JPH1096913A - 液晶表示装置及びその製造方法 - Google Patents

液晶表示装置及びその製造方法

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JPH1096913A
JPH1096913A JP25212696A JP25212696A JPH1096913A JP H1096913 A JPH1096913 A JP H1096913A JP 25212696 A JP25212696 A JP 25212696A JP 25212696 A JP25212696 A JP 25212696A JP H1096913 A JPH1096913 A JP H1096913A
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Yasuhiro Matsushima
康浩 松島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラーフィルタをTFT基板側に形成した液
晶表示装置において、カラーフィルタによる印加電圧の
降下をなくし、さらにカラーフィルタからの液晶層への
不純物の拡散をなくすこと。 【解決手段】 少なくともスイッチング素子が形成され
た第1の基板と、対向電極が形成された第2の基板とを
備え、第1及び第2の基板間には液晶材料を挟持してな
る液晶表示装置において、前記スイッチング素子にはカ
ラーフィルタを形成するための下地電極が第1のコンタ
クトホールを介して接続され、液晶材料を駆動するため
の画素電極が第2のコンタクトホールを介して接続され
ていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示装置に関す
るものであり、より詳しくはTFT基板上にカラーフィ
ルタが形成された液晶表示装置及びその製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、薄膜トランジスタを液晶駆動用の
スイッチング素子として用いるアクティブマトリクス型
液晶表示装置の開発が活発に行われている。
【0003】一例として、液晶表示装置の周辺駆動回路
を基板上に形成した液晶表示装置の平面模式図を図5に
示す。ガラス基板または石英基板等の絶縁性基板31上
にゲート駆動回路32、ソース駆動回路33、及びTF
T(Thin Film Transistor)アレ
イ部34が形成されている。ゲート駆動回路32は、シ
フトレジスタ32a及びバッファ32bから構成され
る。ソース駆動回路33は、シフトレジスタ33aと、
バッファ33bと、ビデオライン38のサンプリングを
行うアナログスイッチ39とから構成される。TFTア
レイ部34には、ゲート駆動回路32から延びる複数の
平行するゲートバス配線116が配設されている。ソー
ス駆動回路33からは複数のソースバス配線120がゲ
ートバス配線116に直交して配設されている。そして
ゲートバス配線116に平行して付加容量共通配線11
4が配設されている。2本のゲートバス配線116、ソ
ースバス配線120、及び付加容量共通配線114に囲
まれた矩形の領域には、TFT35、画素36、及び付
加容量37が設けられている。TFT35のゲート電極
は、ゲートバス配線116に接続され、ソース電極はソ
ースバス配線120に接続されている。TFT35のド
レイン電極に接続された画素電極と対向基板上の対向電
極との間に液晶が封入され、画素36が構成されてい
る。また、付加容量共通配線114は対向電極と同じ電
位の電極に接続されている。
【0004】次に、図6に従来例における画素のレイア
ウトパターンを示す。さらに、図6のA−Aにおける断
面構造を図7に示す。図6及び図7を用いて従来例の画
素部を説明する。まず、絶縁性基板110上に活性層と
なる多結晶シリコン薄膜111を40nm〜80nmの
厚さで形成した。次に、スパッタリング法またはCVD
(Chemical Vapor Depositio
n)法を用いて、ゲート絶縁膜113を80nm〜15
