボルト・ヘッド72が、
座面76に複数のリング歯77,78を突き出すところ
の構造に作られる。
ント・シート40に組み込まれるそのシート・トラック
20に適用されるところのこの発明のスタッド・ボルト
の具体例70を示し、そして、そのスタッド・ボルト7
0では、ボディ71が、一端にボルト・ヘッド72を一
体的に形成し、他端にねじ部分73を伸長し、その一端
で外周にくびれ74を形成し、そして、外周面にセレー
ション75を付け、また、そのボルト・ヘッド72が、
座面76に複数のリング歯77,78を突き出すところ
の構造に作られる。
【0016】したがって、そのスタッド・ボルト70
は、その前述されたスタッド・ボルト10,10のよう
にそのフロントおよびリア・シート・フランジ24,2
5にかしめ止めされる。このかしめ止めでは、そのフロ
ントおよびリア・シート・フランジ24,25がそのボ
ルト穴28の部分で変形されてそのくびれ74およびセ
レーション75に食い込む。
は、その前述されたスタッド・ボルト10,10のよう
にそのフロントおよびリア・シート・フランジ24,2
5にかしめ止めされる。このかしめ止めでは、そのフロ
ントおよびリア・シート・フランジ24,25がそのボ
ルト穴28の部分で変形されてそのくびれ74およびセ
レーション75に食い込む。
【0017】また、この場合、そのボルト穴28は、図
12および図13に示されたボルト穴80,90のよう
に開口縁にあご81,91を付けるのが望ましい。その
あご81,91は、そのくびれ74に食い込み易くなっ
てそのスタッド・ボルト70は、そのフロントおよびリ
ア・シート・フランジ24,25に強固に固定される。
12および図13に示されたボルト穴80,90のよう
に開口縁にあご81,91を付けるのが望ましい。その
あご81,91は、そのくびれ74に食い込み易くなっ
てそのスタッド・ボルト70は、そのフロントおよびリ
ア・シート・フランジ24,25に強固に固定される。
【0018】先に図面を参照して説明されたところのこ
の発明の特定された具体例から明らかであるように、こ
の発明の属する技術の分野における通常の知識を有する
者にとって、この発明の内容は、その発明の性質(na
ture)および本質(substance)に由来
し、そして、それらを内在させると客観的に認められる
別の態様に容易に具体化される。勿論、この発明の内容
は、その発明の課題に相応し(be commensu
rate with)、そして、その発明の成立に必須
である。
の発明の特定された具体例から明らかであるように、こ
の発明の属する技術の分野における通常の知識を有する
者にとって、この発明の内容は、その発明の性質(na
ture)および本質(substance)に由来
し、そして、それらを内在させると客観的に認められる
別の態様に容易に具体化される。勿論、この発明の内容
は、その発明の課題に相応し(be commensu
rate with)、そして、その発明の成立に必須
である。
【0019】
【発明の便益】上述から理解されるように、この発明の
スタッド・ボルトは、ボディが、一端にボルト・ヘッド
を一体的に形成し、他端にねじ部分を伸長し、そして、
支持部材のボルト穴の内径よりも僅かに大きい外径に形
成され、そして、そのボルト・ヘッドが、座面にリング
歯を突き出すところであるので、この発明のスタッド・
ボルトでは、大きな曲げおよび引張りの組合せ荷重が作
用する際、そのボルト穴の伸び変形がそのリング歯で阻
止され、溶接によらずにその支持部材に強固にかしめ止
めすることが可能になり、その溶接の作業が省かれ、そ
の支持部材が熱による溶接歪から解放され、スパッタが
飛散される不具合も解消され、そして、排煙設備が省か
れてコスト低減が図られ、また、乗り物シートに組み込
まれるシート・トラックにおいては、その乗り物シート
が、そのシート・トラックに強固に取り付け可能にな
り、その結果、乗り物シートにとって非常に有用で実用
的である。
スタッド・ボルトは、ボディが、一端にボルト・ヘッド
を一体的に形成し、他端にねじ部分を伸長し、そして、
支持部材のボルト穴の内径よりも僅かに大きい外径に形
成され、そして、そのボルト・ヘッドが、座面にリング
歯を突き出すところであるので、この発明のスタッド・
