JPH1098113A - Mosトランジスタを有する半導体装置の製造方法 - Google Patents

Mosトランジスタを有する半導体装置の製造方法

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JPH1098113A
JPH1098113A JP8251911A JP25191196A JPH1098113A JP H1098113 A JPH1098113 A JP H1098113A JP 8251911 A JP8251911 A JP 8251911A JP 25191196 A JP25191196 A JP 25191196A JP H1098113 A JPH1098113 A JP H1098113A
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JP
Japan
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film
gate electrode
mos transistor
forming
resist film
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JP8251911A
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English (en)
Inventor
Takuya Masui
卓也 増井
Hisashi Koyama
久 小山
Motoharu Yamashita
元治 山下
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 製造工程を簡略化できるMOSトランジスタ
を有する半導体装置の製造方法を提供する。 【解決手段】 SOG膜(レジスト膜)49にゲート電
極パターンを描画するとき、Pt−Bをイオン源として
イオンビームを照射する。レジスト膜49へのゲート電
極パターンの描画とチャネル領域47の形成とを同時に
実施するようにする。SOG膜(レジスト膜)49はイ
オンビームが照射されることにより、SOGからSiO
2 膜49aに変化するので、ブタノールによりSiO2
膜49aのパターンを現像し、純水で洗浄することによ
りSiO2 膜49aのみが残存し、SOG膜(レジスト
膜)49が除去される。その後、SiO2 膜49aをマ
スクとしてゲート電極膜48をエッチングすることによ
り、SiO2 膜49aに覆われていないゲート電極膜4
8が除去される。そして、SiO2 膜49aを除去する
ことにより、ゲート電極が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はMOSトランジスタ
を有する半導体装置の製造方法に関し、特に、イオンビ
ームを使用することによりレジスト膜へのゲート電極パ
ターンの描画及びゲート電極膜又はゲート電極膜の直下
の半導体基板表面へのイオン注入の工程を簡略化するこ
とができるMOSトランジスタを有する半導体装置の製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図24乃至33はNチャネルMOSトラ
ンジスタを有する半導体装置の従来の製造方法を工程順
に示す模式的断面図である。このNチャネルMOSトラ
ンジスタは、P型のイオンが注入されたNチャネル領域
を有するエンハンスメント型MOSトランジスタであ
る。
【0003】先ず、図24に示すように、Si基板1の
表面にB+ イオン等を注入することによりPウェル領域
2を形成し、Pウェル領域2上の素子形成予定領域3を
除く部分に、LOCOS(LOCal Oxidation of Silico
n)法等によりフィールド酸化膜4を形成する。
【0004】次に、図25に示すように、フィールド酸
化膜4が形成されていないPウェル領域2の表面に、ゲ
ート酸化膜5を成膜する。
【0005】次いで、図26に示すように、素子形成予
定領域3に開口部を有するレジスト膜6を成膜し、この
レジスト膜6をマスクにしてボロン等の不純物を注入す
ることにより、Nチャネル領域7を形成する。
【0006】その後、図27に示すように、レジスト膜
6を除去した後、ポリシリコン等によりゲート電極膜8
を堆積し、ゲート電極膜8上にレジスト膜9を成膜す
る。
【0007】その後、図28に示すように、パターンが
形成されたフォトマスク10を使用して、フォトマスク
10の上方から光を照射し、選択的にレジスト膜9を感
光させ、現像液によって洗浄することにより、図29に
示すように、感光したレジストパターン9aのみが残存
し、その他の部分のレジスト膜9は除去される。
【0008】その後、図30に示すように、レジストパ
ターン9aをマスクにして、ゲート電極膜8をエッチン
グし、ゲート電極8aを形成する。このとき、ゲート電
極8の線幅が約100nm以下である場合は、例えば、
電子ビーム等を使用してゲート電極8aのパターンをレ
ジスト膜9に直接描画することができる。
【0009】その後、図31に示すように、所望の位置
に開口部を有するレジスト膜(図示せず)を成膜し、こ
のレジスト膜をマスクにしてイオンを注入することによ
り、ソース領域12及びドレイン領域13を形成する。
【0010】図32に示すように、レジスト膜を除去し
た後、フィールド酸化膜4、ゲート酸化膜5及びゲート
電極8a上の全面に、PSG(Phospho-Silicate Glas
s)等からなる層間絶縁膜14を堆積し、ソース電極1
2及びドレイン電極13の直上の層間絶縁膜14に選択
的にコンタクトホール14a及び14bを形成する。
【0011】その後、図33に示すように、AlSi膜
等を堆積及び加工することにより、コンタクトホール1
4a及び14bに配線15a及び15bを形成する。こ
のようにして、NチャネルMOSトランジスタが形成さ
れる。
【0012】図24乃至33に示すように、Nチャネル
MOSトランジスタのソース領域12とドレイン領域1
3との間のチャネル領域7にボロン等のP型不純物を注
入することにより、エンハンスメント型NMOSトラン
ジスタのチャネル領域を形成することができる。
【0013】図34乃至39はNチャネルMOSトラン
ジスタを有する他の半導体装置の従来の製造方法を工程
順に示す模式的断面図である。このNチャネルMOSト
ランジスタは、半導体材料により形成されたゲート電極
膜にN型イオンが添加されたものである。
【0014】先ず、図34に示すように、Si基板81