0nmの厚さで形成した。次に、多結晶シリコン薄膜1
11において、後に付加容量を形成する付加容量部(図
6及び図7の斜線部分)にリンイオンを1×1015(c
-2)で注入した。
【0005】次に、ゲート電極116及び付加容量上部
電極114を金属または低抵抗の多結晶シリコンを用い
て所定の形状にパターニングを行った。次に、この薄膜
トランジスタの導電型を決定するために、ゲート電極上
方からリンイオンを1×1015(cm-2)で注入し、ゲ
ート電極下部にチャンネル112を形成した。次に、S
iO2 またはSiNxを用いて、第1の層間絶縁膜11
5を全面に形成後、コンタクトホール118及びコンタ
クトホール119の形成を行った。次に、ソースバス配
線120及びドレイン電極121をAlなどの低抵抗の
金属を用いて形成した。次に、第1の層間絶縁膜115
と同様にSiO2 またはSiNxを用いて第2の層間絶
縁膜124を全面に形成した後、コンタクトホール12
3の形成を行い、次いでITOなどの透明導電膜を用い
て画素電極125の形成を行った。ソースバス配線12
0及びドレイン電極121にAlを使用した場合には、
ドレイン電極121と画素電極125とのオーミックコ
ンタクトをとるためにバリアメタル126が、Ti、T
iw、Mo、MoSi等を用いて形成される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】通常、対向基板の内面
には、画素電極の隙間からの光漏れを防止するためのブ
ラックマトリクスと、それぞれの画素電極に対応して赤
色カラーフィルタ、緑色カラーフィルタ、青色カラーフ
ィルタとが形成され、その上部には透明導電膜によって
対向電極が形成されている。このように、対向基板にブ
ラックマトリクス及びカラーフィルタを形成した場合に
は、TFT基板と対向基板との貼り合わせにおいて貼り
合わせずれが生じるため、その分ブラックマトリクスを
大きく形成しておく必要が有り、開口率が低下する。ま
た、対向基板にカラーフィルタを形成する場合、寸法精
度が良いカラーフィルタを形成する必要が有るため、例
えばフォトリソグラフィ工程が必要となりコスト高とな
ってしまう。
【0007】この問題を解決するために、特開平5−5
874号公報に示されるようにTFT基板側にカラーフ
ィルタを形成することが考えられている。これは、フォ
トリソグラフィ工程を用いず画素電極上にR(赤)、
G、(緑)、B、(青)の電着カラーフィルタを形成す
るものである。この従来例の場合は、厚さが数μmの絶
縁物であるカラーフィルタが画素電極上に形成されてい
るために画素電極に書き込まれた電圧が電圧降下をおこ
し、液晶層に加わる実効電圧が低くなってしまう。ま
た、カラーフィルタが直接液晶層と接しているために、
カラーフィルタ内の不純物が液晶層に拡散し、その結果
液晶材料が劣化するという問題も生じていた。
【0008】本発明は、このような従来技術の課題を解
決するためになされたものであり、カラーフィルタによ
る印加電圧の降下をなくし、さらにカラーフィルタから
の液晶層への不純物の拡散をなくした、TFT基板上に
カラーフィルタを形成した液晶表示装置を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくともス
イッチング素子が形成された第1の基板と、対向電極が
形成された第2の基板とを備え、前記第1及び第2の基
板間には液晶材料を挟持してなる液晶表示装置におい
て、前記スイッチング素子上部に絶縁膜が形成され、該
絶縁膜上に下地電極が形成され、該下地電極を利用して
カラーフィルタが形成され、該カラーフィルタを覆って
平坦化膜が形成され、該平坦化膜上に画素電極が形成さ
れた第1の基板であって、前記スイッチング素子にはカ
ラーフィルタを形成するための下地電極が第1のコンタ
クトホールを介して接続され、液晶材料を駆動するため
の画素電極が第2のコンタクトホールを介して接続され
ていることを特徴とし、それによって上記目的が達成さ
れる。
