JPH1099017A - ピーマンの包装体及びその保存方法 - Google Patents

ピーマンの包装体及びその保存方法

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JPH1099017A
JPH1099017A JP25871796A JP25871796A JPH1099017A JP H1099017 A JPH1099017 A JP H1099017A JP 25871796 A JP25871796 A JP 25871796A JP 25871796 A JP25871796 A JP 25871796A JP H1099017 A JPH1099017 A JP H1099017A
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JP
Japan
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peppers
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carbon dioxide
atm
oxygen
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JP25871796A
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English (en)
Inventor
Atsushi Tanaka
田中  敦
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピーマンの変色、しおれを防ぎ、かつピーマ
ンが最低限必要な酸素呼吸をできるピーマン用の鮮度保
持用包装体を提供すること。 【解決手段】 15〜35℃の条件に置かれた時、ピー
マン1grあたり、酸素が0.5〜10.3cc/24h・atm、
二酸化炭素が0.5〜15.9cc/24h・atm透過可能であ
り、水蒸気透過率が40gr/24h・m2(JIS Z 0208,40
℃,90% RH、0.1mm)以下である材質のものでピーマン
を密封包装してなるピーマンの包装体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピーマンの鮮度保
持を目的とする包装体及びその保存方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】ピーマンは従来、穴(5mm程度)を数個
設けたポリエチレン袋で包装し、段ボール箱に詰め、産
地から市場、小売店へと流通されている。この包装でも
冬場等(気温が15℃未満の場合)は問題は無いが、春
になり気温が上がり始めると、冷蔵車を使って流通させ
た場合でも、コールドチェーンが不完全であること、高
温に曝された場合の劣化以外にも、ピッティング、種子
の褐変等の低温障害を考慮する必要があること等のため
に品温が充分に下がらず、市場、小売店着荷時に「赤
化」(赤化:ピーマンが赤色或いは橙色に変色する)が
発生してクレームの原因となっている(赤化は6月頃か
ら本格的に発生する)。ピーマンの赤化には、収穫後の
気温だけの問題ではなく、栽培中の品温、収穫のタイミ
ング、木の老化等様々な原因があると考えられているが
明らかではなく、様々な方法でその防止が試みられてい
る段階である。本発明者の試験によると、気温の低い1
〜3月に行った保存試験では、30℃のような夏場に匹
敵する高温で7日間保存しても赤化は発生しなかった。
これに対し、4〜8月に行った保存試験では、15〜2
0℃での保存でも3日目には赤化が起こった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、気温
の高い時期(主に5〜9月)に発生する、収穫後のピー
マンの赤化と共に、黄化、しおれを防ぎ、しかも無気呼
吸によってエタノール、アセトアルデヒドのような青果
物自身に悪影響となる物質が発生しないピーマンの鮮度
保持用包装体及びピーマンの保存方法を提供することで
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】収穫後のピーマンの品質
管理で特に問題になるのは赤化、しおれ、腐敗である。
ピーマンのしおれを防ぐには蒸散を抑えるためにフィル
