JPH11100694A - めっき前処理及び電気めっき処理装置 - Google Patents

めっき前処理及び電気めっき処理装置

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JPH11100694A
JPH11100694A JP26348597A JP26348597A JPH11100694A JP H11100694 A JPH11100694 A JP H11100694A JP 26348597 A JP26348597 A JP 26348597A JP 26348597 A JP26348597 A JP 26348597A JP H11100694 A JPH11100694 A JP H11100694A
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JP
Japan
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anode
plating
wall surface
processing liquid
tool
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JP26348597A
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English (en)
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Hidesumi Kato
英純 加藤
Hitoshi Muramatsu
仁 村松
Tetsuya Kuroda
徹也 黒田
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 めっきの処理速度を大きくしためっき前処理
及び電気めっき処理装置を提供すること。 【解決手段】 両端が開口した管状構造を有する被処理
物7の内方を通って配設され、その内部を処理液が流れ
る略筒状の陽極具31と、該陽極具31内を流れる処理
液を循環させる処理液循環手段と、一端が上記被処理物
7に、他端が上記陽極具31に接続された電源とを備
え、上記被処理物7の内壁面29とほぼ対向する第1部
位における上記陽極具31の側面に処理液を排出する噴
出孔17を設け、かつ、上記第1部位における上記陽極
具31の内部に溶解金属ペレット18が充填されためっ
き前処理及び電気めっき処理装置において、上記内壁面
29と対向しない、上記被処理物7の外部に位置する第
2部位における上記陽極具31の側面に、処理液を排出
する噴出孔17をさらに設けたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、めっき前処理及び
電気めっき処理装置に関する。さらに詳しくは、本発明
はエンジンシリンダのような管状物の内壁面をめっき前
処理及び電気めっき処理する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エンジンシリンダのような管状物
の内壁面に複合めっきを施す装置として、例えば特開平
4−333594号公報に開示されているものがある。
この装置には、図4からわかるように、上記エンジンシ
リンダ100の内壁面101の内方にめっき液噴出部1
02が配設されている。該めっき液噴出部102は、側
面に多数の噴出孔が形成された噴出管103と、該噴出
管103と間隔を隔てて外嵌する網状の陽極管104
と、これらの噴出管103と陽極管104との間に充填
された例えばNiペレット等の溶解極板物質105とで
構成されている。このようなめっき装置106において
は、その他に、エンジンシリンダ100の内壁面101
をめっき処理する際に、該エンジンシリンダ100を保
持する台及びめっき液を循環させる配管等が必要であ
る。
【0003】めっき液は、噴出管103の内部から噴出
管103と陽極管104との間に充填されたNiペレッ
ト105内に流入し、該Niペレット105同士の隙間
を通って陽極管104に達し、該陽極管104からめっ
き液が噴出し、これによってエンジンシリンダ100の
内壁面101のめっきを行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】また、近年、めっき処