【0010】前記カラーフィルタは、電着カラーフィル
タであることが望ましい。
【0011】隣り合う画素の下地電極及び画素電極は、
ゲートバスライン上及びソースバスライン上で分離され
ていることが望ましい。
【0012】前記第1の基板にはさらにブラックマトリ
クスを有し、前記第2の基板には対向電極のみを有する
ことが望ましい。
【0013】第1の基板上にはドライバが一体に形成さ
れたものであって、前記カラーフィルタは前記第1の基
板上に形成されたモノリシックドライバを利用して形成
されていてもよい。
【0014】本発明は、少なくともスイッチング素子が
形成された第1の基板と、対向電極が形成された第2の
基板とを備え、前記第1及び第2の基板間には液晶材料
を挟持してなる液晶表示装置の製造方法において、少な
くとも前記スイッチング素子上部に絶縁膜を形成する工
程と、該絶縁膜に第1のコンタクトホールを形成する工
程と、該第1のコンタクトホールを介して前記スイッチ
ング素子に接続された下地電極を形成する工程と、該下
地電極を利用してカラーフィルタを形成する工程と、少
なくとも該カラーフィルタを覆って平坦化膜を形成する
工程と、前記スイッチング素子上部の絶縁膜及び平坦化
膜に第2のコンタクトホールを形成する工程と、該第2
のコンタクトホールを介して前記スイッチング素子に接
続された画素電極を形成する工程とを有し、それによっ
て上記目的が達成される。
【0015】以下、作用について説明する。
【0016】本発明は、少なくともスイッチング素子が
形成された第1の基板と、対向電極が形成された第2の
基板とを備え、第1及び第2の基板間には液晶材料を挟
持してなる液晶表示装置において、前記スイッチング素
子上部に絶縁膜が形成され、該絶縁膜上に下地電極が形
成され、該下地電極を利用してカラーフィルタが形成さ
れ、該カラーフィルタを覆って平坦化膜が形成され、該
平坦化膜上に画素電極が形成された第1の基板であっ
て、前記スイッチング素子にはカラーフィルタを形成す
るための下地電極が第1のコンタクトホールを介して接
続され、液晶材料を駆動するための画素電極が第2のコ
ンタクトホールを介して接続されているので、カラーフ
ィルタを形成するための下地電極と液晶材料を駆動する
ための画素電極とが薄膜トランジスタのドレイン領域に
設けられた別々のコンタクトホールを介して接続されて
いる。そのことにより薄膜トランジスタのドレイン領域
と画素電極との接続を確実に行うことが出来、同一のコ
ンタクトホールを使用した場合はスイッチング素子と画
素電極との接続は下地電極を介して行うことになり、こ
の下地電極上部にはカラーフィルタが形成されるため下
地電極と画素電極との導通が困難である。また、カラー
フィルタは画素電極に覆われた構造となっているので画
素電極上部にカラーフィルタを形成した場合のようにカ
ラーフィルタによる液晶層に印加する実効電圧の低下を
防止できる。さらに、カラーフィルタ内の不純物の液晶
層への拡散を防止できるので液晶材料の劣化は生じな
い。カラーフィルタは下地電極を利用して形成するの
で、下地電極と同一のパターンでカラーフィルタが形成
可能であり、バスライン上で隣り合うカラーフィルタの
分離ができるので液晶パネルの開口率を大きくとること
ができる。また、フォトリソグラフィー工程を必要とし
ないので安価にカラーフィルタを形成できる。
【0017】前記カラーフィルタは、電着カラーフィル
タであることを特徴とするので、簡単な装置によって、
しかも低コストでカラーフィルタを形成することができ
る。
【0018】隣り合う画素の下地電極及び画素電極は、
ゲートバスライン上及びソースバスライン上で分離され
ているを特徴とするので、バスラインが遮光膜の役割を
持つことになり、この部分には遮光膜が必要がないので
開口率が大きくなる。
【0019】前記第1の基板にはさらにブラックマトリ
クスを有し、前記第2の基板の表示部には対向電極のみ
を有するので、対向基板にブラックマトリクスを形成し
た場合のように、ブラックマトリクスを貼り合わせマー
ジンの分大きく形成しておく必要がなく、開口率が大き