ムで包装する等して周りの環境を高湿状態にすれば良
く、これに加えて低温に保存すればより効果的にしおれ
を防ぐことが出来る。赤化は冬場には起こらないが、気
温が上昇した場合、木の老化、収穫遅れで過熟した場合
等に起こるといわれている。本発明者の試験によると気
温の高い春、夏期収穫のピーマンは保存温度が15℃未
満でも若干赤化するが、商品として特に問題になるのは
保存温度が15℃以上の場合であった。本発明の包装体
は、ピーマンを密封包装した際、包装体内が適度なガス
組成となるようなガス透過性を有する合成樹脂フィル
ム、又は合成樹脂フィルムと紙、不織布のラミネート品
等よりなり、ピーマンの呼吸によって排出される二酸化
炭素を利用して袋内のガス組成を定めた範囲の低酸素、
高二酸化炭素状態にすることによってピーマンの呼吸を
抑え、鮮度を保持する、いわゆるMA(Modified Atmos
phere)効果を有する袋・容器を用いることを特徴とす
る包装体である。
【0005】即ち本発明は、15〜35℃の温度条件で
ピーマン1grあたりの酸素透過量が0.5〜10.3cc/
24h・atm、二酸化炭素透過量0.5〜15.9cc/24h・a
tmであり、水蒸気透過率が40gr/24h・m2(JIS Z 020
8,40℃,90% RH、0.1mm)以下の特性を有するプラス
チックフィルムでピーマンを密封包装してなることを特
徴とするピーマンの包装体であり、15〜35℃の温度
条件で保存した際に、包材内の酸素濃度が3〜15%、
二酸化炭素濃度が3〜14%となることを特徴とするピ
ーマンの包装体である。またピーマン1grあたり、酸素
透過量が0.5〜10.3cc/24h・atm、二酸化炭素透過
量0.5〜15.9cc/24h・atmであり、水蒸気透過率が
40gr/24h・m2(JIS Z 0208,40℃,90% RH、0.1m
m)以下の特性を有するプラスチックフィルムでピーマ
ンを密封包装し、15〜35℃で保存し、包装体内が酸
素3〜15%、二酸化炭素3〜14%で保たれることを
特徴とするピーマンの保存方法である。
【0006】10℃程度の低温で流通・保存されるなら
本発明の包装体よりも少ない酸素・二酸化炭素透過量で
も十分であり、しおれ、黄化の防止効果は期待できる。
しかし、赤化については、その発生は春以降気温が上昇
してからであり、赤化、変色等を防ぐために特に流通中
等での鮮度保持が必要となるのは気温が15℃以上にな
ってからである。このときのピーマンの流通を考える
と、常温輸送される場合は勿論のこと、我が国の現状で
は冷蔵室に保管し保冷車や冷蔵車で輸送するような場合
でも、コールドチェーンが切れて、高温に曝されること
が容易に考えられる。こういった場合に、ピーマン1gr
当たりの酸素と二酸化炭素の透過量がそれぞれ0.5cc
/24h・atm未満である包装体でピーマンを密封包装する
と、包装体内が酸素不足(3%未満)、二酸化炭素過剰
(14%より多い)になり、ピーマンに生理的障害が起
こる。逆にピーマン1grあたりの酸素の透過量が10.
5cc/24h・atmを越えると包装体内の酸素濃度が15%
を越えて、ピーマンの呼吸を抑えることができずMA効
果を得ることができない。このためピーマン用包装体
は、15〜35℃の温度条件で包装体内の酸素濃度3〜
15%、二酸化炭素濃度が3〜14%になるように、酸
素透過量がピーマン1grあたり0.5〜10.3cc/24h
・atm、二酸化炭素透過量が0.5〜15.9cc/24h・at
mであるように調節しなくてはならない。より効果的に
本発明の包装体を使用するには、包装体がどれぐらいの
温度にどれぐらいの間置かれるかを把握し、上記範囲内
でより適切な包装体の酸素透過量、二酸化炭素透過量を
設定することが望ましい。
【0007】上記のように、現在の国内での青果物の流
通では、米国のようにコールドチェーンのシステムが確
立していないため、輸送に冷蔵車が使用されている場合
でも、荷物の積み下ろし時に庫内の温度が上昇したり、
車から小売店等の冷蔵庫に入れられる間に常温にしばら
く放置されるケースが多く、品温が下がらない、或いは
上昇してしまうことが多々ある。このため本発明の包装
体の酸素と二酸化炭素の透過量は、ピーマンの無気呼吸
による劣化を防ぐために、流通中の一番悪い条件に合わ
せて設定するのがよく、春と夏では気温が異なるため包
装体のガス透過量は、季節によって変えることが望まし