理の高速化が望まれており、めっきの処理速度を大きく
するためには、循環するめっき液の流速を大きくした
り、電流密度を大きくする必要がある。しかしながら、
上記従来技術によると、めっき液がNiペレット105
の隙間という狭い流路を通るので流入抵抗が大きくな
り、めっき液の流速を上げることが困難であった。ま
た、電流密度を大きくすると、Niイオンが不足しやす
くなり、めっきの処理速度を大きくすることが困難であ
った。
【0005】本発明は、上記課題を解決し、めっきの処
理速度を大きくすることができるめっき前処理及びめっ
き処理装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためになされたものであり、両端が開口した管状
構造を有する被処理物の内壁面の内方を通って配設さ
れ、その内部を処理液が流れる略筒状の陽極具と、該陽
極具内を流れる処理液を循環させる処理液循環手段と、
一端が上記被処理物に、他端が上記陽極具に接続された
電源とを備えためっき前処理及び電気めっき処理装置に
おいて、上記被処理物の内壁面とほぼ対向する第1部位
における上記陽極具の側面に処理液を排出する複数の第
1噴出孔を設け、かつ、上記第1部位における上記陽極
具の内部に溶解金属ペレットを充填し、上記内壁面と対
向しない、上記被処理物の外部に実質的に位置する第2
部位における上記陽極具の側面に、処理液を排出する複
数の第2噴出孔をさらに設けたことにある。本発明の別
の態様によれば、第1噴出孔を有する陽極具の少なくと
も下部を網状体で構成し、第2噴出孔の径を第1噴出孔
の径より大きく形成したことにある。本発明のさらに別
の態様によれば、両端が開口した管状構造を有する被処
理物の内壁面の内方を通って配設され、その内部を処理
液が流れる略筒状の陽極具と、該陽極具内を流れる処理
液を循環させる処理液循環手段と、一端が上記被処理物
に、他端が上記陽極具に接続された電源とを備え、上記
被処理物の内壁面とほぼ対向する上記第1部位における
上記陽極具に不溶解性陽極を設けるとともに、上記内壁
面と対向しない、実質的に上記被処理物の外部に位置す
る第2部位における上記陽極具の側面に、処理液を排出
する複数の噴出孔を設けたことにある。本発明のさらに
また別の態様によれば、陽極具自体を電極としたことに
ある。
【0007】ここで、被処理物とは、内部が貫通した管
状構造を有する金属製のものであればよく、例えばエン
ジンシリンダ等が挙げられる。処理液とは、めっきの前
処理液及びめっき液をいう。陽極具とは、形状が略筒状
で、通電性があり電極としても利用できるものであれば
よい。処理液循環手段とは、例えば、処理液を貯蔵する
液槽と、該液槽から処理液を陽極具に向けて流す流入管
と、該陽極具から処理液を液槽に戻す流出管とを有し、
処理液を上記液槽から流入管を介し、陽極具を通して流
出管から液槽に戻すという循環をさせる手段をいい、通
常、ポンプとそれに接続された配管からなる。噴出孔と
は、処理液を排出するために陽極具の側面に設けられた
孔であり、壁面に穿設した孔でもよく、複数の孔を有す
る網などを用いて略筒状に形成してもよい。噴出孔の大
きさや形状は、同一陽極具において全て同じでも、その
位置によって異なってもよい。この噴出孔の大きさは、
溶解金属ペレットが通過しない範囲で、極力大きい方が
好ましい。溶解金属ペレットとは、例えばNiペレット
等の溶解性金属からなる粉鉱石を球形に造粒したものを
いう。前処理とは、めっきを施す被処理面を粗面化し、
めっき膜の密着性を向上させるためのエッチング及びア
ルマイト処理等をいう。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しながら、本発
明の実施の形態を詳細に説明する。本発明に係るめっき
前処理及びめっき処理装置全体の概略図を図1に示す。
この装置1の周囲にはフレーム2が配設されており、該
フレーム2の上部及び下部には、各々上部フレーム3と
下部フレーム4が組み付けられている。該下部フレーム
4の上に下治具5と、陰極板6が配設され、該陰極板6
の上に、めっき前処理又は電気めっき処理を施す被処理
物である管状物、例えばエンジンシリンダ7が載置され
ている。該エンジンシリンダ7の上には、パッキング8