の表面の素子形成予定領域83を除く部分にフィールド
酸化膜84を形成し、素子形成予定領域83に絶縁膜8
5を成膜した後、フィールド酸化膜84及び絶縁膜85
上にポリシリコン膜88を堆積する。
【0015】次に、図35に示すように、ポリシリコン
膜88をPOCl3 雰囲気中に晒すことによって、ポリ
シリコン膜88にリンの不純物を添加し、N型半導体と
する。
【0016】次いで、図36に示すように、ポリシリコ
ン膜88上にレジスト膜89を成膜した後、レジスト膜
89にパターンが形成されたフォトマスク90を重ね合
わせ、フォトマスク90の上方から短波長の光を照射す
る。
【0017】その後、レジスト膜89及び89aを現像
液に浸すことにより、図37に示すように、感光したレ
ジストパターン89aのみが残存し、その他の部分のレ
ジスト膜89は除去される。
【0018】その後、図38に示すように、レジストパ
ターン89aをマスクにして、ポリシリコン膜88を反
応性イオンエッチング等の方法によりエッチングするこ
とにより、レジストパターン89aに被覆されていない
ポリシリコン膜88が除去される。
【0019】その後、硫酸過水溶液等によってレジスト
膜89aを除去することにより、リンが添加されたポリ
シリコン膜からなるゲート電極88aを形成することが
できる。ゲート電極形成後の工程においては、図31乃
至33に示す方法と同様にして、ソース領域、ドレイン
領域及び配線等を形成することができる。
【0020】更に、半導体装置として、NMOSトラン
ジスタとPMOSトランジスタとにより構成されたCM
OS回路を有する半導体装置がある。一般的に、CMO
S回路を構成するNMOSトランジスタについてはリン
が添加されたN型半導体からなるゲートを使用し、PM
OSトランジスタについてはボロンが添加されたP型半
導体からなるゲートを使用している。
【0021】図40乃至47はCMOS回路を有する半
導体装置の従来の製造方法の一部を工程順に示す模式的
断面図である。
【0022】図40に示すように、Si基板21の表面
のNMOSトランジスタ形成予定領域23a及びPMO
Sトランジスタ形成予定領域23bを除く部分にフィー
ルド酸化膜24を形成し、このフィールド酸化膜24が
形成されていないSi基板21上に絶縁膜25a及び2
5bを成膜する。次に、絶縁膜25a及び25b並びに
フィールド酸化膜24上の全面にポリシリコン膜28を
成膜する。
【0023】次いで、図41に示すように、ポリシリコ
ン膜28上にレジスト膜29を塗布した後、NMOSト
ランジスタ形成予定領域23aに開口部を有するフォト
マスク30をレジスト膜29の上方に重ね合わせ、この
フォトマスク30の上方から短波長の光を照射すること
により、選択的にレジスト膜29を感光させる。
【0024】レジスト膜29は感光することによって変
質するので、このレジスト膜29を現像液に浸すことに
より、図42に示すように、NMOSトランジスタ形成
予定領域23a上のレジスト膜29が除去される。従っ
て、PMOSトランジスタ形成予定領域上のレジスト膜
29bが残存する。これをマスクにして上方からリンを
イオン注入することにより、NMOSトランジスタ形成
予定領域23a上のポリシリコン膜28aをN型にす
る。
【0025】その後、図43に示すように、硫酸過水溶
液等によりレジスト膜29bを除去し、再度、ポリシリ
コン膜28a及び28上にレジスト膜36を塗布した
後、PMOSトランジスタ形成予定領域23bに開口部
を有するフォトマスク37をレジスト膜36の上方に重
ね合わせ、このフォトマスク37の上方から短波長の光
を照射することにより、選択的にレジスト膜36を感光
させる。そうすると、このレジスト膜36が変質するの
で、図44に示すように、現像液に浸すことによってP
MOSトランジスタ形成予定領域23b上のレジスト膜
36が除去され、NMOSトランジスタ形成予定領域2
3a上のレジスト膜36aが残存する。従って、レジス
ト膜36aをマスクにして上方からボロンをイオン注入
することにより、PMOSトランジスタ形成予定領域2
3b上のポリシリコン膜28bをP型にする。
【0026】その後、図45に示すように、硫酸過水溶
液等によりレジスト膜28bを除去し、ポリシリコン膜
28a及び28b上にレジスト膜26を塗布する。そし
て、レジスト膜26の上方にNMOS及びPMOSトラ
ンジスタのゲート電極のパターンが形成されたフォトマ
スク40を重ね合わせ、上方から短波長の光を照射して
選択的にレジスト膜26を感光させる。これを現像液に
浸すことにより、図46に示すように、光が照射された
レジストパターン26a及び26bが残存する。
【0027】その後、レジスト膜26a及び26bをマ
スクにしてポリシリコン膜28a及び28bを反応性イ
オンエッチング等の方法でエッチングすることにより、
レジスト膜26a及び26bに覆われていないポリシリ
コン膜28a及び28bが除去される。そして、レジス
ト膜26a及び26bを硫酸過水溶液等で除去すると、
図47に示すように、リンが添加されたポリシリコンか
らなるN型のゲート電極38aと、ボロンが添加された
ポリシリコンからなるP型のゲート電極38bが形成さ
れる。
【0028】このように、ゲート電極をポリシリコン等
の半導体材料により形成し、リン又はボロン等の不純物
をゲート電極となる半導体材料に添加すると、添加した
部分に導電性が付与されて、電極として作用するものと
なる。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図24
乃至33に示す方法においては、Nチャネル領域7を形
成する工程と、ゲート電極8aのパターンを描画する工
程とを別々に実施する必要があり、工程が煩雑になると
いう問題点がある。即ち、Nチャネル領域7を形成する
ためには、先ず、レジスト膜6を成膜し、リソグラフィ
により素子形成予定領域3に開口部を形成した後、イオ
ン注入する工程が必要である。その後、ゲート電極8a
を形成するために、ゲート電極膜8上に再びレジスト膜
9を成膜し、電子ビーム等を使用してゲート電極8aの
パターンを描画する必要がある。
【0030】また、Nチャネル領域7を形成するイオン
注入工程においては、素子形成予定領域3の全面にイオ
ン注入するので、実質的に電導層として作用するNチャ
ネル領域7以外の領域の不純物濃度が高くなる。
【0031】図48はN領域及びP領域のドナー又はア
クセプタ(不純物)濃度と空乏層幅との関係を示す模式
図である。一般的にPN接合の場合、N領域におけるイ
オン化したドナー濃度をND 、N領域の空乏層幅を