いが、現場では作業に混乱が生じるためそのように対応
できない場合が多く、この場合やはり条件の一番悪い夏
場を想定した包装体の設計をする必要がある。
【0008】本発明の包装体は、上記のような流通の不
備な部分を補うような場合に使用するのが好ましく、本
発明で指定した温度範囲内であっても、例えば30℃に
数日間も放置されたような場合は、著しい腐敗、カビの
発生等の劣化が進む。つまり本発明の効果は、ピーマン
の品質を完全な状態に保つのではなく、従来行われてい
る流通条件で、現行包装のピーマンと比較して品質が良
好に保たれることであり、青果物の一般的な取り扱いの
中での使用が前提となる。。
【0009】本発明に用いる包装体には、ピーマンの蒸
散によるしおれを防ぐために、水蒸気透過率が40gr/
24h・m2(JIS Z 0208,40℃,90% RH、0.1mm)以下の合成
樹脂フィルム、好ましくは35gr/24h・m2(JIS Z 020
8,40℃,90% RH、0.1mm)以下の合成樹脂フィルムを用
いることが望ましい。本発明の包装体に微孔を設けた場
合でも直径100μm以下の微孔1個あたりから抜ける
水分は極微量であり、包装体の水蒸気透過量はフィルム
の水蒸気透過率によって決まる。
【0010】本発明に用いる包装体の材質としては、青
果物の包装に用いることのできるものであればどのよう
なものであってもなんら差し支えないが、一般には無延
伸ポリプロピレン、延伸ポリプロピレン、ポリエチレ
ン、ポリ塩化ビニル等が用いられるが、これ以外のポリ
アミド、ポリエステル、ポリカーボネイト等のフィル
ム、さらにはこれらの複合フィルムであってもよく、さ
らには、これらのフィルム表面にシーラント層を設けた
ものでも、防曇処理したフィルムであってもなんら差し
支えない。また、これらのフィルムの厚さは通常20〜
60μmのものが用いられる。さらに、これらのフィル
ムは透明であっても良く、また表面に印刷を付したもの
であってもなんら差し支えない。上記フィルムに平均孔
径10〜100μmの微孔を開けることにより、包装体
をキュウリの保存に必要なガス透過量に調整することが
できる。上記微孔に関しては、その平均孔径が5μm以
下であると加工が困難であり、150μm以上では1パ
ックあたりの孔数が少なくなるために、袋内のガス組成
の調節が難しくなり、バランス的に平均孔径10〜10
0μmが好ましい。
【0011】包装体の形状、包装重量によっては、使用
した材質自体の酸素と二酸化炭素の透過量で十分な場合
があるが(例えば袋を大きくする)、実用性を考えた場
合、青果物の包装に一般的に使われているプラスチック
フィルムを使用するなら、本発明の酸素と二酸化炭素透
過量、あるいは包装体内のガス組成を満たすには、包装
体に微孔を設ける必要がある。この場合、包装体の酸素
と二酸化炭素の透過量は、材質自体のガス透過量と上記
微孔の大きさ、数によって決まるガス透過量の両者によ
って決められる。材質によっては選択透過性があるの
で、酸素と二酸化炭素の透過量が1:1ではないものが
あり、この点も考慮することが望ましい。選択透過性と
は材質によって酸素と二酸化炭素の透過量が異なること
を指し、例えば、厚さ25μmの延伸ポリプロピレン
(OPP)では酸素透過量2500cc/m2・24h・atmで
あるのに対し二酸化炭素透過量は8500cc/m2・24h
・atmである。ただし、ポリエチレンテレフタレート
(PET)のようにガスバリヤー性の高い材質を使用す
る場合は、包装体のガス透過性は微孔によって決められ
る。
【0012】本発明に用いる包装体はMA効果を得るた
めに、密封する必要があるが、袋を使用する際は、その
方法はヒートシール、結束帯、輪ゴム、かしめ等どんな
方法でもなんら差し支えない。包装形態としては袋だけ
に限られず、例えばトレイ容器にトップシールを施すよ
うな物でも何ら差し支えない。また使用目的は小売り用
の包装に限らず、段ボール箱にガス透過性を付与した大
袋を一体化させた流通用MAダンボール箱としての利用
もできる。
【0013】
【実施例】
《実施例1》サイズ、縦180mm、横200mmで、酸素
透過量が1.2〜1.9cc/24h・atm・gr、二酸化炭素透
過量が1.2〜5.0cc/24h・atm・grとなるように微孔
(平均孔径40μm、1〜2個)を開けた、水蒸気透過
率が1.3gr/24h・m2(JIS Z0208,40℃,90% RH、0.