と、上治具9と、パッキング10が配設されている。
【0009】これらの下治具5からパッキング10まで
の各部材の中央には、エンジンシリンダ7の穴径と同じ
大きさの穴がそれぞれ穿設してあり、これらの穴の中心
が全て同一軸線上に並ぶように配置されている。なお、
パッキング8は絶縁性材料によって形成されているた
め、エンジンシリンダ7は陽極具と絶縁されている。さ
らに、パッキング10の上には、陽極具11のフランジ
部12が載置されている。この陽極具11は電極も兼ね
ており、フランジ部12、円筒状のパイプ部13と網部
14(以下、これらのパイプ部13と網部14を合わせ
て管部15という。)及び底蓋16から構成されてい
る。また、該管部15の横断面の中心がエンジンシリン
ダ7の穴の中心と同一軸線上になるように配置されてい
る。上記パイプ部13の側面には、前処理液及びめっき
液(以下、これらを合わせて処理液という)が噴出する
噴出孔17が複数設けられており、上記管部15の内部
には、Niペレット18などの溶解電極ペレットが充填
されている。
【0010】上記陽極具11のフランジ部12の上に
は、パッキング19と、流入用治具20が配設されてい
る。該流入用治具20の下部から側部に亘って、陽極具
11のパイプ部13の穴とほぼ同じ径の流路21が貫通
して穿設されており、流入用治具20の側部には、上記
流路21と連通する流入管22が接続されている。該流
入管22はポンプ23を介して液槽24に連結されてい
る。なお、下部フレーム4にも穴25が穿設され、この
穴25と液槽24との間に流出管26が配設されてい
る。一方、上記上部フレーム3の上には、エアシリンダ
27が配設され、該エアシリンダ27に押圧ロッド28
が接続されて下方に延びている。上記エアシリンダ27
を作動すると、押圧ロッド28が上下動する。例えば、
押圧ロッド28を下降させると、流入用治具20の上面
に当接してこれを押圧し、この押圧力が下部フレーム4
にまで伝達されるので、エンジンシリンダ27は上治具
9と下治具5によって上下から挟持されて固定される。
【0011】次いで、処理液の流れを説明する。処理液
は、液槽24からポンプ23により圧送され、流入管2
2を通って流入用治具20の流路21に流入し、陽極具
11のパイプ部13の噴出孔17及びその下部の網部1
4から外方へ噴出し、エンジンシリンダ7の内壁面29
と管部15との隙間30に流動し、下治具5の穴部に流
れ落ちたのち、流出管26から液槽24へ排出される。
また、めっきを行う場合の通電については、陰極板6が
マイナス、陽極具11がプラスとなるように配線する
が、前処理の場合の通電は、この反対で、陰極板6と呼
ばれる方がプラス、陽極具11と呼ばれる方がマイナス
となるように配線する。
【0012】図2に、上記陽極具の拡大断面図を示す。
上述したように、陽極具11は、水平方向に延びるフラ
ンジ部12と、該フランジ部12と一体形成され、側面
に複数の噴出孔17を有する円筒状のパイプ部13と、
該パイプ部13の下部に配設された網部14及び該網部
14の下穴を塞ぐ底蓋16とにより一体的に構成されて
おり、これらは全て材質にチタンを用いている。また、
これらのパイプ部13、網部14及び底蓋16によって
画成された陽極具内部にNiペレット18などの溶解電
極ペレットが充填されている。陽極具11のパイプ部1
3に設けた噴出孔17は、放射状に円周方向に均一に設
けることが好ましい。つまり、隣り同士の噴出孔17,
17との間隔が各々均一であることが望ましい。間隔が
均一でない場合は、パイプ部13からの処理液の噴出が
不均一となり、電流の片寄りにより均一なめっき被膜が
得られないという不具合を起こすので好ましくない。噴
出孔17の形状については、特に限定しない。但し、処
理液をパイプ部13の噴出孔17から均一に、かつ、ス
ムーズに噴出させるため、噴出孔17の断面積の総和が
パイプ部13の中空部の横断面積より大きくする必要が
ある。噴出孔17の断面積の総和の方が小さいと、処理
液が均一に噴出しにくくなる。なお、陽極具11の下部
を孔を有するパイプでなく網部14としたのは、Niペ
レット18と処理液との接触面積を増やすためである。
処理液は上方からパイプ部13の内部に流入し、パイプ
部13の側面に設けられた噴出孔17を通ってパイプ部