ボルトでは、大きな曲げおよび引張りの組合せ荷重が作
用する際、そのボルト穴の伸び変形がそのリング歯で阻
止され、溶接によらずにその支持部材に強固にかしめ止
めすることが可能になり、その溶接の作業が省かれ、そ
の支持部材が熱による溶接歪から解放され、スパッタが
飛散される不具合も解消され、そして、排煙設備が省か
れてコスト低減が図られ、また、乗り物シートに組み込
まれるシート・トラックにおいては、その乗り物シート
が、そのシート・トラックに強固に取り付け可能にな
り、その結果、乗り物シートにとって非常に有用で実用
的である。
【0020】また、この発明のスタッド・ボルトは、ボ
ディが、一端にボルト・ヘッドを一体的に形成し、他端
にねじ部分を伸長し、支持部材のボルト穴の内径よりも
僅かに大きい外径に形成され、そして、その一端で外周
にくびれを形成し、そして、そのボルト・ヘッドが、座
面にリング歯を突き出すところであるので、この発明の
スタッド・ボルトでは、大きな曲げおよび引張りの組合
せ荷重が作用する際、そのボルト穴の伸び変形がそのリ
ング歯で阻止され、そして、その支持部材がそのくびれ
に食い込んで溶接によらずにその支持部材に強固にかし
め止めすることが可能になり、その溶接の作業が省か
れ、その支持部材が熱による溶接歪から解放され、スパ
ッタが飛散される不具合も解消され、そして、排煙設備
が省かれてコスト低減が図られ、また、乗り物シートに
組み込まれるシート・トラックにおいては、その乗り物
シートが、そのシート・トラックに強固に取り付け可能
になり、その結果、乗り物シートにとって非常に有用で
実用的である。
ディが、一端にボルト・ヘッドを一体的に形成し、他端
にねじ部分を伸長し、支持部材のボルト穴の内径よりも
僅かに大きい外径に形成され、そして、その一端で外周
にくびれを形成し、そして、そのボルト・ヘッドが、座
面にリング歯を突き出すところであるので、この発明の
スタッド・ボルトでは、大きな曲げおよび引張りの組合
せ荷重が作用する際、そのボルト穴の伸び変形がそのリ
ング歯で阻止され、そして、その支持部材がそのくびれ
に食い込んで溶接によらずにその支持部材に強固にかし
め止めすることが可能になり、その溶接の作業が省か
れ、その支持部材が熱による溶接歪から解放され、スパ
ッタが飛散される不具合も解消され、そして、排煙設備
が省かれてコスト低減が図られ、また、乗り物シートに
組み込まれるシート・トラックにおいては、その乗り物
シートが、そのシート・トラックに強固に取り付け可能
になり、その結果、乗り物シートにとって非常に有用で
実用的である。
【0021】さらに、この発明のスタッド・ボルトは、
ボディが、一端にボルト・ヘッドを一体的に形成し、他
端にねじ部分を伸長し、そして、外周面にセレーション
を付け、そして、そのボルト・ヘッドが、座面にリング
歯を突き出すところであるので、この発明のスタッド・
ボルトでは、大きな曲げおよび引張りの組合せ荷重が作
用する際、支持部材のボルト穴の伸び変形がそのリング
歯で阻止され、そして、その支持部材がそのセレーショ
ンに食い込んで溶接によらずにその支持部材に強固にか
しめ止めすることが可能になり、その溶接の作業が省か
れ、その支持部材が熱による溶接歪から解放され、スパ
ッタが飛散される不具合も解消され、そして、排煙設備
が省かれてコスト低減が図られ、また、乗り物シートに
組み込まれるシート・トラックにおいては、その乗り物
シートが、そのシート・トラックに強固に取り付け可能
になり、その結果、乗り物シートにとって非常に有用で
実用的である。
ボディが、一端にボルト・ヘッドを一体的に形成し、他
端にねじ部分を伸長し、そして、外周面にセレーション
を付け、そして、そのボルト・ヘッドが、座面にリング
歯を突き出すところであるので、この発明のスタッド・
ボルトでは、大きな曲げおよび引張りの組合せ荷重が作
用する際、支持部材のボルト穴の伸び変形がそのリング
歯で阻止され、そして、その支持部材がそのセレーショ
ンに食い込んで溶接によらずにその支持部材に強固にか
しめ止めすることが可能になり、その溶接の作業が省か
れ、その支持部材が熱による溶接歪から解放され、スパ
ッタが飛散される不具合も解消され、そして、排煙設備
が省かれてコスト低減が図られ、また、乗り物シートに