1mm)である厚さ25μmの防曇延伸ポリプロピレン(防
曇OPP)からなる袋に、ピーマン(4〜5個)約15
0grを詰めて密封し、30℃で3日間保存した。そのと
きのピーマンの3日目の変色としおれの官能評価の結果
を表1示す。n数=10であり、以下同様の個数で評価
した。 《実施例2》袋の酸素透過量が4.0〜5.1cc/24h・a
tm・gr、二酸化炭素透過量が4.0〜8.1cc/24h・atm
・grとなるように微孔(平均孔径40μm、8〜9個)
を開けた以外は実施例1と同様に、ピーマンを3日間保
存した。そのときのピーマンの3日目の変色としおれの
官能評価の結果を表1に示す。 《実施例3》袋の酸素透過量が7.8〜9.8cc/24h・a
tm・gr、二酸化炭素透過量が7.8〜12.8cc/24h・a
tm・grとなるように微孔(平均孔径40μm、19〜2
0個)を開けた以外は実施例1と同様に、ピーマンを3
日間保存した。そのときのピーマンの3日目の変色とし
おれの官能評価の結果を表1に示す。 《実施例4》保存温度が20℃である以外は実施例1と
同様にピーマンを5日間保存した。そのときのピーマン
の3日目の変色としおれの官能評価の結果を表1に、5
日目の評価の結果を表3に示す。 《実施例5》保存温度が20℃である以外は実施例2と
同様にピーマンを5日間保存した。そのときのピーマン
の3日目の変色としおれの官能評価の結果を表1に、5
日目の評価の結果を表3に示す。 《実施例6》保存温度が20℃である以外は実施例3と
同様にピーマンを5日間保存した。そのときのピーマン
の3日目の変色としおれの官能評価の結果を表1に、5
日目の評価の結果を表3に示す。
【0014】《比較例1》使用した袋の酸素透過量が1
0.5〜11.5cc/24h・atm・gr、二酸化炭素透過量が
10.5〜11.5cc/24h・atm・grとなるように微孔
(平均孔径60μm、9〜10個)を開けた以外は、実
施例1と同様にピーマンを3日間保存した。そのときの
ピーマンの3日目の変色としおれの官能評価の結果を表
2にに示す。 《比較例2》使用した袋の酸素透過量が10.5〜11.