13の外側へ噴出され、また、処理液の一部はパイプ部
13の下部に流入し、Niペレット18同士の隙間を通
って網部14の側面から外方へ噴出される。
【0013】図3に、実施の他の形態に係るめっき前処
理及び電気めっき処理装置の陽極具の要部断面図を示
す。該陽極具31は、水平方向に延びるフランジ部12
と、該フランジ部12に一体的に形成されたパイプ部1
3と、該パイプ部13の下部に接続された不溶解性陽極
32とから構成されている。このパイプ部13の構造に
ついては、図2に示した場合と同様であるが、不溶解性
陽極32をエンジンシリンダ7の内壁面29とほぼ対向
する位置に配設しており、噴出孔17が設けられたパイ
プ部13の側面はエンジンシリンダ7の内壁面29と対
向しておらず、実質的にエンジンシリンダ7の外部に位
置している。また、上記不溶解性陽極32の材質は、チ
タン、白金族金属、カーボン等を用いている。なお、本
装置1を用いてめっきの前処理を行う場合、図3に示し
た不溶解性陽極32の代わりに不溶解性陰極を取り付け
た電極具を使用することにより、めっき処理のときと反
対にエンジンシリンダを陽極としてエッチングやアルマ
イト処理等を行うことができる。
【0014】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明はこれに限定されずに種々の変形が可能で
ある。例えば、上記発明の実施の形態では、陽極具を電
極と兼用させたが、これらの陽極具と電極とは各々別体
構造としてもよい。また、処理液も被処理物内部の上方
から下方へ流す方式のみを示したが、逆に下方から上方
へ流す方式であってもよい。結局、内部を流れる処理液
の流れ方向に対して、第2部位は第1部位より上流側に
位置すればよい。
【0015】上記構成によると、処理液を均一に被処理
物の内壁面に供給することができ、めっき前処理の品質
及び電気めっき処理の品質が安定する。また、めっき液
はNiペレット18の隙間を通ったのち網部14から噴
出されるだけでなく、パイプ部13側面の多数の噴出孔
17から噴出されるため、一度に大量の処理液を流すこ
とができる。さらに、陽極具11の管部15の内部に多
くのNiペレット18を充填することができるため、処
理液は多くのNiペレット18と接触し、Niペレット
18の溶解が促進されることとなる。
【0016】
【発明の効果】上述したように、本発明に係るめっき前
処理及び電気めっき処理装置によれば、以下のような効
果を奏する。請求項1において、両端が開口した管状構
造を有する被処理物の内壁面の内方を通って配設され、
その内部を処理液が流れる略筒状の陽極具と、該陽極具
内を流れる処理液を循環させる処理液循環手段と、一端
が上記被処理物に、他端が上記陽極具に接続された電源
とを備えためっき前処理及び電気めっき処理装置におい
て、上記被処理物の内壁面とほぼ対向する第1部位にお
ける上記陽極具の側面に処理液を排出する複数の第1噴
出孔を設け、かつ、上記第1部位における上記陽極具の
内部に溶解金属ペレットを充填し、上記内壁面と対向し
ない、上記被処理物の外部に実質的に位置する第2部位
における上記陽極具の側面に、処理液を排出する複数の
第2噴出孔をさらに設けた。また、請求項2において、
第1噴出孔を有する陽極具の少なくとも下部を網状体で
構成し、第2噴出孔の径を第1噴出孔の径より大きく形
成した。このため、処理液の流路を大きくとることがで
き、処理液の流速を大きくできる。これに伴い、高い電
流密度でのめっき前処理及び電気めっき処理が可能とな
り、処理時間が大幅に短縮される。さらに、請求項3に
おいて、両端が開口した管状構造を有する被処理物の内
壁面の内方を通って配設され、その内部を処理液が流れ
る略筒状の陽極具と、該陽極具内を流れる処理液を循環
させる処理液循環手段と、一端が上記被処理物に、他端
が上記陽極具に接続された電源とを備え、上記被処理物
の内壁面とほぼ対向する上記第1部位における上記陽極
具に不溶解性陽極を設けるとともに、上記内壁面と対向
しない、実質的に上記被処理物の外部に位置する第2部
位における上記陽極具の側面に、処理液を排出する複数
の噴出孔を設けた。このため、処理液を高速かつ均一に
被処理物と電極間に供給することが可能となる。これに
伴い、高い電流密度でのめっき前処理及び電気めっき処