くなる。
【0020】前記カラーフィルタは前記第1の基板上に
形成されたモノリシックドライバを利用して形成される
ので、基板上に形成された端子部にカラーフィルタ形成
用の信号を入力すればよく、カラーフィルタ形成時の信
号入力が容易である。モノリシックドライバが基板上に
ない場合は、例えば基板にカラーフィルタ形成用のIC
を接続する必要があるが、モノリシックドライバが基板
上にある場合は基板上の端子に信号を入力すればよい。
もし、ドライバに欠陥があった場合には下地電極に正常
なカラーフィルタが形成されないので、カラーフィルタ
形成後の基板検査はモノリシックドライバの検査工程も
兼ねることができ、画素部とドライバの検査を同時に行
うことができる。
【0021】本発明は、少なくともスイッチング素子が
形成された第1の基板と、対向電極が形成された第2の
基板とを備え、第1及び第2の基板間には液晶材料を挟
持してなる液晶表示装置の製造方法において、少なくと
も前記スイッチング素子上部に絶縁膜を形成する工程
と、該絶縁膜に第1のコンタクトホールを形成する工程
と、該第1のコンタクトホールを介して前記スイッチン
グ素子に接続された下地電極を形成する工程と、該下地
電極を利用してカラーフィルタを形成する工程と、少な
くとも該カラーフィルタを覆って平坦化膜を形成する工
程と、前記スイッチング素子上部の絶縁膜及び平坦化膜
に第2のコンタクトホールを形成する工程と、該第2の
コンタクトホールを介して前記スイッチング素子に接続
された画素電極を形成する工程とを有するので、スイッ
チング素子と画素電極とは確実に接続され、簡単なプロ
セスで信頼性に優れた液晶表示装置を作製できる。
【0022】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)図1に本発明の実施の形態1における
画素1個分のレイアウト図を、図2に図1におけるB−
Bの断面図を示す。以下、図1及び図2に従って、本発
明を説明する。従来例と同様に絶縁性基板10上に活性
層となる多結晶シリコン薄膜11を40nm〜80nm
の厚さで形成した。次に、スパッタリング法またはCV
D法を用いて、ゲート絶縁膜13をSiO2 またはSi
Nxにより80nmの厚さで形成した。次に、斜線部の
付加容量領域にリンイオンを1×1015(cm-2)で注
入し、この部分の低抵抗化を行った。この斜線部は付加
容量下部電極となる。次に、付加容量上部電極14及び
ゲート電極16をAlまたは多結晶シリコンを用いて形
成した。
【0023】次に、この薄膜トランジスタの導電型を決
定するために、ゲート電極16上方からゲート電極16
をマスクとして、リンイオンを1×1015(cm-2)で
注入し、ゲート電極16下部の活性層にノンドープのチ
ャンネル部12を形成し、チャンネル部12以外の領域
は高濃度の不純物領域とした。TFTの活性層におい
て、チャンネル部12近傍に低濃度不純物領域またはノ
ンドープ領域を設けてTFTのオフ時にリーク電流が少
ない構造としてもよい。次に、第1の層間絶縁膜15を
全面に形成後、コンタクトホール18及びコンタクトホ
ール19を設けた。次に、ソースバス配線20、または
ソースバス配線20から延設されたソース電極及びドレ
イン電極21をAlなどの低抵抗の金属を用いて形成し
た。次に、第2の層間絶縁膜24を形成するが、本実施
の形態においては透明な感光性の有機膜をスピンコート
法により形成した。また、本実施の形態においては、こ
の液晶パネルを透過型液晶表示装置として使用するた
め、第2の層間絶縁膜24の材質としては着色のある有
機材料ではなく、透明なアクリル樹脂を使用した。この
第2の層間絶縁膜24の比誘電率は4以下と小さく、膜
厚は2μm以上あるため、絶縁膜下方からの電界の影響
を受けない。このことにより、液晶層に電圧を印加した
際に、液晶材料のリバースチルトを抑制することができ
る。
【0024】次に、ドレイン電極21上の第2の層間絶
縁膜24に第1のコンタクトホール23を設けて、コン
タクトホール23を覆ってカラーフィルタ形成用の下地