5cc/24h・atm・gr、二酸化炭素透過量が10.5〜1
1.5cc/24h・atm・grとなるように微孔(平均孔径6
0μm、9〜10個)を開けた以外は、実施例4と同様
にピーマンを5日間保存した。そのときのピーマンの3
日目の変色としおれの官能評価の結果を表2に、5日目
の評価の結果を表3に示す。 《比較例3》サイズ、縦180mm、横200mmで、酸素
透過量が0.2〜0.3cc/24h・atm・gr、二酸化炭素透
過量が0.2〜0.3cc/24h・atm・grとなるように微孔
(平均孔径30μm、2〜3個)を開けた厚さ50μmの
ポリエチレンテレフタレートとポリエチレンのラミネー
トフィルムからなる袋に、ピーマン(4〜5個)約15
0grを詰めて密封し、30℃で3日間保存した。そのと
きのピーマンの3日目の変色としおれの官能評価の結果
を表2に示す。 《比較例4》袋に5mmφ×4個の穴を開けた以外は実施
例1と同様にピーマンを5日間保存した。そのときのピ
ーマンの3日目の変色としおれの官能評価の結果を表2
に、5日目の評価の結果を表3に示す。 《比較例5》保存温度が20℃である以外は比較例4と
同様にピーマンを5日間保存した。そのときのピーマン
の3日目の変色としおれの官能評価の結果を表2に、5
日目の評価の結果を表3に示す。 《比較例6》使用した袋の材質が、水蒸気透過量60〜
80gr/24h・m2(JIS Z 0208,40℃,90% RH、0.1m
m)である厚さ30μmの無延伸ポリアミド(ナイロン
6)であり、酸素透過量が4.0〜5.1cc/24h・atm・
gr、二酸化炭素透過量が4.0〜5.1cc/24h・atm・gr
となるように微孔(平均孔径40μm、11〜12個)
を開けた以外は実施例1と同様にピーマンを3日間保存
した。そのときのピーマンの3日目の変色としおれの官
能評価の結果を表2にに示す。
【0015】 ○:商品価値のあるもの □:変化はあるが、商品価値のあるもの △:商品性の限界のもの ×:商品性のないもの 袋内ガス組成はn=10の平均値
【0016】 ○:商品価値のあるもの □:変化はあるが、商品価値のあるもの △:商品性の限界のもの ×:商品性のないもの 袋内ガス組成はn=10の平均値
【0017】 ○:商品価値のあるもの □:変化はあるが、商品価値のあるもの △:商品性の限界のもの ×:商品性のないもの 袋内ガス組成はn=10の平均値
【0018】
【発明の効果】本発明のピーマンの鮮度保持用包装体を
用いて包装したピーマンは、現状の5mmφ程の穴を開け
た袋で包装されたピーマンよりも、変色、しおれが押さ
えられ、ピーマンが正常に呼吸するのに必要な最低限の
酸素が供給されるので、青果物をガス透過性が不十分な
通常のプラスチックフィルムで単に密封包装した場合の
無気呼吸による異臭の発生も起こらない。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピーマン1grあたりの酸素透過量が0.
    5〜10.3cc/24h・atm、二酸化炭素透過量0.5〜1
    5.9cc/24h・atmであり、水蒸気透過率が40gr/24h
    ・m2(JIS Z 0208,40℃,90% RH、0.1mm)以下の特性
    を有するプラスチックフィルムでピーマンを密封包装し
    てなることを特徴とするピーマンの包装体。
  2. 【請求項2】 ピーマンを包装して、15〜35℃の温
    度に保存されたとき、包材内の酸素濃度が3〜15%、
    二酸化炭素濃度が3〜14%となることを特徴とするピ
    ーマンの包装体。
  3. 【請求項3】 ピーマン1grあたり、酸素透過量が0.
    5〜10.3cc/24h・atm、二酸化炭素透過量0.5〜1
    5.9cc/24h・atmであり、水蒸気透過率が40gr/24h
    ・m2(JIS Z 0208,40℃,90% RH、0.1mm)以下の特性
    を有するプラスチックフィルムでピーマンを密封包装
    し、15〜35℃の温度に保存される場合に、包装体内
    が酸素3〜15%、二酸化炭素3〜14%で保たれるこ
    とを特徴とするピーマンの保存方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009298431A (ja) * 2008-06-12 2009-12-24 Sumitomo Bakelite Co Ltd 菊の切り花の鮮度保持用包装袋及び菊の切り花の鮮度保持保存方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009298431A (ja) * 2008-06-12 2009-12-24 Sumitomo Bakelite Co Ltd 菊の切り花の鮮度保持用包装袋及び菊の切り花の鮮度保持保存方法

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