N 、P領域におけるイオン化したアクセプタ濃度をN
A 、P領域の空乏層幅をWP とすると、平衡状態におい
ては、数式ND×WN=NA×WPが成立する。即ち、図4
8に示すように、P領域におけるアクセプタ濃度NA
空乏層幅WP とが一定であれば、N領域におけるドナー
濃度ND が大きくなるほど、N領域の空乏層幅WN が小
さくなるので、接合容量が大きくなる。
【0032】従って、図24乃至33に示す従来技術に
おいて、Nチャネル領域7以外の領域の不純物濃度が高
くなると、その後の工程において形成されるソース領域
12及びドレイン領域13とこれらの周囲との間で生じ
る接合容量が大きくなり、デバイスの高速化が妨げられ
てしまう。
【0033】また、図34乃至39に示す方法において
は、ポリシリコン膜88に不純物を添加する工程と、レ
ジスト膜89をフォトリソグラフィによりパターニング
してゲートを形成する工程とは別々に実施されているの
で、工程数が多いという問題点がある。
【0034】更に、図40乃至47に示す方法において
は、ポリシリコン膜28の一部をN型にするために、先
ず、レジスト膜29を成膜した後、リソグラフィにより
NMOSFET形成予定領域23aを露出させて、リン
イオンを注入する必要がある。次いで、ポリシリコン膜
28の一部をP型にするために、再びレジスト膜36を
成膜し、同様の工程を経てボロンをイオン注入する必要
がある。更に、ゲート電極38a及び38bのパターン
を形成するために、再び、レジスト膜26を成膜し、フ
ォトリソグラフィによりパターニングする。このよう
に、ゲート38a及び38bとなるポリシリコン膜28
をN型又はP型にする工程においては、その工程数が極
めて多くなると共に煩雑である。
【0035】また、マスク30及び37を使用してマス
ク合わせをすることによりレジスト膜36を選択的に除
去し、ポリシリコン膜28にイオン注入するためには、
隣接する素子間に一定距離(マージン)を取る必要があ
る。図40乃至47に示す方法では、マスク合わせの回
数が多く、マージンを多く取る必要があるので、半導体
装置を集積化することが困難である。
【0036】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、製造工程を簡略化することができると共
に、動作速度が向上され、集積化された半導体装置を低
コストで製造することができるMOSトランジスタを有
する半導体装置の製造方法を提供することを目的とす
る。
【0037】
【課題を解決するための手段】本発明に係るMOSトラ
ンジスタを有する半導体装置の製造方法は、半導体基板
上にゲート酸化膜を形成する工程と、前記ゲート酸化膜
上に半導体材料からなるゲート電極膜を形成する工程
と、前記ゲート電極膜上にレジスト膜を形成する工程
と、前記ゲート電極膜及び前記レジスト膜に対し同時に
所定のパターンでイオンを注入するイオン注入工程と、
前記レジスト膜のイオン注入領域以外の領域を選択的に
除去してゲート電極パターンを形成する工程と、前記レ
ジスト膜をマスクとして前記ゲート電極膜をパターニン
グしてゲート電極を形成する工程と、を有することを特
徴とする。
【0038】本発明に係る他のMOSトランジスタを有
する半導体装置の製造方法は、半導体基板上にゲート酸
化膜を形成する工程と、前記ゲート酸化膜上にゲート電
極膜を形成する工程と、前記ゲート電極膜上にレジスト
膜を形成する工程と、前記レジスト膜及び前記ゲート電
極膜の直下の前記半導体基板の表面に対し同時に所定の
パターンでイオンを注入するイオン注入工程と、前記レ
ジスト膜のイオン注入領域以外の領域を選択的に除去し
てゲート電極パターンを形成する工程と、前記レジスト
膜をマスクとして前記ゲート電極膜をパターニングして
ゲート電極を形成する工程と、を有することを特徴とす
る。
【0039】本発明に係る更に他のMOSトランジスタ
を有する半導体装置の製造方法は、第1導電型ゲート電
極を有するMOSトランジスタと第2導電型ゲート電極
を有するMOSトランジスタとにより構成された相補型
のMOSトランジスタを有する半導体装置の製造方法に
おいて、半導体基板上にゲート酸化膜を形成する工程
と、前記ゲート酸化膜上に半導体材料からなるゲート電
極膜を形成する工程と、前記ゲート電極膜上にレジスト
膜を形成する工程と、前記ゲート電極膜及び前記レジス
ト膜に対し同時に第1導電型ゲート電極のパターンでイ
オンを注入する第1イオン注入工程と、前記第1イオン
注入工程の後、直ちに前記ゲート電極膜及び前記レジス
ト膜に対し同時に第2導電型ゲート電極のパターンでイ
オンを注入する第2イオン注入工程と、前記レジスト膜
のイオン注入領域以外の領域を選択的に除去して第1導
電型ゲート電極及び第2導電型ゲート電極のパターンを
形成する工程と、前記レジスト膜をマスクとして前記ゲ
ート電極膜をパターニングして第1ゲート電極及び第2
ゲート電極を形成する工程と、を有することを特徴とす
る。
【0040】本発明に係る更に他のMOSトランジスタ
を有する半導体装置の製造方法は、第1導電型MOSト
ランジスタと第2導電型MOSトランジスタとにより構
成された相補型のMOSトランジスタを有する半導体装
置の製造方法において、半導体基板上にゲート酸化膜を
形成する工程と、前記ゲート酸化膜上に半導体材料から
なるゲート電極膜を形成する工程と、前記ゲート電極膜
上にレジスト膜を形成する工程と、前記レジスト膜及び
前記ゲート電極膜の直下の前記半導体基板の表面に対し
同時に第1導電型MOSトランジスタのゲート電極のパ
ターンでイオンビームを照射することにより、第1導電
型イオンを注入する第1イオン注入工程と、前記第1イ
オン注入工程の後、直ちに前記レジスト膜及び前記ゲー
ト電極膜の直下の前記半導体基板の表面に対し同時に第
2導電型MOSトランジスタのゲート電極のパターンで
イオンビームを照射することにより、第1導電型イオン
を注入する第2イオン注入工程と、前記レジスト膜のイ
オン注入領域以外の領域を選択的に除去して第1導電型
MOSトランジスタ及び第2導電型MOSトランジスタ
のゲート電極パターンを形成する工程と、前記レジスト
膜をマスクとして前記ゲート電極膜をパターニングして
前記第1導電型MOSトランジスタ及び前記第2導電型
MOSトランジスタのゲート電極を形成する工程と、を
有することを特徴とする。
【0041】本発明に係る更に他のMOSトランジスタ
を有する半導体装置の製造方法は、第1導電型MOSト
ランジスタと第2導電型MOSトランジスタとにより構
成された相補型のMOSトランジスタを有する半導体装