電極25をITOなどの透明導電膜材料によって形成し
た。この下地電極25は少なくとも液晶パネルの開口部
に形成される。さらに、下地電極25はバスライン上の
一部に重なる様に形成してもよい。この様にすること
で、後の工程でカラーフィルタ30を下地電極25上に
形成した際に、画素の開口部の全面にカラーフィルタを
形成することができる。一方、後に第2の層間絶縁膜2
4上に第3の層間絶縁膜26が形成された後、第2のコ
ンタクトホール28が形成されるが、この第2のコンタ
クトホール28が形成される領域に下地電極25は形成
されない。
【0025】次に、この基板をR(赤)用の電着溶液に
浸漬し、R用の下地電極25に電着電圧を印加すること
により下地電極25上部にRの電着カラーフィルタ30
を形成した。続いて、同じ様にしてG(緑)用の電着カ
ラーフィルタ(図示せず)、B(青)用の電着カラーフ
ィルタ(図示せず)を形成した。
【0026】このように、電着によってカラーフィルタ
を形成するので、画素電極に対するカラーフィルタの位
置ずれは起こらない。この電着カラーフィルタ30は下
地電極25と同一のパターンで形成することができるの
で、小型高精細の液晶パネルのようにバスラインの幅が
狭くなった場合でも、隣り合うカラーフィルタの分離を
バスライン上で行うことが可能であるため、液晶パネル
の開口部にカラーフィルタが形成されないためにおこる
表示品位の低下は起こらない。また、このTFT基板に
断線や薄膜トランジスタの動作不良があった場合、下地
電極上に正常なカラーフィルタが形成されない。従っ
て、カラーフィルタ形成後、このカラーフィルタの有無
を調べることにより、TFT基板の欠陥の有無がわかる
ので、カラーフィルタの検査はTFT基板の検査工程を
兼ねている。ここで、欠陥の見つかったTFT基板は後
の工程にまわす必要がないため、従来行われていた液晶
パネルの組立て後の検査よりも早く欠陥の有無が判明す
るので工程のロスがなく優れている。
【0027】さらに、ドライバ一体型液晶表示装置にお
いては、下地電極形成時にはモノリシックドライバは完
成しており、モノリシックドライバを用いて下地電極上
に電着カラーフィルタの形成を行うことも可能である。
この場合には、絶縁性基板上に形成された端子部にカラ
ーフィルタ形成用の信号を入力すればよく、カラーフィ
ルタ形成時の信号入力が容易である。もし、モノリシッ
クドライバに欠陥があった場合には下地電極上に正常な
カラーフィルタが形成されないので、カラーフィルタ形
成後の基板検査はモノリシックドライバの検査工程も兼
ねることができ、画素部とドライバの検査を同時に行う
ことができる。
【0028】次に、有機材料を用いて第3の層間絶縁膜
26を形成し、ドレイン電極21上の第2の層間絶縁膜
24及び第3の層間絶縁膜26に第2のコンタクトホー
ル28を設けた。この第3の層間絶縁膜26はカラーフ
ィルタ30の形成による段差を低減するための平坦化膜
として機能する。この平坦化膜がないとカラーフィルタ
30の段差に起因してTFT基板と対向基板との貼り合
わせを行った際に、基板間のギャップむらが生じてコン
トラストが低下するのでカラーフィルタ上に平坦化膜が
あるほうが望ましい。次に、この第2のコンタクトホー
ル28を覆ってITOにより画素電極32を形成した。
このように、カラーフィルタ形成用の下地電極25と画
素電極32とを薄膜トランジスタのドレイン電極21上
の第2の層間絶縁膜24及び第3の層間絶縁膜26に設
けた別々のコンタクトホール23及びコンタクトホール
28を介してドレイン電極21に接続しているので、同
一のコンタクトホールにより下地電極25と画素電極3
2とをドレイン電極21に接続した場合のように画素電
極32とドレイン電極21との接続不良は起こらない。
また、下地電極25上にコンタクトホールを設けて、下
地電極25を介してドレイン電極21と画素電極32と
を接続することも考えられるが、この場合は電着カラー
フィルタのエッチングが必要となる。しかしながら、こ
の電着カラーフィルタのエッチングは困難であるため、