組み込まれるシート・トラックにおいては、その乗り物
シートが、そのシート・トラックに強固に取り付け可能
になり、その結果、乗り物シートにとって非常に有用で
実用的である。
【0022】またさらに、この発明のスタッド・ボルト
は、ボディが、一端にボルト・ヘッドを一体的に形成
し、他端にねじ部分を伸長し、その一端で外周にくびれ
を形成し、そして、外周面にセレーションを付け、そし
て、そのボルト・ヘッドが、座面にリング歯を突き出す
ところであるので、この発明のスタッド・ボルトでは、
大きな曲げおよび引張りの組合せ荷重が作用する際、支
持部材のボルト穴の伸び変形がそのリング歯で阻止さ
れ、そして、その支持部材がそのくびれおよびセレーシ
ョンに食い込んで溶接によらずにその支持部材に強固に
かしめ止めすることが可能になり、その溶接の作業が省
かれ、その支持部材が熱による溶接歪から解放され、ス
パッタが飛散される不具合も解消され、そして、排煙設
備が省かれてコスト低減が図られ、また、乗り物シート
に組み込まれるシート・トラックにおいては、その乗り
物シートが、そのシート・トラックに強固に取り付け可
能になり、その結果、乗り物シートにとって非常に有用
で実用的である。
は、ボディが、一端にボルト・ヘッドを一体的に形成
し、他端にねじ部分を伸長し、その一端で外周にくびれ
を形成し、そして、外周面にセレーションを付け、そし
て、そのボルト・ヘッドが、座面にリング歯を突き出す
ところであるので、この発明のスタッド・ボルトでは、
大きな曲げおよび引張りの組合せ荷重が作用する際、支
持部材のボルト穴の伸び変形がそのリング歯で阻止さ
れ、そして、その支持部材がそのくびれおよびセレーシ
ョンに食い込んで溶接によらずにその支持部材に強固に
かしめ止めすることが可能になり、その溶接の作業が省
かれ、その支持部材が熱による溶接歪から解放され、ス
パッタが飛散される不具合も解消され、そして、排煙設
備が省かれてコスト低減が図られ、また、乗り物シート
に組み込まれるシート・トラックにおいては、その乗り
物シートが、そのシート・トラックに強固に取り付け可
能になり、その結果、乗り物シートにとって非常に有用
で実用的である。
【図1】この発明のスタッド・ボルトの具体例を用いる
シート・トラックを組み込むところの乗用車のフロント
・シートを部分的に断面して示した横断面図である。
シート・トラックを組み込むところの乗用車のフロント
・シートを部分的に断面して示した横断面図である。
【図2】図1に示されたそのシート・トラックを示した
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図3】図2の3−3線に沿って示した断面図である。
【図4】スタッド・ボルトを示した斜視図である。
【図5】図4の5−5線に沿って示した断面図である。
【図6】ボルト穴を示した斜視図である。
【図7】図6の7−7線に沿って示した断面図である。
【図8】この発明のスタッド・ボルトの具体例を示した
軸方向断面図である。
軸方向断面図である。
【図9】この発明のスタッド・ボルトの具体例を示した
斜視図である。
斜視図である。
【図10】図9の10−10線に沿って示した断面図で
ある。
ある。
【図11】この発明のスタッド・ボルトの具体例を示し
た軸方向断面図である。
た軸方向断面図である。
【図12】ボルト穴を示した軸方向断面図である。
【図13】別のボルト穴を示した軸方向断面図である。
11 ボディ 12 ボルト・ヘッド 13 ねじ部分 14 座面 15 リング歯 16 リング歯
Claims (5)
- 【請求項1】 ボディが、一端にボルト・ヘッドを一体
的に形成し、他端にねじ部分を伸長し、そして、支持部
材のボルト穴の内径よりも僅かに大きい外径に形成さ
れ、そして、そのボルト・ヘッドが、座面にリング歯を
突き出すところのスタッド・ボルト。 - 【請求項2】 ボディが、一端にボルト・ヘッドを一体
的に形成し、他端にねじ部分を伸長し、支持部材のボル
ト穴の内径よりも僅かに大きい外径に形成され、そし
て、その一端で外周にくびれを形成し、そして、そのボ
ルト・ヘッドが、座面にリング歯を突き出すところのス
タッド・ボルト。 - 【請求項3】 ボディが、一端にボルト・ヘッドを一体
的に形成し、他端にねじ部分を伸長し、そして、外周面