置の製造方法において、半導体基板上にゲート酸化膜を
形成する工程と、前記ゲート酸化膜上に半導体材料から
なるゲート電極膜を形成する工程と、前記ゲート電極膜
上にレジスト膜を形成する工程と、前記レジスト膜及び
前記ゲート電極膜の直下の前記半導体基板の表面に対し
同時に第1導電型MOSトランジスタのゲート電極のパ
ターンでイオンビームを照射することにより第2導電型
イオンを注入する第1イオン注入工程と、前記第1イオ
ン注入工程の後、直ちに前記レジスト膜及び前記ゲート
電極膜の直下の前記半導体基板の表面に対し同時に第2
導電型MOSトランジスタのゲート電極のパターンでイ
オンビームを照射することにより第2導電型イオンを注
入する第2イオン注入工程と、前記レジスト膜のイオン
注入領域以外の領域を選択的に除去して第1導電型MO
Sトランジスタ及び第2導電型MOSトランジスタのゲ
ート電極パターンを形成する工程と、前記レジスト膜を
マスクとして前記ゲート電極膜をパターニングして前記
第1導電型MOSトランジスタ及び前記第2導電型MO
Sトランジスタのゲート電極を形成する工程と、を有す
ることを特徴とする。
【0042】本発明においては、ゲート電極膜はポリシ
リコンにより形成することができる。
【0043】本発明方法においては、レジスト膜にゲー
ト電極のパターンを形成するために、イオンビーム(集
束イオンビーム)を使用する。このイオンビームはレジ
スト膜に直接照射して、レジスト膜の微細パターンを形
成することができるものであり、イオンビームの加速電
圧及びドーズ量等の条件を適切に設定することにより、
レジスト膜を貫通させて、イオンをゲート電極膜にまで
到達させることができる。このとき、ゲート電極膜が半
導体材料により形成されていると、イオンビームのイオ
ンがゲート電極膜に注入され、N型又はP型半導体から
なるゲート電極を形成することができる。
【0044】このように、本発明方法においては、レジ
スト膜にゲート電極のパターンを描画する工程と同時
に、ゲート電極膜にイオンを注入することができ、ゲー
ト電極を形成する工程を簡略化することができる。
【0045】また、NMOSトランジスタとPMOSト
ランジスタを有する相補型トランジスタ(CMOSトラ
ンジスタ)においても、NMOSトランジスタのゲート
電極のパターンをレジスト膜に描画すると同時にそのゲ
ート電極膜にイオンを注入した後に、引き続いて、PM
OSトランジスタのゲート電極のパターンをレジスト膜
に描画すると同時にそのゲート電極膜にイオンを注入す
ることができる。従って、イオンビームを照射すること
により、1連の工程で双方のゲート電極のパターンをレ
ジスト膜に描画できると共に、ゲート電極にイオンを注
入することができるので、工程数を減少させることがで
きる。
【0046】また、イオンビームの条件を変化させて、
イオンビームがゲート電極膜及びゲート酸化膜を貫通す
るように設定すると、イオンビームが照射された部分、
即ち、ゲート電極の直下の半導体基板の表面にイオンを
注入することができる。半導体基板の表面に、例えば、
P型イオンが注入されると、エンハンスメント型NMO
Sトランジスタのソース−ドレイン間のチャネル領域を
形成することができる。
【0047】一方、エンハンスメント型PMOSトラン
ジスタの場合においては、一般的に、しきい値電圧を調
整することを目的として、チャネル領域にP型イオンを
注入することがある。例えば、PチャネルMOSトラン
ジスタのソース−ドレイン間にボロン等のP型のイオン
種を注入する。そうすると、ソース−ドレイン間の電導
層において電子密度が低くなるので、しきい値電圧を調
整することができる。
【0048】更に、チャネル領域の形成又はしきい値電
圧の調整のために、イオンビームを照射することによる
イオン注入工程は、相補型MOSトランジスタにも適用
することができる。例えば、先ず、ボロン等のP型のイ
オン種を使用してイオンビームを照射することにより、
エンハンスメント型のNMOSトランジスタのゲート電
極パターンをレジスト膜に描画すると共に、P型のチャ
ネル領域を形成する。その後直ちに、ボロンイオンを注
入して、エンハンスメント型のPMOSトランジスタの
ゲート電極パターンをレジスト膜に描画すると共に、チ
ャネル領域にボロンイオンを注入し、しきい値を調整す
る。
【0049】このように、1連の工程でエンハンスメン
ト型NMOSトランジスタ及びエンハンスメント型PM
OSトランジスタの双方のゲート電極のパターンをレジ
スト膜に描画できると共に、チャネル領域にイオンを注
入して、チャネルの形成又はしきい値電圧の調整をする
ことができる。
【0050】本発明においては、レジスト膜はSOG膜
(塗布酸化膜;Spin On Glass)により形成されている
ことが好ましい。例えば、スピナー等によりウエハ表面
にSOG膜を均一に塗布した後、光を照射すること等に
よりSOG膜にエネルギーを与えると、このSOG膜は
架橋反応を起こしてCH3基及びOH基を一部含んだS
iO2膜に変化する。即ち、レジスト膜としてSOG膜
を使用すると、SOG膜はイオンビームのエネルギーが
与えられることにより、有機溶媒に不要なシリコン酸化
膜(SiO2 )に変化する。従って、レジスト膜をマス
クとしてゲート電極膜をプラズマエッチングする際に、
プラズマエッチングに対するレジスト膜の耐性が向上
し、良好なパターニングが可能となる。
【0051】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について添
付の図面を参照して具体的に説明する。
【0052】図1乃至6は本発明の第1の実施例に係る
エンハンスメント型のNチャネルMOSトランジスタを
有する半導体装置の製造方法を工程順に示す模式的断面
図である。図1乃至6においては、ゲート電極が形成さ
れるまでの形成工程を示す。
【0053】先ず、図1に示すように、Si基板41の
表面にB+ イオン等を注入することによりPウェル領域
42を形成し、Pウェル領域42上の素子形成予定領域
43を除く部分に、LOCOS(LOCal Oxidation of S
ilicon)法等によりフィールド酸化膜44を形成する。
【0054】次に、図2に示すように、フィールド酸化
膜44が形成されていないPウェル領域42の表面に、
例えば、膜厚が50Åであるゲート酸化膜45を成膜す
る。次いで、図3に示すように、フィールド酸化膜44
及びゲート酸化膜45上に、例えば3000Åの膜厚で
ゲート電極膜48を堆積し、ゲート電極膜48上に、例