本実施の形態のようにドレイン電極21上に2つのコン
タクトホールを設けて、ドレイン電極21と画素電極3
2の接続を行う方が作製が容易である。
【0029】一方、対向基板にはITOによる対向電極
と非透光性の金属材料によってブラックマトリクスが形
成される。その後、TFT基板及び対向基板に配向処理
が行われ、貼り合わされた後、基板間に液晶が封入され
液晶パネルとなる。
【0030】(実施の形態2)本実施の形態において
は、TFT基板上にブラックマトリクス(遮光膜)を形
成した場合について説明する。これは、図3に示される
ように、TFT上部に遮光膜34を形成するものであ
る。図3においては、実施の形態1と同様に隣り合う画
素の下地電極25上に形成されたカラーフィルタ30の
分離がソースバスライン及びゲートバスライン上で行わ
れており、かつ隣り合う画素電極32の分離がソースバ
スライン及びゲートバスライン上で行われているので、
バスラインが遮光膜の役割をもつためTFT上部のみ遮
光膜を形成すればよい。この場合は、TFT基板上にカ
ラーフィルタ及びブラックマトリクスが形成されている
ため、対向基板には対向電極のみ形成すればよい。従っ
て、対向基板に遮光パターンを形成した場合のように、
遮光膜を貼り合わせマージンの分大きく形成しておく必
要がなく、開口率が大きくなる。
【0031】図3のC−Cにおける断面図を図4に示
す。符号は、図2と同一のものを使用している。図3と
図4を用いて第2の実施の形態を説明する。本実施の形
態において、下地電極25を用いてR、G、Bのカラー
フィルタ30を電着により形成し、その上部に第3の層
間絶縁膜26を形成するまでは実施の形態1と同様であ
る。第2の層間絶縁膜24及び第3の層間絶縁膜26に
コンタクトホール28を設けた後、遮光膜34を図3に
示すパターンで形成した。この遮光膜34は薄膜トラン
ジスタを覆っているので、この薄膜トランジスタに光が
照射された場合に起こるオフ電流の増加はない。この遮
光膜の材料としては非透光性のものでドレイン電極21
と画素電極32とのオーミックコンタクトがとれる材料
が望ましい。例えば、TiW、TiN、Moなどが使用
できる。
【0032】次に、絶縁膜36を形成し、コンタクトホ
ール37を設けた後、画素電極32を形成した。
【0033】本実施の形態においても、カラーフィルタ
を、同一基板上に形成されたモノリシックドライバを用
いて形成すれば実施の形態1と同じく容易に形成でき
る。
【0034】実施の形態1と実施の形態2においては薄
膜トランジスタのドレイン領域に形成されたドレイン電
極21上に第1のコンタクトホール23及び第2のコン
タクトホール28を設けたが、薄膜トランジスタのドレ
イン領域上に直接第1のコンタクトホール及び第2のコ
ンタクトホールを設けて、ドレイン領域と下地電極及び
画素電極との接続を行ってもよい。
【0035】さらに、実施の形態1と実施の形態2にお
いては半導体層として多結晶シリコンを使用しTFTの
構造としてはコプラナ型のものを使用したが、本発明は
これに限るものではなく半導体層として他の半導体材料
を使用してもよく、TFTの構造として逆スタガーなど
他の構造を採用してもよい。
【0036】また、実施の形態1及び実施の形態2にお
いては、カラーフィルタの形成を簡便に行うことができ
る電着法によって、カラーフィルタを形成しているが、
下地電極を利用してカラーフィルタの形成を行うもので
あれば、他の方法を利用してもよい。例えば、ミセル電
界法を利用することも可能である。
【0037】
【発明の効果】本発明は、少なくともスイッチング素子
が形成された第1の基板と、対向電極が形成された第2
の基板とを備え、前記第1及び第2の基板間には液晶材
料を挟持してなる液晶表示装置において、前記スイッチ
ング素子上部に絶縁膜が形成され、該絶縁膜上に下地電
極が形成され、該下地電極を利用してカラーフィルタが
形成され、該カラーフィルタを覆って平坦化膜が形成さ
れ、該平坦化膜上に画素電極が形成された第1の基板で
あって、前記スイッチング素子にはカラーフィルタを形