理が可能となり、処理時間が大幅に短縮される。なお、
請求項4において、陽極具自体を電極としたので、装置
の構造が簡単になり、コスト低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るめっき前処理及び電気めっき処理
装置を示す概略図である。
【図2】図1における陽極具を示す断面図である。
【図3】実施の他の形態に係るめっき前処理及び電気め
っき処理装置の陽極具を示す断面図である。
【図4】従来の電気めっき装置の要部を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 めっき前処理及び電気めっき処理装置 2 フレーム 3 上部フレーム 4 下部フレーム 5 下治具 6 陰極板 7 エンジンシリンダ 8 パッキング 9 上治具 10 パッキング 11 陽極具 12 フランジ部 13 パイプ部 14 網部 15 管部 16 底蓋 17 噴出孔 18 溶解性金属ペレット 19 パッキング 20 流入用治具 21 流路 22 流入管 23 ポンプ 24 液槽 25 穴 26 流出管 27 エアシリンダ 28 押圧ロッド 29 内壁面 30 隙間 31 陽極具 32 不溶解性陽極

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端が開口した管状構造を有する被処理
    物の内壁面の内方を通って配設され、その内部を処理液
    が流れる略筒状の陽極具と、該陽極具内を流れる処理液
    を循環させる処理液循環手段と、一端が上記被処理物
    に、他端が上記陽極具に接続された電源とを備えためっ
    き前処理及び電気めっき処理装置において、上記被処理
    物の内壁面とほぼ対向する第1部位における上記陽極具
    の側面に処理液を排出する複数の第1噴出孔を設け、か
    つ、上記第1部位における上記陽極具の内部に溶解金属
    ペレットを充填し、上記内壁面と対向しない、上記被処
    理物の外部に実質的に位置する第2部位における上記陽
    極具の側面に、処理液を排出する複数の第2噴出孔をさ
    らに設けたことを特徴とするめっき前処理及び電気めっ
    き処理装置。
  2. 【請求項2】 上記第1噴出孔を有する陽極具の少なく
    とも下部を網状体で構成し、第2噴出孔の径を第1噴出
    孔の径より大きく形成したことを特徴とする請求項1に
    記載のめっき前処理及び電気めっき処理装置。
  3. 【請求項3】 両端が開口した管状構造を有する被処理
    物の内壁面の内方を通って配設され、その内部を処理液
    が流れる略筒状の陽極具と、該陽極具内を流れる処理液
    を循環させる処理液循環手段と、一端が上記被処理物
    に、他端が上記陽極具に接続された電源とを備え、上記
    被処理物の内壁面とほぼ対向する上記第1部位における
    上記陽極具に不溶解性陽極を設けるとともに、上記内壁
    面と対向しない、実質的に上記被処理物の外部に位置す
    る第2部位における上記陽極具の側面に、処理液を排出
    する複数の噴出孔を設けたことを特徴とするめっき前処
    理及び電気めっき処理装置。
  4. 【請求項4】 上記陽極具自体を電極としたことを特徴
    とする請求項1から3のいずれかに記載のめっき前処理
    及びめっき処理装置。
JP26348597A 1997-09-29 1997-09-29 めっき前処理及び電気めっき処理装置 Pending JPH11100694A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103722350A (zh) * 2014-01-14 2014-04-16 东又悦(苏州)电子科技新材料有限公司 一种电镀用中空磷铜球及其制备方法
KR101704615B1 (ko) * 2016-04-19 2017-02-08 (주)아이케이텍 도금 장치
CN114888058A (zh) * 2022-05-26 2022-08-12 浙江伊诺环保科技股份有限公司 一种飞灰重金属污染处理装置及飞灰处理工艺

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