えば4000Åの膜厚でSOG膜(レジスト膜)49を
塗布し、ベーキングする。
【0055】その後、図4に示すように、レジスト膜4
9にゲート電極パターンを描画するために、SOG膜
(レジスト膜)49の上方からPt−Bをイオン源とし
てイオンビームを照射する。このとき、使用するイオン
ビームの加速電圧及びドーズ量が適切に調整されている
と、ゲート電極パターンの描画とチャネル領域47のし
きい値電圧の調整とを同時に実施することができる。本
実施例においては、例えば、加速電圧を200keV、
ドーズ量を2×1014cm-2とし、イオン種としてB+
を使用してイオンビームを照射した。
【0056】SOG膜(レジスト膜)49はイオンビー
ムが照射されることにより、SOGからSiO2 膜49
aに変化するので、ブタノールによりSiO2 膜49a
のパターンを現像し、純水で洗浄することによりSiO
2 膜49aのみが残存し、SOG膜(レジスト膜)49
が除去される。その後、SiO2 膜49aをマスクとし
てゲート電極膜48をエッチングすることにより、図5
に示すように、SiO2 膜49aに覆われていないゲー
ト電極膜48が除去される。
【0057】そして、SiO2 膜49aを除去すること
により、図6に示すように、ゲート電極48aが形成さ
れる。
【0058】本実施例においては、NチャネルMOSト
ランジスタのゲート形成工程を示したが、Pウェル領域
42の代わりにNウェル領域を形成し、例えば、加速電
圧を400keV、ドーズ量を1.5×1014cm-2
してイオンビームを照射すると、PチャネルMOSトラ
ンジスタのゲート電極を形成することができる。
【0059】図7乃至12は本発明の第2の実施例に係
るCMOSトランジスタを有する半導体装置の製造方法
を工程順に示す模式的断面図である。第2の実施例にお
いては、エンハンスメント型NMOSトランジスタ及び
エンハンスメント型PMOSトランジスタのゲート電極
が形成されるまでの形成工程を示す。
【0060】先ず、図7に示すように、Si基板51の
表面にPウェル領域52a及びNウェル領域52bを形
成し、Pウェル領域52a及びNウェル領域52b上の
素子形成予定領域53a及び53bを除く部分に、LO
COS(LOCal Oxidation ofSilicon)法等によりフィ
ールド酸化膜54を形成する。
【0061】次に、図8に示すように、フィールド酸化
膜54が形成されていないPウェル領域52a及びNウ
ェル領域52bの表面にゲート酸化膜55a及び55b
を成膜する。
【0062】次いで、図9に示すように、フィールド酸
化膜54並びにゲート酸化膜55a及び55b上に、例
えばリンをドープしたポリシリコンからなるゲート電極
膜58を堆積し、ゲート電極膜58上にレジスト膜59
を成膜する。
【0063】その後、図10に示すように、NMOSト
ランジスタのゲート電極パターンをレジスト膜59に描
画するために、Pウェル領域52aの上方から、Pt−
Bをイオン源として選択的にイオンビームを照射する。
そして、引き続いて、PMOSトランジスタのゲート電
極パターンを描画するために、Nウェル領域52bの上
方からイオンビームを照射する。本実施例においても、
第1の実施例と同様に、使用するイオンビームの加速電
圧及びドーズ量が適切に調整されていると、NMOSト
ランジスタ及びPMOSトランジスタのゲート電極パタ
ーンを描画する工程と同時に、チャネル領域57a及び
57bにイオンを注入してしきい値電圧を調整すること
ができる。
【0064】その後、イオンビームが照射されたレジス
ト膜59a及び59bを現像し、洗浄することによりレ
ジスト膜59a及び59bが残存する。従って、これら
をマスクとしてゲート電極膜58をエッチングすること
により、図11に示すように、レジスト膜59a及び5
9bに覆われていないゲート電極膜58が除去される。
【0065】そして、レジスト膜59a及び59bを除
去することにより、図12に示すように、NMOSトラ
ンジスタ及びPMOSトランジスタのゲート電極58a
及び58bが形成される。
【0066】第1及び第2の実施例に示すように、加速
電圧及びドーズ量等が適切に選択されたイオンビームを
レジスト膜に照射すると、NMOSトランジスタ又はP
MOSトランジスタのゲート電極パターンをレジスト膜
に描画する工程と同時に、チャネル領域にイオンを注入
してチャネル領域を形成するか、又はしきい値電圧を調
整することができるので、半導体装置の製造工程を簡略
化することができる。
【0067】また、本発明方法に従って形成されたチャ
ネル領域はゲート電極の直下にのみ存在し、ソース電極
及びドレイン電極の周囲の不純物濃度を増加させること
がないので、接合容量の増加を防止することができる。
【0068】図13乃至17は本発明の第3の実施例に
係るMOSトランジスタを有する半導体装置の製造方法
を工程順に示す模式的断面図である。第3の実施例にお
いては、P型のゲート電極を有するMOSトランジスタ
のゲート電極が形成されるまでの形成工程を示す。
【0069】先ず、図13に示すように、Si基板61
の表面の素子形成予定領域63を除く部分にフィールド
酸化膜64を形成し、素子形成予定領域63上に、例え
ば、膜厚が100Åである絶縁膜(ゲート酸化膜)65
を塗布して、フィールド酸化膜64及び絶縁膜65上
に、例えば3000Åの膜厚でポリシリコン膜(ゲート
電極膜)68を堆積する。
【0070】次に、図14に示すように、ポリシリコン
膜68上に、例えば10000Åの膜厚でレジスト膜6
9を塗布し、レジスト膜69の上方からイオンビームを
照射する。本実施例においては、例えば、加速電圧を3
00keV、ドーズ量を5×1016cm-2として、1価
のリンソースのFIB(Focused Ion Beam)を使用し
た。これにより、FIBが照射された部分のレジスト膜
69aが変質すると共に、照射された部分のポリシリコ
ン膜68aにリンが添加される。
【0071】次いで、FIBが照射された部分のレジス
ト膜69aのパターンを現像液によって現像する。これ
により、図15に示すように、レジスト膜69aのみが
残存し、他の部分のレジスト膜69は除去される。
【0072】その後、レジスト膜69aをマスクとして
ポリシリコン膜68をエッチング除去することにより、
図16に示すように、ポリシリコン膜68aが残存す
る。
【0073】その後、レジスト膜69aを除去すること
により、図17に示すように、リンが添加されたポリシ
リコン膜68aがゲート電極として形成される。
【0074】第3の実施例においては、N型のゲート電