にセレーションを付け、そして、そのボルト・ヘッド
が、座面にリング歯を突き出すところのスタッド・ボル
ト。 - 【請求項4】 ボディが、一端にボルト・ヘッドを一体
的に形成し、他端にねじ部分を伸長し、その一端で外周
にくびれを形成し、そして、外周面にセレーションを付
け、そして、そのボルト・ヘッドが、座面にリング歯を
突き出すところのスタッド・ボルト。 - 【請求項5】 そのリング歯が、複数でその座面に同心
円的に突き出される請求項1、2、3、および4の何れ
かに記載のスタッド・ボルト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28292697A JPH11101212A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | スタッド・ボルト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28292697A JPH11101212A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | スタッド・ボルト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11101212A true JPH11101212A (ja) | 1999-04-13 |
Family
ID=17658911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28292697A Pending JPH11101212A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | スタッド・ボルト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11101212A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030010158A (ko) * | 2001-07-25 | 2003-02-05 | 대한민국(창원대학교) | 기대와 볼트의 결합방법 및 그 구조 |
KR100440879B1 (ko) * | 2001-04-25 | 2004-07-19 | 한국델파이주식회사 | 자동차 교류 발전기용 스터드 볼트 |
CN102324631A (zh) * | 2011-07-29 | 2012-01-18 | 安徽江淮汽车股份有限公司 | 用于汽车线束搭铁端子固定的搭铁螺栓机构 |
JP2014008894A (ja) * | 2012-06-29 | 2014-01-20 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 電動倍力装置 |
-
1997
- 1997-09-30 JP JP28292697A patent/JPH11101212A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100440879B1 (ko) * | 2001-04-25 | 2004-07-19 | 한국델파이주식회사 | 자동차 교류 발전기용 스터드 볼트 |
KR20030010158A (ko) * | 2001-07-25 | 2003-02-05 | 대한민국(창원대학교) | 기대와 볼트의 결합방법 및 그 구조 |
CN102324631A (zh) * | 2011-07-29 | 2012-01-18 | 安徽江淮汽车股份有限公司 | 用于汽车线束搭铁端子固定的搭铁螺栓机构 |
JP2014008894A (ja) * | 2012-06-29 | 2014-01-20 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 電動倍力装置 |
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A977 | Report on retrieval |
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