成するための下地電極が第1のコンタクトホールを介し
て接続され、液晶材料を駆動するための画素電極が第2
のコンタクトホールを介して接続されているので、カラ
ーフィルタを形成するための下地電極と液晶材料を駆動
するための画素電極とが薄膜トランジスタのドレイン領
域に設けられた別々のコンタクトホールを介して接続さ
れているので薄膜トランジスタのドレイン領域と画素電
極との接続を確実に行うことができ、同一のコンタクト
ホールを使用した場合のように下地電極上部の残渣によ
って画素電極と薄膜トランジスタのドレイン領域との導
通不良は起こらない。また、カラーフィルタは画素電極
に覆われた構造となっているので、画素電極上部にカラ
ーフィルタを形成した場合のように、カラーフィルタに
よる液晶層に印加する実効電圧の低下を防止できる。さ
らに、カラーフィルタ内の不純物の液晶層への拡散を防
止できるので液晶材料の劣化は生じない。また、カラー
フィルタは下地電極を利用して形成するので、下地電極
と同一のパターンでカラーフィルタを形成することが可
能であり、さらにバスライン上で隣り合うカラーフィル
タの分離ができるので液晶パネルの開口率を大きくとる
ことができる。また、フォトリソグラフィー工程を必要
としないので安価にカラーフィルタを形成できる。
【0038】前記カラーフィルタは、電着カラーフィル
タであることを特徴とするので、簡単な装置によって、
しかも低コストでカラーフィルタを形成することができ
る。
【0039】隣り合う画素の下地電極及び画素電極は、
ゲートバスライン上及びソースバスライン上で分離され
ているを特徴とするので、バスラインが遮光膜の役割を
持つことになり、この部分には遮光膜が必要がないので
開口率が大きくなる。
【0040】前記第1の基板にはさらにブラックマトリ
クスを有し、前記第2の基板には対向電極のみを有する
ので、対向基板にブラックマトリクスを形成した場合の
ように、ブラックマトリクスを貼り合わせマージンの分
大きく形成しておく必要がなく、開口率が大きくなる。
【0041】第1の基板上にはドライバが一体に形成さ
れたものであって、前記カラーフィルタは前記第1の基
板上に形成されたモノリシックドライバを利用して形成
されるので、基板上に形成された端子部にカラーフィル
タ形成用の信号を入力すればよく、カラーフィルタ形成
時の信号入力が容易である。モノリシックドライバが基
板上にない場合は、例えば基板にカラーフィルタ形成用
のICを接続する必要があるが、モノリシックドライバ
が基板上にある場合は基板上の端子に信号を入力すれば
よい。もし、ドライバに欠陥があった場合には下地電極
に正常なカラーフィルタが形成されないので、カラーフ
ィルタ形成後の基板検査はモノリシックドライバの検査
工程も兼ねることができ、画素部とドライバの検査を同
時に行うことができる。
【0042】本発明は、少なくともスイッチング素子が
形成された第1の基板と、対向電極が形成された第2の
基板とを備え、前記第1及び第2の基板間には液晶材料
を挟持してなる液晶表示装置の製造方法において、少な
くとも前記スイッチング素子上部に絶縁膜を形成する工
程と、該絶縁膜に第1のコンタクトホールを形成する工
程と、該第1のコンタクトホールを介して前記スイッチ
ング素子に接続された下地電極を形成する工程と、該下
地電極を利用してカラーフィルタを形成する工程と、少
なくとも該カラーフィルタを覆って平坦化膜を形成する
工程と、前記スイッチング素子上部の絶縁膜及び平坦化
膜に第2のコンタクトホールを形成する工程と、該第2
のコンタクトホールを介して前記スイッチング素子に接
続された画素電極を形成する工程とを含むので、スイッ
チング素子と画素電極とは確実に接続され、簡単なプロ
セスで信頼性に優れた液晶表示装置を作製できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による液晶表示装置の画
素1個分の平面図である。
【図2】本発明の実施の形態1による液晶表示装置の画
素1個分の断面図である。
【図3】本発明の実施の形態2による液晶表示装置の画