極の形成工程を示したが、使用するFIBとしてボロン
等のイオンソースを使用し、加速電圧及びドーズ量を適
切に調整すると、P型のゲート電極も同様に形成するこ
とができる。
【0075】図18乃至23は本発明の第4の実施例に
係るCMOSトランジスタを有する半導体装置の製造方
法を工程順に示す模式的断面図である。第4の実施例に
おいては、NMOSトランジスタにはN型ゲートを形成
し、PMOSトランジスタにはP型ゲートを形成する場
合について示し、これらのゲート電極が形成されるまで
の形成工程を示す。
【0076】先ず、図18に示すように、Si基板71
上のNMOSトランジスタ形成予定領域73a及びPM
OSトランジスタ形成予定領域73bを除く部分にフィ
ールド酸化膜74を形成する。次に、NMOS及びPM
OSトランジスタ形成予定領域73a及び73b上に、
例えば50Åの膜厚で絶縁膜75a及び75bを塗布し
て、フィールド酸化膜74並びに絶縁膜(ゲート酸化
膜)75a及び75b上に、例えば3000Åの膜厚で
ポリシリコン膜(ゲート電極膜)78を堆積する。
【0077】次いで、図19に示すように、ポリシリコ
ン膜78上に、例えば4000Åの膜厚でレジスト膜7
9を塗布し、NMOSトランジスタのゲート電極パター
ンをレジスト膜79に描画するために、NMOSトラン
ジスタ形成予定領域73aの上方から、イオンビームを
選択的に照射する。本実施例においては、例えば、加速
電圧を360keV、ドーズ量を5×1017cm-2とし
て、1価のリンソースのFIB(Focused Ion Beam)を
使用した。これにより、リンソースのFIBが照射され
た部分のレジスト膜79aが変質すると共に、照射され
た部分のポリシリコン膜78aにリンが添加される。
【0078】その後、図20に示すように、PMOSト
ランジスタのゲート電極パターンをレジスト膜79に描
画するために、PMOSトランジスタ形成予定領域73
bの上方から、イオンビームを選択的に照射する。この
工程においては、加速電圧を150keV、ドーズ量を
3×1017cm-2として、1価のボロンソースのFIB
を使用した。これにより、FIBが照射された部分のレ
ジスト膜79bが変質すると共に、照射された部分のポ
リシリコン膜78bにボロンが添加される。
【0079】その後、FIBが照射された部分のレジス
ト膜79a及び79bのパターンを現像液によって現像
する。これにより、図21に示すように、レジスト膜7
9a及び79bのみが残存し、他の部分のレジスト膜7
9は除去される。
【0080】その後、レジスト膜79a及び79bをマ
スクとしてポリシリコン膜78をエッチング除去するこ
とにより、図22に示すように、ポリシリコン膜78a
及び78bが残存する。
【0081】その後、レジスト膜79a及び79bを除
去することにより、図23に示すように、リンが添加さ
れたポリシリコン膜78a及びボロンが添加されたポリ
シリコン膜78bがNMOSトランジスタ及びPMOS
トランジスタのゲート電極として形成される。
【0082】第3及び第4の実施例に示すように、加速
電圧及びドーズ量等が適切に選択されたイオンビームを
レジスト膜に照射すると、NMOSトランジスタ又はP
MOSトランジスタのゲート電極パターンを描画する工
程と同時に、ゲート電極にイオンを注入することができ
るので、半導体装置の製造工程を簡略化することがで
き、製造効率が向上する。
【0083】また、イオンビームを使用することにより
マスクが不要になるので、製造コストを低減させること
ができると共に、イオンビームは微細な位置に焦点を定
めることができるので、マージンの幅を減少させること
ができ、半導体装置を集積化できる。
【0084】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明方法によれ
ば、イオンビームを使用してレジスト膜にゲート電極パ
ターンを形成するので、この工程と、ゲート電極にイオ
ンを注入する工程又はチャネル領域を形成する工程とを
同時に実施することができ、ゲートを形成する工程を簡
略化することができる。また、マスクが不要となるので
製造コストを低減することができると共に、素子間のマ
ージンを小さくすることができ、半導体装置を集積化す
ることができる。更に、チャネル領域にイオンを注入す
る工程を有する本発明方法においては、ゲート電極の直
下にのみチャネル領域を形成することができるので、不
純物濃度の増加によって接合容量が増大することを防止
することができ、半導体装置の動作速度の高速化が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るNチャネルMOS
トランジスタを有する半導体装置の製造方法を示す模式
的断面図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係るNチャネルMOS
トランジスタを有する半導体装置の製造方法について図
1の次工程を示す模式的断面図である。
【図3】本発明の第1の実施例に係るNチャネルMOS
トランジスタを有する半導体装置の製造方法について図
2の次工程を示す模式的断面図である。
【図4】本発明の第1の実施例に係るNチャネルMOS
トランジスタを有する半導体装置の製造方法について図
3の次工程を示す模式的断面図である。
【図5】本発明の第1の実施例に係るNチャネルMOS
トランジスタを有する半導体装置の製造方法について図
4の次工程を示す模式的断面図である。
【図6】本発明の第1の実施例に係るNチャネルMOS
トランジスタを有する半導体装置の製造方法について図
5の次工程を示す模式的断面図である。
【図7】本発明の第2の実施例に係るCMOSトランジ
スタを有する半導体装置の製造方法を示す模式的断面図
である。
【図8】本発明の第2の実施例に係るCMOSトランジ
スタを有する半導体装置の製造方法について図7の次工
程を示す模式的断面図である。
【図9】本発明の第2の実施例に係るCMOSトランジ
スタを有する半導体装置の製造方法について図8の次工
程を示す模式的断面図である。
【図10】本発明の第2の実施例に係るCMOSトラン
ジスタを有する半導体装置の製造方法について図9の次
工程を示す模式的断面図である。
【図11】本発明の第2の実施例に係るCMOSトラン
ジスタを有する半導体装置の製造方法について図10の
次工程を示す模式的断面図である。
【図12】本発明の第2の実施例に係るCMOSトラン
ジスタを有する半導体装置の製造方法について図11の
次工程を示す模式的断面図である。