素1個分の平面図である。
【図4】本発明の実施の形態2による液晶表示装置の画
素1個分の断面図である。
【図5】液晶表示装置の構成を示す回路図である。
【図6】従来例による液晶表示装置の画素1個分の平面
図である。
【図7】従来例による液晶表示装置の画素1個分の断面
図である。
【符号の説明】
10 絶縁性基板 11 多結晶シリコン薄膜 12 チャンネル部 13 ゲート絶縁膜 14 付加容量上部電極 15 第1の層間絶縁膜 16 ゲート電極 18 コンタクトホール 19 コンタクトホール 20 ソース電極 21 ドレイン電極 23 第1のコンタクトホール 24 第2の層間絶縁膜 25 下地電極 26 第3の層間絶縁膜 28 第2のコンタクトホール 30 カラーフィルタ 32 画素電極 34 遮光膜 37 コンタクトホール

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともスイッチング素子が形成され
    た第1の基板と、対向電極が形成された第2の基板とを
    備え、前記第1及び第2の基板間には液晶材料を挟持し
    てなる液晶表示装置において、 前記スイッチング素子上部に絶縁膜が形成され、該絶縁
    膜上に下地電極が形成され、該下地電極を利用してカラ
    ーフィルタが形成され、該カラーフィルタを覆って平坦
    化膜が形成され、該平坦化膜上に画素電極が形成された
    第1の基板であって、 前記スイッチング素子にはカラーフィルタを形成するた
    めの下地電極が第1のコンタクトホールを介して接続さ
    れ、液晶材料を駆動するための画素電極が第2のコンタ
    クトホールを介して接続されていることを特徴とする液
    晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記カラーフィルタは、電着カラーフィ
    ルタであることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装
    置。
  3. 【請求項3】 隣り合う画素の下地電極及び画素電極
    は、ゲートバスライン上及びソースバスライン上で分離
    されていることを特徴とする請求項1または2記載の液
    晶表示装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の基板にはさらにブラックマト
    リクスを有し、前記第2の基板の表示部には対向電極の
    みを有することを特徴とする請求項1乃至3記載の液晶
    表示装置。
  5. 【請求項5】 第1の基板上にはドライバが一体に形成
    されたものであって、 前記カラーフィルタは前記第1の基板上に形成されたモ
    ノリシックドライバを利用して形成されていることを特
    徴とする請求項1乃至4記載の液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 少なくともスイッチング素子が形成され
    た第1の基板と、対向電極が形成された第2の基板とを
    備え、前記第1及び第2の基板間には液晶材料を挟持し
    てなる液晶表示装置の製造方法において、 少なくとも前記スイッチング素子上部に絶縁膜を形成す
    る工程と、該絶縁膜に第1のコンタクトホールを形成す
    る工程と、該第1のコンタクトホールを介して前記スイ
    ッチング素子に接続された下地電極を形成する工程と、
    該下地電極を利用してカラーフィルタを形成する工程
    と、少なくとも該カラーフィルタを覆って平坦化膜を形
    成する工程と、前記スイッチング素子上部の絶縁膜及び
    平坦化膜に第2のコンタクトホールを形成する工程と、
    該第2のコンタクトホールを介して前記スイッチング素
    子に接続された画素電極を形成する工程とを有する液晶
    表示装置の製造方法。
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