【図13】本発明の第3の実施例に係るMOSトランジ
スタを有する半導体装置の製造方法を示す模式的断面図
である。
【図14】本発明の第3の実施例に係るMOSトランジ
スタを有する半導体装置の製造方法について図13の次
工程を示す模式的断面図である。
【図15】本発明の第3の実施例に係るMOSトランジ
スタを有する半導体装置の製造方法について図14の次
工程を示す模式的断面図である。
【図16】本発明の第3の実施例に係るMOSトランジ
スタを有する半導体装置の製造方法について図15の次
工程を示す模式的断面図である。
【図17】本発明の第3の実施例に係るMOSトランジ
スタを有する半導体装置の製造方法について図16の次
工程を示す模式的断面図である。
【図18】本発明の第4の実施例に係るCMOSトラン
ジスタを有する半導体装置の製造方法を示す模式的断面
図である。
【図19】本発明の第4の実施例に係るCMOSトラン
ジスタを有する半導体装置の製造方法について図18の
次工程を示す模式的断面図である。
【図20】本発明の第4の実施例に係るCMOSトラン
ジスタを有する半導体装置の製造方法について図19の
次工程を示す模式的断面図である。
【図21】本発明の第4の実施例に係るCMOSトラン
ジスタを有する半導体装置の製造方法について図20の
次工程を示す模式的断面図である。
【図22】本発明の第4の実施例に係るCMOSトラン
ジスタを有する半導体装置の製造方法について図21の
次工程を示す模式的断面図である。
【図23】本発明の第4の実施例に係るCMOSトラン
ジスタを有する半導体装置の製造方法について図22の
次工程を示す模式的断面図である。
【図24】NチャネルMOSトランジスタを有する半導
体装置の従来の製造方法を示す模式的断面図である。
【図25】NチャネルMOSトランジスタを有する半導
体装置の従来の製造方法について図24の次工程を示す
模式的断面図である。
【図26】NチャネルMOSトランジスタを有する半導
体装置の従来の製造方法について図25の次工程を示す
模式的断面図である。
【図27】NチャネルMOSトランジスタを有する半導
体装置の従来の製造方法について図26の次工程を示す
模式的断面図である。
【図28】NチャネルMOSトランジスタを有する半導
体装置の従来の製造方法について図27の次工程を示す
模式的断面図である。
【図29】NチャネルMOSトランジスタを有する半導
体装置の従来の製造方法について図28の次工程を示す
模式的断面図である。
【図30】NチャネルMOSトランジスタを有する半導
体装置の従来の製造方法について図29の次工程を示す
模式的断面図である。
【図31】NチャネルMOSトランジスタを有する半導
体装置の従来の製造方法について図30の次工程を示す
模式的断面図である。
【図32】NチャネルMOSトランジスタを有する半導
体装置の従来の製造方法について図31の次工程を示す
模式的断面図である。
【図33】NチャネルMOSトランジスタを有する半導
体装置の従来の製造方法について図32の次工程を示す
模式的断面図である。
【図34】NチャネルMOSトランジスタを有する他の
半導体装置の従来の製造方法を示す模式的断面図であ
る。
【図35】NチャネルMOSトランジスタを有する他の
半導体装置の従来の製造方法について図34の次工程を
示す模式的断面図である。
【図36】NチャネルMOSトランジスタを有する他の
半導体装置の従来の製造方法について図35の次工程を
示す模式的断面図である。
【図37】NチャネルMOSトランジスタを有する他の
半導体装置の従来の製造方法について図36の次工程を
示す模式的断面図である。
【図38】NチャネルMOSトランジスタを有する他の
半導体装置の従来の製造方法について図37の次工程を
示す模式的断面図である。
【図39】NチャネルMOSトランジスタを有する他の
半導体装置の従来の製造方法について図38の次工程を
示す模式的断面図である。
【図40】CMOS回路を有する半導体装置の従来の製
造方法を示す模式的断面図である。
【図41】CMOS回路を有する半導体装置の従来の製
造方法について図40の次工程を示す模式的断面図であ
る。
【図42】CMOS回路を有する半導体装置の従来の製
造方法について図41の次工程を示す模式的断面図であ
る。
【図43】CMOS回路を有する半導体装置の従来の製
造方法について図42の次工程を示す模式的断面図であ
る。
【図44】CMOS回路を有する半導体装置の従来の製
造方法について図43の次工程を示す模式的断面図であ
る。
【図45】CMOS回路を有する半導体装置の従来の製
造方法について図44の次工程を示す模式的断面図であ
る。
【図46】CMOS回路を有する半導体装置の従来の製
造方法について図45の次工程を示す模式的断面図であ
る。
【図47】CMOS回路を有する半導体装置の従来の製
造方法について図46の次工程を示す模式的断面図であ
る。
【図48】N領域及びP領域のドナー又はアクセプタ
(不純物)濃度と空乏層幅との関係を示す模式図であ
る。
【符号の説明】
1、21、41、51、61、71、81;基板 2、42、52a、52b;ウェル領域 3、43、53a、53b、63、83;素子形成予定
領域 4、24、44、54、64、74、84;フィールド
酸化膜 5、45、55a、55b;ゲート酸化膜 6、9、26、29、36、49、59、69、79、
89;レジスト膜 7、47;チャネル領域 8、48、58;ゲート電極膜 8a、38a、38b、58a、58b、88a;ゲー
ト電極 10、20、37、90;フォトマスク 12;ソース領域 13;ドレイン領域 14;層間絶縁膜 14a、14b;コンタクトホール 15a、15b;配線 23a、23b、73a、73b;トランジスタ形成予
定領域 25a、25b、65、75a、75b、85;絶縁膜 28、68、78、88;ポリシリコン膜

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上にゲート酸化膜を形成する
    工程と、前記ゲート酸化膜上に半導体材料からなるゲー
    ト電極膜を形成する工程と、前記ゲート電極膜上にレジ
    スト膜を形成する工程と、前記ゲート電極膜及び前記レ
    ジスト膜に対し同時に所定のパターンでイオンビームを
    照射することによりイオンを注入するイオン注入工程
    と、前記レジスト膜のイオン注入領域以外の領域を選択
    的に除去してゲート電極パターンを形成する工程と、前
    記レジスト膜をマスクとして前記ゲート電極膜をパター
    ニングしてゲート電極を形成する工程と、を有すること
    を特徴とするMOSトランジスタを有する半導体装置の
    製造方法。
  2. 【請求項2】 半導体基板上にゲート酸化膜を形成する
    工程と、前記ゲート酸化膜上にゲート電極膜を形成する
    工程と、前記ゲート電極膜上にレジスト膜を形成する工
    程と、前記レジスト膜及び前記ゲート電極膜の直下の前
    記半導体基板の表面に対し同時に所定のパターンでイオ
    ンビームを照射することによりイオンを注入するイオン
    注入工程と、前記レジスト膜のイオン注入領域以外の領
    域を選択的に除去してゲート電極パターンを形成する工
    程と、前記レジスト膜をマスクとして前記ゲート電極膜
    をパターニングしてゲート電極を形成する工程と、を有
    することを特徴とするMOSトランジスタを有する半導
    体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 第1導電型ゲート電極を有するMOSト
    ランジスタと第2導電型ゲート電極を有するMOSトラ
    ンジスタとにより構成された相補型のMOSトランジス
    タを有する半導体装置の製造方法において、半導体基板
    上にゲート酸化膜を形成する工程と、前記ゲート酸化膜
    上に半導体材料からなるゲート電極膜を形成する工程
    と、前記ゲート電極膜上にレジスト膜を形成する工程
    と、前記ゲート電極膜及び前記レジスト膜に対し同時に
    第1導電型ゲート電極のパターンでイオンビームを照射
    することによりイオンを注入する第1イオン注入工程
    と、前記第1イオン注入工程の後、直ちに前記ゲート電
    極膜及び前記レジスト膜に対し同時に第2導電型ゲート
    電極のパターンでイオンビームを照射することによりイ
    オンを注入する第2イオン注入工程と、前記レジスト膜
    のイオン注入領域以外の領域を選択的に除去して第1導
    電型ゲート電極及び第2導電型ゲート電極のパターンを
    形成する工程と、前記レジスト膜をマスクとして前記ゲ
    ート電極膜をパターニングして第1ゲート電極及び第2
    ゲート電極を形成する工程と、を有することを特徴とす
    るMOSトランジスタを有する半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 第1導電型MOSトランジスタと第2導
    電型MOSトランジスタとにより構成された相補型のM
    OSトランジスタを有する半導体装置の製造方法におい
    て、半導体基板上にゲート酸化膜を形成する工程と、前
    記ゲート酸化膜上に半導体材料からなるゲート電極膜を
    形成する工程と、前記ゲート電極膜上にレジスト膜を形
    成する工程と、前記レジスト膜及び前記ゲート電極膜の
    直下の前記半導体基板の表面に対し同時に第1導電型M
    OSトランジスタのゲート電極のパターンでイオンビー
    ムを照射することにより第1導電型イオンを注入する第
    1イオン注入工程と、前記第1イオン注入工程の後、直
    ちに前記レジスト膜及び前記ゲート電極膜の直下の前記
    半導体基板の表面に対し同時に第2導電型MOSトラン
    ジスタのゲート電極のパターンでイオンビームを照射す
    ることにより第1導電型イオンを注入する第2イオン注
    入工程と、前記レジスト膜のイオン注入領域以外の領域
    を選択的に除去して第1導電型MOSトランジスタ及び
    第2導電型MOSトランジスタのゲート電極パターンを
    形成する工程と、前記レジスト膜をマスクとして前記ゲ
    ート電極膜をパターニングして前記第1導電型MOSト
    ランジスタ及び前記第2導電型MOSトランジスタのゲ
    ート電極を形成する工程と、を有することを特徴とする
    MOSトランジスタを有する半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 第1導電型MOSトランジスタと第2導
    電型MOSトランジスタとにより構成された相補型のM
    OSトランジスタを有する半導体装置の製造方法におい
    て、半導体基板上にゲート酸化膜を形成する工程と、前
    記ゲート酸化膜上に半導体材料からなるゲート電極膜を
    形成する工程と、前記ゲート電極膜上にレジスト膜を形
    成する工程と、前記レジスト膜及び前記ゲート電極膜の
    直下の前記半導体基板の表面に対し同時に第1導電型M
    OSトランジスタのゲート電極のパターンでイオンビー
    ムを照射することにより第2導電型イオンを注入する第
    1イオン注入工程と、前記第1イオン注入工程の後、直
    ちに前記レジスト膜及び前記ゲート電極膜の直下の前記
    半導体基板の表面に対し同時に第2導電型MOSトラン
    ジスタのゲート電極のパターンでイオンビームを照射す
    ることにより第2導電型イオンを注入する第2イオン注
    入工程と、前記レジスト膜のイオン注入領域以外の領域
    を選択的に除去して第1導電型MOSトランジスタ及び
    第2導電型MOSトランジスタのゲート電極パターンを
    形成する工程と、前記レジスト膜をマスクとして前記ゲ
    ート電極膜をパターニングして前記第1導電型MOSト
    ランジスタ及び前記第2導電型MOSトランジスタのゲ
    ート電極を形成する工程と、を有することを特徴とする
    MOSトランジスタを有する半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記レジスト膜はSOG膜により形成さ
    れていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1
    項に記載のMOSトランジスタを有する半導体装置の製
    造方法。
  7. 【請求項7】 前記ゲート電極膜はポリシリコンにより
    形成されていることを特徴とする請求項1又は3に記載
    のMOSトランジスタを有する半導体装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006302396A (ja) * 2005-04-19 2006-11-02 Toshiba Corp 磁気記録媒体の製造方法

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